JPH08238986A - 収納ボックスのリッド及びその製造方法 - Google Patents

収納ボックスのリッド及びその製造方法

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JPH08238986A
JPH08238986A JP4275795A JP4275795A JPH08238986A JP H08238986 A JPH08238986 A JP H08238986A JP 4275795 A JP4275795 A JP 4275795A JP 4275795 A JP4275795 A JP 4275795A JP H08238986 A JPH08238986 A JP H08238986A
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lid
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Tetsuji Takeda
哲次 武田
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Nishikawa Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】収納ボックスのリッド7をインナパネル15と
アウタパネル17との振動溶着によって形成するものに
おいて、該リッド7のロック手段11をインナとアウタ
の両パネル間15,17にネジ部品を用いずに簡単に且
つ確実に保持することができるようにする。 【構成】インナパネル15のフランジ部21に切欠き2
5を形成するとともに、該インナパネルの本体部19に
位置決め用突出部23を設ける。ロック手段11には上
記切欠き25に嵌合する突出部41と上記位置決め用突
出部23が貫通状態に嵌合する嵌合部45とを設ける。
この突出部41を切欠き25に嵌合し、位置決め用突出
部23を嵌合部45に嵌合した状態で、インナパネル1
5のフランジ部21及び位置決め用突出部23の各々の
先端部とアウタパネル17の内面とを振動溶着させ、こ
の両パネル15,17間にロック手段11を挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は収納ボックスのリッド及
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の収納ボックスの開口部を開閉す
るリッドに関して、樹脂製のインナパネルと樹脂製のア
ウタパネルとのいずれか一方に起立片を設け、該起立片
と他方の内面とを互いに振動溶着させることによってリ
ッドを形成したものは一般に知られている(実開平1−
162842号公報参照)。また、特開平5−7732
0号公報には、樹脂製の上ケースと樹脂製の下ケースと
を両者間にスクリーンを挟持した状態で振動溶着させた
ものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
の如き収納ボックスのリッドをインナパネルとアウタパ
ネルとの振動溶着によって形成するものにおいて、該リ
ッドのロック手段をインナとアウタの両パネル間にネジ
部品その他の締結部材を用いずに簡単に且つ確実に保持
することができるようにすることにある。
【0004】すなわち、上記従来技術のリッドの場合、
インナ及びアウタの両パネル間にロック手段を組込もう
とすると、その固定のためのネジ部品を必要とするとと
もに、該ネジ部品を適用するボスを上記振動溶着のため
の起立片とは別に設ける必要がある。このため、パネル
ないしはリッドの構造が複雑なものになり、例えばパネ
ルの成形に割り型を用いる必要を生ずるなどしてリッド
の製作が面倒なものになるとともに、その製作コストも
高くなり、さらにはネジ部品の弛みによるロック手段の
ガタツキという問題もある。
【0005】これに対して、上記従来技術のうち後者の
ようにロック手段をインナとアウタの両パネル間に挟持
することも考えられるが、スクリーンとは違ってロック
手段は一般には金属製で重いものであるため、これを両
パネル間でずれ動かないように強固に挟持することは難
しい。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題に対し、リッドのインナパネルに切欠きや突出部を設
けてロック手段を確実に且つ簡単に保持することができ
るようにするものである。
【0007】すなわち、請求項1に係る発明は、樹脂製
のアウタパネルと樹脂製のインナパネルとが合わされて
形成され一端に収納ボックスの開閉のための軸支部が設
