JPH05196936A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JPH05196936A JPH05196936A JP4009819A JP981992A JPH05196936A JP H05196936 A JPH05196936 A JP H05196936A JP 4009819 A JP4009819 A JP 4009819A JP 981992 A JP981992 A JP 981992A JP H05196936 A JPH05196936 A JP H05196936A
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- light guide
- crystal display
- display device
- light
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Abstract
(57)【要約】
【構成】液晶セルの下に配置した導光体(37)と、導
光体(37)の一側面近傍に配置した光源である冷陰極
蛍光灯(36)とを含んで成る液晶表示装置において、
導光体(37)に複数個の線パタン(1a)が設けら
れ、冷陰極蛍光灯(36)から離れるに従って線パタン
(1a)の長さが順次長くなっている構成。 【効果】導光体の乱反射特性の大幅な変化と、極め細か
い調節が可能となり、大画面、薄型で、面輝度均一性の
良好な液晶表示装置を提供することができる。
光体(37)の一側面近傍に配置した光源である冷陰極
蛍光灯(36)とを含んで成る液晶表示装置において、
導光体(37)に複数個の線パタン(1a)が設けら
れ、冷陰極蛍光灯(36)から離れるに従って線パタン
(1a)の長さが順次長くなっている構成。 【効果】導光体の乱反射特性の大幅な変化と、極め細か
い調節が可能となり、大画面、薄型で、面輝度均一性の
良好な液晶表示装置を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に係り、
特に、液晶セルの下に、光源と導光体とを含んで成るバ
ックライトが配置された液晶表示装置に関する。
特に、液晶セルの下に、光源と導光体とを含んで成るバ
ックライトが配置された液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示素子のツイステッドネマ
チックタイプと言われるものは、2枚の電極基板間に正
の誘電異方性を有するネマチック液晶による90°ねじ
れたらせん構造を有し、かつ両電極基板の外側には一対
の偏光板をその偏光軸(あるいは吸収軸)が、電極基板
に隣接する液晶分子の軸に対し直交あるいは平行になる
ように配置するものであった(特公昭51−13666
号公報)。
チックタイプと言われるものは、2枚の電極基板間に正
の誘電異方性を有するネマチック液晶による90°ねじ
れたらせん構造を有し、かつ両電極基板の外側には一対
の偏光板をその偏光軸(あるいは吸収軸)が、電極基板
に隣接する液晶分子の軸に対し直交あるいは平行になる
ように配置するものであった(特公昭51−13666
号公報)。
【0003】このようなねじれ角90°の液晶表示素子
では、液晶層に印加される電圧対液晶層の透過率の変化
の急峻性γ、視角特性の点で問題があり、時分割数(走
査電極の数に相当)は64が実用的限界であった。しか
し、近年の液晶表示素子に対する画質改善と表示情報量
増大要求に対処するため、一対の偏光板間に挟持された
液晶分子のねじれ角αを180°より大にし、この液晶
層への印加電圧による液晶層の複屈折効果の変化を検出
する構成とすることにより時分割駆動特性を改善して時
分割数を増大することがティー・ジェイ・シェフェー
ル、ジェイ・ネイリングによるアプライド フィジクス
レター 45、No.10、1021、1984「ア ニュー ハイリー
マルティプレクサ」(Applied Physics Letter、T.J.
Scheffer、J.Nehring:“A new、highly multiplexabl
e liquid crystal display”)に論じられ、スーパーツ
イステッド複屈折効果型(SBE)液晶表示装置が提案
されている。
では、液晶層に印加される電圧対液晶層の透過率の変化
の急峻性γ、視角特性の点で問題があり、時分割数(走
査電極の数に相当)は64が実用的限界であった。しか
し、近年の液晶表示素子に対する画質改善と表示情報量
増大要求に対処するため、一対の偏光板間に挟持された
液晶分子のねじれ角αを180°より大にし、この液晶
層への印加電圧による液晶層の複屈折効果の変化を検出
する構成とすることにより時分割駆動特性を改善して時
分割数を増大することがティー・ジェイ・シェフェー
ル、ジェイ・ネイリングによるアプライド フィジクス
レター 45、No.10、1021、1984「ア ニュー ハイリー
マルティプレクサ」(Applied Physics Letter、T.J.
