JPH08229662A - 密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後 に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。 - Google Patents
密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後 に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。Info
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- JPH08229662A JPH08229662A JP7435395A JP7435395A JPH08229662A JP H08229662 A JPH08229662 A JP H08229662A JP 7435395 A JP7435395 A JP 7435395A JP 7435395 A JP7435395 A JP 7435395A JP H08229662 A JPH08229662 A JP H08229662A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】密着結合部材を磁性体の加熱板に抵抗溶接で溶
着し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
した磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方
法。 【構成】抵抗溶接電極の下電極に密着結合部材5の位置
決め溝を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前
記位置決め溝に定置させ、抵抗溶接電極の上電極と抵抗
溶接電極の下電極との間に、前記下電極の位置決め溝に
定置させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を
固定し、事前に、密着結合部材と磁性体の加熱板1を抵
抗溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合部
材5面を前面にして金型に固定し、アルミダイカストな
どにより非磁性体の本体2と、密着結合部材5を溶着さ
せた磁性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘
導加熱体を鋳造する。
着し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
した磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方
法。 【構成】抵抗溶接電極の下電極に密着結合部材5の位置
決め溝を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前
記位置決め溝に定置させ、抵抗溶接電極の上電極と抵抗
溶接電極の下電極との間に、前記下電極の位置決め溝に
定置させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を
固定し、事前に、密着結合部材と磁性体の加熱板1を抵
抗溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合部
材5面を前面にして金型に固定し、アルミダイカストな
どにより非磁性体の本体2と、密着結合部材5を溶着さ
せた磁性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘
導加熱体を鋳造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性体の加熱板と非磁
性体の本体とで形成される電磁誘導加熱体の製造におい
て、密着結合部材を磁性体の加熱板に抵抗溶接で溶着
し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし
た磁性体の加熱板を鋳がらみするようにして電磁誘導加
熱体を鋳造する方法を提案するものである。
性体の本体とで形成される電磁誘導加熱体の製造におい
て、密着結合部材を磁性体の加熱板に抵抗溶接で溶着
し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし
た磁性体の加熱板を鋳がらみするようにして電磁誘導加
熱体を鋳造する方法を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁誘導加熱体、例えば、電磁誘
導加熱調理器のアルミ鋳造品の製造では、磁性体の加熱
板と非磁性体の本体を密着結合させる方法として、磁性
体の加熱板表面に溶射して表面をポーラス状やクレータ
ー状に荒らし、高圧鋳造で鋳込む方法で製造するか、ア
ルミ鋳造後に磁性材を溶射して加熱層を形成するという
方法を採用していた。
導加熱調理器のアルミ鋳造品の製造では、磁性体の加熱
板と非磁性体の本体を密着結合させる方法として、磁性
体の加熱板表面に溶射して表面をポーラス状やクレータ
ー状に荒らし、高圧鋳造で鋳込む方法で製造するか、ア
ルミ鋳造後に磁性材を溶射して加熱層を形成するという
方法を採用していた。
【0003】しかし、磁性体と非磁性体は熱膨脹係数の
違いや、化学反応による溶融結合が難しいことから、冷
熱繰り返し付着強度が要求されている。
違いや、化学反応による溶融結合が難しいことから、冷
熱繰り返し付着強度が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、電磁誘導
加熱体、例えば、電磁誘導加熱調理器のアルミ鋳造品に
おいて、磁性体の加熱板と非磁性体の本体を鋳がらみす
るようにして鋳造するばかりか、磁性体と非磁性体を共
有することを必要とするエレクトロニクス部品や、自動
車用部材などの磁性体と非磁性体を結合する場合にも用
いるために、熱膨脹係数の違いや、化学反応による溶融
結合が難しいことなどの技術的問題を解決せんとするも
のである。
加熱体、例えば、電磁誘導加熱調理器のアルミ鋳造品に
おいて、磁性体の加熱板と非磁性体の本体を鋳がらみす
るようにして鋳造するばかりか、磁性体と非磁性体を共
有することを必要とするエレクトロニクス部品や、自動
車用部材などの磁性体と非磁性体を結合する場合にも用
いるために、熱膨脹係数の違いや、化学反応による溶融
結合が難しいことなどの技術的問題を解決せんとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の問題
点、つまり磁性体の加熱板1と非磁性体の本体2を鋳が
らみするようにした鋳造において、惹起している熱膨脹
係数の違いや、化学反応による溶融結合の難しさによる
製品の欠陥がみられることから、これらをを解決するた
めに、つぎのような密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、
または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁
性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法を提案
するものである。
点、つまり磁性体の加熱板1と非磁性体の本体2を鋳が
らみするようにした鋳造において、惹起している熱膨脹
係数の違いや、化学反応による溶融結合の難しさによる
製品の欠陥がみられることから、これらをを解決するた
めに、つぎのような密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、
または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁
性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法を提案
するものである。
【0006】本発明では、磁性体の加熱板1と非磁性体
の本体2とで形成される電磁誘導加熱体3の製造におい
て、抵抗溶接電極の下電極4に密着結合部材5の位置決
め溝6を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前
記位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と
抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記位置決め溝6に
定置させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を
固定し、事前に、密着結合部材5と磁性体の加熱板1を
抵抗溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合
部材面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカスト
などにより非磁性体の本体2と、密着結合部材5を抵抗
溶接で溶着させた磁性体の加熱板1を鋳がらみするよう
にして電磁誘導加熱体3を鋳造することを要旨としてい
る。
の本体2とで形成される電磁誘導加熱体3の製造におい
て、抵抗溶接電極の下電極4に密着結合部材5の位置決
め溝6を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前
記位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と
抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記位置決め溝6に
定置させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を
固定し、事前に、密着結合部材5と磁性体の加熱板1を
抵抗溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合
部材面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカスト
などにより非磁性体の本体2と、密着結合部材5を抵抗
溶接で溶着させた磁性体の加熱板1を鋳がらみするよう
にして電磁誘導加熱体3を鋳造することを要旨としてい
る。
【0007】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとすることを特徴とするが、金網
