JPH08245342A - 棒状化粧料表面の水滴除去装置 - Google Patents

棒状化粧料表面の水滴除去装置

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Publication number
JPH08245342A
JPH08245342A JP8464695A JP8464695A JPH08245342A JP H08245342 A JPH08245342 A JP H08245342A JP 8464695 A JP8464695 A JP 8464695A JP 8464695 A JP8464695 A JP 8464695A JP H08245342 A JPH08245342 A JP H08245342A
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JP
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container
stick
shaped cosmetic
air
cosmetic material
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Application number
JP8464695A
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English (en)
Inventor
Junichi Osawa
淳一 大澤
Kazuyoshi Mitsuhata
和良 光畑
Shunji Sakurai
俊二 桜井
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】成型後の棒状化粧料の表面に付着している水滴
を、人手を必要とせずに確実に除去することができる棒
状化粧料表面の水滴除去装置の提供を目的とする。 【構成】成型された棒状化粧料(18)の基端側が装填
された容器(C)を搬送する搬送手段(31)と、この
搬送手段(31)に沿って設けられた水滴除去手段
(1)と、搬送手段(31)によって搬送された容器
(C)を容器把持機構(4)により把持して棒状化粧料
(18)の先端側を下向きにした状態で水滴除去手段
(1)の作用位置に供給する容器移動手段(2)とを備
えている。そして、水滴除去手段(1)は、先端側を下
向きにされた状態で作用位置に供給された棒状化粧料
(18)に対して斜め下向きのエアを吹きつけるエア吐
出手段(13)を備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、成型後の棒状化粧料の
表面に付着している水滴を除去する装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、口紅等の化粧品を製造するにあ
たっては、化粧料原液(バルク)を成型金型の型部内に
充填し、これを金型とともに冷却して固型化することに
より成型された棒状化粧料となし、この棒状化粧料を繰
り出し容器の中皿に装填して容器内に収納する方式がと
られている。そして、この方式においては、上記のよう
に成型金型の型部内にバルクを充填する充填工程と、こ
れを冷却、固型化して棒状化粧料を成型する成型工程
と、成型された棒状化粧料を金型内から取り出して繰り
出し容器の中皿に装填する装填工程と、化粧料表面の艶
出しを行うフレーミング工程と、艶出しされた棒状化粧
料を繰り出し容器内に収納する繰り下げ工程と、化粧料
繰り下げ後の繰り出し容器に蓋をする施蓋工程とを経て
製品が完成するようになっている。
【0003】そして、上記の各工程を合理的に組み合わ
せ、製造工程全体を自動化して大幅な効率向上を可能と
した棒状化粧品の自動製造装置に関する発明について、
本願出願人が過去に出願しており(特願平2−1014
18号)、この装置によって製造工程全体の著しい効率
化が実現されている。この自動製造装置は、図7に示す
ように、棒状化粧料成型用の金型(20)を閉ループを
なして図中矢印A方向に搬送する第1の搬送ライン(2
1)と、複数個の繰り出し容器が載置される容器載置台
(30)を閉ループをなして図中矢印B方向に搬送する
第2の搬送ライン(31)とを備えてなるものである。
