JPH08238152A - ふとんカバーの縫製方法及び縫製装置 - Google Patents
ふとんカバーの縫製方法及び縫製装置Info
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- JPH08238152A JPH08238152A JP4720295A JP4720295A JPH08238152A JP H08238152 A JPH08238152 A JP H08238152A JP 4720295 A JP4720295 A JP 4720295A JP 4720295 A JP4720295 A JP 4720295A JP H08238152 A JPH08238152 A JP H08238152A
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- Bedding Items (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長尺の表生地、裏生地及びファスナーとを連
続的に供給しつつ、両方の生地の一側縁にファスナーを
縫着して全体として筒状に縫製し、一定長さに裁断して
ふとんカバーに仕上げるふとんカバー縫製方法におい
て、ファスナーの縫着にまちテープを用いることなくフ
ァスナーを直接両方の生地に縫着することにより生産コ
ストを低減することである。 【構成】 表生地29の一側縁にファスナー隠し縁31
を形成する第1工程、上記ファスナー隠し縁31にファ
スナー20を重ねて縫着する第2工程、上記ファスナー
隠し縁31を表生地29上面へ折り返す第3工程、長尺
の裏生地30を重ね、これに所要のたるみ57をもたせ
て裏生地30とファスナー20、及び裏生地30と表生
地29とを縫着して筒状体58を形成する第4工程、フ
ァスナー隠し縁31を元の状態に折り戻すと共に上記の
たるみ57を消失せしめ、筒状体58を所定長さに裁断
し、袋状に縫製する第5工程とからなるふとんカバー縫
製方法。
続的に供給しつつ、両方の生地の一側縁にファスナーを
縫着して全体として筒状に縫製し、一定長さに裁断して
ふとんカバーに仕上げるふとんカバー縫製方法におい
て、ファスナーの縫着にまちテープを用いることなくフ
ァスナーを直接両方の生地に縫着することにより生産コ
ストを低減することである。 【構成】 表生地29の一側縁にファスナー隠し縁31
を形成する第1工程、上記ファスナー隠し縁31にファ
スナー20を重ねて縫着する第2工程、上記ファスナー
隠し縁31を表生地29上面へ折り返す第3工程、長尺
の裏生地30を重ね、これに所要のたるみ57をもたせ
て裏生地30とファスナー20、及び裏生地30と表生
地29とを縫着して筒状体58を形成する第4工程、フ
ァスナー隠し縁31を元の状態に折り戻すと共に上記の
たるみ57を消失せしめ、筒状体58を所定長さに裁断
し、袋状に縫製する第5工程とからなるふとんカバー縫
製方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ふとんカバーの縫製
方法及び縫製装置並びに該ふとんカバーに縫着されるフ
ァスナーに関するものである。
方法及び縫製装置並びに該ふとんカバーに縫着されるフ
ァスナーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ふとんカバーは、一般に表生地と裏生地
を袋状に縫着したものであり、その一側縁にスライドフ
ァスナーを装着してふとんの出し入れのための開口部を
設けている。このようなふとんカバーを長尺の表生地と
裏生地及びファスナーを用いて連続的に縫製する方法と
して、図14に示す方法が知られている(特開平4−1
80793号公報)。
を袋状に縫着したものであり、その一側縁にスライドフ
ァスナーを装着してふとんの出し入れのための開口部を
設けている。このようなふとんカバーを長尺の表生地と
裏生地及びファスナーを用いて連続的に縫製する方法と
して、図14に示す方法が知られている(特開平4−1
80793号公報)。
【0003】この方法は、裏生地1の一側縁にファスナ
ー隠し縁2を形成すると共に、その下面にファスナー3
を重ね、該隠し縁2の内側とファスナー3の内側テープ
4とを縫着し、また、該ファスナー3の外側テープ5に
まちテープ(こまち)6を縫着する(同図(a)参
照)。
ー隠し縁2を形成すると共に、その下面にファスナー3
を重ね、該隠し縁2の内側とファスナー3の内側テープ
4とを縫着し、また、該ファスナー3の外側テープ5に
まちテープ(こまち)6を縫着する(同図(a)参
照)。
【0004】次に、上記裏生地1上に表生地7を重ね、
その表生地2の一側縁とまちテープ6とを縫着すると共
に、表生地7と裏生地1の他側縁相互を縫着して長尺の
筒状体を形成する(同図(b)参照)。
その表生地2の一側縁とまちテープ6とを縫着すると共
に、表生地7と裏生地1の他側縁相互を縫着して長尺の
筒状体を形成する(同図(b)参照)。
【0005】次に、上記筒状体を所定の長さに裁断して
袋状に縫製し、表裏反転して仕上げる(同図(c)参
照)。
袋状に縫製し、表裏反転して仕上げる(同図(c)参
照)。
【0006】上記のファスナー3は図15に示すよう
に、長尺の内側テープ4と外側テープ5との間に連続し
たムシ列8を設けたものであり、袋状に仕上げられた段
階でそのムシ列8にスライダーを嵌合すると共に、ムシ
列8の両端に止め金をかしめる作業が行われる。
に、長尺の内側テープ4と外側テープ5との間に連続し
たムシ列8を設けたものであり、袋状に仕上げられた段
階でそのムシ列8にスライダーを嵌合すると共に、ムシ
列8の両端に止め金をかしめる作業が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の縫製方法は、フ
ァスナー3の外側テープ5を表生地7の一側縁に直接縫
着することを避けるために、その外側テープ5にまちテ
ープ6を継ぎ足し、その継ぎ足したまちテープ6と表生
地7とを縫着するようにしている。もし、このようなま
ちテープ6を用いることなく、直接表生地7を外側テー
プ5に縫着しようとすれば、ファスナー隠し縁2が邪魔
