JPH08241780A - 端子取付装置 - Google Patents

端子取付装置

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Publication number
JPH08241780A
JPH08241780A JP4593395A JP4593395A JPH08241780A JP H08241780 A JPH08241780 A JP H08241780A JP 4593395 A JP4593395 A JP 4593395A JP 4593395 A JP4593395 A JP 4593395A JP H08241780 A JPH08241780 A JP H08241780A
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JP
Japan
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wire
terminal
terminal mounting
core
wire rod
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Application number
JP4593395A
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English (en)
Inventor
Masaaki Ohashi
正章 大橋
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Mitsui Petrochemical Industries Ltd
Original Assignee
Mitsui Petrochemical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】線材の両端に端子を取付ける作業を機械化して
効率化を図り、生産性を向上しうる端子取付装置を提供
する。 【構成】少なくとも線材Wの端部を検出するセンサ26
と、センサが検出した前記線材の端部の情報を基に線材
切断位置を特定する位置特定部31と、前記位置特定部
で特定した位置で前記線材の端部を切断する線材切断部
10と、前記線材の端部を把持し、線材の先端に端子金
具を取付ける端子取付部22とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、線材の先端に端子金具
を取り付けて端子を形成する端子取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電力を通電するための線材には、機器と
の接続等に端子を端部に設ける必要がある。
【0003】例えば、樹脂パイプを相互接続する継手と
してのフュージョン継手では、図10および図11のよ
うに、樹脂等で射出成形したフュージョン継手本体1a
の内側に、ニクロム線等の芯材W1の周囲をポリエチレ
ン等の合成樹脂製の絶縁体W2で被覆したコイル1bを
埋没し、コイル1b両端に形成した端子3を継手本体1
aから外部に突出させている。
【0004】このようなフュージョン継手1は、継手1
の両側よりパイプ2を嵌入した後、端子3を介してコイ
ル1bに通電すると、継手1とパイプ2との接触面を加
熱溶融してパイプ2を相互に連結できる。
【0005】このフュージョン継手1の端子3は、以下
の方法により線材Wの両端に形成する。まず、円筒状の
コアCに線材Wを所定の回数巻回する。次に、線材Wの
巻始め位置および巻終わり位置を線材根元部WRとして
位置決めし、線材Wを線材根元部WRからコアCの周面
に対してほぼ垂直に折り曲げる。
【0006】次に、線材根元部WRから適宜の長さのと
ころで線材Wを切断し、線材Wの周囲を被覆する絶縁体
W2を除去し、芯材W1をむき出しの状態にする。そし
て、芯材W1の先端に端子金具Pを差し込み、かしめ
る。
【0007】このように、線材Wの始端部と終端部に端
子3を形成したコイル1bは、コアCとともにフュージ
ョン継手成型用金型内に予めセットされ、その後射出成
型により、継手本体1a内に一体に埋設される。成型後
に金型を開き、コアCを外すと、フュージョン継手1が
完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した端子
3の取付作業を手作業で行うと非常に手間がかかる。こ
