JPH08232669A - ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁 - Google Patents
ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁Info
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- JPH08232669A JPH08232669A JP7058294A JP5829495A JPH08232669A JP H08232669 A JPH08232669 A JP H08232669A JP 7058294 A JP7058294 A JP 7058294A JP 5829495 A JP5829495 A JP 5829495A JP H08232669 A JPH08232669 A JP H08232669A
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- air
- air release
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁
において、コンパクトな装置構成により、機関減速時等
のコンプレッサ下流からコンプレッサ上流への吸気の逆
流(吹き返し現象)を抑制すること。 【構成】 ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁
20において、ダイヤフラム25の開作動により空気開
放通路24を開く主弁31と、主弁31が空気開放通路
24を開いた後にダイヤフラム25の更なる開作動によ
り該空気開放通路24を開く少なくとも1個の副弁32
とを有してなるもの。
において、コンパクトな装置構成により、機関減速時等
のコンプレッサ下流からコンプレッサ上流への吸気の逆
流(吹き返し現象)を抑制すること。 【構成】 ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁
20において、ダイヤフラム25の開作動により空気開
放通路24を開く主弁31と、主弁31が空気開放通路
24を開いた後にダイヤフラム25の更なる開作動によ
り該空気開放通路24を開く少なくとも1個の副弁32
とを有してなるもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等に供されるター
ボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁に係り、特に吸
気通路のコンプレッサ下流に設けられる空気開放弁に関
する。
ボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁に係り、特に吸
気通路のコンプレッサ下流に設けられる空気開放弁に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の排気通路に設けられ、
排気により駆動されるタービンを備えるとともに、内燃
機関の吸気通路に、上記タービンと同軸に設けられ、吸
気を過給するコンプレッサとを備えてなるターボチャー
ジャを有し、エアクリーナより吸入された空気を加圧
(過給)して燃焼室に供給する内燃機関が知られてい
る。
排気により駆動されるタービンを備えるとともに、内燃
機関の吸気通路に、上記タービンと同軸に設けられ、吸
気を過給するコンプレッサとを備えてなるターボチャー
ジャを有し、エアクリーナより吸入された空気を加圧
(過給)して燃焼室に供給する内燃機関が知られてい
る。
【0003】このようなターボチャージャ付内燃機関の
減速時等には、燃焼室に供給される吸気流量を減らすた
め、吸気通路のコンプレッサ下流に配置されているスロ
ットルバルブが全閉状態になる。このとき、コンプレッ
サが高速回転し続けている状態下で、スロットルバルブ
が閉じられるため、スロットルバルブ上流の空気圧力が
高まり、結果としてコンプレッサ下流からコンプレッサ
上流への吸気の逆流(いわゆる吹き返し現象)を生ず
る。この吹き返しは、コンプレッサに衝撃を与えてター
ボチャージャの耐久性(インペラの破損、軸受部の損傷
等)を低下し、ターボチャージャの性能を低下し、或い
は吸気通路内空気圧力の脈動によりエアフローメータ信
号の乱れに伴う不正確な空気量検出による空燃費制御の
乱れを生じ、内燃機関の燃焼不安定を生ずる等の不都合
を招く。
減速時等には、燃焼室に供給される吸気流量を減らすた
め、吸気通路のコンプレッサ下流に配置されているスロ
ットルバルブが全閉状態になる。このとき、コンプレッ
サが高速回転し続けている状態下で、スロットルバルブ
が閉じられるため、スロットルバルブ上流の空気圧力が
高まり、結果としてコンプレッサ下流からコンプレッサ
上流への吸気の逆流(いわゆる吹き返し現象)を生ず
る。この吹き返しは、コンプレッサに衝撃を与えてター
ボチャージャの耐久性(インペラの破損、軸受部の損傷
等)を低下し、ターボチャージャの性能を低下し、或い
は吸気通路内空気圧力の脈動によりエアフローメータ信
号の乱れに伴う不正確な空気量検出による空燃費制御の
乱れを生じ、内燃機関の燃焼不安定を生ずる等の不都合
を招く。
【0004】上述の吹き返しを抑制するため、図2(従
来例1)もしくは図3(従来例2)に示す如くの大気開
放型の空気開放弁が知られている。
