JPH08247292A - インテークマニホルド用ガスケット - Google Patents

インテークマニホルド用ガスケット

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JPH08247292A
JPH08247292A JP5727795A JP5727795A JPH08247292A JP H08247292 A JPH08247292 A JP H08247292A JP 5727795 A JP5727795 A JP 5727795A JP 5727795 A JP5727795 A JP 5727795A JP H08247292 A JPH08247292 A JP H08247292A
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gasket
rubber
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elastic body
groove
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明 田中
Hiroyuki Nakano
博之 中野
Yoshitaka Matsushita
義孝 松下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラバーリングが脱落するおそれがなく、シー
ル性能が向上するインテークマニホルド用ガスケットを
提供すること。 【構成】 インテークマニホルド用ガスケットのガスケ
ット本体10を合成樹脂を素材として成形すると共に、そ
の吸気用開口11および冷却水用開口12の周縁部に、前記
開口11,12を囲繞する適当な幅の凹陥溝14を形成する。
この凹陥溝14を覆うようにゴム状弾性体15を加硫成形に
より被着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関のシリンダヘ
ッド部に接続して、機関の燃焼室内に空気を送り込むた
めのインテークマニホルド(吸気多岐管)と、シリンダ
ヘッドとの接合面に介挿するインテークマニホルド用ガ
スケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来インテークマニホルド用ガスケット
は金属製のものが主に使用されているが、この金属製の
ガスケットは熱伝導率が高いという問題点を有している
ため、近時本体をプラスチックで形成したガスケットが
利用されるようになった。その一例が実開平4−23878
号公報に開示されている。該公報に開示されたインテー
クマニホルド用ガスケットは図7および図8に示されて
いる構造になっている。
【0003】図において、1は繊維強化合成樹脂(FR
P)製のガスケット本体、2は吸気用開口、3は冷却水
用開口、4はボルト孔、5は空所である。特に前記吸気
用開口2及び冷却水用開口4は、図8に示されているご
とく、適当な幅の金属板で囲繞した形状に形成した芯材
6の外周縁部をゴム状弾性体7で覆って加硫成形により
被着して形成されたシールリング8を、ガスケット本体
1の所定位置に設けられた開口内に嵌め込み、その嵌合
面9を接着剤によって接着することにより形成されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガスケットではシールリング8がガスケット本
体1と、その嵌合面9において接着剤だけで接合されて
いるため、シールリング8が脱落しやすく、また、接着
剤がシール面に付着した場合は、シール性能が低下する
おそれがあり、さらにシールリング8がガスケット本体
1に対して上下不均衡の状態で接合される場合があるた
め、このような場合もシール性能が低下する等の問題点
があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、インテークマニホルド用ガスケ
ットのガスケット本体を合成樹脂を素材として成形する
と共に、その吸気用開口および冷却水用開口の周縁部
に、前記開口を囲繞する適当な幅の凹陥溝を形成し、こ
の凹陥溝を覆うようにゴム状弾性体を加硫成形により被
着してインテークマニホルド用ガスケットを構成する。
【0006】また前記第1発明のインテークマニホルド
用ガスケットのゴム状弾性体を凹陥溝内に接着剤により
接着してもよい。
【0007】また前記第1発明のインテークマニホルド
用ガスケットの凹陥溝を2段に形成し、中央の溝内にゴ
ム状弾性体を設けてもよい。
【0008】また前記第1および第3発明のインテーク
マニホルド用ガスケットの凹陥溝内に多数の貫通孔を分
布して設け、ゴム状弾性体を上下一体に注入成形するよ
うにしてもよい。
【0009】
【作用】上述のように本発明においては、ガスケット本
体を合成樹脂を素材として成形すると共に、その吸気用
開口および冷却水用開口の周縁部に、前記開口を囲繞す
る適当な幅の凹陥溝を形成し、この凹陥溝を覆うように
ゴム状弾性体を加硫成形により被着するか、または接着
