JPH0822729B2 - 金属酸化物板状粒子の製造方法 - Google Patents
金属酸化物板状粒子の製造方法Info
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- JPH0822729B2 JPH0822729B2 JP1141194A JP14119489A JPH0822729B2 JP H0822729 B2 JPH0822729 B2 JP H0822729B2 JP 1141194 A JP1141194 A JP 1141194A JP 14119489 A JP14119489 A JP 14119489A JP H0822729 B2 JPH0822729 B2 JP H0822729B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は金属酸化物板状粒子の製造方法に関し、更に
詳しくは球状でない板状の金属酸化物粒子を効率よく製
造する方法に関する。
詳しくは球状でない板状の金属酸化物粒子を効率よく製
造する方法に関する。
<従来技術> 金属酸化物粒子の製造方法としては、アルコール溶媒
中でアルキルシリケートをアンモニアおよび水と接触さ
せて0.05〜2μmのシリカ粒子を製造する方法(J.Coll
oid & Interface Sci.,26,62.(1968))、アルコ
ールと炭化水素を含む溶媒中でアルキルシリケート,ア
ンモニアおよび水を混合接触させるシリカ粒子の製造方
法(特開昭62−153110号公報)、有機金属化合物をアル
コール性溶媒中で加水分解して平均粒子径0.05〜2μm
の酸化物球状粒子を製造する方法(特開昭62−207356号
公報)、オルトケイ酸エチルの加水分解から含水シリカ
単分散球を製造する方法(日本化学会誌 1981,(9),
1503〜1505)、金属酸化物および水酸化物の単分散・球
状ゾルの製造方法(日本化学会編 新実験化学講座(1
8)界面とコロイドp323)等が知られている。これらの
方法によれば単分散の微細な粒子を得ることができる。
しかし得られる粒子は球状であり、板状ではない。
中でアルキルシリケートをアンモニアおよび水と接触さ
せて0.05〜2μmのシリカ粒子を製造する方法(J.Coll
oid & Interface Sci.,26,62.(1968))、アルコ
ールと炭化水素を含む溶媒中でアルキルシリケート,ア
ンモニアおよび水を混合接触させるシリカ粒子の製造方
法(特開昭62−153110号公報)、有機金属化合物をアル
コール性溶媒中で加水分解して平均粒子径0.05〜2μm
の酸化物球状粒子を製造する方法(特開昭62−207356号
公報)、オルトケイ酸エチルの加水分解から含水シリカ
単分散球を製造する方法(日本化学会誌 1981,(9),
1503〜1505)、金属酸化物および水酸化物の単分散・球
状ゾルの製造方法(日本化学会編 新実験化学講座(1
8)界面とコロイドp323)等が知られている。これらの
方法によれば単分散の微細な粒子を得ることができる。
しかし得られる粒子は球状であり、板状ではない。
一方、ファインセラミックス,製紙塗工顔料,紙の内
填剤,プラスチックの充填剤,塗料用顔料,化粧品用ビ
ヒクル,窯業などの化学工業分野や建材分野などでは板
状,繊維状あるいは塊状などの球状でない無機酸化物粒
子が必要とされる。このような球状でない無機酸化物粒
子の製造法としては、板状カオリナイトの製造法(Clay
s and Clay Minerals 33(3),200〜206,(1985))、
六角板状フェライト粒子粉末の製造法(特公昭60−1557
4号公報)、β−オキシ水酸化鉄粒子粉末の製造法(特
公昭61−288号公報)、薄片状α−酸化第二鉄粒子の製
造法(特開昭61−122127号公報)、合成雲母粉末体の製
造法(特開昭63−183962号公報)などが知られている。
しかし、いずれも有機金属化合物を原料とするものでは
ない。従って、これらの方法で無機酸化物粒子を製造す
る場合には反応のために高温度,高圧力を要したり、分
子状酸素による酸化反応を必要とするので、得られる粒
子が凝集しやすく単分散体を得ることが難しい。
填剤,プラスチックの充填剤,塗料用顔料,化粧品用ビ
ヒクル,窯業などの化学工業分野や建材分野などでは板
状,繊維状あるいは塊状などの球状でない無機酸化物粒
子が必要とされる。このような球状でない無機酸化物粒
