JPH08237895A - 電動機の回転子 - Google Patents

電動機の回転子

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JPH08237895A
JPH08237895A JP6197290A JP19729094A JPH08237895A JP H08237895 A JPH08237895 A JP H08237895A JP 6197290 A JP6197290 A JP 6197290A JP 19729094 A JP19729094 A JP 19729094A JP H08237895 A JPH08237895 A JP H08237895A
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JP
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rotor
shaft
rotor core
rotating body
torque
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JP6197290A
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Yusuke Kikuchi
祐介 菊地
Masayuki Nishioka
政之 西岡
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Engineering Works Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電動機より発生する振動を押さて、騒音を減少
させるとともに回転体の偏心を防止する回転子を提供す
る。 【構成】回転子鉄心2の内周とシャフト4の外周に隙間
Sを設けて、回転体1が、円周方向に対して任意の角度
分だけ移動可能にし、スプリングワッシャ6a、6bを
回転子鉄心2の両端面に配設して、回転体1をシャフト
4に固定した電動機の回転子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】電動機の回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、エアコンまたは、洗濯機等の家電
製品に用いられる電動機は、振動、騒音の少ない電動機
が求められている。そこで、電動機より発生する振動を
防止するためにさまざまな方法がとられてきた。従来に
おける振動の伝達を減衰させるための回転子を使用した
電動機についてブラシレスDCモータを例に、図4〜図
8を用いて説明する。図4は、第一の従来例の回転子の
斜視図である。図5は、図4における回転子のB−B断
面図である。図6は、第二の従来例の回転子の斜視図で
ある。図7は、図6における回転子のC−C断面図であ
る。図8は、第一の従来例の回転子を使用したブラシレ
スDCモータの側断面図である。
【0003】図4、図5において、回転子35は、ドー
ナツ状の鉄板を積層して、筒状に形成された回転子鉄心
36と、この回転子鉄心36の内周に固着された筒状の
ゴム37と、このゴム37の内周に固着されたシャフト
38と、回転子鉄心36の外周に固着されたマグネット
39とで構成されている。
【0004】図6、図7において、第一の回転子鉄心4
0aは、ドーナツ状の鉄板を積層して筒状に形成されて
いる。第二の回転子鉄心40bは、ドーナツ状の鉄板を
積層して筒状に形成されている。また、第二の回転子鉄
心40bの外周の径は、第一の回転子鉄心40aの内周
の径よりも小さくすることにより、第一の回転子鉄心4
0aと第二の回転子鉄心40bを同軸上に配設したとき
に、第一の回転子鉄心40aの内周と第二の回転子鉄心
40bの外周に隙間を設ける。そして、この隙間に筒状
のゴム42を挿入し、このゴム42により、第一の回転
子鉄心40aと第二の回転子鉄心40bを固着する。そ
して、第二の回転子鉄心40bの内周にシャフト43を
固着する。そして、第一の回転子鉄心40aの外周にマ
グネット44を固着する。以上のように回転子41を構
成する。
【0005】図8において、ブラシレスDCモータ55
は、固定子50をプリミックス56でモールド形成した
フレーム57と、このフレーム57の内部に取り付けら
れた回転子35で構成されている。
【0006】上述したブラシレスDCモータに電力が通
電されると、固定子と回転子が対向している面の隙間に
回転子を回転させるための力が一定した回転トルクが発
生する。この回転トルクは、回転子鉄心、シャフトを経
