JPH08231595A - 繊維素溶解性のトロンビン阻害性質を有するキメラたん白質 - Google Patents
繊維素溶解性のトロンビン阻害性質を有するキメラたん白質Info
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- JPH08231595A JPH08231595A JP7298570A JP29857095A JPH08231595A JP H08231595 A JPH08231595 A JP H08231595A JP 7298570 A JP7298570 A JP 7298570A JP 29857095 A JP29857095 A JP 29857095A JP H08231595 A JPH08231595 A JP H08231595A
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- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/81—Protease inhibitors
- C07K14/8107—Endopeptidase (E.C. 3.4.21-99) inhibitors
- C07K14/811—Serine protease (E.C. 3.4.21) inhibitors
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- C07K14/8128—Antithrombin III
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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- C12N9/14—Hydrolases (3)
- C12N9/48—Hydrolases (3) acting on peptide bonds (3.4)
- C12N9/50—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25)
- C12N9/64—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue
- C12N9/6421—Proteinases, e.g. Endopeptidases (3.4.21-3.4.25) derived from animal tissue from mammals
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- C07K14/81—Protease inhibitors
- C07K14/815—Protease inhibitors from leeches, e.g. hirudin, eglin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C12N—MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 繊維素溶解性の血液凝固阻害性質を有するキ
メラたん白質。 【解決手段】 本発明はプラスミノーゲンを活性化する
アミノ酸配列のC- 最終末端でトロンビンを阻害するア
ミノ酸配列と結合する、繊維素溶解性の血液凝固阻害性
質を有するキメラたん白質に関する。
メラたん白質。 【解決手段】 本発明はプラスミノーゲンを活性化する
アミノ酸配列のC- 最終末端でトロンビンを阻害するア
ミノ酸配列と結合する、繊維素溶解性の血液凝固阻害性
質を有するキメラたん白質に関する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、繊維素溶解性の血
液凝固阻害性質を有するキメラたん白質──これは、プ
ラスミノーゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末
端でトロンビンを阻害するアミノ酸配列と結合する─
─、このポリペプチドを産生するためのプラスミド及び
有効物質としてこの様なポリペプチドを含有する血栓溶
解剤に関する。
液凝固阻害性質を有するキメラたん白質──これは、プ
ラスミノーゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末
端でトロンビンを阻害するアミノ酸配列と結合する─
─、このポリペプチドを産生するためのプラスミド及び
有効物質としてこの様なポリペプチドを含有する血栓溶
解剤に関する。
【0002】
【従来の技術】すべての工業国に於て、心臓- 循環器系
疾患が現在最も頻発する死因である。その際特に重要な
ことは、急性の血栓症閉塞を生じ、その発生が心筋梗塞
の場合、最も短時間以内に心筋への生命に危険な供給不
足を生じる。同様なことが脳梗塞にもいえる。この場合
脳内閉塞は、病気に見舞われた脳領域の大きい虚血性損
傷を伴う。高い死亡率と結びつく心筋梗塞に反して、脳
梗塞に於ける供給不足は一般に急性の生命に危険な状態
を導びかす、特定の脳機能の欠損によって日々の性格に
著しい悪影響を与え、したがって一部、病気に見舞われ
た人の生活習慣の極端な欠陥を生じる。上記2つの梗塞
形態は一般に、病気に見舞われた動脈によって供給され
る領域が数時間以内に──治療せずに──回復不能に傷
つけられるとされている。治療を必要とする他の血栓症
性閉塞疾患は、肺塞栓、静脈血栓症及び末梢の動物閉塞
疾患である。
疾患が現在最も頻発する死因である。その際特に重要な
ことは、急性の血栓症閉塞を生じ、その発生が心筋梗塞
の場合、最も短時間以内に心筋への生命に危険な供給不
足を生じる。同様なことが脳梗塞にもいえる。この場合
脳内閉塞は、病気に見舞われた脳領域の大きい虚血性損
傷を伴う。高い死亡率と結びつく心筋梗塞に反して、脳
梗塞に於ける供給不足は一般に急性の生命に危険な状態
を導びかす、特定の脳機能の欠損によって日々の性格に
著しい悪影響を与え、したがって一部、病気に見舞われ
た人の生活習慣の極端な欠陥を生じる。上記2つの梗塞
形態は一般に、病気に見舞われた動脈によって供給され
る領域が数時間以内に──治療せずに──回復不能に傷
つけられるとされている。治療を必要とする他の血栓症
性閉塞疾患は、肺塞栓、静脈血栓症及び末梢の動物閉塞
疾患である。
【0003】血栓によって引き起こされる血管の閉塞
は、ほとんど動脈硬化障害でフィブリン、血栓及び赤血
球から血液凝固システムの種々の酵素の作用下に生じ
る。血液凝固システムの酵素カスケードのうち、トロン
ビンが重要な役割を果たす。トロンビンは血液凝固シス
テムの重要な酵素すべてを活性化することができ、血小
板の凝集を誘発し、フィブリノーゲンをフィブリンに変
えることによってフィブリンクロット(Fibringespinte)
の形成を生じる(Furie及びFurie, New Engl. J. Med,3
26,800(1992))。
は、ほとんど動脈硬化障害でフィブリン、血栓及び赤血
球から血液凝固システムの種々の酵素の作用下に生じ
る。血液凝固システムの酵素カスケードのうち、トロン
ビンが重要な役割を果たす。トロンビンは血液凝固シス
テムの重要な酵素すべてを活性化することができ、血小
板の凝集を誘発し、フィブリノーゲンをフィブリンに変
えることによってフィブリンクロット(Fibringespinte)
の形成を生じる(Furie及びFurie, New Engl. J. Med,3
26,800(1992))。
【0004】血栓の形成は、生理学的血液凝固阻止剤、
たとえばアンチトロンビンIII、活性化されたたん白
質C及び組織因子経路阻害剤によって制御される。一度
形成された血栓を、生体に特有なプラスミンの作用によ
って再び溶解することができる。プラスミンは不活性な
プロ酵素、プラスミノーゲンから生じ、このプラスミン
はプラスミノーゲン活性化因子によってたん白質分解し
て活性化される。プラスミンによって引き起こされる血
栓溶解は、血栓症疾患の患者、特に急性心筋梗塞の患者
をプラスミノーゲン活性化因子で処置する治療に利用さ
れる。多くの治療が病気に見舞われた梗塞領域を縮小
し、死亡を減少させる。現在この治療に、ストレプトキ
ナーゼ、APSAC (Anisolated Plasminogen Strept
okinase Activator Complex)、二本鎖ウロキナーゼ(U
K)、組換え型一本鎖ウロキナーゼ(組換え型プロウロ
キナーゼ)及び組織プラスミノーゲン活性化因子(t-
PA)が使用されている(Collen 及び Lijnen, Blood
78,3114(1991))。溶解治療の従来存在す
る経験から、閉塞された冠状血管の再切開は梗塞の発作
後数時間以内で、すなわち1〜4時間で最良の機能適結
果を生じることが明らかである。最適な再潅流(Reperf
usion)の目的を達成するために、多くの場合に、治療開
始は一定の吸収に先立って実際上始めねばならない。し
かしこれはこの時点でまだ安全でない診断法を顧慮すれ
ば副作用のあまりないかつ安全な繊維素溶解剤を用いて
しか行われない。しかしいわゆる第一タイプのすべての
繊維素溶解剤、たとえばストレプトキナーゼ、APSA
C及びウロキナーゼは、急性梗塞の治療に於て必要な投
薬で全身性プラスミノーゲン活性化を生じる。このこと
は、高い出血危険を伴う。いわゆる第二タイプの繊維素
溶解剤、t- PA及びプロウロキナーゼの使用は、多く
の梗塞患者に於て系統的プラスミノーゲン活性化を生じ
る。再潅流を成果あるものにし、かつ再閉塞を回避する
ために、t- PA及びプロウロキナーゼを明らかな繊維
素溶解、すなわち系統的プラスミノーゲン活性化を生じ
る。高い投薬量で使用しなければならない。このこと
は、従来の研究に於て、出血性合併症の発生率の点でt
- PA又はプロウロキナーゼで治療した患者とストレプ
トキナーゼで治療した患者の間の著しい相違は検出する
ことができなかったという観察結果と一致する。 した
がってプラスミノーゲン活性化因子の薬理学的特徴を改
