JPH09163734A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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Publication number
JPH09163734A
JPH09163734A JP7318670A JP31867095A JPH09163734A JP H09163734 A JPH09163734 A JP H09163734A JP 7318670 A JP7318670 A JP 7318670A JP 31867095 A JP31867095 A JP 31867095A JP H09163734 A JPH09163734 A JP H09163734A
Authority
JP
Japan
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resonance
current
transformer
inductance
voltage
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Pending
Application number
JP7318670A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hatanaka
正彦 畠中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH09163734A publication Critical patent/JPH09163734A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/10Technologies improving the efficiency by using switched-mode power supplies [SMPS], i.e. efficient power electronics conversion e.g. power factor correction or reduction of losses in power supplies or efficient standby modes

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性を向上し、かつ生産コストを低減する
ことができる電源回路を提供する。 【解決手段】 電流共振の共振周波数を決定するための
共振インダクタ14,15を備え、且つ共振インダクタ
14,15のインダクタンスがトランス5の漏れインダ
クタンスよりも大きな値に設定されることにより、電流
共振の共振周波数を決定する際に、製造前には不確定な
トランスの漏れインダクタンスによる影響をなくす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
であって、電圧共振及び電流共振を利用した電源回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般に、スイッチング電源と
して、スイッチング損失を大幅に減少して変換効率の向
上を図ると共に、回路内の電流動作波形を正弦波に近づ
けてAMチューナ等への受信妨害を回避するための低雑
音化を図るために、電圧共振及び電流共振を利用したス
イッチング電源があった。
【0003】その中でも特に大出力用として、スイッチ
ング素子として2つのスイッチ素子を使用し、これらを
交互にオンオフすることにより直流を得ているプッシュ
プル方式で共振型の電源回路があった。
【0004】以下に、スイッチング電源としてプッシュ
プル方式で共振型である従来の電源回路について説明す
る。図4はスイッチング電源の一種である従来の共振型
の電源回路を示すブロック図である。図4において、1
及び2はそれぞれ交互にオンオフするスイッチ素子、3
及び4は電圧共振の共振周波数を決定するための電圧共
振コンデンサ、5は直流的に絶縁された1次巻線5aと
2次巻線5bとを備え、スイッチ素子1及び2によって
1次巻線5a側に発生した交流信号を、2次巻線5b側
