JPH0824661A - キシレン類の異性化触媒およびキシレン類の異性化方法 - Google Patents
キシレン類の異性化触媒およびキシレン類の異性化方法Info
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- JPH0824661A JPH0824661A JP6163658A JP16365894A JPH0824661A JP H0824661 A JPH0824661 A JP H0824661A JP 6163658 A JP6163658 A JP 6163658A JP 16365894 A JP16365894 A JP 16365894A JP H0824661 A JPH0824661 A JP H0824661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- zeolite
- catalyst
- xylene
- xylenes
- ethylbenzene
- Prior art date
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- Pending
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】全カチオンサイトの50%より少ないサイトが
水素イオンで交換されており、かつ主空洞の大きさが酸
素10員環からなるゼオライトを含むことを特徴とする
キシレン類の異性化触媒および該触媒を用いたキシレン
類の異性化方法。 【効果】本発明の触媒を用いてエチルベンゼンを含むキ
シレンの異性化を行うと、エチルベンゼンの脱アルキ
ル、及びオルソキシレン、メタキシレンのパラキシレン
への異性化をバランス良く達成でき、しかも、ベンゼン
環の水添分解もおさえられ、キシレン回収率が向上す
る。
水素イオンで交換されており、かつ主空洞の大きさが酸
素10員環からなるゼオライトを含むことを特徴とする
キシレン類の異性化触媒および該触媒を用いたキシレン
類の異性化方法。 【効果】本発明の触媒を用いてエチルベンゼンを含むキ
シレンの異性化を行うと、エチルベンゼンの脱アルキ
ル、及びオルソキシレン、メタキシレンのパラキシレン
への異性化をバランス良く達成でき、しかも、ベンゼン
環の水添分解もおさえられ、キシレン回収率が向上す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチルベンゼンを含む
キシレン類を水素の存在下で、気相にてある特定の触媒
と接触せしめ、キシレン類を異性化すると共にエチルベ
ンゼンを他の芳香族炭化水素に変換せしめることに係る
ものである。
キシレン類を水素の存在下で、気相にてある特定の触媒
と接触せしめ、キシレン類を異性化すると共にエチルベ
ンゼンを他の芳香族炭化水素に変換せしめることに係る
ものである。
【0002】
【従来の技術】キシレン混合物のうち、現在工業的に重
要なものは、p−キシレンとo−キシレンである。p−
キシレンは合成繊維ポリエステルの原料として、これま
でその需要は著しく増大してきた。今後もその傾向は変
わらないとものと予想される。o−キシレンはポリ塩化
ビニルの可塑剤フタル酸エステルの粗原料として利用さ
れている。しかしo−キシレンはp−キシレンに比べて
その需要が少ないのが現状である。一方m−キシレンの
工業的用途はほとんど無い。このことからo−キシレ
ン、m−キシレンをp−キシレンに変換することは工業
的に非常に重要なことである。
要なものは、p−キシレンとo−キシレンである。p−
キシレンは合成繊維ポリエステルの原料として、これま
でその需要は著しく増大してきた。今後もその傾向は変
わらないとものと予想される。o−キシレンはポリ塩化
ビニルの可塑剤フタル酸エステルの粗原料として利用さ
れている。しかしo−キシレンはp−キシレンに比べて
その需要が少ないのが現状である。一方m−キシレンの
工業的用途はほとんど無い。このことからo−キシレ
ン、m−キシレンをp−キシレンに変換することは工業
的に非常に重要なことである。
【0003】キシレン混合物はその沸点が接近している
ため、特にp−キシレンとm−キシレンとの間の沸点が
極めて近いため、蒸留法によりp-キシレン分離するのは
経済的に不利である。
ため、特にp−キシレンとm−キシレンとの間の沸点が
極めて近いため、蒸留法によりp-キシレン分離するのは
経済的に不利である。
【0004】従って、p−キシレンの工業的分離は融点
の差を利用する深冷分離によって行われてきた。深冷分
離法の場合は共晶点のため、1パス当たりのp−キシレ
ンの回収率には限界があり、せいぜい(60%)/1パ
スである。その結果、p−キシレンを回収した後のラフ
ィネート流体中のp−キシレン濃度はかなり高い。
の差を利用する深冷分離によって行われてきた。深冷分
離法の場合は共晶点のため、1パス当たりのp−キシレ
ンの回収率には限界があり、せいぜい(60%)/1パ
スである。その結果、p−キシレンを回収した後のラフ
ィネート流体中のp−キシレン濃度はかなり高い。
【0005】一方、特公昭49−17246,49−2
8181,50−10547,50−11343,51
−46093号公報などに示されるように新しい分離技
術として吸着分離法が開発された。この吸着分離法で
は、p−キシレンは1パスあたり100%回収可能とな
る。すなわち、吸着分離後のラフィネ−ト流体中のp−
キシレン濃度は極めて低く理論的には0となる。o−キ
シレンはこれまでのところ、一般に精密蒸留法によって
分離されている。このようにしてp−キシレン、o−キ
シレンを分離した残りのラフィネート流体は異性化工程
に送られ、m−キシレン及び/またはo−キシレンは熱
力学的平衡組成に近いp−キシレン濃度まで異性化さ
れ、その後新鮮な供給原料と混合して分離工程に送ら
れ、このサイクルが繰り返される。このような組み合わ
せプロセスにおいて、深冷分離によりp−キシレンを分
離した残りのラフィネート流体を異性化工程に供給する
場合には、前述したようにラフィネート流体中のp−キ
シレン濃度は相対的に高いが、p−キシレン吸着分離法
によって分離した後のラフィネート流体の場合は、p−
キシレン濃度は極めて低い。従って、異性化工程におけ
る反応は、後者の方がより大きな過酷度を要求される。
8181,50−10547,50−11343,51
−46093号公報などに示されるように新しい分離技
術として吸着分離法が開発された。この吸着分離法で
は、p−キシレンは1パスあたり100%回収可能とな
る。すなわち、吸着分離後のラフィネ−ト流体中のp−
キシレン濃度は極めて低く理論的には0となる。o−キ
シレンはこれまでのところ、一般に精密蒸留法によって
分離されている。このようにしてp−キシレン、o−キ
シレンを分離した残りのラフィネート流体は異性化工程
に送られ、m−キシレン及び/またはo−キシレンは熱
力学的平衡組成に近いp−キシレン濃度まで異性化さ
れ、その後新鮮な供給原料と混合して分離工程に送ら
れ、このサイクルが繰り返される。このような組み合わ
せプロセスにおいて、深冷分離によりp−キシレンを分
離した残りのラフィネート流体を異性化工程に供給する
場合には、前述したようにラフィネート流体中のp−キ
シレン濃度は相対的に高いが、p−キシレン吸着分離法
によって分離した後のラフィネート流体の場合は、p−
キシレン濃度は極めて低い。従って、異性化工程におけ
る反応は、後者の方がより大きな過酷度を要求される。
【0006】一般に、工業的に利用されるキシレン原料
はナフサを改質処理し、その後芳香族抽出及び分留によ
って得られる改質油系のキシレン、あるいはナフサの熱
分解により副生する分解ガソリンを芳香族抽出及び分留
によって得られる分解油系のキシレンである。分解油系
キシレンにおいて、特に特徴的なことはエチルベンゼン
の濃度が改質油系に比べて2倍以上も高いことである。
その代表的組成を表1に示す。
はナフサを改質処理し、その後芳香族抽出及び分留によ
って得られる改質油系のキシレン、あるいはナフサの熱
分解により副生する分解ガソリンを芳香族抽出及び分留
によって得られる分解油系のキシレンである。分解油系
キシレンにおいて、特に特徴的なことはエチルベンゼン
の濃度が改質油系に比べて2倍以上も高いことである。
その代表的組成を表1に示す。
【0007】
【表1】
【0008】この様に、一般にキシレン混合物にはエチ
ルベンゼンがかなりの量存在しているが、エチルベンゼ
