JPH08235157A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JPH08235157A
JPH08235157A JP7292340A JP29234095A JPH08235157A JP H08235157 A JPH08235157 A JP H08235157A JP 7292340 A JP7292340 A JP 7292340A JP 29234095 A JP29234095 A JP 29234095A JP H08235157 A JPH08235157 A JP H08235157A
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data signal
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二郎 三宅
Kazuki Ninomiya
和貴 二宮
Tamotsu Nishiyama
保 西山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縦続接続された複数の処理要素を有する信号
処理装置の柔軟性を向上させる。 【解決手段】 複数の処理要素1bを縦続接続して第1
及び第2のパスを有する1つの信号処理装置を構成す
る。各処理要素1bは、第1パス上の第1入力81と、
該第1入力からのデータ信号を保持するためのデータ保
持回路2bと、該保持されたデータ信号と他のデータ信
号との積和演算のための積和演算回路3と、該積和演算
回路に前記他のデータ信号を供給するための第2パス上
の第2入力16と、積和演算回路の演算結果を保持しか
つ該保持結果を第2パスへ供給する演算結果レジスタ4
と、データ保持回路2bの保持データ信号と演算結果レ
ジスタ4の保持結果とのいずれかを第1パスへ供給する
出力選択回路7と、各部の動作制御のための処理制御回
路5とを有する。演算結果レジスタ4から出力選択回路
7へ至る経路は、制御情報に応じて使用されるバイパス
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積和演算型の処理
のための信号処理装置、特にディジタルフィルターに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭58−162120号公報には、
トランスバーサルフィルタとして機能する信号処理装置
が開示されている。この信号処理装置は、複数の信号処
理要素(Signal Processing Element :SPE)を縦続
接続してなり、入力データ信号を転送するための第1パ
スと、該入力データ信号の処理結果を転送するための第
2パスとを備えたものである。複数のSPEの各々は、
第1パス上に配置された第1入力と、第2パス上に配置
された第2入力とを備えている。更に、各SPEは、第
1入力を介して順次供給された3個のデータ信号をそれ
ぞれ保持するための3個のラッチと、該3個のラッチに
保持された3個のデータ信号を順次選択するための第1
セレクタと、該第1セレクタに対応して3個の係数を順
次選択するための第2セレクタと、第1セレクタで選択
されたデータ信号と第2セレクタで選択された係数との
積を順次求めるための乗算器と、該乗算器で得られた3
個の積を累算するためのアキュムレータと、該アキュム
レータの累算結果と第2入力を介して供給されたデータ
信号との和すなわち部分和を求めるための加算器とを備
えている。第1パス上にシフトレジスタを構成するよう
に、各SPEの3個のラッチのうちの最終段のラッチに
保持されたデータ信号は、次段のSPEの第1入力へ供
給される。また、各SPEの加算器で得られた部分和を
表わすデータ信号は、次段のSPEの第2入力へ供給さ
れる。9タップのトランスバーサルフィルタを実現する
ためには、3個のSPEが縦続接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、テレビジョンで
は、垂直フィルター処理と水平フィルター処理とを連続
して行なうなど、映像データ信号に一連の処理を施す必
要がある。また、異なる放送方式の映像データ信号を1
つの信号処理装置で処理できることが強く望まれてい
る。
【0004】しかしながら、各々上記のような内部構成
を備えた複数のSPEを縦続接続してなる信号処理装置
は柔軟性に欠けるという問題があった。1つの信号処理
装置を構成した後では、SPEの接続数に応じてフィル
ター処理のタップ数が固定されるからである。例えば、
3個のSPEからなる信号処理装置は9タップフィルタ
ー専用の信号処理装置であって、これを連続した3個の
3タップフィルターとして機能させることはできない。
【0005】本発明の目的は、入力データ信号を転送す
るための第1パスと、入力データ信号の処理結果を転送
するための第2パスとを構成するように縦続接続された
複数の処理要素を備えた信号処理装置の柔軟性を向上さ
せることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第2パスから第1パスへのバイパスを各
処理要素に設け、制御情報に応じて該バイパスを使用し
あるいは使用しないこととしたものである。具体的に
は、本発明では、第1パス上に配置された第1入力と、
該第1入力を介して供給されたデータ信号を保持するた
めのデータ保持回路と、該データ保持回路に保持された
データ信号と他のデータ信号との演算結果を求めるため
の演算回路と、該演算回路に前記他のデータ信号を供給
するために第2パス上に配置された第2入力と、前記演
算回路で求められた演算結果を保持しかつ該保持した演
算結果を第2パスへ供給するための演算結果レジスタ
と、前記データ保持回路に保持されたデータ信号と前記
演算結果レジスタに保持された演算結果とのうちのいず
れかを第1パスへ供給するための出力選択回路と、前記
データ保持回路、演算回路、演算結果レジスタ及び出力
選択回路の各々の動作を制御するための処理制御回路と
を各処理要素に設けることとした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る信号
処理装置について、図面を参照しながら説明する。
【0008】(実施例1)図1は、本発明の第1の実施
例に係る信号処理装置の全体構成を示している。この信
号処理装置は、テレビジョンの映像データ信号の垂直フ
