JPH08242024A - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータInfo
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- JPH08242024A JPH08242024A JP7070772A JP7077295A JPH08242024A JP H08242024 A JPH08242024 A JP H08242024A JP 7070772 A JP7070772 A JP 7070772A JP 7077295 A JP7077295 A JP 7077295A JP H08242024 A JPH08242024 A JP H08242024A
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Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
- Manipulator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 安価で耐湿性が高く且つ内部応力が少なくて
大きな発生変位量を得ることができる圧電アクチュエー
タを提供することにある。 【構成】 圧電シート2の表面に内部電極4を形成して
なる圧電素子板21を複数枚積層して圧電素子22を形
成し、この圧電素子を、弾性接着剤23を用いてその厚
さ方向へ複数個接続するように構成する。これにより、
伸縮駆動時の拘束力を減少させ、大きな発生変位量を得
る。
大きな発生変位量を得ることができる圧電アクチュエー
タを提供することにある。 【構成】 圧電シート2の表面に内部電極4を形成して
なる圧電素子板21を複数枚積層して圧電素子22を形
成し、この圧電素子を、弾性接着剤23を用いてその厚
さ方向へ複数個接続するように構成する。これにより、
伸縮駆動時の拘束力を減少させ、大きな発生変位量を得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X−Yステージの位置
決め機構、超音波モータ、マスフローコントローラ等に
使用される積層型の圧電アクチュエータに関する。
決め機構、超音波モータ、マスフローコントローラ等に
使用される積層型の圧電アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、X−Yステージの位置決め機
構、超音波モータ、マスフローコントローラ等のアクチ
ュエータとして使用する微小変位素子として、圧電セラ
ミック材と薄膜電極とを交互に積層してなる圧電素子が
知られており、電界により圧電セラミック材が伸縮して
歪む効果を利用して小ストロークで大きな荷重を必要と
する部位のアクチュエータとして使用されている。この
素子は製造ラインの主要部品に組み込まれている事か
ら、長期信頼性が要求され、しいては機械的強度や耐湿
性が高いことが要求されている。
構、超音波モータ、マスフローコントローラ等のアクチ
ュエータとして使用する微小変位素子として、圧電セラ
ミック材と薄膜電極とを交互に積層してなる圧電素子が
知られており、電界により圧電セラミック材が伸縮して
歪む効果を利用して小ストロークで大きな荷重を必要と
する部位のアクチュエータとして使用されている。この
素子は製造ラインの主要部品に組み込まれている事か
ら、長期信頼性が要求され、しいては機械的強度や耐湿
性が高いことが要求されている。
【0003】この種の従来の圧電素子の構造を図11に
基づいて説明する。図11は全面電極型の従来の圧電ア
クチュエータの斜視図を示し、この圧電アクチュエータ
は、例えばチタン酸・ジルコン酸鉛(PZT)等のセラ
ミック材よりなる圧電シート2と白金或いは銀−パラジ
ウム等の薄膜よりなる内部電極4とを交互に多数、例え
ば100層程度積層して構成されている。内部電極4の
端部は全周に亘って外へ露出しており、この内部電極4
には、交互に異なる極性の電圧を印加しなければならな
いことから、その印加電極を形成するために、ブロック
状の圧電素子の直交する2つの側面に絶縁層6、8を塗
布形成し、一方の絶縁層6においては一層おきに内部電
極4の端部に沿ってダイサーで削って内部電極の端部を
再度露出させ、そして、他方の絶縁層8においては上記
と異なる一層おきの内部電極4の端部に沿って同様にダ
イサーで削って内部電極の端部を再度露出させる。
基づいて説明する。図11は全面電極型の従来の圧電ア
クチュエータの斜視図を示し、この圧電アクチュエータ
は、例えばチタン酸・ジルコン酸鉛(PZT)等のセラ
ミック材よりなる圧電シート2と白金或いは銀−パラジ
ウム等の薄膜よりなる内部電極4とを交互に多数、例え
ば100層程度積層して構成されている。内部電極4の
端部は全周に亘って外へ露出しており、この内部電極4
には、交互に異なる極性の電圧を印加しなければならな
いことから、その印加電極を形成するために、ブロック
状の圧電素子の直交する2つの側面に絶縁層6、8を塗
布形成し、一方の絶縁層6においては一層おきに内部電
極4の端部に沿ってダイサーで削って内部電極の端部を
再度露出させ、そして、他方の絶縁層8においては上記
と異なる一層おきの内部電極4の端部に沿って同様にダ
イサーで削って内部電極の端部を再度露出させる。
【0004】そして、上記各絶縁層6、8上に銀ペース
ト等よりなる外部電極10、12を塗布形成して露出さ
せた内部電極4を一層おきに電気的に接続する。従っ
て、一方の外部電極10には、一層おきに内部電極が共
通に接続され、他方の外部電極12には上記と異なった
一層おきの内部電極が共通に接続されるので、これらの
外部電極10、12間に直流電圧を印加することにより
各圧電シート2に電界を印加してこれに電歪効果を生ぜ
しめることができる。
ト等よりなる外部電極10、12を塗布形成して露出さ
せた内部電極4を一層おきに電気的に接続する。従っ
て、一方の外部電極10には、一層おきに内部電極が共
通に接続され、他方の外部電極12には上記と異なった
一層おきの内部電極が共通に接続されるので、これらの
外部電極10、12間に直流電圧を印加することにより
各圧電シート2に電界を印加してこれに電歪効果を生ぜ
しめることができる。
【0005】ところで、各圧電シート2の厚みは、約1
00μmと非常に薄いことから僅かな水分が素子側面に
付着しただけでも隣設する内部電極4同士が容易に短絡
して使用不能になったり、或いは、内部電極として白金
と比較して安価な銀−パラジウムを用いた場合にはこれ
がマイグレーションを起こしてツリー状に針状結晶が生
長し、これが隣設する内部電極4に至って同様に短絡現
象を起こしてしまい、湿度対策が重要課題となってい
る。そこで、耐湿性を向上させるために、圧電素子全体
を、伸縮可能な密閉型のステンレススチール缶内に収容
して耐湿性を向上させた技術や、特開平3−27008
5号公報に示すような交互電極型の圧電アクチュエータ
が開発された。図12は交互電極型の従来の圧電アクチ
ュエータを示す斜視図、図13は図12に示す圧電アク
チュエータの各圧電シートの表面状態と積層状態を示す
図である。
00μmと非常に薄いことから僅かな水分が素子側面に
付着しただけでも隣設する内部電極4同士が容易に短絡
して使用不能になったり、或いは、内部電極として白金
と比較して安価な銀−パラジウムを用いた場合にはこれ
がマイグレーションを起こしてツリー状に針状結晶が生