Scheffer、J.Nehring:“A new、highly multiplexabl
e liquid crystal display”)に論じられ、スーパーツ
イステッド複屈折効果型(SBE)液晶表示装置が提案
されている。
【0004】液晶表示装置は、一般に、それぞれ透明電
極と配向膜を積層した面が向かい合うように2枚の透明
ガラス基板を重ね合わせ、両基板間に液晶を封止してな
る液晶セルを備え、その下、すなわち、表示画面側と反
対側に、液晶セルに光を照射するためのバックライトが
配置してある。バックライトには種々のタイプがある
が、例えば、光源から発せられる光を光源から離れた方
へ導き、光を液晶セル全体に均一に照射させるための半
透明の合成樹脂板から成る導光体と、導光体の一側面近
傍、または対向する2側面近傍に配置される光源である
冷陰極蛍光灯と、導光体の上に配置され、導光体からの
光を拡散する拡散板と、導光体の下に配置され、導光体
からの光を液晶セルの方へ反射させる反射板とから構成
される。
極と配向膜を積層した面が向かい合うように2枚の透明
ガラス基板を重ね合わせ、両基板間に液晶を封止してな
る液晶セルを備え、その下、すなわち、表示画面側と反
対側に、液晶セルに光を照射するためのバックライトが
配置してある。バックライトには種々のタイプがある
が、例えば、光源から発せられる光を光源から離れた方
へ導き、光を液晶セル全体に均一に照射させるための半
透明の合成樹脂板から成る導光体と、導光体の一側面近
傍、または対向する2側面近傍に配置される光源である
冷陰極蛍光灯と、導光体の上に配置され、導光体からの
光を拡散する拡散板と、導光体の下に配置され、導光体
からの光を液晶セルの方へ反射させる反射板とから構成
される。
【0005】なお、導光体においては、光源から導光体
内に入射した光の量は光源から離れるに従って減少し、
暗くなるので、この光量の減少を補正し、導光体の面輝
度を均一にするために、導光体の乱反射特性が光源から
離れるに従って増加するように工夫されている。また、
乱反射特性の補正量、すなわち、乱反射特性の最小値と
最大値との差の量は、導光体の光源からの距離が長くな
る程(つまり、導光体の長さが長くなる程)、あるいは
導光体が薄くなる程、大きくしなければならない。さら
に、導光体の面輝度の均一性を良くするには、乱反射特
性の変化による面輝度の調節をより細かく行なうことが
必要になる。
内に入射した光の量は光源から離れるに従って減少し、
暗くなるので、この光量の減少を補正し、導光体の面輝
度を均一にするために、導光体の乱反射特性が光源から
離れるに従って増加するように工夫されている。また、
乱反射特性の補正量、すなわち、乱反射特性の最小値と
最大値との差の量は、導光体の光源からの距離が長くな
る程(つまり、導光体の長さが長くなる程)、あるいは
導光体が薄くなる程、大きくしなければならない。さら
に、導光体の面輝度の均一性を良くするには、乱反射特
性の変化による面輝度の調節をより細かく行なうことが
必要になる。
【0006】従来の液晶表示装置では、例えば実開昭6
1−145902号公報に記載してあるように、導光体
に多数の孔または溝を形成するとともに、光源から離れ
るに従ってこれらの孔または溝の形成密度を大きくする
ことにより、導光体における均一な面輝度を得ている。
1−145902号公報に記載してあるように、導光体
に多数の孔または溝を形成するとともに、光源から離れ
るに従ってこれらの孔または溝の形成密度を大きくする
ことにより、導光体における均一な面輝度を得ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年の装置の薄型化、
液晶表示画面の大型化・面輝度均一性の向上の要求に応
えるには、上述のことから、導光体における乱反射特性
の変化を極め細かく、かつ大幅に行なう必要がある。し
かし、上記従来技術における孔または溝の形成密度の変
化による面輝度の調節だけでは、極め細かでかつ大幅な
変化に対応することができない。この理由は、光源近傍
の孔または溝の密度を粗くする部分では、表示画面にお
いて孔または溝が見えてしまう現象が生じ、反対に光源
から遠い孔または溝の密度を密にする部分では、孔また
は溝が連続してしまうことにより限界となってしまうか
らである。
液晶表示画面の大型化・面輝度均一性の向上の要求に応
えるには、上述のことから、導光体における乱反射特性
の変化を極め細かく、かつ大幅に行なう必要がある。し
かし、上記従来技術における孔または溝の形成密度の変
化による面輝度の調節だけでは、極め細かでかつ大幅な
変化に対応することができない。この理由は、光源近傍
の孔または溝の密度を粗くする部分では、表示画面にお
いて孔または溝が見えてしまう現象が生じ、反対に光源
から遠い孔または溝の密度を密にする部分では、孔また
は溝が連続してしまうことにより限界となってしまうか
らである。
【0008】本発明の目的は、このような課題を解決
し、乱反射特性の変化を極め細かく、かつ大幅に行なう
ことができる導光体を有する液晶表示装置を提供するこ
とにある。
し、乱反射特性の変化を極め細かく、かつ大幅に行なう
ことができる導光体を有する液晶表示装置を提供するこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上透明電極および下透明電極をそれぞれ
形成した上透明基板と下透明基板との間に液晶を封止し
て成る液晶セルと、液晶セルの下に配置した導光体と、
上記導光体の少なくとも1つの側面近傍に配置した光源
とを含んで成る液晶表示装置において、上記導光体に複
数個の線パタンが設けられ、上記光源から離れるに従っ
て上記線パタンの長さが順次長くなっていることを特徴
とする。
