JPH0822424B2 - 塗装見切りラインの塗装方法 - Google Patents

塗装見切りラインの塗装方法

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JPH0822424B2
JPH0822424B2 JP3477587A JP3477587A JPH0822424B2 JP H0822424 B2 JPH0822424 B2 JP H0822424B2 JP 3477587 A JP3477587 A JP 3477587A JP 3477587 A JP3477587 A JP 3477587A JP H0822424 B2 JPH0822424 B2 JP H0822424B2
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panel
coating
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勝 吉崎
重夫 滝山
暢 長本
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Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は塗装見切りラインの塗装方法に関し、特に、
車体パネルとしての第1パネルから、この第1パネルに
連続して取り付けられる第2パネルを分離した状態で塗
装しドア取付け後にその第2パネルを第1パネルに取付
ける車両の塗装方法に関するものである。
(従来技術) 一般に車両製造工場において車体に塗装する場合に
は、車体を塗装ラインに沿って搬送させながら防錆を目
的とする下塗りと、表面調整を目的とする中塗りと、美
観の付与及び環境に対する耐久性を目的とする上塗りと
が順次施されるようになっている。
近年、フロントパネルやフロントフェンダー等の塗装
には、上塗りの際に中塗り塗装の一部に上塗り塗装を施
さないで、中塗り塗装を上塗り塗装と共に表面に露出さ
せ車両の美観に変化を与える塗装が行われることも多
い。
通常、中塗り塗装を上塗り塗装と共に表面に露出させ
る塗装方法として、上塗りの前に表面に露出させたい中
塗り部分を塗装見切りライン形成用マスキングテープと
マスキングで覆ってから上塗り塗装し、塗装と乾燥処理
完了後マスキングデープとマスキングを取り外す塗装方
法が採用されている。
例えば、特開昭58−76160号公報には、自動車の外板
にストライプラインを塗装する際、マスキングテープの
間に中抜きテープを有する塗装テープを使用することに
より、精度良く正確なストライプラインを簡単に塗装す
る方法が記載されている。
ところで、従来、第7図に示すように、キャブオーバ
ー型車両101の場合、フロントパネル102とフロントフェ
ンダー103との相対向する側壁部102aにも完全に塗装し
且つ塗装工程の後の内装部品組付け工程において内装部
品組付けのためにドア104を取外す関係上、塗装ライン
では図示のようにフロントフェンダー103をフロントパ
ネル102から分離し仮組みした状態で塗装処理してい
た。
そして、色分けのためマスキングを施して上塗りする
場合には、フロントパネル102とフロントフェンダー103
とに別個にマスキングテープ105を貼着するとともにマ
スキング(図示略)を施して、上塗り塗装及び乾燥処理
を施すようにしていた。
(発明が解決しようとする問題点) 従来のフロントパネル及びフロントフェンダーへの塗
装方法においては、フロントフェンダーをフロントパネ
ルから外方へ分離させた状態で支持し、両者に別個にマ
スキングテープを貼着していたので、マスキングテープ
の貼着位置の誤差が大きく、フロントパネルにフロント
フェンダーを組付けた際、夫々の見切りラインが2mmも
食い違うことがあり外観を損ね商品性を低下させる原因
になっていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る塗装見切りラインの塗装方法は、車体パ
ネルとしての第1パネルから、この第1パネルに連続し
て取り付けられる第2パネルを分離した状態で塗装し、
この第2パネルをドア取り付け後に第1パネルに取付け
る車両の塗装ラインにおいて、上記第2パネルを第1パ
ネルに組付け、塗装見切り用マスキングテープを第1パ
ネルと第2パネルとに連続して貼着し、その後、上記第
2パネルを第1パネルから分離させ両者にマスキングし
てからその第1パネルと第2パネルとを塗装し、上記マ