子の製造法としては、板状カオリナイトの製造法(Clay
s and Clay Minerals 33(3),200〜206,(1985))、
六角板状フェライト粒子粉末の製造法(特公昭60−1557
4号公報)、β−オキシ水酸化鉄粒子粉末の製造法(特
公昭61−288号公報)、薄片状α−酸化第二鉄粒子の製
造法(特開昭61−122127号公報)、合成雲母粉末体の製
造法(特開昭63−183962号公報)などが知られている。
しかし、いずれも有機金属化合物を原料とするものでは
ない。従って、これらの方法で無機酸化物粒子を製造す
る場合には反応のために高温度,高圧力を要したり、分
子状酸素による酸化反応を必要とするので、得られる粒
子が凝集しやすく単分散体を得ることが難しい。
<発明の目的> 本発明者は、上述した板状粒子の製造法の欠点を解消
し単分散状の板状粒子を製造する方法について鋭意研究
した結果、有機金属化合物を原料として用い、これを加
水分解,脱水反応させるとき、少くとも脱水反応を電場
下で行なわせることにより単分散状の金属酸化物板状粒
子を得ることの出来ることを見出し、本発明に到達し
た。
し単分散状の板状粒子を製造する方法について鋭意研究
した結果、有機金属化合物を原料として用い、これを加
水分解,脱水反応させるとき、少くとも脱水反応を電場
下で行なわせることにより単分散状の金属酸化物板状粒
子を得ることの出来ることを見出し、本発明に到達し
た。
本発明の目的は、有機金属化合物を用いて、金属酸化
物板状粒子を効率よく製造する方法を提供することにあ
る。
物板状粒子を効率よく製造する方法を提供することにあ
る。
<発明の構成・効果> 本発明の目的は、本発明によれば、有機金属化合物を
加水分解反応させ、次いで脱水反応させることにより金
属酸化物の粒子を製造する方法において、上記2つの反
応うち少くとも脱水反応を電場下で行なわせることによ
り、生成した金属酸化物の微粒子の熱拡散運動を二次元
方向に規制して、板状粒子とすることを特徴とする金属
酸化物板状粒子の製造方法によって達成される。
加水分解反応させ、次いで脱水反応させることにより金
属酸化物の粒子を製造する方法において、上記2つの反
応うち少くとも脱水反応を電場下で行なわせることによ
り、生成した金属酸化物の微粒子の熱拡散運動を二次元
方向に規制して、板状粒子とすることを特徴とする金属
酸化物板状粒子の製造方法によって達成される。
本発明に用いる有機金属化合物とは、特開昭62−2073
56号公報に例示される如く加水分解性有機基を含有する
金属化合物例えばケイ素,チタン,ジルコニウム等の金
属化合物で、加水分解して金属酸化物(無機酸化物)を
形成しうるものであればよく、工業的に入手しやすく安
価であるものとして一般式M(OR)4(但しMはSi,Ti
またはZrであり、Rはアルキル基を表わす)で示される
金属アルコキシドが殊に好ましくあげられる。具体的に
は、テトラメトキシシラン,テトラエトキシシラン,テ
トライソプロポキシシラン,テトラブトキシシラン,テ
トラメトキシチタン,テトラエトキシチタン,テトライ
ソプロポキシチタン,テトラブトキシチタン,テトラメ
トキシジルコン,テトラエトキシジルコン,テトライソ
プロポキシジルコン,テトラブトキシジルコン,テトラ
(2−エチルヘキシル)チタネート,ジルコニウムアセ
テート,ジルコニウムオキサレート,ジルコニウムラク
テート,チタンラクテート,チタンアセチルアセトナー
ト,ジルコンアセチルアセトナート,チタンオクチレン
グリコラート,チタントリエタノールアミネートなどを
例示することができる。
56号公報に例示される如く加水分解性有機基を含有する
金属化合物例えばケイ素,チタン,ジルコニウム等の金
属化合物で、加水分解して金属酸化物(無機酸化物)を
形成しうるものであればよく、工業的に入手しやすく安
価であるものとして一般式M(OR)4(但しMはSi,Ti
またはZrであり、Rはアルキル基を表わす)で示される
金属アルコキシドが殊に好ましくあげられる。具体的に
は、テトラメトキシシラン,テトラエトキシシラン,テ
トライソプロポキシシラン,テトラブトキシシラン,テ
トラメトキシチタン,テトラエトキシチタン,テトライ
ソプロポキシチタン,テトラブトキシチタン,テトラメ
トキシジルコン,テトラエトキシジルコン,テトライソ
プロポキシジルコン,テトラブトキシジルコン,テトラ
(2−エチルヘキシル)チタネート,ジルコニウムアセ
