JPH08240719A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
- Publication number
- JPH08240719A JPH08240719A JP7045340A JP4534095A JPH08240719A JP H08240719 A JPH08240719 A JP H08240719A JP 7045340 A JP7045340 A JP 7045340A JP 4534095 A JP4534095 A JP 4534095A JP H08240719 A JPH08240719 A JP H08240719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- crystal display
- light guide
- display device
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Planar Illumination Modules (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】バックライトの導光体底面に設ける拡散パター
ンの光損失を減少し、光利用効率を向上する。 【構成】バックライトを構成する導光体37の底面に設
けた拡散パターン1が、ベースレジン2中に空気層3を
分散させた構成。
ンの光損失を減少し、光利用効率を向上する。 【構成】バックライトを構成する導光体37の底面に設
けた拡散パターン1が、ベースレジン2中に空気層3を
分散させた構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子の下に位
置する導光体の端面に沿って光源を配置したいわゆるエ
ッジライト型バックライトを具備する液晶表示装置に関
する。
置する導光体の端面に沿って光源を配置したいわゆるエ
ッジライト型バックライトを具備する液晶表示装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、例えば、透明導電膜か
らなる表示用画素電極と配向膜等をそれぞれ積層した面
が対向するように所定の間隙を隔てて2枚の透明ガラス
基板を重ね合せ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設け
たシール材により、両基板を貼り合せると共に、シール
材の一部に設けた液晶封入口から両基板間のシール材の
内側に液晶を封入、封止し、さらに両基板の外側に偏光
板を設けて成る液晶表示素子(すなわち、液晶表示パネ
ル、LCD:リキッド クリスタル ディスプレイ(Liqui
d Crystal Display))と、液晶表示素子の下に配置さ
れ、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、液晶
表示素子の外周部の外側に配置した液晶駆動用回路基板
と、これらの各部材を保持するモールド成形品である枠
状体と、これらの各部材を収納し、表示窓があけられた
金属製フレーム等を含んで構成されている。
らなる表示用画素電極と配向膜等をそれぞれ積層した面
が対向するように所定の間隙を隔てて2枚の透明ガラス
基板を重ね合せ、該両基板間の周縁部近傍に枠状に設け
たシール材により、両基板を貼り合せると共に、シール
材の一部に設けた液晶封入口から両基板間のシール材の
内側に液晶を封入、封止し、さらに両基板の外側に偏光
板を設けて成る液晶表示素子(すなわち、液晶表示パネ
ル、LCD:リキッド クリスタル ディスプレイ(Liqui
d Crystal Display))と、液晶表示素子の下に配置さ
れ、液晶表示素子に光を供給するバックライトと、液晶
表示素子の外周部の外側に配置した液晶駆動用回路基板
と、これらの各部材を保持するモールド成形品である枠
状体と、これらの各部材を収納し、表示窓があけられた
金属製フレーム等を含んで構成されている。
【0003】バックライトは、例えば、光源から発せら
れる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示素子全体に
光を均一に照射するための透明のアクリル等の合成樹脂
板から成る導光体と、導光体の端面(すなわち、側面)
近傍に該端面に沿って該端面と平行に配置した光源であ
る蛍光管と、蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆い、断
面形状がほぼU字状で、その内面が白色または銀色のラ
ンプ反射シートと、導光体の上に配置され、導光体から
の光を拡散する拡散シートと、導光体の下に配置され、
導光体からの光を液晶表示素子の方へ反射させる反射シ
ートとから構成される。
れる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示素子全体に
光を均一に照射するための透明のアクリル等の合成樹脂
板から成る導光体と、導光体の端面(すなわち、側面)
近傍に該端面に沿って該端面と平行に配置した光源であ
る蛍光管と、蛍光管をそのほぼ全長にわたって覆い、断
面形状がほぼU字状で、その内面が白色または銀色のラ
ンプ反射シートと、導光体の上に配置され、導光体から
の光を拡散する拡散シートと、導光体の下に配置され、
導光体からの光を液晶表示素子の方へ反射させる反射シ
ートとから構成される。
【0004】また、蛍光管から導光体内に入射した光
は、導光体内を全反射しながら導光するが、拡散反射に
より導光体の上面から出射させるために、導光体の底面
には白色インキで印刷した複数個の光拡散用のドットパ
ターンや、導光体の底面に一体に形成した凸部や凹部が
規則正しく配置されている。
は、導光体内を全反射しながら導光するが、拡散反射に
より導光体の上面から出射させるために、導光体の底面
には白色インキで印刷した複数個の光拡散用のドットパ
ターンや、導光体の底面に一体に形成した凸部や凹部が
規則正しく配置されている。
【0005】なお、このような従来の液晶表示装置は、
例えば特公昭60−19474号公報や実開平4−22
780号公報に記載されている。
例えば特公昭60−19474号公報や実開平4−22
780号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】導光体の底面に印刷し
た従来の拡散パターンは、基材としてのレジン(樹脂)
の中に、光散乱剤として酸化チタン等の顔料、あるいは
光散乱剤としてSiO2系のガラス等の無機物から成る
球状の中空のビーズを混ぜたものを用いていた。しか
し、このような顔料やガラスビーズ等の光散乱剤は光吸
収が多い上、光出射角が大きいので、光損失が多く、光
利用効率が低いという問題がある。
た従来の拡散パターンは、基材としてのレジン(樹脂)
の中に、光散乱剤として酸化チタン等の顔料、あるいは
光散乱剤としてSiO2系のガラス等の無機物から成る
球状の中空のビーズを混ぜたものを用いていた。しか
し、このような顔料やガラスビーズ等の光散乱剤は光吸
収が多い上、光出射角が大きいので、光損失が多く、光
利用効率が低いという問題がある。
【0007】本発明の目的は、光損失が少なく、光利用
効率の高い拡散パターンを有し、したがって、導光体の
輝度を向上することができ、バックライトの消費電力を
低減することができる液晶表示装置を提供することにあ
る。
効率の高い拡散パターンを有し、したがって、導光体の
輝度を向上することができ、バックライトの消費電力を
低減することができる液晶表示装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、液晶表示素子の下に配置した導光体と、
前記導光体の少なくとも1端面近傍に該端面に沿って配
置した蛍光管等の光源と、前記液晶表示素子の下で前記
導光体の上に配置した拡散手段(拡散シートや拡散板)
と、前記導光体の下に配置した反射手段(反射シートと
反射板)と、前記導光体の下面に設けた拡散作用を有す
る拡散パターンとを有する液晶表示装置において、前記
拡散パターンは、固体相中に気体相を分散させて成るこ
とを特徴とする。
に、本発明は、液晶表示素子の下に配置した導光体と、
前記導光体の少なくとも1端面近傍に該端面に沿って配
置した蛍光管等の光源と、前記液晶表示素子の下で前記
導光体の上に配置した拡散手段(拡散シートや拡散板)
と、前記導光体の下に配置した反射手段(反射シートと
反射板)と、前記導光体の下面に設けた拡散作用を有す
る拡散パターンとを有する液晶表示装置において、前記
拡散パターンは、固体相中に気体相を分散させて成るこ
とを特徴とする。
【0009】また、前記固体相はレジンであることを特
徴とする。
徴とする。
【0010】また、前記レジンに発泡剤を含有させる
か、該レジンの上か下に接して発泡剤を塗布した後、加
