JPH08228166A - 移動体識別装置の応答制御方法 - Google Patents

移動体識別装置の応答制御方法

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JPH08228166A
JPH08228166A JP7031970A JP3197095A JPH08228166A JP H08228166 A JPH08228166 A JP H08228166A JP 7031970 A JP7031970 A JP 7031970A JP 3197095 A JP3197095 A JP 3197095A JP H08228166 A JPH08228166 A JP H08228166A
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JP
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interrogator
responder
mobile body
gate
control method
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JP7031970A
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Yoshiji Nakato
由二 中藤
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】交信エリア内に複数の移動体が存在し、移動体
が渋滞状態にあっても、また、移動体が通常の高速走行
状態にあっても、地上設備にある質問器と交信可能な移
動体識別装置の応答制御方法を提供する。 【構成】移動体2A,2B の進行方向に対し広い交信エリア
Z1A,Z1B を有する第1質問器1A,1B と、限定された交信
エリアZ71 〜Z7n を有する第2質問器71〜7nと、移動体
2A,2B に配備され第1質問器1A,1B によって起動される
第1応答器3A,3B と、第2質問器71〜7nによって起動さ
れる第2応答器8A,8B と、を備え、両質問器1A,1B,71〜
7nは、交信エリア内の該応答器に対し応答を勧誘するID
送信勧誘信号10を送信し、両応答器3A,3B,8A,8B は、他
の移動体の応答器と区別し同一IDコード3a,3b を記憶
し、質問器からのID送信勧誘信号10を受信したとき、こ
のIDコード3a,3b を当該質問器にID送信信号4a,4b で返
信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動体が有料道路のゲ
ートで停車することなく、有料道路通行料金の精算処理
を行うことが可能なシステムに関わり、特に、渋滞時の
通信エラーを防止する移動体識別装置の応答制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術による有料道路を通過する移動
体の通行料金の精算処理システムでは、有料道路に設置
されたゲートに人を配置しこの人による料金の精算、あ
るいは、料金チケットによる自動精算を行う方法などが
ある。しかし、いずれの方法も、ゲートにおいて、移動
体は、一時停車をして精算処理を行わねばならない。
【0003】また、従来技術による移動体が一時停車す
ることなく精算処理を行う方法を図5に質問器と応答器
の配置関係図で示す。図5において、例えば、高速道路
の出入口などのゲートに設けられた質問器1Aと、この質
問器1Aによって起動され、図示例では車両が図示されて
いるが移動体2Aに搭載される応答器3Aと質問器1Aとの間
で無線通信を行い、所定の交信を行うことにより、例え
ば、高速道路の使用料金精算処理などが行われる。この
様なシステムにおいて、特に、質問器1Aの交信エリア内
に複数の移動体2A,2B,…に搭載された応答器3A,3B,…が
存在する場合、一般的には、複数の応答器3A,3B,…が同
時に同一周波数帯を使用して応答するため、複数の信号
が質問器1Aの受信機に入力され、混信を起こす問題があ
る。
【0004】この混信問題を解決し得る手段としては、
特願平6-271636「移動体識別システム」に開示された:
応答器が応答する周波数をランダムに選択する方法や、
下記参考文献による応答時間をランダムに選択する方法
などが提案されている。以下、従来技術としてこの応答
時間をランダムに選択する方法(以下、ランダムTDMA(T
ime Division Multiple Access)方式と略称する)につ
いて述べる。
【0005】参考文献:C. Wietfeld et al., "Perform
ance of Vehicle-Roadside Communication Systems Sup
porting Multiple RTI-Applications," in Proc. of Ve
hicle Navigation & Information Systems Conference,
September 1994, Yokohama,Japan 図6にランダムTDMA方式の交信タイミングチャート例を
示す。この例では質問器1Aの交信エリアに2つの応答器
3A,3B が存在しているものとする。まず、質問問器1A
は、交信エリア内の応答器3A,3B に対して各応答器が有
するIDコード3a,3b を送信するよう勧誘するID送信勧誘
信号10を発生する。IDコードとは、各応答器3A,3B …が
望ましくは唯一無二に保持しているIDコード3a,3b …で
あり、このIDコード3a(3b …) により応答器3A(3B …)
を識別するコードである。さて、質問器1AがID送信勧誘
信号10を送信した時点では、質問器1Aは自らの交信エリ
ア内にいくつの応答器が存在しているか、また、そのID
コードがいかなるものであるかの情報をいっさい持って
いない。そこで、応答器3A,3B は、応答器自身のIDコー
ド3a,3b をID送信信号4a、4bで送信する。図示例では、
IDコード3aがID送信信号4aによりタイムスロットN で送
信され、IDコード3bがID送信信号4bによりタイムスロッ
ト2 で送信される。この結果、質問器1Aは、交信エリア
内に存在する応答器3A,3B のIDコード3a,3b を認識する
ことができる。しかしながら、ここで先に述べたよう
に、もし複数の応答器3A,3B …が同一時間帯に同一周波
数を用いて自らのIDコード3a,3b …を無線にて送信する
と、質問器1Aの受信機では混信が発生し、通信に失敗す
る。
【0006】そこでランダムTDMA方式では、質問器1Aが
ID送信勧誘信号10を送信した後に、交信エリアの応答器
3A,3B …からのID送信信号を受信するため、一つの応答
器からIDコードを受信できる時間帯を1タイムスロット
とし、 Nタイムスロット (#1〜N)に相当する時間帯を確
保する。応答器3A,3B は、この N個あるタイムスロット
(#1〜N)からランダムに一つ(または複数)のタイムス
ロットを選択して自らのIDコードを送信する。
【0007】図6に示す図示例では、応答器3Aがタイム
スロット N番目を選択しID送信信号4aを、応答器3Bがタ
イムスロット 2番目を選択しID送信信号4bを送信する。
このように応答器3A,3B がそれぞれ選択したタイムスロ
ット2,N が重ならなければ、ID送信信号4a,4b は衝突せ
ず、質問器1Aは複数の応答器3A,3B …からのIDコード3
a,3b …を知ることができる。一旦、質問器1Aが応答器3
A,3B …のIDコード3a,3b …を知ることができれば、続
いて、質問器1Aは、交信相手応答器3Bを呼び出すIDコー
ド3bを含む情報メッセージ2bを送信し、交信相手の応答
器3Bを指定する。図示例では応答器3Bからの応答情報メ
ッセージ5bを図示しているが、質問器1Aと応答器3Bとの
間で必要な交信がこの期間(情報メッセージ2b、5bの期
間)中に行われる。同様に、情報メッセージ2a、5aの期
間では、質問器1Aと応答器3Aとの間の交信が行われ、無
用の混信を避けた交信を行うことができる。このような
交信方法は、特公平5-11812 「親局と複数の子局との交
信方法」に開示され、ここでは、この交信方法をIDコー
ド指定交信と呼ぶことにする。
【0008】一方、もし複数の応答器が同一のタイムス
ロットを選択してID送信信号を返信したとき、そのタイ
ムスロットでは混信が発生し、質問器1Aは、相手応答器
3A,3B …のIDコード3a,3b …を正常に読み込むことがで
きない。このような状態をIDコードの応答が衝突すると
言う。IDコードの応答が衝突したとき、質問器1Aは、衝
突が発生せずに相手応答器3A,3B …と正常に交信が終了
できるまで、リトライを繰り返す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に従来のゲー
トシステムでは、料金精算時に必ずゲートで一時停車を
する必要があり、このことが渋滞を発生させる一因とも
なっている。本発明が対象とするシステムは、移動体が
有料道路のゲートで停車することなく、有料道路の通行
料金の精算処理を行うことが可能なシステムであり、特
に、渋滞時における通信のエラーを防止することを主眼
とする移動体識別装置の応答制御方法である。このシス
テムでは、無線で通信を行うため、一つの質問器からの
問いかけに対して、同一交信エリア内に複数の応答器が
ある場合、複数の応答器が同時に応答するため混信を生
じ、通信エラーが発生する。したがって、何らかの原因
でゲート付近で移動体の渋滞が生じた場合、システムが
正常に動作しない問題というがある。
【0010】また、通常の走行状態においても、移動体
が並走するなどにより、同一交信エリア内に複数の応答
器が存在し、渋滞時と同様な混信が生じるのを防ぐた
め、前項で従来の技術として述べた時分割通信(ランダ
ムTDMA通信)方式を用いる方法や異なる周波数を用いて
混信を防ぐ周波数分割通信、あるいは、空間的に分離し
て混信を防ぐ空間分割通信、さらには、広帯域拡散符号
技術を用いて、同時に存在する複数の通信波より所望の
信号を分離抽出する符号分割通信といった多重通信方式
を用いることが考えられる。しかしこれらの方法は、一
度に交信できる数が制限されることや、システムが複雑
になることなどから、移動体が渋滞したときには使用が
困難となるという問題がある。
【0011】さらに、無線での交信に失敗したとき、本
発明の応用例としての有料道路の通行料金精算処理シス
テムでは、併設してある画像処理装置で移動体のナンバ
ープレート等を確認した後で精算処理を行うが、渋滞の
場合は、前後の移動体により、ナンバープレートが確認
できないという問題もある。本発明は上記の点にかんが
みてなされたものであり、その目的は前記した課題を解
決して、交信エリア内に複数の移動体が存在し、移動体
が渋滞状態であっても、また、移動体が通常の高速走行
状態であっても、地上設備に設けられた質問器と交信可
能な移動体識別装置の応答制御方法を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、地上設備のゲートに設けられ無
線で移動体と交信を図り移動体の進行方向に対し広い第
1交信エリアを有する第1質問器と、移動体に配備さ
れ,IDコードを含む所定の情報を記憶するメモリ部とデ
ータ処理を行うデータ処理部と、第1質問器によって起
動され,第1質問器とデータの送受信を行う第1応答器
と、を備えてなる移動体識別装置の応答制御方法におい
て、ゲートの近くに設けられ限定された第2交信エリア
を有する第2質問器と、移動体に配備されこの第2質問
器によって起動され第2質問器とデータの送受信を行う
第2応答器と、を備え、第1質問器および第2質問器
は、交信エリア内の該応答器との交信を確立するため該
応答器に対し応答を勧誘するID送信勧誘信号を送信する
手段を備え、第1応答器および第2応答器は、他の移動
体の応答器と区別し同一IDコードを記憶する手段と、質
問器からのID送信勧誘信号を受信したときこのIDコード
を当該質問器にID送信信号で返信する手段と、を備える
ものとする。
【0013】また、第2質問器は、複数個の第2質問器
をゲート近くの道路に埋設し、1つの第2質問器からの
第2交信エリアは、移動体が有する車幅または車長より
狭いエリアとし、この交信可能エリアを網目状に配置す
るものとする。また、第2質問器は、ゲート近くの路側
に設置することも可能とする。また、地上設備に画像処
理装置と、制御装置と、を備え、画像処理装置は、ゲー
トを通過する移動体の交通量を監視し、制御装置は、こ
の交通量により、第1質問器または第2質問器のいずれ
の質問器から問いかけを行うか、を判断し、第1質問器
または第2質問器を切換えるものとする。
【0014】また、ゲート近くの道路に埋設した複数個
の第2質問器は、地上設備の制御装置と個別にデータ伝
送を行うものとする。
【0015】
【作用】上記構成により、移動体がゲートに接近するこ
とにより、交信エリア内に進入した移動体の第1応答器
または第2応答器は、第1質問器および第2質問器から
同時の問いかけ,あるいは,第1質問器または第2質問
器のいずれかの質問器からの問いかけに対し、先に問い
かけを受信した第1応答器または第2応答器のいずれか
の応答器が、この移動体に割り付けられ両応答器が共有
する同一IDコードを、質問器からのID送信勧誘信号の返
信としてID送信信号で返信する。この結果、第1質問器
および第2質問器を制御する制御装置は、交信可能エリ
ア内に進入した移動体のIDコードを識別することができ
る。
【0016】特に、移動体が高速でゲートに接近し、交
信可能エリア内に進入したときは、先ず、第1質問器と
第1応答器との間で交信確立が執り行われ、IDコードの
応答の衝突が発生したときは、リトライを繰り返しなが
ら、第1質問器と第1応答器との間で交信が確立され
る。また、ゲート周辺で移動体が渋滞状態にあるとき
は、第2質問器と第2応答器との間で交信確立が行われ
る。特に、複数個の第2質問器がゲート近くの道路に埋
設され、1つの第2質問器からの第2交信エリアは移動
体が有する車幅または車長より狭いエリアとし、この第
2交信エリアを網目状に複数配置することにより、個別
の移動体の第2応答器は、いずれか1つの第2質問器と
1対1の交信が可能な状態となる。このようにして制御
装置は、第2交信エリア内に進入した該当移動体のIDコ
ードを識別し、IDコード指定交信を行うことができる。
【0017】特に、埋設された複数個の第2質問器と地
上設備の制御装置との間を個別配線による伝送、あるい
は、第2質問器にメモリ機能を付与し、個別移動体の第
2応答器との交信が同時に行われても、交信した結果の
該当移動体のIDコードを一時メモリ機能に記憶し、次
に、バスで制御装置に伝送しても、制御装置は渋滞状態
にある多数の移動体のIDコードを識別することができ
る。
【0018】また、ゲート周辺で移動体が渋滞状態にあ
るとき、移動体が通過するレーン数が制限され、第2質
問器が例えば1レーン毎に路側に設置されるときは、こ
の第2質問器と個別移動体の第2応答器との間で1対1
の交信が可能である。また、画像認識装置が、ゲートを
通過する移動体の交通量を監視し、この交通量により、
制御装置が、第1質問器または第2質問器のいずれの質
問器から問いかけ行うか、を判断し、第1質問器または
第2質問器を切換えることにより、制御装置の制御内容
を簡便化することができ、また、移動体に搭載される応
答器を第1応答器または第2応答器のいずれかのみを作
動状態とすることができ、応答器の消費電力を節約する
ことが可能となり、電池容量の消耗を低減することがで
きる。
【0019】
【実施例】図1は本発明による移動体識別装置の応答制
御方法を説明する説明図、図2は第一の実施例の質問器
と応答器の配置を側面から見た説明図、図3は第一の実
施例の質問器と応答器の配置を上面から見た説明図、図
4は他の実施例の応答制御方法を説明する説明図であ
り、図5、図6に対応する同一機能部材には同じ符号が
付してある。
【0020】本発明による移動体識別装置の応答制御方
法の第一の実施例として、質問器と複数の応答器との応
答制御方法を有料道路の自動料金収受システムに適用し
た例を図1により説明する。図1において、有料道路11
の自動料金収受システムは、料金徴収を行う路側のゲー
ト12に第1質問器1A,1B を設置し、図示例では車両で図
示された移動体2A,2B に第1応答器3A,3B が搭載され、
第1質問器1A,1B の交信エリアZ1A,Z1B を移動体2A,2B
が通過するとき、交信の確立を図り、交信を行う。本シ
ステムでは、例えば、ユーザが前もって支払った金額を
第1応答器3A,3B のメモリ部に記憶させ、第1応答器3A
(3B,…) を搭載した移動体2A(2B,…) が路側に設置され
た楕円状の点線で図示された第1質問器1A(1B)の交信エ
リアZ1A(Z1B)を通過するとき、有料道路の利用状況に応
じて第1応答器3A,3B のメモリ部に記憶されているユー
ザが前もって支払った金額から差し引く、というプリペ
イドサービスを想定する。なお、ここでは簡単化のため
に、有料道路の料金制は、全線均一料金制とし、車種に
よってのみ料金が変わるものとする。そして車種の情報
は第1応答器3A(3B,…) に記憶させてあるものとする。
【0021】本システムの基本的な処理は、第1質問器
1Aが第1応答器3A(3B,…) のIDコード3a,(3b, …) と車
種情報とを受信し、それを基に料金計算をした後、第1
応答器3A(3B,…) のIDコード3a(3b,…) を指定して利用
料金を送信し、第1応答器3A(3B,…) は、この送信され
てきたデータを基に、第1応答器3A(3B,…) のメモリ部
に記憶されているプリペイド金額から利用料金を差し引
く処理を行うものである。
【0022】次に、本発明による第一の実施例の第2質
問器と第2応答器との応答制御方法を図2、3を用いて
説明する。図2において、地上設備としては、ゲート12
に無線で移動体2A(2B …) と交信を図り、移動体2A(2B
…) の進行方向に対し広い第1交信エリアZ1A を有する
第1質問器1Aが設けられる。また、ゲート12の近くに
は、図示例では、簡略化のため1個のみ図示されている
が、複数個の第2質問器7(71,72…、以下第2質問器を
7で代表表示する)を有料道路11に埋設して設ける。1
つの第2質問器7からの第2交信エリア(Z71,Z72…,Z7
n) は、移動体2A(2B …) が有する車幅または車長より
狭い限定された交信エリアであり、図3の平面図に示さ
れるように、第2交信エリア(Z71,Z72…,Z7n) を有料道
路11に網目状に配置し、ゲート12を通過する移動体2A(2
B …) は、少なくとも、いずれかの1つの第2交信エリ
ア(Z71,Z72…,Z7n) の上を通過し、この第2交信エリア
(例えば、71) と交信を行う。また、制御装置9には、
第1質問器1A,1B と第2質問器7とが接続され、両質問
器から授受されるデータの制御が行われる。
【0023】移動体2A(2B …) は、IDコード3a(3b …)
を含む所定の情報を記憶する図示省略されたメモリ部
と、データ処理を行うデータ処理部と、上記第1質問器
1Aによって起動され第1質問器1Aとデータの送受信を行
う第1応答器3A(3B …) と、第2質問器7によって起動
され,第2質問器7とデータの送受信を行う第2応答器
8A(8B …) と、を備えて構成される。
【0024】そして、図3に図示されるように、第1質
問器1A,1B および第2質問器7は、第1交信エリアZ1A,
Z1B および第2交信エリアZ71,Z72,…Z7n 内の該当応答
器(図示例では、移動体2Aの第1応答器3A, 第2応答器
8A), (移動体2Bの第1応答器3B, 第2応答器8B) との交
信を確立するため該当応答器3A,8A,3B,8B に対し応答を
勧誘するID送信勧誘信号10を送信する手段を備える。
【0025】また、第1応答器3A(3B …) および第2応
答器8A(8B …) は、他の移動体の応答器と区別して, 同
一IDコード3a(3b …) を記憶する手段と、質問器からの
ID送信勧誘信号10を受信したとき、このIDコード3a(3b
…) を当該質問器にID送信信号4a(4b …) で返信する手
段と、を備える。かかる構成において、移動体2A(2B
…) がゲート12に接近し、交信可能エリアZ1A,Z1B,Z71,
Z72,…Z7n 内に進入した移動体2A,2B の第1応答器3A,3
B または第2応答器8A,8B は、第1質問器1A,1B および
第2質問器7から同時の問いかけ、あるいは、第1質問
器1A,1B または第2質問器7のいずれかの質問器からの
問いかけに対し、先に問いかけを受信した第1応答器3
A,3B または第2応答器8A,8Bのいずれかの応答器が、こ
の移動体2A(2B …) に割り付けられ両応答器が共有する
同一IDコード3a(3b …) を、質問器からのID送信勧誘信
号10の返信としてID送信信号4a(4b …) で返信する。こ
の結果、第1質問器1A,1B および第2質問器7を制御す
る制御装置9は、交信可能エリアZ1A,Z1B,Z71,Z72,…Z7
n 内に進入した移動体2A(2B …) のIDコード3a(3b …)
を識別することができる。
【0026】図4は他の実施例を説明するものであり、
図1および図1の上面図である図3と異なる点は、図1
の構成が第2質問器7を有料道路11に埋設して構成した
のに対して、図4の構成は、第2質問器7X(7Y …) をゲ
ート12の近くの路側に設置し、かつ、移動体2A(2B …)
に搭載される図示省略されている第2応答器をこの第2
質問器7X(7Y …) の対向位置に配置構成するものであ
る。この構成では、第2質問器7を有料道路11に埋設し
て構成する必要がなく、防水処理などの工事が容易とな
る特徴がある。しかし、同一レーンを走行する移動体が
複数台あり、移動体が重なったときは、第2質問器7X(7
Y …) による交信に支障を来す恐れがある。このため、
本実施例では、同一レーンを走行する移動体を一列にな
るように規制し、各レーン毎に第2質問器7X(7Y …) を
