JPH08230758A - 移動機器駆動装置 - Google Patents
移動機器駆動装置Info
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- JPH08230758A JPH08230758A JP4221095A JP4221095A JPH08230758A JP H08230758 A JPH08230758 A JP H08230758A JP 4221095 A JP4221095 A JP 4221095A JP 4221095 A JP4221095 A JP 4221095A JP H08230758 A JPH08230758 A JP H08230758A
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Landscapes
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量かつ小型で、しかも安価な移動機器駆動
装置を提供する。 【構成】 チェーン12の回転を検出する回転検出機構
13と、チェーン12に作用する張力を検出する張力検
出機構14と、車輪16に回転駆動力として伝達する駆
動機構19と、チェーン12に作用する回転トルクに対
応した車輪16の回転駆動力が予め設定され、回転検出
機構13からの検出信号を受信した時に、張力検出手機
構14からの検出信号に基づきチェーン12に作用する
回転トルクの大きさを判定して、判定した回転トルクに
対応する前記回転駆動力を決定し、出力信号として駆動
機構19に出力する制御ユニット20とを備える。
装置を提供する。 【構成】 チェーン12の回転を検出する回転検出機構
13と、チェーン12に作用する張力を検出する張力検
出機構14と、車輪16に回転駆動力として伝達する駆
動機構19と、チェーン12に作用する回転トルクに対
応した車輪16の回転駆動力が予め設定され、回転検出
機構13からの検出信号を受信した時に、張力検出手機
構14からの検出信号に基づきチェーン12に作用する
回転トルクの大きさを判定して、判定した回転トルクに
対応する前記回転駆動力を決定し、出力信号として駆動
機構19に出力する制御ユニット20とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自転車等の移動機器に
装着された状態で、当該移動機器の車輪を駆動する移動
機器駆動装置に関する。
装着された状態で、当該移動機器の車輪を駆動する移動
機器駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自転車等の移動機器にあっては、一般に
登坂時の走行付加が大きいため、減速手段等を設けて走
行時の付加を軽減するようにしている。また、近年で
は、走行駆動力を補助する機構によって登坂時の付加を
軽減することが提案されている。例えば自転車の場合、
図6に示すように、フレーム1中央部のクランク室2に
設けられた駆動力補助機構3によって駆動力を補助する
ものが提供されている。この駆動力補助機構3は、電動
モーターの駆動力を利用したもので、ペダル4の踏み込
み力(踏力)をセンシングして電動モーターの出力を自
動的に変化させ、適切な大きさの駆動力を発生するよう
にしている。
登坂時の走行付加が大きいため、減速手段等を設けて走
行時の付加を軽減するようにしている。また、近年で
は、走行駆動力を補助する機構によって登坂時の付加を
軽減することが提案されている。例えば自転車の場合、
図6に示すように、フレーム1中央部のクランク室2に
設けられた駆動力補助機構3によって駆動力を補助する
ものが提供されている。この駆動力補助機構3は、電動
モーターの駆動力を利用したもので、ペダル4の踏み込
み力(踏力)をセンシングして電動モーターの出力を自
動的に変化させ、適切な大きさの駆動力を発生するよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記自転車
における踏力のセンシングとしては、クランク室2内に
設置した圧電素子等の利用が多用されているが、センシ
ングの機構全体が高価になる上、センシング信号を処理
して駆動力補助機構3の駆動力を制御する制御機構が複
雑化して、駆動力補助機構3の一層の大型化やコストの
上昇の原因となっていた。
における踏力のセンシングとしては、クランク室2内に
設置した圧電素子等の利用が多用されているが、センシ
ングの機構全体が高価になる上、センシング信号を処理
して駆動力補助機構3の駆動力を制御する制御機構が複
雑化して、駆動力補助機構3の一層の大型化やコストの
上昇の原因となっていた。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、軽量かつ小型で、しかも安価な移動機器駆動装置
を提供することを目的とするものである。
ので、軽量かつ小型で、しかも安価な移動機器駆動装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記課題を
解決するため、ドライブギアとドリブンギアの間に無端
状に卷装されたチェーンの回転を検出する回転検出機構
と、チェーンに作用する張力を検出する張力検出機構
と、原動機にて発生した動力を移動機器の車輪に回転駆
動力として伝達する駆動機構と、これら回転検出機構と
張力検出機構とからの信号に基づいて駆動機構を制御す
るものであって、チェーンに作用する回転トルクに対応
した車輪の回転駆動力が予め設定され、回転検出機構か
らの検出信号を受信した時に、張力検出手機構からの検
出信号に基づきチェーンに作用する回転トルクの大きさ
を判定して、判定した回転トルクに対応する前記回転駆
動力を決定し、出力信号として駆動機構に出力する制御
ユニットとを備えることを前記課題の解決手段とした。
解決するため、ドライブギアとドリブンギアの間に無端
状に卷装されたチェーンの回転を検出する回転検出機構
と、チェーンに作用する張力を検出する張力検出機構
と、原動機にて発生した動力を移動機器の車輪に回転駆
動力として伝達する駆動機構と、これら回転検出機構と
張力検出機構とからの信号に基づいて駆動機構を制御す
るものであって、チェーンに作用する回転トルクに対応
した車輪の回転駆動力が予め設定され、回転検出機構か
らの検出信号を受信した時に、張力検出手機構からの検
出信号に基づきチェーンに作用する回転トルクの大きさ
を判定して、判定した回転トルクに対応する前記回転駆
動力を決定し、出力信号として駆動機構に出力する制御
ユニットとを備えることを前記課題の解決手段とした。
【0006】
【作用】本発明の移動機器駆動装置によれば、回転検出
機構でチェーンの回転を検出した際に張力検出機構で検
出したチェーンの張力に応じて、駆動機構が車輪に伝達
