JPH08242579A - スイッチング電源回路 - Google Patents
スイッチング電源回路Info
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- JPH08242579A JPH08242579A JP7044050A JP4405095A JPH08242579A JP H08242579 A JPH08242579 A JP H08242579A JP 7044050 A JP7044050 A JP 7044050A JP 4405095 A JP4405095 A JP 4405095A JP H08242579 A JPH08242579 A JP H08242579A
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- resonance
- current
- transformer
- power supply
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B70/00—Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
- Y02B70/10—Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プッシュプル式スイッチング電源において電
圧共振及び電流共振の共振周波数、即ち時定数を共通の
共振インダクタによって決定することにより共振周波数
の変更が容易に実現できるスイッチング電源回路を提供
する。 【構成】 プッシュプル動作を行うスイッチ素子(1,2)
のオンオフ動作に従って入力されるトランス5の2次側
出力電流を共振インダクタ(14,15)とトランス5の漏れイ
ンダクタンスとの合成インダクタンスと電流共振コンデ
ンサ3との直列共振により電流共振させた後整流ダイオ
ード(7,8)によって整流しその結果得られる直流電流を
チョークコイル9を介して平滑コンデンサ10にチャージ
する。又、2つのスイッチ素子(1,2)がオフの期間はト
ランス5の自己インダクタンスと共振インダクタ(14,15)
との合成インダクタンスと、スイッチ素子(1,2)の浮遊
容量との並列共振により電圧共振を行う。
圧共振及び電流共振の共振周波数、即ち時定数を共通の
共振インダクタによって決定することにより共振周波数
の変更が容易に実現できるスイッチング電源回路を提供
する。 【構成】 プッシュプル動作を行うスイッチ素子(1,2)
のオンオフ動作に従って入力されるトランス5の2次側
出力電流を共振インダクタ(14,15)とトランス5の漏れイ
ンダクタンスとの合成インダクタンスと電流共振コンデ
ンサ3との直列共振により電流共振させた後整流ダイオ
ード(7,8)によって整流しその結果得られる直流電流を
チョークコイル9を介して平滑コンデンサ10にチャージ
する。又、2つのスイッチ素子(1,2)がオフの期間はト
ランス5の自己インダクタンスと共振インダクタ(14,15)
との合成インダクタンスと、スイッチ素子(1,2)の浮遊
容量との並列共振により電圧共振を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプッシュプル方式のスイ
ッチング電源回路に関するものであり、詳しくは電圧共
振及び電流共振を利用してスイッチング損失を大幅に減
少させ変換効率の向上を図ると共に、回路内の電流動作
波形を正弦波に近づけて低雑音化を図ったスイッチング
電源回路に関するものである。
ッチング電源回路に関するものであり、詳しくは電圧共
振及び電流共振を利用してスイッチング損失を大幅に減
少させ変換効率の向上を図ると共に、回路内の電流動作
波形を正弦波に近づけて低雑音化を図ったスイッチング
電源回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、スイッチング電源のうち高効率
な電源として共振を用いた電源があった。その中でも特
に大出力用として、2つのスイッチ素子を交互にオンオ
フするスイッチング素子を用いたプッシュプル方式の共
振型電源があった。
な電源として共振を用いた電源があった。その中でも特
に大出力用として、2つのスイッチ素子を交互にオンオ
フするスイッチング素子を用いたプッシュプル方式の共
振型電源があった。
【0003】以下に、従来のスイッチング電源の一種で
あるプッシュプル方式の共振型電源について説明する。
あるプッシュプル方式の共振型電源について説明する。
【0004】図5は従来のスイッチング電源の一種であ
る共振型電源のブロック図を示すものである。図5にお
いて、1及び2はそれぞれ交互にオンオフするスイッチ
素子1及び2、3は電流共振用コンデンサ、4はスイッ
チ素子1及び2へエネルギーを供給する直流電源、5は
スイッチ素子から出力される交流信号を2次側へ出力す
るトランス、7及び8はトランス5から出力される交流
信号を直流に変換する整流ダイオード、9はチョークコ
イル、10はチョークコイル9の出力信号を平滑する平
滑コンデンサ、11は負荷、12及び13はスイッチ素
子1及び2に加わる電圧を共振させるための電圧共振コ
ンデンサである。
る共振型電源のブロック図を示すものである。図5にお
いて、1及び2はそれぞれ交互にオンオフするスイッチ
素子1及び2、3は電流共振用コンデンサ、4はスイッ
チ素子1及び2へエネルギーを供給する直流電源、5は
スイッチ素子から出力される交流信号を2次側へ出力す
るトランス、7及び8はトランス5から出力される交流
信号を直流に変換する整流ダイオード、9はチョークコ
イル、10はチョークコイル9の出力信号を平滑する平
滑コンデンサ、11は負荷、12及び13はスイッチ素
子1及び2に加わる電圧を共振させるための電圧共振コ
ンデンサである。
【0005】以上のように構成されたスイッチング電源
回路について、以下その動作について説明する。
回路について、以下その動作について説明する。
【0006】まず、スイッチ素子1、2が交互にオンオ
フを繰り返しているとき前記各スイッチ素子の出力電圧
即ちトランス5への入力電圧は直流電源4の電圧のほぼ
2倍の波高値の交流電圧となり、前記トランス5へ入力
された電流は2次側端子で整流ダイオード7及び8によ
って整流された後、電流共振コンデンサ3に入力される
と共にチョークコイル9に入力される。ここで、チョー
クコイル9のインピーダンスが十分高いため電流共振コ
ンデンサ3に入力された電流はトランス5の漏れインダ
クタンスL4と電流共振コンデンサ3との直列共振によ
る電流共振が行われ、その結果得られる共振電流がチョ
