JPH08237867A - 電力変換装置の制御装置 - Google Patents
電力変換装置の制御装置Info
- Publication number
- JPH08237867A JPH08237867A JP7035406A JP3540695A JPH08237867A JP H08237867 A JPH08237867 A JP H08237867A JP 7035406 A JP7035406 A JP 7035406A JP 3540695 A JP3540695 A JP 3540695A JP H08237867 A JPH08237867 A JP H08237867A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- current
- power
- axis
- detected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 無効電力および有効電力の応答が端子電圧の
q軸成分Vq の変化に影響されない電力制御装置の制御
装置を提供する。 【構成】 母線系統2に接続された電力変換装置1を制
御し、母線系統に給電するか、または無効電力を制御す
る場合、電力変換装置が接続される経路の電圧、電流検
出手段と、電圧の位相検出手段4と、電圧、電流による
無効電力検出手段3と、電圧のdq軸直交座標上のq軸
成分の電圧検出手段と、検出無効電力と無効電力指令と
の偏差を演算し、この偏差を電圧のq軸成分によって除
算し、これに対し少なくとも積分演算を実行してdq軸
直交座標上のd軸電流指令を出力する無効電力制御手段
9と、検出された電流のdq軸直交座標上のd軸電流を
検出し、これとd軸電流指令とが等しくなるように電力
変換装置を制御する。
q軸成分Vq の変化に影響されない電力制御装置の制御
装置を提供する。 【構成】 母線系統2に接続された電力変換装置1を制
御し、母線系統に給電するか、または無効電力を制御す
る場合、電力変換装置が接続される経路の電圧、電流検
出手段と、電圧の位相検出手段4と、電圧、電流による
無効電力検出手段3と、電圧のdq軸直交座標上のq軸
成分の電圧検出手段と、検出無効電力と無効電力指令と
の偏差を演算し、この偏差を電圧のq軸成分によって除
算し、これに対し少なくとも積分演算を実行してdq軸
直交座標上のd軸電流指令を出力する無効電力制御手段
9と、検出された電流のdq軸直交座標上のd軸電流を
検出し、これとd軸電流指令とが等しくなるように電力
変換装置を制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無効電力および有効電
力の少なくとも一方を母線系統に給電または母線系統か
ら受電する電力変換装置の制御装置に関する。
力の少なくとも一方を母線系統に給電または母線系統か
ら受電する電力変換装置の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の電力変換装置の無効電力
の制御装置の概略構成図である。図中、1は電源や回転
体が持つエネルギーを母線系統に給電または母線系統か
ら受電する電力変換装置であり、例えば、無効電力補償
装置や直流送電やロータリーコンデンサなどに使用され
る電力変換部を含んで構成される。2は電力変換装置1
が接続される三相の系統母線、3は変圧器および変流器
を介して得られる端子電圧vと線電流iから無効電力を
検出する無効電力検出器、4は端子電圧の位相θを検出
する位相検出器、7は無効電力の指令Q* から検出値Q
を減算する減算器、9は減算器7の出力を比例、積分し
d軸電流指令Id * を出力するための無効電力制御器、
10は位相検出器4の出力する位相Qを使い線電流iの
d軸成分Id が無効電力制御器9が出力するd軸電流指
令Id * に等しくなるように電力変換装置1を制御する
電流制御器である。
の制御装置の概略構成図である。図中、1は電源や回転
体が持つエネルギーを母線系統に給電または母線系統か
ら受電する電力変換装置であり、例えば、無効電力補償
装置や直流送電やロータリーコンデンサなどに使用され
る電力変換部を含んで構成される。2は電力変換装置1
が接続される三相の系統母線、3は変圧器および変流器
を介して得られる端子電圧vと線電流iから無効電力を
検出する無効電力検出器、4は端子電圧の位相θを検出
する位相検出器、7は無効電力の指令Q* から検出値Q
を減算する減算器、9は減算器7の出力を比例、積分し
d軸電流指令Id * を出力するための無効電力制御器、
10は位相検出器4の出力する位相Qを使い線電流iの
d軸成分Id が無効電力制御器9が出力するd軸電流指
令Id * に等しくなるように電力変換装置1を制御する
電流制御器である。
【0003】上記構成において、無効電力制御器9は、
減算器7を介して得られる無効電力指令Q* と無効電力
Qとの偏差を比例積分増幅して、無効電力指令Q* と無
効電力Qの誤差が無くなるようにd軸電流指令Id * を
出力する。d軸電流制御器10は、線電流iを位相検出
器によって検出された端子電圧vの位相信号θを使い端
子電圧vの周波数で回転するdq軸直交座標上の値に座
標変換してd軸電流Id を検出し、このd軸電流Id が
無効電力制御器9が出力するd軸電流指令Id * に等し
くなるように電力変換装置1を制御する。電力変換装置
は、d軸電流制御器10から与えられる信号を受けて、
電力変換装置につながれた電源や回転体が持つエネルギ
ーを使い線電流iを母線系統に供給する。
減算器7を介して得られる無効電力指令Q* と無効電力
Qとの偏差を比例積分増幅して、無効電力指令Q* と無
効電力Qの誤差が無くなるようにd軸電流指令Id * を
出力する。d軸電流制御器10は、線電流iを位相検出
器によって検出された端子電圧vの位相信号θを使い端
子電圧vの周波数で回転するdq軸直交座標上の値に座
標変換してd軸電流Id を検出し、このd軸電流Id が
無効電力制御器9が出力するd軸電流指令Id * に等し
くなるように電力変換装置1を制御する。電力変換装置
は、d軸電流制御器10から与えられる信号を受けて、
電力変換装置につながれた電源や回転体が持つエネルギ
ーを使い線電流iを母線系統に供給する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電力変換装置の
制御装置では端子電圧vが変化すれば無効電力Qの制御
特性が変化し、端子電圧のあらゆる値において一様な無
効電力の制御特性を得ることが不可能であり、電力制御
器の定数の設計が困難であった。
制御装置では端子電圧vが変化すれば無効電力Qの制御
特性が変化し、端子電圧のあらゆる値において一様な無
効電力の制御特性を得ることが不可能であり、電力制御
器の定数の設計が困難であった。
【0005】さらに、端子電圧のあらゆる値において一
様な無効電力の制御特性を得ることが不可能なために、
電力制御器の定数の最適な設計が行えず、無効電力の応
答を高速にすることが困難であった。
様な無効電力の制御特性を得ることが不可能なために、
電力制御器の定数の最適な設計が行えず、無効電力の応
答を高速にすることが困難であった。
【0006】端子電圧が変化すれば無効電力の制御特性
が変化する理由は、無効電力Qが端子電圧に依存してい