する回転駆動力を制御ユニットが制御する。駆動機構の
回転駆動力は、車輪の大きさ等に鑑みて、制御ユニット
に予め設定されたチェーンに作用する回転トルクと車輪
の回転駆動力との関係に基づいて決定される。また、チ
ェーンに作用する回転トルクは、制御ユニットに予め設
定された、チェーンの長さやドライブギアとドリブンギ
アのギア比等と張力との関係によって判定される。本発
明の移動機器駆動装置によって車輪に駆動補助力が与え
られる自転車(いわゆるハイブリッド自転車)において
は、駆動機構が車輪に伝達する回転駆動力に自転車の走
行速度等に対する相対的な制限があるため、チェーンの
張力および移動速度から判明する自転車の走行速度等が
限界値になった場合には、制御ユニットが作動して車輪
への回転駆動力の伝達を調整あるいは停止する。
機構でチェーンの回転を検出した際に張力検出機構で検
出したチェーンの張力に応じて、駆動機構が車輪に伝達
する回転駆動力を制御ユニットが制御する。駆動機構の
回転駆動力は、車輪の大きさ等に鑑みて、制御ユニット
に予め設定されたチェーンに作用する回転トルクと車輪
の回転駆動力との関係に基づいて決定される。また、チ
ェーンに作用する回転トルクは、制御ユニットに予め設
定された、チェーンの長さやドライブギアとドリブンギ
アのギア比等と張力との関係によって判定される。本発
明の移動機器駆動装置によって車輪に駆動補助力が与え
られる自転車(いわゆるハイブリッド自転車)において
は、駆動機構が車輪に伝達する回転駆動力に自転車の走
行速度等に対する相対的な制限があるため、チェーンの
張力および移動速度から判明する自転車の走行速度等が
限界値になった場合には、制御ユニットが作動して車輪
への回転駆動力の伝達を調整あるいは停止する。
【0007】
【実施例】以下本発明の移動機器駆動装置の第1実施例
を、図1から図3を参照して説明する。図中符号10
は、本実施例の移動機器駆動装置である。移動機器駆動
装置10は、図1に示すように、移動機器としての自転
車のフレーム11に装着されている。移動機器駆動装置
10は、前記自転車のドライブギア12aと図示しない
ドリブンギアの間に無端状に卷装されたチェーン12の
回転速度を検出する回転検出機構13と、チェーン12
に作用する張力を検出する張力検出機構14と、原動機
として電動モーター15が搭載され、自転車の車輪16
のゴムタイヤ17の外周面18に電動モーター15が発
生する動力を回転駆動力として伝達する駆動機構19
と、これら回転検出機構13と張力検出機構14と駆動
機構19とに接続され、張力検出機構14と回転検出機
構13とから発信された検出信号に基づいて駆動機構1
9に出力信号を発信する制御ユニット20とを備えてい
る。
を、図1から図3を参照して説明する。図中符号10
は、本実施例の移動機器駆動装置である。移動機器駆動
装置10は、図1に示すように、移動機器としての自転
車のフレーム11に装着されている。移動機器駆動装置
10は、前記自転車のドライブギア12aと図示しない
ドリブンギアの間に無端状に卷装されたチェーン12の
回転速度を検出する回転検出機構13と、チェーン12
に作用する張力を検出する張力検出機構14と、原動機
として電動モーター15が搭載され、自転車の車輪16
のゴムタイヤ17の外周面18に電動モーター15が発
生する動力を回転駆動力として伝達する駆動機構19
と、これら回転検出機構13と張力検出機構14と駆動
機構19とに接続され、張力検出機構14と回転検出機
構13とから発信された検出信号に基づいて駆動機構1
9に出力信号を発信する制御ユニット20とを備えてい
る。
【0008】前記回転検出機構13と張力検出機構14
と駆動機構19とは、図1および図2に示すように、検
出駆動ユニット21として一体化され、自転車のフレー
ム11に取付金具22を介して着脱可能に装着されてい
る。前記取付金具22は、自転車の図示しないサドルを
支持するピラが挿入固定される固定部23のクランク室
11aに近い部分に固定されている。取付金具22に
は、前記回転検出機構13と張力検出機構14と駆動機
構19とを支持する一対の回動プレート24が、ピン2
5を介して上下方向に回動自在に軸支されている。
と駆動機構19とは、図1および図2に示すように、検
出駆動ユニット21として一体化され、自転車のフレー
ム11に取付金具22を介して着脱可能に装着されてい
る。前記取付金具22は、自転車の図示しないサドルを
支持するピラが挿入固定される固定部23のクランク室
11aに近い部分に固定されている。取付金具22に
は、前記回転検出機構13と張力検出機構14と駆動機
構19とを支持する一対の回動プレート24が、ピン2
5を介して上下方向に回動自在に軸支されている。
【0009】前記回動プレート24の一方は、前記ドラ
イブギア12aの上方に設置されている。この回動プレ
ート24の前記ピン25寄りの部分には、前記電動モー
ター15の前面が固定され、この電動モーター15の駆
動軸26が回動プレート24に開口された挿通孔27か
ら回動プレート24の外面側に突設されている。この回
動プレート24の電動モーター15より回動半径方向外
側には、前記電動モーター15の駆動力によって回転駆
動され、自転車の車輪16のゴムタイヤ17の外周面1
8に圧接されることにより車輪16に駆動力を伝達可能
な駆動シャフト28が、その軸線を前記電動モーター1
5の駆動軸26と平行として軸支されている。
イブギア12aの上方に設置されている。この回動プレ
ート24の前記ピン25寄りの部分には、前記電動モー
ター15の前面が固定され、この電動モーター15の駆
動軸26が回動プレート24に開口された挿通孔27か
ら回動プレート24の外面側に突設されている。この回
動プレート24の電動モーター15より回動半径方向外
側には、前記電動モーター15の駆動力によって回転駆
動され、自転車の車輪16のゴムタイヤ17の外周面1
8に圧接されることにより車輪16に駆動力を伝達可能
な駆動シャフト28が、その軸線を前記電動モーター1
5の駆動軸26と平行として軸支されている。
【0010】この駆動シャフト28は、シャフト本体2
8aと、このシャフト本体28aの外側にブッシュ28
bを介して回転自在に配置された駆動力伝達体28cと
で構成されている。駆動シャフト28cの一端部29は
回動プレート24の外面側に突出され、他端部30は該
回動プレート24と対を形成する他方の回動プレート2
4に軸支されている。他方の回動プレート24の中央部
には、前記電動モーター15のモーター本体31が固定
されている。
8aと、このシャフト本体28aの外側にブッシュ28
bを介して回転自在に配置された駆動力伝達体28cと
で構成されている。駆動シャフト28cの一端部29は
回動プレート24の外面側に突出され、他端部30は該
