JPH0919721A - 形鋼の曲げ加工プレス装置 - Google Patents
形鋼の曲げ加工プレス装置Info
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- JPH0919721A JPH0919721A JP17241095A JP17241095A JPH0919721A JP H0919721 A JPH0919721 A JP H0919721A JP 17241095 A JP17241095 A JP 17241095A JP 17241095 A JP17241095 A JP 17241095A JP H0919721 A JPH0919721 A JP H0919721A
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Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 硬い材料からなる大型の形鋼でも、末端まで
しわ、疵の発生なく精度よく曲げ加工する。 【構成】 山形鋼の加工に対するプレス装置は、山形鋼
Cの一辺C1の横方向の移動を、ダイス4の縦方向の内
側面4bと、ダイスの縦方向の外側面4dに沿って取り
付けた抑え板6の面6aとの間で挟持し、かつ他辺C2
の横方向の変形を、ダイスの内側面4bと抑え板の面6
aとの間でポンチ1を介して挟持することによって拘束
する第1の拘束手段と、山形鋼の他辺C2の上下方向の
移動を、ダイスの内側曲面4aとポンチの縦方向の外側
面1bに沿って取り付けた抑え板3の曲面3aとの間で
挟持することによって拘束する第2の拘束手段とを備え
ている。
しわ、疵の発生なく精度よく曲げ加工する。 【構成】 山形鋼の加工に対するプレス装置は、山形鋼
Cの一辺C1の横方向の移動を、ダイス4の縦方向の内
側面4bと、ダイスの縦方向の外側面4dに沿って取り
付けた抑え板6の面6aとの間で挟持し、かつ他辺C2
の横方向の変形を、ダイスの内側面4bと抑え板の面6
aとの間でポンチ1を介して挟持することによって拘束
する第1の拘束手段と、山形鋼の他辺C2の上下方向の
移動を、ダイスの内側曲面4aとポンチの縦方向の外側
面1bに沿って取り付けた抑え板3の曲面3aとの間で
挟持することによって拘束する第2の拘束手段とを備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、形鋼の曲げ加工プ
レス装置に関し、特にオーステナイト系ステンレス鋼の
ような硬い材料からなる大型の山形鋼、溝形鋼等を曲げ
加工するためのプレス装置に関するものである。
レス装置に関し、特にオーステナイト系ステンレス鋼の
ような硬い材料からなる大型の山形鋼、溝形鋼等を曲げ
加工するためのプレス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】形鋼の曲げ加工装置としては、3本ロー
ル曲げ装置が代表的であって、回転する3本のロールに
形鋼を一端から順次送り込む送り曲げ方式が採られてい
る。
ル曲げ装置が代表的であって、回転する3本のロールに
形鋼を一端から順次送り込む送り曲げ方式が採られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この3本ロ
ール曲げ装置によって、オーステナイト系ステンレス鋼
のような硬い材料からなる形材を曲げ加工する場合には
次のような問題点がある。第一に、形材の長手方向の両
端部各約400mmはロールから外れるため所定の曲げ半径
が得られず、全長約5〜6mの形材では約15%が廃材とな
り、高価なステンレス鋼の場合には大きな経済的損失と
なる。第二に、特に内曲げ加工の場合には、圧縮される
側の辺に波状のしわが発生し、またロールとの接触によ
り、いわゆる「かじり」疵が発生する。このような現象
は、特に大型、例えば山形鋼では70×70×8(mm)以上の
場合に著しく、内曲げ加工は非常に困難である。本発明
は上記のような問題を解決し、硬い材料からなる大型の
形鋼でも、末端までしわ、疵の発生なく精度よく曲げ加
工可能なプレス装置の提供を目的とする。
ール曲げ装置によって、オーステナイト系ステンレス鋼
のような硬い材料からなる形材を曲げ加工する場合には
次のような問題点がある。第一に、形材の長手方向の両
端部各約400mmはロールから外れるため所定の曲げ半径
が得られず、全長約5〜6mの形材では約15%が廃材とな
り、高価なステンレス鋼の場合には大きな経済的損失と
なる。第二に、特に内曲げ加工の場合には、圧縮される
側の辺に波状のしわが発生し、またロールとの接触によ
り、いわゆる「かじり」疵が発生する。このような現象
は、特に大型、例えば山形鋼では70×70×8(mm)以上の
場合に著しく、内曲げ加工は非常に困難である。本発明
は上記のような問題を解決し、硬い材料からなる大型の
形鋼でも、末端までしわ、疵の発生なく精度よく曲げ加
工可能なプレス装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のプレス装置は、
形鋼に上下及び横方向から強い拘束力を与えながら曲げ
加工を行おうとするものであって、山形鋼に対しては、
所定のストロークを上下に可動な上型と、基台に固定さ
れた下型のいずれか一方の型を構成し第1の半径を有す
る横方向の円筒形外側曲面を備えたポンチ(又は雄型)
と、他方の型を構成し第2の半径を有する横方向の円筒
形内側曲面を備えたダイス(又は雌型)とからなり、前
記上型を前記ストロークの最下位まで下降させたとき
に、前記ポンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しようと
する山形鋼の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を形成
するようにしたプレス装置であって、前記上型を上昇さ
せた状態で、前記山形鋼の曲げの目的である一辺が前記
横方向の両曲面の間の空隙に位置し、かつ他辺が前記ダ
