JPH08248409A - 液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法 - Google Patents

液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法

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JPH08248409A
JPH08248409A JP5530495A JP5530495A JPH08248409A JP H08248409 A JPH08248409 A JP H08248409A JP 5530495 A JP5530495 A JP 5530495A JP 5530495 A JP5530495 A JP 5530495A JP H08248409 A JPH08248409 A JP H08248409A
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JP
Japan
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light
color filter
glass substrate
filter
liquid crystal
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Application number
JP5530495A
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English (en)
Inventor
Kenji Imazu
健二 今津
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガラス基板上に形成する赤色フィルター3
5、緑色フィルター36、青色フィルター37と、色フ
ィルターの境界部分を遮光する遮光体32とからなるカ
ラーフィルターにおいて、図1に示すように低反射率で
高い遮光性を兼ね備えた遮光体32を設け、各色フィル
ターの下部のみに遮光体32と同じ膜厚の透明なスペー
サー34を有する。 【効果】 遮光体と色フィルターとの間に生じた段差部
分は色フィルターの下部に選択的に透明な樹脂をスペー
サーとしてブラックマトリクスと同じ膜厚で形成するこ
とよって、この段差部分を補填することができ、表面形
状が平坦でかつ低反射率で高い遮光性の遮光体を具備し
たカラーフィルターを形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示装置に使用す
るカラーフィルターの構造と、その製造方法とに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的な液晶表示装置は、酸化インジュ
ウムスズ(以下ITOと記載する)からなるの透明電極
を形成した2枚のガラス基板の間に、光の透過量をコン
トロールする液晶とカラー表示を可能にするカラーフィ
ルターと、蛍光管と拡散板とからなるバックライトとを
備えた構造をしている。
【0003】一方のガラス基板には液晶に電圧を印加す
るためにITOで形成した信号電極をパターニングして
ある。また、もう一方のガラス基板にはカラー表示を可
能にするため、色の3原色である赤色フィルターと、緑
色フィルターと、青色フィルターとを備えたカラーフィ
ルターを構成している。
【0004】さらに、表示品質を高めるために、カラー
フィルター上には表面の凹凸を平坦化する目的で保護膜
を形成している。保護膜上にはやはり液晶層に電圧を印
加するためにITOで形成した走査電極がパターニング
してある。
【0005】信号電極と走査電極は液晶を挟んで交差部
分(画素)を形成するように互いに直行した方向に規則
正しく配列している。信号電極および走査電極上には液
晶分子を規則正しく配向させるための処理をした配向膜
を形成してある。
【0006】カラーフィルターは液晶表示装置の赤、
緑、青の画素に対応して、赤、緑、青の色フィルターを
一定間隔にストライプ状あるいはモザイク状に配置して
いる。
【0007】さらに、隣あった画素間の色の混色やバッ
クライトから発せられた光がカラーフィルターを通らず
に光漏れを生じ、画質が低下することを防止するために
各色フィルターの境界部分に遮光体を形成している。
【0008】このようなカラーフィルターの製造手段と
