JPH08237238A - クロック発振回路とそれを用いた電圧制御発振回路 - Google Patents

クロック発振回路とそれを用いた電圧制御発振回路

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JPH08237238A
JPH08237238A JP7035669A JP3566995A JPH08237238A JP H08237238 A JPH08237238 A JP H08237238A JP 7035669 A JP7035669 A JP 7035669A JP 3566995 A JP3566995 A JP 3566995A JP H08237238 A JPH08237238 A JP H08237238A
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良和 吉田
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隆士 太矢
Morimasa Yokoyama
司昌 横山
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な周波数で自走発振するクロック発振回
路を実現する。 【構成】 SR−FF20Cは出力端子Qのクロック信
号CKのレベルは、ゲート20Aに与えられ、反転出力
端子Q/の反転クロック信号CK/のレベルはゲート2
0Bに与えられる。ゲート20Aは、位相制御信号S1
を反転したレベルと前記信号CKのレベルの論理積の反
転値を求め、ゲート20Bは信号S1のレベルと信号C
K/のレベルの論理和の反転値を求める。信号S1が
“L”の場合、SR−FF20Cは論理積の反転値と論
理和の反転値によってセットとリセットが設定され、自
走発振する。この自走周波数における1周期分の時間
は、信号CK及び信号CK/の立ち下がり時間のみとな
り、この時間は各コンデンサ51,52の容量値によっ
て設定される。また、信号S1が“H”となると、SR
−FF20Cがセットされ、信号CK及び信号CK/の
位相が変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信機器等に用いら
れ、電源の供給と共に自走発振してクロック信号を出力
するクロック発振回路とそれを用いた電圧制御発振回
路。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のクロック発振回路を示す
論理回路図である。受信データから瞬時に該受信データ
の位相に同期したクロック信号を得るためのクロック抽
出回路やクロック発振回路は、通信装置における重要な
回路である。近年、データ通信等の高速化に伴って行わ
れているクロック抽出回路やクロック発生回路等に対す
る高速動作、高安定化及び小型回路化等の技術開発は、
高速通信装置を実現するための重要な技術とされてい
る。図2のクロック発生回路は、位相制御パルスPIを
入力することで、クロック発振の出力位相を制御する構
成であり、そのパルスPIを一方の入力とする2入力N
ANDゲート1を備えている。NANDゲート1の出力
側には、4段の反転増幅回路(以下、インバータとい
う)2〜5が直列に接続されている。最終段のインバー
タ5の出力側が出力端子out に接続されると共に、NA
NDゲート1の他方の入力端子に帰還接続されている。
このような構成のクロック発振回路では、例えば、NA
NDゲート1の帰還入力が“L”のときにパルスPIが
“H”となると、NANDゲート1は“H”を出力す
る。各インバータ2〜5は、NANDゲート1の出力の
“H”を反転し続け、インバータ5から“H”が出力さ
れる。インバータ5の出力の“H”がNANDゲート1
に帰還される。この様にして、クロック発振回路は、イ
ンバータ2〜5等の伝達時間に依存した周波数で発振す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クロック発振回路においては、次のような課題があっ
た。図3は、図2中のインバータの構成を示す回路図で
あり、クロック発振回路等に一般的に用いられているイ
ンバータを示している。各インバータ2〜5は同様の構
成であり、前段の出力信号に対する入力端子in1にベ
ースの接続されたnpn型トランジスタ6(以下、単に
トランジスタという)と基準電圧入力端子in2にベー
スの接続されたトランジスタ7とをそれぞれ備えてい
る。トランジスタ6のコレクタは抵抗8を介して電源V
CCに接続され、トランジスタ7のコレクタが直接電源
VCCに接続されている。各トランジスタ6,7のエミ
ッタは共通に定電流源9に接続され、定電流源9の出力
側が電源VEEに接続されている。トランジスタ6のコ
レクタと抵抗8の接続ノードは、トランジスタ10のベ
ースに接続され、該トランジスタ10のコレクタは電源
VCCに接続されている。トランジスタ10のエミッタ
は出力端子outに接続されると共に定電流源11に接
続され、その定電流源11が電源VEEに接続されてい
る。
【0004】各インバータ2〜5における伝達時間は、
トランジスタ6,7,10の動作特性によってそれぞれ
決定されるが、これらの動作特性は、製造のばらつきや
温度変化等に左右され易い。このため、各インバータ2
〜5の伝達時間で発振周波数が決定されるクロック発振
回路では、自走周波数の精度を向上できなかった。そこ
で、本願出願人等は、特願平6−38580号明細書
(未公開)において、次のようなクロック発振回路を提
案(以下、先の提案という)している。位相制御信号を
入力して発振制御される先の提案のクロック発振回路の
構成は、ゲートを複数個直列に接続している。そして、
これらのゲートのうちの2個以上のゲート回路に位相制
御信号を入力することで、クロック信号の位相制御を確
定しやすくし、かつ、各ゲートの出力端と電源間にコン
デンサを接続することによって、該コンデンサの容量値
で発振周波数を調整するようにしている。
【0005】図4(i)(ii)は、先の提案のクロック
発振回路を説明する図であり、同図(i)は構成例を示
し、同図(ii)がその出力波形を示している。このクロ
ック発振回路は、2入力NORゲート12を備え、その
NORゲート12の出力側が2入力NORゲート13の
一方の入力端子に接続されている。NORゲート13の
出力側にインバータ14が接続され、該インバータ14
の出力側が出力端子out に接続されるともに、NORゲ
ート12の一方の入力端子に帰還接続されている。各N
ORゲート12,13の他方の入力端子には、位相制御
信号が共通に入力される構成となっている。インバータ
14の出力が帰還されることによって、このクロック発
振回路は自走発振し、出力端子out からは1周期の波形
が図4(ii)のクロック信号が出力される。ところが、
先の提案ではゲート数が多く成り、それらゲートによる
遅延が、高速クロック信号を生成する際の妨げとなって
いる。また、クロック発振回路の出力信号の立ち上がり
時間が、立ち下がり時間に比べて十分小さい場合を想定
し、立ち下がり時間を変更して発振周波数を変化できる
ようにしているが、高速な周波数を得たい場合に出力信
