JPH08227883A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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JPH08227883A
JPH08227883A JP34050294A JP34050294A JPH08227883A JP H08227883 A JPH08227883 A JP H08227883A JP 34050294 A JP34050294 A JP 34050294A JP 34050294 A JP34050294 A JP 34050294A JP H08227883 A JPH08227883 A JP H08227883A
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pipe
treatment apparatus
flange portion
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健一 山賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連結部での気密性を確保することができる構
造を備えた熱処理装置を提供することにある。 【構成】 接続部にシール部材の温度上昇を抑制するた
めの温度抑制手段を設けたので、フランジ部での温度上
昇が抑えられる。この結果、フランジ部の対向面間に位
置するシール部材の熱的な変性が防止され、シール部材
の温度上昇を抑制して、シール効果を保持することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体製造工程において被処理体の熱処
理に際しプロセスガスを供給するプロセスチューブを有
する熱処理装置の一例として、酸化・拡散装置がある。
【0003】上記熱処理装置において酸化処理を行なう
場合には、水素と酸素とを燃焼筒内で燃焼化合させるこ
とで水蒸気を発生させ、この水蒸気を被処理体が配置さ
れている加熱炉をなすプロセスチューブ内に供給するよ
うになっている。このため、水蒸気を含む高温雰囲気下
に置かれた被処理体は、自身での変質によって表面に酸
化膜を生成する。
【0004】また、熱処理装置において拡散処理を行な
う場合にも、被処理体を加熱するための加熱炉をなすプ
ロセスチューブが用いられ、このプロセスチューブ内に
配置された被処理体に対して不純物化合物からの蒸発気
体を供給することで被処理体の表面に不純物原子の拡散
が行なわれる。
【0005】上記したように、酸化・拡散装置等の熱処
理装置においては、当然のことながらプロセスチューブ
に対して供給源からプロセスガスを供給するための供給
用石英管により供給している。この石英管はプロセスチ
ューブに取着された短い取出管と、供給源に取着された
短い取出管を連結管を中継させて連結させるのが慣用手
段になっている。
【0006】ところで、上記熱処理装置において酸化処
理を実行することにより酸化膜を生成する場合でいう
と、被処理体の面内での成膜の厚さを均一にする、所
謂、面内均一性を確保することが重要である。このため
には、供給する気体、すなわち水蒸気の温度を処理温度
に対して大きく変化しない状態に維持することが必要で
ある。
【0007】そこで、このような供給気体の温度の低下
を防止するために、当然、プロセスチューブと燃焼筒と
の間の距離を短くすることが考えられる。
【0008】上記連結管両端部での連結手段には、図9
に示すような、配管の端部にフランジ120を設け、こ
のフランジ120の対向面同士を当接させたうえで、フ
ランジ120の対向面にOリング121を介在させた構
造等の手段がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した連
結構造においては、経時的に連結部での気密性が悪化す
るという問題があった。
【0010】すなわち、この種の問題対策として、定期
的にプロセスチューブおよび配管をクリーニングするこ
とでウエハ上にパーティクル等の不純物が混入付着する
のを防止している。このため、上記した連結部も洗浄対
象となるが、例えば、この洗浄に用いられる薬液によっ
て連結部での接合面の平面性が損われてしまい、これに
よって、接合面での気密性が悪化することがある。一例
を挙げると、洗浄液としてフッ酸系溶剤を用いた場合に
は、石英管の表面が腐食されることで粗くなり、連結面
での平面性が損ねられて気密性が悪化する。
【0011】したがって、気密性が悪化すると、熱処理
装置内での熱処理に用いられるプロセスガスの漏洩が発
生しやすくなったり、また、外部からの不純物、特に酸
素の浸入を許容してしまうことがある。このため、酸化
処理の場合でいうと、所定の厚さの酸化膜を形成するた
めに設定されている水蒸気の量が変化してしまったり、
外部からの酸素の巻き込みにより所望する膜質が得られ
なくなってしまう場合がある。ちなみに、外部から酸素
を巻き込んだ場合には、燃焼筒から供給される水蒸気に
含まれる酸素のみで生成される被処理体上での酸化膜の
膜質が変化してしまうことになる。しかも、酸素を巻き