熱等により発泡させて該レジン中に気体相を分散させた
ことを特徴とする。
か、該レジンの上か下に接して発泡剤を塗布した後、加
熱等により発泡させて該レジン中に気体相を分散させた
ことを特徴とする。
【0011】また、前記固体相は前記導光体であること
を特徴とする。すなわち、導光体の底面に該導光体と一
体に拡散パターンを形成し、その中に気体が分散されて
いる。
を特徴とする。すなわち、導光体の底面に該導光体と一
体に拡散パターンを形成し、その中に気体が分散されて
いる。
【0012】また、前記拡散パターンは、その基材であ
るレジン中に、中に気体を封じ込めたプラスチックビー
ズを含んで成ることを特徴とする。
るレジン中に、中に気体を封じ込めたプラスチックビー
ズを含んで成ることを特徴とする。
【0013】また、前記プラスチックビーズの形状は、
例えば球状であることを特徴とする。
例えば球状であることを特徴とする。
【0014】また、前記レジンの屈折率は、前記導光体
の屈折率とほぼ同じか、それより小さいことを特徴とす
る。
の屈折率とほぼ同じか、それより小さいことを特徴とす
る。
【0015】また、前記レジン、前記プラスチックビー
ズの少なくとも一方は、無色透明であることを特徴とす
る。
ズの少なくとも一方は、無色透明であることを特徴とす
る。
【0016】また、低沸点の液体を内包した前記プラス
チックビーズを加熱して前記液体を気化させ、該プラス
チックビーズ中に前記気体を封じ込めたことを特徴とす
る。
チックビーズを加熱して前記液体を気化させ、該プラス
チックビーズ中に前記気体を封じ込めたことを特徴とす
る。
【0017】また、前記拡散パターンはドット状である
ことを特徴とする。
ことを特徴とする。
【0018】また、前記ドットは、前記蛍光管の長軸方
向と平行または垂直な複数本の直線状に配列されている
ことを特徴とする。
向と平行または垂直な複数本の直線状に配列されている
ことを特徴とする。
【0019】さらに、前記拡散シートと前記液晶表示素
子との間に少なくとも1枚のプリズムシートを配置した
ことを特徴とする。
子との間に少なくとも1枚のプリズムシートを配置した
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明では、導光体の底面に設ける拡散パター
ンとして、固体相中に気体相を分散させるか、あるい
は、その基材であるレジン中に、中に気体を封じ込めた
プラスチックビーズを含ませる。このような構成の拡散
パターンは、光吸収が少なく、光出射角が小さいので、
光損失を少なくすることができ、光利用効率を向上する
ことができる。その結果、導光体の輝度を向上すること
ができ、バックライトの消費電力を低減することができ
る。
ンとして、固体相中に気体相を分散させるか、あるい
は、その基材であるレジン中に、中に気体を封じ込めた
プラスチックビーズを含ませる。このような構成の拡散
パターンは、光吸収が少なく、光出射角が小さいので、
光損失を少なくすることができ、光利用効率を向上する
ことができる。その結果、導光体の輝度を向上すること
ができ、バックライトの消費電力を低減することができ
る。
【0021】
【実施例】図3は、本発明が適用可能な液晶表示素子の
下に配置したバックライトの側面図である。なお、以下
で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を
付け、その繰返しの説明は省略する。
下に配置したバックライトの側面図である。なお、以下
で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を
付け、その繰返しの説明は省略する。
【0022】62は液晶表示素子、77は液晶表示素子
62に光を供給するバックライト、37は液晶表示素子
62の下に配置した導光体、65は導光体37の入光端
面、36は導光体37の入光端面65の近傍に該入光端
面65に沿って該入光端面65と平行に配置した光源で
ある蛍光管、66は蛍光管36をそのほぼ全長にわたっ
て覆い、断面形状がほぼU字状で、その内面が白色また
は銀色のランプ反射シート、39は液晶表示素子62の
下で導光体37の上に配置した拡散シート、38は導光
体37の下に配置した反射シート、1は導光体37の底
面に設けられ、導光体37内を全反射しながら導光する
光を導光体37の上面から出射させる複数個の拡散ドッ
トパターン(図5参照)、72、73はそれぞれ拡散シ
ート39と液晶表示素子62との間に配置したプリズム
シート(レンズフィルム)、67はランプ反射シート6
6の端部、71はランプ反射シート66の端部67を導
光体37の上面に接着する両面テープ、68、69、7
0はそれぞれ両面テープ71を構成する接着剤層、基材
層、接着剤層、74は入光端面65と対向する端面、7
5は端面74に設けた反射テープ、76は反射テープ7
5を端面74に接着する接着剤層である。
62に光を供給するバックライト、37は液晶表示素子
62の下に配置した導光体、65は導光体37の入光端
面、36は導光体37の入光端面65の近傍に該入光端
面65に沿って該入光端面65と平行に配置した光源で
ある蛍光管、66は蛍光管36をそのほぼ全長にわたっ
て覆い、断面形状がほぼU字状で、その内面が白色また
は銀色のランプ反射シート、39は液晶表示素子62の
下で導光体37の上に配置した拡散シート、38は導光
体37の下に配置した反射シート、1は導光体37の底
面に設けられ、導光体37内を全反射しながら導光する
光を導光体37の上面から出射させる複数個の拡散ドッ
トパターン(図5参照)、72、73はそれぞれ拡散シ
ート39と液晶表示素子62との間に配置したプリズム
シート(レンズフィルム)、67はランプ反射シート6
6の端部、71はランプ反射シート66の端部67を導
光体37の上面に接着する両面テープ、68、69、7
0はそれぞれ両面テープ71を構成する接着剤層、基材
層、接着剤層、74は入光端面65と対向する端面、7
5は端面74に設けた反射テープ、76は反射テープ7
5を端面74に接着する接着剤層である。
【0023】なお、拡散シート39、反射シート38は
導光体37に接着されていない。ランプ反射シート66
の端部67は、導光体37の上面に両面テープ71によ
り接着されている。ランプ反射シート66のもう一方の
端部78は、反射シート38の下に位置するが、接着さ
れておらず、図示はしないが、フレーム等により抑え付
けられ、保持される。なお、図3では、プリズムシート
72、73、液晶表示素子62は浮かして図示されてい
るが、プリズムシート72、73は拡散シート39の上
に重ねて載置され、接着されておらず、その上に液晶表
示素子62が載置されている。ランプ反射シート66の
内面、すなわち、蛍光管36側の面は、光が導光体37
の入光端面65側へ反射するように、白色または銀色に
形成されている。また、導光体37の入光端面65と直
角の2端面にも、図示はしないが、反射テープ75と同
様の反射テープが接着されている。
導光体37に接着されていない。ランプ反射シート66
の端部67は、導光体37の上面に両面テープ71によ
り接着されている。ランプ反射シート66のもう一方の
端部78は、反射シート38の下に位置するが、接着さ
れておらず、図示はしないが、フレーム等により抑え付
けられ、保持される。なお、図3では、プリズムシート
72、73、液晶表示素子62は浮かして図示されてい
るが、プリズムシート72、73は拡散シート39の上
に重ねて載置され、接着されておらず、その上に液晶表
示素子62が載置されている。ランプ反射シート66の
内面、すなわち、蛍光管36側の面は、光が導光体37
の入光端面65側へ反射するように、白色または銀色に
形成されている。また、導光体37の入光端面65と直
角の2端面にも、図示はしないが、反射テープ75と同
様の反射テープが接着されている。
【0024】図4は、本発明が適用可能な別のバックラ
イトの側面図である。
イトの側面図である。
【0025】図3に示したバックライト77では、導光
体37の形状が平板状(直方体形状)であったが、図4
には、液晶表示モジュールの軽量化、薄型化のため、楔
形(すなわち、断面形状が台形)の導光体37を使用し
たバックライト77を示す。その他の構成は図3に示し
たバックライトと同様である。なお、図4では、プリズ
ムシート72、73、液晶表示素子62は図示省略して
ある。
体37の形状が平板状(直方体形状)であったが、図4
には、液晶表示モジュールの軽量化、薄型化のため、楔
形(すなわち、断面形状が台形)の導光体37を使用し
たバックライト77を示す。その他の構成は図3に示し
たバックライトと同様である。なお、図4では、プリズ
ムシート72、73、液晶表示素子62は図示省略して
ある。
【0026】図5は、拡散パターンを示すための、本発
明が適用可能なさらに別のバックライトの斜視図であ
る。
