JPH08232444A - 発泡体製下地材 - Google Patents
発泡体製下地材Info
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- JPH08232444A JPH08232444A JP2589995A JP2589995A JPH08232444A JP H08232444 A JPH08232444 A JP H08232444A JP 2589995 A JP2589995 A JP 2589995A JP 2589995 A JP2589995 A JP 2589995A JP H08232444 A JPH08232444 A JP H08232444A
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発泡体製下地材に外装材を確実に固定できる
ようにする。 【構成】 発泡体製下地材1に一体に形成されている硬
質発泡体製の桟3の表面に、接着用補助部5を設けた。 【効果】 桟自体が接着に適していない発泡体製であっ
ても、接着用補助部を介して床板や壁パネル、天井板な
どの外装材が接着されることになり、外装材を下地材に
確実且つ容易に固定して外装材の浮きやきしみ、歪など
の発生を防止できる。
ようにする。 【構成】 発泡体製下地材1に一体に形成されている硬
質発泡体製の桟3の表面に、接着用補助部5を設けた。 【効果】 桟自体が接着に適していない発泡体製であっ
ても、接着用補助部を介して床板や壁パネル、天井板な
どの外装材が接着されることになり、外装材を下地材に
確実且つ容易に固定して外装材の浮きやきしみ、歪など
の発生を防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床板などの外装材を
浮きやきしみが発生しないように確実に固定することの
できる発泡体製下地材に関する。
浮きやきしみが発生しないように確実に固定することの
できる発泡体製下地材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、床板をコンクリートの構造材に
取り付ける場合には、構造材の上に形成された置きモル
タルブロックの上に下地材として発泡スチロールシート
を敷き、その上に床板を敷き詰めるという工法が採用さ
れることが多い。この場合、発泡スチロールシートの両
面は接着剤で置きモルタルブロックと床板にそれぞれ接
着されるが、単に発泡スチロールの表面に接着剤を塗布
するだけでは接着剤と共に表面が剥離してしまうため、
床板の浮きやきしみが発生しやすい。
取り付ける場合には、構造材の上に形成された置きモル
タルブロックの上に下地材として発泡スチロールシート
を敷き、その上に床板を敷き詰めるという工法が採用さ
れることが多い。この場合、発泡スチロールシートの両
面は接着剤で置きモルタルブロックと床板にそれぞれ接
着されるが、単に発泡スチロールの表面に接着剤を塗布
するだけでは接着剤と共に表面が剥離してしまうため、
床板の浮きやきしみが発生しやすい。
【0003】このため、例えば、発泡スチロールシート
の表面に埋め込んだ状態で一体に形成されている硬質発
泡体からなる桟、すなわち根太材に釘やネジを用いて床
板を固定する等の工法が併用されている。しかしなが
ら、根太材も発泡体であるため十分な強度での接着は期
待できず、釘やネジを併用した場合でも床板を確実に固
定することはかなり困難であった。
の表面に埋め込んだ状態で一体に形成されている硬質発
泡体からなる桟、すなわち根太材に釘やネジを用いて床
板を固定する等の工法が併用されている。しかしなが
ら、根太材も発泡体であるため十分な強度での接着は期
待できず、釘やネジを併用した場合でも床板を確実に固
定することはかなり困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明はこの点に着
目し、発泡体製下地材に床板や壁パネル、天井板などの
外装材を確実に固定できるようにすることを目的として
なされたものである。
目し、発泡体製下地材に床板や壁パネル、天井板などの
外装材を確実に固定できるようにすることを目的として
なされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、発泡体製下地材に一体に形成され
ている硬質発泡体製の桟の表面に接着用補助部を形成し
ている。この接着用補助部は、例えば、接着剤による接
着が可能な材料からなる接着面を上面に備えた補助部材
を桟に埋め込むことによって形成され、あるいは硬化し
た接着剤が係止して抜け止めされる形状の穴または溝を
桟に設け、この穴または溝に充填された接着剤によって
形成される。
めに、この発明では、発泡体製下地材に一体に形成され
