JPH08225956A - 耐熱・耐酸化性金属加熱体 - Google Patents
耐熱・耐酸化性金属加熱体Info
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- JPH08225956A JPH08225956A JP5526795A JP5526795A JPH08225956A JP H08225956 A JPH08225956 A JP H08225956A JP 5526795 A JP5526795 A JP 5526795A JP 5526795 A JP5526795 A JP 5526795A JP H08225956 A JPH08225956 A JP H08225956A
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- JP
- Japan
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- resistant
- oxide
- oxidation
- metal substrate
- metal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、製造コストが低減できる耐熱・耐
酸化性金属加熱体を提供する。 【構成】 この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化ケ
イ素や酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシウ
ム及び酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化クロ
ムから成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に塗
布し、前記セラミック混合懸濁液を室温及び低温の雰囲
気で前記金属基体の表面に結合させたものである。金属
基体としては、鉄、ステンレススチール、アルミニウ
ム、ニッケル、タングステン、その他の鉄族金属、Ni
−Cr合金類金属の少なくともいずれかを選定できる。
酸化性金属加熱体を提供する。 【構成】 この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化ケ
イ素や酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシウ
ム及び酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化クロ
ムから成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に塗
布し、前記セラミック混合懸濁液を室温及び低温の雰囲
気で前記金属基体の表面に結合させたものである。金属
基体としては、鉄、ステンレススチール、アルミニウ
ム、ニッケル、タングステン、その他の鉄族金属、Ni
−Cr合金類金属の少なくともいずれかを選定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高温高強度で、耐熱
性、耐酸化性に優れた耐熱・耐酸化性金属加熱体に関す
る。
性、耐酸化性に優れた耐熱・耐酸化性金属加熱体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、金属の表面に耐高温酸化性の元素
を真空蒸着、溶射、拡散等の方法でコーティングを行
い、高温時の耐酸化性を向上させたものが知られている
(例えば、特開昭53−85736号公報、特開平3−
223473号公報参照)。
を真空蒸着、溶射、拡散等の方法でコーティングを行
い、高温時の耐酸化性を向上させたものが知られている
(例えば、特開昭53−85736号公報、特開平3−
223473号公報参照)。
【0003】特開昭53−85736号公報に開示され
た金属体の表面処理方法は、被処理金属体に真空蒸着法
やイオンプレーティング法によって、耐熱性、耐食性金
属をコーティングするに際し、コーティング金属中に希
土類元素を添加したものである。
た金属体の表面処理方法は、被処理金属体に真空蒸着法
やイオンプレーティング法によって、耐熱性、耐食性金
属をコーティングするに際し、コーティング金属中に希
土類元素を添加したものである。
【0004】また、特開平3−223473号公報に開
示された多結晶複合セラミック被覆の製造方法は、酸化
アルミニウムスピネル、チタン酸アルミニウム、アルミ
ニウムコバルト固溶体、アルミニウムニッケル固溶体、
ケイ素、酸化コバルト、ケイ素鉄、炭化タンタル、酸化
マンガン、二珪化モリブデン及びスピネル固溶体の所定
量から成る多結晶系複合粉末混合物と、珪酸リチウム溶
液、或いはシリケート系化合物溶液とを混合し、更に懸
濁安定剤としてヒドロキシ化合物、或いは分散性珪酸と
を混合してなる懸濁液を鉄、ステンレス、アルミニウ
ム、銅、チタニウム、タングステン、ニオブ、ニッケ
ル、コバルト、他鉄族、白金族、鋳物合金類、耐火物、
モルタル、コンクリート、ファイバーボード、フェルト
類の表面に塗布し、室温及び低温にて硬化結合させるも
のである。
示された多結晶複合セラミック被覆の製造方法は、酸化
アルミニウムスピネル、チタン酸アルミニウム、アルミ
ニウムコバルト固溶体、アルミニウムニッケル固溶体、
ケイ素、酸化コバルト、ケイ素鉄、炭化タンタル、酸化
マンガン、二珪化モリブデン及びスピネル固溶体の所定
量から成る多結晶系複合粉末混合物と、珪酸リチウム溶
液、或いはシリケート系化合物溶液とを混合し、更に懸
濁安定剤としてヒドロキシ化合物、或いは分散性珪酸と
を混合してなる懸濁液を鉄、ステンレス、アルミニウ
