JPH08232992A - 自動制御用ブレーキ機構 - Google Patents
自動制御用ブレーキ機構Info
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- JPH08232992A JPH08232992A JP7042041A JP4204195A JPH08232992A JP H08232992 A JPH08232992 A JP H08232992A JP 7042041 A JP7042041 A JP 7042041A JP 4204195 A JP4204195 A JP 4204195A JP H08232992 A JPH08232992 A JP H08232992A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動制御可能な走行車輌のブレーキ装置にお
いて、従来、ブレーキバネにて制動側に付勢されるブレ
ーキアームと、該ブレーキアームを制動解除側に作動さ
せるブレーキ操作機構との間における連結機構にワイヤ
を使用していたことにより、長時間の使用のうちに生じ
るワイヤ摩耗による弊害を発生していたのを解消するの
を目的とする。 【構成】 ブレーキアーム2と、ブレーキ操作機構にお
けるモーターアクチュエーター6にて正逆転に回動操作
可能な解除アーム8との間は、伸縮可能なブレーキ操作
リンクLにて連結し、該ブレーキ操作リンクLには伸長
時に圧縮する緩衝バネ11と収縮時に圧縮する過負荷検
出バネ12を巻装しており、また、解除アームの一定角
度回動にてOFFするブレーキ解除位置センサー18
と、該ブレーキ操作リンクLの一定量収縮時にOFFす
る過負荷検出センサー13を設けた。
いて、従来、ブレーキバネにて制動側に付勢されるブレ
ーキアームと、該ブレーキアームを制動解除側に作動さ
せるブレーキ操作機構との間における連結機構にワイヤ
を使用していたことにより、長時間の使用のうちに生じ
るワイヤ摩耗による弊害を発生していたのを解消するの
を目的とする。 【構成】 ブレーキアーム2と、ブレーキ操作機構にお
けるモーターアクチュエーター6にて正逆転に回動操作
可能な解除アーム8との間は、伸縮可能なブレーキ操作
リンクLにて連結し、該ブレーキ操作リンクLには伸長
時に圧縮する緩衝バネ11と収縮時に圧縮する過負荷検
出バネ12を巻装しており、また、解除アームの一定角
度回動にてOFFするブレーキ解除位置センサー18
と、該ブレーキ操作リンクLの一定量収縮時にOFFす
る過負荷検出センサー13を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフカートの如く、
遠隔操縦可能な走行車輌に取り付けるための自動制御用
ブレーキ機構に関する。
遠隔操縦可能な走行車輌に取り付けるための自動制御用
ブレーキ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ゴルフカートのように、遠隔操縦可能な
走行車輌に取り付ける如き自動制御用のブレーキ機構と
しては、特開平5−263846、或いは特開平5−3
21962に開示されたものが公知となっている。この
中で、ブレーキ切換用のブレーキアームは、ブレーキバ
ネにて制動側に付勢されており、該ブレーキアームを、
モーターアクチュエーター(電動シリンダー)の駆動に
てワイヤを引くことで制動解除側に作動させる構成のブ
レーキ操作機構を設けているが、ブレーキ、ブレーキア
ーム、及びブレーキバネは、車軸を懸架するミッション
ケースと一体に固設されており、一方、電動シリンダー
等のブレーキ操作機構は、車輌のフレームに取り付けら
れている。また、電動シリンダーのモーター駆動を、制
動解除時に停止するため、制動解除位置を検出するリミ
ットスイッチを設けている。
走行車輌に取り付ける如き自動制御用のブレーキ機構と
しては、特開平5−263846、或いは特開平5−3
21962に開示されたものが公知となっている。この
中で、ブレーキ切換用のブレーキアームは、ブレーキバ
ネにて制動側に付勢されており、該ブレーキアームを、
モーターアクチュエーター(電動シリンダー)の駆動に
てワイヤを引くことで制動解除側に作動させる構成のブ
レーキ操作機構を設けているが、ブレーキ、ブレーキア
ーム、及びブレーキバネは、車軸を懸架するミッション
ケースと一体に固設されており、一方、電動シリンダー
等のブレーキ操作機構は、車輌のフレームに取り付けら
れている。また、電動シリンダーのモーター駆動を、制
動解除時に停止するため、制動解除位置を検出するリミ
ットスイッチを設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動制御用ブレ
ーキ機構においては、制動解除のためのブレーキアーム
操作をワイヤの引き操作にて行うが、元々ワイヤには遊
びを設ける必要があるので、制動解除には時間がかか
り、更に使用を重ねるほどにワイヤに伸びが生じ、従っ
て、多く使用していると、制動解除のタイミングが遅く
なってくる。また、このワイヤの伸びに伴って、制動解
除位置を検出するモーターアクチュエーターのリミット
スイッチ位置が不適当になり、位置調節しなければなら
ない。
ーキ機構においては、制動解除のためのブレーキアーム
操作をワイヤの引き操作にて行うが、元々ワイヤには遊
びを設ける必要があるので、制動解除には時間がかか
り、更に使用を重ねるほどにワイヤに伸びが生じ、従っ
て、多く使用していると、制動解除のタイミングが遅く
なってくる。また、このワイヤの伸びに伴って、制動解
除位置を検出するモーターアクチュエーターのリミット
スイッチ位置が不適当になり、位置調節しなければなら
ない。
【0004】また、車体フレームに対して、ミッション
ケース及び車軸は、地面の凹凸に合わせて揺動可能とな
っており、従って、従来のように、ブレーキやブレーキ
アームをミッションケース側、ブレーキ操作機構を車体
フレーム側に取り付けていると、両者間の距離が変動
し、従って、両者間に介設されるワイヤの作動が一定し
ないのである。
ケース及び車軸は、地面の凹凸に合わせて揺動可能とな
っており、従って、従来のように、ブレーキやブレーキ
アームをミッションケース側、ブレーキ操作機構を車体
フレーム側に取り付けていると、両者間の距離が変動
し、従って、両者間に介設されるワイヤの作動が一定し
ないのである。
【0005】また、もしも走行車輌が異常により制動状
態となり、モーターアクチュエーターの駆動にも関わら
ず制動解除できない状態になれば、手動等にて制動解除
して走行可能にする手段が必要であるが、公知技術にお
いては、この構成は示されていない。
態となり、モーターアクチュエーターの駆動にも関わら
ず制動解除できない状態になれば、手動等にて制動解除
して走行可能にする手段が必要であるが、公知技術にお
いては、この構成は示されていない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上のような
問題を解決するため、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、走行車輌における車軸を制動すべく、該車軸
を懸架するミッションケースにブレーキを固設し、該ブ
レーキを制動状態と制動解除状態とに切り換えるべく設
けたブレーキアームを制動側に付勢するブレーキバネを
設けた構成において、該ブレーキアームを制動解除側に
作動させるためのブレーキ操作機構をミッションケース
と一体状に固設した。
問題を解決するため、次のような手段を用いるものであ
る。即ち、走行車輌における車軸を制動すべく、該車軸
を懸架するミッションケースにブレーキを固設し、該ブ
レーキを制動状態と制動解除状態とに切り換えるべく設
けたブレーキアームを制動側に付勢するブレーキバネを
設けた構成において、該ブレーキアームを制動解除側に
作動させるためのブレーキ操作機構をミッションケース
と一体状に固設した。
【0007】また、走行車輌における車軸を制動すべ
く、該車軸を懸架するミッションケースにブレーキを固
設し、該ブレーキを制動状態と制動解除状態とに切り換
えるべく設けたブレーキアームを制動側に付勢するブレ
ーキバネを設けた構成において、該ブレーキアームを制
動解除側に作動させるためのブレーキ操作機構を、該ブ
レーキ操作機構の支持体に回動自在に枢支した解除アー
ムとブレーキアームとの間に一定量伸縮可能なリンクを
介設し、該リンク上には、リンク伸長時に収縮するバネ
とリンク収縮時に収縮するバネとを外装し、該解除アー