号の立ち上がり時間も無視できず、広範囲な所望の周波
数を得る場合には課題があった。また、出力波形のデュ
ーティ比も50%ではなく、改善する余地が残ってい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1〜第13の発明は、
前記課題を解決するために、位相制御パルスに基づき位
相制御され且つ周波数設定用コンデンサの容量値に基づ
いて周波数制御されて自走発振し、該自走発振周波数の
クロック信号を出力するクロック発振回路において、次
のような構成を講じている。即ち、クロック発振回路
は、前記位相制御パルスの形成される位相制御信号と出
力側から帰還された第1の帰還信号と第2の帰還信号と
の間の論理に基づいてセット及びリセットされ、該セッ
ト及びリセットによって自走発振して前記クロック信号
と該クロック信号を反転した反転クロック信号を生成す
るセットリセットフリップフロップ(以下、SR−FF
という)を備え、前記第1の帰還信号における立ち上が
り時間または立ち下がり時間を設定する第1のコンデン
サと、前記第2の帰還信号における立ち上がり時間また
は立ち下がり時間を設定する第2のコンデンサとを設
け、前記第1及び第2の帰還信号は、前記クロック信号
及び反転クロック信号にそれぞれ対応する周波数信号で
構成している。第14の発明は、電圧制御発振回路にお
いて、第1〜第13の発明のクロック発振回路における
第1及び第2のコンデンサに対して、外部から与えられ
た制御電圧に基づいた充放電電荷を与える定電流源をそ
れぞれ接続し、該制御電圧に対応する周波数で発振する
構成としている。
【0007】
【作用】第1〜第13の発明によれば、以上のようにク
ロック発振回路を構成したので、SR−FFの出力する
クロック信号と反転クロック信号に対応する周波数信号
である第1及び第2の帰還信号が、SR−FFの入力側
に帰還され、該SR−FFは自走発振をする。SR−F
Fは位相制御信号と第1及び第2の帰還信号との間の論
理に基づいて、セット及びリセットされる。例えば、位
相制御信号に位相制御パルスが形成されていたときに
は、該位相パルスに同期してSR−FFがセットされ
る。これにより、SR−FFの自走発振の位相制御が行
われる。また、第1及び第2のコンデンサにより、第1
及び第2の帰還信号の立ち上がりまたは立ち下がり時間
が設定される。SR−FFの出力するクロック信号と反
転クロック信号は相補的であり、第1の帰還信号が例え
ば立ち下がりを完了したときに第2の帰還信号が立ち下
がりを開始するような繰り返し動作を行う。第1及び第
2の帰還信号の立ち下がりを変化指させることにより、
SR−FFの発振周波数が変化する。即ち、第1及び第
2のコンデンサによって発振周波数が変化することにな
る。第14の発明によれば、定電流源が制御電圧で制御
される。その結果、第1〜第13の発明のクロック発振
回路のコンデンサの充放電時間が制御電圧で制御され、
自走発振周波数が制御される。よって、その制御電圧を
変化させることで異なった周波数の信号が得られると共
に、位相制御パルスで、該周波数信号の位相制御ができ
る電圧制御発振回路となる。
【0008】
【実施例】第1の実施例 本実施例の目的は、高速な周波数で自走発振し、その自
走発振周波数のクロック信号CKを出力するクロック発
振回路を実現することにある。図1は、本発明の第1の
実施例を示すクロック発振回路の論理回路図である。こ
のクロック発振回路は、位相制御信号S1を入力する入
力端子INとクロック信号CKを出力する出力端子out
間に接続された1つのSR−FF20を備えている。S
R−FF20の出力端子Qは、出力端子outと第1の
コンデンサ51の一方の電極に接続されると共に、SR
−FF20の入力側に帰還接続されている。SR−FF
20の反転出力端子Q/は、第2のコンデンサ52の一
方の電極に接続されると共に、SR−FF20の入力側
に帰還接続されている。コンデンサ51,52の他方の
電極は電源VCCに接続されている。即ち、クロック信
号CKと反転クロック信号CK/が第1及び第2の帰還
信号となっている。
【0009】SR−FF20は、位相制御パルスPIの
形成される位相制御信号S1を反転したレベルとクロッ
ク信号のレベルとの間の論理積の反転値が有効なときセ
ットされ、信号S1のレベルと反転クロック信号のレベ
ルとの間の論理和の反転値が有効なときリセットされて
発振する機能を有している。このSR−FF20は、図
1中に示された2つのゲート20A,20Bと、一般的
なSR−FF20Cとを備えたものと等価である。即
ち、ゲート20Aに信号S1と帰還されたクロック信号
CKとが与えられ、ゲート20Bに該信号S1と帰還さ
れた反転クロック信号CK/とが与えられ、そして各ゲ
ート20A,20Bの出力がSR−FF20Cのセット
端子Sとリセット端子Rにそれぞれ与えられる構成と等
価である。図5は、図1をトランジスタレベルで示した
回路図である。
【0010】図5ではゲート20A及び20Bを用いず
に、図1のクロック発振回路を構成している。図5のS
R−FF20は、閾値となる基準電圧の入力端子inと位
相制御信号S1の入力端子INと電源VCCと電源VE
Eとの間に接続された12個のトランジスタ21〜32
と、4個の抵抗33〜36と、5個の定電流源37〜4
1とを備えている。信号S1を入力する入力端子IN
は、SR−FF20中の2つのトランジスタ21,22
のベースにそれぞれ接続されている。トランジスタ21
のコレクタは、各トランジスタ23,27のコレクタ
と、トランジスタ31のベースと、抵抗34の一端と
に、接続されている。抵抗34の他端は電源VCCに接
続されている。トランジスタ21のエミッタは、トラン
ジスタ25及びトランジスタ23のエミッタと共に定電
流源40の一端に接続され、定電流源40の他端が電源
VEEに接続されている。トランジスタ25のべースは
コンデンサ51の一方の電極と、トランジスタ27のベ
ースに接続され、そのコンデンサ51の他方の電極が電
源VCCに接続されている。トランジスタ25のコレク
タは、トランジスタ29のベースと抵抗33の一端とに
接続され、その抵抗33の他端が電源VCCに接続され
ている。
【0011】トランジスタ22のコレクタは、トランジ
スタ26のコレクタと、トランジスタ30のベースと、
抵抗36の一端とに接続され、その抵抗36の他端が電
源VCCに接続されている。トランジスタ22のエミッ
タは、トランジスタ24及びトランジスタ26のエミッ
タと共に定電流源41の片端に接続され、該定電流源4
1の他端が電源VEEに接続されている。入力端子in
は、各トランジスタ23とトランジスタ24のベースに
接続されている。トランジスタ24のコレクタは、トラ
ンジスタ28のコレクタと、トランジスタ32のベース
と、抵抗35の一端とに、接続されている。抵抗35の
他端は電源VCCに接続されている。トランジスタ26
のべースはコンデンサ52の一方の電極と、トランジス
タ28のベースに接続され、そのコンデンサ52の他方
の電極が、電源VCCに接続されている。トランジスタ
29のエミッタは、トランジスタ27のベースと、トラ
ンジスタ32のエミッタと、出力端子outと、定電流