しては、印刷手段やフォトリソグラフィー手段が一般的
である。
【0009】印刷手段やフォトリソグラフィー手段を用
いた製造方法では、クロムなどの金属遮光膜をガラス基
板上に形成したのちに、フォトリソグラフィー手段を用
いてフォトマスクに形成した遮光体パターンをレジスト
像として金属遮光膜上に転写する。
【0010】この後に液晶表示装置の画素に対応する開
口部をクロムエッチング処理で取り除き、ガラス基板上
に遮光体を形成する。
【0011】印刷手段においては、この遮光体の開口部
にカラーフィルターパターンを樹脂や金属の凹凸で形成
した印刷版を用いて赤インキで赤色フィルターを印刷す
る。同様に緑インキで緑色フィルターを印刷し、青イン
キで青色フィルターを印刷する。
【0012】また、フォトリソグラフィー手段において
は、感光性樹脂に赤、緑、青の顔料や染料を分散した感
光樹脂を遮光体上に形成し、ガラス基板上に形成してい
る遮光体の開口部のカラーフィルターを形成する部分に
フォトマスクに形成しているカラーフィルターパターン
を位置合わせし、露光処理と、現像処理とを行う。
【0013】この処理工程で感光部と未感光部の現像液
に対する溶解度の差を利用し、現像液に溶解しない感光
した感光性樹脂の部分でカラーフィルターパターンを形
成する。遮光体の開口部に赤、緑、青のカラーフィルタ
ーを形成する場合には遮光体を形成したのちに上記と同
様な工程を赤、緑、青毎に3回繰り返す。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、遮光体にクロ
ムの金属遮光膜をもちいた場合、金属遮光膜表面の反射
率が高いために、液晶表示装置の画面上に照射される外
部光の反射の影響で表示品質を著しく損ねる。
【0015】このような課題の解決手段としては、表面
が低反射率な材質で遮光体を形成する手法が試みられて
いる。
【0016】たとえば、表示画面側のガラス基板と金属
遮光膜で形成した遮光体との界面に低反射率な酸化膜を
形成する手法や、樹脂中に黒色の着色材を添加した感光
性樹脂をフォトリソグラフィー手段をもちいて遮光体を
形成する手法である。
【0017】しかし、酸化膜を形成する手法では、製造
工程の増加やコスト高をまねく。また、黒色の感光性樹
脂で形成する手法においては、金属と比較して遮光性が
低いため、光源光を充分遮光するためには、光の透過方
向に黒色の感光性樹脂の膜厚を厚く形成する必要があ
る。
【0018】カラーフィルターを構成する赤、緑、青の
色フィルターは、上記したように、赤、緑、青の顔料を
それぞれ分散した感光性樹脂をもちいてフォトリソグラ
フィー手段で形成するか、あるいは赤、緑、青のインキ
材をもちいて印刷手段で形成する。
【0019】このとき、所定の分光特性を得るために
は、赤、緑、青の感光性着色材あるいはインキ材の顔料
の含有量によって、色フィルターの膜厚が通常1.0μ
mから2.0μm必要となる。
【0020】黒色の感光性樹脂やインキ材をもちいて遮
光体を形成する場合にも、充分な遮光性を確保するため
には1.0μmから2.0μmの膜厚を必要とする。
【0021】一方、フォトリソグラフィー手段あるいは
印刷手段において、赤、緑、青の色フィルターと遮光体
とはその形成工程で生じるお互いの形成位置のズレによ
り、カラーフィルターと遮光体との間に隙間部分が生じ
る。
【0022】この隙間部分は、光源光がカラーフィルタ
ーを通過しないで液晶表示装置の画面上に表示されるた
めに表示ムラとなる。
【0023】このような表示ムラを防止し、製造工程に
おける位置合わせ精度を広くする目的で、遮光体上に色
フィルターの端部をオーバーラップするように形成す
る。
【0024】図13は遮光体に金属遮光膜をもちいた従
来のカラーフィルターを示す平面図であり、図14はそ
のG−G線における断面を示す断面図である。また図1
5は低反射率な黒色の感光性樹脂もちいて遮光体を形成
したカラーフィルターの平面図であり、図16はそのH
−H線における断面を示す断面図である。
【0025】図13と図14とに示す従来のカラーフィ
ルターは、ガラス基板10上に金属遮光膜で形成してい
る遮光体11と、液晶表示装置の赤、緑、青の画素に対
応する遮光体の開口部にそれぞれ赤色フィルター12と
緑色フィルター13と青色フィルター14を備えた構成
をしている。
【0026】さらに、各色フィルターはその端部を遮光
体にオーバーラップするように形成している。
【0027】遮光体11は金属遮光膜で形成しており、