ムの回動操作にて該リンクを引っ張ることにより、該ブ
レーキアームを制動解除側に作動させるよう構成した。
く、該車軸を懸架するミッションケースにブレーキを固
設し、該ブレーキを制動状態と制動解除状態とに切り換
えるべく設けたブレーキアームを制動側に付勢するブレ
ーキバネを設けた構成において、該ブレーキアームを制
動解除側に作動させるためのブレーキ操作機構を、該ブ
レーキ操作機構の支持体に回動自在に枢支した解除アー
ムとブレーキアームとの間に一定量伸縮可能なリンクを
介設し、該リンク上には、リンク伸長時に収縮するバネ
とリンク収縮時に収縮するバネとを外装し、該解除アー
ムの回動操作にて該リンクを引っ張ることにより、該ブ
レーキアームを制動解除側に作動させるよう構成した。
【0008】また、該ブレーキ操作機構において、該解
除アームをモーターアクチュエーターの正逆転駆動にて
操作可能とした。
除アームをモーターアクチュエーターの正逆転駆動にて
操作可能とした。
【0009】また、該ブレーキ操作機構において、該モ
ータアクチュエーターのリミットスイッチとして、該解
除アームが制動解除側へ一定角度回動した時に切り換わ
るスイッチと、該リンクが一定量収縮した時に切り換わ
るスイッチとを設けた。
ータアクチュエーターのリミットスイッチとして、該解
除アームが制動解除側へ一定角度回動した時に切り換わ
るスイッチと、該リンクが一定量収縮した時に切り換わ
るスイッチとを設けた。
【0010】また、該ブレーキ操作機構において、該解
除アームは手動にて回動可能とし、更に、制動解除位置
にて該解除アームを係止可能とした。
除アームは手動にて回動可能とし、更に、制動解除位置
にて該解除アームを係止可能とした。
【0011】
【作用】ブレーキ、ブレーキアーム、及びブレーキバネ
と同じく、ブレーキアームを制動解除側に操作するため
のブレーキ操作機構も、車体フレームでなく、ミッショ
ンケースに固設しているので、ブレーキアームとブレー
キ操作機構との間の距離が一定となる。
と同じく、ブレーキアームを制動解除側に操作するため
のブレーキ操作機構も、車体フレームでなく、ミッショ
ンケースに固設しているので、ブレーキアームとブレー
キ操作機構との間の距離が一定となる。
【0012】また、ブレーキ操作機構において、ブレー
キアームを制動解除側に操作するのは、解除アームの回
動にて、伸縮可能なリンクを引くことによるものであ
り、リンクを引く際にリンクが一定量伸長し、更に外装
するバネの一つがこの際に収縮することで、リンクにか
かる引き力を緩衝し、滑らかな制動性能が得られるとと
もに、ワイヤの伸びのような摩耗を生ずることがない。
また、制動側への操作時においても、リンクが一定量収
縮し、この際にもリンクに外装する他のバネが収縮し
て、リンクにかかる収縮力を緩衝して、収縮による摩耗
も生じさせないのである。
キアームを制動解除側に操作するのは、解除アームの回
動にて、伸縮可能なリンクを引くことによるものであ
り、リンクを引く際にリンクが一定量伸長し、更に外装
するバネの一つがこの際に収縮することで、リンクにか
かる引き力を緩衝し、滑らかな制動性能が得られるとと
もに、ワイヤの伸びのような摩耗を生ずることがない。
また、制動側への操作時においても、リンクが一定量収
縮し、この際にもリンクに外装する他のバネが収縮し
て、リンクにかかる収縮力を緩衝して、収縮による摩耗
も生じさせないのである。
【0013】また、該解除アームは、モーターアクチュ
エーターの正逆転駆動にて作動可能であり、制動時にも
制動解除時にも同じストロークで作動させることができ
るので、下り坂等での車速の自動制御を制動と制動解除
の繰り返し操作にて行うことが可能である。
エーターの正逆転駆動にて作動可能であり、制動時にも
制動解除時にも同じストロークで作動させることができ
るので、下り坂等での車速の自動制御を制動と制動解除
の繰り返し操作にて行うことが可能である。
【0014】また、長時間の使用のうちに、ブレーキの
摩耗により、ブレーキバネにて付勢されているブレーキ
アームにおける制動側の停止位置が、ブレーキバネの付
勢側にずれていき、これに伴って解除アームの制動側の
停止位置もずれてしまうが、制動解除側のモーター駆動
を停止するリミットスイッチは、制動側の停止位置より
解除アームが制動解除側へ回動開始してから一定角度回
動した時に切り換わるように構成しているので、解除ア
ームの制動側の停止位置のずれに合わせてスイッチ位置
を変更しなくても、モーターの制動解除駆動開始後、常
に一定の時間経過後にスイッチが切り換わり、モーター
は停止する。また、一方、制動用のモーター駆動を停止
するリミットスイッチは、ブレーキアームが制動側の停
止位置に停止した後、リンクが一定量収縮した時に切り
換わる構成なので、ブレーキアームにおいて、ブレーキ
摩耗による制動側の停止位置がずれても、常に完全に制
動した位置にてスイッチの切換が行われる。
摩耗により、ブレーキバネにて付勢されているブレーキ
アームにおける制動側の停止位置が、ブレーキバネの付
勢側にずれていき、これに伴って解除アームの制動側の
停止位置もずれてしまうが、制動解除側のモーター駆動
を停止するリミットスイッチは、制動側の停止位置より
解除アームが制動解除側へ回動開始してから一定角度回
動した時に切り換わるように構成しているので、解除ア
ームの制動側の停止位置のずれに合わせてスイッチ位置
を変更しなくても、モーターの制動解除駆動開始後、常
に一定の時間経過後にスイッチが切り換わり、モーター
は停止する。また、一方、制動用のモーター駆動を停止
するリミットスイッチは、ブレーキアームが制動側の停
止位置に停止した後、リンクが一定量収縮した時に切り
換わる構成なので、ブレーキアームにおいて、ブレーキ
摩耗による制動側の停止位置がずれても、常に完全に制
動した位置にてスイッチの切換が行われる。
【0015】また、該解除アームが、手動にて回動可能
なので、電圧低下等で異常停止した時に該解除アームを
制動解除側に回動させて、走行可能にすることができ、
また解除アームを係止可能なので、解除アームを離した
後も走行可能な状態を保持できる。
なので、電圧低下等で異常停止した時に該解除アームを
制動解除側に回動させて、走行可能にすることができ、
また解除アームを係止可能なので、解除アームを離した
後も走行可能な状態を保持できる。
【0016】
【実施例】本発明の実施例を、添付の図面を基に説明す
る。図1は本発明の自動制御用ブレーキ機構を設けるゴ
ルフカートの側面図、図2は本発明の自動制御用ブレー
キ機構の側面図、図3は同じく正面断面図、図4はブレ
ーキ操作機構の制動時の側面図、図5は同じく制動解除
時の側面図、図6は同じく制動直前時の側面図、図7は
同じく正面断面図である。
る。図1は本発明の自動制御用ブレーキ機構を設けるゴ
ルフカートの側面図、図2は本発明の自動制御用ブレー
キ機構の側面図、図3は同じく正面断面図、図4はブレ
ーキ操作機構の制動時の側面図、図5は同じく制動解除
時の側面図、図6は同じく制動直前時の側面図、図7は
同じく正面断面図である。
【0017】まず、本発明の自動制御用ブレーキ機構を
配設する走行車輌として、図1よりゴルフカートを説明
する。このゴルフカートは、コース内を様々な位置に移
動する競技者等が、乗車して操縦できることは勿論、無
線操縦も可能に構成されており、発進・停止に関して
は、乗車時はブレーキペダル25の踏み操作にて、無線
操縦の場合には、操縦器に設けられた発進・停止スイッ
チの操作にて、ブレーキを制御して操縦する。車庫入れ
時等には変速レバーにて変速操作も可能となっており、
図2及び図3の如く、後輪車軸21を左右に懸架するミ
ッションケースMが座席台24の下方に収納されてい
て、ブレーキ1も該ミッションケースM側面に固設され
ている。
配設する走行車輌として、図1よりゴルフカートを説明
する。このゴルフカートは、コース内を様々な位置に移
動する競技者等が、乗車して操縦できることは勿論、無
線操縦も可能に構成されており、発進・停止に関して
は、乗車時はブレーキペダル25の踏み操作にて、無線
操縦の場合には、操縦器に設けられた発進・停止スイッ
チの操作にて、ブレーキを制御して操縦する。車庫入れ
時等には変速レバーにて変速操作も可能となっており、
図2及び図3の如く、後輪車軸21を左右に懸架するミ
ッションケースMが座席台24の下方に収納されてい
て、ブレーキ1も該ミッションケースM側面に固設され
ている。
【0018】ミッションケースM及びブレーキ1の内部
構成について、図3より簡単に説明しておく。ミッショ