ークコイル9及び平滑コンデンサ10によって平滑され
て負荷11へ送られることとなる。スイッチ素子1がオ
ンされている間この共振電流は半波経過して電流の向き
が逆になるところで整流ダイオード7が逆バイアスされ
てオフするため、直列共振が停止する。即ち、共振電流
が半波終了して電流が零に戻ったところで共振は自動的
に停止する。共振電流が零になった後はスイッチ素子1
をオンし続けてもなにも起こらないが、エネルギーを伝
達しない時間が長くなるだけで非効率であるため、多少
のマージンを持ってオフすればよい。又、漏れインダク
タンスL4及び電流共振コンデンサ3による共振時間は
一定であるためスイッチ素子1のオン時間も一定値でよ
い。
フを繰り返しているとき前記各スイッチ素子の出力電圧
即ちトランス5への入力電圧は直流電源4の電圧のほぼ
2倍の波高値の交流電圧となり、前記トランス5へ入力
された電流は2次側端子で整流ダイオード7及び8によ
って整流された後、電流共振コンデンサ3に入力される
と共にチョークコイル9に入力される。ここで、チョー
クコイル9のインピーダンスが十分高いため電流共振コ
ンデンサ3に入力された電流はトランス5の漏れインダ
クタンスL4と電流共振コンデンサ3との直列共振によ
る電流共振が行われ、その結果得られる共振電流がチョ
ークコイル9及び平滑コンデンサ10によって平滑され
て負荷11へ送られることとなる。スイッチ素子1がオ
ンされている間この共振電流は半波経過して電流の向き
が逆になるところで整流ダイオード7が逆バイアスされ
てオフするため、直列共振が停止する。即ち、共振電流
が半波終了して電流が零に戻ったところで共振は自動的
に停止する。共振電流が零になった後はスイッチ素子1
をオンし続けてもなにも起こらないが、エネルギーを伝
達しない時間が長くなるだけで非効率であるため、多少
のマージンを持ってオフすればよい。又、漏れインダク
タンスL4及び電流共振コンデンサ3による共振時間は
一定であるためスイッチ素子1のオン時間も一定値でよ
い。
【0007】次に、スイッチ素子1がオフする即ち2つ
のスイッチ素子共にオフの状態になるとトランス5の2
次側端子の電流は零となり、スイッチ素子1の電圧はト
ランス5の自己インダクタンスと電圧共振コンデンサ1
2との並列共振による一定の時定数で増加を始め直流電
源4の2倍の電圧値で保持される。そのタイミングでス
イッチ素子2をオンしてやると先程とは逆向きの共振電
流が2次側に流れ始めることとなる。以上の動作により
電圧共振と電流共振を交互に生じさせ回路内の電圧及び
電流を共振波形とすることによりスイッチ素子に加わる
電圧、及び電流に含まれる高調波成分を低減することが
でき、更に電圧、電流のオンオフ時の損失を低減するこ
とができる。
のスイッチ素子共にオフの状態になるとトランス5の2
次側端子の電流は零となり、スイッチ素子1の電圧はト
ランス5の自己インダクタンスと電圧共振コンデンサ1
2との並列共振による一定の時定数で増加を始め直流電
源4の2倍の電圧値で保持される。そのタイミングでス
イッチ素子2をオンしてやると先程とは逆向きの共振電
流が2次側に流れ始めることとなる。以上の動作により
電圧共振と電流共振を交互に生じさせ回路内の電圧及び
電流を共振波形とすることによりスイッチ素子に加わる
電圧、及び電流に含まれる高調波成分を低減することが
でき、更に電圧、電流のオンオフ時の損失を低減するこ
とができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のス
イッチング電源回路では、電圧及び電流共振の時定数を
個別に設定する必要があり、特にオーディオ機器に用い
る場合、スイッチ素子、トランス、及びダイオードから
放射される不要輻射ノイズによって生じるAMチューナ
等の受信妨害を回避するためには、一旦決定したスイッ
チング周波数を変更して放送局から出される局波周波数
への影響を与えなくする必要があり、スイッチング周波
数に対応して各々の共振周波数を個別に調整しなければ
ならないという欠点があった。具体的には、電圧共振コ
ンデンサと電流共振コンデンサを別の定数のものに取り
替える必要があった。
イッチング電源回路では、電圧及び電流共振の時定数を
個別に設定する必要があり、特にオーディオ機器に用い
る場合、スイッチ素子、トランス、及びダイオードから
放射される不要輻射ノイズによって生じるAMチューナ
等の受信妨害を回避するためには、一旦決定したスイッ
チング周波数を変更して放送局から出される局波周波数
への影響を与えなくする必要があり、スイッチング周波
数に対応して各々の共振周波数を個別に調整しなければ
ならないという欠点があった。具体的には、電圧共振コ
ンデンサと電流共振コンデンサを別の定数のものに取り
替える必要があった。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電圧及び電流の共振を行うための部品を共用化して
共振周波数の変更、或いは調整を容易に行うことのでき
るスイッチング電源回路を提供することを目的とする。
で、電圧及び電流の共振を行うための部品を共用化して
共振周波数の変更、或いは調整を容易に行うことのでき
るスイッチング電源回路を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第一の発明のスイッチング電源回路は、直流電源と、
直流電源の出力信号を交互にオンオフして交流信号に変
換し且つ浮遊容量を持った2つのスイッチ素子と、直流
電源の出力が中点タップに接続され交流信号を電気的に
絶縁すると共に2次側端子へ出力するトランスと、2次
側の出力信号を全波整流する整流部と、整流部の出力端
子に接続された電流共振コンデンサと、トランスの両端
に直列に接続された共振インダクタと、全波整流された
信号を平滑するチョークコイル及び平滑コンデンサとに
より構成されている。
に第一の発明のスイッチング電源回路は、直流電源と、
直流電源の出力信号を交互にオンオフして交流信号に変
換し且つ浮遊容量を持った2つのスイッチ素子と、直流
電源の出力が中点タップに接続され交流信号を電気的に
絶縁すると共に2次側端子へ出力するトランスと、2次
側の出力信号を全波整流する整流部と、整流部の出力端
子に接続された電流共振コンデンサと、トランスの両端
に直列に接続された共振インダクタと、全波整流された
信号を平滑するチョークコイル及び平滑コンデンサとに
より構成されている。
【0011】また、第二の発明のスイッチング電源回路
は、直流電源と、直流電源の出力信号を交互にオンオフ
して交流信号に変換する2つのスイッチ素子と、直流電