明が適用可能なさらに別のバックライトの斜視図であ
る。
【0027】このバックライト77の拡散パターン1の
形状は丸ドットで、蛍光管36から離れるにしたがっ
て、拡散パターン1のドット径を徐々に大きくすること
により、乱反射特性を増加させて、光源から遠ざかるこ
とによる光量の減少を補正し、導光体37の面輝度の均
一化を図っている。なお、ここでは拡散パターン1どう
しのピッチはすべて同一である。
形状は丸ドットで、蛍光管36から離れるにしたがっ
て、拡散パターン1のドット径を徐々に大きくすること
により、乱反射特性を増加させて、光源から遠ざかるこ
とによる光量の減少を補正し、導光体37の面輝度の均
一化を図っている。なお、ここでは拡散パターン1どう
しのピッチはすべて同一である。
【0028】このように導光体においては、光源から導
光体内に入射した光の量は光源から離れるにしたがって
減少し、暗くなるので、この光量の減少を補正し、導光
体の面輝度を均一にするために、導光体の乱反射特性が
光源から離れるにしたがって増加するように工夫されて
いる。また、乱反射特性の補正量は、導光体の光源から
の距離が長くなる程(つまり、導光体の長さが長くなる
程)、あるいは導光体が薄くなる程、大きくしなければ
ならない。
光体内に入射した光の量は光源から離れるにしたがって
減少し、暗くなるので、この光量の減少を補正し、導光
体の面輝度を均一にするために、導光体の乱反射特性が
光源から離れるにしたがって増加するように工夫されて
いる。また、乱反射特性の補正量は、導光体の光源から
の距離が長くなる程(つまり、導光体の長さが長くなる
程)、あるいは導光体が薄くなる程、大きくしなければ
ならない。
【0029】実施例1 図1は本発明の実施例1の拡散パターンの断面図(例え
ば図5のA−A切断線に対応する1個の拡散ドットパタ
ーンの断面を示す)である。
ば図5のA−A切断線に対応する1個の拡散ドットパタ
ーンの断面を示す)である。
【0030】37はアクリル板から成る導光体、1は導
光体37の底面に設けた拡散ドットパターン(図3、
4、5参照)、2は拡散ドットパターン1の基材である
ベースレジン(樹脂)、3は空気層(気泡)である。
光体37の底面に設けた拡散ドットパターン(図3、
4、5参照)、2は拡散ドットパターン1の基材である
ベースレジン(樹脂)、3は空気層(気泡)である。
【0031】レジン2としては、導光体37がアクリル
から成る場合は、ウレタンアクリレートオリゴマー(中
分子)等のアクリレート系UVレジン等の無色透明なレ
ジンが使用可能である。導光体37を構成するアクリル
の屈折率は、約1.49であり、レジン2としてはその
屈折率が導光体37の屈折率とほぼ同じか、それより小
さいものを使用する。この理由については後で説明す
る。なお、空気層3等の気体の屈折率は1である。
から成る場合は、ウレタンアクリレートオリゴマー(中
分子)等のアクリレート系UVレジン等の無色透明なレ
ジンが使用可能である。導光体37を構成するアクリル
の屈折率は、約1.49であり、レジン2としてはその
屈折率が導光体37の屈折率とほぼ同じか、それより小
さいものを使用する。この理由については後で説明す
る。なお、空気層3等の気体の屈折率は1である。
【0032】拡散ドットパターン1の厚さtは、約15
〜40μmである。
〜40μmである。
【0033】このような拡散ドットパターン1の形成方
法は、例えば、つぎのようにして行う。すなわち、発泡
剤を含有させたレジンを塗布またはスクリーン印刷する
か、あるいは塗布またはスクリーン印刷したレジンの上
か下に接して発泡剤を塗布した後、加熱等により発泡さ
せて該レジン2中に多数の空気層3を形成する。
法は、例えば、つぎのようにして行う。すなわち、発泡
剤を含有させたレジンを塗布またはスクリーン印刷する
か、あるいは塗布またはスクリーン印刷したレジンの上
か下に接して発泡剤を塗布した後、加熱等により発泡さ
せて該レジン2中に多数の空気層3を形成する。
【0034】本実施例では、図5に示したような導光体
37の底面に形成した多数個の拡散ドットパターン1
を、図1に示すように、レジン2から成る固体相中に気
体相、例えば空気層3を分散させて構成した。このよう
な構成の拡散ドットパターン1は、従来のレジン中に、
光散乱剤として酸化チタン等の顔料、あるいは球状の中
空ガラスビーズを混ぜたものと比較して、光吸収が少な
く、光出射角が小さい。したがって、拡散パターンによ
る光損失を少なくすることができ、光利用効率を向上す
ることができる。その結果、導光体の輝度を約30%向
上することができ、バックライトの消費電力を低減する
ことができた。この理由については後で説明する。
37の底面に形成した多数個の拡散ドットパターン1
を、図1に示すように、レジン2から成る固体相中に気
体相、例えば空気層3を分散させて構成した。このよう
な構成の拡散ドットパターン1は、従来のレジン中に、
光散乱剤として酸化チタン等の顔料、あるいは球状の中
空ガラスビーズを混ぜたものと比較して、光吸収が少な
く、光出射角が小さい。したがって、拡散パターンによ
る光損失を少なくすることができ、光利用効率を向上す
ることができる。その結果、導光体の輝度を約30%向
上することができ、バックライトの消費電力を低減する
ことができた。この理由については後で説明する。
【0035】実施例2 図2は本発明の実施例2の拡散パターンの図1と同様の
断面図である。
断面図である。
【0036】2はアクリルから成る導光体37の底面に
設けた多数個の拡散ドットパターン1(図3、4、5参
照)の基材であるベースレジン(樹脂)、4はレジン2
に多数個混合した球状の中空のプラスチックビーズ、3
はプラスチックビーズ4の真中に封じ込められた空気層
である。
設けた多数個の拡散ドットパターン1(図3、4、5参
照)の基材であるベースレジン(樹脂)、4はレジン2
に多数個混合した球状の中空のプラスチックビーズ、3
はプラスチックビーズ4の真中に封じ込められた空気層
である。
【0037】レジン2としては、導光体37がアクリル
から成る場合は、アクリルの屈折率とほぼ同じか、それ
より小さい屈折率を有するウレタンアクリレートオリゴ
マー(中分子)等のアクリレート系UVレジン等の無色
透明のレジンが使用可能である。また、中空プラスチッ
クビーズ4としては、アクリルの屈折率とほぼ同じか、
それ以下のポリメチルメタアクリレート(PMMA)、
ポリアクリロニトリル(PAN)、あるいはポリメチル
アセトアクリレート(PMAA)等から成る無色透明の
ビースが使用可能である。
から成る場合は、アクリルの屈折率とほぼ同じか、それ
より小さい屈折率を有するウレタンアクリレートオリゴ
マー(中分子)等のアクリレート系UVレジン等の無色
透明のレジンが使用可能である。また、中空プラスチッ
クビーズ4としては、アクリルの屈折率とほぼ同じか、
それ以下のポリメチルメタアクリレート(PMMA)、
ポリアクリロニトリル(PAN)、あるいはポリメチル
アセトアクリレート(PMAA)等から成る無色透明の
ビースが使用可能である。
【0038】拡散ドットパターン1の厚さtは、約15
〜40μm、中空プラスチックビーズ4の径は、スクリ
ーン印刷が可能な約5〜15μmである。
〜40μm、中空プラスチックビーズ4の径は、スクリ
ーン印刷が可能な約5〜15μmである。
【0039】このような拡散ドットパターン1の形成方
法は、例えば、つぎのようにして行う。すなわち、例え
ば、アルコールあるいは液化ブタンガス等の低沸点の液
体の充填剤を内包した多数個の上記プラスチックビーズ
を上記ベースレジン中によく混合し、このビーズ混合レ
ジンを導光体37の底面にスクリーン印刷または塗布す
る。つぎに、加熱してビーズに内包された上記液体を気
化させると、真中に気体が封じ込められたビーズを含む
レジンから成る拡散ドットパターン1が形成できる。
法は、例えば、つぎのようにして行う。すなわち、例え
ば、アルコールあるいは液化ブタンガス等の低沸点の液
体の充填剤を内包した多数個の上記プラスチックビーズ
を上記ベースレジン中によく混合し、このビーズ混合レ
ジンを導光体37の底面にスクリーン印刷または塗布す
る。つぎに、加熱してビーズに内包された上記液体を気
化させると、真中に気体が封じ込められたビーズを含む
レジンから成る拡散ドットパターン1が形成できる。
【0040】本実施例では、図5に示したような導光体
37の底面に形成した多数個の拡散ドットパターン1
を、図2に示すように、中に空気層3を封じ込めた多数
個のプラスチックビーズ4を混合したレジン2により形
成した。このような構成の拡散ドットパターン1は、上
述の従来のドットパターンと比較して、上記実施例1と
同様に、光吸収が少なく、光出射角が小さいため、拡散
パターンによる光損失を少なくすることができ、光利用
効率を向上することができる。その結果、導光体の輝度
を約30%向上することができ、バックライトの消費電