ィルター処理と水平フィルター処理とを連続して行なう
際に用いられるものであって、互いに隣接する3ライン
のデータ信号を供給するためのラインメモリ70と、3
個の信号処理要素(SPE)1a,1b,1bが縦続接
続されてなる信号処理ユニット80とを備えている。1
段目の信号処理要素1aをSPE1、2段目の信号処理
要素1bをSPE2、3段目の信号処理要素1bをSP
E3とそれぞれ呼ぶことにする。SPE1は、ラインメ
モリ70から3つのラインデータ信号の供給を受ける3
つの第1入力81と、1つの第2入力16とを有する。
SPE2及びSPE3はそれぞれ、1つの第1入力81
と、1つの第2入力16とを有する。
【0009】図2は、図1中のSPE1の内部構成を示
している。SPE1は、データ保持回路2aと、積和演
算回路3と、演算結果レジスタ4と、処理制御回路5
と、入力選択回路6と、出力選択回路7と、乗算制御回
路15とを備えている。
【0010】データ保持回路2aは、各々第1入力81
から同時に供給された3つのデータ信号を保持するため
の第1ラッチ8a、第2ラッチ9a及び第3ラッチ10
aから構成されている。これら第1、第2及び第3ラッ
チ8a,9a,10aは縦続接続されていて、3つの第
1入力81のうちの1つからのデータ信号が第1ラッチ
8aに入力され、第1ラッチ8aの保持するデータ信号
が第2ラッチ9aに、また第2ラッチ9aのデータ信号
が第3ラッチ10aにそれぞれ転送されるようになって
いる。
【0011】積和演算回路3は、データ保持回路2aの
データ信号と所定の2のべき乗の数(例えば、 1/2, 1
/4, 1/8,1/16,…)との乗算を行なうとともに、その
乗算で得られた積と第2入力16から供給されたデータ
信号との加算を行なうものであり、データ選択回路11
と、第1シフタ12と、第2シフタ13と、加算器14
とを有する。データ選択回路11は、データ保持回路2
aの3つのデータ信号のうちの1つを選択して該選択し
た1つのデータ信号を第1及び第2シフタ12,13へ
供給したり、データ保持回路2aの3つのデータ信号の
うちの2つを選択して該選択した2つのデータ信号を第
1及び第2シフタ12,13へ分配したりするものであ
る。第1及び第2シフタ12,13は、各々データ選択
回路11から供給されたデータ信号に一定量のシフト処
理を施す。加算器14は、第1及び第2シフタ12,1
3並びに入力選択回路6からそれぞれ与えられた3つの
データ信号の間で加減算を行なうものであって、その演
算結果は演算結果レジスタ4に格納される。
【0012】入力選択回路6は、第2入力16から供給
されたデータ信号と演算結果レジスタ4に格納されてい
る演算結果とのうちのいずれか一方を選択して加算器1
4へ供給するものである。出力選択回路7は、データ保
持回路2aに保持されている3つのデータ信号と演算結
果レジスタ4に格納されている演算結果とのうちのいず
れか1つを選択してSPE2の第1入力81へ供給する
ものである。演算結果レジスタ4に格納されている演算
結果は、SPE2の第2入力16へも供給される。乗算
制御回路15は、第2入力16から供給されたデータ信
号に応じて第1及び第2シフタ12,13におけるシフ
ト量を制御するものである。処理制御回路5は、データ
保持回路2a、積和演算回路3、演算結果レジスタ4、
入力選択回路6、出力選択回路7及び乗算制御回路15
の各々の動作を制御するものである。
【0013】図3は、処理制御回路5の内部構成を示し
ている。処理制御回路5は、制御情報を読み出し可能に
格納する複数の制御レジスタ91と、該複数の制御レジ
スタ91へ制御情報を書き込むための書き込み回路97
と、該複数の制御レジスタ91から制御情報を読み出す
ための読み出し回路92とを備えている。書き込み回路
97には、書き込み対象の制御レジスタ91を指定する
ためのアドレスがアドレスバス121を介して、書き込
むべき制御情報を示すデータがデータバス122を介し
て、書き込み制御信号が信号線123を介してそれぞれ
与えられる。各制御レジスタ91は、第1のシフトフィ
ールドSF1と、第2のシフトフィールドSF2と、演
算フィールドEXと、制御フィールドCTRLとからな
っている。第1のシフトフィールドSF1には第1シフ
タ12のシフト量が、第2のシフトフィールドSF2に
は第2シフタ13のシフト量がそれぞれ格納される。演
算フィールドEXには、加算器14の演算則を指定する
情報や乗算制御回路15の起動情報が格納される。制御
フィールドCTRLには、データ保持回路2a、演算結
果レジスタ4、入力選択回路6、出力選択回路7及びデ
ータ選択回路11を制御するための情報が格納される。
読み出し回路92には、信号線124を介してクロック
信号が与えられる。読み出し回路92は、与えられたク
ロック信号に同期して所定数の制御レジスタ91から制
御情報をサイクリックに読み出す。読み出された制御レ
ジスタ91の各フィールドの内容は、それぞれ制御信号
93,94,95,96として出力される。
【0014】なお、処理制御回路5がシフタ12,13
のシフト量を制御するのはデータ信号と定数との乗算を
実行する場合であって、データ信号同士の乗算の場合に
は乗算制御回路15が用いられる。後者の場合には、被
乗数がデータ保持回路2aに保持され、乗数が第2入力
16から乗算制御回路15に与えられる。乗算制御回路
15は、乗数の各ビットを調べ、各ビットの値に応じて
シフタ12,13による被乗数のシフト量を制御する。
加算器14による加算の結果を該加算器14で累算する
ことによって、被乗数と乗数との乗算が実行される。
【0015】図4は、図1中のSPE2及びSPE3の
内部構成を示している。図4のSPEが有するデータ保
持回路2bは、第1入力81から順次供給された3つの
データ信号を保持するための第1ラッチ8b、第2ラッ
チ9b及び第3ラッチ10bから構成されている。その
他の構成は図2のSPE1と同じであるので、該SPE
1と同じ機能を有するブロックには同じ符号を付して示
し、その説明は省略する。
【0016】ここで、図1の信号処理装置を用いて実現
される3つの具体的な処理例について説明する。
【0017】−処理例1.1− まず、係数が 1/4, 1/2, 1/4である3タップの垂直フ
ィルター処理をSPE1で行ない、次いで係数が3/16,
5/8,3/16である3タップの水平フィルター処理をSP
E2で行なう例を説明する。この場合には、SPE1の