来例1)もしくは図3(従来例2)に示す如くの大気開
放型の空気開放弁が知られている。
【0005】従来例1の空気開放弁は、コンプレッサ下
流の吸気通路に取付けられる。そして、この空気開放弁
は、弁体空気入口Aより入るコンプレッサ下流の残圧を
主弁開放口Bから放出可能とする主弁1Aと、吸気通路
のスロットルバルブ下流の吸気圧を空気開放弁作動口C
から印加せしめられて主弁1Aの開閉作動力を発生させ
るダイヤフラム2とを有する。主弁1Aは、ナット3に
よりダイヤフラム2に連結されている。また、ダイヤフ
ラム2には、主弁1A及びダイヤフラム2を主弁閉じ方
向に付勢するスプリング4が取付けられている。
流の吸気通路に取付けられる。そして、この空気開放弁
は、弁体空気入口Aより入るコンプレッサ下流の残圧を
主弁開放口Bから放出可能とする主弁1Aと、吸気通路
のスロットルバルブ下流の吸気圧を空気開放弁作動口C
から印加せしめられて主弁1Aの開閉作動力を発生させ
るダイヤフラム2とを有する。主弁1Aは、ナット3に
よりダイヤフラム2に連結されている。また、ダイヤフ
ラム2には、主弁1A及びダイヤフラム2を主弁閉じ方
向に付勢するスプリング4が取付けられている。
【0006】従来例2の空気開放弁が、従来例1の空気
開放弁と異なる点は、主弁1Bの弁径と、主弁開放口B
2の面積を大きくし、主弁開放口B2からの空気放出量
の増大を図ったことにある。
開放弁と異なる点は、主弁1Bの弁径と、主弁開放口B
2の面積を大きくし、主弁開放口B2からの空気放出量
の増大を図ったことにある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】内燃機関の出力向上を
図るために、コンプレッサ下流の過給圧を上げた場合に
は、機関減速時等にコンプレッサ下流から吹き返される
流量も増大する。然るに、従来例1では、空気開放弁の
主弁1Aが小径、主弁開放口Bが小面積であるため、空
気開放量は小量であるから、高過給圧時には絶対放出量
が不足し、コンプレッサ下流の空気を完全に放出するこ
とが困難であるため、吹き返し抑制効果が小である。
図るために、コンプレッサ下流の過給圧を上げた場合に
は、機関減速時等にコンプレッサ下流から吹き返される
流量も増大する。然るに、従来例1では、空気開放弁の
主弁1Aが小径、主弁開放口Bが小面積であるため、空
気開放量は小量であるから、高過給圧時には絶対放出量
が不足し、コンプレッサ下流の空気を完全に放出するこ
とが困難であるため、吹き返し抑制効果が小である。
【0008】そこで、従来例2は、過給空気の絶対放出
量を増やすため、主弁1Bの弁径並びに主弁開放口B2
の面積を大きくした。
量を増やすため、主弁1Bの弁径並びに主弁開放口B2
の面積を大きくした。
【0009】然しながら、従来例2では、空気絶対放出
量を増やすために、主弁1Bの弁径を大きくしたから、
この主弁1Bに作用する閉力W2(過給圧×主弁面積+
スプリング力)も増大する。このため、主弁開力Zが主
弁閉力W2に打ち勝って初期作動するまで時間がかか
り、図9に示す如く、主弁1Bの開放(T3)が遅れ、
吹き返し現象を生ずる。このような吹き返しを発生させ
る主弁1Bの開放作動の遅れを防ぐためには、主弁1B
を閉方向に付勢させるスプリング4の取付荷重を低く設
定したり、主弁1Bの開力を発生させるダイヤフラム2
の有効面積を大きくすることが求められる。ところが、
スプリング4の取付荷重を低く設定することは、スプリ
ング4の耐久性を悪化し、へたり、破損を生じたり、閉
力W2が過小になって主弁1Bの開閉動作が不安定にな
る。また、ダイヤフラム2の有効面積を大きくすること
は、空気開放弁を大型にし、スペース上の制約がある車
両等のエンジンルームでは好ましくない。
量を増やすために、主弁1Bの弁径を大きくしたから、
この主弁1Bに作用する閉力W2(過給圧×主弁面積+
スプリング力)も増大する。このため、主弁開力Zが主
弁閉力W2に打ち勝って初期作動するまで時間がかか
り、図9に示す如く、主弁1Bの開放(T3)が遅れ、
吹き返し現象を生ずる。このような吹き返しを発生させ
る主弁1Bの開放作動の遅れを防ぐためには、主弁1B
を閉方向に付勢させるスプリング4の取付荷重を低く設
定したり、主弁1Bの開力を発生させるダイヤフラム2
の有効面積を大きくすることが求められる。ところが、
スプリング4の取付荷重を低く設定することは、スプリ
ング4の耐久性を悪化し、へたり、破損を生じたり、閉
力W2が過小になって主弁1Bの開閉動作が不安定にな
る。また、ダイヤフラム2の有効面積を大きくすること
は、空気開放弁を大型にし、スペース上の制約がある車
両等のエンジンルームでは好ましくない。
【0010】本発明は、ターボチャージャ付内燃機関用
の空気開放弁において、コンパクトな装置構成により、
機関減速時等のコンプレッサ下流からコンプレッサ上流
への吸気の逆流(吹き返し現象)を抑制することを目的
とする。
の空気開放弁において、コンパクトな装置構成により、
機関減速時等のコンプレッサ下流からコンプレッサ上流
への吸気の逆流(吹き返し現象)を抑制することを目的
とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、内燃機関の排
気通路に設けられ、排気により駆動されるタービンを備
えるとともに、内燃機関の吸気通路に、上記タービンと
同軸に設けられ、吸気を過給するコンプレッサとを備え
