JPH08224173A - 横方向開放式幅広ドアを備えた自動パン製造装置 - Google Patents

横方向開放式幅広ドアを備えた自動パン製造装置

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JPH08224173A
JPH08224173A JP7277964A JP27796495A JPH08224173A JP H08224173 A JPH08224173 A JP H08224173A JP 7277964 A JP7277964 A JP 7277964A JP 27796495 A JP27796495 A JP 27796495A JP H08224173 A JPH08224173 A JP H08224173A
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floor
door
automatic bread
saucer
pan
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    • A21BAKING; EDIBLE DOUGHS
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    • A21B7/00Baking plants
    • A21B7/005Baking plants in combination with mixing or kneading devices

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 パン屋の通常のパンの形状に似た形状を有す
るパンを製造する改良パン製造装置。 【解決手段】 自動パン製造装置10のドア23は水平
方向に揺動して実質的にオーブン床部11まで延びる前
面開口部を形成し、かくして焼き用受皿27の「幅広
側」挿入および取出しを容易にする。ドア23は、これ
を閉じると、オーブン床部11から上方に、そして受皿
27のすぐ上方の位置まで後方に延びる。ドア23が開
いている状態では、その結果の幅広口構成により更に容
易になる。受皿27は、その底部67に沿って間隔を隔
てられ、生地を混合するための2つの被駆動混練部材9
5を有している。この新規なパン製造装置10により作
られたパンは通常の形状のものであり、その長さに沿っ
て延びる隆起頂部を有しており、またパン屋の通常のパ
ンのものによく似た大きさ形状および全体外観を有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に食品装置に関し、
より詳細には、パン製造装置に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】家庭で
使用するための自動パン製造装置は益々評判良くなって
きている。何故なら、使用者が小売店で容易には手に入
らない種類の特製および注文のパンを製造することがで
きるからである。かかるパン製造装置の評判良さの他の
理由は、温かいうちに、すなわち、焼きが終了してすぐ
にパンを食することができると言う点である。温かい焼
きたてのパンは食事の喜びを増す独特な芳香および組織
を有している。特許文献には、自動パン製造装置の多数
の例がある。米国特許第 4,415,799号(タナカ)、第
4,776,265号(オジマ)、第 4,836,683号( アオヤ
マ)、第 4,870,896号(アサヒナ等)、第 4,903,587号
(ナガサカ等)、第 4,977,822号(セオ等)、第 4,98
4,512号(タカハシ等)がほんのわずかを示している。
オジマ特許のパン製造装置のような幾つかのパン製造装
置では、蓋を閉じた状態で焼き室の内側を見る方法が無
い。タナカ等、タカハシ等、およびナガサカ等の特許の
パン製造装置のような他ののパン製造装置は見るための
窓部を有している。自動パン製造装置が評判良くなりつ
つあるのにかかわらず、これらの自動パン製造装置はパ
ン屋の通常のパンの大きさ、形状および外観にほんの僅
かに似たパンを製造する。例えば、アサヒナ等およびセ
オ等の特許に示されたパン製造装置は離脱式頂蓋を備え
た矩形の起立「カン状」容器を有している。実際、それ
らの起立生地容器、単一底混練パドルおよび頂蓋では、
かかるパン製造装置は液体を混合したり、或いは食品を
切ったりするのに使用されるブレンダに似ている。かか
るパン製造装置はパンの起立長軸線と直角な平面に沿っ
て横断面が正方形または実質的に正方形であるパンを製
造する。
