JPH08232184A - 超微粉砕植物粉末の漂白方法 - Google Patents

超微粉砕植物粉末の漂白方法

Info

Publication number
JPH08232184A
JPH08232184A JP8000217A JP21796A JPH08232184A JP H08232184 A JPH08232184 A JP H08232184A JP 8000217 A JP8000217 A JP 8000217A JP 21796 A JP21796 A JP 21796A JP H08232184 A JPH08232184 A JP H08232184A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
solution
weight
hydrogen peroxide
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8000217A
Other languages
English (en)
Inventor
Michel Devic
ミシエル・デビク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arkema France SA
Original Assignee
Elf Atochem SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Elf Atochem SA filed Critical Elf Atochem SA
Publication of JPH08232184A publication Critical patent/JPH08232184A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C9/00After-treatment of cellulose pulp, e.g. of wood pulp, or cotton linters ; Treatment of dilute or dewatered pulp or process improvement taking place after obtaining the raw cellulosic material and not provided for elsewhere
    • D21C9/10Bleaching ; Apparatus therefor
    • D21C9/16Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds
    • D21C9/163Bleaching ; Apparatus therefor with per compounds with peroxides
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21HPULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D21H17/00Non-fibrous material added to the pulp, characterised by its constitution; Paper-impregnating material characterised by its constitution
    • D21H17/02Material of vegetable origin

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 塩基の存在下で超微粉形態の植物材料を過酸
化水素で漂白する方法を提供する。 【解決手段】 過酸化水素溶液からなるA及びアルカリ
性物質を含む塩基性水溶液からなるBの2種の別個の溶
液が粉末に完全に吸収されて、粉末が固体粉末の状態の
ままとなるようにこの超微粉砕植物粉末にこれらの溶液
を含浸させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塩基の存在下で超
微粉形態の植物材料を過酸化水素で漂白する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパ特許第0433413号は、
残留含水率が20%未満、好ましくは15%未満であ
り、d95粒度が200μm未満(即ち植物材料粒子の少
なくとも95重量%が、開口部寸法が200×200μ
mである正方形メッシュの篩を通過する)であり、物理
的比表面積が2m2/g未満であり、水面被覆比表面積