回動プレート24と対を形成する他方の回動プレート2
4に軸支されている。他方の回動プレート24の中央部
には、前記電動モーター15のモーター本体31が固定
されている。
【0011】駆動シャフト28の一端部29の先端に
は、回動プレート24の回動方向外端部に移動自在に設
けられた回動軸受Kが軸支されている。前記電動モータ
ー15の駆動軸26と駆動力伝達体28cの一端部29
との間には、電動モーター15の駆動力を駆動力伝達体
28cに伝達する駆動力伝達ベルト32が卷装されてい
る。なお、前記回動軸受Kは、回動プレート24および
回動プレート24の外面を覆うように装着されたカバー
33の外側において、図示しない支持手段によってこれ
ら回動プレート24およびカバー33から離脱不可能、
かつ、駆動シャフト28と同軸に回動自在に支持されて
いる。前記電動モーター15と駆動シャフト28と駆動
力伝達ベルト32とは、本実施例の駆動機構19を構成
している。
は、回動プレート24の回動方向外端部に移動自在に設
けられた回動軸受Kが軸支されている。前記電動モータ
ー15の駆動軸26と駆動力伝達体28cの一端部29
との間には、電動モーター15の駆動力を駆動力伝達体
28cに伝達する駆動力伝達ベルト32が卷装されてい
る。なお、前記回動軸受Kは、回動プレート24および
回動プレート24の外面を覆うように装着されたカバー
33の外側において、図示しない支持手段によってこれ
ら回動プレート24およびカバー33から離脱不可能、
かつ、駆動シャフト28と同軸に回動自在に支持されて
いる。前記電動モーター15と駆動シャフト28と駆動
力伝達ベルト32とは、本実施例の駆動機構19を構成
している。
【0012】前記カバー33は、一方の回動プレート2
4の回動半径方向外側に突出された突出部34先端から
ピン25近傍に到る外面の略全体を覆い、かつ、回動プ
レート24との間に、前記突出部34に開口された空気
孔35と回動プレート24の挿通孔27における駆動軸
26の挿入クリアランスとの間の空気流路36を形成し
ている。前記電動モーター15は、ファン付きモーター
であり、駆動時に前記挿通孔27におけるクリアランス
を介して空気流路36内の空気を吸引するため、駆動時
には空気流路36内を空気孔35から前記挿通孔27に
向かって空気が流れ、駆動力伝達ベルト32の回転によ
って生じる摩擦熱が冷却されるようになっている。
4の回動半径方向外側に突出された突出部34先端から
ピン25近傍に到る外面の略全体を覆い、かつ、回動プ
レート24との間に、前記突出部34に開口された空気
孔35と回動プレート24の挿通孔27における駆動軸
26の挿入クリアランスとの間の空気流路36を形成し
ている。前記電動モーター15は、ファン付きモーター
であり、駆動時に前記挿通孔27におけるクリアランス
を介して空気流路36内の空気を吸引するため、駆動時
には空気流路36内を空気孔35から前記挿通孔27に
向かって空気が流れ、駆動力伝達ベルト32の回転によ
って生じる摩擦熱が冷却されるようになっている。
【0013】なお、電動モーター15のモーター本体3
1の後端部(図2上側)には、吸引した空気を路面方向
に向かって排出する排出孔(図示せず)を有し、かつ、
モーター本体31の後部を保護する排気カバー37が装
着されている。この排気カバー37によって、電動モー
ター15の駆動音および駆動力伝達ベルト32の回転に
伴う摩擦音等の騒音の影響が低減されるようになってい
る。
1の後端部(図2上側)には、吸引した空気を路面方向
に向かって排出する排出孔(図示せず)を有し、かつ、
モーター本体31の後部を保護する排気カバー37が装
着されている。この排気カバー37によって、電動モー
ター15の駆動音および駆動力伝達ベルト32の回転に
伴う摩擦音等の騒音の影響が低減されるようになってい
る。
【0014】前記回動軸受Kには、前記速度検出機構1
3が設けられている。この速度検出機構13は、回動軸
受Kの外面から突出する軸部38に、前記回動プレート
24と平行な回動軸線を以て軸支され、前記チェーン1
2の駆動力伝達側12b(図1上側)上に載置されてこ
のチェーン12と噛み合う速度検出ギア39(可動部
材)と、前記軸部38の軸線方向に発光側素子40と受
光側素子41とが離間して対向配置されてなるフォトセ
ンサと、これら発光、受光側素子の間に配置されて前記
速度検出ギア39と一体的に回転する円盤状の回転板4
2と、前記発光、受光側素子40、41と、回転板42
の設置領域を覆う遮光カバー43とを備えている。
3が設けられている。この速度検出機構13は、回動軸
受Kの外面から突出する軸部38に、前記回動プレート
24と平行な回動軸線を以て軸支され、前記チェーン1
2の駆動力伝達側12b(図1上側)上に載置されてこ
のチェーン12と噛み合う速度検出ギア39(可動部
材)と、前記軸部38の軸線方向に発光側素子40と受
光側素子41とが離間して対向配置されてなるフォトセ
ンサと、これら発光、受光側素子の間に配置されて前記
速度検出ギア39と一体的に回転する円盤状の回転板4
2と、前記発光、受光側素子40、41と、回転板42
の設置領域を覆う遮光カバー43とを備えている。
【0015】前記回転板42の半径方向中央部の自身の
回転軸線を中心とする円周上には、複数の透孔44が等
間隔で穿設されている。速度検出機構13は、速度検出
ギア39の回転に伴う回転板42の回転によって、前記
透孔44を通った発光側素子40の発光を受光側素子4
1において受光した際に、この受光側素子41から前記
制御ユニット20に受光信号をディジタル信号として発
信するエンコーダーとして機能する。
回転軸線を中心とする円周上には、複数の透孔44が等
間隔で穿設されている。速度検出機構13は、速度検出
ギア39の回転に伴う回転板42の回転によって、前記
透孔44を通った発光側素子40の発光を受光側素子4
1において受光した際に、この受光側素子41から前記
制御ユニット20に受光信号をディジタル信号として発
信するエンコーダーとして機能する。
【0016】また、速度検出機構13は、回動プレート
24に対して回動自在な回動軸受Kに設けられているの
で、全体が駆動シャフト28の軸線を中心として回動す
るようになっている。また、駆動シャフト28の中心軸
線の近傍に軸部38の端部が位置しているので、速度検
出機構13は、概略駆動シャフト28の周囲を回動する
ようになっている。
24に対して回動自在な回動軸受Kに設けられているの
で、全体が駆動シャフト28の軸線を中心として回動す
るようになっている。また、駆動シャフト28の中心軸
線の近傍に軸部38の端部が位置しているので、速度検
出機構13は、概略駆動シャフト28の周囲を回動する
ようになっている。
【0017】回動プレート24の中央部下部には、前記
張力検出機構14の一部を構成するバネ45の一端部が