源の出力が中点タップに接続され交流信号を電気的に絶
縁すると共に2次側端子へ出力するトランスと、トラン
スの1次巻き線に並列に接続された少なくとも1つ以上
の共振コンデンサと、2つのスイッチ素子の両端にそれ
ぞれ接続される逆導通ダイオードと、2次側端子に接続
される整流部と、整流部の出力信号を平滑する平滑コン
デンサとにより構成されている。
は、直流電源と、直流電源の出力信号を交互にオンオフ
して交流信号に変換する2つのスイッチ素子と、直流電
源の出力が中点タップに接続され交流信号を電気的に絶
縁すると共に2次側端子へ出力するトランスと、トラン
スの1次巻き線に並列に接続された少なくとも1つ以上
の共振コンデンサと、2つのスイッチ素子の両端にそれ
ぞれ接続される逆導通ダイオードと、2次側端子に接続
される整流部と、整流部の出力信号を平滑する平滑コン
デンサとにより構成されている。
【0012】
【作用】上記した第一の発明のスイッチング電源回路に
おいて、第1及び第2のスイッチ素子が交互にオンオフ
を繰り返している時、トランスの2次側から順次出力さ
れる電流は整流ダイオードが順方向にバイアスされるた
め、整流ダイオードで整流された後チョークコイルを通
って平滑コンデンサに充電される。この時チョークコイ
ルのインダクタンスよりもトランスの漏れインダクタン
ス及び共振インダクタのインダクタンスを十分小さく設
定するため、トランスの漏れインダクタンスL4と共振
インダクタとの合成インダクタンスと電流共振コンデン
サとの直列共振により正弦波状の共振電流が流れる。共
振電流は半波経過すると電流の極性が反転しようとする
ため整流ダイオードが逆バイアスされ共振電流はゼロと
なりこのタイミングでスイッチ素子をオフすることによ
り共振電流を零の状態でオフすることができる。
おいて、第1及び第2のスイッチ素子が交互にオンオフ
を繰り返している時、トランスの2次側から順次出力さ
れる電流は整流ダイオードが順方向にバイアスされるた
め、整流ダイオードで整流された後チョークコイルを通
って平滑コンデンサに充電される。この時チョークコイ
ルのインダクタンスよりもトランスの漏れインダクタン
ス及び共振インダクタのインダクタンスを十分小さく設
定するため、トランスの漏れインダクタンスL4と共振
インダクタとの合成インダクタンスと電流共振コンデン
サとの直列共振により正弦波状の共振電流が流れる。共
振電流は半波経過すると電流の極性が反転しようとする
ため整流ダイオードが逆バイアスされ共振電流はゼロと
なりこのタイミングでスイッチ素子をオフすることによ
り共振電流を零の状態でオフすることができる。
【0013】一方、第一及び第二のスイッチ素子が共に
オフの時、スイッチ素子に加わる電圧はトランス1次側
の自己インダクタンスと共振インダクタとの合成インダ
クタンスと、スイッチ素子及びトランス一次側の合成浮
遊容量との並列共振によって一定の時定数を持った傾き
で2倍の直流電圧値まで増加、或いは零電圧値まで減少
するため共振電圧を零の状態でオフすることができる。
これら電圧共振及び電流共振の共振周波数を決定する共
振インダクタを共用化したため、電圧及び電流共振周波
数を変更する場合共振インダクタのみの変更で調整可能
となるため、スイッチング周波数の変更に従った共振周
波数の調整が容易となる。
オフの時、スイッチ素子に加わる電圧はトランス1次側
の自己インダクタンスと共振インダクタとの合成インダ
クタンスと、スイッチ素子及びトランス一次側の合成浮
遊容量との並列共振によって一定の時定数を持った傾き
で2倍の直流電圧値まで増加、或いは零電圧値まで減少
するため共振電圧を零の状態でオフすることができる。
これら電圧共振及び電流共振の共振周波数を決定する共
振インダクタを共用化したため、電圧及び電流共振周波
数を変更する場合共振インダクタのみの変更で調整可能
となるため、スイッチング周波数の変更に従った共振周
波数の調整が容易となる。
【0014】また、第二の発明のスイッチング電源回路
において、第1及び第2のスイッチ素子が交互にオンオ
フを繰り返している時、2次側へ出力される電流は共振
コンデンサとトランスの漏れインダクタンスL4との直
列共振により共振波形となる。共振波形は半波経過して
再び零に戻ったタイミングで逆導通ダイオードがオンし
逆極性の電流を流す。この逆電流が再び零に戻るタイミ
ングでスイッチ素子をオフすることにより共振電流を零
の状態でオフすることができる。
において、第1及び第2のスイッチ素子が交互にオンオ
フを繰り返している時、2次側へ出力される電流は共振
コンデンサとトランスの漏れインダクタンスL4との直
列共振により共振波形となる。共振波形は半波経過して
再び零に戻ったタイミングで逆導通ダイオードがオンし
逆極性の電流を流す。この逆電流が再び零に戻るタイミ
ングでスイッチ素子をオフすることにより共振電流を零
の状態でオフすることができる。
【0015】一方、第一及び第二のスイッチ素子が共に
オフの時、スイッチ素子に加わる電圧はトランス一次側
の自己インダクタンスと共振コンデンサとの並列共振に
よって一定の時定数を持った傾きで2倍の直流電圧値ま
で増加、或いは零電圧値まで減少するため共振電圧を零
の状態でオフすることができる。これら電圧共振及び電
流共振の共振周波数を決定する共振コンデンサを共用化
したため、電圧及び電流共振周波数を変更する場合共振
コンデンサの変更で調整可能となるため、スイッチング
周波数の変更に従った共振周波数の調整が容易となる。
オフの時、スイッチ素子に加わる電圧はトランス一次側
の自己インダクタンスと共振コンデンサとの並列共振に
よって一定の時定数を持った傾きで2倍の直流電圧値ま
で増加、或いは零電圧値まで減少するため共振電圧を零
の状態でオフすることができる。これら電圧共振及び電
流共振の共振周波数を決定する共振コンデンサを共用化
したため、電圧及び電流共振周波数を変更する場合共振
コンデンサの変更で調整可能となるため、スイッチング
周波数の変更に従った共振周波数の調整が容易となる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0017】図1は第一の発明の実施例におけるスイッ
チング電源回路のブロック図を示すものであり、図3は
各部の動作タイミング及び動作波形を示すものである。
チング電源回路のブロック図を示すものであり、図3は
各部の動作タイミング及び動作波形を示すものである。
【0018】図1において、特徴的構成要素として14
及び15はスイッチ素子1及び2の浮遊容量との電圧共
振を行い且つ電流共振コンデンサとの電流共振を行うた
めの共振インダクタであり、その他は従来の構成と同様