てなるターボチャージャと、吸気通路のコンプレッサ下
流に設けられるスロットルバルブとを有してなるターボ
チャージャ付内燃機関用の空気開放弁において、吸気通
路のコンプレッサ下流で、スロットルバルブ上流に連通
され、コンプレッサ下流の吸気通路内の過給空気を開放
可能とする空気開放通路と、吸気通路のスロットルバル
ブ下流の吸気圧を印加せしめられ、該吸気圧の低下によ
り開作動するダイヤフラムと、ダイヤフラムの開作動に
より空気開放通路を開く主弁と、主弁が空気開放通路を
開いた後に、ダイヤフラムの更なる開作動により該空気
開放通路を開く少なくとも1個の副弁とを有してなるも
のである。
気通路に設けられ、排気により駆動されるタービンを備
えるとともに、内燃機関の吸気通路に、上記タービンと
同軸に設けられ、吸気を過給するコンプレッサとを備え
てなるターボチャージャと、吸気通路のコンプレッサ下
流に設けられるスロットルバルブとを有してなるターボ
チャージャ付内燃機関用の空気開放弁において、吸気通
路のコンプレッサ下流で、スロットルバルブ上流に連通
され、コンプレッサ下流の吸気通路内の過給空気を開放
可能とする空気開放通路と、吸気通路のスロットルバル
ブ下流の吸気圧を印加せしめられ、該吸気圧の低下によ
り開作動するダイヤフラムと、ダイヤフラムの開作動に
より空気開放通路を開く主弁と、主弁が空気開放通路を
開いた後に、ダイヤフラムの更なる開作動により該空気
開放通路を開く少なくとも1個の副弁とを有してなるも
のである。
【0012】
【作用】 機関加速時、コンプレッサの回転により加圧された空
気は、吸気通路から空気開放弁にも及び、主弁並びに副
弁に閉力(W3、W4)を及ぼす。コンプレッサ下流の
圧力が高くなるに従って弁閉力も大きく、且つダイヤフ
ラムに作用する吸気圧(インテークマニホールド圧)も
高くなってこれに起因する弁開力は小さくなることか
ら、主弁と副弁は閉じ続ける。従って、機関出力の向上
を求め過給圧を高くした場合にも、主弁及び副弁からの
空気の洩れを防止できる。
気は、吸気通路から空気開放弁にも及び、主弁並びに副
弁に閉力(W3、W4)を及ぼす。コンプレッサ下流の
圧力が高くなるに従って弁閉力も大きく、且つダイヤフ
ラムに作用する吸気圧(インテークマニホールド圧)も
高くなってこれに起因する弁開力は小さくなることか
ら、主弁と副弁は閉じ続ける。従って、機関出力の向上
を求め過給圧を高くした場合にも、主弁及び副弁からの
空気の洩れを防止できる。
【0013】機関減速開始時、ダイヤフラムに作用す
る吸気圧(インテークマニホールド圧)が低下してダイ
ヤフラムに1次開力(主弁と副弁の両方は開けないが、
主弁だけは開くことができる程度の力)が働き、ダイヤ
フラムが主弁を開くだけの開作動する。これにより、主
弁が開き、吸気通路内の過給圧は主弁の弁開放口からコ
ンプレッサ下流外へと1次放出される。
る吸気圧(インテークマニホールド圧)が低下してダイ
ヤフラムに1次開力(主弁と副弁の両方は開けないが、
主弁だけは開くことができる程度の力)が働き、ダイヤ
フラムが主弁を開くだけの開作動する。これにより、主
弁が開き、吸気通路内の過給圧は主弁の弁開放口からコ
ンプレッサ下流外へと1次放出される。
【0014】機関減速時、上記の1次放出により吸
気通路内の空気圧は低減し、この吸気通路内の空気圧が
副弁に及ぼす閉力(W4)は小さくなっている。これに
加えて、ダイヤフラムに作用する吸気圧(インテークマ
ニホールド圧)は上記より更に低下してダイヤフラム
に2次開力(Z3)が働き、結果として、ダイヤフラム
が副弁も開くように更に開作動する。これにより、上記
の主弁に続いて副弁も開き、吸気通路内の過給圧は主
弁と副弁を合わせた大面積の弁開放口からコンプレッサ
下流外へと2次放出され、この空気の最大放出により吹
き返しを抑制する。
気通路内の空気圧は低減し、この吸気通路内の空気圧が
副弁に及ぼす閉力(W4)は小さくなっている。これに
加えて、ダイヤフラムに作用する吸気圧(インテークマ
ニホールド圧)は上記より更に低下してダイヤフラム
に2次開力(Z3)が働き、結果として、ダイヤフラム
が副弁も開くように更に開作動する。これにより、上記
の主弁に続いて副弁も開き、吸気通路内の過給圧は主
弁と副弁を合わせた大面積の弁開放口からコンプレッサ
下流外へと2次放出され、この空気の最大放出により吹
き返しを抑制する。
【0015】このとき、本発明では、ダイヤフラムの開
作動により、主弁と副弁とを時間差をつけて開くように
したから、高過給圧時にも空気開放弁の開弁の初期作動
性が良く、瞬時に大流量の空気開放を可能とする。従っ
て、空気開放弁の開弁の初期作動性を向上するために、
スプリングの取付荷重を低く設定したり、ダイヤフラム
の有効面積を大きくする必要がなく、装置構成のコンパ
クトと作動の安定を確保できる。
作動により、主弁と副弁とを時間差をつけて開くように
したから、高過給圧時にも空気開放弁の開弁の初期作動
性が良く、瞬時に大流量の空気開放を可能とする。従っ
て、空気開放弁の開弁の初期作動性を向上するために、
スプリングの取付荷重を低く設定したり、ダイヤフラム
の有効面積を大きくする必要がなく、装置構成のコンパ
クトと作動の安定を確保できる。
【0016】
【実施例】図1はターボチャージャ付内燃機関の吸気系
統を示す模式図、図2は従来例1に係る小径の空気開放
弁を示す模式図、図3は従来例2に係る大径の空気開放