ム、銅、チタニウム、タングステン、ニオブ、ニッケ
ル、コバルト、他鉄族、白金族、鋳物合金類、耐火物、
モルタル、コンクリート、ファイバーボード、フェルト
類の表面に塗布し、室温及び低温にて硬化結合させるも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような金属の表面に耐高温酸化性の元素を真空蒸着、溶
射、拡散等の方法でコーティングを行ったものは、耐高
温希土類金属及びセラミック膜と基材の高温での接合強
度が悪いため、約800〜1000℃以上の雰囲気で長
時間使用すると、耐酸化性の膜の機能を果たさなくな
る。また、高価な装置や高価な原料を使用することか
ら、製造コストをアップするという問題が生じる。
ような金属の表面に耐高温酸化性の元素を真空蒸着、溶
射、拡散等の方法でコーティングを行ったものは、耐高
温希土類金属及びセラミック膜と基材の高温での接合強
度が悪いため、約800〜1000℃以上の雰囲気で長
時間使用すると、耐酸化性の膜の機能を果たさなくな
る。また、高価な装置や高価な原料を使用することか
ら、製造コストをアップするという問題が生じる。
【0006】この発明の目的は、上記の課題を解決する
ことであり、鉄、ステンレススチール等の金属基体の表
面の形態を改善し、ディーゼルパティキュレートフィル
タ、エンジン部品等に適用できる十分に高温高強度で耐
熱性で耐酸化性に優れ、高価な装置や高価な原料を使用
することなく、安価に製造できる耐熱・耐酸化性金属加
熱体を提供することである。
ことであり、鉄、ステンレススチール等の金属基体の表
面の形態を改善し、ディーゼルパティキュレートフィル
タ、エンジン部品等に適用できる十分に高温高強度で耐
熱性で耐酸化性に優れ、高価な装置や高価な原料を使用
することなく、安価に製造できる耐熱・耐酸化性金属加
熱体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜4
0wt%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜鉛
25〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt
%、及び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミッ
ク混合懸濁液を金属基体の表面に塗布し、前記セラミッ
ク混合懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前記金属基体の
表面に結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性金属
加熱体に関する。
を達成するために、次のように構成されている。即ち、
この発明は、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜4
0wt%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜鉛
25〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt
%、及び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミッ
ク混合懸濁液を金属基体の表面に塗布し、前記セラミッ
ク混合懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前記金属基体の
表面に結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性金属
加熱体に関する。
【0008】又は、この発明は、二酸化ケイ素や酸化ジ
ルコニウム20〜40wt%、酸化バリウム、酸化カル
シウム及び酸化亜鉛25〜45wt%、酸化ホウ素やア
ルミナ1〜15wt%、及び酸化クロム20〜40wt
%から成るセラミック混合懸濁液を作製し、前記セラミ
ック混合懸濁液を真空加熱処理を行った金属基体の表面
に塗布し、前記セラミック混合懸濁液を前記金属基体の
表面に固化結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性
金属加熱体に関する。
ルコニウム20〜40wt%、酸化バリウム、酸化カル
シウム及び酸化亜鉛25〜45wt%、酸化ホウ素やア
ルミナ1〜15wt%、及び酸化クロム20〜40wt
%から成るセラミック混合懸濁液を作製し、前記セラミ
ック混合懸濁液を真空加熱処理を行った金属基体の表面
に塗布し、前記セラミック混合懸濁液を前記金属基体の
表面に固化結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性
金属加熱体に関する。
【0009】或いは、この発明は、二酸化ケイ素や酸化
ジルコニウム20〜40wt%、酸化バリウム、酸化カ
ルシウム及び酸化亜鉛25〜45wt%、酸化ホウ素や
アルミナ1〜15wt%、及び酸化クロム20〜40w
t%から成るセラミック混合懸濁液を作製し、金属基体
の表面に金属メッキ又は金属粉末をコーティングして真
空加熱処理を行い、該金属基体の表面に前記セラミック
混合懸濁液を塗布し、前記セラミック混合懸濁液を前記
金属基体の表面に固化結合させたことを特徴とする耐熱
・耐酸化性金属加熱体に関する。
ジルコニウム20〜40wt%、酸化バリウム、酸化カ
ルシウム及び酸化亜鉛25〜45wt%、酸化ホウ素や
アルミナ1〜15wt%、及び酸化クロム20〜40w
t%から成るセラミック混合懸濁液を作製し、金属基体
の表面に金属メッキ又は金属粉末をコーティングして真
空加熱処理を行い、該金属基体の表面に前記セラミック
混合懸濁液を塗布し、前記セラミック混合懸濁液を前記