ンケースM内においては、デフギア機構を介して左右に
後輪車軸21・21が軸支されており、ブレーキ軸23
にギア噛合している。該ブレーキ軸23は、ブレーキ1
内に入軸されていて、該ブレーキ1内において、ブレー
キディスク23a・23aを環設しており、該ブレーキ
ディスク23a・23aが、該ブレーキ1に枢支された
ブレーキアーム2の回動操作にて密着制動されることに
より、ブレーキ軸23を停止し、後輪車軸21を制動す
るものである。なお、後輪車軸21・21は、各々車体
に前端を枢支した図2及び図3図示の後輪車軸フレーム
22・22の後部に下方より支持固定されていて、地面
の凹凸に対しては、後輪車軸フレーム22が前端の枢支
点を支点に上下揺動可能となっていて、ミッションケー
スM及び後輪車軸21・21、そしてブレーキ1が、地
面の凹凸に対して一体に揺動可能となっているのであ
る。
構成について、図3より簡単に説明しておく。ミッショ
ンケースM内においては、デフギア機構を介して左右に
後輪車軸21・21が軸支されており、ブレーキ軸23
にギア噛合している。該ブレーキ軸23は、ブレーキ1
内に入軸されていて、該ブレーキ1内において、ブレー
キディスク23a・23aを環設しており、該ブレーキ
ディスク23a・23aが、該ブレーキ1に枢支された
ブレーキアーム2の回動操作にて密着制動されることに
より、ブレーキ軸23を停止し、後輪車軸21を制動す
るものである。なお、後輪車軸21・21は、各々車体
に前端を枢支した図2及び図3図示の後輪車軸フレーム
22・22の後部に下方より支持固定されていて、地面
の凹凸に対しては、後輪車軸フレーム22が前端の枢支
点を支点に上下揺動可能となっていて、ミッションケー
スM及び後輪車軸21・21、そしてブレーキ1が、地
面の凹凸に対して一体に揺動可能となっているのであ
る。
【0019】ブレーキアーム2と同軸のブレーキバネア
ーム2aと後輪車軸フレーム22との間には、ブレーキ
バネ3が介設されていて、ブレーキアーム2及びブレー
キバネアーム2aを制動側に付勢している。即ち、もし
後記のブレーキ操作機構を制動解除側に作動させなけれ
ば、図4の如く、ブレーキアーム2及びブレーキバネア
ーム2aは制動側に位置して、ブレーキがかかる。この
ブレーキバネ3の付勢力にてブレーキの効きを生じさせ
ている。
ーム2aと後輪車軸フレーム22との間には、ブレーキ
バネ3が介設されていて、ブレーキアーム2及びブレー
キバネアーム2aを制動側に付勢している。即ち、もし
後記のブレーキ操作機構を制動解除側に作動させなけれ
ば、図4の如く、ブレーキアーム2及びブレーキバネア
ーム2aは制動側に位置して、ブレーキがかかる。この
ブレーキバネ3の付勢力にてブレーキの効きを生じさせ
ている。
【0020】次に、ブレーキアーム2を制動解除側に作
動させるためのブレーキ操作機構について図2乃至図7
より説明する。ブレーキ1の上端にブレーキ操作用ブラ
ケット4を立状に固設しており、該ブレーキ操作用ブラ
ケット4の内側面に付設したクラッチケース4cにはピ
ニオン軸5aが軸支されていて、該ブレーキ操作用ブラ
ケット4より外側に突出させた部分にピニオン5を環設
しており、一方、該クラッチケース部4cの内側端に
は、モーターアクチュエーター6が配設固定されてお
り、モーターにて正逆転駆動されるウォーム6aにウォ
ームホイル6bが噛合していて、該ウォームホイル6b
の回転軸6cを該クラッチケース4cに入軸しており、
前記のピニオン軸5aの内側端と、電磁クラッチ7を介
して直列連結されている。
動させるためのブレーキ操作機構について図2乃至図7
より説明する。ブレーキ1の上端にブレーキ操作用ブラ
ケット4を立状に固設しており、該ブレーキ操作用ブラ
ケット4の内側面に付設したクラッチケース4cにはピ
ニオン軸5aが軸支されていて、該ブレーキ操作用ブラ
ケット4より外側に突出させた部分にピニオン5を環設
しており、一方、該クラッチケース部4cの内側端に
は、モーターアクチュエーター6が配設固定されてお
り、モーターにて正逆転駆動されるウォーム6aにウォ
ームホイル6bが噛合していて、該ウォームホイル6b
の回転軸6cを該クラッチケース4cに入軸しており、
前記のピニオン軸5aの内側端と、電磁クラッチ7を介
して直列連結されている。
【0021】ブレーキ操作用ブラケット4の上部には、
ボス部4aが設けられていて、解除アーム8の回動軸8
aを軸支している。ボス部4aと回動軸8aとの間には
ブッシュを設けて、解除アーム8の枢支が緩すぎないよ
うにしている。該ブレーキ操作用ブラケット4の外側に
おいて、該回動軸8aを要部として固設した扇状の解除
アーム8が配設されている。該解除アーム8の円弧部に
は、ラック8bが形成されていて、前記ピニオン軸5a
のピニオン5に噛合させている。従って、電磁クラッチ
7を噛合させている状態において、モーターアクチュエ
ーター6のモーターを駆動させると、ピニオン軸5aが
回転するのに伴って、解除アーム8が回動する構成とな
っている。
ボス部4aが設けられていて、解除アーム8の回動軸8
aを軸支している。ボス部4aと回動軸8aとの間には
ブッシュを設けて、解除アーム8の枢支が緩すぎないよ
うにしている。該ブレーキ操作用ブラケット4の外側に
おいて、該回動軸8aを要部として固設した扇状の解除
アーム8が配設されている。該解除アーム8の円弧部に
は、ラック8bが形成されていて、前記ピニオン軸5a
のピニオン5に噛合させている。従って、電磁クラッチ
7を噛合させている状態において、モーターアクチュエ
ーター6のモーターを駆動させると、ピニオン軸5aが
回転するのに伴って、解除アーム8が回動する構成とな
っている。
【0022】該解除アーム8の回動軸8aは、該解除ア
ーム8より外側に突出させて、その端部にリンク枢支部
8cを固設しており、該リンク枢支部8cと、ブレーキ
アーム2との間に、ブレーキ操作用リンクLが介設され
ている。該ブレーキ操作用リンクLの構成について説明
すると、まず、該ブレーキアーム2の先端に緩衝ホルダ
ー9の下端が枢支されており、緩衝ホルダー9の上部は
筒状体となっている。一方、該解除アーム8の該リンク
枢支部8cに緩衝ロッド10の上端が枢支されていて、
該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9の筒状体内に摺動
可能に嵌挿されており、この摺動量を一定に規制すべ
く、該緩衝ホルダー9に穿設した長孔9a内に、該緩衝
ロッド10付設の摺動規制ピン10aが嵌入されてい
て、該長孔9a内における該摺動規制ピン10aの摺動
許容幅が、該緩衝ロッド10の摺動容量であり、即ち、
該ブレーキ操作用リンクLの伸縮容量である。
ーム8より外側に突出させて、その端部にリンク枢支部
8cを固設しており、該リンク枢支部8cと、ブレーキ
アーム2との間に、ブレーキ操作用リンクLが介設され
ている。該ブレーキ操作用リンクLの構成について説明
すると、まず、該ブレーキアーム2の先端に緩衝ホルダ
ー9の下端が枢支されており、緩衝ホルダー9の上部は
筒状体となっている。一方、該解除アーム8の該リンク
枢支部8cに緩衝ロッド10の上端が枢支されていて、
該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9の筒状体内に摺動
可能に嵌挿されており、この摺動量を一定に規制すべ
く、該緩衝ホルダー9に穿設した長孔9a内に、該緩衝
ロッド10付設の摺動規制ピン10aが嵌入されてい
て、該長孔9a内における該摺動規制ピン10aの摺動
許容幅が、該緩衝ロッド10の摺動容量であり、即ち、
該ブレーキ操作用リンクLの伸縮容量である。
【0023】該緩衝ホルダー9において、筒状体部分の
上端には上部バネ規制板9bが、下端には下部バネ規制
板9cが環設されていて、該上部バネ規制板9bと、該
長孔9aより突出する該摺動規制ピン10aとの間に
て、緩衝バネ11を巻装し、また、該摺動規制ピン10
aと該下部バネ規制板9cとの間にて、過負荷検出バネ
12を巻装している。また、該緩衝ロッド10の上端に
はセンサー支持板10bが突設されていて、該センサー
支持板10bに、過負荷検出センサー13が固設されて
いて、そのスイッチ13aが下端に設けられており、該
上部バネ規制板9bが該スイッチ13aの押当子を兼ね
ていて、通常時ON状態となっているスイッチ13aを
押当してOFFにし、これにより、解除アーム8を制動
側へ回動させるモーターアクチュエーター6のモーター
駆動を停止する。
上端には上部バネ規制板9bが、下端には下部バネ規制
