JPH0824865B2 - ポ−タブル型の粉体吹付及び回収装置 - Google Patents

ポ−タブル型の粉体吹付及び回収装置

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JPH0824865B2
JPH0824865B2 JP62050433A JP5043387A JPH0824865B2 JP H0824865 B2 JPH0824865 B2 JP H0824865B2 JP 62050433 A JP62050433 A JP 62050433A JP 5043387 A JP5043387 A JP 5043387A JP H0824865 B2 JPH0824865 B2 JP H0824865B2
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シー.ムルダー ダグラス
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は粉体吹付装置に係り、時に内蔵式ポータブル
型の粉体吹付室及び粉体回収装置に関する。
固体粉体被覆材で製品を吹付ける場合には、まず粉体
被覆材を微細な粒子粉体にしてこの粉体を液体塗料と同
様の方法によって製品に吹付ける。従来は、必ずしも必
須のことではないが、静電荷を、吹付けられた粉体に印
加して製品への粉体の吸着を高めている。粉体は、静電
荷によってかなりの時間の間、製品に付着しているの
で、この間に粉体を加熱溶融し、その後に冷却して製品
即ち対象基材に強固に付着させる。このような粉体吹付
法は、公知であり商業的に広く使用されている。
粉体の付着は一般には小室内で行われ、物品に付着し
なかった過剰吹付粉体がこの小室から収集される。スプ
レーガンは、小室内に設けられ、粉体供給ホッパーや粉
体ポンプのような空気流搬送粉体供給源に接続されてお
り、このスプレーガンは粉体を小室内移動物品に吹付け
る。尚、この移動物品は、頭上式コンベアから吊下げら
れている。排気装置は、粉体が小室内から流出するのを
防止している。即ち排気装置は小室内に負圧を生じさせ
て過剰吹付粉体をフィルタ装置を介して吸引した後に空
気を大気中に排気している。過剰吹付粉体は粉体回収装
置に収集され、ここに収容されるか、又は粉体供給ホッ
パーに再循環される。
従来は、例えば米国特許番号第4,409,009号に開示さ
れているように床に取付けられた単一ユニット内に吹付
室、粉体回収装置及びフィルタ装置のすべてが内蔵され
ている。この特許の粉体吹付室には開口が形成され、被
覆すべき物品がこの開口を介して頭上式コンベアによっ
て移送される。上記ユニットの外部には送風機が配置さ
れ、この送風機は、吹付室の下の粉体収集室の圧力を負
圧にして、過剰吹付粉体材料を吹付室から吸引し粉体収
集室内のフィルタに送る。このフィルタは、空気中から
粉体を取り除いた後に空気を大気中に放出する。残った
過剰吹付粉体は、粉体収集室の下のホッパーに収集され
た後、上記ユニットから遠く離れた供給ホッパー等の粉
体供給源に供給ラインを介して移送される。
発明者オフナー(Ofner)の米国特許番号第3,694,242
号及び同第3,714,926号には、コンパクトな粉体被覆装
置が開示されている。この粉体被覆装置では、容器等の
粉体供給源が、固定の取付用枠体上に取付けられた吹付
室に近接配置されている。この吹付室からの過剰吹付粉
体は吸引ラインを介して直接に粉体供給容器に戻され、
この回収された粉体は粉体供給容器において,空気と充
分に混合され、その後吹付室内のスプレーガンに送られ
る。粉体供給容器内にはフィルタも内蔵され、この容器
に流入した空気はこのフィルタによって粉体が取り除か
れた後に、大気中に放出される。この発明者オフナー
(Ofner)の発明による装置は、非常にコンパクト化さ
れているが、このコンパクト化は、 (1) フィルタ装置を粉体供給ホッパーもしくは容器
に内蔵したこと、 (2) 過剰吹付粉体を、吹付室の下と粉体収集室及び
ホッパーから回収するのではなく、吹付室から直接回収
するようにしたことによって達成されている。
また、別の公知の粉体吹付装置は、粉体吹付室が固定
であり、フィルタ装置と粉体回収装置とが組合わされて
ポータブル型となっている。このため、この装置は、い
ろいろな便利性を有するが、色をひんぱんに変える必要
のある分野では特に有用である。この粉体吹付室にはそ
の頂部即ち天井に開口が形成されており、この開口を介
して被覆すべき物品が頭上式コンベアによって搬送され
る。吹付室からの過剰吹付粉体を収集する回収装置と、