長し、これが隣設する内部電極4に至って同様に短絡現
象を起こしてしまい、湿度対策が重要課題となってい
る。そこで、耐湿性を向上させるために、圧電素子全体
を、伸縮可能な密閉型のステンレススチール缶内に収容
して耐湿性を向上させた技術や、特開平3−27008
5号公報に示すような交互電極型の圧電アクチュエータ
が開発された。図12は交互電極型の従来の圧電アクチ
ュエータを示す斜視図、図13は図12に示す圧電アク
チュエータの各圧電シートの表面状態と積層状態を示す
図である。
【0006】この交互電極型の圧電アクチュエータは、
圧電シート全面に内部電極を形成した図11に示す全面
電極型の圧電素子アクチュエータと異なり、一部のみに
圧電シート2の端辺に至る電極取り出し部14を形成し
ておく以外は圧電シート2の表面の周縁部には何ら内部
電極を形成せずにシート端辺より僅かな間隔を隔てて内
部電極4を形成する。そして、このように形成した圧電
シート2を図13に示すように一層おきに内部電極の電
極取り出し部14が交いに反対方向になるように積層
し、これにより電極取り出し部14の端部が外側に露出
するので、ここに外部電極10、12を塗布することに
より、一層おきの内部電極同士を電気的に接続する。
圧電シート全面に内部電極を形成した図11に示す全面
電極型の圧電素子アクチュエータと異なり、一部のみに
圧電シート2の端辺に至る電極取り出し部14を形成し
ておく以外は圧電シート2の表面の周縁部には何ら内部
電極を形成せずにシート端辺より僅かな間隔を隔てて内
部電極4を形成する。そして、このように形成した圧電
シート2を図13に示すように一層おきに内部電極の電
極取り出し部14が交いに反対方向になるように積層
し、これにより電極取り出し部14の端部が外側に露出
するので、ここに外部電極10、12を塗布することに
より、一層おきの内部電極同士を電気的に接続する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前者のよう
に圧電素子全体を密閉型のステンレススチール缶に収容
する構造にあっては、耐湿性は向上できるが、密閉缶を
用いることから素子が大型化して省スペース化に反する
のみならず、余分な部品を用いなければならないことか
らコスト高を招来するという問題点があった。また、後
者の交互電極型の圧電アクチュエータの場合には、内部
電極の露出部分が少なくて耐湿性を改善でき、しかも工
程数も少ないのでコスト低減には寄与できたが、内部電
極を埋め込んだ部分と埋め込んでいない部分との間に、
動作時に大きな応力が発生し、このために、発生変位量
を低下させて十分な伸縮ストロークを得られなくなるば
かりか、クラック等が発生し易くなるという新たな問題
が発生した。これを図14及び図15を参照して詳しく
説明する。
に圧電素子全体を密閉型のステンレススチール缶に収容
する構造にあっては、耐湿性は向上できるが、密閉缶を
用いることから素子が大型化して省スペース化に反する
のみならず、余分な部品を用いなければならないことか
らコスト高を招来するという問題点があった。また、後
者の交互電極型の圧電アクチュエータの場合には、内部
電極の露出部分が少なくて耐湿性を改善でき、しかも工
程数も少ないのでコスト低減には寄与できたが、内部電
極を埋め込んだ部分と埋め込んでいない部分との間に、
動作時に大きな応力が発生し、このために、発生変位量
を低下させて十分な伸縮ストロークを得られなくなるば
かりか、クラック等が発生し易くなるという新たな問題
が発生した。これを図14及び図15を参照して詳しく
説明する。
【0008】図14は図13に示す交互電極型の圧電ア
クチュエータの断面図であり、図15は電圧印加により
駆動されて上下方向に伸長した時の圧電アクチュエータ
の変形状態を模式的に示す図である。図中30、32は
一層おきの内部電極に電気的に接続される外部電極であ
る。多数の圧電シートを積層してなる圧電素子は、図中
縦方向において、上下に隣設する内部電極4同士がシー
トを介して重なって伸縮に寄与する部分である圧電活性
部16と、隣設内部電極が重ならずに伸縮に寄与しない
部分である圧電不活性部18とに分かれる。この圧電素
子を駆動すると圧電活性部16が電歪効果で伸縮するの
に対して圧電不活性部18は何ら伸縮しないので上記伸
縮動作を拘束するように作用する。このように拘束力が
働く結果、圧電アクチュエータ全体は図15に示すよう
に太鼓状に大きく変形してしまうことになる。尚、図1
5では変形態様を強調して記載してある。。この結果、
圧電アクチュエータ全体の伸長ストロークが抑制されて
発生変位量を十分に得ることができないばかりか、主に
圧電活性部16と圧電不活性部18との境界部分20に
大きな応力が作用してクラックが発生し易くなるという
問題があった。
クチュエータの断面図であり、図15は電圧印加により
駆動されて上下方向に伸長した時の圧電アクチュエータ
の変形状態を模式的に示す図である。図中30、32は
一層おきの内部電極に電気的に接続される外部電極であ
る。多数の圧電シートを積層してなる圧電素子は、図中
縦方向において、上下に隣設する内部電極4同士がシー
トを介して重なって伸縮に寄与する部分である圧電活性
部16と、隣設内部電極が重ならずに伸縮に寄与しない
部分である圧電不活性部18とに分かれる。この圧電素
子を駆動すると圧電活性部16が電歪効果で伸縮するの
に対して圧電不活性部18は何ら伸縮しないので上記伸
縮動作を拘束するように作用する。このように拘束力が
働く結果、圧電アクチュエータ全体は図15に示すよう
に太鼓状に大きく変形してしまうことになる。尚、図1
5では変形態様を強調して記載してある。。この結果、
圧電アクチュエータ全体の伸長ストロークが抑制されて
発生変位量を十分に得ることができないばかりか、主に
圧電活性部16と圧電不活性部18との境界部分20に
大きな応力が作用してクラックが発生し易くなるという
問題があった。
【0009】このような拘束力を軽減するために、後者
にあっては薄いセラミック層を23枚程度だけ積層して
なるサブユニットを形成し、この圧電不活性部のみを相
互に接合して大きなアクチュエータを製造するようにし
ているが、サブユニット内でさえもかなり大きな内部応
力が発生しており、クラック等の発生を十分に抑制する
ことができないのが現状である。特に、半導体製造装置
のガス流量制御に用いられるマスフローコントローラの
ように極めて精度の高い微小変位量のコントロールが要
求される分野においては、数μm程度の変位量の差が大
きな影響を及ぼすことになる。更に、この後者の技術に
あっては、圧電活性部のみにしか接着剤を塗布していな
いことから、接着強度が弱く、繰り返し使用によりこれ
が剥がれる恐れもあった。
にあっては薄いセラミック層を23枚程度だけ積層して
なるサブユニットを形成し、この圧電不活性部のみを相
互に接合して大きなアクチュエータを製造するようにし
ているが、サブユニット内でさえもかなり大きな内部応
力が発生しており、クラック等の発生を十分に抑制する
ことができないのが現状である。特に、半導体製造装置
のガス流量制御に用いられるマスフローコントローラの
ように極めて精度の高い微小変位量のコントロールが要
求される分野においては、数μm程度の変位量の差が大
きな影響を及ぼすことになる。更に、この後者の技術に
あっては、圧電活性部のみにしか接着剤を塗布していな
いことから、接着強度が弱く、繰り返し使用によりこれ
が剥がれる恐れもあった。