配置することが好ましい。
【0027】次に、第一の実施例として本発明を適用し
た移動体が有料道路のゲートで停車することなく、有料
道路通行料金の精算処理を行うシステムを説明する。図
1において、有料道路11のゲート12に設けられた第1質
問器1A,1B から有料道路11を走行する移動体2A,2B の第
1応答器3A,3B には、有料道路11に進入した入口情報、
途中通過経路情報、移動体2A,2B のIDコード3a(3b …)
の送信を勧誘するID送信勧誘信号10などからなるデータ
の読出命令あるいは書込命令が情報の発生地点毎に、例
えば、マイクロ波の電波で発信される。第1応答器3A,3
B は、移動体2A,2B が通常の高速走行を行っているとき
に、通常の交信を行うためのものであり、例えば、移動
体2A,2B の車内のダッシュボードの上、また、バックミ
ラーの後ろといった外部から見やすい場所に設置して使
用する。この第1応答器3A,3B は、このマイクロ波を送
受信するための高周波回路とデータを読出し・書込制御
する制御部とからなり、第1質問器1A,1B からの命令
(ID送信勧誘信号10、IDコード指定交信2a(2b …))に従
い、データを送受信する。
【0028】また、何かの原因で、第1質問器1A,1B と
第1応答器3A,3B との間で、交信に失敗したときは、路
側に設置された画像処理装置6で移動体2A,2B のナンバ
ープレートを識別して、後で精算を行うように構成され
る。ゲート12付近で渋滞が発生した場合は、第1質問器
1A,1B からの問いかけの第1交信エリアZ1A,Z1B 内に、
複数の第1応答器3A(3B …) が入ることになり、混信を
生じて通信エラーを起こす。さらに、渋滞により前後の
移動体の間隔が狭くなり、ナンバープレートが確認でき
なくなる。
【0029】したがって、図2に図示するように、移動
体の下に第2応答器8Aを取り付け、有料道路11に埋設し
た第2質問器7と対向させて配置し、渋滞時にはこの第
2応答器8Aを介して通信を行うように構成する。この方
法では、まず、第2応答器8Aに対応する第2質問器7を
有料道路11に埋設する。このとき、第2質問器7は、図
3に図示するように、移動体2A(2B …) との交信可能エ
リアZ71 〜Z7n にぬけが発生しないように網目状に配置
する。この第2質問器7の1つの第2交信エリア(例え
ば、Z71 )の大きさは、概略、移動体の車幅または車長
の長さ以下の直径となるように限定される。通常、電波
を使用して第2交信エリアを限定することが難しいた
め、例えば、第2質問器7と第2応答器8A(8B …) の交
信では、電磁誘導作用に基づく通信方法で交信を行う。
【0030】また、第1応答器3A,3B と第2応答器8A(8
B …) との切り換えは、第1質問器1A,1B あるいは第2
質問器7(71 〜7n) からの問いかけを先に受信した応答
器からの返信を優先する。また、第1応答器3A,3B と第
2応答器8A(8B …) との切り換える別の手段として、第
1質問器1A,1B あるいは第2質問器7からの問いかけを
制御して、問いかけを切換える方法がある。これは、画
像処理装置6からの画像データにより交通量または移動
体の走行速度を判断し、交通量が少ない場合、あるいは
移動体の走行速度が速い場合は第1質問器1A,1B から問
いかけを行い、また、交通量が多い場合、あるいは移動
体の走行速度が遅い場合は第2質問器7(71 〜7n) から
問いかけを行うように、切換え行う。
【0031】また、第1質問器1A,1B あるいは第2質問
器7から第1応答器3A,3B あるいは第2応答器8A(8B
…) への命令は、両質問器の上位に位置付けらる制御装
置9から行われる。さらに、第1質問器1A,1B あるいは
第2質問器7が第1応答器3A,3B あるいは第2応答器8A
(8B …) と交信し、得られたデータは、この制御装置9
を介して、さらに上位のに金融機関のオンラインシステ
ムに接続され、料金の支払精算を自動的に行うことがで
きる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明の構成によれ
ば、地上設備に第1質問器と第2質問器とを構成し、移
動体に少なくとも、通常の走行時に使用する第1応答器
と、渋滞時に使用する第2応答器を構成し、第2質問器
と第2応答器とにより、万一渋滞が発生しても、混信を
防止することができるため、円滑に料金収受を行うこと