は、鋼、ステンレスなどの材料を任意に用いてよく、金
網、金属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させてい
る。
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとすることを特徴とするが、金網
は、鋼、ステンレスなどの材料を任意に用いてよく、金
網、金属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させてい
る。
【0008】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1の端末を、U
字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して突出
部分を金型位置決め11とし、U字状端部9、またはL
字状鍵形端部10の端部を金型8に挿入固定することに
している。
結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1の端末を、U
字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して突出
部分を金型位置決め11とし、U字状端部9、またはL
字状鍵形端部10の端部を金型8に挿入固定することに
している。
【0009】
【作 用】本発明の内容を図面に従って実施例を詳細
に説明すると、図1に示すように電磁誘導加熱体3の製
造において、本体をアルミニウムなどの非磁性体の本体
2としたのは、軽量化を目的としており、また伝熱効果
を考慮したものであり、磁性体の加熱板1を底面に形成
して電磁誘導加熱するものである。
に説明すると、図1に示すように電磁誘導加熱体3の製
造において、本体をアルミニウムなどの非磁性体の本体
2としたのは、軽量化を目的としており、また伝熱効果
を考慮したものであり、磁性体の加熱板1を底面に形成
して電磁誘導加熱するものである。
【0010】図2に示すように、抵抗溶接電極の下電極
4に、密着結合部材5の位置決め溝6を設けて密着結合
部材5を定置させるが、位置決め溝6の形状は、蜂の巣
状ばかりか、格子状など密着結合部材5の形状に対応し
て決めても良く、金属ビレットなど不定形の形状が多い
場合には、形状に応じて不規則で間欠的に形成してもよ
いことはいうまでもないことである。
4に、密着結合部材5の位置決め溝6を設けて密着結合
部材5を定置させるが、位置決め溝6の形状は、蜂の巣
状ばかりか、格子状など密着結合部材5の形状に対応し
て決めても良く、金属ビレットなど不定形の形状が多い
場合には、形状に応じて不規則で間欠的に形成してもよ
いことはいうまでもないことである。
【0011】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5を、抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝6
に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の
下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4に設け
た位置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁
性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部材5と磁性
体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、電磁誘導加熱体
3に用いる磁性体の加熱板1とするものである。
結合部材5を、抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝6
に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の
下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4に設け
た位置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁
性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部材5と磁性
体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、電磁誘導加熱体
3に用いる磁性体の加熱板1とするものである。
【0012】また、磁性体の加熱板1の密着結合部材面
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と、密着結合部材5を溶着させた
磁性体の加熱板1を鋳がらみして電磁誘導加熱体3を鋳
造することにより、非磁性体の本体2と密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高くして鋳
造でき、放熱効率もよく、鋳造に際しての湯流れなど鋳
造性も良くなった。
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と、密着結合部材5を溶着させた
磁性体の加熱板1を鋳がらみして電磁誘導加熱体3を鋳
造することにより、非磁性体の本体2と密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高くして鋳
造でき、放熱効率もよく、鋳造に際しての湯流れなど鋳
造性も良くなった。
【0013】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、密着結合部材5を
磁性体の加熱板1に抵抗溶接するのに支障のない材料で
あれば良く、金網は鋼、ステンレスなどの材料を任意に
用いてよいことはいうまでもなく、金属ビレットなどの
場合は、不定形のものが多いことから位置決め溝6は間
欠的に設けることも良く、それら密着結合部材5を位置
決め溝6に定置させ、鋳造に際しての鋳がらみの効果を
増大させるものが選ばれる。
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、密着結合部材5を
磁性体の加熱板1に抵抗溶接するのに支障のない材料で
あれば良く、金網は鋼、ステンレスなどの材料を任意に
用いてよいことはいうまでもなく、金属ビレットなどの
場合は、不定形のものが多いことから位置決め溝6は間
欠的に設けることも良く、それら密着結合部材5を位置
決め溝6に定置させ、鋳造に際しての鋳がらみの効果を
増大させるものが選ばれる。
【0014】また、図3に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9に
したり、または図4に示すように、L字状鍵形端部10
に成形して金型位置決め11とし、該U字状端部9、ま
たはL字状鍵形端部10の突出部を金型8に挿入固定す
ることによって、外周の剛性が高くなったばかりか、外
形寸法精度も向上するようになっている。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9に
したり、または図4に示すように、L字状鍵形端部10
に成形して金型位置決め11とし、該U字状端部9、ま
たはL字状鍵形端部10の突出部を金型8に挿入固定す
ることによって、外周の剛性が高くなったばかりか、外
形寸法精度も向上するようになっている。
【0015】また、密着結合部材5を溶着させた磁性体
の加熱板1の端末をU字状端部9、または、L字状鍵形
端部10に成形して金型位置決め11とし、U字状端部
9やL字状鍵形端部10を金型8に挿入固定しているの
は、磁性体の加熱板1を金型へ挿入する位置決めが簡単
にでき、金型へ固定したときのスキマも小さくでき、鋳
造成型時に加熱板の背面によく起きる鋳造時の湯流れが
防止できる。
の加熱板1の端末をU字状端部9、または、L字状鍵形
端部10に成形して金型位置決め11とし、U字状端部
9やL字状鍵形端部10を金型8に挿入固定しているの
は、磁性体の加熱板1を金型へ挿入する位置決めが簡単
にでき、金型へ固定したときのスキマも小さくでき、鋳
造成型時に加熱板の背面によく起きる鋳造時の湯流れが
防止できる。
【0016】密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端部10と
しているが、金型8に挿入固定することにしているた
め、磁性体の加熱板1を、非磁性体の本体2で鋳がらみ
する鋳造成型後、U字状端部9やL字状鍵形端部10は
表面に突出するため、突出した磁性体の加熱板1の端部
は切削切断するものである。
板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端部10と
しているが、金型8に挿入固定することにしているた
め、磁性体の加熱板1を、非磁性体の本体2で鋳がらみ
する鋳造成型後、U字状端部9やL字状鍵形端部10は
表面に突出するため、突出した磁性体の加熱板1の端部
は切削切断するものである。
【0017】抵抗溶接は、建築における大型構造物から
超小型の電子部品にいたるまで幅広く応用されている
が、重ね合わせた金属部材を電極の先端で挟みながら行
う点溶接、ローラー電極を用いて通電および加圧し連続
的に接合するシーム溶接、金属部材の接合箇所に設けた
突起部を接触させて加圧し抵抗熱発生を比較的小さい特
定の部分に限定して行うプロジェクション溶接、接触部
を火花として溶融飛散させるようにし接合部全体をじゅ
うぶん加熱しついで強く加圧して突き合わせ面を接合す
るフラッシュ溶接、2つの部材の端面を突き合わせ加圧
しながら熱を加え接合するアプセット溶接などの溶接が
あり、接合するところに大電流を流して粘性状態にする
もので、接触抵抗による熱により金属が溶けたところへ
圧力を加えて接合し、直ちに電流を断って冷却するもの
である。
超小型の電子部品にいたるまで幅広く応用されている
が、重ね合わせた金属部材を電極の先端で挟みながら行
う点溶接、ローラー電極を用いて通電および加圧し連続
的に接合するシーム溶接、金属部材の接合箇所に設けた
突起部を接触させて加圧し抵抗熱発生を比較的小さい特
定の部分に限定して行うプロジェクション溶接、接触部
を火花として溶融飛散させるようにし接合部全体をじゅ
うぶん加熱しついで強く加圧して突き合わせ面を接合す