へ伝達して、2次巻線5b側から出力するトランス、6
は電流共振の共振周波数を決定するための電流共振コン
デンサ、7及び8はトランス5の2次巻線5b側から出
力される交流信号を直流信号に変換する整流ダイオー
ド、9はチョークコイル、10はチョークコイル9の出
力信号を平滑する平滑コンデンサ、11は負荷、18及
び19はトランス5の1次巻線5a側と2次巻線5b側
との間に存在する漏れインダクタンスである。なお、こ
こでは、チョークコイル9および平滑コンデンサ10と
で平滑回路を構成している。
【0005】以上のように構成された電源回路につい
て、その動作を以下に説明する。まず、スイッチ素子
1、2が交互にオンオフを繰り返しているとき、それら
のスイッチ素子1、2の出力電圧、即ちトランス5の1
次巻線5a側である1次側端子への入力電圧は、直流電
源12の電圧のほぼ2倍の波高値の交流電圧となり、こ
の交流電圧の印加によりトランス5に入力された電流
は、トランス5の2次巻線5b側である2次側端子に伝
達され、その2次側端子に接続された整流ダイオード7
及び8によって整流された後、電流共振コンデンサ6に
入力されると共にチョークコイル9に入力される。
【0006】ここで、チョークコイル9のインピーダン
スが、電流共振コンデンサ6やトランス5の持つ1次・
2次間の漏れインダクタンス18,19などのインピー
ダンスに比べて十分高いため、電流共振コンデンサ6に
入力された電流は、チョークコイル9のインダクタンス
を除いたトランス5の漏れインダクタンス18,19と
電流共振コンデンサ6だけの組み合せによる直列共振に
よって、電流共振が行われ、その結果得られる共振電流
がチョークコイル9及び平滑コンデンサ10によって平
滑されて負荷11へ送られることとなる。
【0007】スイッチ素子1がオンされている期間中
に、上記のようにして得られた共振電流が半波経過して
電流の向きが逆になるところで、整流ダイオード7が逆
バイアスされてオフするため、直列共振が停止する。即
ち、共振電流が半波終了して電流が零に戻ったところで
共振は自動的に停止する。共振電流が零になった後はス
イッチ素子1をオンし続けてもなにも起こらないが、エ
ネルギーを伝達しない時間が長くなるだけで非効率的で
あるため、多少のマージンを持ってオフすればよい。
又、漏れインダクタンス18と電流共振コンデンサ6に
よる共振周波数、即ち共振時間は一定であるためスイッ
チ素子1のオン時間も一定値でよい。
【0008】次に、スイッチ素子1がオフするとき、即
ち2つのスイッチ素子1,2が共にオフの状態にあると
き、トランス5の2次側端子の電流は零となり、スイッ
チ素子1の電圧は、トランス5の自己インダクタンスと
電圧共振コンデンサ3との並列共振による一定の時定数
で増加を始め、直流電源12の2倍の電圧値で保持され
る。このタイミングでスイッチ素子2をオンしてやる
と、先程とは逆向きの共振電流がトランス5の2次側に
流れ始めることとなる。
【0009】以上の動作により、電圧共振と電流共振を
交互に生じさせて回路内の電圧及び電流を共振波形とす
ることにより、スイッチ素子に加わる電圧及び電流に含
まれる高調波成分を低減することができ、更に電圧およ
び電流のオンオフ時の損失を低減することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の電源回路では、電流共振時において、その共
振周波数を決定するための時定数を構成するL成分及び
C成分のうちのL成分として、トランス5の1次・2次
間の漏れインダクタンス18,19を用いているが、こ
の漏れインダクタンス18,19の値はトランスの設計
時には不確定要素であって決定できるものではなく、こ
の値を製造後に管理および選別する必要が生じるため、
トランスの生産性が悪くなり、結果的にトランスのコス
トが高くなるという問題点を有していた。
【0011】更に、漏れインダクタンス18,19のば
らつきによって電流共振周波数にもばらつきが発生し、
この共振周波数のばらつきに対する周波数補正のための
調整を行う際には、電流共振コンデンサ6の容量を変更
する必要があり、場合によっては電流共振コンデンサ6
の容量を増す必要があるため、結果的にコンデンサのコ
ストが高くなるという問題点をも有していた。
