JPH08232129A - 満粗紡ボビンを空粗紡チューブと自動的に交換するための装置を備えたフライヤ粗紡機 - Google Patents

満粗紡ボビンを空粗紡チューブと自動的に交換するための装置を備えたフライヤ粗紡機

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JPH08232129A
JPH08232129A JP8001710A JP171096A JPH08232129A JP H08232129 A JPH08232129 A JP H08232129A JP 8001710 A JP8001710 A JP 8001710A JP 171096 A JP171096 A JP 171096A JP H08232129 A JPH08232129 A JP H08232129A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 満粗紡ボビンを空粗紡チューブと自動的に交
換するための装置を備えた粗紡機を提供すること 【解決手段】 懸吊トロリ列2,2′,2″が粗紡機1
の長手方向に対して横方向で、それぞれただ二つのフラ
イヤ内において、しかも後方のフライヤ列のそれぞれ一
つのフライヤ3内で、および前方のフライヤ列のフライ
ヤ4内で移動可能であるように構成されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸吊トロリ列がフ
ライヤレールに支承されているフライヤの列内に走入お
よびこの列から走出するための少なくとも一つの案内レ
ール、および満粗紡ボビンと空粗紡チューブが作業位置
においてそれらの自動的な交換が行なわれるようにこの
作業位置の領域内で懸吊される懸吊保持体とを備えてい
る、満粗紡ボビンを空粗紡チューブと自動的に交換する
ための装置を備えた粗紡機に関する。
【0002】
【従来の技術】公知技術として、懸吊トロリ列がフライ
ヤを通る案内レールに沿って交換位置に移動する上記の
ような様式の装置が既に知られている(ドイツ連邦共和
国特許第42 29 296号公開公報)。更に、この
装置にあっては、粗紡機のフライヤの頭部の下方および
/またはフライヤレールの下方に、特別に形成された案
内部材が設けられており、この案内部材は、特に粗紡機
の長手軸線に対してフライヤの横方向位置で、懸吊トロ
リ列を担持する案内レールを形成している。このような
構造上記の構成により、懸吊トロリ列のフライヤ列内へ
の走入道程が更に長くなり、これにより作業に著しい時
間が必要となる。
【0003】更に、ボビンを携帯したキャリヤが機械に
沿って延在している少なくとも一つの移送懸吊路を案内
される様式の、少なくとも一つの繊維機械において粗紡
ボビンを交換するための方法も公知技術に属する(ヨー
ロッパ特許第0 311 862号公告公報)。この特
許による構造上の構成により、満ボビンを携帯したそれ
ぞれ一つのキャリヤが各々別個の第二の路に案内され、
半満ボビンを携帯したキャリヤはこれらの別個の第二の
路間に存在している各々の別個の路内に移送される。こ
のような構成にあっても同様に、特別な構造上の処置は
別として、この半満ボビンを相応するキャリヤ内に移動
させるには、作業に著しい時間が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】冒頭に記載の様式の装
置にあってその構造を、移送機構の粗紡機のフライヤ列
内への走入時間が簡単な方法で短縮されるように改善す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
り、懸吊トロリ列が粗紡機の長手方向に対して横方向
で、それぞれただ二つのフライヤ内において、しかも後
方のフライヤ列のそれぞれ一つのフライヤ内で、および
前方のフライヤ列のフライヤ内で移動可能であるように
構成されていることによって解決される。
【0006】これにより、粗紡機の懸吊トロリ列のフラ
イヤ列内への走入とこのフライヤ列からの走出のための
時間が著しく短縮される。この移動運動を懸吊トロリ列
に行わせるには多数の、構造上の可能性が存在してい
る。或る可能な構成によれば、懸吊トロリ列は剛性のレ
ールから成り、このレールに沿ってボビンおよびチュー
ブを把持するための保持体が設けられている。これらの
レールは二列の粗紡機の二つのフライヤ列内に位置ずれ
して設けられている二つのフライヤの線内において、粗
紡機の長手方向に対して傾め方向で運動することが可能