けられたリッド本体と、該リッド本体の他端側の上記両
パネル間に設けられ該リッド本体を閉じ状態に保つため
のロック手段とを備えている収納ボックスのリッドにお
いて、上記インナパネルは、その他端に上記アウタパネ
ル側へ突出したフランジ部を備え、該フランジ部に上記
アウタパネル側に開口した切欠きが形成されているとと
もに、該インナパネルの本体部には上記ロック手段の位
置決めのための上記アウタパネル側に突出した位置決め
用突出部を備え、上記ロック手段は、上記リッド本体の
他端側に突出し上記インナパネルの切欠きに嵌合する突
出部と、上記インナパネルの位置決め用突出部が貫通状
態に嵌合する嵌合部とを備えていて、上記ロック手段の
突出部がインナパネルの切欠きに嵌合し、該インナパネ
ルの位置決め用突出部がロック手段の嵌合部に嵌合し、
該インナパネルのフランジ部及び位置決め用突出部の各
々の先端部と上記アウタパネルの内面とが振動溶着して
おり、該インナパネルとアウタパネルとの間に上記ロッ
ク手段が挟持されていることを特徴とする。
【0008】請求項2に係る発明は、上記請求項1に係
る発明において、そのインナパネルの位置決め用突出部
が略L字状に形成され、ロック手段は嵌合部に代えてこ
の略L字状の位置決め用突出部に係合する略L字状の角
部を有する延設壁を備えていることを特徴とする。
【0009】請求項3に係る発明は、上記請求項1に係
る収納ボックスのリッドの製造に適した方法であって、
上記インナパネルの他端に上記アウタパネル側へ突出し
たフランジ部を設け、該フランジ部に上記アウタパネル
側に開口した切欠きを形成しておくとともに、該インナ
パネルの本体部には上記ロック手段の位置決めのための
上記アウタパネル側に突出した位置決め用突出部を設け
ておき、上記ロック手段には、上記リッドの他端側に突
出し上記インナパネルの切欠きに嵌合させる突出部と、
上記インナパネルの位置決め用突出部を貫通状態に嵌合
させる嵌合部とを設けておき、上記アウタパネルには、
その他端から上記インナパネル側に突出したフランジ部
と、該アウタパネル本体部から上記インナパネル側に突
出したリブを設けておき、上記ロック手段の突出部をイ
ンナパネルの切欠きに嵌合する一方、該インナパネルの
位置決め用突出部をロック手段の嵌合部に嵌合させ、上
記アウタパネルを上記インナパネルに合わせ、上記ロッ
ク手段がフランジ部の長手方向へ移動することを上記イ
ンナパネルの切欠きと位置決め用突出部とによって規制
し、該ロック手段が上記フランジ部の長手方向と直交す
る方向へ移動することを上記アウタパネルのフランジ部
とリブとによって規制しながら、上記アウタパネルをフ
ランジ部の長手方向に振動させることにより、上記イン
ナパネルのフランジ部及び位置決め用突出部の各々の先
端部と上記アウタパネルの内面とを振動溶着させること
を特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に係る発明においては、ロック手段
は、インナとアウタの両パネルによって挟持されている
とともに、該ロック手段の突出部とインナパネルのフラ
ンジ部の切欠きとの嵌合、及び該ロック手段の嵌合部と
インナパネルの位置決め用突出部との嵌合によってイン
ナパネルに対して保持されるため、該ロック手段の固定
のためのネジ部品は不要になるとともに、インナやアウ
タのパネルにネジ部品のためのボスを設ける必要もな
い。また、このようにロック手段の保持にネジ部品が必
要でないということは、該ネジ部品の弛みに伴うロック
手段のガタツキという問題もなくなるということであ
る。
【0011】そうして、上記ロック手段をずれ動かない
ように保持する手段は、インナパネルの切欠きや位置決
め用突出部であり、また、位置決め用突出部はアウタパ
ネルと振動溶着する部位も兼ね備えているため、該イン
ナパネルが格別に複雑なものになることはない。もちろ
ん、ロック手段自体に関しても、突出部と嵌合部とを設
けるだけであるから、それが複雑なものになることはな
い。
【0012】請求項2に係る発明においては、インナパ
ネルの位置決め用突出部を略L字状に形成し、これにロ
ック手段の延設壁の略L字状の角部を係合させるように
したから、請求項1に係る発明と同様の作用が得られ、
しかも、延設壁には請求項1に係る発明の場合のような
突出部を貫通させるための貫通部を設ける必要がなく、
構造が簡単になる。
【0013】また、請求項3に係る発明においては、イ
ンナパネルとアウタパネルとを振動溶着させる際に、ロ
ック手段が当該振動方向にずれ動くことが該インナパネ
ルのフランジ部の切欠きとロック手段の位置決め用突出
部とによって阻止され、また、ロック手段が上記振動方