【0012】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、電流共振時の共振周波数を決定するL成分を製造
前に確実に管理することができるとともに、電流共振周
波数のばらつきを抑えて、このばらつきに対する周波数
補正のための煩わしい調整を無くすことができ、結果的
に、生産性を向上し、かつ生産コストを低減することが
できる電源回路を提供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1に記載の電源回路は、負荷に対す
る電力源である直流電源からスイッチング方式により得
られた別の直流を前記負荷に供給し、前記別の直流を得
る際に、電圧共振及び電流共振を用いる電源回路におい
て、前記直流電源からの直流信号をオンオフして交流信
号に変換するスイッチ素子と、直流的に絶縁された1次
側と2次側との間に漏れインダクタンスを形成し、1次
側に前記スイッチ素子からの交流信号が供給され、その
交流信号を2次側から出力するトランスと、前記スイッ
チ素子の両端に並列に接続され前記トランスの1次側の
巻線とともに電圧共振の共振周波数の決定要素となる電
圧共振コンデンサと、前記トランスの1次側の巻線とス
イッチ素子に直列的に接続された共振インダクタと、前
記トランスの2次側から出力された交流信号を整流する
整流部と、前記整流部の出力端子に並列に接続され前記
電流共振の共振周波数の決定要素となる電流共振コンデ
ンサと、前記整流部により整流された信号を平滑して前
記別の直流を出力するためのインダクタンス成分と容量
成分とを有する平滑手段とを備え、前記共振インダクタ
を、そのインダクタンスが、前記漏れインダクタンスよ
りも十分大きく、且つ前記平滑手段のインダクタンス成
分より十分小さくなるよう構成する。
【0014】この構成によると、電流共振の共振周波数
を決定する際に、トランスの漏れインダクタンスの影響
を無くして、トランスの1次側に設けた共振インダクタ
とトランスの2次側に設けた電流共振コンデンサだけで
電流共振周波数を確実に決定する。
【0015】電圧共振の共振周波数を決定する際に、そ
のためのL成分として、トランスの1次側に設けた共振
インダクタとトランスの1次側の自己インダクタンスと
の合成インダクタンスを用いて電圧共振周波数を決定す
る。
【0016】本発明の請求項2に記載の電源回路は、負
荷に対する電力源である直流電源からスイッチング方式
により得られた別の直流を前記負荷に供給し、前記別の
直流を得る際に、電圧共振及び電流共振を用いる電源回
路において、前記直流電源からの直流信号をオンオフし
て交流信号に変換するスイッチ素子と、直流的に絶縁さ
れた1次側と2次側との間に漏れインダクタンスを形成
し、1次側に前記スイッチ素子からの交流信号が供給さ
れ、その交流信号を2次側から出力するトランスと、前
記スイッチ素子の両端に並列に接続され前記トランスの
1次側の巻線とともに電圧共振の共振周波数の決定要素
となる電圧共振コンデンサと、前記トランスの2次側か
ら出力された交流信号を整流する整流部と、前記トラン
スの2次側の巻線と整流部に直列的に接続された共振イ
ンダクタと、前記整流部の出力端子に並列に接続され前
記電流共振の共振周波数の決定要素となる電流共振コン
デンサと、前記整流部により整流された信号を平滑して
前記別の直流を出力するためのインダクタンス成分と容
量成分とを有する平滑手段とを備え、前記共振インダク
タを、そのインダクタンスが、前記漏れインダクタンス
よりも十分大きく、且つ前記平滑手段のインダクタンス
成分より十分小さくなるよう構成する。
【0017】この構成によると、電流共振の共振周波数
を決定する際に、トランスの漏れインダクタンスの影響
を無くして、トランスの2次側に設けた共振インダクタ
と電流共振コンデンサだけで電流共振周波数を確実に決
定する。
【0018】この電流共振周波数の決定は、トランスの
1次側の電圧共振系とは独立して行い、トランスの2次
側に設けた共振インダクタのインダクタンスを変更する
だけで電流共振周波数を調整する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
電源回路について、図面を参照しながら説明する。