である。
及び15はスイッチ素子1及び2の浮遊容量との電圧共
振を行い且つ電流共振コンデンサとの電流共振を行うた
めの共振インダクタであり、その他は従来の構成と同様
である。
【0019】以上のように構成された本実施例のスイッ
チング電源回路について、以下その動作について説明す
る。
チング電源回路について、以下その動作について説明す
る。
【0020】まずスイッチ素子1、2がそれぞれ図3
(g)、(h)のタイミングでゲート電圧のオンオフを繰
り返している時、スイッチ素子1及び2に加わる電圧値
は図3(a)、(b)に示すように直流電源4の電圧Vi
のほぼ2倍となり、いづれかのスイッチ素子がオンの
時、順次トランス5の一次側から発生する電流はトラン
ス5を介して整流ダイオード7及び8へ順次入力され
る。整流ダイオード7及び8から順次出力される直流電
流は電流共振コンデンサ3及びチョークコイル9へ順次
入力される。この時負荷11が未接続、即ち無負荷状態
の場合、トランス5の一次側から発生する電流iS1及び
iS2は図3(c)、(d)の点線で示すような励磁電流波
形のみとなる。更にチョークコイル9に入力された電流
は平滑コンデンサ10で平滑される。ここでスイッチ素
子1がオンしている時即ちS1がハイの間は整流ダイオ
ード7が順方向にバイアスされるためチャージ電流が平
滑コンデンサ10に流れ込むが、電流共振を行うための
条件として、スイッチ素子1及び整流ダイオード7のイ
ンピーダンスを十分小さいとすると、チョークコイル9
のインダクタンス>>トランス5の漏れインダクタンス
及び共振インダクタのインダクタンスと設定してチョー
クコイル9のインピーダンスを十分高くする必要があり
その値としては例えばチョークコイル9のインダクタン
スを1[mH]、トランスの漏れインダクタンス及び共
振インダクタ14、15のインダクタンスを5[μH]
に設定している。また、一般にトランスの漏れインダク
タンスは上記の値と同程度であり、特に共振インダクタ
14、15の設定に注意する必要がある。
(g)、(h)のタイミングでゲート電圧のオンオフを繰
り返している時、スイッチ素子1及び2に加わる電圧値
は図3(a)、(b)に示すように直流電源4の電圧Vi
のほぼ2倍となり、いづれかのスイッチ素子がオンの
時、順次トランス5の一次側から発生する電流はトラン
ス5を介して整流ダイオード7及び8へ順次入力され
る。整流ダイオード7及び8から順次出力される直流電
流は電流共振コンデンサ3及びチョークコイル9へ順次
入力される。この時負荷11が未接続、即ち無負荷状態
の場合、トランス5の一次側から発生する電流iS1及び
iS2は図3(c)、(d)の点線で示すような励磁電流波
形のみとなる。更にチョークコイル9に入力された電流
は平滑コンデンサ10で平滑される。ここでスイッチ素
子1がオンしている時即ちS1がハイの間は整流ダイオ
ード7が順方向にバイアスされるためチャージ電流が平
滑コンデンサ10に流れ込むが、電流共振を行うための
条件として、スイッチ素子1及び整流ダイオード7のイ
ンピーダンスを十分小さいとすると、チョークコイル9
のインダクタンス>>トランス5の漏れインダクタンス
及び共振インダクタのインダクタンスと設定してチョー
クコイル9のインピーダンスを十分高くする必要があり
その値としては例えばチョークコイル9のインダクタン
スを1[mH]、トランスの漏れインダクタンス及び共
振インダクタ14、15のインダクタンスを5[μH]
に設定している。また、一般にトランスの漏れインダク
タンスは上記の値と同程度であり、特に共振インダクタ
14、15の設定に注意する必要がある。
【0021】上記のような条件によりスイッチ素子1が
オンしている期間中2次側の電流はトランス5の漏れイ
ンダクタンス(即ちL4)と共振インダクタ14との合
成インダクタンスと、電流共振コンデンサ3との直列共
振電流となる。この時の負荷11を接続した場合の2次
側の共振電流iL1は図3(e)に示すような波形とな
り、一次側の電流iS1は図3(c)の実線で示すような
波形となる。この2次側共振電流は図3(e)、(f)に
示す通り半波経過して電流の向きが逆になるところで整
流ダイオード7が逆バイアスとなりオフするため直列共
振できなくなり共振が停止する。即ち共振電流が半波終
了して電流が零になったところで共振は自動的に止ま
る。従って、電流零で共振を終えるためには共振電流が
零に戻るまでスイッチ素子1をオンし続ける必要があ
る。
オンしている期間中2次側の電流はトランス5の漏れイ
ンダクタンス(即ちL4)と共振インダクタ14との合
成インダクタンスと、電流共振コンデンサ3との直列共
振電流となる。この時の負荷11を接続した場合の2次
側の共振電流iL1は図3(e)に示すような波形とな
り、一次側の電流iS1は図3(c)の実線で示すような
波形となる。この2次側共振電流は図3(e)、(f)に
示す通り半波経過して電流の向きが逆になるところで整
流ダイオード7が逆バイアスとなりオフするため直列共
振できなくなり共振が停止する。即ち共振電流が半波終
了して電流が零になったところで共振は自動的に止ま
る。従って、電流零で共振を終えるためには共振電流が
零に戻るまでスイッチ素子1をオンし続ける必要があ
る。
【0022】次にスイッチ素子1がオフするとトランス
5の持つ自己インダクタンスと共振インダクタ14との
合成インダクタンスと、スイッチ素子1の浮遊容量との
並列共振によって動作するため図3(a)に示すような
立ち上がりに傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の
期間中が並列共振期間となる。更にチャージが継続して
電圧値VS1が上昇し+2Viとほぼ同じ値となると並列
共振は終了する。
5の持つ自己インダクタンスと共振インダクタ14との
合成インダクタンスと、スイッチ素子1の浮遊容量との
並列共振によって動作するため図3(a)に示すような
立ち上がりに傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の
期間中が並列共振期間となる。更にチャージが継続して
電圧値VS1が上昇し+2Viとほぼ同じ値となると並列
共振は終了する。
【0023】一方スイッチ素子1がオフしたタイミング
ではトランス5の自己インダクタンスと共振インダクタ
14との合成インダクタンスと、スイッチ素子1の浮遊
容量との並列共振によって一次側電流iS1が正方向に流
れるためスイッチ素子2にチャージしていた電荷がディ
スチャージされスイッチ素子2の電圧値VS2は図3
(b)に示すような傾斜で降下する。この時の傾斜はチ