3つの制御レジスタ91の各々の第1のシフトフィール
ドSF1に値2、1、2が書き込まれる。また、SPE
2の3つの制御レジスタ91の各々の第1のシフトフィ
ールドSF1に値3、1、3が、該3つの制御レジスタ
91の各々の第2のシフトフィールドSF2に値4、
3、4がそれぞれ書き込まれる。
【0018】図5は、本処理例を示すタイミング図であ
る。SPE1では、サイクルT1のときに、第1ラッチ
8aにデータ信号i(3)を、第2ラッチ9aにデータ
信号j(3)を、第3ラッチ10aにデータ信号k
(3)をそれぞれ入力して保持する。そして、データ選
択回路11により、第1ラッチ8aのデータ信号i
(3)を選択して第1及び第2シフタ12,13にそれ
ぞれ出力する。第1シフタ12は、データ信号i(3)
を2ビットだけ右にシフトして加算器14に出力する。
つまり、第1シフタ12は、2のマイナス2乗の数であ
る 1/4とデータ信号i(3)との積 1/4×i(3)を出
力する。第2シフタ13は0を出力する。演算結果レジ
スタ4の内容は予めゼロクリアされており、入力選択回
路6は演算結果レジスタ4から得られた0を加算器14
に与える。加算器14は、0にシフタ12,13からの
2つの値 1/4×i(3),0を加算して出力する。この
出力の値は1/4×i(3)となる。そして、次のサイク
ルT2において、加算器14の出力1/4×i(3)を演
算結果レジスタ4に格納する。なお、ここでは第2シフ
タ13が0を出力するものとしているが、その代わりに
加算器14が第2シフタ13の出力を無視するようにし
てもよい。サイクルT2では、データ選択回路11によ
り第2ラッチ9aのデータ信号j(3)を選択して両シ
フタ12,13にそれぞれ出力する。第1シフタ12
は、データ信号j(3)を1ビットだけ右にシフトし
て、 1/2×j(3)を出力する。第2シフタ13は0を
出力する。このとき、入力選択回路6は、演算結果レジ
スタ4に格納された演算結果 1/4×i(3)を選択して
加算器14に与える。加算器14は演算結果レジスタ4
の内容 1/4×i(3)にシフタ12,13からの各値 1
/2×j(3),0を加算して出力する。この出力の値 1
/4×i(3)+ 1/2×j(3)は、次のサイクルT3に
おいて演算結果レジスタ4に格納される。サイクルT3
では、データ選択回路11により、第3ラッチ10aの
データ信号k(3)を選択する。第1シフタ12はデー
タ信号k(3)を右に2ビットだけシフトして、その結
果の値 1/4×k(3)を加算器14に出力する。第2シ
フタ13は0を出力する。このとき、入力選択回路6
は、演算結果レジスタ4に格納された演算結果を選択し
て加算器14に与える。加算器14は演算結果レジスタ
4の内容にシフタ12,13の値 1/4×k(3),0を
加算して、 1/4×i(3)+ 1/2×j(3)+ 1/4×k
(3)を出力する。そして、次のサイクルT4におい
て、その演算結果を演算結果レジスタ4に格納する。こ
の値が、 1/4, 1/2, 1/4を係数とする3タップ垂直フ
ィルター処理の結果である。この値をm(3)とする。
また、このサイクルT4では、新たなデータ信号i
(4),j(4),k(4)をラッチ8a,9a,10
aに入力する。そして、データ信号i(3),j
(3),k(3)に対するサイクルT1,T2,T3の
処理と同様の処理をサイクルT4,T5,T6で繰り返
し、サイクルT7のときに、その垂直フィルター処理の
結果m(4)を演算結果レジスタ4に格納する。
【0019】SPE2では、サイクルT4,T7,…の
ときに第1ラッチ8bの値m(2),m(3),…を第
2ラッチ9bに、また第2ラッチ9bの値m(1),m
(2),…を第3ラッチ10bにそれぞれ転送する。一
方、第1ラッチ8bには、SPE1において出力選択回
路7により選択した演算結果レジスタ4のデータ信号m
(3),m(4),…を順次入力する。そして、サイク
ルT4のときには、垂直フィルター処理された結果とし
ての3つのデータ信号m(3),m(2),m(1)を
第1、第2及び第3ラッチ8b,9b,10bに保持さ
せるとともに、データ選択回路11により、第3ラッチ
10bのデータ信号m(1)を選択して両シフタ12,
13にそれぞれ出力する。このデータ信号m(1)を、
第1シフタ12により右に3ビットだけ、また第2シフ
タ13により右に4ビットだけそれぞれシフトして加算
器14に出力する。加算器14はシフタ12,13の両
出力 1/8×m(1),1/16×m(1)を加算し、その結
果の値3/16×m(1)を、次のサイクルT5で演算結果
レジスタ4に格納する。サイクルT5では、第2ラッチ
9bのデータ信号m(2)をシフタ12,13でそれぞ
れ右に1ビット及び3ビットずつシフトした後、加算器
14に入力する。このとき、入力選択回路6は、演算結
果レジスタ4に格納された演算結果を選択して加算器1
4に与える。加算器14では、演算結果レジスタ4の値
3/16×m(1)と、両シフタ12,13の2つの値 1/2
×m(2), 1/8×m(2)とを加算する。その結果の
値3/16×m(1)+ 5/8×m(2)は、次のサイクルT
6で演算結果レジスタ4に格納される。サイクルT6で
は、第1ラッチ8bのデータ信号m(3)を、シフタ1
2,13でそれぞれ右に3ビット及び4ビットずつシフ
トして加算器14に入力する。このとき、入力選択回路
6は、演算結果レジスタ4に格納された演算結果を選択
して加算器14に与える。加算器14では、演算結果レ
ジスタ4の値3/16×m(1)+ 5/8×m(2)と、両シ
フタ12,13の2つの値 1/8×m(3),1/16×m
(3)とを加算し、その結果の値3/16×m(1)+ 5/8
×m(2)+3/16×m(3)を、次のサイクルT7で演
算結果レジスタ4に格納する。この値が、3/16, 5/8,
3/16を係数とする3タップ水平フィルター処理の結果で
ある。そして、サイクルT7以降も、垂直フィルター処
理の結果m(2),m(3),…に対して同様の水平フ
ィルター処理を行なう。
【0020】以上のようにして、SPE1及びSPE2
により、3タップの垂直フィルター処理と3タップの水
平フィルター処理とをそれぞれ実現することができる。
その後、SPE2の結果は該SPE2の出力選択回路7
を介してSPE3の第1ラッチ8bに与えられ、SPE
3において別のフィルター処理が行なわれる。
【0021】−処理例1.2− 次に、係数が 1/4, 1/2, 1/4である3タップの垂直フ