弁を示す模式図、図4は本発明の一実施例に係る空気開
放弁を示す模式図、図5は図4のV-V 線に沿う矢視図、
図6は本発明による空気開放弁の作動状態において、機
関加速時における主弁並びに副弁の閉弁状態を示す模式
図、図7は本発明による空気開放弁の作動状態におい
て、主弁の開弁(空気1次放出)による空気放出状態を
示す模式図、図8は本発明による空気開放弁の作動状態
において、主弁の開弁(空気1次放出)並びに副弁の開
弁(空気2次放出)による空気最大放出状態を示す模式
図、図9はスロットルバルブ全閉後のコンプレッサ下流
のチャンバーパイプ内の圧力変化を示す模式図である。
統を示す模式図、図2は従来例1に係る小径の空気開放
弁を示す模式図、図3は従来例2に係る大径の空気開放
弁を示す模式図、図4は本発明の一実施例に係る空気開
放弁を示す模式図、図5は図4のV-V 線に沿う矢視図、
図6は本発明による空気開放弁の作動状態において、機
関加速時における主弁並びに副弁の閉弁状態を示す模式
図、図7は本発明による空気開放弁の作動状態におい
て、主弁の開弁(空気1次放出)による空気放出状態を
示す模式図、図8は本発明による空気開放弁の作動状態
において、主弁の開弁(空気1次放出)並びに副弁の開
弁(空気2次放出)による空気最大放出状態を示す模式
図、図9はスロットルバルブ全閉後のコンプレッサ下流
のチャンバーパイプ内の圧力変化を示す模式図である。
【0017】内燃機関10は、ターボチャージャ11を
有する。ターボチャージャ11は、タービン11Aとコ
ンプレッサ11Bとを備える。タービン11Aは、エキ
ゾーストマニホールド(排気通路)12に設けられ、排
気により駆動される。コンプレッサ11Bは、チャンバ
ーパイプ(吸気通路)13に、タービン11Aと同軸に
設けられ、吸気を過給する。エアクリーナ14を経て吸
入された空気は、サクションパイプ15を通過してコン
プレッサ11B内に導入される。このとき、エンジン1
0より排出された排気は、エキゾーストマニホールド1
2を通過し、タービン11Aに集められ、該タービン1
1Aを高速回転させることにより、タービン11Aと同
軸に設けられたコンプレッサ11Bを高速回転させ、コ
ンプレッサ11Bに導入される空気を加圧し、内燃機関
10に供給される吸気の充填効率の向上を図る。そし
て、コンプレッサ11Bにより加圧された空気は、チャ
ンバーパイプ13、インタークーラ16、スロットルバ
ルブ17、及びインテークマニホールド(吸気通路)1
8を経て内燃機関10の燃焼室へと供給される。
有する。ターボチャージャ11は、タービン11Aとコ
ンプレッサ11Bとを備える。タービン11Aは、エキ
ゾーストマニホールド(排気通路)12に設けられ、排
気により駆動される。コンプレッサ11Bは、チャンバ
ーパイプ(吸気通路)13に、タービン11Aと同軸に
設けられ、吸気を過給する。エアクリーナ14を経て吸
入された空気は、サクションパイプ15を通過してコン
プレッサ11B内に導入される。このとき、エンジン1
0より排出された排気は、エキゾーストマニホールド1
2を通過し、タービン11Aに集められ、該タービン1
1Aを高速回転させることにより、タービン11Aと同
軸に設けられたコンプレッサ11Bを高速回転させ、コ
ンプレッサ11Bに導入される空気を加圧し、内燃機関
10に供給される吸気の充填効率の向上を図る。そし
て、コンプレッサ11Bにより加圧された空気は、チャ
ンバーパイプ13、インタークーラ16、スロットルバ
ルブ17、及びインテークマニホールド(吸気通路)1
8を経て内燃機関10の燃焼室へと供給される。
【0018】然るに、内燃機関10の減速時等には、ス
ロットルバルブ17が開弁状態から閉弁状態になるのに
伴い、スロットルバルブ上流であるコンプレッサ下流の
空気圧力が上昇することから、コンプレッサ下流からコ
ンプレッサ上流への空気の逆流(吹き返し現象)が生じ
る。
ロットルバルブ17が開弁状態から閉弁状態になるのに
伴い、スロットルバルブ上流であるコンプレッサ下流の
空気圧力が上昇することから、コンプレッサ下流からコ
ンプレッサ上流への空気の逆流(吹き返し現象)が生じ
る。
【0019】このため、コンプレッサ下流のチャンバー
パイプ13には、コンプレッサ下流の空気を放出するた
めの空気開放弁20が設けられている。
パイプ13には、コンプレッサ下流の空気を放出するた
めの空気開放弁20が設けられている。
【0020】空気開放弁20は、図4に示す如く、第1
弁箱21、第2弁箱22、ファンネル23より外郭を形
成される。そして、空気開放弁20は、空気取入口を介
してコンプレッサ下流でスロットルバルブ上流のチャン
バーパイプ13に連通され、コンプレッサ下流の過給空
気を大気に放出可能とする空気開放通路24を第1弁箱
21に備えている。また、空気開放弁20は、第1弁箱
21と第2弁箱22の間にダイヤフラム25を備え、こ
のダイヤフラム25の両側に第1室26Aと第2室26
Bを設け、空気開放弁作動口Cを介してスロットルバル
ブ下流のインテークマニホールド18に第1室26Aを
連通し、インテークマニホールド18の吸気圧をダイヤ
フラム25に印加し、この吸気圧の低下によりダイヤフ
ラム25を開作動可能としている。27は空気開放作動
管である。
弁箱21、第2弁箱22、ファンネル23より外郭を形
成される。そして、空気開放弁20は、空気取入口を介
してコンプレッサ下流でスロットルバルブ上流のチャン