金属基体の表面に固化結合させたことを特徴とする耐熱
・耐酸化性金属加熱体に関する。
【0010】また、この耐熱・耐酸化性金属加熱体にお
いて、前記金属基体は鉄、ステンレススチール、アルミ
ニウム、ニッケル、タングステン、その他の鉄族金属、
Ni−Cr合金類金属の少なくともいずれかである。ま
た、この金属加熱体は、ファイバーや金網に構成されて
いるものである。
いて、前記金属基体は鉄、ステンレススチール、アルミ
ニウム、ニッケル、タングステン、その他の鉄族金属、
Ni−Cr合金類金属の少なくともいずれかである。ま
た、この金属加熱体は、ファイバーや金網に構成されて
いるものである。
【0011】
【作用】この発明による耐熱・耐酸化性金属加熱体は、
上記のように構成されており、次のように作用する。即
ち、この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化ケイ素や
酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシウム及び
酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化クロムから
成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に塗布し、
前記セラミック混合懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前
記金属基体の表面に結合させたので、金属基体の表面形
態が耐熱性に優れ、高温強度を高めて耐酸化性を改善
し、金属基体の表面に絶縁膜を形成することができる。
上記のように構成されており、次のように作用する。即
ち、この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化ケイ素や
酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシウム及び
酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化クロムから
成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に塗布し、
前記セラミック混合懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前
記金属基体の表面に結合させたので、金属基体の表面形
態が耐熱性に優れ、高温強度を高めて耐酸化性を改善
し、金属基体の表面に絶縁膜を形成することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明による耐熱
・耐酸化性金属加熱体の実施例を説明する。図1はこの
発明による耐熱・耐酸化性金属加熱体の各実施例と比較
例の金属加熱体との酸化時間に対する耐酸化性比率を示
すグラフである。
・耐酸化性金属加熱体の実施例を説明する。図1はこの
発明による耐熱・耐酸化性金属加熱体の各実施例と比較
例の金属加熱体との酸化時間に対する耐酸化性比率を示
すグラフである。
【0013】この発明による耐熱・耐酸化性金属加熱体
は、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜40wt
%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜鉛25〜
45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt%、及
び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミック混合
懸濁液を金属基体の表面に塗布し、前記セラミック混合
懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前記金属基体の表面に
固化させて結合したものである。
は、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜40wt
%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜鉛25〜
45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt%、及
び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミック混合
懸濁液を金属基体の表面に塗布し、前記セラミック混合
懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前記金属基体の表面に
固化させて結合したものである。
【0014】或いは、この発明による耐熱・耐酸化性金
属加熱体は、前記セラミック混合物を金属基体の表面に
真空加熱、メッキ、塗布によってコーティングし、これ
を焼結することによって作製することである。この金属
加熱体では、金属基体として、鉄、ステンレススチー
ル、アルミニウム、ニッケル、タングステン、その他の
鉄族金属、Ni−Cr合金類金属の少なくともいずれか
を選択することができる。また、この金属加熱体は、フ
ァイバーや金網に構成することができ、表面層に形成さ
れる膜は絶縁皮膜に形成できるので、加熱ヒータ等とし
て利用できる。この金属加熱体で、金属基体を導電性金
属を選択した時には、加熱ヒータを作製でき、その合に
は、耐熱性で耐酸化性の特性を有するので、ディーゼル
パティキュレートフィルタのフィルタ再生するためのヒ
ータとして利用できる。
属加熱体は、前記セラミック混合物を金属基体の表面に
真空加熱、メッキ、塗布によってコーティングし、これ
