JPH08234499A - 電子写真用キャリアの製造方法 - Google Patents
電子写真用キャリアの製造方法Info
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- JPH08234499A JPH08234499A JP7062182A JP6218295A JPH08234499A JP H08234499 A JPH08234499 A JP H08234499A JP 7062182 A JP7062182 A JP 7062182A JP 6218295 A JP6218295 A JP 6218295A JP H08234499 A JPH08234499 A JP H08234499A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた耐久性を有するとともに、画像形成の
際、画像黒点の発生を防止して、高画質の画像を得るこ
とができる電子写真用キャリアの製造方法を提供する。 【構成】 キャリア芯材と、このキャリア芯材の表面を
被覆する樹脂とからなるコートキャリアを気流分級機を
用いて均質化する。
際、画像黒点の発生を防止して、高画質の画像を得るこ
とができる電子写真用キャリアの製造方法を提供する。 【構成】 キャリア芯材と、このキャリア芯材の表面を
被覆する樹脂とからなるコートキャリアを気流分級機を
用いて均質化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真用キャリアの
製造方法に関する。さらに詳しくは、電子写真方式の現
像剤として好適に用いられる、耐久性に優れた電子写真
用キャリアの製造方法に関する。
製造方法に関する。さらに詳しくは、電子写真方式の現
像剤として好適に用いられる、耐久性に優れた電子写真
用キャリアの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真は画像として、より高画
質なものが求められ、また長寿命化の要求が高まってい
る。これに対し、キャリアに関しては、キャリア芯材の
表面を樹脂で被覆したコートキャリアを用いることによ
りキャリア表面へのトナーの融着を防止して耐久性の改
善が図られている。このようなコートキャリアの場合、
高画質化に関しては、キャリア芯材、たとえばフェライ
トコア、を含まない樹脂片がキャリア中に混在している
と、この樹脂片も現像されて画像黒点となり、高画質化
の妨げとなることに加えて、カラー現像の場合「色濁
り」の発生の原因となっていた。従って、このような樹
脂片の混在に基づく画像黒点を減少させることが要求さ
れている。また、長寿命化に関しては、長期間の使用に
伴う現像機内でのシェアにより、キャリア芯材から被覆
樹脂が剥れるという問題があった。従って、キャリアか
らの樹脂の剥がれやキャリアの変形が生ずることがない
耐久性の向上が要求されている。このような高画質化と
長寿命化の観点から種々の技術が開示されている。たと
えば、キャリア表面の凹凸を加熱処理したポリオレフィ
ン系樹脂被覆キャリア(特開平3−208060号公
報)が開示されている。
質なものが求められ、また長寿命化の要求が高まってい
る。これに対し、キャリアに関しては、キャリア芯材の
表面を樹脂で被覆したコートキャリアを用いることによ
りキャリア表面へのトナーの融着を防止して耐久性の改
善が図られている。このようなコートキャリアの場合、
高画質化に関しては、キャリア芯材、たとえばフェライ
トコア、を含まない樹脂片がキャリア中に混在している
と、この樹脂片も現像されて画像黒点となり、高画質化
の妨げとなることに加えて、カラー現像の場合「色濁
り」の発生の原因となっていた。従って、このような樹
脂片の混在に基づく画像黒点を減少させることが要求さ
れている。また、長寿命化に関しては、長期間の使用に
伴う現像機内でのシェアにより、キャリア芯材から被覆
樹脂が剥れるという問題があった。従って、キャリアか
らの樹脂の剥がれやキャリアの変形が生ずることがない
耐久性の向上が要求されている。このような高画質化と
長寿命化の観点から種々の技術が開示されている。たと
えば、キャリア表面の凹凸を加熱処理したポリオレフィ
ン系樹脂被覆キャリア(特開平3−208060号公
報)が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このポリオレ
フィン系樹脂被覆キャリアは、トナーがキャリアに付着