ができる。また、移動体が有料道路のゲートにおいて料
金収受精算を行うときも、移動体は一旦停車する必要が
なくなるので、渋滞を解消でき、燃料費の節約や公害等
の問題の解決に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による第一の実施例の応答制御方法を説
明する説明図
【図2】第一の実施例の質問器と応答器の配置を側面か
ら見た説明図
【図3】第一の実施例の質問器と応答器の配置を上面か
ら見た説明図
【図4】他の実施例の応答制御方法を説明する説明図
【図5】従来技術による質問器と応答器の配置関係図
【図6】従来技術による応答制御方法の交信タイミング
チャート
【符号の説明】
1A,1B 第1質問器 10 ID送信勧誘信号 11 有料道路 12 ゲート 2A,2B 移動体 3A,3B 第1応答器 3a,3b IDコード 4a,4b ID送信信号 6 画像処理装置 7(71,72, …7n) 第2質問器 8A,8B 第2応答器 9 制御装置 Z1A,Z1B 第1交信エリア Z71,Z72 …Z7n) 第2交信エリア

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地上設備のゲートに設けられ無線で移動体
    と交信を図り移動体の進行方向に対し広い第1交信エリ
    アを有する第1質問器と、移動体に配備され,IDコード
    を含む所定の情報を記憶するメモリ部と、データ処理を
    行うデータ処理部と、前記第1質問器によって起動さ
    れ,第1質問器とデータの送受信を行う第1応答器と、
    を備えてなる移動体識別装置の応答制御方法において、 ゲートの近くに設けられ限定された第2交信エリアを有
    する第2質問器と、 移動体に配備され,この第2質問器によって起動され,
    第2質問器とデータの送受信を行う第2応答器と、を備
    え、 第1質問器および第2質問器は、交信エリア内の該応答
    器との交信を確立するため該応答器に対し応答を勧誘す
    るID送信勧誘信号を送信する手段を備え、 第1応答器および第2応答器は、他の移動体の応答器と
    区別し同一IDコードを記憶する手段と、質問器からのID
    送信勧誘信号を受信したとき、このIDコードを当該質問
    器にID送信信号で返信する手段と、を備え、 移動体がゲートに接近し、交信エリア内に進入した移動
    体の前記第1応答器または第2応答器は、質問器からの
    問いかけに対し、先に問いかけを受信した第1応答器ま
    たは第2応答器のいずれかの応答器が返信する、 ことを特徴とする移動体識別装置の応答制御方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の移動体識別装置の応答制
    御方法において、第2質問器は、複数個の第2質問器を
    ゲート近くの道路に埋設し、1つの第2質問器からの第
    2交信エリアは、移動体が有する車幅または車長より狭
    いエリアとし、この交信可能なエリアを網目状に配置す
    る、ことを特徴とする移動体識別装置の応答制御方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の移動体識別装置の応答制
    御方法において、第2質問器は、ゲート近くの路側に設
    置する、ことを特徴とする移動体識別装置の応答制御方
    法。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかの項に
    記載の移動体識別装置の応答制御方法において、地上設
    備に画像処理装置と、制御装置と、を備え、画像処理装
    置は、ゲートを通過する移動体の交通量を監視し、制御
    装置は、この交通量により、第1質問器または第2質問
    器のいずれの質問器から問いかけを行うか、を判断し、
    第1質問器または第2質問器を切換える、ことを特徴と
    する移動体識別装置の応答制御方法。
  5. 【請求項5】請求項2または請求項4に記載の移動体識
    別装置の応答制御方法において、ゲート近くの道路に埋
    設した複数個の第2質問器は、地上設備の制御装置と個
    別にデータ伝送を行う、ことを特徴とする移動体識別装
    置の応答制御方法。
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