【0003】更に、例えばアサヒナ等およびセオ等のパ
ン製造装置を使用して作ったパンの寸法特性は普通では
ない。このようなパンは実質的に立方体形である。オジ
マまたはアオヤマのパン製造装置を使用して作ったパン
は円筒形であり、従って、更に普通ではなく、且つ薄切
りしたり、パン屋の通常のパンからの「側面が丸い」矩
形の切片を受け入れる在来のトースタで焼いたりするの
がより困難である。公知の自動パン製造装置の更に他の
望ましくない面は、その起立した生地収容受皿(または
恐らく、より正確には、「カン」)は長い水平の受皿中
で生地を混合するのに数および位置が十分である混練パ
ドルが無いと言う点である。公知のパン製造装置の更に
他の特徴は、口の広い開口部を通してのパン受皿の「幅
広側」挿入および取出しを受け入れない(或いは少なく
とも容易には受け入れないと言う点である。例えば、タ
ナカ等の特許は、水平軸線を中心に垂直方向に揺動する
平らな垂直ドアを有するパン製造装置を示している。
(パン製造装置が通常そうであるように)かかるパン製
造装置がカウンタ高さにあるとき、使用者はパン受皿を
設置したり取り外したりするのに屈んだり伸びたりしな
ければならない。
【0004】米国特許第 4,844,048号(アルガ等)のパ
ン製造装置は後部でヒンジ留めされ、見る窓を有する平
らな水平の頂部開放式蓋を有している。頂部開放式蓋に
よれば、しばしば、上に食器棚を有するカウンタ頂部で
パン製造装置を使用することを妨げ、ドアを開けるため
に隙間が全く無い。受皿は頂部から設置したり取り外し
たりしなければならない。言い換えると、タナカ等およ
びアルガ等の特許のパン製造装置はオーブン室への正面
および頂部接近の両方を可能にするオーブン室開口部を
有していない。かかるパン製造装置は室への受皿の「斜
め下方」挿入を行うことができない。米国特許第 D183,
216 号(ジョンソン等)、第 2,478,253号(ドナー)、
第2,502,685 号(ワーナー)、第 4,903,587号(ナガサ
カ等)および第 4,984,512号(タカハシ等)は、上方に
回動する傾斜「巻付け型」ドア(ジョンソン等の特
許)、上方に回動するフード状ドア(ドナー特許)、お
よび湾曲した或いは複数平面頂部ヒンジ留めドア(ワナ
ー、ナガサカ等およびタカハシ等の特許)を含む種々の
ドア構成を有する調理装置を示しているこのようなドア
構成は余分のカウンタ─食器棚隙間を必要としたり、或
いは装置内部への容易な接近を損なったりする。
【0005】従来技術の問題および欠点うちの幾つかを
解消し、且つパン屋の通常のパンの形状に似た形状を有
するパンを製造する改良パン製造装置が当業界における
重要な進歩である。本発明の目的は上記問題を含めて当
業界における問題を解消する改良パン製造装置を提供す
ることである。本発明の他の目的はパン屋の通常のパン
の形状に似た形状を有するパンを製造する改良パン製造
装置を提供することである。本発明の他の目的は高さよ
り可なり大きい長さを有するパンを製造する改良パン製
造装置を提供することである。本発明の更に他の目的は
長さの沿って伸びる隆起頂部を有するパンを製造する改
良パン製造装置を提供することである。本発明の他の目
的はパン受皿の斜め下方の幅広側挿入および取出しを可
能にするように構成された改良パン製造装置を提供する
ことである。本発明の他の目的はオーブン室への「幅広
口」頂部/前面接近を可能にする改良パン製造装置を提
供することである。
【0006】本発明の他の目的は高さを最小にする形状
および構成を有する改良パン製造装置を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明はモータを固着した基部
と、モータに連接されて生地混練部材を作動するための
駆動手段とを有する種類の自動パン製造装置に関する。
床部と、固定された包囲表面および出入ドアとにより室
が構成されている。オーブン室に設けられる受皿は駆動
手段に連接された混練部材を有している。改良におい
て、出入ドアは実質的に垂直軸線を中心に回動可能であ
り、且つオーブン室を開閉するために実質的に水平方向
に揺動可能である。ドアは実質的にオーブン床部まで伸
びる前開口部を形成する開位置まで移動可能である。か
かる開口部により、使用者が受皿を挿入したり取出した
りするのが容易になる。出入ドアは、これを閉じると、
オーブン床部から上方に、そして受皿の直ぐ上方の位置
まで後方に延びる。ドアをそのように構成すると(かか
るドアが開いているとき)、受皿の「幅広側」挿入およ
び取出しが更に容易になる。便宜上、出入ドアは使用者