ている硬質発泡体製の桟の表面に接着用補助部を形成し
ている。この接着用補助部は、例えば、接着剤による接
着が可能な材料からなる接着面を上面に備えた補助部材
を桟に埋め込むことによって形成され、あるいは硬化し
た接着剤が係止して抜け止めされる形状の穴または溝を
桟に設け、この穴または溝に充填された接着剤によって
形成される。
【0006】また、接着用補助部は接着剤が絡んだ状態
で硬化可能な形状を備えた接着剤絡み体を桟の上面に設
けることによって形成することもできる。この接着剤絡
み体は例えば網状または糸状の材料で構成されており、
桟に巻き付いた形状で固定されている。また、接着剤を
封入した複数の袋体を接着剤絡み体の上面に所定の間隔
で設けることができる。
で硬化可能な形状を備えた接着剤絡み体を桟の上面に設
けることによって形成することもできる。この接着剤絡
み体は例えば網状または糸状の材料で構成されており、
桟に巻き付いた形状で固定されている。また、接着剤を
封入した複数の袋体を接着剤絡み体の上面に所定の間隔
で設けることができる。
【0007】
【作用】この発明によれば、何らかの方法により桟に固
定されている接着用補助部を介して外装材が接着される
ので、桟自体は接着に適していない発泡体製であっても
外装材を下地材に確実且つ容易に固定することができ
る。
定されている接着用補助部を介して外装材が接着される
ので、桟自体は接着に適していない発泡体製であっても
外装材を下地材に確実且つ容易に固定することができ
る。
【0008】
【実施例】次に、この発明を床下材に適用した実施例に
ついて説明する。図1乃至図4は請求項2に対応する第
1の実施例を示したものである。図1及び図2におい
て、1は発泡体製の下地材すなわち床下材であって、例
えば発泡スチロール製のシート2の表面に硬質発泡体か
らなる複数の桟すなわち根太材3を所定の間隔で一体に
形成したものとなっている。4は接着剤による接着が可
能な材料からなる補助部材であって、その上面が根太材
3の表面に位置するように根太材3に埋め込んで一体成
形し、その上面を接着用補助部5としている。
ついて説明する。図1乃至図4は請求項2に対応する第
1の実施例を示したものである。図1及び図2におい
て、1は発泡体製の下地材すなわち床下材であって、例
えば発泡スチロール製のシート2の表面に硬質発泡体か
らなる複数の桟すなわち根太材3を所定の間隔で一体に
形成したものとなっている。4は接着剤による接着が可
能な材料からなる補助部材であって、その上面が根太材
3の表面に位置するように根太材3に埋め込んで一体成
形し、その上面を接着用補助部5としている。
【0009】補助部材4の材料としては、例えばステン
レスや鉄のような金属あるいは木材のように良好な接着
が可能であり、しかも所望の強度を得られるものであれ
ば使用でき、その形状は図2に示したように例えばH型
の断面を有する材料を所望の長さに切断したものとなっ
ている。従って、根太材3の中に埋め込まれた補助部材
4の下部の水平片が抜け止め部4aとなり、根太材3の
破壊強度を越えるような引っ張り力が作用しない限り根
太材3から抜けることがなく、図1に鎖線で示すよう
に、接着用補助部5の上面にエポキシ樹脂などの接着剤
6を塗布して床板7を接着することにより、床板7を容
易且つ確実に根太材3、すなわち床下材1に固定できる
のである。
レスや鉄のような金属あるいは木材のように良好な接着
が可能であり、しかも所望の強度を得られるものであれ
ば使用でき、その形状は図2に示したように例えばH型
の断面を有する材料を所望の長さに切断したものとなっ
ている。従って、根太材3の中に埋め込まれた補助部材
4の下部の水平片が抜け止め部4aとなり、根太材3の
破壊強度を越えるような引っ張り力が作用しない限り根
太材3から抜けることがなく、図1に鎖線で示すよう
に、接着用補助部5の上面にエポキシ樹脂などの接着剤
6を塗布して床板7を接着することにより、床板7を容
易且つ確実に根太材3、すなわち床下材1に固定できる
のである。
【0010】なお、図2に示した補助部材4は上から見
た形状が四角形となっているが、これは一例であって例
えば円形や他の形状の多角形とすることができ、抜け止
め部4aの形状も図示以外の他の形状を適宜採用するこ
とができる。また複数個の補助部材4は例えば30.3
cmのような基準寸法のピッチで根太材3に埋め込まれる
が、場合によっては切断されていない長尺のものを根太
材3の全長にわたって埋め込むこともでき、一般的には
この方が工場での製作が容易であるから生産コストの低
減が可能となる。
た形状が四角形となっているが、これは一例であって例
えば円形や他の形状の多角形とすることができ、抜け止
め部4aの形状も図示以外の他の形状を適宜採用するこ
とができる。また複数個の補助部材4は例えば30.3