に、本発明は、上透明電極および下透明電極をそれぞれ
形成した上透明基板と下透明基板との間に液晶を封止し
て成る液晶セルと、液晶セルの下に配置した導光体と、
上記導光体の少なくとも1つの側面近傍に配置した光源
とを含んで成る液晶表示装置において、上記導光体に複
数個の線パタンが設けられ、上記光源から離れるに従っ
て上記線パタンの長さが順次長くなっていることを特徴
とする。
【0010】
【作用】本発明の液晶表示装置では、導光体に設けた複
数個の線パタンの長さを、光源から離れるに従って順次
長くすることにより、乱反射特性を順次増加させて、導
光体の面輝度を均一にするので、導光体の乱反射特性の
変化を極め細かく、かつ大幅に行なうことができる。
数個の線パタンの長さを、光源から離れるに従って順次
長くすることにより、乱反射特性を順次増加させて、導
光体の面輝度を均一にするので、導光体の乱反射特性の
変化を極め細かく、かつ大幅に行なうことができる。
【0011】
【実施例】次に、図面を用いて本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0012】図1(a)は、本発明の一実施例の液晶表
示装置の導光体・光源を示す平面図、図1(b)は、図
1(a)に示した導光体の一部断面拡大斜視図、図1
(c)は、図1(a)の導光体・光源等の側面図であ
る。
示装置の導光体・光源を示す平面図、図1(b)は、図
1(a)に示した導光体の一部断面拡大斜視図、図1
(c)は、図1(a)の導光体・光源等の側面図であ
る。
【0013】図1(a)〜(c)において、37は導光
体であり、液晶セル(ここでは図示せず。図10、図4
参照)の下に配置されたアクリル等から成る長方形の平
板状で、光源から発せられる光を液晶セル全体に均一に
照射させる。36は導光体37の一側面近傍に配置され
た光源である冷陰極蛍光灯、1aはそれぞれ導光体37
に形成された線パタン、65は導光体37の光源と反対
側の側面、66は側面65の外側に貼り付けた白色また
は銀色の反射テープ、39は導光体37の上に配置さ
れ、導光体37からの光を拡散させる拡散板、38は導
光体37の下に配置され、導光体37からの光を液晶セ
ルの方へ反射させる反射板、2は冷陰極蛍光灯36、導
光体37、拡散板39、反射板38から構成されるバッ
クライト(面光源装置)である。
体であり、液晶セル(ここでは図示せず。図10、図4
参照)の下に配置されたアクリル等から成る長方形の平
板状で、光源から発せられる光を液晶セル全体に均一に
照射させる。36は導光体37の一側面近傍に配置され
た光源である冷陰極蛍光灯、1aはそれぞれ導光体37
に形成された線パタン、65は導光体37の光源と反対
側の側面、66は側面65の外側に貼り付けた白色また
は銀色の反射テープ、39は導光体37の上に配置さ
れ、導光体37からの光を拡散させる拡散板、38は導
光体37の下に配置され、導光体37からの光を液晶セ
ルの方へ反射させる反射板、2は冷陰極蛍光灯36、導
光体37、拡散板39、反射板38から構成されるバッ
クライト(面光源装置)である。
【0014】本実施例では、導光体37の下面(表示画
面・液晶セルと反対側)には、図1(b)に示すような
断面形状がV字状の溝から成る多数の線パタン1aが形
成されている。この線パタン1aの長さは光源である冷
陰極蛍光灯36に近い側が短く、冷陰極蛍光灯36から
離れるに従って順次長くなり、最も長くなったところで
連続している。線パタン1aの長さの変化による乱反射
による光量増加率は、光量の低下を最適に補正できるよ
うに、冷陰極蛍光灯36付近では小さく、離れるに従っ
て徐々に大きくなるようにしてある。導光体37の光源
と反対側の側面65に近づくと、反射テープ66による
この側面65からの反射があるため、線長の変化率は再
び小さく、さらになくしてある。
面・液晶セルと反対側)には、図1(b)に示すような
断面形状がV字状の溝から成る多数の線パタン1aが形
成されている。この線パタン1aの長さは光源である冷
陰極蛍光灯36に近い側が短く、冷陰極蛍光灯36から
離れるに従って順次長くなり、最も長くなったところで
連続している。線パタン1aの長さの変化による乱反射
による光量増加率は、光量の低下を最適に補正できるよ
うに、冷陰極蛍光灯36付近では小さく、離れるに従っ
て徐々に大きくなるようにしてある。導光体37の光源
と反対側の側面65に近づくと、反射テープ66による
この側面65からの反射があるため、線長の変化率は再
び小さく、さらになくしてある。
【0015】線パタン1aのピッチ(密度)は一定で、
その値は使用する拡散板39の拡散特性により異なる
が、例えば導光体37の厚さの約半分以下が望ましく、
拡散板39上から線パタンの密度むらが目立たなくな
る。例えば、導光体37の厚さが3mmの場合は、線パ
タンのピッチは1.5〜1.0が望ましい。本実施例で
は、導光体37の厚さを3mmとし、線パタン1aのピ
ッチを1.0とした。
その値は使用する拡散板39の拡散特性により異なる
が、例えば導光体37の厚さの約半分以下が望ましく、
拡散板39上から線パタンの密度むらが目立たなくな
る。例えば、導光体37の厚さが3mmの場合は、線パ
タンのピッチは1.5〜1.0が望ましい。本実施例で
は、導光体37の厚さを3mmとし、線パタン1aのピ
ッチを1.0とした。
【0016】線パタン1aの幅は裕度が広く、例えば
0.05〜前述のピッチの半分(導光体37の厚さが3
mmの場合は、0.75〜0.5mm)が望ましい。本
実施例では、線パタン1aの幅wを0.5mmとした。
0.05〜前述のピッチの半分(導光体37の厚さが3
mmの場合は、0.75〜0.5mm)が望ましい。本
実施例では、線パタン1aの幅wを0.5mmとした。