である。この際、この剛性のレールはフライヤ間で支持
部材に沿って案内される。これらのレールを伸縮自在
な、互いに入込み可能に案内されるレールとして形成す
ることも可能である。
【0007】このレールの粗紡機の長手方向に対して傾
め方向に指向している運動方向は、おそらく粗紡機の横
方向に位置している中間スタンドと競合することとな
る。この状態を回避するために、中間スタンドは適当な
切欠き部を備えているか或いは同様に傾斜して設けられ
ている。他の構成にあっては、懸吊トロリ列は水平方向
で可撓性の部分懸吊トロリ列として形成されており、こ
の部分懸吊トロリ列は粗紡機の機枠内で横方向に位置し
ている案内レール内を案内される。これらのレールはフ
ライヤの領域内においては傾斜している旋入可能な部分
から形成されている。これらのレール部分は水平な軸或
いは垂直な軸を中心にして旋回可能である。
【0008】フライヤの各々が、プレッサ板を有してい
る、フライヤレッグに旋回軸を介して回転可能に設けら
れているプレッサを備えている粗紡機にあっては、本発
明の他の構成により、プレッサ板はガードシューを備え
ており、このガードシューはプレッサ板に存在している
粗糸をフライヤ列内に空チューブが走入した際にこの空
チューブに引っ掛からないように保護する。
【0009】これにより、プレッサ板の外側を空粗紡チ
ューブにまで走る粗糸が損傷をこおむること或いは引き
裂かれるような危険が回避され、また粗糸が挿着されて
いる空粗紡チューブに自ら当接しないような危険が回避
される。この構成により、ガードシューにより、空チュ
ーブがプレッサ板に載っている粗糸に接触することが回
避されると言う利点が得られる。
【0010】このガードシューは色々な構造様式で使用
することが可能であり、特に横方向で走入可能な短尺懸
吊トロリ列のための構造様式であり、この短尺懸吊トロ
リ列の最高二つの空チューブがそれぞれ一時にガード面
に接近する。フライヤは一般に、如何なる場合にあって
も、満ボビンを携帯しての走出がガードシュー方向で行
なわれるように停止されので、後方のフライヤのプレッ
サ板がガードシューを備えているだけで十分である。こ
の場合、前方のフライヤのプレッサは玉揚げされる全ボ
ビンにより押圧されて離れるように構成されているのが
有利である。
【0011】しかし、前方のフライヤのプレッサもガー
ドシューを備えているのが有利である。このことから、
一方では僅かな部分多様性が結果されが、他方では前方
のフライヤの一つのプレッサが、その傍らを通過する、
例えば巻体を担持していないチューブの後方で旋入され
ことは推論できない。以下に添付した図面に示した発明
の実施の形態につき本発明を詳細に説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1にはトロリ路6として働く、
折曲されている案内レール15が示しされている。この
案内レールを関節状に連結されている懸吊トロリ列2が
走行可能である。この関節状に連結されている懸吊トロ
リ列2は、粗紡機の長手方向に対して横方向で、それぞ
れのトロリ路6を介して、二列に形成されている粗紡機
1の各々のフライヤ列のそれぞれ一つのみのフライヤ
3,4を経て運動可能である。
【0013】図3には、関節状に連結されている懸吊ト
ロリ列2が詳細に図示されている。この懸吊トロリ列は
それぞれ懸吊トロリ11から成り、この懸吊トロリは連
結ロッド12により水平面内において関節状に互いに連
結されている。懸吊トロリ11には担持ローラ13が存
在している。これらの担持ローラは、図4から明瞭であ
るように、特別な形状に形成されている案内レール15
のこの下方のフランジ上を転動する。担持ローラ13が
載置される案内レール15の下方のフランジは、それぞ
れのそれらの端面領域内に同様に案内面を備えており、
この案内面に沿って案内ローラ14が走行する。この案
内ローラ14は特に懸吊トロリ11の前方および後方の
部分に設けられている。各々の懸吊トロリ11は懸吊保
持体15を備えており、この懸吊保持体は満粗紡ボビン
10と空粗紡チューブ20を貯留する。
【0014】各々の関節状に連結されている懸吊トロリ
列2の最後の連結ロッド12′は摺動ロッド8と結合さ
れている。この摺動ロッド8は、図1に示すように、自
体二つのレバー16と17とから成る少なくとも一つの
ドフイングクロスバシステムと結合されている。このド
フイングクロスバシステムの長い方のレバー16はナッ
ト18で摺動ロッド8に枢着されている。このナットは
ねじスピンドル29上をを移動する。短い方のレバー1