るためである。無効電力Qは、端子電圧のdq軸成分V
d ,Vq および線電流のdq軸成分Id ,Iq に対し
て、下記(1) 式のように表される。
が変化する理由は、無効電力Qが端子電圧に依存してい
るためである。無効電力Qは、端子電圧のdq軸成分V
d ,Vq および線電流のdq軸成分Id ,Iq に対し
て、下記(1) 式のように表される。
【0007】 Q=Vq ・Id −Vd ・Iq (1) 端子電圧をq軸に配置すれば、dq軸直交座標上での端
子電圧Vと線電流Iのフェーザ図は図8のようになる。
図8から分かるように、端子電圧をq軸に配置したため
に端子電圧のd軸成分は零となる。このとき無効電力Q
は、下記(2) 式のように表され、線電流のd軸成分Id
が無効電力に作用する。
子電圧Vと線電流Iのフェーザ図は図8のようになる。
図8から分かるように、端子電圧をq軸に配置したため
に端子電圧のd軸成分は零となる。このとき無効電力Q
は、下記(2) 式のように表され、線電流のd軸成分Id
が無効電力に作用する。
【0008】 Q=Vq ・Id (2) (2) 式に示されるように、線電流のd軸成分Id を制御
して無効電力を制御する場合、端子電圧のq軸成分Vq
が変化すれば線電流のd軸成分Id の変化に対する無効
電力Qの変化の割合が変化してしまう。
して無効電力を制御する場合、端子電圧のq軸成分Vq
が変化すれば線電流のd軸成分Id の変化に対する無効
電力Qの変化の割合が変化してしまう。
【0009】さらに、有効電力についても同様な関係が
ある。有効電力Pは、端子電圧のdq軸成分Vd ,Vq
および線電流のdq軸成分Id ,Iq に対して、下記
(3) 式のように表される。
ある。有効電力Pは、端子電圧のdq軸成分Vd ,Vq
および線電流のdq軸成分Id ,Iq に対して、下記
(3) 式のように表される。
【0010】 P=Vd ・Id +Vq ・Iq (3) 端子電圧をq軸に配置すれば、端子電圧のd軸成分は零
となり、有効電力Pは下記(4) 式のように表され、線電
流のq軸成分Iq が無効電力に作用する。
となり、有効電力Pは下記(4) 式のように表され、線電
流のq軸成分Iq が無効電力に作用する。
【0011】 P=Vq ・Iq (4) (4) 式に示されるように、線電流のq軸成分Iq を制御
して有効電力を制御する場合、端子電圧のq軸成分Vq
が変化すれば線電流のq軸成分Iq の変化に対する有効
電力Pの変化の割合が変化してしまう。
して有効電力を制御する場合、端子電圧のq軸成分Vq
が変化すれば線電流のq軸成分Iq の変化に対する有効
電力Pの変化の割合が変化してしまう。
【0012】つまり、あらゆるVq の値に対して無効電
力および有効電力の一様な応答は得られず、電力制御器
の定数の設計が困難であり、最適な設計が不可能とな
る。これは、電力制御器の応答を高速にすることが困難
となることにも繋がる。
力および有効電力の一様な応答は得られず、電力制御器
の定数の設計が困難であり、最適な設計が不可能とな
る。これは、電力制御器の応答を高速にすることが困難
となることにも繋がる。
【0013】したがって、端子電圧のq軸成分Vq の変
化に無効電力および有効電力の応答が影響されないよう
にすることが望まれていた。
化に無効電力および有効電力の応答が影響されないよう
にすることが望まれていた。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、無効電力および有効電力の
少なくとも一方を制御するに当たり、無効電力および有
効電力の応答が端子電圧のq軸成分Vq の変化に影響さ
れないような電力制御装置の制御装置を提供することに
ある。
されたもので、その目的は、無効電力および有効電力の
少なくとも一方を制御するに当たり、無効電力および有
効電力の応答が端子電圧のq軸成分Vq の変化に影響さ
れないような電力制御装置の制御装置を提供することに
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の電力変
換装置の制御装置は、母線系統に接続された電力変換装
置を制御することによって、母線系統に給電するか、ま
たは母線系統から受電する無効電力を制御するに当た
り、電力変換装置が接続される経路の電圧および電流を
検出する電圧、電流検出手段と、検出された電圧の位相
を検出する位相検出手段と、検出された電圧および電流
に基づいて無効電力を検出する無効電力検出手段と、検
出された電圧のdq軸直交座標上のq軸成分を検出する
電圧検出手段と、検出された無効電力と予め設定された
無効電力指令との偏差を演算すると共に、この偏差を電
圧検出手段によって検出された電圧のq軸成分によって
除算し、得られた値に対して、少なくとも積分演算を実
行してdq軸直交座標上のd軸電流指令を出力する無効
電力制御手段と、検出された電圧の位相を使って検出さ
れた電流のdq軸直交座標上のd軸電流を検出し、この
d軸電流とd軸電流指令とが等しくなるように電力変換
装置を制御する電流制御手段とを備える。
換装置の制御装置は、母線系統に接続された電力変換装
置を制御することによって、母線系統に給電するか、ま
たは母線系統から受電する無効電力を制御するに当た
り、電力変換装置が接続される経路の電圧および電流を
検出する電圧、電流検出手段と、検出された電圧の位相
を検出する位相検出手段と、検出された電圧および電流
に基づいて無効電力を検出する無効電力検出手段と、検
出された電圧のdq軸直交座標上のq軸成分を検出する
電圧検出手段と、検出された無効電力と予め設定された
無効電力指令との偏差を演算すると共に、この偏差を電
圧検出手段によって検出された電圧のq軸成分によって
除算し、得られた値に対して、少なくとも積分演算を実
行してdq軸直交座標上のd軸電流指令を出力する無効
電力制御手段と、検出された電圧の位相を使って検出さ
れた電流のdq軸直交座標上のd軸電流を検出し、この
d軸電流とd軸電流指令とが等しくなるように電力変換
装置を制御する電流制御手段とを備える。
【0016】請求項2に記載の電力変換装置の制御装置
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する無効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて無効電力
を検出する無効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された無効電力と予め設定された無効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差に対して少なくとも積分
演算を実行し、得られた値を電圧検出手段によって検出
された電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標
上のd軸電流指令を出力する無効電力制御手段と、検出
された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交
座標上のd軸電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指
令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流制