する、いわゆる「スペント」が発生しにくいという特徴
があるものの、耐久性の面で必ずしも十分に満足しうる
ものではなく、また、画像黒点が多数発生するという問
題があった。本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
であり、優れた耐久性を有するとともに、画像形成の
際、画像黒点の発生を防止して、高画質の画像を得るこ
とができる電子写真用キャリアの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
フィン系樹脂被覆キャリアは、トナーがキャリアに付着
する、いわゆる「スペント」が発生しにくいという特徴
があるものの、耐久性の面で必ずしも十分に満足しうる
ものではなく、また、画像黒点が多数発生するという問
題があった。本発明は、上述の問題に鑑みなされたもの
であり、優れた耐久性を有するとともに、画像形成の
際、画像黒点の発生を防止して、高画質の画像を得るこ
とができる電子写真用キャリアの製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、キャリア芯材およびこのキャリア
芯材の表面を被覆する樹脂からなる電子写真用キャリア
の製造方法において、気流分級機を用いてキャリアを均
質化することを特徴とする電子写真用キャリアの製造方
法が提供される。
め、本発明によれば、キャリア芯材およびこのキャリア
芯材の表面を被覆する樹脂からなる電子写真用キャリア
の製造方法において、気流分級機を用いてキャリアを均
質化することを特徴とする電子写真用キャリアの製造方
法が提供される。
【0005】また、その好ましい態様として、前記気流
分級機を用いてキャリアを均質化する際、さらに加熱す
ることを特徴とする電子写真用キャリアの製造方法が提
供される。
分級機を用いてキャリアを均質化する際、さらに加熱す
ることを特徴とする電子写真用キャリアの製造方法が提
供される。
【0006】さらに、前記気流分級機が、流動層型気流
分級機であることを特徴とする電子写真用キャリアの製
造方法が提供される。
分級機であることを特徴とする電子写真用キャリアの製
造方法が提供される。
【0007】以下、本発明の電子写真用キャリアの製造
方法を具体的に説明する。 1.コートキャリア 本発明に用いられる電子用写真キャリアは、キャリア芯
材およびそのキャリア芯材の表面を被覆する樹脂からな
るコートキャリアである。このようなコートキャリア
は、キャリア表面へのトナーの融着を防止して耐久性の
改善を図ることができる。
方法を具体的に説明する。 1.コートキャリア 本発明に用いられる電子用写真キャリアは、キャリア芯
材およびそのキャリア芯材の表面を被覆する樹脂からな
るコートキャリアである。このようなコートキャリア
は、キャリア表面へのトナーの融着を防止して耐久性の
改善を図ることができる。
【0008】(1)キャリア芯材 本発明に用いられるキャリア芯材の大きさとしては、平
均粒径が20〜100μmのものが好ましい。20μm
未満であると、感光体へのキャリア付着(飛散)が発生
し、100μmを超えると、キャリアすじ等が発生し、
画質が低下する。具体的材料としては、電子写真用二成
分キャリアとして公知のもの、例えばフェライト,マグ
ネタイト,鉄,ニッケル,コバルト等の金属、これらの
金属と亜鉛,アンチモン,アルミニウム,鉛,スズ,ビ
スマス,ベリリウム,マンガン,セレン,タングステ
ン,ジルコニウム,バナジウム等の金属との合金または
混合物、前記フェライト等の金属と、酸化鉄,酸化チタ
ン,酸化マグネシウム等の金属酸化物、窒化クロム,窒
化バナジウム等の窒化物、炭化ケイ素,炭化タングステ
ン等の炭化物との混合物、強磁性フェライト、およびこ
れらの混合物等を挙げることができる。
均粒径が20〜100μmのものが好ましい。20μm
未満であると、感光体へのキャリア付着(飛散)が発生
し、100μmを超えると、キャリアすじ等が発生し、
画質が低下する。具体的材料としては、電子写真用二成
分キャリアとして公知のもの、例えばフェライト,マグ
ネタイト,鉄,ニッケル,コバルト等の金属、これらの
金属と亜鉛,アンチモン,アルミニウム,鉛,スズ,ビ
スマス,ベリリウム,マンガン,セレン,タングステ
ン,ジルコニウム,バナジウム等の金属との合金または
混合物、前記フェライト等の金属と、酸化鉄,酸化チタ
ン,酸化マグネシウム等の金属酸化物、窒化クロム,窒