ィルター処理をSPE1で行ない、次いで係数が3/32,
3/16,7/16,3/16,3/32である5タップの水平フィルタ
ー処理をSPE2及びSPE3で行なう例を説明する。
この場合には、SPE1の3つの制御レジスタ91の各
々の第1のシフトフィールドSF1に値2、1、2が書
き込まれる。また、SPE2の3つの制御レジスタ91
の各々の第1のシフトフィールドSF1に値4、3、1
が、該3つの制御レジスタ91の各々の第2のシフトフ
ィールドSF2に値5、4、4がそれぞれ書き込まれ
る。更に、SPE3の2つの制御レジスタ91の各々の
第1のシフトフィールドSF1に値3、4が、該2つの
制御レジスタ91の各々の第2のシフトフィールドSF
2に値4、5がそれぞれ書き込まれる。
【0022】図6は、本処理例を示すタイミング図であ
る。SPE1で行なう垂直フィルター処理については図
5の場合と同様であるので、サイクルT10からのSP
E2及びSPE3の動作説明を行なう。SPE2では、
サイクルT10のとき、第1及び第2ラッチ8b,9b
に保持されていた各データ信号m(4),m(3)をそ
れぞれ第2及び第3ラッチ9b,10bに転送する。一
方、第1ラッチ8bには、SPE1において出力選択回
路7により選択した演算結果レジスタ4の値、すなわち
垂直フィルター処理の結果m(5)を第1入力81を介
して入力する。データ選択回路11は、この第1ラッチ
8bのデータ信号m(5)を選択して両シフタ12,1
3にそれぞれ出力する。第1シフタ12はデータ信号m
(5)を4ビットだけ、また第2シフタ13は5ビット
だけそれぞれ右にシフトして加算器14に出力する。加
算器14はシフタ12,13の両出力1/16×m(5),
1/32×m(5)を加算し、その結果の値3/32×m(5)
を、次のサイクルT11で演算結果レジスタ4に格納す
る。サイクルT11では、第2ラッチ9bのデータ信号
m(4)を、シフタ12,13により右に3ビット及び
4ビットずつそれぞれシフトして加算器14に出力す
る。このとき、入力選択回路6は、演算結果レジスタ4
に格納された演算結果を選択して加算器14に与える。
加算器14は、演算結果レジスタ4の値3/32×m(5)
と、シフタ12,13の各出力 1/8×m(4),1/16×
m(4)とを加算して、次のサイクルT12のときに、
その結果の値3/32×m(5)+3/16×m(4)を演算結
果レジスタ4に格納する。サイクルT12では、第3ラ
ッチ10bのデータ信号m(3)を、シフタ12,13
によりそれぞれ右に1ビット及び4ビットずつシフトし
て加算器14に与える。このとき、入力選択回路6は、
演算結果レジスタ4に格納された演算結果を選択して加
算器14に与える。加算器14は、まず、第1シフタ1
2の値 1/2×m(3)から、第2シフタ13の値1/16×
m(3)を減算する。次いで、演算結果レジスタ4の値
3/32×m(5)+3/16×m(4)に、減算結果を加算し
て出力する。その結果の値3/32×m(5)+3/16×m
(4)+7/16×m(3)は、次のサイクルT13のとき
に演算結果レジスタ4に格納される。以上のようにし
て、5タップの水平フィルター処理結果のうちの3タッ
プ部分和3/32×m(5)+3/16×m(4)+7/16×m
(3)がSPE2において得られる。この値をn(1)
とする。また、サイクルT13では、第1及び第2ラッ
チ8b,9bのデータ信号m(5),m(4)をそれぞ
れ第2及び第3ラッチ9b,10bに転送する。一方、
第1ラッチ8bには、SPE1において出力選択回路7
により選択した演算結果レジスタ4の値m(6)を入力
する。その後、同様にして3タップ部分和n(2)すな
わち3/32×m(6)+3/16×m(5)+7/16×m(4)
がサイクルT16のときに得られる。
【0023】SPE3では、サイクルT13のときに、
第1及び第2ラッチ8b,9bのデータ信号m(2),
m(1)をそれぞれ第2及び第3ラッチ9b,10bに
転送する。一方、第1ラッチ8bには、SPE2の出力
選択回路7により選択された第3ラッチ10bのデータ
信号m(3)を入力する。そして、データ選択回路11
により、第2ラッチ9bのデータ信号m(2)を選択し
て両シフタ12,13にそれぞれ入力する。このデータ
信号m(2)をシフタ12,13によりそれぞれ右に3
ビット及び4ビットずつシフトし、その2つの値 1/8×
m(2),1/16×m(2)を加算器14に与える。この
とき、入力選択回路6により、第2入力16からのデー
タ信号を選択し、この第2入力16を介してSPE2の
演算結果レジスタ4の値n(1)を加算器14に入力す
る。加算器14はこれら3つの値を加算して、結果の値
n(1)+3/16×m(2)を、次のサイクルT14で演
算結果レジスタ4に格納する。サイクルT14では、第
3ラッチ10bのデータ信号m(1)をデータ選択回路
11により選択し、シフタ12,13によりそれぞれ右
に4ビット及び5ビットずつシフトして加算器14に与
える。このとき、入力選択回路6は、演算結果レジスタ
4に格納された演算結果を選択して加算器14に与え
る。加算器14では、演算結果レジスタ4の値と、シフ
タ12,13の2つの値1/16×m(1),1/32×m
(1)とを加算する。かくして、その加算結果n(1)
+3/16×m(2)+3/32×m(1)、すなわち5タップ
水平フィルター処理の結果を、次のサイクルT15にお
いて演算結果レジスタ4に格納する。そして、サイクル
T16以降も、同様にして5タップ水平フィルター処理
の結果が順次得られる。
【0024】以上のようにして、SPE1により3タッ
プの垂直フィルター処理が、SPE2及びSPE3によ
り5タップの水平フィルター処理がそれぞれ実現され
る。なお、例えば係数が 43/64の場合には、この係数を
4つの数1/64,2/64,8/64, 32/64に分解し、1サイク
ルに2回ずつ乗算を行なう。
【0025】−処理例1.3− 更に、係数が 1/8, 3/4, 1/8である3タップの垂直フ
ィルター処理をSPE1で行なう例を説明する。この場
合には、SPE1の2つの制御レジスタ91の各々の第
1のシフトフィールドSF1に値3、1が、該2つの制
御レジスタ91の各々の第2のシフトフィールドSF2
に値3、2がそれぞれ書き込まれる。
【0026】まず、サイクルT1では、第1ラッチ8a
にはデータ信号d3を、第2ラッチ9aにはデータ信号
d2を、第3ラッチ10aにはデータ信号d1をそれぞ