良するために、種々の試みが続けられた。
たとえばアンチトロンビンIII、活性化されたたん白
質C及び組織因子経路阻害剤によって制御される。一度
形成された血栓を、生体に特有なプラスミンの作用によ
って再び溶解することができる。プラスミンは不活性な
プロ酵素、プラスミノーゲンから生じ、このプラスミン
はプラスミノーゲン活性化因子によってたん白質分解し
て活性化される。プラスミンによって引き起こされる血
栓溶解は、血栓症疾患の患者、特に急性心筋梗塞の患者
をプラスミノーゲン活性化因子で処置する治療に利用さ
れる。多くの治療が病気に見舞われた梗塞領域を縮小
し、死亡を減少させる。現在この治療に、ストレプトキ
ナーゼ、APSAC (Anisolated Plasminogen Strept
okinase Activator Complex)、二本鎖ウロキナーゼ(U
K)、組換え型一本鎖ウロキナーゼ(組換え型プロウロ
キナーゼ)及び組織プラスミノーゲン活性化因子(t-
PA)が使用されている(Collen 及び Lijnen, Blood
78,3114(1991))。溶解治療の従来存在す
る経験から、閉塞された冠状血管の再切開は梗塞の発作
後数時間以内で、すなわち1〜4時間で最良の機能適結
果を生じることが明らかである。最適な再潅流(Reperf
usion)の目的を達成するために、多くの場合に、治療開
始は一定の吸収に先立って実際上始めねばならない。し
かしこれはこの時点でまだ安全でない診断法を顧慮すれ
ば副作用のあまりないかつ安全な繊維素溶解剤を用いて
しか行われない。しかしいわゆる第一タイプのすべての
繊維素溶解剤、たとえばストレプトキナーゼ、APSA
C及びウロキナーゼは、急性梗塞の治療に於て必要な投
薬で全身性プラスミノーゲン活性化を生じる。このこと
は、高い出血危険を伴う。いわゆる第二タイプの繊維素
溶解剤、t- PA及びプロウロキナーゼの使用は、多く
の梗塞患者に於て系統的プラスミノーゲン活性化を生じ
る。再潅流を成果あるものにし、かつ再閉塞を回避する
ために、t- PA及びプロウロキナーゼを明らかな繊維
素溶解、すなわち系統的プラスミノーゲン活性化を生じ
る。高い投薬量で使用しなければならない。このこと
は、従来の研究に於て、出血性合併症の発生率の点でt
- PA又はプロウロキナーゼで治療した患者とストレプ
トキナーゼで治療した患者の間の著しい相違は検出する
ことができなかったという観察結果と一致する。 した
がってプラスミノーゲン活性化因子の薬理学的特徴を改
良するために、種々の試みが続けられた。
【0005】更に、コウモリ- プラスミノーゲン活性化
因子(Gardell等、J. Biol. Chem.264,17947
(1989);ヨーロッパ特許第383417号明細
書)、スタフィロキナーゼ(Schlott等、Bio /Technolo
gy 12,185(1994);Collen及びVan De Wer
f, Circulation 87,1850(1993))、組換
え型組織プラスミノーゲン活性化因子BM 06.02
2(Martin 等、J. Cardiovasc. Pharm. 18,111
(1991))並びにt- PA- 変異体のTNK-t-
PA(Keyt 等、Proc. Natl. Acad. Sci.91,3670
(1994))が開発されている。
因子(Gardell等、J. Biol. Chem.264,17947
(1989);ヨーロッパ特許第383417号明細
書)、スタフィロキナーゼ(Schlott等、Bio /Technolo
gy 12,185(1994);Collen及びVan De Wer
f, Circulation 87,1850(1993))、組換
え型組織プラスミノーゲン活性化因子BM 06.02
2(Martin 等、J. Cardiovasc. Pharm. 18,111
(1991))並びにt- PA- 変異体のTNK-t-
PA(Keyt 等、Proc. Natl. Acad. Sci.91,3670
(1994))が開発されている。
【0006】ストレプトキナーゼ、すなわち溶血性レン
サ球菌のたん白質はヒトプラスミノーゲンを活性化す
る。というのはこのたん白質はプラスミノーゲンと複合
体を生成し、それによってプラスミノーゲンが活性な構
造に変化するからである。この複合体それ自体は遊離の
プラスミノーゲンをプラスミンに変え、このプラスミン
はその時再びストレプトキナーゼと結合するプラスミノ
ーゲンを切断する。同様にスタフィロキナーゼ、すなわ
ち黄色ブドウ球菌から得られるたん白質も作用するが、
これはストレプトキナーゼに比してより高いフィブリン
特異性を有する。ストレプトキナーゼが更に開発された
ものは、APSAC、ストレプトキナーゼとヒトプラス
ミノーゲンから試験管内で産生された化合物である。A
PSACは、プラスミノーゲンの活性中心の化学修飾に
よってストレプトキナーゼに比して高められた生物学的
半減期を有する。
サ球菌のたん白質はヒトプラスミノーゲンを活性化す
る。というのはこのたん白質はプラスミノーゲンと複合
体を生成し、それによってプラスミノーゲンが活性な構
造に変化するからである。この複合体それ自体は遊離の
プラスミノーゲンをプラスミンに変え、このプラスミン
はその時再びストレプトキナーゼと結合するプラスミノ
ーゲンを切断する。同様にスタフィロキナーゼ、すなわ
ち黄色ブドウ球菌から得られるたん白質も作用するが、
これはストレプトキナーゼに比してより高いフィブリン
特異性を有する。ストレプトキナーゼが更に開発された
ものは、APSAC、ストレプトキナーゼとヒトプラス
ミノーゲンから試験管内で産生された化合物である。A
PSACは、プラスミノーゲンの活性中心の化学修飾に
よってストレプトキナーゼに比して高められた生物学的
半減期を有する。
【0007】ウロキナーゼは、ヒトのたん白質であり、
これは2つの形態でたん白質分解に活性なたん白質とし
てウリンから得ることができる:高分子ウロキナーゼ
(HUK)及び低分子ウロキナーゼ(LUK(Stump等、
J. Biol. Chem. 261,1267(1986))。H
UK及びLUKは、ウロキナーゼの活性型、すなわち二
本鎖分子である。ウロキナーゼを一本鎖ウロキナーゼ
(プロウロキナーゼ)として種々の組織中に生成し、プ
ロ酵素として少量でヒト血液中で検出することができる
(Wun等、J. Biol. Chem. 257,3276(198
2))。プロウロキナーゼの活性型はHUKとして54
キロダルトンの分子量を有し、3個のドメインから成
る:アミノ- 末端成長因子- ドメイン、クリングル及び
セリン- プロテアーゼ- ドメイン(Guenzler 等、Hoppe-
Seyler's Z. Physiol. Chem.363,1155(198
2);Steffens等、Hoppe-Seyler's Z. Physiol. Chem.
363,1043(1982))。プロウロキナーゼ及
びプラスミノーゲンはプロ酵素として存在けれども、プ
ロウロキナーゼは内的活性のゆえにプラスミノーゲンを
活性プラスミンに変えることができる。しかしこのプラ
スミノーゲン活性化因子は、生成されたプラスミンそれ
自体がプロウロキナーゼを 158リジン及び 159イソロイ
シンの間で切断した後に初めて十分な活性を維持する(L
ijnen 等、J. Biol.Chem. 261,1253(198
6))。大腸菌中でウロキナーゼを遺伝子工学で産生す
る方法は、Heyneker等によって初めて記載された(Proce
edings of the IVth International Symposium on Gene
tics of Industrial Microorganisms1982)。非グ
リコシル化されたプロウロキナーゼ(Saruplase) を合成
遺伝子の使用下に生成する(Brigelius-Flohe等、Appl.
Microbiol. Biotech. 36,640(1992))。
これは2つの形態でたん白質分解に活性なたん白質とし
てウリンから得ることができる:高分子ウロキナーゼ
(HUK)及び低分子ウロキナーゼ(LUK(Stump等、
J. Biol. Chem. 261,1267(1986))。H
UK及びLUKは、ウロキナーゼの活性型、すなわち二
本鎖分子である。ウロキナーゼを一本鎖ウロキナーゼ
(プロウロキナーゼ)として種々の組織中に生成し、プ
ロ酵素として少量でヒト血液中で検出することができる
(Wun等、J. Biol. Chem. 257,3276(198
2))。プロウロキナーゼの活性型はHUKとして54
キロダルトンの分子量を有し、3個のドメインから成
る:アミノ- 末端成長因子- ドメイン、クリングル及び
セリン- プロテアーゼ- ドメイン(Guenzler 等、Hoppe-
Seyler's Z. Physiol. Chem.363,1155(198
2);Steffens等、Hoppe-Seyler's Z. Physiol. Chem.
363,1043(1982))。プロウロキナーゼ及
びプラスミノーゲンはプロ酵素として存在けれども、プ
ロウロキナーゼは内的活性のゆえにプラスミノーゲンを
活性プラスミンに変えることができる。しかしこのプラ
スミノーゲン活性化因子は、生成されたプラスミンそれ
自体がプロウロキナーゼを 158リジン及び 159イソロイ
シンの間で切断した後に初めて十分な活性を維持する(L
ijnen 等、J. Biol.Chem. 261,1253(198
6))。大腸菌中でウロキナーゼを遺伝子工学で産生す
る方法は、Heyneker等によって初めて記載された(Proce
edings of the IVth International Symposium on Gene
tics of Industrial Microorganisms1982)。非グ
リコシル化されたプロウロキナーゼ(Saruplase) を合成
遺伝子の使用下に生成する(Brigelius-Flohe等、Appl.