上記第1の搬送ライン(21)の途中には、金型(2
0)にバルクを充填する充填装置(22)と、バルクの
充填された金型(20)を冷却する冷却装置(23)
と、冷却され成型された棒状化粧料の基端側を繰り出し
容器の中皿に装填して繰り出し容器とともに棒状化粧料
を金型(20)から抜き取る容器装填装置(24)とが
順次配設されている。そして、上記の如く棒状化粧料が
装填された繰り出し容器が、上記第2の搬送ライン(3
1)上を搬送される容器載置台(30)に載置され、そ
の状態で第2の搬送ライン(31)の途中に配設されて
いる化粧料予熱装置(32)とフレーミング装置(3
3)とを経由することにより、棒状化粧料表面の艶出し
が行われる。しかして、艶出しされた後の棒状化粧料が
繰り下げ装置(34)で繰り出し容器内に繰り下げら
れ、施蓋装置(35)によりその容器に蓋の掛けられた
ものが、このラインから順次外に排出されるのである。
なお、上記第1の搬送ライン(21)における充填装置
(22)の手前には、バルク充填前の金型(20)を予
め温めておくための金型予熱装置(25)が配設されて
いる。
【0004】上記のように、口紅等の棒状化粧品を製造
するにあたっては、棒状に成型された化粧料の表面を滑
らかに均一化するとともに光沢を与えることにより外観
を良好にして商品価値を向上させるために、フレーミン
グ装置(33)によるフレーミング処理が施されるよう
になっている。このフレーミング装置(33)によるフ
レーミング処理とは、ガスバーナによって棒状化粧料の
表面に火炎をあてることにより、棒状化粧料の表面全周
にわたっての艶出しを行うものである。そして、このフ
レーミング処理の前処理として棒状化粧料の表面に結露
している水分を蒸発させるために、棒状化粧料に対して
例えば50〜60℃程度の温風を吹きつけて棒状化粧料
を35〜40℃程度まで予熱するようにした化粧料予熱
装置(32)が、上記フレーミング装置(33)の手前
に配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金型
(20)にバルクを充填して冷却、成型する過程で金型
(20)に結露し堆積した水分が粒状となり、その水滴
が棒状化粧料の表面に付着した場合には、上記の化粧料
予熱装置(32)による温風の吹きつけのみでは水分を
完全に蒸発させることができず、棒状化粧料の表面に水
滴が付着したまま残留することとなった。そして、その
ままの状態の棒状化粧料がフレーミング装置(33)に
搬入されてフレーミング処理を施されると、残留水分が
棒状化粧料の表面でムラになって現れて外観を著しく損
ねることとなった。また、特に棒状化粧料の含有成分と
して水溶性顔料が用いられている場合には、棒状化粧料
表面に残留している水滴が下に流れ落ちて繰り出し容器
に付着することにより、水滴に混入している色素が繰り
出し容器を汚染して商品価値が損なわれてしまうという
大きな問題が発生することとなった。
【0006】そこで、棒状化粧料の表面に残留している
水分を除去すべく、フレーミング処理前の棒状化粧料に
対して作業者がエアの吹きつけ等を行うことも試みられ
たが、非常に面倒な作業で効率が悪いのみならず、人手
による作業では確実に水滴の除去を行うことは困難であ
り、上述のムラ発生の問題や容器汚染の問題を完全に解
消することはできないというのが実情であった。
【0007】本発明は、上述のような実情に鑑みなされ
たものであって、成型後の棒状化粧料の表面に付着して
いる水滴を、人手を必要とせずに確実に除去することが
できる棒状化粧料表面の水滴除去装置の提供を目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の棒状化粧料表面の水滴除去装置は次のよ
うな構成をとる。すなわち、成型された棒状化粧料の表
面に付着した水滴を除去する装置であって、成型された
棒状化粧料の基端側が装填された容器を搬送する搬送手
段と、この搬送手段に沿って設けられた水滴除去手段
と、上記搬送手段により搬送された容器を容器把持機構
により把持して棒状化粧料の先端側を下向きにした状態
で上記水滴除去手段の作用位置に供給する容器移動手段
とを備えてなり、上記水滴除去手段が、先端側を下向き
にされた状態で作用位置に供給された棒状化粧料に対し