cmのような基準寸法のピッチで根太材3に埋め込まれる
が、場合によっては切断されていない長尺のものを根太
材3の全長にわたって埋め込むこともでき、一般的には
この方が工場での製作が容易であるから生産コストの低
減が可能となる。
【0011】上記の実施例は、補助部材4が根太材3に
埋め込まれた状態で一体に成形されるので、床下材1を
工場で生産する場合に適用できる構造であり、規格品を
大量に生産する場合などには適しているが、従来品の既
設の生産ラインをそのまま使用することはできず、また
需要量が少ない場合にはコスト高になる。図3及び図4
はこのような場合に適した第2の実施例である。
埋め込まれた状態で一体に成形されるので、床下材1を
工場で生産する場合に適用できる構造であり、規格品を
大量に生産する場合などには適しているが、従来品の既
設の生産ラインをそのまま使用することはできず、また
需要量が少ない場合にはコスト高になる。図3及び図4
はこのような場合に適した第2の実施例である。
【0012】図3は加工の手順を示したものである。1
1は例えば発泡スチロール製のシート12の表面に硬質
発泡体からなる根太材13を所定の間隔で一体に形成し
た従来の床下材であり、図の(a)に示すように、この根
太材13の所定の箇所にドリルによる穴加工やチップ・
ソーによる溝加工等により挿入穴14を形成する。15
は下向きの支持脚15aを備えた補助部材であって、
(b)に示すように注入器16aを用いて挿入穴14に接
着剤16を注入した後、(c)に示すように支持脚15a
を挿入穴14に挿入し、接着剤16を硬化させることに
よって補助部材15を根太材13に接着するのであり、
補助部材15の上面が接着用補助部5となっている。
1は例えば発泡スチロール製のシート12の表面に硬質
発泡体からなる根太材13を所定の間隔で一体に形成し
た従来の床下材であり、図の(a)に示すように、この根
太材13の所定の箇所にドリルによる穴加工やチップ・
ソーによる溝加工等により挿入穴14を形成する。15
は下向きの支持脚15aを備えた補助部材であって、
(b)に示すように注入器16aを用いて挿入穴14に接
着剤16を注入した後、(c)に示すように支持脚15a
を挿入穴14に挿入し、接着剤16を硬化させることに
よって補助部材15を根太材13に接着するのであり、
補助部材15の上面が接着用補助部5となっている。
【0013】この実施例の床下材11は上述のような構
造であり、図3の(d)に鎖線で示すように、接着用補助
部5の上面にエポキシ樹脂などの接着剤6を塗布して床
板7を接着することができ、しかも建築現場などの状況
に応じて補助部材15を床下材11に取り付けながら作
業を進めることができるのである。なお、挿入穴14の
内部では接着剤16が穴14の内面の細かい凹凸に沿っ
た形状で硬化するので支持脚15aは上下方向には移動
できない。このため、床下材11への補助部材15の固
定が不十分となることはなく、床板7を容易且つ確実に
根太材13、すなわち床下材11に固定できるのであ
る。
造であり、図3の(d)に鎖線で示すように、接着用補助
部5の上面にエポキシ樹脂などの接着剤6を塗布して床
板7を接着することができ、しかも建築現場などの状況
に応じて補助部材15を床下材11に取り付けながら作
業を進めることができるのである。なお、挿入穴14の
内部では接着剤16が穴14の内面の細かい凹凸に沿っ
た形状で硬化するので支持脚15aは上下方向には移動
できない。このため、床下材11への補助部材15の固
定が不十分となることはなく、床板7を容易且つ確実に
根太材13、すなわち床下材11に固定できるのであ
る。
【0014】なお、補助部材15は上述の補助部材4と
同様に例えばステンレスや鉄等が材料として使用される
が、その形状は図4に示すように板状であり、その下面
に棒状あるいは板状の支持脚15aを設けたものとなっ
ている。また、上から見た形状は図4に例示した四角形
や円形のほか、図示以外の他の形状を適宜採用すること
ができる。支持脚15aも図示以外の形状、例えば後述
の図13に示したような多段式の抜け止め部や雄ネジを
形成した形状であってもよく、その形状に応じて挿入穴
14を雌ネジ状にするなど、適宜の形状を選定すればよ
い。
同様に例えばステンレスや鉄等が材料として使用される
が、その形状は図4に示すように板状であり、その下面
に棒状あるいは板状の支持脚15aを設けたものとなっ
ている。また、上から見た形状は図4に例示した四角形
や円形のほか、図示以外の他の形状を適宜採用すること
ができる。支持脚15aも図示以外の形状、例えば後述
の図13に示したような多段式の抜け止め部や雄ネジを
形成した形状であってもよく、その形状に応じて挿入穴
14を雌ネジ状にするなど、適宜の形状を選定すればよ
い。
【0015】図5乃至図7は請求項3に対応する第3の