テート,ジルコニウムオキサレート,ジルコニウムラク
テート,チタンラクテート,チタンアセチルアセトナー
ト,ジルコンアセチルアセトナート,チタンオクチレン
グリコラート,チタントリエタノールアミネートなどを
例示することができる。
有機金属化合物は、好ましくは上記したケイ素,チタ
ン,ジルコニウム等の有機金属化合物を主原料とするも
のであるが、それ以外にナトリウム,カリウム,ルビジ
ウム,セシウム,マグネシウム,カルシウム,ストロン
チウム,バリウム,ホウ素アルミニウム,ガリウム,イ
ンジウムなどの有機金属化合物または無機塩を共存せし
めて加水分解することにより、シリカ,チタン,ジルコ
ニウムの酸化物と上記金属の酸化物の複合体粒子とする
こともできる。その際、酸化物粒子中のケイ素,チタ
ン,ジルコニウムの酸化物の割合を原子比で70%以上と
するのが好ましい。
ン,ジルコニウム等の有機金属化合物を主原料とするも
のであるが、それ以外にナトリウム,カリウム,ルビジ
ウム,セシウム,マグネシウム,カルシウム,ストロン
チウム,バリウム,ホウ素アルミニウム,ガリウム,イ
ンジウムなどの有機金属化合物または無機塩を共存せし
めて加水分解することにより、シリカ,チタン,ジルコ
ニウムの酸化物と上記金属の酸化物の複合体粒子とする
こともできる。その際、酸化物粒子中のケイ素,チタ
ン,ジルコニウムの酸化物の割合を原子比で70%以上と
するのが好ましい。
上記の有機金属化合物を加水分解反応および脱水反応
を行なわせる溶媒としては、特開昭62−153110号公報,
特開昭62−207356号公報に例示される如く、アルコール
性溶媒あるいはアルコールと炭化水素を含む溶媒が好ま
しい。アルコール性溶媒中のアルコールとしては、メタ
ノール,エタノール,イソプロパノール,ブタノール,
イソアミルアルコール,エチレングリコール,プロピレ
ングリコールなどが単一であるいは混合して用いられ
る。これらの溶媒中にジオキサン,ジエチルエーテル,
酢酸エチルなどの有機溶媒を一部混合することもでき
る。また、炭化水素としては、アルコールと相溶性があ
るものであれば特に限定されるものではない。溶媒回収
の容易さ、炭化水素の価格などから炭素数5〜12の脂肪
族,脂環族,芳香族炭化水素が好ましく、特に炭素数6
〜9の炭化水素が好ましい。このような炭化水素として
は、n−ヘキサン,n−ヘプタン,シクロヘキサン,メチ
ルシクロヘキサン,ベンゼン,トルエン,キシレン等を
例示することができる。
を行なわせる溶媒としては、特開昭62−153110号公報,
特開昭62−207356号公報に例示される如く、アルコール
性溶媒あるいはアルコールと炭化水素を含む溶媒が好ま
しい。アルコール性溶媒中のアルコールとしては、メタ
ノール,エタノール,イソプロパノール,ブタノール,
イソアミルアルコール,エチレングリコール,プロピレ
ングリコールなどが単一であるいは混合して用いられ
る。これらの溶媒中にジオキサン,ジエチルエーテル,
酢酸エチルなどの有機溶媒を一部混合することもでき
る。また、炭化水素としては、アルコールと相溶性があ
るものであれば特に限定されるものではない。溶媒回収
の容易さ、炭化水素の価格などから炭素数5〜12の脂肪
族,脂環族,芳香族炭化水素が好ましく、特に炭素数6
〜9の炭化水素が好ましい。このような炭化水素として
は、n−ヘキサン,n−ヘプタン,シクロヘキサン,メチ
ルシクロヘキサン,ベンゼン,トルエン,キシレン等を
例示することができる。
有機金属化合物に対する上記した溶媒の使用量は、多
いほど粒子の凝集を抑制し、粒径を均一にする効果があ
るが、反面、脱水反応の速度が遅くなり、生産効率が低
下する傾向にある。一方溶媒が少なすぎると生成した微
粒子が凝集しやすくなる。従って、有機金属化合物に対
する溶媒の量は2〜70倍、更には4〜50倍であることが
好ましい。有機金属化合物を溶媒に添加する方法は、有
機金属化合物を一回で添加してもよいし、何回かに分割
して添加してもよい。また有機金属化合物を溶媒に添加
した後、この溶液を先とは異なる溶媒に添加してもよ
い。
いほど粒子の凝集を抑制し、粒径を均一にする効果があ
るが、反面、脱水反応の速度が遅くなり、生産効率が低
下する傾向にある。一方溶媒が少なすぎると生成した微
粒子が凝集しやすくなる。従って、有機金属化合物に対
する溶媒の量は2〜70倍、更には4〜50倍であることが
好ましい。有機金属化合物を溶媒に添加する方法は、有