取り付けられている。張力検出機構14は、バネ45
と、このバネ45を内装する外筒46と、この外筒46
の下部において、該外筒46の軸方向にスライド自在と
してその内部に挿入され、かつ、自転車のフレーム11
に固定されたブラケット47に下端が軸支された内筒4
8とを備えている。前記外筒46の上端部は、回動プレ
ート24の中央部下部に設けられ、前記バネ45の一端
部を支持するピン49に回動可能に吊止されている。外
筒46の下端部には、軸方向に延在する長穴50が開口
されている。この長穴50には、前記ブラケット47に
固定されたピン51が挿入されている。このピン51に
は、前記バネ45の他端部が取り付けられている。
張力検出機構14の一部を構成するバネ45の一端部が
取り付けられている。張力検出機構14は、バネ45
と、このバネ45を内装する外筒46と、この外筒46
の下部において、該外筒46の軸方向にスライド自在と
してその内部に挿入され、かつ、自転車のフレーム11
に固定されたブラケット47に下端が軸支された内筒4
8とを備えている。前記外筒46の上端部は、回動プレ
ート24の中央部下部に設けられ、前記バネ45の一端
部を支持するピン49に回動可能に吊止されている。外
筒46の下端部には、軸方向に延在する長穴50が開口
されている。この長穴50には、前記ブラケット47に
固定されたピン51が挿入されている。このピン51に
は、前記バネ45の他端部が取り付けられている。
【0018】内筒48の下部は、前記ピン51を介して
ブラケット47に軸支されている。内筒48の中央部に
は、図1および図3に示すように、基板52に支持され
た反射型フォトセンサ53が設けられている。該反射型
フォトセンサ53は、内筒48の内側に取り付けられ、
基板52に形成された透孔54を介して外筒46の内壁
面に取り付けられた反射ピース55に向けて光を発光し
かつ反射ピース55で反射された光を受光可能とされて
いる。前記反射ピース55は、外筒46の長手方向複数
箇所に互いに離間して取り付けられている。これら反射
ピース55は、それぞれ異なる反射特性を有している。
ブラケット47に軸支されている。内筒48の中央部に
は、図1および図3に示すように、基板52に支持され
た反射型フォトセンサ53が設けられている。該反射型
フォトセンサ53は、内筒48の内側に取り付けられ、
基板52に形成された透孔54を介して外筒46の内壁
面に取り付けられた反射ピース55に向けて光を発光し
かつ反射ピース55で反射された光を受光可能とされて
いる。前記反射ピース55は、外筒46の長手方向複数
箇所に互いに離間して取り付けられている。これら反射
ピース55は、それぞれ異なる反射特性を有している。
【0019】前記張力検出機構14は、チェーン12の
駆動力伝達側12b(図1中上側)の張力が変化した場
合、速度検出ギア39が昇降して可動部材として機能す
るとともに、この速度検出ギア39の昇降に伴い前記外
筒46が内筒48に対して相対的に上下動するスライド
部材として機能する。ここで、対向する反射型フォトセ
ンサ53と反射ピース55の対の組み合わせが変化し、
反射ピース55の反射特性の違いによって、反射型フォ
トセンサ53が制御ユニット20に発信する受光信号が
変化する。これら反射型フォトセンサ53と反射ピース
55とは、外筒46と内筒48の相対位置を検出する相
対位置検出手段として機能する。
駆動力伝達側12b(図1中上側)の張力が変化した場
合、速度検出ギア39が昇降して可動部材として機能す
るとともに、この速度検出ギア39の昇降に伴い前記外
筒46が内筒48に対して相対的に上下動するスライド
部材として機能する。ここで、対向する反射型フォトセ
ンサ53と反射ピース55の対の組み合わせが変化し、
反射ピース55の反射特性の違いによって、反射型フォ
トセンサ53が制御ユニット20に発信する受光信号が
変化する。これら反射型フォトセンサ53と反射ピース
55とは、外筒46と内筒48の相対位置を検出する相
対位置検出手段として機能する。
【0020】駆動力伝達側12bの張力が変動して速度
検出ギア39が上下動する場合には、バネ45の弾性力
で検出駆動ユニット21全体がピン25を中心として上
下に振り子運動することにより速度検出ギア39がチェ
ーン12の駆動力伝達側12bに押しつけられて、常に
速度検出ギア39の駆動力伝達側12bへの噛み合い状
態が維持されているので、張力検出機構14によるチェ
ーン12の張力の検出が安定になされるとともに、チェ
ーン12における走行速度の検出も安定に行なわれるよ
うになっている。なお、前記外筒46の上下動は、前記
長穴50の範囲に規制されている。
検出ギア39が上下動する場合には、バネ45の弾性力
で検出駆動ユニット21全体がピン25を中心として上
下に振り子運動することにより速度検出ギア39がチェ
ーン12の駆動力伝達側12bに押しつけられて、常に
速度検出ギア39の駆動力伝達側12bへの噛み合い状
態が維持されているので、張力検出機構14によるチェ
ーン12の張力の検出が安定になされるとともに、チェ
ーン12における走行速度の検出も安定に行なわれるよ
うになっている。なお、前記外筒46の上下動は、前記
長穴50の範囲に規制されている。
【0021】フレーム11の前記固定部23の中央部に
は、バッテリーBと、このバッテリーBの電力を前記制
御ユニット20の信号に基づいて電動モーター15に出
力する可変出力機構B1とが取り付けられている。な
お、本実施例において、このバッテリーBおよび可変出
力機構B1の設置位置は、例えば自転車の荷台等、他の
場所であってもよい。また、可変出力機構B1は、バッ
テリーBと分離して配置して、例えば制御ユニット20
と一体としてもよい。
は、バッテリーBと、このバッテリーBの電力を前記制
御ユニット20の信号に基づいて電動モーター15に出
力する可変出力機構B1とが取り付けられている。な
お、本実施例において、このバッテリーBおよび可変出
力機構B1の設置位置は、例えば自転車の荷台等、他の
場所であってもよい。また、可変出力機構B1は、バッ
テリーBと分離して配置して、例えば制御ユニット20
と一体としてもよい。
【0022】前記制御ユニット20は、図4に示すよう
に、回転検出機構13の受光側素子41からの受光信号
を単位時間当たりでカウントするデジタルカウンタ56
と、張力検出機構14の反射型フォトセンサ53の受光
信号をデジタル信号に置き換える入力インターフェイス
57と、これらデジタルカウンタ56および入力インタ
ーフェイス57の信号に基づいて駆動機構19にデジタ
ルの駆動信号を発信するマイクロコンピューター58
と、マイクロコンピューター58から信号をアナログに
変換する出力コンバータ59と、該変換後の信号を可変
出力機構B1に出力するコンパレータ60とを有してな