化バナジウム等の窒化物、炭化ケイ素,炭化タングステ
ン等の炭化物との混合物、強磁性フェライト、およびこ
れらの混合物等を挙げることができる。
【0009】(2)被覆樹脂 前記キャリア芯材を被覆する樹脂としては、たとえば、
シリコーン樹脂,ポリ(メタ)アクリル系樹脂,ポリオ
レフィン系樹脂,ポリアミド樹脂,ポリエーテル樹脂,
ポリスルフォン酸系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリブ
チラール系樹脂,ウレタン/ウレア系樹脂,ポリエチレ
ン系樹脂,テフロン系樹脂およびその混合物、並びに、
これら樹脂の共重合体,ブロック重合体,グラフト重合
体およびポリマーブレンド等が用いられる。さらに、帯
電性を改良するため、各種極性基を有する樹脂を用いて
もよい。さらに、帯電性およびその他各種現像剤特性を
改良するために各種有機および/または無機材料を分散
および/または溶解させてコーティングしてもよく、ま
た、これら材料をコートキャリア表面に固定処理した物
を用いてもよい。樹脂の被覆方法については特に制限は
なく、例えば浸漬法、流動床、乾式法、スプレードラ
イ、重合法等を挙げることができる。この中では重合法
が好ましく、ポリオレフィン系樹脂を重合法で被覆する
ことが最も好ましい。
シリコーン樹脂,ポリ(メタ)アクリル系樹脂,ポリオ
レフィン系樹脂,ポリアミド樹脂,ポリエーテル樹脂,
ポリスルフォン酸系樹脂,ポリエステル系樹脂,ポリブ
チラール系樹脂,ウレタン/ウレア系樹脂,ポリエチレ
ン系樹脂,テフロン系樹脂およびその混合物、並びに、
これら樹脂の共重合体,ブロック重合体,グラフト重合
体およびポリマーブレンド等が用いられる。さらに、帯
電性を改良するため、各種極性基を有する樹脂を用いて
もよい。さらに、帯電性およびその他各種現像剤特性を
改良するために各種有機および/または無機材料を分散
および/または溶解させてコーティングしてもよく、ま
た、これら材料をコートキャリア表面に固定処理した物
を用いてもよい。樹脂の被覆方法については特に制限は
なく、例えば浸漬法、流動床、乾式法、スプレードラ
イ、重合法等を挙げることができる。この中では重合法
が好ましく、ポリオレフィン系樹脂を重合法で被覆する
ことが最も好ましい。
【0010】2.キャリアの均質化 本発明は、前記コートキャリアを気流分級機で処理する
ことによってキャリアの均質化を図ることを特徴とす
る。ここで均質化とは、コートキャリア中の、キャリア
芯材を含まない樹脂だけの凝集体や微粉を除去し、粒径
の揃ったコートキャリアのみにすることをいう。このよ
うにキャリアを均質化するのは、キャリア中にキャリア
芯材を含まない樹脂だけの凝集体や微粉が入ると、画像
黒点の原因となるからである。
ことによってキャリアの均質化を図ることを特徴とす
る。ここで均質化とは、コートキャリア中の、キャリア
芯材を含まない樹脂だけの凝集体や微粉を除去し、粒径
の揃ったコートキャリアのみにすることをいう。このよ
うにキャリアを均質化するのは、キャリア中にキャリア
芯材を含まない樹脂だけの凝集体や微粉が入ると、画像
黒点の原因となるからである。
【0011】また、このキャリアの均質化において気流
分級機を用いるのは、従来用いられていた遠心分級機等
に比べて、得られたキャリアを長期間使用した場合、画
像黒点の発生が飛躍的に防止されることが判明したから
である。すなわち、気流分級機を用いることにより、前
記均質化がなされると共に、分級機内でのキャリア粒子
同士の衝突等により、コートキャリアの表面性が変化し
て、画像黒点の発生が防止されるものと考えられる。
分級機を用いるのは、従来用いられていた遠心分級機等
に比べて、得られたキャリアを長期間使用した場合、画
像黒点の発生が飛躍的に防止されることが判明したから
である。すなわち、気流分級機を用いることにより、前
記均質化がなされると共に、分級機内でのキャリア粒子
同士の衝突等により、コートキャリアの表面性が変化し
て、画像黒点の発生が防止されるものと考えられる。
【0012】図1は、本発明の電子写真用キャリアの製
造方法において、流動層型気流分級機を用いてキャリア
を均質化する場合を模式的に示す説明図である。キャリ
ア芯材に樹脂を被覆したコートキャリア1を流動層型気
流分級機10内に投入し、気流を分級機10内に入れ、
キャリア1を流動させる。上昇気流に乗った樹脂片等の
ゴミおよび一部のキャリア1はサイクロン2に到る。一
部のキャリア1はサイクロン2で回収され、樹脂片等の