板9cが環設されていて、該上部バネ規制板9bと、該
長孔9aより突出する該摺動規制ピン10aとの間に
て、緩衝バネ11を巻装し、また、該摺動規制ピン10
aと該下部バネ規制板9cとの間にて、過負荷検出バネ
12を巻装している。また、該緩衝ロッド10の上端に
はセンサー支持板10bが突設されていて、該センサー
支持板10bに、過負荷検出センサー13が固設されて
いて、そのスイッチ13aが下端に設けられており、該
上部バネ規制板9bが該スイッチ13aの押当子を兼ね
ていて、通常時ON状態となっているスイッチ13aを
押当してOFFにし、これにより、解除アーム8を制動
側へ回動させるモーターアクチュエーター6のモーター
駆動を停止する。
【0024】また、該解除アーム8の回動軸8aは、該
ブレーキ操作ブラケット4の該ボス部4aより反解除ア
ーム8側に突出していて、センサーアーム14のボス部
14aを外嵌している。該センサーアーム14のボス部
14aと該回動軸8aとの間には、ブッシュが設けられ
ていて、規制されない限りは、該回動軸8aの回動と一
体にセンサーアーム14が回動できる程度に摩擦力を有
している。更に、該センサーアーム14のボス部14a
より突出した回動軸8a上にバネ15を巻装して、該解
除アーム8に剛性を持たせており、該回動軸8aの端部
よりナット16を螺装して、該バネ15に付勢力を与え
ている。
ブレーキ操作ブラケット4の該ボス部4aより反解除ア
ーム8側に突出していて、センサーアーム14のボス部
14aを外嵌している。該センサーアーム14のボス部
14aと該回動軸8aとの間には、ブッシュが設けられ
ていて、規制されない限りは、該回動軸8aの回動と一
体にセンサーアーム14が回動できる程度に摩擦力を有
している。更に、該センサーアーム14のボス部14a
より突出した回動軸8a上にバネ15を巻装して、該解
除アーム8に剛性を持たせており、該回動軸8aの端部
よりナット16を螺装して、該バネ15に付勢力を与え
ている。
【0025】該ブレーキ操作ブラケット4の上端には、
センサーブラケット17が突設されていて、該センサー
ブラケット17に、ブレーキ解除位置センサー18が固
設されている。該ブレーキ解除センサー18のスイッチ
18aは、通常はON状態となっていてるが、該解除ア
ーム8と一体に回動するセンサーアーム14に押当して
OFFするようになっており、このスイッチOFFによ
り、該解除アーム8を制動解除側に回動するモーターア
クチュエーター6のモーター駆動を停止する。
センサーブラケット17が突設されていて、該センサー
ブラケット17に、ブレーキ解除位置センサー18が固
設されている。該ブレーキ解除センサー18のスイッチ
18aは、通常はON状態となっていてるが、該解除ア
ーム8と一体に回動するセンサーアーム14に押当して
OFFするようになっており、このスイッチOFFによ
り、該解除アーム8を制動解除側に回動するモーターア
クチュエーター6のモーター駆動を停止する。
【0026】該センサーアーム14は、前記の如く、解
除アーム8と一体に回動するものであるが、制動解除側
への回動時には、該ブレーキ解除位置センサー18のス
イッチ18aがストッパーとなり、制動側への回動時に
は、解除アーム8の回動にかかわらず、ブレーキ操作ブ
ラケット4より突設されるストッパー19に押当して回
動が規制される。該ストッパー19と該ブレーキ解除位
置センサー18のスイッチ18aとの間の距離、つま
り、該回動軸8aを中心として、該スイッチ18aの押
当位置と該ストッパー19とに挟まれる図6図示の角度
θは一定であり、また、該ストッパー19に押当して停
止しているセンサーアーム14は、該解除アーム8が制
動解除側への回動を開始すると、直ぐにこれと一体に回
動を開始するので、該解除アーム8が回動を開始してか
ら該ブレーキ解除位置センサー18のスイッチ18aが
センサーアーム14に押当してOFFするまでの時間
は、常に一定である。言い換えれば、該ブレーキ解除位
置センサー18は、該解除センサー8が一定角度回動し
た時に常にOFFするのである。
除アーム8と一体に回動するものであるが、制動解除側
への回動時には、該ブレーキ解除位置センサー18のス
イッチ18aがストッパーとなり、制動側への回動時に
は、解除アーム8の回動にかかわらず、ブレーキ操作ブ
ラケット4より突設されるストッパー19に押当して回
動が規制される。該ストッパー19と該ブレーキ解除位
置センサー18のスイッチ18aとの間の距離、つま
り、該回動軸8aを中心として、該スイッチ18aの押
当位置と該ストッパー19とに挟まれる図6図示の角度
θは一定であり、また、該ストッパー19に押当して停
止しているセンサーアーム14は、該解除アーム8が制
動解除側への回動を開始すると、直ぐにこれと一体に回
動を開始するので、該解除アーム8が回動を開始してか
ら該ブレーキ解除位置センサー18のスイッチ18aが
センサーアーム14に押当してOFFするまでの時間
は、常に一定である。言い換えれば、該ブレーキ解除位
置センサー18は、該解除センサー8が一定角度回動し
た時に常にOFFするのである。
【0027】以上のような構成のブレーキ操作機構にお
いて、その制動操作及び制動解除操作について図4乃至
図6より説明する。まず、制動時、即ち、走行車輌が停
止している状態について図4より説明する。モーターア
クチュエーター6のモーターがOFFされている状態に
おいて、ブレーキバネ3によって制動側にブレーキアー
ム2が引かれた状態となっており、ブレーキ1において
は制動状態となって、後輪車軸21を制動している。ブ
レーキ操作機構においては、該緩衝ホルダー9の長孔9
a内における該緩衝ロッド10の摺動規制ピン10aが
略上下中央位置にあって、緩衝バネ11にも過負荷検出
バネ12にも力のかかっていない状態か、または均等に
力のかかっている状態となっている。これに伴って、解
除アーム8も平時の制動位置に位置しているが、モータ
ーアクチュエーター6とピニオン軸5aとの間に介設さ
れる電磁クラッチ7がONされている場合には、ピニオ
ン軸が固定されていることによって位置固定されている
ものであり、該電磁クラッチ7がOFFされた状態であ
っても、該ブレーキバネ3の付勢力によって、ブレーキ
アーム2とともに制動位置に固定されているのである。
また、過負荷検出センサー13、ブレーキ解除位置セン
サー18とも、スイッチONの状態に保持されている。
いて、その制動操作及び制動解除操作について図4乃至
図6より説明する。まず、制動時、即ち、走行車輌が停
止している状態について図4より説明する。モーターア
クチュエーター6のモーターがOFFされている状態に
おいて、ブレーキバネ3によって制動側にブレーキアー
ム2が引かれた状態となっており、ブレーキ1において
は制動状態となって、後輪車軸21を制動している。ブ
レーキ操作機構においては、該緩衝ホルダー9の長孔9
a内における該緩衝ロッド10の摺動規制ピン10aが
略上下中央位置にあって、緩衝バネ11にも過負荷検出
バネ12にも力のかかっていない状態か、または均等に
力のかかっている状態となっている。これに伴って、解
除アーム8も平時の制動位置に位置しているが、モータ
ーアクチュエーター6とピニオン軸5aとの間に介設さ
れる電磁クラッチ7がONされている場合には、ピニオ
ン軸が固定されていることによって位置固定されている
ものであり、該電磁クラッチ7がOFFされた状態であ
っても、該ブレーキバネ3の付勢力によって、ブレーキ
アーム2とともに制動位置に固定されているのである。
また、過負荷検出センサー13、ブレーキ解除位置セン
サー18とも、スイッチONの状態に保持されている。
【0028】図5の制動解除状態について説明する。制
動解除時には、モーターアクチュエーター6のモーター
を正転駆動して、ピニオン軸5aを制動解除側に回転す
ることによって、解除アーム8を制動解除側に回動させ
る。これにより、ブレーキ操作リンクLが引かれて、ブ
レーキアーム2を制動解除側に引っ張るのであるが、該
ブレーキ操作リンクLは、該解除アーム8にて上方に引
かれている間、該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9内
にて上方摺動して、伸長状態になっており、即ち、該長
孔9a内において、該摺動規制ピン10aが上端位置に
達している。これに伴って、該緩衝バネ11が、該上方
バネ規制板9bと該摺動規制ピン10aとの間が縮むこ
とにより圧縮されるものであり、該ブレーキ操作リンク