実施例を示したものである。図5において、21は断面
が底辺で広がったあり溝状となっている穴であり、この
穴21に接着剤6を充填しながら床板7を張ると、接着
剤6は穴21内に広がると共に盛り上がった部分が床板
7の下面に接着する。すなわち、接着剤自身が接着用補
助部5となってこの状態で硬化し、硬化後は接着剤5が
穴21から抜けることがないので床板6は根太材3に確
実に固定される。
実施例を示したものである。図5において、21は断面
が底辺で広がったあり溝状となっている穴であり、この
穴21に接着剤6を充填しながら床板7を張ると、接着
剤6は穴21内に広がると共に盛り上がった部分が床板
7の下面に接着する。すなわち、接着剤自身が接着用補
助部5となってこの状態で硬化し、硬化後は接着剤5が
穴21から抜けることがないので床板6は根太材3に確
実に固定される。
【0016】図6は穴21の形状の例を示したものであ
る。(a)は根太材3の長手方向に沿って長方形の穴21
を設けた例、(b)は長方形の穴21を長手方向に直交し
て設けた例、(c)は円形の穴21を設けた例をそれぞれ
示しており、所定の間隔で複数個形成される。なお、
(a)の場合の穴21は根太材3の全長にわたって連続形
成された溝であってもよく、以下、穴または溝と記す。
これらの穴または溝21は、工場で床下材1を製造する
際に最初から設けておいてもよいが、施工現場での作業
の際にその都度形成することもできる。なお、穴または
溝は底部で広がっていればよく、例えばT溝など他の断
面形状を適宜採用することができる。
る。(a)は根太材3の長手方向に沿って長方形の穴21
を設けた例、(b)は長方形の穴21を長手方向に直交し
て設けた例、(c)は円形の穴21を設けた例をそれぞれ
示しており、所定の間隔で複数個形成される。なお、
(a)の場合の穴21は根太材3の全長にわたって連続形
成された溝であってもよく、以下、穴または溝と記す。
これらの穴または溝21は、工場で床下材1を製造する
際に最初から設けておいてもよいが、施工現場での作業
の際にその都度形成することもできる。なお、穴または
溝は底部で広がっていればよく、例えばT溝など他の断
面形状を適宜採用することができる。
【0017】図7は底部で広がっていない断面形状の穴
または溝21を設け、その側壁などにアンカー穴を形成
する例である。すなわち、21aは横穴状に形成された
アンカー穴であり、床張り作業の際には、アンカー穴2
1aに接着剤6を注入すると共にアンカー材22を挿入
した後、穴または溝21の全体に接着剤6を充填して床
板7を張るのである。これによって、硬化した後の接着
剤6はアンカー穴21a内の部分がアンカー材22で補
強された状態で根太材3に保持されることになり、床板
7は十分な強度で固定されることになる。
または溝21を設け、その側壁などにアンカー穴を形成
する例である。すなわち、21aは横穴状に形成された
アンカー穴であり、床張り作業の際には、アンカー穴2
1aに接着剤6を注入すると共にアンカー材22を挿入
した後、穴または溝21の全体に接着剤6を充填して床
板7を張るのである。これによって、硬化した後の接着
剤6はアンカー穴21a内の部分がアンカー材22で補
強された状態で根太材3に保持されることになり、床板
7は十分な強度で固定されることになる。
【0018】このように、アンカー材22によって抜け
止めする構造であれば、穴または溝21を底部で広がっ
た断面形状とする必要がないので製作が容易であり、例
えば穴または溝21を工場などであらかじめ形成してお
き、現場作業の際に状況に応じてアンカー穴21aを形
成するようにしてもよい。もちろん工場で最初からアン
カー穴21まで形成しておくことも可能である。使用さ
れるアンカー材22は接着剤による接着が可能な材料、
例えば金属や木材、硬質プラスチックなどの材料で構成
された釘や棒あるいは細長い片状のものであり、その長
さはアンカー穴21aより若干長い寸法に選定される。
止めする構造であれば、穴または溝21を底部で広がっ
た断面形状とする必要がないので製作が容易であり、例
えば穴または溝21を工場などであらかじめ形成してお
き、現場作業の際に状況に応じてアンカー穴21aを形
成するようにしてもよい。もちろん工場で最初からアン
カー穴21まで形成しておくことも可能である。使用さ
れるアンカー材22は接着剤による接着が可能な材料、
例えば金属や木材、硬質プラスチックなどの材料で構成
された釘や棒あるいは細長い片状のものであり、その長
さはアンカー穴21aより若干長い寸法に選定される。
【0019】なお、図7に破線で示すように穴または溝
21の底部にもアンカー穴21aを縦穴状に設けてもよ
く、アンカー穴21aは要求される強度などに応じて個
数、位置、方向などを適宜選定して形成することができ
る。また、大きな強度が必要でない場合には、アンカー