り、一体化されたユニットとしてフレーム11の前部に
図示しない固定金具を介して固定されている。
に、回転検出機構13の受光側素子41からの受光信号
を単位時間当たりでカウントするデジタルカウンタ56
と、張力検出機構14の反射型フォトセンサ53の受光
信号をデジタル信号に置き換える入力インターフェイス
57と、これらデジタルカウンタ56および入力インタ
ーフェイス57の信号に基づいて駆動機構19にデジタ
ルの駆動信号を発信するマイクロコンピューター58
と、マイクロコンピューター58から信号をアナログに
変換する出力コンバータ59と、該変換後の信号を可変
出力機構B1に出力するコンパレータ60とを有してな
り、一体化されたユニットとしてフレーム11の前部に
図示しない固定金具を介して固定されている。
【0023】本実施例の移動機器駆動装置10は、検出
駆動ユニット21を、駆動シャフト28が車輪16のゴ
ムタイヤ17の自転車の最も前側に位置する部分よりや
や下側の外周面18に当接するようにセットすることに
より、自転車の走行速度とペダルの踏力(チェーン12
の回転トルク)とに応じてマイクロコンピューター58
が駆動機構19を制御して、駆動シャフト28から自転
車の車輪16に適切な回転駆動力を与えて駆動力を補助
する。
駆動ユニット21を、駆動シャフト28が車輪16のゴ
ムタイヤ17の自転車の最も前側に位置する部分よりや
や下側の外周面18に当接するようにセットすることに
より、自転車の走行速度とペダルの踏力(チェーン12
の回転トルク)とに応じてマイクロコンピューター58
が駆動機構19を制御して、駆動シャフト28から自転
車の車輪16に適切な回転駆動力を与えて駆動力を補助
する。
【0024】自転車の走行速度は、前記回転検出機構1
3の受光側素子41の受光信号をデジタルカウンタ56
でカウントし、このカウント信号に基づいてマイクロコ
ンピューター58が算出する。この際、マイクロコンピ
ューター58は、車輪16の外径や、ドライブギア12
aとドリブンギアとのギア比および離間距離等のデータ
を予め設定しておき、これらのデータと、カウント信号
とから走行速度をリアルタイムで算出する。
3の受光側素子41の受光信号をデジタルカウンタ56
でカウントし、このカウント信号に基づいてマイクロコ
ンピューター58が算出する。この際、マイクロコンピ
ューター58は、車輪16の外径や、ドライブギア12
aとドリブンギアとのギア比および離間距離等のデータ
を予め設定しておき、これらのデータと、カウント信号
とから走行速度をリアルタイムで算出する。
【0025】ペダルの踏力は、反射型フォトセンサ53
の受光信号に基づき入力インターフェイス57が入力し
たデジタル信号からマイクロコンピューター58が判定
する。反射型フォトセンサ53の受光信号の種類は外筒
46への内筒48の挿入深度を示すので、予め設定した
バネ45の弾性係数やドライブギア12aとドリブンギ
アとのギア比等の設定の下において、受光信号の種類に
応じて踏力の大きさが判定される。また、異種の反射ピ
ース55をさらに多段に配置すれば、踏力の判定を一層
精度良く行なうことができる。
の受光信号に基づき入力インターフェイス57が入力し
たデジタル信号からマイクロコンピューター58が判定
する。反射型フォトセンサ53の受光信号の種類は外筒
46への内筒48の挿入深度を示すので、予め設定した
バネ45の弾性係数やドライブギア12aとドリブンギ
アとのギア比等の設定の下において、受光信号の種類に
応じて踏力の大きさが判定される。また、異種の反射ピ
ース55をさらに多段に配置すれば、踏力の判定を一層
精度良く行なうことができる。
【0026】駆動機構19の駆動力は、マイクロコンピ
ューター58が、自転車の走行速度とペダルの踏力とか
ら決定する。すなわち、図5に示すように、マイクロコ
ンピューター58は、ステップ61においてデジタルカ
ウンタ56からの信号によってチェーン12の回転が検
出出来る場合、入力インターフェイス57からの入力信
号から判定される踏力(以下、判定踏力と称する)をス
テップ62で予めマイクロコンピューター58に設定し
ておいた踏力と比較する。マイクロコンピューター58
に予め設定した踏力(以下、設定踏力と称する)は強、
中、弱の3種である。
ューター58が、自転車の走行速度とペダルの踏力とか
ら決定する。すなわち、図5に示すように、マイクロコ
ンピューター58は、ステップ61においてデジタルカ
ウンタ56からの信号によってチェーン12の回転が検
出出来る場合、入力インターフェイス57からの入力信
号から判定される踏力(以下、判定踏力と称する)をス
テップ62で予めマイクロコンピューター58に設定し
ておいた踏力と比較する。マイクロコンピューター58
に予め設定した踏力(以下、設定踏力と称する)は強、
中、弱の3種である。
【0027】ステップ62では、判定踏力の強さをこれ
ら3種の設定踏力の内の最強のものと比較する。判定踏
力が設定踏力の内の最強のものより強い場合にはステッ
プ63に進み、電動モーター15が予め5段階に設定し
ておいた内の最強の駆動出力(以下、設定出力と称す
る)を出力する出力信号を発信する。判定踏力が設定踏
力の内の最強のものより弱い場合にはステップ64に進
み、設定踏力の内の中位の強さのものと比較する。
ら3種の設定踏力の内の最強のものと比較する。判定踏
力が設定踏力の内の最強のものより強い場合にはステッ
プ63に進み、電動モーター15が予め5段階に設定し
ておいた内の最強の駆動出力(以下、設定出力と称す
る)を出力する出力信号を発信する。判定踏力が設定踏
力の内の最強のものより弱い場合にはステップ64に進
み、設定踏力の内の中位の強さのものと比較する。
【0028】ステップ64における比較で、設定踏力よ
り判定踏力の方が強い場合にはステップ65に進む。ス
テップ65では前回判定した踏力のデータを援用し、該
判定踏力が最強の設定踏力よりも強かった場合にステッ
プ66に進み、電動モーター15が2番目の強さの設定
出力を出力する出力信号を発信する。前回判定した踏力
が最強の設定出力よりも弱かった場合にはステップ67
に進み、電動モーター15が3番目の強さの設定出力を
出力する出力信号を発信する。
り判定踏力の方が強い場合にはステップ65に進む。ス
テップ65では前回判定した踏力のデータを援用し、該
判定踏力が最強の設定踏力よりも強かった場合にステッ
プ66に進み、電動モーター15が2番目の強さの設定
出力を出力する出力信号を発信する。前回判定した踏力
が最強の設定出力よりも弱かった場合にはステップ67
に進み、電動モーター15が3番目の強さの設定出力を
出力する出力信号を発信する。
【0029】ステップ64における比較で、設定踏力よ
り判定踏力の方が弱い場合にはステップ68に進む。ス
テップ68では、判定踏力が設定踏力の内の最弱のもの