になり縫製作業が困難となる問題がある。
ァスナー3の外側テープ5を表生地7の一側縁に直接縫
着することを避けるために、その外側テープ5にまちテ
ープ6を継ぎ足し、その継ぎ足したまちテープ6と表生
地7とを縫着するようにしている。もし、このようなま
ちテープ6を用いることなく、直接表生地7を外側テー
プ5に縫着しようとすれば、ファスナー隠し縁2が邪魔
になり縫製作業が困難となる問題がある。
【0008】前記のまちテープ6の採用はこのような問
題を解消する一つの手段ではあるが、部品の増加をもた
らしコスト高の原因になると共に、図14(c)からわ
かるように、製品の外観上まちテープ6が外部に露出す
るので体裁を損なう問題もある。
題を解消する一つの手段ではあるが、部品の増加をもた
らしコスト高の原因になると共に、図14(c)からわ
かるように、製品の外観上まちテープ6が外部に露出す
るので体裁を損なう問題もある。
【0009】一方、上記のごときふとんカバーの連結縫
製に用いる長尺のファスナーとして、図15(b)に示
すように予め1枚のふとんカバーの開口長さに合わせた
ムシ列8を設け、そのムシ列8にスライダー9を嵌合す
ると共に、ムシ列8の両端に止め金10をかしめたもの
を1ユニットとし、各ユニット間に一定の間隔のムシ列
8の存在しないスリット部11(このスリット部11は
スライダー9を嵌合させるために必要)を設けたものを
用い、前記の縫製工程において表生地、裏生地を筒状に
縫製したのち所定長さに裁断する際に、ファスナーの部
分については前記のスリット部分11の中間で切断する
ようにすれば、スライダーの嵌合作業や止め金のかしめ
作業を省略でき、生産能率を向上させることが一応考え
られる。
製に用いる長尺のファスナーとして、図15(b)に示
すように予め1枚のふとんカバーの開口長さに合わせた
ムシ列8を設け、そのムシ列8にスライダー9を嵌合す
ると共に、ムシ列8の両端に止め金10をかしめたもの
を1ユニットとし、各ユニット間に一定の間隔のムシ列
8の存在しないスリット部11(このスリット部11は
スライダー9を嵌合させるために必要)を設けたものを
用い、前記の縫製工程において表生地、裏生地を筒状に
縫製したのち所定長さに裁断する際に、ファスナーの部
分については前記のスリット部分11の中間で切断する
ようにすれば、スライダーの嵌合作業や止め金のかしめ
作業を省略でき、生産能率を向上させることが一応考え
られる。
【0010】しかし、上記のごときファスナーを用いる
と、裁断後袋状に縫製する際、スリット部11の両側に
分かれたテープ4、5がミシンの布押さえ金により引き
ずられ、図16に示すようにテープ4、5の端部がスリ
ット部11の部分で広がった状態に縫製され、製品価値
を低下させる問題がある。
と、裁断後袋状に縫製する際、スリット部11の両側に
分かれたテープ4、5がミシンの布押さえ金により引き
ずられ、図16に示すようにテープ4、5の端部がスリ
ット部11の部分で広がった状態に縫製され、製品価値
を低下させる問題がある。
【0011】そこで、この発明は以上のごとき問題点を
解消し、まちテープを用いることなくふとんカバーを連
続縫製できる製造方法、製造装置及びその縫製に適した
ファスナーを提供することを目的とする。
解消し、まちテープを用いることなくふとんカバーを連
続縫製できる製造方法、製造装置及びその縫製に適した
ファスナーを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのふとんカバーの製造方法は、長尺の表生地を連続的
に供給しつつその一側縁を裏面側に巻き曲げてファスナ
ー隠し縁を形成する第1工程、上記ファスナー隠し縁の
下面に長尺のファスナーを同一速度・同一張力で連続的
に供給しつつ重ね、該ファスナー隠し縁の内側とファス
ナー内側テープとを縫着する第2工程、上記ファスナー
隠し縁を表生地上面へ折り返してファスナーを露出させ
る第3工程、上記表生地とファスナーの上面に長尺の裏
生地を同一速度・同一張力で連続的に供給して重ね、該
裏生地に幅方向の所定のたるみを形成しつつ該裏生地の
一側縁を上記ファスナーの外側テープに縫着し、かつ上
記表生地と裏生地の他側縁相互を縫着し長尺の筒状体を
形成する第4工程、上記ファスナー隠し縁を元の状態に
折り戻すと共に、上記のたるみを消失せしめたのち、上
記筒状体を所定長さに裁断し、袋状に縫製する第5工
程、前記第4工程における裏生地の幅方向の所定のたる
み量を、該裏生地のファスナーに対する縫着の重ね代ろ
を見込んだ大きさに設定したものである。
めのふとんカバーの製造方法は、長尺の表生地を連続的
に供給しつつその一側縁を裏面側に巻き曲げてファスナ
ー隠し縁を形成する第1工程、上記ファスナー隠し縁の
下面に長尺のファスナーを同一速度・同一張力で連続的
に供給しつつ重ね、該ファスナー隠し縁の内側とファス
ナー内側テープとを縫着する第2工程、上記ファスナー
隠し縁を表生地上面へ折り返してファスナーを露出させ
る第3工程、上記表生地とファスナーの上面に長尺の裏
生地を同一速度・同一張力で連続的に供給して重ね、該
裏生地に幅方向の所定のたるみを形成しつつ該裏生地の
一側縁を上記ファスナーの外側テープに縫着し、かつ上
記表生地と裏生地の他側縁相互を縫着し長尺の筒状体を
形成する第4工程、上記ファスナー隠し縁を元の状態に
折り戻すと共に、上記のたるみを消失せしめたのち、上
記筒状体を所定長さに裁断し、袋状に縫製する第5工
程、前記第4工程における裏生地の幅方向の所定のたる
み量を、該裏生地のファスナーに対する縫着の重ね代ろ
を見込んだ大きさに設定したものである。
【0013】また、上記の目的を達成するためのふとん
カバーの製造装置は、長尺の表生地、裏生地及びファス
ナーを連続的に同一方向へ同一速度・同一張力で供給す
る材料供給装置、上記表生地の一側縁に形成されたファ
スナー隠し縁の下面に上記ファスナーを重ね、該ファス
ナー隠し縁の内側とファスナー内側テープとを縫着する
第1ミシン、上記材料供給装置の固定部から上記ファス
ナー隠し縁上に延び出し、該隠し縁を外方からすくい上
げて表生地上に折り返すファスナー隠し縁折り返し部、
上記材料供給装置の固定部から上記表生地と裏生地との