御手段とを備える。
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する無効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて無効電力
を検出する無効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された無効電力と予め設定された無効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差に対して少なくとも積分
演算を実行し、得られた値を電圧検出手段によって検出
された電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標
上のd軸電流指令を出力する無効電力制御手段と、検出
された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交
座標上のd軸電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指
令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流制
御手段とを備える。
【0017】請求項3に記載の電力変換装置の制御装置
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する有効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて有効電力
を検出する有効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された有効電力と予め設定された有効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差を電圧検出手段によって
検出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた値
に対して、少なくとも積分演算を実行してdq軸直交座
標上のq軸電流指令を出力する無効電力制御手段と、検
出された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直
交座標上のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流
指令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流
制御手段とを備える。
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する有効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて有効電力
を検出する有効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された有効電力と予め設定された有効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差を電圧検出手段によって
検出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた値
に対して、少なくとも積分演算を実行してdq軸直交座
標上のq軸電流指令を出力する無効電力制御手段と、検
出された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直
交座標上のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流
指令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流
制御手段とを備える。
【0018】請求項4に記載の電力変換装置の制御装置
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する有効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて有効電力
を検出する有効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された有効電力と予め設定された有効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差に対して少なくとも積分
演算を実行し、得られた値を電圧検出手段によって検出
された電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標
上のq軸電流指令を出力する有効電力制御手段と、検出
された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交
座標上のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指
令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流制
御手段とを備える。
は、母線系統に接続された電力変換装置を制御すること
によって、母線系統に給電するか、または母線系統から
受電する有効電力を制御するに当たり、電力変換装置が
接続される経路の電圧および電流を検出する電圧、電流
検出手段と、検出された電圧の位相を検出する位相検出
手段と、検出された電圧および電流に基づいて有効電力
を検出する有効電力検出手段と、検出された電圧のdq
軸直交座標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検
出された有効電力と予め設定された有効電力指令との偏
差を演算すると共に、この偏差に対して少なくとも積分
演算を実行し、得られた値を電圧検出手段によって検出
された電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標
上のq軸電流指令を出力する有効電力制御手段と、検出
された電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交
座標上のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指
令とが等しくなるように電力変換装置を制御する電流制
御手段とを備える。
【0019】請求項5に記載の電力変換装置の制御装置
は、電圧のq軸成分を検出する電圧検出手段の代わり
に、電圧の振幅を検出する電圧振幅検出手段を設け、電
圧のq軸成分の代わりに端子電圧の振幅を除算に使うよ
うにしている。
は、電圧のq軸成分を検出する電圧検出手段の代わり
に、電圧の振幅を検出する電圧振幅検出手段を設け、電
圧のq軸成分の代わりに端子電圧の振幅を除算に使うよ
うにしている。
【0020】
【作用】請求項1に記載の電力変換装置の制御装置にお
いては、無効電力を制御するに当たり、電圧のq軸成分
を検出する一方、無効電力と無効電力指令との偏差を検
出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた値に
対して、少なくとも積分演算を実行してd軸電流指令と
し、さらに、検出された電圧の位相を使って電流のd軸