バーパイプ13に連通され、コンプレッサ下流の過給空
気を大気に放出可能とする空気開放通路24を第1弁箱
21に備えている。また、空気開放弁20は、第1弁箱
21と第2弁箱22の間にダイヤフラム25を備え、こ
のダイヤフラム25の両側に第1室26Aと第2室26
Bを設け、空気開放弁作動口Cを介してスロットルバル
ブ下流のインテークマニホールド18に第1室26Aを
連通し、インテークマニホールド18の吸気圧をダイヤ
フラム25に印加し、この吸気圧の低下によりダイヤフ
ラム25を開作動可能としている。27は空気開放作動
管である。
【0021】空気開放弁20は、主弁31と副弁32と
を有している。主弁31の弁軸31Aは、ダイヤフラム
25にナット33にて固定され、第1弁箱21に設けら
れているオイルレスブッシュ34を貫通し、その先端に
主弁31を備えている。弁軸31Aが貫通する第1弁箱
21にはシール35が設けられている。副弁32は、主
弁31回りに同軸的に設けられ、そのボス32Aはオイ
ルレスブッシュ36を介して弁軸31Aにガイドされ移
動可能になっている。副弁32は、主弁31が開閉する
主開口部37(主弁開放口D)を備えるとともに、空気
開放通路24を主開口部37に連通する連通路38を備
えている。また、副弁32は、ファンネル23の副開口
部39(副弁開放口E)を開閉する。このとき、主弁3
1と副弁32はダイヤフラム25の第1室26A側に設
けられているスプリング41のスプリング力と、空気開
放通路24に印加しているチャンバーパイプ13内の過
給圧とを閉じ力として主開口部37、副開口部39を閉
じる。42はスプリングシート、43はスプリング41
の取付荷重を調整するためのボルトである。他方、主弁
31はダイヤフラム25の前述開作動により主弁移動距
離Lを遊動して主開口部37を開く。また、副弁32は
ダイヤフラム25の更なる開作動により主弁31が上記
主弁遊動距離Lを越えて遊動するときに、主弁31に引
き動かされて副弁遊動距離L2を遊動して副開口部39
を開く。
を有している。主弁31の弁軸31Aは、ダイヤフラム
25にナット33にて固定され、第1弁箱21に設けら
れているオイルレスブッシュ34を貫通し、その先端に
主弁31を備えている。弁軸31Aが貫通する第1弁箱
21にはシール35が設けられている。副弁32は、主
弁31回りに同軸的に設けられ、そのボス32Aはオイ
ルレスブッシュ36を介して弁軸31Aにガイドされ移
動可能になっている。副弁32は、主弁31が開閉する
主開口部37(主弁開放口D)を備えるとともに、空気
開放通路24を主開口部37に連通する連通路38を備
えている。また、副弁32は、ファンネル23の副開口
部39(副弁開放口E)を開閉する。このとき、主弁3
1と副弁32はダイヤフラム25の第1室26A側に設
けられているスプリング41のスプリング力と、空気開
放通路24に印加しているチャンバーパイプ13内の過
給圧とを閉じ力として主開口部37、副開口部39を閉
じる。42はスプリングシート、43はスプリング41
の取付荷重を調整するためのボルトである。他方、主弁
31はダイヤフラム25の前述開作動により主弁移動距
離Lを遊動して主開口部37を開く。また、副弁32は
ダイヤフラム25の更なる開作動により主弁31が上記
主弁遊動距離Lを越えて遊動するときに、主弁31に引
き動かされて副弁遊動距離L2を遊動して副開口部39
を開く。
【0022】尚、空気開放弁20におけるスプリング4
1の取付荷重、ダイヤフラム25の有効面積、空気取入
口Aの有効面積は、図3の従来例2におけると同一とし
た。また、副弁32の弁径、副弁開放口Eは、図3の従
来例2の主弁1Bにおけると同一とした。
1の取付荷重、ダイヤフラム25の有効面積、空気取入
口Aの有効面積は、図3の従来例2におけると同一とし
た。また、副弁32の弁径、副弁開放口Eは、図3の従
来例2の主弁1Bにおけると同一とした。
【0023】以下、空気開放弁20の作動について説明
する。 (1) 機関加速時(図6) コンプレッサ11Bの回転により加圧された空気は、チ
ャンバーパイプ13から空気取入口Aを経て空気開放弁
20内の空気開放通路24にも及び、主弁31には主弁
閉力W3が作用し、副弁32には副弁閉力W4が作用す
る。このとき、主弁31にはスプリング41のスプリン
グ力であるスプリング閉力Yも作用する。そして、上述
のW3とW4とYの総和は、図3の従来例2における主
弁閉力W2と等しいことになる(W2=W3+W4)。
また、ダイヤフラム25の有効面積が従来例2のダイヤ
フラム2の有効面積と同一であるから、空気開放弁20
の一次開力Z2は、従来例2の主弁開力Zに等しい(Z
=Z2)。
する。 (1) 機関加速時(図6) コンプレッサ11Bの回転により加圧された空気は、チ
ャンバーパイプ13から空気取入口Aを経て空気開放弁
20内の空気開放通路24にも及び、主弁31には主弁
閉力W3が作用し、副弁32には副弁閉力W4が作用す
る。このとき、主弁31にはスプリング41のスプリン
グ力であるスプリング閉力Yも作用する。そして、上述
のW3とW4とYの総和は、図3の従来例2における主
弁閉力W2と等しいことになる(W2=W3+W4)。
また、ダイヤフラム25の有効面積が従来例2のダイヤ
フラム2の有効面積と同一であるから、空気開放弁20
の一次開力Z2は、従来例2の主弁開力Zに等しい(Z
=Z2)。
【0024】これらにより、コンプレッサ下流の圧力が