【0017】このように本実施例では、導光体37に設
けた複数個の線パタン1aの長さを、図1(a)に示す
ように、光源である冷陰極蛍光灯36から離れるに従っ
て順次長くすることにより、乱反射特性を順次増加させ
て、導光体37の面輝度を均一にするので、導光体37
の乱反射特性の変化を極め細かく、かつ大幅に行なうこ
とができる。乱反射特性の設計計算も線パタン1aの長
さに基づくので容易である。また、従来では、切断加工
により導光体となる平板を形成し、その後、形成密度を
変化させた複数の円形のドットを印刷する技術がある
が、本実施例では、射出成型を用いて線パタン1aを有
する導光体37を一体加工することができる。このた
め、ドット印刷を行なう従来技術に比べて導光体37の
製造コストを低減することができ、導光体37を安価に
供給することができる。以上のことから、本実施例で
は、大画面、薄型で、面輝度均一性の良好な液晶表示装
置を容易に安価に提供することができる。
けた複数個の線パタン1aの長さを、図1(a)に示す
ように、光源である冷陰極蛍光灯36から離れるに従っ
て順次長くすることにより、乱反射特性を順次増加させ
て、導光体37の面輝度を均一にするので、導光体37
の乱反射特性の変化を極め細かく、かつ大幅に行なうこ
とができる。乱反射特性の設計計算も線パタン1aの長
さに基づくので容易である。また、従来では、切断加工
により導光体となる平板を形成し、その後、形成密度を
変化させた複数の円形のドットを印刷する技術がある
が、本実施例では、射出成型を用いて線パタン1aを有
する導光体37を一体加工することができる。このた
め、ドット印刷を行なう従来技術に比べて導光体37の
製造コストを低減することができ、導光体37を安価に
供給することができる。以上のことから、本実施例で
は、大画面、薄型で、面輝度均一性の良好な液晶表示装
置を容易に安価に提供することができる。
【0018】図2(a)、(b)は、それぞれ本発明の
他の線パタンの例を示す図1(a)と同様の図である。
他の線パタンの例を示す図1(a)と同様の図である。
【0019】図2(a)に示すように、冷陰極管36か
らの光の入射方向と平行に線パタン1bを設けた場合で
も、図1の実施例と同様の効果が得られる。
らの光の入射方向と平行に線パタン1bを設けた場合で
も、図1の実施例と同様の効果が得られる。
【0020】さらに、図2(b)に示すように、図1
(a)、図2(a)に示した線パタン1a、1bを組み
合わせ、さらに線パタン1cを追加することにより、乱
反射特性の変化量を増加させてもよい。
(a)、図2(a)に示した線パタン1a、1bを組み
合わせ、さらに線パタン1cを追加することにより、乱
反射特性の変化量を増加させてもよい。
【0021】なお、上記の実施例では、図1(b)、
(c)に示したように、線パタン1aとして断面形状が
V字状の溝を用いたが、線パタンに乱反射面が形成され
れば、乱反射の目的が達成できるので、溝の断面形状は
四角や多角形や円等でもよい。また、溝に限らず、土手
状の突起から成る線パタンを形成しても乱反射面が形成
されるので同様の効果が得られる。また、上記実施例で
は、線パタンは導光体37の下面に形成したが、導光体
37中や導光体37の上面に形成、あるいは印刷しても
よい。また、図2(b)においては、複数種の線パタン
1a〜1cの組み合わせにより線パタンを構成したが、
このような構成の他、斜線等種々の線パタンの組み合わ
せにより構成してもよい。さらに、乱反射特性の計算は
複雑になるが、線パタンの幅や溝の深さ、あるいは突起
の高さ、ピッチを変化させることを組み合わせてもよ
い。線パタンの幅を変える場合は光源から離れるに従っ
て順次広くし、溝の深さを変える場合は順次深くし、突
起の高さを変える場合は順次高くする。光源も上記実施
例におけるように冷陰極蛍光灯36に限らず、熱陰極蛍
光灯等種々のものを用いることができる。
(c)に示したように、線パタン1aとして断面形状が
V字状の溝を用いたが、線パタンに乱反射面が形成され
れば、乱反射の目的が達成できるので、溝の断面形状は
四角や多角形や円等でもよい。また、溝に限らず、土手
状の突起から成る線パタンを形成しても乱反射面が形成
されるので同様の効果が得られる。また、上記実施例で
は、線パタンは導光体37の下面に形成したが、導光体
37中や導光体37の上面に形成、あるいは印刷しても
よい。また、図2(b)においては、複数種の線パタン
1a〜1cの組み合わせにより線パタンを構成したが、
このような構成の他、斜線等種々の線パタンの組み合わ
せにより構成してもよい。さらに、乱反射特性の計算は
複雑になるが、線パタンの幅や溝の深さ、あるいは突起
の高さ、ピッチを変化させることを組み合わせてもよ
い。線パタンの幅を変える場合は光源から離れるに従っ
て順次広くし、溝の深さを変える場合は順次深くし、突
起の高さを変える場合は順次高くする。光源も上記実施
例におけるように冷陰極蛍光灯36に限らず、熱陰極蛍
光灯等種々のものを用いることができる。
【0022】図3は本発明になる液晶表示装置62を上
側から見た場合の電極基板上における液晶分子の配列方
向(例えばラビング方向)、液晶分子のねじれ方向、偏
光板の偏光軸(あるいは吸収軸)方向、および複屈折効
果をもたらす部材の光学軸方向を示し、図4は本発明に
なる液晶表示装置62の要部斜視図を示す。
側から見た場合の電極基板上における液晶分子の配列方
向(例えばラビング方向)、液晶分子のねじれ方向、偏
光板の偏光軸(あるいは吸収軸)方向、および複屈折効
果をもたらす部材の光学軸方向を示し、図4は本発明に
なる液晶表示装置62の要部斜視図を示す。
【0023】液晶分子のねじれ方向10とねじれ角θ