ンを何らかの手段で除去しなければ分離工程と異性化工
程をリサイクルしていくにしたがってエチルベンゼンが
蓄積し、その濃度が増大していくという好まざる状況と
なる。このようなことから新鮮な供給原料として改質油
系キシレンが好ましく利用されているのが現状である
が、いずれにしてもエチルベンゼン濃度を低下させるこ
とが必要であり、いくつかの方法が工業的に実施され、
またいくつかの方法が提案されている。その方法として
大きく分類して、1つはエチルベンゼンをそのまま分離
するという方法であり、もう一つは反応により他の有用
な化合物に変換せしめる方法である。
ルベンゼンがかなりの量存在しているが、エチルベンゼ
ンを何らかの手段で除去しなければ分離工程と異性化工
程をリサイクルしていくにしたがってエチルベンゼンが
蓄積し、その濃度が増大していくという好まざる状況と
なる。このようなことから新鮮な供給原料として改質油
系キシレンが好ましく利用されているのが現状である
が、いずれにしてもエチルベンゼン濃度を低下させるこ
とが必要であり、いくつかの方法が工業的に実施され、
またいくつかの方法が提案されている。その方法として
大きく分類して、1つはエチルベンゼンをそのまま分離
するという方法であり、もう一つは反応により他の有用
な化合物に変換せしめる方法である。
【0009】エチルベンゼンを分離する方法として蒸留
法があげられる。この方法の場合、キシレン類との間の
沸点差が小さいため、超精密蒸留による必要があり、工
業的に莫大なる設備投資を要し、更に運転経費も高く、
経済的に不利な方法である。更に、特開昭52−102
23号公報などに示されるように、吸着分離法によりエ
チルベンゼンを分離しようとする提案もあるがその分離
性能充分満足のいくものではない。
法があげられる。この方法の場合、キシレン類との間の
沸点差が小さいため、超精密蒸留による必要があり、工
業的に莫大なる設備投資を要し、更に運転経費も高く、
経済的に不利な方法である。更に、特開昭52−102
23号公報などに示されるように、吸着分離法によりエ
チルベンゼンを分離しようとする提案もあるがその分離
性能充分満足のいくものではない。
【0010】エチルベンゼンを除去する他の方法とし
て、他の有用なる成分に変換せしめるいくつかの方法が
ある。その最も代表的な方法は、特公昭49−4660
6,49−47733,51−15044,51−36
253,特開昭54−16390号公報に示されている
ように、エチルベンゼンをキシレンに変換する方法であ
る。しかしこの方法では触媒中に極めて高価な貴金属で
ある白金を含有する事が必須である。
て、他の有用なる成分に変換せしめるいくつかの方法が
ある。その最も代表的な方法は、特公昭49−4660
6,49−47733,51−15044,51−36
253,特開昭54−16390号公報に示されている
ように、エチルベンゼンをキシレンに変換する方法であ
る。しかしこの方法では触媒中に極めて高価な貴金属で
ある白金を含有する事が必須である。
【0011】更にエチルベンゼンをキシレンに変換する
には、その間にナフテン、パラフィンのごとき非芳香族
成分の介在が反応メカニズム上必要であり、生成物中に
存在する濃度は数%から10数%の範囲に及んでいる。
さらにはエチルベンゼンの転化率は熱力学的平衡(表
2)によって律せられるため、その限界があるなどの欠
点がある。
には、その間にナフテン、パラフィンのごとき非芳香族
成分の介在が反応メカニズム上必要であり、生成物中に
存在する濃度は数%から10数%の範囲に及んでいる。
さらにはエチルベンゼンの転化率は熱力学的平衡(表
2)によって律せられるため、その限界があるなどの欠
点がある。
【0012】
【表2】
【0013】更に白金を用いる方法とは異なったメカニ
ズムでエチルベンゼンをキシレンにする方法が、特公昭
53−41658号公報に開示されている。この方法で
はZSM−5,ZSM−12,ZSM−21ゼオライト
を含有する触媒を用いているが、しかしこの方法ではキ
シレンの異性化が遅いという欠点がある。特にp−キシ
レン含量の低いキシレン類、例えばp−キシレンを吸着
分離したラフィネート流体を異性化させるには、m−キ
シレン更にはo−キシレンをもp−キシレンに高度に異
性化させる必要がある。この様なp−キシレン含量の低
いキシレン類を異性化するには、致命的な欠陥となる。
ズムでエチルベンゼンをキシレンにする方法が、特公昭
53−41658号公報に開示されている。この方法で
はZSM−5,ZSM−12,ZSM−21ゼオライト
を含有する触媒を用いているが、しかしこの方法ではキ
シレンの異性化が遅いという欠点がある。特にp−キシ
レン含量の低いキシレン類、例えばp−キシレンを吸着
分離したラフィネート流体を異性化させるには、m−キ
シレン更にはo−キシレンをもp−キシレンに高度に異
性化させる必要がある。この様なp−キシレン含量の低
いキシレン類を異性化するには、致命的な欠陥となる。
【0014】また、エチルベンゼンをキシレン以外の他
の成分に変える方法が特公昭53−41657,特開昭
52−148028号公報などに提案されている。この
方法はキシレンを異性化すると同時にエチルベンゼンを
不均化反応によりベンゼンとジエチルベンゼンに変換
し、キシレンとの大きな沸点差を利用して分離しようと
いうものである。このようにして得られたベンゼンは合
成繊維ナイロンの粗原料として大きな需要があるが、ジ
エチルベンゼンの需要はほとんどなく、さらに他の有用
な化合物に変換する必要があり経済的に不利である。
の成分に変える方法が特公昭53−41657,特開昭
52−148028号公報などに提案されている。この
方法はキシレンを異性化すると同時にエチルベンゼンを
不均化反応によりベンゼンとジエチルベンゼンに変換
し、キシレンとの大きな沸点差を利用して分離しようと
いうものである。このようにして得られたベンゼンは合
成繊維ナイロンの粗原料として大きな需要があるが、ジ
エチルベンゼンの需要はほとんどなく、さらに他の有用
な化合物に変換する必要があり経済的に不利である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、エチ
ルベンゼンをベンゼンに脱エチル化すると同時に、キシ
レンを高度に異性化し、しかもその反応の選択性を向上
することにより、芳香族炭化水素を変換する触媒及び方
法を提供することにある。
ルベンゼンをベンゼンに脱エチル化すると同時に、キシ
レンを高度に異性化し、しかもその反応の選択性を向上
することにより、芳香族炭化水素を変換する触媒及び方
法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、全カチオンサイトの50%より少ないサイ
トが水素イオンで交換されている主空洞の大きさが酸素
10員環からなるゼオライトを含むことを特徴とするキ
シレン類の異性化触媒及びこれを用いた異性化方法を提
供するものである。
するために、全カチオンサイトの50%より少ないサイ
トが水素イオンで交換されている主空洞の大きさが酸素
10員環からなるゼオライトを含むことを特徴とするキ
シレン類の異性化触媒及びこれを用いた異性化方法を提
供するものである。
【0017】本発明の触媒は全カチオンサイトの50%
より少ないサイトが水素イオンで交換されている主空洞
の大きさが酸素10員環からなるゼオライトを含むこと
を特徴とする。
より少ないサイトが水素イオンで交換されている主空洞
の大きさが酸素10員環からなるゼオライトを含むこと
を特徴とする。
【0018】全カチオンサイトの50%より少ないサイ
トが水素イオンで交換されているかどうかは、例えば原
子吸光法及び蛍光X線で測定する事ができる。あらかじ
め蛍光X線で存在するカチオンを測定する。触媒中のそ
のカチオンの量A(モル%)とナトリウム量B(モル
%)を原子吸光で定量する。触媒をナトリウムの塩の水
溶液で何度もイオン交換するかあるいは水酸化ナトリウ
ムで中和するなどしてカチオンサイトをほぼすべてナト
リウムイオンで交換したものを作り、蒸留水で充分洗浄
してからその中のそのカチオンの量Cとナトリウムイオ
ンの量D(モル%)を原子吸光で定量する。また触媒を
塩化アンモニウム水溶液で何度もイオン交換した後、焼
成してカチオンサイトをほぼすべて水素イオンにしたも
ののそのカチオンの量E(モル%)とナトリウムイオン
量F(モル%)を原子吸光で定量する。A,B,C、
D,E,Fの量はすべて絶乾ベースで求めた値である。
100×(1−(A+B−E−F)/(C+D−E−