7はその一端において固く旋回可能に軸受されており、
その他端においてレバー16にその長手方向の中央に枢
着されている。
【0015】ねじスピンドル19はモータ21により駆
動される。このねじスピンドル29が回転することによ
り、ナット18は摺動され、ドフイングクロスバシステ
ム16/17が移動し、これに伴って摺動ロッド8は、
図1において矢印で示しされている方向で前進・後退運
動を行う。図面を見易くするために、図1には、粗紡機
の作業野当たりそれぞれ一つのドフイングクロスバシス
テム16/17のみを示した。しかし、摺動ロッド8を
自体平行に運動させるために、各々の作業野当たり少な
くとも二つのドフイングクロスバシステム16/17が
設けられている。
【0016】摺動ロッド8を他の装置により、即ち例え
ばラックに噛合うピニオンにより、無端の引張部材等に
より運動させることももちろん可能である。上に述べた
ように、摺動ロッド8を自体連結ロッド12′を介して
それぞれ多数の関節状に連結されている懸吊トロリ列2
と結合されているので、この運動により懸吊トロリ列は
一緒に粗紡機1の長手方向に対して横方向でそれぞれの
フライヤ列内に走入、およびこれらのフライヤ列から走
出可能である。
【0017】図2による実施の形態にあっては、剛性の
真っ直ぐな案内レール22が使用されており、これらの
案内レール内を、同様に懸吊保持体を担持している剛性
な、真っ直ぐなレール23の様式で懸吊トロリ列2が摺
動可能である。これらのレールは、図1,3および4に
よる実施の形態におけると同様に、摺動ロッド8′と結
合されている。この摺動ロッド8′は詳細に図示しなか
った駆動機構により、満粗紡ボビン10或いは空粗紡チ
ューブ20が存在している懸吊保持体と共にレール23
を、粗紡機1の各々のフライヤ列の、その都度このレー
ルと働くフライヤ3,4の間に進入させたり、これらの
間から脱出させることが可能である。
【0018】図1による実施の形態にあっては、二列の
粗紡機1のボビンレール31を保持しするための中間ス
タンド30が真っ直ぐに指向して形成されていて、従っ
て案内レール15は折曲した形状を有しているが、図2
による実施の形態にあっては、中間スタンド30′が折
曲した形状を有しており、案内レール22は傾斜して指
向しいるが、しかし折曲した形状は有していない。
【0019】図5には、図2による実施の形態が側面図
で示しされている。この図面から認められるように、フ
ライヤ3,4は、これらが満ボビンが挿着された懸吊ト
ロリ列2′に走出の際に大きな内径を与えるように傾斜
して位置している。レール23はこの実施の形態にあっ
ても、図1,3および4による実施の形態と同様に、満
ボビン10或いは空チューブ20が保持されている懸吊
保持体5を備えている。
【0020】図5による実施の形態にあっては、レール
部分15′は水平軸26を中心にして旋回可能である。
この場合、このレール部分が、実線で示した位置から鎖
線で示した位置に旋回脱出した後、粗紡機の作業を妨げ
ないことが保証されるのでなければならない。図6a〜
1には、図1,3および4による実施の形態による構造
様式の折曲したシステムのそれぞれ二つの位置における
交換工程の作業経過を示した。この際、この交換工程は
以下のとおりである。
【0021】図6aにより、粗紡機は糸製造工程を行
う。この粗紡機内に存在している懸吊トロリ列2には空
粗紡チューブ20が挿着されている。二つの空粗紡チュ
ーブ20の間にはそれぞれなにも挿着されていない懸吊
保持体5が存在している。フライヤ3と4のプレッサ
3′と4′は満粗紡ボビン10に当接している。内方の
案内レール15iと外方の案内レール15aは静止位置
に存在している。
【0022】図6bにより、粗紡機は停止され、従って
フライヤ3と4は内方の案内レール15iと外方の案内
レール15aが旋入接続するように粗紡機の長手方向に
存在している。これらの内方の案内レール15iと外方
の案内レール15aは図5に示した水平の軸26を中心
にして旋回する。図6cにより、案内レール部分15a
と15iは旋入連続しており、従って一体的な、図1に
概略示したような案内レール15が形成される。プレッ
サ3′と4は旋回脱出する。ここで、図6dに示すよう
に、フライヤ3と4が時計の針の方向で更に回転し、走
入する懸吊トロリ列2が最大のうちのり断面が与えられ
る。
【0023】その後、懸吊トロリ列2は、図6eに示す
ように、空懸吊保持体5が満粗紡ボビン10を経てボビ
ンレール31内に存在するまで、走入する。ここで、図