間に延び出し、該裏生地をその長さ方向の所要の範囲所
要高さ持ち上げるたるみ形成板と、上記固定部から延び
出し、該たるみ形成板上の裏生地上に嵌合される生地押
さえ部材とからなるたるみ形成装置、上記たるみ形成装
置により形成された裏生地のたるみを保持しつつ上記裏
生地の一側縁とファスナーの外側テープとを縫着する第
2ミシン並びに上記裏生地と表生地の他側縁相互を縫着
する第3ミシン、上記材料供給装置の固定部から上記表
生地と裏生地との間に延び出し、前記のファスナー隠し
縁を元の状態に折り戻すと共に前記のたるみを消失せし
める水平の板状体からなる折り戻し部、上記第2及び第
3ミシンによる縫着により形成された長尺の筒状体を所
定長さに裁断する裁断部、上記裁断された筒状体の両端
を縫着する縫着部、以上のものを表生地、裏生地の移動
方向に沿って順に設置した構成としたものである。
カバーの製造装置は、長尺の表生地、裏生地及びファス
ナーを連続的に同一方向へ同一速度・同一張力で供給す
る材料供給装置、上記表生地の一側縁に形成されたファ
スナー隠し縁の下面に上記ファスナーを重ね、該ファス
ナー隠し縁の内側とファスナー内側テープとを縫着する
第1ミシン、上記材料供給装置の固定部から上記ファス
ナー隠し縁上に延び出し、該隠し縁を外方からすくい上
げて表生地上に折り返すファスナー隠し縁折り返し部、
上記材料供給装置の固定部から上記表生地と裏生地との
間に延び出し、該裏生地をその長さ方向の所要の範囲所
要高さ持ち上げるたるみ形成板と、上記固定部から延び
出し、該たるみ形成板上の裏生地上に嵌合される生地押
さえ部材とからなるたるみ形成装置、上記たるみ形成装
置により形成された裏生地のたるみを保持しつつ上記裏
生地の一側縁とファスナーの外側テープとを縫着する第
2ミシン並びに上記裏生地と表生地の他側縁相互を縫着
する第3ミシン、上記材料供給装置の固定部から上記表
生地と裏生地との間に延び出し、前記のファスナー隠し
縁を元の状態に折り戻すと共に前記のたるみを消失せし
める水平の板状体からなる折り戻し部、上記第2及び第
3ミシンによる縫着により形成された長尺の筒状体を所
定長さに裁断する裁断部、上記裁断された筒状体の両端
を縫着する縫着部、以上のものを表生地、裏生地の移動
方向に沿って順に設置した構成としたものである。
【0014】上記の製造方法及び製造装置において、表
生地上に重ねた裏生地をファスナーの外側テープに縫着
する際、その裏生地に一定のたるみを付与するのは、該
裏生地と外側テープは縫着のための一定幅の重ね代ろが
あるため、袋状に縫製したのち表裏反転させる際に、裏
生地を上記重ね代ろの分だけ折り返す必要があるからで
ある。また、上記のたるみは、先に一旦折り返したファ
スナー隠し縁を元の状態に折り戻す際の余裕を与え、該
ファスナー隠し縁を十分広幅にとる必要のためにも形成
される。
生地上に重ねた裏生地をファスナーの外側テープに縫着
する際、その裏生地に一定のたるみを付与するのは、該
裏生地と外側テープは縫着のための一定幅の重ね代ろが
あるため、袋状に縫製したのち表裏反転させる際に、裏
生地を上記重ね代ろの分だけ折り返す必要があるからで
ある。また、上記のたるみは、先に一旦折り返したファ
スナー隠し縁を元の状態に折り戻す際の余裕を与え、該
ファスナー隠し縁を十分広幅にとる必要のためにも形成
される。
【0015】次に、前記の目的を達成するファスナー
は、ふとんカバーの縫製工程中にその開口部に縫着され
る長尺のファスナーにおいて、1枚のふとんカバーの開
口部の長さに相当する範囲の両端に止め金を取付け、そ
の両止め金間のムシ列にスライダーを係合して1ユニッ
トを形成し、隣接するユニット相互間の直近の一対の止
め金相互の間隔を各止め金に最も近いふとんのカバーの
端部までの距離の2倍に設定し、上記一対の止め金のう
ちの一方の止め金から両止め金間の切断位置を越える範
囲に前記ユニットのムシ列に連続した補助ムシ列を形成
し、該補助ムシ列の終端と他方の止め金間にムシ列の存
在しないスリット部を設けた構成としたものである。
は、ふとんカバーの縫製工程中にその開口部に縫着され
る長尺のファスナーにおいて、1枚のふとんカバーの開
口部の長さに相当する範囲の両端に止め金を取付け、そ
の両止め金間のムシ列にスライダーを係合して1ユニッ
トを形成し、隣接するユニット相互間の直近の一対の止
め金相互の間隔を各止め金に最も近いふとんのカバーの
端部までの距離の2倍に設定し、上記一対の止め金のう
ちの一方の止め金から両止め金間の切断位置を越える範
囲に前記ユニットのムシ列に連続した補助ムシ列を形成
し、該補助ムシ列の終端と他方の止め金間にムシ列の存
在しないスリット部を設けた構成としたものである。
【0016】上記ファスナーは、前記の縫製工程におい
て、長尺の筒状体を一定長さに裁断する際、止め金相互
間の所定の切断位置で裁断されるが、補助ムシ列の一部
がその切断位置の両側に残るので、縫製の際に内側テー
プ及び外側テープはその残存した補助ムシ列により結合
される。従って、ミシンによりテープが引きづられるよ
うなことがなく、体裁よく縫着される。
て、長尺の筒状体を一定長さに裁断する際、止め金相互
間の所定の切断位置で裁断されるが、補助ムシ列の一部
がその切断位置の両側に残るので、縫製の際に内側テー
プ及び外側テープはその残存した補助ムシ列により結合
される。従って、ミシンによりテープが引きづられるよ
うなことがなく、体裁よく縫着される。
【0017】
【実施例】図1はこの実施例において使用されるファス
ナー20を示す。このファスナー20は、2本の両側テ
ープ21、22(以下の実施例では符号21を内側テー
プ、22を外側テープと称する)の間に1ユニットの長
さのムシ列23を設けると共に、そのムシ列23に1箇
又は2箇のスライダー24(図示の場合は1箇)を嵌合
させ、そのムシ列23の両端に止め金25、26をかし
めている。各ユニット間の最も近い一対の止め金25、
26相互の間隔は縫製を完了したふとんカバー(図2参
照)において、その一端の止め金25からカバー端部ま
での距離Lの2倍に設定される。
ナー20を示す。このファスナー20は、2本の両側テ
ープ21、22(以下の実施例では符号21を内側テー