穴21aを設けないで穴または溝21の壁面に釘やネジ
などを直接打ち込むことも可能である。
21の底部にもアンカー穴21aを縦穴状に設けてもよ
く、アンカー穴21aは要求される強度などに応じて個
数、位置、方向などを適宜選定して形成することができ
る。また、大きな強度が必要でない場合には、アンカー
穴21aを設けないで穴または溝21の壁面に釘やネジ
などを直接打ち込むことも可能である。
【0020】図8乃至図11は請求項4以下に対応する
第3の実施例である。図8はその基本的な構成を示した
ものであり、31は接着剤絡み体である。この接着剤絡
み体31は接着剤が絡んだ状態で硬化できるような形状
の材料で構成されており、使用される材料としては、例
えば金属、あるいはパルプ、プラスチック等の繊維を素
材とした網状または糸状のもの、あるいは目の粗い布、
繊維束等が使用可能である。一般に、根太材3は接着剤
を用いたホット加工によって発泡スチロールシート2の
表面に埋め込んだ状態で一体化されるが、この実施例で
は接着剤絡み体31を根太材3に巻き付けてから上記の
シート2との一体化加工を行うことにより、根太材3か
ら分離できないように取り付けられている。
第3の実施例である。図8はその基本的な構成を示した
ものであり、31は接着剤絡み体である。この接着剤絡
み体31は接着剤が絡んだ状態で硬化できるような形状
の材料で構成されており、使用される材料としては、例
えば金属、あるいはパルプ、プラスチック等の繊維を素
材とした網状または糸状のもの、あるいは目の粗い布、
繊維束等が使用可能である。一般に、根太材3は接着剤
を用いたホット加工によって発泡スチロールシート2の
表面に埋め込んだ状態で一体化されるが、この実施例で
は接着剤絡み体31を根太材3に巻き付けてから上記の
シート2との一体化加工を行うことにより、根太材3か
ら分離できないように取り付けられている。
【0021】すなわち、この接着剤絡み体31が接着用
補助部5となっているのであり、根太材3の上面に接着
剤6を塗布して床板7を接着すると、接着剤6は床板7
の下面に接着すると共に接着剤絡み体31に染み込んで
その材料に絡んだ状態となって硬化するので、根太材3
が接着に適していない発泡体製であっても床板7は接着
剤絡み体31を介して根太材3に接着されることにな
り、床板7は床下材1に確実に固定されるのである。
補助部5となっているのであり、根太材3の上面に接着
剤6を塗布して床板7を接着すると、接着剤6は床板7
の下面に接着すると共に接着剤絡み体31に染み込んで
その材料に絡んだ状態となって硬化するので、根太材3
が接着に適していない発泡体製であっても床板7は接着
剤絡み体31を介して根太材3に接着されることにな
り、床板7は床下材1に確実に固定されるのである。
【0022】接着剤絡み体31は図8のように根太材3
の全体に巻き付ける必要はなく、少なくとも根太材3の
上面を覆う状態で固定されていればよい。図9はそのよ
うな固定構造の例を示したものであり、(a)は端縁31
aを根太材3の側面から下面の一部まで巻き付けた例、
(b)は端縁31aを根太材3の側面の途中まで巻き付け
た例、(c)は側面の途中まで巻き付けた端縁31aを根
太材3の中に挿入した例、(d)は更に上面で材料の一部
31bを根太材3の中に挿入した例である。
の全体に巻き付ける必要はなく、少なくとも根太材3の
上面を覆う状態で固定されていればよい。図9はそのよ
うな固定構造の例を示したものであり、(a)は端縁31
aを根太材3の側面から下面の一部まで巻き付けた例、
(b)は端縁31aを根太材3の側面の途中まで巻き付け
た例、(c)は側面の途中まで巻き付けた端縁31aを根
太材3の中に挿入した例、(d)は更に上面で材料の一部
31bを根太材3の中に挿入した例である。
【0023】また、大きな強度が必要でない場合には、
図10のように複数個の釘、ネジ等によって接着剤絡み
体31を根太材3に固定することもできる。すなわち、
(a)は釘32を打ち込んで接着剤絡み体31を固定して
いる例、(b)はネジ33をねじ込んで接着剤絡み体31
を固定している例である。釘32やネジ33の根太材3
への固定には接着剤を併用することが望ましい。
図10のように複数個の釘、ネジ等によって接着剤絡み
体31を根太材3に固定することもできる。すなわち、
(a)は釘32を打ち込んで接着剤絡み体31を固定して
いる例、(b)はネジ33をねじ込んで接着剤絡み体31
を固定している例である。釘32やネジ33の根太材3
への固定には接着剤を併用することが望ましい。
【0024】なお、接着剤絡み体31は根太材3の全長
にわたって連続して設けてもよく、あるいは建築の基準
ピッチで複数個配置するなど、一定の長さのものを部分
的に設けてもよい。前者の連続して接着剤絡み体31を