Microbiol. Biotech. 36,640(1992))。
【0008】t- PAは、血液中及び組織中に産生す
る、分子量72キロダルトンのたん白質である。このプ
ラスミノーゲン活性化因子は5個のドメインから成る:
アミノ- 末端フィンガードメイン、成長- 因子- ドメイ
ン、クリングル一、クリングル2及びセリン- プロテア
ーゼ- ドメイン。プロウロキナーゼの様に、t- PAを
クリングル2とセリン- プロテアーゼ- ドメインの間、
すなわち 275Argと276Ileの間でプラスミン触媒
による切断によって活性な二本鎖型に変える。試験管内
試験及び動物実験による結果によればt- PAはフィブ
リンと結合し、そしてその酵素活性はフィブリンによっ
て刺激されることが示されている(Collen 及び Lijnen,
Blood 78,3114(1991))。t- PAのフ
ィブリン特異性によって、プラスミンが血液系全体中で
生成され、後にフィブリンばかりでなく、フィブリノー
ゲンも分解するのを回避しなければならない。この様な
系統的なプラスミノーゲン活性化並びにフィブリノーゲ
ンの著しい分解は望ましいものではない。というのはこ
れが出血の危険を高めるからである。いずれにせよ治療
実務で、前臨床実験から生じる、t- PAのフィブリン
特異性に関する期待は、満たされないことが明らかであ
る。また上述の様にt- PAの短い生物学的半減期のた
めに、高い投薬量を注入しなければならない。この投薬
量はフィブリン特異性にもかかわらず系統的プラスミノ
ーゲンの活性化を生じる(Keyt等、Proc. Natl. Acad. S
ci. 91,3670(1994))。
る、分子量72キロダルトンのたん白質である。このプ
ラスミノーゲン活性化因子は5個のドメインから成る:
アミノ- 末端フィンガードメイン、成長- 因子- ドメイ
ン、クリングル一、クリングル2及びセリン- プロテア
ーゼ- ドメイン。プロウロキナーゼの様に、t- PAを
クリングル2とセリン- プロテアーゼ- ドメインの間、
すなわち 275Argと276Ileの間でプラスミン触媒
による切断によって活性な二本鎖型に変える。試験管内
試験及び動物実験による結果によればt- PAはフィブ
リンと結合し、そしてその酵素活性はフィブリンによっ
て刺激されることが示されている(Collen 及び Lijnen,
Blood 78,3114(1991))。t- PAのフ
ィブリン特異性によって、プラスミンが血液系全体中で
生成され、後にフィブリンばかりでなく、フィブリノー
ゲンも分解するのを回避しなければならない。この様な
系統的なプラスミノーゲン活性化並びにフィブリノーゲ
ンの著しい分解は望ましいものではない。というのはこ
れが出血の危険を高めるからである。いずれにせよ治療
実務で、前臨床実験から生じる、t- PAのフィブリン
特異性に関する期待は、満たされないことが明らかであ
る。また上述の様にt- PAの短い生物学的半減期のた
めに、高い投薬量を注入しなければならない。この投薬
量はフィブリン特異性にもかかわらず系統的プラスミノ
ーゲンの活性化を生じる(Keyt等、Proc. Natl. Acad. S
ci. 91,3670(1994))。
【0009】r- PA及びTNK- t- PAは、改良さ
れた性質を有するt- PA- 変異体である。r- PA
(BM06.022)の場合、最初の3つのt- PA-
ドメイン、すなわちフィンガードメイン、成長因子- ド
メイン及び第一クリンゲルを欠失するので、短くなった
分子は第二クリンゲルとプロテアーゼドメインしか含有
しない。r- PAは遺伝子工学で大腸菌中に産生され、
グリコシル化されない。t- PAに比してr- PAはよ
り長い生物学的半減期を有し、より急速な再潅流を生じ
る。動物実験で、ボルスとして投与されるr- PAはt
- PA- 注入と同様に有効であることが明らかである(M
artin 等、J. Cardiovasc. Pharmacol. 18,111
(1991))。
れた性質を有するt- PA- 変異体である。r- PA
(BM06.022)の場合、最初の3つのt- PA-
ドメイン、すなわちフィンガードメイン、成長因子- ド
メイン及び第一クリンゲルを欠失するので、短くなった
分子は第二クリンゲルとプロテアーゼドメインしか含有
しない。r- PAは遺伝子工学で大腸菌中に産生され、
グリコシル化されない。t- PAに比してr- PAはよ
り長い生物学的半減期を有し、より急速な再潅流を生じ
る。動物実験で、ボルスとして投与されるr- PAはt
- PA- 注入と同様に有効であることが明らかである(M
artin 等、J. Cardiovasc. Pharmacol. 18,111
(1991))。
【0010】t- PA- 変異体TNK- t- PAは、次
の3つの点で天然t- PAと相違する: 103テオリンを
アスパラギンと交換、それによって新しいグリコシル化
部位を生じる; 117アスパラギンをグルタミンと交換、
それによってグリコシル化部位を除き、 296リジンと
299アルギニンの間の配列を4個の連続するアラニン-
単位と交換する。これらの3つの変異の組合せは、天然
t- PAに比してより高いフィブリン特異性及びより長
い生物学的半減期を有するポリペプチドを生じる。更
に、TNK- t- PAは、天然t- PAに比して著しく
急速にPAI- 1によって阻害される(Keyt 等、Proc.
Natl. Acad. Sci. 91,3670(1994))。T
NK- t- PAの前駆体を用いて得られる動物実験の結
果は、TNK- t- PAがボルス投与に適していること
を示している(Refino 等、Thromb. Haemost. 70、3
13(1993))。
の3つの点で天然t- PAと相違する: 103テオリンを
アスパラギンと交換、それによって新しいグリコシル化
部位を生じる; 117アスパラギンをグルタミンと交換、
それによってグリコシル化部位を除き、 296リジンと
299アルギニンの間の配列を4個の連続するアラニン-
単位と交換する。これらの3つの変異の組合せは、天然
t- PAに比してより高いフィブリン特異性及びより長
い生物学的半減期を有するポリペプチドを生じる。更
に、TNK- t- PAは、天然t- PAに比して著しく
急速にPAI- 1によって阻害される(Keyt 等、Proc.
Natl. Acad. Sci. 91,3670(1994))。T
NK- t- PAの前駆体を用いて得られる動物実験の結
果は、TNK- t- PAがボルス投与に適していること
を示している(Refino 等、Thromb. Haemost. 70、3
13(1993))。
【0011】コウモリプラスミノーゲン活性化因子(bat
-PA)は、吸血コウモリ(FledermausDesmodus rotundus)
のつば中に見い出される。遺伝子工学で産生されたこれ
らのプラスミノーゲン活性化因子は、t- PAよりも更
に優れたフィブリン特異性を有し、動物実験で、高めら
れた生物学的半減期及び減少された系統的プラスミノー
ゲン活性化と共に改良された血栓溶解を示す(Gardell
等、Circulation 84,244(1991))。
-PA)は、吸血コウモリ(FledermausDesmodus rotundus)
のつば中に見い出される。遺伝子工学で産生されたこれ
らのプラスミノーゲン活性化因子は、t- PAよりも更
に優れたフィブリン特異性を有し、動物実験で、高めら
れた生物学的半減期及び減少された系統的プラスミノー
ゲン活性化と共に改良された血栓溶解を示す(Gardell
等、Circulation 84,244(1991))。
【0012】血栓症疾患の治療に於て、プラスミノーゲ
ン活性化因子を一般に血液凝固阻止物質、たとえばヘパ
リンと一緒に投与する。それによってプラスミノーゲン
活性化因子での単独処理に於けるよりも改良された血栓
溶解が得られる(Tebbe等、Z.Kardiol. 80,Suppl.
3,32(1991))。臨床から得られた種々の所見
は、血栓の溶解に平行して高められた血液凝固傾向を生
じることを示している(Szczeklik等、Arterioscl. Thro
mb. 12,548(1992);Goto等、Angiology 4
5,273(1994))。このことには血栓中に包含
され、血餅の溶解の際に再び遊離されるトロンビン分子
が原因になっていると考えられる。更に、プラスミノー
ゲン活性化因子それ自体もプロトロンビンの活性化を促
進し、それ故に血栓溶解を押さえるはたらきをすること
が示されている(Brommer 及びMeijer, Thromb. Haemos
tas.70,995(1993))。血液凝固阻止物質、
たとえばヘパリン、ヒルゲン、ヒルジン、アルガドロバ
ン、プロテインC及び組換え型ダニ血液凝固阻止ペプチ
ド(TAP)は、血栓溶解の間、強められた再閉塞傾向
を阻止し、それ故に溶解治療の結果を改良する(Yao等、
Am. J. Physiol. 262(HEART Circ. Physiol.31)
H347−H379(1992);Schneider, Theomb.
Res. 64,667(1991);Gruber等、Circulat
ion84,2454(1991);Martin等、J. Am. Co
ll. Cardiol. 22,914(1993);Vlasuk等、C
irculation 84,Suppl.II−467(1991)。
ン活性化因子を一般に血液凝固阻止物質、たとえばヘパ
リンと一緒に投与する。それによってプラスミノーゲン
活性化因子での単独処理に於けるよりも改良された血栓
溶解が得られる(Tebbe等、Z.Kardiol. 80,Suppl.
3,32(1991))。臨床から得られた種々の所見
は、血栓の溶解に平行して高められた血液凝固傾向を生
じることを示している(Szczeklik等、Arterioscl. Thro
mb. 12,548(1992);Goto等、Angiology 4
5,273(1994))。このことには血栓中に包含
され、血餅の溶解の際に再び遊離されるトロンビン分子
が原因になっていると考えられる。更に、プラスミノー
ゲン活性化因子それ自体もプロトロンビンの活性化を促
進し、それ故に血栓溶解を押さえるはたらきをすること
が示されている(Brommer 及びMeijer, Thromb. Haemos
tas.70,995(1993))。血液凝固阻止物質、
たとえばヘパリン、ヒルゲン、ヒルジン、アルガドロバ
ン、プロテインC及び組換え型ダニ血液凝固阻止ペプチ
ド(TAP)は、血栓溶解の間、強められた再閉塞傾向
を阻止し、それ故に溶解治療の結果を改良する(Yao等、
Am. J. Physiol. 262(HEART Circ. Physiol.31)
H347−H379(1992);Schneider, Theomb.