力を低減することができた。この理由についてはつぎに
説明する。
37の底面に形成した多数個の拡散ドットパターン1
を、図2に示すように、中に空気層3を封じ込めた多数
個のプラスチックビーズ4を混合したレジン2により形
成した。このような構成の拡散ドットパターン1は、上
述の従来のドットパターンと比較して、上記実施例1と
同様に、光吸収が少なく、光出射角が小さいため、拡散
パターンによる光損失を少なくすることができ、光利用
効率を向上することができる。その結果、導光体の輝度
を約30%向上することができ、バックライトの消費電
力を低減することができた。この理由についてはつぎに
説明する。
【0041】つまり、従来の顔料は材質自体が光吸収性
の性質をもっているため、現在存在しうる顔料ではいか
なる構成にしても光吸収による光損失を低減するには限
界があった。また、中空ガラスビーズではガラス材料自
体による光吸収は少ないが、各ビーズの外側の界面にお
ける光散乱(反射)とその内側の界面における光散乱と
が複雑に絡み合って、各ビーズ内で繰返し乱反射されて
光損失が生じる。もっとも、ガラスの屈折率とほぼ等し
い透明素材の中に中空ガラスビーズを内包させるように
すれば、本発明とほぼ同様の作用を生じさせることにな
るが、一般にガラスの屈折率は高く、上述したようなベ
ースレジンでは実現不可能である。
の性質をもっているため、現在存在しうる顔料ではいか
なる構成にしても光吸収による光損失を低減するには限
界があった。また、中空ガラスビーズではガラス材料自
体による光吸収は少ないが、各ビーズの外側の界面にお
ける光散乱(反射)とその内側の界面における光散乱と
が複雑に絡み合って、各ビーズ内で繰返し乱反射されて
光損失が生じる。もっとも、ガラスの屈折率とほぼ等し
い透明素材の中に中空ガラスビーズを内包させるように
すれば、本発明とほぼ同様の作用を生じさせることにな
るが、一般にガラスの屈折率は高く、上述したようなベ
ースレジンでは実現不可能である。
【0042】本発明では、中空プラスチックビーズの屈
折率とほぼ同じ屈折率を有するベースレジンの中に、複
数の中空プラスチックビーズを内包するようにしたの
で、中空プラスチックビーズの外側の界面での反射はほ
とんど無くなり、光分散(拡散)性において効率のよい
中空プラスチックビーズの径の小さい内側の界面での反
射のみが得られるようになる。つまり、液晶表示パネル
のような一定の大きさの表示部に所定の輝度の均一な光
が必要となるバックライト装置においては、冷陰極蛍光
管からの光を導光体の印刷ドットによっていかに輝度が
均一でむらのないように等方拡散するかが重要であり、
そのポイントは各ドットにおける光拡散性(円状のドッ
トならば、その径が寄与する)や、冷陰極蛍光管(光
源)からの距離に応じたドット密度の計算のしやすさ等
にある。したがって、本発明によれば、各ドットにおけ
る光拡散性や、光源からの距離に応じたドット密度の計
算のしやすさを保持しつつ、従来の顔料や中空ガラスビ
ーズでは排除できなかった各々のデメリットを生じるこ
となく、光損失を低減できるのである。
折率とほぼ同じ屈折率を有するベースレジンの中に、複
数の中空プラスチックビーズを内包するようにしたの
で、中空プラスチックビーズの外側の界面での反射はほ
とんど無くなり、光分散(拡散)性において効率のよい
中空プラスチックビーズの径の小さい内側の界面での反
射のみが得られるようになる。つまり、液晶表示パネル
のような一定の大きさの表示部に所定の輝度の均一な光
が必要となるバックライト装置においては、冷陰極蛍光
管からの光を導光体の印刷ドットによっていかに輝度が
均一でむらのないように等方拡散するかが重要であり、
そのポイントは各ドットにおける光拡散性(円状のドッ
トならば、その径が寄与する)や、冷陰極蛍光管(光
源)からの距離に応じたドット密度の計算のしやすさ等
にある。したがって、本発明によれば、各ドットにおけ
る光拡散性や、光源からの距離に応じたドット密度の計
算のしやすさを保持しつつ、従来の顔料や中空ガラスビ
ーズでは排除できなかった各々のデメリットを生じるこ
となく、光損失を低減できるのである。
【0043】また、レジンの屈折率を導光体の屈折率と
ほぼ同じか、低めにするのは、導光体の中を通ってきた
光源からの光を、すべて中空プラスチックが内包された
レジンの方に行くのを妨げないためであり、望ましくは
ほぼ同じにするのがよい。したがって、屈折率の関係は
次のようになり、等号となるのがより望ましい。
ほぼ同じか、低めにするのは、導光体の中を通ってきた
光源からの光を、すべて中空プラスチックが内包された
レジンの方に行くのを妨げないためであり、望ましくは
ほぼ同じにするのがよい。したがって、屈折率の関係は
次のようになり、等号となるのがより望ましい。
【0044】導光体の屈折率≧レジンの屈折率≒中空プ
ラスチックビーズの屈折率なお、中空プラスチックビー
ズの中の気体の屈折率は最も低い。
ラスチックビーズの屈折率なお、中空プラスチックビー
ズの中の気体の屈折率は最も低い。
【0045】このように、レジンと中空プラスチックビ
ーズを用いた反射層(拡散層)は、その構造上、光の指
向方向(光束方向)を計算で求めるのが簡単であり、製
品スペックを左右する他の光学部材(特に、プリズムシ
ート等)を設計するのに正確な指標となり、かつ、従来
と比較して光利用効率が向上する。
ーズを用いた反射層(拡散層)は、その構造上、光の指
向方向(光束方向)を計算で求めるのが簡単であり、製
品スペックを左右する他の光学部材(特に、プリズムシ
ート等)を設計するのに正確な指標となり、かつ、従来
と比較して光利用効率が向上する。
【0046】なお、上記実施例1において、拡散ドット
パターン1の基材として、レジン2を使用しないで、導
光体37の成形時に該導光体37の底面と一体に、図1
の符号2で示したような凸部から成る拡散ドットパター
ンを形成し、その中に気体を分散させるようにしてもよ
い。また、上記実施例2において、プラスチックビーズ
4の形状は、必ずしも球状でなくてもよい。また、上記
実施例1、2において、空気層3の空気の代わりに、例
えば窒素、酸素、二酸化炭素等の他の気体を使用して
も、屈折率は1と変わらないので同様の効果が得られ
る。また、拡散パターンは必ずしも丸ドットでなくて
も、さらにドットパターンでなくてもよく、種々の形状
のパターンを使用することも可能である。
パターン1の基材として、レジン2を使用しないで、導
光体37の成形時に該導光体37の底面と一体に、図1
の符号2で示したような凸部から成る拡散ドットパター
ンを形成し、その中に気体を分散させるようにしてもよ
い。また、上記実施例2において、プラスチックビーズ
4の形状は、必ずしも球状でなくてもよい。また、上記
実施例1、2において、空気層3の空気の代わりに、例
えば窒素、酸素、二酸化炭素等の他の気体を使用して
も、屈折率は1と変わらないので同様の効果が得られ
る。また、拡散パターンは必ずしも丸ドットでなくて
も、さらにドットパターンでなくてもよく、種々の形状
のパターンを使用することも可能である。
【0047】以下、図1、2に実施例1、2として示し
た本発明が適用可能な単純マトリクス方式の液晶表示装
置について説明する。
た本発明が適用可能な単純マトリクス方式の液晶表示装
置について説明する。
【0048】図6は本発明が適用可能な液晶表示装置の
液晶表示素子62を上側から見た場合の電極基板上にお
ける液晶分子の配列方向(例えばラビング方向)、液晶
分子のねじれ方向、偏光板の偏光軸(あるいは吸収軸)
方向、および複屈折効果をもたらす部材の光学軸方向を
示し、図7は液晶表示素子62の要部斜視図を示す。
液晶表示素子62を上側から見た場合の電極基板上にお
ける液晶分子の配列方向(例えばラビング方向)、液晶
分子のねじれ方向、偏光板の偏光軸(あるいは吸収軸)
方向、および複屈折効果をもたらす部材の光学軸方向を
示し、図7は液晶表示素子62の要部斜視図を示す。
【0049】液晶分子のねじれ方向10とねじれ角θ
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
【0050】図7において、液晶層50を挟持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部、すなわち、切欠け部(液晶封入
口)51を備えた枠状のシール材52により接着し、そ
の間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性物質を所定量添
加されたネマチック液晶を封入すると、液晶分子はその
電極基板間で図中のねじれ角θのらせん状構造の分子配
列をする。なお31、32はそれぞれ例えば酸化インジ
ウム又はITO(IndiumTin Oxide)からなる透明な
上、下電極である。このようにして構成された液晶セル