れ保持させる。そして、データ選択回路11により第1
ラッチ8aのデータ信号d3と第3ラッチ10aのデー
タ信号d1とをそれぞれ選択し、データ信号d3を第1
シフタ12に、データ信号d1を第2シフタ13にそれ
ぞれ出力する。シフタ12,13は、データ信号d3,
d1をそれぞれ右に3ビットずつシフトして加算器14
に出力する。加算器14はシフタ12,13の両出力 1
/8×d3, 1/8×d1を加算して、次のサイクルT2の
ときに結果の値 1/8×d3+ 1/8×d1を演算結果レジ
スタ4に格納する。サイクルT2では、データ選択回路
11は、第2ラッチ9aのデータ信号d2を選択し、こ
のデータ信号d2を第1シフタ12及び第2シフタ13
にそれぞれ出力する。第1シフタ12は、データ信号d
2を右に1ビットだけシフトする。一方、第2シフタ1
3は右に2ビットだけシフトして、共に加算器14に与
える。このとき、入力選択回路6は、演算結果レジスタ
4の値を選択して加算器14に与える。加算器14はシ
フタ12,13の両出力 1/2×d2, 1/4×d2と、演
算結果レジスタ4の値とを加算し、次のサイクルT3で
結果の値 1/8×d3+ 3/4×d2+ 1/8×d1を演算結
果レジスタ4に格納する。以上のように、互いに異なる
2つのデータ信号d3,d1のシフト加算処理を1サイ
クルで一度に行なえば、処理に要する時間を短くするこ
とができる。
【0027】SPE1で2ライン間の差分処理を行なう
場合には、データ選択回路11により第2ラッチ9aの
データ信号d2及び第3ラッチ10aのデータ信号d1
をそれぞれ選択し、シフタ12,13にはデータ選択回
路11の各出力をそのまま加算器14に入力させ、加算
器14によりこれら2つのデータ信号d2,d1を減算
させるようにする。これにより、1サイクルで2ライン
間の差分処理を実行することができる。
【0028】図7(a)及び図7(b)は、それぞれ図
1の信号処理装置の拡張例を示している。図7(a)に
よれば、5つの信号処理要素1a,1bを用いて、3タ
ップの垂直フィルター処理と、3タップの水平フィルタ
ー処理と、7タップの別のフィルター処理とが実現され
る。図7(a)中の中央処理装置(Central Processing
Unit :CPU)120は、各信号処理要素1a,1b
の制御レジスタ91に個別に制御情報を設定するもので
ある。また、図7(b)に示すように、同じ構成で、3
タップの垂直フィルター処理と、2つの5タップフィル
ター処理とを実現することもできる。
【0029】図8は、図1中の信号処理要素1a,1b
の他の接続例を示している。図8によれば、複数の信号
処理要素1bの出力が信号処理要素1aの各第1入力8
1に与えられ、3つのラインデータ信号をそれぞれ水平
フィルター処理した後に、各水平フィルター処理結果に
垂直フィルター処理が施される。
【0030】図9は、図1中の信号処理要素1bの他の
接続例を示している。この例では、高品位テレビジョン
(High Definition Television:HDTV)の映像処理
に見られるように、動画処理した映像データ信号Aと静
止画処理した映像データ信号Bとを動き量M(0≦M≦
1)に応じて混合する処理を行なっている。図9におい
て、110は動画処理ユニット、111は静止画処理ユ
ニット、112は混合処理ユニットである。動画処理ユ
ニット110の最終段の信号処理要素1bをSPE1、
静止画処理ユニット111の最終段の信号処理要素1b
をSPE2、混合処理ユニット112を構成する3つの
信号処理要素1bをSPE3,SPE4及びSPE5と
それぞれ呼ぶ。SPE1は、動画処理された結果のデー
タ信号AをSPE3の第1入力113に与える。SPE
2は、静止画処理された結果のデータ信号BをSPE4
の第1入力114に与える。混合処理とは、データ信号
A、データ信号B及び動き量Mから混合結果A×M+B
×(1−M)を求める処理である。SPE3では、動き
量Mを表わす数が第2入力115から乗算制御回路15
に与えられ、乗算A×Mが実行される。SPE4では、
1−Mを表わす数が第2入力116から乗算制御回路1
5に与えられ、乗算B×(1−M)が実行される。SP
E3及びSPE4の乗算結果はそれぞれSPE5の第1
入力117及び第2入力118に与えられ、該SPE5
で加算が実行される。このようにして、SPE5の出力
119に混合結果A×M+B×(1−M)が得られる。
【0031】(実施例2)図10は、本発明の第2の実
施例に係る信号処理装置の全体構成を示している。この
信号処理装置は、5個の信号処理要素(SPE)30が
縦続接続されてなる信号処理ユニット90を備えてい
る。1段目の信号処理要素30をSPE1、2段目の信
号処理要素30をSPE2、3段目の信号処理要素30
をSPE3、4段目の信号処理要素30をSPE4、5
段目の信号処理要素30をSPE5とそれぞれ呼ぶこと
にする。SPE1、SPE2、SPE3、SPE4及び
SPE5はそれぞれ、1つの第1入力81と、1つの第
2入力16とを有する。SPE1の第2入力16には0
が入力されるようになっている。
【0032】図11は、図10中の各SPEの内部構成
を示している。図11のSPEが有するデータ保持回路
31は、第1入力81から順次供給された2つのデータ
信号を保持するための第1ラッチ33及び第2ラッチ3
4から構成されている。図11のSPEが有する積和演
算回路32は、図4のデータ選択回路11を備えておら
ず、第1ラッチ33が保持しているデータ信号が無条件
で第1及び第2シフタ12,13に供給される。また、
図11のSPEは、図4の入力選択回路6及び乗算制御
回路15を備えていない。その他の構成は図4のSPE
と同じであるので、該図4のSPEと同じ機能を有する
ブロックには同じ符号を付して示し、その説明は省略す
る。なお、図11のSPEが有する処理制御回路5の中
の制御レジスタ91の数は1である(図3参照)。
【0033】図10の信号処理装置は、1個又は複数個
のSPEで1タップのフィルター処理を実行する点で図
1の信号処理装置とは異なる。ここで、図10の信号処
理装置を用いて実現される2つの具体的な処理例につい
て説明する。
【0034】−処理例2.1− まず、係数が3/16, 5/8,3/16である3タップの水平フ
ィルター処理をSPE1、SPE2及びSPE3で行な
う例を説明する。
【0035】図12は、本処理例を示すタイミング図で