【0020】第1の実施の形態を示す電源回路を説明す
る。図1は第1の実施の形態を示す電源回路のブロック
図であり、図3は各部の動作タイミング及び動作波形を
示すものである。
【0021】図1において、14及び15は、本実施の
形態を示す電源回路における特徴的な構成要素として設
けられた共振インダクタであり、トランス5の1次側の
自己インダクタンスとで合成インダクタンスを形成する
ことによって、この合成インダクタンスと各スイッチ素
子1,2に並列に接続された電圧共振コンデンサ3,4
とで並列共振による電圧共振を行い、且つ、トランス5
の2次側に設けられた電流共振コンデンサ6とで直列共
振による電流共振を行う。その他の構成は、図4に示す
従来例と同様であるので、ここでの説明は省略する。
【0022】以上のように構成された電源回路につい
て、その動作を以下に説明する。まず、スイッチ素子
1,2が、それぞれ図3(g)のVg1および図3(h)
のVg2のタイミングで、ゲート電圧のオンオフを繰り返
している時、スイッチ素子1及びスイッチ素子2に加わ
る各電圧値は、図3(a)のVS1および図3(b)のV
S2に示すように、直流電源12の電圧Vi のほぼ2倍
(2Vi )となり、スイッチ素子1,2のうちのいづれ
かのスイッチ素子がオンの時、トランス5の1次側から
順次発生した電流は、トランス5の2次側を介して、順
次整流部としての整流ダイオード7,8に入力される。
【0023】この整流ダイオード7及び8から順次出力
される直流電流は、電流共振コンデンサ6及び平滑手段
を構成するインダクタンス成分としてのチョークコイル
9へ順次入力される。この時、負荷11が未接続、即ち
無負荷状態の場合には、図3(c)、(d)の点線で示
すように、トランス5の1次側から発生する電流iS1
びiS2は励磁電流波形のみとなる。更にチョークコイル
9に入力された電流は、平滑コンデンサ10で平滑され
る。
【0024】ここで、スイッチ素子1がオン即ち図3
(g)のVg1がハイになると、整流ダイオード7が順方
向にバイアスされるため、チャージ電流が平滑コンデン
サ10に流れ込むが、この際に電流共振を行うための条
件としては、スイッチ素子1及び整流ダイオード7のイ
ンピーダンスを十分小さいとすると、チョークコイル9
のインダクタンス>>トランス5の漏れインダクタン
ス、且つ、共振インダクタ14のインダクタンス>>ト
ランス5の漏れインダクタンスとなるように設定して、
チョークコイル9のインピーダンスを十分高くする必要
がある。
【0025】その値としては、例えば、チョークコイル
9のインダクタンスを3[mH]、トランス5の1次側
の自己インダクタンスを5[mH]として漏れインダク
タンスを5[μH]、共振インダクタ14及び15のイ
ンダクタンスを50[μH]に設定している。
【0026】又、一般に、実際のトランスの漏れインダ
クタンスは、上記の値に対してばらつきが大きいため、
特に共振インダクタ14及び15の値を十分大きくする
必要がある。
【0027】上記のような条件によりスイッチ素子1が
オンしている期間中に負荷11が接続されると、トラン
ス5の2次側の電流は、共振インダクタ14の持つイン
ダクタンスと電流共振コンデンサ6との直列共振電流と
なる。この負荷を取り出した時のトランス5の2次側の
共振電流は、図3(e)のiL1に示すような波形とな
り、同じタイミングにおけるトランス5の1次側の電流
S1は、図3(c)の実線で示すような波形となる。
【0028】この2次側共振電流iL1,iL2が図3
(e)、(f)に示す通り半波経過して電流の向きが逆
になるところで、整流ダイオード7が逆バイアスとなり
オフするため、直列共振できなくなり共振が終了する。
即ち共振電流が半波終了して電流が零になったところで
共振は自動的に止まる。従って、電流零で共振を終える
ためには、共振電流が零に戻るまでスイッチ素子1をオ
ンし続ける必要がある。
【0029】次に、スイッチ素子1がオフすると、トラ
ンス5の持つ自己インダクタンスと共振インダクタ14
との合成インダクタンスと、スイッチ素子1に並列接続
された電圧共振コンデンサ3との並列共振による動作と
なるため、図3(a)のVS1に示すように、立ち上がり
に傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の期間中が並
列共振期間となる。更に、チャージが継続して図3
(a)の電圧値VS1が上昇し+2Vi とほぼ同じ値とな
ると並列共振は終了する。
【0030】一方、スイッチ素子1がオフしたタイミン
グでは、トランス5の自己インダクタンスと共振インダ
クタ14との合成インダクタンスと、電圧共振コンデン
サ3との並列共振によって、図3(c)に示すように、
1次側電流iS1が正方向に流れるため、スイッチ素子2
にチャージしていた電荷がディスチャージされ、スイッ
チ素子2の電圧値VS2は図3(b)に示すような傾斜で
降下する。
【0031】この時の傾斜は、チャージの時と同様に、
トランス5の自己インダクタンスと共振インダクタとの
合成インダクタンスと、電圧共振コンデンサ3とで決定
される時定数で行われる並列共振に対応する。
【0032】ディスチャージが終了すると共に並列共振
も終了し、次にスイッチ素子2がオン即ち図3(h)の
g2がハイになると、図3(b)に示すように、1次側
電流iS2が順方向に流れ始めると共に、トランス5の2
次側から出力される電流iL2は、整流ダイオード8を通
った後チョークコイル9を介して平滑コンデンサ10に
チャージされると共に、共振インダクタ15と電流共振
コンデンサ6との直列共振によって電流共振を行うた
め、図3(f)のiL2に示すような電流波形が得られ
る。
【0033】以上の動作を繰り返すことにより、スイッ
チ素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を
駆動する。従って、トランス5を介して出力される2次
側の電流は整流ダイオード7及び8によって整流され、
更にチョークコイル9を通して平滑コンデンサ10にチ
ャージされる。
【0034】この時チョークコイル9のインダクタンス
>>共振インダクタ14、15のインダクタンス>>ト
ランス5の漏れインダクタンスとなるよう設定されてい
るため、共振インダクタ14及び15と、電流共振コン
デンサ6との直列共振によりトランス5の2次側からは
共振電流が出力される。
【0035】以上のように、プッシュプル回路の2つの
スイッチ素子と並列に接続した電圧共振コンデンサと、
トランスの自己インダクタンスと共振インダクタとの合
成インダクタンスとによって並列共振をさせて電圧共振
を行い、更にトランスの2次側電流を共振させるために
電流共振コンデンサと共振インダクタとによって直列共
振を行う。
【0036】これら電圧共振及び電流共振を交互に行う
際、漏れインダクタンスの影響をなくして電流共振の共
振周波数を決定する共振インダクタを1次側に設け、且
つ共振インダクタのインダクタンスをトランスの1次2
次間漏れインダクタンスよりも十分大きく設定する。
【0037】このようにすることにより、確実に電流共
振周波数を決定することができると共に、電圧共振周波
数を1次側に設けた共振インダクタとトランス1次側の
自己インダクタンスとの合成インダクタンスで決定する
ため、同一の電圧共振周波数とする場合の電圧共振コン
デンサの容量を小さくすることができる。
【0038】第2の実施の形態を示す電源回路を説明す
る。図2は第2の実施の形態を示す電源回路のブロック
図であり、ここでも、図3を参照しながら説明する。
【0039】図2において、16及び17は、本実施の
形態を示す電源回路における特徴的な構成要素として設
けられた共振インダクタであり、トランス5の2次側に
設けられた電流共振コンデンサ6とで直列共振による電
流共振を行う。その他の構成は、図4に示す従来例と同
様であるので、ここでの説明は省略する。
【0040】以上のように構成された電源回路につい
て、その動作を以下に説明する。まず、スイッチ素子
1,2が、それぞれ図3(g)のVg1および図3(h)
のVg2のタイミングで、ゲート電圧のオンオフを繰り返
している時、スイッチ素子1及びスイッチ素子2に加わ
る各電圧値は、図3(a)のVS1および図3(b)のV
S2に示すように、直流電源12の電圧Vi のほぼ2倍
(2Vi )となり、スイッチ素子1,2のうちのいづれ
かのスイッチ素子がオンの時、トランス5の1次側から