のことは、端子を必要とする線材一般に共通することで
ある。
【0009】そこで、線材Wの両端または導電線コイル
1bの両端に端子3を形成する作業を機械化して効率化
を図り、生産性を向上しうる端子取付装置を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、以下の構成を備える。すなわち、本発明
は、線材Wの端部に端子金具Pを取付ける端子取付装置
であって、少なくとも前記線材Wの端部を検出するセン
サ26と、前記センサ26が検出した前記線材Wの端部
の情報を基に線材切断位置を特定する位置特定部31
と、前記位置特定部31で特定した位置で前記線材Wの
端部を切断する線材切断部10と、前記線材Wの端部を
把持し、線材Wの先端に端子金具Pを取付ける端子取付
部22と、を備えることを特徴とする(請求項1に対
応)。
【0011】以下、この発明の構成要素を個別に説明す
る。 (センサ)センサ26は、少なくとも線材Wの端部を検
出するものである。このセンサ26が検出した位置情報
は位置特定部31に送られる。
【0012】このセンサ26は、例えば線材切断部10
や端子取付部22に取り付けられる。また、本端子取付
装置が絶縁体除去部17を有する場合は絶縁体除去部1
7に取り付けても良い。要するに線材Wの端部を検出で
きれば良いのであり、取付位置は適宜変更することが可
能である。
【0013】なお、センサ26が検出する対象は線材W
の端部に限られない。例えば、センサ26がまず例えば
線材Wを巻回したコアCの位置を検出し、次に線材Wの
端部の位置を検出するようにしても良い。
【0014】また、センサ26は透過型センサ等の電気
的・電子的に制御される各種のセンサを用いることが可
能である。 (位置特定部)位置特定部31は、センサ26で検出さ
れた位置情報に基いて、線材Wの切断位置を算出する。
この位置特定部31は、マイクロコンピュータなどによ
る制御部30により構成される。制御部30は、演算結
果を基に以下に説明する線材切断部10、端子取付部2
2に信号を送り、線材切断部10等の動作を制御する。
【0015】なお、この位置特定部31に端子取付部2
2が線材Wを把持する位置を算出させても良い。 (線材切断部)線材切断部10は、前記位置特定部31
が算出した線材切断位置で線材Wを切断するもので、線
材Wを線材切断位置からネジ切るあるいは金属疲労によ
り折取るための構成を採ることも可能である。しかし、
後の端子金具Pの取付を容易にする上では、線材Wを変
形させずにかつ切断の切り口をきれいな状態にする必要
があり、そのためカッタ12を備えるのが好ましい。
【0016】このカッタ12が線材Wを線材切断位置で
確実に切断するためには線材切断位置を固定して線材を
切断する必要がある。このためカッタ12は二方向から
線材Wを把持して線材Wを固定しつつ切断するのが好ま
しい。例えばアームの先端に鋏状のカッタを形成し、線
材Wに側面から進出して線材切断位置の線材Wを切るよ
うにしても良いが、線材Wをさらに安定した状態で切断
するためにはカッタ12を爪切り状にし、線材Wが刃と
刃の間に入れられて線材切断位置の線材Wが押し切られ
る構成を採ることが望ましい。 (端子取付部)端子取付部22は、例えば、円筒状の端
子金具Pを線材Wの先端に挿入させるものである。 〈本発明における付加的構成〉本発明の端子取付装置
は、以上の必須の構成要素からなるが、さらに以下のよ
うな構成要素を加えた場合であっても成立する。 (絶縁体除去部)絶縁体除去部17は、線材Wが導電線
等の芯材W1の周囲に合成樹脂製の絶縁体W2を被覆し
たものである場合に、少なくとも線材Wの先端部から前
記端子金具Pの取付けしろ部分の長さの絶縁体W2を除
去するものである。
【0017】この絶縁体除去部17は、例えば、線材W
を把持する二本のアーム18を設け、このアームの先端
部に刃を設けて芯材W1を残して絶縁体W2を切除する
ようにしても良いが、例えばアーム18に電熱線ヒータ
20等を接続または固着する等してアーム18の先端を
加熱し、把持した線材Wの絶縁体W2を溶解する構成と
すれば、芯材W1を傷つけずに絶縁体W2を除去できる
点で好ましい。 (矯正手段とカッタ)線材切断部10による線材Wの切
断に先だって、線材Wの先端部を直線状に矯正する矯正
手段11を設けると、切断後の端子金具Pの取付けが容
易となる。
【0018】この矯正手段11は、例えば線材Wの先端
を把持して退行し、線材Wが伸張した状態で前記カッタ