が2m2/g未満であり、密度が500kg/m3未満、
好ましくは300kg/m 3以下である多孔質超微粉砕
植物材料であって、150℃未満の温度で、好ましくは
100℃以下の温度で粉砕/超微粉砕することにより得
られる材料を開示している。
【0003】このような超微粉砕植物材料を得るには、
あらゆる植物源が、特にモミ、マツ又はトウヒのような
針葉樹や、カンバ、ブナノキ、シデ又はクリのような広
葉樹等の種が適している。経済的な理由のみを考えれ
ば、植物屑、特に木屑を植物源とすることが好ましい。
木屑は例えば、木材の切出し、木材の荒加工もしくは中
間加工工業、又はのこ引き、平削りもしくは化粧張り工
業で得ることができる。木屑は、木材製品を使用又は加
工する業界で、特に軽量な又は重厚な木材包装でも生じ
得る。木屑は化学パルプ生産工場でも生じ得る。
【0004】植物源は、特にトウモロコシ穂軸のような
穀物の収穫で生ずる植物屑により得ることもできる。
【0005】この超微粉砕植物材料を製紙工業分野で慣
用的な漂白処理に付して、60〜90%の白色度(フラ
ンス規格Q03039に従って測定)を得ることができ
る。この白色度は、100%の値の対照に対するパーセ
ンテージとして表される。
【0006】前述の特許は、d95が150μm未満であ
り、物理的比表面積が0.65m2/gであり、水面被
覆比表面積が0.52m2/gであり、白色度が70%
であるランド地方のフランス海岸マツの木屑から製造し
た漂白済植物材料を記載している。
【0007】この白色度は、4%の過酸化水素、2%の
水酸化ナトリウム、3%のケイ酸塩及び0.25%のD
TPA(ジエチレントリアミンペンタ酢酸ナトリウム)
で漂白することにより得られる。従って、この漂白は、
過酸化水素と、水酸化ナトリウムと、ケイ酸塩と、DT
PAとの希混合物を含む単一の水溶液を使用して実施さ
れ、植物材料を水洗することを含む。
【0008】これらの非漂白又は漂白済植物材料は、パ
ルプ、紙、厚紙、不織布の製造、並びにプラスチック、
複合材料、ペイント、塗料及び建築資材の製造で使用す
ることができる。
【0009】更には、ヨーロッパ特許第0419385
号は、過酸化水素を用いて漂白し、パルプと接触しなが
ら循環する乾燥気体雰囲気を用いてパルプから水を蒸発
させて乾燥することからなる漂白乾燥植物パルプの製造
方法を開示している。この漂白は、乾燥と同時に実施さ
れる。この方法は、過酸化水素と、任意にアルカリ性物
質、錯形成剤及び過酸化水素用安定剤のような物質とを
含む単一の漂白溶液又は液体を使用する。この液体を植
物パルプと混合し、このようにして得られた混合物の初
期稠度を少なくとも10%、好ましくは約20%〜35
%にする。パルプの稠度は、総重量に対する重量パーセ
ントとして表される乾燥物質含量である。
【0010】本方法で使用する植物パルプは、食物繊維
含量が多いことを特徴とする。植物パルプは、ビート、
柑橘類果物、果物、油脂植物、穀物又は野菜のパルプの
中から選択され、通常これらの各食物の価値を高める物
質(例えば砂糖、フルーツジュース、ペクチン、油、澱
粉、小麦粉又は適当とあれば穀粒)を抽出又は分離した
後に使用される。テンサイパルプの生産は、例えば文献
“SucrerieFrancaise [Frenc
h Sugar Refinery]”(1985年1
0月、439−454)に記載されている。これらのパ
ルプからの乾燥物質は、数百μmの超微粉砕状態ではな
い。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】生産量の多い製紙パル
プについてヨーロッパ特許第0433413号(前述)
に推奨されているような製紙工業で慣用的な漂白を超微
粉砕植物材料に適用することは困難である。
【0012】事実、平均稠度が一般に10〜20%、極
端な場合で30%以下となるこの種の漂白では、その後
酸で中和して、水洗する。これらの処理は、乾燥前に過
剰アルカリ性物質を除去して、漂白効果を無効にする非
可逆的な色の戻りを避けるためのものである。
【0013】製紙工業のこのようなタイプの従来の漂白
は、W.G.Strunkの文献“Pulp and
Paper Manufacture,Peroxid
eBleaching”(第3版、第2巻、XX章、2
38−251ページ)に記載されている。
【0014】このような従来の漂白では、塩基性媒質中
での漂白中、その後の中和及び洗浄中に、木材パルプを
水でかなり希釈する必要がある。超微粉砕材料に対して
濾過及び/又はプレスを付すこれらの中和及び洗浄作業
は、超微粉砕粒子がd95粒度300μm未満と細かいた