源38の一端とに接続されている。定電流源38の他端
は、電源VEEに接続されている。トランジスタ27の
エミッタは、トランジスタ28のエミッタと、定電流源
37の一端とに接続され、該定電流源37の他端が電源
VEEに接続されている。トランジスタ28のベース
は、トランジスタ30のエミッタと、トランジスタ31
のエミッタと、定電流源39の一端に接続され、該定電
流源39の他端が電源VEEに接続されている。各トラ
ンジスタ29,30,31,32のコレクタは、電源V
CCにそれぞれ接続されている。即ち、トランジスタ2
1,22を除けば、各トランジスタ25,26のベース
の接続されたノードNa,Nbをそれぞれ反転セット端
子S/,反転リセット端子R/とした通常のSR−FF
である。
【0012】図6(1)(2)は、図1中のSR−FF
20CとSR−FF20の動作を説明する図である。こ
の図6を参照しつつ図1の動作を説明する。位相制御信
号S1が“L”レベルの状態において、SR−FF20
Cのセット端子Sに“L”レベル、リセット端子Rに
“L”レベルが入力された場合、即ち図5中のノードN
a,Nbが共に“H”レベルとなった場合、直前のデー
タが保持されて出力端子Qから出力される。セット端子
Sに“L”レベル、リセット端子Rに“H”レベルが入
力された場合、出力端子Qからは“L”レベルが出力さ
れる。セット端子Sに“H”レベル、リセット端子Rに
“L”レベルが入力された場合、出力端子Qからは、
“H”レベルが出力される。セット端子S及びリセット
端子Rに共に“H”が入力された場合、出力端子Qから
の出力は不定となる。図1のクロック発振回路は、電源
が供給された後に所定の自走周波数で発振し、その発振
周波数のクロック信号CKが出力端子outから出力さ
れる。即ち、位相制御パルスPIがなく信号S1のレベ
ルが“L”の状態で、SR−FF20Cは、例えば
“L”レベルのクロック信号CKを出力し、第1のゲー
ト20Aは、信号S1とそのクロック信号CKの論理を
求めて“H”レベルをSR−FF20Cのセット端子S
に与える。これにより、出力端子Qから出力されるクロ
ック信号CKのレベルは、“H”に変化する。このと
き、反転出力端子Q/は、“L”に遷移し、第2のゲー
ト20Bからは“H”が出力される。この“H”レベル
がリセット端子Rに入力され、出力端子Qのレベルが再
び“L”になる。この動作が繰り返されて、クロック信
号CKは所定の周波数の周期波となる。
【0013】一方、図5の回路構成では、各トランジス
タ21,23,25が、ゲート20Aに対応する動作を
行い、各トランジスタ22,24,26が、ゲート20
Bと対応する動作を行う。そのため、クロック信号CK
は所定の周波数の周期波となる。例えば、位相制御信号
S1のレベルが“L”レベルではトランジスタ21,2
2がオフしている。この状態で、例えばノードNaに
“H”レベルが入力されると、トランジスタ23がオ
フ、トランジスタ25がオンとなる。また、ノードNb
に“L”レベルが入力されると、トランジスタ24がオ
ン、トランジスタ26がオフとなる。この時、抵抗34
には電流が流れずに、トランジスタ31のベースは電源
VCCのレベルとなる。よって、トランジスタ31がオ
ンする。また、トランジスタ25がオンしているので、
トランジスタ29のベースは、電源VCCから抵抗33
の電圧降下分低いレベルになり、トランジスタ29がオ
フになる。相補的に、トランジスタ24がオン、トラン
ジスタ26がオフなので、トランジスタ32がオフ、ト
ランジスタ30はオンになる。各トランジスタ29,3
2のエミッタと、各トランジスタ30,31のエミッタ
は、トランジスタ27とトランジスタ28のベースにそ
れぞれ接続されているので、エミッタフォロワが形成さ
れている。
【0014】トランジスタ29とトランジスタ32のベ
ースが、電源VCCから各抵抗33,35の電圧降下分
とエミッタベース間電圧Vbe分下回ったレベルになっ
ているため、トランジスタ27のベースは電源VCCか
ら各抵抗33,35の電圧降下分とエミッタベース間電
圧Vbe分下回ったレベルになる。トランジスタ30,
31のベースは、共に電源VCCのレベルであり、トラ
ンジスタ28のベースが電源VCCからエミッタベース
間電圧Vbe分下回ったレベルになる。トランジスタ2
7とトランジスタ28は差動対を形成し、トランジスタ
28のベースのレベルの方が高いので、トランジスタ2
7がオフしトランジスタ28がオンする。同様に、トラ
ンジスタ32のベースは電源VCCから抵抗35の電圧
降下分低いレベル、トランジスタ31のベースは、電源
VCCのレベルということになる。そのため、電源VC
Cから抵抗35及びトランジスタ24を介した電流ばか
りでなく、抵抗35及びトランジスタ28を介して電流
が流れ、トランジスタ32のベースのレベルをより安定
させる。その結果、ノードNaが“L”レベル、ノード
Nbが“H”レベルへ向かってに変化する。
【0015】図7は、図1の出力端子Q及び反転出力端
子Q/の出力波形図であり、横軸が、時間軸となってい
る。図7における時刻ta 〜tc の期間は、反転出力端
子Q/から出力される反転クロック信号CK/の立ち下
がり時間であり、時刻tc 〜te は出力端子Qから出力
されるクロック信号CKの立ち下がり時間である。これ
らの立ち下がり時間の合計が、クロック発振回路の1周
期分の出力時間となる。ここで、クロック信号CKに対
する位相制御を説明する。時刻ta 〜tc の期間に位相
制御パルスPIが入力された場合、即ち、位相制御信号
S1が“H”レベルとなった場合、SR−FF20Cの
出力信号の位相は変化をしない。時刻tc 〜te の期間
に、位相制御パルスPIが入力されると、SR−FF2
0Cのセット端子Sに“H”レベルが入力され、リセッ
ト端子には“L”レベルが入力される。そのため、セッ
トされて出力端子Qのレベルは“H”レベルに向かって
立ち上がり、反転出力端子Q/のレベルは“L”に向か
って立ち下がる。
【0016】図5で言うと、信号S1が“H”レベルと
なってトランジスタ21,22がオンする。例えば、ノ
ードNaが“L”レベル、ノードNbが“H”レベルの
状態で、トランジスタ21,22がオンすると、トラン
ジスタ22がオン、トランジスタ25がオフとなり、抵
抗34に電流が流れ、トランジスタ31のベースのレベ
ルが、電源VCCより抵抗34の電圧降下分下回り、ト
ランジスタ31がオフする。また、トランジスタ29は
オンとなる。一方、トランジスタ22がオン、トランジ
スタ24がオフとなり、トランジスタ30のベースは、
電源VCCから抵抗36による電圧降下分低いレベルと
なり、トランジスタ30がオフとなる。トランジスタ3
2のベースはトランジスタ24がオフなので電源VCC
のレベルとなり、そのトランジスタ32がオンとなる。
そのため、トランジスタ27がオン、トランジスタ28
がオフとなる。前述と同様に、トランジスタ32のベー
スは、電源VCCのレベル、トランジスタ31のベース
は電源VCCから抵抗34の電圧降下分低いレベルとな
る。電源VCCから抵抗34とトランジスタ21を介し
て電流が流れ、電源VCCから抵抗34とトランジスタ
27を介して電流が流れる。そのため、トランジスタ3