60の上電極基板11の上側に複屈折効果をもたらす部
材(以下複屈折部材と称す。藤村他「STN−LCD用
位相差フィルム」、雑誌電子材料1991年2月号第3
7−41頁)40が配設されており、さらにこの部材4
0および液晶セル60を挟んで上、下偏光板15、16
が設けられる。
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部、すなわち、切欠け部(液晶封入
口)51を備えた枠状のシール材52により接着し、そ
の間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性物質を所定量添
加されたネマチック液晶を封入すると、液晶分子はその
電極基板間で図中のねじれ角θのらせん状構造の分子配
列をする。なお31、32はそれぞれ例えば酸化インジ
ウム又はITO(IndiumTin Oxide)からなる透明な
上、下電極である。このようにして構成された液晶セル
60の上電極基板11の上側に複屈折効果をもたらす部
材(以下複屈折部材と称す。藤村他「STN−LCD用
位相差フィルム」、雑誌電子材料1991年2月号第3
7−41頁)40が配設されており、さらにこの部材4
0および液晶セル60を挟んで上、下偏光板15、16
が設けられる。
【0051】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
【0052】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0053】さらに、この液晶表示素子62は複屈折に
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
【0054】図6で上記の関係の作用効果について説明
する。図6は、図7の構成の液晶表示素子を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
する。図6は、図7の構成の液晶表示素子を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
【0055】図7において、5は一軸性の透明複屈折部
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
【0056】ここで本明細書における角α、β、γの測
り方を定義する。図11において、複屈折部材40の光
学軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にと
って説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図
11に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来る
が、本明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を
採用する。すなわち、図11(a)においてはφ1<φ2
であるから、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角
αとし、図11(b)においてはφ1>φ2だからφ2を
光学軸5と液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1
=φ2の場合はどちらを採っても良い。
り方を定義する。図11において、複屈折部材40の光
学軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にと
って説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図
11に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来る
が、本明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を
採用する。すなわち、図11(a)においてはφ1<φ2
であるから、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角
αとし、図11(b)においてはφ1>φ2だからφ2を
光学軸5と液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1
=φ2の場合はどちらを採っても良い。
【0057】液晶表示素子においては角度α、β、γが
極めて重要である。
極めて重要である。
【0058】角度αは好ましくは50度から90度、よ
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
【0059】なお、液晶セル60の液晶層50のねじれ
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
【0060】なお、図7においては、複屈折部材40が
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図7の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図7の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
【0061】図8はねじれ角θ等の具体例を示す図であ
る。図に示すように、液晶分子のねじれ角θは240度
であり、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向
(ホモジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度
の液晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と
旋光性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μ
m)の比d/pは0.67とした。配向膜21、22
は、ポリイミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理した
ものを使用した。このラビング処理を施した配向膜がこ
れに接する液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチ
ルト角(pretilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈
折部材40のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液
晶分子が240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・
d1は約0.8μmである。
る。図に示すように、液晶分子のねじれ角θは240度
であり、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向
(ホモジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度
の液晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と
旋光性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μ
m)の比d/pは0.67とした。配向膜21、22
は、ポリイミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理した
ものを使用した。このラビング処理を施した配向膜がこ
れに接する液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチ
ルト角(pretilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈
折部材40のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液
晶分子が240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・
d1は約0.8μmである。
【0062】このとき、角度αを約90度、角度βを約
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
【0063】図9は図8の構成で角度αを変化させたと
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
【0064】図8はねじれ角θ等の他の具体例を示す図
である。基本構造は図8に示した具体例と同様である。
ただし、液晶層50の液晶分子のねじれ角は260度、
Δn1・d1は約0.65μm〜0.75μmである点が異