が混練および焼く作用を見ることができる窓部を有して
いる。この新規なパン製造装置の受皿は広いより長い底
部を有しており、オーブン床部および出入ドアの各々は
受皿の長さより幅広い。このような寸法特徴および関係
はパン製造装置の高さを最小にし、且つオーブン室への
受皿の幅広側挿入を受け入れる。
【0008】受皿はその長さに沿って間隔を隔てられた
一対の混練部材を有している。成分混合中、混練部材が
受皿底部の近くで水平平面内で回転すると、混練部材の
一方または両方が受皿中の生地に達する。この構成は長
さに沿って延びる隆起頂部を有する通常の形状のパンの
自動製造を容易にする。このようなパンは大きさ、形状
および全体外観がパン屋の通常のパンに似ている。その
結果、新規なパン製造装置は、その生成物がいずれかの
従来のパン製造装置により作られたパンよりも「標準」
パンによく似ているので、使用者にとってより興味を引
くものである。この新規なパン製造装置のなお一層の詳
細を下記の詳細な説明および図面に示す。
【0009】
【実施例】この明細書では、語「長さ」は図1、図2、
図3および図4で見て左右で測定した寸法を意味してい
る。語「幅」は図1で見て前後で測定した、或いは図3
で見て上下で測定した寸法を意味している。語「高さ」
または「深さ」は図1、図2および図3で見て上下で測
定した寸法を意味している。図1および図2を参照して
説明すると、新規な自動パン製造装置10は基部すなわ
ち床部11と、床部の上の隔室13とを有している。か
かる隔室13は制御装置15および可逆電気モータ17
を包囲している。制御装置15はパン製造装置10の作
動サイクルを実施し、後でより詳細に説明するように、
モータ17はパン生地を作るために成分を混合する混練
部材を作動する。床部11上には、オーブン室19が設
けられており、このオーブン室19は隔室13に当接し
ており、床部11と、壁部材21と、使用者が混練およ
び焼き作用を見ることができる窓部25を有する出入ド
ア23とにより構成されている。室19には、パン生地
を作るために混合される成分を受入れるための受皿27
が設けられている。
【0010】壁部材21は後部分29、頂部分31およ
び横側部分33を有しており、これらの部分すべては互
いに且つ床部11に対して固定されており、すなわち、
移動不可能である。頂部分31の表面35はパン製造装
置床部11の上方の第1高さにあり、部分31、33は
実質的に直角である平ら面を構成している。また、壁部
材21は垂直な横縁部41および水平な頂縁部43を有
しており、頂縁部43は受皿27の実質的に直ぐ上に位
置決めされており、受皿長さに沿って延びている。非常
に好適な実施例では、出入ドア23は壁部材21の前横
縁部41およびドア23の後横縁部45に沿って壁部材
21にヒンジ留めされており、実質的に垂直な軸線47
を中心に横方向に枢動可能である。かくして、出入ドア
23は実質的に水平方向に揺動し、また床部11まで、
受皿の上方領域まで、且つ側部分33まで延びる前開口
部49を構成している。ドア23自身は前面53および
頂面55を有しており、これらの面の両方は魅力的に曲
線状である。また、実質的に平らな第1および第2側面
57、59が設けられており、第1側面57は実質的に
垂直な後縁部45を有している。頂面55および第1側
面57の少なくとも大部分は前面53から後方に延びて
いる。ドア23は第1高さ37の上方でのドアの移動な
しに前開口部に対して横方向に揺動し、その結果の開口
部49は実質的にオーブン床部11まで延びる。
【0011】また、部分55、57、59は平らな面6
1を構成しており、この面61は実質的直角であり、パ
ン焼きのためにドア23を閉じると、壁部材21の面3
9に当接する。出入ドア23を閉じると、このドア23
はオーブン床部11に沿って上方に延び、受皿27の直
ぐ上の位置まで後方に湾曲する。すなわち、ドア23の
頂縁部63は受皿27の直ぐ上で壁部材21の頂縁部4
3に当接する。ドア23を開くと、パン製造装置10は
非常に十分な口部領域を有し、この口部領域は受皿27
の装入および取出しを更に容易にするように頂部ならび
に前部および側部で開放している。横方向に揺動するド
ア23は、特に、往々にしてあることだが、パン製造装
置が食器棚の後方のキッチンカウンタ上に位置を占める
場合に、頂部ヒンジ留めドアよりも諸利点がある。この
ようなドア23は実質的に水平方向に揺動し、パン製造
装置10の前面から離れた状態でオーブン室への多方向
接近を許容する。カウンタ─食器棚間隔により、頂部ヒ