と比較する。この比較において判定踏力が設定踏力より
強い場合にはステップ69に進む。ステップ69では前
回判定した踏力のデータを援用し、該判定踏力が中位の
場合にステップ70に進み、電動モーター15が4番目
の強さの設定出力を出力する出力信号を発信する。前回
判定した踏力が中位の設定出力よりも弱かった場合には
ステップ71に進み、電動モーター15が5盤面の強さ
の設定出力を出力する出力信号を発信する。
り判定踏力の方が弱い場合にはステップ68に進む。ス
テップ68では、判定踏力が設定踏力の内の最弱のもの
と比較する。この比較において判定踏力が設定踏力より
強い場合にはステップ69に進む。ステップ69では前
回判定した踏力のデータを援用し、該判定踏力が中位の
場合にステップ70に進み、電動モーター15が4番目
の強さの設定出力を出力する出力信号を発信する。前回
判定した踏力が中位の設定出力よりも弱かった場合には
ステップ71に進み、電動モーター15が5盤面の強さ
の設定出力を出力する出力信号を発信する。
【0030】ステップ68における比較で、設定踏力よ
り判定踏力の方が弱い場合にはステップ61に戻る。ま
た、ステップ61において、チェーン12の回転が検出
されない場合には、ステップ72に進み、電動モーター
15の駆動出力をOFFにする。
り判定踏力の方が弱い場合にはステップ61に戻る。ま
た、ステップ61において、チェーン12の回転が検出
されない場合には、ステップ72に進み、電動モーター
15の駆動出力をOFFにする。
【0031】前記ステップ63、66、67、70、7
1におけるマイクロコンピューター58の出力信号は、
図4に示すように、出力コンバータ59を介してデジタ
ル信号としてコンパレータ60を通って可変出力機構B
1に出力される。可変出力機構B1は、マイクロコンピュ
ーター58の信号にしたがって所定の電力を電動モータ
ー15に出力する。マイクロコンピューター58の出力
信号には、電動モーター15の回転速度の命令も付加さ
れている。電動モーター15の回転速度は、図示しない
センシング手段によって監視され、コンパレータ60に
フィードバックされ、適正な範囲に調整される。
1におけるマイクロコンピューター58の出力信号は、
図4に示すように、出力コンバータ59を介してデジタ
ル信号としてコンパレータ60を通って可変出力機構B
1に出力される。可変出力機構B1は、マイクロコンピュ
ーター58の信号にしたがって所定の電力を電動モータ
ー15に出力する。マイクロコンピューター58の出力
信号には、電動モーター15の回転速度の命令も付加さ
れている。電動モーター15の回転速度は、図示しない
センシング手段によって監視され、コンパレータ60に
フィードバックされ、適正な範囲に調整される。
【0032】車輪16の回転速度が低い場合には、ゴム
タイヤ17の外周面18に対して駆動シャフト28の回
転が相対的に高速になっているので、検出駆動ユニット
21全体がピン25を中心として図1中時計回りに回動
することにより、駆動シャフト28がゴムタイヤ17に
食い込んで摩擦力を高めた状態で回転駆動力を与える。
また、自転車の初動時や登板時といった踏力が大きくな
る場合には、チェーン12の張力が大きくなって速度検
出ギア39が押し上げられるので、ゴムタイヤ17への
駆動シャフト28の食い込みが一層顕著になる。したが
って、移動機器駆動装置10の駆動力の補助をより必要
とする時には、駆動力の伝達効率が向上する。
タイヤ17の外周面18に対して駆動シャフト28の回
転が相対的に高速になっているので、検出駆動ユニット
21全体がピン25を中心として図1中時計回りに回動
することにより、駆動シャフト28がゴムタイヤ17に
食い込んで摩擦力を高めた状態で回転駆動力を与える。
また、自転車の初動時や登板時といった踏力が大きくな
る場合には、チェーン12の張力が大きくなって速度検
出ギア39が押し上げられるので、ゴムタイヤ17への
駆動シャフト28の食い込みが一層顕著になる。したが
って、移動機器駆動装置10の駆動力の補助をより必要
とする時には、駆動力の伝達効率が向上する。
【0033】前記駆動シャフト28の食い込みはチェー
ン12の張力の上昇によって検出駆動ユニット21全体
がピン25を中心として回動して駆動シャフト28が上
方に変位することによりなされるが、駆動シャフト28
がゴムタイヤ17と接触するまでは、回動プレート24
と速度検出機構13と駆動シャフト28とが互いに連動
して昇降可能になっている。また、駆動シャフト28が
ゴムタイヤ17に食い込んだ状態においては、食い込み
力によって検出駆動ユニット21全体がさらに上方に回
動するとともに、速度検出機構13が回動軸受Kととも
に駆動シャフト28の軸回りに回動して前方(図1、図
2右側)に引き込まれる。したがって、速度検出機構1
3の駆動ユニット21後方への突出が抑制され、検出駆
動ユニット21全体の回動領域を縮小することができ
る。
ン12の張力の上昇によって検出駆動ユニット21全体
がピン25を中心として回動して駆動シャフト28が上
方に変位することによりなされるが、駆動シャフト28
がゴムタイヤ17と接触するまでは、回動プレート24
と速度検出機構13と駆動シャフト28とが互いに連動
して昇降可能になっている。また、駆動シャフト28が
ゴムタイヤ17に食い込んだ状態においては、食い込み
力によって検出駆動ユニット21全体がさらに上方に回
動するとともに、速度検出機構13が回動軸受Kととも
に駆動シャフト28の軸回りに回動して前方(図1、図
2右側)に引き込まれる。したがって、速度検出機構1
3の駆動ユニット21後方への突出が抑制され、検出駆
動ユニット21全体の回動領域を縮小することができ
る。
【0034】なお、駆動シャフト28の食い込みは、検
出駆動ユニット21の上方への回動を伴うが、この回転
量は僅かであり、速度検出ギア39のチェーン12との
噛み合いに影響を与えない。また、速度検出機構13の
前方への引き込みは、速度検出機構13自体の重量と、
後方から前方に向かって移動するチェーン12の駆動力
伝達側12bに噛み合う速度検出ギア39から伝達され
る前方への変位力とによって安定になされる。
出駆動ユニット21の上方への回動を伴うが、この回転
量は僅かであり、速度検出ギア39のチェーン12との
噛み合いに影響を与えない。また、速度検出機構13の
前方への引き込みは、速度検出機構13自体の重量と、
後方から前方に向かって移動するチェーン12の駆動力
伝達側12bに噛み合う速度検出ギア39から伝達され
る前方への変位力とによって安定になされる。
【0035】自転車の走行速度が上昇して、ゴムタイヤ
17の外周面18に対して駆動シャフト28の回転が低
速になってくると、駆動シャフト28がゴムタイヤ17
の回転方向に押し出され、接触が解除される。