機金属化合物を一回で添加してもよいし、何回かに分割
して添加してもよい。また有機金属化合物を溶媒に添加
した後、この溶液を先とは異なる溶媒に添加してもよ
い。
有機金属化合物を加水分解するために添加する水の量
は、有機金属化合物に対し、モル比で2倍以上を必要と
する。好ましくは4倍以上であるが、水が多いことによ
る加水分解反応への悪影響はない。但し、あまりにも多
いと脱水反応の速度が遅くなり、生産効率が低下するの
で200倍以下にするのが好ましい。
は、有機金属化合物に対し、モル比で2倍以上を必要と
する。好ましくは4倍以上であるが、水が多いことによ
る加水分解反応への悪影響はない。但し、あまりにも多
いと脱水反応の速度が遅くなり、生産効率が低下するの
で200倍以下にするのが好ましい。
加水分解反応および/または脱水反応の触媒として、
NH4 +,Na+などのカチオンやSO4 2-,H2PO4 -などのアニオン
の触媒成分を添加することができるが、その有無および
量は使用する有機金属化合物の種類によって異なる。
NH4 +,Na+などのカチオンやSO4 2-,H2PO4 -などのアニオン
の触媒成分を添加することができるが、その有無および
量は使用する有機金属化合物の種類によって異なる。
加水分解反応および/または脱水反応は任意の温度,
圧力で行なうことができるが、その操作性から考えて常
圧下で用いる溶媒の沸点以下、凝固点以上の温度で行な
うのが好ましい。
圧力で行なうことができるが、その操作性から考えて常
圧下で用いる溶媒の沸点以下、凝固点以上の温度で行な
うのが好ましい。
本発明における電場は、加水分解および/または脱水
反応を行なわせる反応器中に設置した一対以上の陰/陽
極要素間に直流電界または交番直流電界を印加すること
である。この電界の強度は陰/陽極要素間の単位間隔当
り50V/cm以上である。この電界強度が50V/cm未満では微
粒子(核粒子)の熱拡散運動を実質的に二次元方向に十
分規制できず好ましくない。電界の強度は、反応の進行
により連続的あるいは段階的に変えることは一向にさし
つかえない。反応器中に設置した一対以上の陰/陽極要
素はその全部あるいは一部が常に反応溶液中に浸漬され
た状態でなければならない。かかる電場下での反応によ
って、生成した微粒子(核粒子)の熱拡散運動が実質的
二次元方向に規制され、この為微粒子の成長が該二次元
方向に規制されて板状粒子となる。
反応を行なわせる反応器中に設置した一対以上の陰/陽
極要素間に直流電界または交番直流電界を印加すること
である。この電界の強度は陰/陽極要素間の単位間隔当
り50V/cm以上である。この電界強度が50V/cm未満では微
粒子(核粒子)の熱拡散運動を実質的に二次元方向に十
分規制できず好ましくない。電界の強度は、反応の進行
により連続的あるいは段階的に変えることは一向にさし
つかえない。反応器中に設置した一対以上の陰/陽極要
素はその全部あるいは一部が常に反応溶液中に浸漬され
た状態でなければならない。かかる電場下での反応によ
って、生成した微粒子(核粒子)の熱拡散運動が実質的
二次元方向に規制され、この為微粒子の成長が該二次元
方向に規制されて板状粒子となる。
本発明によれば、金属酸化物板状粒子を単分散状態で
効率よく製造することができる。本発明の方法で得られ
る板状粒子は粒径の均一性に優れ、例えば、0.01〜20μ
m、更には0.01〜10μm、特に0.05〜4μmの平均粒径
を有し、かつ2.5以上、更には3.5以上の平均板状比(板
径/板厚)を有するものであって、例えばセラミック
ス,製紙塗工顔料,紙の内填剤,プラスチックの充填
剤,塗料用顔料,化粧品用ビヒクル,窯業,磁気記録媒
体用のベースフイルムを例えばポリエステルフイルムの
滑剤等の分野に有用である。
効率よく製造することができる。本発明の方法で得られ
る板状粒子は粒径の均一性に優れ、例えば、0.01〜20μ
m、更には0.01〜10μm、特に0.05〜4μmの平均粒径
を有し、かつ2.5以上、更には3.5以上の平均板状比(板
径/板厚)を有するものであって、例えばセラミック
ス,製紙塗工顔料,紙の内填剤,プラスチックの充填
剤,塗料用顔料,化粧品用ビヒクル,窯業,磁気記録媒
体用のベースフイルムを例えばポリエステルフイルムの
滑剤等の分野に有用である。
<実施例> 以下、実施例を掲げて本発明を更に説明する。
尚実施例中の部は重量部を示す。また本発明における
種々の特性値および特性は以下の如くして測定されたも