イスの前記横方向の曲面の一端でこの面と直角をなす縦
方向の内側面と、前記ポンチの前記横方向の曲面の一端
でこの面と直角をなす縦方向の外側面との間の空隙に位
置するように該山形鋼を装入し、前記上型を前記最下位
まで下降させることによって前記両曲面に沿って該山形
鋼を曲げ加工するプレス装置において、該山形鋼の前記
一辺の横方向の移動を、前記ダイスの縦方向の前記内側
面と、該ダイスの前記横方向の曲面の他端に位置する縦
方向の外側面に沿って取り付けた第1の抑え部材の対応
する面との間で挟持し、かつ該山形鋼の他辺の横方向の
変形を、該ダイスの縦方向の前記内側面と前記第1の抑
え部材の前記面との間で前記ポンチを介して挟持するこ
とによって拘束する第1の拘束手段と、該山形鋼の前記
他辺の上下方向の移動を、前記ダイスの横方向の前記内
側曲面と前記ポンチの縦方向の前記外側面に沿って取り
付けた第2の抑え部材の対応する面との間で挟持するこ
とによって拘束する第2の拘束手段とを備えていること
を特徴とする。
形鋼に上下及び横方向から強い拘束力を与えながら曲げ
加工を行おうとするものであって、山形鋼に対しては、
所定のストロークを上下に可動な上型と、基台に固定さ
れた下型のいずれか一方の型を構成し第1の半径を有す
る横方向の円筒形外側曲面を備えたポンチ(又は雄型)
と、他方の型を構成し第2の半径を有する横方向の円筒
形内側曲面を備えたダイス(又は雌型)とからなり、前
記上型を前記ストロークの最下位まで下降させたとき
に、前記ポンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しようと
する山形鋼の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を形成
するようにしたプレス装置であって、前記上型を上昇さ
せた状態で、前記山形鋼の曲げの目的である一辺が前記
横方向の両曲面の間の空隙に位置し、かつ他辺が前記ダ
イスの前記横方向の曲面の一端でこの面と直角をなす縦
方向の内側面と、前記ポンチの前記横方向の曲面の一端
でこの面と直角をなす縦方向の外側面との間の空隙に位
置するように該山形鋼を装入し、前記上型を前記最下位
まで下降させることによって前記両曲面に沿って該山形
鋼を曲げ加工するプレス装置において、該山形鋼の前記
一辺の横方向の移動を、前記ダイスの縦方向の前記内側
面と、該ダイスの前記横方向の曲面の他端に位置する縦
方向の外側面に沿って取り付けた第1の抑え部材の対応
する面との間で挟持し、かつ該山形鋼の他辺の横方向の
変形を、該ダイスの縦方向の前記内側面と前記第1の抑
え部材の前記面との間で前記ポンチを介して挟持するこ
とによって拘束する第1の拘束手段と、該山形鋼の前記
他辺の上下方向の移動を、前記ダイスの横方向の前記内
側曲面と前記ポンチの縦方向の前記外側面に沿って取り
付けた第2の抑え部材の対応する面との間で挟持するこ
とによって拘束する第2の拘束手段とを備えていること
を特徴とする。
【0005】この装置において、ポンチの横方向の曲面
を凸型とし、ダイスの横方向の曲面を凹型とすることが
でき、また逆にポンチを凹型とし、ダイスを凸型とする
こともできる。さらに、第1の抑え部材をダイスの縦方
向の外側面に取り外し自在に固定することができ、また
第2の抑え部材をポンチの縦方向の外側面に取り外し自
在に固定することもできる。
を凸型とし、ダイスの横方向の曲面を凹型とすることが
でき、また逆にポンチを凹型とし、ダイスを凸型とする
こともできる。さらに、第1の抑え部材をダイスの縦方
向の外側面に取り外し自在に固定することができ、また
第2の抑え部材をポンチの縦方向の外側面に取り外し自
在に固定することもできる。
【0006】溝形鋼に対しては、所定のストロークを上
下に可動な上型と、基台に固定された下型のいずれか一
方の型を構成し第3の半径を有する横方向の円筒形外側
曲面を備えたポンチと、他方の型を構成し第4の半径を
有する横方向の円筒形内側曲面を備えたダイスとからな
り、前記上型を前記ストロークの最下位まで下降させた
ときに、前記ポンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しよ
うとする溝形鋼の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を
形成するようにしたプレス装置であって、前記上型を上
昇させた状態で、前記溝形鋼の曲げの目的である溝底を
構成する一辺が前記横方向の両曲面の間の空隙に位置
し、かつ溝壁を構成する2辺のうちの一辺が、前記ダイ
スの前記横方向の曲面の一端でこの面と直角をなす縦方
向の内側面と、前記ポンチの前記横方向の曲面の一端で
この面と直角をなす縦方向の一方の外側面との間の空隙
に位置し、また該溝壁を構成する他辺が、前記ポンチの
前記横方向の曲面の他端でこの面と直角をなす縦方向の
他方の外側面と、該ダイスの前記横方向の曲面の他端に
位置する縦方向の外側面に沿って取り付けた第3の抑え
部材の対応する面との間の空隙に位置するように該溝形
鋼を装入し、前記上型を前記最下位まで下降させること
によって前記両曲面に沿って該溝形鋼を曲げ加工するプ
レス装置において、該溝形鋼の溝底を構成する前記一辺
の横方向の移動を、前記ダイスの縦方向の前記内側面と
前記第3の抑え部材の前記面との間で挟持し、かつ該溝
形鋼の溝壁を構成する前記2辺の横方向の変形を、前記
ダイスの縦方向の前記内側面と前記第3の抑え部材の前
記面との間で前記ポンチを介してそれぞれ挟持すること
によって拘束する第3の拘束手段と、該溝形鋼の溝壁を
構成する前記2辺の上下方向の移動を、前記ダイスの横
方向の前記内側曲面と前記ポンチの縦方向の前記それぞ
れの外側面に沿って取り付けた第4及び第5の抑え部材
の対応する面との間でそれぞれ挟持することによって拘
束する第4及び第5の拘束手段とを備えていることを特
徴とする。
下に可動な上型と、基台に固定された下型のいずれか一
方の型を構成し第3の半径を有する横方向の円筒形外側
曲面を備えたポンチと、他方の型を構成し第4の半径を
有する横方向の円筒形内側曲面を備えたダイスとからな