向と直交する方向へずれ動くことが上記アウタパネルの
フランジとリブとによって阻止されるから、当該振動溶
着を円滑に行なうことができ、また、該溶着後もロック
手段をリッド本体に対してずれ動くことが防止される。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、インナパ
ネルのフランジ部に切欠きを形成してこれにロック手段
の突出部を嵌合し、また、インナパネル本体部に位置決
め用突出部を設けてこれをロック手段の嵌合部に嵌合
し、該インナパネルのフランジ部及び位置決め用突出部
の各々の先端部と上記アウタパネルの内面とを振動溶着
させて、この両パネルによって上記ロック手段を挟持す
るようにしたから、ネジ部品等の締結部品を用いること
なく、ロック手段を両パネル間に簡単に且つ確実に保持
することができ、しかも、この両パネルやロック手段が
複雑なものになることはなく、割り型等の高価な金型を
用いずにこれらの部品を作ることができ、コストの低減
に有利になる。
【0015】請求項2に係る発明によれば、インナパネ
ルの位置決め用突出部が略L字状に形成され、ロック手
段はこの略L字状の位置決め用突出部に係合する略L字
状の角部を有する延設壁を備えているから、請求項1に
係る発明と同様の効果が得られ、さらにロック手段の構
造も簡単になる。
【0016】請求項3に係る発明によれば、インナとア
ウタの両パネルを互いに振動溶着させるにあたって、イ
ンナパネルのフランジ部に切欠きを形成してこれにロッ
ク手段の突出部を嵌合し、該インナパネル本体部に位置
決め用突出部を設けてこれをロック手段の嵌合部に嵌合
する一方、アウタパネルにはインナパネル側に突出した
フランジ部とリブを設けておき、上記の各嵌合によって
上記ロック手段が当該振動方向へ移動することを規制
し、該ロック手段が当該振動方向と直交する方向へ移動
することをアウタパネルのフランジ部とリブとによって
規制するようにしたから、当該振動溶着作業を円滑に行
なうことができ、しかも、ロック手段をリッド本体に対
して確実に固定することができ、さらに、リッドの製作
コストの低減にも有利になる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0018】<全体構造>図1において、1は自動車の
インストルメントパネルであり、該インストルメントパ
ネル1にグローブボックスである収納ボックス3が組込
まれている。この収納ボックス3は、図2及び図3に示
すように物品を収容するボックス部5の前面にリッド7
が一体に設けられたものである。
【0019】すなわち、上記収納ボックス3は、リッド
7の下端部に設けられた軸支部9を中心に手前に回転さ
せて引き出すことによりボックス部5をインストルメン
トパネル1の開口部1aから露出させる形式のものであ
り、リッド7はインストルメントパネル1の開口部1a
を開閉するようになっている。そして、リッド7の上端
部に該リッド7を、つまりは収納ボックス3をインスト
ルメントパネル1に対して閉じ状態に保持するロック手
段11が設けられている。
【0020】上記リッド7の軸支部9は、該リッド背面
の左右の各部に設けられた軸心が左右方向に水平に延び
る半円筒状のものであり、インストルメントパネル1の
開口部に設けられた支軸(図示省略)に回転自在に嵌合
している。また、上記ボックス部5の左右の壁には、収
納ボックス3を開動させた際にインストルメントパネル
1の開口縁に係合し、該収納ボックス3の開動角度を規
制するストッパ13が設けられている。
【0021】<リッド7の構造>図4に示すように、リ
ッド7は、樹脂製のインナパネル15と樹脂製のアウタ
パネル17とよりなるリッド本体を備え、該両パネル1
5,17間に上記ロック手段11が設けられている。以
下では、リッド7の説明の便宜上、上下・左右の概念を
用いるが、上下はインストルメントパネル1の開口部1
aをリッド7が閉じた状態を基準とするものである。ま
た、左右は自動車の左右に対応する。
【0022】なお、特許請求の範囲の欄でいう一端は実
施例では下になり、他端は上になるが、一端・他端を上
下に限定するものではない。
【0023】−インナパネル15− 上記インナパネル15は、インナパネルの本体部19の
上端にアウタパネル17側に突出したフランジ部21を
備えている。インナパネルの本体部19は上記ロック手
段11を収容する部位が窪んでいて、該窪み部19aに
アウタパネル17側に突出したロック手段位置決め用突
出部23が設けられている。
【0024】上記フランジ部21にはアウタパネル17
側に開口した2つの矩形状の切欠き25,25が左右に