ンジ留めドアが十分に開放されたり、開放のままに留ま
ったりするのを防いでいる。また、横方向に揺動するド
ア23は、底部ヒンジ留めドアを開放すると、この底部
ヒンジ留めドアが使用者に向けて外方に突出し、オーブ
ンへの容易な接近を損なうので、底部ヒンジ留めドアよ
り利点がある。
【0012】オーブン床部11および出入ドア23の各
々が受皿27より長いことが図2から明らかである。か
かる構成は室19への受皿27の「幅広側」挿入に対処
しており、且つパン製造装置の高さを最小にしている。
(「幅広側」挿入は、図3に示すように、受皿27の長
い軸線65が壁部材21の後部分29と概ね平行である
ように、受皿2を保持しながら室19に挿入することが
できることを意味している。受皿の設置および取外し
中、受皿27を捩じったり回したりする必要がない。) 図1、図3、図4および図5を参照して、新規なパン製
造装置の受皿27の特徴を以下に説明する。この新規な
受皿27はフット状の下方に延びるリム69上に支持さ
れた底部69を有している。受皿27が室19内に適所
にあるとき、かかるリム69はオーブン床部11に静止
している。受皿27は第1および第2端パネル71、7
3および第1および第2側パネル75、77を有してい
る。これらのパネル71、73、75、77は実質的に
平らであり、底部67からこれに対して90°より僅か
に大きい角度で上方に延びている。それにより、受皿2
7は、これを反転することにより焼かれたパンを容易に
受皿から取り出すことができるように「ドラフト」を有
すると言える。底部67とのパネル71、73、75、
77の接合部79およびパネル71、73、75、77
の互いの接合部81は僅かに湾曲されており、パン屋で
製造されたパン屋の通常のパンの形状によく似た形状を
仕上げパンに与えるように機能する。
【0013】受皿27の頂部は外方に突出するリップ8
3により境界決めされており、取っ手85が側パネル7
5、77の各々の上方でリップ83から張り出してい
る。受皿27をその周囲のどこでもリップ83により把
持し得るが、取っ手85により、高温の受皿27を断熱
ミット、パッド等で取り扱うときに有利であるより確実
な把持を許容している。底部67は受皿27の長さに沿
って間隔を隔てられた一対のボス87を有している。各
ボス87には、シャフト孔89が形成されており、各孔
89には、僅かな摺動隙間をもってシャフト93を受け
入れるためにベアリング91が設けられている。かかる
シャフト93はモータ17に連接されており、受皿底部
67を通って延びており、混練部材95a、95bを駆
動する。受皿27の内面は概ね底部67とリップ83と
の間に延びている複数の間隔を隔てられた混合隆起部9
7を有している。非常に好適な実施例では、4つの隆起
97、すなわち、各混練部材95ごとに一対の隆起部9
7が設けられている。各隆起部97は上下方向に線形で
あり、概ね半円形の横断面形状を有している。好ましく
は、対向した各対の隆起部、すなわち、図3におけるよ
うな隆起部97a、97bは隣接シャフト93の中心軸
線から僅かに間隔を隔てられた軸線99上にある。後述
のように構成された混練部材95では、生地混練の終了
時に焼くために混練部材95を平らに折りたたむとき、
混練部材95は隆起部97を通過する。
【0014】受皿27がパン屋の通常のパンのように構
成された2分の1または4分の1ポンドのパンを生じる
ように構成される場合、隆起部97の好適な数および設
置は上記の如くであることがわかった。かかる隆起部9
7はパン生地ボールを受皿27中で心出し状態に保つ傾
向があり、かかるボールはさほど望ましくなくスピンし
そうではない。生地成分、例えば、パン粉は湾曲受皿接
合部81から良好に動きまわる。本発明の他の面では、
受皿27は長さL、幅W、内側基部面積A(重なり重破
線で取り囲まれた面積)および深さDを有する。好適な
実施例では、長さL対幅Wの比は1.5より大きく、最
も好ましくは、1.8より大きい。更に、深さD対内側
低部面積Aの比は好ましくは約0.1未満であり、最も
好ましくは、約0.08未満である。(DおよびAはそ
れぞれ線および面積測定値である。これらの比は測定単
位と関係なしに数値を使用している。) 特に図4および図5を参照して説明すると、新規な受皿
27の他の特徴は、受皿27の直角の横断面構成、すな
わち、受皿27の長軸線と直角な平面5─5および受皿
の長さに沿った間隔を隔てられた位置において横断面で
見た場合の受皿の大きさおよび形状が実質的に一定であ
ると言う点である。この特徴は新規なパン製造装置10