り、前記上型を前記ストロークの最下位まで下降させた
ときに、前記ポンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しよ
うとする溝形鋼の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を
形成するようにしたプレス装置であって、前記上型を上
昇させた状態で、前記溝形鋼の曲げの目的である溝底を
構成する一辺が前記横方向の両曲面の間の空隙に位置
し、かつ溝壁を構成する2辺のうちの一辺が、前記ダイ
スの前記横方向の曲面の一端でこの面と直角をなす縦方
向の内側面と、前記ポンチの前記横方向の曲面の一端で
この面と直角をなす縦方向の一方の外側面との間の空隙
に位置し、また該溝壁を構成する他辺が、前記ポンチの
前記横方向の曲面の他端でこの面と直角をなす縦方向の
他方の外側面と、該ダイスの前記横方向の曲面の他端に
位置する縦方向の外側面に沿って取り付けた第3の抑え
部材の対応する面との間の空隙に位置するように該溝形
鋼を装入し、前記上型を前記最下位まで下降させること
によって前記両曲面に沿って該溝形鋼を曲げ加工するプ
レス装置において、該溝形鋼の溝底を構成する前記一辺
の横方向の移動を、前記ダイスの縦方向の前記内側面と
前記第3の抑え部材の前記面との間で挟持し、かつ該溝
形鋼の溝壁を構成する前記2辺の横方向の変形を、前記
ダイスの縦方向の前記内側面と前記第3の抑え部材の前
記面との間で前記ポンチを介してそれぞれ挟持すること
によって拘束する第3の拘束手段と、該溝形鋼の溝壁を
構成する前記2辺の上下方向の移動を、前記ダイスの横
方向の前記内側曲面と前記ポンチの縦方向の前記それぞ
れの外側面に沿って取り付けた第4及び第5の抑え部材
の対応する面との間でそれぞれ挟持することによって拘
束する第4及び第5の拘束手段とを備えていることを特
徴とする。
【0007】この装置においても、ポンチの横方向の曲
面を凸型とし、ダイスの横方向の曲面を凹型とすること
ができ、また逆にポンチを凹型とし、ダイスを凸型とす
ることもできる。さらに、第3の抑え部材をダイスの縦
方向の外側面に着脱自在に固定することができ、また第
4及び第5の抑え部材をポンチの縦方向のそれぞれの外
側面に着脱自在に固定することができる。
面を凸型とし、ダイスの横方向の曲面を凹型とすること
ができ、また逆にポンチを凹型とし、ダイスを凸型とす
ることもできる。さらに、第3の抑え部材をダイスの縦
方向の外側面に着脱自在に固定することができ、また第
4及び第5の抑え部材をポンチの縦方向のそれぞれの外
側面に着脱自在に固定することができる。
【0008】
【発明の作用・効果】本発明のプレス装置は、その構成
から明らかなように、山形鋼の加工に際しては、ポンチ
とダイスとの間の空隙に装入された曲げの目的とする一
辺は、第1の半径を有するポンチの下面と第2の半径を
有するダイスの上面とに規制され、又は第1の半径を有
するポンチの上面と第2の半径を有するダイスの下面と
に規制されて所定の半径に曲げられる。このとき、前記
一辺の横方向の移動と他辺の横方向の変形とは、いずれ
も第1の拘束手段によって拘束され、また前記他辺の上
下方向の移動は、第2の拘束手段によって拘束される。
このため、硬い大型の山形鋼でも、端部まで容易に精密
に曲げることができ、廃材の発生を減らし、また内曲げ
の場合にも、圧縮される辺の側面における波状のしわや
「かじり」疵の発生を阻止することができる。この装置
において、ポンチを凸型とし、ダイスを凹型とすれば、
内曲げ用となり、またポンチを凹型とし、ダイスを凸型
とすれば外曲げ用となる。
から明らかなように、山形鋼の加工に際しては、ポンチ
とダイスとの間の空隙に装入された曲げの目的とする一
辺は、第1の半径を有するポンチの下面と第2の半径を
有するダイスの上面とに規制され、又は第1の半径を有
するポンチの上面と第2の半径を有するダイスの下面と
に規制されて所定の半径に曲げられる。このとき、前記
一辺の横方向の移動と他辺の横方向の変形とは、いずれ
も第1の拘束手段によって拘束され、また前記他辺の上
下方向の移動は、第2の拘束手段によって拘束される。
このため、硬い大型の山形鋼でも、端部まで容易に精密
に曲げることができ、廃材の発生を減らし、また内曲げ
の場合にも、圧縮される辺の側面における波状のしわや
「かじり」疵の発生を阻止することができる。この装置
において、ポンチを凸型とし、ダイスを凹型とすれば、
内曲げ用となり、またポンチを凹型とし、ダイスを凸型
とすれば外曲げ用となる。
【0009】溝形鋼の加工に際しても、ポンチとダイス
との間の空隙に装入された曲げの目的とする溝底を構成
する一辺は、ポンチの下面とダイスの上面とに規制さ
れ、又はポンチの上面とダイスの下面とに規制されて所
定の半径に曲げられる。このとき、前記一辺の横方向の
移動と溝壁を構成する2辺の横方向の変形は、いずれも
第3の拘束手段によって拘束され、また溝壁を構成する
前記2辺の上下方向の移動は、第4及び第5の拘束手段
とによってそれぞれ拘束される。このため、山形鋼の場
合と同様な効果が得られる。この装置においても、ポン
チを凸型とし、ダイスを凹型とすれば、内曲げ用とな
り、またポンチを凹型とし、ダイスを凸型とすれば外曲
げ用となる。
との間の空隙に装入された曲げの目的とする溝底を構成
する一辺は、ポンチの下面とダイスの上面とに規制さ
れ、又はポンチの上面とダイスの下面とに規制されて所
定の半径に曲げられる。このとき、前記一辺の横方向の
移動と溝壁を構成する2辺の横方向の変形は、いずれも
第3の拘束手段によって拘束され、また溝壁を構成する
前記2辺の上下方向の移動は、第4及び第5の拘束手段
とによってそれぞれ拘束される。このため、山形鋼の場
合と同様な効果が得られる。この装置においても、ポン
チを凸型とし、ダイスを凹型とすれば、内曲げ用とな
り、またポンチを凹型とし、ダイスを凸型とすれば外曲
げ用となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図1ないし図3に基づいて、