なる。一軸性透明複屈折部材40として使用している平
行配向液晶層のΔn2・d2は前記具体例と同じ約0.5
8μmである。液晶層の厚みd1(μm)と旋光性物質が
添加されたネマチック液晶材料のらせんピッチp(μm)
との比はd/p=0.72とした。
である。基本構造は図8に示した具体例と同様である。
ただし、液晶層50の液晶分子のねじれ角は260度、
Δn1・d1は約0.65μm〜0.75μmである点が異
なる。一軸性透明複屈折部材40として使用している平
行配向液晶層のΔn2・d2は前記具体例と同じ約0.5
8μmである。液晶層の厚みd1(μm)と旋光性物質が
添加されたネマチック液晶材料のらせんピッチp(μm)
との比はd/p=0.72とした。
【0065】このとき、角度αを約100度、角度βを
約35度、角度γを約15度とすることにより、最初の
具体例と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の
軸の位置を上記値より50度から90度回転することに
より逆転の白黒表示が可能である点もほぼ最初の具体例
と同様である。角度α、β、γのずれに対する傾向も最
初の具体例とほぼ同様である。
約35度、角度γを約15度とすることにより、最初の
具体例と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の
軸の位置を上記値より50度から90度回転することに
より逆転の白黒表示が可能である点もほぼ最初の具体例
と同様である。角度α、β、γのずれに対する傾向も最
初の具体例とほぼ同様である。
【0066】上記いずれの具体例においても一軸性透明
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
【0067】さらに以上の具体例においては複屈折部材
は単一であったが、図7において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
は単一であったが、図7において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
【0068】ただし、図12に示す如く、上電極基板1
1上に赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、3
3B、各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設ける
ことにより、多色表示が可能になる。図10に前記具体
例における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方
向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係
を示す。
1上に赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、3
3B、各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設ける
ことにより、多色表示が可能になる。図10に前記具体
例における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方
向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係
を示す。
【0069】なお、図12においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑膜23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑膜23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0070】図13は液晶表示素子62と、この液晶表
示素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパ
クトに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す分
解斜視図である。液晶表示素子62を駆動するIC34
は、中央に液晶表示素子62を嵌め込むための窓部を備
えた枠状体のプリント基板35に搭載される。液晶表示
素子62を嵌め込んだプリント基板35はプラスチック
モールドで形成された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、
これに金属製フレーム41を重ね、その爪43を枠状体
42に形成されている切込み44内に折り曲げることに
よりフレーム41を枠状体42に固定する。
示素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパ
クトに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す分
解斜視図である。液晶表示素子62を駆動するIC34
は、中央に液晶表示素子62を嵌め込むための窓部を備
えた枠状体のプリント基板35に搭載される。液晶表示
素子62を嵌め込んだプリント基板35はプラスチック
モールドで形成された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、
これに金属製フレーム41を重ね、その爪43を枠状体
42に形成されている切込み44内に折り曲げることに
よりフレーム41を枠状体42に固定する。
【0071】液晶表示素子62の上下端に配置される冷
陰極蛍光管36、この冷陰極蛍光管36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光板37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光板37からの光を拡散する乳白色の
ポリカーボネート等から成る拡散板39が図13の順序
で、枠状体42の裏側からその窓部に嵌め込まれる。冷
陰極蛍光管36を点灯する為のインバータ電源回路(図
示せず)は枠状体42の右側裏部に設けられた凹部(図
示せず。反射板38の凹所45に対向する位置にあ
る。)に収納される。拡散板39、導光板37、冷陰極
蛍光管36および反射板38は、反射板38に設けられ
ている舌片46を枠状体42に設けられている小口47
内に折り曲げることにより固定される。
陰極蛍光管36、この冷陰極蛍光管36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光板37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光板37からの光を拡散する乳白色の
ポリカーボネート等から成る拡散板39が図13の順序
で、枠状体42の裏側からその窓部に嵌め込まれる。冷
陰極蛍光管36を点灯する為のインバータ電源回路(図
示せず)は枠状体42の右側裏部に設けられた凹部(図
示せず。反射板38の凹所45に対向する位置にあ
る。)に収納される。拡散板39、導光板37、冷陰極
蛍光管36および反射板38は、反射板38に設けられ
ている舌片46を枠状体42に設けられている小口47
内に折り曲げることにより固定される。
【0072】なお、この図では、図示は省略したが、図
1、2に示したような上記実施例1、2を適用すること
により、導光体37底面の拡散パターンによる光損失を
少なくすることができ、光利用効率を向上することがで
きるので、導光体の輝度を向上することができ、バック
ライトの消費電力を低減することができる。
1、2に示したような上記実施例1、2を適用すること
により、導光体37底面の拡散パターンによる光損失を
少なくすることができ、光利用効率を向上することがで
きるので、導光体の輝度を向上することができ、バック
ライトの消費電力を低減することができる。
【0073】図14は液晶表示モジュール63を表示部
に使用したラップトップパソコンのブロックダイアグラ
ム、図15は液晶表示モジュール63をラップトップパ
ソコン64に実装した状態を示す図である。このラップ
トップパソコン64においては、マイクロプロセッサ4
9で計算した結果を、コントロール用LSI48を介し
て液晶駆動用半導体IC34で液晶表示モジュール63
を駆動するものである。
に使用したラップトップパソコンのブロックダイアグラ
ム、図15は液晶表示モジュール63をラップトップパ
ソコン64に実装した状態を示す図である。このラップ
トップパソコン64においては、マイクロプロセッサ4
9で計算した結果を、コントロール用LSI48を介し
て液晶駆動用半導体IC34で液晶表示モジュール63
を駆動するものである。
【0074】以上説明したように、上記具体例によれ
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示素子を実現する