間隔をおいて形成されている。インナパネルの本体部1
9とフランジ部21との境界部に、上記ロック手段11
のロック部材20が係脱するインストルメントパネル1
に突設されたストライカ(図示省略)が出入りするスト
ライカ用窓27が開口している。このストライカはイン
ストルメントパネル1の開口縁の上部に設けられ、収納
ボックス3を該インストルメントパネル1に対して閉じ
状態に保持するものである。
【0025】−アウタパネル17− 上記アウタパネル17は、アウタパネルの本体部29の
上端にインナパネル15側に突出したフランジ部31を
備えている。アウタパネルの本体部29は上記インナパ
ネル15の窪み部19aに対応する窪み部29aが形成
されているとともに、該窪み部29aに上記ロック手段
11の一部が露出する窓29bが形成されている。
【0026】上記窪み部29aの内面にはインナパネル
15側に突出した左右方向に延びる2つのリブ33,3
3が左右に間隔をおいて設けられ、さらに該リブ33,
33の上方の上記窓29bの縁にインナパネル15側に
突出した溶着用突起34,34が設けられている。ま
た、上記アウタパネルの本体部29とフランジ部31と
の境界部にはインナパネル15側に突出した2つの溶着
用突起35,35が左右に間隔をおいて設けられてい
る。上記リブ33は、ロック手段11の位置決めとイン
ナパネル15に対する溶着とに兼用されているものであ
り、上側の面(ロック手段11側の面)は先端にいくに
従って下方へ傾斜している。
【0027】−ロック手段11− 上記ロック手段11は、上記ロック部材20が収納され
た箱状の本体部37を備え、該本体部37のアウタパネ
ル17側の面に上記ロック部材20の出入を操作するレ
バー39が枢支されている。
【0028】上記ロック手段本体部37の上端には上記
インナパネル15のフランジ部21の切欠き25,25
に嵌合する2つの突出部41,41が左右に間隔をおい
て設けられている。この突出部41は、ロック手段11
をインナパネル15の窪み部19aに収めたときに上記
切欠き25に嵌合するように、本体部37のアウタパネ
ル17側の壁の一部を上方へ突出させてなり、その厚さ
は上記切欠き25の深さよりも若干薄くなっている。
【0029】また、上記ロック手段本体部37には、イ
ンナパネル15側の壁を下方へ延ばしてなる延設壁43
が設けられていて、該延設壁43の中央に上記インナパ
ネル15の位置決め用突出部23が上下に貫通した状態
に嵌合する下方へ開口した嵌合部(切欠き)45が形成
されている。延設壁43の先端面は、上記アウタパネル
17のリブ33の傾斜した上側の面が当接するものであ
り、該リブ33の上側面に対応して傾斜している。
【0030】−ロック手段11及びパネル15,17の
具体的な関係− 図5及び図6に示すように、ロック手段11がインナパ
ネル15の窪み部19aに収容されて、上端の突出部4
1,41がインナパネル15のフランジ部21の切欠き
25,25に嵌合し、下端の嵌合部45にインナパネル
15の位置決め用突出部23が貫通状態に嵌合してい
る。
【0031】一方、アウタパネル17がインナパネル1
5に被せられて、ロック手段11の突出部41,41の
先端面がアウタパネル17のフランジ部31に当接して
いる一方、アウタパネル17のリブ33,33の傾斜し
た上側面がロック手段11の下側延設壁43の傾斜した
先端面に当接している。
【0032】そして、上記インナパネル15のフランジ
部21の先端面がアウタパネル17の上端部内面に振動
溶着し、アウタパネル17のリブ33,33の先端面が
インナパネル15の窪み部19aに振動溶着している。
また、アウタパネル17の上端の溶着用突起35,35
がロック手段11の突出部41,41に振動溶着し、下
端の溶着用突起34,34がロック手段11の下側延設
壁43に振動溶着している。ロック手段11の操作レバ
ー39はアウタパネル17の窓29aに配置されてい
る。
【0033】<リッド7の製造方法>内面が上になるよ
うに設けたインナパネル15の窪み部19aにロック手
段11を入れて、該ロック手段11の上端の突出部4
1,41をインナパネル15のフランジ部21の切欠き
25,25に嵌合させ、下端の嵌合部45にインナパネ
ル15の位置決め用突出部23を嵌合させる。この両嵌
合によって、ロック手段11は、インナパネル15に対
する左右、すなわちフランジ部21の長手方向の位置決
めがなされるとともに、該左右方向への移動が規制され
る。
【0034】そして、上記インナパネル15にアウタパ
ネル17を被せる。このアウタパネル17のリブ33,
33の先端面はロック手段11の下側延設壁43の傾斜
した先端面に案内されてインナパネル15の窪み部19
