JPH082440A - 車両の車体前部フレーム構造 - Google Patents
車両の車体前部フレーム構造Info
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- JPH082440A JPH082440A JP16304494A JP16304494A JPH082440A JP H082440 A JPH082440 A JP H082440A JP 16304494 A JP16304494 A JP 16304494A JP 16304494 A JP16304494 A JP 16304494A JP H082440 A JPH082440 A JP H082440A
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- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 6
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の前面から衝撃を受けた時の初期段階で
の衝撃エネルギの吸収が安定的に且つ効果的に行なわれ
るようにする。 【構成】 前部車体の側壁を構成する左右のホイールエ
プロン1に固着され前後方向の箱形断面を形成する左右
のフレーム2の前方部分を、上側フレーム21と下側フ
レーム22とに上下2股に分離構成し、上側フレーム2
1の前端部を下側フレーム22より前方へ突出させ、上
側フレーム21の前端部にフロントバンパ3のバックビ
ーム3aを直接取付け、下側フレーム22の前端部にラ
ジエータロアフレーム4の側端部を固着し、前面から衝
撃を受けた時上側フレーム21の前端部廻りの座屈変形
に続いて時間差をもって下側フレーム22の前端部分が
座屈変形を始め、その後上側フレーム21と下側フレー
ム22とが座屈変形して衝撃エネルギを吸収するように
した。
の衝撃エネルギの吸収が安定的に且つ効果的に行なわれ
るようにする。 【構成】 前部車体の側壁を構成する左右のホイールエ
プロン1に固着され前後方向の箱形断面を形成する左右
のフレーム2の前方部分を、上側フレーム21と下側フ
レーム22とに上下2股に分離構成し、上側フレーム2
1の前端部を下側フレーム22より前方へ突出させ、上
側フレーム21の前端部にフロントバンパ3のバックビ
ーム3aを直接取付け、下側フレーム22の前端部にラ
ジエータロアフレーム4の側端部を固着し、前面から衝
撃を受けた時上側フレーム21の前端部廻りの座屈変形
に続いて時間差をもって下側フレーム22の前端部分が
座屈変形を始め、その後上側フレーム21と下側フレー
ム22とが座屈変形して衝撃エネルギを吸収するように
した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両の車体前部フレー
ム構造に関するものである。
ム構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両における前部車体は、車体前部の側
壁を構成するホイールエプロンの下縁部にほぼコ字状断
面をなすフレームが接合固着されて、これにより前後方
向の骨格が形成され、該左右のフレームの前端部に左右
のバンパステーを介してフロントバンパが取付けられる
構造となっているのが普通であり、前面より衝撃を受け
た時には後方慣性力によりフロントバンパが押し潰され
フレームが前側より順次後方へ座屈変形して衝撃エネル
ギを吸収するようになっている(例えば実開平3−55
381号公報参照)。
壁を構成するホイールエプロンの下縁部にほぼコ字状断
面をなすフレームが接合固着されて、これにより前後方
向の骨格が形成され、該左右のフレームの前端部に左右
のバンパステーを介してフロントバンパが取付けられる
構造となっているのが普通であり、前面より衝撃を受け
た時には後方慣性力によりフロントバンパが押し潰され
フレームが前側より順次後方へ座屈変形して衝撃エネル
ギを吸収するようになっている(例えば実開平3−55
381号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車両が前面から衝撃を
受けた際の乗員への影響は、初期段階で乗員が前のめり
に動き出すまで(衝撃を受けた後10〜20msec)の間
に如何に衝撃エネルギを吸収できるかが一つのポイント
である。
受けた際の乗員への影響は、初期段階で乗員が前のめり
に動き出すまで(衝撃を受けた後10〜20msec)の間
に如何に衝撃エネルギを吸収できるかが一つのポイント
である。
【0004】一般に従来のフレーム構造において、初期
段階でのエネルギ吸収モードをみると、初期の減速度
