JPH08230950A - 合成樹脂製食品容器 - Google Patents

合成樹脂製食品容器

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JPH08230950A
JPH08230950A JP4150695A JP4150695A JPH08230950A JP H08230950 A JPH08230950 A JP H08230950A JP 4150695 A JP4150695 A JP 4150695A JP 4150695 A JP4150695 A JP 4150695A JP H08230950 A JPH08230950 A JP H08230950A
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JP
Japan
Prior art keywords
food
container
lid
synthetic resin
container body
Prior art date
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Pending
Application number
JP4150695A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Matsubara
護 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
G F GIJUTSU KAIHATSU KK
Original Assignee
G F GIJUTSU KAIHATSU KK
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Publication date
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Priority to JP4150695A priority Critical patent/JPH08230950A/ja
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 食品より滲出するドリップ液と温度変化によ
り生じる結露とを効果的に取り除き食品の良好な鮮度で
の保存性を高めると共に、内部の食品を良好に透視する
ことのできる合成樹脂製の食品容器を提供する。 【構成】 容器本体1と透明または半透明な蓋体5とに
分割可能であって、容器本体の内底面に吸水材3を配設
してなり、蓋体に防曇剤を含有させ或いは防曇処理を施
すと共に蓋体に内部の食品4を拡大透視可能なレンズ部
7を一体的に形成している。そして、容器本体1と蓋体
5との嵌合部の内側に液溜用空隙部6を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は合成樹脂製食品容器に関
するもので、より具体的には容器本体と透明または半透
明の蓋体とに分割可能であり、水分の多い生鮮食品を内
部に収容するに適した合成樹脂製食品容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】現在、膨大な量の生ウニ、イクラ・筋
子、たらこ等の水分の多い生鮮食品が容器に包装されて
流通している。例えば、生ウニの容器としては木製の容
器本体に透明な合成樹脂製の蓋体という組合せが一般的
である。木製の容器本体は生ウニより適度な水分を吸収
し、木独特の吸水性・吸湿性、木と木との隙間からの通
気性により蒸れを防ぐためこの種の食品の容器として好
適なものとされている。
【0003】しかしながら、木製の容器本体は資源枯渇
を伴う環境問題とか容器組立加工に手間が掛かりコスト
高となること、天然物であるために均一な製品が得にく
いこと、細菌が付着・繁殖しやすいことなどから、合成
樹脂製容器の使用が考えられている。
【0004】ところが、合成樹脂製の容器は吸水性・吸
湿性が無いため、生鮮食品の容器として使用した場合、
食品より滲出する「ドリップ」と温度変化により生じる
「結露」などで、食品表面が水分を過度に含んだ状態と
なって急速に鮮度低下が起こったり、蓋体が水滴によっ
て曇って内部の食品がよく見えなくなって商品価値を著
しく低下させると言った問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このため、特開昭60
−134877号公報や特開昭61−60474号公報
によって合成樹脂製の容器本体の内底面に吸水材を設置
して食品からのドリップ液を吸収するようにしたものが
公知となっている。
【0006】しかしながら、これらの容器はドリップ液
の吸収が主目的であり、上部空間に発生する水蒸気によ
る結露については解決されない。即ち、この水蒸気は透
明な蓋体の内面にて結露し、水滴となって食品上に落下
して食品の鮮度を低下させるだけでなく、蓋体の透明性
を損ない、外部から内部の食品の透視を困難にすると共
に著しく外観を損なうことになる。
【0007】本発明は上記のような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は食品より滲出するドリップと温
度変化により生じる結露とを効果的に取り除き食品の良
好な鮮度での保存性を高めると共に、内部の食品を良好
に透視することのできる合成樹脂製の食品容器を提供す
るにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では容器本体と透明または半透明の蓋体とに
分割可能であって、容器本体の内底面に吸水材を配設し
てなる合成樹脂製食品容器において、蓋体に防曇剤を含
有させ或いは防曇処理を施すと共に蓋体に内部の食品を
拡大透視可能なレンズ部を一体的に形成してなるのであ
る。
【0009】そして、好ましくは、前記容器本体と前記
蓋体とを上下に嵌合自在とすると共にその嵌合部の内側
に液溜用空隙部を形成してなるのである。
【0010】
【作用】上記のように、本発明では容器本体内に水分の
多い生鮮食品を収容した場合、食品から滲出するドリッ
プ液は容器本体の内底面に配設した吸水材によって吸収
され、また食品から蒸発した水蒸気は蓋体の内面で結露
すると蓋体の内面に沿って流下して上記吸水材によって
吸収され、蓋体の透明度は結露によって損なわれること
なく、内部の食品は蓋体と一体的に形成されたレンズ部
を通して常に拡大透視される。
【0011】そして、前記容器本体と前記蓋体とを上下
に嵌合自在とすると共にその嵌合部の内側に液溜用空隙
部を形成した場合には、上記のように蓋体の内面に沿っ
て流下してきた水分をこの空隙部によって捕捉するとと
もにこの空隙部に溜まった水分によって容器本体と蓋体
の嵌合部の気密性を高めることができる。
【0012】
【実施例】以下に本発明の好適な実施例について添付図
面を参照にして説明すると、図において、符号1は上端
が開口した合成樹脂製の容器本体を示し、その外周底部
には環状の脚片2が下方に突出して設けられている。ま
た、容器本体1の内底面にはシート状の吸水体3が配設
され、その上方に生鮮食品などの内部に水分を含有する
食品4が収容されるようになっている。
【0013】容器本体の材質としては、射出成型または
シート加工・真空成型が可能な熱可塑性合成樹脂が好ま
しく、透明な樹脂としては、塩化ビニール、ポリスチレ
ン、ポリアクリルニトリル、メチルメタアクリレート、
ポリカーボネートなど、半透明な樹脂としては高密度ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレ
ートなど、不透明なものとしてはハイインパクトポリス
チレン、アクリルニトリロ・ブタジエン・スチレン共重
合体(ABS樹脂)などが使用される。
【0014】吸水体3としては透水性隔膜と吸収材と保