めに困難かつコストがかかる。
【0015】更には、濾過及び/又はプレス用工業技術
手段では、20〜30%の稠度を超えることができな
い。乾燥により除去すべき水量は非常に多量であるた
め、エネルギー消費が大きくなる。
【0016】更には、水性流出液は容量が多く、多量の
有機物質を含んでいる。これらの流出液では、排出前の
精製処理コストが高くなる。
【0017】本発明の目的は、前述の従来の漂白の欠点
を持たない超微粉砕植物材料の漂白方法を見出すことで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的は、塩基の存在
下で超微粉形態の植物材料を過酸化水素で漂白する方法
によって達成され、該方法は、 a)総重量に対する含水率が30重量%未満になるよう
に任意に乾燥に付して超微粉とし、次いで20〜100
℃の温度taまで加熱し、 b)50〜500g/LのH22を含む過酸化水素水溶
液からなるA及びアルカリ性物質を含む塩基性水溶液か
らなるBという2種の別個の溶液が粉末に完全に吸収さ
れても粉末が総重量に対する含水率10〜50重量%の
固体粉末の状態のままであり、かつ粉末の温度tbが4
0〜100℃になるように各溶液の量を含浸させるべき
粉末の量に対して決定して、この粉末に2種の溶液を同
時に又はAの次にB又はBの次にAと続けて含浸させ、 c)このようにして含浸させた粉末を、装入した過酸化
水素の量の少なくとも75%が消費されるのに十分な時
間、40〜100℃の温度tcで維持することを特徴と
する。
【0019】
【発明の実施の形態】超微粉状態の植物材料は、前述の
ヨーロッパ特許第0433413号に記載のものと同一
の源から得ることができる。更には、砂糖抽出後のテン
サイパルプも超微粉の源となり得る。
【0020】超微粉とは、d95粒度が300μm(マイ
クロメーター)未満、好ましくは200μm未満の粉末
を意味する。超微粉砕前の植物材料を、過酸化水素の分
解を触媒することが知られている金属の錯形成処理に付
すことが有利であり得る。錯形成剤によるこの処理及び
これに続く水洗は公知であり、DTPA(ジエチレント
リアミンペンタ酢酸ナトリウム)、EDTA(エチレン
ジアミンテトラ酢酸ナトリウム)、ポリ(α−ヒドロキ
シアクリル酸)塩及びリン酸塩の中から選択された錯形
成剤を用いて実施される。
【0021】超微粉の錯形成前処理を実施することも可
能であるが、これでは、洗浄及びプレスの工業規模での
実施は困難になる。
【0022】工程a)では、超微粉の含水率が、超微粉
砕作業により得られた植物材料の含水率であることが好
ましい。
【0023】超微粉砕作業はできるだけ乾燥した植物材
料で実施するが、ある程度水分を持たせて、超微粉砕作
業中での火事の危険を減らす。従って、工程a)の温度
aに加熱する前の超微粉の総重量に対する初期含水率
は4〜15重量%が好ましい。
【0024】工程a)の温度taは20〜40℃、即ち
粉砕及び篩分け作業の終了後の製造中に得られる超微粉
の温度が好ましい。超微粉砕植物材料がカタラーゼを含
んでいるときは約90〜100℃の温度taが有利であ
る。この酵素は、微粉砕植物材料上で成長し得る微生物
によって分泌される。過酸化水素を分解するこの酵素
は、加熱により不活化し得る。
【0025】工程b)では、粉末に、過酸化水素を含む
水溶液A、及びアルカリ性物質及び任意に過酸化水素用
安定化剤及び/又は金属塩の金属用錯形成剤を含む水溶
液Bを含浸させる。変形例では、Bを含浸させた後にA
を含浸させることができるが、Aを含浸させた後にBを
含浸させることが好ましい。
【0026】A及びBを粉末に同時に適用することが非
常に好ましい。
【0027】溶液Aを噴霧し、溶液Bを噴霧して粉末に
含浸させることが好ましい。従って、A及びBの微細液
滴のみが粉末粒子に接触するか又は接近する。これによ
り、それぞれ過酸化水素濃度か、アルカリ性物質及び/
又は安定剤及び/又は錯形成剤濃度の高い溶液A、Bを
使用することができる。事実、A及びBを同量の活性成
分で予備混合した単一溶液Cは不安定であり、過酸化水
素が分解し、安定剤、特にケイ酸ナトリウムはゲル生成
により沈殿する。
【0028】溶液B/Aの容量比が0.5〜2であるこ
とが好ましく、約1に等しければ尚良好である。
【0029】含浸に使用されるH22の量(純粋状態で
計算、従って100%として表す)は、工程a)終了後
に得られた粉末の重量に対して1〜10重量%である。
【0030】この量は、植物材料の漂白度に依存する。
一般に、超微粉砕木材では、高い漂白度を得るのに、2
〜6%の量で十分である。溶液AのH22濃度は、溶液