(抗力)Gは、図3の実線にて示すようにフレーム前端
部廻りの座屈変形で得られる第1次ピークaの次に、フ
レーム後方及びホイールエプロン廻りの座屈変形に基づ
く第2次ピークを迎えるまでに、G波形の落ち込み(谷
間)bが形成される傾向にあり、乗員が前のめりに動き
出す前にできるだけ多くのエネルギを吸収するという前
記目的にとってこのG波形の落ち込みbは甚だ好ましく
ない、という課題を有している。
段階でのエネルギ吸収モードをみると、初期の減速度
(抗力)Gは、図3の実線にて示すようにフレーム前端
部廻りの座屈変形で得られる第1次ピークaの次に、フ
レーム後方及びホイールエプロン廻りの座屈変形に基づ
く第2次ピークを迎えるまでに、G波形の落ち込み(谷
間)bが形成される傾向にあり、乗員が前のめりに動き
出す前にできるだけ多くのエネルギを吸収するという前
記目的にとってこのG波形の落ち込みbは甚だ好ましく
ない、という課題を有している。
【0005】又、従来のフレーム構造では前方斜めから
衝撃を受けた時や左右何れか一方に偏って衝撃を受けた
時等に対して充分なエネルギ吸収を行なうことができな
い、という課題を有している。
衝撃を受けた時や左右何れか一方に偏って衝撃を受けた
時等に対して充分なエネルギ吸収を行なうことができな
い、という課題を有している。
【0006】本発明は上記のような従来の課題に対処す
ることを目的とするものである。
ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前部車体の側
壁を構成する左右のホイールエプロンに固着され前後方
向の箱形断面を形成する左右のフレームの前方部分を、
上側フレームと下側フレームとに上下2股に分離構成
し、上側フレームの前端部は下側フレームの前端部より
前方へ突出し、左右の上側フレームの前端部にフロント
バンパのバックビームを直接取付け、左右の下側フレー
ムの前端部にラジエータロアフレームの左右側端部を固
着したことを第1の特徴とするものである。又上記にお
いて、上側フレームを、前方へいくに従って側外方へ広
がる先広がりの箱形断面形状に構成したことを第2の特
徴とするものである。
壁を構成する左右のホイールエプロンに固着され前後方
向の箱形断面を形成する左右のフレームの前方部分を、
上側フレームと下側フレームとに上下2股に分離構成
し、上側フレームの前端部は下側フレームの前端部より
前方へ突出し、左右の上側フレームの前端部にフロント
バンパのバックビームを直接取付け、左右の下側フレー
ムの前端部にラジエータロアフレームの左右側端部を固
着したことを第1の特徴とするものである。又上記にお
いて、上側フレームを、前方へいくに従って側外方へ広
がる先広がりの箱形断面形状に構成したことを第2の特
徴とするものである。
【0008】
【作用】上記第1の構成によって、車両が前面から衝撃
を受けた時、上側フレーム前端部廻りの座屈変形によっ
て得られるG波形の第1のピークaに続いて下側フレー
ム前端部分の座屈変形が始まり、この下側フレーム前端
部分の座屈変形によって従来のG波形の落ち込み(谷
間)bはb′のように埋められ、初期段階でのエネルギ
吸収を安定的且つ効果的に行なうことができ、乗員の安
全性の著しい向上をはかることができる。又第2の構成
によって、前面斜めから衝撃を受けたり前面の左右いず
れか一方に偏って衝撃を受けた際にも上側フレームが安
定に座屈変形して初期エネルギの吸収を的確に行なうこ
とができる。
を受けた時、上側フレーム前端部廻りの座屈変形によっ
て得られるG波形の第1のピークaに続いて下側フレー
ム前端部分の座屈変形が始まり、この下側フレーム前端
部分の座屈変形によって従来のG波形の落ち込み(谷
間)bはb′のように埋められ、初期段階でのエネルギ
吸収を安定的且つ効果的に行なうことができ、乗員の安
全性の著しい向上をはかることができる。又第2の構成
によって、前面斜めから衝撃を受けたり前面の左右いず
れか一方に偏って衝撃を受けた際にも上側フレームが安
定に座屈変形して初期エネルギの吸収を的確に行なうこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0010】図1,2において、1は前部車体の側壁を
構成するホイールエプロンであり、該ホイールエプロン
1の下縁部の内側にはフレーム2が固着され、該ホイー
ルエプロン1とそれに固着されたフレーム2とで車体前
後方向の箱形断面の骨格が形成される。
構成するホイールエプロンであり、該ホイールエプロン
1の下縁部の内側にはフレーム2が固着され、該ホイー
ルエプロン1とそれに固着されたフレーム2とで車体前
後方向の箱形断面の骨格が形成される。