12が線材Wの線材切断位置を切断する構成としても良
いが、線材Wが例えばコアに巻回されたものである場合
は、巻回された線材Wまで伸張させることとなるため、
線材Wの端部の位置がずれるおそれがある。
【0019】これを防止するため、例えば線材Wの端部
を把持し、先端まで線材Wをしごくように移動して前記
線材Wを必要以上に引っ張らずに直線状に矯正する構成
を採るのが好ましい。
【0020】この場合矯正手段11は、例えば、ハンド
状に形成し、線材切断部10本体に開閉自在に取り付
け、前記線材切断位置で線材Wを切断するために好適な
位置において矯正手段11を閉じて線材Wを把持し、こ
の状態で線材Wをしごくように少なくとも線材切断位置
まで、好ましくは先端まで退行し、線材Wを直線状に矯
正する。
【0021】この進退動作は空気圧シリンダ13または
油圧シリンダあるいは電気的・電子的手段により制御す
る。なお、矯正手段11同士が線材を把持する部位には
凹部を設け、線材Wを把持した際に一定の方向に矯正す
る案内穴14を形成して線材を案内するようにすると必
要以上に線材Wが引っ張られないので望ましい。もっと
も、矯正手段11同士が適宜の間隔を持って閉じる状態
にし、線材Wを把持する力を調整できれば案内穴を設け
なくても良い。
【0022】矯正手段を有する場合のカッタ12は、矯
正手段11が所定の位置まで退行した際にカッタ12の
刃の外面が矯正手段11の内側に当接するように配置
し、案内穴14を通った直後の線材Wを切断するように
すると、直線状態の線材Wを切断できる点で望ましい。
【0023】線材Wの切断は、例えば矯正手段11が退
行後、矯正手段11が線材Wを把持したままで、移動装
置32が所定ストロークだけ線材切断部10をコアに対
して進出させた後行う。これにより安定した長さの分だ
け切断することが可能である。
【0024】なお、線材切断部10は、前記のように矯
正手段11およびカッタ12を常に有する必要はなく、
線材Wを線材切断位置で切断できれば他の代替手段を用
いることが可能である。 (位置決め手段と端子装着手段)前記端子取付部22
は、センサ26により検出された線材Wを把持してセン
タリングする位置決め手段23と、センタリングされた
線材Wの先端に端子金具Pを線材の先端に取付ける端子
装着手段27とから構成されるものであっても良い。
【0025】位置決め手段23は、線材Wの先端を固定
するものであり、確実に固定させるには同時に二方向か
ら線材Wに押圧力を加える必要がある。このため例え
ば、平行移動可能な二本の腕部24を設け、両腕部の先
端が線材Wを把持するようにする。
【0026】この腕部の先端形状は当接したときに線材
Wが固定できればどの様な形状でも良いが、先端を食い
違いV字状に成形し、先端同士が係合して芯材W1を把
持し、センタリングするようにすると、線材Wが歪んだ
り、曲がったりすることなく直線状に把持されるため好
ましい。
【0027】端子装着手段27は、端子金具Pを支持す
る支持部28を有する。この支持部28は、端子金具P
を固定して支持できれば良く、例えばクリップ状に形成
して端子金具を挟んで固定するようにしても良い。
【0028】しかし、確実に前記位置決め手段23がセ
ンタリングした線材Wの先端に端子金具Pを差し込ませ
るためには、端子金具の固定状態が一定である必要があ
る。このため端子金具Pを一定の部位に嵌入して常に一
定の状態で固定し、一定の軌道で線材の先端に進退する
構成を必要とする。
【0029】したがって、例えば端子金具Pが円柱状で
ある場合は、円筒状の支持部28の一端を端子装着手段
27本体に固着し、他端は開口して端子金具Pを嵌入可
能な状態にする。
【0030】このような端子装着手段27は、例えば、
支持部28を位置決め手段23のセンタリング位置に対
して進出可能にし、位置決め手段23が線材Wを把持し
た際にセンタリング位置に進出して線材Wの先端に端子
金具Pを差し込むようにする。
【0031】さらにこの端子装着手段にかしめ手段を設
けても良い。 (移動装置)移動装置32は、線材切断部10、端子取
付部22および絶縁体除去部17を位置特定部31で特
定した位置へ進退させるものである。
【0032】この移動装置32は、線材切断部10、端
子取付部22および絶縁体除去部17をそれぞれ線材W
に対して進退する構成としても良いが、これらの進退動
作を一つの移動装置により行うようにすれば、動作系統
を減少させ、装置の構成を簡易にする上で有用である。