スキングテープを取り外して第1パネルに形成された見
切りラインに第2パネルの見切りラインを合わせて第2
パネルを取付けるものである。
(作用) 本発明に係る塗装見切りラインの塗装方法において
は、第2パネルを第1パネルに組付けてから、塗装見切
り用マスキングテープを第1パネルと第2パネルとに連
続し貼着するので、塗装見切りラインを連続的に殆ど誤
差なしに形成できる。
次に、第2パネルを第1パネルから分離させ両者にマ
スキングしてから第1パネル及び第2パネルに塗装する
ので、両者の相対向する側壁部にも確実に塗装できる。
(発明の効果) 本発明に係る塗装見切りラインの塗装方法によれば、
以上説明したように、第1パネルに第2パネルを組付け
た状態で、連続して塗装見切り用マスキングテープを貼
着し、その後第1パネルから第2パネルを分離した状態
で塗装するので、塗装後第1パネルに第2パネルを組付
けたときに、夫々の見切りラインがズレることなく略完
全に一致する。従って、車両の外観を改善し商品性を向
上させることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
本発明は、キャブオーバー型車両の塗装に本発明に係
る塗装見切りラインの塗装方法を採用した場合の実施例
である。
第1図に示すように、キャブオーバー型の車両1の完
成状態においては、その左右両側部にはドア2が取付け
られ、前部のフロントウインドの下方の部分には所定量
前方へ突設させた湾曲状のフロントパネル3(車体パネ
ルとしての第1パネルに相当する)が配設され、フロン
トパネル3の両側部にはフロントフェンダー4(第2パ
ネルに相当する)が連続して配設され、車体の両側のフ
ロントフェンダー4の上端位置からはフロントピラ5が
上方へ連出されルーフ6に接続されている。
上記フロントパネル3の上端近傍部には所定幅の中塗
り塗装部分7aが全長に亙って形成され、中塗り塗装部分
7aの両端は車体両側のフロントフェンダー4の上端近傍
部に湾曲状に形成された中塗り塗装部分7bと連なってい
る。また、フロントフェンダー4の中塗り塗装部分7bの
上端部は夫々フロントピラ5と連なりフロントピラ5全
域に亙って中塗り塗装部分9が形成されている。そし
て、フロントパネル3の中塗り塗装部分7aの下方の部分
には上塗り塗装部分8aが形成され、フロントフェンダー
4の中塗り塗装部分7bの下方の部分には上塗り塗装部分
8bが形成されている。
先ず、本願の塗装用見切りラインの塗装方法は、中塗
り塗装部分7a・7bと上塗り塗装部分8a・8bとの境界の見
切りライン13を形成する方法に特徴を有するものであ
る。
以下、その塗装方法について詳しく説明する。
先ず、下塗り工程において、車体に付着している油類
を完全に除去し、無機質膜を形成させ防錆力を高めるた
めの前処理としてリン酸亜鉛系化成剤をスプレーする。
そして、エポキシエステル系塗料を電着させて約20μの
下塗りを施し、175℃で約20分焼き付け乾燥する。そし
て、水や外気の侵入を防止するシーリングを塩ビゾルで
施すとともに、下塗りの凹凸をサンディングして滑らか
に研磨する。
次に、中塗り工程においてピンホールや凹凸を埋め且
つ表面調整を行うため、例えば黒色のポリエステル系塗
料を約30〜40μ塗装し、140℃で約20分焼付け乾燥す
る。
尚、上記下塗り工程と中塗り工程で塗装する際に、ド
ア2は車体の所定位置に組付けられており、フロントフ
ェンダー4は第2図に示すようにフロントパネル3の側
方へ所定距離空けて仮組みした状態で塗装される。
以上のように、中塗り工程を完了した状態で上塗り工
程に搬送後、上塗り工程において以下のような諸工程を
踏んで上塗り塗装を行ってフロントパネル3とフロント
フェンダー4との見切りライン13を形成する。
第1工程において、第3図に示すようにフロントフェ
ンダー4を車体の所定(正規)の組付け位置に組付けて
固定する。この場合、フロントフェンダー4を最終的に
組付ける為のボルト11やファスナーにより固定する。
第2工程において、第3図に示すように、フロントパ
ネル3とフロントフェンダー4における中塗り塗装部分
7a・7bと上塗り塗装部分8a・8bとの境界線とすべき見切
りライン13に沿って合成樹脂(ポリエステルや塩化ビニ
ル等)製のマスキングテープ14を連続的に貼着する。こ
の場合、マスキングテープ14が見切りライン13に一致し
且つマスキングテープ14が中塗り塗装部分7a・7bに位置
するように貼着する。
第3工程において、第5図に示すように第2工程で貼
着したマスキングテープ14をフロントパネル3とフロン