【0010】また、関連技術として、特開平3−179
228号公報に示すように、センサとしての単体圧電セ
ラミックを支持板に取り付けるに際して、弾性を有する
接着剤を使用し、支持板とセラミックの熱膨張係数の差
によって生ずるストレスを吸収するようにした技術も提
案されているが、これは圧電セラミックの変位量を大き
くするために弾性接着剤を用いているのではなく、単に
熱膨張差によるストレスを吸収するためのものであり、
本発明とは直接的な関係を有するものではない。本発明
は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決す
べく創案されたのである。本発明の目的は、安価で耐湿
性が高く且つ内部応力が少なくて大きな発生変位量を得
ることができる圧電アクチュエータを提供することにあ
る。
228号公報に示すように、センサとしての単体圧電セ
ラミックを支持板に取り付けるに際して、弾性を有する
接着剤を使用し、支持板とセラミックの熱膨張係数の差
によって生ずるストレスを吸収するようにした技術も提
案されているが、これは圧電セラミックの変位量を大き
くするために弾性接着剤を用いているのではなく、単に
熱膨張差によるストレスを吸収するためのものであり、
本発明とは直接的な関係を有するものではない。本発明
は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決す
べく創案されたのである。本発明の目的は、安価で耐湿
性が高く且つ内部応力が少なくて大きな発生変位量を得
ることができる圧電アクチュエータを提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、圧電シートの表面に内部電極を形成し
てなる圧電素子板を複数枚積層して圧電素子を形成し、
この圧電素子を、弾性接着剤を用いてその厚さ方向へ複
数個接続するように構成したものである。
解決するために、圧電シートの表面に内部電極を形成し
てなる圧電素子板を複数枚積層して圧電素子を形成し、
この圧電素子を、弾性接着剤を用いてその厚さ方向へ複
数個接続するように構成したものである。
【0012】
【作用】本発明は、以上のように構成したので、アクチ
ュエータの駆動時に、圧電素子内の厚み方向に発生変位
量の差が生じても、圧電素子間は弾性を有する弾性接着
剤により接合されているので、この発生変位量の差を吸
収することが可能となる。従って、圧電素子の伸縮動作
を拘束することがなく十分大きい発生変位量を得ること
が可能となる。この弾性接着剤としては、比較的柔らか
い接着剤、例えばビニル系接着剤やシリコン系接着剤を
用いることができる。圧電素子が、その周縁部に圧電不
活性部を有する場合には、圧電活性部の伸縮動作に対す
る拘束力が大きくなる傾向となるが、この場合でも上記
弾性接着剤が変位量の差を吸収することができるので、
十分大きい発生変位量を得ることができ、内部応力の増
加も防止することができる。
ュエータの駆動時に、圧電素子内の厚み方向に発生変位
量の差が生じても、圧電素子間は弾性を有する弾性接着
剤により接合されているので、この発生変位量の差を吸
収することが可能となる。従って、圧電素子の伸縮動作
を拘束することがなく十分大きい発生変位量を得ること
が可能となる。この弾性接着剤としては、比較的柔らか
い接着剤、例えばビニル系接着剤やシリコン系接着剤を
用いることができる。圧電素子が、その周縁部に圧電不
活性部を有する場合には、圧電活性部の伸縮動作に対す
る拘束力が大きくなる傾向となるが、この場合でも上記
弾性接着剤が変位量の差を吸収することができるので、
十分大きい発生変位量を得ることができ、内部応力の増
加も防止することができる。
【0013】また、圧電不活性部に収縮率整合薄膜を形
成した場合には、圧電素子の焼成時における圧電活性部
と圧電不活性部の収縮率の差を少なくすることができる
ので、その分、圧電素子自体に内在する残留応力を少な
くして、全体としての発生変位量を大きくすることがで
きる。更には、圧電不活性部を有する圧電素子におい
て、分極処理された圧電素子を接合する場合には、残留
分極により素子の上下面の中央部に平坦突状部が発生す
るが、隣設する圧電素子との圧電不活性部間に弾性接着
剤を主に介在させることにより、これが発生変位量の差
を吸収し、十分に大きい発生変位量を得ることが可能と
なり、しかも同時に発生応力差も吸収することができる
ので内部クラック等の発生も防止することが可能とな
る。
成した場合には、圧電素子の焼成時における圧電活性部
と圧電不活性部の収縮率の差を少なくすることができる
ので、その分、圧電素子自体に内在する残留応力を少な
くして、全体としての発生変位量を大きくすることがで
きる。更には、圧電不活性部を有する圧電素子におい
て、分極処理された圧電素子を接合する場合には、残留
分極により素子の上下面の中央部に平坦突状部が発生す
るが、隣設する圧電素子との圧電不活性部間に弾性接着
剤を主に介在させることにより、これが発生変位量の差
を吸収し、十分に大きい発生変位量を得ることが可能と
なり、しかも同時に発生応力差も吸収することができる
ので内部クラック等の発生も防止することが可能とな
る。
【0014】
【実施例】以下に、本発明に係る圧電アクチュエータの
一実施例について詳述する。図1から図8は本発明の圧
電アクチュエータの製造工程を示す図であり、図1は圧
電シートに内部電極と収縮率整合薄膜を設けた圧電素子
板を示す平面図、図2は図1に示す圧電素子板の収縮率
整合薄膜の部分を示す拡大図、図3は図1に示す圧電素
子板の積層状態を示す図、図4は圧電素子板を積層して
形成した圧電素子を示す斜視図、図5は図4に示す圧電
素子板の側面図、図6は図4に示す圧電素子を分極させ
た後の状態を示す斜視図、図7は圧電素子を積み上げて
接続して形成した本発明の圧電アクチュエータを示す斜
視図、図8は図7に示す圧電素子間の接続状態を示す拡
大図である。尚、先に説明した従来装置と同一部分につ
いては同一符号を付して説明する。
一実施例について詳述する。図1から図8は本発明の圧
電アクチュエータの製造工程を示す図であり、図1は圧
電シートに内部電極と収縮率整合薄膜を設けた圧電素子
板を示す平面図、図2は図1に示す圧電素子板の収縮率
整合薄膜の部分を示す拡大図、図3は図1に示す圧電素
子板の積層状態を示す図、図4は圧電素子板を積層して
形成した圧電素子を示す斜視図、図5は図4に示す圧電
素子板の側面図、図6は図4に示す圧電素子を分極させ
た後の状態を示す斜視図、図7は圧電素子を積み上げて
接続して形成した本発明の圧電アクチュエータを示す斜
視図、図8は図7に示す圧電素子間の接続状態を示す拡
大図である。尚、先に説明した従来装置と同一部分につ
いては同一符号を付して説明する。
【0015】本発明の重要な点は、図8に示すように圧
電素子22同士の接続に接着力は強いが接着後において
も比較的柔らかい材料特性を有する弾性接着剤23を用
い、これによりアクチュエータ駆動時の拘束力を吸収し
て解放した点にある。まず、図4に示すような圧電素子
22を形成するまでの工程を説明する。図1に示すよう
にPZT等のセラミック材よりなる厚さ100μm程
度、縦横25mm程度の薄板状の圧電シート2の表面
に、その端辺2Aから所定の間隔Dを隔てて、例えば銀
−パラジウム等よりなる非常に薄い内部電極4を形成し
ており、一部の端辺2Bに対してのみ内部電極4の薄膜
金属を部分的に延在させて端辺2Bから外部に露出させ