A、Bが超微粉に完全に吸収されて、粉末が粉末の外観
や特性を保持するように選択する。100〜350g/
LのH22(純粋状態で表す)を含む溶液A、即ち容量
に対するH22重量比が10〜35重量%の溶液を使用
することが好ましい。
【0031】溶液Aは、濃度が35%以上になると、該
溶液によって生起される反応が発熱性であり、また通常
の大気中では火事の危険があるため使用が困難になる。
これらの危険は、工程b)、c)及び乾燥を不活性雰囲
気下、特に窒素雰囲気下で実施することにより一部制御
することができる。
【0032】工程b)の含浸中の粉末温度tbは、60
〜90℃が有利である。
【0033】この温度は、粉末を含む反応機を加熱する
ことにより得られるか、又は粉末、溶液A及び溶液Bを
接触させたときの反応の発熱性によって生じる。工程
b)の時間は5分から2時間が有利であり、10分〜3
0分が好ましい。溶液Bのアルカリ性物質は、NaO
H、KOH、Na2CO3、K2CO3、ケイ酸ナトリウ
ム、DTPA又は溶液Bのために7以上のpHを得るこ
とができる他の反応体の中から選択することが有利であ
る。使用されるアルカリ性物質の、含浸させるべき粉末
の重量に対する重量は、H22の使用量や、植物材料の
種類によって異なる。この量は、工程c)後の粉末の最
終pHが6.5〜8.5になるように選択する。
【0034】NaOHを使用する場合、含浸させるべき
植物粉末の重量に対するNaOHの重量が0.5〜5重
量%であれば適切である。
【0035】溶液Bの生成に使用される水量は、この溶
液の活性成分が完全に溶解するように選択する。2種の
溶液A、Bの総量は、工程b)の含浸後に、粉末の総重
量に対して30〜40重量%の含水率が得られるよう
に、工程a)の終了後の粉末の含水率に応じて計算する
ことが好ましい。
【0036】過酸化水素用安定剤は、ケイ酸ナトリウ
ム、マグネシウム塩、リン酸二ナトリウム、ポリリン酸
ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム及びホスホン酸塩の
中から選択される。ケイ酸ナトリウムを使用することが
好ましく、ケイ酸ナトリウムを密度が1.33の水溶液
として使用すれば尚良好である。安定剤の量は、乾燥状
態で表される工程b)の含浸させるべき粉末の重量に対
して1〜10重量%であれば有利である。好ましい量は
4〜8%である。錯形成剤は、DTPA(ジエチレント
リアミンペンタ酢酸ナトリウム)、EDTA(エチレン
ジアミンテトラ酢酸ナトリウム)、ポリ(α−ヒドロキ
シアクリル酸)塩及びリン酸塩の中から選択される。
【0037】コスト及び有効性の理由から好ましい物質
は40%溶液としてのDTPAである。
【0038】40%DTPAの使用量は、含浸前の植物
材料の重量に対して0.1〜1重量%が有利である。
【0039】溶液Bが更に、最終的な白色の色合いを改
善するために蛍光増白剤を含んでいれば有利である。こ
の蛍光増白剤は、製紙業で通常使用されているものの中
から選択することができる。
【0040】蛍光増白剤の添加量は、乾燥状態で表さ
れ、工程b)で反応物に装入される粉末の重量に対して
0.01〜0.5重量%であれば有利である。
【0041】保持(latency)工程として知られ
る工程c)で漂白を完了する。この工程中に、含浸させ
た超微粉砕植物粉末をdcの時間、tcの温度で撹拌す
る。好ましい温度tcは60℃〜90℃である。
【0042】時間dcは、植物材料の種類や温度tcに依
存する。一般に、この時間は、5分〜120分、好まし
くは15分〜60分である。
【0043】漂白超微粉の用途によっては、できるだけ
乾燥した物質が必要である。この場合、工程c)の後に
乾燥を実施する。この乾燥は、酸化性雰囲気下での発火
及び/又は爆発の特殊な危険を考慮に入れて、木材及び
植物材料工業で使用されている従来技術に従って実施さ
れる。この危険を避けるために、この乾燥は、不活性ガ
ス雰囲気下で又は酸素が非常に欠乏した雰囲気下で実施
することができる。
【0044】ケイ酸ナトリウムは、B溶液中に存在すれ
ば工程a)からの洗浄が不要になるので、最終粉末中に
存在して、難燃剤として作用する。
【0045】工程c)の後に得られた粉末を乾燥して、
総重量に対する含水率を5〜20重量%にすることが好
ましい。
【0046】上述の説明以外に、以下の実施態様によ
り、本発明を更によく理解することができよう。
【0047】本方法はバッチ法又は連続法で実施するこ
とができる。
【0048】1)バッチ漂白 超微粉砕植物粉末を、約40℃に予熱した粉末混合機に
装入し、次いで一方で35%H22溶液を、他方でアル