電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指令とが等しく
なるように電力変換装置を制御するようにしたので、無
効電力の応答が電圧の大きさに無関係となる。
いては、無効電力を制御するに当たり、電圧のq軸成分
を検出する一方、無効電力と無効電力指令との偏差を検
出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた値に
対して、少なくとも積分演算を実行してd軸電流指令と
し、さらに、検出された電圧の位相を使って電流のd軸
電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指令とが等しく
なるように電力変換装置を制御するようにしたので、無
効電力の応答が電圧の大きさに無関係となる。
【0021】請求項2に記載の電力変換装置の制御装置
においては、無効電力を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、無効電力と無効電力指令との偏差
対して少なくとも積分演算を実行し、得られた値を検出
された電圧のq軸成分によって除算することによりd軸
電流指令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って
電流のd軸電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指令
とが等しくなるように電力変換装置を制御するようにし
たので、無効電力の応答が電圧の大きさに無関係とな
る。
においては、無効電力を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、無効電力と無効電力指令との偏差
対して少なくとも積分演算を実行し、得られた値を検出
された電圧のq軸成分によって除算することによりd軸
電流指令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って
電流のd軸電流を検出し、このd軸電流とd軸電流指令
とが等しくなるように電力変換装置を制御するようにし
たので、無効電力の応答が電圧の大きさに無関係とな
る。
【0022】請求項3に記載の電力変換装置の制御装置
においては、有効電流を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、有効電力と有効電力指令との偏差
を検出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた
値に対して、少なくとも積分演算を実行してq軸電流指
令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って電流の
q軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指令とが等
しくなるように電力変換装置を制御するようにしたの
で、有効電力の応答が電圧の大きさに無関係となる。
においては、有効電流を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、有効電力と有効電力指令との偏差
を検出された電圧のq軸成分によって除算し、得られた
値に対して、少なくとも積分演算を実行してq軸電流指
令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って電流の
q軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指令とが等
しくなるように電力変換装置を制御するようにしたの
で、有効電力の応答が電圧の大きさに無関係となる。
【0023】請求項4に記載の電力変換装置の制御装置
においては、有効電力を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、有効電力と有効電力指令との偏差
対して少なくとも積分演算を実行し、得られた値を検出
された電圧のq軸成分によって除算することによりq軸
電流指令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って
電流のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指令
とが等しくなるように電力変換装置を制御するようにし
たので、有効電力の応答が電圧の大きさに無関係とな
る。
においては、有効電力を制御するに当たり、電圧のq軸
成分を検出する一方、有効電力と有効電力指令との偏差
対して少なくとも積分演算を実行し、得られた値を検出
された電圧のq軸成分によって除算することによりq軸
電流指令とし、さらに、検出された電圧の位相を使って
電流のq軸電流を検出し、このq軸電流とq軸電流指令
とが等しくなるように電力変換装置を制御するようにし
たので、有効電力の応答が電圧の大きさに無関係とな
る。
【0024】請求項5に記載の電力変換装置の制御装置
においては、電圧のq軸成分の代わりに振幅を検出し、
これを電圧のq軸成分の代わりに除算に使用する。
においては、電圧のq軸成分の代わりに振幅を検出し、
これを電圧のq軸成分の代わりに除算に使用する。
【0025】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例によって詳
細に説明する。図1は本発明に係る電力変換装置の制御
装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。図
中、従来装置を示す図7と同一の要素には同一の符号を
付してその説明を省略する。この装置は図7に示した装
置に対して電圧検出器5、リミッタ6および除算器8が
新たに付加されている。このうち、電圧検出器5は端子
電圧vと位相θから端子電圧vのq軸成分Vq を検出す
るものである。リミッタ6は電圧検出器5が出力する端
子電圧vのq軸成分Vq が零以下になったときにその値
を制限するものである。除算器8は減算器7の出力をリ
ミッタ6の出力で除算して無効電力制御器9に加えるも
のである。
細に説明する。図1は本発明に係る電力変換装置の制御
装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。図
中、従来装置を示す図7と同一の要素には同一の符号を
付してその説明を省略する。この装置は図7に示した装
置に対して電圧検出器5、リミッタ6および除算器8が
新たに付加されている。このうち、電圧検出器5は端子
電圧vと位相θから端子電圧vのq軸成分Vq を検出す
るものである。リミッタ6は電圧検出器5が出力する端
子電圧vのq軸成分Vq が零以下になったときにその値
を制限するものである。除算器8は減算器7の出力をリ
ミッタ6の出力で除算して無効電力制御器9に加えるも
のである。
【0026】上記のように構成された本実施例の動作に
ついて、従来装置と構成を異にする部分を中心にして以
下に説明する。減算器7は無効電力の指令Q* から無効
電力の検出値Qを減算してその偏差分を出力する。電圧
検出器5は端子電圧vの三相成分vu ,vv ,vw から
下記(5A),(5B)式を使い二相成分Va ,Vb に変換す
る。
ついて、従来装置と構成を異にする部分を中心にして以