Lにかかる上方への引っ張り力を緩衝している。なお、
この間、過負荷検出バネ12は、該摺動規制ピン10a
が該過負荷検出バネ12の上端部より上方に位置してい
るので、遊び状態となっている。
動解除時には、モーターアクチュエーター6のモーター
を正転駆動して、ピニオン軸5aを制動解除側に回転す
ることによって、解除アーム8を制動解除側に回動させ
る。これにより、ブレーキ操作リンクLが引かれて、ブ
レーキアーム2を制動解除側に引っ張るのであるが、該
ブレーキ操作リンクLは、該解除アーム8にて上方に引
かれている間、該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9内
にて上方摺動して、伸長状態になっており、即ち、該長
孔9a内において、該摺動規制ピン10aが上端位置に
達している。これに伴って、該緩衝バネ11が、該上方
バネ規制板9bと該摺動規制ピン10aとの間が縮むこ
とにより圧縮されるものであり、該ブレーキ操作リンク
Lにかかる上方への引っ張り力を緩衝している。なお、
この間、過負荷検出バネ12は、該摺動規制ピン10a
が該過負荷検出バネ12の上端部より上方に位置してい
るので、遊び状態となっている。
【0029】やがて、図5に示す制動解除位置に解除ア
ーム8及び該ブレーキアーム2が達して、ブレーキ1が
完全に制動解除状態になると、前記の如く解除アーム8
の回動と一体に回動したセンサーアーム14が該ブレー
キ解除位置センサー18のスイッチ18aに押当して、
該スイッチ18aをOFFする。これによって、モータ
ーアクチュエーター6のモーターの正転駆動が停止し、
更に、電磁クラッチ7をONしている限り、ウォームホ
イル6bの回転軸6cと一体となっているピニオン軸5
aは固定されており、該解除アーム8及びブレーキアー
ム2も制動解除位置に位置固定されて、走行可能な状態
を保持している。
ーム8及び該ブレーキアーム2が達して、ブレーキ1が
完全に制動解除状態になると、前記の如く解除アーム8
の回動と一体に回動したセンサーアーム14が該ブレー
キ解除位置センサー18のスイッチ18aに押当して、
該スイッチ18aをOFFする。これによって、モータ
ーアクチュエーター6のモーターの正転駆動が停止し、
更に、電磁クラッチ7をONしている限り、ウォームホ
イル6bの回転軸6cと一体となっているピニオン軸5
aは固定されており、該解除アーム8及びブレーキアー
ム2も制動解除位置に位置固定されて、走行可能な状態
を保持している。
【0030】このように制動解除状態にあるブレーキ操
作機構を、制動側に作動させるには二つの方法がある。
一つは、モーターアクチュエーター6のモーターを逆転
駆動して、ピニオン軸5aを回転駆動することによって
解除アーム8を制動側に回動させることでブレーキアー
ム2を制動側に作動させる方法であり、もう一つは、電
磁クラッチ7をOFFして、ピニオン軸5aを回転自在
にし、ブレーキバネ3の付勢力によるブレーキアーム2
の制動側への回動に解除アーム8を従動させる方法であ
る。後者の場合には、ブレーキバネ3の付勢力にて一気
にブレーキアーム2が制動側に回動されるので、緊急時
の急ブレーキとして用いられる。なお、電磁クラッチ7
は、走行車輌に搭載されたバッテリー電圧にて通電さ
れ、車輌内のブレーキ操作用のレバー等や、或いは無線
操縦器に設けられたスイッチ操作等にて操作される他、
ゴルフカートの場合では、ゴルフカートの走行路の地面
に設けた無線発信器によっても操作される。
作機構を、制動側に作動させるには二つの方法がある。
一つは、モーターアクチュエーター6のモーターを逆転
駆動して、ピニオン軸5aを回転駆動することによって
解除アーム8を制動側に回動させることでブレーキアー
ム2を制動側に作動させる方法であり、もう一つは、電
磁クラッチ7をOFFして、ピニオン軸5aを回転自在
にし、ブレーキバネ3の付勢力によるブレーキアーム2
の制動側への回動に解除アーム8を従動させる方法であ
る。後者の場合には、ブレーキバネ3の付勢力にて一気
にブレーキアーム2が制動側に回動されるので、緊急時
の急ブレーキとして用いられる。なお、電磁クラッチ7
は、走行車輌に搭載されたバッテリー電圧にて通電さ
れ、車輌内のブレーキ操作用のレバー等や、或いは無線
操縦器に設けられたスイッチ操作等にて操作される他、
ゴルフカートの場合では、ゴルフカートの走行路の地面
に設けた無線発信器によっても操作される。
【0031】一方、前者の場合には、モーター駆動によ
るピニオン軸5aの回転駆動に、解除アーム8及びブレ
ーキアーム2を同期させるので、ブレーキ作動に一定の
ストロークを伴う。徐々に減速して走行停止する場合に
はこの方法を用いるとよい。或いは、走行変速操作にお
ける減速操作としても用いることができる。例えば、坂
道を下る時に、モーターの逆転駆動によって制動側にや
やブレーキアーム2を作動させて、ブレーキを若干効か
せて走行するようにし、走行速度を少し上げたい場合に
は、制動状態から、モーターの正転駆動にてややブレー
キアーム2を制動解除側に作動させて、ブレーキの効き
を弱めるという自動制御が可能なのである。
るピニオン軸5aの回転駆動に、解除アーム8及びブレ
ーキアーム2を同期させるので、ブレーキ作動に一定の
ストロークを伴う。徐々に減速して走行停止する場合に
はこの方法を用いるとよい。或いは、走行変速操作にお
ける減速操作としても用いることができる。例えば、坂
道を下る時に、モーターの逆転駆動によって制動側にや
やブレーキアーム2を作動させて、ブレーキを若干効か
せて走行するようにし、走行速度を少し上げたい場合に
は、制動状態から、モーターの正転駆動にてややブレー
キアーム2を制動解除側に作動させて、ブレーキの効き
を弱めるという自動制御が可能なのである。
【0032】電磁クラッチ7のOFFにより解除アーム
8の固定を解除した場合には、ブレーキバネ3の引っ張
りによりブレーキアーム2が制動側に回動し、これに伴
ってブレーキ操作リンクLを下方に引くので、ブレーキ
操作リンクLには、不意に下方から強く引っ張り力がか
かり、図5に示した状態と同様に、急激に伸長状態とな
るが、この引っ張りに対しては、前記の如く、緩衝バネ
11が引っ張り力を緩衝するので、このような急な制動
操作にも、ブレーキ操作リンクLが摩耗するのが回避さ
れている。また、従来は、急制動用に電磁ソレノイドを
用いており、解除アーム8に当たる部材を、電磁ソレノ
イドの通電によって制動側に強制回動させる構成として
いたが、ワイヤやモーターアクチュエーターの抵抗に抗
して回動させる構成なので、制動は遅く、また、電気消
費量も多くて、バッテリー電圧の低下に繋がる。しか
し、この電磁クラッチ7のOFFによる制動方法であれ
ば解除アームにモーターアクチュエーター6の抵抗がか
からず、また、ワイヤと違って、伸縮可能なブレーキ操
作リンクLを使用しているので、ブレーキバネ3の付勢
によって、解除アーム8が円滑に回動し、制動が早い。
また、消費電力量も少なくてすむ。
8の固定を解除した場合には、ブレーキバネ3の引っ張
りによりブレーキアーム2が制動側に回動し、これに伴
ってブレーキ操作リンクLを下方に引くので、ブレーキ
操作リンクLには、不意に下方から強く引っ張り力がか
かり、図5に示した状態と同様に、急激に伸長状態とな
るが、この引っ張りに対しては、前記の如く、緩衝バネ
11が引っ張り力を緩衝するので、このような急な制動
操作にも、ブレーキ操作リンクLが摩耗するのが回避さ
れている。また、従来は、急制動用に電磁ソレノイドを
用いており、解除アーム8に当たる部材を、電磁ソレノ
イドの通電によって制動側に強制回動させる構成として
いたが、ワイヤやモーターアクチュエーターの抵抗に抗
して回動させる構成なので、制動は遅く、また、電気消
費量も多くて、バッテリー電圧の低下に繋がる。しか
し、この電磁クラッチ7のOFFによる制動方法であれ
ば解除アームにモーターアクチュエーター6の抵抗がか
からず、また、ワイヤと違って、伸縮可能なブレーキ操
作リンクLを使用しているので、ブレーキバネ3の付勢
によって、解除アーム8が円滑に回動し、制動が早い。
また、消費電力量も少なくてすむ。
【0033】図6に図示するのは、前者の、モーター駆
動による制動操作に関するものである。モーター駆動に
よる場合にはピニオン軸5aの回転駆動にて該解除アー
ム8を制動側に回動させることで、該ブレーキ操作リン
クLを下方に押し、これに伴って、ブレーキアーム2を
制動側に作動させるのである。従って、該ブレーキ操作
リンクLには上方から押し力がかかるが、該ブレーキバ