プ、22を外側テープと称する)の間に1ユニットの長
さのムシ列23を設けると共に、そのムシ列23に1箇
又は2箇のスライダー24(図示の場合は1箇)を嵌合
させ、そのムシ列23の両端に止め金25、26をかし
めている。各ユニット間の最も近い一対の止め金25、
26相互の間隔は縫製を完了したふとんカバー(図2参
照)において、その一端の止め金25からカバー端部ま
での距離Lの2倍に設定される。
【0018】また、上記一対の止め金25、26間に
は、一方のユニットのムシ列23と連続した補助ムシ列
27が一方の止め金26を越えて延長形成され、その補
助ムシ列27の終端は止め金25、26間の切断装置a
を越える。補助ムシ列27の終端と他方の止め金25と
の間はムシ列の存在しないスリット部28となってい
る。そのスリット部28はファスナー製作時においてス
ライダー24を嵌合させる必要上設けられる上記のよう
な補助ムシ列27を設けたことにより、後述のように、
これをふとんカバーの長尺の表生地29と裏生地30に
縫着したのち、一定長さに裁断する際、止め金25、2
6間の切断位置aで裁断した際、図2に示すようにその
裁断によって分けられたいずれの側も両側のテープ2
1、22の端部が補助ムシ列27の残存部分により連結
され、分離することがない。従って、ミシンによる縫製
時にテープ21、22が引きづられて拡がるという不都
合がない。
は、一方のユニットのムシ列23と連続した補助ムシ列
27が一方の止め金26を越えて延長形成され、その補
助ムシ列27の終端は止め金25、26間の切断装置a
を越える。補助ムシ列27の終端と他方の止め金25と
の間はムシ列の存在しないスリット部28となってい
る。そのスリット部28はファスナー製作時においてス
ライダー24を嵌合させる必要上設けられる上記のよう
な補助ムシ列27を設けたことにより、後述のように、
これをふとんカバーの長尺の表生地29と裏生地30に
縫着したのち、一定長さに裁断する際、止め金25、2
6間の切断位置aで裁断した際、図2に示すようにその
裁断によって分けられたいずれの側も両側のテープ2
1、22の端部が補助ムシ列27の残存部分により連結
され、分離することがない。従って、ミシンによる縫製
時にテープ21、22が引きづられて拡がるという不都
合がない。
【0019】次に、上記ふとんカバーの縫製工程を各工
程を実行する縫製装置と共に説明する。
程を実行する縫製装置と共に説明する。
【0020】(第1工程)図3(a)図は第1工程を示
すものであり、長尺の表生地29を連続的に供給しつつ
その一側縁を裏面側に巻き曲げてファスナー隠し縁31
を形成する工程である。
すものであり、長尺の表生地29を連続的に供給しつつ
その一側縁を裏面側に巻き曲げてファスナー隠し縁31
を形成する工程である。
【0021】上記の第1工程を実行する装置は、図4、
図5に示す材料供給装置32の表生地案内ローラ34の
下方において、表生地29の一側縁に沿って材料供給装
置32のフレーム35にアーム36により取付けた巻き
曲げ金具37と、前記ローラ34の後方においてフレー
ム35にアーム38により取付けた巻き曲げ整形金具3
9とにより構成される。上記の巻き曲げ金具37は、図
6、図7に示すように、横向きのU字形をなしており、
準備段階で作業員の手によりそのU字形の溝内に3つ折
りに巻き曲げた表生地29の側縁を通し、その溝底で若
干内向きに押しておく。
図5に示す材料供給装置32の表生地案内ローラ34の
下方において、表生地29の一側縁に沿って材料供給装
置32のフレーム35にアーム36により取付けた巻き
曲げ金具37と、前記ローラ34の後方においてフレー
ム35にアーム38により取付けた巻き曲げ整形金具3
9とにより構成される。上記の巻き曲げ金具37は、図
6、図7に示すように、横向きのU字形をなしており、
準備段階で作業員の手によりそのU字形の溝内に3つ折
りに巻き曲げた表生地29の側縁を通し、その溝底で若
干内向きに押しておく。
【0022】また巻き曲げ整形金具39は図8に示すよ
うに、受け板41の外端を下面側にU形に折り返して内
側折り返し部42を形成し、その内側折り返し部42の
外側にU形の外側案内部材43を被せ、該部材43の下
面の内端を上向きに屈曲して上記受け板41の下面に固
着し、また外側案内部材43のわん曲部外側面をアーム
38に固着している。上記の内側折り返し部42と外側
室内部材43との間に、3つ折りに巻き曲げたファスナ
ー隠し縁31が通過できるように、偏平なうず巻き形の
案内溝44が形成される。
うに、受け板41の外端を下面側にU形に折り返して内
側折り返し部42を形成し、その内側折り返し部42の
外側にU形の外側案内部材43を被せ、該部材43の下
面の内端を上向きに屈曲して上記受け板41の下面に固
着し、また外側案内部材43のわん曲部外側面をアーム
38に固着している。上記の内側折り返し部42と外側
室内部材43との間に、3つ折りに巻き曲げたファスナ
ー隠し縁31が通過できるように、偏平なうず巻き形の
案内溝44が形成される。
【0023】上記受け板41の前端コーナ部に切り欠き
部45を設け、ファスナー隠し縁31を案内溝44へ導
入しやすくしている。
部45を設け、ファスナー隠し縁31を案内溝44へ導
入しやすくしている。
【0024】表生地29の側縁は、前記の巻き曲げ金具
37により大略3つ折りに巻き曲げられ、その形状を維
持しつつ巻き曲げ整形金具39を通過することにより、
次の第1ミシン46による縫製の直前で、ファスナー隠
し縁31の巻き曲げ状態が整形保持される。
37により大略3つ折りに巻き曲げられ、その形状を維
持しつつ巻き曲げ整形金具39を通過することにより、
次の第1ミシン46による縫製の直前で、ファスナー隠
し縁31の巻き曲げ状態が整形保持される。
【0025】なお、材料供給装置32は駆動源及び適宜
数のローラにより構成されるが、駆動力は3本の摩擦ロ
ーラからなる駆動ローラ85により与えられる。
数のローラにより構成されるが、駆動力は3本の摩擦ロ
ーラからなる駆動ローラ85により与えられる。
【0026】(第2工程)第2工程は図3(b)に示す
ように、前記のファスナー隠し縁31の下面に長尺のフ