6fに示すように、ボビンレール31は持上げられかつ
降下され、これにより満粗紡ボビン10は懸吊保持体5
に掛止めされる。その後、図6gに示すように、懸吊ト
ロリ列2はその最も外側の位置に走出し、この位置で懸
吊トロリ列2内の空粗紡チューブ20がボビンレール3
1の空スピンドル上に位置する。
【0024】その後、図6hに示すように、空粗紡チュ
ーブ20はボビンレール31の昇降運動により、懸吊保
持体5から外される、スピンドル上に挿着される。引続
き、図6iに示すように、懸吊トロリ列2はその最も後
方の位置に戻る。フライヤ3と4は、案内レール部分1
5aと15iが跳ね返って外れるように逆転する(図6
j)。引続き、案内レール部分15aと15iは、図6
kに示すように、跳ね返って静止位置に位置する。図6
lに相応して粗紡機1は再び作業を開始する。粗紡機が
作業を行っている間、満粗紡ボビン10は懸吊トロリ列
2から外され、空粗紡チューブ20と交換される。
【0025】図8により、伸縮自在に互いに入込み可能
なレール15,32を使用することも可能であり、これ
らのレール内を剛性に形成されている懸吊トロリ列2″
が走行可能であり、この懸吊トロリ列の下側には満粗紡
ボビン10および空粗紡チューブ20を収容するための
懸吊保持体5が設けられている。運動可能な伸縮レール
32は懸吊トロリ列2″が摺動ロッド8により走入・走
出する際一緒に走入・走出運動する。
【0026】図7に示したように、運動可能な案内レー
ル部分15aと15iの代わりに、剛性の短い支持レー
ル部分33,34を粗紡機1のフライヤレール35の下
方に固定することが可能である。これらの支持レール部
分33,34内には、特に剛性に形成されている懸吊ト
ロリ列2と2″或いは伸縮レール32が、それらが運動
した際、フライヤの領域内に走入し、その中で支持され
る。その際、これらの支持レール部分が剛性に形成され
ていることにより、懸吊トロリ列2と2″或いは伸縮レ
ール32は、これらの支持レール部分33,34間の間
隔を橋絡する。この支持は特に満粗紡ボビンと空粗紡チ
ューブが懸吊トロリ列2,2′,2″への掛止めもしく
はこれらからの掛外しの際にもこれらに水平方向の力が
作用するので有利である。
【0027】図9には、二つのフライヤレッグ43と4
4を備えているフライヤ3が側面図で示しされている。
フライヤレッグ43には上方の支承位置46および下方
の支承位置47を介して、旋回軸45が旋回可能に支承
されており、この旋回軸には下方の領域内にプレッサ4
8が設けられている。このプレッサ48の前側には、粗
糸案内孔50を備えたプレッサ板49を備えている。図
11に示したように、フライヤレッグ43内の粗糸路6
0を経て供給される粗糸52はこの粗糸案内孔50を経
て案内される。
【0028】プレッサ板49はガードシュー51を備え
ている。このガードシューにより、以下に詳細に説明す
るように、プレッサ板49に存在している粗糸52は空
粗紡チューブ20がフライヤ列内に走入する際にこの空
粗紡チューブと接触することが回避される。このガード
シュー51は、これがプレッサ板49の外側において少
なくとも、粗糸52がこのプレッサ板49に載る領域5
0にわたって延在しているように構成されている。この
ガードシューはプレッサ板49から少なくともこれに載
る粗糸の厚みだけ突出していなければならない。
【0029】このガードシュー51はプレッサ板49を
折曲することにより、或いはプレッサ板49内に挿入さ
れているあぶみ体により形成されている。ガードシュー
はプレッサ板49の上方或いは下方の縁部に存在してい
る。空粗紡チューブ20は懸吊保持体5を介して懸吊ト
ロリ列2に固定されており、この懸吊トロリ列はトロリ
路6内を走る。
【0030】図11から明らかなように、ガードシュー
51によって、鎖線で示した矢印Aの方向で供給される
空粗紡チューブ20はプレッサ48を中心とした円弧で
旋回し、その際ガードシュー51によって行われるこの
運動により粗糸52は申し分なく損傷から保護される。
ガードシュー51は特にフライヤ列内に横方向で走入す
る懸吊トロリ列が短い場合に使用することが可能であ
る。
【0031】図7と図12により、内方のフライヤ3を
備えたフライヤ列Iと外方のフライヤ4を備えたフライ
ヤ列IIが設けられている。内方のフライヤ3は二つの
フライヤレッグ43,44を備えている。これに相応し
て、外方のフライヤ4は二つのフライヤレッグ43′と
44′を備えている。図8と図12は、満粗紡ボビン1