【0011】上記フレーム2の前端部分はそれぞれ箱形
断面をなす上側フレーム21と下側フレーム22とに上
下2股に分離構成され、上側フレーム21の方が下側フ
レーム22より所定長さ前方に突出した構成となってい
る。
断面をなす上側フレーム21と下側フレーム22とに上
下2股に分離構成され、上側フレーム21の方が下側フ
レーム22より所定長さ前方に突出した構成となってい
る。
【0012】具体的には、図示のように下側フレーム2
2はフレーム2と一体に連続構成され、上側フレーム2
1はフレーム2とは別の単独部品として構成され、その
断面が前方へ行くに従って徐々に側外方へ広がる先広が
りの断面形状に形成され、その後端部をフレーム2の前
端部(下側フレーム22への移行部)に嵌装固着した構
造となっている。
2はフレーム2と一体に連続構成され、上側フレーム2
1はフレーム2とは別の単独部品として構成され、その
断面が前方へ行くに従って徐々に側外方へ広がる先広が
りの断面形状に形成され、その後端部をフレーム2の前
端部(下側フレーム22への移行部)に嵌装固着した構
造となっている。
【0013】そして、左右の上側フレーム21の前端部
にフロントバンパ3のバックビーム3aを直接取付け、
左右の下側フレーム22の前端部にラジエータ(図示省
略)の下部を支持するラジエータロアフレーム4の左右
両端部を固着する。又、タイダウンプレート5や牽引フ
ック(図示省略)等所定の取付強度を必要とする部品は
下側フレーム22に取付けられ、上側フレーム21は主
として衝撃を受けた時のエネルギ吸収用のクラッシュビ
ームとしての機能を果たすよう構成される。
にフロントバンパ3のバックビーム3aを直接取付け、
左右の下側フレーム22の前端部にラジエータ(図示省
略)の下部を支持するラジエータロアフレーム4の左右
両端部を固着する。又、タイダウンプレート5や牽引フ
ック(図示省略)等所定の取付強度を必要とする部品は
下側フレーム22に取付けられ、上側フレーム21は主
として衝撃を受けた時のエネルギ吸収用のクラッシュビ
ームとしての機能を果たすよう構成される。
【0014】尚、フロントバンパ3は、詳しい図示は省
略しているが、バックビーム3aとバンパフェイス3b
との間に衝撃吸収材を介在させた従来より公知の任意の
構造のものを適用でき、図1(B)において鎖線示3
a′はバックビーム3aの車幅方向中央部の断面位置を
示している。
略しているが、バックビーム3aとバンパフェイス3b
との間に衝撃吸収材を介在させた従来より公知の任意の
構造のものを適用でき、図1(B)において鎖線示3
a′はバックビーム3aの車幅方向中央部の断面位置を
示している。
【0015】上記において、車両が前面から衝撃を受け
た時、図3に示すように、先ず上側フレーム21の前端
部廻りの座屈変形によって減速度(抗力)Gの第1次ピ
ークaが得られることは従来と同じであるが、第1次ピ
ークaを過ぎ安定座屈域に入ってG波形が下がり始め上
側フレーム21が所定範囲座屈変形したところで下側フ
レーム22の座屈変形が始まり、これによってG波形は
鎖線示b′のように再び上昇し、以後は上側フレーム2
1と下側フレーム22,更にはフレーム2及びホイール
エプロン1等の座屈変形によってG波形の第2次ピーク
が得られる。
た時、図3に示すように、先ず上側フレーム21の前端
部廻りの座屈変形によって減速度(抗力)Gの第1次ピ
ークaが得られることは従来と同じであるが、第1次ピ
ークaを過ぎ安定座屈域に入ってG波形が下がり始め上
側フレーム21が所定範囲座屈変形したところで下側フ
レーム22の座屈変形が始まり、これによってG波形は
鎖線示b′のように再び上昇し、以後は上側フレーム2
1と下側フレーム22,更にはフレーム2及びホイール
エプロン1等の座屈変形によってG波形の第2次ピーク
が得られる。
【0016】上記のように上側フレーム21より後方に
位置する下側フレーム22により座屈開始の時間差を設
けることで、鎖線示b′のようにG波形の落ち込み(谷
間)bが埋められた状態とすることができ、これによっ
て初期(乗員が前のめりに動き出す前)のエネルギ吸収
効果が著しく向上し、乗員の安全対策上極めて有効であ
る。
位置する下側フレーム22により座屈開始の時間差を設
けることで、鎖線示b′のようにG波形の落ち込み(谷
間)bが埋められた状態とすることができ、これによっ
て初期(乗員が前のめりに動き出す前)のエネルギ吸収
効果が著しく向上し、乗員の安全対策上極めて有効であ
る。
【0017】更に、上側フレーム21の断面を側外方へ
広がる先広がり形状に構成したことによって、前面斜め
からの衝撃や左右いずれか一方に偏った前面からの衝撃
等に対しても、上側フレーム21が的確に座屈変形して