Res. 64,667(1991);Gruber等、Circulat
ion84,2454(1991);Martin等、J. Am. Co
ll. Cardiol. 22,914(1993);Vlasuk等、C
irculation 84,Suppl.II−467(1991)。
【0013】強められたトロンビン阻害剤の1つは、6
5個のアミノ酸から成る、チスイビル(Hirudo medicina
les)から得られるヒルジンである。いくつかのアミノ酸
が異なる種々のヒルジン- 同型が得られる。すべてのヒ
ルジン- 同型はトロンビンと物質、たとえばフィブリノ
ーゲンとの結合及びトロンビンの活性中心を遮断する(R
ydel等、Science 249,277(1990);Bode及
びHuber, MolecularAspects of Inflammation, スプリ
ンガー、ベルリン、ハイデルベルク, 103−115
(1991);Stone 及び Hofsteenge, Prot. Enfinee
ring 2,295(1991);Dodt等、Biol. Chem.
Hoppe-Seyler 366,379(1985).更にヒル
ジンから生じる小さい分子は公知であり、これは同様に
トロンビン阻害活性を有する(Maraganore 等、Biochemi
stry 29,7095(1990);Krstenansky 等、
J. Med. Chem. 30,1688(1987);Yue 等、
Prot. Engineering 5,77(1992))。
5個のアミノ酸から成る、チスイビル(Hirudo medicina
les)から得られるヒルジンである。いくつかのアミノ酸
が異なる種々のヒルジン- 同型が得られる。すべてのヒ
ルジン- 同型はトロンビンと物質、たとえばフィブリノ
ーゲンとの結合及びトロンビンの活性中心を遮断する(R
ydel等、Science 249,277(1990);Bode及
びHuber, MolecularAspects of Inflammation, スプリ
ンガー、ベルリン、ハイデルベルク, 103−115
(1991);Stone 及び Hofsteenge, Prot. Enfinee
ring 2,295(1991);Dodt等、Biol. Chem.
Hoppe-Seyler 366,379(1985).更にヒル
ジンから生じる小さい分子は公知であり、これは同様に
トロンビン阻害活性を有する(Maraganore 等、Biochemi
stry 29,7095(1990);Krstenansky 等、
J. Med. Chem. 30,1688(1987);Yue 等、
Prot. Engineering 5,77(1992))。
【0014】ヒルジンをプラスミノーゲン活性化因子と
組合せて、血栓症疾患に使用することは、ヨーロッパ特
許第328957号及び第365468号明細書中に記
載されている。ヒルジン誘導体を血栓溶解剤と組合せて
使用することは、国際特許出願WO91/01142か
ら公知である。ヒルリンはチスイビル(Hirudo manillen
sis)から単離された61個のアミノ酸を有するたん白質
である。ヒルリンはその作用及び阻害強度の点でヒルジ
ンと同等であるが、アミノ酸配列の点でヒルジンと著し
く異なる。ヒルリンから、トロンビンを極めて良好に阻
害するより小さい分子を生じることもできる(Krstenans
ky等、Febs Lett. 269,465(1990))。
組合せて、血栓症疾患に使用することは、ヨーロッパ特
許第328957号及び第365468号明細書中に記
載されている。ヒルジン誘導体を血栓溶解剤と組合せて
使用することは、国際特許出願WO91/01142か
ら公知である。ヒルリンはチスイビル(Hirudo manillen
sis)から単離された61個のアミノ酸を有するたん白質
である。ヒルリンはその作用及び阻害強度の点でヒルジ
ンと同等であるが、アミノ酸配列の点でヒルジンと著し
く異なる。ヒルリンから、トロンビンを極めて良好に阻
害するより小さい分子を生じることもできる(Krstenans
ky等、Febs Lett. 269,465(1990))。
【0015】更に、トロンビンを、ヒトトロンビンレセ
プターのアミノ- 末端配列から生じるペプチドによって
阻害することもできる(Vu 等、Nature 253,674
(1991))。このトロンビンレセプターは、細胞外
のアミノ- 末端域で隣接する切断部位を有するトロンビ
ン結合配列をトロンビンに対して有する。この配列は、
切断部位を42セリンから42フエニルアラニンに交換する
ことによってマスクする場合、トロンビンを阻害するこ
とができる。
プターのアミノ- 末端配列から生じるペプチドによって
阻害することもできる(Vu 等、Nature 253,674
(1991))。このトロンビンレセプターは、細胞外
のアミノ- 末端域で隣接する切断部位を有するトロンビ
ン結合配列をトロンビンに対して有する。この配列は、
切断部位を42セリンから42フエニルアラニンに交換する
ことによってマスクする場合、トロンビンを阻害するこ
とができる。
【0016】Phaneuf 等は Thromb. Haemost. 71,4
81(1994)に、ストレプトキナーゼ及びヒルジン
の偶発性化学結合から成る複合体が記載されている。し
かしプラスミノーゲンを活性化する能力は、このストレ
プトキナーゼ- ヒルジン- 複合体の場合非修飾のストレ
プトキナーゼの下で因子8あたりにある。
81(1994)に、ストレプトキナーゼ及びヒルジン
の偶発性化学結合から成る複合体が記載されている。し
かしプラスミノーゲンを活性化する能力は、このストレ
プトキナーゼ- ヒルジン- 複合体の場合非修飾のストレ
プトキナーゼの下で因子8あたりにある。
【0017】
【発明を解決しようとする課題】本発明による課題は、
極めて短い時間内で完全な血栓溶解を生じさせ、同時に
血管の再度の閉塞を、まず第一に有効な血栓溶解後に阻
害する、血栓症が原因の血管閉塞を治療するための有効
物質を開発することである。更に、この有効物質を用い
て系統的プラスミノーゲン活性化因子を回避しなければ
ならない。
極めて短い時間内で完全な血栓溶解を生じさせ、同時に
血管の再度の閉塞を、まず第一に有効な血栓溶解後に阻
害する、血栓症が原因の血管閉塞を治療するための有効
物質を開発することである。更に、この有効物質を用い
て系統的プラスミノーゲン活性化因子を回避しなければ
ならない。
【0018】
【問題を解決するための手段】本発明者は、プラスミノ
ーゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末端に、ト
ロンビンを阻害するアミノ酸配列を有する有効物質に対
して求められる高い要求が繊維素溶解性質を有するキメ
ラたん白質によってかなえられることを見い出した。
ーゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末端に、ト
ロンビンを阻害するアミノ酸配列を有する有効物質に対
して求められる高い要求が繊維素溶解性質を有するキメ
ラたん白質によってかなえられることを見い出した。
【0019】したがって、本発明の対象はプラスミノー
ゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末端で式I
ゲンを活性化するアミノ酸配列のC- 最終末端で式I
【0020】
【化4】
【0021】(式中X1 はPro又はLeu、X2 はG
ly、Val又はPro、X3 はLys、Val、Ar
g、Gly又はGlu、X4 はAla、Val、Gl
y、Leu又はIle、X5 はGly、Phe、Tr
p、Tyr又はVal、Y1 はPhe、Tyr又はTr
p、Y2 はLeu、Ala、Gly、Ile、Ser又
はMet、Y3 はLeu、Ala、Gly、Ile、S
er又はMet、Y4 はArg、Lys又はHis及び
Zは式II
ly、Val又はPro、X3 はLys、Val、Ar
g、Gly又はGlu、X4 はAla、Val、Gl
y、Leu又はIle、X5 はGly、Phe、Tr
p、Tyr又はVal、Y1 はPhe、Tyr又はTr
p、Y2 はLeu、Ala、Gly、Ile、Ser又
はMet、Y3 はLeu、Ala、Gly、Ile、S
er又はMet、Y4 はArg、Lys又はHis及び
Zは式II
【0022】
【化5】
【0023】(式中Z1 はPhe又はTyrを示す。)
又は式III
又は式III
【0024】
【化6】
【0025】のアミノ酸配列を示す。)のアミノ酸配列
と結合する、繊維素溶解性のトロンビン阻害性質を有す
るキメラたん白質である。本発明によるキメラたん白質
は、式Iのトロンビン- 阻害アミノ酸配列を介してトロ
ンビンと結合する。それによって血餅に於てキメラたん
白質の高い濃度が達成される。急性心筋梗塞又は脳梗塞
で生じる血餅はトロンビンが豊富であるので、本発明に
よるたん白質の血栓特異性は、プラスミノーゲン活性化
因子の血栓溶解有効性及び選択性を高める可能性を提供
する。これによって系統的プラスミノーゲン活性化及び
繊維素溶解を回避し、有効物質の安全性が明らかに増加
する。血栓特異性によって投薬量も慣用のプラスミノー
ゲン活性化因子に比して減少する。このことは調製物の
安全性も増加させる。同時に抗凝固性共薬剤(たとえば
ヘパリン含有)の投薬量は本発明によるたん白質の使用
で減少することが予想される。更に抗凝固剤の追加は必
要でなくなる。
と結合する、繊維素溶解性のトロンビン阻害性質を有す
るキメラたん白質である。本発明によるキメラたん白質
は、式Iのトロンビン- 阻害アミノ酸配列を介してトロ
ンビンと結合する。それによって血餅に於てキメラたん
白質の高い濃度が達成される。急性心筋梗塞又は脳梗塞
で生じる血餅はトロンビンが豊富であるので、本発明に
よるたん白質の血栓特異性は、プラスミノーゲン活性化
因子の血栓溶解有効性及び選択性を高める可能性を提供
する。これによって系統的プラスミノーゲン活性化及び
繊維素溶解を回避し、有効物質の安全性が明らかに増加
する。血栓特異性によって投薬量も慣用のプラスミノー
ゲン活性化因子に比して減少する。このことは調製物の
安全性も増加させる。同時に抗凝固性共薬剤(たとえば
ヘパリン含有)の投薬量は本発明によるたん白質の使用
で減少することが予想される。更に抗凝固剤の追加は必
要でなくなる。
【0026】好ましいキメラたん白質は、プラスミノー