F))を計算し(これをプロトン化率という)、これが
50より小さいかどうかで決める事ができる。これは触
媒成型品であっても、ゼオライトそのものでも測定でき
る。
トが水素イオンで交換されているかどうかは、例えば原
子吸光法及び蛍光X線で測定する事ができる。あらかじ
め蛍光X線で存在するカチオンを測定する。触媒中のそ
のカチオンの量A(モル%)とナトリウム量B(モル
%)を原子吸光で定量する。触媒をナトリウムの塩の水
溶液で何度もイオン交換するかあるいは水酸化ナトリウ
ムで中和するなどしてカチオンサイトをほぼすべてナト
リウムイオンで交換したものを作り、蒸留水で充分洗浄
してからその中のそのカチオンの量Cとナトリウムイオ
ンの量D(モル%)を原子吸光で定量する。また触媒を
塩化アンモニウム水溶液で何度もイオン交換した後、焼
成してカチオンサイトをほぼすべて水素イオンにしたも
ののそのカチオンの量E(モル%)とナトリウムイオン
量F(モル%)を原子吸光で定量する。A,B,C、
D,E,Fの量はすべて絶乾ベースで求めた値である。
100×(1−(A+B−E−F)/(C+D−E−
F))を計算し(これをプロトン化率という)、これが
50より小さいかどうかで決める事ができる。これは触
媒成型品であっても、ゼオライトそのものでも測定でき
る。
【0019】本発明の触媒のシリカ/アルミナ比は好ま
しくは35より小さい。
しくは35より小さい。
【0020】本発明触媒はつぎのように用いた場合最も
効果が大きい。パラキシレン濃度が平衡濃度より低いエ
チルベンゼンを含むキシレン類を主にエチルベンゼンの
脱アルキルを行う触媒層(a)と接触させた後に全カチ
オンサイトの50%より少ないサイトが水素イオンで交
換されている主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼ
オライトを含む本発明の触媒層(b)と接触せしめるこ
とが最も好ましい。
効果が大きい。パラキシレン濃度が平衡濃度より低いエ
チルベンゼンを含むキシレン類を主にエチルベンゼンの
脱アルキルを行う触媒層(a)と接触させた後に全カチ
オンサイトの50%より少ないサイトが水素イオンで交
換されている主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼ
オライトを含む本発明の触媒層(b)と接触せしめるこ
とが最も好ましい。
【0021】触媒層(a)に用いるゼオライトは脱アル
キル能を有するものであれば良い。主空洞の大きさが酸
素10員環からなるゼオライトが好ましく用いられる。
中でも、シリカ/アルミナ比が35以上のゼオライトが
特に好ましく用いられる。
キル能を有するものであれば良い。主空洞の大きさが酸
素10員環からなるゼオライトが好ましく用いられる。
中でも、シリカ/アルミナ比が35以上のゼオライトが
特に好ましく用いられる。
【0022】上記したような主空洞の大きさが酸素10
員環からなるゼオライトは、例えば、米国特許3894
106 号公報にその組成及び製造法が、Nature
271,30 March,437(1978)にその
結晶構造が記載されているZSM−5,英国特許133
4243 号公報に記載されているZSM−8,特公昭
53−23280号公報に記載されているZSM−1
1,米国特許4001346 号公報に記載されている
ZSM−21,特開昭53−144500 号公報に記
載されているZSM−35,特開昭51−67299号
公報に記載されているゼオライトゼータ1及び特開昭5
1−67298号公報に記載されているゼオライトゼー
タ3等である。
員環からなるゼオライトは、例えば、米国特許3894
106 号公報にその組成及び製造法が、Nature
271,30 March,437(1978)にその
結晶構造が記載されているZSM−5,英国特許133
4243 号公報に記載されているZSM−8,特公昭
53−23280号公報に記載されているZSM−1
1,米国特許4001346 号公報に記載されている
ZSM−21,特開昭53−144500 号公報に記
載されているZSM−35,特開昭51−67299号
公報に記載されているゼオライトゼータ1及び特開昭5
1−67298号公報に記載されているゼオライトゼー
タ3等である。
【0023】本発明に最も好ましく使われるゼオライト
は、特公昭61−8011 に記載された方法により合
成される。すなわちシリカ源、アルミナ源、アルカリ源
及び脂肪族カルボン酸もしくはその塩からなる水性反応
混合液を下記組成範囲 より好ましい範囲 SiO2 /Al2 O3 5〜500 5〜200 H2 O/SiO2 5〜500 10〜50 OH− /SiO2 0.01〜1.0 0.02〜0.8 A/Al2 O3 0.1〜200 0.5〜100 にはいるように調整し、結晶が生成するまで反応させる
ことにより製造できる。シリカ源としては、例えばシリ
カゾル、シリカゲル、シリカエローゲル、シリカヒドロ
ゲル、ケイ酸、ケイ酸エステル、ケイ酸ソーダ等が使用
される。
は、特公昭61−8011 に記載された方法により合
成される。すなわちシリカ源、アルミナ源、アルカリ源
及び脂肪族カルボン酸もしくはその塩からなる水性反応
混合液を下記組成範囲 より好ましい範囲 SiO2 /Al2 O3 5〜500 5〜200 H2 O/SiO2 5〜500 10〜50 OH− /SiO2 0.01〜1.0 0.02〜0.8 A/Al2 O3 0.1〜200 0.5〜100 にはいるように調整し、結晶が生成するまで反応させる
ことにより製造できる。シリカ源としては、例えばシリ
カゾル、シリカゲル、シリカエローゲル、シリカヒドロ
ゲル、ケイ酸、ケイ酸エステル、ケイ酸ソーダ等が使用
される。
【0024】アルミナ源としては、アルミン酸ソーダ、
硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、アルミナゾル、
アルミナゲル、活性化アルミナ、ガンマアルミナ、アル
ファアルミナ等が使用される。アルカリ源としては、カ
セイソーダ、カセイカリ等が使用されるが、好ましくは
カセイソーダである。これらのアルカリ源は系中にOH
− が好ましくは上記組成で存在するように添加され
る。
硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウム、アルミナゾル、
アルミナゲル、活性化アルミナ、ガンマアルミナ、アル
ファアルミナ等が使用される。アルカリ源としては、カ
セイソーダ、カセイカリ等が使用されるが、好ましくは
カセイソーダである。これらのアルカリ源は系中にOH
− が好ましくは上記組成で存在するように添加され
る。
【0025】脂肪族カルボン酸もしくはその塩として
は、炭素数1〜12,好ましくは3〜6のものであり具
体的には一塩基オキシカルボン酸であるグリコール酸、
乳酸、ヒドロアクリル酸、オキシ酪酸もしくはそれらの
塩、二塩基及び多塩基オキシカルボン酸であるタルトロ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸もしくはそれらの
塩、一塩基カルボン酸例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、アクリル酸、クロトン酸、メタクリ
ル酸もしくはそれらの塩、二塩基及び多塩基カルボン
酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸もしくはそれら
の塩が使用される。塩としては水溶性の塩が好ましい。
これらの脂肪族カルボン酸もしくはその塩は、便宜1種
または2種以上使用しても良い。
は、炭素数1〜12,好ましくは3〜6のものであり具
体的には一塩基オキシカルボン酸であるグリコール酸、
乳酸、ヒドロアクリル酸、オキシ酪酸もしくはそれらの
塩、二塩基及び多塩基オキシカルボン酸であるタルトロ
ン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸もしくはそれらの
塩、一塩基カルボン酸例えばギ酸、酢酸、プロピオン
酸、酪酸、吉草酸、アクリル酸、クロトン酸、メタクリ
ル酸もしくはそれらの塩、二塩基及び多塩基カルボン
酸、例えばシュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、マレイン酸、フマル酸もしくはそれら
の塩が使用される。塩としては水溶性の塩が好ましい。
これらの脂肪族カルボン酸もしくはその塩は、便宜1種
または2種以上使用しても良い。