カリ性溶液を粉末に同時に噴霧した。
【0049】35%H22溶液とアルカリ性溶液との容
量比は約1である。
【0050】粉末の温度tbは80℃に上昇した。溶液
添加後更に30〜60分間、70℃の粉末温度で撹拌を
維持し、次いで粉末を排出し、任意に乾燥し、次いで容
器に入れた。
【0051】前記混合機は、スクレーパースクリュー撹
拌式円錐混合機、螺旋状リボン混合機、コンクリートミ
キサー、気体流又は機械撹拌式流動床混合機であり得
る。
【0052】混合機で使用される材料は、H22の使用
に適合し、これに耐えるものでなければならず、例えば
ステンレス鋼、エナメル鋼、耐性ペイントで被覆した鋼
又はプラスチックの中から選択される。
【0053】2)連続漂白 この態様は、処理量の多い工業生産で好ましく、漂白反
応の発熱性制御が良くなる。
【0054】超微粉砕植物材料は、計量型スクリューに
より連続混合機内に連続的に装入した。混合機内には、
一方でH22を他方で塩基性溶液を連続的に注入した。
【0055】混合機内の滞留時間は約1〜5秒であり、
1〜3分までになってもよい。
【0056】連続混合機の出口では、超微粉が滞留タン
ク内を連続的に通過し、タンク内での保持時間は導入し
たH22の少なくとも75%を消費するのに、従って消
失させるのに十分である。
【0057】最適な漂白温度tbは70〜80℃であっ
た。この温度は好ましくは、H22との酸化反応が発熱
性であることにより得られた。
【0058】達成される最大温度tbは、H22の導入
量、反応体混合後の植物材料の含水率、植物材料の初期
温度、及び混合機に注入した各溶液A、Bの温度に依存
する。
【0059】漂白反応の発熱性が最適な漂白温度に達す
るのに不十分であれば、H22の使用量が少量であるこ
とが原因であれ、含水率が20%未満であるが、この値
に近い植物材料を漂白したことが原因であれ、植物材料
を、反応体の添加前又は添加中に加熱する。この場合、
加熱は均一でなければならず、局部的な過熱を起こして
はならない。好ましい加熱手段は、温水を混合機周辺の
ジャケット内及び/もしくは保持タンクの周辺に循環さ
せるか又は蒸気を混合機内に注入することである。
【0060】塩基性溶液Bの加熱も、反応混合物に熱を
加えるのに好都合な手段である。塩基性溶液Bを40〜
90℃の温度に加熱することが好ましい。
【0061】超微粉砕植物材料を連続混合機内に導入す
る前に、蒸気注入により又は温水を計量型スクリュー周
辺のジャケット内及び/又はスクリュー用供給タンク周
辺に循環させて、計量型スクリュー又はこの計量型スク
リュー用の供給タンクで超微粉砕植物材料を予熱するこ
とができる。
【0062】超微粉砕植物粉末に溶液A、Bを連続的に
含浸させるために使用できる装置は、螺旋状リボン粉末
混合機、ナイフ付き水平シャフトを含むか又は紙パルプ
リファイナー型回転ディスクを含む種々のタイプの回転
分散混合機、ターボミキサー、気体流又は機械撹拌式流
動床混合機、セメント炉型内部螺旋環(hoop)付き
回転シリンダーの中から選択される。
【0063】溶液A、Bを含浸させた超微粉砕植物材料
で滞留時間を確保するために使用できる装置は、処理量
の多い螺旋状Archimedeanスクリュー、円錐
混合機、セメント炉型回転シリンダーの中から選択され
る。
【0064】含浸(工程b)及び滞留時間(工程c)を
同一装置内で実施できることに注目すべきである。
【0065】
【実施例】以下の実施例では、以下の超微粉砕木材を使
用した: I−超微粉砕マツ/トウヒ木材 白色度=49%ISO pH=5.1 含水率=総重量に対して5.6重量%(w/wt) II−超微粉砕フランス海岸マツ木材 白色度=50%ISO pH=4.4 含水率=10.7%w/wt III−超微粉砕トウヒ木材 白色度=51%ISO pH=6.2 含水率=6.1%w/wt IV−超微粉砕ブナノキ木材 白色度=41%ISO pH=5.7 含水率=7%w/wt95粒度が150μm未満の上記超微粉砕木材は、So
ciete Parisienne des Sciu
res[Paris Sowdusts Compan
y]から入手した。
【0066】白色度は、紙の白色度測定のために457
nmの波長で製紙工業で使用されている“ISO白色
度”規格に従って、Hunterlab分光光度計で測
定した。
【0067】実験室手順 a)使用設備:温水をジャケット内に循環させて、容量
1Lのジャケット型ガラス反応機を加熱した。この反応
機は、内容物の撹拌のために、中央高速プロペラ及び2
つの低速スクレーパーブレードを備えていた。
【0068】溶液A(35%H22)をH.P.L.