るフラッシュ溶接、2つの部材の端面を突き合わせ加圧
しながら熱を加え接合するアプセット溶接などの溶接が
あり、接合するところに大電流を流して粘性状態にする
もので、接触抵抗による熱により金属が溶けたところへ
圧力を加えて接合し、直ちに電流を断って冷却するもの
である。
【0018】また、電磁誘導加熱体3の製造において、
密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を抵抗溶
接を用いて溶着しているが、抵抗溶接は金属に電気を流
すとジュール熱が発生し、これを熱源として溶接部を加
熱すると同時に圧力を併用して溶接するものであり、溶
接部を加圧しながら高周波電流を直接母材に供給して行
う高周波抵抗溶接を用いてよいことはいうまでもなく、
密着結合部材5を抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝
6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極
の下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4の位
置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁性体
の加熱板1を固定しているため、電流を集中するのに有
効に働くばかりか、比較的小さい電流で、確実な溶接に
よる溶着ができるようになり、そのために熱効率も良い
ようになった。
密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を抵抗溶
接を用いて溶着しているが、抵抗溶接は金属に電気を流
すとジュール熱が発生し、これを熱源として溶接部を加
熱すると同時に圧力を併用して溶接するものであり、溶
接部を加圧しながら高周波電流を直接母材に供給して行
う高周波抵抗溶接を用いてよいことはいうまでもなく、
密着結合部材5を抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝
6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極
の下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4の位
置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁性体
の加熱板1を固定しているため、電流を集中するのに有
効に働くばかりか、比較的小さい電流で、確実な溶接に
よる溶着ができるようになり、そのために熱効率も良い
ようになった。
【0019】電磁誘導加熱体3の製造という本発明の実
施において、磁性体の加熱板1に密着結合部材5を溶着
するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、作業を進
める前に磁性体の加熱板1の表面を脱脂して、磁性体の
加熱板1に密着結合部材5を溶着するのを確実なものに
することも考慮しているばかりか、磁性体の加熱板1を
プレヒーテイングすることも考慮している。
施において、磁性体の加熱板1に密着結合部材5を溶着
するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、作業を進
める前に磁性体の加熱板1の表面を脱脂して、磁性体の
加熱板1に密着結合部材5を溶着するのを確実なものに
することも考慮しているばかりか、磁性体の加熱板1を
プレヒーテイングすることも考慮している。
【0020】また、磁性体の加熱板1に密着結合部材5
を溶着するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、金
属ビレットなど不定形の密着結合部材5を溶着する場
合、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結合部材5の位置
決め溝6を設けて密着結合部材5を定置するとしても、
位置決め溝6の形状は、あらかじめ定型的に設定するこ
とは難しく、コストもたかくなり、しかも溶着が不完全
となることがあるため、密着結合部材5を抵抗溶接で溶
着した後に、さらにろうを用いて母材を溶融しないで結
合する硬ろう付けや、はんだを用いたはんだ付けなどに
よりろう付けして完全な溶着をするという密着結合部材
5の溶着をするように、作業性や、密着結合部材5の種
類を考慮して自由に選択して良いことはいうまでもな
い。
を溶着するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、金
属ビレットなど不定形の密着結合部材5を溶着する場
合、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結合部材5の位置
決め溝6を設けて密着結合部材5を定置するとしても、
位置決め溝6の形状は、あらかじめ定型的に設定するこ
とは難しく、コストもたかくなり、しかも溶着が不完全
となることがあるため、密着結合部材5を抵抗溶接で溶
着した後に、さらにろうを用いて母材を溶融しないで結
合する硬ろう付けや、はんだを用いたはんだ付けなどに
よりろう付けして完全な溶着をするという密着結合部材
5の溶着をするように、作業性や、密着結合部材5の種
類を考慮して自由に選択して良いことはいうまでもな
い。
【0021】
【効 果】本発明は、以上のような構成、つまり磁性
体の加熱板1と非磁性体の本体2とで形成される電磁誘
導加熱体3の製造において、抵抗溶接電極の下電極4に
密着結合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設
け、密着結合部材5を前記下電極4の位置決め溝6に定
置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の下電
極4との間に、前記位置決め溝6に定置させた密着結合
部材5を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着
結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着さ
せ、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
し、該磁性体の加熱板1の密着結合部材面を前面にして
金型8に固定し、アルミダイカストなどにより非磁性体
の本体2と、密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱体3を鋳造
しているため、軽量で、熱効率、放熱効率、付着強度を
高めることができるようになった。
体の加熱板1と非磁性体の本体2とで形成される電磁誘
導加熱体3の製造において、抵抗溶接電極の下電極4に
密着結合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設
け、密着結合部材5を前記下電極4の位置決め溝6に定
置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の下電
極4との間に、前記位置決め溝6に定置させた密着結合
部材5を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着
結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着さ
せ、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
し、該磁性体の加熱板1の密着結合部材面を前面にして
金型8に固定し、アルミダイカストなどにより非磁性体
の本体2と、密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱体3を鋳造
しているため、軽量で、熱効率、放熱効率、付着強度を
高めることができるようになった。
【0022】また、磁性体の加熱板1に抵抗溶接して溶
着させる密着結合部材5は、金網、パンチング金属板、
鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど密着結合しやす
い部材とすることを特徴とするが、金網は、鋼、ステン
レスなどの材料を任意に用いることはいうまでもなく、
金属ビレットなどの場合は、不定形のものが多いことか
ら位置決め溝6は間欠的に設けることも良く、それら密
着結合部材5を位置決め溝6にに定置させるものである
が、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大させることが
できるようになった。
着させる密着結合部材5は、金網、パンチング金属板、
鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど密着結合しやす
い部材とすることを特徴とするが、金網は、鋼、ステン
レスなどの材料を任意に用いることはいうまでもなく、
金属ビレットなどの場合は、不定形のものが多いことか
ら位置決め溝6は間欠的に設けることも良く、それら密
着結合部材5を位置決め溝6にに定置させるものである
が、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大させることが
できるようになった。
【0023】さらに、密着結合部材5を溶着させた磁性
体の加熱板1の端末を、直方向または逆テーパー10状
のU字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して
金型位置決め11とし、その端部を金型8に挿入固定す
ることにしているため、軽量で、簡単で効率的な電磁誘
導加熱ができる電磁誘導加熱体3が製造できるようにな
った。
体の加熱板1の端末を、直方向または逆テーパー10状
のU字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して
金型位置決め11とし、その端部を金型8に挿入固定す
ることにしているため、軽量で、簡単で効率的な電磁誘
導加熱ができる電磁誘導加熱体3が製造できるようにな
った。
【0024】また、本体をアルミニウムなどの非磁性体
の本体2としているため、軽量化が図られ、また、磁性
体の加熱板1を底面に形成しているため、伝熱効果のよ
い電磁誘導加熱体3が製造できるようになった。
の本体2としているため、軽量化が図られ、また、磁性