により作られたパンがパン屋の通常のパンの外観を有す
ることにも寄与している。
【0015】図6および図12をも参照して説明する
と、受皿27の第2具体例は各々が後述の混練部材の各
々を受け入れる一対の凹部部分107を持つ底部105
を有している。好ましくは、各凹部部分107は混練部
材95の折りたたみ式ブレード109を丸々受け入れる
のに十分な深さのものである。すなわち、ブレード10
9を図12に破線で示すように平らに折りたたむと、か
かるブレード109は凹部部分107に収めされる。図
1および図7に示すオーブン床部11を考察すると、か
かる床部11は長さFLおよび幅FWを有する。長さF
L対幅FWの好適な比は少なくとも約1.5であり、最
も好ましくは、かかる比は少なくとも約1.8である。
以上から、図8をも参照すると、パン製造装置10およ
びその受皿28はパン屋の通常のパンの形状でパン11
1を生じることがわかるであろう。すなわち、パン11
1は実質的に平らな端部および側部と、その長さに沿っ
て延びる隆起頂部113とを有している。パン屋の通常
のパンノ特徴であるように、パン製造装置により作られ
たパンは矢印115、117で示すように2つの相互に
直角な平面で王冠状になっており、すなわち、湾曲して
いる。
【0016】図3、図4、図9、図10、図11および
図12を参照して、混練部材の特徴およびかかる部材を
作動する方法を以下に説明する。モータはかかる部材9
5を駆動する手段119に連結されており、またモータ
はモータシャフトに取付けられてこのシャフトとともに
回転する小径の駆動プーリ121を有している。かかる
プーリ121はベルト123により大径の被駆動プーリ
125に連接されており、大径の被駆動プーリ125は
プーリ121の速度より十分に低い速度で回転する。プ
ーリ125には、中間直径の第1歯車127が設けられ
ており、この第1歯車127はプーリ125と同心であ
り、もちろん、プーリ125と同じ速度で回転する。第
1歯車127はその直径に等しい中間直径の第2歯車1
29に係合する。以上から、モータのいずれかの回転方
向では、歯車127、129が同一速度で反対方向に回
転することは明らかである。混練部材のうちの一方95
aを駆動するシャフト93aは歯車129と同心であ
り、他方の混練部材95bはプーリ125および歯車1
27と同心である。シャフト93a、93bは互いに実
質的に平行であり、両シャフト93はもちろんモータ1
7のシャフト速度より非常に低い同一速度で回転する。
【0017】各混練部材95はハブ135を有してお
り、僅かな摺動隙間をもって夫々の駆動シャフト93を
嵌合するように寸法決めされ且つ成形された開口部13
7がハブ135と貫通して設けられている。開口部13
7は文字Dの形状でもよいし、あるいは任意の他のトル
ク伝達形状、例えば、正方形または六角形を有してもよ
い。ハブ135は、受皿27を成分混合、生地混練およ
び焼きとは独立してパン製造装置に設置した後に混練部
材95の指把持および取付けを容易にするためにグリッ
プ部材139を有している。各混練部材95はハブ13
5から半径方向外方に延びる下方アーム141を有して
おり、この下方アーム141には、混練ブレード109
が枢着されている。詳細には、アーム141は一対の半
径方向に間隔を隔てられた管状部分143を有してお
り、これらの管状部分143間には、ブレード109の
部分145が受け入れられている。これらの部分14
3、145はピン(図示せず)により互いに連結されて
いる。また、アーム141はブレード109をその起立
位置で支持する当接部材147を有している。混練部材
95を駆動する方向によっては、そのブレード109は
混合または混練するために起立している(当接部材14
7により支持される)か、或いは焼くために折りたたみ
により収縮する。(以上から、混練部材95a、95b
は、それらが反対方向に駆動されていることにかかわら
ず、それらののブレード109が同時に起立しているか
或いは収縮されるように、互いの鏡像であることが明ら
かである。
【0018】アーム14は受皿底部67に向けて下方に
且つ部分143、145から離れる外方に傾斜された縁
面149を有している。図12に破線で示すようにブレ
ード109を収縮させる方向に部材95を回転させる
と、かかる表面149は生地成分、すなわち、パン粉等
を受皿底部67から離れる方向に押し上げる際の或る程
度の助けとなる。その結果、より良好な成分混合が得ら
れる。更に、混練部材95a、95bは、これらのうち
の一方または両方が受皿27中の生地に達するように受