ァスナー20を同一速度・同一張力で連続的に供給しつ
つ重ね、該ファスナー隠し縁31の内側とファスナー2
0の内側テープ21とを縫着する工程である。前記のフ
ァスナー隠し縁31は、図3(b)からもわかるように
ファスナー20の幅とほぼ等しく形成される。
ように、前記のファスナー隠し縁31の下面に長尺のフ
ァスナー20を同一速度・同一張力で連続的に供給しつ
つ重ね、該ファスナー隠し縁31の内側とファスナー2
0の内側テープ21とを縫着する工程である。前記のフ
ァスナー隠し縁31は、図3(b)からもわかるように
ファスナー20の幅とほぼ等しく形成される。
【0027】上記の第3工程を実行する装置は図6に示
すように、前記の表生地29の下面に沿って設けられた
ファスナー案内ローラ47、そのローラ47の次に設け
られたチャンネル状のファスナーガイド48、及びその
ファスナーガイド48の次に配置された前述の巻き曲げ
整形金具39を介して、第1ミシン46を設置したもの
である。
すように、前記の表生地29の下面に沿って設けられた
ファスナー案内ローラ47、そのローラ47の次に設け
られたチャンネル状のファスナーガイド48、及びその
ファスナーガイド48の次に配置された前述の巻き曲げ
整形金具39を介して、第1ミシン46を設置したもの
である。
【0028】第1ミシン46は、図6では図示の簡略化
のため針49を1本しか示していないが、実際は2本並
設され、それらの縫い目51、52(図3(b)参照)
により、ファスナー隠し縁31の内側とファスナー20
の内側テープ21とが縫着される。
のため針49を1本しか示していないが、実際は2本並
設され、それらの縫い目51、52(図3(b)参照)
により、ファスナー隠し縁31の内側とファスナー20
の内側テープ21とが縫着される。
【0029】(第3工程)第3工程は、図3(c)に示
すように、ファスナー隠し縁31を表生地21の上面へ
折り返してファスナー20を露出させる工程である。
すように、ファスナー隠し縁31を表生地21の上面へ
折り返してファスナー20を露出させる工程である。
【0030】上記の第3工程を実行する装置は、前記の
第1ミシン46の後方に設置されたファスナー隠し縁折
り返し部53である。これは図9に示すように、第1ミ
シン46に近い部分に設けられた案内片54と、その次
に設けられた押さえ片55とにより形成される。
第1ミシン46の後方に設置されたファスナー隠し縁折
り返し部53である。これは図9に示すように、第1ミ
シン46に近い部分に設けられた案内片54と、その次
に設けられた押さえ片55とにより形成される。
【0031】上記の案内片54は、フレーム36に固定
された金属片の先端を横向きU字形の屈曲して案内溝5
6を形成したものであり、その案内溝56に前記ファス
ナー隠し縁31の外側部分を通過させる。上記の案内片
54はファスナー隠し縁31の外側縁をすくい上げ、縫
い目51の部分から折り返す作用をなす。前記の押さえ
片55はその折り返されたファスナー隠し縁31を表生
地29の上面に軽く押さえる。これによりファスナー2
0の上面が露出される。
された金属片の先端を横向きU字形の屈曲して案内溝5
6を形成したものであり、その案内溝56に前記ファス
ナー隠し縁31の外側部分を通過させる。上記の案内片
54はファスナー隠し縁31の外側縁をすくい上げ、縫
い目51の部分から折り返す作用をなす。前記の押さえ
片55はその折り返されたファスナー隠し縁31を表生
地29の上面に軽く押さえる。これによりファスナー2
0の上面が露出される。
【0032】(第4工程)第4工程は、図3(d)に示
すように、前記の表生地29とファスナー20の上面に
長尺の裏生地30を同一速度・同一張力で連続的に供給
して重ね、該裏生地30に幅方向の所定のたるみ57を
形成しつつ該裏生地30の一側縁を前記ファスナー20
の外側テープ22に縫着し、かつ前記表生地29と裏生
地30の他側縁相互を縫着して長尺の筒状体58を形成
する工程である。
すように、前記の表生地29とファスナー20の上面に
長尺の裏生地30を同一速度・同一張力で連続的に供給
して重ね、該裏生地30に幅方向の所定のたるみ57を
形成しつつ該裏生地30の一側縁を前記ファスナー20
の外側テープ22に縫着し、かつ前記表生地29と裏生
地30の他側縁相互を縫着して長尺の筒状体58を形成
する工程である。
【0033】上記の第4工程のうち、裏生地30を供給
装置は、図4、図5に示した裏生地案内ロール59、6
1、62であり、また、その裏生地30に所要のたるみ
57をもたせる装置は、たるみ形成装置63である。ま
た、裏生地30とファスナー20の外側テープ22とは
第2ミシン64により、また裏生地30と表生地29の
他側縁相互は第3ミシン65によりそれぞれ縫着され
る。
装置は、図4、図5に示した裏生地案内ロール59、6
1、62であり、また、その裏生地30に所要のたるみ
57をもたせる装置は、たるみ形成装置63である。ま
た、裏生地30とファスナー20の外側テープ22とは
第2ミシン64により、また裏生地30と表生地29の
他側縁相互は第3ミシン65によりそれぞれ縫着され
る。
【0034】前記のたるみ形成装置63は、図10及び
図11に示すように、フレーム35に固定された下アー
ム66が、先に折り返されたファスナー隠し縁31の部
分を越えて裏生地30と表生地29との間に延び出し、
その先端をL形に屈曲して材料の流れの方向のたるみ形
成板67を設け、これにより裏生地30を所要高さだけ
持ち上げ、たるみ57を形成するようにしている。
図11に示すように、フレーム35に固定された下アー
ム66が、先に折り返されたファスナー隠し縁31の部
分を越えて裏生地30と表生地29との間に延び出し、
その先端をL形に屈曲して材料の流れの方向のたるみ形
成板67を設け、これにより裏生地30を所要高さだけ
持ち上げ、たるみ57を形成するようにしている。
【0035】また、上記の下アーム66上には、フレー
ム35に固定された上アーム68が設けられる。この上
アーム68は、裏生地30の上面に延び出しており、そ
の先端に前記のたるみ形成板67に嵌合する下向きU字