1のベースのレベルがより安定し、ノードNaが“H”
レベル、ノードNbが“L”レベルに変化する。即ち、
出力端子Qのレベルが上昇し、クロック信号CKの位相
が変化する。
【0017】以上のように、第1の実施例のクロック発
振回路では、出力端子Qと反転出力端子Q/におけるレ
ベルの立ち下がり時間の合計が、1周期分の出力時間と
なり、クロック発振回路の自走周波数が、これら立ち下
がり時間のみで設定される。各出力端子Qと反転出力端
子Q/のレベルの立ち下がり時間は、コンデンサ51,
52によってそれぞれ決まる値であるので、これらコン
デンサ51,52の容量値を調節することで任意の自走
発振周波数が得られ、高速な発振周波数のクロック信号
CKを生成することができる。また、図5のように、ゲ
ート20A,20Bの機能をSR−FF20のセット、
リセット条件を設定する入力段の各トランジスタ21,
23,25とトランジスタ22,24,26に持たせる
ことができてゲートによる遅延がなくなり、高速なクロ
ック発振回路を構成できる。一方、データに同期したク
ロック信号を抽出するクロック抽出回路を、本実施例の
クロック発振回路とデータの変化点抽出回路とで構成
し、データの変化点抽出回路の出力する変化点検出信号
を、位相制御パルスPIとして入力端子INに入力すれ
ば、自走発振しているクロック信号CKの位相を位相制
御パルスPIに同期させるように補正することができ
る。また、位相制御パルスPIの入力されない期間は、
補正された位相状態のクロック信号CKを出力するよう
にできる。第2の実施例 図8は、本発明の第2の実施例を示すクロック発振回路
の回路図であり、図5と共通する要素には共通の符号が
付されている。
【0018】このクロック発振回路は、第1の実施例の
図5と同様の構成のSR−FF20と、該SR−FF2
0に接続された2つの発振周波数設定回路60,70で
構成されている。発振周波数設定回路60は、電源VC
Cにコレクタの接続されたエミッタフォロワのトランジ
スタ61と、第1のコンデンサ62と、第1の定電流源
63とを備えている。同様に発振周波数設定回路70
は、電源VCCにコレクタの接続されたエミッタフォロ
ワのトランジスタ71と、第2のコンデンサ72と、第
2の定電流源73とを備えている。発振周波数設定回路
60中のトランジスタ61のベースは、SR−FF20
中のトランジスタ32のベースに接続され、該トランジ
スタ61のエミッタが、コンデンサ62の一方の電極
と、定電流源63の一端と、トランジスタ25のベース
とに、接続されている。コンデンサ62の他方の電極は
電源VCCに接続され、定電流源63の他端は電源VE
Eに接続されている。発振周波数設定回路70中のトラ
ンジスタ71のベースは、SR−FF20中のトランジ
スタ31のベースに接続され、該トランジスタ71のエ
ミッタが、コンデンサ72の一方の電極と、定電流源7
3の一端と、トランジスタ26のベースとに、接続され
ている。コンデンサ72の他方の電極は電源VCCに接
続され、定電流源73の他端が電源VEEに接続されて
いる。なお、図8に示されたすべてのトランジスタの順
方向活性領域でのベース・エミッタ間電圧は、等しい値
Vbeであるものとする。次に、図8のクロック発振回
路の動作を説明する。
【0019】このクロック発振回路も、クロック信号C
K及び反転クロック信号CK/に対応する第1及び第2
の帰還信号が、SR−FF20の入力側のノードNa,
Nbに帰還され、クロック発振回路が所定の周波数で自
走発振する。本実施例では第1及び第2の帰還信号が、
トランジスタ32,31のベースのレベルに基づいて、
生成されてている。各トランジスタ32,31のベース
のレベル遷移は、クロック信号CK及び反転クロック信
号CK/の周波数とそれぞれ同じ周波数を有する。即
ち、クロック信号CK及び反転クロック信号CK/の周
波数と同じ周波数の第1及び第2の帰還信号が、発振周
波数設定回路60,70で生成されてノードNa,Nb
に帰還される。図9は、図8中のノードNa,Nbの発
振波形と出力端子out における出力波形の1周期を示す
波形図である。図9中の出力端子out の出力波形におけ
るVrは、同じ値の各抵抗34,35の両端にかかる電
圧値である。発振周波数設定回路60においては、次の
(1)式を満たす動作が行われる。 C62・V1 =i63・t ・・・(1) ただし、C62はコンデンサ62の容量、V1 はノードN
aの振幅電圧、i63は定電流源63の電流値、及びt
はコンデンサ62の放電時間(即ち、ノードNaにおけ
る発振波形の立ち下がり時間)である。
【0020】発振周波数設定回路70も同様であり、次
の(2)式を満たす動作が行われる。 C72・V2 =i73・t2 ・・・(2) ただし、C72はコンデンサ72の容量、V2 はノードN
bの振幅電圧、i73は定電流源73の電流値、及びt2
はコンデンサ72の放電時間(即ち、ノードNbにおけ
る発振波形の立ち下がり時間)である。(1)式及び
(2)式において、ノードNaとノードNbの発振波形
の振幅は差動振幅であるから、V1 =V2 となり、C62
=C72(=C),i63=i73=(=i)とするとt1
2 となる。ノードNaにおける立ち下がり時間と、ノ
ードNbにおける立ち下がり時間は等しくなる。ノード
NaとノードNbにおける発振振幅をVとすると、各ノ
ードNa,Nbの立ち下がり時間tは、(3)で表され
る。 t=C・V/i ・・・(3) 図9におけるta 〜tc の期間は、ノードNbの波形の
立ち下がり時間、tc〜te の期間はノードNaの波形
の立ち下がり時間となっている。このクロック発振回路
の出力波形の1周期分の出力時間Tは(4)式で表さ
れ、自走発振周波数Fは(5)式となる。
【0021】 T=2・t=2・C・V/i ・・・(4) F=1/T=i/2・C・V ・・・(5) 本実施例のクロック発振回路と第1の実施例のクロック
発振回路を比較する。第1の実施例ではコンデンサ51
を直接出力端子out に接続してクロック信号CKと反転
クロック信号CK/の立ち下がり時間を長くし、それを
SR−FF20の入力段に帰還している。本実施例で
は、コンデンサ62,72を直接出力端子out に接続し
ていないので、出力端子out から出力されるクロック信
号CKに影響を与えない。よって、クロック信号CKの
立ち下がり時間が短くなり、デューティ比が50%に改
善される。ここで、クロック信号CKに対する位相制御
を説明する。時刻ta 〜tc の期間に位相制御パルスP
Iが入力されて位相制御信号S1が“H”レベルとなっ
た場合、SR−FF20の出力信号の位相は変化をしな
い。時刻tc 〜te の期間に、位相制御パルスPIが入
力されると第1の実施例と同様にノードNaの波形は
“H”レベルに向かって立ち上がり、ノードNbのレベ
ルは“L”に向かって立ち下がる。即ち、クロック信号
CKの位相が変化する。以上のように、第2の実施例の
クロック発振回路では、発振周波数設定回路60,70
を設けているので、クロック信号CKがコンデンサの影
響を受けずに出力される。そのため、クロック信号CK
のデューティ比が改善される。また、ノードNaにおけ