ャージの時と同様にトランス5の自己インダクタンスと
共振インダクタとの合成インダクタンスと、スイッチ素
子2の持つ浮遊容量との時定数で並列共振を行う。ディ
スチャージが終了すると共に並列共振も終了し、次にス
イッチ素子2がオンする即ち図3(h)のS2がハイに
なると一次側電流iS2が順方向に流れ始めると共にトラ
ンス5の2次側から出力される電流iL2は整流ダイオー
ド8を通った後チョークコイル9を介して平滑コンデン
サ10にチャージされると共に共振インダクタ15とト
ランスの漏れインダクタンスL4との合成インダクタン
スと電流共振コンデンサ3との直列共振によって電流共
振を行うため図3(f)に示すようなiL2が得られる。
ではトランス5の自己インダクタンスと共振インダクタ
14との合成インダクタンスと、スイッチ素子1の浮遊
容量との並列共振によって一次側電流iS1が正方向に流
れるためスイッチ素子2にチャージしていた電荷がディ
スチャージされスイッチ素子2の電圧値VS2は図3
(b)に示すような傾斜で降下する。この時の傾斜はチ
ャージの時と同様にトランス5の自己インダクタンスと
共振インダクタとの合成インダクタンスと、スイッチ素
子2の持つ浮遊容量との時定数で並列共振を行う。ディ
スチャージが終了すると共に並列共振も終了し、次にス
イッチ素子2がオンする即ち図3(h)のS2がハイに
なると一次側電流iS2が順方向に流れ始めると共にトラ
ンス5の2次側から出力される電流iL2は整流ダイオー
ド8を通った後チョークコイル9を介して平滑コンデン
サ10にチャージされると共に共振インダクタ15とト
ランスの漏れインダクタンスL4との合成インダクタン
スと電流共振コンデンサ3との直列共振によって電流共
振を行うため図3(f)に示すようなiL2が得られる。
【0024】以上の動作を繰り返すことによりスイッチ
素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を駆
動する。従って、トランス5を介して出力される2次側
の電流は整流ダイオード7及び8によって整流され、更
にチョークコイル9を通して平滑コンデンサ10にチャ
ージされる。この時チョークコイル9のインダクタンス
>>トランス5の漏れインダクタンス及び共振インダク
タ14、15のインダクタンスとなるよう設定されてい
るため共振インダクタ14及び15とトランス5の漏れ
インダクタンスL4との合成インダクタンスと、電流共
振コンデンサ3との直列共振によりトランス5の2次側
からは共振電流が出力される。
素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を駆
動する。従って、トランス5を介して出力される2次側
の電流は整流ダイオード7及び8によって整流され、更
にチョークコイル9を通して平滑コンデンサ10にチャ
ージされる。この時チョークコイル9のインダクタンス
>>トランス5の漏れインダクタンス及び共振インダク
タ14、15のインダクタンスとなるよう設定されてい
るため共振インダクタ14及び15とトランス5の漏れ
インダクタンスL4との合成インダクタンスと、電流共
振コンデンサ3との直列共振によりトランス5の2次側
からは共振電流が出力される。
【0025】尚、スイッチ素子1及び2は素子自体の損
失が小さくドライブのし易さからMOS−FETを用い
る方が好ましい。
失が小さくドライブのし易さからMOS−FETを用い
る方が好ましい。
【0026】以上のように第一の発明の実施例によれ
ば、プッシュプル回路の2つのスイッチ素子の浮遊容量
とトランスの自己インダクタンスと共振インダクタとの
合成インダクタンスとによって電圧共振を行い、更にト
ランスの2次側電流を共振させるために電流共振コンデ
ンサと共振インダクタとトランスの漏れインダクタンス
との合成インダクタンスとによって直列共振を行う。こ
れら零電圧スイッチング、及び零電流スイッチングを行
うことにより、回路内部に生じるスパイク上のノイズ及
び内部波形に含まれる高調波成分を軽減しオーディオ機
器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽減する
ことができる。
ば、プッシュプル回路の2つのスイッチ素子の浮遊容量
とトランスの自己インダクタンスと共振インダクタとの
合成インダクタンスとによって電圧共振を行い、更にト
ランスの2次側電流を共振させるために電流共振コンデ
ンサと共振インダクタとトランスの漏れインダクタンス
との合成インダクタンスとによって直列共振を行う。こ
れら零電圧スイッチング、及び零電流スイッチングを行
うことにより、回路内部に生じるスパイク上のノイズ及
び内部波形に含まれる高調波成分を軽減しオーディオ機
器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽減する
ことができる。
【0027】次に、図2は第二の発明の実施例のスイッ
チング電源回路のブロック図を示すものであり、図4は
各部の動作タイミング及び動作波形を示すものである。
図2において、特徴的構成要素として16及び17は電
圧及び電流共振を行うための共振コンデンサ、19及び
20はスイッチ素子1及び2に流れる逆極性の電流を通
すための逆導通ダイオード、18は電流共振を行うため
のトランス5に含まれる漏れインダクタンスであり、そ
の他は従来の構成と同様である。
チング電源回路のブロック図を示すものであり、図4は
各部の動作タイミング及び動作波形を示すものである。
図2において、特徴的構成要素として16及び17は電
圧及び電流共振を行うための共振コンデンサ、19及び
20はスイッチ素子1及び2に流れる逆極性の電流を通
すための逆導通ダイオード、18は電流共振を行うため
のトランス5に含まれる漏れインダクタンスであり、そ
の他は従来の構成と同様である。
【0028】以上のように構成された本実施例のスイッ
チング電源回路について、以下その動作について説明す
る。
チング電源回路について、以下その動作について説明す
る。
【0029】まず、スイッチ素子1、2がそれぞれ図4
(g)、(h)のタイミングでゲート電圧のオンオフを繰
り返している時、スイッチ素子1及び2に加わる電圧値
は図4(a)、(b)に示すように直流電源4の電圧Vi
のほぼ2倍となり、いづれかのスイッチ素子がオンの
時、順次トランス5の一次側から発生する電流はトラン
ス5を介して整流ダイオード7及び8へ順次入力され
る。整流ダイオード7及び8から順次出力される直流電
流は平滑コンデンサ10へ順次チャージされる。この時
負荷11が未接続、即ち無負荷状態の場合、トランス5