高くなるに従って弁閉力が大きく、且つダイヤフラム2
5に作用する吸気圧(インテークマニホールド圧)も高
くなってこれに起因する弁開力は小さくなることから、
主弁31と副弁32は閉じ続ける。従って、機関出力の
向上を求め過給圧を高くした場合にも、主弁31及び副
弁32からの空気の洩れを防止できる。
高くなるに従って弁閉力が大きく、且つダイヤフラム2
5に作用する吸気圧(インテークマニホールド圧)も高
くなってこれに起因する弁開力は小さくなることから、
主弁31と副弁32は閉じ続ける。従って、機関出力の
向上を求め過給圧を高くした場合にも、主弁31及び副
弁32からの空気の洩れを防止できる。
【0025】(2) 機関減速開始時(図7) ダイヤフラム25に作用するインテークマニホールド1
8の吸気圧が低下してダイヤフラム25に一次開力Z2
が作用する。この一次開力Z2は、スプリング閉力Yと
主弁31に作用する主弁閉力W3の総和より大きく、結
果として、ダイヤフラム25が開作動し、主弁31を開
く。このとき、副弁32には、主弁一次放出Xを行なう
ための連通路38、及び主弁開放口Dを形成するための
主開口部37が設けられ、且つ主弁31が開くことか
ら、空気一次放出通路が形成され、この通路から大気へ
の空気の放出がなされる。
8の吸気圧が低下してダイヤフラム25に一次開力Z2
が作用する。この一次開力Z2は、スプリング閉力Yと
主弁31に作用する主弁閉力W3の総和より大きく、結
果として、ダイヤフラム25が開作動し、主弁31を開
く。このとき、副弁32には、主弁一次放出Xを行なう
ための連通路38、及び主弁開放口Dを形成するための
主開口部37が設けられ、且つ主弁31が開くことか
ら、空気一次放出通路が形成され、この通路から大気へ
の空気の放出がなされる。
【0026】(3) 機関減速時(図8) 上記(2) の1次放出によりチャンバーパイプ13内の空
気圧は低減して、このチャンバーパイプ13内の空気圧
が副弁32に及ぼす閉力(W4)は小さくなっている。
これに加えて、ダイヤフラム25に作用する吸気圧(イ
ンテークマニホールド圧)は上記(2) より更に低下して
ダイヤフラム25に2次開力Z3が働き、結果として、
ダイヤフラム25が副弁32も開くように更に開作動す
る。これにより、上記(2) の主弁31に続いて副弁32
も開き、チャンバーパイプ13内の過給圧は主弁31と
副弁32を合わせた大面積の弁開放口から大気へと2次
放出され、この空気の最大放出により吹き返しを抑制す
る。
気圧は低減して、このチャンバーパイプ13内の空気圧
が副弁32に及ぼす閉力(W4)は小さくなっている。
これに加えて、ダイヤフラム25に作用する吸気圧(イ
ンテークマニホールド圧)は上記(2) より更に低下して
ダイヤフラム25に2次開力Z3が働き、結果として、
ダイヤフラム25が副弁32も開くように更に開作動す
る。これにより、上記(2) の主弁31に続いて副弁32
も開き、チャンバーパイプ13内の過給圧は主弁31と
副弁32を合わせた大面積の弁開放口から大気へと2次
放出され、この空気の最大放出により吹き返しを抑制す
る。
【0027】よって、ターボチャージャ11の保護や機
関加速時の応答性向上並びにエアフローメータ信号の乱
れによる不正確な空気検出を防止できる。
関加速時の応答性向上並びにエアフローメータ信号の乱
れによる不正確な空気検出を防止できる。
【0028】このとき、空気開放弁20では、一次放出
により副弁閉力W4は小さくなっていることから、図3
の従来例2におけるような同一面積の大口径の空気開放
口を持つものに比して、小開力で副弁32を開弁させる
ため、コンプレッサ下流で吹き返し現象が発生したと
き、従来例2に比して速やかにチャンバーパイプ13内
の空気を放出できる。
により副弁閉力W4は小さくなっていることから、図3
の従来例2におけるような同一面積の大口径の空気開放
口を持つものに比して、小開力で副弁32を開弁させる
ため、コンプレッサ下流で吹き返し現象が発生したと
き、従来例2に比して速やかにチャンバーパイプ13内
の空気を放出できる。
【0029】そして、本実施例では、ダイヤフラム25
の開作動により、主弁31と副弁32とを時間差をつけ
て開くようにしたから、高過給圧時にも空気開放弁20
の開弁の初期作動性が良く、瞬時に大流量の空気開放を
可能とする。従って、空気開放弁20の開弁の初期作動
性を向上するために、スプリング41の取付荷重を低く
設定したり、ダイヤフラム25の有効面積を大きくする
必要がなく、装置構成のコンパクトと作動の安定を確保
できる。
の開作動により、主弁31と副弁32とを時間差をつけ
て開くようにしたから、高過給圧時にも空気開放弁20
の開弁の初期作動性が良く、瞬時に大流量の空気開放を
可能とする。従って、空気開放弁20の開弁の初期作動
性を向上するために、スプリング41の取付荷重を低く
設定したり、ダイヤフラム25の有効面積を大きくする
必要がなく、装置構成のコンパクトと作動の安定を確保
できる。
【0030】図9は、スロットルバルブ全閉後の時間経
過に伴う、コンプレッサ下流のチャンバーパイプ内の圧
力変化を表わしたものである。
過に伴う、コンプレッサ下流のチャンバーパイプ内の圧
力変化を表わしたものである。
【0031】図9において、横軸はスロットルバルブ全
閉(T0)後の時間経過を示し、縦軸はチャンバーパイ
プ内の圧力を示している。