100nm程度の膜厚で充分な遮光性が得られるれ、赤
色フィルター12と、緑色フィルター13と、青色フィ
ルター14の端部と、遮光体11とのオーバーラップ部
分ではほとんど段差を生じない。
【0028】しかし、図15と図16とに示すカラーフ
ィルターのように、低反射率な黒色の感光性樹脂やイン
キ材を用いて遮光体15を形成した場合には、遮光体1
5とぞれぞれの色フィルターと赤色フィルター16と緑
色フィルター17と青色フィルター18とのオーバーラ
ップ部分19では、色フィルターの膜厚と遮光体15の
膜厚が重なった厚さとなる。
【0029】そして遮光体15の膜厚が1μmから2μ
mと厚いために、このオーバーラップ部分と、画素部に
形成している色フィルターとの間で段差を生じてしま
う。このような段差は液晶層の配向を乱して、液晶表示
装置の表示特性を損ねることになる。
【0030】本発明は上記の課題点を解決して、低反射
率な遮光体を具備し、表面形状が平坦なカラーフィルタ
ーの構造とその製造方法とを提供することを目的とす
る。
【0031】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製
造方法は、下記記載の手段を採用している。
【0032】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
は、ガラス基板上に形成している赤と、と緑、青の色フ
ィルターとその境界部を遮光する遮光体と赤と、緑と、
青の色フィルターの下部に遮光体と同じ膜厚の透明なス
ペーサーとを有することを特徴とする。
【0033】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
の製造方法は、ガラス基板上に黒色の着色材を分散した
感光性樹脂で開口部を具備した遮光体を形成する工程
と、開口部に透明な感光性樹脂で遮光体と同じ膜厚のス
ペーサーを形成する工程と、開口部に形成しているスペ
ーサーの上部に顔料が分散した感光性樹脂で赤、緑、青
の色フィルターを形成する工程とを有することを特徴と
する。
【0034】本発明の液晶表示装置用カラーフィルター
の製造方法は、ガラス基板上に黒色の着色材を分散した
感光性樹脂で開口部を設ける遮光体を形成する工程と、
この開口部に透明な感光性樹脂で遮光体と同じ膜厚のス
ペーサーを形成する工程と、赤、緑、青の色フィルター
を形成する毎に開口部に形成しているスペーサーの上部
に感光性染色性樹脂で色フィルターパターンを形成し、
その色フィルターをパターンを赤、緑、青の染料で染色
する工程とを有することを特徴とする。
【0035】
【作用】本発明では、色フィルターを形成する部分であ
る遮光体の開口部と黒色の着色材を分散した感光性樹脂
で形成している遮光体との段差は開口部のみに透明な樹
脂をスペーサーとして遮光体と同じ膜厚で形成する。こ
のことよって、この段差部分を補填することができる。
したがって、この表面にカラーフィルターを形成するこ
とにより、カラーフィルター表面を平坦に形成すること
が可能である。
【0036】このようなカラーフィルターの構造と製造
方法をもちいることによって表示特性を損ねることな
く、黒色の着色材を分散した感光性樹脂をもちいて充分
な遮光性をもち、低反射率な遮光体を形成することがで
きる。
【0037】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例における
液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法を
説明する。
【0038】はじめに、図17を参照して、カラー表示
を可能にしている液晶表示装置の構成を説明し、その構
成部材である本発明のカラーフィルターとその製造方法
について説明する。
【0039】図17はITOで透明電極を形成した2枚
のガラス基板の間に光の透過量をコントロールする液晶
と、カラー表示を可能にするカラーフィルターと、蛍光
管と拡散板とからなるバックライトとを備えた構造の液
晶表示装置の断面図を示している。
【0040】ガラス基板20には液晶21に電圧を印加
するためにITOで形成した信号電極22をパターニン
グしてある。
【0041】さらに、ガラス基板23にはカラー表示を
可能にするため、色の3原色である赤色フィルター24
と、緑色フィルター25と、青色フィルター26とを備
えたカラーフィルターを構成している。
【0042】さらにまた、液晶層の厚さと液晶21の配