のであり、且つ定義されたものである。
種々の特性値および特性は以下の如くして測定されたも
のであり、且つ定義されたものである。
(1) 粒子の平均粒径 遠心式自動粒度測定装置(堀場製作所製CAPA−500)
を用いて測定する。
を用いて測定する。
(2) 粒子の形状 得られた粒子を走査型電子顕微鏡にて観察する。
実施例−1 反応器内に一対の陰極要素と陽極要素を設け、この間
隔を50mmに保ち、オルトケイ酸エチル27部とメタノール
33部を同時に加えた。
隔を50mmに保ち、オルトケイ酸エチル27部とメタノール
33部を同時に加えた。
さらに、エタノール100部と28%アンモニア水17部と
蒸留水3部を同時に加えた後、すぐに、30秒間隔で交番
する450Vの直流電界を陰/陽極要素に印加した。30分間
室温で反応させた後、電界の印加を停止して反応器にエ
タノール200部を添加して反応生成物を取出した。生成
した酸化ケイ素粒子の平均粒径は0.52μmであり、平均
板状比(板径/板厚)は7であった。この粒子は単分散
状の粒子であった。
蒸留水3部を同時に加えた後、すぐに、30秒間隔で交番
する450Vの直流電界を陰/陽極要素に印加した。30分間
室温で反応させた後、電界の印加を停止して反応器にエ
タノール200部を添加して反応生成物を取出した。生成
した酸化ケイ素粒子の平均粒径は0.52μmであり、平均
板状比(板径/板厚)は7であった。この粒子は単分散
状の粒子であった。
実施例−2 一対毎の陰極要素と陽極要素の間隔を8mmに保ち、三
対の陰/陽極要素を設置した反応器の一方の端からtert
−ブチルアルコール50部とチタン酸テトライソプロピル
2部と蒸留水0.2部の割合で連続して供給した。このと
き、印加した電界は上流側より、交番間隔10秒の150V直
流電界,交番間隔10秒の250V直流電界,交番間隔30秒の
500V直流電界であった。反応器を室温に保ち反応器の平
均滞留時間を60分に保つように供給総量を調節して、他
端より反応生成物を取出した。生成した酸化チタン粒子
は単分散状の粒子であり、この平均粒径は0.23μmであ
り、個々の粒子の形状は板状(平均板状比=7)であっ
た。
対の陰/陽極要素を設置した反応器の一方の端からtert
−ブチルアルコール50部とチタン酸テトライソプロピル
2部と蒸留水0.2部の割合で連続して供給した。このと
き、印加した電界は上流側より、交番間隔10秒の150V直
流電界,交番間隔10秒の250V直流電界,交番間隔30秒の
500V直流電界であった。反応器を室温に保ち反応器の平
均滞留時間を60分に保つように供給総量を調節して、他
端より反応生成物を取出した。生成した酸化チタン粒子
は単分散状の粒子であり、この平均粒径は0.23μmであ
り、個々の粒子の形状は板状(平均板状比=7)であっ
た。
実施例−3 反応器内に一対の陰極要素と陽極要素を設け、この間
隔を20mmに保ち、tert−ブチルアルコール30部とイソプ
ロパノール70部とジルコニウムテトラ−n−ブトキシド
8部と蒸留水2部を同時に添加した。その後直ちに交番
間隔15秒で直流電界300Vを印加して反応を室温で行なわ
せた。50分間反応させた後、直流電界500V(交番間隔15
秒)を40分間印加した。その後電界の印加を停止し、蒸
留水200部を反応器に添加して反応生成物を取出した。
生成した酸化ジルコニウム粒子は単分散状の粒子であ
り、この平均粒径は0.18μmであり、個々の粒子の形状
は板状であった。
隔を20mmに保ち、tert−ブチルアルコール30部とイソプ
ロパノール70部とジルコニウムテトラ−n−ブトキシド
8部と蒸留水2部を同時に添加した。その後直ちに交番
間隔15秒で直流電界300Vを印加して反応を室温で行なわ
せた。50分間反応させた後、直流電界500V(交番間隔15
秒)を40分間印加した。その後電界の印加を停止し、蒸
留水200部を反応器に添加して反応生成物を取出した。
生成した酸化ジルコニウム粒子は単分散状の粒子であ
り、この平均粒径は0.18μmであり、個々の粒子の形状
は板状であった。
比較例−1 攪拌機のついた完全混合槽型反応器にエタノール100
部と28%アンモニア水17部と蒸留水2部を加えてよく混
合した。その後メタノール33部とオルトケイ酸エチル9
部を同時に添加し、ゆっくりした速度で攪拌しながら室
温下で60分間反応させた。その後、反応生成物を取出し
た。反応により生成した酸化ケイ素粒子の平均粒径は0.