形の生地押さえ部材69が設けられ、該たるみ形成板6
7によって持ち上げられた裏生地30のたるみ57の部
分を軽く押さえる(図11(a)参照)。なお、上記の
たるみ形成装置63の必要性については説明の便宜上後
述する。
ム35に固定された上アーム68が設けられる。この上
アーム68は、裏生地30の上面に延び出しており、そ
の先端に前記のたるみ形成板67に嵌合する下向きU字
形の生地押さえ部材69が設けられ、該たるみ形成板6
7によって持ち上げられた裏生地30のたるみ57の部
分を軽く押さえる(図11(a)参照)。なお、上記の
たるみ形成装置63の必要性については説明の便宜上後
述する。
【0036】上記のたるみ装置63の後方には、裏生地
30の一側縁とファスナー20の外側テープ22とを縫
着する第2ミシン64が設置される。
30の一側縁とファスナー20の外側テープ22とを縫
着する第2ミシン64が設置される。
【0037】この第2ミシン64も図10では簡略化の
ため1本針で示してるが、実際は2本針であり、図1
(d)にそれらのその縫い目71、72を示す。また、
上記第2ミシン64と反対側には裏生地30と表生地2
9の他側縁相互を縫着する第3ミシン65が設置される
(図5参照)。図1(d)にその縫い目73、74を示
す。
ため1本針で示してるが、実際は2本針であり、図1
(d)にそれらのその縫い目71、72を示す。また、
上記第2ミシン64と反対側には裏生地30と表生地2
9の他側縁相互を縫着する第3ミシン65が設置される
(図5参照)。図1(d)にその縫い目73、74を示
す。
【0038】(第5工程)第5工程は図1(e)に示す
ように、先の第3工程で表生地29上に折り返されたフ
ァスナー隠し縁31を元の状態に折り戻すと共に前記の
たるみ57を消失せしめ、その後長尺の筒状体58を所
定長さに裁断し、その裁断した両端部を縫着して袋状に
縫製する工程である。
ように、先の第3工程で表生地29上に折り返されたフ
ァスナー隠し縁31を元の状態に折り戻すと共に前記の
たるみ57を消失せしめ、その後長尺の筒状体58を所
定長さに裁断し、その裁断した両端部を縫着して袋状に
縫製する工程である。
【0039】ファスナー隠し縁31を元の状態に折り戻
すと共にたるみを解消する折り戻し装置78は(図1
0、図12参照)、前記第2ミシン64の布押さえ75
の後方に設けられた板状体76により形成され、その板
状体76は前記の下アーム66を第2ミシン64の後方
まで延長して形成した延長アーム81に固着される。
すと共にたるみを解消する折り戻し装置78は(図1
0、図12参照)、前記第2ミシン64の布押さえ75
の後方に設けられた板状体76により形成され、その板
状体76は前記の下アーム66を第2ミシン64の後方
まで延長して形成した延長アーム81に固着される。
【0040】上記の板状体79は、図12に示すよう
に、折り戻されたファスナー隠し縁31の上面を軽く押
さえる。これにより、ファスナー隠し縁31は、図1
(e)に示すように、ほぼファスナー20の外側テープ
22いっぱいに折り戻される。この折り戻しと同時に裏
生地30の前記のたるみ57が、外側テープ22と裏生
地30との縫着による重ね代ろ82の上部に移り、ファ
スナー隠し縁31の外側縁を受け入れる余裕分83とな
る。前記のたるみ57が外側縁に移って余裕分83とな
るため、見掛け上裏生地30のたるみ57が消失する。
に、折り戻されたファスナー隠し縁31の上面を軽く押
さえる。これにより、ファスナー隠し縁31は、図1
(e)に示すように、ほぼファスナー20の外側テープ
22いっぱいに折り戻される。この折り戻しと同時に裏
生地30の前記のたるみ57が、外側テープ22と裏生
地30との縫着による重ね代ろ82の上部に移り、ファ
スナー隠し縁31の外側縁を受け入れる余裕分83とな
る。前記のたるみ57が外側縁に移って余裕分83とな
るため、見掛け上裏生地30のたるみ57が消失する。
【0041】上記の余裕分83の部分は、袋状のふとん
カバーに縫い上げたのち、表生地29と裏生地30の表
裏を反転させた際、図11(b)の一点鎖線で示すよう
に、重ね代ろ82に重さなった部分がファスナー20の
外側テープ22側に折り返される。上記の余裕分83及
びその余裕分83をもたらしたたるみ57が万一存在し
ないとすれば、ファスナー隠し縁31を折り戻す余裕が
なく、従ってファスナー隠し縁31の幅を小さくしなけ
ればならない。また、表裏反転時に縫い目72の部分で
外側テープ22が直接折り返され、その折り返し部分が
外部に露出することになる。
カバーに縫い上げたのち、表生地29と裏生地30の表
裏を反転させた際、図11(b)の一点鎖線で示すよう
に、重ね代ろ82に重さなった部分がファスナー20の
外側テープ22側に折り返される。上記の余裕分83及
びその余裕分83をもたらしたたるみ57が万一存在し
ないとすれば、ファスナー隠し縁31を折り戻す余裕が
なく、従ってファスナー隠し縁31の幅を小さくしなけ
ればならない。また、表裏反転時に縫い目72の部分で
外側テープ22が直接折り返され、その折り返し部分が
外部に露出することになる。
【0042】しかし、上記のようなたるみ57及びこれ
によって生じる余裕分83の存在により上記のごとき不
都合が解消され、ファスナー隠し縁31の幅を十分広く
とることができると共に、外側テープ22の露出を避け
ることができる。以上がたるみ形成装置63の必要性で
ある。
によって生じる余裕分83の存在により上記のごとき不
都合が解消され、ファスナー隠し縁31の幅を十分広く
とることができると共に、外側テープ22の露出を避け
ることができる。以上がたるみ形成装置63の必要性で
ある。
【0043】さて、前述のようにして、テープ隠し縁3
1が折り戻されると共に、裏生地30のたるみ57が消
失した筒状体58は、前記の駆動ローラ85により駆動
され、案内ローラ84及び上下一対の搬送ローラ87を
経て裁断部88に送り込まれる。
1が折り戻されると共に、裏生地30のたるみ57が消
失した筒状体58は、前記の駆動ローラ85により駆動
され、案内ローラ84及び上下一対の搬送ローラ87を
経て裁断部88に送り込まれる。
【0044】上記の駆動ローラ85と案内ローラ84と