向を均一にし、表示品質を高めるために、カラーフィル
ター上には表面の凹凸を平坦化する目的で保護膜28を
形成している。
【0043】保護膜28上には、やはり液晶21に電圧
を印加するためにITOで形成した走査電極27をパタ
ーニングしてある。
【0044】走査電極27と信号電極22は液晶21を
挟んで交差部分(画素)を形成するように互いに直行し
た方向に規則正しく配列している。
【0045】それぞれの色のカラーフィルターは、液晶
表示装置の画素に対応して一定間隔に配置している。ま
た、隣あった画素間の色の混色やバックライト29から
発せられた光がカラーフィルターを通らずに光漏れを生
じ、画質が低下することを防止するために遮光体30を
形成している。
【0046】つぎに、本発明のカラーフィルターの構造
について図1と図2をもちいて説明し、つぎに本発明の
カラーフィルターの製造方法について図3から図12を
交互に参照し説明する。
【0047】図1は本発明の液晶表示装置用カラーフィ
ルターを示す平面図であり、図2は図1のA−A線にお
ける断面を示す断面図である。以下、図1と図2とを交
互に参照して説明する。
【0048】透明なガラス基板31上には液晶表示装置
の表示画面において、外部光の反射を防止する目的で、
黒色の着色材を分散した感光性樹脂からなる低反射率な
遮光体32を形成してある。
【0049】この遮光体32の膜厚は、感光性着色材に
分散している黒色の着色材の含有量によって異なるが、
充分な遮光特性を得るために、1.5μmの膜厚に形成
している。
【0050】液晶表示装置の赤色、緑色、青色の画素に
対応するガラス基板上の遮光体32の開口部33には、
遮光体32と開口部33との段差を補填し表面が平坦な
カラーフィルターを形成するために、透明な感光性樹脂
で形成したスペーサー34が遮光体32と同じ膜厚に形
成してある。
【0051】さらに、液晶表示装置の赤と、緑と、青と
の画素の対応するように、開口部33のスペーサー34
上には赤色フィルター35と、緑色フィルター36と、
青色フィルター37とをそれぞれ形成してある。
【0052】それぞれの色フィルターは形成時に遮光体
32との位置ズレにより生じる隙間からの光源光洩れを
防止する目的で、色フィルターの端部を遮光体にオーバ
ーラップするように形成している。
【0053】この色フィルターの配列としては、液晶表
示装置の走査電極と信号電極の配列によってストライプ
状あるいはモザイク状に形成する。図1に示すカラーフ
ィルターにおいてはストライプ状に配列しているが、本
発明のカラーフィルターの配列形状にとくに制限はな
く、モザイク状に配列することも可能である。
【0054】つぎに、図1と図2に示す本発明の実施例
における液晶表示装置用カラーフィルター製造方法につ
いて具体的に説明する。
【0055】図3は遮光体32を形成しているガラス基
板31を示す平面図であり、図4は図3のB−B線にお
ける断面を示す断面図である。
【0056】透明なガラス基板上に遮光体32材料とし
て黒色の着色材を分散した感光性樹脂として、富士ハン
トエレクトロニクステクノロジー社製のネガ型の黒色カ
ラーレジストをロールコート法あるいは回転塗布法を用
いて膜厚1.5μmになるように平坦に形成する。
【0057】つぎに、遮光体パターンを形成しているフ
ォトマスクを介して、ガラス基板上の遮光体を形成する
部分の黒色カラーレジストに投影露光装置あるいは密着
露光装置をもちいてg線、h線、i線を含む紫外光をi
線換算で400mJ/cm2のエネルギー量になるよう
に照射し、露光処理する。
【0058】つぎにこのガラス基板を富士ハントエレク
トロニクステクノロジ社製のレジスト現像液CDに1分
間浸漬し、光を照射していない未感光部分の黒色カラー
レジストを現像液に溶解する。
【0059】図3と図4に示すように、ガラス基板31
上には現像液に不溶化した黒色カラーレジストで遮光体
32を形成し、現像液に溶解して除去した黒色カラーレ
ジスト部分で開口部33を形成している。
【0060】図5は図3と図4で示した遮光体32を形
成したガラス基板31上に、透明な感光性樹脂で遮光体
と同じ膜厚のスペーサー34を形成しているガラス基板
31を示す平面図であり、図6は図5のC−C線におけ
る断面を示す断面図である。
【0061】図3と図4に示しているガラス基板31上
の遮光体形成面スペーサー34材料として新日鐵化学製
の透明なネガ型の感光性樹脂V−259PAをロールコ
ート法あるいは回転塗布法を用いて膜厚1.5μmにな