ある。SPE1では、サイクルT1で、データ保持回路
31の第1ラッチ33にデータ信号i(3)を、第2ラ
ッチ34にデータ信号i(2)をそれぞれ保持する。そ
して、第1ラッチ33のデータ信号i(3)を第1シフ
タ12により3ビット、また第2シフタ13により4ビ
ットそれぞれ右にシフトして加算器14に出力する。加
算器14は0にシフタ12,13の両出力 1/8×i
(3),1/16×i(3)を加算し、次のサイクルT2で
その結果の値3/16×i(3)を演算結果レジスタ4に格
納する。サイクルT2では、第1ラッチ33の保持して
いたデータ信号i(3)を第2ラッチ34に転送する一
方、第1ラッチ33には第1入力81を介して新たなデ
ータ信号i(4)を入力する。このデータ信号i(4)
も同様にシフタ12,13により右に3ビット及び4ビ
ットずつシフトして、2つの値 1/8×i(4),1/16×
i(4)をそれぞれ加算器14に出力する。そして、加
算器14で加算された結果の値3/16×i(4)は、次の
サイクルT3で演算結果レジスタ4に格納される。その
後、サイクルT3,T4,…毎に第1ラッチ33のデー
タ信号i(5),i(6),…に対して同様の処理を順
次行なう。SPE1は、1サイクル毎に、第2ラッチ3
4が保持しているデータ信号を出力選択回路7により選
択してSPE2へ出力する。
【0036】SPE2では、サイクルT2のときに、第
1ラッチ33に保持されていたデータ信号i(1)を第
2ラッチ34に転送する。一方、第1ラッチ33には、
第1入力81を介して、SPE1において出力選択回路
7により選択した第2ラッチ34のデータ信号i(2)
を入力する。SPE2では、第1ラッチ33のデータ信
号i(2)を、2つのシフタ12,13によりそれぞれ
右に3ビット及び1ビットずつシフトして加算器14に
入力する。このとき、第2入力16を介してSPE1の
演算結果レジスタ4の値3/16×i(3)を加算器14に
入力する。加算器14は、第2入力16から与えられた
値3/16×i(3)にシフタ12,13からの2つの値 1
/8×i(2), 1/2×i(2)を加算する。その結果の
値3/16×i(3)+ 5/8×i(2)は、次のサイクルT
3で演算結果レジスタ4に格納される。サイクルT3で
は、SPE2の第1ラッチ33のデータ信号i(2)を
第2ラッチ34に転送する。このとき、SPE1では出
力選択回路7により第2ラッチ34のデータ信号i
(3)を選択して出力し、SPE2ではこのデータ信号
i(3)を第1ラッチ33に入力する。そして、このデ
ータ信号i(3)についても、サイクルT2のときと同
様の処理を行なう。SPE2は、1サイクル毎に、第2
ラッチ34が保持しているデータ信号を出力選択回路7
により選択してSPE3へ出力する。
【0037】SPE3では、サイクルT3のときに、第
1ラッチ33のデータ信号を第2ラッチ34に転送す
る。一方、SPE3の第1ラッチ33には、第1入力8
1を介して、SPE2において出力選択回路7により選
択した第2ラッチ34のデータ信号i(1)を入力す
る。SPE3では、第1ラッチ33のデータ信号i
(1)を、2つのシフタ12,13によりそれぞれ右に
3ビット及び4ビットずつシフトして加算器14に入力
する。このとき、第2入力16を介して、SPE2の演
算結果レジスタ4が保持している部分和3/16×i(3)
+ 5/8×i(2)を加算器14に入力する。SPE3の
加算器14は、第2入力16から与えられた部分和3/16
×i(3)+ 5/8×i(2)と、シフタ12,13から
の2つの値1/16×i(1), 1/8×i(1)とを加算
し、次のサイクルT4で結果の値3/16×i(3)+ 5/8
×i(2)+3/16×i(1)を演算結果レジスタ4に格
納する。これが、3タップの水平フィルター処理の結果
である。そして、サイクルT4以降には、1サイクル毎
にフィルター処理の結果が順次得られる。SPE3の演
算結果レジスタ4に格納された演算結果は該SPE3の
出力選択回路7を介してSPE4のデータ保持回路31
に与えられ、SPE4及びSPE5により別のフィルタ
ー処理が引き続いて行なわれる。
【0038】−処理例2.2− 次に、係数が 11/64, 5/8, 11/64である3タップの水
平フィルター処理をSPE1、SPE2、SPE3、S
PE4及びSPE5で行なう例を説明する。係数 11/64
は3個の2のべき乗の数の和 1/8+1/32+1/64で与えら
れ、係数 5/8は2個の2のべき乗の数の和 1/2+1/8 で
与えられる。そこで、係数が 11/64である1タップの処
理をSPE1及びSPE2で、係数が 5/8である他の1
タップの処理をSPE3で、係数が 11/64である更に他
の1タップの処理をSPE4及びSPE5でそれぞれ実
行する。
【0039】図13は、本処理例を示すタイミング図で
ある。SPE1では、サイクルT1で、第1ラッチ33
にデータ信号i(3)を、第2ラッチ34にデータ信号
i(2)をそれぞれ保持する。そして、第1シフタ12
及び第2シフタ13により、第1ラッチ33のデータ信
号i(3)をそれぞれ右に3ビット及び5ビットずつシ
フトして加算器14に出力する。更に、加算器14によ
りシフタ12,13の両出力 1/8×i(3),1/32×i
(3)を加算して、次のサイクルT2で結果の値5/32×
i(3)を演算結果レジスタ4に格納する。サイクルT
2では、SPE1は、第1ラッチ33のデータ信号i
(3)を、第2ラッチ34に転送するとともに、出力選
択回路7を介してSPE2の第1ラッチ33にも出力す
る。また、SPE1の第1ラッチ33には新たなデータ
信号i(4)を入力する。SPE2では、第1ラッチ3
3のデータ信号i(3)を両シフタ12,13にそれぞ
れ出力し、第1シフタ12により右に6ビットだけシフ
トする。第2シフタ13は0を出力する。このとき、第
2入力16を介してSPE1の演算結果レジスタ4の値
5/32×i(3)をSPE2の加算器14に入力する。S
PE2の加算器14では、SPE1の演算結果レジスタ
4の値5/32×i(3)と、各シフタ12,13からの2
つの値1/64×i(3),0とを加算し、次のサイクルT
3で演算結果 11/64×i(3)を演算結果レジスタ4に
格納する。サイクルT3では、SPE3の第1ラッチ3
3に、SPE2において出力選択回路7により選択した
第2ラッチ34のデータ信号i(2)を入力する。そし
て、SPE3では、この第1ラッチ33のデータ信号i