等辺山形鋼に対する内曲げ加工用プレス装置について説
明する。このプレス装置は、図示しない駆動手段によっ
て所定のストロークを上下に可動な上型Aと、同様に図
示しない基台に固定された下型Bとから構成されてお
り、上下の型の間に形成される空隙内に山形鋼形材Cを
装入して、上方からプレスすることによりこの形材が所
望の半径を有するように内曲げ加工する。
等辺山形鋼に対する内曲げ加工用プレス装置について説
明する。このプレス装置は、図示しない駆動手段によっ
て所定のストロークを上下に可動な上型Aと、同様に図
示しない基台に固定された下型Bとから構成されてお
り、上下の型の間に形成される空隙内に山形鋼形材Cを
装入して、上方からプレスすることによりこの形材が所
望の半径を有するように内曲げ加工する。
【0011】上型Aは、ポンチ1と、これが固定された
取付け板2と、第2の抑え部材として作用する上下方向
抑え板3とからなり、ポンチ1の下面1aは、所定の曲
げ半径をもって図1の面の前後方向に湾曲する円筒形凸
曲面である。この場合の曲げ半径は、所望の曲げ半径に
プレス後の形材のスプリングバックを考慮して調整した
値である。また、抑え板3の下面3aは、ポンチ1の下
面1aの半径から、山形鋼Cの一辺C2の内のり幅、す
なわち辺C2の外側の幅から他の一辺C1の肉厚を差し
引いた値、を差し引いた半径をもって図1の面の前後方
向に湾曲する円筒形凸曲面である。
取付け板2と、第2の抑え部材として作用する上下方向
抑え板3とからなり、ポンチ1の下面1aは、所定の曲
げ半径をもって図1の面の前後方向に湾曲する円筒形凸
曲面である。この場合の曲げ半径は、所望の曲げ半径に
プレス後の形材のスプリングバックを考慮して調整した
値である。また、抑え板3の下面3aは、ポンチ1の下
面1aの半径から、山形鋼Cの一辺C2の内のり幅、す
なわち辺C2の外側の幅から他の一辺C1の肉厚を差し
引いた値、を差し引いた半径をもって図1の面の前後方
向に湾曲する円筒形凸曲面である。
【0012】下型Bは、ダイス4と、これが固定された
取付け板5と、第1の抑え部材として作用する横方向抑
え板6とからなり、ダイス4の上面4aは、前記1aの
曲げ半径に曲げようとする山形鋼Cの辺C1の肉厚を加
えた半径をもち、図1の面の前後方向に湾曲する円筒形
凹曲面である。
取付け板5と、第1の抑え部材として作用する横方向抑
え板6とからなり、ダイス4の上面4aは、前記1aの
曲げ半径に曲げようとする山形鋼Cの辺C1の肉厚を加
えた半径をもち、図1の面の前後方向に湾曲する円筒形
凹曲面である。
【0013】上型Aをストロークの最下位まで下降させ
たとき、ポンチ1の下面1aとこの面と直角をなす縦方
向の外側面1bと、ダイス4の上面4aとこの面の一端
でこれと直角をなす内側面4bとの間に、曲げ加工完了
時の山形鋼Cの形状と一致する空隙が形成される。すな
わち、図1において、ダイス4の面4aの横方向の幅
は、加工しようとする山形鋼Cの辺C1の外側の幅にほ
ぼ等しい。また、ダイスの面4bの図1の断面における
高さは山形鋼の辺C2の外側の幅にほぼ等しい。ダイス
の面4bと直角をなす上端面4cは、抑え板3の下面3
aと同一寸法の半径をもって図1の面の前後方向に湾曲
する円筒形凹曲面である。ポンチ1の下面1aの横方向
の幅は、山形鋼の辺C1の内側の幅にほぼ等しい。ま
た、ポンチ1の下面1aとダイス4の上面4aとの間の
距離、ポンチ1の外側面1bとダイス4の内側面4bと
の間の距離は、それぞれ山形鋼の対応する辺C1,C2
の肉厚にほぼ等しい。
たとき、ポンチ1の下面1aとこの面と直角をなす縦方
向の外側面1bと、ダイス4の上面4aとこの面の一端
でこれと直角をなす内側面4bとの間に、曲げ加工完了
時の山形鋼Cの形状と一致する空隙が形成される。すな
わち、図1において、ダイス4の面4aの横方向の幅
は、加工しようとする山形鋼Cの辺C1の外側の幅にほ
ぼ等しい。また、ダイスの面4bの図1の断面における
高さは山形鋼の辺C2の外側の幅にほぼ等しい。ダイス
の面4bと直角をなす上端面4cは、抑え板3の下面3
aと同一寸法の半径をもって図1の面の前後方向に湾曲
する円筒形凹曲面である。ポンチ1の下面1aの横方向
の幅は、山形鋼の辺C1の内側の幅にほぼ等しい。ま
た、ポンチ1の下面1aとダイス4の上面4aとの間の
距離、ポンチ1の外側面1bとダイス4の内側面4bと
の間の距離は、それぞれ山形鋼の対応する辺C1,C2
の肉厚にほぼ等しい。
【0014】この装置によって山形鋼を曲げようとする
場合には、上型Aを上昇させた状態で、上型Aと下型B
の間の空隙内に、形材Cを長手方向の一端から装入した
のち、上型Aを下降させてプレスする。つぎに、上型A
を上昇させ、形材を適当な長さだけ移動させる。このよ
うにして、形材の一端から他端までプレスと送りのため
の移動の両工程を繰り返すことによって1本の型材の内
曲げ加工を終了する。
場合には、上型Aを上昇させた状態で、上型Aと下型B
の間の空隙内に、形材Cを長手方向の一端から装入した
のち、上型Aを下降させてプレスする。つぎに、上型A
を上昇させ、形材を適当な長さだけ移動させる。このよ
うにして、形材の一端から他端までプレスと送りのため
の移動の両工程を繰り返すことによって1本の型材の内
曲げ加工を終了する。
【0015】この場合に、山形鋼Cの辺C1は図1の前
後方向に曲げられるが、その変形はポンチ1の下面1a
とダイス4の上面4aとによって規制される。形材の変
形に伴って起こる辺C1の横方向の移動は、ダイス4の
縦方向の面4bと、横方向抑え板6の面6aとの間で辺
C1を幅方向に挟持することによって拘束される。この
抑え板6は、ダイス4の横方向の内側面4aの他端側に
位置する縦方向の外側面4dに沿ってボルト7によって
着脱自在に固定されている。山形鋼の辺C2は、内曲げ
によって圧縮されるので横方向の変形やしわが発生す
る。この変形やしわは、ダイス4の縦方向の面4bと抑
え板6の面6aとの間で、ポンチ1を介して辺C2を肉
厚方向に挟持することによって拘束される。(以上が第