るように平坦に形成する。
【0062】つぎに、このガラス基板をホットプレート
上で温度80℃から90℃で5分間加熱処理を行う。
【0063】その後、図3と図4とで示したガラス基板
31上に形成している遮光体32をフォトマスクとして
ガラス基板31の遮光体32形成面の裏面からg線、h
線、i線を含む紫外光をi線換算で500mJ/cm2
のエネルギー量になるように照射する。ここで遮光体形
成部分を除く開口部33のみから光が透過し、開口部3
3の感光性樹脂が感光する。
【0064】つぎに、アルカリ現像液にこのガラス基板
を温度23℃で1分間浸漬し、遮光体上の未感光部分の
感光性樹脂を現像液に溶解して取り除く。
【0065】図5と図6に示すように、遮光体32と開
口部33との段差を補填するようにガラス基板31上の
開口部33に現像液に不溶化した感光性樹脂で遮光体と
同じ膜厚の透明なスペーサー34を形成している。
【0066】図7は、図5と図6で示した遮光体32と
スペーサー34を形成したガラス基板31上に赤色フィ
ルター35を形成しているガラス基板31を示す平面図
であり、図8は図7のD−D線における断面を示す断面
図である。
【0067】図5と図6に示すガラス基板31の遮光体
32形成面に、赤色フィルター35材料として赤色顔料
を分散した感光性樹脂である富士ハントエレクトロニク
ステクノロジ社製の赤色カラーレジストCR−2000
をロールコート法、あるいは回転塗布法を用いて膜厚
1.5μmになるように形成する。その後、このガラス
基板をホットプレート上で温度80℃から90℃で5分
間加熱処理する。
【0068】つぎに投影露光装置あるいは密着露光装置
を用いて、遮光体32の開口部33に形成しているスペ
ーサー34上の赤色フィルターを形成する部分に、フォ
トマスクに形成している赤色フィルターパターンを位置
合わせする。
【0069】そしてフォトマスクを介して赤色レジスト
上にg線、h線、i線を含む紫外光をi線換算で300
mJ/cm2 のエネルギ量で照射する。
【0070】このガラス基板を富士ハントエレクトロニ
クステクノロジ社製のレジスト現像液CDに1分間浸漬
して、未感光部分の赤色カラーレジストを現像液に溶解
し、図7と図8とに示すように感光して現像液に不溶な
赤色カラーレジストで遮光体32の開口部33に形成し
ているスペーサー34上に赤色フィルター35を形成す
る。
【0071】ここで、赤色フィルター35はストライプ
状に配列し、端部を遮光体にオーバーラップするよう形
成している。
【0072】図9は図7と図8で示した赤色フィルター
35を形成したのちに、緑色フィルター36を形成して
いるガラス基板31を示す平面図であり、図10は図9
のE−E線における断面を示す断面図である。
【0073】緑色フィルター36材料として緑色顔料を
分散した感光性樹脂である富士ハントエレクトロニクス
テクノロジ社製のカラーレジストCG−5000を、図
7と図8に示しているガラス基板31上の遮光体形成面
にロールコート法、あるいは回転塗布法を用いて膜厚
1.5μmになるように形成する。
【0074】赤色フィルター形成工程と同様な処理工程
で、投影露光装置あるいは密着露光装置をもちいて、ガ
ラス基板31上の遮光体32の開口部33に形成してい
るスペーサー34上の緑色フィルターを形成する部分に
フォトマスクに形成している緑色フィルターパターンを
位置合わせする。
【0075】そしてフォトマスクを介して緑色レジスト
上にg線、h線、i線を含む紫外光をi線換算で300
mJ/cm2 のエネルギ量で照射する。
【0076】つぎに赤色カラーフィルター形成工程と同
様に現像処理を行い、図9と図10に示すように感光し
て現像液に不溶な緑色カラーレジストで遮光体32の開
口部33に形成しているスペーサー34上に緑色フィル
ター36を形成する。
【0077】ここで、緑色フィルター36は赤色フィル
ター35と同様にストライプ状に配列し、端部を遮光体
にオーバーラップするよう形成している。
【0078】図11は図9と図10で示した緑色フィル
ター36を形成したのちに青色フィルター37を形成し
ているガラス基板31を示す平面図であり、図12は図
11のF−F線における断面を示す断面図である。
【0079】青色顔料を分散した感光性樹脂として富士
ハントエレクトロニクステクノロジ社製のカラーレジス
トCB−2000を、図9と図10に示しているガラス
基板31上の遮光体形成面にロールコート法あるいは回