て、電極取り出し部14を形成している。これにより圧
電素子板21が形成されることになる。圧電シートの薄
板形成は、例えばドクターブレード法により行なわれ、
内部電極4の形成はスクリーン印刷等を用いて行なう。
電素子22同士の接続に接着力は強いが接着後において
も比較的柔らかい材料特性を有する弾性接着剤23を用
い、これによりアクチュエータ駆動時の拘束力を吸収し
て解放した点にある。まず、図4に示すような圧電素子
22を形成するまでの工程を説明する。図1に示すよう
にPZT等のセラミック材よりなる厚さ100μm程
度、縦横25mm程度の薄板状の圧電シート2の表面
に、その端辺2Aから所定の間隔Dを隔てて、例えば銀
−パラジウム等よりなる非常に薄い内部電極4を形成し
ており、一部の端辺2Bに対してのみ内部電極4の薄膜
金属を部分的に延在させて端辺2Bから外部に露出させ
て、電極取り出し部14を形成している。これにより圧
電素子板21が形成されることになる。圧電シートの薄
板形成は、例えばドクターブレード法により行なわれ、
内部電極4の形成はスクリーン印刷等を用いて行なう。
【0016】この場合、電極取り出し部14以外の内部
電極4を取り囲むようにコ字状になされた領域、すなわ
ち圧電シート上の、内部電極4を形成していない領域
は、後述するように電界が印加されずに圧電効果に寄与
しない領域となることから圧電不活性領域24となり、
これに対して内部電極4が形成されている領域は圧電活
性領域26となる。
電極4を取り囲むようにコ字状になされた領域、すなわ
ち圧電シート上の、内部電極4を形成していない領域
は、後述するように電界が印加されずに圧電効果に寄与
しない領域となることから圧電不活性領域24となり、
これに対して内部電極4が形成されている領域は圧電活
性領域26となる。
【0017】そして、略コ字状の圧電不活性領域24に
収縮率整合薄膜28を、内部電極と同じくスクリーン印
刷等を用いて形成する。この場合、この整合薄膜28
は、内部電極4と同じ位い薄い金属薄膜により形成し、
圧電シート2の各端辺2A,2Bよりも僅かに内側に位
置させると同時に、内部電極4からも必ず僅かに離間さ
せて形成し、後述するように積層したときに電気的に浮
遊状態となるように設定する。圧電不活性領域の幅D
が、約1.0mmであるのに対して、整合薄膜28の幅
は、約0.5mm程度に設定する。
収縮率整合薄膜28を、内部電極と同じくスクリーン印
刷等を用いて形成する。この場合、この整合薄膜28
は、内部電極4と同じ位い薄い金属薄膜により形成し、
圧電シート2の各端辺2A,2Bよりも僅かに内側に位
置させると同時に、内部電極4からも必ず僅かに離間さ
せて形成し、後述するように積層したときに電気的に浮
遊状態となるように設定する。圧電不活性領域の幅D
が、約1.0mmであるのに対して、整合薄膜28の幅
は、約0.5mm程度に設定する。
【0018】整合薄膜28としては、全面ベタ状の金属
薄膜として形成してもよいが、積層時の圧電シート間の
密着性を考慮すると、例えば図2に示す拡大図のように
微小円形状の整合薄膜28を密集させて例えば水玉模様
状に散在させて設けるように形成するのが好ましい。こ
れは、圧電シート同士の焼成後の強度よりも、圧電シー
トと電極間の焼成後の強度が弱く、圧電素子全体の強度
を考えると、できるだけ圧電シート同士の密着を多くす
る必要があるためである。尚、図2において、円形の整
合薄膜28間の距離は説明の容易化のために大きく記載
しているが実際には非常に小さく、例えば0.06〜
0.15mm程度に設定されている。
薄膜として形成してもよいが、積層時の圧電シート間の
密着性を考慮すると、例えば図2に示す拡大図のように
微小円形状の整合薄膜28を密集させて例えば水玉模様
状に散在させて設けるように形成するのが好ましい。こ
れは、圧電シート同士の焼成後の強度よりも、圧電シー
トと電極間の焼成後の強度が弱く、圧電素子全体の強度
を考えると、できるだけ圧電シート同士の密着を多くす
る必要があるためである。尚、図2において、円形の整
合薄膜28間の距離は説明の容易化のために大きく記載
しているが実際には非常に小さく、例えば0.06〜
0.15mm程度に設定されている。
【0019】また、整合薄膜を散在させて設ける場合に
は、個々の形状は円形に限らず、例えば楕円形状、矩形
状、三角形状などどのような形状でもよい。また、この
整合薄膜24の材料としては、内部電極と同じ材料、例
えば銀−パラジウムを用いればよく、その場合には、ス
クリーン印刷等により内部電極の形成時に同時に整合薄
膜28も形成することができ、工程数も増加させる必要
がない。ただし、収縮率の整合を図るための同様の効果
が得られるのであれば、内部電極と同一の材料でなくて
もよい。このように、圧電シート2上に内部電極4と整
合薄膜28を形成して圧電素子板21の形成が完了した
ならば、同様に形成した多数の圧電素子板21を複数
枚、例えば25枚、図3に示すように積層し、冷間静水
圧法(CIP:ColdIsostatic Pres
s)によりプレスしつつ例えば120℃程度の温度下で
圧着処理し、更にこれを1075℃程度の高温で焼結し
て図4に示すような単体の圧電素子22を形成する。
は、個々の形状は円形に限らず、例えば楕円形状、矩形
状、三角形状などどのような形状でもよい。また、この
整合薄膜24の材料としては、内部電極と同じ材料、例
えば銀−パラジウムを用いればよく、その場合には、ス
クリーン印刷等により内部電極の形成時に同時に整合薄
膜28も形成することができ、工程数も増加させる必要
がない。ただし、収縮率の整合を図るための同様の効果
が得られるのであれば、内部電極と同一の材料でなくて
もよい。このように、圧電シート2上に内部電極4と整
合薄膜28を形成して圧電素子板21の形成が完了した
ならば、同様に形成した多数の圧電素子板21を複数
枚、例えば25枚、図3に示すように積層し、冷間静水
圧法(CIP:ColdIsostatic Pres
s)によりプレスしつつ例えば120℃程度の温度下で
圧着処理し、更にこれを1075℃程度の高温で焼結し
て図4に示すような単体の圧電素子22を形成する。
【0020】圧電素子板21の積層に際しては、上下方
向に隣り合って接合する圧電素子板21間の電極取り出
し部14の位置する方向を互いに逆方向となるように積
層する。従って、圧電シート2は一層おきに同じ方向に
電極取り出し部14が位置するようになっている。この
結果、焼結後の圧電素子の側壁には、図4に示すように
一層おきに電極取り出し部14の端部が外部に露出する
ことになる。図4に示すように圧電素子を焼結した時に
は、その表面に非常に僅かではあるが凹凸が生じている
ので、これを積み上げるに先立って圧電素子の上下面を
表面研磨して平坦性を確保するのがよい。この場合、表
面研磨により内部電極が露出することを防止するため
に、図5に示すように、圧電素子22の上下面に圧電シ
ートの約3層分に相当する厚み(300μm程度)で、
内部電極と整合薄膜を形成していない圧電シートのみを
ダミーとして積層しておくのがよい。この表面研磨によ
り、例えば焼結時の高さが2.7mm程度であった圧電
素子を削り込んで2.5mm程度に設定する。
向に隣り合って接合する圧電素子板21間の電極取り出
し部14の位置する方向を互いに逆方向となるように積
層する。従って、圧電シート2は一層おきに同じ方向に
電極取り出し部14が位置するようになっている。この
結果、焼結後の圧電素子の側壁には、図4に示すように