閉(T0)後の時間経過を示し、縦軸はチャンバーパイ
プ内の圧力を示している。
【0032】図9のは、空気開放弁がない場合を示し
ている。コンプレッサ下流のチャンバーパイプに空気開
放弁が取り付けられていないことから、圧力変化の値が
示すように、管内における圧力の脈動が生じていること
がわかる。このことは、言い換えれば、管内において吹
き返し現象が生じていることであり、ターボチャージャ
の耐久性を低下させたり、ターボチャージャの回転阻
害、及びエアフローメータ信号の乱れによる不正確な空
気検出が行なわれる等の不具合が生じる。
ている。コンプレッサ下流のチャンバーパイプに空気開
放弁が取り付けられていないことから、圧力変化の値が
示すように、管内における圧力の脈動が生じていること
がわかる。このことは、言い換えれば、管内において吹
き返し現象が生じていることであり、ターボチャージャ
の耐久性を低下させたり、ターボチャージャの回転阻
害、及びエアフローメータ信号の乱れによる不正確な空
気検出が行なわれる等の不具合が生じる。
【0033】図9のは、図3(従来例2)において示
した空気開放弁の場合を示しており、主弁開放による空
気開放は、T3の時点で行なわれ、チャンバーパイプ内
の圧力を低下させている。
した空気開放弁の場合を示しており、主弁開放による空
気開放は、T3の時点で行なわれ、チャンバーパイプ内
の圧力を低下させている。
【0034】図9のは、本発明による空気開放弁の場
合を示しており、スロットルバルブ全閉であるT0時点
より、チャンバーパイプ内の圧力が上昇するが、T1の
時点において主弁開放による空気1次放出が行なわれ
る。その後、T2の時点において副弁開放による空気2
次放出が行なわれ、チャンバーパイプ内の圧力が低下さ
れる。
合を示しており、スロットルバルブ全閉であるT0時点
より、チャンバーパイプ内の圧力が上昇するが、T1の
時点において主弁開放による空気1次放出が行なわれ
る。その後、T2の時点において副弁開放による空気2
次放出が行なわれ、チャンバーパイプ内の圧力が低下さ
れる。
【0035】図9において、との比較を行なうと図
3と同一の弁径を有する空気開放弁であっても、本発明
の空気開放弁の構造のように、2つの弁を設け且つ時間
差をつけて弁の開閉作動を行なうことにより、バルブ開
弁の初期作動に優れ、瞬時に大流量の空気開放が可能と
なり、チャンバーパイプ内の空気を効率よく放出するこ
とが可能となる。
3と同一の弁径を有する空気開放弁であっても、本発明
の空気開放弁の構造のように、2つの弁を設け且つ時間
差をつけて弁の開閉作動を行なうことにより、バルブ開
弁の初期作動に優れ、瞬時に大流量の空気開放が可能と
なり、チャンバーパイプ内の空気を効率よく放出するこ
とが可能となる。
【0036】尚、本発明の実施において、例えば、図4
に示す如く、弁軸31Aの頭部にオリフィスを設ける等
により、ダイヤフラム25に作用するインテークマニホ
ールド18の吸気圧の低下を第1室26Aに印加すると
ともに、上記オリフィスを通じて第2室26Bにも遅延
して印加させても良い。これによれば、ダイヤフラム2
5の初期開作動時に、ダイヤフラム25に作用する開力
(Z2、Z3)は、第1室26A側の負圧と第2室26
B側の正圧との差圧によってより大となり、バルブ開弁
の初期作動性を向上できる。
に示す如く、弁軸31Aの頭部にオリフィスを設ける等
により、ダイヤフラム25に作用するインテークマニホ
ールド18の吸気圧の低下を第1室26Aに印加すると
ともに、上記オリフィスを通じて第2室26Bにも遅延
して印加させても良い。これによれば、ダイヤフラム2
5の初期開作動時に、ダイヤフラム25に作用する開力
(Z2、Z3)は、第1室26A側の負圧と第2室26
B側の正圧との差圧によってより大となり、バルブ開弁
の初期作動性を向上できる。
【0037】また、本発明の実施においては、主弁と2
個以上の副弁とを設け、機関減速等に際し、まず主弁を
開き、その後、続いて2個以上の副弁のそれぞれを順に
開くように設定するものであっても良い。
個以上の副弁とを設け、機関減速等に際し、まず主弁を
開き、その後、続いて2個以上の副弁のそれぞれを順に
開くように設定するものであっても良い。
【0038】また、本発明の実施においては、空気開放
弁により開放されるコンプレッサ下流の過給空気を、大
気に放出するものでなく、コンプレッサ入口部(上流)
に放出するものであっても良い。
弁により開放されるコンプレッサ下流の過給空気を、大
気に放出するものでなく、コンプレッサ入口部(上流)
に放出するものであっても良い。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ターボチ
ャージャ付内燃機関用の空気開放弁において、コンパク
トな装置構成により、機関減速時等のコンプレッサ下流
からコンプレッサ上流への吸気の逆流(吹き返し現象)
を抑制することができる。
ャージャ付内燃機関用の空気開放弁において、コンパク
トな装置構成により、機関減速時等のコンプレッサ下流
からコンプレッサ上流への吸気の逆流(吹き返し現象)
を抑制することができる。
【図1】図1はターボチャージャ付内燃機関の吸気系統
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】図2は従来例1に係る小径の空気開放弁を示す
模式図である。
模式図である。
【図3】図3は従来例2に係る大径の空気開放弁を示す