の間には、筒状体58の貯溜部80が設けられる。この
貯溜部80は、裁断部88においてそのカッター89が
横断方向に走行する際、搬送ローラ87を一時的に停止
させ、案内ローラ84以降の筒状体58の送りを止めた
際、駆動ローラ85の送り作用により連続的に送られる
後続の筒状体58を一時的にたるませて貯留するために
設けられる。
の間には、筒状体58の貯溜部80が設けられる。この
貯溜部80は、裁断部88においてそのカッター89が
横断方向に走行する際、搬送ローラ87を一時的に停止
させ、案内ローラ84以降の筒状体58の送りを止めた
際、駆動ローラ85の送り作用により連続的に送られる
後続の筒状体58を一時的にたるませて貯留するために
設けられる。
【0045】センサー86は、図13に示すように、フ
ァスナー20が通過する部分において、裏生地30上に
設けられ、上下する方向に回動自在の検知ローラ91が
ファスナー20のスライダー24による膨み部分で上方
に持上げられた際に、その上方に設けたリミットスイッ
チ92を作動させ、制御装置に信号を出力する。スライ
ダー24を止め金25に接触する定位置に存在するよう
にファスナー20を予め製作しておくことにより、その
スライダー24の位置を基準として、切断線a(図1参
照)がカッター89の直下に到達した際搬送ローラ87
を停止させ、カッター89を走行させて裁断を行う。
ァスナー20が通過する部分において、裏生地30上に
設けられ、上下する方向に回動自在の検知ローラ91が
ファスナー20のスライダー24による膨み部分で上方
に持上げられた際に、その上方に設けたリミットスイッ
チ92を作動させ、制御装置に信号を出力する。スライ
ダー24を止め金25に接触する定位置に存在するよう
にファスナー20を予め製作しておくことにより、その
スライダー24の位置を基準として、切断線a(図1参
照)がカッター89の直下に到達した際搬送ローラ87
を停止させ、カッター89を走行させて裁断を行う。
【0046】一定長さに裁断された筒状体58は、それ
自体従来公知の縫製仕上げ部93(図5参照)において
袋状に縫製され、更に表裏を反転させて図3(f)の状
態に仕上げられる。
自体従来公知の縫製仕上げ部93(図5参照)において
袋状に縫製され、更に表裏を反転させて図3(f)の状
態に仕上げられる。
【0047】上記はファスナー20に予めスライダー2
4及び止め金25、26を取付けたものを使用する例に
ついて説明したが、スライダー20、止め金25、26
が取付けられず、連続したムシ列23のみを有するファ
スナー(図15(a)参照)を使用することもできる。
この場合は、筒状体58の切断位置の検出に他の手段
(例えば、筒状体58の走行量に基づき検出する手段な
ど)を用いる。なお、この場合は縫製完了後、スライダ
ーや止め金を人手により取付ける工程が必要となる。
4及び止め金25、26を取付けたものを使用する例に
ついて説明したが、スライダー20、止め金25、26
が取付けられず、連続したムシ列23のみを有するファ
スナー(図15(a)参照)を使用することもできる。
この場合は、筒状体58の切断位置の検出に他の手段
(例えば、筒状体58の走行量に基づき検出する手段な
ど)を用いる。なお、この場合は縫製完了後、スライダ
ーや止め金を人手により取付ける工程が必要となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るふとんカ
バーの縫製方法及び縫製装置によると、従来のごときま
ちテープを用いることなくファスナーを直接表生地と裏
生地に縫着することができるので、コストを低減するこ
とができる効果がある。またファスナー隠し縁は十分広
く、ファスナーのみならず表生地の重ね代ろの部分まで
カバーすることができる効果がある。
バーの縫製方法及び縫製装置によると、従来のごときま
ちテープを用いることなくファスナーを直接表生地と裏
生地に縫着することができるので、コストを低減するこ
とができる効果がある。またファスナー隠し縁は十分広
く、ファスナーのみならず表生地の重ね代ろの部分まで
カバーすることができる効果がある。
【0049】また、この発明に係るファスナーは、各ユ
ニット相互間で切断した際にもその切断端の両側テープ
が補助ムシ列の一部により結合されるので、両側テープ
がきちんと揃った状態に縫製できる効果がある。
ニット相互間で切断した際にもその切断端の両側テープ
が補助ムシ列の一部により結合されるので、両側テープ
がきちんと揃った状態に縫製できる効果がある。
【図1】実施例のファスナーの一部省略斜視図
【図2】同上の縫製完了状態のふとんカバーの一部省略
斜視図
斜視図
【図3】(a)〜(f):同上の製造工程の説明図
【図4】同上の製造装置の説明図
【図5】同上の製造装置の平面図
【図6】同上の製造装置の一部斜視図
【図7】同上の製造装置の一部斜視図
【図8】(a):同上の製造装置の一部斜視図 (b):(a)図の断面図
【図9】同上の製造装置の一部斜視図
【図10】同上の製造装置の一部斜視図
【図11】(a):同上の製造装置の一部縦断正面図 (b):同上の製造過程の説明図
【図12】同上の製造装置の一部斜視図
【図13】同上の製造装置の一部斜視図
【図14】従来例の製造工程の説明図
【図15】(a):従来例のファスナーの一部平面図 (b):他の従来例のファスナーの一部平面図
【図16】従来例のファスナーの問題点の説明のための
斜視図
斜視図
20 ファスナー 21 内側テープ 22 外側テープ 23 ムシ列 24 スライダー 25、26 止め金 27 補助ムシ列 28 スリット部 29 表生地 30 裏生地 31 ファスナー隠し縁 32 材料供給装置 34 表生地案内ローラ 35 フレーム 36 アーム 37 巻き曲げ金具 38 アーム 39 巻き曲げ整形金具 41 受け板 42 内側折り返し部 43 外側案内部材 44 案内溝 45 切り欠き部 46 第1ミシン 47 ファスナー案内ローラ 48 ファスナーガイド 49 針 51、52 縫い目 53 ファスナー隠し縁折り返し部 54 案内片 55 押さえ片 56 案内溝 57 たるみ 58 筒状体 59、61、62 裏生地案内ロール 63 たるみ形成装置 64 第2ミシン 65 第3ミシン 66 下アーム 67 たるみ形成板 68 上アーム 69 生地押さえ部材 71〜74 縫い目 75 布押さえ 76 板状体 77 延長アーム 78 折り戻し装置 80 貯溜部 81 延長アーム 82 重ね代ろ 83 余裕分 84 案内ローラ 86 センサースイッチ 87 搬送ローラ 88 裁断部 89 カッター 91 検知ローラ 92 リミットスイッチ 93 縫製仕上げ部