て斜め下向きのエアを吹きつけるエア吐出手段を備える
ことを特徴とするものである。そして、水滴除去手段の
エア吐出手段を、搬送手段に沿って所定間隔をあけて並
設された2本のエア吐出パイプから構成し、これら2本
のエア吐出パイプを、エアを斜め下向きに吐出するエア
吐出口を長手方向に並べて複数個備えるとともに長手方
向に往復微動可能な構成とし、搬送手段を、成型された
棒状化粧料の基端側が装填された複数個の容器を容器載
置台に一列に載置した状態で搬送するものとし、且つ容
器移動手段を、上記複数個の容器を容器把持機構により
同時に把持して容器載置台から抜き取るとともに下向き
にして上記2本のエア吐出パイプの間に供給するものと
することが好適である。
【0009】
【作用】上記の構成において、成型された棒状化粧料の
基端側が装填された容器は、搬送手段によって搬送さ
れ、容器把持機構で把持されて棒状化粧料の先端側を下
向きにした状態で水滴除去手段の作用位置へと供給され
るようになっている。そして、この水滴除去手段は、搬
送手段に沿って設けられ、上記のように先端側を下向き
にした状態で供給された棒状化粧料に対してエア吐出手
段から斜め下向きのエアを吹きつけるようになってい
る。従って、成型された棒状化粧料は、容器に基端側が
装填された状態で搬送されながら容器把持機構により自
動的に水滴除去手段の作用位置に供給され、この水滴除
去手段のエア吐出手段からその表面に対し斜め下向きの
エアの吹きつけを受けることとなる。しかして、本発明
の棒状化粧料表面の水滴除去装置によれば、棒状化粧料
を搬送させながら、その表面に付着している水滴を人手
を介することなく効率的に除去することが可能となる。
そして、その水滴除去にあたっては、先端側を下向きに
された棒状化粧料に対して斜め下向きのエアを吹きつ
け、容器に装填された基端側から先端側に向けて水滴を
吹き落とすようになっているため、容器に水滴が付着し
たり入り込んだりして容器を汚染するというような問題
が完全に解消されることとなる。
【0010】また、エア吐出手段を、エアを斜め下向き
に吐出するエア吐出口を長手方向に並べて複数個備える
とともに長手方向に往復微動可能な2本のエア吐出パイ
プから構成し、搬送手段を、複数個の容器を容器載置台
に一列に載置した状態で搬送するものとし、且つ容器移
動手段を、上記複数個の容器を容器把持機構により同時
に把持して容器載置台から抜き取るとともに下向きにし
て上記2本のエア吐出パイプの間に供給するものとする
ことにより、2本のエアパイプの間で複数個の棒状化粧
料に対して同時に万遍なくエアの吹きつけを行うことが
でき、より一層効率的且つ確実に棒状化粧料表面の水滴
を除去することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係る棒状化粧料表面の水滴除
去装置の実施例を、図面に基づき詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明に係る棒状化粧料表面の水
滴除去装置の一実施例を示している。この装置は、図7
に基づき前述した棒状化粧品の自動製造装置における容
器装填装置(24)と化粧料予熱装置(32)との間、
すなわち成型された棒状化粧料が繰り出し容器の中皿に
装填されて金型(20)から抜き取られ、第1の搬送ラ
イン(21)から第2の搬送ライン(31)上の容器載
置台(30)に移載された後であって、且つ化粧料予熱
装置(32)に搬入される前の位置に、第2の搬送ライ
ン(搬送手段)(31)に沿って配設されている。
【0013】同図に示すように、この水滴除去装置は、
図中矢印L方向に容器載置台(30)を搬送する第2の
搬送ライン(31)に沿って配設された水滴除去手段
(1)と、成型された棒状化粧料(この図では隠れて見
えない)の基端側が装填された状態で上記容器載置台
(30)に載置されて第2の搬送ライン(31)上を搬
送されてくる容器(C)を把持して容器載置台(30)
から取り出すとともに上記水滴除去手段(1)の作用位
置に移動、供給する容器移動手段(2)とから構成され
ている。
【0014】上記容器移動手段(2)は、第2の搬送ラ
イン(31)の上方から上記水滴除去手段(1)の上方
にかけての間で上下方向及び水平方向に移動するように
設けられ、基盤(3)と、この基盤(3)の下方に配設