順次発生した電流は、トランス5の2次側を介して、順
次整流ダイオード7,8に入力される。
【0041】この整流ダイオード7及び8から順次出力
される直流電流は、電流共振コンデンサ6及びチョーク
コイル9へ順次入力される。この時、負荷11が未接
続、即ち無負荷状態の場合には、図3(c)、(d)の
点線で示すように、トランス5の1次側から発生する電
流iS1及びiS2は励磁電流波形のみとなる。更にチョー
クコイル9に入力された電流は、平滑コンデンサ10で
平滑される。
【0042】ここで、スイッチ素子1がオン即ち図3
(g)のVg1がハイになると、整流ダイオード7が順方
向にバイアスされるため、チャージ電流が平滑コンデン
サ10に流れ込むが、この際に電流共振を行うための条
件としては、スイッチ素子1及び整流ダイオード7のイ
ンピーダンスを十分小さいとすると、チョークコイル9
のインダクタンス>>トランス5の漏れインダクタン
ス、且つ、共振インダクタ16のインダクタンス>>ト
ランス5の漏れインダクタンスとなるように設定して、
チョークコイル9のインピーダンスを十分高くする必要
がある。
【0043】その値としては、例えば、チョークコイル
9のインダクタンスを3[mH]、トランス5の1次側
の自己インダクタンスを5[mH]として漏れインダク
タンスを5[μH]、共振インダクタ16及び17のイ
ンダクタンスを50[μH]に設定している。
【0044】又、一般に、実際のトランスの漏れインダ
クタンスは、上記の値に対してばらつきが大きいため、
特に共振インダクタ16及び17の値を十分大きくする
必要がある。
【0045】上記のような条件によりスイッチ素子1が
オンしている期間中に負荷11が接続されると、トラン
ス5の2次側の電流は、共振インダクタ16の持つイン
ダクタンスと電流共振コンデンサ6との直列共振電流と
なる。この負荷を取り出した時のトランス5の2次側の
共振電流は、図3(e)のiL1に示すような波形とな
り、同じタイミングにおけるトランス5の1次側の電流
S1は、図3(c)の実線で示すような波形となる。
【0046】この2次側共振電流iL1,iL2は図3
(e)、(f)に示す通り半波経過して電流の向きが逆
になるところで、整流ダイオード7が逆バイアスとなり
オフするため、直列共振できなくなり共振が終了する。
即ち共振電流が半波終了して電流が零になったところで
共振は自動的に止まる。従って、電流零で共振を終える
ためには、共振電流が零に戻るまでスイッチ素子1をオ
ンし続ける必要がある。
【0047】次に、スイッチ素子1がオフすると、トラ
ンス5の持つ自己インダクタンスと、スイッチ素子1に
並列接続された電圧共振コンデンサ3との並列共振によ
る動作となるため、図3(a)のVS1に示すように、立
ち上がりに傾斜を持った電圧波形となり、この傾斜の期
間中が並列共振期間となる。更に、チャージが継続して
図3(a)の電圧値VS1が上昇し+2Vi とほぼ同じ値
となると並列共振は終了する。
【0048】一方、スイッチ素子1がオフしたタイミン
グでは、トランス5の自己インダクタンスと、電圧共振
コンデンサ3との並列共振によって、図3(c)に示す
ように、1次側電流iS1が正方向に流れるため、スイッ
チ素子2にチャージしていた電荷がディスチャージさ
れ、スイッチ素子2の電圧値VS2は図3(b)に示すよ
うな傾斜で降下する。この時の傾斜は、チャージの時と
同様に、トランス5の自己インダクタンスと、電圧共振
コンデンサ3とで決定される時定数で行われる並列共振
に対応する。
【0049】ディスチャージが終了すると共に並列共振
も終了し、次にスイッチ素子2がオン即ち図3(h)の
g2がハイになると、図3(b)に示すように、1次側
電流iS2が順方向に流れ始めると共に、トランス5の2
次側から出力される電流iL2は、整流ダイオード8を通
った後チョークコイル9を介して平滑コンデンサ10に
チャージされると共に、共振インダクタ17と電流共振
コンデンサ6との直列共振によって電流共振を行うた
め、図3(f)のiL2に示すような電流波形が得られ
る。
【0050】以上の動作を繰り返すことにより、スイッ
チ素子1及び2はプッシュプル動作をしてトランス5を
駆動する。従って、トランス5を介して出力される2次