1の拘束手段)また、山形鋼の辺C2は上下方向にも移
動する可能性があるが、これはダイス4の上面4aと、
ポンチ1の縦方向の面1bに沿ってボルト8によって着
脱自在に固定した上下方向抑え板3の面3aとの間で辺
C2を幅方向に挟持することによって拘束される。(第
2の拘束手段)なお、横方向抑え板6及び上下方向抑え
板3はそれぞれダイス4、ポンチ1に着脱自在に固定し
たが、これは山形鋼の辺C1の幅に誤差があるような場
合に、ダイス4との間に適当な厚さの調整板を挿入し、
また辺C2の幅に誤差があるような場合に、抑え板3を
上下に位置を調整することによりそれぞれ対応するため
である。
後方向に曲げられるが、その変形はポンチ1の下面1a
とダイス4の上面4aとによって規制される。形材の変
形に伴って起こる辺C1の横方向の移動は、ダイス4の
縦方向の面4bと、横方向抑え板6の面6aとの間で辺
C1を幅方向に挟持することによって拘束される。この
抑え板6は、ダイス4の横方向の内側面4aの他端側に
位置する縦方向の外側面4dに沿ってボルト7によって
着脱自在に固定されている。山形鋼の辺C2は、内曲げ
によって圧縮されるので横方向の変形やしわが発生す
る。この変形やしわは、ダイス4の縦方向の面4bと抑
え板6の面6aとの間で、ポンチ1を介して辺C2を肉
厚方向に挟持することによって拘束される。(以上が第
1の拘束手段)また、山形鋼の辺C2は上下方向にも移
動する可能性があるが、これはダイス4の上面4aと、
ポンチ1の縦方向の面1bに沿ってボルト8によって着
脱自在に固定した上下方向抑え板3の面3aとの間で辺
C2を幅方向に挟持することによって拘束される。(第
2の拘束手段)なお、横方向抑え板6及び上下方向抑え
板3はそれぞれダイス4、ポンチ1に着脱自在に固定し
たが、これは山形鋼の辺C1の幅に誤差があるような場
合に、ダイス4との間に適当な厚さの調整板を挿入し、
また辺C2の幅に誤差があるような場合に、抑え板3を
上下に位置を調整することによりそれぞれ対応するため
である。
【0016】以上に記載したことから明らかなとおり、
本発明の装置によれば、内曲げに際し、曲げの対象とな
る山形鋼Cの辺C1の横方向の移動はダイスの面4bと
抑え板6により、辺C2の変形はポンチ1を介して同じ
くダイスの面4bと抑え板6により、また辺C2の上下
方向の移動はダイスの面4aと抑え板の対応する面3a
によって強く拘束される。したがって、硬いオーステナ
イト系ステンレス鋼の大型山形鋼でも、端部まで容易に
曲げることができ、廃材の発生を減らし、圧縮される辺
C2の側面における波状のしわや「かじり」疵の発生を
阻止することができる。さらに、この装置によれば、曲
げ加工を従来よりも精密に行うことができるので、長尺
の形材に予め所望の位置に穿孔しておいてから曲げるこ
とが可能になるので工作上有利である。
本発明の装置によれば、内曲げに際し、曲げの対象とな
る山形鋼Cの辺C1の横方向の移動はダイスの面4bと
抑え板6により、辺C2の変形はポンチ1を介して同じ
くダイスの面4bと抑え板6により、また辺C2の上下
方向の移動はダイスの面4aと抑え板の対応する面3a
によって強く拘束される。したがって、硬いオーステナ
イト系ステンレス鋼の大型山形鋼でも、端部まで容易に
曲げることができ、廃材の発生を減らし、圧縮される辺
C2の側面における波状のしわや「かじり」疵の発生を
阻止することができる。さらに、この装置によれば、曲
げ加工を従来よりも精密に行うことができるので、長尺
の形材に予め所望の位置に穿孔しておいてから曲げるこ
とが可能になるので工作上有利である。
【0017】
【実施例】オーステナイト系ステンレス鋼SUS304の山形
鋼100×100×10(mm)、長さ1500mmの形材を、曲げ半径15
00mmで本装置により内曲げ加工した場合の成績を以下に
記載する。この場合には、曲げ加工後の形材のスプリン
グバックを考慮してポンチ1の下面1aの半径を1290m
m、ダイス4の上面4aの半径を1300mmとした。形材を8
〜9回に分けてプレスして曲げ加工したのち通常の矯正
を施した。その結果、製品の品質は下記のようで、従来
の3本ロール曲げ加工の場合と比べて著しく良好な製品
が得られた。
鋼100×100×10(mm)、長さ1500mmの形材を、曲げ半径15
00mmで本装置により内曲げ加工した場合の成績を以下に
記載する。この場合には、曲げ加工後の形材のスプリン
グバックを考慮してポンチ1の下面1aの半径を1290m
m、ダイス4の上面4aの半径を1300mmとした。形材を8
〜9回に分けてプレスして曲げ加工したのち通常の矯正
を施した。その結果、製品の品質は下記のようで、従来
の3本ロール曲げ加工の場合と比べて著しく良好な製品
が得られた。
【0018】曲げ半径の精度:1500mm±2mm以下 両端の切断 :曲げ半径の精度±2mm以下ならば、両
端の切断は不要で廃材は発生しない 直角度 :±2°以下 平坦度 :凹凸0.5mm以下 表面肌 :かじり疵なし 波うち :波うちなし 以上の説明は、等辺山形鋼について行ったが、不等辺山
形鋼、不等辺不等厚山形鋼の場合にも、ポンチ1とダイ
ス4の形状を変えれば対応させることができる。また、
以上は図2及び3に示すように、ポンチの面1aを凸型
とし、ダイスの面4aを凹型としたので、内曲げ用の装
置についての説明であるが、図4及び5に示すように、
ポンチの面1a’を凹型とし、ダイスの面4a’を凸型
とすれば外曲げ用の装置となる。この場合に、抑え板3
の下面3a’は、ポンチ1の下面1a’の半径に、山形
鋼Cの辺C2の内のり幅、すなわち辺C2の外側の幅か
ら辺C1の肉厚を差し引いた値、を足した半径をもって
図1の面の前後方向に湾曲する円筒形凹曲面である。ま
た、ダイスの上端面4c’は、抑え板3の下面3a’と
同一寸法の半径をもって図1の面の前後方向に湾曲する
円筒形凸曲面である。この場合にも内曲げの場合と同様
に、曲げに際し形鋼に強い拘束力が加えられるので、従
来の装置と比べて製品の品質は著しく改良される。さら
に、必要によっては上記とは逆に、上型をダイス、下型
をポンチとすることもできる。