一層おきに電極取り出し部14の端部が外部に露出する
ことになる。図4に示すように圧電素子を焼結した時に
は、その表面に非常に僅かではあるが凹凸が生じている
ので、これを積み上げるに先立って圧電素子の上下面を
表面研磨して平坦性を確保するのがよい。この場合、表
面研磨により内部電極が露出することを防止するため
に、図5に示すように、圧電素子22の上下面に圧電シ
ートの約3層分に相当する厚み(300μm程度)で、
内部電極と整合薄膜を形成していない圧電シートのみを
ダミーとして積層しておくのがよい。この表面研磨によ
り、例えば焼結時の高さが2.7mm程度であった圧電
素子を削り込んで2.5mm程度に設定する。
【0021】また、上述のように圧電素子板を約25枚
程積層して圧電素子22を形成した理由は、上述のよう
な圧電シートの素材及び寸法では、この積層数を30枚
以下の範囲内、好ましくは25枚程度にした時に積層数
をあまり少なくし過ぎることなく内部応力を減少できる
からである。これを図10に示すシミュレーション結果
に基づいて説明する。図10は積層圧電シート数を種々
変えたときの圧電素子中心部からの距離と積層方向の応
力との関係のシミュレーション結果を示すグラフであ
り、グラフの上方に圧電素子の対応部分を示している。
程積層して圧電素子22を形成した理由は、上述のよう
な圧電シートの素材及び寸法では、この積層数を30枚
以下の範囲内、好ましくは25枚程度にした時に積層数
をあまり少なくし過ぎることなく内部応力を減少できる
からである。これを図10に示すシミュレーション結果
に基づいて説明する。図10は積層圧電シート数を種々
変えたときの圧電素子中心部からの距離と積層方向の応
力との関係のシミュレーション結果を示すグラフであ
り、グラフの上方に圧電素子の対応部分を示している。
【0022】これは一枚のPZTの圧電シートの厚みを
0.09mmとし、圧電不活性部(圧電不活性領域)の
長さを0.6mmに設定して、150ボルトの直流電圧
を印加した時の結果を示す。図中、横軸の原点は素子の
中心部を示し、最大値2.5mmは素子の表面を示して
いる。グラフから明らかなようにシートの積層枚数が多
くなるほど、圧電不活性部と圧電活性部との界面での応
力が大きくなり、特にクラック発生の最大原因である引
っ張り応力がその積層枚数に依存して増加する。従っ
て、積層枚数を低減することで、引っ張り応力の低減は
図れるが、残念ながら圧電活性部と圧電不活性部との界
面では必ず引っ張り応力が発生する。しかしながら、素
子の耐湿性の向上を検討する場合、水分の侵入経路を断
つことを最大の目的と考えると、素子の表面でのクラッ
クを防止することが望ましく、その部分でのクラックの
発生を最小限に抑えればよいといえる。本シミュレーシ
ョン結果では、積層枚数を30層以下にすることで、素
子表面部での応力が圧縮側に働くことが明らかになっ
た。従って、積層枚数を25枚程度にすることで、素子
表面にクラックの入りにくい圧電サブユニットを形成す
ることが可能となる。なお、積層枚数をあまり少なくし
すぎると生産効率が低下するのであまり好ましくない。
ここで、本シミュレーションの結果は、圧電シートと内
部電極間の密着状態が良好で、かつ内部に残留応力等が
内在していない、理想的な焼結体をモデルに用いてい
る。従って、前述のように焼結時の収縮率の整合を図る
ための薄膜を形成しない場合、素子内での密着強度が低
減し、例えば圧電活性部と圧電不活性部近傍に生じる引
っ張り応力により、素子の側面にまで到達するような致
命的なクラックを生じる。このように内部電極4を形成
していない圧電不活性領域24に収縮率整合薄膜28を
形成した圧電シート2を多数枚(本シミュレーションの
結果に基づく枚数)積層して圧電素子を形成することに
より、素子の焼結時の圧電不活性領域24と圧電活性領
域26におけるセラミック材の収縮率が略同じになり、
残留応力を生ぜしめることがなくなり、密着強度が高
く、クラックの発生し難い素子を提供することが可能と
なる。
0.09mmとし、圧電不活性部(圧電不活性領域)の
長さを0.6mmに設定して、150ボルトの直流電圧
を印加した時の結果を示す。図中、横軸の原点は素子の
中心部を示し、最大値2.5mmは素子の表面を示して
いる。グラフから明らかなようにシートの積層枚数が多
くなるほど、圧電不活性部と圧電活性部との界面での応
力が大きくなり、特にクラック発生の最大原因である引
っ張り応力がその積層枚数に依存して増加する。従っ
て、積層枚数を低減することで、引っ張り応力の低減は
図れるが、残念ながら圧電活性部と圧電不活性部との界
面では必ず引っ張り応力が発生する。しかしながら、素
子の耐湿性の向上を検討する場合、水分の侵入経路を断
つことを最大の目的と考えると、素子の表面でのクラッ
クを防止することが望ましく、その部分でのクラックの
発生を最小限に抑えればよいといえる。本シミュレーシ
ョン結果では、積層枚数を30層以下にすることで、素
子表面部での応力が圧縮側に働くことが明らかになっ
た。従って、積層枚数を25枚程度にすることで、素子
表面にクラックの入りにくい圧電サブユニットを形成す
ることが可能となる。なお、積層枚数をあまり少なくし
すぎると生産効率が低下するのであまり好ましくない。
ここで、本シミュレーションの結果は、圧電シートと内
部電極間の密着状態が良好で、かつ内部に残留応力等が
内在していない、理想的な焼結体をモデルに用いてい
る。従って、前述のように焼結時の収縮率の整合を図る
ための薄膜を形成しない場合、素子内での密着強度が低
減し、例えば圧電活性部と圧電不活性部近傍に生じる引
っ張り応力により、素子の側面にまで到達するような致
命的なクラックを生じる。このように内部電極4を形成
していない圧電不活性領域24に収縮率整合薄膜28を
形成した圧電シート2を多数枚(本シミュレーションの
結果に基づく枚数)積層して圧電素子を形成することに
より、素子の焼結時の圧電不活性領域24と圧電活性領
域26におけるセラミック材の収縮率が略同じになり、
残留応力を生ぜしめることがなくなり、密着強度が高
く、クラックの発生し難い素子を提供することが可能と
なる。
【0023】この場合、上述のように整合薄膜を例えば
水玉模様状に散在させて形成することにより、圧電シー
ト間の密着強度の劣化も少なくなり、一層クラックの発
生を防止することができる。また、上述のように圧電シ
ートの積層枚数も最大25枚程度とすることにより、後
述するように圧電アクチュエータ製造時の素子積み上げ
数もさほど多くなることなく、クラックに対する強度の
大きな圧電アクチュエータを得ることができる。そし
て、圧電素子の電極取り出し部14が露出している2つ
の側面に沿って銀−ペースト等を塗って例えば700℃
程度で焼成することにより第1及び第2の外部電極3
0、32を形成する。そして、この外部電極30、32
に直流電圧を印加することにより、圧電シートのセラミ
ック材を分極させ、圧電素子を完成させる。
水玉模様状に散在させて形成することにより、圧電シー
ト間の密着強度の劣化も少なくなり、一層クラックの発
生を防止することができる。また、上述のように圧電シ
ートの積層枚数も最大25枚程度とすることにより、後
述するように圧電アクチュエータ製造時の素子積み上げ
数もさほど多くなることなく、クラックに対する強度の
大きな圧電アクチュエータを得ることができる。そし
て、圧電素子の電極取り出し部14が露出している2つ