転塗布法を用いて膜厚1.5μmになるように塗布す
る。
【0080】赤色フィルター35と緑色フィルター36
形成工程と同様に、投影露光装置あるいは密着露光装置
を用いて、ガラス基板31上の遮光体32の開口部33
に形成しているスペーサー34上の青色フィルターを形
成する部分にフォトマスクに形成している青色フィルタ
ーパターンを位置合わせする。
【0081】そしてフォトマスクを介して青色カラーレ
ジスト上にg線、h線、i線を含む紫外光をi線換算で
300mJ/cm2 のエネルギ量で照射する。
【0082】つぎに、赤色フィルターと緑色フィルター
形成工程と同様に現像処理と、加熱処理を行い図11と
図12に示すように遮光体32の開口部33に形成して
いるスペーサー34上に青色カラーフィルター37を形
成する。
【0083】ここで、青色フィルター37は赤色フィル
ター35と同様にストライプ状に配列し、端部を遮光体
にオーバーラップするよう形成している。
【0084】つぎに本発明の別の実施例における液晶表
示装置用カラーフィルターの製造方法を説明する。
【0085】透明なガラス基板上に遮光体32材料とし
て黒色の着色材を分散した感光性着色材である富士ハン
トエレクトロニクステクノロジー社製のネガ型の黒色カ
ラーレジストをロールコート法あるいは回転塗布法を用
いて膜厚1.5μmになるように平坦に塗布する。
【0086】つぎに、遮光体パターンを形成しているフ
ォトマスクを介して、ガラス基板上の遮光体を形成する
部分の黒色カラーレジストに投影露光装置あるいは密着
露光装置をもちいてg線、h線、i線を含む紫外光をi
線換算で400mJ/cm2のエネルギー量になるよう
に照射し、露光処理する。
【0087】このガラス基板を富士ハントエレクトロニ
クステクノロジ社製のレジスト現像液CDに1分間浸漬
し、光を照射していない未感光部分の黒色カラーレジス
トを現像液に溶解する。
【0088】図3と図4に示すようにガラス基板31上
には現像液に不溶化した黒色カラーレジストで遮光体3
2を形成し、現像液に溶解して除去した黒色カラーレジ
スト部分で開口部33を形成している。
【0089】つぎに、図3と図4に示しているガラス基
板31上の遮光体32形成面にスペーサー34材料とし
て透明な感光性樹脂である新日鐵化学製のネガ型の感光
性樹脂V259ーPAをロールコート法あるいは回転塗
布法を用いて膜厚1.5μmになるように形成する。
【0090】つぎに、このガラス基板をホットプレート
上で温度80℃から90℃で5分間加熱処理を行う。
【0091】その後、図3と図4で示したガラス基板3
1上に形成している遮光体32をフォトマスクとしてガ
ラス基板の遮光体形成面の裏面からg線、h線、i線を
含む紫外光をi線換算で300mJ/cm2 のエネルギ
ー量になるように照射する。
【0092】ここで遮光体形成部分を除く開口部33の
みから光が透過し、開口部33の感光性樹脂が感光す
る。
【0093】つぎに、アルカリ現像液にこのガラス基板
を温度23℃で1分間浸漬し、遮光体32上の未感光部
分の感光性樹脂を現像液に溶解して取り除く。
【0094】図5と図6に示すように、遮光体32と開
口部33との段差を補填するようにガラス基板31上の
開口部33に現像液に不溶化した感光性樹脂で遮光体3
2と同じ膜厚の透明なスペーサー34を形成する。
【0095】つぎに、ガラス基板31の遮光体32形成
面に、赤色フィルター35材料として感光性染色性樹脂
である冨士薬品製のゼラチン水溶液に重クロム酸アンモ
ニウムを2w%濃度になるように加えたものを回転塗布
法を用いて膜厚1.0μmになるように形成する。
【0096】つぎに、このガラス基板をホットプレート
上で温度70℃から80℃で5分間加熱処理を行う。
【0097】その後、投影露光装置あるいは密着露光装
置を用いて、ガラス基板31上に形成しているスペーサ
ー34上の赤色フィルター35を形成する部分にカラー
フィルターパターンを形成しているフォトマスクを位置
合わせし、g線、h線、i線を含む紫外光をi線換算で
400mJ/cm2 の露光量になるように照射する。
【0098】この後にペーハ(pH)を3に調整した酢
酸水溶液に、このガラス基板を温度50℃で2分間浸漬
し、未感光部の感光性染色性樹脂を現像液に溶解除去す
る。
【0099】つぎに、このガラス基板を日本化薬製の赤
色染料PC−REDーR136Pを1w%濃度になるよ
うに調合した赤色染色液に温度60℃で10分間浸漬
し、現像液に不溶であった感光部を赤染色処理する。