の一次側から発生する電流iS1及びiS2は図4(c)、
(d)の点線で示すような励磁電流波形のみとなる。こ
こでスイッチ素子1がオンしているとき即ちS1がハイ
の間は整流ダイオード7が順方向にバイアスされるため
チャージ電流が平滑コンデンサ10に流れ込むが、トラ
ンス5の1次側自己インダクタンス>>漏れインダクタ
ンス18となるよう設定しており、その値としては例え
ば1次側自己インダクタンスを5[mH]、漏れインダ
クタンスを15[μH]であるため、1次側の電流は共
振コンデンサ16と漏れインダクタンス18との直列共
振による共振電流となる。
(g)、(h)のタイミングでゲート電圧のオンオフを繰
り返している時、スイッチ素子1及び2に加わる電圧値
は図4(a)、(b)に示すように直流電源4の電圧Vi
のほぼ2倍となり、いづれかのスイッチ素子がオンの
時、順次トランス5の一次側から発生する電流はトラン
ス5を介して整流ダイオード7及び8へ順次入力され
る。整流ダイオード7及び8から順次出力される直流電
流は平滑コンデンサ10へ順次チャージされる。この時
負荷11が未接続、即ち無負荷状態の場合、トランス5
の一次側から発生する電流iS1及びiS2は図4(c)、
(d)の点線で示すような励磁電流波形のみとなる。こ
こでスイッチ素子1がオンしているとき即ちS1がハイ
の間は整流ダイオード7が順方向にバイアスされるため
チャージ電流が平滑コンデンサ10に流れ込むが、トラ
ンス5の1次側自己インダクタンス>>漏れインダクタ
ンス18となるよう設定しており、その値としては例え
ば1次側自己インダクタンスを5[mH]、漏れインダ
クタンスを15[μH]であるため、1次側の電流は共
振コンデンサ16と漏れインダクタンス18との直列共
振による共振電流となる。
【0030】この時負荷11を接続した場合の一次側の
電流iS1は図4(c)の実線で示すような波形となり、
2次側の共振電流iL1は図4(e)に示すような波形と
なる。この1次側共振電流は図4(c)に示すように半
波経過して電流の向きが逆になると逆導通ダイオード1
9がオンして共振コンデンサ16のエネルギーを放出す
ることになる。従って、1次共振電流が逆向きになり再
びゼロに戻るタイミングまでスイッチ素子1をオンし続
ける必要がある。また、2次側共振電流は図4(e)に
示す通り半波経過して電流の向きが逆になるところで整
流ダイオード7が逆バイアスとなりオフするため逆向き
の電流は流れないが、整流ダイオード7がオフした後整
流ダイオード8がオンして逆向き電流を放出することに
なる。
電流iS1は図4(c)の実線で示すような波形となり、
2次側の共振電流iL1は図4(e)に示すような波形と
なる。この1次側共振電流は図4(c)に示すように半
波経過して電流の向きが逆になると逆導通ダイオード1
9がオンして共振コンデンサ16のエネルギーを放出す
ることになる。従って、1次共振電流が逆向きになり再
びゼロに戻るタイミングまでスイッチ素子1をオンし続
ける必要がある。また、2次側共振電流は図4(e)に
示す通り半波経過して電流の向きが逆になるところで整
流ダイオード7が逆バイアスとなりオフするため逆向き
の電流は流れないが、整流ダイオード7がオフした後整
流ダイオード8がオンして逆向き電流を放出することに
なる。
【0031】次にスイッチ素子1がオフするとトランス
5の持つ自己インダクタンスと共振コンデンサ16との
並列共振によって動作するため図4(a)に示すような
立ち上がりに傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の
期間中が並列共振期間となる。更にチャージが継続して
電圧値VS1が上昇し+2Viとほぼ同じ値となるタイミ
ングでスイッチ素子2をオンすることにより並列共振は
終了しスイッチ素子1に加わる電圧値は+2Viに保持
される。尚、この時電圧値が+2Viとなった以降もオ
フし続けた場合は電圧値にピークを持った共振波形とな
るためスイッチ素子1及び2の耐圧のマージンが大きく
必要となるため、スイッチ素子S2のオンタイミングの
設定に注意する必要がある。
5の持つ自己インダクタンスと共振コンデンサ16との
並列共振によって動作するため図4(a)に示すような
立ち上がりに傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の
期間中が並列共振期間となる。更にチャージが継続して
電圧値VS1が上昇し+2Viとほぼ同じ値となるタイミ
ングでスイッチ素子2をオンすることにより並列共振は
終了しスイッチ素子1に加わる電圧値は+2Viに保持
される。尚、この時電圧値が+2Viとなった以降もオ
フし続けた場合は電圧値にピークを持った共振波形とな
るためスイッチ素子1及び2の耐圧のマージンが大きく
必要となるため、スイッチ素子S2のオンタイミングの
設定に注意する必要がある。
【0032】一方スイッチ素子1がオフしたタイミング
ではトランス5の自己インダクタンスと共振コンデンサ
16との並列共振によって一次側電流iS1が正方向に流
れるため共振コンデンサ17にチャージしていた電荷が
ディスチャージされスイッチ素子2の電圧値VS2は図4
(b)に示すような傾斜で降下する。この時の傾斜はチ
ャージと同様トランス5の自己インダクタンスと共振コ
ンデンサ17との時定数で並列共振を行う。ディスチャ
ージが終了すると共に並列共振も終了し、次にスイッチ
素子2がオンする即ち図4(h)のS2がハイになると
一次側電流iS2が順方向に流れ始めると共にトランス5
の2次側から出力される電流iL2は整流ダイオード8を
通った後平滑コンデンサ10にチャージされる。この時
1次側電流はスイッチ1のオン期間と同様共振コンデン
サ17とトランスの漏れインダクタンス18との直列共
振によって電流共振を行うため図4(d)に示すような
共振電流となり、2次側電流は図4(f)に示すような
iL2が得られる。
ではトランス5の自己インダクタンスと共振コンデンサ
16との並列共振によって一次側電流iS1が正方向に流
れるため共振コンデンサ17にチャージしていた電荷が
ディスチャージされスイッチ素子2の電圧値VS2は図4
(b)に示すような傾斜で降下する。この時の傾斜はチ
ャージと同様トランス5の自己インダクタンスと共振コ
ンデンサ17との時定数で並列共振を行う。ディスチャ
ージが終了すると共に並列共振も終了し、次にスイッチ
素子2がオンする即ち図4(h)のS2がハイになると
一次側電流iS2が順方向に流れ始めると共にトランス5
の2次側から出力される電流iL2は整流ダイオード8を
通った後平滑コンデンサ10にチャージされる。この時