(2)を、シフタ12,13によりそれぞれ右に1ビッ
ト及び3ビットずつシフトする。このとき、第2入力1
6を介してSPE2の演算結果レジスタ4の値 11/64×
i(3)をSPE3の加算器14に入力する。SPE3
の加算器14では、SPE2の演算結果レジスタ4の値
11/64×i(3)に、シフタ12,13からの2つの値
1/2×i(2), 1/8×i(2)を加算する。その結果
の値 11/64×i(3)+ 5/8×i(2)は、次のサイク
ルT4で演算結果レジスタ4に格納される。サイクルT
4では、図示は省略しているが、SPE4の第1ラッチ
33に、SPE3において出力選択回路7により選択し
た第2ラッチ34のデータ信号i(1)を入力する。こ
の第1ラッチ33のデータ信号i(1)に対し、前記S
PE1及びSPE2の処理と同様の処理をSPE4及び
SPE5で行なう。これにより、SPE5の演算結果レ
ジスタ4に所望の3タップの水平フィルター処理の結果
が格納される。SPE5の演算結果レジスタ4に格納さ
れた処理結果は該SPE5の出力選択回路7を介して出
力される。
【0040】以上のとおり、上記第1及び第2の実施例
によれば、信号処理装置の処理の柔軟性が向上する。な
お、本発明は、フィルター処理以外に、行列演算など、
乗算と加算とを行なう様々な処理にも適用できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたとおり、本発明によれ
ば、入力データ信号を転送するための第1パスと、入力
データ信号の処理結果を転送するための第2パスとを構
成するように縦続接続された複数の処理要素を備えた信
号処理装置において、第2パスから第1パスへのバイパ
スを各処理要素に設け、制御情報に応じて該バイパスを
使用しあるいは使用しないこととしたので、信号処理装
置の処理の柔軟性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る信号処理装置の全
体の構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の1段目の信号処理要素の内部構成を示
すブロック図である。
【図3】図2中の処理制御回路の内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】図1の中の2段目及び3段目の信号処理要素の
内部構成を示すブロック図である。
【図5】図1の信号処理装置による第1の処理例を示す
タイミング図である。
【図6】図1の信号処理装置による第2の処理例を示す
タイミング図である。
【図7】(a)及び(b)は図1の信号処理装置の拡張
例をそれぞれ示すブロック図である。
【図8】図1中の信号処理要素の他の接続例を示すブロ
ック図である。
【図9】図1中の信号処理要素の更に他の接続例を示す
ブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る信号処理装置の
全体の構成を示すブロック図である。
【図11】図10中の各信号処理要素の内部構成を示す
ブロック図である。
【図12】図10の信号処理装置による第1の処理例を
示すタイミング図である。
【図13】図10の信号処理装置による第2の処理例を
示すタイミング図である。
【符号の説明】
1a,1b 信号処理要素(SPE) 2a,2b データ保持回路 3 積和演算回路 4 演算結果レジスタ 5 処理制御回路 6 入力選択回路 7 出力選択回路 8a,9a,10a ラッチ 8b,9b,10b ラッチ 11 データ選択回路 12,13 シフタ(乗算回路) 14 加算器 15 乗算制御回路 16 第2入力 30 信号処理要素(SPE) 31 データ保持回路 32 積和演算回路 33,34 ラッチ 70 ラインメモリ 80 信号処理ユニット 81 第1入力 90 信号処理ユニット 91 制御レジスタ 120 中央処理装置(CPU)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の処理要素を備えた信号処理装置で
    あって、 前記複数の処理要素は、前記信号処理装置の入力データ
    信号を転送するための第1パスと、前記入力データ信号
    の処理結果を転送するための第2パスとを構成するよう
    に縦続接続されており、 前記複数の処理要素の各々は、 前記第1パス上に配置された第1入力と、 前記第1入力を介して供給されたデータ信号を保持する
    ためのデータ保持回路と、 前記データ保持回路に保持されたデータ信号と他のデー
    タ信号との演算結果を求めるための演算回路と、 前記演算回路に前記他のデータ信号を供給するために前
    記第2パス上に配置された第2入力と、 前記演算回路で求められた演算結果を保持し、かつ該保
    持した演算結果を前記第2パスへ供給するための演算結
    果レジスタと、 前記データ保持回路に保持されたデータ信号と前記演算
    結果レジスタに保持された演算結果とのうちのいずれか
    を前記第1パスへ供給するための出力選択回路と、 前記データ保持回路、前記演算回路、前記演算結果レジ
    スタ及び前記出力選択回路の各々の動作を制御するため
    の処理制御回路とを備えたことを特徴とする信号処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記複数の処理要素の各々の前記処理制御回路は、前記
    データ保持回路、前記演算回路、前記演算結果レジスタ
    及び前記出力選択回路の各々の動作を指定する制御情報
    を保持するための少なくとも1個の制御レジスタを備え
    たことを特徴とする信号処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の信号処理装置において、 前記複数の処理要素の各々の前記制御レジスタに個別に
    制御情報を設定するための手段を更に備え、 前記複数の処理要素の各々は、前記個別に設定された制
    御情報に応じて機能が変更され得ることを特徴とする信
    号処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記複数の処理要素のうちの少なくとも1個の特定処理
    要素は、 1個の端子を前記第1入力として備え、かつ1個のシフ
    トレジスタを構成するように、前記1個の端子を介して