【0026】かくの如くして調製された水性反応混合物
はできるだけ均一なスラリー状にし密閉容器、例えば鉄
製、ステンレス製、あるいはテフロンで内張されたオー
トクレーブの中に入れて、結晶化される。結晶化のため
の反応条件は、反応温度80〜250℃、好ましくは1
00〜200℃であり反応時間は5時間から30日間、
好ましくは10時間から10日間である。反応混合物は
結晶化を行っている間、連続的にあるいは定期的に撹拌
し、均一な状態に保つのが好ましい。結晶化した反応生
成物は、冷却後密閉容器から取り出され、水洗、濾過さ
れ必要によって乾燥される。このようにして合成された
ゼオライトの代表的なX線回折パターンは、表3の通り
である。
はできるだけ均一なスラリー状にし密閉容器、例えば鉄
製、ステンレス製、あるいはテフロンで内張されたオー
トクレーブの中に入れて、結晶化される。結晶化のため
の反応条件は、反応温度80〜250℃、好ましくは1
00〜200℃であり反応時間は5時間から30日間、
好ましくは10時間から10日間である。反応混合物は
結晶化を行っている間、連続的にあるいは定期的に撹拌
し、均一な状態に保つのが好ましい。結晶化した反応生
成物は、冷却後密閉容器から取り出され、水洗、濾過さ
れ必要によって乾燥される。このようにして合成された
ゼオライトの代表的なX線回折パターンは、表3の通り
である。
【0027】X線回折パターンの測定は通常の方法にし
たがって行った。すなわちX線照射は銅のK−α線によ
り記録装置付きのガイガー、カウンター分光器を用い回
折パターンを得る。この回折パターンから相対強度10
0I/I0 (I0 は最も強い線)及び格子面間隔d(単
位nm)を求める。
たがって行った。すなわちX線照射は銅のK−α線によ
り記録装置付きのガイガー、カウンター分光器を用い回
折パターンを得る。この回折パターンから相対強度10
0I/I0 (I0 は最も強い線)及び格子面間隔d(単
位nm)を求める。
【0028】
【表3】 合成されたゼオライトは通常バインダーと混合した後押
し出し成型により成型される。バインダーとしてはアル
ミナゾル、アルミナゲル、シリカゾル、チタニアゾル、
ジルコニアゾルなど無機酸化物の微粒子やカオリン、ベ
ントナイト、モンモリロナイト等の粘土類が通常用いら
れる。バインダーの添加量は70%以下、好ましくは4
0%以下である。バインダー以外に、アルミナ、シリ
カ、ジルコニア、チタニア等の無機酸化物の粉末も成型
性の改善の目的や、水添金属成分の良好な担体として、
添加されることもある。このような押し出し成型以外に
も圧縮成型等を用いても良い。
し出し成型により成型される。バインダーとしてはアル
ミナゾル、アルミナゲル、シリカゾル、チタニアゾル、
ジルコニアゾルなど無機酸化物の微粒子やカオリン、ベ
ントナイト、モンモリロナイト等の粘土類が通常用いら
れる。バインダーの添加量は70%以下、好ましくは4
0%以下である。バインダー以外に、アルミナ、シリ
カ、ジルコニア、チタニア等の無機酸化物の粉末も成型
性の改善の目的や、水添金属成分の良好な担体として、
添加されることもある。このような押し出し成型以外に
も圧縮成型等を用いても良い。
【0029】上記のように成型された触媒は、そのまま
では固体酸性を持たない。芳香族炭化水素の変換反応に
用いるに当たってゼオライトに固体酸性を付与せしめ、
酸型にすることが必要である。酸型のゼオライトは良く
知られているようにゼオライト中のカチオンとして水素
イオンまたは希土類イオン、アルカリ土類金属イオン等
の2価以上の多価カチオンを有するものであり、これら
は通常ナトリウムイオン等の1価のアルカリ金属イオン
の少なくとも一部を水素イオン、アンモニウムイオン、
又は多価カチオンでイオン交換した後焼成することによ
り得られる。
では固体酸性を持たない。芳香族炭化水素の変換反応に
用いるに当たってゼオライトに固体酸性を付与せしめ、
酸型にすることが必要である。酸型のゼオライトは良く
知られているようにゼオライト中のカチオンとして水素
イオンまたは希土類イオン、アルカリ土類金属イオン等
の2価以上の多価カチオンを有するものであり、これら
は通常ナトリウムイオン等の1価のアルカリ金属イオン
の少なくとも一部を水素イオン、アンモニウムイオン、
又は多価カチオンでイオン交換した後焼成することによ
り得られる。
【0030】アンモニウムによるイオン交換は通常ゼオ
ライトまたは成型体をアンモニウム塩化合物の水溶液と
接触することにより達成できる。アンモニウム塩化合物
としては,硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、アンモニア水等の如
き無機アンモニウム塩あるいはギ酸アンモニウム、酢酸
アンモニウム、クエン酸アンモニウム等の如き有機酸の
アンモニウム塩も同様に使用できるがより好ましくは無
機アンモニウム塩である。使用されるアンモニウム塩の
濃度は、好ましくは0.05から4規定の溶液が用いら
れるが、より好ましくは約0.1から0.5規定であ
る。水素イオンを直接導入する場合は、特に限定されな
いが、通常向き酸水溶液と接触させる。酸及び/または
アンモニウム塩溶液によりゼオライトをイオン交換処理
する方法として、バッチ式あるいは流通式いずれの方法
も好ましく用いられる。バッチ式で処理する場合には、
固液比はゼオライトが液と充分接触できる量以上、約1
リットル/kg以上が好ましい。処理時間は0.1から
72時間で充分であり、好ましくは0.5から24時間
である。処理温度は沸点以下であればよいが、イオン交
換速度を促進するために加温するのが好ましい。流通式
で処理する場合は固定床方式、流動床方式等が利用でき
るが、流体の偏流が起きないように、あるいはイオン交
換処理が不均一にならないように注意する必要がある。
イオン交換処理されたゼオライトは、その後水洗され
る。水洗液としては、好ましくはイオン交換水又は蒸留
水が使用され、水洗はバッチ式、あるいは流通式いずれ
でも良い。
ライトまたは成型体をアンモニウム塩化合物の水溶液と
接触することにより達成できる。アンモニウム塩化合物
としては,硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硫酸
アンモニウム、炭酸アンモニウム、アンモニア水等の如
き無機アンモニウム塩あるいはギ酸アンモニウム、酢酸
アンモニウム、クエン酸アンモニウム等の如き有機酸の
アンモニウム塩も同様に使用できるがより好ましくは無
機アンモニウム塩である。使用されるアンモニウム塩の
濃度は、好ましくは0.05から4規定の溶液が用いら
れるが、より好ましくは約0.1から0.5規定であ
る。水素イオンを直接導入する場合は、特に限定されな
いが、通常向き酸水溶液と接触させる。酸及び/または
アンモニウム塩溶液によりゼオライトをイオン交換処理
する方法として、バッチ式あるいは流通式いずれの方法
も好ましく用いられる。バッチ式で処理する場合には、
固液比はゼオライトが液と充分接触できる量以上、約1
リットル/kg以上が好ましい。処理時間は0.1から
72時間で充分であり、好ましくは0.5から24時間
である。処理温度は沸点以下であればよいが、イオン交
換速度を促進するために加温するのが好ましい。流通式
で処理する場合は固定床方式、流動床方式等が利用でき
るが、流体の偏流が起きないように、あるいはイオン交
換処理が不均一にならないように注意する必要がある。
イオン交換処理されたゼオライトは、その後水洗され
る。水洗液としては、好ましくはイオン交換水又は蒸留
水が使用され、水洗はバッチ式、あるいは流通式いずれ
でも良い。
【0031】この様にして、ゼオライトに水素イオン及
び/または水素イオン前駆体であるアンモニウムイオン
が導入され、焼成して固体酸性が付与される。本発明触
媒に用いられるゼオライトの場合、そのようなカチオン
としてリチウムイオンが好ましく用いられる。
び/または水素イオン前駆体であるアンモニウムイオン
が導入され、焼成して固体酸性が付与される。本発明触
媒に用いられるゼオライトの場合、そのようなカチオン
としてリチウムイオンが好ましく用いられる。
【0032】この様に水素イオン以外のカチオンサイト
が少なくとも一部がリチウムイオンで交換されているゼ
オライトを得る方法としては、特に限定されないが、例
えば成型したゼオライトに前述の水素イオン及び/また
は水素イオン前駆体であるアンモニウムイオンを導入す
るイオン交換処理と同時にまたはその前もしくはその後
に、リチウムイオンを導入するイオン交換処理する方法