設けた場合には、どの位置でも接着が可能であり、また
どの位置でも釘打ちやネジ打ちを行うことができる。ま
た、根太材3は現場の状況に応じて切断されることがあ
るため、接着剤絡み体31の材料は硬いものを避けるべ
きであり、金属を使用する場合にはアルミニウムのよう
に比較的柔らかく、丸鋸などで容易に切断できるような
材質のものを採用することが望ましい。
にわたって連続して設けてもよく、あるいは建築の基準
ピッチで複数個配置するなど、一定の長さのものを部分
的に設けてもよい。前者の連続して接着剤絡み体31を
設けた場合には、どの位置でも接着が可能であり、また
どの位置でも釘打ちやネジ打ちを行うことができる。ま
た、根太材3は現場の状況に応じて切断されることがあ
るため、接着剤絡み体31の材料は硬いものを避けるべ
きであり、金属を使用する場合にはアルミニウムのよう
に比較的柔らかく、丸鋸などで容易に切断できるような
材質のものを採用することが望ましい。
【0025】図11は、接着剤絡み体31を設けた根太
材3の上面に接着剤を封入した袋体34を設けた実施例
である。接着剤絡み体31は図8乃至図10の実施例の
ような構造によって根太材3に取り付けられており、複
数個の袋体34が一定の間隔で配置されている。これら
の袋体34はビニール樹脂製の小さな袋やガラス、プラ
スチック等の小型容器など、比較的容易に開封あるいは
破壊できる材料で構成される。また、中に封入される接
着剤としては、空気に触れたり空気中の水分を吸収した
りすると硬化する性質のもので、発泡スチロールなどの
下地材を侵さない非溶剤系のものが適しており、例えば
共重合エマルジョン系や一液性エポキシ系などの接着剤
が使用される。
材3の上面に接着剤を封入した袋体34を設けた実施例
である。接着剤絡み体31は図8乃至図10の実施例の
ような構造によって根太材3に取り付けられており、複
数個の袋体34が一定の間隔で配置されている。これら
の袋体34はビニール樹脂製の小さな袋やガラス、プラ
スチック等の小型容器など、比較的容易に開封あるいは
破壊できる材料で構成される。また、中に封入される接
着剤としては、空気に触れたり空気中の水分を吸収した
りすると硬化する性質のもので、発泡スチロールなどの
下地材を侵さない非溶剤系のものが適しており、例えば
共重合エマルジョン系や一液性エポキシ系などの接着剤
が使用される。
【0026】このような構成によれば、ナイフや錐など
のごく一般的な工具があれば袋体34を開封あるいは破
壊し、流れ出した接着剤を利用して床板を接着すること
ができるのであり、管理の面倒な接着剤を施工現場で用
意する必要がないため、作業が容易になると共に手抜き
工事の発生も防止できる。また接着は袋体34の箇所で
行われるため、例えばあらかじめ建築の基準ピッチで袋
体34を配置しておくことにより、正確なピッチで接着
工事を行うことが可能となり、ピッチ間違いなども防止
されるのである。
のごく一般的な工具があれば袋体34を開封あるいは破
壊し、流れ出した接着剤を利用して床板を接着すること
ができるのであり、管理の面倒な接着剤を施工現場で用
意する必要がないため、作業が容易になると共に手抜き
工事の発生も防止できる。また接着は袋体34の箇所で
行われるため、例えばあらかじめ建築の基準ピッチで袋
体34を配置しておくことにより、正確なピッチで接着
工事を行うことが可能となり、ピッチ間違いなども防止
されるのである。
【0027】図12及び図13は接着剤を絡ませる絡み
部の下部に支持脚を形成した接着剤絡み体31の例であ
り、大きな強度を要求されない場合に適した構成であ
る。図12はネジや釘の本体部分を支持脚とし、その頭
部を絡み部としたものであり、(a)はネジ部35aを根
太材3に打ち込んで支持脚とし、その頭部35を絡み部
としてその周囲に接着剤6を絡ませるようにしたもの、
(b)は根太材3に打ち込んだアンカープラグ36にネジ
部35aをねじ込むようにしたものである。また(c)は
釘の先端37aを根太材3に打ち込み、曲げた頭部37
を絡み部としてその周囲に接着剤6を絡ませるようにし
てある。
部の下部に支持脚を形成した接着剤絡み体31の例であ
り、大きな強度を要求されない場合に適した構成であ
る。図12はネジや釘の本体部分を支持脚とし、その頭
部を絡み部としたものであり、(a)はネジ部35aを根
太材3に打ち込んで支持脚とし、その頭部35を絡み部
としてその周囲に接着剤6を絡ませるようにしたもの、
(b)は根太材3に打ち込んだアンカープラグ36にネジ
部35aをねじ込むようにしたものである。また(c)は
釘の先端37aを根太材3に打ち込み、曲げた頭部37
を絡み部としてその周囲に接着剤6を絡ませるようにし
てある。
【0028】図13は比較的面積の広い板状の絡み部を
形成し、これに支持脚を設けたものである。(a)は板状