された容器把持機構(4)とを備えている。容器把持機
構(4)は、第2の搬送ライン(31)の長手方向に沿
ってのびる下向きコ字状の支持体(5)と、この支持体
(5)の長手方向に沿って架け渡された容器把持部
(6)とから構成されている。
【0015】容器把持部(6)は、複数個(この実施例
では8個)の容器(C)を左右両側から挟持する左右一
対の把持部材(7)、(7)と、これら左右一対の把持
部材(7)、(7)をそれぞれ外側から支持する外枠
(8)と、この外枠(8)を介して左右一対の把持部材
(7)、(7)を開閉させる把持部材開閉用エアシリン
ダ(9)とを備えている。そして、上記左右一対の把持
部材(7)、(7)において互いに対向する面には、容
器(C)を挟持する際の位置決め用として容器(C)の
形状に合わせた凹部(7a)が設けられている。しかし
て、上記把持部材開閉用エアシリンダ(9)を同図中矢
印P方向に作動させることにより、左右一対の把持部材
(7)、(7)が、これらを外枠(8)に支持している
ロッド(8a)を介して開閉することとなる。また、こ
れら把持部材(7)、(7)を支持する外枠(8)に
は、同図中矢印Q方向に作動するロータリアクチュエー
タ(10)が上記支持体(5)を介して連結されてお
り、このロータリアクチュエータ(10)を作動させる
ことにより、容器把持部(6)全体が支持体(5)に支
持された状態で回動するようになっている。
【0016】また、上記基盤(3)には、上記容器把持
機構(4)を上下方向(矢印Z方向)に移動させるため
の上下動エアシリンダ(11)と、同じく容器把持機構
(4)を左右方向、すなわち第2の搬送ライン(31)
と直角に交わる方向(矢印X方向)に移動させるための
往復動エアシリンダ(12)とが設けられている。そし
て、これら上下動エアシリンダ(11)及び往復動エア
シリンダ(12)をそれぞれZ方向及びX方向に作動さ
せることにより、第2の搬送ライン(31)上の容器載
置台(30)から容器(C)を取り出す位置と後述する
水滴除去手段(1)の作用位置との間で、上記容器把持
機構(4)が断続的に移動するようになっている。
【0017】また、上記水滴除去手段(1)は、第2の
搬送ライン(31)に沿って片側(本実施例では第2の
搬送ライン(31)の内側)に配設されており、適宜間
隔をあけて並設された2本のエア吐出パイプ(13)、
(13)と、これらエア吐出パイプ(13)、(13)
に所定量のエアを供給するエア供給手段(図示せず)
と、2本のエア吐出パイプ(13)、(13)の下方に
設けられた直方体状の水滴受け器(14)とを備えてい
る。上記エア吐出パイプ(13)には、斜め下向きのエ
アを吐出するエア吐出孔(13a)が所定間隔をあけて
複数個(この実施例では8個)穿設されており、後述す
る水滴除去処理において2本のエア吐出パイプ(1
3)、(13)間に供給される複数個(同じく8個)の
棒状化粧料それぞれに対して斜め下向きのエアを吹きつ
けることができるようになっている。これら2本のエア
吐出パイプ(13)、(13)それぞれの両端部は支持
部材(15)、(15)によって支持され、これら支持
部材(15)、(15)が、上記水滴受け器(14)に
固定された支持ロッド(16)に摺動可能に支持されて
いる。そして、上記支持部材(15)の一方が、図中矢
印R方向に作動する前後動エアシリンダ(17)に連結
されており、この前後動エアシリンダ(17)を作動さ
せることにより、支持部材(15)及びこの支持部材
(15)に支持されているエア吐出パイプ(13)が長
手方向に沿って往復微動するようになっている。従っ
て、この前後動エアシリンダ(17)をエア供給手段と
連動させておけば、エア吐出孔(13a)からのエア吐
出に合わせてエア吐出パイプ(13)を往復微動させる
ことが可能となる。また、この水滴除去手段(1)にお
いては、水滴受け器(14)を上下動させることによ
り、全体の設置高さを調節することができるようになっ
ている。
【0018】なお、上記の水滴除去手段(1)と容器移
動手段(2)とからなる水滴除去装置が設置された位置
において、第2の搬送ライン(31)上を矢印L方向に
搬送される容器載置台(30)は、第2の搬送ライン
(31)上で矢印S方向に進退するエアシリンダからな
るストッパ(36)によって所定位置で停止され、後述