が挙げられる。このリチウムイオンを導入するイオン交
換処理は一般に水溶液で行われる。リチウムイオンは無
機塩例えば硝酸塩、塩化物、硫酸塩で使用されるのが一
般的である。
が少なくとも一部がリチウムイオンで交換されているゼ
オライトを得る方法としては、特に限定されないが、例
えば成型したゼオライトに前述の水素イオン及び/また
は水素イオン前駆体であるアンモニウムイオンを導入す
るイオン交換処理と同時にまたはその前もしくはその後
に、リチウムイオンを導入するイオン交換処理する方法
が挙げられる。このリチウムイオンを導入するイオン交
換処理は一般に水溶液で行われる。リチウムイオンは無
機塩例えば硝酸塩、塩化物、硫酸塩で使用されるのが一
般的である。
【0033】前述したような、パラキシレン濃度が平衡
濃度より低いエチルベンゼンを含むキシレン類を主にエ
チルベンゼンの脱アルキルを行う触媒層(a)と接触さ
せた後に全カチオンサイトの50%より少ないサイトが
水素イオンで交換されている主空洞の大きさが酸素10
員環からなるゼオライトを含む本発明の触媒層(b)と
接触せしめる異性化方法の場合の触媒層(a)のゼオラ
イトも上記と同様に水素イオンを導入する。水素イオン
以外のカチオンとしては、バリウムイオン、ストロンチ
ウムイオンが好ましく用いられる。
濃度より低いエチルベンゼンを含むキシレン類を主にエ
チルベンゼンの脱アルキルを行う触媒層(a)と接触さ
せた後に全カチオンサイトの50%より少ないサイトが
水素イオンで交換されている主空洞の大きさが酸素10
員環からなるゼオライトを含む本発明の触媒層(b)と
接触せしめる異性化方法の場合の触媒層(a)のゼオラ
イトも上記と同様に水素イオンを導入する。水素イオン
以外のカチオンとしては、バリウムイオン、ストロンチ
ウムイオンが好ましく用いられる。
【0034】触媒層(a)のゼオライトはヘテロポリ酸
で処理するとキシレン回収率が向上するので好ましく行
われる。ヘテロポリ酸とは例えばリンタングステン酸、
ケイタングステン酸、リンモリブデン酸、ケイモリブデ
ン酸などである。これらの処理はイオン交換処理と同時
にまたはその前もしくはその後に行われる。処理は通常
水溶液で行われる。
で処理するとキシレン回収率が向上するので好ましく行
われる。ヘテロポリ酸とは例えばリンタングステン酸、
ケイタングステン酸、リンモリブデン酸、ケイモリブデ
ン酸などである。これらの処理はイオン交換処理と同時
にまたはその前もしくはその後に行われる。処理は通常
水溶液で行われる。
【0035】本発明の触媒及び触媒層(a)の触媒には
水添金属成分を含ませることが好ましい。最も好ましく
用いられる水添金属成分はレニウムである。これらの金
属の添加方法としては、混練り法、含浸法、粉体同志の
物理的混合法などを挙げる事ができる。レニウムとして
使用できるのは酸化レニウム、過レニウム酸、過レニウ
ム酸アンモニウム、硫化レニウム等を挙げる事ができ
る。レニウムの添加効果が期待できる量は触媒全体の重
量に対し、元素状として0.005重量%以上である。
しかし添加量が多すぎると水添分解反応などの副反応が
併発するので3重量%以下好ましくは1重量%以下であ
る。この最適値は水添金属成分の種類、反応条件によっ
て異なる。
水添金属成分を含ませることが好ましい。最も好ましく
用いられる水添金属成分はレニウムである。これらの金
属の添加方法としては、混練り法、含浸法、粉体同志の
物理的混合法などを挙げる事ができる。レニウムとして
使用できるのは酸化レニウム、過レニウム酸、過レニウ
ム酸アンモニウム、硫化レニウム等を挙げる事ができ
る。レニウムの添加効果が期待できる量は触媒全体の重
量に対し、元素状として0.005重量%以上である。
しかし添加量が多すぎると水添分解反応などの副反応が
併発するので3重量%以下好ましくは1重量%以下であ
る。この最適値は水添金属成分の種類、反応条件によっ
て異なる。
【0036】以上のようにしてゼオライトを合成し、成
型し、イオン交換処理し、水添金属を付加した触媒は、
引き続き乾燥され、その後焼成される。乾燥は50〜2
50℃で0.1時間以上、好ましくは0.5〜48時間
行われる。焼成は300〜700℃で0.1時間以上、
好ましくは400〜600℃で0.5〜24時間行われ
る。尚、このような焼成によって、イオン交換処理で導
入されたアンモニウムイオンは水素イオンに変換しさら
には水素イオンは更に焼成温度を上げていくと脱カチオ
ン型に変換していくが、勿論このようになった触媒も充
分使用可能である。
型し、イオン交換処理し、水添金属を付加した触媒は、
引き続き乾燥され、その後焼成される。乾燥は50〜2
50℃で0.1時間以上、好ましくは0.5〜48時間
行われる。焼成は300〜700℃で0.1時間以上、
好ましくは400〜600℃で0.5〜24時間行われ
る。尚、このような焼成によって、イオン交換処理で導
入されたアンモニウムイオンは水素イオンに変換しさら
には水素イオンは更に焼成温度を上げていくと脱カチオ
ン型に変換していくが、勿論このようになった触媒も充
分使用可能である。
【0037】パラキシレン濃度が平衡濃度より低いエチ
ルベンゼンを含むキシレン類を主にエチルベンゼンの脱
アルキルを行う触媒層(a)と接触させた後に全カチオ
ンサイトの50%より少ないサイトが水素イオンで交換
されている主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼオ
ライトを含む本発明の触媒層(b)と接触せしめる異性
化方法の場合、触媒層(a)のゼオライト(A)と触媒
層(b)のゼオライト(B)の触媒中の存在比は両触媒
の活性のバランスによって決めなければならない。例え
ば、両ゼオライトの等量混合物を用いて反応させたと
き、エチルベンゼン転化率が不足していればゼオライト
Bに対してゼオライト(A)の量を多くして用いれば良
い。ゼオライト(A)とゼオライト(B)はそれぞれ調
製条件を変える事により、活性をコントロールできるの
で、一概にゼオライトの最適混合比は決まらない。
ルベンゼンを含むキシレン類を主にエチルベンゼンの脱
アルキルを行う触媒層(a)と接触させた後に全カチオ
ンサイトの50%より少ないサイトが水素イオンで交換
されている主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼオ
ライトを含む本発明の触媒層(b)と接触せしめる異性
化方法の場合、触媒層(a)のゼオライト(A)と触媒
層(b)のゼオライト(B)の触媒中の存在比は両触媒
の活性のバランスによって決めなければならない。例え
ば、両ゼオライトの等量混合物を用いて反応させたと
き、エチルベンゼン転化率が不足していればゼオライト
Bに対してゼオライト(A)の量を多くして用いれば良
い。ゼオライト(A)とゼオライト(B)はそれぞれ調
製条件を変える事により、活性をコントロールできるの
で、一概にゼオライトの最適混合比は決まらない。
【0038】以上のように調製された触媒は、次のよう
な反応条件のもとで使用される。即ち反応操作温度は3
00〜600℃、好ましくは、350〜550℃であ
る。反応操作圧力は大気圧から10MPa、好ましくは
大気圧から5MPaである。反応の接触時間を意味する
タイム・ファクターW/F(g−cat*hr/g−m
ol供給原料)(W:触媒重量、F:1時間当たりのモ
ル供給原料)は0.1〜200好ましくは1〜100で
ある。反応系の水素は必須である。水素濃度が低すぎる
とエチルベンゼンの脱エチル反応が充分に進行しない
し、更には触媒上への単素質の沈着により、活性の経時
劣化をもたらす。逆に水素濃度を過度に高くすると水添
分解反応が増大するので好ましくない。水素濃度は反応
系における水素と供給原料のモル比(水素/F)で表し
て1〜50である。この最適値は水添金属の種類と量に
よって異なる。
な反応条件のもとで使用される。即ち反応操作温度は3
00〜600℃、好ましくは、350〜550℃であ
る。反応操作圧力は大気圧から10MPa、好ましくは
大気圧から5MPaである。反応の接触時間を意味する
タイム・ファクターW/F(g−cat*hr/g−m
ol供給原料)(W:触媒重量、F:1時間当たりのモ
ル供給原料)は0.1〜200好ましくは1〜100で
ある。反応系の水素は必須である。水素濃度が低すぎる
とエチルベンゼンの脱エチル反応が充分に進行しない
し、更には触媒上への単素質の沈着により、活性の経時
劣化をもたらす。逆に水素濃度を過度に高くすると水添
分解反応が増大するので好ましくない。水素濃度は反応