17の外周面18に対して駆動シャフト28の回転が低
速になってくると、駆動シャフト28がゴムタイヤ17
の回転方向に押し出され、接触が解除される。
【0036】車輪16の回転速度が上昇して、車輪16
の回転に対して駆動シャフト28の回転が低速になって
くると、駆動シャフト28がゴムタイヤ17の回転方向
に押し出され、接触が解除される。
の回転に対して駆動シャフト28の回転が低速になって
くると、駆動シャフト28がゴムタイヤ17の回転方向
に押し出され、接触が解除される。
【0037】本発明の移動機器駆動装置10によれば、
マイクロコンピューター58が回転検出機構13および
張力検出機構14からの信号をデジタル信号として処理
する構造なので、制御ユニット20を小型かつ安価とす
ることができる。したがって、移動機器駆動装置10全
体を軽量かつ小型に構成できるので、自転車の操縦性が
向上するとともに、走行時以外の自転車の持ち運びや移
動等も簡便行なうことができる。また、回転検出機構1
3は、制御ユニット20に発信する信号がデジタルであ
ることに起因して、構造が単純になっているので小型か
つ軽量に構成することができ、しかも、センシング用素
子や検出信号の発信機構に特殊品を使用する必要が無
く、安価に構成することができる。張力検出機構14
も、回転検出機構13と同様の理由から、小型かつ軽
量、しかも安価に構成することができる。
マイクロコンピューター58が回転検出機構13および
張力検出機構14からの信号をデジタル信号として処理
する構造なので、制御ユニット20を小型かつ安価とす
ることができる。したがって、移動機器駆動装置10全
体を軽量かつ小型に構成できるので、自転車の操縦性が
向上するとともに、走行時以外の自転車の持ち運びや移
動等も簡便行なうことができる。また、回転検出機構1
3は、制御ユニット20に発信する信号がデジタルであ
ることに起因して、構造が単純になっているので小型か
つ軽量に構成することができ、しかも、センシング用素
子や検出信号の発信機構に特殊品を使用する必要が無
く、安価に構成することができる。張力検出機構14
も、回転検出機構13と同様の理由から、小型かつ軽
量、しかも安価に構成することができる。
【0038】さらに、前記移動機器駆動装置10は、駆
動機構19が車輪16のゴムタイヤ17に駆動力を与え
る構造であるので、車輪16に効率良く回転トルクを与
えることができ、小型の電動モーター15を使用するこ
とができる。
動機構19が車輪16のゴムタイヤ17に駆動力を与え
る構造であるので、車輪16に効率良く回転トルクを与
えることができ、小型の電動モーター15を使用するこ
とができる。
【0039】前記の結果、移動機器駆動装置10は、全
体が小型かつ軽量であって、しかも安価で製造すること
ができる。したがって、走行性や操縦性が良好であると
ともに、軽量化による走行時の運動エネルギーの低減に
よって、自転車のブレーキ性能を確保しやすく、安全性
も向上する。また、軽量化と、それに伴う電動モーター
15の小型化や駆動力伝達効率の向上によって、バッテ
リーBの寿命が延長するので、充電サイクルが延長し
て、長期にわたって安定した使用が可能である。
体が小型かつ軽量であって、しかも安価で製造すること
ができる。したがって、走行性や操縦性が良好であると
ともに、軽量化による走行時の運動エネルギーの低減に
よって、自転車のブレーキ性能を確保しやすく、安全性
も向上する。また、軽量化と、それに伴う電動モーター
15の小型化や駆動力伝達効率の向上によって、バッテ
リーBの寿命が延長するので、充電サイクルが延長し
て、長期にわたって安定した使用が可能である。
【0040】本実施例の移動機器駆動装置10に基づく
試作車の重量は16kg前後であり、従来の駆動力補助
機構を用いた自転車に比して半分程度である。また、こ
の試作車は、同程度の充電による走行距離比較が従来品
に比して2倍程度であった。
試作車の重量は16kg前後であり、従来の駆動力補助
機構を用いた自転車に比して半分程度である。また、こ
の試作車は、同程度の充電による走行距離比較が従来品
に比して2倍程度であった。
【0041】なお、前記各実施例においては、本発明の
移動機器駆動装置を自転車に適用した例を示したが、ド
ライブギアとドリブンギアとの間に卷装されたチェーン
を介して駆動力を伝達する構成の機構であれば、自転車
以外、例えば車椅子等に適用してもよい。また、前記実
施例では、張力検出機構14によってチェーン12の張
力を段階的に検出する構造を示したが、例えば、電気抵
抗の変化を計測する構造のように、常時リアルタイムで
張力を検出する機構を適用しても構わない。この場合、
チェーン12の張力の検出精度が向上して、駆動機構1
9の駆動力の伝達に無駄が少なくなり、駆動機構19の
作動が安定するとともに、電動モーター15の寿命が延
長する。
移動機器駆動装置を自転車に適用した例を示したが、ド
ライブギアとドリブンギアとの間に卷装されたチェーン
を介して駆動力を伝達する構成の機構であれば、自転車
以外、例えば車椅子等に適用してもよい。また、前記実
施例では、張力検出機構14によってチェーン12の張
力を段階的に検出する構造を示したが、例えば、電気抵
抗の変化を計測する構造のように、常時リアルタイムで
張力を検出する機構を適用しても構わない。この場合、
チェーン12の張力の検出精度が向上して、駆動機構1
9の駆動力の伝達に無駄が少なくなり、駆動機構19の
作動が安定するとともに、電動モーター15の寿命が延
長する。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動機器
駆動装置によれば、ドライブギアとドリブンギアの間に
無端状に卷装されたチェーンの回転を検出する回転検出
機構と、チェーンに作用する張力を検出する張力検出機
構と、原動機にて発生した動力を移動機器の車輪に回転
駆動力として伝達する駆動機構と、これら回転検出機構
と張力検出機構とからの信号に基づいて駆動機構を制御
するものであって、チェーンに作用する回転トルクに対
応した車輪の回転駆動力が予め設定され、回転検出機構
からの検出信号を受信した時に、張力検出手機構からの
検出信号に基づきチェーンに作用する回転トルクの大き
さを判定して、判定した回転トルクに対応する前記回転
駆動力を決定し、出力信号として駆動機構に出力する制
御ユニットとを備え、制御ユニットが回転検出機構およ
び張力検出機構からの信号をデジタル信号として処理す
る構造なので、全体を小型かつ軽量、しかも安価とする
ことができ、自転車の操縦性が向上するとともに、走行
時以外の自転車の持ち運びや移動等も簡便行なうことが
できる。
駆動装置によれば、ドライブギアとドリブンギアの間に
無端状に卷装されたチェーンの回転を検出する回転検出
機構と、チェーンに作用する張力を検出する張力検出機