端の切断は不要で廃材は発生しない 直角度 :±2°以下 平坦度 :凹凸0.5mm以下 表面肌 :かじり疵なし 波うち :波うちなし 以上の説明は、等辺山形鋼について行ったが、不等辺山
形鋼、不等辺不等厚山形鋼の場合にも、ポンチ1とダイ
ス4の形状を変えれば対応させることができる。また、
以上は図2及び3に示すように、ポンチの面1aを凸型
とし、ダイスの面4aを凹型としたので、内曲げ用の装
置についての説明であるが、図4及び5に示すように、
ポンチの面1a’を凹型とし、ダイスの面4a’を凸型
とすれば外曲げ用の装置となる。この場合に、抑え板3
の下面3a’は、ポンチ1の下面1a’の半径に、山形
鋼Cの辺C2の内のり幅、すなわち辺C2の外側の幅か
ら辺C1の肉厚を差し引いた値、を足した半径をもって
図1の面の前後方向に湾曲する円筒形凹曲面である。ま
た、ダイスの上端面4c’は、抑え板3の下面3a’と
同一寸法の半径をもって図1の面の前後方向に湾曲する
円筒形凸曲面である。この場合にも内曲げの場合と同様
に、曲げに際し形鋼に強い拘束力が加えられるので、従
来の装置と比べて製品の品質は著しく改良される。さら
に、必要によっては上記とは逆に、上型をダイス、下型
をポンチとすることもできる。
【0019】図6に溝形鋼に対する曲げ加工プレス装置
を示す。この装置は原理的には山形鋼に対する装置と同
じである。しかし、溝形鋼形材C’には溝底を構成する
一辺C’1の両側に溝壁を構成する2辺、C’2,C’
3があるので、特に拘束手段はこれに対する考慮が必要
である。すなわち、下型B’はダイス40と取付け板5
0と横方向抑え板60とからなるが、抑え板60はダイ
ス40の外側面から溝形鋼の溝壁を構成する一辺C’3
に沿って上方に延びている。これは曲げに際して溝形鋼
の溝底を構成する辺C’1の横方向の移動を拘束すると
ともに、ポンチ10を介して溝形鋼の溝壁を構成する2
辺、C’2,C’3の横方向の変形をそれぞれ拘束する
作用も有する。(第3の拘束手段) 上型A’は、ポンチ10と取付け板20と上下方向抑え
板30、31とからなるが、2つの抑え板は溝形鋼の溝
壁を構成する辺C’2,C’3の上下方向の移動をそれ
ぞれ拘束する作用を有する。(第4及び第5の拘束手
段)その他の構成、作用及び効果に関しては、山形鋼に
対する装置と同様であるので、説明を省略する。
を示す。この装置は原理的には山形鋼に対する装置と同
じである。しかし、溝形鋼形材C’には溝底を構成する
一辺C’1の両側に溝壁を構成する2辺、C’2,C’
3があるので、特に拘束手段はこれに対する考慮が必要
である。すなわち、下型B’はダイス40と取付け板5
0と横方向抑え板60とからなるが、抑え板60はダイ
ス40の外側面から溝形鋼の溝壁を構成する一辺C’3
に沿って上方に延びている。これは曲げに際して溝形鋼
の溝底を構成する辺C’1の横方向の移動を拘束すると
ともに、ポンチ10を介して溝形鋼の溝壁を構成する2
辺、C’2,C’3の横方向の変形をそれぞれ拘束する
作用も有する。(第3の拘束手段) 上型A’は、ポンチ10と取付け板20と上下方向抑え
板30、31とからなるが、2つの抑え板は溝形鋼の溝
壁を構成する辺C’2,C’3の上下方向の移動をそれ
ぞれ拘束する作用を有する。(第4及び第5の拘束手
段)その他の構成、作用及び効果に関しては、山形鋼に
対する装置と同様であるので、説明を省略する。
【0020】山形鋼に対する装置と同様に、ポンチを凸
型とし、ダイスを凹型とすれば内曲げ用の装置となり、
またポンチを凹型とし、ダイスを凸型とすれば外曲げ用
の装置となる。さらに、必要によっては上型をダイス、
下型をポンチとすることもできる。
型とし、ダイスを凹型とすれば内曲げ用の装置となり、
またポンチを凹型とし、ダイスを凸型とすれば外曲げ用
の装置となる。さらに、必要によっては上型をダイス、
下型をポンチとすることもできる。
【図1】 山形鋼に対する本発明の曲げ加工プレス装置
に山形鋼を装入して曲げた状態を示す図2の線I1−I
1及び図3の線I2−I2、又は図4の線I3−I3及
び図5の線I4−I4に沿った略縦断面図である。
に山形鋼を装入して曲げた状態を示す図2の線I1−I
1及び図3の線I2−I2、又は図4の線I3−I3及
び図5の線I4−I4に沿った略縦断面図である。
【図2】 図1に示す装置を内曲げ加工ブレス用とした
場合の上型の略左側面図である。
場合の上型の略左側面図である。
【図3】 図2に対応する下型の略右側面図である。
【図4】 図1に示す装置を外曲げ加工プレス用とした
場合の上型の略左側面図である。
場合の上型の略左側面図である。
【図5】 図4に対応する下型の略右側面図である。
【図6】 溝形鋼に対する本発明の曲げ加工プレス装置
に溝形鋼を装入して曲げた状態を示す図1と同様の略縦
断面図である。
に溝形鋼を装入して曲げた状態を示す図1と同様の略縦
断面図である。
A,A’…上型、B,B’…下型、C…山形鋼形材、
C’…溝形鋼形材、1,10…ポンチ、4,40…ダイ
ス、3,6,30,31,60…抑え板。
C’…溝形鋼形材、1,10…ポンチ、4,40…ダイ
ス、3,6,30,31,60…抑え板。
Claims (14)
- 【請求項1】 所定のストロークを上下に可動な上型
と、基台に固定された下型のいずれか一方の型を構成し
第1の半径を有する横方向の円筒形外側曲面を備えたポ
ンチと、他方の型を構成し第2の半径を有する横方向の
円筒形内側曲面を備えたダイスとからなり、前記上型を
前記ストロークの最下位まで下降させたときに、前記ポ
ンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しようとする山形鋼
の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を形成するように
したプレス装置であって、前記上型を上昇させた状態
で、前記山形鋼の曲げの目的である一辺が前記横方向の
両曲面の間の空隙に位置し、かつ他辺が前記ダイスの前
記横方向の曲面の一端でこの面と直角をなす縦方向の内