ゴミはバグフィルター3で捕集される。流動層型気流分
級機10内に残ったコートキャリア1が本発明によって
得られる電子写真用キャリアである。
造方法において、流動層型気流分級機を用いてキャリア
を均質化する場合を模式的に示す説明図である。キャリ
ア芯材に樹脂を被覆したコートキャリア1を流動層型気
流分級機10内に投入し、気流を分級機10内に入れ、
キャリア1を流動させる。上昇気流に乗った樹脂片等の
ゴミおよび一部のキャリア1はサイクロン2に到る。一
部のキャリア1はサイクロン2で回収され、樹脂片等の
ゴミはバグフィルター3で捕集される。流動層型気流分
級機10内に残ったコートキャリア1が本発明によって
得られる電子写真用キャリアである。
【0013】以下、この分級機の運転条件を説明する。 気流温度(T):室温≦T<被覆樹脂の融点(ポリエ
チレンの場合、120℃)の範囲が好ましい。 気流線速(u):最小流動化速度≦u≦キャリアの1
%粒子径の終末速度(um)の範囲が望ましい。 なお、キャリア1%粒子径の終末速度(um)は次式で
与えられる。 ここで、g:重力加速度、ρP:キャリアの密度、ρ:
気流の密度、μ:気流の粘性係数、D1:キャリアの1
%粒子径である。最小流動化速度は、実験的に決めるこ
とができる。最小流動化速度未満であると、キャリアは
流動せず効果が不十分となる。また、キャリア1%粒子
径の終末速度を超えると、収率が極端に悪くなる。 処理時間(t):1分以上が好ましく、さらに好まし
くは5分以上である。この処理時間は装置サイズに依存
するが、1分未満であると効果が不十分となる。
チレンの場合、120℃)の範囲が好ましい。 気流線速(u):最小流動化速度≦u≦キャリアの1
%粒子径の終末速度(um)の範囲が望ましい。 なお、キャリア1%粒子径の終末速度(um)は次式で
与えられる。 ここで、g:重力加速度、ρP:キャリアの密度、ρ:
気流の密度、μ:気流の粘性係数、D1:キャリアの1
%粒子径である。最小流動化速度は、実験的に決めるこ
とができる。最小流動化速度未満であると、キャリアは
流動せず効果が不十分となる。また、キャリア1%粒子
径の終末速度を超えると、収率が極端に悪くなる。 処理時間(t):1分以上が好ましく、さらに好まし
くは5分以上である。この処理時間は装置サイズに依存
するが、1分未満であると効果が不十分となる。
【0014】前記気流線速上限よりも大きい気流線速で
運転する場合、図2に示す上部拡大気流分級機を用いる
ことが好ましい。この上部拡大気流分級機を用いること
によって、流動層型気流分級機を用いる場合と同一の効
果を、収率を維持したまま、短時間で得ることができ
る。
運転する場合、図2に示す上部拡大気流分級機を用いる
ことが好ましい。この上部拡大気流分級機を用いること
によって、流動層型気流分級機を用いる場合と同一の効
果を、収率を維持したまま、短時間で得ることができ
る。
【0015】3.その他の処理 本発明においては、前記気流分級機を用いてキャリアを
均質化する際、またはその前後に、たとえば、加熱等の
処理を含めることができる。これらの処理は、通常この
種のキャリアの製造方法に用いられるものをそのまま用
いることができる。具体的な加熱処理の条件としては、
コートキャリアの被覆樹脂の種類やコートキャリアの大
きさ等にもよるが、加熱温度は、例えばポリエチレン樹
脂被覆キャリアの場合、40〜120℃が好ましく、加
熱時間は1分以上が好ましい。
均質化する際、またはその前後に、たとえば、加熱等の
処理を含めることができる。これらの処理は、通常この
種のキャリアの製造方法に用いられるものをそのまま用
いることができる。具体的な加熱処理の条件としては、
コートキャリアの被覆樹脂の種類やコートキャリアの大
きさ等にもよるが、加熱温度は、例えばポリエチレン樹
脂被覆キャリアの場合、40〜120℃が好ましく、加
熱時間は1分以上が好ましい。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例によってさらに具体的
に説明する。コートキャリアの製造例 (1)チタン含有触媒成分の調製 アルゴン置換した内容積500mlのフラスコに、室温
にて脱水n−ヘプタン200mlおよびあらかじめ12
0℃で減圧(2mmHg)脱水したステアリン酸マグネ
シウム15g(25ミリモル)を入れてスラリー化す
る。攪拌下に四塩化チタン0.44g(2.3ミリモ
ル)を滴下後昇温を開始し、還流下にて1時間反応さ