下に説明する。減算器7は無効電力の指令Q* から無効
電力の検出値Qを減算してその偏差分を出力する。電圧
検出器5は端子電圧vの三相成分vu ,vv ,vw から
下記(5A),(5B)式を使い二相成分Va ,Vb に変換す
る。
【0027】
【数1】 さらに、電圧検出器5は端子電圧の位相θを使い下記
(6) 式により端子電圧のq軸成分Vq を検出する。
(6) 式により端子電圧のq軸成分Vq を検出する。
【0028】 Vq =−Va ・sin θ+Vb ・cos θ (6) このq軸電圧Vq は、交流の端子電圧vを自身の位相で
座標変換して得られる量であり、直流量となる。リミッ
タ6は、電圧検出器5が出力するq軸電圧Vqが零の時
に除算器8が零除算を行うことを防ぎ、q軸電圧Vq が
負の時に減算器7の出力信号が無効電力制御器9の入力
信号と異符号になることを防ぐために、q軸電圧Vq の
零以下の値を制限する働きを持っている。しかして、減
算器7から出力される無効電力の偏差分がリミッタから
出力されるq軸電圧Vq で除算されて無効電力制御器9
に加えられる。無効電力制御器9は無効電力偏差をq軸
電圧Vq で除算したものを比例積分してd軸電流指令I
d * を出力する。d軸電流制御器10はd軸電流指令I
d * を入力すると共に、線電流の三相成分iu ,iv ,
iw から下記(7A),(7B)式を使い二相成分Ia ,Ib に
変換する。
座標変換して得られる量であり、直流量となる。リミッ
タ6は、電圧検出器5が出力するq軸電圧Vqが零の時
に除算器8が零除算を行うことを防ぎ、q軸電圧Vq が
負の時に減算器7の出力信号が無効電力制御器9の入力
信号と異符号になることを防ぐために、q軸電圧Vq の
零以下の値を制限する働きを持っている。しかして、減
算器7から出力される無効電力の偏差分がリミッタから
出力されるq軸電圧Vq で除算されて無効電力制御器9
に加えられる。無効電力制御器9は無効電力偏差をq軸
電圧Vq で除算したものを比例積分してd軸電流指令I
d * を出力する。d軸電流制御器10はd軸電流指令I
d * を入力すると共に、線電流の三相成分iu ,iv ,
iw から下記(7A),(7B)式を使い二相成分Ia ,Ib に
変換する。
【0029】
【数2】 さらに、d軸電流制御器10は端子電圧の位相θを使
い、下記(8A)式により端子電圧vの周波数で回転する直
交座標上の値に座標変換してd軸電流Id を演算する。
い、下記(8A)式により端子電圧vの周波数で回転する直
交座標上の値に座標変換してd軸電流Id を演算する。
【0030】 Id =Ia ・cos θ+Ib ・sin θ (8A) 続いて、d軸電流制御器10はd軸成分Id と前記電流
指令Id * とを比較し、その差が零になるように電力変
換装置1を制御する。電力変換装置1は、電流制御器の
出力する信号を得て、直流電源または交流電源または回
転体などからエネルギーを得て線電流を調整するように
働く。
指令Id * とを比較し、その差が零になるように電力変
換装置1を制御する。電力変換装置1は、電流制御器の
出力する信号を得て、直流電源または交流電源または回
転体などからエネルギーを得て線電流を調整するように
働く。
【0031】このようにして、端子電圧vのq軸成分に
合わせて無効電力制御器9の入力を調整してやることに
より、端子電圧vに影響されることなく一定の応答速度
で無効電力Qを制御することができる。
合わせて無効電力制御器9の入力を調整してやることに
より、端子電圧vに影響されることなく一定の応答速度
で無効電力Qを制御することができる。
【0032】図2は本発明に係る電力変換装置の制御装
置の第2実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。この装置は図1に示した除算器8を無効電力制
御器9の後段に設置したものである。この実施例は、無
効電力制御器9が積分機能を持つことから、その積分部
分に蓄積された信号成分に端子電圧vのq軸成分Vq を
作用させている。これにより、端子電圧vに影響される
ことなく一定の応答速度で無効電力Qを制御することが
できるばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因
する端子電圧vの変動の無効電力Qへの影響を小さくす
ることが可能となる。
置の第2実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図1と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。この装置は図1に示した除算器8を無効電力制
御器9の後段に設置したものである。この実施例は、無
効電力制御器9が積分機能を持つことから、その積分部
分に蓄積された信号成分に端子電圧vのq軸成分Vq を
作用させている。これにより、端子電圧vに影響される
ことなく一定の応答速度で無効電力Qを制御することが
できるばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因
する端子電圧vの変動の無効電力Qへの影響を小さくす
ることが可能となる。
【0033】図3は本発明に係る電力変換装置の制御装
置の第3実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図1に示したものと同一の要素には同一の符号を付して
その説明を省略する。図3において、11は端子電圧v
と線電流iから有効電力を検出する有効電力検出器、1
2は有効電力の指令P* から検出値Pを減算する減算
器、13は減算器12の出力をリミッタ6の出力で除算
する除算器、14は除算器13の出力を比例積分しq軸
電流指令Iq * を出力するための有効電力制御器、15
は位相検出器4の出力する位相θを使用して線電流iの
q軸成分Iq を演算し、このq軸成分Iq と有効電力制
御器9が出力するq軸電流指令Iq * とが等しくなるよ
うに電力変換装置1を制御するq軸電流制御器である。
置の第3実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図1に示したものと同一の要素には同一の符号を付して
その説明を省略する。図3において、11は端子電圧v
と線電流iから有効電力を検出する有効電力検出器、1
2は有効電力の指令P* から検出値Pを減算する減算
器、13は減算器12の出力をリミッタ6の出力で除算
する除算器、14は除算器13の出力を比例積分しq軸
電流指令Iq * を出力するための有効電力制御器、15
は位相検出器4の出力する位相θを使用して線電流iの
q軸成分Iq を演算し、このq軸成分Iq と有効電力制
御器9が出力するq軸電流指令Iq * とが等しくなるよ
うに電力変換装置1を制御するq軸電流制御器である。
【0034】この場合、q軸電流制御器15は線電流の
三相成分iu ,iv ,iw から上記(7A),(7B)式を使い
二相成分Ia ,Ib に変換する。
三相成分iu ,iv ,iw から上記(7A),(7B)式を使い
二相成分Ia ,Ib に変換する。
【0035】さらに、q軸電流制御器15は端子電圧の
位相θを使い、下記(8B)式により端子電圧vの周波数で
回転する直交座標上の値に座標変換してq軸電流Iq を