る波形の立ち下がり時間とノードNbの立ち下がり時間
の合計が、自走発振の1周期分の時間となるので、これ
らコンデンサ62,72の容量値を調節することで、任
意の自走発振周波数が得られ、高速な発振周波数のクロ
ック信号CKを生成することができる。
【0022】また、図8のように、ゲート20A,20
Bの機能をSR−FF20のセット、リセット条件を設
定する入力段の各トランジスタ21,23,25とトラ
ンジスタ22,24,26に持たせることができ、ゲー
ト20A,20Bを構成する場合よりも遅延が少なくな
り、高速なクロック発振回路を構成できる。一方、デー
タに同期したクロック信号を抽出するクロック抽出回路
を、本実施例のクロック発振回路とデータの変化点抽出
回路とで構成し、データの変化点抽出回路の出力である
変化点検出信号を位相制御パルスPIとして入力端子I
Nに入力すれば、第1の実施例と同様に、自走発振して
いるクロック信号CKの位相を位相制御パルスPIに同
期させるように補正することができ、位相制御パルスP
Iの入力されない期間は、補正された位相状態のクロッ
ク信号CKを出力するようにできる。
【0023】第3の実施例 図10は、本発明の第3の実施例を示すクロック発振回
路の論理回路図である。このクロック発振回路は、位相
制御信号S1を入力する入力端子INとクロック信号C
Kを出力する出力端子out 間に接続された1つのSR−
FF80と2つのゲート81,82を備えている。SR
−FF80の出力端子Qは、出力端子out と第2のコン
デンサ83の一方の電極に接続されると共に、ゲート8
2の入力側に接続されている。ゲート82の出力側がS
R−FF80のリセット端子Rに接続されている。SR
−FF80の反転出力端子Q/は、第1のコンデンサ8
4の一方の電極に接続されると共に、ゲート81の入力
側に接続されている。ゲート81の出力側がSR−FF
80のセット端子Sに接続されている。各ゲート81,
82の入力側には、共通に入力端子INも接続されてい
る。各コンデンサ83,84の他方の電極は、電源VC
Cにそれぞれ接続されている。即ち、SR−FF80
は、信号S1を反転したレベルと第2の帰還信号である
反転クロック信号CK/のレベルとの間の論理積が有効
なときセットされ、信号S1のレベルと第1の帰還信号
であるクロック信号CKのレベルとの間の論理和が有効
なときリセットされる構成となっている。
【0024】次に、図10のクロック発振回路の動作を
説明する。このクロック発振回路も、電源が供給された
後に所定の周波数で自走発振し、該自走発振周波数のク
ロック信号CKを出力端子out から出力する。SR−F
F80の動作は、第1の実施例のSR−FF20Cと同
様であり、ここでは省略する。図11は、図10の出力
端子Q及び反転出力端子Q/の出力波形図である。時刻
a 〜tc の期間は、反転出力端子Q/から出力される
反転クロック信号CK/の立ち上がり時間であり、時刻
c 〜te は出力端子Qから出力されるクロック信号C
Kの立ち上り時間である。これらの立ち上り時間の合計
が、クロック発振回路の1周期の出力時間となる。時刻
a 〜tc の期間に位相制御パルスPIが入力されて位
相制御信号S1が“H”レベルとなった場合、SR−F
F80の出力信号の位相は変化をしない。時刻tc 〜t
e の期間に位相制御パルスPIが入力されると、セット
端子Sには“L”レベル、リセット端子Rには“H”レ
ベルが入力される。そのため、出力端子Qのレベルは
“L”に向かって立ち下がり、反転出力端子Q/のレベ
ルは、“H”レベルに向かって立ち上がる。よって、ク
ロック信号CKの位相が変化する。
【0025】以上のように、第3の実施例では、クロッ
ク信号CKと反転クロック信号CK/をゲート81,8
2を介してSR−FF80に帰還しているので、出力端
子Qと反転出力端子Q/の立ち上がり時間の合計が、自
走発振の1周期分の時間となって自走発振周波数が出力
波形の立ち上がりだけで決まるようになり、高速な発振
周波数が得られる。また、コンデンサ83,84を調整
するだけで、自走発振周波数を任意に設定することが可
能となっている。また、データに同期したクロック信号
を抽出するクロック抽出回路を、本実施例のクロック発
振回路とデータの変化点抽出回路とで構成し、データの
変化点抽出回路の出力である変化点検出信号を位相制御
パルスPIとして入力端子INに入力すれば、自走発振
しているクロック信号CKの位相を位相制御パルスPI
に同期させるように補正することができ、位相制御パル
スPIの入力されない期間は、補正された位相状態のク
ロック信号CKを出力するようにできる。
【0026】第4の実施例 図12は、本発明の第4の実施例を示すクロック発振回
路の論理回路図である。このクロック発振回路は、位相
制御信号S1を入力する入力端子INとクロック信号C
Kを出力する出力端子out 間に接続された1つのSR−
FF90を備えている。SR−FF90の出力端子Qに
は出力端子out と第1の反転増幅回路100とが接続さ
れ、反転出力端子Q/には第2の反転増幅回路110が
接続されている。第1の反転増幅回路100は第1の帰
還信号を生成するものであり、該反転増幅回路100の
出力端子Yは、第1のコンデンサ121の一方の電極に
接続されると共に、2入力のゲート123の一方の入力
端子に帰還接続されている。第2の反転増幅回路110
は第2の帰還信号を生成するものであり、該反転増幅回
路110の出力端子Y/は、第2のコンデンサ122の
一方の電極に接続されると共に、2入力のゲート124
の一方の入力端子に帰還接続されている。各コンデンサ
121,122の他方の電極は電源VDDにそれぞれ接
続されている。また、各ゲート123,124の他方の
入力端子は入力端子INに接続されている。
【0027】反転増幅回路100は、SR−FF90に
おけるクロック信号CKの出力端子Qに各ゲートの接続
されたPMOS101とNMOS102を備えている。
各PMOS101のドレインとNMOS102のドレイ
ンは出力端子Yに共通に接続されている。PMOS10
1のソースは定電流源103の一端に接続され、その定
電流源103の他端が電源VDDに接続されている。N
MOS102のソースは電源VSSに接続されている。
反転増幅回路110は、SR−FF90における反転ク
ロック信号CK/を出力する反転出力端子Q/に各ゲー
トの接続されたPMOS111とNMOS112とを備
えている。各PMOS111のドレインとNMOS11
2のドレインは出力端子Y/に共通に接続されている。
PMOS111のソースは定電流源113の一端に接続
され、その定電流源113の他端が電源VDDに接続さ
れている。NMOS112のソースは電源VSSに接続
されている。
【0028】次に、図12のクロック発振回路の動作を
説明する。このクロック発振回路も、電源が供給された
後に所定の周波数で自走発振し、該自走発振周波数のク
ロック信号CKを出力端子out から出力する。SR−F
F90の出力端子Qから出力されるクロック信号CK
が、反転増幅回路100に入力され、クロック信号CK
のレベルに応じてPMOS101とNMOS102が相
補的にオン、オフする。これにより、反転増幅回路10