ネ3による該ブレーキアーム2側からの引っ張り力も加
わっているので、該ブレーキ操作リンクLは、殆ど平時
の状態のままか、或いは若干ブレーキアーム2にて引っ
張られて伸長状態となって下方移動する。
動による制動操作に関するものである。モーター駆動に
よる場合にはピニオン軸5aの回転駆動にて該解除アー
ム8を制動側に回動させることで、該ブレーキ操作リン
クLを下方に押し、これに伴って、ブレーキアーム2を
制動側に作動させるのである。従って、該ブレーキ操作
リンクLには上方から押し力がかかるが、該ブレーキバ
ネ3による該ブレーキアーム2側からの引っ張り力も加
わっているので、該ブレーキ操作リンクLは、殆ど平時
の状態のままか、或いは若干ブレーキアーム2にて引っ
張られて伸長状態となって下方移動する。
【0034】そして、やがて図6に示すように、該ブレ
ーキアーム2が制動位置に達して停止するが、駆動停止
までに時間がかかる場合に、ブレーキアーム2が停止し
ているにも関わらず解除アーム8が回動すると、上方か
ら圧縮力を受けるので、ブレーキ装置リンクLが一定量
収縮可能となっている。つまり、該ブレーキアーム2が
制動位置に達しているのにかかわらず、該解除アーム8
は、モーターアクチュエーター6のモーター駆動にて制
動解除側に回動され、これに伴って、該ブレーキ操作リ
ンクLにおいて、該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9
内を下方摺動して収縮状態となり、この際に、摺動規制
ピン10aの下方摺動に伴って、過負荷検出バネ12が
圧縮されるので、該ブレーキ操作リンクLにかかる圧縮
力が緩衝されて、該圧縮による該ブレーキ操作リンクL
の破損等が回避される。やがて、該摺動規制ピン10a
が該長孔9a内の下端位置に達して、収縮限界位置に達
すると、該上部バネ規制板9bが、該過負荷検出スイッ
チ13のスイッチ13aに押当して、該スイッチ13a
をOFFする。これによって、モーターアクチュエータ
ー6のモーターの逆転駆動が停止する。
ーキアーム2が制動位置に達して停止するが、駆動停止
までに時間がかかる場合に、ブレーキアーム2が停止し
ているにも関わらず解除アーム8が回動すると、上方か
ら圧縮力を受けるので、ブレーキ装置リンクLが一定量
収縮可能となっている。つまり、該ブレーキアーム2が
制動位置に達しているのにかかわらず、該解除アーム8
は、モーターアクチュエーター6のモーター駆動にて制
動解除側に回動され、これに伴って、該ブレーキ操作リ
ンクLにおいて、該緩衝ロッド10が該緩衝ホルダー9
内を下方摺動して収縮状態となり、この際に、摺動規制
ピン10aの下方摺動に伴って、過負荷検出バネ12が
圧縮されるので、該ブレーキ操作リンクLにかかる圧縮
力が緩衝されて、該圧縮による該ブレーキ操作リンクL
の破損等が回避される。やがて、該摺動規制ピン10a
が該長孔9a内の下端位置に達して、収縮限界位置に達
すると、該上部バネ規制板9bが、該過負荷検出スイッ
チ13のスイッチ13aに押当して、該スイッチ13a
をOFFする。これによって、モーターアクチュエータ
ー6のモーターの逆転駆動が停止する。
【0035】なお、ブレーキ1内におけるブレーキディ
スクは、使用とともに摩耗するが、この状態になると、
該ブレーキアーム2を、より制動側に傾動しなければ、
制動状態とならない。つまり、使用を重ねる毎に、ブレ
ーキアーム2の停止する位置はブレーキアーム3の付勢
側にずれていく。従って、もしモーターの制動側への駆
動を停止するリミットスイッチを、ブレーキアーム3の
停止位置を基に設置すれば、設置位置を変更する必要が
生じる。本発明のブレーキ機構では、ブレーキアーム2
の停止タイミングにかかわらず、ブレーキアーム2が停
止してから収縮するブレーキ操作リンクの収縮に基づい
て切り換わるように、該リミットスイッチたる過負荷検
出スイッチ13を配設しているものであり、この配設位
置を変更する必要がないのである。
スクは、使用とともに摩耗するが、この状態になると、
該ブレーキアーム2を、より制動側に傾動しなければ、
制動状態とならない。つまり、使用を重ねる毎に、ブレ
ーキアーム2の停止する位置はブレーキアーム3の付勢
側にずれていく。従って、もしモーターの制動側への駆
動を停止するリミットスイッチを、ブレーキアーム3の
停止位置を基に設置すれば、設置位置を変更する必要が
生じる。本発明のブレーキ機構では、ブレーキアーム2
の停止タイミングにかかわらず、ブレーキアーム2が停
止してから収縮するブレーキ操作リンクの収縮に基づい
て切り換わるように、該リミットスイッチたる過負荷検
出スイッチ13を配設しているものであり、この配設位
置を変更する必要がないのである。
【0036】また、同様に、モーターの制動解除側への
駆動を停止するためのリミットスイッチも、解除アーム
8が一定位置に達した時に切り換わるように配設すれ
ば、ブレーキの摩耗によるブレーキアーム2の制動側の
停止位置がずれるのに伴って、解除アーム8の停止位置
もずれてしまうため、該リミットスイッチの配設位置も
変更せざるを得ない。しかし、本発明のブレーキ機構に
おけるブレーキ解除位置センサー18は、センサーアー
ム14の押当によるものであり、該センサーアーム14
は、前記の如く、該解除アーム8の制動側の停止位置が
ずれても、制動側へ回動する時は、ストッパー19によ
って常に一定位置に回動停止されるものであり、モータ
ーを制動解除側に駆動開始する時には、該センサーアー
ム14は、この位置から回動開始するので、該センサー
アーム14が、該ブレーキ解除位置センサー18のスイ
ッチ18aに押当するまでのタイミングは、一定に保持
されたままであり、即ち、該ブレーキ解除位置センサー
18は、センサーアーム14が一定角度θ回動する時、
即ち、解除アーム8が一定角度θ回動する時に、常に切
り換わるのであって、該ブレーキアーム2の制動側の停
止位置が変更し、解除アーム8の制動側停止位置がずれ
ても、センサーの配設位置を変更する必要がないのであ
る。
駆動を停止するためのリミットスイッチも、解除アーム
8が一定位置に達した時に切り換わるように配設すれ
ば、ブレーキの摩耗によるブレーキアーム2の制動側の
停止位置がずれるのに伴って、解除アーム8の停止位置
もずれてしまうため、該リミットスイッチの配設位置も
変更せざるを得ない。しかし、本発明のブレーキ機構に
おけるブレーキ解除位置センサー18は、センサーアー
ム14の押当によるものであり、該センサーアーム14
は、前記の如く、該解除アーム8の制動側の停止位置が
ずれても、制動側へ回動する時は、ストッパー19によ
って常に一定位置に回動停止されるものであり、モータ
ーを制動解除側に駆動開始する時には、該センサーアー
ム14は、この位置から回動開始するので、該センサー
アーム14が、該ブレーキ解除位置センサー18のスイ
ッチ18aに押当するまでのタイミングは、一定に保持
されたままであり、即ち、該ブレーキ解除位置センサー
18は、センサーアーム14が一定角度θ回動する時、
即ち、解除アーム8が一定角度θ回動する時に、常に切
り換わるのであって、該ブレーキアーム2の制動側の停
止位置が変更し、解除アーム8の制動側停止位置がずれ
ても、センサーの配設位置を変更する必要がないのであ
る。
【0037】最後に、手動による制動解除の方法を図
5、図7等より説明する。バッテリー停止等で電圧が低
下すると、電磁クラッチ7がOFFしてしまい、ピニオ
ン軸5aが回転自在となって、ブレーキバネ3にて引っ
張られて、ブレーキアーム2、ブレーキ操作リンクL、
及び解除アーム8が制動側に回動される。修理を施すた
めにも、走行車輌を走行可能な状態にすべく、制動解除
しなければならない。しかし、電磁クラッチ7が切れて
いるので、モーターアクチュエーター6のモーター駆動
では解除アーム8を操作することはできない。そこで、
レンチ等の工具によってナット16を把持し、回動させ
ることにより、該解除アーム8の回動軸8aを回転させ
て、手動にて該解除アーム8を制動解除側に回動させ
る。該解除アーム8には、ピン孔8d・8dが穿設され
ており、一方、ブレーキ操作ブラケット4にも、ピン孔
4b・4bが穿設されていて、該解除アーム8が制動解
除位置に達した時に両ピン孔8d・4bが重合する位置
関係となっており、制動解除位置に達したら、両ピン孔
8d・4bに嵌入すべく、固定ピン20を嵌挿して、該
解除アーム8を該ブレーキ操作ブラケット4に係止す
る。これにて、ブレーキアーム2を制動解除位置に固定
することができ、走行車輌を走行可能な状態に保持する