込んだりあるいは巻き込まなかったりという事態が発生
すると、被処理体の酸化膜の性質が被処理体毎で変化し
てしまうことになり、被処理体の歩留りが悪化する。
【0012】また、プロセスガスの漏洩が発生した場合
には、例えば、酸化用気体の一つとして塩素ガスを用い
ることもあり、この場合には、漏洩したガスをオペレー
タが吸引してしまう危険がある。
【0013】このような気密性の悪化は、直接、石英同
士を接触させたフラットなフランジあるいは球状連結部
において顕著である。
【0014】そこで、このように連結面が直接接触する
構造での問題を解消するために、図9に示すような連結
部の接合面間にOリングを介在させて気密性を確保する
場合には、Oリングの耐熱性あるいは耐腐食性が低いと
気密性を損ねることがある。
【0015】つまり、Oリングとしてゴム製のOリング
を用いた場合には、その耐熱性が低いことも相俟って、
酸化工程に用いられる水蒸気や上記した塩素ガスに接触
するとイオウ等の不純物が生成される虞れがある。
【0016】特に、プロセスチューブに有する供給用石
英管は、その長さが比較的短いために、熱源から出射さ
れてプロセスチューブの周壁を伝わる赤外線が接合面に
達しやすくなり、接合部での温度上昇が著しくなる。し
たがって、Oリングは、過熱状態に陥ることでその部分
での気密性を確保することが困難になる。
【0017】そこで、このような事態を回避するため
に、比較的耐熱性の高い金属製のガスケットを用いるこ
とも考えられるが、このようなガスケットを用いた場合
には、ガスケットのスプリングバックによる気密性を得
るために石英管同士の締結力を大きくする必要がある。
しかし、締結力を大きくすると石英製の連結部を破損し
てしまうという新たな問題がある。
【0018】このように、石英管同士の連結部での気密
性が悪くなると、所望の成膜条件を維持することができ
なくなる。
【0019】なお、以上は熱処理装置によって酸化処理
を行なう場合での問題として挙げたが、拡散工程におい
ても同様な問題が発生する虞がある。
【0020】そこで、本発明の目的は、上記従来の熱処
理装置における、特に、配管連結部での問題に鑑み、連
結部での気密性を確保することができる構造を備えた熱
処理装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、反応管にガス導入管または
ガス排気管が気密に設けられた熱処理装置において、前
記ガス導入管またはガス排気管と外部とを連通するため
に接続された外部連通配管との接続部に設けられたフラ
ンジ部と、このフランジ部の対向面間に配置されたシー
ル部材と、このシール部材の温度上昇を抑制する温度抑
制手段を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項2記載の発明は、前記温度抑制手段
は、前記フランジ部のガス導入管またはガス排気管の内
部と前記フランジ部との間に設けられた隔壁から成るこ
とを特徴とする。
【0023】請求項3記載の発明は、前記温度抑制手段
は、前記シール部材を冷却する冷却流体を循環させる冷
却機構を設けたことを特徴とする。
【0024】請求項4記載の発明は、反応管にガス導入
管またはガス排気管が気密に設けられた熱処理装置にお
いて、前記ガス導入管またはガス排気管と外部とを連通
するために接続された外部連通配管との接続部に設けら
れたフランジ部と、このフランジ部の対向面間に配置さ
れたシール部材と、このシール部材と前記フランジ部の
少なくとも一部を覆うカバー体と、このカバー体の内部
に冷却流体を循環する冷却流体循環機構を設けたことを
特徴とする。
【0025】請求項5記載の発明は、前記冷却流体は、
冷却された空気または不活性ガスであることを特徴とす
る。
【0026】
【作用】本発明では、接続部にシール部材の温度上昇を
抑制するための温度抑制手段を設けたので、フランジ部
での温度上昇が抑えられる。この結果、フランジ部の対
向面間に位置するシール部材の熱的な変性が防止され、
シール部材の温度上昇を抑制して、シール効果を保持す
ることが出来る。
【0027】
【実施例】以下、本発明装置を縦型バッチ式酸化処理装
置に適用した一実施例を、図面を参照して詳細に説明す
る。
【0028】図1において、1は酸素と水素とを燃焼化
合させる外部燃焼装置であって、この外部燃焼装置1
は、耐熱材料たとえば石英ガラスよって円筒状に形成さ
れた燃焼容器2を備えている。この燃焼容器2の一端部
中央には、酸素ガスを供給する酸素導入管3と、水素ガ
スを供給する水素導入管4が接続されている。また、上
記燃焼容器2の一端部を覆うように、酸素ガスと水素ガ
スを燃焼化合温度(着火点温度)以上例えば900℃に
加熱することのできる水蒸気生成用の抵抗加熱ヒーター
5が設けられている。
【0029】上記燃焼容器2の他端部中央には、生成ガ
スを供給するための耐熱耐腐食性材料、たとえば石英ガ
ラス製ガス供給管6の一端が接続され、このガス供給管
6の他端は縦型熱処装置7に接続されている。
【0030】この縦型熱処装置7は、その内部に、耐熱
材料たとえば石英ガラス製で略垂直に設置された気密容
器例えば円筒状の石英製反応管8を備えている。この反
応管8内には、耐熱材料、たとえば石英ガラス製のウエ