【0033】例えば、進退自在の土台33上に、線材W
に対し移動可能にしてあるプレート35を設けて構成す
る。このプレート35上に線材切断部10、端子取付部
22等を固着し、土台33が進退することにより線材切
断部10等を線材Wの端部に対して進退させるようにす
る。
【0034】もっとも、線材切断部10と端子取付部2
2とを別個のプレート35上に設置し、各プレート35
が別個に進退するようにしても良い。要するに、位置特
定部31で演算された位置に線材切断部10、端子取付
部22および絶縁体除去部17が移動できれば良い。
【0035】なお、この移動装置32は、線材Wの端部
を線材切断部10、端子取付部22に対して移動させる
構成にしても良く、この場合は線材切断部10等は端子
取付装置のフレーム等に固定した状態に設けても良い。
【0036】なお、移動装置が線材切断部10等と線材
Wの端部とを同時に対向して移動させるようにしても良
い。
【0037】
【作用】本発明の端子取付装置によると、まず、センサ
26が線材Wの端部を検出する。例えばセンサ26が端
子取付部22に取り付けられている場合は線材Wに対し
端子取付部22が、例えば移動装置32によって移動す
る。そして、センサ26が線材Wの端部を検出すると端
子取付部22は移動を停止する。
【0038】センサ26により検出された線材Wの端部
の情報は位置特定部31に送られ、位置特定部31はこ
の情報を基に線材切断位置を算出する。
【0039】そして、位置特定部31が演算結果を線材
切断部10に送り、これを受けた線材切断部10は線材
Wの端部に対して例えば移動装置32によって移動す
る。この線材切断部10が矯正手段11及びカッタ12
を有する場合は、線材切断位置で線材Wを切断するため
の好適な位置において矯正手段11を閉じて線材Wを把
持する。この把持の状態で線材Wをしごくように少なく
とも線材切断位置まで退行し、線材Wを直線状に矯正す
る。そして、カッタ12が線材Wを切断する。
【0040】次に、線材Wが芯材W1に合成樹脂製の絶
縁体W2を被覆したものである場合は、絶縁体除去部1
7が、位置特定部31からの信号を得て線材Wの端部に
対して移動し、線材Wを把持する。そして、把持した部
位の絶縁体W2を例えば溶解し、さらに退行することに
よって除去し、芯材W1をむき出しにする。
【0041】次に、端子取付部22が再び線材Wに対
し、例えば移動装置32によって移動し、センサ26が
線材Wの端部を再び検出し位置情報を位置特定部31に
送る。そして、位置特定部31からの信号を受けて端子
取付部22の例えば位置決め手段23が芯材W1を両側
面から把持し、芯材W1をセンタリングする。
【0042】このセンタリングがなされている状態で、
例えば、端子取付部22の端子金具Pを支持した端子装
着手段27が芯材W1の先端部に対して進出し、把持し
ている端子金具Pを芯材W1の先端部に取付ける。例え
ば端子金具Pの穴に、芯材W1を挿入する。その後端子
金具Pの所定位置をかしめることで端子金具Pは芯材W
1に固着し、端子3が形成される。
【0043】
【実施例】以下、本発明の端子取付装置を図に示される
実施例について更に説明する。本実施例は、前記したフ
ュージョン継手の製造工程の一工程として円筒状のコア
Cに線材Wを巻き付けて形成したコイル1bの両端部に
端子金具Pを取付けるために用いる端子取付装置であ
る。 〈端子金具〉図9に示す端子金具Pは線材Wの先端に取
り付けて端子3を形成するものである。この端子金具P
は円筒状にしてあり、一端部に線材Wを差し込むための
穴が開けられている。芯材W1を穴に差し込み、図示し
ない端子かしめ手段が所定の部分をかしめることで芯材
W1に固着するようにしてある。
【0044】なお、端子金具Pの形状は円筒状に限られ
るものではなく、用途に応じて変更可能である。 〈コアと線材〉本装置で使用するコアCは、図1または
図7のように内部を中空とする鉄製の円筒体の両端部に
フランジ部C2を有し、この各フランジ部C2に突起C
1を設けてある。このコアCは、フュージョン継手1の
成型用金型内に装填されるコア金型を兼ね、フュージョ
ン継手1の成型後に分割されて継手内から離脱可能とな
っている。
【0045】コアCに巻回される線材Wは、ニクロム線
からなる芯材W1の周囲をポリエチレンなどの合成樹脂
製の絶縁体W2で被覆したものである。この線材Wはコ
アCに所定の回数巻き付けられコイル1bが形成され
る。
【0046】コイル1bの両端の線材Wは、適当な長さ