側面と、前記ポンチの前記横方向の曲面の一端でこの面
と直角をなす縦方向の外側面との間の空隙に位置するよ
うに該山形鋼を装入し、前記上型を前記最下位まで下降
させることによって前記両曲面に沿って該山形鋼を曲げ
加工するプレス装置において、 該山形鋼の前記一辺の横方向の移動を、前記ダイスの縦
方向の前記内側面と、該ダイスの前記横方向の曲面の他
端に位置する縦方向の外側面に沿って取り付けた第1の
抑え部材の対応する面との間で挟持し、かつ該山形鋼の
他辺の横方向の変形を、該ダイスの縦方向の前記内側面
と前記第1の抑え部材の前記面との間で前記ポンチを介
して挟持することによって拘束する第1の拘束手段と、 該山形鋼の前記他辺の上下方向の移動を、前記ダイスの
横方向の前記内側曲面と前記ポンチの縦方向の前記外側
面に沿って取り付けた第2の抑え部材の対応する面との
間で挟持することによって拘束する第2の拘束手段とを
備えていることを特徴とする山形鋼の曲げ加工プレス装
置。 - 【請求項2】 前記ポンチの前記横方向の曲面が凸型で
あり、かつ前記ダイスの前記横方向の曲面が凹型である
ことを特徴とする請求項1に記載の山形鋼の曲げ加工プ
レス装置。 - 【請求項3】 前記第2の抑え部材の、前記山形鋼の前
記他辺の辺端に対応する面が、前記ポンチの前記第1の
半径から該山形鋼の該他辺の内のり幅を差し引いた値に
等しい半径を有する凸型の曲面であることを特徴とする
請求項2に記載の山形鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項4】 前記ポンチの前記横方向の曲面が凹型で
あり、かつ前記ダイスの前記横方向の曲面が凸型である
ことを特徴とする請求項1に記載の山形鋼の曲げ加工プ
レス装置。 - 【請求項5】 前記第2の抑え部材の、前記山形鋼の前
記他辺の辺端に対応する面が、前記ポンチの前記第1の
半径に該山形鋼の該他辺の内のり幅を足した値に等しい
半径を有する凹型の曲面であることを特徴とする請求項
4に記載の山形鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項6】 前記第1の抑え部材が、前記ダイスの縦
方向の前記外側面に取り外し自在に固定されていること
を特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の山形
鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項7】 前記第2の抑え部材が、前記ポンチの縦
方向の前記外側面に取り外し自在に固定されていること
を特徴とする請求項1、2、4のいずれかに記載の山形
鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項8】 所定のストロークを上下に可動な上型
と、基台に固定された下型のいずれか一方の型を構成し
第3の半径を有する横方向の円筒形外側曲面を備えたポ
ンチと、他方の型を構成し第4の半径を有する横方向の
円筒形内側曲面を備えたダイスとからなり、前記上型を
前記ストロークの最下位まで下降させたときに、前記ポ
ンチと前記ダイスとの間に曲げ加工しようとする溝形鋼
の曲げ加工完了時の形状と等しい空隙を形成するように
したプレス装置であって、前記上型を上昇させた状態
で、前記溝形鋼の曲げの目的である溝底を構成する一辺
が前記横方向の両曲面の間の空隙に位置し、かつ溝壁を
構成する2辺のうちの一辺が、前記ダイスの前記横方向
の曲面の一端でこの面と直角をなす縦方向の内側面と、
前記ポンチの前記横方向の曲面の一端でこの面と直角を
なす縦方向の一方の外側面との間の空隙に位置し、また
該溝壁を構成する他辺が、前記ポンチの前記横方向の曲
面の他端でこの面と直角をなす縦方向の他方の外側面
と、該ダイスの前記横方向の曲面の他端に位置する縦方
向の外側面に沿って取り付けた第3の抑え部材の対応す
る面との間の空隙に位置するように該溝形鋼を装入し、
前記上型を前記最下位まで下降させることによって前記
両曲面に沿って該溝形鋼を曲げ加工するプレス装置にお
いて、 該溝形鋼の溝底を構成する前記一辺の横方向の移動を、
前記ダイスの縦方向の前記内側面と前記第3の抑え部材
の前記面との間で挟持し、かつ該溝形鋼の溝壁を構成す
る前記2辺の横方向の変形を、前記ダイスの縦方向の前
記内側面と前記第3の抑え部材の前記面との間で前記ポ
ンチを介してそれぞれ挟持することによって拘束する第
3の拘束手段と、 該溝形鋼の溝壁を構成する前記2辺の上下方向の移動
を、前記ダイスの横方向の前記内側曲面と前記ポンチの
縦方向の前記それぞれの外側面に沿って取り付けた第4
及び第5の抑え部材の対応する面との間でそれぞれ挟持
することによって拘束する第4及び第5の拘束手段とを
備えていることを特徴とする溝形鋼の曲げ加工プレス装
置。 - 【請求項9】 前記ポンチの前記横方向の曲面が凸型で
あり、かつ前記ダイスの前記横方向の曲面が凹型である
ことを特徴とする請求項8に記載の溝形鋼の曲げ加工プ
レス装置。 - 【請求項10】 前記第4及び第5の抑え部材の、前記
溝形鋼の溝壁を構成する前記2辺の辺端に対応する面
が、それぞれ前記ポンチの前記第3の半径から該溝形鋼
の該2辺の内のり幅を差し引いた値に等しい半径を有す
る凸型の曲面であることを特徴とする請求項9に記載の
溝形鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項11】 前記ポンチの前記横方向の曲面が凹型
であり、かつ前記ダイスの前記横方向の曲面が凸型であ
ることを特徴とする請求項8に記載の溝形鋼の曲げ加工
プレス装置。 - 【請求項12】 前記第4及び第5の抑え部材の、前記
溝形鋼の溝壁を構成する前記2辺の辺端に対応する面
が、それぞれ前記ポンチの前記第3の半径に該溝形鋼の
該2辺の内のり幅を足した値に等しい半径を有する凹型
の曲面であることを特徴とする請求項11に記載の溝形
鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項13】 前記第3の抑え部材が、前記ダイスの