ハボート9が搬入例えば下方から搬入されるようになっ
ている。
【0031】このウエハボート9内には、上下方向に所
定ピッチで多数枚積層搭載された被処理体たとえば半導
体ウエハ10が収容されている。上記ウエハボート9
は、ボートエレベータ14の基台14a上に支承され、
送りネジ14bの回転により反応管8内に下方から送り
込まれ、処理後に下方へ送り出されるようになってい
る。
【0032】そして、前記反応管8の側壁外周には同軸
的に加熱装置たとえば抵抗加熱ヒーター11のような加
熱手段が設けられている。この抵抗加熱ヒーター11
は、たとえばステンレススティール製の筒体状のアウタ
ーシェル13の内側に断熱材12を介して支持されてお
り、以上の部材によって加熱炉が構成されている。ま
た、この加熱炉は、固定基台13a上に支持されてい
る。
【0033】前記抵抗加熱ヒーター11に印加する電圧
を制御することによって、上記反応管8の被処理体収容
領域の温度を、酸化膜生成温度たとえば300ー120
0℃の範囲の均一温度に適宜設定することができる。
【0034】上記反応管8の下部の一側には、処理ガス
を供給するためのガス導入管15が連結され、このガス
導入管15は、前記ガス供給管6とは接続部20によっ
て気密に接続されている。また、上記反応管8の下部の
他側には処理ガスを排出するための排出管17が連結さ
れている。この排出管17は、ガス排気管16に上記と
同様な接続部20によって連結されている。
【0035】前記ガス排気管16は、図示しない排気装
置、たとえば工場排気系に接続されている。これにより
反応管8内は、排気可能となっている。
【0036】次に、上記接続部20についてさらに具体
的に説明する。図2に示すように、上記接続部20は、
例えば石英ガラスによって円筒状に形成されたフランジ
部30、31と、このフランジ部31に設けられた凹部
32と、フランジ30側の石英配管の延長方向に設けら
れた円筒状の隔壁35と、前記凹部32に嵌合されるこ
とによって前記接続部20の気密性を保持するために設
けられた例えばテフロン製で断面U字状に形成されたリ
ング状シール材36とから構成されている。また、前記
リング状シール材36の断面U字状の内側には、図示し
ないコイル状のスプリングが設けられ、前記リング状シ
ール材36に反力を持たせている。
【0037】また、前記フランジ部30と31を押圧固
定するために、例えばSUSからなる円板状の押さえ板
37aと37bが設けられている。この押さえ板37a
と37bには、ボルト38を通すためのボルト孔が設け
られており、ボルト38とナット38bをねじ込むこと
によって、これら押さえ板37aと37bを前記ボルト
38とナット38bをねじ込み、前記フランジ部30と
31を押圧固定されている。
【0038】以上説明した縦型熱処理装置の動作につい
て説明する。まず、抵抗加熱ヒータにより、予め定めら
れた燃焼化合温度に加熱した後、酸素と水素を燃焼容器
2内に供給してそれを燃焼化合させると水蒸気が発生す
る。この水蒸気はガス供給管6と接続部20とガス導入
管15を通って反応管8内へ供給される。
【0039】プロセスによっては、図1に示すようにH
Clを酸素、水素とともに反応ガスとして反応管8内へ
供給することもある。反応管8内は予め抵抗加熱ヒータ
11によって、酸化膜生成温度例えば1000℃に加熱
されており、エレベータ14の上昇によって反応管8内
に搬入されているウエハボート9に支持される半導体ウ
エハ10の表面に前記水蒸気による酸化膜を形成する。
半導体ウエハ10を処理した後の高温処理済ガスは、排
出管17と接続部20とガス排気配管16を通って図示
しない排気装置によって排出される。
【0040】配管の寸法のばらつきや組み立て精度によ
って、上記酸化膜生成温度雰囲気近傍に設定される接続
部20を構成する端面どうしに角度が生ずることがある
が、角度がついても断面U字状のリング状シール材36
が押しつけられるような構造になっているので、気密性
を保つことができる。また、隔壁35を設けているの
で、リング状シール材36に直接的な熱の影響を防ぐこ
とが出来、熱によるシール性の低下等の影響をうけない
で済む。
【0041】〔第2実施例〕次に、第2実施例について
説明する。第2実施例は、第1実施例の隔壁35の内側
部に、円筒状の隔壁を設けて、2重の隔壁構造としたも
のである。第1実施例と同一のものについては、同一の
符号を付与し説明は省略する。図3において、円筒状の
隔壁41が設けられており、この隔壁41と前記隔壁3
5の2重構造としたことにより、より確実に熱の影響を
防止することができ、気密性を保持することができる。
【0042】〔第3実施例〕次に、第3実施例について
説明する。第3実施例は、第1実施例の隔壁35のかわ
りに、リング状シール材の冷却を行うために流体を循環
させる機構を設けて、リング状シール材に対する熱影響
を防止するものである。第1実施例と同一のものについ
ては、同一の符号を付与し説明は省略する。図4におい
て、前記フランジ部30、31と、前記ガス供給管6と
の間には、冷却流体たとえば冷却気体を循環させること
により、前記リング状シール材36を冷却するための流
体通路51、52が設けられている。また、これら流体