模式図である。
模式図である。
【図4】図4は本発明の一実施例に係る空気開放弁を示
す模式図である。
す模式図である。
【図5】図5は図4のV-V 線に沿う矢視図である。
【図6】図6は本発明による空気開放弁の作動状態にお
いて、機関加速時における主弁並びに副弁の閉弁状態を
示す模式図である。
いて、機関加速時における主弁並びに副弁の閉弁状態を
示す模式図である。
【図7】図7は本発明による空気開放弁の作動状態にお
いて、主弁の開弁(空気1次放出)による空気放出状態
を示す模式図である。
いて、主弁の開弁(空気1次放出)による空気放出状態
を示す模式図である。
【図8】図8は本発明による空気開放弁の作動状態にお
いて、主弁の開弁(空気1次放出)並びに副弁の開弁
(空気2次放出)による空気最大放出状態を示す模式図
である。
いて、主弁の開弁(空気1次放出)並びに副弁の開弁
(空気2次放出)による空気最大放出状態を示す模式図
である。
【図9】図9はスロットルバルブ全閉後のコンプレッサ
下流のチャンバーパイプ内の圧力変化を示す模式図であ
る。
下流のチャンバーパイプ内の圧力変化を示す模式図であ
る。
10 内燃機関 11 ターボチャージャ 11A タービン 11B コンプレッサ 12 エキゾーストマニホールド(排気通路) 13 チャンバーパイプ(吸気通路) 17 スロットルバルブ 18 インテークマニホールド(吸気通路) 20 空気開放弁 24 空気開放通路 25 ダイヤフラム 31 主弁 32 副弁
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の排気通路に設けられ、排気に
より駆動されるタービンを備えるとともに、内燃機関の
吸気通路に、上記タービンと同軸に設けられ、吸気を過
給するコンプレッサとを備えてなるターボチャージャ
と、 吸気通路のコンプレッサ下流に設けられるスロットルバ
ルブとを有してなるターボチャージャ付内燃機関用の空
気開放弁において、 吸気通路のコンプレッサ下流で、スロットルバルブ上流
に連通され、コンプレッサ下流の吸気通路内の過給空気
を開放可能とする空気開放通路と、 吸気通路のスロットルバルブ下流の吸気圧を印加せしめ
られ、該吸気圧の低下により開作動するダイヤフラム
と、 ダイヤフラムの開作動により空気開放通路を開く主弁
と、 主弁が空気開放通路を開いた後に、ダイヤフラムの更な
る開作動により該空気開放通路を開く少なくとも1個の
副弁とを有してなることを特徴とするターボチャージャ
付内燃機関用の空気開放弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058294A JPH08232669A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7058294A JPH08232669A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232669A true JPH08232669A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=13080207
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7058294A Pending JPH08232669A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | ターボチャージャ付内燃機関用の空気開放弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232669A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006133986A3 (de) * | 2005-06-17 | 2008-09-04 | Bosch Gmbh Robert | Bypassventil für verbrennungskraftmaschinen |
| JP2013177825A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Hino Motors Ltd | 多段過給システム |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7058294A patent/JPH08232669A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006133986A3 (de) * | 2005-06-17 | 2008-09-04 | Bosch Gmbh Robert | Bypassventil für verbrennungskraftmaschinen |
| US8191855B2 (en) | 2005-06-17 | 2012-06-05 | Robert Bosch Gmbh | Bypass valve for internal combustion engines |
| JP2013177825A (ja) * | 2012-02-28 | 2013-09-09 | Hino Motors Ltd | 多段過給システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040318 |