ゲンを活性化するアミノ酸配列は、プロウロキナーゼの
不変化アミノ酸配列;欠失、置換、挿入及び(又は)付
加によって修飾されたプロウキナーゼのアミノ酸配列の
少なくとも1種、ウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;
欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾された
ウロキナーゼのアミノ酸配列少なくとも1種、組織プラ
スミノーゲン活性化因子(t- PA)の不変化アミノ酸
配列;欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾
されたt- PAのアミノ酸配列、コウモリ- プラスミノ
ーゲン活性化因子(bat- PA)の不変化アミノ酸配
列;欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾さ
れたbat- PAのアミノ酸配列少なくとも1種及び
(又は)ストレプトキナーゼ、スタフィロキナーゼ及び
(又は)APSACのアミノ酸配列を含有する。
ゲンを活性化するアミノ酸配列は、プロウロキナーゼの
不変化アミノ酸配列;欠失、置換、挿入及び(又は)付
加によって修飾されたプロウキナーゼのアミノ酸配列の
少なくとも1種、ウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;
欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾された
ウロキナーゼのアミノ酸配列少なくとも1種、組織プラ
スミノーゲン活性化因子(t- PA)の不変化アミノ酸
配列;欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾
されたt- PAのアミノ酸配列、コウモリ- プラスミノ
ーゲン活性化因子(bat- PA)の不変化アミノ酸配
列;欠失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾さ
れたbat- PAのアミノ酸配列少なくとも1種及び
(又は)ストレプトキナーゼ、スタフィロキナーゼ及び
(又は)APSACのアミノ酸配列を含有する。
【0027】プラスミノーゲンを活性化するアミノ酸配
列は、プロウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;欠失、
置換、挿入及び(又は)付加によって修飾されたプロウ
ロキナーゼのアミノ酸配列少なくとも1種、t- PAの
不変化アミノ酸配列及び(又は)欠失、置換、挿入及び
(又は)付加によって修飾された、tPAのアミノ酸配
列少なくとも1種を含有する。プラスミノーゲンを活性
化するアミノ酸配列が、不変化の、アミノ酸411個か
ら成るプロウロキナーゼの配列───これの中でアミノ
酸は407 Asn又はGlnの位置にある───から、プ
ロウロキナーゼのアミノ酸配列47Ser〜 411Leu─
──これ中でアミノ酸は407 Asn又はGlnの位置に
ある───から、プロウロキナーゼのアミノ酸配列 138
Ser〜 411Leu ───これ中でアミノ酸は407 A
sn又はGlnの位置にある───から、不変化の、ア
ミノ酸527個から成るt- PAのアミノ酸配列Ser
− 89Arg〜 527Proから及び(又は)t- PAの
アミノ酸配列 174Ser〜 527Proから成るたん白質
が特に好ましい。
列は、プロウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;欠失、
置換、挿入及び(又は)付加によって修飾されたプロウ
ロキナーゼのアミノ酸配列少なくとも1種、t- PAの
不変化アミノ酸配列及び(又は)欠失、置換、挿入及び
(又は)付加によって修飾された、tPAのアミノ酸配
列少なくとも1種を含有する。プラスミノーゲンを活性
化するアミノ酸配列が、不変化の、アミノ酸411個か
ら成るプロウロキナーゼの配列───これの中でアミノ
酸は407 Asn又はGlnの位置にある───から、プ
ロウロキナーゼのアミノ酸配列47Ser〜 411Leu─
──これ中でアミノ酸は407 Asn又はGlnの位置に
ある───から、プロウロキナーゼのアミノ酸配列 138
Ser〜 411Leu ───これ中でアミノ酸は407 A
sn又はGlnの位置にある───から、不変化の、ア
ミノ酸527個から成るt- PAのアミノ酸配列Ser
− 89Arg〜 527Proから及び(又は)t- PAの
アミノ酸配列 174Ser〜 527Proから成るたん白質
が特に好ましい。
【0028】キメラたん白質に於て、プラスミノーゲン
を活性化するアミノ酸配列はC- 最終末端で好ましくは
式Iのトロンビンを阻害するアミノ酸配列(式中X1 は
Pro、X2 はVal、X3 はLys又はVal、X4
はAla、X5 はPheを示す。)と結合する。式Iの
アミノ酸配列中、Y1 は好ましくはPhe、Y2 は好ま
しくはLeu、Y3 は好ましくはLeu、Y4 は好まし
くはArgを示す。式Iのアミノ酸配列中、変化可能な
Zは、特に式II又はIVのアミノ酸配列を示す。
を活性化するアミノ酸配列はC- 最終末端で好ましくは
式Iのトロンビンを阻害するアミノ酸配列(式中X1 は
Pro、X2 はVal、X3 はLys又はVal、X4
はAla、X5 はPheを示す。)と結合する。式Iの
アミノ酸配列中、Y1 は好ましくはPhe、Y2 は好ま
しくはLeu、Y3 は好ましくはLeu、Y4 は好まし
くはArgを示す。式Iのアミノ酸配列中、変化可能な
Zは、特に式II又はIVのアミノ酸配列を示す。
【0029】公知のプラスミノーゲン活性化因子;プラ
スミノーゲン活性化因子とトロンビン阻害剤とから成る
公知の混合物並びに公知のストレプトキナーゼ- ヒルジ
ン-複合体に比して、本発明によるたん白質は良好にト
ロンビンを阻害する性質と共に、強められた繊維素溶解
作用の点で優れている。更に本発明によるポリペプチド
によってプラズマフィブリノーゲンが明らかにより僅か
な量で消費される。これから結果として生じるフィブリ
ン特異性、特にプラスミノーゲン活性化因子とトロンビ
ン阻害剤との公知の混合物と比較しても著しく高められ
たフィブリン特異性は次のことを生じさせる。それは血
液の凝固性にほんの僅かにしか影響を与えず、そして制
御されていない出血の危険を系統的フィブリノーゲン分
解の起こりうる併発症として最も少なくすることであ
る。したがって本発明によるたん白質の高いフィブリン
特異性は、公知の血栓溶解剤のボルス投与に比して明ら
かに減少された出血の危険を有するボルス投与を可能に
する。
スミノーゲン活性化因子とトロンビン阻害剤とから成る
公知の混合物並びに公知のストレプトキナーゼ- ヒルジ
ン-複合体に比して、本発明によるたん白質は良好にト
ロンビンを阻害する性質と共に、強められた繊維素溶解
作用の点で優れている。更に本発明によるポリペプチド
によってプラズマフィブリノーゲンが明らかにより僅か
な量で消費される。これから結果として生じるフィブリ
ン特異性、特にプラスミノーゲン活性化因子とトロンビ
ン阻害剤との公知の混合物と比較しても著しく高められ
たフィブリン特異性は次のことを生じさせる。それは血
液の凝固性にほんの僅かにしか影響を与えず、そして制
御されていない出血の危険を系統的フィブリノーゲン分
解の起こりうる併発症として最も少なくすることであ
る。したがって本発明によるたん白質の高いフィブリン
特異性は、公知の血栓溶解剤のボルス投与に比して明ら
かに減少された出血の危険を有するボルス投与を可能に
する。
【0030】したがってもう1つの本発明の対象は、本
発明によるたん白質を有効物質として含有する血栓溶解
剤である。血栓症の原因となる血管閉塞、たとえば心筋
梗塞、脳梗塞、末梢の急性動脈閉塞、肺塞栓、不安定な
狭心症及び深在性下肢- 及び骨盤静脈血栓症に、本発明
によるポリペプチド0.1〜1mg/kgが必要であ
る。本発明によるたん白質は静脈内にボルス注射又は注
入によって投与される。
発明によるたん白質を有効物質として含有する血栓溶解
剤である。血栓症の原因となる血管閉塞、たとえば心筋
梗塞、脳梗塞、末梢の急性動脈閉塞、肺塞栓、不安定な
狭心症及び深在性下肢- 及び骨盤静脈血栓症に、本発明
によるポリペプチド0.1〜1mg/kgが必要であ
る。本発明によるたん白質は静脈内にボルス注射又は注
入によって投与される。
【0031】本発明による血栓溶解剤は、少なくとも1
種の本発明によるポリペプチドの他に助剤、たとえば賦
形剤、溶剤、希釈剤、染料及び結合剤を含有する。これ
らの助剤の選択並びにその使用すべき量それ自体は、薬
剤が投与されてよいこと、及び薬剤が当業者に問題なく
調製されることに依る。本発明によるたん白質の産生
は、遺伝子工学の方法によって行われる。更に、対応す
る遺伝子を、合成オリゴヌクレオチドから適当なプラス
ミド中に定着し、これはtrp- 又はtac- プロモー
ターの制御下、特にtrp- プロモーターの制御下に大
腸菌中で発現する。
種の本発明によるポリペプチドの他に助剤、たとえば賦
形剤、溶剤、希釈剤、染料及び結合剤を含有する。これ
らの助剤の選択並びにその使用すべき量それ自体は、薬
剤が投与されてよいこと、及び薬剤が当業者に問題なく
調製されることに依る。本発明によるたん白質の産生
は、遺伝子工学の方法によって行われる。更に、対応す
る遺伝子を、合成オリゴヌクレオチドから適当なプラス
ミド中に定着し、これはtrp- 又はtac- プロモー
ターの制御下、特にtrp- プロモーターの制御下に大
腸菌中で発現する。
【0032】したがって本発明の対象は、本発明による
キメラたん白質を産生する際に使用するプラスミドにも
あり、そのオペロンは制御可能なプロモーター、リボソ
ーム結合部位として有効なシャイン・ダルガーノ配列、
開始コドン、本発明によるたん白質に対する合成構造遺
伝子及び構造遺伝子から上流へターミネーター1又は2
個を有する。
キメラたん白質を産生する際に使用するプラスミドにも
あり、そのオペロンは制御可能なプロモーター、リボソ
ーム結合部位として有効なシャイン・ダルガーノ配列、
開始コドン、本発明によるたん白質に対する合成構造遺
伝子及び構造遺伝子から上流へターミネーター1又は2
個を有する。
【0033】本発明によるプラスミドの発現を、大腸菌
株、特にグループK12の大腸菌、たとえばE.col
i K12 JM101(ATCC33876)、E.