72μmであった。この粒子の形状は真球状であった。
部と28%アンモニア水17部と蒸留水2部を加えてよく混
合した。その後メタノール33部とオルトケイ酸エチル9
部を同時に添加し、ゆっくりした速度で攪拌しながら室
温下で60分間反応させた。その後、反応生成物を取出し
た。反応により生成した酸化ケイ素粒子の平均粒径は0.
72μmであった。この粒子の形状は真球状であった。
比較例−2 攪拌機のついた完全混合槽型反応器にチタン酸テトラ
エチル3部とエタノール100部と蒸留水0.2部を添加し
て、攪拌機を200rpmで回転させながら室温で40分間反応
させた。反応終了後、生成物を取り出したところ平均粒
径0.21μmで、球状の酸化チタン粒子が得られた。
エチル3部とエタノール100部と蒸留水0.2部を添加し
て、攪拌機を200rpmで回転させながら室温で40分間反応
させた。反応終了後、生成物を取り出したところ平均粒
径0.21μmで、球状の酸化チタン粒子が得られた。
比較例−3 攪拌機のついた完全混合槽型反応器にイソプロパノー
ル100部とジルコニウムテトラ−n−ブトキシド5部と
蒸留水1部を添加して、攪拌機を100rpmで回転させなが
ら室温で30分間反応させた。反応終了後、生成物を取り
出したところ平均粒径0.18μmで球状の酸化ジルコニウ
ム粒子が得られた。
ル100部とジルコニウムテトラ−n−ブトキシド5部と
蒸留水1部を添加して、攪拌機を100rpmで回転させなが
ら室温で30分間反応させた。反応終了後、生成物を取り
出したところ平均粒径0.18μmで球状の酸化ジルコニウ
ム粒子が得られた。
Claims (4)
- 【請求項1】有機金属化合物を加水分解反応させ、次い
で脱水反応させることにより金属酸化物の粒子を製造す
る方法において、上記2つの反応のうち少くとも脱水反
応を電場下で行なわせることにより、生成した金属酸化
物の微粒子の熱拡散運動を二次元方向に規制して、板状
粒子とすることを特徴とする金属酸化物板状粒子の製造
方法。 - 【請求項2】有機金属化合物が金属アルコキシドである
請求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】有機金属化合物の主たる金属成分がケイ
素,チタンまたはジルコニウムである請求項1または2
記載の製造方法。 - 【請求項4】電場が電位勾配50V/cm以上の直流電界また
は交番直流電界からなる請求項1記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141194A JPH0822729B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 金属酸化物板状粒子の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1141194A JPH0822729B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 金属酸化物板状粒子の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH038703A JPH038703A (ja) | 1991-01-16 |
| JPH0822729B2 true JPH0822729B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=15286346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1141194A Expired - Lifetime JPH0822729B2 (ja) | 1989-06-05 | 1989-06-05 | 金属酸化物板状粒子の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0822729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5603819A (en) * | 1993-03-24 | 1997-02-18 | Martin Marietta Energy Systems, Inc. | Variation of the shape and morphological properties of silica and metal oxide powders by electro homogeneous precipitation |
-
1989
- 1989-06-05 JP JP1141194A patent/JPH0822729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH038703A (ja) | 1991-01-16 |
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