の支持部38の下面に多段テーパによる抜け止め部を形
成したプラグ38aを設け、このプラグ38aを根太材
3の下穴38bに挿入して固定するようにしてあり、支
持脚38の上面から裏面にかけて図8乃至図11の実施
例に準じた構造の接着剤絡み体31を巻き付けて固定し
てある。また、(b)は同様に接着剤絡み体31を固定し
た板状の支持部39の下面にボルト39aを設け、この
ボルト39aを根太材3の下穴39bにねじ込んで固定
するようにしたものである。
形成し、これに支持脚を設けたものである。(a)は板状
の支持部38の下面に多段テーパによる抜け止め部を形
成したプラグ38aを設け、このプラグ38aを根太材
3の下穴38bに挿入して固定するようにしてあり、支
持脚38の上面から裏面にかけて図8乃至図11の実施
例に準じた構造の接着剤絡み体31を巻き付けて固定し
てある。また、(b)は同様に接着剤絡み体31を固定し
た板状の支持部39の下面にボルト39aを設け、この
ボルト39aを根太材3の下穴39bにねじ込んで固定
するようにしたものである。
【0029】これらの下穴38bあるいは39bは施工
現場で形成してもよいが、工場において比較的小さいピ
ッチ、例えば100mmのピッチで多数形成しておけば、
施工現場で適当な穴を選んで施工することができて便利
であり、特に(b)の場合は支持部39を回転することに
より上下の位置調整が可能となる。なお、プラグ38a
やボルト39aの挿入時に接着剤を併用すればより強固
な接着ができ、下穴にあらかじめタップ加工して雌ネジ
を形成しておいてもよい。
現場で形成してもよいが、工場において比較的小さいピ
ッチ、例えば100mmのピッチで多数形成しておけば、
施工現場で適当な穴を選んで施工することができて便利
であり、特に(b)の場合は支持部39を回転することに
より上下の位置調整が可能となる。なお、プラグ38a
やボルト39aの挿入時に接着剤を併用すればより強固
な接着ができ、下穴にあらかじめタップ加工して雌ネジ
を形成しておいてもよい。
【0030】以上の実施例は床板の下地材となる床下材
に関するものであるが、この発明は床下材に限られるも
のではなく、壁パネルの下地材、天井板の下地材などに
も適用することができ、壁パネルや天井板を接着剤によ
って下地材に確実に固定することが可能である。
に関するものであるが、この発明は床下材に限られるも
のではなく、壁パネルの下地材、天井板の下地材などに
も適用することができ、壁パネルや天井板を接着剤によ
って下地材に確実に固定することが可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、硬質発泡体製の桟を一体に形成した発泡体製下地
材において、接着剤による接着が可能な材料からなる接
着面を上面に備えた補助部材を桟に埋め込むことによっ
て、あるいは硬化した接着剤が係止して抜け止めされる
形状の穴または溝を桟に設けてこの穴または溝に接着剤
を充填することによって、あるいは接着剤が絡んだ状態
で硬化可能な形状を備えた接着剤絡み体を桟の上面に設
けることによって、接着用補助部を桟の表面に形成した
ものである。
明は、硬質発泡体製の桟を一体に形成した発泡体製下地
材において、接着剤による接着が可能な材料からなる接
着面を上面に備えた補助部材を桟に埋め込むことによっ
て、あるいは硬化した接着剤が係止して抜け止めされる
形状の穴または溝を桟に設けてこの穴または溝に接着剤
を充填することによって、あるいは接着剤が絡んだ状態
で硬化可能な形状を備えた接着剤絡み体を桟の上面に設
けることによって、接着用補助部を桟の表面に形成した
ものである。
【0032】従って、桟に固定されている接着用補助部
を介して床板や壁パネル、天井板などの外装材が接着さ
れることになり、桟自体が接着に適していない発泡体製
であっても外装材を下地材に確実且つ容易に固定するこ
とが可能となり、外装材の浮きやきしみ、歪などの発生
を防止できる。
を介して床板や壁パネル、天井板などの外装材が接着さ
れることになり、桟自体が接着に適していない発泡体製
であっても外装材を下地材に確実且つ容易に固定するこ
とが可能となり、外装材の浮きやきしみ、歪などの発生
を防止できる。
【0033】また、接着剤絡み体によって接着用補助部
を形成し、接着剤を封入した袋体を桟表面の接着剤保持
部に設けたものでは、管理の面倒な接着剤を施工現場で
用意する必要がないため作業が容易になると共に、あら
かじめ所定のピッチで袋体を配置しておくことにより、
正確なピッチで確実に接着工事を行うことが可能とな
る。
を形成し、接着剤を封入した袋体を桟表面の接着剤保持
部に設けたものでは、管理の面倒な接着剤を施工現場で
用意する必要がないため作業が容易になると共に、あら
かじめ所定のピッチで袋体を配置しておくことにより、