aに当接し、ロック手段11はリブ33,33に押され
てアウタパネル17のフランジ部31側に移動し、該フ
ランジ部31に突出部41,41の先端面が当接する。
ロック手段11は、このアウタパネル17のフランジ部
31及びリブ33との当接によって上下の位置決めがな
されるとともに、該上下方向への移動が規制される。
【0035】そうして、上記アウタパネル17をインナ
パネル15及びロック手段11に対して押し付けながら
左右方向、すなわちフランジ部31の長手方向に振動さ
せることにより、アウタパネル17の上端部内面とイン
ナパネル15のフランジ部21の先端面との振動溶着、
アウタパネル17のリブ33,33の先端面とインナパ
ネル15の窪み部19aとの振動溶着、アウタパネル1
7の上端の溶着用突起35,35とロック手段11の突
出部41,41との振動溶着、下端の溶着用突起34,
34とロック手段11の下側延設壁43との振動溶着を
行なう。
【0036】ロック手段11は、上述の如く左右方向
(すなわち振動方向)への移動が規制されているととも
に、上下方向(すなわち当該振動方向と直交する方向)
への移動が規制されているから、上記アウタパネル17
の振動溶着の際にずれ動くことがなく、該溶着作業は簡
単に且つ円滑なものになり、溶着不良を防止する上で有
利になる。
【0037】<他の実施例>本例については図7及び図
8に要部のみが示されている。すなわち、インナパネル
15については、該インナパネルの本体部19の窪み部
19aに、先の位置決め用突出部23に代えて、各々左
右方向に延びる辺と上下方向に延びる辺とからなる一対
の互いに向合う略L字状の位置決め用突出部51,53
が設けられている点が先の実施例と異なる。この位置決
め用突出部51,53は、ロック手段11の延設壁43
の先端両側の角部43a,43aがそれぞれ係合するも
のである。
【0038】従って、当該延設壁43には先の実施例の
ような嵌合部は設けられていない。また、アウタパネル
17に関しては、該アウタパネルの本体部29の窪み部
29aに先の実施例と同様の溶着用突起54,54が設
けられているが、リブは設けられていない。
【0039】本例の場合、ロック手段11は、その上端
の突出部41とインナパネル15の切欠き25との嵌
合、及び延設壁43と上記位置決め用突出部51,53
との係合によって左右の位置決めがなされるとともに、
該左右方向への移動が規制される。また、ロック手段1
1は、その上端の突出部41とアウタパネル17のフラ
ンジ部31との当接、及び延設壁43と上記位置決め用
突出部51,53との係合によって上下の位置決めがな
されるとともに、該上下方向への移動が規制される。
【0040】なお、上記収納ボックス3はボックス部5
とリッド7とが一体になったものであるが、ボックス部
とリッドとが別体になった収納ボックスであっても、本
発明を適用できることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のインストルメントパネルの斜視図
【図2】収納ボックスを前面側からみた斜視図
【図3】収納ボックスを背面側からみた斜視図
【図4】リッドの一部の分解斜視図
【図5】図4のA−A線におけるリッドの断面図
【図6】図4のB−B線におけるリッドの断面図
【図7】他の実施例のリッドの一部の分解斜視図
【図8】図7のC−C線におけるリッドの断面図
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 3 収納ボックス 5 ボックス部 7 リッド 9 軸支部 11 ロック手段 15 インナパネル 17 アウタパネル 19 インナパネルの本体部 21 フランジ部 23 位置決め用突出部 25 切欠き 27 ストライカ用窓 29 アウタパネルの本体部 31 フランジ部 33 リブ 34,54 溶着用突起 35 溶着用突起 41 突出部 43 延設壁 43a 角部 45 嵌合部 51,53 略L字状の位置決め用突出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製のアウタパネルと樹脂製のインナ
    パネルとが合わされて形成され一端に収納ボックスの開
    閉のための軸支部が設けられたリッド本体と、該リッド
    本体の他端側の上記両パネル間に設けられ該リッド本体
    を閉じ状態に保つためのロック手段とを備えている収納
    ボックスのリッドにおいて、 上記インナパネルは、その他端に上記アウタパネル側へ
    突出したフランジ部を備え、該フランジ部に上記アウタ
    パネル側に開口した切欠きが形成されているとともに、