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
は、上電極基板11上の配向膜21のラビング方向6と
下電極基板12上の配向膜22のラビング方向7および
上電極基板11と下電極基板12の間に挟持される正の
誘電異方性を有するネマチック液晶層50に添加される
旋光性物質の種類と量によって規定される。
【0024】図4において、液晶層50を挟持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部51を備えた枠状のシール剤52に
より接着し、その間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性
物質を所定量添加されたネマチック液晶を封入すると、
液晶分子はその電極基板間で図中のねじれ角θのらせん
状構造の分子配列をする。なお31、32はそれぞれ例
えば酸化インジウム又はITO(Indium Tin Oxide)か
らなる透明な上、下電極である。このようにして構成さ
れた液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折効果
をもたらす部材(以下複屈折部材と称す。藤村他「ST
N−LCD用位相差フィルム」、雑誌電子材料1991
年2月号第37−41頁)40が配設されており、さら
にこの部材40および液晶セル60を挟んで上、下偏光
板15、16が設けられる。
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部51を備えた枠状のシール剤52に
より接着し、その間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性
物質を所定量添加されたネマチック液晶を封入すると、
液晶分子はその電極基板間で図中のねじれ角θのらせん
状構造の分子配列をする。なお31、32はそれぞれ例
えば酸化インジウム又はITO(Indium Tin Oxide)か
らなる透明な上、下電極である。このようにして構成さ
れた液晶セル60の上電極基板11の上側に複屈折効果
をもたらす部材(以下複屈折部材と称す。藤村他「ST
N−LCD用位相差フィルム」、雑誌電子材料1991
年2月号第37−41頁)40が配設されており、さら
にこの部材40および液晶セル60を挟んで上、下偏光
板15、16が設けられる。
【0025】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
【0026】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0027】さらに、本発明になる液晶表示装置62は
複屈折による楕円偏光を利用しているので偏光板15、
16の軸と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折
板を用いる場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基
板11、12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重
要である。
複屈折による楕円偏光を利用しているので偏光板15、
16の軸と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折
板を用いる場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基
板11、12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重
要である。
【0028】図3で上記の関係の作用効果について説明
する。図3は、図4の構成の液晶表示装置を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
する。図3は、図4の構成の液晶表示装置を上から見た
場合の偏光板の軸、一軸性の透明複屈折部材の光学軸、
液晶セルの電極基板の液晶分子軸配列方向の関係を示し
たものである。
【0029】図4において、5は一軸性の透明複屈折部
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
【0030】ここで本明細書における角α、β、γの測
り方を定義する。図8において、複屈折部材40の光学
軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にとっ
て説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図8
に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来るが、本
明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を採用す
る。すなわち、図8(a)においてはφ1<φ2であるか
ら、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角αとし、
図8(b)においてはφ1>φ2だからφ2を光学軸5と
液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1=φ2の場合
はどちらを採っても良い。
り方を定義する。図8において、複屈折部材40の光学
軸5と上電極基板の液晶配列方向6との交角を例にとっ
て説明する。光学軸5と液晶配列方向6との交角は図8
に示す如く、φ1およびφ2で表わすことが出来るが、本
明細書においてはφ1、φ2のうち小さい方の角を採用す
る。すなわち、図8(a)においてはφ1<φ2であるか