皿27の長さに沿って間隔を隔てられている。使用の
際、受皿27をオーブン室19中に(幅広側挿入によ
り)設置し、受皿27の底部支持リム69が床部11か
ら上方に突出する一対の保持バリヤー151間になるよ
うにする。バリヤー151および支持リム69は、受皿
27がバリヤー151によりいずれの方向にも可なりの
距離移動するのを防ぐように互いに概ね一致して成形さ
れている。床部11には、保持ラッチ153が設けられ
ており、この保持ラッチ153は受皿りむ69のスロッ
トに突入する舌部を有している。ラッチ153は混合中
および焼き中、受皿を保持するためにリム69に向けて
ばね付勢され、また焼きの終了時に指の圧力により解放
される。混練部材95a、95bをそれらの夫々のシャ
フト93a、93b上に配置し、次いで成分を受皿27
に入れる。
【0019】特に図3を考察して説明すると、作動サイ
クルを開始し、第1方向すなわち前方向として勝手に定
めた方向にモータ17を作動する。そのように作動する
と、混練部材95a、95bは数分間、反対回転し、す
なわち、それぞれ時計方向および反時計方向に駆動され
て成分を混合する。その間、ブレード109は起立して
いる。次に、モータ17を或る時間、第2方向すなわち
逆方向に作動し、その間も、混練部材95a、95bが
反対回転し、ブレード109が収縮される。簡単な逆転
は受皿27の領域155から未混合パン粉を持ち上げる
傾向があり、そうでないと、このパン粉は適切には混合
されない言うことがわかった。その後、モータ17を再
び前方向に作動し、最終的に数分間、逆方向の作動して
焼く前にブレード109を収縮させる。モータの回転方
向にかかわらず、反対回転する混練部材95a、95b
を使用することに利点がある。これれの利点の1つは、
モータ17が前方向に回転しており、ブレード109が
起立している間、生地ボールが受皿27において部材9
5a、95b間に心出しされたままである傾向があると
言う点である。他の利点は、モータ17を逆方向に回転
させ、且つブレード109を収縮させると、領域155
におけるばらのパン粉が良好に混和されて生地ボールに
なると言う点である。
【0020】焼きが終了した後、ドア23を水平方向に
解放し、受皿27を室19に設置したと同じようにし
て、すなわち、「幅広側」取出しにより受皿27を取り
出す。図8に示すように、その結果得られたパン111
はパン屋の通常のパン形状のものであり、その長さに沿
って延びる隆起した頂部113を有している。本発明の
原理を特定な実施例について説明したが、これらの説明
は単に例として行ったものであり、本発明の範囲を限定
使用するものではないことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】新規なパン製造装置の斜視図である。
【図2】ドアが開き、且つ隔室カバーが取り外された状
態のパン製造装置の斜視図である。
【図3】図1および図2のパン製造装置に使用する新規
な受皿の頂平面図である。
【図4】図3の受皿の横断側立面図である。
【図5】平面5─5のいずれか1つに沿った図4の受皿
の横断面図である。
【図6】図3の受皿の第2具体例の横断側立面図であ
る。
【図7】新規なパン製造装置の床部の代表的な頂平面図
である。
【図8】パンと関連して示す図3、図4および図5の受
皿の斜視図である。
【図9】パン製造装置の混練部材を駆動する構造の下側
斜視図である。
【図10】混練部材の分解斜視図である。
【図11】図10の平面11─11に沿った混練部材の
断面図である。
【図12】図10の平面12─12に沿った混練部材の
断面図である。
【符号の説明】
10 自動パン製造装置 11 床部 13 隔室 15 制御装置 17 モータ 19 オーブン室 21 壁部材 23 出入ドア 27 受皿 67 受皿底部 93 駆動シャフト 95 混練部材 97 混合隆起部 109 ブレード 111 パン 119 駆動手段 127 歯車 129 歯車 135 ハブ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動機構(119)と、床部(11)お
    よび包囲する頂面、前面および側面により構成されたオ
    ーブン室(19)とを備え、頂面は床部(11)の上方
    の第1高さにあり、これらの包囲面のうちの少なくとも
    1つを有する出入ドア(23)と、駆動機構(119)
    に連接された混練部材(95)を備えてオーブン室に設
    けられる受皿(27)とを備えている種類の自動パン製
    造装置において、出入ドア(23)は前面(53)と、