の側面に沿って銀−ペースト等を塗って例えば700℃
程度で焼成することにより第1及び第2の外部電極3
0、32を形成する。そして、この外部電極30、32
に直流電圧を印加することにより、圧電シートのセラミ
ック材を分極させ、圧電素子を完成させる。
【0024】この圧電素子22の分極作用により、電圧
印加を停止した後においても残留分極が残る結果、図6
に示すように内部電極が埋め込まれている部分に対応す
る矩形状の圧電活性部16は上下方向に突出し、平坦突
出部36が形成され、逆にその周辺部、すなわち整合薄
膜が埋め込まれている部分に対応する圧電不活性部18
は、電界が印加されていないので、もとの状態のままと
なっている。尚、図示例にあっては斜視図のため、上部
の平坦突出部36のみが示されており、下部の平坦突出
部は示されていない。この場合、圧電素子22の厚みが
約2.5mmの時に、平坦突出部36の突出量は約1.
0μm程度である。前述したように、一般に、圧電素子
の伸縮ストロークは非常に小さく、例えば0.1mm程
度の厚みの圧電シートに150ボルト程度の直流電圧を
印加した時に得られる伸縮量は0.1μm程度なので、
必要とするストロークに見合った伸縮量を得るためには
この圧電素子を複数個直列に接続する。そこで、図6に
示すように形成した分極後の圧電素子22を図7に示す
ように複数個、図示例では8つ積み上げて、本発明の特
長とするように弾性接着剤23により接合し、圧電アク
チュエータ34を完成する。このように、一層おきに内
部電極を電気的に共通に接続することができ、両外部電
極30、32間に直流電圧を供給することにより、圧電
シートに電界を印加することが可能となる。
印加を停止した後においても残留分極が残る結果、図6
に示すように内部電極が埋め込まれている部分に対応す
る矩形状の圧電活性部16は上下方向に突出し、平坦突
出部36が形成され、逆にその周辺部、すなわち整合薄
膜が埋め込まれている部分に対応する圧電不活性部18
は、電界が印加されていないので、もとの状態のままと
なっている。尚、図示例にあっては斜視図のため、上部
の平坦突出部36のみが示されており、下部の平坦突出
部は示されていない。この場合、圧電素子22の厚みが
約2.5mmの時に、平坦突出部36の突出量は約1.
0μm程度である。前述したように、一般に、圧電素子
の伸縮ストロークは非常に小さく、例えば0.1mm程
度の厚みの圧電シートに150ボルト程度の直流電圧を
印加した時に得られる伸縮量は0.1μm程度なので、
必要とするストロークに見合った伸縮量を得るためには
この圧電素子を複数個直列に接続する。そこで、図6に
示すように形成した分極後の圧電素子22を図7に示す
ように複数個、図示例では8つ積み上げて、本発明の特
長とするように弾性接着剤23により接合し、圧電アク
チュエータ34を完成する。このように、一層おきに内
部電極を電気的に共通に接続することができ、両外部電
極30、32間に直流電圧を供給することにより、圧電
シートに電界を印加することが可能となる。
【0025】この圧電アクチュエータ34の寸法は、例
えば縦横がそれぞれ5.5mmで、厚みが2.5mm程
度の圧電素子22を、8個直列にその厚み方向へ積み上
げて接続することにより全長が約20mmとなる。この
場合、弾性接着剤23としては、接合固化後において
も、ある程度の可撓性或いは柔らかさを有しており、ア
クチュエータ34の駆動時において圧電活性部16の伸
長に追従して圧電不活性部18が伸長できる程度の柔ら
かさであるならば、どのような接着剤を用いてもよい。
この種の弾性接着剤23としては、例えばビニル系接着
剤、シリコン系接着剤、ポリイミド系接着剤やエポキシ
系接着剤を用いることができる。例えば図9に示すよう
に圧電素子を接着する接着剤として弾性の低いエポキシ
系接着剤38を用いた場合には、アクチュエータ駆動時
に圧電活性部16が矢印40方向に示すように伸長した
時に、圧電不活性部18は図中上下方向へ移動できない
ように強固に接合されているために圧電不活性部16の
伸長に追従できず、従って、圧電活性部16に対して拘
束力が作用し、アクチュエータ全体の発生変位量を抑制
して低下させてしまい、十分なストロークを稼ぐことが
できない。
えば縦横がそれぞれ5.5mmで、厚みが2.5mm程
度の圧電素子22を、8個直列にその厚み方向へ積み上
げて接続することにより全長が約20mmとなる。この
場合、弾性接着剤23としては、接合固化後において
も、ある程度の可撓性或いは柔らかさを有しており、ア
クチュエータ34の駆動時において圧電活性部16の伸
長に追従して圧電不活性部18が伸長できる程度の柔ら
かさであるならば、どのような接着剤を用いてもよい。
この種の弾性接着剤23としては、例えばビニル系接着
剤、シリコン系接着剤、ポリイミド系接着剤やエポキシ
系接着剤を用いることができる。例えば図9に示すよう
に圧電素子を接着する接着剤として弾性の低いエポキシ
系接着剤38を用いた場合には、アクチュエータ駆動時
に圧電活性部16が矢印40方向に示すように伸長した
時に、圧電不活性部18は図中上下方向へ移動できない
ように強固に接合されているために圧電不活性部16の
伸長に追従できず、従って、圧電活性部16に対して拘
束力が作用し、アクチュエータ全体の発生変位量を抑制
して低下させてしまい、十分なストロークを稼ぐことが
できない。
【0026】また、このような拘束力が圧電活性部16
と圧電不活性部18との間に生ずると、これが内部応力
となって圧電素子内部に内部破断やクラックが発生した
り、或いは圧電素子の外周部分にも矢印42に示すよう
な応力が発生して表面クラックの発生原因となってしま
う。これに対して、本発明の圧電アクチュエータのよう
に圧電素子22同士の接着に弾性接着剤23を用いれ
ば、圧電活性部16の伸長に追従して、隣設された圧電
不活性部18同士間に介在された弾性接着剤23が伸長
し、圧電不活性部18の微小移動を許容することにな
る。従って、圧電活性部16にはほとんど拘束力が作用
しないので、アクチュエータ全体の発生変位量を大きく
することができ、また、同時に内部応力もほとんど発生
しないことから圧電素子内部の内部破断やクラック或い
は表面クラックの発生も防止することが可能となる。
と圧電不活性部18との間に生ずると、これが内部応力
となって圧電素子内部に内部破断やクラックが発生した
り、或いは圧電素子の外周部分にも矢印42に示すよう
な応力が発生して表面クラックの発生原因となってしま
う。これに対して、本発明の圧電アクチュエータのよう
に圧電素子22同士の接着に弾性接着剤23を用いれ
ば、圧電活性部16の伸長に追従して、隣設された圧電
不活性部18同士間に介在された弾性接着剤23が伸長
し、圧電不活性部18の微小移動を許容することにな
る。従って、圧電活性部16にはほとんど拘束力が作用
しないので、アクチュエータ全体の発生変位量を大きく
することができ、また、同時に内部応力もほとんど発生
しないことから圧電素子内部の内部破断やクラック或い
は表面クラックの発生も防止することが可能となる。
【0027】また、圧電素子22同士の接合時には、圧
電素子22の全面に弾性接着剤23を塗布し、素子の上
下両側から押さえ付けるようにして接着するので、平坦
突出部36の形成されている圧電活性部36間の接着剤
23はこれよりほとんど側部へ排除されて、ほとんど僅
かに残るだけであり、その結果、圧電不活性部18間の
みに接着剤23が介在することになる。この結果、圧電