側の電流は整流ダイオード7及び8によって整流され、
更にチョークコイル9を通して平滑コンデンサ10にチ
ャージされる。
【0051】この時チョークコイル9のインダクタンス
>>共振インダクタ16、17のインダクタンス>>ト
ランス5の漏れインダクタンスとなるよう設定されてい
るため、共振インダクタ16及び17と、電流共振コン
デンサ6との直列共振によりトランス5の2次側からは
共振電流が出力される。
【0052】以上のように、プッシュプル回路の2つの
スイッチ素子と並列に接続した電圧共振コンデンサと、
トランスの自己インダクタンスとによって並列共振をさ
せて電圧共振を行い、更にトランスの2次側電流を共振
させるために電流共振コンデンサと共振インダクタとに
よって直列共振を行う。
【0053】これら電圧共振及び電流共振を交互に行う
際、漏れインダクタンスの影響をなくして電流共振の共
振周波数を決定する共振インダクタを2次側に設け、且
つ共振インダクタのインダクタンスをトランスの1次2
次間漏れインダクタンスよりも十分大きく設定する。
【0054】このようにすることにより、確実に電流共
振周波数を決定することができると共に、電圧共振周波
数は電圧共振コンデンサとトランス1次側の自己インダ
クタンスのみによって調整することができ、且つ、電流
共振周波数は電流共振コンデンサとトランスの2次側に
設けた共振インダクタのみによって調整することができ
る。つまり、電流共振周波数は、電圧共振周波数の調整
とは独立して、トランスの2次側に設けた共振インダク
タのインダクタンスを変更するだけで、コンデンサの容
量を増加することなく個別に調整することができ、生産
性を向上することができ、且つ生産コストを低減するこ
とができる。
【0055】尚、上記の各実施の形態においては、スイ
ッチ素子1及び2は素子自体の損失が小さくドライブの
し易さからMOS−FETを用いる方が好ましい。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電流共振
の共振周波数を決定する際には、トランスの漏れインダ
クタンスの影響を無くして、トランスの1次側に設けた
共振インダクタとトランスの2次側に設けた電流共振コ
ンデンサだけで電流共振周波数を確実に決定することが
できるとともに、電圧共振の共振周波数を決定する際に
は、そのためのL成分として、トランスの1次側に設け
た共振インダクタとトランスの1次側の自己インダクタ
ンスとの合成インダクタンスを用いて電圧共振周波数を
決定することができる。
【0057】また、電流共振の共振周波数を決定する際
には、トランスの漏れインダクタンスの影響を無くし
て、トランスの2次側に設けた共振インダクタと電流共
振コンデンサだけで電流共振周波数を確実に決定するこ
とができるとともに、この電流共振周波数の決定は、ト
ランスの1次側の電圧共振系とは独立して行うことがで
き、トランスの2次側に設けた共振インダクタのインダ
クタンスを変更するだけで電流共振周波数を調整するこ
とができる。
【0058】そのため、電流共振時の共振周波数を決定
するL成分を製造前に確実に管理することができるとと
もに、電流共振周波数のばらつきを抑えて、このばらつ
きに対する周波数補正のための煩わしい調整を無くすこ
とができ、結果的に、生産性を向上し、かつ生産コスト
を低減することができる。
【0059】また、共振インダクタを1次側に設けた場
合には、トランスの出力を降圧とする場合、1次側電流
が2次側電流に比べて扱う電流値が小さく、共振インダ
クタの電流容量を小さくできるので、コストダウンを図
ることができる。
【0060】また、共振インダクタを2次側に設けた場
合には、トランスの出力を昇圧とする場合、2次側電流
が1次側電流に比べて扱う電流値が小さく、共振インダ
クタの電流容量を小さくできるので、コストダウンを図
ることができるとともに、トランスの出力を降圧とする
場合には、共振インダクタに加わる電圧値が小さくなる
ため、部品の実装密度を上げることができ、省スペース
化が可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電源回路のブロッ
ク図
【図2】本発明の第2の実施の形態の電源回路のブロッ
ク図