coli K12 JM103(ATCC3940
3)、E.coli K12JM105(DSM416
2)及びE.coli K12 DH1(ATCC33
849)中で行う。細菌細胞中に、本発明によるポリペ
プチドは、たん白質が変性された形で存在する封入体の
形で高収率で生じる。封入体の単離後、変性されたたん
白質をたん白質化学でレドックス系の作用下所望の三次
構造に折りたたむ。
株、特にグループK12の大腸菌、たとえばE.col
i K12 JM101(ATCC33876)、E.
coli K12 JM103(ATCC3940
3)、E.coli K12JM105(DSM416
2)及びE.coli K12 DH1(ATCC33
849)中で行う。細菌細胞中に、本発明によるポリペ
プチドは、たん白質が変性された形で存在する封入体の
形で高収率で生じる。封入体の単離後、変性されたたん
白質をたん白質化学でレドックス系の作用下所望の三次
構造に折りたたむ。
【0034】
【実施例】次に例によって本発明を説明する。 〔例1〕本発明によるたん白質の産生、単離及び精製。 a)定着処理 大腸菌中で本発明によるポリペプチドを遺伝子工学によ
る産生に使用される発現プラスミドを公知の方法で生成
する。各生成工程の順序を図1〜2に示す。プラスミド
生成の出発物は、プラスミド pBlueskript KSII+
(Stratagene社、ハイデルベルグ)、pUC8及びpS
L1190(Pharmacia 社、フライブルグ)並びにpG
R201である。pGR201は、ヨーロッパ特許第4
08945号明細書及び Appl. Microbiol. Biotechn.
36,640−649(1992)に記載されているプ
ラスミドpBF160と同一である。制限エンドヌクレ
アーゼBan II, BamHI, ClaI, HindIII, NcoI, NdeI, Nh
eI及びNotl, 並びにDNA- 修飾された酵素、たとえば
アルカリ性ホスファターゼ、T4- リガーゼ、T4- キ
ナーゼ及びT7- ポリメラーゼを Pharmacia社、Strata
gene社、Boehringer Mannheim及び Gibco(エゲンシュ
タイン)から入手する。その生成の間のプラスミドの変
化を、制限分析及びDNA- 配列分析によって検査す
る。DNA-配列分析を製造者の説明書に従って Pharma
cia社の試薬コレクションを用いて行う。プラスミドの
生成にあたり、種々のオリゴデスオキシリボヌクレオチ
ド(Oligos)を使用し、その配列を、関連する表示と共に
表1中に記載する。
る産生に使用される発現プラスミドを公知の方法で生成
する。各生成工程の順序を図1〜2に示す。プラスミド
生成の出発物は、プラスミド pBlueskript KSII+
(Stratagene社、ハイデルベルグ)、pUC8及びpS
L1190(Pharmacia 社、フライブルグ)並びにpG
R201である。pGR201は、ヨーロッパ特許第4
08945号明細書及び Appl. Microbiol. Biotechn.
36,640−649(1992)に記載されているプ
ラスミドpBF160と同一である。制限エンドヌクレ
アーゼBan II, BamHI, ClaI, HindIII, NcoI, NdeI, Nh
eI及びNotl, 並びにDNA- 修飾された酵素、たとえば
アルカリ性ホスファターゼ、T4- リガーゼ、T4- キ
ナーゼ及びT7- ポリメラーゼを Pharmacia社、Strata
gene社、Boehringer Mannheim及び Gibco(エゲンシュ
タイン)から入手する。その生成の間のプラスミドの変
化を、制限分析及びDNA- 配列分析によって検査す
る。DNA-配列分析を製造者の説明書に従って Pharma
cia社の試薬コレクションを用いて行う。プラスミドの
生成にあたり、種々のオリゴデスオキシリボヌクレオチ
ド(Oligos)を使用し、その配列を、関連する表示と共に
表1中に記載する。
【0035】オリゴデスオキシリボヌクレオチドを、脱
トリチル化された形で0.1μMol- スケールで、工
場で適用されるバイオシステム(Weitersadt)の合成酵素
(モデル391)を用いて製造者の説明書に従ってβ-
シアノエチル- 保護されたジイソプロピルアミノホスホ
アミジトの使用下に行う。夫々100pmolのオリゴ
デスオキシリボヌクレオチドを、50mMトリ(ヒドロ
キシメチル)アミノメタン/HCl(トリス/HC
l)、10mM塩化マグネシウム及び5mMジチオスレ
イトール中で7.5のpH- 値で酵素単位T4- キナー
ゼを用いて10mMアデノシントリホスフアートの存在
下にホスホリル化し、次いで同一の緩衝液中で二本鎖D
NA- 分子に変える。得られた合成の二本鎖DNA- 分
子をゲル電気泳動によってポリアクリルアミドゲル(5
%ポリアクリルアミド)上で精製し、次いで前もって調
製されたプラスミドとの連結反応に使用する。制限酵素
で消化、対応する制限フラグメントの単離及び5'-末端
の脱ホスホリル化、E.coli K12 JM103
中での引き続きの連結反応及び形質転換並びにすべての
他の遺伝子工学処理によるプラスミドの前もっての調製
は、公知方法で行われ、Sambrook等、"Molecular Cloni
ng: A Laboratory Manual", 2. Auflage, ColdSpring H
arbor Laboratory Press, Cold Spring Harbour, アメ
リカ, 1989中に記載されている。
トリチル化された形で0.1μMol- スケールで、工
場で適用されるバイオシステム(Weitersadt)の合成酵素
(モデル391)を用いて製造者の説明書に従ってβ-
シアノエチル- 保護されたジイソプロピルアミノホスホ
アミジトの使用下に行う。夫々100pmolのオリゴ
デスオキシリボヌクレオチドを、50mMトリ(ヒドロ
キシメチル)アミノメタン/HCl(トリス/HC
l)、10mM塩化マグネシウム及び5mMジチオスレ
イトール中で7.5のpH- 値で酵素単位T4- キナー
ゼを用いて10mMアデノシントリホスフアートの存在
下にホスホリル化し、次いで同一の緩衝液中で二本鎖D
NA- 分子に変える。得られた合成の二本鎖DNA- 分
子をゲル電気泳動によってポリアクリルアミドゲル(5
%ポリアクリルアミド)上で精製し、次いで前もって調
製されたプラスミドとの連結反応に使用する。制限酵素
で消化、対応する制限フラグメントの単離及び5'-末端
の脱ホスホリル化、E.coli K12 JM103
中での引き続きの連結反応及び形質転換並びにすべての
他の遺伝子工学処理によるプラスミドの前もっての調製
は、公知方法で行われ、Sambrook等、"Molecular Cloni
ng: A Laboratory Manual", 2. Auflage, ColdSpring H
arbor Laboratory Press, Cold Spring Harbour, アメ
リカ, 1989中に記載されている。
【0036】
【表1】
【0037】b)連続培養及び発酵の調製。 組換え型発現プラスミドpSE1(M38)及びpSE
9(37)大腸菌 K12 JM103(ATCC39
403)中に入れ、標準- I- 栄養寒天(MERCK 社、ア
ンピシリン150mg/l)上に塗布する(Sambrook
等、"MolecularCloning: A Laboratory Manual") 。各
形質転換の単一コロニーの夫々を、標準- I- 栄養ブイ
ヨン(Merck社、pH7.0;アンピシリン150mg/
l)中で20℃で578nmで1の光学密度(OD)ま
で培養し、連続培養物として2mlづつ分けてジメチル
スルホキシド(DMSO)(7.5%最終濃度)の添加
下に−70℃で凍結し、保存する。本発明によるポリペ
プチドの産生のために、各連続培養物の夫々1mlを標
準- I- 栄養ブイヨン20ml(pH7.0;150m
g/lアンピシリン)中で懸濁し、37℃で578nm
で1のODまで培養する。
9(37)大腸菌 K12 JM103(ATCC39
403)中に入れ、標準- I- 栄養寒天(MERCK 社、ア
ンピシリン150mg/l)上に塗布する(Sambrook
等、"MolecularCloning: A Laboratory Manual") 。各
形質転換の単一コロニーの夫々を、標準- I- 栄養ブイ
ヨン(Merck社、pH7.0;アンピシリン150mg/
l)中で20℃で578nmで1の光学密度(OD)ま
で培養し、連続培養物として2mlづつ分けてジメチル
スルホキシド(DMSO)(7.5%最終濃度)の添加
下に−70℃で凍結し、保存する。本発明によるポリペ
プチドの産生のために、各連続培養物の夫々1mlを標
準- I- 栄養ブイヨン20ml(pH7.0;150m
g/lアンピシリン)中で懸濁し、37℃で578nm