構と、原動機にて発生した動力を移動機器の車輪に回転
駆動力として伝達する駆動機構と、これら回転検出機構
と張力検出機構とからの信号に基づいて駆動機構を制御
するものであって、チェーンに作用する回転トルクに対
応した車輪の回転駆動力が予め設定され、回転検出機構
からの検出信号を受信した時に、張力検出手機構からの
検出信号に基づきチェーンに作用する回転トルクの大き
さを判定して、判定した回転トルクに対応する前記回転
駆動力を決定し、出力信号として駆動機構に出力する制
御ユニットとを備え、制御ユニットが回転検出機構およ
び張力検出機構からの信号をデジタル信号として処理す
る構造なので、全体を小型かつ軽量、しかも安価とする
ことができ、自転車の操縦性が向上するとともに、走行
時以外の自転車の持ち運びや移動等も簡便行なうことが
できる。
【図1】本発明の移動機器駆動装置の一実施例を示す図
であって、検出駆動ユニット近傍を示す側面図である。
であって、検出駆動ユニット近傍を示す側面図である。
【図2】本発明の移動機器駆動装置の一実施例を示す図
であって、図1の検出駆動ユニットを示す平面図であ
る。
であって、図1の検出駆動ユニットを示す平面図であ
る。
【図3】本発明の移動機器駆動装置の一実施例を示す図
であって、外筒および内筒と、これらに設けられて相対
位置検出手段を構成する反射型フォトセンサと、反射ピ
ースとを示す断面図である。
であって、外筒および内筒と、これらに設けられて相対
位置検出手段を構成する反射型フォトセンサと、反射ピ
ースとを示す断面図である。
【図4】本発明の移動機器駆動装置の一実施例を示す図
であって、移動機器駆動装置の制御系を示す全体平面図
である。
であって、移動機器駆動装置の制御系を示す全体平面図
である。
【図5】本発明の移動機器駆動装置の一実施例を示す図
であって、制御ユニットにおいて実行されるフローチャ
ートである。
であって、制御ユニットにおいて実行されるフローチャ
ートである。
【図6】従来の駆動力補助機構を示す全体側面図であ
る。
る。
10 移動機器駆動装置 12 チェーン 12a ドライブギア 13 回転検出機構 14 張力検出機構 15 原動機(電動モーター) 16 車輪 19 駆動機構 20 制御ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正昭 東京都台東区小島1−7−9 アルムエレ クトロニクス株式会社内 (72)発明者 寺垣 武 東京都大田区矢口1−23−20−402
Claims (1)
- 【請求項1】 自転車等の移動機器に装着された状態
で、当該移動機器の車輪を駆動する移動機器駆動装置
(10)であって、 ドライブギア(12a)とドリブンギアの間に無端状に
卷装されたチェーン(12)の回転を検出する回転検出
機構(13)と、チェーンに作用する張力を検出する張
力検出機構(14)と、原動機(15)にて発生した動
力を移動機器の車輪(16)に回転駆動力として伝達す
る駆動機構(19)と、これら回転検出機構と張力検出
機構とからの信号に基づいて駆動機構を制御するもので
あって、チェーンに作用する回転トルクに対応した車輪
の回転駆動力が予め設定され、回転検出機構からの検出
信号を受信した時に、張力検出手機構からの検出信号に
基づきチェーンに作用する回転トルクの大きさを判定し
て、判定した回転トルクに対応する前記回転駆動力を決
定し、出力信号として駆動機構に出力する制御ユニット
(20)とを備えることを特徴とする移動機器駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7042210A JP2670244B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 移動機器駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7042210A JP2670244B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 移動機器駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08230758A true JPH08230758A (ja) | 1996-09-10 |
| JP2670244B2 JP2670244B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=12629667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7042210A Expired - Lifetime JP2670244B2 (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 移動機器駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2670244B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11278361A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 補助動力装置付き車輌及びその制御方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04244496A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-01 | Honda Motor Co Ltd | 駆動力補助装置付き自転車 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7042210A patent/JP2670244B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04244496A (ja) * | 1991-01-31 | 1992-09-01 | Honda Motor Co Ltd | 駆動力補助装置付き自転車 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11278361A (ja) * | 1998-03-26 | 1999-10-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 補助動力装置付き車輌及びその制御方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2670244B2 (ja) | 1997-10-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970603 |