体の加熱板1を底面に形成しているため、伝熱効果のよ
い電磁誘導加熱体3が製造できるようになった。
【0025】また、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結
合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設けてい
るが、位置決め溝6の形状は格子状など密着結合部材5
の形状に対応して決めており、金属ビレットなど不定形
の形状が多い場合には形状に応じて不規則で間欠的に形
成してもよいことはいうまでもないことで、密着結合部
材5の位置決めが簡単にして、しかも、確実に行われ、
非磁性体の本体2の鋳がらみによる電磁誘導加熱体3の
鋳造が確実に行えるようになった。
合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設けてい
るが、位置決め溝6の形状は格子状など密着結合部材5
の形状に対応して決めており、金属ビレットなど不定形
の形状が多い場合には形状に応じて不規則で間欠的に形
成してもよいことはいうまでもないことで、密着結合部
材5の位置決めが簡単にして、しかも、確実に行われ、
非磁性体の本体2の鋳がらみによる電磁誘導加熱体3の
鋳造が確実に行えるようになった。
【0026】また、密着結合部材5を前記抵抗溶接電極
の下電極4の位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の
上電極7と抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電
極4に設けた位置決め溝6に定置させた密着結合部材5
を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部
材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、また
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし、電磁誘
導加熱体3に用いる磁性体の加熱板1とするため、密着
結合部材5と磁性体の加熱板1との溶着の不良を事前に
検査でき、不良品の排除ができるばかりか、電磁誘導加
熱体3の電磁誘導効率も向上するようになった。
の下電極4の位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の
上電極7と抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電
極4に設けた位置決め溝6に定置させた密着結合部材5
を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部
材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、また
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし、電磁誘
導加熱体3に用いる磁性体の加熱板1とするため、密着
結合部材5と磁性体の加熱板1との溶着の不良を事前に
検査でき、不良品の排除ができるばかりか、電磁誘導加
熱体3の電磁誘導効率も向上するようになった。
【0027】また、磁性体の加熱板1の密着結合部材面
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着させた磁
性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱
体3を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結
合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高
くして鋳造することができ、伝熱面積も広くなり、しか
も放熱効率がよく、鋳造に際しての磁性体の加熱板1へ
の湯流れなど鋳造性も良くなった。
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着させた磁
性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱
体3を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結
合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高
くして鋳造することができ、伝熱面積も広くなり、しか
も放熱効率がよく、鋳造に際しての磁性体の加熱板1へ
の湯流れなど鋳造性も良くなった。
【0028】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、いずれも抵抗溶接
に支障ない材料を用い、金網は、鋼、ステンレスなどの
材料を任意に用いることはいうまでもないが、金網、金
属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させるため、密
着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1に対する鋳
がらみの効果がよいことはいうまでもないことである。
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、いずれも抵抗溶接
に支障ない材料を用い、金網は、鋼、ステンレスなどの
材料を任意に用いることはいうまでもないが、金網、金
属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させるため、密
着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1に対する鋳
がらみの効果がよいことはいうまでもないことである。
【0029】また、図3に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9と
して、端部を逆テーパーとすることによって、U字状端
部9の逆テーパー部を鋳がらみするようにして密着強度
を向上する効果もある。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9と
して、端部を逆テーパーとすることによって、U字状端
部9の逆テーパー部を鋳がらみするようにして密着強度
を向上する効果もある。
【0030】また、図4に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をL字状鍵形端部
10に成形して金型位置決め11とし、その端部を金型
8に挿入固定することにしているため、外周の剛性が高
くなり、外形寸法精度も向上するようになったばかり
か、金型へ挿入する位置決めが簡単にでき、金型へ固定
したときのスキマも小さくでき、鋳造成型時に磁性体の
加熱板の背面にしばしば起きる鋳物の湯流れが防止でき
るようになった。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をL字状鍵形端部
10に成形して金型位置決め11とし、その端部を金型
8に挿入固定することにしているため、外周の剛性が高
くなり、外形寸法精度も向上するようになったばかり
か、金型へ挿入する位置決めが簡単にでき、金型へ固定
したときのスキマも小さくでき、鋳造成型時に磁性体の
加熱板の背面にしばしば起きる鋳物の湯流れが防止でき
るようになった。
【0031】そして、密着結合部材5を溶着させた磁性
体の加熱板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端
部10としており、磁性体の加熱板1を非磁性体の本体
2で鋳がらみする鋳造成型後、表面に突出する磁性体の
加熱板1の端部は不要となるために切削切断するもので
あり、バリ取りを含めて処理でき、電磁誘導加熱体3の
電磁誘導効率も向上した製品ができるようになった。
体の加熱板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端
部10としており、磁性体の加熱板1を非磁性体の本体
2で鋳がらみする鋳造成型後、表面に突出する磁性体の
加熱板1の端部は不要となるために切削切断するもので
あり、バリ取りを含めて処理でき、電磁誘導加熱体3の
電磁誘導効率も向上した製品ができるようになった。
【図 1】実施例としての電磁誘導加熱調理器の断面
図。
図。
【図 2】抵抗溶接を用いた実施例の断面図。
【図 3】実施例としての磁性体の加熱板のU字状端部
の断面図。
の断面図。
【図 4】図1におけるB部の詳細図。
1:加 熱 板 2:本 体 3:電磁誘導加熱体 4:下 電 極 5:密着結合部材 6:位置決め溝 7:上 電 極 8:金 型 9:U字状端部 10:L字状鍵形端部 11:金型位置決め
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年7月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、また
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁性体
の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁性体
の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁性体の加熱板と非磁
性体の本体とで形成される電磁誘導加熱体の製造におい
て、密着結合部材を磁性体の加熱板に抵抗溶接で溶着
し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし
た磁性体の加熱板を鋳がらみするようにして電磁誘導加
熱体を鋳造する方法を提案するものである。
性体の本体とで形成される電磁誘導加熱体の製造におい
て、密着結合部材を磁性体の加熱板に抵抗溶接で溶着
し、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし
た磁性体の加熱板を鋳がらみするようにして電磁誘導加
熱体を鋳造する方法を提案するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁誘導加熱体、例えば、電磁誘
導加熱調理器のアルミ鋳造品の製造では、磁性体の加熱