で1のODまで培養する。
【0038】次いで得られた培養物の全量を標準- I-
栄養ブイヨン1l(pH7.0;150mg/lアンピ
シリン)中に懸濁し、振盪フラスコ中で37℃で発酵す
る。誘発はインドールアクリル酢酸溶液2ml(エタノ
ール2ml中に60mg)の添加によって578nmで
0.5〜1のODで行われる。 c)発現テスト 発現度をテストするために、誘発の直前及び誘発後の各
時間(全体で6時間)で、578nmで1のODを有す
る細胞懸濁液1mlに相当する細胞を遠心分離する。沈
降された細胞を、リゾチーム(50mMトリス/HCl
- 緩衝液、pH8.0、50mMエチレンジアミンテト
ラ酢酸(EDTA)及び15%サッカロース中でmlあ
たりリゾチーム1mg)を用いて加水分解する。溶解さ
れた細胞のホモジネートを、4〜5Mグアニジニウムハ
イドロクロライド溶液中に溶解し、1.2Mグアニジニ
ウムハイドロクロライドに希釈後、還元剤(グルタチオ
ン又はシスティン)の添加下に2〜5時間折りたたみ反
応を行う(Winkler等、Biochemistry 25 4041〜
4045(1986))。得られた一本鎖の本発明によ
るポリペプチドを、プラスミンの添加によって対応する
二本鎖分子に変え、その活性を色素産生基質pyro-
Glu- Arg- p- ニトロアニリドを用いて測定す
る。本発明によるポリペプチドのプラスミンによる活性
化は、50mMトリス/HCl- 緩衝液、12mM塩化
ナトリウム、0.02%トウィーン80中でpH7.4
及び37℃で行われる。本発明によるポリペプチドとプ
ラスミンの割合は、酵素単位あたり約8,000−3
6,000である。試験培養は、50mMトリス/HC
l- 緩衝液及び38mM塩化ナトリウム中でpH8.8
で0.36μMアプロチニン(プラスミンの阻害のため
に)及び0.27mM基質pyro- Glu- Gly-
Arg- p- ニトロアニリドの存在下に37℃で行われ
る。本発明によるポリペプチド濃度に関係なく、反応を
5〜60分培養後50%酢酸の添加によって停止し、4
05nmで吸光を測定する。基質の製造者(Kadi Vitru
m, スウェーデン) の説明書によれば、この処理で40
5nmで1分あたり0.05の吸光変化は、試験溶液1
mlあたり25プラーク- 単位のウロキナーゼ- 活性に
相当する。本発明によるポリペプチドは、たん白質1m
gあたり120,000〜155,000プラーク- 単
位の比活性を有する。溶液のたん白質含有量は、Pierce
社のBCA- 検定法を用いて測定する。 d)単離及び精製 6時間後、1b)に記載された条件で行われた発酵を終
了し(57.8nmで密度5〜6OD)、細胞を遠心分
離によって収得する。細胞沈降物を水200mlで再懸
濁し、高圧ホモジナイザー中で分解する。新たに遠心分
離した後、一本鎖の本発明によるポリペプチドの全量を
含有する沈澱を、5Mグアニジニウムハイドロクロライ
ド500ml、40mMシステイン、1mM EDTA
中にpH- 値8.0で溶解し、pH- 値9.0の25m
Mトリス/HCl 2000mlを用いて希釈する。折
りたたみ反応を約12時間後に完了する。
栄養ブイヨン1l(pH7.0;150mg/lアンピ
シリン)中に懸濁し、振盪フラスコ中で37℃で発酵す
る。誘発はインドールアクリル酢酸溶液2ml(エタノ
ール2ml中に60mg)の添加によって578nmで
0.5〜1のODで行われる。 c)発現テスト 発現度をテストするために、誘発の直前及び誘発後の各
時間(全体で6時間)で、578nmで1のODを有す
る細胞懸濁液1mlに相当する細胞を遠心分離する。沈
降された細胞を、リゾチーム(50mMトリス/HCl
- 緩衝液、pH8.0、50mMエチレンジアミンテト
ラ酢酸(EDTA)及び15%サッカロース中でmlあ
たりリゾチーム1mg)を用いて加水分解する。溶解さ
れた細胞のホモジネートを、4〜5Mグアニジニウムハ
イドロクロライド溶液中に溶解し、1.2Mグアニジニ
ウムハイドロクロライドに希釈後、還元剤(グルタチオ
ン又はシスティン)の添加下に2〜5時間折りたたみ反
応を行う(Winkler等、Biochemistry 25 4041〜
4045(1986))。得られた一本鎖の本発明によ
るポリペプチドを、プラスミンの添加によって対応する
二本鎖分子に変え、その活性を色素産生基質pyro-
Glu- Arg- p- ニトロアニリドを用いて測定す
る。本発明によるポリペプチドのプラスミンによる活性
化は、50mMトリス/HCl- 緩衝液、12mM塩化
ナトリウム、0.02%トウィーン80中でpH7.4
及び37℃で行われる。本発明によるポリペプチドとプ
ラスミンの割合は、酵素単位あたり約8,000−3
6,000である。試験培養は、50mMトリス/HC
l- 緩衝液及び38mM塩化ナトリウム中でpH8.8
で0.36μMアプロチニン(プラスミンの阻害のため
に)及び0.27mM基質pyro- Glu- Gly-
Arg- p- ニトロアニリドの存在下に37℃で行われ
る。本発明によるポリペプチド濃度に関係なく、反応を
5〜60分培養後50%酢酸の添加によって停止し、4
05nmで吸光を測定する。基質の製造者(Kadi Vitru
m, スウェーデン) の説明書によれば、この処理で40
5nmで1分あたり0.05の吸光変化は、試験溶液1
mlあたり25プラーク- 単位のウロキナーゼ- 活性に
相当する。本発明によるポリペプチドは、たん白質1m
gあたり120,000〜155,000プラーク- 単
位の比活性を有する。溶液のたん白質含有量は、Pierce
社のBCA- 検定法を用いて測定する。 d)単離及び精製 6時間後、1b)に記載された条件で行われた発酵を終
了し(57.8nmで密度5〜6OD)、細胞を遠心分
離によって収得する。細胞沈降物を水200mlで再懸
濁し、高圧ホモジナイザー中で分解する。新たに遠心分
離した後、一本鎖の本発明によるポリペプチドの全量を
含有する沈澱を、5Mグアニジニウムハイドロクロライ
ド500ml、40mMシステイン、1mM EDTA
中にpH- 値8.0で溶解し、pH- 値9.0の25m
Mトリス/HCl 2000mlを用いて希釈する。折
りたたみ反応を約12時間後に完了する。
【0039】得られた本発明によるポリペプチドを、シ
リカゲル8gの添加後2時間の攪拌によって完全にシリ
カゲルと結合する。結合されたシリカゲルを分離し、酢
酸塩- 緩衝液(pH4.0)で洗滌する。ポリペプチド
を、0.5Mトリメチルアンモニウムクロライド(TM
AC)を用いて0.1M酢酸塩- 緩衝液(pH4)溶離
する。2つのクロマトグラフィー分離(銅- キレート-
カラムとカチオン交換体)後、ポリペプチドが純粋な形
で得られる。N- 末端配列分析によって一本鎖を確認す
る。
リカゲル8gの添加後2時間の攪拌によって完全にシリ
カゲルと結合する。結合されたシリカゲルを分離し、酢
酸塩- 緩衝液(pH4.0)で洗滌する。ポリペプチド
を、0.5Mトリメチルアンモニウムクロライド(TM
AC)を用いて0.1M酢酸塩- 緩衝液(pH4)溶離
する。2つのクロマトグラフィー分離(銅- キレート-
カラムとカチオン交換体)後、ポリペプチドが純粋な形
で得られる。N- 末端配列分析によって一本鎖を確認す
る。
【0040】すべての単離された本発明によるポリペプ
チド──そのアミノ酸配列は図13〜14に記載されて
いる──は、ウロキナーゼに対する色素産生基質を用い
る直接的な活性度試験で全く又は極めて僅かしか活性度
を示さない(1%以下)。プラスミンで分解した後に初
めて(条件は1cの項に記載した)完全な酵素活性が得
られる。したがって本発明によるポリペプチドは、大腸
菌K12 JM103中で一本鎖たん白質として発現す
る。 2.トロンビン阻害作用の測定 本発明によるポリペプチドの阻害活性を、ヒトクエン酸
プラズマをベロナール緩衝液中でトロンビン溶液50μ
l(0.2単位)で1:10に希釈されたプラズマ20
0μlと本発明によるポリペプチド0.4〜30μgを
含有する水性溶液50μlを混合することによるトロン
ビン存続期間の測定によって決定する。表2中に記載さ
れたトロンビン存続期間をプロウロキナーゼ又は本発明
によるたん白質M37及びM38の存在下に測定する。
プロウロキナーゼに反してM37及びM38は投薬量に
関係なくトロンビン存続期間を延長し、したがって血液
凝固の阻害剤として作用する 表 2: トロンビン存続期間〔秒〕 たん白質 プロウロキナーゼ M37 M38 0 31 32 32 0.4 40 0.8 79 1.2 148 1.6 195 2.0 266 4.0 31 >300 58 8.0 81 12.0 104 16.0 130 20.0 33 150 30.0 33 >300
チド──そのアミノ酸配列は図13〜14に記載されて
いる──は、ウロキナーゼに対する色素産生基質を用い
る直接的な活性度試験で全く又は極めて僅かしか活性度