C.型高圧ポンプを用いて注入し、次いで反応機上方の
ノズルを用いて噴霧することによりこの溶液を噴霧し
た。
【0069】塩基性溶液Bの噴霧手段は、前記手段と同
一である。
【0070】b)一般的な実施例:材料I、II、II
I及びIVの中から選択した超微粉砕植物材料50gを
反応機に装入した。次いで、溶液A及び溶液Bを15分
間同時に撹拌した。30〜60分間撹拌を維持して漂白
を終了させ、次いで、反応機から材料を排出し、通気口
の付いたオーブンにて90℃で乾燥して、乾燥状態で表
される粉末重量に対する残留含水率を約5重量%とし
た。
【0071】次いで、白色度、pH及びH22消費量を
測定した。
【0072】種々の実施例1〜14及びその結果を以下
の表I及びIIに示す。
【0073】過酸化水素及びNaOHの量は、乾燥状態
の超微粉砕植物材料の重量に対する純粋生成物の重量%
で表す。
【0074】DTPAの量は、乾燥状態の超微粉砕植物
材料の重量に対する市販溶液(約40%)の重量%で表
す。
【0075】ケイ酸ナトリウムの量は、乾燥状態の植物
材料の重量に対する、密度1.33のケイ酸ナトリウム
水溶液の重量%で表す。
【0076】試験によっては、0.5%DTPAを用い
て、10%の稠度、90℃の温度で15分間前処理す
る。この処理が終了すると、超微粉砕植物材料を濾過
し、水洗して乾燥し、指示された初期含水率にした。
【0077】実施例15 手順は実施例3と同一であり、初期白色度が44.7%
ISO、稠度が94%、初期pHが5である他の超微粉
砕トウヒ木材を使用した。
【0078】70℃に予熱したこの木材50gに、以下
の成分を同時に噴霧した。
【0079】35%H22(8%)11.4g、1.5
gのNaOHを含む溶液B16.9g、8%ケイ酸ナト
リウム、0.5%DTPA、及びBayer製の0.3
%液状“BLANCOPHOR P”蛍光増白剤(各市
販溶液の重量比で表す)。
【0080】70℃で45分間の保持時間の後、pHは
6.9、H22消費率は84.3%であった。
【0081】白色度は62.5%ISOであった。
【0082】CIE規格D 65/10に従ってHun
terlab分光光度計で測色した: L*=87.49 a*=−1.01 b*=8.7
7。
【0083】
【表1】
【0084】
【表2】
【0085】実施例16−パイロット試験1 40℃に予熱した、処理容量40L(傾斜位置で撹拌で
きる容量)のステンレス鋼セメント混合機に、7kgの
超微粉砕木材IIIを装入した。
【0086】次いで、2つの計量型ピストンポンプによ
り、15分かけて以下の成分を同時に噴霧した:35%
過酸化水素1.6kg、126gのNaOH、密度が
1.33に等しい560gのケイ酸ナトリウム水溶液、
35gの40%DTPA及び1.65kgの水からなる
アルカリ性溶液2.37kg。
【0087】これらの噴霧作業中に、温度tbは78℃
に達し、含浸した超微粉砕木材の最終含水率は40%で
あった。
【0088】含浸粉末を70℃の温度で更に45分間撹
拌した。
【0089】漂白された超微粉砕木材10.5kgが得
られた。この木材はpH9.1であり、0.7%の残留
22(乾燥状態の超微粉砕木材の重量に対する純粋H
22の重量%として表す)を含んでいた。白色度は6
2.7%ISO(乾燥試料)であった。
【0090】70℃で5時間保持した後に、pHは7に
等しく、残留H22率は0.18%であり、白色度は6
3%ISO(乾燥試料)であった。
【0091】実施例17−パイロット試験2 この実施例は実施例16と同一である。但し、NaOH
の量が少なく、126gではなく105g(即ち乾燥木
材に対して1.8%ではなく、1.6%)であった。
【0092】2回の同時噴霧作業中に達した最大温度は
70℃であった。70℃で45分間撹拌した後に、pH
は8.5、残留H22率は1.25%、白色度は62.