水材とを上方から下方に向けて順次積層したものが好ま
しく、透水性隔膜としては半透膜、溌水性不織布、穴明
きポリエチレンフィルムなど、吸収材としては高分子吸
収材、食用糖類などの浸透圧を有する粉粒状物質など、
保水材としては紙、パルプ、不織布、発泡体などの毛細
管作用を呈するものが好ましい。
【0015】この吸水体3はその上面に設置された食品
4からの浸出液を吸収するだけでなく、またその周端部
は容器本体1の内壁面に沿って流下してきた凝縮水を吸
収することができるようになっている。
【0016】容器本体1の上端開口部には蓋体5が着脱
自在に嵌合している。より具体的には、図中に嵌合部を
拡大して示したように、容器本体1の上端開口部は内周
側を上方に延出した3段の階段状に形成され、一方蓋体
5の下端開口部は外周側を下方に延出させた2段の階段
状に形成され、蓋体の外周側延出端5aが容器本体の外
周側最下段部1aに載置嵌合されている。そして、容器
本体1の内周側最上段部の上面1bは蓋体5の内周側段
部の下面5bと分離し、ここに後述する液溜用空隙部6
を形成している。
【0017】蓋体5は透明または半透明の合成樹脂の射
出成型またはプレス成型によって形成され、これら樹脂
の種類については前述した容器本体に用いられる樹脂と
同様なものが使用可能である。
【0018】蓋体5の内面には防曇材が設けられてい
る。防曇材としては食品用として使用できる(食品添加
物)グリセリン脂肪酸エステル、蔗糖脂肪酸エステル、
ソルビタン脂肪エステルなどの界面活性剤が好適であ
る。加工方法としては、予め防曇材を樹脂に混合させて
成型加工する方法と、成型された蓋体の内面に付着させ
る方法がある。後者の付着させる方法としては、蓋体の
内面に防曇材を噴霧するか、防曇材を予め充満させた箱
の中に蓋体を放置することによって簡単にできる。
【0019】また、蓋体5の内面には縦方向に沿って多
数の細溝(図示省略)を設け、蓋体の内面において凝縮
した水分がこの細溝に沿って流下するようにすることが
好ましい。この細溝は防曇材の表面張力を低下させる効
果と相俟って凝縮水を容器本体の下面の吸水材3に導
く。従って、この細溝は容器本体の内面にも縦方向に沿
って形成することが好ましい。
【0020】また、蓋体5の上面には内部の食品4を拡
大透視するためのレンズ部7が一体的に形成されてい
る。このレンズ部7は透明な合成樹脂から蓋体を射出成
型するときに蓋体と一体的に形成される。このレンズ部
7は好ましくは凸レンズまたはフレネルレンズからな
り、直径10〜30mmで焦点距離がこの直径と同程度
またはそれ以下のものが望ましく、内部の食品の上面に
レンズ部の焦点距離が合うようにレンズを設計する。
【0021】容器本体1及び蓋体5の内部に収納される
生鮮食品の保存性を向上させるために、容器本体及び蓋
体を成型する合成樹脂中に抗菌剤を含有させることが好
ましい。抗菌剤としては、サイクロデキストリンに包接
したヒノキチオール含有物、銀アパタイトとしての金属
銀セラミック抗菌剤などが好適であり、これらは合成樹
脂と混練したマスターバッチとして市販されており、希
望する濃度に合成樹脂原料と混合し成型加工すればよ
い。なお、好適な抗菌剤の含有量としては、ヒノキチオ
ール含有物10〜100mg/m2 、銀アパタイト0.
2〜2.0wt%である。
【0022】また、容器の使用後の環境問題を考慮する
場合には、生分解性の脂肪族ポリエステル(昭和高分子
株式会社製 商標「ビオノーレ」)などを原料とすると
よい。
【0023】なお、本発明の容器、特に蓋体の製造にあ
たっては、射出成型法以外に多層シート押し出し法を採
用することができる。この方法では、抗菌剤(ヒノキチ
オール含有物)と防曇材(脂肪酸エステル類)を適宜混
合した樹脂を数ミクロンの厚みで押し出し、基材とラミ
ネートし、その表面をコロナ放電処理することにより、
内面の表面部分のみに抗菌作用と防曇作用を半永続的に
保持させることができるので、生産性が高く、薬剤費も
少なく優れた製造法である。なお、多層シート押し出し
法で製作した樹脂シートはプレス加工によって精度よく
所望の形状に加工できる。
【0024】上記の容器に生ウニやイクラなどの水分の
多い生鮮食品4を収納すると、これらの食品内部から滲
出するドリップ液は容器本体1の内底面に配設した吸水
材3によって吸収され、ドリップ液による食品の鮮度低
下を防止する。また、食品から発生した水蒸気は透明な
蓋体5の内面において凝縮するが、蓋体には防曇材が含
有され或いは防曇処理が施されているため、凝縮した水
分は直ちに蓋体の内面に沿って流下し、容器本体1と蓋
体5の嵌合部に至る。この嵌合部には図に示したように
蓋体の内面側に開口する液溜用空隙部6が形成されてい
るため、蓋体の内壁面に沿って流下してきた凝縮水はこ
こに溜まって下方への流下が阻止されると共に蓋体と容
器本体の嵌合部を気密に密閉するシール材の役割もな
す。この液溜用空隙部6から溢れ出た凝縮水は容器本体
の内壁面に沿って流下して容器本体の下面に配設した吸
水材3の周縁部からその内部に吸収される。
【0025】このように、蓋体は食品から蒸発した水分
によって曇ることがなく、また蓋体に一体成型した拡大
透視可能なレンズ部7によって常に内部の食品を拡大視
することができる。
【0026】
【発明の効果】上記のように、本発明では容器本体と透
明または半透明の蓋体とに分割可能であって、容器本体
の内底面に吸水材を配設してなる合成樹脂製食品容器に
おいて、蓋体に防曇剤を含有させ或いは防曇処理を施す
と共に蓋体に内部の食品を拡大透視可能なレンズ部を一
体的に形成してなるので、容器本体内に水分の多い生鮮
食品を収容した場合、食品から滲出するドリップ液は容
器本体の内底面に配設した吸水材によって吸収され、食
品の鮮度を低下させることなく、また食品から蒸発した
水蒸気は蓋体の内面で結露すると蓋体の内面に沿って流
下して上記吸水材によって吸収され、蓋体の透明度は結
露によって損なわれることなく、内部の食品は蓋体と一
体的に形成されたレンズ部を通して常に拡大透視され、
内部の食品の商品価値を高める容器とすることができ
る。
【0027】また、前記容器本体と前記蓋体とを上下に
嵌合自在とすると共にその嵌合部の内側に液溜用空隙部
を形成した場合には、上記のように蓋体の内面に沿って
流下してきた水分をこの空隙部によって捕捉するととも
にこの空隙部に溜まった水分によって容器本体と蓋体の
嵌合部の気密性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る合成樹脂製食品容
器を内部に食品を収納した状態で示す縦断面図。
【符号の説明】
1 容器本体 3 吸水材 4 食品 5 蓋体 6 液溜用空隙部 7 レンズ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と透明または半透明の蓋体とに
    分割可能であって、該容器本体の内底面に吸水材を配設
    してなる合成樹脂製食品容器において、該蓋体に防曇剤
    を含有させ或いは防曇処理を施すと共に該蓋体に内部の
    食品を拡大透視可能なレンズ部を一体的に形成してなる
    ことを特徴とする合成樹脂製食品容器。
  2. 【請求項2】 前記容器本体と前記蓋体とを上下に嵌合
    自在とすると共にその嵌合部の内側に液溜用空隙部を形
    成してなることを特徴とする請求項1記載の合成樹脂製
    食品容器。
JP4150695A 1995-03-01 1995-03-01 合成樹脂製食品容器 Pending JPH08230950A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4150695A JPH08230950A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 合成樹脂製食品容器