正確なピッチで確実に接着工事を行うことが可能とな
る。
【図1】この発明の第1の実施例の要部の断面図であ
る。
る。
【図2】同実施例における補助部材の斜視図である。
【図3】同実施例の変形例の加工手順の説明図である。
【図4】同変形例における補助部材の斜視図である。
【図5】第2の実施例の要部の断面図である。
【図6】同実施例における穴または溝の例を示す斜視図
である。
である。
【図7】同実施例の変形例の要部の断面図である。
【図8】第3の実施例の要部の断面図である。
【図9】同実施例の変形例の要部の断面図である。
【図10】同実施例の他の変形例の断面図である。
【図11】更に他の変形例の斜視図である。
【図12】更に別の変形例の断面図である。
【図13】更に別の変形例の断面図である。
1 発泡体製床下材(下地材) 3 硬質発泡体からなる根太材(桟) 4 補助部材 5 接着用補助部 6 接着剤 7 床板 21 穴または溝 31 接着剤絡み体 34 袋体
Claims (6)
- 【請求項1】 硬質発泡体製の桟を備えた発泡体製下地
材において、接着用補助部を桟の表面に形成したことを
特徴とする発泡体製下地材。 - 【請求項2】 接着剤による接着が可能な材料からなる
接着面を上面に備えた補助部材を桟に埋め込むことによ
って接着用補助部を形成するようにした請求項1記載の
発泡体製下地材。 - 【請求項3】 硬化した接着剤が係止して抜け止めされ
る形状の穴または溝を桟に設け、この穴または溝に充填
された接着剤によって桟の表面に接着用補助部を形成す
るようにした請求項1記載の発泡体製下地材。 - 【請求項4】 接着剤が絡んだ状態で硬化可能な形状を
備えた接着剤絡み体を桟の上面に設けることによって接
着用補助部を形成するようにした請求項1記載の発泡体
製下地材。 - 【請求項5】 接着剤絡み体が網状または糸状の材料で
構成され、桟に巻き付いた形状で桟に固定されている請
求項4記載の発泡体製下地材。 - 【請求項6】 接着剤を封入した複数の袋体を接着剤絡
み体の上面に所定の間隔で設けた請求項5記載の発泡体
製下地材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2589995A JPH08232444A (ja) | 1994-12-29 | 1995-01-20 | 発泡体製下地材 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-339036 | 1994-12-29 | ||
| JP33903694 | 1994-12-29 | ||
| JP2589995A JPH08232444A (ja) | 1994-12-29 | 1995-01-20 | 発泡体製下地材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232444A true JPH08232444A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=26363594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2589995A Pending JPH08232444A (ja) | 1994-12-29 | 1995-01-20 | 発泡体製下地材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232444A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339552A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット床材 |
| JP2011084983A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Yuka Sansho Kenzai Kk | 床下地構造 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP2589995A patent/JPH08232444A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002339552A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-11-27 | Sekisui Chem Co Ltd | ユニット床材 |
| JP2011084983A (ja) * | 2009-10-19 | 2011-04-28 | Yuka Sansho Kenzai Kk | 床下地構造 |
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