    頂面(35、55)および第1側面(57)の各々の少
    なくとも大部分とを有しており、これらの大部分の各々
    は前面(53)から後方に延びており、第1側面(5
    7)は実質的に垂直な後縁部(45)を有しており、出
    入ドア(23)は第1高さ(37)の上方で何ら移動す
    ることなしに前方開放可能に後縁部に沿ってヒンジ留め
    されており、それにより出入ドア(23)はこれがパン
    製造装置(10)の前面から離れた状態でオーブン室
    (19)への多方向接近を可能にするように横方向に揺
    動可能であることを特徴とする自動パン製造装置。
  2. 【請求項2】 受皿(27)は広いより長い底部(6
    7)を有しており、オーブン床部(11)および出入ド
    ア(23)の各々はオーブン室(19)への受皿(2
    7)の幅広側挿入に対処するために受皿(27)の長さ
    より幅広く、それによりパン製造装置(10)の高さを
    最小していることを特徴とする請求項1に記載の自動パ
    ン製造装置。
  3. 【請求項3】 出入ドア(23)は、これを閉じると、
    オーブン床部(11)から上方に、そして受皿(27)
    の直ぐ上の位置まで後方に延びており、それにより出入
    ドア(23)が開いているとき、受皿(27)の挿入お
    よび取出しが更に容易になることを特徴とする請求項1
    に記載の自動パン製造装置。
  4. 【請求項4】 受皿(27)は一対の間隔を隔てられた
    混練部材(95)を有しており、それにより長さに沿っ
    て延びる隆起頂部(113)を有するパン(111)を
    自動製造し易くしていることを特徴とする請求項2に記
    載の自動パン製造装置。
  5. 【請求項5】 一対の混練部材(95)は受皿(27)
    の長さに沿って間隔を隔てられており、それにより混練
    部材(95)の一方または両方が受皿(27)中の生地
    に達するようにしたことを特徴とする請求項4に記載の
    自動パン製造装置。
  6. 【請求項6】 出入ドア(23)はオーブン室(19)
    を開けるために実質的に水平方向に揺動可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の自動パン製造装置。
  7. 【請求項7】 床部(11)と、この床部(11)に対
    して固着されたモータ(17)と、床部(11)により
    構成されたオーブン室(19)と、固定された包囲表面
    (29、31、33)および出入ドア(23)と、オー
    ブン室床部(11)におけるモータ連接駆動機構に係合
    可能なモータ駆動式混練部材(95)を有してオーブン
    室に設けられる受皿(27)とを備える種類の自動パン
    製造装置において、包囲表面のうちの1つ(35)は床
    部(11)の上方の高さ(37)にある頂部分(31)
    であり、床部(11)は頂部分(31)を越えて延びて
    おり、出入ドア(23)はオーブン室(19)の前方開
    放のために横方向に揺動して実質的にオーブン床(1
    1)まで延びる開口部(49)を生じ、それにより受皿
    (27)の挿入および取出しを容易にしていることを特
    徴とする自動パン製造装置。
  8. 【請求項8】 出入ドア(23)は、これを閉じると、
    オーブン床部(11)から上方に、そして受皿(27)
    の直ぐ上の位置まで後方に延びており、それにより出入
    ドア(23)が開いているとき、受皿(27)の挿入お
    よび取出しが更に容易になることを特徴とする請求項7
    に記載の自動パン製造装置。
  9. 【請求項9】 受皿(27)はその長さに沿って間隔を
    隔てられた一対の混練部材(95)を有しており、混練
    部材(95)の一方または両方が受皿(27)中の生地
    に達するようにしたことを特徴とする請求項7に記載の
    自動パン製造装置。
  10. 【請求項10】 包囲表面のうちの1つ(35)は前横
    縁部(41)を有しており、床部(11)は壁部材(2
    1)の前横縁部(41)の前方に前縁部を有しており、
    出入ドア(23)は前横縁部(41)のところでヒンジ
    留めされていることを特徴とする請求項7に記載の自動
    パン製造装置。
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