ことができる。
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示素子を実現する
ことができる。
【0075】つぎに、図1、2に実施例1、2として示
した本発明が適用可能なアクティブ・マトリクス方式の
液晶表示装置について説明する。
した本発明が適用可能なアクティブ・マトリクス方式の
液晶表示装置について説明する。
【0076】図16は、液晶表示モジュールMDLの各
構成部品を示す分解斜視図である。
構成部品を示す分解斜視図である。
【0077】SHDは金属板から成るシールドケース
(メタルフレームとも称す)、WDは表示窓、INS1
〜3は絶縁シート、PCB1〜3は回路基板(PCB1
はドレイン側回路基板、PCB2はゲート側回路基板、
PCB3はインターフェイス回路基板)、JNは回路基
板PCB1〜3どうしを電気的に接続するジョイナ、T
CP1、TCP2はテープキャリアパッケージ、PNL
は液晶表示パネル、GCはゴムクッション、ILSは遮
光スペーサ、PRSはプリズムシート、SPSは拡散シ
ート、GLBは導光板、RFSは反射シート、MCAは
一体成型により形成された下側ケース(モールドケー
ス)、LPは蛍光管、LPCはランプケーブル、GBは
蛍光管LPを支持するゴムブッシュであり、図に示すよ
うな上下の配置関係で各部材が積み重ねられて液晶表示
モジュールMDLが組み立てられる。
(メタルフレームとも称す)、WDは表示窓、INS1
〜3は絶縁シート、PCB1〜3は回路基板(PCB1
はドレイン側回路基板、PCB2はゲート側回路基板、
PCB3はインターフェイス回路基板)、JNは回路基
板PCB1〜3どうしを電気的に接続するジョイナ、T
CP1、TCP2はテープキャリアパッケージ、PNL
は液晶表示パネル、GCはゴムクッション、ILSは遮
光スペーサ、PRSはプリズムシート、SPSは拡散シ
ート、GLBは導光板、RFSは反射シート、MCAは
一体成型により形成された下側ケース(モールドケー
ス)、LPは蛍光管、LPCはランプケーブル、GBは
蛍光管LPを支持するゴムブッシュであり、図に示すよ
うな上下の配置関係で各部材が積み重ねられて液晶表示
モジュールMDLが組み立てられる。
【0078】モジュールMDLは、下側ケースMCA、
シールドケースSHDの2種の収納・保持部材を有す
る。絶縁シートINS1〜3、回路基板PCB1〜3、
液晶表示パネルPNLを収納、固定した金属製シールド
ケースSHDと、蛍光管LP、導光板GLB、プリズム
シートPRS等から成るバックライトBLを収納した下
側ケースMCAとを合体させることにより、モジュール
MDLが組み立てられる。
シールドケースSHDの2種の収納・保持部材を有す
る。絶縁シートINS1〜3、回路基板PCB1〜3、
液晶表示パネルPNLを収納、固定した金属製シールド
ケースSHDと、蛍光管LP、導光板GLB、プリズム
シートPRS等から成るバックライトBLを収納した下
側ケースMCAとを合体させることにより、モジュール
MDLが組み立てられる。
【0079】なお、この図では、図示は省略したが、図
1、2に示したような上記実施例1、2を適用すること
により、導光体37底面の拡散パターンによる光損失を
少なくすることができ、光利用効率を向上することがで
きるので、導光体の輝度を向上することができ、バック
ライトの消費電力を低減することができる。
1、2に示したような上記実施例1、2を適用すること
により、導光体37底面の拡散パターンによる光損失を
少なくすることができ、光利用効率を向上することがで
きるので、導光体の輝度を向上することができ、バック
ライトの消費電力を低減することができる。
【0080】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
バックライトの導光体底面の拡散パターンによる光損失
を少なくすることができ、光利用効率を向上することが
できるので、導光体の輝度を向上することができ、バッ
クライトの消費電力を低減することができる。
バックライトの導光体底面の拡散パターンによる光損失
を少なくすることができ、光利用効率を向上することが
できるので、導光体の輝度を向上することができ、バッ
クライトの消費電力を低減することができる。
【図1】本発明の実施例1の拡散パターンの断面図(図
5のA−A切断線に対応する1個の拡散ドットパターン
の断面を示す)である。
5のA−A切断線に対応する1個の拡散ドットパターン
の断面を示す)である。
【図2】本発明の実施例2の拡散パターンの図1と同様
の断面図である。
の断面図である。
【図3】本発明が適用可能な液晶表示素子の下に配置し
たバックライトの側面図である。
たバックライトの側面図である。
【図4】本発明が適用可能な別のバックライトの側面図
である。
である。
【図5】本発明が適用可能なさらに別のバックライトの
斜視図である。
斜視図である。
【図6】本発明が適用可能な単純マトリクス方式の液晶
表示素子における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじ
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係の一例を示した説明図である。
表示素子における液晶分子の配列方向、液晶分子のねじ
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係の一例を示した説明図である。
【図7】液晶表示素子の一例の要部分解斜視図である。
【図8】別の例の液晶表示素子における液晶分子のねじ
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係を示した説明図である。
れ方向、偏光板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の
関係を示した説明図である。
【図9】液晶表示素子の図6の例についてのコントラス
ト、透過光色−交角α特性を示すグラフである。
ト、透過光色−交角α特性を示すグラフである。
【図10】さらに別の例の液晶表示素子における液晶分
子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光板の軸の方
向および複屈折部材の光学軸の関係を示した説明図であ
る。
子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光板の軸の方
向および複屈折部材の光学軸の関係を示した説明図であ
る。
【図11】交角α、β、γの測り方を説明するための図
である。
である。
【図12】カラー液晶表示素子の上電極基板部の一例の
一部切欠斜視図である。
一部切欠斜視図である。
【図13】液晶表示モジュールの一例の分解斜視図であ
る。
る。
【図14】ラップトップパソコンの一例のブロックダイ
アグラムである。
アグラムである。
【図15】ラップトップパソコンの一例の斜視図であ
る。
る。
【図16】本発明が適用可能なアクテイブ・マトリクス
方式の液晶表示モジュールの分解斜視図である。
方式の液晶表示モジュールの分解斜視図である。
1…拡散ドットパターン、2…ベースレジン、3…空気
層、4…プラスチックビーズ、37…導光体。
層、4…プラスチックビーズ、37…導光体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平山 壽男 千葉県茂原市早野3350番地 日立エレクト ロニックデバイシズ株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】液晶表示素子の下に配置した導光体と、前
記導光体の少なくとも1端面近傍に該端面に沿って配置
した光源と、前記液晶表示素子の下で前記導光体の上に
配置した拡散手段と、前記導光体の下に配置した反射手
段と、前記導光体の下面に設けた拡散作用を有する拡散
パターンとを有する液晶表示装置において、前記拡散パ
ターンは、固体相中に気体相を分散させて成ることを特
徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】前記固体相はレジンであることを特徴とす
る請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】前記レジンに発泡剤を含有させるか、該レ
ジンに接して発泡剤を塗布した後、発泡させて該レジン
中に前記気体相を分散させたことを特徴とする請求項2
記載の液晶表示装置。 - 【請求項4】前記固体相は前記導光体であることを特徴
とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】液晶表示素子の下に配置した導光体と、前
記導光体の少なくとも1端面近傍に該端面に沿って配置