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JP4150695A JPH08230950A (ja) 1995-03-01 1995-03-01 合成樹脂製食品容器

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JPH08230950A true JPH08230950A (ja) 1996-09-10

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ID=12610258

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JP (1) JPH08230950A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1041012A1 (en) * 1999-04-02 2000-10-04 Soremartec S.A. Package provided with magnifying means particularly for food products
US7828422B2 (en) 2003-07-18 2010-11-09 Seiko Epson Corporation Liquid container
US8011772B2 (en) 2003-07-18 2011-09-06 Seiko Epson Corporation Liquid container
US8042921B2 (en) 2003-07-18 2011-10-25 Seiko Epson Corporation Valve device provided in a passage forming member

Cited By (7)

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US7997702B2 (en) 2003-07-18 2011-08-16 Seiko Epson Corporation Liquid container
US8011772B2 (en) 2003-07-18 2011-09-06 Seiko Epson Corporation Liquid container
US8042921B2 (en) 2003-07-18 2011-10-25 Seiko Epson Corporation Valve device provided in a passage forming member
US8057026B2 (en) 2003-07-18 2011-11-15 Seiko Epson Corporation Liquid container with structure for controlling leaked liquid
US8113639B2 (en) 2003-07-18 2012-02-14 Seiko Epson Corporation Liquid container with structure for controlling leaked liquid

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