トフェンダー4の間の隙間15の略中央部でカットし、フ
ロントフェンダー4を第4図に示すようにフロントパネ
ル3から側方へ所定距離空けた位置に仮組みして固定す
る。
第4工程において、第4図に示すように、フロントパ
ネル3の中塗り塗装部分7aとフロントピラ5の中塗り塗
装部分9を耐熱性のマスク紙16aで覆うとともに、フロ
ントフェンダー4の中塗り塗装部分7bを同様のマスク紙
16bで覆い、マスク紙16a・16bの下縁部をマスキングテ
ープ14の表面に貼着する。
このとき、第6図に示すようにマスク紙16a・16bの下
縁がマスキングテープ14の下縁から上塗り塗装部分8a・
8bへはみ出ないように、マスキングテープ14の幅方向略
中央部にマスク紙16a・16bの下縁が位置するように貼着
する。
第5工程において、上塗り塗装として例えばメラミン
アルキッド系塗料を約30μの厚さに塗装し、140℃で約2
0分焼付け乾燥する。
第6工程において、上記上塗り塗装と乾燥処理完了
後、マスキングテープ14及びマスク紙16a・16bをフロン
トパネル3及びフロントフェンダー4から夫々取り外
し、フロントフェンダー4に形成された見切りライン13
をフロントパネル3に形成された見切りライン13に合わ
せて、フロントフェンダー4を車体の所定(正規)位置
に組付けて、フロントパネル3とフロントピラ5の下方
のピラー部とにボルト11やファスナーで固定する。
尚、実際には上塗り塗装の後、組立工程において内装
品組付けのためにドア2が取外され、内装品組付け後ド
ア2が最終的に組付けられるので、そのドア2の最終的
組付けの後に上記第6工程においてフロントフェンダー
4を正規位置に組付けるものとする。
尚、上記見切りライン13は一実施例を示すものにすぎ
ず、見切りライン13がフロントパネル3とフロントフェ
ンダー4の高さ方向中段部や下段部に位置する場合もあ
る。そして、フロントパネル3やフロントフェンダー4
の下部に中塗り塗装部分を残す場合にも適用することが
出来ることは言うまでもない。
以上説明したように、フロントフェンダー4を一旦正
規位置に組付けた状態でマスキングテープ14を貼着する
ので、最終的にフロントフェンダー4を組付けたとき
に、フロントパネル3の見切りライン13とフロントフェ
ンダー4の見切りライン13とが略完全に一致し両者がズ
レることがなく、見切りライン13が車体全幅に亙って連
続的に現われるので、車体の外観が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面のうち第1図〜第6図は本発明の実施例に係るもの
で、第1図は車両の要部斜視図、第2図は中塗り後の状
態における車両の要部斜視図、第3図はマスキングテー
プ貼着時の車両の要部斜視図、第4図はマスク紙でマス
クした状態の車両の要部斜視図、第5図は第3図の要部
拡大図、第6図は第4図の要部拡大図、第7図は従来技
術に係る第3図相当図でる。 1……車両、2……ドア、3……フロントパネル、4…
…フロントフェンダー、13……見切りライン、14……マ
スキングテープ、16a・16b……マスク紙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体パネルとしての第1パネルから、この
    第1パネルに連続して取り付けられる第2パネルを分離
    した状態で塗装し、この第2パネルをドア取り付け後に
    第1パネルに取付ける車両の塗装ラインにおいて、 上記第2パネルを第1パネルに組付け、塗装見切り用マ
    スキングテープを第1パネルと第2パネルとに連続して
    貼着し、 その後、上記第2パネルを第1パネルから分離させ両者
    にマスキングしてからその第1パネルと第2パネルとを
    塗装し、 上記マスキングテープを取り外して第1パネルに形成さ
    れた見切りラインに第2パネルの見切りラインを合わせ
    て第2パネルを取付けることを特徴とする塗装見切りラ
    インの塗装方法。
JP3477587A 1987-02-18 1987-02-18 塗装見切りラインの塗装方法 Expired - Lifetime JPH0822424B2 (ja)

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JPS63200864A JPS63200864A (ja) 1988-08-19
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