活性部36間には接着剤23がほとんど介在しなくなる
ので、アクチュエータ駆動時に発生押圧力や発生変位量
に悪影響を与えることもなく、精度の高い微小ストロー
ク制御を行なうことができる。
電素子22の全面に弾性接着剤23を塗布し、素子の上
下両側から押さえ付けるようにして接着するので、平坦
突出部36の形成されている圧電活性部36間の接着剤
23はこれよりほとんど側部へ排除されて、ほとんど僅
かに残るだけであり、その結果、圧電不活性部18間の
みに接着剤23が介在することになる。この結果、圧電
活性部36間には接着剤23がほとんど介在しなくなる
ので、アクチュエータ駆動時に発生押圧力や発生変位量
に悪影響を与えることもなく、精度の高い微小ストロー
ク制御を行なうことができる。
【0028】この点に関して、先に説明した特開平3−
270085号公報の技術にあっては、まず、収縮率整
合薄膜を用いていないことからサブユニット(圧電素
子)自体に内部応力が貯めこまれてクラックや内部破断
の原因を抱えているのみならず、圧電活性部のみに接着
剤を介設させていることから、アクチュエータ駆動時に
この部分の接着剤が発生変位量や押圧力に悪影響を与え
る恐れがある。実際に、大きさが5.5mm×5.5m
m角で、厚みが2.5mmの圧電素子を8個直列に弾性
接着剤で接合して20mmの長さにした本発明の圧電ア
クチュエータと、大きさが5.5mm×5.5mm角の
圧電素子板を比較的硬い接着剤(エポキシ系接着剤)に
より多数板積層して接合し、長さ20mmの圧電アクチ
ュエータを作って特性を比較した。
270085号公報の技術にあっては、まず、収縮率整
合薄膜を用いていないことからサブユニット(圧電素
子)自体に内部応力が貯めこまれてクラックや内部破断
の原因を抱えているのみならず、圧電活性部のみに接着
剤を介設させていることから、アクチュエータ駆動時に
この部分の接着剤が発生変位量や押圧力に悪影響を与え
る恐れがある。実際に、大きさが5.5mm×5.5m
m角で、厚みが2.5mmの圧電素子を8個直列に弾性
接着剤で接合して20mmの長さにした本発明の圧電ア
クチュエータと、大きさが5.5mm×5.5mm角の
圧電素子板を比較的硬い接着剤(エポキシ系接着剤)に
より多数板積層して接合し、長さ20mmの圧電アクチ
ュエータを作って特性を比較した。
【0029】150V直流電圧を印加して性能を比較し
たところ、本発明の圧電アクチュエータは16μmの発
生変位量があったのに対し、比較例の圧電アクチュエー
タは13μmの発生変位量しか得られなかった。僅か3
μmのストローク差であるが、この種のアクチュエータ
が用いられるマスフローコントローラやX−Y移動ステ
ージ等の微小量をコントロールする分野において、大き
なストローク差である。また、本発明の圧電アクチュエ
ータにあっては、側面にクラックや欠けを発見すること
はできなかったが、比較例にあっては側面にクラックが
発生しており、本発明の圧電アクチュエータは耐久性に
おいても優れていることが判明した。尚、本実施例にお
いては、弾性接着剤としてビニル系接着剤やシリコン系
接着剤を例にとって説明したが、これに限定されず、圧
電素子間の拘束力を許容し得る程度の柔らかさを有する
ならば、どのような接着剤を用いてもよい。また、上記
実施例では、圧電素子を分極させた後に、これを接合す
るようにしたが、圧電素子を接合した後に分極処理を施
すようにしてもよい。
たところ、本発明の圧電アクチュエータは16μmの発
生変位量があったのに対し、比較例の圧電アクチュエー
タは13μmの発生変位量しか得られなかった。僅か3
μmのストローク差であるが、この種のアクチュエータ
が用いられるマスフローコントローラやX−Y移動ステ
ージ等の微小量をコントロールする分野において、大き
なストローク差である。また、本発明の圧電アクチュエ
ータにあっては、側面にクラックや欠けを発見すること
はできなかったが、比較例にあっては側面にクラックが
発生しており、本発明の圧電アクチュエータは耐久性に
おいても優れていることが判明した。尚、本実施例にお
いては、弾性接着剤としてビニル系接着剤やシリコン系
接着剤を例にとって説明したが、これに限定されず、圧
電素子間の拘束力を許容し得る程度の柔らかさを有する
ならば、どのような接着剤を用いてもよい。また、上記
実施例では、圧電素子を分極させた後に、これを接合す
るようにしたが、圧電素子を接合した後に分極処理を施
すようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧電アク
チュエータによれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。弾性接着剤を用いて圧電素子同士を
接合するようにしたので、伸長駆動時にその伸長動作が
拘束されることがほとんどなくなり、従って、発生変位
量を十分に大きくすることができる。また、内部拘束力
を軽減することができることから圧電素子の内部破断や
クラックの発生を抑制することができ、耐久性、耐湿性
を大幅に向上させることができる。特に、圧電活性部と
圧電不活性部を有する圧電素子に適用した場合には、伸
長駆動時にその伸長動作が拘束されることがなくなり、
従って、発生変位量を一層大きくすることができるのみ
ならず、内部拘束力を軽減して内部破断やクラックの発
生を更に抑制することができる。また、分極処理後の圧
電素子を接合する際に、主に圧電不活性部相互間にのみ
に弾性接着剤を介在させることにより、上記した作用効
果を呈するのみならず、圧電活性部相互間にはほとんど
接着剤が介在しなくなるので、アクチュエータ駆動時に
発生押圧力や発生変位量に悪影響を与えることもなく、
精度の高い微小ストローク制御を行なうことができる。
チュエータによれば、次のように優れた作用効果を発揮
することができる。弾性接着剤を用いて圧電素子同士を
接合するようにしたので、伸長駆動時にその伸長動作が
拘束されることがほとんどなくなり、従って、発生変位
量を十分に大きくすることができる。また、内部拘束力
を軽減することができることから圧電素子の内部破断や
クラックの発生を抑制することができ、耐久性、耐湿性
を大幅に向上させることができる。特に、圧電活性部と
圧電不活性部を有する圧電素子に適用した場合には、伸
長駆動時にその伸長動作が拘束されることがなくなり、
従って、発生変位量を一層大きくすることができるのみ
ならず、内部拘束力を軽減して内部破断やクラックの発
生を更に抑制することができる。また、分極処理後の圧
電素子を接合する際に、主に圧電不活性部相互間にのみ
に弾性接着剤を介在させることにより、上記した作用効
果を呈するのみならず、圧電活性部相互間にはほとんど
接着剤が介在しなくなるので、アクチュエータ駆動時に
発生押圧力や発生変位量に悪影響を与えることもなく、
精度の高い微小ストローク制御を行なうことができる。
【図1】圧電シートに内部電極と収縮率整合薄膜を設け
た圧電素子板を示す平面図である。
た圧電素子板を示す平面図である。
【図2】図1に示す圧電素子板の収縮率整合薄膜の部分
を示す拡大図である。
を示す拡大図である。
【図3】図1に示す圧電素子板の積層状態を示す図であ
る。
る。
【図4】圧電素子板を積層して形成した圧電素子を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図5】図4に示す圧電素子の側面図である。