縦方向の前記外側面に着脱自在に固定されていることを
特徴とする請求項8、9、11のいずれかに記載の溝形
鋼の曲げ加工プレス装置。 - 【請求項14】 前記第4及び第5の抑え部材が、前記
ポンチの縦方向の前記それぞれの外側面に着脱自在に固
定されていることを特徴とする請求項8、9、11のい
ずれかに記載の溝形鋼の曲げ加工プレス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17241095A JPH0919721A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 形鋼の曲げ加工プレス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17241095A JPH0919721A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 形鋼の曲げ加工プレス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0919721A true JPH0919721A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=15941448
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17241095A Pending JPH0919721A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 形鋼の曲げ加工プレス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0919721A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103157723A (zh) * | 2011-12-16 | 2013-06-19 | 上海外高桥造船有限公司 | 角钢撑弯压膜 |
| WO2015040969A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 新日鐵住金株式会社 | プレス成形品及びプレス成形品の製造方法並びにプレス成形品の製造装置 |
| CN104588499A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-06 | 国家电网公司 | 角钢冲压模具 |
| CN105107954A (zh) * | 2015-09-14 | 2015-12-02 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 铝合金l形角材零件端头局部下陷成形模具及应用 |
| CN105817531A (zh) * | 2015-01-04 | 2016-08-03 | 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 | 一种控制畸变的压弯成型模具 |
| JP2019022912A (ja) * | 2014-09-18 | 2019-02-14 | 新日鐵住金株式会社 | 成形品の製造方法、及び金型 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17241095A patent/JPH0919721A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103157723A (zh) * | 2011-12-16 | 2013-06-19 | 上海外高桥造船有限公司 | 角钢撑弯压膜 |
| WO2015040969A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2015-03-26 | 新日鐵住金株式会社 | プレス成形品及びプレス成形品の製造方法並びにプレス成形品の製造装置 |
| JPWO2015040969A1 (ja) * | 2013-09-20 | 2017-03-02 | 新日鐵住金株式会社 | プレス成形品及びプレス成形品の製造方法並びにプレス成形品の製造装置 |
| US10196090B2 (en) | 2013-09-20 | 2019-02-05 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Press-molded product, press-molded product producing method, and press-molded product producing apparatus |
| US11155305B2 (en) | 2013-09-20 | 2021-10-26 | Nippon Steel Corporation | Press-molded product, press-molded product producing method, and press-molded product producing apparatus |
| JP2019022912A (ja) * | 2014-09-18 | 2019-02-14 | 新日鐵住金株式会社 | 成形品の製造方法、及び金型 |
| CN104588499A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-05-06 | 国家电网公司 | 角钢冲压模具 |
| CN105817531A (zh) * | 2015-01-04 | 2016-08-03 | 哈尔滨飞机工业集团有限责任公司 | 一种控制畸变的压弯成型模具 |
| CN105107954A (zh) * | 2015-09-14 | 2015-12-02 | 沈阳飞机工业(集团)有限公司 | 铝合金l形角材零件端头局部下陷成形模具及应用 |
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