を焼結することによって作製することである。この金属
加熱体では、金属基体として、鉄、ステンレススチー
ル、アルミニウム、ニッケル、タングステン、その他の
鉄族金属、Ni−Cr合金類金属の少なくともいずれか
を選択することができる。また、この金属加熱体は、フ
ァイバーや金網に構成することができ、表面層に形成さ
れる膜は絶縁皮膜に形成できるので、加熱ヒータ等とし
て利用できる。この金属加熱体で、金属基体を導電性金
属を選択した時には、加熱ヒータを作製でき、その合に
は、耐熱性で耐酸化性の特性を有するので、ディーゼル
パティキュレートフィルタのフィルタ再生するためのヒ
ータとして利用できる。
【0015】次に、この耐熱・耐酸化性金属加熱体の具
体的な実施例を説明する。この発明による耐熱・耐酸化
性金属加熱体の実施例1として、本発明品1を次のよう
にして作製した。 〔実施例1〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜40
wt%、酸化バリウムや酸化カルシウム及び酸化亜鉛2
5〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt
%、及び酸化クロム20〜40wt%からセラミック混
合懸濁液を作製した。このセラミック混合懸濁液を、ス
テンレススチール(SUS304)から成る金網の金属
基体、或いは金網に作製した金属基体の表面に塗布し、
前記セラミック混合懸濁液を金属基体の表面に固化させ
て結合した。これを1100℃の大気中で所定の時間保
持して酸化させて本発明品1を作製した。
体的な実施例を説明する。この発明による耐熱・耐酸化
性金属加熱体の実施例1として、本発明品1を次のよう
にして作製した。 〔実施例1〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜40
wt%、酸化バリウムや酸化カルシウム及び酸化亜鉛2
5〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15wt
%、及び酸化クロム20〜40wt%からセラミック混
合懸濁液を作製した。このセラミック混合懸濁液を、ス
テンレススチール(SUS304)から成る金網の金属
基体、或いは金網に作製した金属基体の表面に塗布し、
前記セラミック混合懸濁液を金属基体の表面に固化させ
て結合した。これを1100℃の大気中で所定の時間保
持して酸化させて本発明品1を作製した。
【0016】次に、この発明による耐熱・耐酸化性金属
加熱体の実施例2として、本発明品2を次のようにして
作製した。 〔実施例2〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、上記と同様にして、セラミック混合懸濁液を
作製すると共に、上記と同様の金属基体を選定した。ま
ず、選択したステンレススチール(SUS304)から
成る金網から成る金属基体を500〜1050℃で真空
中で所定時間保持して、該金属基体の表面に前記セラミ
ック混合懸濁液を塗布し、前記セラミック混合懸濁液を
金属基体の表面に固化結合させた。これを1100℃で
大気中で所定の時間保持して酸化させて本発明品2を作
製した。
加熱体の実施例2として、本発明品2を次のようにして
作製した。 〔実施例2〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、上記と同様にして、セラミック混合懸濁液を
作製すると共に、上記と同様の金属基体を選定した。ま
ず、選択したステンレススチール(SUS304)から
成る金網から成る金属基体を500〜1050℃で真空
中で所定時間保持して、該金属基体の表面に前記セラミ
ック混合懸濁液を塗布し、前記セラミック混合懸濁液を
金属基体の表面に固化結合させた。これを1100℃で
大気中で所定の時間保持して酸化させて本発明品2を作
製した。
【0017】比較例として、ステンレススチール(SU
S304)から成る金網から成る加工を施していない
(無処理)As−received金属基体を、110
0℃で大気中で所定の時間保持して酸化させて比較品を
作製した。
S304)から成る金網から成る加工を施していない
(無処理)As−received金属基体を、110
0℃で大気中で所定の時間保持して酸化させて比較品を
作製した。
【0018】次に、本発明品1、本発明品2及び比較品
についての耐酸化性の電気抵抗値(オーム・cm)を測
定した。その結果を図1に示す。図1では、横軸に11
00℃における酸化経過時間(hr)を示し、縦軸に酸
化処理前の電気抵抗値に対する酸化処理後の電気抵抗値
の比率を示している。例えば、本発明品2の酸化処理で
は、1100℃で10時間保持した耐酸化性の電気抵抗
値は、酸化処理する前の電気抵抗値はほぼ変化がなかっ
た。更に、本発明品2の酸化処理で50時間保持したと
ころ、耐酸化性の電気抵抗値は、約4倍に高くなった。
これに対して、比較品は、10時間の酸化処理で耐酸化
性の電気抵抗値は大きくなり、酸化処理する前の電気抵
抗値に比較して約8倍になった。このことより、本発明
品1と本発明品2とは、比較品に比べて耐酸化性にすぐ
れることが分かった。また、本発明品1と本発明品2と
に対して、高温雰囲気に晒した後に、熱衝撃を加えた
が、セラミック膜の剥離現象は発生せず、金属基体を良
好にセラミック膜で絶縁していることが分かった。
についての耐酸化性の電気抵抗値(オーム・cm)を測
定した。その結果を図1に示す。図1では、横軸に11
00℃における酸化経過時間(hr)を示し、縦軸に酸
化処理前の電気抵抗値に対する酸化処理後の電気抵抗値
の比率を示している。例えば、本発明品2の酸化処理で
は、1100℃で10時間保持した耐酸化性の電気抵抗
値は、酸化処理する前の電気抵抗値はほぼ変化がなかっ
た。更に、本発明品2の酸化処理で50時間保持したと
ころ、耐酸化性の電気抵抗値は、約4倍に高くなった。
これに対して、比較品は、10時間の酸化処理で耐酸化
性の電気抵抗値は大きくなり、酸化処理する前の電気抵
抗値に比較して約8倍になった。このことより、本発明
品1と本発明品2とは、比較品に比べて耐酸化性にすぐ
れることが分かった。また、本発明品1と本発明品2と
に対して、高温雰囲気に晒した後に、熱衝撃を加えた
が、セラミック膜の剥離現象は発生せず、金属基体を良
好にセラミック膜で絶縁していることが分かった。
【0019】次に、この発明による耐熱・耐酸化性金属
加熱体の実施例3として、本発明品3を次のようにして
作製した。 〔実施例3〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、上記と同様に、セラミック混合懸濁液を作製
すると共に金属基体を選定した。まず、金属基体の表面
にメッキ、コーティング、或いは金属粉末(鉄、Ni−
Cr系合金、耐熱合金等)をコーティングし、上記のよ
うに、500〜1050℃で真空中で所定時間保持し
て、該金属基体の表面に前記セラミック混合懸濁液を塗
布し、前記セラミック混合懸濁液を金属基体の表面に固
化結合させた。これを1100℃で大気中で所定の時間
保持して酸化させて本発明品3を作製した。そこで、本
発明品3についての耐酸化性の抵抗値を測定した。その
結果を図1に示す。本発明品3の耐酸化性は、本発明品
2の耐酸化性と同様に大幅に改善することができた。
加熱体の実施例3として、本発明品3を次のようにして
作製した。 〔実施例3〕この耐熱・耐酸化性金属加熱体を製造方法
において、上記と同様に、セラミック混合懸濁液を作製
すると共に金属基体を選定した。まず、金属基体の表面
にメッキ、コーティング、或いは金属粉末(鉄、Ni−
Cr系合金、耐熱合金等)をコーティングし、上記のよ
うに、500〜1050℃で真空中で所定時間保持し
て、該金属基体の表面に前記セラミック混合懸濁液を塗
布し、前記セラミック混合懸濁液を金属基体の表面に固
化結合させた。これを1100℃で大気中で所定の時間
保持して酸化させて本発明品3を作製した。そこで、本
発明品3についての耐酸化性の抵抗値を測定した。その
結果を図1に示す。本発明品3の耐酸化性は、本発明品
2の耐酸化性と同様に大幅に改善することができた。
【0020】
【発明の効果】この発明による耐熱・耐酸化性金属加熱
体は、上記のように構成されているので、次のような効
果を有する。この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化
ケイ素や酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシ
ウム及び酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化ク
ロムから成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に
塗布し、前記セラミック混合懸濁液を室温及び低温の雰
囲気で前記金属基体の表面に結合させ、金属基体の表面
にセラミック膜を形成されたので、金属基体の表面形態
が耐熱性に優れ、強度を高めて耐酸化性を改善すると共
に、金属基体の表面に絶縁膜を形成することができる。
従って、この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、金属基体と
して導電性金属を選択すれば、ディーゼルパティキュレ
ートフィルタ等に使用されるフィルタ再生のための加熱
ヒータに適用できる。また、この耐熱・耐酸化性金属加
熱体は、高価な装置や高価な原料を使用することなく、
安価に製造することができる。
体は、上記のように構成されているので、次のような効
果を有する。この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、二酸化
ケイ素や酸化ジルコニウム、酸化バリウム、酸化カルシ
ウム及び酸化亜鉛、酸化ホウ素やアルミナ、及び酸化ク
ロムから成るセラミック混合懸濁液を金属基体の表面に
塗布し、前記セラミック混合懸濁液を室温及び低温の雰
囲気で前記金属基体の表面に結合させ、金属基体の表面
にセラミック膜を形成されたので、金属基体の表面形態
が耐熱性に優れ、強度を高めて耐酸化性を改善すると共
に、金属基体の表面に絶縁膜を形成することができる。
従って、この耐熱・耐酸化性金属加熱体は、金属基体と
して導電性金属を選択すれば、ディーゼルパティキュレ
ートフィルタ等に使用されるフィルタ再生のための加熱
ヒータに適用できる。また、この耐熱・耐酸化性金属加
熱体は、高価な装置や高価な原料を使用することなく、
安価に製造することができる。
【図1】この発明による耐熱・耐酸化性金属加熱体と比
較例の金属加熱体とについての酸化経過時間に対する耐
酸化性の電気抵抗値を示すグラフである。
較例の金属加熱体とについての酸化経過時間に対する耐
酸化性の電気抵抗値を示すグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜
40wt%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜
鉛25〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15w
t%、及び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミ
ック混合懸濁液を金属基体の表面に塗布し、前記セラミ
ック混合懸濁液を室温又は低温の雰囲気で前記金属基体