    該インナパネルの本体部には上記ロック手段の位置決め
    のための上記アウタパネル側に突出した位置決め用突出
    部を備え、 上記ロック手段は、上記リッド本体の他端側に突出し上
    記インナパネルの切欠きに嵌合する突出部と、上記イン
    ナパネルの位置決め用突出部が貫通状態に嵌合する嵌合
    部とを備えていて、 上記ロック手段の突出部がインナパネルの切欠きに嵌合
    し、該インナパネルの位置決め用突出部がロック手段の
    嵌合部に嵌合し、該インナパネルのフランジ部及び位置
    決め用突出部の各々の先端部と上記アウタパネルの内面
    とが振動溶着しており、該インナパネルとアウタパネル
    との間に上記ロック手段が挟持されていることを特徴と
    する収納ボックスのリッド。
  2. 【請求項2】 樹脂製のアウタパネルと樹脂製のインナ
    パネルとが合わされて形成され一端に収納ボックスの開
    閉のための軸支部が設けられたリッド本体と、該リッド
    本体の他端側の上記両パネル間に設けられ該リッド本体
    を閉じ状態に保つためのロック手段とを備えている収納
    ボックスのリッドにおいて、 上記インナパネルは、その他端に上記アウタパネル側へ
    突出したフランジ部を備え、該フランジ部に上記アウタ
    パネル側に開口した切欠きが形成されているとともに、
    該インナパネルの本体部には上記ロック手段の位置決め
    のための上記アウタパネル側に突出した略L字状の位置
    決め用突出部を備え、 上記ロック手段は、上記リッド本体の他端側に突出し上
    記インナパネルの切欠きに嵌合する突出部と、上記イン
    ナパネルの位置決め用突出部に係合する略L字状の角部
    を有する延設壁とを備えていて、 上記ロック手段の突出部がインナパネルの切欠きに嵌合
    し、該インナパネルの位置決め用突出部がロック手段の
    延設壁に係合し、該インナパネルのフランジ部及び位置
    決め用突出部の各々の先端部と上記アウタパネルの内面
    とが振動溶着しており、該インナパネルとアウタパネル
    との間に上記ロック手段が挟持されていることを特徴と
    する収納ボックスのリッド。
  3. 【請求項3】 樹脂製のアウタパネルと樹脂製のインナ
    パネルとが合わされて形成され一端に収納ボックスの開
    閉のための軸支部が設けられたリッド本体と、該リッド
    本体の他端側の上記両パネル間に設けられ該リッド本体
    を閉じ状態に保つためのロック手段とを備えている収納
    ボックスのリッドの製造方法であって、 上記インナパ
    ネルの他端に上記アウタパネル側へ突出したフランジ部
    を設け、該フランジ部に上記アウタパネル側に開口した
    切欠きを形成しておくとともに、該インナパネルの本体
    部には上記ロック手段の位置決めのための上記アウタパ
    ネル側に突出した位置決め用突出部を設けておき、 上記ロック手段には、上記リッド本体の他端側に突出し
    上記インナパネルの切欠きに嵌合させる突出部と、上記
    インナパネルの位置決め用突出部を貫通状態に嵌合させ
    る嵌合部とを設けておき、 上記アウタパネルには、その他端から上記インナパネル
    側に突出したフランジ部と、該アウタパネルの本体部か
    ら上記インナパネル側に突出したリブを設けておき、 上記ロック手段の突出部をインナパネルの切欠きに嵌合
    する一方、該インナパネルの位置決め用突出部をロック
    手段の嵌合部に嵌合させ、 上記アウタパネルを上記インナパネルに合わせ、上記ロ
    ック手段がフランジ部の長手方向へ移動することを上記
    インナパネルの切欠きと位置決め用突出部とによって規
    制し、該ロック手段が上記フランジ部の長手方向と直交
    する方向へ移動することを上記アウタパネルのフランジ
    部とリブとによって規制しながら、上記アウタパネルを
    フランジ部の長手方向に振動させることにより、上記イ
    ンナパネルのフランジ部及び位置決め用突出部の各々の
    先端部と上記アウタパネルの内面とを振動溶着させるこ
    とを特徴とする収納ボックスのリッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015209095A (ja) * 2014-04-25 2015-11-24 日本プラスト株式会社 収納装置及びリッドの組立方法

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