板と非磁性体の本体を密着結合させる方法として、磁性
体の加熱板表面に溶射して表面をポーラス状やクレータ
ー状に荒らし、高圧鋳造で鋳込む方法で製造するか、ア
ルミ鋳造後に磁性材を溶射して加熱層を形成するという
方法を採用していた。
導加熱調理器のアルミ鋳造品の製造では、磁性体の加熱
板と非磁性体の本体を密着結合させる方法として、磁性
体の加熱板表面に溶射して表面をポーラス状やクレータ
ー状に荒らし、高圧鋳造で鋳込む方法で製造するか、ア
ルミ鋳造後に磁性材を溶射して加熱層を形成するという
方法を採用していた。
【0003】しかし、磁性体と非磁性体は熱膨脹係数の
違いや、化学反応による溶融結合が難しいことから、冷
熱繰り返し付着強度が要求されている。
違いや、化学反応による溶融結合が難しいことから、冷
熱繰り返し付着強度が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は、電磁誘導
加熱体、例えば、電磁誘導加熱調理器のアルミ鋳造品に
おいて、磁性体の加熱板と非磁性体の本体を鋳がらみす
るようにして鋳造するばかりか、磁性体と非磁性体を共
有することを必要とするエレクトロニクス部品や、自動
車用部材などの磁性体と非磁性体を結合する場合にも用
いるために、熱膨張係数の違いや、化学反応による溶融
結合が難しいことなどの技術的問題を解決せんとするも
のである。
加熱体、例えば、電磁誘導加熱調理器のアルミ鋳造品に
おいて、磁性体の加熱板と非磁性体の本体を鋳がらみす
るようにして鋳造するばかりか、磁性体と非磁性体を共
有することを必要とするエレクトロニクス部品や、自動
車用部材などの磁性体と非磁性体を結合する場合にも用
いるために、熱膨張係数の違いや、化学反応による溶融
結合が難しいことなどの技術的問題を解決せんとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来の問題
点、つまり磁性体の加熱板1と非磁性体の本体2を鋳が
らみするようにした鋳造において、惹起している熱膨脹
係数の違いや、化学反応による溶融結合の難しさによる
製品の欠陥がみられることから、これらをを解決するた
めに、つぎのような密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、
または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁
性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法を提案
するものである。
点、つまり磁性体の加熱板1と非磁性体の本体2を鋳が
らみするようにした鋳造において、惹起している熱膨脹
係数の違いや、化学反応による溶融結合の難しさによる
製品の欠陥がみられることから、これらをを解決するた
めに、つぎのような密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、
または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁
性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法を提案
するものである。
【0006】本発明では、磁性体の加熱板1と非磁性体
の本体2とで形成される電磁誘導加熱体3の製造におい
て、抵抗溶接電極の下電極4に、主として金網の密着結
合部材5を平押しして載置するか、密着結合部材の位置
決め溝を、蜂の巣状に設け、密着結合部材5の位置決め
溝6を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前記
位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵
抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電極4にに定置
させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を固定
し、事前に、密着結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗
溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合部材
面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなど
により非磁性体の本体2と、密着結合部材5を抵抗溶接
で溶着させた磁性体の加熱板1を鋳がらみするようにし
て電磁誘導加熱体3を鋳造することを要旨としている。
の本体2とで形成される電磁誘導加熱体3の製造におい
て、抵抗溶接電極の下電極4に、主として金網の密着結
合部材5を平押しして載置するか、密着結合部材の位置
決め溝を、蜂の巣状に設け、密着結合部材5の位置決め
溝6を主として蜂の巣状に設け、密着結合部材5を前記
位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵
抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電極4にに定置
させた密着結合部材5を介して磁性体の加熱板1を固定
し、事前に、密着結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗
溶接して溶着させ、該磁性体の加熱板1の密着結合部材
面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなど
により非磁性体の本体2と、密着結合部材5を抵抗溶接
で溶着させた磁性体の加熱板1を鋳がらみするようにし
て電磁誘導加熱体3を鋳造することを要旨としている。
【0007】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、主として鋼、ステンレスなどの材料を任
意に用いる金網をプレートに手押しして用いるが、パン
チング金属板、鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど
の材料を用いてもよい。
結合部材5は、主として鋼、ステンレスなどの材料を任
意に用いる金網をプレートに手押しして用いるが、パン
チング金属板、鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど
の材料を用いてもよい。
【0008】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1の端末を、U
字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して突出
部分を金型位置決め11とし、U字状端部9、またはL
字状鍵形端部10の端部を金型8に挿入固定することに
している。
結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1の端末を、U
字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して突出
部分を金型位置決め11とし、U字状端部9、またはL
字状鍵形端部10の端部を金型8に挿入固定することに
している。
【0009】
【作 用】本発明の内容を図面に従って実施例を詳細
に説明すると、図1に示すように電磁誘導加熱体3の製
造において、本体をアルミニウムなどの非磁性体の本体
2としたのは、軽量化を目的としており、また伝熱効果
を考慮したものであり、磁性体の加熱板1と金網の密着
結合部材5を底面に形成して電磁誘導加熱するものであ
る。
に説明すると、図1に示すように電磁誘導加熱体3の製
造において、本体をアルミニウムなどの非磁性体の本体
2としたのは、軽量化を目的としており、また伝熱効果
を考慮したものであり、磁性体の加熱板1と金網の密着
結合部材5を底面に形成して電磁誘導加熱するものであ
る。
【0010】金網以外の密着結合部材5を用いる場合に
は、図2に示すように、抵抗溶接電極の下電極4に、密
着結合部材5の位置決め溝6を設けて密着結合部材5を
定置させるが、位置決め溝6の形状は、蜂の巣状ばかり
か、格子状など密着結合部材5の形状に対応して決めて
も良く、金属ビレットなど不定形の形状が多い場合に
は、形状に応じて不規則で間欠的に形成してもよいこと
はいうまでもない。
は、図2に示すように、抵抗溶接電極の下電極4に、密
着結合部材5の位置決め溝6を設けて密着結合部材5を
定置させるが、位置決め溝6の形状は、蜂の巣状ばかり
か、格子状など密着結合部材5の形状に対応して決めて
も良く、金属ビレットなど不定形の形状が多い場合に
は、形状に応じて不規則で間欠的に形成してもよいこと
はいうまでもない。
【0011】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5を、抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝6
に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の
下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4に設け
た位置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁
性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部材5と磁性
体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、電磁誘導加熱体
3に用いる磁性体の加熱板1とするものである。
結合部材5を、抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝6
に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の
下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4に設け
た位置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁
性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部材5と磁性