演算する。
位相θを使い、下記(8B)式により端子電圧vの周波数で
回転する直交座標上の値に座標変換してq軸電流Iq を
演算する。
【0036】 Iq =−Ia ・sin θ+Ib ・cos θ (8B) 続いて、q軸電流制御器15はq軸成分Iq と前記電流
指令Iq * とを比較し、その差が零になるように電力変
換装置1を制御する。、このようにして、端子電圧vの
q軸成分に合わせて有効電力制御器14の入力を調整し
てやることにより、端子電圧vに影響されることなく一
定の応答速度で有効電力Pを制御することができる。
指令Iq * とを比較し、その差が零になるように電力変
換装置1を制御する。、このようにして、端子電圧vの
q軸成分に合わせて有効電力制御器14の入力を調整し
てやることにより、端子電圧vに影響されることなく一
定の応答速度で有効電力Pを制御することができる。
【0037】図4は本発明に係る電力変換装置の第4実
施例の構成を示すブロック図である。図中、図3と同一
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
施例の構成を示すブロック図である。図中、図3と同一
の要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0038】この実施例は、有効電力制御器14が積分
機能を持つことから、その積分部分に蓄積された信号成
分にも端子電圧vのq軸成分Vq を作用させてやるため
に図3の実施例における除算器13と有効電力制御器1
4の位置を入れ替えたものである。
機能を持つことから、その積分部分に蓄積された信号成
分にも端子電圧vのq軸成分Vq を作用させてやるため
に図3の実施例における除算器13と有効電力制御器1
4の位置を入れ替えたものである。
【0039】これにより、端子電圧vに影響されること
なく一定の応答速度で有効電力Pを制御することができ
るばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因する
端子電圧vの変動の有効電力Pへの影響を小さくするこ
とが可能となる。
なく一定の応答速度で有効電力Pを制御することができ
るばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因する
端子電圧vの変動の有効電力Pへの影響を小さくするこ
とが可能となる。
【0040】図5は本発明に係る電力変換装置の制御装
置の第5実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図4と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。図5において、16は端子電圧vから上記(5A)
式、(5B)式および下記(9) 式に基づき端子電圧の振幅成
分Vm を検出する電圧振幅検出器である。
置の第5実施例の構成を示すブロック図である。図中、
図4と同一の要素には同一の符号を付してその説明を省
略する。図5において、16は端子電圧vから上記(5A)
式、(5B)式および下記(9) 式に基づき端子電圧の振幅成
分Vm を検出する電圧振幅検出器である。
【0041】
【数3】 この実施例は、端子電圧vをq軸に配置するように位相
検出器4が位相θを出力するために、端子電圧vのd軸
成分Vd が零となり、端子電圧vのq軸成分Vq と端子
電圧vの振幅成分Vm とが等しくなることから、電圧検
出器5の代わりに電圧振幅検出器16を用い、電圧振幅
検出器16の出力Vm で有効電力制御器14の出力を除
算してq軸電流指令Iq * を得ている。
検出器4が位相θを出力するために、端子電圧vのd軸
成分Vd が零となり、端子電圧vのq軸成分Vq と端子
電圧vの振幅成分Vm とが等しくなることから、電圧検
出器5の代わりに電圧振幅検出器16を用い、電圧振幅
検出器16の出力Vm で有効電力制御器14の出力を除
算してq軸電流指令Iq * を得ている。
【0042】これにより、端子電圧vに影響されること
なく一定の応答速度で有効電力Pを制御することができ
るばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因する
端子電圧vの変動の有効電力Pへの影響を小さくするこ
とが可能となる。
なく一定の応答速度で有効電力Pを制御することができ
るばかりでなく、母線系統の状態の変化などに起因する
端子電圧vの変動の有効電力Pへの影響を小さくするこ
とが可能となる。
【0043】図6は図2および図4に示した各実施例を
可変速発電電動機に適用した場合の全体構成を示すブロ
ック図である。
可変速発電電動機に適用した場合の全体構成を示すブロ
ック図である。
【0044】図6において、17は制御対象であり回転
体が持つエネルギーを母線系統に給電または受電する可
変速発電電動機、18はd軸電流制御器10およびq軸
電流制御器15が出力する信号を受けて可変速発電電動
機17の回転子巻線に界磁電流if を供給する励磁装
置、19は可変速発電電動機17の回転子の位相θp を
検出する回転位相検出器、20は位相検出器4により検
出される端子電圧vの位相θから回転位相検出器19に
より検出される回転子の位相θp を減算した結果を出力
する減算器であり、他は図2および図4と同じものであ
り同符号としている。
体が持つエネルギーを母線系統に給電または受電する可
変速発電電動機、18はd軸電流制御器10およびq軸
電流制御器15が出力する信号を受けて可変速発電電動
機17の回転子巻線に界磁電流if を供給する励磁装
置、19は可変速発電電動機17の回転子の位相θp を
検出する回転位相検出器、20は位相検出器4により検
出される端子電圧vの位相θから回転位相検出器19に
より検出される回転子の位相θp を減算した結果を出力
する減算器であり、他は図2および図4と同じものであ
り同符号としている。
【0045】この実施例は、線電流iの代わりに界磁電
流if を調整することにより、線電流iを調整する場合
と同様に、系統母線2に供給する無効電力Qおよび有効
電力Pの調整が可能なことから、除算器8および除算器
14の出力を界磁電流のdq軸成分の指令Ifd * ,Ifq
* とし、減算器20が位相検出器4により検出される端
子電圧vの位相θから回転位相検出器19により検出さ
れる回転子の位相θpを減算した値をd軸電流制御器1
0およびq軸電流制御器15の各位相部分の入力とし
て、端子電圧vの周波数から可変速発電電動機17の回
転子の回転周波数を引いた周波数の界磁電流if を可変
速発電電動機17に供給して、d軸電流制御器10がd
軸界磁電流指令Ifd * とd軸界磁電流Ifdとが等しくな
るように励磁装置18を制御し、q軸電流制御器15が
q軸界磁電流指令Ifq * とq軸界磁電流Ifqとが等しく
なるように励磁装置18を制御する構成になっている。
流if を調整することにより、線電流iを調整する場合
と同様に、系統母線2に供給する無効電力Qおよび有効
電力Pの調整が可能なことから、除算器8および除算器
14の出力を界磁電流のdq軸成分の指令Ifd * ,Ifq
* とし、減算器20が位相検出器4により検出される端
子電圧vの位相θから回転位相検出器19により検出さ
れる回転子の位相θpを減算した値をd軸電流制御器1