【0100】つぎに、染色処理が終わったガラス基板
を、0.5w%のタンニン酸水溶液に60℃で5分間浸
漬した後に、0.5w%の吐酒石水溶液に60℃で5分
間浸漬し、第2色目と第3色目で行う染色処理時に他の
染料による染色を防ぐための防染硬膜処理を行い、図7
と図8に示すように遮光体32の開口部33に形成して
いるスペーサー34上に赤色フィルター35を形成す
る。
【0101】ここで、赤色フィルター35はストライプ
状に配列し、端部を遮光体にオーバーラップするよう形
成している。
【0102】つぎに、赤色フィルター形成工程と同様に
ガラス基板31の遮光体形成面に感光性染色性樹脂を回
転塗布法を用いて膜厚1.0μmになるように塗布す
る。
【0103】このガラス基板をホットプレート上で温度
70℃から80℃で5分間加熱後、投影露光装置あるい
は密着露光装置を用いて、ガラス基板に形成しているス
ペーサー30上の緑色フィルター36を形成する部分に
カラーフィルターパターンを形成しているフォトマスク
を位置合わせし、g線、h線、i線を含む紫外光をi線
換算で400mJ/cm2 の露光量になるように照射す
る。
【0104】このガラス基板をペーハー(pH)を3に
調整した酢酸水溶液に温度50℃で2分間浸漬し、未感
光部の感光性染色性樹脂を現像液に溶解除去する。
【0105】つぎに日本化薬製の緑色染料PC−GRE
ENーFOPを1w%濃度になるように調合した緑色染
色液に60℃の温度で10分間浸漬し、現像液に不溶で
あった感光部の感光性染色性樹脂を緑染色処理する。
【0106】つぎに、染色処理が終わったガラス基板を
0.5w%のタンニン酸水溶液に温度60℃で5分間浸
漬した後に、0.5w%の吐酒石水溶液に温度60℃で
5分間浸漬し、第3色目の染色処理時に染料による染色
を防ぐための防染硬膜処理を行い、図9と図10に示す
ように遮光体32の開口部33に形成しているスペーサ
ー34上に緑色フィルター36を形成する。
【0107】ここで、緑色フィルター36はストライプ
状に配列し、端部を遮光体にオーバーラップするよう形
成している。
【0108】赤色フィルターと緑色フィルター形成手法
と同様にガラス基板31上の遮光体形成面に、感光性染
色性樹脂を回転塗布法をもちいていて膜厚1.0μmに
なるように形成し、この基板をホットプレート上で温度
70℃から80℃で5分間加熱処理を行う。
【0109】その後、投影露光装置あるいは密着露光装
置を用いて、ガラス基板に形成しているスペーサー34
上の青色フィルター37を形成する部分にカラーフィル
ターパターンを形成しているフォトマスクを位置合わせ
し、g線、h線、i線を含む紫外光をi線換算で400
mJ/cm2 の露光量になるように照射する。
【0110】このガラス基板をペーハー(pH)を3に
調整した酢酸水溶液に温度50℃で2分間浸漬し、未感
光部の感光性染色性樹脂を現像液に溶解除去する。
【0111】さらに日本化薬製の青色染料PC−BLU
EーB45Pを1w%濃度になるように調合した青色染
色液に上記現像処理後のガラス基板を温度60℃で10
分間浸漬し、現像液に不溶であった感光部の感光性染色
性樹脂を青染色処理する。
【0112】つぎに、染色処理後のガラス基板を0.5
w%のタンニン酸水溶液に温度60℃で5分間浸漬した
後に、0.5w%の吐酒石水溶液に温度60℃で5分間
浸漬して、防染硬膜処理を行い、図13と図14に示す
ようにガラス基板31上の遮光体32の開口部33に形
成しているスペーサー34上に青色フィルター37を形
成する。
【0113】ここで、青色フィルター37はストライプ
状に配列し、端部を遮光体にオーバーラップするよう形
成している。
【0114】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
カラーフィルターは黒色の着色材を分散した感光性樹脂
で遮光体を充分な光学濃度が得られる膜厚で形成してお
り、クロム等の金属膜をもちいた遮光体に比べ遮光性を
失うことなく、低反射率化が可能となる。
【0115】さらに、ガラス基板上の遮光体とカラーフ
ィルターとのオーバーラップ部分はカラーフィルターの
下部に透明な樹脂をスペーサーとして遮光膜と同じ膜厚
で選択的に形成することよって、遮光膜とカラーフィル
ターとのオーバーラップ部分に段差を生じることなく、
カラーフィルターの表面を平坦にすることが可能とな
る。このようなカラーフィルターの構造と製造方法をも
ちいることによって表示特性を損ねることなく、低反射