剤により接着したから、ゴム状弾性体が脱落するおそれ
がなくなると共に、接着剤がシール面に付着してシール
性能を低下させることもなくなる。
【0010】また第3発明のように、凹陥溝を2段に形
成し、中央の溝内にゴム状弾性体を設けた場合は、ガス
ケットを締め付けた際に圧縮されたゴム状弾性体が1段
目の段部に逃げることができるため、ゴム状弾性体の圧
縮破壊を防止することができる。またゴム状弾性体を接
着剤で接合する場合に接着剤がたとえ流出しても、1段
目の段部で止まり、シール面に流出することがなくな
る。
【0011】また第4発明のように、凹陥溝内に多数の
貫通孔を分布して設け、ゴム状弾性体を上下一体に注入
成形するようにした場合は、ゴム状弾性体によるラバー
リングの成形が容易になって製造コストを低下させるこ
とができる。またこのラバーリングは貫通孔を介して上
下が一体化しているため、ラバーリングが振動等によっ
て剥離するおそれもなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は、3箇の吸気用開口11及び一端部に冷却水用
開口12が設けられたインテークマニホルド用ガスケット
の平面図である。図において10は流動性の良好なフェノ
ール樹脂成形材料にて成形された厚さ1.6mm のシート状
のガスケット本体である。13は本ガスケットがインテー
クマニホルドとシリンダへッドとの接合面に介挿される
時に固定するためのボルト孔である。
【0013】図1および図2の実施例においては、イン
テークマニホルド用ガスケットのガスケット本体10を合
成樹脂を素材として成形すると共に、その吸気用開口11
および冷却水用開口12の周縁部に、前記開口11,12を囲
繞する適当な幅の凹陥溝14を形成し、この凹陥溝14を覆
うようにゴム状弾性体15を加硫成形により被着してラバ
ーリング16を形成する。なお、このラバーリング16は接
着剤によって凹陥溝14内に接着してもよい。
【0014】また図3の実施例は、前記したインテーク
マニホルド用ガスケットの凹陥溝14を14Aと14Bの2段
に形成し、中央の溝14A内にゴム状弾性体15を設けてラ
バーリング16を形成したものである。この場合、ゴム状
弾性体15の溝14Aに対する接合は、加硫成形によって接
着してもよく、また接着剤によって接着してもよい。
【0015】図4および図5の実施例は、前記したイン
テークマニホルド用ガスケットの凹陥溝14内に多数の貫
通孔17を分布して設け、ゴム状弾性体15を凹陥溝14内に
上下一体に注入成形してラバーリング16を形成したもの
である。
【0016】また図6の実施例は、前記した図3の実施
例の溝14Aに多数の貫通孔17を分布して設け、ゴム状弾
性体15を溝14A内に上下一体に注入成形してラバーリン
グ16を形成したものである。
【0017】本発明の合成樹脂を素材とするガスケット
本体10は、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂のいずれでも
よい。該熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、エポ
キシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂等が
挙げられ、また、熱可塑性樹脂としてはPPS(ポリフ
ェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエー
テルケトン)、PAI(ポリアミドイミド)、PS(ポ
リスルホン)、PI(ポリイミド)、PEI(ポリエー
テルイミド)等が挙げられる。
【0018】上記成形材料としてフェノール樹脂成形材
料を使用する場合は、フェノール系樹脂(ノボラック、
レゾール、これらの変性、未変性タイプ)60〜30重量部
と、径が3〜13μm 、好ましくは3〜10μm のガラス繊
維40〜70重量部を基本配合としてなるフェノール樹脂成
形材料を使用すると良好な結果が得られる。このフェノ
ール樹脂成形材料は通常行われている方法で製造される
が、その一例を示すと、上記基本配合の他に硬化剤、硬
化触媒、離型剤、着色剤等の各種添加剤を配合し、適量
の溶剤とともにミキサーにて均一分散混合し、その後ロ
ール等で加熱混練してシート状となし、造粒あるいは冷
却後粉砕することにより得られる。
【0019】また、シールリング16に使用されるゴム状
弾性体15としては、天然ゴム、ニトリル・ブタジエンゴ
ム(NBR)、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、
エチレン・プロピレンタ−ポリマー(EPDM)、クロ
ロプレンゴム(CR)、フッ素ゴム、シリコンゴム等が
好適なものとして挙げられる。
【0020】また、本発明において使用する接着剤とし
ては、ポリウレタン系、アクリル系、エポキシ系、フェ
ノール系、NBR系、CR系の接着剤が適している。
【0021】
【発明の効果】上述のように本発明においては、ガスケ
ット本体10を合成樹脂を素材として成形すると共に、そ