ことができる。
5、図7等より説明する。バッテリー停止等で電圧が低
下すると、電磁クラッチ7がOFFしてしまい、ピニオ
ン軸5aが回転自在となって、ブレーキバネ3にて引っ
張られて、ブレーキアーム2、ブレーキ操作リンクL、
及び解除アーム8が制動側に回動される。修理を施すた
めにも、走行車輌を走行可能な状態にすべく、制動解除
しなければならない。しかし、電磁クラッチ7が切れて
いるので、モーターアクチュエーター6のモーター駆動
では解除アーム8を操作することはできない。そこで、
レンチ等の工具によってナット16を把持し、回動させ
ることにより、該解除アーム8の回動軸8aを回転させ
て、手動にて該解除アーム8を制動解除側に回動させ
る。該解除アーム8には、ピン孔8d・8dが穿設され
ており、一方、ブレーキ操作ブラケット4にも、ピン孔
4b・4bが穿設されていて、該解除アーム8が制動解
除位置に達した時に両ピン孔8d・4bが重合する位置
関係となっており、制動解除位置に達したら、両ピン孔
8d・4bに嵌入すべく、固定ピン20を嵌挿して、該
解除アーム8を該ブレーキ操作ブラケット4に係止す
る。これにて、ブレーキアーム2を制動解除位置に固定
することができ、走行車輌を走行可能な状態に保持する
ことができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は、以上の如く構成することによ
り、次のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く構
成することより、ブレーキアームを制動解除側に作動さ
せるブレーキ操作機構も、ブレーキ及びブレーキアーム
とともに、ミッションケースに一体状に固設されている
ので、走行車輌が走行中に揺動しても、ブレーキアーム
とブレーキ操作機構との位置関係が変動しない。従っ
て、ブレーキの制動タイミングも解除タイミングも、車
体揺動にて変動することがなく、また、ブレーキアーム
とブレーキ操作機構との間における連結機構に、両者間
の位置関係が変動することによる摩耗等の弊害が生じる
おそれもなく、長時間、良好なブレーキ性能を保持でき
るのである。
り、次のような効果を奏する。即ち、請求項1の如く構
成することより、ブレーキアームを制動解除側に作動さ
せるブレーキ操作機構も、ブレーキ及びブレーキアーム
とともに、ミッションケースに一体状に固設されている
ので、走行車輌が走行中に揺動しても、ブレーキアーム
とブレーキ操作機構との位置関係が変動しない。従っ
て、ブレーキの制動タイミングも解除タイミングも、車
体揺動にて変動することがなく、また、ブレーキアーム
とブレーキ操作機構との間における連結機構に、両者間
の位置関係が変動することによる摩耗等の弊害が生じる
おそれもなく、長時間、良好なブレーキ性能を保持でき
るのである。
【0039】また、請求項2の如く、ブレーキ操作機構
において、ブレーキアームと解除アームとの間の連結機
構を、伸縮可能なリンク機構としたので、従来のような
ワイヤ連結により生じるワイヤの伸び等による制動解除
タイミングの遅れが生じず、一定の制動解除タイミング
が保持され、また、該リンクの伸縮に際して、外装する
バネが伸長時、収縮時それぞれにて圧縮して、リンクに
かかる引っ張り力、圧縮力を緩衝するので、滑らかな制
動性能が得られるとともに、リンクが長時間の使用に耐
え、従って、長時間良好な状態のブレーキ機構を提供で
きるのである。
において、ブレーキアームと解除アームとの間の連結機
構を、伸縮可能なリンク機構としたので、従来のような
ワイヤ連結により生じるワイヤの伸び等による制動解除
タイミングの遅れが生じず、一定の制動解除タイミング
が保持され、また、該リンクの伸縮に際して、外装する
バネが伸長時、収縮時それぞれにて圧縮して、リンクに
かかる引っ張り力、圧縮力を緩衝するので、滑らかな制
動性能が得られるとともに、リンクが長時間の使用に耐
え、従って、長時間良好な状態のブレーキ機構を提供で
きるのである。
【0040】また、請求項3の如く、該ブレーキ操作機
構において、該解除アームをモーターアクチュエーター
の正逆転駆動にて、制動側にも制動解除側にも、モータ
ーのストロークに同期させて作動させることができ、従
って、走行車輌の制動及び制動解除を、希望のストロー
クで自動制御できるので、例えば、下り坂を走行する走
行車輌のブレーキを少し強く効かせて、低速で走行させ
たり、また、ブレーキを弱めて少し速く走行させたりす
ることができ、このように、走行変速操作に応用するこ
とができるのである。
構において、該解除アームをモーターアクチュエーター
の正逆転駆動にて、制動側にも制動解除側にも、モータ
ーのストロークに同期させて作動させることができ、従
って、走行車輌の制動及び制動解除を、希望のストロー
クで自動制御できるので、例えば、下り坂を走行する走
行車輌のブレーキを少し強く効かせて、低速で走行させ
たり、また、ブレーキを弱めて少し速く走行させたりす
ることができ、このように、走行変速操作に応用するこ
とができるのである。
【0041】また、請求項4の如く、該ブレーキ操作機
構において、モーターアクチュエーターのリミットスイ
ッチとして、該解除アームを制動解除側に一定角度回動
した時に切り換わるスイッチと、リンクの一定量収縮時
に切り換わるスイッチとを設けたので、長期の使用によ
るブレーキ摩耗によって、ブレーキアームの制動側にお
ける停止位置がブレーキバネ付勢側にずれるのにかかわ
らず、制動解除のための解除アーム回動を開始してから
制動解除用のモーター駆動停止用のスイッチの切換タイ
ミングが常に一定となっており、ブレーキ解除開始して
から走行可能となる時間が、長時間の使用のうちに遅れ
てくるという事態を生じない。また、制動側へのモータ
ー駆動停止も、ブレーキアームが完全に制動側に停止し
てからのリンク収縮に基づくスイッチの切換によるもの
なので、完全に制動してから制動駆動が停止する状態が
保持される。即ち、スイッチの配設位置は、前記の如
く、解除アームとブレーキアームとの間の連結機構にワ
イヤを用いないことにより、ワイヤの伸びに伴って変更
する必要がないことに加え、ブレーキ摩耗に伴って変更
する必要もなく、メンテナンス作業を解消できる。そし
て、リンクの一定量収縮時に切り換わるリミットスイッ
チによって、モーターが過負荷状態にも関わらず駆動し
て摩耗する事態が回避され、更に、リンクが収縮力によ
って摩耗する事態も回避される。
構において、モーターアクチュエーターのリミットスイ
ッチとして、該解除アームを制動解除側に一定角度回動
した時に切り換わるスイッチと、リンクの一定量収縮時
に切り換わるスイッチとを設けたので、長期の使用によ
るブレーキ摩耗によって、ブレーキアームの制動側にお
ける停止位置がブレーキバネ付勢側にずれるのにかかわ
らず、制動解除のための解除アーム回動を開始してから
制動解除用のモーター駆動停止用のスイッチの切換タイ
ミングが常に一定となっており、ブレーキ解除開始して
から走行可能となる時間が、長時間の使用のうちに遅れ
てくるという事態を生じない。また、制動側へのモータ
ー駆動停止も、ブレーキアームが完全に制動側に停止し
てからのリンク収縮に基づくスイッチの切換によるもの
なので、完全に制動してから制動駆動が停止する状態が
保持される。即ち、スイッチの配設位置は、前記の如
く、解除アームとブレーキアームとの間の連結機構にワ
イヤを用いないことにより、ワイヤの伸びに伴って変更
する必要がないことに加え、ブレーキ摩耗に伴って変更
する必要もなく、メンテナンス作業を解消できる。そし
て、リンクの一定量収縮時に切り換わるリミットスイッ
チによって、モーターが過負荷状態にも関わらず駆動し
て摩耗する事態が回避され、更に、リンクが収縮力によ
って摩耗する事態も回避される。
【0042】また、請求項5の如く構成することによ
り、バッテリーの電圧低下等にて走行車輌が制動状態に
なり、モーターアクチュエーターによっては制動解除で
きない状態となっても、手動、或いは手頃な工具で解除
アームを制動解除側に回動することができて、走行車輌
を走行可能な状態にでき、更に、該解除アームを、制動
解除位置にて係止することで、走行可能な状態を保持す
ることができる。
り、バッテリーの電圧低下等にて走行車輌が制動状態に
なり、モーターアクチュエーターによっては制動解除で
きない状態となっても、手動、或いは手頃な工具で解除
アームを制動解除側に回動することができて、走行車輌
を走行可能な状態にでき、更に、該解除アームを、制動