由して、負荷に伝達される。
【0007】また、このブラシレスDCモータにおいて
は、駆動回路にトランジスタを用いているため、各巻線
に流れる電流の切り替え時に発生するトランジスタのス
イッチングノイズにより、また、マグネットを着磁する
際の着磁ピッチのずれにより、力の方向が時間とともに
変化する振動トルクが発生する。この振動トルクによ
り、振動が発生し、上述した回転トルクと合成されて、
回転子鉄心、シャフトを経由して、負荷たとえば、ファ
ン等に伝達される経路と、固定子を介して取付板等に伝
達する経路に分かれ、それぞれ共振等により騒音とな
る。
【0008】そこで、第一の従来例および第二の従来例
においては、回転子鉄心、シャフトを経由して伝達され
る振動の防止を目的としたものである。つまり、回転子
鉄心の内周とこの内周に固着されるシャフトの外周の間
にゴムを挿入することにより、また、回転子鉄心の内部
にゴムを挿入することにより、振動をゴムにより吸収さ
せて、振動の防止を行うことができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この第
一の従来例および第二の従来例の回転子においては、回
転子鉄心とシャフトの間または回転子鉄心間にゴムが設
けてあるため、このゴムの収縮運動により、また、ゴム
の劣化により、回転子鉄心が大きく偏心して、アンバラ
ンスになり、逆に振動を助長してしまう可能性がある。
また、回転子とこの回転子と対向する固定子との隙間が
なくなり、回転子と固定子が接触して回転子がロックす
る不具合を発生する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、中央部
に貫通した孔を有する回転体と、この回転体の孔に挿入
されたシャフトと、前記回転体の端面に配設されたスプ
リングワッシャと、前記シャフトの任意の場所に配設さ
れたワッシャ固定装置とを備え、前記回転体の孔および
この孔に対向するシャフトの外周の形状を前記回転体が
前記シャフトの円周方向に任意の角度分、移動可能であ
る形状にし、かつ、前記ワッシャ固定装置と前記回転体
の端面で前記スプリングワッシャを押圧することによ
り、前記回転体を前記シャフトに固定したことを特徴と
する電動機の回転子を提供する。
【0011】
【作用】電動機に電力が通電されると、回転体に、回転
子を所定の方向に回転させるための力の方向が一定で、
力の大きさがほぼ一定した回転トルクとともに、前述し
たトランジスタのスイッチングノイズ等により、力の方
向が時間とともに回転方向が変化する振動トルクが発生
する。
【0012】そして、この回転トルクおよび振動トルク
は、回転体からシャフトを経由して負荷に伝達される。
【0013】その際、回転トルクは、その力が一定して
いるため、回転体が任意の方向に回転すると、回転体の
内周面の一部がシャフトの外周面の一部に接触し回転体
からシャフトに回転トルクが伝達される。一方、振動ト
ルクは、その力の方向が時間とともに変化するため、回
転体が回転トルクを伝達する回転方向と反対方向に回転
すると回転体とシャフトは、非接触となり、振動トルク
を伝達しない。よってシャフトから負荷には回転トルク
のみが伝達される。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図1〜図3を用いて説明す
る。図1は、本発明における回転子の部分断面図であ
る。図2は、図1における回転子のA−A部の断面図で
ある。図3は、本発明における回転子を使用したブラシ
レスDCモータの側断面図である。
【0015】図1、図2において、回転体1は、ドーナ
ツ状の鉄板を積層して、筒状に形成された回転子鉄心2
と、この回転子鉄心2の外周に固着されたマグネット3
とで構成されている。回転子鉄心2の中央部の孔2aは
D字状に形成されている。シャフト3は、両端部の外径
が中央部の外径より小さく形成されており、両端部と中
央部の境目に、それぞれ、段付き4a、4bが形成され
ている。また、シャフト3の中央部は、回転子鉄心2の
孔2aに対応するようにD字状に形成されている。
【0016】そして、回転子鉄心2の孔2aにシャフト
4を挿入し、シャフト4の中央部に回転体1を仮固定す
る。また、回転子鉄心2の内径をシャフト5の外径より
も大きくすることにより、回転子鉄心2の内周面と、こ
の内周面に対向するシャフト5の外周面にわずかな隙間
Sを設ける。この隙間Sは、シャフト4に対する回転体
1の偏心を最小限に押さえることのできる程度で、か
つ、回転体1が円周方向にわずかに移動でき、かつ、回
転体1が軸方向上に自由に移動できる程度の隙間にす