を示さない(1%以下)。プラスミンで分解した後に初
めて(条件は1cの項に記載した)完全な酵素活性が得
られる。したがって本発明によるポリペプチドは、大腸
菌K12 JM103中で一本鎖たん白質として発現す
る。 2.トロンビン阻害作用の測定 本発明によるポリペプチドの阻害活性を、ヒトクエン酸
プラズマをベロナール緩衝液中でトロンビン溶液50μ
l(0.2単位)で1:10に希釈されたプラズマ20
0μlと本発明によるポリペプチド0.4〜30μgを
含有する水性溶液50μlを混合することによるトロン
ビン存続期間の測定によって決定する。表2中に記載さ
れたトロンビン存続期間をプロウロキナーゼ又は本発明
によるたん白質M37及びM38の存在下に測定する。
プロウロキナーゼに反してM37及びM38は投薬量に
関係なくトロンビン存続期間を延長し、したがって血液
凝固の阻害剤として作用する 表 2: トロンビン存続期間〔秒〕 たん白質 プロウロキナーゼ M37 M38 0 31 32 32 0.4 40 0.8 79 1.2 148 1.6 195 2.0 266 4.0 31 >300 58 8.0 81 12.0 104 16.0 130 20.0 33 150 30.0 33 >300
【図面の簡単な説明】
【図1】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図2】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図3】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図4】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図5】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図6】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図7】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図8】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図9】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成するた
めのプラスミドを産生する方法を示す。
めのプラスミドを産生する方法を示す。
【図10】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成する
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
【図11】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成する
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
【図12】繊維素溶解性質を有するたん白質を生成する
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
ためのプラスミドを産生する方法を示す。
【図13】本発明によるポリペプチドのアミノ酸配列を
示す。
示す。
【図14】本発明によるポリペプチドのアミノ酸配列を
示す。
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:19) (72)発明者 エルケ・ヤノカ ドイツ連邦共和国、52441 リンニッヒ、 ヘールストラーセ、65 (72)発明者 レジナ・ハインツエル−ウイーラント ドイツ連邦共和国、64295 ダルムシユタ ット、ライヒエンベルゲル・ウエーク、16
Claims (12)
- 【請求項1】 プラスミノーゲンを活性化するアミノ酸
配列のC- 最終末端で式I 【化1】 (式中X1 はPro又はLeu、X2 はGly、Val
又はPro、X3 はLys、Val、Arg、Gly又
はGlu、X4 はAla、Val、Gly、Leu又は
Ile、X5 はGly、Phe、Trp、Tyr又はV
al、Y1 はPhe、Tyr又はTrp、Y2 はLe
u、Ala、Gly、Ile、Ser又はMet、Y3
はLeu、Ala、Gly、Ile、Ser又はMe
t、Y4 はArg、Lys又はHis及びZは式II 【化2】 (式中Z1 はPhe又はTyrを示す。)又は式III 【化3】 のアミノ酸配列を示す。)のアミノ酸配列と結合する、
繊維素溶解性のトロンビン阻害性質を有するキメラたん
白質。 - 【請求項2】 プラスミノーゲンを活性化するアミノ酸
配列は、プロウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;欠
失、置換、挿入及び(又は)付加によって修飾されたプ
ロウキナーゼのアミノ酸配列の少なくとも1種、ウロキ
ナーゼの不変化アミノ酸配列;欠失、置換、挿入及び
(又は)付加によって修飾されたウロキナーゼのアミノ
酸配列少なくとも1種、組織プラスミノーゲン活性化因
子(t- PA)の不変化アミノ酸配列;欠失、置換、挿
入及び(又は)付加によって修飾されたt- PAのアミ
ノ酸配列、コウモリ- プラスミノーゲン活性化因子(b
at- PA)の不変化アミノ酸配列;欠失、置換、挿入
及び(又は)付加によって修飾されたbat- PAのア
ミノ酸配列少なくとも1種及び(又は)ストレプトキナ
ーゼ、スタフィロキナーゼ及び(又は)APSACのア
ミノ酸配列を含有する、請求項1記載のたん白質。 - 【請求項3】プラスミノーゲンを活性化するアミノ酸配
列は、プロウロキナーゼの不変化アミノ酸配列;欠失、
置換、挿入及び(又は)付加によって修飾されたプロウ
ロキナーゼのアミノ酸配列少なくとも1種、t- PAの
不変化アミノ酸配列及び(又は)欠失、置換、挿入及び
(又は)付加によって修飾されたt-PAのアミノ酸配
列少なくとも1種を含有する、請求項2記載のたん白
質。 - 【請求項4】 プラスミノーゲンを活性化するアミノ酸
配列は、不変化の、アミノ酸411個から成るプロウロ
キナーゼの配列───これの中でアミノ酸は 407 Asn
又はGlnの位置にある───から、プロウロキナーゼ
のアミノ酸配列47Ser〜 411Leu───これ中でア
ミノ酸は407 Asn又はGlnの位置にある───か
ら、プロウロキナーゼのアミノ酸配列 138Ser〜 411
Leu───これ中でアミノ酸は407 Asn又はGln
の位置にある───から、不変化の、アミノ酸527個
から成るt- PAのアミノ酸配列Ser−89Arg〜
527Proから及び(又は)t- PAのアミノ酸配列
174Ser〜 527Proから成る、請求項3記載のたん
白質。 - 【請求項5】 式Iのアミノ酸配列中、X1 はPro、
X2 はVal、X3はLys又はVal、X4 はAl
a、X5 はPheを示す、請求項1ないし4のいずれか
に記載のたん白質。 - 【請求項6】 式Iのアミノ酸配列中、Y1 はPhe、
Y2 はLeu、Y3はLeu、Y4 はArgを示す、請
求項1ないし5のいずれかに記載のたん白質。 - 【請求項7】 式Iのアミノ酸配列中、Zは式II又は
式IVのアミノ酸配列を示す、請求項1ないし6のいず
れかに記載のたん白質。 - 【請求項8】 オペロンは制御可能なプロモーター、リ
ボソーム結合部位として有効なシャイン・ダルガーノ配
列、開始コドン、請求項1ないし7による繊維素溶解性
質を有するたん白質に対する合成構造遺伝子及び構造遺
伝子から上流へターミネーター1又は2個を有し、そし
てプラスミドは、大腸菌株中で繊維素溶解性質を有する
たん白質の発現に適する、請求項1ないし7のいずれか
に記載の繊維素溶解性質を有するたん白質を産生するた
めのプラスミド。 - 【請求項9】 pSE1及びpSE9より成る群から選
ばれる、請求項8記載のプラスミド。 - 【請求項10】 請求項8又は9に記載されたプラスミ
ドを産生するにあたり、これを図1〜12に記載された
プラスミドpBlue- skript KSII+ 、p
UC8及びpGR201から産生することを特徴とする
上記プラスミドの産生方法。 - 【請求項11】 プラスミドを用いて大腸菌- 株を公知
方法で形質転換し、構造遺伝子の発現を誘発し、生じた
たんぱく質前駆体を培地及び溶解された細菌細胞から分
離し、溶解し、次いでレドックス系の作用によって繊維
素溶解性質を有するたん白質に折りたたむことを特徴と
する、請求項1ないし7のいずれかに記載された繊維素
溶解性質を有するたん白質の産生に請求項8又は9に記
載されたプラスミドを使用する方法。 - 【請求項12】 有効物質として請求項1ないし7のい
ずれかに記載のキメラたん白質を含有する血栓溶解剤。
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