Claims (3)
- 【請求項1】 長尺の表生地を連続的に供給しつつその
一側縁を裏面側に巻き曲げてファスナー隠し縁を形成す
る第1工程、 上記ファスナー隠し縁の下面に長尺のファスナーを同一
速度・同一張力で連続的に供給しつつ重ね、該ファスナ
ー隠し縁の内側とファスナー内側テープとを縫着する第
2工程、 上記ファスナー隠し縁を表生地上面へ折り返してファス
ナーを露出させる第3工程、 上記表生地とファスナーの上面に長尺の裏生地を同一速
度・同一張力で連続的に供給して重ね、該裏生地に幅方
向の所定のたるみを形成しつつ該裏生地の一側縁を上記
ファスナーの外側テープに縫着し、かつ上記表生地と裏
生地の他側縁相互を縫着し長尺の筒状体を形成する第4
工程、 上記ファスナー隠し縁を元の状態に折り戻すと共に上記
のたるみを消失せしめたのち、上記筒状体を所定長さに
裁断し、袋状に縫製する第5工程、 前記第4工程における裏生地の幅方向の所定のたるみ量
を、該裏生地のファスナーに対する縫着の重ね代ろを見
込んだ大きさに設定してなるふとんカバーの縫製方法。 - 【請求項2】 長尺の表生地、裏生地及びファスナーを
連続的に同一方向へ同一速度・同一張力で供給する材料
供給装置、 上記表生地の一側縁に形成されたファスナー隠し縁の下
面に上記ファスナーを重ね、該ファスナー隠し縁の内側
とファスナー内側テープとを縫着する第1ミシン、 上記材料供給装置の固定部から上記ファスナー隠し縁上
に延び出し、該隠し縁を外方からすくい上げて表生地上
に折り返すファスナー隠し縁折り返し部、 上記材料供給装置の固定部から上記表生地と裏生地との
間に延び出し、該裏生地をその長さ方向の所要の範囲所
要高さ持ち上げるたるみ形成板と、上記固定部から延び
出し、該たるみ形成板上の裏生地上に嵌合される生地押
さえ部材とからなるたるみ形成装置、 上記たるみ形成装置により形成された裏生地のたるみを
保持しつつ上記裏生地の一側縁とファスナーの外側テー
プとを縫着する第2ミシン並びに上記裏生地と表生地の
他側縁相互を縫着する第3ミシン、 上記材料供給装置の固定部から上記表生地と裏生地との
間に延び出し、前記のファスナー隠し縁を元の状態に折
り戻すと共に前記のたるみを消失せしめる水平の板状体
からなる折り戻し部、 上記第2及び第3ミシンによる縫着により形成された長
尺の筒状体を所定長さに裁断する裁断部、 上記裁断された筒状体の両端を縫着する縫着部、 以上のものを表生地、裏生地の移動方向に順に設置して
なるふとんカバーの縫製装置。 - 【請求項3】 ふとんカバーの縫製工程中にその開口部
に縫着される長尺のファスナーにおいて、1枚のふとん
カバーの開口部の長さに相当する範囲の両端に止め金を
取付け、その両止め金間のムシ列にスライダーを係合し
て1ユニットを形成し、隣接するユニット相互間の直近
の一対の止め金相互の間隔を各止め金に最も近いふとん
のカバーの端部までの距離の2倍に設定し、上記一対の
止め金のうちの一方の止め金から両止め金間の切断位置
を越える範囲に前記ユニットのムシ列に連続した補助ム
シ列を形成し、該補助ムシ列の終端と他方の止め金間に
ムシ列の存在しないスリット部を設けてなるファスナ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4720295A JPH08238152A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ふとんカバーの縫製方法及び縫製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4720295A JPH08238152A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ふとんカバーの縫製方法及び縫製装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238152A true JPH08238152A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12768563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4720295A Pending JPH08238152A (ja) | 1995-03-07 | 1995-03-07 | ふとんカバーの縫製方法及び縫製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08238152A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109008501A (zh) * | 2018-10-15 | 2018-12-18 | 浙江和也健康科技有限公司 | 一种隐藏式磁被套 |
-
1995
- 1995-03-07 JP JP4720295A patent/JPH08238152A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109008501A (zh) * | 2018-10-15 | 2018-12-18 | 浙江和也健康科技有限公司 | 一种隐藏式磁被套 |
| CN109008501B (zh) * | 2018-10-15 | 2023-09-29 | 和也健康科技有限公司 | 一种隐藏式磁被套 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040615 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |