JPH082266A - 電気自動車用減速装置 - Google Patents

電気自動車用減速装置

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JPH082266A
JPH082266A JP13876694A JP13876694A JPH082266A JP H082266 A JPH082266 A JP H082266A JP 13876694 A JP13876694 A JP 13876694A JP 13876694 A JP13876694 A JP 13876694A JP H082266 A JPH082266 A JP H082266A
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JP
Japan
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output shaft
gear
planetary
motor output
reduction
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JP13876694A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamashita
博 山下
Tatsuyuki Yamamoto
立行 山本
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気自動車のモータ出力軸から差動歯車機構
に至る減速装置を、径方向に小型化すること。 【構成】 モータ出力軸13と、出力軸11との間を、
遊星ローラ式減速機構15により結合し、出力軸11に
形成したギヤ21と、差動歯車機構19に結合したギヤ
20とを直接噛合させる。ここでモータ出力軸13の回
転は遊星式減速機構15により減速されて出力軸11に
至り、その後ギヤ21および20を順次経て差動歯車機
構19に達する。ところで出力軸11およびモータ出力
軸13間を遊星式減速機構15により駆動結合し、ここ
で減速を行う構成にし、更に出力軸11および差動歯車
機構19間をギヤ21,20で直接伝動可能に駆動結合
したから、2軸構成が実現され、装置の径方向寸法を減
少させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車のモータ出
力軸と、左右一対の車輪を駆動する差動機構との間にあ
って、これらの間で伝動機能を司る減速装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車のパワーユニットに用いる減
速装置としては、今日の一般的な車両用減速装置と同じ
考え方に基づけば、図2の如き構成となる。ここで1
は、図示せざるモータの回転を伝達される入力軸、2は
この入力軸1からオフセットし、これに平行な軸線O1
上に配置した差動歯車機構、3はこれら入力軸1および
差動歯車機構2間にあってこれらに平行な軸線O2 上に
配置したアイドラ軸を夫々示す。入力軸1には入力ギヤ
4を形成し、この入力ギヤ4に噛合するアイドラギヤ5
をアイドラ軸3上に嵌着する。なお、アイドラ軸3には
更にファイナルドライブピニオン6を形成し、これに噛
合するファイナルドライブリングギヤ7を差動歯車機構
2に結合して、これらで差動歯車機構2を駆動するため
のファイナルドライブを構成する。
【0003】上記の構成において、入力軸1へ伝達され
たモータ回転は入力ギヤ4、アイドラギヤ5、ファイナ
ルドライブピニオン6、およびファイナルドライブリン
グギヤ7を順次経て差動歯車機構2に至り、差動歯車機
構2は入力回転を図示せざる左右駆動車輪に分配出力し
てこれら車輪を回転駆動する。なお、この伝動中、入力
ギヤ4およびアイドラギヤ5間で1段目の減速がなさ
れ、ファイナルドライブピニオン6およびファイナルド
ライブリングギヤ7間で2段目の減速がなされ、モータ
回転を適切な回転に落とすことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ような構造の減速装置にあっては、モータの回転を伝達
される入力軸1と差動歯車機構2の回転軸O1 に加え、
減速のためのアイドラ軸3が必要になる軸構成であるた
め、軸直角断面で見た時の減速装置の寸法つまり径方向
寸法が大きくなるのを免れないと共に、減速装置の重量
が大きくなってしまうという問題があった。また、アイ
ドラ軸の構造上、高回転入力で騒音や振動を発生すると
いった問題もある。
【0005】本発明は、電気自動車の減速装置を、アイ
ドラ軸が不要な構成とすることによって上述の問題を解
消することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため第1発明
による電気自動車用減速装置は、モータ出力軸と、モー
タ出力軸に結合された減速機構と、前記モータ出力軸か
らオフセットされた平行な軸線上に差動歯車機構を備
え、前記モータ出力軸の回転を前記差動歯車機構を介し
て車輪に伝達するようにした電気自動車用減速装置にお
いて、前記減速機構は、最内周の回転部材を前記モータ
出力軸に結合し、最外周の回転部材をハウジングに固定
し、最内周の回転部材と最外周の回転部材との間に設け
られた複数の遊星回転部材を支持する遊星キャリアを減
速機構の出力軸に結合した遊星式減速機構であり、前記
減速機構の出力軸には第1ギアが設けられ、前記差動歯
車機構には前記第1ギアと噛み合う第2ギアが設けられ
ていることを特徴とするものである。
【0007】第2発明は、第1発明において前記遊星式
減速機構を遊星ローラ組により構成したことを特徴とす
るものである。
【0008】
【作用】第1発明の電気自動車用減速装置においては、
モータ出力軸の回転が遊星式減速機構を介して出力軸へ
伝達され、この回転が当該出力軸に設けられた第1ギヤ
から第2ギヤに伝達され、その後差動歯車機構を介して
車輪に伝達される。ところで、前記モータ出力軸の回転
が遊星式減速機構の出力軸に設けられた第1ギヤから第
2ギヤを介し差動歯車機構に伝達されるので、減速のた
めのアイドラ軸が不要となり、結果として2軸構成が実
現されることから、その分、電気自動車用減速装置の径
方向寸法を小さくすることが可能となる。
【0009】また、前記遊星式減速機構を用いるに際
し、その最内周における回転部材をモータ出力軸に結合
し、最外周における回転部材をハウジングに固定し、遊
星回転部材を支持する遊星キャリアを前記遊星式減速機
構の出力軸に結合する場合、当該結合や固定を行うべき
部分間の距離が短くて、構造上およびコスト的に大いに
有利である。
【0010】第2発明の電気自動車用減速装置のよう
に、上記遊星式減速機構を遊星ローラ組により構成した
場合、遊星歯車組のような歯切り加工が必要でないこと
から、更なる低廉化を図ることができる。又、歯車組に
比べ、音、振動を減少させることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は、本発明による電気自動車用減速装置
の一実施例を示し、11はその出力軸、12は電気自動
車の動力源であるモータ、13はその出力軸である。出
力軸11とモータ出力軸13とは共通な軸線Oi 上に同
軸、相対回転自在に配置し、出力軸11をハウジング1
4内に回転自在に支持する。
【0012】出力軸11およびモータ出力軸13間を遊
星式減速機構15により駆動結合し、この遊星式減速機
構15は遊星歯車組でもよいが、これを本例ではサンロ
ーラ15a、リングローラ15b、これらサンローラ1
5aの外周面およびリングローラ15bの内周面に摩擦
接触する複数個(通常3個)の遊星ローラ15c、およ
びこれら遊星ローラ15cを円周方向等間隔の配置状態
に維持して回転自在に支持する遊星キャリア15dより
なる遊星ローラ組で構成する。
【0013】そして遊星ローラ式減速機構15は、最内
周におけるサンローラ15aをモータ出力軸13上に一
体回転可能に嵌着し、また最外周におけるリングローラ
15bをハウジング14に固定し、更に遊星キャリア1
5dをキー16により出力軸11に楔着して、出力軸1
1およびモータ出力軸13間を減速伝動型式に駆動結合
するものとする。なお遊星キャリア15dは、軸受17
によりモータ出力軸13上に軸承して該モータ出力軸1
3に対する芯出しを行うと共に、軸受18によりハウジ
ング14に対して軸承するものとする。
【0014】ハウジング14内には更に差動歯車機構1
9を回転自在に支持して設け、その回転軸線Oo が出力
軸11の回転軸線Oi からオフセットし、これに平行な
方向に延在するよう差動歯車機構19を配置する。ここ
で、差動歯車機構19に結合したファイナルドライブ出
力ギヤ20(第2ギヤ)と噛合するファイナルドライブ
入力ギヤ21(第1ギヤ)を出力軸11に一体成形して
設け、これにより出力軸11と差動歯車機構19との間
を直接伝動可能に駆動結合する。この際、ファイナルド
ライブ入力ギヤ21の歯数をファイナルドライブ出力ギ
ヤ20のそれより少なくして、これらで減速伝動機構を
構成するのがよい。その理由は、該機構による減速比の
分だけ上記遊星式減速機構15の減速比を小さくするこ
とが可能となり、遊星式減速機構15の設計が楽になる
と共に、該機構の強度を確保し易くなって、有利であ
る。
【0015】上記実施例の作用を次に説明する。モータ
出力軸13の回転はサンローラ15aに入力される。こ
こでリングローラ15bがハウジング14に固定されて
いることから、サンローラ15aは遊星ローラ15cを
リングローラ15bの内周面に沿って転動させる。この
転動は遊星キャリア15dを同方向へ回転せしめ、この
回転が出力軸11に伝達される。ところで、サンローラ
15aを入力要素とされ、リングローラ15bを反力受
け要素とされ、遊星キャリア15dを出力要素とされて
いるため遊星式減速機構15は、モータ出力軸13の回
転を減速して出力軸11に伝達することができる。かよ
うに減速されて出力軸11に伝達された回転は、ファイ
ナルドライブ入力ギヤ21およびファイナルドライブ出
力ギヤ20を順次経て差動歯車機構19に至り、この差
動歯車機構19がこの回転を図示せざる車両の左右駆動
車輪に分配出力する。
【0016】ところで本例の構成によれば、出力軸11
およびモータ出力軸13間を遊星式減速機構15により
駆動結合し、ここで減速を行う構成にし、同時に出力軸
11および差動歯車機構19間をギヤ21,20で直接
伝動可能に駆動結合したから、電気自動車用減速装置が
アイドラ軸3(図2参照)のない2軸構成となり、該装
置の径方向寸法を減少させることができる。
【0017】このため、トランスアクスルを前輪に配置
する場合にはフードの高さを低くすることも可能とな
り、また、現行のエンジンを動力とする自動車にも車体
構造を大幅に変更することなく搭載可能となるなど、レ
イアウト上の制限が著しく減少する。
【0018】さらに、遊星式減速機構15をかかる遊星
ローラ組により構成したため、遊星歯車組のような歯切
り加工が必要でないことから、コスト的に有利である。
【0019】加えて遊星式減速機構15をかかる遊星ロ
ーラ組により構成したため、トラクションオイルの油膜
により動力を伝達するのでギヤにより構成したものより
も機械的摩耗が著しく少なく耐久性が向上し、音および
振動も減少するという効果がある。また、ギヤにより構
成した場合よりも高速回転で使用できるのでモータ12
を小型軽量化できる。
【0020】なお上述の例では差動歯車機構19の回転
方向が図2の場合と逆になるが、モータ12の回転方向
を結線の変更により容易に逆転させることができること
から、上記のことが問題になることはない。
【0021】
【発明の効果】かくして第1発明の電気自動車用減速装
置は、請求項1に記載の如く、モータ出力軸の回転を当
該モータ出力軸に結合された遊星式減速機構の出力軸に
設けられた第1ギヤと、該第1ギヤと噛み合う第2ギヤ
により差動歯車機構を介し車輪に伝達するようにしたた
め、減速のためのアイドラ軸が不要となり、結果として
2軸構成が実現されることから、その分、電気自動車用
減速装置の径方向寸法を小さくすることが可能となる。
このため、トランスアクスルを前輪に配置する場合には
フードの高さを低くすることも可能となり、また、現行
のエンジンを動力とする自動車にも車体構造を大幅に変
更することなく搭載可能となるなど、レイアウト上の制
限が著しく減少する。
【0022】なお、請求項2に記載された第2発明のよ
うに、上記遊星式減速機構を遊星ローラ組により構成し
た場合、遊星歯車組のような歯切り加工が必要でないこ
とから、更なる低廉化を図ることができる。
【0023】また、遊星式減速機構をかかる遊星ローラ
組により構成したためトラクションオイルの油膜により
動力を伝達するのでギアにより構成したものよりも機械
的摩耗が著しく少なく耐久性が向上し、音および振動も
減少するという効果がある。また、ギアにより構成した
場合よりも高速回転で使用できるのでモータを小型軽量
化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施の態様になる電気自動車用減速装
置を示す断面図である。
【図2】従来の電気自動車用減速装置を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
11 出力軸 12 モータ 13 モータ出力軸 14 ハウジング 15 遊星式減速機構 17,18 軸受 19 差動歯車機構 20 ファイナルドライブ出力ギヤ 21 ファイナルドライブ入力ギヤ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ出力軸と、 モータ出力軸に結合された減速機構と、 前記モータ出力軸からオフセットされた平行な軸線上に
    差動歯車機構を備え、 前記モータ出力軸の回転を前記差動歯車機構を介して車
    輪に伝達するようにした電気自動車用減速装置におい
    て、 前記減速機構は、 最内周の回転部材を前記モータ出力軸に結合し、 最外周の回転部材をハウジングに固定し、 最内周の回転部材と最外周の回転部材との間に設けられ
    た複数の遊星回転部材を支持する遊星キャリアを減速機
    構の出力軸に結合した遊星式減速機構であり、 前記減速機構の出力軸には第1ギアが設けられ、 前記差動歯車機構には前記第1ギアと噛み合う第2ギア
    が設けられていることを特徴とする電気自動車用減速装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記遊星式減速機構
    を遊星ローラ組により構成したことを特徴とする電気自
    動車用減速装置。
JP13876694A 1994-06-21 1994-06-21 電気自動車用減速装置 Pending JPH082266A (ja)

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JP13876694A JPH082266A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電気自動車用減速装置

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JPH082266A true JPH082266A (ja) 1996-01-09

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ID=15229698

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JP13876694A Pending JPH082266A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電気自動車用減速装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103660929A (zh) * 2012-09-13 2014-03-26 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 一种电动汽车传动系统

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103660929A (zh) * 2012-09-13 2014-03-26 南车戚墅堰机车车辆工艺研究所有限公司 一种电动汽车传动系统

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