解除位置にて係止することで、走行可能な状態を保持す
ることができる。
【図1】本発明の自動制御用ブレーキ機構を設けるゴル
フカートの側面図である。
フカートの側面図である。
【図2】本発明の自動制御用ブレーキ機構の側面図であ
る。
る。
【図3】同じく正面断面図である。
【図4】ブレーキ操作機構の制動時の側面図である。
【図5】同じく制動解除時の側面図である。
【図6】同じく制動直前時の側面図である。
【図7】同じく正面断面図である。
M ミッションケース L ブレーキ操作リンク 1 ブレーキ 2 ブレーキアーム 2a バネ枢支部 3 ブレーキバネ 4 ブレーキ操作用ブラケット 4a ボス部 4b ピン孔 4c クラッチケース 5 ピニオン軸 5a ピニオン 6 モーターアクチュエーター 6a ウォーム 6b ウォームホイル 6c 回転軸 7 電磁クラッチ 8 解除アーム 8a 回動軸 8b ラック 8c リンク枢支部 8d ピン孔 9 緩衝ホルダー 9a 長孔 9b 上部バネ規制板 9c 下部バネ規制板 10 緩衝ロッド 10a 摺動規制ピン 10b センサー支持板 11 緩衝バネ 12 過負荷検出バネ 13 過負荷検出センサー 13a スイッチ 14 センサーアーム 15 バネ 16 ナット 17 センサーブラケット 18 ブレーキ解除位置センサー 18a スイッチ 19 ストッパー 20 固定ピン 21 後輪車軸 22 後輪車軸フレーム
フロントページの続き (72)発明者 林 晃良 大阪府大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマ ーディーゼル株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 走行車輌における車軸を制動すべく、該
車軸を懸架するミッションケースにブレーキを固設し、
該ブレーキを制動状態と制動解除状態とに切り換えるべ
く設けたブレーキアームを制動側に付勢するブレーキバ
ネを設けた構成において、該ブレーキアームを制動解除
側に作動させるためのブレーキ操作機構をミッションケ
ースと一体状に固設したことを特徴とする自動制御用ブ
レーキ機構。 - 【請求項2】 走行車輌における車軸を制動すべく、該
車軸を懸架するミッションケースにブレーキを固設し、
該ブレーキを制動状態と制動解除状態とに切り換えるべ
く設けたブレーキアームを制動側に付勢するブレーキバ
ネを設けた構成において、該ブレーキアームを制動解除
側に作動させるためのブレーキ操作機構を、該ブレーキ
操作機構の支持体に回動自在に枢支した解除アームとブ
レーキアームとの間に一定量伸縮可能なリンクを介設
し、該リンク上には、リンク伸長時に収縮するバネとリ
ンク収縮時に収縮するバネとを外装し、該解除アームの
回動操作にて該リンクを引っ張ることにより、該ブレー
キアームを制動解除側に作動させるよう構成したことを
特徴とする自動制御用ブレーキ機構。 - 【請求項3】 請求項2記載の自動制御用ブレーキ機構
におけるブレーキ操作機構において、該解除アームをモ
ーターアクチュエーターの正逆転駆動にて操作可能とし
たことを特徴とする自動制御用ブレーキ機構。 - 【請求項4】 請求項3記載の自動制御用ブレーキ機構
におけるブレーキ操作機構において、該モータアクチュ
エーターのリミットスイッチとして、該解除アームが制
動解除側へ一定角度回動した時に切り換わるスイッチ
と、該リンクが一定量収縮した時に切り換わるスイッチ
とを設けたことを特徴とする自動制御用ブレーキ機構。 - 【請求項5】 請求項2記載の自動制御用ブレーキ機構
におけるブレーキ操作機構において、該解除アームは手
動にて回動可能とし、更に、制動解除位置にて該解除ア
ームを係止可能としたことを特徴とする自動制御用ブレ
ーキ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7042041A JPH08232992A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 自動制御用ブレーキ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7042041A JPH08232992A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 自動制御用ブレーキ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08232992A true JPH08232992A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12625059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7042041A Pending JPH08232992A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 自動制御用ブレーキ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08232992A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002178781A (ja) * | 2000-12-13 | 2002-06-26 | Iseki & Co Ltd | 作業車両の変速制御装置 |
| CN114391455A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-26 | 浡江生态建设集团有限公司 | 一种用于园林绿化工程的智能洒水装置 |
Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5040995U (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-25 | ||
| JPS5627431U (ja) * | 1980-07-31 | 1981-03-14 | ||
| JPS5644957U (ja) * | 1979-09-17 | 1981-04-22 | ||
| JPS6298032A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-05-07 | バレオ ソシエテ アノニム | クラツチ、可変速駆動装置、ブレ−キ等の連結装置用制御機構 |
| JPS6342915U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-22 | ||
| JPH02151552A (ja) * | 1988-12-02 | 1990-06-11 | Rhythm Motor Parts Mfg Co Ltd | パーキングブレーキ装置 |
| JPH04197857A (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-17 | Yamaha Motor Co Ltd | 無人移動体のパーキングブレーキ装置 |
| JPH0672296A (ja) * | 1992-08-28 | 1994-03-15 | Toyota Motor Corp | 車両の自動パーキング装置 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7042041A patent/JPH08232992A/ja active Pending
Patent Citations (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5040995U (ja) * | 1973-08-16 | 1975-04-25 | ||
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| CN114391455A (zh) * | 2021-12-06 | 2022-04-26 | 浡江生态建设集团有限公司 | 一种用于园林绿化工程的智能洒水装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040506 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040609 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041228 |