通路51、52には、これら流体通路51、52に流体
たとえば冷却気体を供給する流体供給口51a,52a
が設けられている。これら流体供給口51a,52aの
対向側には、循環された冷却流体を排出するための排出
口51b,52bが設けられている。
【0043】上記のようにリング状シール材36を冷却
するための流体通路51、52を設け、冷却流体を循環
させることによって、リング状シール材36を冷却し、
より確実に熱の影響を防止することができ、気密性を保
持することができる。尚、前記冷却流体は、冷却気体例
えば冷却された空気あるいは不活性ガスでも良く、ま
た、冷却気体に限られるものではなく、冷却された水の
ような液体でもよく、要するに冷却効果のあるものであ
れば、どのような物でもよいことは言うまでもないこと
である。
【0044】〔第4実施例〕次に、第4実施例について
説明する。第4実施例は、図5において、フランジ部6
0、61の外周にリング状の形成されたシール材62を
設け、このシール材62と前記フランジ部60、61を
覆うように、SUSにより形成されるとともに2つに分
割可能な如く構成されるカバー体63a,63bが設け
られている。これらのカバー体63a,63bには、そ
れぞれにフランジ部66c,66d,67c,67d
が、設けられている。
【0045】これらのフランジ部66c,66d,67
c,67dを押圧固定するために、例えばSUSからな
る円板状の押さえ板68aと68bが設けられている。
この押さえ板68aと68bには、ボルト69を通すた
めのボルト孔が設けられており、ボルト69とナット6
9bをねじ込むことによって、これら押さえ板68aと
68bを前記ボルト69とナット69bをねじ込み、前
記フランジ部66c,66d,67c,67dを押圧固
定されている。
【0046】また、前記カバー体63aには、前記カバ
ー体63a,63bの内部に冷却気体を供給するための
冷却気体供給口64a,64bが設けられている。これ
らの冷却気体供給口64a,64bから供給された冷却
気体は、前記カバー体63a,63bと前記ガス供給管
6との隙間65から外部に排出される。 上記のよう
に、冷却気体供給口64a,64bから冷却気体を供給
して、前記カバー体63a,63bの内部に冷却気体を
循環させてリング状に形成されたシール材の冷却を行
い、リング状シール材に対する熱影響を防止することが
でき、気密性を保持することができる。
【0047】〔第5実施例〕次に、第5実施例について
説明する。第5実施例は、図6に示すように、上記接続
部20は、例えば石英ガラスによって円筒状に形成され
たフランジ部70、71が設けられている。このフラン
ジ部71には、前記フランジ部71の略中央部に設けら
れた円筒状の隔壁71aと、前記フランジ部71側の石
英配管の延長方向に円筒状の隔壁71bとが設けられて
いる。
【0048】前記フランジ部70と前記フランジ部71
の間には、例えばテフロン製で断面U字状に形成された
リング状シール材74が設けられている。このリング状
シール材74は、前記フランジ部70と前記フランジ部
71に嵌合されることによって前記接続部20の気密性
を保持することができるように構成されている。また、
前記フランジ部70、71を覆うように、SUSにより
形成されるとともに2つに分割可能な如く構成されるカ
バー体75a,75bが設けられている。これらのカバ
ー体75a,75bには、それぞれにフランジ部76
c,76d,77c,77dが、設けられている。これ
らのフランジ部76c,76d,77c,77dを押圧
固定するために、例えばSUSからなる円板状の押さえ
板78aと78bが設けられている。この押さえ板78
aと78bには、ボルト79を通すためのボルト孔が設
けられており、ボルト79とナット79bをねじ込むこ
とによって、これら押さえ板78aと78bを前記ボル
ト79とナット79bをねじ込み、前記フランジ部76
c,76d,77c,77dを押圧固定している。
【0049】また、前記カバー体75aには、これらの
カバー体75a,75bの内部に冷却気体を供給するた
めの冷却気体供給口72が設けられている。前記カバー
体75bには、前記冷却気体供給口72から供給された
冷却気体を外部に排出するための冷却流体排出口73か
ら排出される。上記のように、冷却気体供給口72から
冷却気体を供給して、前記カバー体75a,75bの内
部に冷却気体を循環させてリング状に形成されたシール
材の冷却を行い、リング状シール材に対する熱影響を防
止することができ、気密性を保持することができる。
【0050】〔第6実施例〕次に、第6実施例について
説明する。第6実施例は、図7に示すように、上記接続
部20には、例えば石英ガラスによって円筒状に形成さ
れたフランジ部80、81が設けられている。このフラ
ンジ部81には、凹部81aが設けられている。前記フ
ランジ部80と前記凹部81aには、前記フランジ部8
0と前記凹部81aに嵌合されることによって前記接続
部20の気密性を保持する例えばテフロン製で断面U字
状に形成されたリング状シール材82が設けられてい
る。
【0051】このシール材82と前記フランジ部80、
81を覆うように、SUSにより形成されるとともに2
つに分割可能な如く構成されるカバー体83a,83b
が設けられている。これらのカバー体83a,83bに
は、それぞれにフランジ部86c,86d,87c,8
7dが、設けられている。これらのフランジ部86c,
86d,87c,87dを押圧固定するために、例えば
SUSからなる押さえ板88aと88bが設けられてい
る。この押さえ板88aと88bには、ボルト89を通
すためのボルト孔が設けられており、ボルト89とナッ
ト89bをねじ込むことによって、これら押さえ板88
aと88bを前記ボルト89とナット89bをねじ込
み、前記フランジ部86c,86d,87c,87dを
押圧固定している。
【0052】また、前記カバー体83a,83bには、
前記カバー体83a,83bの内部に冷却気体を供給す
るための冷却気体供給口84a,84bが設けられてい
る。また、前記カバー体83a,83bと前記ガス供給
管6の間には、前記ガス供給管6と前記カバー体83
a,83bとに隙間を開けるためのスペーサー90が、
前記ガス供給管6の円周方向に複数個設けられている。
これらのスペーサー90により、前記カバー体83a,
83bを位置決めするとともに、前記冷却気体供給口8
4a,84bから供給された冷却気体を、前記カバー体
83a,83bと前記ガス供給管6との隙間91から外
部に排出される。
【0053】上記のように、冷却気体供給口84a,8
4bから冷却気体を供給して、前記カバー体83a,8
3bの内部に冷却気体を循環させてリング状に形成され
たシール材の冷却を行うことが出来る。また、リング状
シール材に対する熱影響を防止することができ、気密性
を保持することができる。
【0054】〔第7実施例〕次に、第7実施例について
説明する。図8において、前記接続部20は、例えば石
英ガラスによって少なくとも外形が球状に形成された凸
状接合体100と、この凸状接合体100に嵌合すると
ともに前記凸状接合体100の外径よりも大きな外径に
形成された凹状接合体101とで構成されている。
【0055】前記凸状接合体100は、ガス供給管6の
一端に球状部102が設けられ、上記接続部20を気密
シールする手段例えば、球状部102には、弾性耐熱部
材例えばOリング103を収容する溝部104がリング
状に設けられるとともに、前記ガス供給管6と連通する
ガス流路である通孔部105が開口されている。一方凹
面を構成している凹状接合体101は、上記したように
ガス導入管15の一端に球状おうぶ106が設けられ、
前記凸状接合体100の球状部102と嵌合するように
構成されている。
【0056】また、前記凸状接合体100と前記凹状接
合体101の押圧固定装置として、例えばSUSから成
る押さえ板110と111が設けられている。この押さ
え板110と111にはボルト孔112が設けられてお
り、ボルト113は、前記ボルト孔112を通過させ
て、バネ114を通してナット115によってバネ圧を
利用して押圧固定している。
【0057】上記のように、前記凸状接合体100は、
前記凸状接合体100の外径よりも大きな外径に形成さ
れた凹状接合体101によって押圧固定されているの
で、これらの接合部117は、接触部が少なくOリング
は、ガスにさらされにくい。また、前記ガス供給管6と
前記ガス導入管15を接続する場合に前記ガス供給管6
と前記ガス導入管15の間に角度がついていても球状に
構成されているため片当たりすることがなく、無理な力
がかからないため、多少の変移変形は吸収され、気密封
止を保ことが出来る。
【0058】このように、配管接続部での気密性を確保
することにより、プロセスチューブ内で実行される熱処
理条件を安定化させることが可能になる。
【0059】なお、本発明は上記した実施例に限られる
ものでないこと勿論であり、要は、本発明の要旨の範囲
内において変更することも可能である。また、前記リン
グ状シール材は、断面U字状の物を用いたが、これに限
られるものではなく、U字型の他、V字型、コの字型、
C字型等いずれであっても良いことは言うまでもない。
また、前記スプリングは、断面がU字型、V字型、O字
型のいずれでも良い。
【0060】また、上記実施例ではプロセスガス供給管
の連結部について説明したが、パージガス供給管に、適
用することも可能である。さらに、本発明は、酸化処理
装置に限らず、熱処理装置であれば、拡散装置、CVD
装置、エッチング装置等、何れにでも適用することが可
能である。また、上記バッチ処理に限らず、枚葉処理に
も同様に適用できる。
【0061】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、熱処理が高温であってもシール効果を保持すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱処理装置の実施例を説明するた
めの模式図である。
【図2】本発明による熱処理装置の配管に用いられる接
続部の実施例を説明するための断面図である。
【図3】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第2実
施例を説明するための断面図である。
【図4】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第3実
施例を説明するための断面図である。
【図5】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第4実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第4実施
例を説明するための側面図である。
【図6】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第5実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第5実施
例を説明するための側面図である。
【図7】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第6実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第6実施
例を説明するための側面図である。
【図8】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第7実
施例を説明するための断面図である。
【符号の説明】
20 接続部 30、31 フランジ部 36 シール材 35 隔壁 51、52 流体通路 63a,63b カバー体
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱処理装置の実施例を説明するた
めの模式図である。
【図2】本発明による熱処理装置の配管に用いられる接
続部の実施例を説明するための断面図である。
【図3】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第2実
施例を説明するための断面図である。
【図4】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第3実
施例を説明するための断面図である。
【図5】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第4実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第4実施
例を説明するための側面図である。
【図6】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第5実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第5実施
例を説明するための側面図である。
【図7】(a)熱処理装置の配管に用いられる接続部の
第6実施例を説明するための断面図である。 (b)熱処理装置の配管に用いられる接続部の第6実施
例を説明するための側面図である。
【図8】熱処理装置の配管に用いられる接続部の第7実
施例を説明するための断面図である。
【図9】従来の連結手段を説明するための断面図であ
る。
【符号の説明】 20 接続部 30、31 フランジ部 36 リング状シール材 35 隔壁 51、52 流体通路 63a、63b カバー体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反応管にガス導入管またはガス排気管が
    気密に設けられた熱処理装置において、 前記ガス導入管またはガス排気管と外部とを連通するた
    めに接続された外部連通配管との接続部に設けられたフ
    ランジ部と、 このフランジ部の対向面間に配置されたシール部材と、 このシール部材の温度上昇を抑制する温度抑制手段を設
    けたことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】前記温度抑制手段は、前記フランジ部のガ
    ス導入管またはガス排気管の内部と前記フランジ部との
    間に設けられた隔壁から成ることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の熱処理装置。
  3. 【請求項3】前記温度抑制手段は、前記シール部材を冷
    却する冷却流体を循環させる冷却機構を設けたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 反応管にガス導入管またはガス排気管が
    気密に設けられた熱処理装置において、 前記ガス導入管またはガス排気管と外部とを連通するた
    めに接続された外部連通配管との接続部に設けられたフ
    ランジ部と、 このフランジ部の対向面間に配置されたシール部材と、 このシール部材と前記フランジ部の少なくとも一部を覆
    うカバー体と、 このカバー体の内部に冷却流体を循環する冷却流体循環
    機構を設けたことを特徴とする熱処理装置。
  5. 【請求項5】前記冷却流体は、冷却された空気または不
    活性ガスであることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    又は第4項記載の熱処理装置。
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