0からは、クロック信号CKと同じ周波数の第1の帰還
信号が出力される。反転出力端子Q/から出力される反
転クロック信号CK/が、反転増幅回路110に入力さ
れ、PMOS111とNMOS112が相補的にオン、
オフする。これにより、反転増幅回路110からは、反
転クロック信号CK/と同じ周波数の第2の帰還信号が
出力される。第1及び第2の出力信号の立ち上がり時間
は、コンデンサ121,122によって例えば長くさ
れ、ゲート123,124にそれぞれ伝達される。各ゲ
ート123,124の出力によってSR−FF90はセ
ット或いはリセットされる。ここで、SR−FF90
は、信号S1を反転したレベルと第1の帰還信号のレベ
ルとの間の論理積が有効なときセットされ、信号S1の
レベルと第2の帰還信号のレベルとの間の論理和が有効
なときリセットされる。SR−FF90の動作は、第1
の実施例と同様なのでここでは省略する。
【0029】図13は、図12の出力端子Y及びY/の
発振波形と出力端子out の出力波形を示す波形図であ
る。時刻ta 〜tc の期間は、出力端子Y/における発
振波形の立ち上がり時間であり、時刻tc 〜te は出力
端子Yにおける発振波形の立ち上り時間である。これら
の立ち上り時間の合計が、クロック発振回路の1周期分
の出力時間となる。本実施例のクロック発振回路と第3
の実施例のクロック発振回路を比較する。第3の実施例
ではコンデンサ83を直接出力端子out に接続してクロ
ック信号CKの立ち上り時間を長くし、それをゲート8
2に帰還している。本実施例では、コンデンサ121,
122を直接出力端子out に接続していないので、出力
端子out から出力されるクロック信号CKに影響を与え
ない。よって、クロック信号CKの立ち下がり時間が短
くなり、デューティ比が50%に改善される。クロック
信号CKに対する位相制御を説明する。時刻ta 〜tc
の期間に位相制御パルスPIが入力されて位相制御信号
S1が“H”レベルとなった場合、SR−FF90の出
力信号の位相は変化をしない。時刻tc 〜te の期間に
位相制御パルスPIが入力されると、セット端子Sには
“L”レベル、リセット端子Rには“H”レベルが入力
される。そのため、出力端子Qのレベルは“L”に向か
って立ち下がり、反転出力端子Q/のレベルは、“H”
レベルに向かって立ち上がる。よって、クロック信号C
Kの位相が変化する。
【0030】以上のように、第4の実施例のクロック発
振回路では、反転増幅回路100,110を設けている
ので、クロック信号CKがコンデンサの影響を受けずに
出力される。そのため、クロック信号CKのデューティ
比が改善される。また、出力端子Y,Y/の立ち上り時
間の合計が、自走発振の1周期分との時間となるので、
コンデンサ121,122の容量値を調節することで、
任意の自走発振周波数が得られ、高速な発振周波数のク
ロック信号CKを生成することができる。また、データ
に同期したクロック信号を抽出するクロック抽出回路
を、本実施例のクロック発振回路とデータの変化点抽出
回路とで構成し、データの変化点抽出回路の出力である
変化点検出信号を位相制御パルスPIとして入力端子I
Nに入力すれば、自走発振しているクロック信号CKの
位相を位相制御パルスPIに同期させるように補正する
ことができ、位相制御パルスPIの入力されない期間
は、補正された位相状態のクロック信号CKを出力する
ようにできる。
【0031】第5の実施例 一般的にSR−FFは、セット端子Sに“H”レベル、
かつリセット端子Rに“H”レベルが入力されると、出
力端子Q及び反転出力端子Q/のレベルは不定となる。
これ場合が生じると自走発振が止まる可能もあるので、
不定となることを避けなくてはならない。図14は、本
発明の第5の実施例を示すクロック発振回路の論理回路
図である。本実施例は、第1の実施例のクロック発振回
路に対して不定防止回路130を設けたものである。不
定防止回路130は2入力ANDゲート131と2入力
ORゲート132を備えている。ANDゲート131の
入力端子には、SR−FF20Cの出力端子Qと反転出
力端子Q/が接続され、このANDゲート131の出力
側がORゲート132の一方の入力端子に接続されてい
る。ORゲート132の他方の入力端子が位相制御信号
S1の入力端子INに接続され、ORゲート132の出
力側が、ゲート20A及びゲート20Bの入力側に共通
に接続されている。
【0032】このクロック発振回路も電源が投入される
と、自走発振を行ってその自走発振周波数のクロック信
号CKが出力端子out から出力される。SR−FF20
Cにおける動作は第1の実施例と同様であるが、出力端
子Qお及び反転出力端子Q/のレベルが共に“H”レベ
ルとなった場合、ANDゲート131は“H”レベルを
出力し、ORゲート132の出力も“H”となる。その
ため、第1の実施例において、位相制御が行われる場合
と同様の動作が行われ、SR−FF20Cのセット端子
Sとリセット端子Rに、共に“H”レベルが入力される
ことはない。つまり、出力端子out から出力されるクロ
ック信号のレベルが不定とならない。以上のように、第
5の実施例では、第1の実施例のクロック発振回路に不
定防止回路130を設けている。そのため、第1の実施
例のクロック発振回路と同様の効果有し、さらに、出力
端子out から出力されるクロック信号CKのレベルが不
定にならないクロック発振回路を実現できる。
【0033】なお、本発明は、上記実施例に限定されず
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。 (1) 第1及び第2の実施例では、図1のゲート20
A,20Bの機能をSR−FF20中のトランジスタ2
1〜26に持たせているが、実際に各ゲート20A,2
0Bに対応する部を別に設け、通常のSR−FF20C
に対するセットとリセットを行うようにしてもよい。 (2) コンデンサ51,52,62,72,83,8
4の電極は電源VCCに接続しているが、電源VEEに
接続する構成にしても上記各実施例と同様に機能する。
また、コンデンサ121,122も電源VDDに接続し
ているが、電源VSSに接続する構成としてもよい。 (3) 第1〜第5の実施例のクロック発振回路では、
1つの出力端子out からクロック信号CKのみを出力す
る構成をとっているが、反転クロック信号CK/を用い
て差動信号の形で出力することも可能である。この場
合、例えばグランドレベルの変動によるノイズに対し
て、有効なクロック信号が得られる。
【0034】(4) 第1及び第2の実施例ではトラン
ジスタ21,22の両方に、第3及び第4の実施例では
ゲート81,82の両方、或いはゲート123,124
の両方に位相制御信号S1を入力する構成としている
が、位相制御信号S1は、それらトランジスタ及びゲー
トのいずれか一方に入力する構成としてもよく、その場
合も、上記第1〜第4の実施例の各クロック発振回路は
同様に機能する。また、第5の実施例においては、不定
防止回路130の出力を、ゲート20A,20Bに入力
しているが、ゲート20A,20Bのいずれか一方に入
力する構成としても同様の効果が得られる。 (5) 第1〜第5の実施例におけるコンデンサ51,