する水滴除去処理が完了するまでその位置で待機してい
る。
【0019】次に、上記のように構成された棒状化粧料
表面の水滴除去装置の作動について、その概略説明図で
ある図2から図6に基づき説明する。
【0020】まず、図2に示すように、棒状化粧料(1
8)の基端側が装填された容器(C)が載置されている
容器載置台(30)が第2の搬送ライン(31)上の所
定位置で停止され、この停止位置の上方で待機している
容器把持機構(4)が、上記把持部材開閉用エアシリン
ダ(9)の作動により左右一対の把持部材(7)、
(7)を開いた状態にするとともに、上記上下動エアシ
リンダ(11)の作動により容器載置台(30)に向け
て下降する(矢印)。
【0021】そして、図3に示すように、上記左右一対
の把持部材(7)、(7)が所定位置まで下降して位置
決めされたところで、矢印のように把持部材(7)を
閉じて容器載置台(30)に並べられている容器(C)
を挟持し、次いで容器把持機構(4)を上方に移動させ
る(矢印)ことにより、容器(C)を容器載置台(3
0)から抜き取る。このとき、容器載置台(30)に載
置されている複数個(本実施例では8個)の容器(C)
は、前述した把持部材(7)の複数個(同じく8個)の
凹部(7a)に挟持された状態で一斉に容器載置台(3
0)から抜き取られ、以下の処理についても同時に施さ
れることとなる。そして次に、上記往復動エアシリンダ
(12)を作動させることにより矢印のように容器把
持機構(4)を横方向に移動させるとともに、上記ロー
タリアクチュエータ(10)を回動させることにより容
器把持部(6)を反転させた状態にして水滴除去手段
(1)の上方で位置決めする。
【0022】次いで、図4に示すように、上記の反転動
作により棒状化粧料(18)の先端側が下向きになった
状態で容器把持機構(4)を下降させ(矢印)、棒状
化粧料(18)が水滴除去手段(1)の2本のエア吐出
パイプ(13)、(13)に挟まれる位置で容器把持機
構(4)を位置決めするとともに、エア吐出パイプ(1
3)に穿設されているエア吐出孔(13a)から斜め下
向きにエアを吐出させて棒状化粧料(18)に吹きつけ
る。すると、棒状化粧料(18)の表面に付着している
水滴は、棒状化粧料(18)の基端側から先端側へと移
動しながら水滴受け器(14)内に吹き落とされる。こ
のとき、2本のエア吐出パイプ(13)、(13)は、
上述の如く前後動エアシリンダ(17)の作動により支
持部材(15)を介して微動させられているため、吐出
エアが棒状化粧料(18)の表面に対して万遍なく吹き
つけられて効率的且つ確実な水滴除去が行われるように
なっている。そして、このエアの吹きつけを所定時間行
った後、容器把持機構(4)を上方に移動させて下降前
の位置に復帰させる(矢印)。
【0023】次に、図5に示すように、第2の搬送ライ
ン(31)の上で待機している容器載置台(30)の上
方に容器把持機構(4)を移動させ(矢印)、更に下
降させて(矢印)容器(C)を再び容器載置台(3
0)に載置する。
【0024】しかる後、図6に示すように、容器把持機
構(4)の把持部材(7)を開いて容器(C)の挟持を
解除し、容器把持機構(4)を上方に移動させて(矢印
)元の位置に戻す。そして、容器載置台(30)を第
2の搬送ライン(31)上で停止させているストッパ
(36)を解除し、容器載置台(30)を下流工程に搬
送するのである。
【0025】以上のように、この棒状化粧料表面の水滴
除去装置においては、先端側を下に向けた状態の棒状化
粧料(18)の表面に斜め下向きのエアを吹きつけるよ
うになっている。従って、棒状化粧料(18)の基端側
から先端側に向けて吹きつけられるエアに伴い棒状化粧
料(18)の表面に付着している水滴が確実に除去され
ることとなり、棒状化粧料(18)の表面にムラが発生
したり容器(C)の方に水滴が流れ落ちて容器(C)を
汚染したりする問題を解消することができる。また、2
本のエア吐出パイプ(13)が棒状化粧料(18)を挟
んだ状態で長手方向に微動しながらエアを吐出するよう
になっているため、棒状化粧料(18)の表面に対して
均一にエアを吹きつけることができ、効率良く短時間で
確実な水滴除去処理を施すことが可能となる。
【0026】なお、上記の実施例においては、8個の棒