ら、φ1を光学軸5と液晶配列方向6との交角αとし、
図8(b)においてはφ1>φ2だからφ2を光学軸5と
液晶配列方向6との交角αとする。勿論φ1=φ2の場合
はどちらを採っても良い。
【0031】本発明になる液晶表示装置においては角度
α、β、γが極めて重要である。
α、β、γが極めて重要である。
【0032】角度αは好ましくは50度から90度、よ
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
り好ましくは70度から90度に、角度βは好ましくは
20度から70度、より好ましくは30度から60度
に、角度γは好ましくは0度から70度、より好ましく
は0度から50度に、それぞれ設定することが望まし
い。
【0033】なお、液晶セル60の液晶層50のねじれ
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
角θが180度から360度の範囲内にあれば、ねじれ
方向10が時計回り方向、反時計回り方向のいずれであ
っても、上記角α、β、γは上記範囲内にあればよい。
【0034】なお、図4においては、複屈折部材40が
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図4の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図4の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
【0035】実施例1 基本構造は図3および図4に示したものと同様である。
図5において、液晶分子のねじれ角θは240度であ
り、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向(ホ
モジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度の液
晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と旋光
性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μm)の
比d/pは0.67とした。配向膜21、22は、ポリ
イミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理したものを使
用した。このラビング処理を施した配向膜がこれに接す
る液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチルト角(p
retilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈折部材4
0のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液晶分子が
240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・d1は約
0.8μmである。
図5において、液晶分子のねじれ角θは240度であ
り、一軸性の透明複屈折部材40としては平行配向(ホ
モジェニアス配向)した、すなわちねじれ角が0度の液
晶セルを使用した。ここで液晶層の厚みd(μm)と旋光
性物質が添加された液晶材料のらせんピッチp(μm)の
比d/pは0.67とした。配向膜21、22は、ポリ
イミド樹脂膜で形成しこれをラビング処理したものを使
用した。このラビング処理を施した配向膜がこれに接す
る液晶分子を基板面に対して傾斜配向させるチルト角(p
retilt角)は4度である。上記一軸性透明複屈折部材4
0のΔn2・d2は約0.6μmである。一方液晶分子が
240度ねじれた構造の液晶層50のΔn1・d1は約
0.8μmである。
【0036】このとき、角度αを約90度、角度βを約
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
30度、角度γを約30度とすることにより、上、下電
極31、32を介して液晶層50に印加される電圧がし
きい値以下のときには光不透過すなわち黒、電圧がある
しきい値以上になると光透過すなわち白の白黒表示が実
現できた。また、下偏光板16の軸を上記位置より50
度から90度回転した場合は、液晶層50への印加電圧
がしきい値以下のときには白、電圧がしきい値以上にな
ると黒の、前記と逆の白黒表示が実現できた。
【0037】図6は図5の構成で角度αを変化させたと
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
きの1/200デューティで時分割駆動時のコントラス
ト変化を示したものである。角度αが90度近傍では極
めて高いコントラストを示していたものが、この角度か
らずれるにつれて低下する。しかも角度αが小さくなる
と点灯部、非点灯部ともに青味がかり、角度αが大きく
なると非点灯部は紫、点灯部は黄色になり、いずれにし
ても白黒表示は不可能となる。角度βおよび角度γにつ
いてもほぼ同様の結果となるが、角度γの場合は前記し
たように50度から90度近く回転すると逆転の白黒表
示となる。
【0038】実施例2 基本構造は実施例1と同様である。ただし、液晶層50
の液晶分子のねじれ角は260度、Δn1・d1は約0.
65μm〜0.75μmである点が異なる。一軸性透明
複屈折部材40として使用している平行配向液晶層のΔ
n2・d2は実施例1と同じ約0.58μmである。液晶
層の厚みd1(μm)と旋光性物質が添加されたネマチッ
ク液晶材料のらせんピッチp(μm)との比はd/p=
0.72とした。
の液晶分子のねじれ角は260度、Δn1・d1は約0.