【図6】図4に示す圧電素子を分極させた後の状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図7】圧電素子を積み上げて接続して形成した本発明
の圧電アクチュエータを示す斜視図である。
の圧電アクチュエータを示す斜視図である。
【図8】図7に示す圧電素子間の接続状態を示す拡大図
である。
である。
【図9】硬い接着剤を用いて接合した時の圧電素子の駆
動状態を示す図である。
動状態を示す図である。
【図10】積層圧電シート数を種々変えた時の圧電素子
中心部からの距離と積層方向の応力との関係を示すシミ
ュレーション結果を示すグラフである。
中心部からの距離と積層方向の応力との関係を示すシミ
ュレーション結果を示すグラフである。
【図11】従来の全面電極型の圧電アクチュエータを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図12】従来の交互電極型の圧電アクチュエータを示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図13】図12に示すアクチュエータの圧電シートの
表面状態と積層状態を説明するための説明図である。
表面状態と積層状態を説明するための説明図である。
【図14】図12に示すアクチュエータの側面図であ
る。
る。
【図15】従来の圧電アクチュエータの駆動状態を説明
するための説明図である。
するための説明図である。
2 圧電シート 4 内部電極 6、8 絶縁層 14 電極取り出し部 16 圧電活性部 18 圧電不活性部 21 圧電素子板 22 圧電素子 23 弾性接着剤 24 圧電不活性領域 26 圧電活性領域 28 収縮率整合薄膜 30 第1の外部電極 32 第2の外部電極 34 圧電アクチュエータ 36 平坦突出部
Claims (6)
- 【請求項1】 圧電シートの表面に内部電極を形成して
なる圧電素子板を複数枚積層して圧電素子を形成し、こ
の圧電素子を、弾性接着剤を用いてその厚さ方向へ複数
個接続するように構成したことを特徴とする圧電アクチ
ュエータ。 - 【請求項2】 前記圧電素子は、電歪変位に寄与する圧
電活性部とその周辺部に電歪変位に寄与しない圧電不活
性部を有する交互電極型の圧電素子であることを特徴と
する請求項1に記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項3】 前記圧電不活性部には、前記圧電素子の
形成時における収縮差を軽減するための収縮率整合薄膜
を前記圧電シート上に形成してあることを特徴とする請
求項1または2に記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記圧電素子は、接続に先立って分極処
理が施されていることを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項5】 前記弾性接着剤は、前記隣設させて接続
される圧電素子の圧電不活性部間に主に介在させるよう
に構成したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
に記載の圧電アクチュエータ。 - 【請求項6】 前記弾性接着剤は、ビニル系接着剤とシ
リコン系接着剤のいずれか一方であることを特徴とする
請求項1乃至5のいずれかに記載の圧電アクチュエー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7070772A JPH08242024A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7070772A JPH08242024A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 圧電アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242024A true JPH08242024A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13441154
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7070772A Pending JPH08242024A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242024A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006179525A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Denso Corp | セラミック積層体の製造方法 |
| US7567020B2 (en) | 2007-03-07 | 2009-07-28 | Denso Corporation | Laminated piezoelectric element including adhesive layers having small thickness and high adhesive strength |
| JP2010034269A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kyocera Corp | 積層型圧電素子および振動体 |
| JP2011181958A (ja) * | 2011-05-23 | 2011-09-15 | Taiheiyo Cement Corp | 積層型圧電アクチュエータの製造方法 |
| JP2014041883A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Ngk Insulators Ltd | 圧電素子 |
-
1995
- 1995-03-03 JP JP7070772A patent/JPH08242024A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006179525A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-07-06 | Denso Corp | セラミック積層体の製造方法 |
| US7567020B2 (en) | 2007-03-07 | 2009-07-28 | Denso Corporation | Laminated piezoelectric element including adhesive layers having small thickness and high adhesive strength |
| JP2010034269A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Kyocera Corp | 積層型圧電素子および振動体 |
| JP2011181958A (ja) * | 2011-05-23 | 2011-09-15 | Taiheiyo Cement Corp | 積層型圧電アクチュエータの製造方法 |
| JP2014041883A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | Ngk Insulators Ltd | 圧電素子 |
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