1次側電流はスイッチ1のオン期間と同様共振コンデン
サ17とトランスの漏れインダクタンス18との直列共
振によって電流共振を行うため図4(d)に示すような
共振電流となり、2次側電流は図4(f)に示すような
iL2が得られる。
【0033】以上の動作を繰り返すことによりスイッチ
素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を駆
動する。従って、トランス5を介して出力される2次側
の電流は整流ダイオード7及び8によって整流された後
平滑コンデンサ10にチャージされる。この時トランス
5の自己インダクタンス>>漏れインダクタンス18で
あるため1次側電流は共振コンデンサ16及び17とト
ランス5の漏れインダクタンスL4との直流共振となり
共振電流波形となる。 尚、トランスの設計上漏れイン
ダクタンスの値が著しく小さい場合、L4に相当するイ
ンダクタをトランス5の1次側両端に直列に接続してや
れば良く、この場合接続するインダクタL4の値は自己
インダクタンス>>L4とする必要がある。尚、スイッ
チ素子1及び2は素子自体の損失が小さくドライブのし
易さからMOS−FETを用いる方が好ましい。
素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を駆
動する。従って、トランス5を介して出力される2次側
の電流は整流ダイオード7及び8によって整流された後
平滑コンデンサ10にチャージされる。この時トランス
5の自己インダクタンス>>漏れインダクタンス18で
あるため1次側電流は共振コンデンサ16及び17とト
ランス5の漏れインダクタンスL4との直流共振となり
共振電流波形となる。 尚、トランスの設計上漏れイン
ダクタンスの値が著しく小さい場合、L4に相当するイ
ンダクタをトランス5の1次側両端に直列に接続してや
れば良く、この場合接続するインダクタL4の値は自己
インダクタンス>>L4とする必要がある。尚、スイッ
チ素子1及び2は素子自体の損失が小さくドライブのし
易さからMOS−FETを用いる方が好ましい。
【0034】以上のように第二の発明の実施例によれ
ば、プッシュプル回路の2つのスイッチ素子のオンオフ
によって、トランスの自己インダクタンスと共振コンデ
ンサとの電圧共振を行い、更にトランスの漏れインダク
タンスと共振コンデンサとによって電流共振を行うこと
により、トランスの1次側でのゼロ電圧スイッチング及
びゼロ電流スイッチングを行い回路内部に生じるスパイ
ク上のノイズ及び内部波形に含まれる高調波成分を軽減
し、且つ共振コンデンサを1次側に設けることにより2
次側に配置する場合と比較して電流値を小さくするとこ
ができコンデンサに対するストレスを軽減することがで
きる。 更に共振インダクタを必要としないため直流抵
抗による損失がなく効率を向上するとことができる。
ば、プッシュプル回路の2つのスイッチ素子のオンオフ
によって、トランスの自己インダクタンスと共振コンデ
ンサとの電圧共振を行い、更にトランスの漏れインダク
タンスと共振コンデンサとによって電流共振を行うこと
により、トランスの1次側でのゼロ電圧スイッチング及
びゼロ電流スイッチングを行い回路内部に生じるスパイ
ク上のノイズ及び内部波形に含まれる高調波成分を軽減
し、且つ共振コンデンサを1次側に設けることにより2
次側に配置する場合と比較して電流値を小さくするとこ
ができコンデンサに対するストレスを軽減することがで
きる。 更に共振インダクタを必要としないため直流抵
抗による損失がなく効率を向上するとことができる。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
第一の発明は、プッシュプル動作を行うスイッチ素子の
オンオフ動作に従って入力されるトランスの2次側出力
電流を共振インダクタとトランスの漏れインダクタンス
との合成インダクタンスと電流共振コンデンサとの直列
共振により電流共振させた後整流ダイオードによって整
流しその結果得られる直流電流をチョークコイルを介し
て平滑コンデンサにチャージする。又、2つのスイッチ
素子がオフの期間はトランスの自己インダクタンスと共
振インダクタとの合成インダクタンスと、スイッチ素子
の浮遊容量との並列共振により電圧共振を行う。これに
より、共振インダクタを電圧共振、及び電流共振で共用
するようにしたためAMチューナ等の受信妨害を回避す
るためにスイッチング周波数を変更した際には共振イン
ダクタのインダクタンスを変更するだけで済み共振周波
数を容易に変更することができる。
第一の発明は、プッシュプル動作を行うスイッチ素子の
オンオフ動作に従って入力されるトランスの2次側出力
電流を共振インダクタとトランスの漏れインダクタンス
との合成インダクタンスと電流共振コンデンサとの直列
共振により電流共振させた後整流ダイオードによって整
流しその結果得られる直流電流をチョークコイルを介し
て平滑コンデンサにチャージする。又、2つのスイッチ
素子がオフの期間はトランスの自己インダクタンスと共
振インダクタとの合成インダクタンスと、スイッチ素子
の浮遊容量との並列共振により電圧共振を行う。これに
より、共振インダクタを電圧共振、及び電流共振で共用
するようにしたためAMチューナ等の受信妨害を回避す
るためにスイッチング周波数を変更した際には共振イン
ダクタのインダクタンスを変更するだけで済み共振周波
数を容易に変更することができる。
【0036】更に、これら電圧共振と電流共振の動作を
交互に完結するタイミングで行うことにより損失の極め
て少ないスイッチング動作が実現できるためオーディオ
機器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽減す
ることができる。
交互に完結するタイミングで行うことにより損失の極め
て少ないスイッチング動作が実現できるためオーディオ
機器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽減す
ることができる。
【0037】また、第二の発明は、プッシュプル動作を
行うスイッチ素子のオンオフ動作に従って入力されるト
ランスの1次側出力電流を共振コンデンサとトランスの
漏れインダクタンスとの直列共振により電流共振させ、
逆導通ダイオードによって逆極性の電流を流して共振コ
ンデンサのエネルギーを放出させ、且つ2次側の整流ダ
イオードによって整流しその結果得られる直流電流を平
滑コンデンサにチャージする。又、2つのスイッチ素子
がオフの期間はトランスの自己インダクタンスと共振コ
ンデンサとの並列共振により電圧共振を行う。これによ