65μm〜0.75μmである点が異なる。一軸性透明
複屈折部材40として使用している平行配向液晶層のΔ
n2・d2は実施例1と同じ約0.58μmである。液晶
層の厚みd1(μm)と旋光性物質が添加されたネマチッ
ク液晶材料のらせんピッチp(μm)との比はd/p=
0.72とした。
【0039】このとき、角度αを約100度、角度βを
約35度、角度γを約15度とすることにより、実施例
1と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の軸の
位置を上記値より50度から90度回転することにより
逆転の白黒表示が可能である点もほぼ実施例1同様であ
る。角度α、β、γのずれに対する傾向も実施例1とほ
ぼ同様である。
約35度、角度γを約15度とすることにより、実施例
1と同様の白黒表示が実現できた。また下偏光板の軸の
位置を上記値より50度から90度回転することにより
逆転の白黒表示が可能である点もほぼ実施例1同様であ
る。角度α、β、γのずれに対する傾向も実施例1とほ
ぼ同様である。
【0040】上記いずれの実施例においても一軸性透明
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
複屈折部材40として、液晶分子のねじれのない平行配
向液晶セルを用いたが、むしろ20度から60度程度液
晶分子がねじれた液晶層を用いた方が角度による色変化
が少ない。このねじれた液晶層は、前述の液晶層50同
様、配向処理が施された一対の透明基板の配向処理方向
を所定のねじれ角に交差するようにした基板間に液晶を
挟持することによって形成される。この場合、液晶分子
のねじれ構造を挟む2つの配向処理方向の挟角の2等分
角の方向を複屈折部材の光軸として取扱えばよい。ま
た、複屈折部材40として、透明な高分子フィルムを用
いても良い(この際一軸延伸のものが好ましい)。この
場合高分子フィルムとしてはPET(ポリエチレン テ
レフタレート)、アクリル樹脂フィルム、ポリカーボネ
イトが有効である。
【0041】さらに以上の実施例においては複屈折部材
は単一であったが、図4において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
は単一であったが、図4において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
【0042】実施例3 基本構造は実施例1と同様である。ただし図9に示す如
く、上電極基板11上に赤、緑、青のカラーフィルタ3
3R、33G、33B、各フィルター同志の間に光遮光
膜33Dを設けることにより、多色表示が可能になる。
く、上電極基板11上に赤、緑、青のカラーフィルタ3
3R、33G、33B、各フィルター同志の間に光遮光
膜33Dを設けることにより、多色表示が可能になる。
【0043】なお、図9においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0044】実施例4 実施例3による液晶表示装置62と、この液晶表示装置
62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパクトに
一体にまとめた液晶表示モジュール63である。
62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパクトに
一体にまとめた液晶表示モジュール63である。
【0045】図10はその分解斜視図を示すものであ
る。液晶表示装置62を駆動するIC34は、中央に液
晶表示装置62を嵌め込む為の窓部を備えた枠状体のプ
リント基板35に搭載される。液晶表示装置62を嵌め
込んだプリント基板35はプラスチックモールドで形成
された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、これに金属製フ
レーム41を重ね、その爪43を枠状体42に形成され
ている切込み44内に折り曲げることによりフレーム4
1を枠状体42に固定する。
る。液晶表示装置62を駆動するIC34は、中央に液
晶表示装置62を嵌め込む為の窓部を備えた枠状体のプ
リント基板35に搭載される。液晶表示装置62を嵌め
込んだプリント基板35はプラスチックモールドで形成
された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、これに金属製フ
レーム41を重ね、その爪43を枠状体42に形成され
ている切込み44内に折り曲げることによりフレーム4
1を枠状体42に固定する。
【0046】液晶表示装置62の上下端に配置される冷
陰極蛍光灯36、この冷陰極蛍光灯36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図10の順序で、枠状体42の裏側からそ
の窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光灯36を点灯する為
のインバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側
裏部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所4
5に対向する位置にある。)に収納される。拡散板3
9、導光体37、冷陰極蛍光灯36および反射板38
は、反射板38に設けられている舌片46を枠状体42
に設けられている小口47内に折り曲げることにより固
定される。なお、導光体37の下面には、図1、図2に
示したような多数の線パタンが形成されている(図示せ
ず。図1、図2参照)。これにより図1、図2の実施例
と同様に、導光体37の乱反射特性の変化を極め細か
く、かつ大幅に行なうことができる。
陰極蛍光灯36、この冷陰極蛍光灯36からの光を液晶
表示セル60に均一に照射させるためのアクリル板から
なる導光体37、金属板に白色塗料を塗布して形成され
た反射板38、導光体37からの光を拡散する乳白色の
拡散板39が図10の順序で、枠状体42の裏側からそ
の窓部に嵌め込まれる。冷陰極蛍光灯36を点灯する為
のインバータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側
裏部に設けられた凹部(図示せず。反射板38の凹所4
5に対向する位置にある。)に収納される。拡散板3
9、導光体37、冷陰極蛍光灯36および反射板38
は、反射板38に設けられている舌片46を枠状体42
に設けられている小口47内に折り曲げることにより固
定される。なお、導光体37の下面には、図1、図2に
示したような多数の線パタンが形成されている(図示せ
ず。図1、図2参照)。これにより図1、図2の実施例
と同様に、導光体37の乱反射特性の変化を極め細か
く、かつ大幅に行なうことができる。
【0047】実施例5 実施例4による液晶表示モジュール63をラップトップ