の吸気用開口11および冷却水用開口12の周縁部に、前記
開口11,12を囲繞する適当な幅の凹陥溝14を形成し、こ
の凹陥溝14を覆うようにゴム状弾性体15を加硫成形によ
り被着するか、または接着剤により接着したから、ゴム
状弾性体15が脱落するおそれがなくなると共に、接着剤
がシール面に付着してシール性能を低下させることもな
くなるという効果が得られる。
【0022】また第3発明のように、凹陥溝14を14A,
14Bの2段に形成し、中央の溝14A内にゴム状弾性体15
を設けた場合は、ガスケットを締め付けた際に圧縮され
たゴム状弾性体15が1段目の段部14Bに逃げることがで
きるため、ゴム状弾性体15の圧縮破壊を防止することが
できる。またゴム状弾性体15を接着剤で接合する場合に
接着剤がたとえ流出しても、1段目の段部14Bで止ま
り、シール面に流出することがなくなるという効果が得
られる。
【0023】また第4発明のように、凹陥溝14内に多数
の貫通孔17を分布して設け、ゴム状弾性体15を凹陥溝14
内に上下一体に注入成形するようにした場合は、ゴム状
弾性体15によるラバーリング16の成形が容易になって製
造コストを低下させることができる。またこのラバーリ
ング16は貫通孔17を介して上下が一体化しているため、
ラバーリング16が振動等によって剥離するおそれもなく
なるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインテークマニホルド用ガスケットの
一例を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線による部分拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を図2と対応する部分で示
す拡大断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を図1の一部と対応する部
分で示す部分平面図である。
【図5】図4のB−B線による部分拡大断面図である。
【図6】本発明の他の実施例を図5と対応する部分で示
す拡大断面図である。
【図7】従来のインテークマニホルド用ガスケットの一
例を示す平面図である。
【図8】図7のC−C線による部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 従来のガスケット本体 2 吸気用開口 3 冷却水用開口 4 ボルト孔 5 空所 6 芯材 7 ゴム状弾性体 8 シールリング 9 嵌合面 10 本発明のガスケット本体 11 吸気用開口 12 冷却水用開口 13 ボルト孔 14,14A,14B 凹嵌溝(溝) 15 ゴム状弾性体 16 ラバーリング 17 貫通孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インテークマニホルド用ガスケットのガ
    スケット本体を合成樹脂を素材として成形すると共に、
    その吸気用開口および冷却水用開口の周縁部に、前記開
    口を囲繞する適当な幅の凹陥溝を形成し、この凹陥溝を
    覆うようにゴム状弾性体を加硫成形により被着したこと
    を特徴とするインテークマニホルド用ガスケット。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインテークマニホルド用
    ガスケットのゴム状弾性体を凹陥溝内に接着剤により接
    着したことを特徴とするインテークマニホルド用ガスケ
    ット。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のインテークマニホルド用
    ガスケットの凹陥溝を2段に形成し、中央の溝内にゴム
    状弾性体を設けたことを特徴とするインテークマニホル
    ド用ガスケット。
  4. 【請求項4】 請求項1および3記載のインテークマニ
    ホルド用ガスケットの凹陥溝内に多数の貫通孔を分布し
    て設け、ゴム状弾性体を上下一体に注入成形するように
    したことを特徴とするインテークマニホルド用ガスケッ
    ト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000249229A (ja) * 1999-02-27 2000-09-12 Nok Corp 大面積薄型部品用密封機構
JP2004116312A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Mitsubishi Cable Ind Ltd シリンダライナ密封構造
JP2008514890A (ja) * 2004-09-29 2008-05-08 フェデラル−モーグル コーポレイション 高誘電率流体接合ガスケット
JP2022003251A (ja) * 2020-06-23 2022-01-11 日本ガスケット株式会社 ガスケット

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