3%ISOであった。
【0093】70℃で5時間の処理の後、pHは6.1
であり、残留H22率は0.5%、白色度は63%IS
Oであった。
【0094】実施例18、19及び20−他の超微粉砕
植物材料を用いたパイロット試験3、4、5 以下の超微粉砕材料を使用した。
【0095】V−小麦粉形態のトウモロコシフスマ 白色度=32%ISO pH=5 含水率=8% VI−小麦粉形態のヒマワリクズ 白色度=26%ISO pH=6.5 含水率=7.6% VII−小麦粉形態のテンサイパルプ 白色度=30.5%ISO pH=6 含水率=4% これらの超微粉のd95粒度は180μmであった。
【0096】温水を循環させてジャケットにより加熱す
る、100Lのステンレス鋼S螺旋状混合機−乾燥機
(商標GUEDU)に、超微粉砕植物材料V、VI又は
VIIを装入し、次いで装入物を予熱した。
【0097】35%H22溶液及びアルカリ性溶液を同
時に混合機内に噴霧した。反応機に装入した過酸化水素
の少なくとも75%が消費されるまで反応させ、次いで
真空乾燥した。
【0098】実施例18〜20及びその結果を表III
及びIVに示す。
【0099】
【表3】
【0100】
【表4】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基の存在下で超微粉形態の植物材料を
    過酸化水素で漂白する方法であって、 a)任意に総重量に対する含水率が30重量%未満にな
    るように乾燥に付し、超微粉とし、次いで20〜100
    ℃の温度taまで加熱し、 b)この粉末に、50〜500g/LのH22を含む過
    酸化水素水溶液からなるA及びアルカリ性物質を含む塩
    基性水溶液からなるBという2種の別個の溶液を同時に
    又はAの次にB又はBの次にAと続けて含浸させ、この
    際含浸させるべき粉末の量に対する各溶液の量を、2溶
    液が粉末に完全に吸収されても粉末は総重量に対する含
    水率10〜50重量%の固体粉末の状態のままであり、
    かつ粉末の温度tbが40〜100℃になるようにし、 c)このようにして含浸させた粉末を、装入した過酸化
    水素の量の少なくとも75%が消費されるのに十分な時
    間、40〜100℃の温度tcで維持することを特徴と
    する前記方法。
  2. 【請求項2】 工程a)の温度taに達する前の超微粉
    の総重量に対する含水率が4〜15重量%であることを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 溶液B/Aの容量比が0.5〜2である
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 溶液Bが過酸化水素用安定剤を含んでい
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】 安定剤がケイ酸ナトリウムであることを
    特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 ケイ酸ナトリウムが、工程b)で含浸さ
    せるべき粉末の乾燥状態で表される重量に対して1〜1
    0重量%の量存在することを特徴とする請求項5に記載
    の方法。
  7. 【請求項7】 溶液Bが更に、過酸化水素の分解を触媒
    することが知られている金属塩の金属用錯形成剤又は金
    属イオン封鎖剤を含んでいることを特徴とする請求項1
    から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 工程c)の終了後に得られた粉末を乾燥
    して、総重量に対する含水率を5〜20重量%にするこ
    とを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 工程a)の温度taが20〜40℃であ
    ることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 工程b)の温度tbが60〜90℃で
    あることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に
    記載の方法。
  11. 【請求項11】 工程c)の温度tcが60〜90℃で
    あることを特徴とする請求項1から10のいずれか一項
    に記載の方法。
  12. 【請求項12】 工程b)で、溶液Aを噴霧し、溶液B
    を噴霧して粉末に含浸させることを特徴とする請求項1
    から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 工程b)で、含浸のために使用する過
    酸化水素の量(純粋状態で計算)が、工程a)の終了後
    に得られた粉末の重量に対して1〜10重量%であるこ
    とを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 溶液Bが更に蛍光増白剤を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記
    載の方法。
JP8000217A 1995-01-06 1996-01-05 超微粉砕植物粉末の漂白方法 Pending JPH08232184A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9500093A FR2729096A1 (fr) 1995-01-06 1995-01-06 Procede de blanchiment d'une poudre vegetale micronisee
FR9500093 1995-01-06

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08232184A true JPH08232184A (ja) 1996-09-10

Family

ID=9474901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8000217A Pending JPH08232184A (ja) 1995-01-06 1996-01-05 超微粉砕植物粉末の漂白方法

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP0722010A1 (ja)
JP (1) JPH08232184A (ja)
CN (1) CN1075144C (ja)
CA (1) CA2166242C (ja)
CZ (1) CZ284990B6 (ja)
FI (1) FI960065L (ja)
FR (1) FR2729096A1 (ja)
NO (1) NO960023L (ja)
PL (1) PL181230B1 (ja)