0およびq軸電流制御器15の各位相部分の入力とし
て、端子電圧vの周波数から可変速発電電動機17の回
転子の回転周波数を引いた周波数の界磁電流if を可変
速発電電動機17に供給して、d軸電流制御器10がd
軸界磁電流指令Ifd * とd軸界磁電流Ifdとが等しくな
るように励磁装置18を制御し、q軸電流制御器15が
q軸界磁電流指令Ifq * とq軸界磁電流Ifqとが等しく
なるように励磁装置18を制御する構成になっている。
【0046】これにより、端子電圧vに影響されること
なく一定の応答速度で無効電力Qおよび有効電力Pを制
御することができるばかりでなく、母線系統の状態の変
化などに起因する端子電圧vの変動の無効電力θおよび
有効電力Pへの影響を小さくすることが可能となる。
なく一定の応答速度で無効電力Qおよび有効電力Pを制
御することができるばかりでなく、母線系統の状態の変
化などに起因する端子電圧vの変動の無効電力θおよび
有効電力Pへの影響を小さくすることが可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、端子電圧に影響される
ことなく一定の応答速度で無効電力または有効電力を制
御することができ、さらに、母線系統の状態の変化など
に起因する端子電圧の変動の無効電力および有効電力へ
の影響を小さくすることが可能となり、電力制御装置の
設計の困難さの低減と電力制御装置の制御特性の改善が
できるという効果がある。
ことなく一定の応答速度で無効電力または有効電力を制
御することができ、さらに、母線系統の状態の変化など
に起因する端子電圧の変動の無効電力および有効電力へ
の影響を小さくすることが可能となり、電力制御装置の
設計の困難さの低減と電力制御装置の制御特性の改善が
できるという効果がある。
【図1】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第1実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図2】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第2実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図3】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第3実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第4実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図5】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第5実
施例の構成を示すブロック図。
施例の構成を示すブロック図。
【図6】本発明に係る電力変換装置の制御装置の第2お
よび第4実施例を適用した電力変換システムの構成を示
すブロック図。
よび第4実施例を適用した電力変換システムの構成を示
すブロック図。
【図7】従来の電力変換装置の制御装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図8】図7に示した電力変換装置の動作を説明するた
めに、dq軸直交座標上での端子電圧Vと線電流Iとの
関係を示すフェーザ図。
めに、dq軸直交座標上での端子電圧Vと線電流Iとの
関係を示すフェーザ図。
1 電力変換装置 2 母線系統 3 無効電力検出器 4 位相検出器 5 電圧検出器 6 リミッタ 7,12,20 減算器 8,14 除算器 9 無効電力制御器 10 d軸電流制御器 11 有効電力検出器 13 有効電力制御器 15 q軸電流制御器 16 電圧振幅検出器 17 可変速発電電動機 18 励磁装置 19 回転位相検出器
Claims (5)
- 【請求項1】母線系統に接続された電力変換装置を制御
することによって、前記母線系統に給電するか、または
前記母線系統から受電する無効電力を制御する電力変換
装置の制御装置において、 前記電力変換装置が接続される経路の電圧および電流を
検出する電圧、電流検出手段と、検出された電圧の位相
を検出する位相検出手段と、検出された電圧および電流
に基づいて無効電力を検出する無効電力検出手段と、検
出された電圧のdq軸直交座標上のq軸成分を検出する
電圧検出手段と、検出された無効電力と予め設定された
無効電力指令との偏差を演算すると共に、この偏差を前
記電圧検出手段によって検出された電圧のq軸成分によ
って除算し、得られた値に対して、少なくとも積分演算
を実行してdq軸直交座標上のd軸電流指令を出力する
無効電力制御手段と、検出された電圧の位相を使って検
出された電流のdq軸直交座標上のd軸電流を検出し、
このd軸電流と前記d軸電流指令とが等しくなるように
前記電力変換装置を制御する電流制御手段とを備えたこ
とを特徴とする電力変換装置の制御装置。 - 【請求項2】母線系統に接続された電力変換装置を制御
することによって、前記母線系統に給電するか、または
前記母線系統から受電する無効電力を制御する電力変換
装置の制御装置において、前記電力変換装置が接続され
る経路の電圧および電流を検出する電圧、電流検出手段
と、検出された電圧の位相を検出する位相検出手段と、
検出された電圧および電流に基づいて無効電力を検出す
る無効電力検出手段と、検出された電圧のdq軸直交座
標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検出された
無効電力と予め設定された無効電力指令との偏差を演算
すると共に、この偏差に対して少なくとも積分演算を実
行し、得られた値を前記電圧検出手段によって検出され
た電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標上の
d軸電流指令を出力する無効電力制御手段と、検出され
た電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交座標
上のd軸電流を検出し、このd軸電流と前記d軸電流指
令とが等しくなるように前記電力変換装置を制御する電
流制御手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置の
制御装置。 - 【請求項3】母線系統に接続された電力変換装置を制御
することによって、前記母線系統に給電するか、または
前記母線系統から受電する有効電力を制御する電力変換
装置の制御装置において、 前記電力変換装置が接続される経路の電圧および電流を
検出する電圧、電流検出手段と、検出された電圧の位相
を検出する位相検出手段と、検出された電圧および電流
に基づいて有効電力を検出する有効電力検出手段と、検
出された電圧のdq軸直交座標上のq軸成分を検出する
電圧検出手段と、検出された有効電力と予め設定された
有効電力指令との偏差を演算すると共に、この偏差を前
記電圧検出手段によって検出された電圧のq軸成分によ
って除算し、得られた値に対して、少なくとも積分演算
を実行してdq軸直交座標上のq軸電流指令を出力する
無効電力制御手段と、検出された電圧の位相を使って検
出された電流のdq軸直交座標上のq軸電流を検出し、
このq軸電流と前記q軸電流指令とが等しくなるように