系における水素と供給原料のモル比(水素/F)で表し
て1〜50である。この最適値は水添金属の種類と量に
よって異なる。
【0039】供給原料としては、エチルベンゼンを含む
キシレン混合物が用いられるが、キシレン混合物中での
エチルベンゼン濃度に特に制限はない。キシレン混合物
中におけるパラキシレン濃度は、通常、熱力学的平衡濃
度以下のものが使用される。供給原料には他の芳香族成
分例えばベンゼン、トルエン、トリメチルベンゼン、エ
チルトルエン、ジエチルベンゼン、エチルキシレン等を
含んでいても構わない。 以下本発明を実施例により説
明する。
キシレン混合物が用いられるが、キシレン混合物中での
エチルベンゼン濃度に特に制限はない。キシレン混合物
中におけるパラキシレン濃度は、通常、熱力学的平衡濃
度以下のものが使用される。供給原料には他の芳香族成
分例えばベンゼン、トルエン、トリメチルベンゼン、エ
チルトルエン、ジエチルベンゼン、エチルキシレン等を
含んでいても構わない。 以下本発明を実施例により説
明する。
【0040】実施例1 特開昭59−62347実施例1に記載されている方法
で、シリカ/アルミナ比50のゼオライトを調製した。
得られた生成物は表3に示すようなX線回折パターンを
有するゼオライトであった。
で、シリカ/アルミナ比50のゼオライトを調製した。
得られた生成物は表3に示すようなX線回折パターンを
有するゼオライトであった。
【0041】実施例2 反応混合物の組成を SiO2 /Al2 O3 25 H2 O/SiO2 20 OH- /SiO2 0.17 A/Al2 O3 2.5 (Aは酒石酸) になるように、原料の添加量を調整した以外は、実施例
1と同様にゼオライトを合成した。生成したゼオライト
のシリカ/アルミナ比は約20であった。得られたゼオ
ライトは表3に示すようなX線回折パターンが得られ
た。
1と同様にゼオライトを合成した。生成したゼオライト
のシリカ/アルミナ比は約20であった。得られたゼオ
ライトは表3に示すようなX線回折パターンが得られ
た。
【0042】実施例3 実施例1で合成したゼオライトをアルミナと混ぜて押し
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に成型品
重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに対して
20重量%の硝酸バリウムと44重量%の塩化アンモニ
ウムを添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水
で充分に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当
のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で1
時間焼成した焼成した。以下これを触媒Aという。
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に成型品
重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに対して
20重量%の硝酸バリウムと44重量%の塩化アンモニ
ウムを添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水
で充分に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当
のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で1
時間焼成した焼成した。以下これを触媒Aという。
【0043】実施例4 実施例2で合成したゼオライトに対してアルミナとして
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
3重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水を
添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充分
に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のRe
を担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で焼成し
た。以下これを触媒Bという。この触媒のプロトン化率
は35%であった。
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
3重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水を
添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充分
に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のRe
を担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で焼成し
た。以下これを触媒Bという。この触媒のプロトン化率
は35%であった。
【0044】触媒A:B=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0045】反応温度394℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.3%,キシレン(XY)回収率99.4
%、エタン以外の非芳香族成分0.30%であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.3%,キシレン(XY)回収率99.4
%、エタン以外の非芳香族成分0.30%であった。
【0046】比較例1 実施例2で合成したゼオライトに対してアルミナとして
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
5重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水を
添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充分
に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のRe
を担持し、120℃で一晩乾燥後520℃で1時間焼成
した。以下これを触媒Cという。この触媒のプロトン化
率は55%であった。
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
5重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水を
添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充分
に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のRe
を担持し、120℃で一晩乾燥後520℃で1時間焼成
した。以下これを触媒Cという。この触媒のプロトン化
率は55%であった。
【0047】触媒A:C=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0048】反応温度382℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.7%,キシレン(XY)回収率98.6
%、エタン以外の非芳香族成分0.42%であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.7%,キシレン(XY)回収率98.6
%、エタン以外の非芳香族成分0.42%であった。
【0049】実施例5 実施例1で合成したゼオライトをアルミナと混ぜて押し
だし成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して60重量%の硝酸バリウムと10重量%の塩化ア
ンモニウムを添加し、80℃で4時間処理した。80℃
の温水で充分に水洗した後、成型品に対して0.2重量
%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、520
℃で1時間焼成した。以下これを触媒Dという。