せ、粘性を有する透明なチタン含有触媒(活性触媒)の
溶液を得た。
に説明する。コートキャリアの製造例 (1)チタン含有触媒成分の調製 アルゴン置換した内容積500mlのフラスコに、室温
にて脱水n−ヘプタン200mlおよびあらかじめ12
0℃で減圧(2mmHg)脱水したステアリン酸マグネ
シウム15g(25ミリモル)を入れてスラリー化す
る。攪拌下に四塩化チタン0.44g(2.3ミリモ
ル)を滴下後昇温を開始し、還流下にて1時間反応さ
せ、粘性を有する透明なチタン含有触媒(活性触媒)の
溶液を得た。
【0017】(2)チタン含有触媒成分の活性評価 アルゴン置換した内容積1リットルのオートクレーブ
に、脱水ヘキサン400ml、トリエチルアルミニウム
0.8ミリモル、ジエチルアルミニウムクロリド0.8
ミリモルおよび上記(1)で得られたチタン含有触媒を
チタン原子として0.004ミリモルを採取して投入
し、90℃に昇温した。このとき、系内圧は1.5kg
/cm2Gであった。次いで、水素を供給し、5.5k
g/cm2Gに昇圧したのち、全圧が9.5kg/cm2
Gに保たれるようにエチレンを連続的に供給し、1時間
重合を行い70gのポリマーを得た。重合活性は、36
5kg/g・Ti/Hrであり、得られたポリマーのM
FR(190℃、荷重2.16kgにおける溶融流れ
性;JIS K 7210)は40であった。
に、脱水ヘキサン400ml、トリエチルアルミニウム
0.8ミリモル、ジエチルアルミニウムクロリド0.8
ミリモルおよび上記(1)で得られたチタン含有触媒を
チタン原子として0.004ミリモルを採取して投入
し、90℃に昇温した。このとき、系内圧は1.5kg
/cm2Gであった。次いで、水素を供給し、5.5k
g/cm2Gに昇圧したのち、全圧が9.5kg/cm2
Gに保たれるようにエチレンを連続的に供給し、1時間
重合を行い70gのポリマーを得た。重合活性は、36
5kg/g・Ti/Hrであり、得られたポリマーのM
FR(190℃、荷重2.16kgにおける溶融流れ
性;JIS K 7210)は40であった。
【0018】(3)ポリエチレン被覆キャリアの製造 アルゴン置換した内容積2リットルのオートクレーブに
焼結フェライト粉F−300(パウダーテック社製、平
均粒径50μm)960gを入れ80℃まで昇温し1時
間減圧(10mmHg)乾燥を行なった。その後40℃
まで降温して脱水ヘキサン800mlを入れ攪拌を開始
した。次いでジエチルアルミニウムクロリド5.0ミリ
モル及び上記(1)のチタン含有触媒成分をチタン原子
として0.05ミリモル添加して30分間反応を行っ
た。その後90℃まで昇温し、エチレンを4g導入し
た。この時系内圧は3.0kg/cm2 Gであった。そ
の後水素を供給し、3.2kg/cm2 Gに昇圧したの
ちトリエチルアルミニウム5.0ミリモルを添加し重合
を開始したことろ約5分間で系内圧は2.3kg/cm
2 Gまで低下して安定した。その後、カーボンブラック
(三菱化学社製:MA−100)6gを脱水ヘキサン1
00mlでスラリー状としたものを投入し、次いで系内
圧を4.3kg/cm2 Gに保つようにエチレンを連続
的に供給しながら45分間(系内にエチレンが合計で4
0g導入された時点で導入停止)重合を行い、全量10
06gのカーボンブラック含有ポリエチレン樹脂被覆フ
ェライトを得た。乾燥した粉末は均一に黒色を呈し、電
子顕微鏡によるとフェライト表面は薄くポリエチレンに
覆われ、カーボンブラックはそのポリエチレンに均一に
分散していることが観察された。なお、この組成物をT
GA(熱天秤)により測定したところ、フェライト及び
カーボンブラックはそれぞれ95.4,0.6(重量
%)であった。残りはポリエチレンであることから三者
の組成比は95.4:0.6:4.0となっていること
になる。
焼結フェライト粉F−300(パウダーテック社製、平
均粒径50μm)960gを入れ80℃まで昇温し1時
間減圧(10mmHg)乾燥を行なった。その後40℃
まで降温して脱水ヘキサン800mlを入れ攪拌を開始
した。次いでジエチルアルミニウムクロリド5.0ミリ
モル及び上記(1)のチタン含有触媒成分をチタン原子
として0.05ミリモル添加して30分間反応を行っ
た。その後90℃まで昇温し、エチレンを4g導入し
た。この時系内圧は3.0kg/cm2 Gであった。そ
の後水素を供給し、3.2kg/cm2 Gに昇圧したの
ちトリエチルアルミニウム5.0ミリモルを添加し重合