体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、電磁誘導加熱体
3に用いる磁性体の加熱板1とするものである。
【0012】また、磁性体の加熱板1に金網などの密着
結合部材面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカ
ストなどにより密着結合部材5を溶着させた磁性体の加
熱板1を、非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着さ
せた磁性体の加熱板1を鋳がらみして電磁誘導加熱体3
を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結合部
材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高くし
て鋳造でき、放熱効率もよく、鋳造に際しての湯流れな
ど鋳造性も良くなった。
結合部材面を前面にして金型8に固定し、アルミダイカ
ストなどにより密着結合部材5を溶着させた磁性体の加
熱板1を、非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着さ
せた磁性体の加熱板1を鋳がらみして電磁誘導加熱体3
を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結合部
材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高くし
て鋳造でき、放熱効率もよく、鋳造に際しての湯流れな
ど鋳造性も良くなった。
【0013】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、主として鋼、ステンレスなどの材料を任
意に用いる金網をプレートに平押しして用いるが、パン
チング金属板、鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど
の材料を用いてもよいことはいうまでもなく、密着結合
部材5を磁性体の加熱板1に抵抗溶接するのに支障のな
い材料であれば良く、金属ビレットなどの場合には、不
定形のものが多いことからも、位置決め溝6は間欠的に
設けることも良く、それら密着結合部材5を位置決め溝
6に定置させ、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大さ
せるものが選ばれる。
結合部材5は、主として鋼、ステンレスなどの材料を任
意に用いる金網をプレートに平押しして用いるが、パン
チング金属板、鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど
の材料を用いてもよいことはいうまでもなく、密着結合
部材5を磁性体の加熱板1に抵抗溶接するのに支障のな
い材料であれば良く、金属ビレットなどの場合には、不
定形のものが多いことからも、位置決め溝6は間欠的に
設けることも良く、それら密着結合部材5を位置決め溝
6に定置させ、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大さ
せるものが選ばれる。
【0014】また、図3に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9に
したり、または図4に示すように、L字状鍵形端部10
に成形して金型位置決め11とし、該U字状端部9、ま
たはL字状鍵形端部10の突出部を金型8に挿入固定す
ることによって、外周の剛性が高くなったばかりか、外
形寸法精度も向上するようになっている。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9に
したり、または図4に示すように、L字状鍵形端部10
に成形して金型位置決め11とし、該U字状端部9、ま
たはL字状鍵形端部10の突出部を金型8に挿入固定す
ることによって、外周の剛性が高くなったばかりか、外
形寸法精度も向上するようになっている。
【0015】また、密着結合部材5を溶着させた磁性体
の加熱板1の端末をU字状端部9、または、L字状鍵形
端部10に成形して金型位置決め11とし、U字状端部
9やL字状鍵形端部10を金型8に挿入固定しているの
は、磁性体の加熱板1を金型へ挿入する位置決めが簡単
にでき、金型へ固定したときのスキマも小さくでき、鋳
造成型時に加熱板の背面によく起きる鋳造時の湯流れが
防止できる。
の加熱板1の端末をU字状端部9、または、L字状鍵形
端部10に成形して金型位置決め11とし、U字状端部
9やL字状鍵形端部10を金型8に挿入固定しているの
は、磁性体の加熱板1を金型へ挿入する位置決めが簡単
にでき、金型へ固定したときのスキマも小さくでき、鋳
造成型時に加熱板の背面によく起きる鋳造時の湯流れが
防止できる。
【0016】密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端部10と
しているが、金型8に挿入固定することにしているた
め、磁性体の加熱板1を、非磁性体の本体2で鋳がらみ
する鋳造成型後、U字状端部9やL字状鍵形端部10は
表面に突出するため、突出した磁性体の加熱板1の端部
は切削切断するものである。
板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端部10と
しているが、金型8に挿入固定することにしているた
め、磁性体の加熱板1を、非磁性体の本体2で鋳がらみ
する鋳造成型後、U字状端部9やL字状鍵形端部10は
表面に突出するため、突出した磁性体の加熱板1の端部
は切削切断するものである。
【0017】抵抗溶接は、建築における大型構造物から
超小型の電子部品にいたるまで幅広く応用されている
が、重ね合わせた金属部材を電極の先端で挟みながら行
う点溶接、ローラー電極を用いて通電および加圧し連続
的に接合するシーム溶接、金属部材の接合箇所に設けた
突起部を接触させて加圧し抵抗熱発生を比較的小さい特
定の部分に限定して行うプロジェクション溶接、接触部
を火花として溶融飛散させるようにし接合部全体を十分
加熱し、ついで強く加圧して突き合わせ面を接合するフ
ラッシュ溶接、2つの部材の端面を突き合わせ加圧しな
がら熱を加え接合するアプセット溶接などの溶接があ
り、接合するところに大電流を流して粘性状態にするも
ので、接触抵抗による熱により金属が溶けたところへ圧
力を加えて接合し、直ちに電流を断って冷却するもので
ある。
超小型の電子部品にいたるまで幅広く応用されている
が、重ね合わせた金属部材を電極の先端で挟みながら行
う点溶接、ローラー電極を用いて通電および加圧し連続
的に接合するシーム溶接、金属部材の接合箇所に設けた
突起部を接触させて加圧し抵抗熱発生を比較的小さい特
定の部分に限定して行うプロジェクション溶接、接触部
を火花として溶融飛散させるようにし接合部全体を十分
加熱し、ついで強く加圧して突き合わせ面を接合するフ
ラッシュ溶接、2つの部材の端面を突き合わせ加圧しな
がら熱を加え接合するアプセット溶接などの溶接があ
り、接合するところに大電流を流して粘性状態にするも
ので、接触抵抗による熱により金属が溶けたところへ圧
力を加えて接合し、直ちに電流を断って冷却するもので
ある。
【0018】また、電磁誘導加熱体3の製造において、
密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を抵抗溶
接を用いて溶着しているが、抵抗溶接は金属に電気を流
すとジュール熱が発生し、これを熱源として溶接部を加
熱すると同時に圧力を併用して溶接するものであり、溶
接部を加圧しながら高周波電流を直接母材に供給して行
う高周波抵抗溶接を用いてよいことはいうまでもなく、
密着結合部材5を抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝
6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極
の下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4の位
置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁性体
の加熱板1を固定しているため、電流を集中するのに有
効に働くばかりか、比較的小さい電流で、確実な溶接に
よる溶着ができるようになり、そのために熱効率も良い
ようになった。
密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を抵抗溶
接を用いて溶着しているが、抵抗溶接は金属に電気を流
すとジュール熱が発生し、これを熱源として溶接部を加
熱すると同時に圧力を併用して溶接するものであり、溶
接部を加圧しながら高周波電流を直接母材に供給して行
う高周波抵抗溶接を用いてよいことはいうまでもなく、
密着結合部材5を抵抗溶接電極の下電極4の位置決め溝
6に定置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極
の下電極4との間に、前記抵抗溶接電極の下電極4の位
置決め溝6に定置させた密着結合部材5を介して磁性体
の加熱板1を固定しているため、電流を集中するのに有
効に働くばかりか、比較的小さい電流で、確実な溶接に
よる溶着ができるようになり、そのために熱効率も良い
ようになった。
【0019】電磁誘導加熱体3の製造という本発明の実
施において、磁性体の加熱板1に密着結合部材5を溶着
するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、作業を進
める前に磁性体の加熱板1の表面を脱脂して、磁性体の
加熱板1に密着結合部材5を溶着するのを確実なものに
することも考慮しているばかりか、磁性体の加熱板1を
プレヒーテイングすることも考慮している。
施において、磁性体の加熱板1に密着結合部材5を溶着
するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、作業を進
める前に磁性体の加熱板1の表面を脱脂して、磁性体の
加熱板1に密着結合部材5を溶着するのを確実なものに
することも考慮しているばかりか、磁性体の加熱板1を
プレヒーテイングすることも考慮している。
【0020】また、磁性体の加熱板1に密着結合部材5
を溶着するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、金