だし成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して60重量%の硝酸バリウムと10重量%の塩化ア
ンモニウムを添加し、80℃で4時間処理した。80℃
の温水で充分に水洗した後、成型品に対して0.2重量
%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、520
℃で1時間焼成した。以下これを触媒Dという。
【0050】実施例6 実施例2で合成したゼオライトに対してアルミナとして
15%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し成型
した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成し
た成型品に、成型品重量の2倍の10%硝酸リチウム水
溶液を加え、80℃で1時間処理を5回繰り返した後、
成型品に含まれるゼオライトに対して1%の塩化アンモ
ニウムと成型品重量の2倍の水を添加し、80℃で4時
間処理した。80℃の温水で充分に水洗した後、成型品
に対して0.2%相当のReを担持し、120℃で一晩
乾燥後、520℃で焼成した。以下これを触媒Eとい
う。この触媒のプロトン化率は32%であった。
15%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し成型
した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成し
た成型品に、成型品重量の2倍の10%硝酸リチウム水
溶液を加え、80℃で1時間処理を5回繰り返した後、
成型品に含まれるゼオライトに対して1%の塩化アンモ
ニウムと成型品重量の2倍の水を添加し、80℃で4時
間処理した。80℃の温水で充分に水洗した後、成型品
に対して0.2%相当のReを担持し、120℃で一晩
乾燥後、520℃で焼成した。以下これを触媒Eとい
う。この触媒のプロトン化率は32%であった。
【0051】触媒D:E=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0052】反応温度398℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.3
%、エタン以外の非芳香族成分0.25%であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.3
%、エタン以外の非芳香族成分0.25%であった。
【0053】比較例2 実施例2で合成したゼオライトに対してアルミナとして
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押しだし
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
10重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水
を添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充
分に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のR
eを担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で1時間
焼成した。以下これを触媒Fという。この触媒のプロト
ン化率は80%であった。
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押しだし
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品に含まれるゼオライトに対して
10重量%の塩化アンモニウムと成型品重量の2倍の水
を添加し、80℃で4時間処理した。80℃の温水で充
分に水洗した後、成型品に対して0.2重量%相当のR
eを担持し、120℃で一晩乾燥後、520℃で1時間
焼成した。以下これを触媒Fという。この触媒のプロト
ン化率は80%であった。
【0054】触媒D:F=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0055】反応温度358℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.8%,キシレン(XY)回収率95.7%
であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.8%,キシレン(XY)回収率95.7%
であった。
【0056】実施例7 実施例2で合成したゼオライトに対してアルミナとして
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品重量の2倍の10%硝酸リチウ
ム水溶液を加え、80℃で1時間処理を5回繰り返した
後、成型品に含まれるゼオライトに対して3%の塩化ア
ンモニウムと触媒の重量の2倍の水を添加し、80℃で
4時間処理した。80℃の温水で充分に水洗した後、成
型品に対して0.2重量%相当のReを担持し、120
℃で一晩乾燥後、520℃で1時間焼成した。以下これ
を触媒Gという。この触媒のプロトン化率は45%であ
った。
15重量%になるようにアルミナゾルを添加し押し出し
成型した。120℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼
成した成型品に、成型品重量の2倍の10%硝酸リチウ
ム水溶液を加え、80℃で1時間処理を5回繰り返した
後、成型品に含まれるゼオライトに対して3%の塩化ア
ンモニウムと触媒の重量の2倍の水を添加し、80℃で
4時間処理した。80℃の温水で充分に水洗した後、成
型品に対して0.2重量%相当のReを担持し、120
℃で一晩乾燥後、520℃で1時間焼成した。以下これ
を触媒Gという。この触媒のプロトン化率は45%であ
った。
【0057】触媒A:G=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0058】反応温度394℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.5%
であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.5%
であった。
【0059】実施例8 実施例1で合成したゼオライトをアルミナと混ぜて押し
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して20重量%の硝酸バリウムと10重量%のリンタ
ングステン酸を加え、80℃で4時間処理した後、水洗
し、成型品重量の2倍の水とゼオライトに対して40重
量%の塩化アンモニウムを添加し、80℃で4時間処理
した。80℃の温水で充分に水洗した後、触媒に対して
0.2重量%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥
後、520℃で焼成した。以下これを触媒Hという。
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して20重量%の硝酸バリウムと10重量%のリンタ
ングステン酸を加え、80℃で4時間処理した後、水洗
し、成型品重量の2倍の水とゼオライトに対して40重
量%の塩化アンモニウムを添加し、80℃で4時間処理
した。80℃の温水で充分に水洗した後、触媒に対して
0.2重量%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥
後、520℃で焼成した。以下これを触媒Hという。
【0060】触媒H:E=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0061】反応温度401℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.6%
であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.6%
であった。
【0062】実施例9 実施例1で合成したゼオライトをアルミナと混ぜて押し
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して20重量%の硝酸ストロンチウムと40重量%の
塩化アンモニウムを添加し、80℃で4時間処理した。
80℃の温水で充分に水洗した後、成型品に対して0.