に切断され、コアCの断面円の接線に対し垂直方向に曲
げて線材根元部WRを成形する。なお、線材Wの始端部
と終端部とは同一方向に向けてある。 〈装置概要〉図1は本発明の一実施例に係る端子取付装
置50の概要を示す斜視図である。この端子取付装置5
0は、センサ26と、図示しない制御部30と、線材切
断部10と、絶縁体除去部17と、端子取付部22と、
図示しない端子かしめ手段とを備えている。
【0047】なお、前記線材切断部10、絶縁体除去部
17、端子取付部22は以下に説明する移動装置32の
プレート35上に配置してある。 〈移動装置〉移動装置32は、床面上に摺動自在に配置
した土台33の上面に支持柱34を立設し、この支持柱
34の有する図示しない支え腕に前記プレート35を上
下移動可能な状態で支持させて構成してある。このプレ
ート上に線材切断部10、端子取付部22、絶縁体除去
部17を設置してある。
【0048】これにより線材切断部10等は移動装置が
床面上を摺動することによりコアに対して移動するので
あるが、逆にコアCをプレート35上に配置し、線材切
断部10等に対して進退する構成にすることも可能であ
る。 〈センサ〉図1および図5に示すセンサ26は、本実施
例においては透過型センサを用い、端子取付部22の位
置決め手段23に二つ平行して取り付けてある。透過型
センサとは、対向する投光・受光器間の光軸を検出物体
が遮ることで検出するセンサである。
【0049】このセンサ26間にコアCの一部または線
材Wが入ることによりコアCまたは線材Wの巻始め端部
または巻終わり端部を検出する。そして、この検出によ
り得た位置情報を以下に述べる制御部30に送る。
【0050】なお、センサ26は端子取付部22以外の
例えば線材切断部10または絶縁体除去部17に取り付
けられても良い。 〈制御部〉図1のように、本装置50は前記センサ26
からの検出信号を得る制御部30を有する。この制御部
30はマイクロコンピュータからなり、センサ26から
送られたコアCの位置および線材Wの巻始め端部または
巻終わり端部についての情報を基に線材切断位置を特定
する位置特定部31を有する。また、この位置特定部3
1は、線材切断部10等における中心位置を探索すべき
センタリング位置を算出する。
【0051】そして、この制御部30は、位置特定部3
1の演算結果を基に移動装置32、線材切断部10、絶
縁体除去部17、端子取付部22に信号を送り、移動装
置32等の動作制御を行う。なお、実際には制御部30
と位置特定部31とはマイクロコンピュータにより構成
され、その物理的な区分けはない。 〈支持台〉図1または図7に示す支持台4は、線材Wを
所定の回数巻回したコアCを載置するものである。この
支持台4上には、図示はしないが台上に円柱状のコア固
定手段を設けてあり、このコア固定手段の外径はコアC
の内径とほぼ同径にし、コアCを差し込んで載置する。
【0052】また、支持台4の側面にはコアCを支持台
4上で動かないようにするためのコア回り止め5を設け
てある。このコア回り止め5はコアCの突起C1に係合
する溝を有するU字状の固定治具である。
【0053】なお、支持台4の上方に図示しないコア押
え部を配置し、コアCが載置されたときに下降してコア
Cの上端を押さえてコアCを固定するようにしても良
い。 〈線材切断部〉図1から図3に示す線材切断部10は、
前記プレート35上にボルト等の固着手段により固着し
てある。
【0054】この線材切断部10は、線材Wを矯正する
矯正手段11と線材Wを切断するカッタ12とを連結し
て構成してある。矯正手段11は、線材切断部10本体
の上部に空気圧シリンダ13を介してスライド移動可能
に取り付けてある。これにより、線材切断部10がコア
Cに対して進出し、所定の位置で停止した状態におい
て、コアCに対してストローク可能となる。なお、スト
ロークの制御は油圧シリンダ等によっても良い。
【0055】矯正手段11は、このストロークの最長点
で線材Wを把持する。この把持位置は線材根元部WRで
あり、前記制御部30で算出した線材切断位置で線材W
を切断するために好適な位置である。
【0056】この矯正手段11のコアCに対する先端部
は、二方向から線材Wを把持するようハンド状にしてあ
り、矯正手段11同士が当接する面には凹部を設けてあ
る。この凹部は矯正手段11を閉じたときに線材Wを一
定方向に矯正する案内穴14を構成する。カッタ12
は、線材切断部10本体のコアCに対する側に取り付け