初期衝撃エネルギの吸収を行ない、上記と同様に乗員の
安全性向上をはかることができる。
広がる先広がり形状に構成したことによって、前面斜め
からの衝撃や左右いずれか一方に偏った前面からの衝撃
等に対しても、上側フレーム21が的確に座屈変形して
初期衝撃エネルギの吸収を行ない、上記と同様に乗員の
安全性向上をはかることができる。
【0018】更に又、一般にフレームは、その前端部に
ラジエータロアフレームが固着されて前部車体の骨格部
材としての機能をもち、且つその前方部分にはタイダウ
ンプレートや牽引フック等が固着され、これらの取付部
は所定の強度を確保するために補強部材で強固に補強さ
れなければならないが、従来は骨格部材としてのフレー
ムワーク及びタイダウンプレートや牽引フック等の取付
部の補強構造等が、衝撃荷重に対するフレームの座屈強
度の設定自由度に制限を与えたり、或は衝撃を受けた時
におけるフレームの座屈変形を不安定とすることがあ
る、という問題があった。これに対し、本発明では上記
のようにフレーム2の前端部分を上下2股に分離構成
し、下側フレーム22にラジエータロアフレーム4を固
着して前部車体の骨格部材としての機能をもたせ、それ
にタイダウンプレート5や牽引フック等所定の取付強度
を必要とする部品を取付けた構成としたことにより、上
側フレーム21を衝撃エネルギ吸収専用の部材とするこ
とができ、衝撃初期において安定した座屈変形を得るこ
とができると共に、上側フレーム21の座屈強度を任意
に選定できるので初期エネルギ吸収モードを狙い通りに
任意に設定することが可能となる。
ラジエータロアフレームが固着されて前部車体の骨格部
材としての機能をもち、且つその前方部分にはタイダウ
ンプレートや牽引フック等が固着され、これらの取付部
は所定の強度を確保するために補強部材で強固に補強さ
れなければならないが、従来は骨格部材としてのフレー
ムワーク及びタイダウンプレートや牽引フック等の取付
部の補強構造等が、衝撃荷重に対するフレームの座屈強
度の設定自由度に制限を与えたり、或は衝撃を受けた時
におけるフレームの座屈変形を不安定とすることがあ
る、という問題があった。これに対し、本発明では上記
のようにフレーム2の前端部分を上下2股に分離構成
し、下側フレーム22にラジエータロアフレーム4を固
着して前部車体の骨格部材としての機能をもたせ、それ
にタイダウンプレート5や牽引フック等所定の取付強度
を必要とする部品を取付けた構成としたことにより、上
側フレーム21を衝撃エネルギ吸収専用の部材とするこ
とができ、衝撃初期において安定した座屈変形を得るこ
とができると共に、上側フレーム21の座屈強度を任意
に選定できるので初期エネルギ吸収モードを狙い通りに
任意に設定することが可能となる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホイール
エプロンに固着されて車体前後方向の箱形断面を形成す
るフレームの前端部分を上側フレームと下側フレームと
に上下2股に分離構成し、上側フレームの前端部を下側
フレームの前端部より前方に突出させ、左右の上側フレ
ームの前端部にフロントバンパのバックビームを直接取
付け、左右の下側フレームの前端部にラジエータロアフ
レームの左右側端部を固着した構造としたことにより、
前面から衝撃を受けた時の初期エネルギ吸収を上側フレ
ームの前端部分の座屈変形により安定したモードにて的
確に行なうことができ、下側フレームは車体骨格部材と
してのフレームワークを構成しタイダウンプレート等の
取付強度を充分確保できると共に、衝撃を受けた時上記
上側フレームの前端部分が所定範囲だけ座屈変形した後
に下側フレームが座屈変形を始め、その後は該上側フレ
ームと下側フレームとが座屈変形し、それによって衝撃
エネルギの吸収を有効に行なうことができる。又、上側
フレームを前方へいくに従って側外方へ広がる先広がり
の箱形断面形状に構成したことにより、前面斜めからの
衝撃や前面の左右いずれか一方に偏った衝撃に対して
も、上側フレームの前端部分が安定に座屈変形してエネ
ルギの吸収を的確に行なうことができるもので、乗員の
安全性向上に寄与するところ極めて大なるものである。
エプロンに固着されて車体前後方向の箱形断面を形成す
るフレームの前端部分を上側フレームと下側フレームと
に上下2股に分離構成し、上側フレームの前端部を下側
フレームの前端部より前方に突出させ、左右の上側フレ
ームの前端部にフロントバンパのバックビームを直接取
付け、左右の下側フレームの前端部にラジエータロアフ
レームの左右側端部を固着した構造としたことにより、
前面から衝撃を受けた時の初期エネルギ吸収を上側フレ
ームの前端部分の座屈変形により安定したモードにて的