2重量%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、
520℃で1時間焼成した。以下これを触媒Iという。
出し成型した。絶乾ベースでゼオライト:アルミナ=2
5:75の組成比の混合物に対してアルミナとして15
重量%含むようにアルミナゾルを加え成型した。120
℃で一晩乾燥後、500℃で2時間焼成した成型品に、
成型品重量の2倍の水と成型品に含まれるゼオライトに
対して20重量%の硝酸ストロンチウムと40重量%の
塩化アンモニウムを添加し、80℃で4時間処理した。
80℃の温水で充分に水洗した後、成型品に対して0.
2重量%相当のReを担持し、120℃で一晩乾燥後、
520℃で1時間焼成した。以下これを触媒Iという。
【0063】触媒I:E=8:2の割合で、流通式反応
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
装置に充填した。以下の反応条件で反応を行った。
【0064】反応温度394℃、W/F=30g・h/
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.4%
であった。
mol,H2 /F=3.5mol/mol,圧力1MP
a,フィード組成エチルベンゼン(EB)8%,パラキ
シレン(PX)1%,オルソキシレン(OX)29%,
メタキシレン(MX)60%、トルエン(TL)2% 反応結果はEB転化率65%,PX/(PX+OX+M
X)=23.4%,キシレン(XY)回収率99.4%
であった。
【0065】
【発明の効果】本発明の触媒を用いてエチルベンゼンを
含むキシレンの異性化を行うと、エチルベンゼンの脱ア
ルキル、及びオルソキシレン、メタキシレンのパラキシ
レンへの異性化をバランス良く達成でき、しかも、ベン
ゼン環の水添分解もおさえられ、キシレン回収率が向上
する。
含むキシレンの異性化を行うと、エチルベンゼンの脱ア
ルキル、及びオルソキシレン、メタキシレンのパラキシ
レンへの異性化をバランス良く達成でき、しかも、ベン
ゼン環の水添分解もおさえられ、キシレン回収率が向上
する。
Claims (14)
- 【請求項1】全カチオンサイトの50%より少ないサイ
トが水素イオンで交換されており、かつ主空洞の大きさ
が酸素10員環からなるゼオライトを含むことを特徴と
するキシレン類の異性化触媒。 - 【請求項2】主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼ
オライトが格子面間隔d(nm)表示で、1.12±
0.02,1.01±0,02,0.386±0.00
8,0.372±0.008及び0.365±0.00
8の位置にピークを有するX線回折パターンを示すこと
を特徴とする請求項1に記載のキシレン類の異性化触
媒。 - 【請求項3】レニウム成分を含むことを特徴とする請求
項1に記載のキシレン類の異性化触媒。 - 【請求項4】ゼオライトのシリカ/アルミナ比が35よ
り小さいことを特徴とする請求項1または2に記載のキ
シレン類の異性化触媒。 - 【請求項5】水素イオン以外のカチオンサイトの少なく
とも一部がリチウムで交換されていることを特徴とする
請求項1に記載のキシレン類の異性化触媒。 - 【請求項6】全カチオンサイトの50%より少ないサイ
トが水素イオンで交換されており、かつ主空洞の大きさ
が酸素10員環からなるゼオライトを含む触媒とパラキ
シレン濃度が平衡濃度より低いエチルベンゼンを含むキ
シレン類を接触させることを特徴とするキシレン類の異
性化方法。 - 【請求項7】主空洞の大きさが酸素10員環からなるゼ
オライトが格子面間隔d(nm)表示で、1.12±
0.02,1.01±0,02,0.386±0.00
8,0.372±0.008及び0.365±0.00
8の位置にピークを有するX線回折パターンを示すこと
を特徴とする請求項6に記載のキシレン類の異性化方
法。 - 【請求項8】触媒がレニウム成分を含むことを特徴とす
る請求項6に記載のキシレン類の異性化方法。 - 【請求項9】ゼオライトのシリカ/アルミナ比が35よ
り小さいことを特徴とする請求項6または7に記載のキ
シレン類の異性化方法。 - 【請求項10】水素イオン以外のカチオンサイトの少な
くとも一部がリチウムで交換されていることを特徴とす
る請求項6に記載のキシレン類の異性化方法。 - 【請求項11】パラキシレン濃度が平衡濃度より低いエ
チルベンゼンを含むキシレン類を主にエチルベンゼンの
脱アルキルを行う触媒層(a)と接触させた後に全カチ
オンサイトの50%より少ないサイトが水素イオンで交
換されており、かつ主空洞の大きさが酸素10員環から
なるゼオライトを含む触媒層(b)と接触させることを
特徴とする請求項6に記載のキシレン類の異性化方法。 - 【請求項12】触媒層(a)がカチオンサイトの少なく
とも一部が水素イオンとバリウムイオンおよび/または
ストロンチウムイオンで交換されている主空洞の大きさ
が酸素10員環からなるゼオライトを含む触媒層である
ことを特徴とする請求項11記載のキシレン類の異性化
方法。 - 【請求項13】主空洞の大きさが酸素10員環からなる
ゼオライトが格子面間隔d(nm)表示で、1.12±0.
02,1.01±0,02,0.386±0.008,
0.372±0.008及び0.365±0.008の
位置にピークを有するX線回折パターンを示すことを特
徴とする請求項11または12に記載のキシレン類の異
性化方法。 - 【請求項14】触媒層がレニウム成分を含むことを特徴
とする請求項11、12または13に記載のキシレン類
の異性化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163658A JPH0824661A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | キシレン類の異性化触媒およびキシレン類の異性化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6163658A JPH0824661A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | キシレン類の異性化触媒およびキシレン類の異性化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824661A true JPH0824661A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=15778129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6163658A Pending JPH0824661A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | キシレン類の異性化触媒およびキシレン類の異性化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0824661A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520592A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-05-28 | アンスティテュ フランセ デュ ペトロール | Euoゼオライトと、10mrゼオライトと、12mrゼオライトとを含む触媒および芳香族c8化合物の異性化におけるその使用 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP6163658A patent/JPH0824661A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009520592A (ja) * | 2005-12-22 | 2009-05-28 | アンスティテュ フランセ デュ ペトロール | Euoゼオライトと、10mrゼオライトと、12mrゼオライトとを含む触媒および芳香族c8化合物の異性化におけるその使用 |
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