属ビレットなど不定形の密着結合部材5を溶着する場
合、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結合部材5の位置
決め溝6を設けて密着結合部材5を定置するとしても、
位置決め溝6の形状は、あらかじめ定型的に設定するこ
とは難しく、コストも高くなり、しかも溶着が不完全と
なることがあるため、密着結合部材5を抵抗溶接で溶着
した後に、さらにろうを用いて母材を溶融しないで結合
する硬ろう付けや、はんだを用いてはんだ付けなどによ
りろう付けして完全な溶着をするという密着結合部材5
の溶着をするように、作業性や、密着結合部材5の種類
を考慮して自由に選択して良いことはいうまでもない。
を溶着するのに抵抗溶接を用いるのが最適であるが、金
属ビレットなど不定形の密着結合部材5を溶着する場
合、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結合部材5の位置
決め溝6を設けて密着結合部材5を定置するとしても、
位置決め溝6の形状は、あらかじめ定型的に設定するこ
とは難しく、コストも高くなり、しかも溶着が不完全と
なることがあるため、密着結合部材5を抵抗溶接で溶着
した後に、さらにろうを用いて母材を溶融しないで結合
する硬ろう付けや、はんだを用いてはんだ付けなどによ
りろう付けして完全な溶着をするという密着結合部材5
の溶着をするように、作業性や、密着結合部材5の種類
を考慮して自由に選択して良いことはいうまでもない。
【0021】また、抵抗溶接の電極構造を実施例の密着
結合部材5別に見ると、図5は密着結合部材5の金網1
2を平押しして抵抗溶接したものであり、図6は密着結
合部材5の金網12を位置決め溝6に定置して抵抗溶接
したものであり、図7は密着結合部材5のパンチングメ
タル13を位置決め溝6に定置して抵抗溶接したもので
あり、図8は密着結合部材5の鋼球14を位置決め溝6
に定置して抵抗溶接したものであり、金属ビレットの場
合も同様である。
結合部材5別に見ると、図5は密着結合部材5の金網1
2を平押しして抵抗溶接したものであり、図6は密着結
合部材5の金網12を位置決め溝6に定置して抵抗溶接
したものであり、図7は密着結合部材5のパンチングメ
タル13を位置決め溝6に定置して抵抗溶接したもので
あり、図8は密着結合部材5の鋼球14を位置決め溝6
に定置して抵抗溶接したものであり、金属ビレットの場
合も同様である。
【0022】図9は抵抗溶接後にろう付けした構造図で
あって、磁性体の加熱板1の密着強度が向上できるよう
になった。
あって、磁性体の加熱板1の密着強度が向上できるよう
になった。
【0023】
【効 果】本発明は、以上のような構成、つまり磁性
体の加熱板1と非磁性体の本体2とで形成される電磁誘
導加熱体3の製造において、抵抗溶接電極の下電極4に
密着結合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設
け、密着結合部材5を前記下電極4の位置決め溝6に定
置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の下電
極4との間に、前記位置決め溝6に定置させた密着結合
部材5を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着
結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着さ
せ、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
し、該磁性体の加熱板1の密着結合部材面を前面にして
金型8に固定し、アルミダイカストなどにより非磁性体
の本体2と、密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱体3を鋳造
しているため、軽量で、熱効率、放熱効率、付着強度を
高めることができるようになった。
体の加熱板1と非磁性体の本体2とで形成される電磁誘
導加熱体3の製造において、抵抗溶接電極の下電極4に
密着結合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設
け、密着結合部材5を前記下電極4の位置決め溝6に定
置させ、抵抗溶接電極の上電極7と抵抗溶接電極の下電
極4との間に、前記位置決め溝6に定置させた密着結合
部材5を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着
結合部材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着さ
せ、または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付け
し、該磁性体の加熱板1の密着結合部材面を前面にして
金型8に固定し、アルミダイカストなどにより非磁性体
の本体2と、密着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱
板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱体3を鋳造
しているため、軽量で、熱効率、放熱効率、付着強度を
高めることができるようになった。
【0024】また、磁性体の加熱板1に抵抗溶接して溶
着させる密着結合部材5は、金網、パンチング金属板、
鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど密着結合しやす
い部材とすることを特徴とするが、金網は、鋼、ステン
レスなどの材料を任意に用いることはいうまでもなく、
金属ビレットなどの場合は、不定形のものが多いことか
ら位置決め溝6は間欠的に設けることも良く、それら密
着結合部材5を位置決め溝6にに定置させるものである
が、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大させることが
できるようになった。
着させる密着結合部材5は、金網、パンチング金属板、
鋼球、ステンレス球、金属ビレットなど密着結合しやす
い部材とすることを特徴とするが、金網は、鋼、ステン
レスなどの材料を任意に用いることはいうまでもなく、
金属ビレットなどの場合は、不定形のものが多いことか
ら位置決め溝6は間欠的に設けることも良く、それら密
着結合部材5を位置決め溝6にに定置させるものである
が、鋳造に際しての鋳がらみの効果を増大させることが
できるようになった。
【0025】さらに、密着結合部材5を溶着させた磁性
体の加熱板1の端末を、直方向または逆テーパー10状
のU字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して
金型位置決め11とし、その端部を金型8に挿入固定す
ることにしているため、軽量で、簡単で効率的な電磁誘
導加熱ができる電磁誘導加熱体3が製造できるようにな
った。
体の加熱板1の端末を、直方向または逆テーパー10状
のU字状端部9、またはL字状鍵形端部10に成形して
金型位置決め11とし、その端部を金型8に挿入固定す
ることにしているため、軽量で、簡単で効率的な電磁誘
導加熱ができる電磁誘導加熱体3が製造できるようにな
った。
【0026】また、本体をアルミニウムなどの非磁性体
の本体2としているため、軽量化が図られ、また、磁性
体の加熱板1を底面に形成しているため、伝熱効果のよ
い電磁誘導加熱体3が製造できるようになった。
の本体2としているため、軽量化が図られ、また、磁性
体の加熱板1を底面に形成しているため、伝熱効果のよ
い電磁誘導加熱体3が製造できるようになった。
【0027】また、抵抗溶接電極の下電極4に、密着結
合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設けてい
るが、位置決め溝6の形状は格子状など密着結合部材5
の形状に対応して決めており、金属ビレットなど不定形
の形状が多い場合には形状に応じて不規則で間欠的に形
成してもよいことはいうまでもないことで、密着結合部
材5の位置決めが簡単にして、しかも、確実に行われ、
非磁性体の本体2の鋳がらみによる電磁誘導加熱体3の
鋳造が確実に行えるようになった。
合部材5の位置決め溝6を主として蜂の巣状に設けてい
るが、位置決め溝6の形状は格子状など密着結合部材5
の形状に対応して決めており、金属ビレットなど不定形
の形状が多い場合には形状に応じて不規則で間欠的に形
成してもよいことはいうまでもないことで、密着結合部
材5の位置決めが簡単にして、しかも、確実に行われ、
非磁性体の本体2の鋳がらみによる電磁誘導加熱体3の
鋳造が確実に行えるようになった。
【0028】また、密着結合部材5を前記抵抗溶接電極
の下電極4の位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の
上電極7と抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電
極4に設けた位置決め溝6に定置させた密着結合部材5
を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部
材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、また
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし、電磁誘
導加熱体3に用いる磁性体の加熱板1とするため、密着
結合部材5と磁性体の加熱板1との溶着の不良を事前に
検査でき、不良品の排除ができるばかりか、電磁誘導加
熱体3の電磁誘導効率も向上するようになった。
の下電極4の位置決め溝6に定置させ、抵抗溶接電極の
上電極7と抵抗溶接電極の下電極4との間に、前記下電
極4に設けた位置決め溝6に定置させた密着結合部材5
を介して磁性体の加熱板1を固定し、事前に密着結合部
材5と磁性体の加熱板1を抵抗溶接して溶着させ、また
は抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けし、電磁誘
導加熱体3に用いる磁性体の加熱板1とするため、密着
結合部材5と磁性体の加熱板1との溶着の不良を事前に
検査でき、不良品の排除ができるばかりか、電磁誘導加
熱体3の電磁誘導効率も向上するようになった。
【0029】また、磁性体の加熱板1の密着結合部材面