【図3】本発明の第1及び第2の実施の形態の電源回路
における動作波形図
【図4】従来の電源回路の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1,2 スイッチ素子 3,4 電圧共振コンデンサ 5 トランス 6 電流共振コンデンサ 7,8 整流ダイオード 9 チョークコイル 10 平滑コンデンサ 14,15,16,17 共振インダクタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷に対する電力源である直流電源から
    スイッチング方式により得られた別の直流を前記負荷に
    供給し、前記別の直流を得る際に、電圧共振及び電流共
    振を用いる電源回路において、前記直流電源からの直流
    信号をオンオフして交流信号に変換するスイッチ素子
    と、直流的に絶縁された1次側と2次側との間に漏れイ
    ンダクタンスを形成し、1次側に前記スイッチ素子から
    の交流信号が供給され、その交流信号を2次側から出力
    するトランスと、前記スイッチ素子の両端に並列に接続
    され前記トランスの1次側の巻線とともに電圧共振の共
    振周波数の決定要素となる電圧共振コンデンサと、前記
    トランスの1次側の巻線とスイッチ素子に直列的に接続
    された共振インダクタと、前記トランスの2次側から出
    力された交流信号を整流する整流部と、前記整流部の出
    力端子に並列に接続され前記電流共振の共振周波数の決
    定要素となる電流共振コンデンサと、前記整流部により
    整流された信号を平滑して前記別の直流を出力するため
    のインダクタンス成分と容量成分とを有する平滑手段と
    を備え、前記共振インダクタを、そのインダクタンス
    が、前記漏れインダクタンスよりも十分大きく、且つ前
    記平滑手段のインダクタンス成分より十分小さくなるよ
    う構成した電源回路。
  2. 【請求項2】 負荷に対する電力源である直流電源から
    スイッチング方式により得られた別の直流を前記負荷に
    供給し、前記別の直流を得る際に、電圧共振及び電流共
    振を用いる電源回路において、前記直流電源からの直流
    信号をオンオフして交流信号に変換するスイッチ素子
    と、直流的に絶縁された1次側と2次側との間に漏れイ
    ンダクタンスを形成し、1次側に前記スイッチ素子から
    の交流信号が供給され、その交流信号を2次側から出力
    するトランスと、前記スイッチ素子の両端に並列に接続
    され前記トランスの1次側の巻線とともに電圧共振の共
    振周波数の決定要素となる電圧共振コンデンサと、前記
    トランスの2次側から出力された交流信号を整流する整
    流部と、前記トランスの2次側の巻線と整流部に直列的
    に接続された共振インダクタと、前記整流部の出力端子
    に並列に接続され前記電流共振の共振周波数の決定要素
    となる電流共振コンデンサと、前記整流部により整流さ
    れた信号を平滑して前記別の直流を出力するためのイン
    ダクタンス成分と容量成分とを有する平滑手段とを備
    え、前記共振インダクタを、そのインダクタンスが、前
    記漏れインダクタンスよりも十分大きく、且つ前記平滑
    手段のインダクタンス成分より十分小さくなるよう構成
    した電源回路。
  3. 【請求項3】 電圧共振コンデンサを、その容量がスイ
    ッチ素子の浮遊容量より十分大きくなるよう構成した請
    求項1または請求項2に記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 電流共振コンデンサを、その容量が平滑
    手段における容量成分より十分小さくなるよう構成した
    請求項1または請求項2に記載の電源回路。
  5. 【請求項5】 スイッチ素子とトランスと電圧共振コン
    デンサと共振インダクタと整流部とを各2組用いてプシ
    ュプル構成とした請求項1から請求項4のいずれかに記
    載の電源回路。
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