の表面に結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性金
属加熱体。 - 【請求項2】 二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜
40wt%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜
鉛25〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15w
t%、及び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミ
ック混合懸濁液を作製し、前記セラミック混合懸濁液を
真空加熱処理を行った金属基体の表面に塗布し、前記セ
ラミック混合懸濁液を前記金属基体の表面に固化結合さ
せたことを特徴とする耐熱・耐酸化性金属加熱体。 - 【請求項3】 二酸化ケイ素や酸化ジルコニウム20〜
40wt%、酸化バリウム、酸化カルシウム及び酸化亜
鉛25〜45wt%、酸化ホウ素やアルミナ1〜15w
t%、及び酸化クロム20〜40wt%から成るセラミ
ック混合懸濁液を作製し、金属基体の表面に金属メッキ
又は金属粉末をコーティングして真空加熱処理を行い、
該金属基体の表面に前記セラミック混合懸濁液を塗布
し、前記セラミック混合懸濁液を前記金属基体の表面に
固化結合させたことを特徴とする耐熱・耐酸化性金属加
熱体。 - 【請求項4】 前記金属基体は鉄、ステンレススチー
ル、アルミニウム、ニッケル、タングステン、その他の
鉄族金属、Ni−Cr合金類金属の少なくともいずれか
であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載
の耐熱・耐酸化性金属加熱体。 - 【請求項5】 前記金属基体はファイバーや金網に構成
されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに
記載の耐熱・耐酸化性金属加熱体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5526795A JPH08225956A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 耐熱・耐酸化性金属加熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5526795A JPH08225956A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 耐熱・耐酸化性金属加熱体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08225956A true JPH08225956A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=12993837
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5526795A Pending JPH08225956A (ja) | 1995-02-21 | 1995-02-21 | 耐熱・耐酸化性金属加熱体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08225956A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012219353A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Kiriyama Tokio | 理化学実験用金網及びセラミックスペースト |
| JPWO2010143608A1 (ja) * | 2009-06-08 | 2012-11-22 | 株式会社超高温材料研究センター | 複合化無機繊維及びその製造方法、並びに複合化無機繊維加工品及びその製造方法 |
| JP2020169379A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 株式会社京都マテリアルズ | 被覆鋼材 |
| CN115074723A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-20 | 江苏理工学院 | 一种钼合金表面高温热障涂层的制备方法 |
-
1995
- 1995-02-21 JP JP5526795A patent/JPH08225956A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2010143608A1 (ja) * | 2009-06-08 | 2012-11-22 | 株式会社超高温材料研究センター | 複合化無機繊維及びその製造方法、並びに複合化無機繊維加工品及びその製造方法 |
| JP2012219353A (ja) * | 2011-04-12 | 2012-11-12 | Kiriyama Tokio | 理化学実験用金網及びセラミックスペースト |
| JP2020169379A (ja) * | 2019-04-05 | 2020-10-15 | 株式会社京都マテリアルズ | 被覆鋼材 |
| CN115074723A (zh) * | 2022-06-22 | 2022-09-20 | 江苏理工学院 | 一种钼合金表面高温热障涂层的制备方法 |
| CN115074723B (zh) * | 2022-06-22 | 2023-06-23 | 江苏理工学院 | 一种钼合金表面高温热障涂层的制备方法 |
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