てあり、図1のように、矯正手段11のストロークが終
了した状態において、矯正手段11の内面とカッタ12
の外面とが当接するようにしてある。
【0057】カッタ12は二つの刃を持つ顎状に成形
し、線材切断部10本体に取り付けてある。これによ
り、矯正手段11のストロークが終了し、さらに矯正手
段11が線材Wを把持した状態で、移動装置32によっ
て所定のストロークだけ線材切断部10がコアCに進出
したときにカッタ12が線材Wを切断すれば所定の長さ
の線材Wを切断することになる。また、線材Wの先端部
が直線状になる。 〈絶縁体除去部〉図1のように絶縁体除去部17は、プ
レート35上に線材切断部10と同様に固着して設置し
てある。
【0058】この絶縁体除去部17は二本のアーム18
を有し、このアーム18は絶縁体除去部17本体に平行
移動可能に取り付けてある。アーム18の先端部はやや
内側に折り込み、図4のように、線材Wを把持した際に
線材Wとアーム18の先端部とが角度αをつくるように
してある。
【0059】絶縁体除去部17の把持位置は、線材Wの
先端部からコアの方向にむけて少なくとも端子金具Pの
穴の深さ分の位置を把持する。アーム18先端部の線材
Wを把持する部位には、スリット19を設け、芯材W1
を傷つけないようにしてある。さらにアーム18の側部
には電熱線ヒータ20が取り付けられ、アーム18に把
持した線材根元部WRの絶縁体W2のみ溶解し、移動装
置32のコアCからの退行動作で絶縁体W2を離脱する
ようにしてある。
【0060】なお、この絶縁体除去部17は、本実施例
のように線材Wが絶縁体W2を有するものを用いた場合
に使用されるものである。 〈端子取付部〉端子取付部22は、図5のようにベース
板22aを有し、このベース板22aを前記プレート3
5上に固着して設置してある。
【0061】この端子取付部22は、位置決め手段23
と端子装着手段27とからなる。位置決め手段23は、
図1のように二本の腕部24を有し、各一端を端子取付
部22本体に平行移動可能な状態で取り付けてある。こ
れらの腕部24の他端にはL字状の平板を固着し、さら
に、この各平板の対向する先端部には、図6のように食
い違いV字状ハンド25を成形してある。このような位
置決め手段23の食い違いV字ハンド25同士が係合し
て芯材W1をセンタリングするようにしてある。
【0062】なお、位置決め手段23におけるL字状の
平板の90度曲がる部位に、コアCの位置および線材W
の巻始め端部または巻終わり端部を検出するセンサ26
が取り付けられている。前記のようにこのセンサ26か
らの情報に従って、前記制御部30は線材切断位置およ
びセンタリング位置を算出する。なお、本実施例のセン
タリング位置は線材根元部WRである。端子装着手段2
7は、位置決め手段23の下方に配置し、位置決め手段
23がセンタリングする位置に対してベース板22a上
をスライド移動可能にしてある。この端子装着手段27
は、位置決め手段23のセンタリング位置に対する側の
先端部に内部を中空とする円筒状の支持部28を固着
し、内径を円柱状の端子金具Pの外径よりやや大径にし
て端子金具Pの一端側を差し込んで支持するようにして
ある。
【0063】このとき、端子金具Pの他端側に設けてあ
る端子金具Pの穴は、センタリングされた芯材W1の先
端部と同一直線上に位置するようにしてある。なお、支
持部28の形状は円筒状に限られるものではなく端子3
を十分に支持できるのであればどの様な形状でも良い。
【0064】端子取付部22は空気圧シリンダ13を二
つ有しており、位置決め手段23および端子装着手段2
7とそれぞれ連結させて位置決め手段23および端子装
着手段27のスライド移動を制御する。この空気圧シリ
ンダ13の代わりに油圧シリンダ等を用いても良いこと
は勿論である。 〈かしめ手段〉図示はしないが、端子取付部22の側方
には端子金具Pのかしめ手段を設置してある。このかし
め手段は端子取付部22により芯材W1に端子金具Pが
差し込まれた後、端子金具Pの所定の位置をかしめて端
子金具Pを芯材W1に固着させるものである。このかし
め手段の動作は制御部30により制御されている。次
に、端子取付装置50の動作を説明する。
【0065】まず、コアCの位置と線材Wの巻始め端部
または巻終わり端部の位置の検出を行う。すなわち、図
7のように、支持台4に差し込むことにより載置したコ
アCに対し、端子取付部22がコアCに対して進出す
る。位置決め手段23に取り付けてあるセンサ26がコ