パソコンの表示部に使用したものである。
パソコンの表示部に使用したものである。
【0048】図11にそのブロックダイアグラムを、図
12にラップトップパソコン64に実装した図を示す。
マイクロプロセッサ49で計算した結果を、コントロー
ル用LSI48を介して駆動用IC34で液晶表示モジ
ュール63を駆動するものである。
12にラップトップパソコン64に実装した図を示す。
マイクロプロセッサ49で計算した結果を、コントロー
ル用LSI48を介して駆動用IC34で液晶表示モジ
ュール63を駆動するものである。
【0049】以上説明したように、上記実施例によれ
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示装置を実現する
ことができる。
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示装置を実現する
ことができる。
【0050】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
導光体の乱反射特性の大幅な変化と、極め細かい調節が
可能となり、大画面、薄型で、面輝度均一性の良好な液
晶表示装置を提供することができる。
導光体の乱反射特性の大幅な変化と、極め細かい調節が
可能となり、大画面、薄型で、面輝度均一性の良好な液
晶表示装置を提供することができる。
【図1】(a)は本発明の一実施例の液晶表示装置の導
光体・光源を示す平面図、(b)は(a)に示した導光
体の一部断面拡大斜視図、(c)は(a)の導光体・光
源等の側面図である。
光体・光源を示す平面図、(b)は(a)に示した導光
体の一部断面拡大斜視図、(c)は(a)の導光体・光
源等の側面図である。
【図2】(a)、(b)は、それぞれ本発明の他の線パ
タンの例を示す図1(a)と同様の平面図である。
タンの例を示す図1(a)と同様の平面図である。
【図3】本発明になる液晶表示装置の第一の実施例にお
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏光
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
【図4】本発明になる液晶表示装置の第一の実施例の要
部分解斜視図である。
部分解斜視図である。
【図5】本発明になる液晶表示装置の第2の実施例にお
ける液晶分子のねじれ方向、偏向板の軸の方向および複
屈折部材の光学軸の関係を示した説明図である。
ける液晶分子のねじれ方向、偏向板の軸の方向および複
屈折部材の光学軸の関係を示した説明図である。
【図6】本発明になる液晶表示装置の第一の実施例につ
いてのコントラスト、透過光色−交角α特性を示すグラ
フである。
いてのコントラスト、透過光色−交角α特性を示すグラ
フである。
【図7】本発明になる液晶表示装置の第3の実施例にお
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏向
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
ける液晶分子の配列方向、液晶分子のねじれ方向、偏向
板の軸の方向および複屈折部材の光学軸の関係を示した
説明図である。
【図8】交角α、β、γの測り方を説明するための図で
ある。
ある。
【図9】本発明になる液晶表示装置の一実施例の上電極
基板部の一部切欠斜視図である。
基板部の一部切欠斜視図である。
【図10】本発明になる液晶表示モジュールの分解斜視
図である。
図である。
【図11】本発明になるラップトップパソコンの一実施
例のブロックダイアグラムである。
例のブロックダイアグラムである。
【図12】本発明になるラップトップパソコンの一実施
例の斜視図である。
例の斜視図である。
1a、1b、1c…線パタン、2…バックライト、36
…冷陰極蛍光灯、37…導光体、38…反射板、39…
拡散板、65…導光体の光源と反対側の側面、66…反
射テープ。
…冷陰極蛍光灯、37…導光体、38…反射板、39…
拡散板、65…導光体の光源と反対側の側面、66…反
射テープ。
Claims (1)
- 【請求項1】上透明電極および下透明電極をそれぞれ形
成した上透明基板と下透明基板との間に液晶を封止して
成る液晶セルと、液晶セルの下に配置した導光体と、上
記導光体の少なくとも1つの側面近傍に配置した光源と
を含んで成る液晶表示装置において、上記導光体に複数
個の線パタンが設けられ、上記光源から離れるに従って
上記線パタンの長さが順次長くなっていることを特徴と
する液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009819A JPH05196936A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4009819A JPH05196936A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05196936A true JPH05196936A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11730760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4009819A Pending JPH05196936A (ja) | 1992-01-23 | 1992-01-23 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05196936A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1039302A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 面状照明系 |
| JPH11311778A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-11-09 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
-
1992
- 1992-01-23 JP JP4009819A patent/JPH05196936A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1039302A (ja) * | 1996-05-09 | 1998-02-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 面状照明系 |
| JPH11311778A (ja) * | 1998-02-27 | 1999-11-09 | Hitachi Ltd | 液晶表示装置 |
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