り共振コンデンサを電圧共振及び電流共振に共用するよ
うにしたのでAMチューナ等の受信妨害を回避するため
にスイッチング周波数を変更した際には共振コンデンサ
の容量を変更するだけで済み共振周波数を容易に変更す
ることができる。更に、これら電圧共振と電流共振の動
作を交互に完結するタイミングで行うことにより損失の
極めて少ないスイッチング動作が実現できるためオーデ
ィオ機器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽
減することができる。又、電圧及び電流共振を1次側で
行うようにしたので2次側出力を多出力化する際、従来
のような出力回路毎の共振回路及びチョークコイルを必
要とせず回路全体の小型化が図れる。
行うスイッチ素子のオンオフ動作に従って入力されるト
ランスの1次側出力電流を共振コンデンサとトランスの
漏れインダクタンスとの直列共振により電流共振させ、
逆導通ダイオードによって逆極性の電流を流して共振コ
ンデンサのエネルギーを放出させ、且つ2次側の整流ダ
イオードによって整流しその結果得られる直流電流を平
滑コンデンサにチャージする。又、2つのスイッチ素子
がオフの期間はトランスの自己インダクタンスと共振コ
ンデンサとの並列共振により電圧共振を行う。これによ
り共振コンデンサを電圧共振及び電流共振に共用するよ
うにしたのでAMチューナ等の受信妨害を回避するため
にスイッチング周波数を変更した際には共振コンデンサ
の容量を変更するだけで済み共振周波数を容易に変更す
ることができる。更に、これら電圧共振と電流共振の動
作を交互に完結するタイミングで行うことにより損失の
極めて少ないスイッチング動作が実現できるためオーデ
ィオ機器のチューナ妨害及び音質劣化の問題を著しく軽
減することができる。又、電圧及び電流共振を1次側で
行うようにしたので2次側出力を多出力化する際、従来
のような出力回路毎の共振回路及びチョークコイルを必
要とせず回路全体の小型化が図れる。
【図1】第一の発明の実施例のスイッチング電源回路の
ブロック図
ブロック図
【図2】第二の発明の実施例のスイッチング電源回路の
ブロック図
ブロック図
【図3】第一の発明の実施例のスイッチング電源回路に
おける各部の動作波形を示す図
おける各部の動作波形を示す図
【図4】第二の発明の実施例のスイッチング電源回路に
おける各部の動作波形を示す図
おける各部の動作波形を示す図
【図5】従来のスイッチング電源回路の構成を示すブロ
ック図
ック図
1,2 スイッチ素子 3 電流共振コンデンサ 4 直流電源 5 トランス 7,8 整流ダイオード 9 チョークコイル 10 平滑コンデンサ 11 負荷 12,13 電圧共振コンデンサ 14,15 共振インダクタ 16,17 共振コンデンサ 18 漏れインダクタンス 19,20 逆導通ダイオード
Claims (4)
- 【請求項1】 直流電源と、前記直流電源の出力信号を
交互にオンオフして交流信号に変換し且つ浮遊容量を持
った2つのスイッチ素子と、前記直流電源の出力が中点
タップに接続され前記交流信号を電気的に絶縁すると共
に2次側端子へ出力するトランスと、前記2次側の出力
信号を全波整流する整流部と、前記整流部の出力端子に
接続された電流共振コンデンサと、前記トランスの両端
に直列に接続された共振インダクタと、前記全波整流さ
れた信号を平滑するチョークコイル及び平滑コンデンサ
とを備えたスイッチング電源回路。 - 【請求項2】 共振インダクタのインダクタンスはトラ
ンスの自己インダクタンス及びチョークコイルのインダ
クタンスより小さいものであることを特徴とする請求項
1記載のスイッチング電源回路。 - 【請求項3】 直流電源と、前記直流電源の出力信号を
交互にオンオフして交流信号に変換する2つのスイッチ
素子と、前記直流電源の出力が中点タップに接続され前
記交流信号を電気的に絶縁すると共に2次側端子へ出力
するトランスと、前記トランスの1次巻き線に並列に接
続された少なくとも1つ以上のコンデンサと、前記2つ
のスイッチ素子の両端にそれぞれ接続される逆導通ダイ
オードと、前記2次側端子に接続される整流部と、前記
整流部の出力信号を平滑する平滑コンデンサとを備えた
スイッチング電源回路。 - 【請求項4】 コンデンサの容量はスイッチ素子に含ま
れる浮遊容量より大きいことを特徴とする請求項3記載
のスイッチング電源回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044050A JPH08242579A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | スイッチング電源回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7044050A JPH08242579A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | スイッチング電源回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08242579A true JPH08242579A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=12680793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7044050A Pending JPH08242579A (ja) | 1995-03-03 | 1995-03-03 | スイッチング電源回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08242579A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003070248A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-07 | Fuji Electric Co Ltd | スイッチング電源回路 |
| JP2007295644A (ja) * | 2006-04-20 | 2007-11-08 | Toyo Networks & System Integration Co Ltd | スイッチング電源 |
| JP2008187801A (ja) * | 2007-01-29 | 2008-08-14 | Tdk Corp | スイッチング電源装置 |
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