状化粧料(18)を同時に扱って処理を施す例を挙げた
が、本発明の棒状化粧料表面の水滴除去装置は必ずしも
この例に限定されることはなく、例えば棒状化粧料(1
8)を1個づつ搬送しながら順次水滴除去の処理を行う
ようにしてもよい。しかしながら、処理能力を上げるこ
とを考えれば、上記実施例のように複数個の棒状化粧料
(18)を同時にハンドリングする機構とすることが好
ましい。また、エア吐出手段としては、上記実施例のよ
うに2本のエア吐出パイプ(13)にエア吐出孔(13
a)を並べて穿設したものを用いる代わりに、個別のエ
アノズルのようなものを用いることもできるが、エアの
安定供給、製作及びメンテナンスの容易性の点からは、
上記のエア吐出パイプ(13)を用いることが好適であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の棒状化
粧料表面の水滴除去装置によれば、棒状化粧料を搬送し
ながら、その表面に付着している水滴を確実に除去する
ことが可能となり、棒状化粧料の表面に水滴が残留する
ことに起因するムラ発生の問題を完全に解決することが
でき、且つ水滴が容器に付着し容器を汚染して商品価値
を損なわせるというような問題が生じることもない。ま
た、本発明の水滴除去装置は、装置全体の機構も簡単で
あり、各種の成型装置に組み込んで用いて棒状化粧料の
品質向上を図ることのできる極めて実用的なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状化粧料表面の水滴除去装置の一実
施例を示す外観斜視図である。
【図2】同実施例の棒状化粧料表面の水滴除去装置の作
動説明図である。
【図3】同実施例の棒状化粧料表面の水滴除去装置の作
動説明図である。
【図4】同実施例の棒状化粧料表面の水滴除去装置の作
動説明図である。
【図5】同実施例の棒状化粧料表面の水滴除去装置の作
動説明図である。
【図6】同実施例の棒状化粧料表面の水滴除去装置の作
動説明図である。
【図7】本発明の棒状化粧料表面の水滴除去装置を適用
する棒状化粧品の自動製造装置の一例を示す全体斜視図
である。
【符号の説明】
1 水滴除去手段 2 容器移動手段 4 容器把持機構 13 エア吐出手段 18 棒状化粧料 31 搬送手段 C 容器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型された棒状化粧料(18)の表面に
    付着した水滴を除去する装置であって、成型された棒状
    化粧料(18)の基端側が装填された容器(C)を搬送
    する搬送手段(31)と、この搬送手段(31)に沿っ
    て設けられた水滴除去手段(1)と、上記搬送手段(3
    1)により搬送された容器(C)を容器把持機構(4)
    により把持して棒状化粧料(18)の先端側を下向きに
    した状態で上記水滴除去手段(1)の作用位置に供給す
    る容器移動手段(2)とを備えてなり、上記水滴除去手
    段(1)が、先端側を下向きにされた状態で作用位置に
    供給された棒状化粧料(18)に対して斜め下向きのエ
    アを吹きつけるエア吐出手段(13)を備えることを特
    徴とする棒状化粧料表面の水滴除去装置。
  2. 【請求項2】 水滴除去手段(1)のエア吐出手段(1
    3)が、搬送手段(31)に沿って所定間隔をあけて並
    設された2本のエア吐出パイプ(13)、(13)から
    なり、これら2本のエア吐出パイプ(13)、(13)
    が、エアを斜め下向きに吐出するエア吐出口(13a)
    を長手方向に並べて複数個備えるとともに長手方向に往
    復微動可能であり、搬送手段(31)が、成型された棒
    状化粧料(18)の基端側が装填された複数個の容器
    (C)を容器載置台(30)に一列に載置した状態で搬
    送し、且つ容器移動手段(2)が、上記複数個の容器
    (C)を容器把持機構(4)により同時に把持して容器
    載置台(30)から抜き取るとともに下向きにして上記
    2本のエア吐出パイプ(13)、(13)の間に供給す
    る請求項1記載の棒状化粧料表面の水滴除去装置。
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