を開始したことろ約5分間で系内圧は2.3kg/cm
2 Gまで低下して安定した。その後、カーボンブラック
(三菱化学社製:MA−100)6gを脱水ヘキサン1
00mlでスラリー状としたものを投入し、次いで系内
圧を4.3kg/cm2 Gに保つようにエチレンを連続
的に供給しながら45分間(系内にエチレンが合計で4
0g導入された時点で導入停止)重合を行い、全量10
06gのカーボンブラック含有ポリエチレン樹脂被覆フ
ェライトを得た。乾燥した粉末は均一に黒色を呈し、電
子顕微鏡によるとフェライト表面は薄くポリエチレンに
覆われ、カーボンブラックはそのポリエチレンに均一に
分散していることが観察された。なお、この組成物をT
GA(熱天秤)により測定したところ、フェライト及び
カーボンブラックはそれぞれ95.4,0.6(重量
%)であった。残りはポリエチレンであることから三者
の組成比は95.4:0.6:4.0となっていること
になる。
【0019】[実施例1]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを図1に
示す流動層型気流分級機10に層高が約40cmとなる
まで入れた。分級機本体内の気流線速が20(cm/
s)になるように室温の空気を入れ、キャリアを1時間
流動させ、キャリアを得た。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを図1に
示す流動層型気流分級機10に層高が約40cmとなる
まで入れた。分級機本体内の気流線速が20(cm/
s)になるように室温の空気を入れ、キャリアを1時間
流動させ、キャリアを得た。
【0020】[実施例2]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを前記流
動層型気流分級機に層高が約40cmとなるまで入れ
た。分級機本体内の気流線速が20(cm/s)になる
ように熱した空気(115℃)を入れ、キャリアを30
分間流動させ、キャリアを得た。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを前記流
動層型気流分級機に層高が約40cmとなるまで入れ
た。分級機本体内の気流線速が20(cm/s)になる
ように熱した空気(115℃)を入れ、キャリアを30
分間流動させ、キャリアを得た。
【0021】[実施例3]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを図2に
示す上部拡大気流分級機に層高が約40cmとなるまで
入れた。分級機本体内の気流線速が40(cm/s)に
なるように室温の空気を入れ、キャリアを30分間流動
させ、キャリアを得た。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった粗大なポリオ
レフィン樹脂片を分離した。分離後のキャリアを図2に
示す上部拡大気流分級機に層高が約40cmとなるまで
入れた。分級機本体内の気流線速が40(cm/s)に
なるように室温の空気を入れ、キャリアを30分間流動
させ、キャリアを得た。
【0022】[比較例1]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)に、何等気流分級機によるキャリアの均
質化を施さなかった。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)に、何等気流分級機によるキャリアの均
質化を施さなかった。
【0023】[比較例2]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を気流温度90℃に設定したスピラコー
ター(岡田精工社製)に投入し、1時間表面処理をおこ
なった。その後、目開き125μmの篩で分級し、凝集
物を除去し、キャリアを得た。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を気流温度90℃に設定したスピラコー
ター(岡田精工社製)に投入し、1時間表面処理をおこ
なった。その後、目開き125μmの篩で分級し、凝集
物を除去し、キャリアを得た。
【0024】[比較例3]前記コートキャリアの製造例
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった、粗大なポリ
オレフィン樹脂片を分離した。その後、遠心分級機(日
清エンジニアリング社製 ターボクラシファイア)に入