SK (1) SK1196A3 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2747125B1 (fr) * 1996-04-05 1999-07-16 Generale Sucriere Sa Procede de valorisation de pulpes de betteraves pour obtenir des produits a forte valeur ajoutee
GB201304939D0 (en) * 2013-03-18 2013-05-01 Cellucomp Ltd Process for Preparing Cellulose-Containing Particles from Plant Material
CN103978533B (zh) * 2014-06-09 2016-04-06 山东轻工职业学院 一种拉菲草的漂白工艺

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2199376A (en) * 1939-09-29 1940-04-30 Du Pont Bleaching of ground wood pulp
FR2647641B1 (fr) * 1989-06-05 1992-01-17 Atochem Procede de fabrication de pulpes vegetales blanchies
FR2648488B1 (fr) * 1989-06-15 1991-09-13 Gomez Daniel Charge vegetale poreuse, micronisee, peu dense, de granulometrie controlee et de faibles surfaces specifiques physique et hydraulique; procede de preparation et utilisation
FR2651965B1 (fr) * 1989-09-21 1991-12-06 Atochem Procede de fabrication de pulpes vegetales blanchies.
US5069919A (en) * 1990-08-08 1991-12-03 Fmc Corporation Process for bleaching/sanitizing food fiber
FR2673814B1 (fr) * 1991-03-15 1993-05-28 Atochem Procede de blanchiment en milieu sec de matieres vegetales notamment pour la fabrication de fibres vegetales a basse teneur en colories, utiles comme farines dietetiques.
DE4111574A1 (de) * 1991-04-10 1992-10-15 Haindl Papier Gmbh Verfahren zur oxidativen bleiche von faserstoffen fuer die papiererzeugung
US5332474A (en) * 1993-01-19 1994-07-26 Maxham John V Conversion of pulp and paper mill waste solids to a papermaking filler product

Also Published As

Publication number Publication date
NO960023L (no) 1996-07-08
PL181230B1 (pl) 2001-06-29
FR2729096B1 (ja) 1997-02-07
FI960065A7 (fi) 1996-07-07
PL312152A1 (en) 1996-07-08
CZ6296A3 (en) 1996-07-17
FI960065A0 (fi) 1996-01-05
EP0722010A1 (fr) 1996-07-17
CN1136493A (zh) 1996-11-27
CA2166242A1 (fr) 1996-07-07
FI960065L (fi) 1996-07-07
FR2729096A1 (fr) 1996-07-12
CA2166242C (fr) 2000-03-21
CN1075144C (zh) 2001-11-21
NO960023D0 (no) 1996-01-04
CZ284990B6 (cs) 1999-04-14
SK1196A3 (en) 1996-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4842877A (en) Delignification of non-woody biomass
US5023097A (en) Delignification of non-woody biomass
US5480788A (en) Bleaching of plant materials
US4438150A (en) Process for preparing an instant baby cereal porridge product
CA2088502C (en) Process for bleaching/sanitizing food fiber
CN105579473A (zh) 纤维素的制造方法
JPH08232184A (ja) 超微粉砕植物粉末の漂白方法
US2204615A (en) Process of making soluble starch
RU2175844C1 (ru) Способ получения пищевого волокна из свекловичного жома
JPH05308924A (ja) 植物性材料の2段階漂白方法
CA1324283C (en) Acid purification of product from alkaline peroxide processing of nonwoody lignocellulosic substrates
JPH0327267A (ja) 植物性漂白パルプの製造方法
US5674999A (en) Process for preparing readily dispersible water-soluble cellulosic polymers
US2635095A (en) Treatment of pectous waste
KR950014171B1 (ko) 식이 섬유를 표백/위생처리하는 방법
RU2815209C1 (ru) Способ получения микрокристаллической целлюлозы
WO1985005386A1 (en) Method of bleaching fibre pulp for the production of paper and p aperboard
GB1588140A (en) Method of preparing bleached pulp
WO2016143761A1 (ja) セルロースの製造方法
JPS61289852A (ja) 麦味噌の製造法