    順次供給された複数のデータ信号をそれぞれ保持するた
    めの複数のラッチを前記データ保持回路として備えたこ
    とを特徴とする信号処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の信号処理装置において、 前記特定処理要素の前記出力選択回路は、前記複数のラ
    ッチのうちの任意のラッチに保持されたデータ信号を前
    記第1パスへ供給する機能を備えたことを特徴とする信
    号処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記複数の処理要素のうちの最前段の処理要素は、 複数の端子を前記第1入力として備え、かつ前記複数の
    端子を介して同時に供給された複数のデータ信号をそれ
    ぞれ保持するための複数のラッチを前記データ保持回路
    として備えたことを特徴とする信号処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の信号処理装置において、 前記最前段の処理要素の前記複数の端子へ複数のデータ
    信号を同時に供給するためのラインメモリを更に備えた
    ことを特徴とする信号処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の信号処理装置において、 前記最前段の処理要素の前記出力選択回路は、前記複数
    のラッチのうちの任意のラッチに保持されたデータ信号
    を前記第1パスへ供給する機能を備えたことを特徴とす
    る信号処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の信号処理装置において、 前記複数の処理要素のうちの少なくとも1個の特定処理
    要素は、前記第2入力を介して供給されたデータ信号と
    前記演算結果レジスタに保持された演算結果とのうちの
    いずれかを前記他のデータ信号として前記演算回路へ供
    給するための入力選択回路を更に備えたことを特徴とす
    る信号処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の信号処理装置におい
    て、 前記複数の処理要素のうちの少なくとも1個の特定処理
    要素の中の前記演算回路は、 該特定処理要素の中の前記データ保持回路に保持された
    データ信号と定数との積を求めるための乗算回路と、 前記求められた積と前記他のデータ信号との和を求める
    ための加算器とを備えたことを特徴とする信号処理装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の信号処理装置におい
    て、 前記乗算回路は、前記保持されたデータ信号に一定量の
    シフト処理を施すためのシフタを備えたことを特徴とす
    る信号処理装置。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の信号処理装置におい
    て、 前記特定処理要素の中の前記処理制御回路は、前記シフ
    タにおけるシフト量を制御するための手段を備えたこと
    を特徴とする信号処理装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の信号処理装置におい
    て、 前記特定処理要素は、前記第2入力を介して供給された
    データ信号に応じて前記シフタにおけるシフト量を制御
    するための乗算制御回路を更に備えたことを特徴とする
    信号処理装置。
  14. 【請求項14】 請求項1記載の信号処理装置におい
    て、 前記複数の処理要素のうちの少なくとも1個の特定処理
    要素の中の前記データ保持回路は、前記第1入力を介し
    て供給された複数のデータ信号をそれぞれ保持するため
    の複数のラッチを備え、かつ前記特定処理要素の中の前
    記演算回路は、 前記複数のラッチに保持された複数のデータ信号のうち
    の1個のデータ信号を選択するためのデータ選択回路
    と、 前記選択された1個のデータ信号にそれぞれ一定量のシ
    フト処理を施すための複数のシフタと、 前記複数のシフタの各々のシフト処理の結果の和を求め
    るための加算器とを備えたことを特徴とする信号処理装
    置。
  15. 【請求項15】 請求項1記載の信号処理装置におい
    て、 前記複数の処理要素のうちの少なくとも1個の特定処理
    要素の中の前記データ保持回路は、前記第1入力を介し
    て供給された複数のデータ信号をそれぞれ保持するため
    の複数のラッチを備え、かつ前記特定処理要素の中の前
    記演算回路は、 前記複数のラッチに保持された複数のデータ信号のうち
    の複数個のデータ信号を選択するためのデータ選択回路
    と、 前記選択された複数個のデータ信号にそれぞれ一定量の
    シフト処理を施すための複数のシフタと、 前記複数のシフタの各々のシフト処理の結果の和を求め
    るための加算器とを備えたことを特徴とする信号処理装
    置。
  16. 【請求項16】 入力データ信号を転送するための第1
    パスと、前記入力データ信号の処理結果を転送するため
    の第2パスとを備えた信号処理装置を構成するための信
    号処理要素であって、 前記第1パス上に配置された第1入力と、 前記第1入力を介して供給されたデータ信号を保持する
    ためのデータ保持回路と、 前記データ保持回路に保持されたデータ信号と他のデー
    タ信号との演算結果を求めるための演算回路と、 前記演算回路に前記他のデータ信号を供給するために前
    記第2パス上に配置された第2入力と、 前記演算回路で求められた演算結果を保持し、かつ該保
    持した演算結果を前記第2パスへ供給するための演算結
    果レジスタと、 前記データ保持回路に保持されたデータ信号と前記演算
    結果レジスタに保持された演算結果とのうちのいずれか
    を前記第1パスへ供給するための出力選択回路と、 前記データ保持回路、前記演算回路、前記演算結果レジ
    スタ及び前記出力選択回路の各々の動作を制御するため
    の処理制御回路とを備えたことを特徴とする信号処理要
    素。
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