52,62,72,83,84,121,122に対し
て電荷の充放電を行う定電流源を制御電圧で制御する構
成とすれば、位相制御パルスPIで位相制御が可能で、
かつコンデンサの容量と制御電圧で高速な発振周波数の
制御が可能な電圧制御発振回路を実現できる。 (6) 第5の実施例では、第1の実施例のクロック発
振回路に不定防止回路130を設けた例を説明している
が、他の実施例のクロック発振回路に不定防止回路を設
けても、第5の実施例と同様の効果が期待できる。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1から第
13の発明によれば、出力側から帰還された第1の帰還
信号と第2の帰還信号との間の論理に基づいてセット及
びリセットされ、該セット及びリセットによって自走発
振してクロック信号と反転クロック信号を生成するSR
−FFをクロック発振回路に備え、第1及び第2の帰還
信号における立ち上がり時間または立ち下がり時間をそ
れぞれ設定する第1及び第2のコンデンサとを設けてい
る。そのため、クロック発振回路の自走発振周期を、ク
ロック信号と反転クロック信号の立ち上がりまたは立ち
下がりだけで決まるようにでき、クロック信号の位相制
御ばかりでなく、第1及び第2のコンデンサの容量値を
変化させることで該クロック信号の周波数を広範囲の周
波数に変化させることができるクロック発振回路を実現
できる。
【0036】第2〜第7の発明では、SR−FFにおけ
るセット及びリセットを設定条件を、位相制御信号を反
転したレベルと第1の帰還信号のレベルとの間の論理積
の反転値及び位相制御信号のレベルと前記第2の帰還信
号のレベルとの間の論理和の反転値、該論理積の反転値
及び第2の帰還信号のレベルの反転値、または、第1の
帰還信号のレベルの反転値及び前記論理和の反転値とし
ているので、遅延時間のあるゲートが不要となり、高速
なクロック発振回路を構成することができる。また、第
5〜第7の発明及び第11〜第13の発明によれば、第
1及び第2の帰還信号が、クロック信号そのものではな
いので、第1及び第2のコンデンサがクロック信号波形
に影響を与えず、デューティ比の優れたクロック発振回
路が実現できる。第14の発明によれば、第1〜第13
の発明のクロック発振回路中の第1及び第2のコンデン
サに対して、外部から与えられた制御電圧に基づき制御
される定電流源をそれぞれ接続しているので、位相制御
が可能で、且つ高周波で発振する電圧制御発振器を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すクロック発振回路
の論理回路図である。
【図2】従来のクロック発振回路を示す論理回路図であ
る。
【図3】図2中のインバータの構成を示す回路図であ
る。
【図4】先の提案のクロック発振回路を説明する図であ
る。
【図5】図1をトランジスタレベルで示した回路図であ
る。
【図6】図1中のSR−FF20CとSR−FF20の
動作を説明する図である。
【図7】図1の出力端子Q及び反転出力端子Q/の出力
波形図である。
【図8】本発明の第2の実施例を示すクロック発振回路
の回路図である。
【図9】図8中のノードNa,Nbの発振波形と出力端
子out における出力波形の1周期を示す波形図である。
【図10】本発明の第3の実施例を示すクロック発振回
路の論理回路図である。
【図11】図10の出力端子Q及び反転出力端子Q/の
出力波形図である。
【図12】本発明の第4の実施例を示すクロック発振回
路の論理回路図である。
【図13】図12の出力端子Y及びY/の発振波形と出
力端子out の出力波形を示す波形図である。
【図14】本発明の第5の実施例を示すクロック発振回
路の論理回路図である。
【符号の説明】
20,20C,80,90 SR−F
F 51,52,62,72,121,122 第1及び
第2のコンデンサ 61,71 エミッタ
フォロワ回路 63,73 第1及び
第2の定電流源 100,110 第1及び
第2の反転増幅回路 Q クロック
信号出力端子 Q/ 反転クロ
ック信号出力端子 S1 位相制御
信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 修一 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位相制御パルスに基づき位相制御され且
    つ周波数設定用コンデンサの容量値に基づいて周波数制
    御されて自走発振し、該自走発振周波数のクロック信号
    を出力するクロック発振回路において、 前記位相制御パルスの形成される位相制御信号と出力側
    から帰還された第1の帰還信号と第2の帰還信号との間
    の論理に基づいてセット及びリセットされ、該セット及
    びリセットによって自走発振して前記クロック信号と該
    クロック信号を反転した反転クロック信号を生成するセ
    ットリセットフリップフロップと、 前記第1の帰還信号における立ち上がり時間または立ち
    下がり時間を設定する第1のコンデンサと、 前記第2の帰還信号における立ち上がり時間または立ち
    下がり時間を設定する第2のコンデンサとを備え、 前記第1及び第2の帰還信号は前記クロック信号及び前
    記反転クロック信号にそれぞれ対応する周波数信号で構
    成したことを特徴とするクロック発振回路。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞれ
    前記クロック信号及び前記反転クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積の反転値が有効なときセットされ、該位相
    制御信号のレベルと前記第2の帰還信号のレベルとの間
    の論理和の反転値が有効なときリセットされる構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載のクロック発振回路。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞれ
    前記クロック信号及び前記反転クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積の反転値が有効なときセットされ、前記第
    2の帰還信号のレベルの反転値が有効なときリセットさ
    れる構成としたことを特徴とする請求項1記載のクロッ
    ク発振回路。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞれ
    前記クロック信号及び前記反転クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記第1の帰
    還信号のレベルの反転値が有効なときセットされ、前記
    位相制御信号のレベルと前記第2の帰還信号のレベルと
    の間の論理和の反転値が有効なときリセットされる構成
    としたことを特徴とする請求項1記載のクロック発振回
    路。
  5. 【請求項5】 前記クロック信号と同じ周波数を有する
    前記第1の帰還信号を生成する第1のエミッタフォロア