した光源と、前記液晶表示素子の下で前記導光体の上に
配置した拡散手段と、前記導光体の下に配置した反射手
段と、前記導光体の下面に設けた拡散作用を有する拡散
パターンとを有する液晶表示装置において、前記拡散パ
ターンは、その基材であるレジン中に、中に気体を封じ
込めたプラスチックビーズを含んで成ることを特徴とす
る液晶表示装置。 - 【請求項6】前記プラスチックビーズの形状は、球状で
あることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】前記レジンの屈折率は、前記導光体の屈折
率とほぼ同じか、それより小さいことを特徴とする請求
項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項8】前記レジン、前記プラスチックビーズの少
なくとも一方は、無色透明であることを特徴とする請求
項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項9】低沸点の液体を内包した前記プラスチック
ビーズを加熱して前記液体を気化させ、該プラスチック
ビーズ中に前記気体を封じ込めたことを特徴とする請求
項5記載の液晶表示装置。 - 【請求項10】前記拡散パターンはドット状であること
を特徴とする請求項1または5記載の液晶表示装置。 - 【請求項11】前記ドットは、前記蛍光管の長軸方向と
平行または垂直な複数本の直線状に配列されていること
を特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。 - 【請求項12】前記拡散シートと前記液晶表示素子との
間に少なくとも1枚のプリズムシートを配置したことを
特徴とする請求項1または5記載の液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045340A JPH08240719A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7045340A JPH08240719A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08240719A true JPH08240719A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12716566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7045340A Pending JPH08240719A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08240719A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008147174A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-26 | General Electric Co <Ge> | バックライト照明の均一性を改善するためのシステム |
| WO2009139380A1 (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-19 | 株式会社浅葱クリエイト | 導光板の製法 |
| JP2010501985A (ja) * | 2006-08-25 | 2010-01-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ディスプレイデバイスに好適なバックライト |
| JP2013093205A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Jsr Corp | 導光板、バックライトユニットおよび液晶表示装置 |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7045340A patent/JPH08240719A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010501985A (ja) * | 2006-08-25 | 2010-01-21 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | ディスプレイデバイスに好適なバックライト |
| TWI579617B (zh) * | 2006-08-25 | 2017-04-21 | 3M新設資產公司 | 適用於顯示裝置之背光 |
| TWI584026B (zh) * | 2006-08-25 | 2017-05-21 | 3M新設資產公司 | 適用於顯示裝置之背光 |
| JP2008147174A (ja) * | 2006-11-17 | 2008-06-26 | General Electric Co <Ge> | バックライト照明の均一性を改善するためのシステム |
| WO2009139380A1 (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-19 | 株式会社浅葱クリエイト | 導光板の製法 |
| JP2013093205A (ja) * | 2011-10-25 | 2013-05-16 | Jsr Corp | 導光板、バックライトユニットおよび液晶表示装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2830972B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH07218911A (ja) | 液晶表示装置およびその視野角設定方法 | |
| JPH11295713A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP3315810B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH07287226A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH05142538A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH08240719A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH06194648A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH10170915A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH07294921A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH06186553A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP3205393B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0933882A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH07333594A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0961821A (ja) | 表示装置 | |
| JP3062352B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH06138443A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0713171A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0843819A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH06301021A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JP3773037B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0792463A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH05196936A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH07261172A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0822005A (ja) | 液晶表示装置 |