る。そして、シャフト4の両端からそれぞれスプリング
ワッシャ6a、6bを挿入する。そして、シャフト4の
両端から段付き4a、4bまで軸受7a、7bをそれぞ
れ挿入することにより、スプリングワッシャ6a、6b
が、軸受7a、7bと回転体1の両端面との間で押圧さ
れるようにする。また、軸受の変わりにワッシャ固定装
置として止め輪等を用いてもよい。そして、スプリング
ワッシャ6a、6bの間に回転体1を固定する。以上の
ように回転子5が構成されている。
【0017】図3において、ブラシレスDCモータ10
は、固定子11をプリミックス12でモールド形成した
フレーム13と、このフレーム13の内部に取り付けら
れた回転子5で構成されている。
【0018】上述したブラシレスDCモータ10に電力
が通電されると、回転体1に、回転子5を所定の方向に
回転させるための力の方向が一定で、力の大きさがほぼ
一定した回転トルクとともに、前述したトランジスタの
スイッチングノイズ等により、力の方向が時間とともに
回転方向が変化する振動トルクが発生する。そして、こ
の回転トルクおよび振動トルクは、回転体1からシャフ
ト4を経由して負荷に伝達される。
【0019】その際、回転トルクは、その力が一定して
いるため、回転体1が任意の方向に回転すると、回転子
鉄心2の内周面の一部がシャフトの外周面の一部に接触
し、回転体1からシャフト4に回転トルクが伝達され
る。一方、振動トルクは、その力の方向が時間とともに
変化するため、回転体1が回転トルクを伝達する回転方
向と反対方向に回転すると、回転体1とシャフト4は、
非接触状態となり、振動トルクを伝達しない。よってシ
ャフト4から負荷には、回転トルクのみが伝達される。
さらに、マグネットスキュー等による軸方向上の振動が
発生した場合においても、スプリングワッシャ6a、6
bにより、振動を減衰させて、負荷に伝達させることが
できる。また、スプリングワッシャを回転子鉄心の一方
の端面のみに配設し、他方の端面は、止め輪等を用いる
ことにより、回転体を固定してもよい。
【0020】また、回転子鉄心2の孔2aおよびシャフ
ト4の中央部の形状は、D字状の他に多角形状または鍵
孔状でもよい。つまり、円周方向にわずかに移動できる
自由度があり、かつ、回転体1が回転するとシャフト4
に回転トルクが伝達できるようにする。
【0021】本実施例においては、ブラシレスDCモー
タについて述べたが、回転子とこの回転子に対向する固
定子の隙間に振動トルクが発生する他の電動機において
も同様の効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、回転子鉄心が偏心する
ことなく、負荷に伝達する振動を減衰させ、共振などの
よる騒音を減少させることができる。
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における回転子を軸方向より見た正面
図。
【図2】図1における回転子のA−A部の断面図。
【図3】本発明における回転子を使用したブラシレスD
Cモータの側断面図。
【図4】第一の従来例の回転子の斜視図。
【図5】図4における回転子のB−B断面図。
【図6】第二の従来例の回転子の斜視図。
【図7】図6における回転子のC−C断面図。
【図8】第一の従来例の回転子を使用したブラシレスD
Cモータの側断面図。
【符号の説明】
1 ・・・回転体 2、36 ・・・回転子鉄心 3、39、44・・・マグネット 4、38、43・・・シャフト 5、35、41・・・回転子 6a、6b ・・・スプリングワッシャ 7a、7b ・・・軸受 10、55 ・・・ブラシレスDCモータ 11、50 ・・・固定子 12、56 ・・・プリミックス 13、57 ・・・フレーム 37、42 ・・・ゴム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電動機の回転子において、 中央部に貫通した孔を有する回転体と、 この回転体の孔に挿入されたシャフトと、 前記回転体の端面に配設されたスプリングワッシャと、 前記シャフトの任意の場所に配設されたワッシャ固定装
    置とを備え、 前記回転体の孔およびこの孔に対向するシャフトの外周
    の形状を前記回転体が前記シャフトの円周方向に任意の
    角度分、移動可能である形状にし、かつ、前記ワッシャ
    固定装置と前記回転体の端面で前記スプリングワッシャ
    を押圧することにより、前記回転体を前記シャフトに固
    定したことを特徴とする電動機の回転子。
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