アCの位置を検出すると、端子取付部22は進出動作を
停止する。
【0066】センサ26により検出されたコアCの位置
の情報は制御部30に送られ、この制御部30の位置特
定部31はセンサ26からの位置情報を基に線材切断位
置およびセンタリング位置を算出する。そして、制御部
30が計算結果を基にしてまず移動装置32、線材切断
部10に信号を送る。
【0067】前記制御部30からの信号を受けた移動装
置32は線材切断部10をコアCと対峙する位置まで移
動させる。この移動装置32は、線材切断部10とコア
Cとに所定の間隔をもたせて停止し、矯正手段11に連
結してある空気圧シリンダ13により矯正手段11がコ
アCに対してストロークする。このストロークの最長点
において、矯正手段11は線材根元部WRを中心として
閉じ、左右から線材Wを把持する。
【0068】このとき、図3のように線材Wは矯正手段
11の案内穴14に案内されるように把持する。この把
持の状態で矯正手段11が退行し、線材Wをしごくよう
にして直線状に矯正する。ストロークが終了すると矯正
手段11の内面がカッタ12の外面に当接した状態にな
り、線材Wの先端は二つのカッタ12の刃の間に案内さ
れた状態になる。
【0069】この状態で制御部30が移動装置32に信
号を送り、切断長さが線材根元部WRから所定の長さに
なるまで線材切断部10をコアCに対して進出させ、カ
ッタ12が線材切断位置の線材Wを切断する。そして、
移動装置32を介して線材切断部10は初期位置に戻
る。このようにして、所定の長さ分の線材Wが切断され
る。
【0070】次に移動装置32は、絶縁体除去部17を
制御部30の信号を受けてコアCに対して進出させ、所
定の間隔をおいて停止させると、絶縁体除去部17のア
ーム18が内側に平行移動して線材根元部WRを把持す
る。
【0071】このとき、アーム18は電熱線ヒータ20
の熱を線材Wに伝えて絶縁体W2を溶解する。そして、
絶縁体除去部17が退行して絶縁体W2を引き抜くよう
にして除去する。この状態を図4に示す。こうして、線
材根元部WRから先端部にかけての芯材W1はむき出し
の状態になる。
【0072】なお、本実施例では芯材W1の周囲に合成
樹脂製絶縁体W2を被覆したものを用いたが、芯材W1
のみからなる線材Wを用いる場合はこの工程は不要であ
る。絶縁体除去部17が移動装置32を介して初期位置
まで戻ると、図7のように端子取付部22が再びコアC
に対して進出し、センサ26によりコアCの位置を検出
する。次に図8のように、図示しない支え腕を介して端
子取付部22は上下方向に移動し、センサ26が巻始め
端部または巻終わり端部のいずれか一方を検出する。
【0073】そして、制御部30からの信号を受けて左
右の腕部24が内側に平行移動し、食い違いV字ハンド
25が線材根元部WRの芯材W1を両側面から把持す
る。このとき芯材W1は食い違いV字ハンド25のくび
れ部分に位置し、コアCの周面に対して垂直にセンタリ
ングされる。
【0074】このセンタリングがなされている状態で、
端子装着手段27が芯材W1の先端部に対して進出し、
端子装着手段27は端子金具Pを介して位置決め手段2
3と当接する。このとき、端子金具Pの穴には芯材W1
の先端部が挿入される。芯材W1が挿入されると図示し
ないかしめ手段により所定の部分をかしめることで固着
し、端子3を形成する。
【0075】このようにして、始端または終端のいずれ
か一方に端子3を形成すると、再び端子取付部22が作
動し、巻始め端部または巻終わり端部のいずれか他方に
も同様に端子3を形成する。以上のように、本実施例に
よれば、透過型センサ26および線材切断部10により
常に一定の長さの線材Wを切断することができる。
【0076】また、絶縁体除去部17のアーム18に角
度αを持たせているため芯材W1を傷つけずに絶縁体W
2を除去することができる。さらに、常に一定のストロ
ークだけ端子金具Pの穴に芯材W1の先端部を挿入し固
着するため、固着の状態にばらつきが出ず、端子金具P
が脱落するおそれがない。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の端子取付
装置によれば、線材Wの端部に端子を形成する作業を機
械化して効率化を図り、生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる端子取付装置の概略
を示す斜視図である。
【図2】図1に示した一実施例に係る線材切断部を示す