れ微粉を除去し、キャリアを得た。
によって得られたポリオレフィン樹脂被覆キャリア(コ
ートキャリア)を目開き125μmの篩を用いて振動さ
せながら、キャリア芯体に被覆しなかった、粗大なポリ
オレフィン樹脂片を分離した。その後、遠心分級機(日
清エンジニアリング社製 ターボクラシファイア)に入
れ微粉を除去し、キャリアを得た。
【0025】評価 得られたキャリアについて、画質、耐久性の面から評価
を行った。画質評価:実施例1〜3および比較例1〜3
で得られたキャリアと市販のポリエステル系負帯電トナ
ーを用い、トナー混合比7重量%の現像剤を得た。市販
の印刷機を用いて絵出しを行い、印刷紙(A4版)一枚
中の画像黒点数をカウントした。耐久性評価:評価機と
して、市販の中速複写機(45枚/分)を現像機が単独
で連続運転できるように改造した。この評価機に実施例
1〜3および比較例1〜3で得られたキャリアを所定量
投入し、50時間の連続運転(空回し)を行った後、キ
ャリアを現像機から取り出し、上記と同様の方法で画質
評価し、黒点をカウントした。この結果を表1に示す。
を行った。画質評価:実施例1〜3および比較例1〜3
で得られたキャリアと市販のポリエステル系負帯電トナ
ーを用い、トナー混合比7重量%の現像剤を得た。市販
の印刷機を用いて絵出しを行い、印刷紙(A4版)一枚
中の画像黒点数をカウントした。耐久性評価:評価機と
して、市販の中速複写機(45枚/分)を現像機が単独
で連続運転できるように改造した。この評価機に実施例
1〜3および比較例1〜3で得られたキャリアを所定量
投入し、50時間の連続運転(空回し)を行った後、キ
ャリアを現像機から取り出し、上記と同様の方法で画質
評価し、黒点をカウントした。この結果を表1に示す。
【0026】
【0027】表1から、実施例1〜3のキャリアにおい
ては、初期の黒点数が少なく、50時間空回しした後に
おいても黒点の増加は見られず、黒点数は50時間前と
ほとんど変わらなかったのに対し、比較例1〜3のキャ
リアでは黒点数が増加したことがわかる。
ては、初期の黒点数が少なく、50時間空回しした後に
おいても黒点の増加は見られず、黒点数は50時間前と
ほとんど変わらなかったのに対し、比較例1〜3のキャ
リアでは黒点数が増加したことがわかる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によって、
優れた耐久性を有するとともに、画像形成の際、画像黒
点の発生を防止して高画質の画像を得ることができる電
子写真用キャリアが提供される。
優れた耐久性を有するとともに、画像形成の際、画像黒
点の発生を防止して高画質の画像を得ることができる電
子写真用キャリアが提供される。
【図1】本発明の電子写真用キャリアの製造方法におい
て、流動層型気流分級機を用いてキャリアを均質化する
場合を模式的に示す説明図である。
て、流動層型気流分級機を用いてキャリアを均質化する
場合を模式的に示す説明図である。
【図2】本発明の電子写真用キャリアの製造方法におい
て、上部拡大気流分級機を用いてキャリアを均質化する
場合を模式的に示す説明図である。
て、上部拡大気流分級機を用いてキャリアを均質化する
場合を模式的に示す説明図である。
1 コートキャリア 2 サイクロン 3 バグフィルター 4 下部空塔 5 上部空塔 10 流動層型気流分級機 20 上部拡大気流分級機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村形 和夫 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地 出光興産株 式会社内 (72)発明者 村川 謙一 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地 出光興産株 式会社内 (72)発明者 松尾 浩 千葉県袖ケ浦市上泉1280番地 出光興産株 式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 キャリア芯材およびこのキャリア芯材の
表面を被覆する樹脂からなる電子写真用キャリアの製造
方法において、気流分級機を用いてキャリアを均質化す
ることを特徴とする電子写真用キャリアの製造方法。 - 【請求項2】 前記気流分級機を用いてキャリアを均質
化する際、さらに加熱することを特徴とする請求項1記
載の電子写真用キャリアの製造方法。 - 【請求項3】 前記気流分級機が、流動層型気流分級機
であることを特徴とする請求項1または2記載の電子写
真用キャリアの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062182A JPH08234499A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真用キャリアの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7062182A JPH08234499A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真用キャリアの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08234499A true JPH08234499A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=13192744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7062182A Pending JPH08234499A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | 電子写真用キャリアの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08234499A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12013661B2 (en) | 2021-03-23 | 2024-06-18 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Method for producing carrier for electrostatic charge image development, method for producing electrostatic charge image developer, image forming method, and carrier for electrostatic charge image development |
| EP4513271A1 (en) | 2023-07-19 | 2025-02-26 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Manufacturing method of electrostatic charge image developing carrier, and manufacturing method of electrostatic charge image developer |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7062182A patent/JPH08234499A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US12013661B2 (en) | 2021-03-23 | 2024-06-18 | Fujifilm Business Innovation Corp. | Method for producing carrier for electrostatic charge image development, method for producing electrostatic charge image developer, image forming method, and carrier for electrostatic charge image development |
| EP4513271A1 (en) | 2023-07-19 | 2025-02-26 | FUJIFILM Business Innovation Corp. | Manufacturing method of electrostatic charge image developing carrier, and manufacturing method of electrostatic charge image developer |
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