0を把持するために、トロリ路6のレール32が部分的
に或いは全く走出している状態を示している。この場
合、レール32の前方部分は図面を見易くするために鎖
線で示した。
【0032】フライヤ列IとIIのフライヤ3と4内に
レールの上記の走入が行われている際、二つの空粗紡チ
ューブ20と20′が鎖線で示した円弧A内で内方のフ
ライヤ3のプレッサ48を中心にして揺動する。外方の
フライヤ4のプレッサ48′は外方の空粗紡チューブ2
0′により旋回される。しかし、このプレッサは旋回し
て再びその出発位置に戻る。レール32が満粗紡ボビン
10を把持した後、空粗紡チューブ20と20′とが粗
紡機のスピンドルの上方に存在するまで引戻された場
合、外方の空粗紡チューブ20′は鎖線で示した円弧B
内で外方のフライヤ4のプレッサ48′を中心にして揺
動する。このことから、外方のフライヤ4のプレッサ4
8′も本発明によるガードシュー51′を備えているの
が有利である。
【0033】満粗紡ボビン10は、内方のフライヤ3の
プレッサ48方向に内方のみから案内され、プレッサを
旋回させて戻す。プレッサ板内にガードシューを設ける
ことにより、それぞれのプレッサ板の外側に存在してい
る空粗紡チューブ20にまで走る粗糸52が損傷された
り、或いは引裂くかれたりすることが回避され、この粗
糸の挿着されている空粗紡チューブ20および20′へ
の自然な載置が行われないようなことが回避される。
【0034】プレッサ板49内の粗糸案内孔50が時折
このプレッサ板の上縁部において開口している糸通しス
リットを備えているので、ガードシュー51がプレッサ
板の下縁部に設けられているのが有利である。ガードシ
ュー51のプレッサ板49からの突出寸法は少なくと
も、プレッサ板に存在している粗糸への空粗紡チューブ
の圧力が作用することが回避されるような値に選択され
ている。ガードシュー51は特に図11から認められる
ような形状で、プレッサ板の外縁分方向に指向していて
もよい。しかしガードシューは他の形状を有していても
よい。
【0035】
【発明の効果】満粗紡ボビンを空粗紡チューブと自動的
に交換するための装置の上記のような特別な構成によ
り、懸吊トロリ列の粗紡機の作業位置内への走入時間
と、この作業位置からの走出時間が短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】折曲されている案内レールを備えている粗紡機
の二つの作業野の平面図である。
【図2】剛性の真っ直ぐな案内レールを備えている粗紡
機の二つの作業野の平面図である。
【図3】案内レール内の関節状に連結されている懸吊ト
ロリ列を一部破断して示した側面図である。
【図4】図3の切断線IV−IVに沿った断面図であ
る。
【図5】案内レール内の懸吊トロリ列の剛性のシステム
を一部破断して示した側面図である。
【図6】折曲されたシステムのそれぞれ二つの位置にお
けるボビンとチューブとの交換工程の平面図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の側面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態の側面図である。
【図9】プレッサとガードシューを備えており、かつ空
チューブが存在しているフライヤの側面図である。
【図10】ガードシューを備えたプレッサ板の一部破断
して示した側面図である。
【図11】プレッサ板を備えた二つのフライヤレッグの
平面図である。
【図12】内方のフライヤと外方のフライヤとを備えた
フライヤ列の配列の平面図である。
【符号の説明】 1 粗紡機 2,2′,2″ 懸吊トロリ列 3,4 フライヤ 3′,4′ プレッサ 5 懸吊保持体 6 トロリ路 7 8,8′押ロッド 9 10 満粗紡ボビン 11 懸吊トロリ 12,12′ 連結ロッド 13 担持ローラ 14 案内ローラ 15,22,32 案内レール 15a,15b 案内レール部分 16 長いレバー 17 短いレバー 18 ナット 19 ねじスピンドル 20 21 モータ 23 レール 26 軸 31 ボビンレール 33,34 支持レール部分 43,44 フライヤレッグ 45 旋回軸 46,47 支承位置 48 プレッサ 49 プレッサ板 50 粗糸案内孔 51,51′ ガードシュー 52 粗糸 60 粗糸案内路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 懸吊トロリ列がフライヤレールに支承
    されているフライヤの列内に走入およびこの列から走出