前記電力変換装置を制御する電流制御手段とを備えたこ
とを特徴とする電力変換装置の制御装置。 - 【請求項4】母線系統に接続された電力変換装置を制御
することによって、前記母線系統に給電するか、または
前記母線系統から受電する有効電力を制御する電力変換
装置の制御装置において、前記電力変換装置が接続され
る経路の電圧および電流を検出する電圧、電流検出手段
と、検出された電圧の位相を検出する位相検出手段と、
検出された電圧および電流に基づいて有効電力を検出す
る有効電力検出手段と、検出された電圧のdq軸直交座
標上のq軸成分を検出する電圧検出手段と、検出された
有効電力と予め設定された有効電力指令との偏差を演算
すると共に、この偏差に対して少なくとも積分演算を実
行し、得られた値を前記電圧検出手段によって検出され
た電圧のq軸成分によって除算してdq軸直交座標上の
q軸電流指令を出力する有効電力制御手段と、検出され
た電圧の位相を使って検出された電流のdq軸直交座標
上のq軸電流を検出し、このq軸電流と前記q軸電流指
令とが等しくなるように前記電力変換装置を制御する電
流制御手段とを備えたことを特徴とする電力変換装置の
制御装置。 - 【請求項5】前記電圧のq軸成分を検出する電圧検出手
段の代わりに、前記電圧の振幅を検出する電圧振幅検出
手段を設け、前記電圧のq軸成分の代わりに前記端子電
圧の振幅を除算に使うことを特徴とする請求項1乃至請
求項4のいずれかに記載の電力変換装置の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035406A JPH08237867A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電力変換装置の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7035406A JPH08237867A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電力変換装置の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237867A true JPH08237867A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12441017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7035406A Pending JPH08237867A (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 電力変換装置の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237867A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009176236A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| JP2018196182A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 富士電機株式会社 | 制御装置及び無効電力補償装置 |
| CN114839434A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-08-02 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种电能计量装置的电流相量图快速生成方法及系统 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7035406A patent/JPH08237867A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009176236A (ja) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Hitachi Ltd | 電力変換装置 |
| JP2018196182A (ja) * | 2017-05-12 | 2018-12-06 | 富士電機株式会社 | 制御装置及び無効電力補償装置 |
| CN114839434A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-08-02 | 江苏方天电力技术有限公司 | 一种电能计量装置的电流相量图快速生成方法及系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2238680B1 (en) | Method and system for multiphase current sensing | |
| KR100321087B1 (ko) | 전력변환장치 | |
| JP3611492B2 (ja) | インバータの制御方法および装置 | |
| JP2007124779A (ja) | 分散型電源システム及び系統安定化方法 | |
| JPH08163782A (ja) | 電力系統安定化装置 | |
| US4721861A (en) | Turbine helper drive apparatus | |
| JPH07200084A (ja) | 電力変換装置 | |
| US5998959A (en) | Regulator device for an asynchronous machine used in particular as a drive for electric vehicles | |
| JP3358965B2 (ja) | 電力変換装置 | |
| JPH0923700A (ja) | サーボモータの電流制御方式 | |
| US20040008006A1 (en) | Apparatus for controlling brushless motor | |
| JPH09154280A (ja) | Pwmコンバータの制御装置 | |
| US5467001A (en) | Control method for an alternating current motor | |
| JPH10313574A (ja) | 電力変換装置及びその位相同期制御方法 | |
| JP4219362B2 (ja) | 回転機の制御装置 | |
| JPH05284798A (ja) | 交流励磁発電電動装置 | |
| JP3534722B2 (ja) | モータの制御装置 | |
| WO2023243087A1 (ja) | 電動機の制御装置 | |
| JPH0697880B2 (ja) | 同期機の励磁制御装置 | |
| JP3655058B2 (ja) | 自励式交直変換器の制御装置 | |
| JP3494677B2 (ja) | 電圧型インバータ装置 | |
| JP2856762B2 (ja) | 電圧形インバータ装置 | |
| JP3812142B2 (ja) | 可変速発電システムの制御装置 | |
| JP3178974B2 (ja) | 二軸励磁発電機の制御装置 | |
| JP3341967B2 (ja) | エンジン発電機用自動並列運転装置 |