    回路と、前記反転クロック信号と同じ周波数を有する前
    記第2の帰還信号を生成する第2のエミッタフォロア回
    路と、前記第1及び第2のコンデンサの電荷をそれぞれ
    放電する第1及び第2の定電流源とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積の反転値が有効なときセットされ、該位相
    制御信号のレベルと前記第2の帰還信号のレベルとの間
    の論理和の反転値が有効なときリセットされる構成とし
    たことを特徴とする請求項1記載のクロック発振回路。
  6. 【請求項6】 前記クロック信号と同じ周波数を有する
    前記第1の帰還信号を生成する第1のエミッタフォロア
    回路と、前記反転クロック信号と同じ周波数を有する前
    記第2の帰還信号を生成する第2のエミッタフォロア回
    路と、前記第1及び第2のコンデンサの電荷をそれぞれ
    放電する第1及び第2の定電流源とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積の反転値が有効なときセットされ、前記第
    2の帰還信号のレベルの反転値が有効なときリセットさ
    れる構成としたことを特徴とする請求項1記載のクロッ
    ク発振回路。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号と同じ周波数を有する
    前記第1の帰還信号を生成する第1のエミッタフォロア
    回路と、前記反転クロック信号と同じ周波数を有する前
    記第2の帰還信号を生成する第2のエミッタフォロア回
    路と、前記第1及び第2のコンデンサの電荷をそれぞれ
    放電する第1及び第2の定電流源とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち下がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記第1の帰
    還信号のレベルの反転値が有効なときセットされ、前記
    位相制御信号のレベルと前記第2の帰還信号のレベルと
    の間の論理和の反転値が有効なときリセットされる構成
    としたことを特徴とする請求項1記載のクロック発振回
    路。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞれ
    前記反転クロック信号及び前記クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第2の帰還信号のレベルと
    の間の論理積が有効なときセットされ、該位相制御信号
    のレベルと前記第1の帰還信号のレベルとの間の論理和
    が有効なときリセットされる構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載のクロック発振回路。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞれ
    前記反転クロック信号及び前記クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第2の帰還信号のレベルと
    の間の論理積が有効なときセットされ、前記第1の帰還
    信号のレベルが有効なときリセットされる構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロック発振回路。
  10. 【請求項10】 前記第1及び第2の帰還信号はそれぞ
    れ前記反転クロック信号及び前記クロック信号とし、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記第2の帰
    還信号のレベルが有効なときセットされ、前記位相制御
    信号のレベルと前記第1の帰還信号のレベルとの間の論
    理和が有効なときリセットされる構成としたことを特徴
    とする請求項1記載のクロック発振回路。
  11. 【請求項11】 CMOSトランジスタを有し前記クロ
    ック信号に基づく前記第1の帰還信号を生成する第1の
    反転増幅回路と、CMOSトランジスタを有し前記反転
    クロック信号に基づく前記第2の帰還信号を生成する第
    2の反転増幅回路とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積が有効なときセットされ、該位相制御信号
    のレベルと前記第2の帰還信号のレベルとの間の論理和
    が有効なときリセットされる構成としたことを特徴とす
    る請求項1記載のクロック発振回路。
  12. 【請求項12】 CMOSトランジスタを有し前記クロ
    ック信号に基づく前記第1の帰還信号を生成する第1の
    反転増幅回路と、CMOSトランジスタを有し前記反転
    クロック信号に基づく前記第2の帰還信号を生成する第
    2の反転増幅回路とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記位相制御
    信号を反転したレベルと前記第1の帰還信号のレベルと
    の間の論理積が有効なときセットされ、前記第2の帰還
    信号のレベルが有効なときリセットされる構成としたこ
    とを特徴とする請求項1記載のクロック発振回路。
  13. 【請求項13】 CMOSトランジスタを有し前記クロ
    ック信号に基づく前記第1の帰還信号を生成する第1の
    反転増幅回路と、CMOSトランジスタを有し前記反転
    クロック信号に基づく前記第2の帰還信号を生成する第
    2の反転増幅回路とを設け、 前記第1及び第2のコンデンサは、前記第1及び第2の
    帰還信号の立ち上がり時間をそれぞれ設定する構成と
    し、 前記セットリセットフリップフロップは、前記第1の帰
    還信号のレベルが有効なときセットされ、前記位相制御
    信号のレベルと前記第2の帰還信号のレベルとの間の論
    理和が有効なときリセットされる構成としたことを特徴
    とする請求項1記載のクロック発振回路。
  14. 【請求項14】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、または13記載のクロック
    発振回路における第1及び第2のコンデンサに対して、
    外部から与えられた制御電圧に基づいた充放電電荷を与
    える定電流源をそれぞれ接続し、該制御電圧に対応する
    周波数で発振する構成としたことを特徴とする電圧制御
    発振回路。
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US8188780B2 (en) 2005-12-30 2012-05-29 Infineon Technologies Ag Pulsed static flip-flop

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