    するための少なくとも一つの案内レール、および満粗紡
    ボビンと空粗紡チューブが作業位置においてそれらの自
    動的な交換が行なわれるようにこの作業位置の領域内で
    懸吊される懸吊保持体とを備えている、満粗紡ボビンを
    空粗紡チューブと自動的に交換するための装置を備えた
    粗紡機において、懸吊トロリ列(2,2′,2″)が粗
    紡機(1)の長手方向に対して横方向で、それぞれただ
    二つのみのフライヤ内において、しかも後方のフライヤ
    列のそれぞれ一つのフライヤ(3)内で、および前方の
    フライヤ列のフライヤ(4)内で移動可能であるように
    構成されていることを特徴とする粗紡機。
  2. 【請求項02】 懸吊トロリ列(2)が側方で自在に曲
    折されている案内レール(15)内を走行可能であるよ
    うに構成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    粗紡機。
  3. 【請求項03】 懸吊トロリ列がそれら自体に沿って真
    っ直ぐな案内レール(22)内を走行可能な剛性なレー
    ル(33)として形成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の粗紡機。
  4. 【請求項04】 案内レール(15,22)がフライヤ
    (3,4)の領域内でも固定して形成されていることを
    特徴とする請求項2或いは3に記載の粗紡機。
  5. 【請求項05】 案内レール(15,22)がフライヤ
    (3,4)の領域内で支持レール部分(33,34)と
    して形成されていることを特徴とする請求項4に記載の
    粗紡機。
  6. 【請求項06】 案内レール(22)がフライヤ(3,
    4)の領域内で旋回可能な案内レール部分(15,1
    5′)を備えていることを特徴とする請求項2或いは3
    に記載の粗紡機。
  7. 【請求項07】 案内レールが少なくともフライヤ
    (3,4)の領域内で伸縮可能な部分(32)として形
    成されていることを特徴とする請求項2或いは3に記載
    の粗紡機。
  8. 【請求項08】 懸吊トロリ列(2,2′,2″)が押
    込み/引出し装置(8,16,17,18,19,2
    1)により自動的に一緒に摺動可能であることを特徴と
    する請求項1に記載の粗紡機。
  9. 【請求項09】 押込み/引出し装置(16,17)が
    ドフイングクロスバシステム(16,17)を備えてい
    ることを特徴とする請求項8に記載の粗紡機。
  10. 【請求項10】 プレッサ板(49,49′)が、この
    プレッサ板(49,49′)に存在している粗糸(5
    2)が空粗紡チューブ(20,20′)のフライヤ列
    (I)内へのの走入の際、この空粗紡チューブ(20,
    20′)に接触しないように保護するガードシュー(5
    1,51′)を備えている、各々のフライヤがプレッサ
    板を有しており、フライヤレッグに旋回軸を介して回転
    可能に設けられているプレッサを備えていることを特徴
    とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の粗紡
    機。
  11. 【請求項11】 空粗紡チューブ(20,20′)に最
    も近くに存在しているフライヤ(3)のプレッサ板(4
    9)がガードシュー(51,)を備えていることを特徴
    とする、横方向に走入可能な移送ユニットを備えている
    請求項10に記載の粗紡機。
  12. 【請求項12】 両フライヤ(3)のプレッサ板(4
    9,49′)がそれぞれガードシュー(51,51′)
    を備えていることを特徴とする請求項11に記載の粗紡
    機。
  13. 【請求項13】 ガードシュー(51,51′)が粗糸
    (52)がプレッサ板(49,49′)に載る領域内に
    設けられていることを特徴とすることを特徴とする請求
    項10から12までのいずれか一つに記載の粗紡機。
  14. 【請求項14】 ガードシュー(51,51′)がプレ
    ッサ板(49,49′)の外側に設けられていることを
    特徴とする請求項10から3までのいずれか一つに記載
    の粗紡機。
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