確に行なうことができ、下側フレームは車体骨格部材と
してのフレームワークを構成しタイダウンプレート等の
取付強度を充分確保できると共に、衝撃を受けた時上記
上側フレームの前端部分が所定範囲だけ座屈変形した後
に下側フレームが座屈変形を始め、その後は該上側フレ
ームと下側フレームとが座屈変形し、それによって衝撃
エネルギの吸収を有効に行なうことができる。又、上側
フレームを前方へいくに従って側外方へ広がる先広がり
の箱形断面形状に構成したことにより、前面斜めからの
衝撃や前面の左右いずれか一方に偏った衝撃に対して
も、上側フレームの前端部分が安定に座屈変形してエネ
ルギの吸収を的確に行なうことができるもので、乗員の
安全性向上に寄与するところ極めて大なるものである。
【図1】本発明の実施例を示す前部車体構造であり、
(A)は平面図、(B)は(A)のフレーム前方部分の
側面図である。
(A)は平面図、(B)は(A)のフレーム前方部分の
側面図である。
【図2】図1に示すフレーム前方部分を車体前方内側方
向より見た斜視図である。
向より見た斜視図である。
【図3】前面衝突エネルギの吸収モードを示す図で、従
来構造の場合と本発明による車体構造の場合とを比較し
て示している。
来構造の場合と本発明による車体構造の場合とを比較し
て示している。
1 ホイールエプロン 2 フレーム 3 フロントバンパ 3a バックビーム 4 ラジエータロアフレーム 5 タイダウンプレート 21 上側フレーム 22 下側フレーム
Claims (2)
- 【請求項1】 前部車体の側壁を構成する左右のホイー
ルエプロンに固着され前後方向の箱形断面を形成する左
右のフレームの前方部分を、上側フレームと下側フレー
ムとに上下2股に分離構成し、上側フレームの前端部は
下側フレームの前端部より前方へ突出し、左右の上側フ
レームの前端部にフロントバンパのバックビームを直接
取付け、左右の下側フレームの前端部にラジエータロア
フレームの左右の側端部を固着したことを特徴とする車
両の車体前部フレーム構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載の車両の車体前部フレー
ム構造において、上側フレームは、前方へいくに従って
側外方へ広がる先広がりの箱形断面形状に構成されてい
ることを特徴とする車両の車体前部フレーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16304494A JPH082440A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 車両の車体前部フレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16304494A JPH082440A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 車両の車体前部フレーム構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH082440A true JPH082440A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15766120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16304494A Pending JPH082440A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 車両の車体前部フレーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH082440A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1159486A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-02 | Hino Motors Ltd | シャシフレーム |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP16304494A patent/JPH082440A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1159486A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-02 | Hino Motors Ltd | シャシフレーム |
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