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着させた磁
性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱
体3を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結
合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高
くして鋳造することができ、伝熱面積も広くなり、しか
も放熱効率がよく、鋳造に際しての磁性体の加熱板1へ
の湯流れなど鋳造性も良くなった。
を前面にして金型8に固定し、アルミダイカストなどに
より非磁性体の本体2と密着結合部材5を溶着させた磁
性体の加熱板1を鋳がらみするようにして電磁誘導加熱
体3を鋳造することにより、非磁性体の本体2と密着結
合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1を付着強度を高
くして鋳造することができ、伝熱面積も広くなり、しか
も放熱効率がよく、鋳造に際しての磁性体の加熱板1へ
の湯流れなど鋳造性も良くなった。
【0030】また、磁性体の加熱板1に溶着させる密着
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、いずれも抵抗溶接
に支障ない材料を用い、金網は、鋼、ステンレスなどの
材料を任意に用いることはいうまでもないが、金網、金
属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させるため、密
着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1に対する鋳
がらみの効果がよいことはいうまでもないことである。
結合部材5は、金網、パンチング金属板、鋼球、ステン
レス球、金属ビレットとしているが、いずれも抵抗溶接
に支障ない材料を用い、金網は、鋼、ステンレスなどの
材料を任意に用いることはいうまでもないが、金網、金
属ビレットを含めて位置決め溝6に定置させるため、密
着結合部材5を溶着させた磁性体の加熱板1に対する鋳
がらみの効果がよいことはいうまでもないことである。
【0031】また、図3に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9と
して、端部を逆テーパーとすることによって、U字状端
部9の逆テーパー部を鋳がらみするようにして密着強度
を向上する効果もある。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をU字状端部9と
して、端部を逆テーパーとすることによって、U字状端
部9の逆テーパー部を鋳がらみするようにして密着強度
を向上する効果もある。
【0032】また、図4に示すように、密着結合部材5
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をL字状鍵形端部
10に成形して金型位置決め11とし、その端部を金型
8に挿入固定することにしているため、外周の剛性が高
くなり、外形寸法精度も向上するようになったばかり
か、金型へ挿入する位直決めが簡単にでき、金型へ固定
したときのスキマも小さくでき、鋳造成型時に磁性体の
加熱板の背面にしばしば起きる鋳物の湯流れが防止でき
るようになった。
を溶着させた磁性体の加熱板1の端末をL字状鍵形端部
10に成形して金型位置決め11とし、その端部を金型
8に挿入固定することにしているため、外周の剛性が高
くなり、外形寸法精度も向上するようになったばかり
か、金型へ挿入する位直決めが簡単にでき、金型へ固定
したときのスキマも小さくでき、鋳造成型時に磁性体の
加熱板の背面にしばしば起きる鋳物の湯流れが防止でき
るようになった。
【0033】そして、密着結合部材5を溶着させた磁性
体の加熱板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端
部10としており、磁性体の加熱板1を非磁性体の本体
2で鋳がらみする鋳造成型後、表面に突出する磁性体の
加熱板1の端部は不要となるために切削切断するもので
あり、バリ取りを含めて処理でき、電磁誘導加熱体3の
電磁誘導効率も向上した製品ができるようになった。
体の加熱板1は、U字状端部9、または、L字状鍵形端
部10としており、磁性体の加熱板1を非磁性体の本体
2で鋳がらみする鋳造成型後、表面に突出する磁性体の
加熱板1の端部は不要となるために切削切断するもので
あり、バリ取りを含めて処理でき、電磁誘導加熱体3の
電磁誘導効率も向上した製品ができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図 1】実施例としての電磁誘導加熱調理器の断面
図。
図。
【図 2】抵抗溶接を用いた実施例の断面図。
【図 3】実施例としての磁性体の加熱板のU字状端部
の断面図。
の断面図。
【図 4】図1におけるB部の詳細図。
【図 5】密着結合部材の金網を平押しして抵抗溶接し
た抵抗溶接電極構造。
た抵抗溶接電極構造。
【図 6】密着結合部材の金網を位置決め溝に定置して
抵抗溶接した電極構造。
抵抗溶接した電極構造。
【図 7】密着結合部材のパンチングメタルを位置決め
溝に定置して抵抗溶接した抵抗溶接電極構造。
溝に定置して抵抗溶接した抵抗溶接電極構造。
【図 8】密着結合部材の鋼球を位置決め溝に定置して
抵抗溶接した電極構造。
抵抗溶接した電極構造。
【図 9】金網を抵抗溶接した後にろう付けしたろう付
け構造図。
け構造図。
【符号の説明】 1:加 熱 板 2:本 体 3:電磁誘導加熱体 4:下 電 極 5:密着結合部材 6:位置決め溝 7:上 電 極 8:金 型 9:U字状端部 10:L字状鍵形端部 11:金型位置決め 12:金 網 13:パンチングメタル 14:鋼 球 15:抵抗溶接部 16:ろう付け部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図6】
【図8】
【図9】
Claims (3)
- 【請求項1】磁性体の加熱板と非磁性体の本体とで形成
される電磁誘導加熱体の製造において、抵抗溶接電極の
下電極に密着結合部材の位置決め溝を主として蜂の巣状
に設け、密着結合部材を前記位置決め溝に定置させ、抵
抗溶接電極の上電極と抵抗溶接電極の下電極との間に、
前記下電極の位置決め溝に定置させた密着結合部材を介
して磁性体の加熱板を固定し、事前に、密着結合部材と
磁性体の加熱板を抵抗溶接して溶着させ、該磁性体の加
熱板の密着結合部材面を前面にして金型に固定し、アル
ミダイカストなどにより非磁性体の本体と、密着結合部
材を溶着させた磁性体の加熱板を鋳がらみするようにし
て電磁誘導加熱体を鋳造することを特徴とする密着結合
部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後
に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘
導加熱体の鋳造方法。 - 【請求項2】密着結合部材を金網、パンチング金属板、
鋼球、ステンレス球、金属ビレットとすることを特徴と
する請求項1記載の密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、
または抵抗溶接で溶着した後に、さらにろう付けする磁
性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。 - 【請求項3】密着結合部材を溶着させた磁性体の加熱板
の端末を、U字状端部またはL字状の鍵形端部に成形し
て金型位置決めとし、該金型位置決めの端部を金型に挿
入固定することを特徴とする請求項1記載の密着結合部
材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後
に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘
導加熱体の鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7435395A JPH08229662A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後 に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7435395A JPH08229662A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後 に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08229662A true JPH08229662A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13544686
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7435395A Pending JPH08229662A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 密着結合部材を抵抗溶接で溶着し、または抵抗溶接で溶着した後 に、さらにろう付けする磁性体の加熱板を用いた電磁誘導加熱体の鋳造方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08229662A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115401301A (zh) * | 2021-05-28 | 2022-11-29 | 贵州振华群英电器有限公司(国营第八九一厂) | 一种衔铁与推杆的焊接定位夹具及上电极 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7435395A patent/JPH08229662A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115401301A (zh) * | 2021-05-28 | 2022-11-29 | 贵州振华群英电器有限公司(国营第八九一厂) | 一种衔铁与推杆的焊接定位夹具及上电极 |
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