率な遮光体を具備したカラーフィルターを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図3】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法をを示す平面図である。
【図4】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図5】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す平面図である。
【図6】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図7】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す平面図である。
【図8】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図9】本発明の実施例における液晶表示装置用カラー
フィルターおよびその製造方法を示す平面図である。
【図10】本発明の実施例における液晶表示装置用カラ
ーフィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図11】本発明の実施例における液晶表示装置用カラ
ーフィルターおよびその製造方法を示す平面図である。
【図12】本発明の実施例における液晶表示装置用カラ
ーフィルターおよびその製造方法を示す断面図である。
【図13】従来例における液晶表示装置用カラーフィル
ターの構造を示す平面図である。
【図14】従来例における液晶表示装置用カラーフィル
ターの構造を示す断面図である。
【図15】従来例における液晶表示装置用カラーフィル
ターの構造を示す平面図である。
【図16】従来例における液晶表示装置用カラーフィル
ターの構造を示す断面図である。
【図17】従来例における液晶表示装置の構造を示す断
面図である。
【符号の説明】
31 ガラス基板 32 遮光体 33 開口部 34 スペーサー 35 赤色フィルター 36 緑色フィルター 37 青色フィルター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板上に形成している赤、緑、青
    の色フィルターと色フィルターの境界部分を遮光する遮
    光体と色フィルターの下部に遮光体と同じ膜厚の透明な
    スペーサーとを有することを特徴とする液晶表示装置用
    カラーフィルター。
  2. 【請求項2】 ガラス基板上に黒色の着色材を分散した
    感光性樹脂で開口部を具備した遮光体を形成する工程
    と、開口部に透明な感光性樹脂で遮光体と同じ膜厚のス
    ペーサーを形成する工程と、開口部に形成しているスペ
    ーサーの上部に顔料が分散した感光性樹脂で赤、緑、青
    の色フィルターを形成する工程とを有することを特徴と
    する液晶表示装置用カラーフィルターの製造方法。
  3. 【請求項3】 ガラス基板上に黒色の着色材を分散した
    感光性樹脂で開口部を具備した遮光体を形成する工程
    と、開口部に透明な感光性樹脂で遮光体と同じ膜厚のス
    ペーサーを形成する工程と、赤、緑、青の色フィルター
    を形成する毎に開口部に形成しているスペーサーの上部
    に感光性染色性樹脂で色フィルターパターンを形成する
    工程と、色フィルターパターンを赤、緑、青の染料で染
    色する工程とを有することを特徴とする液晶表示装置用
    カラーフィルターの製造方法。
JP5530495A 1995-03-15 1995-03-15 液晶表示装置用カラーフィルターおよびその製造方法 Pending JPH08248409A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7310124B2 (en) 2003-05-09 2007-12-18 Sharp Kabushiki Kaisha Color filter substrate, method of manufacturing the color filter and display device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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