側面図である。
【図3】図1に示した線材切断部の矯正手段が線材を把
持して退行する状態を部分的に拡大した斜視図である。
【図4】図4に示した絶縁体除去部が絶縁体を除去する
状態を部分的に拡大した平面図である。
【図5】図1に示した一実施例に係る端子取付部を示す
側面図である。
【図6】図5に示した端子取付部の食い違いV字ハンド
の状態を示す部分拡大図である。
【図7】本実施例にかかる端子取付部の動作説明図であ
る。
【図8】本実施例にかかる端子取付部の動作説明図であ
る。
【図9】本実施例にかかる端子取付部の動作説明図であ
る。
【図10】フュージョン継手の構造を示す断面図であ
る。
【図11】フュージョン継手内部の構造を部分的に拡大
した断面図である。
【符号の説明】
C コア C1 突起 C2 フランジ部 W 線材 WR 線材根元部 W1 芯材 W2 絶縁体 P 端子金具 1 フュージョン継手 1a フュージョン継手本体 1b コイル 2 ガス管 3 端子 4 支持台 5 コア回り止め 10 線材切断部 11 矯正手段 12 カッタ 13 油圧シリンダ 14 案内穴 17 絶縁体除去部 18 アーム 19 スリット 20 電熱線ヒータ 22 端子取付部 22a ベース板 23 位置決め手段 24 腕部 25 食い違いV字状ハンド 26 センサ 27 端子装着手段 28 支持部 30 制御部 31 位置特定部 32 移動装置 33 土台 34 支持柱 35 プレート 50 端子取付装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線材Wの端部に端子金具Pを取付ける端
    子取付装置であって、 少なくとも前記線材Wの端部を検出するセンサ26と、 前記センサ26が検出した前記線材Wの端部の情報を基
    に線材切断位置を特定する位置特定部31と、 前記位置特定部31で特定した位置で前記線材Wの端部
    を切断する線材切断部10と、 前記線材Wの端部を把持し、線材Wの先端に端子金具P
    を取付ける端子取付部22と、を備えることを特徴とす
    る端子取付装置。
  2. 【請求項2】 前記線材Wは、導電線からなる芯材W1
    の周囲を合成樹脂製の絶縁体W2で被覆されており、 少なくとも前記線材Wの先端から所定長さ分までの絶縁
    体W2を除去し、前記線材Wの芯材W1をむき出しにす
    る絶縁体除去部17、 を有することを特徴とする請求項1に記載の端子取付装
    置。
  3. 【請求項3】 前記線材切断部10は、前記線材Wの端
    部を把持し、少なくとも線材切断位置まで移動して前記
    線材Wを直線状に矯正する矯正手段11と、 前記矯正手段11により矯正された前記線材Wを前記線
    材切断位置で所定の位置で切断するカッタ12と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の端子取付装
    置。
  4. 【請求項4】 前記端子取付部22は、前記センサ26
    で検出した線材Wの端部を把持してセンタリングする位
    置決め手段23を有しこの位置決め手段23で位置決め
    された前記線材Wの先端に前記端子金具Pを取付ける端
    子装着手段27、 を有することを特徴とする請求項1に記載の端子取付装
    置。
  5. 【請求項5】 前記端子取付装置は、前記線材Wの端部
    または前記線材切断部10と端子取付部22とのいずれ
    か一方をいずれか他方に向けて前記位置特定部31で特
    定した位置へ移動させる移動装置32を備えることを特
    徴とする請求項1に記載の端子取付装置。
JP4593395A 1995-03-06 1995-03-06 端子取付装置 Pending JPH08241780A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016174450A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 機能部品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016174450A (ja) * 2015-03-16 2016-09-29 富士ゼロックス株式会社 機能部品の製造方法

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