吹付室から流出した空気中から粉体を濾過するフィルタ
装置とを内蔵するポータブル・ユニットは、固定吹付室
に対して所定位置に移動可能である。回収装置によって
収集された過剰吹付粉体は、吹付室の外部に配置された
粉体供給ホッパー等の粉体供給源に供給ラインを介して
送られ、ここから別々のラインを通って吹付室に取付け
られた複数の粉体スプレーガンに戻される。以上に説明
した固定吹付室とポータブル型フィルタ・粉体回収ユニ
ットとから成る被覆装置は、例えば米国特許番号第4,49
8,913号、第4,354,451号、第4,245,551号、第4,378,728
号及び第3,944,404号に開示されている。
また、上述の装置を改良したものが米国特許番号第4,
545,324号、第4,354,451号及び第4,506,625号に開示さ
れている。これらの被覆装置では、吹付室は、ローラー
を具備しているので、ポータブル型のフィルタ・粉体回
収ユニットと共に、床上を種々に位置に移動可能であ
る。
ところが、上述した粉体吹付装置は、いずれも被覆す
べき物品が変わった場合、そして/又は異った分野に使
用する場合には制限を受けてしまうという問題がある。
即ち、上述の各公知の吹付室は、一体化されたフィルタ
・粉体回収装置に取付けられたワンピース・ユニットで
あるが、又はポータブル型フィルタ・粉体回収装置を収
容するワンピース・ユニットである。従ってこのような
粉体吹付室はいずれも、物品の形状そして/又は寸法が
大幅に変った場合にこれに対応する為に吹付室に変更を
加えるには必ずフィルタ・粉体回収装置を改造しなけれ
ばならない。このため、異った分野に使用する際に簡単
に適用することができず、一般に個々の用途毎に異った
粉体被覆装置を設計しなければならないという問題があ
った。
そこで、本発明の目的は、物品が異った場合にも粉体
回収装置を改造することなく吹付室の形状を容易に変更
することができる、コンパクトでかつ内蔵式ポータブル
型の粉体吹付室及び粉体回収装置を提供することであ
る。
この目的を達成する為に、本発明に係る粉体吹付及び
回収装置は、粉体回収及び粉体濾過装置を内蔵する基部
ユニットと、この基部ユニット上に取付可能に取付けら
れる独立型(分離型)吹付室とを具備するものである。
この吹付室は、天井と二つの側部と前壁とから構成さ
れ、基部ユニットに取付けられると粉体被覆室を形成す
る。この粉体被覆室において物品に粉体が塗布される。
吹付室の形状は、被覆すべき物品が変ったり、用途が変
った場合には基部ユニットを変えることなく容易に変更
することも、又はそれに合せて特別注文することもでき
る。
更に具体的に述べると、本発明のポータブル型粉体吹
付及び回収装置は粉体回収基部ユニットを具備し、この
基部ユニットには、その天井と前壁と後壁と側壁と床部
とによって囲まれた内部空間が形成されている。この床
部にはキャスタ又はローラーが取付けられているので、
基部ユニットは所望の位置に容易に移動可能である。吹
付室は天井と対向する一対の側壁と前壁とを有し、これ
らによって吹付室には、後部と底部とにおいて開放した
内部空間が形成されている。吹付室・ユニットは、吹付
室背後で側壁が基部ユニットの前壁に接触するように粉
体回収基部ユニット上に取外し可能に取付けられ、これ
によって吹付室の開放底部が基部ユニットの内部空間と
対向して粉体被覆室を形成する。
好適実施例では、吹付室が取付けられる粉体回収基部
ユニット前壁は、二部分、即ち下部と上部とから構成さ
れている。この前壁上部は、前壁下部から基部ユニット
の中心の方へ後方にずれており、前壁下部と上部との間
には複数の水平支持体が延在している。基部ユニットへ
の吹付室の取付は次のように行われる。即ち、吹付室を
複数の水平支持体上に載置し、それから吹付室を後方へ
摺動させて吹付室側壁を基部ユニットの前壁の上部に係
合させることによって行われる。こうして粉体被覆領域
即ち粉体被覆室が、吹付室の天井と一対の側壁と前壁、
及び基部ユニットの前壁と内部空間とによって形成され
る。
吹付室の各側壁には矩形の開口を設けることが望まし
い。この側壁の各開口には、壁面から吹付室内部の方へ
延在する導管が接続されている。この導管は、吹付作業
中に粉体が吹付室内から漏出するのを防止している。ま
た物品の形状が例えばパイプやチューブやその他の細長
い物品等の形状に変わった場合にはこれに応じて吹付室
側壁に形成する開口の形状を変えればよい。吹付室前壁
には上部パネルと下部パネルとが設けられ、これらの上
下パネルは、下部パネルが上部パネルに対して回転可能
に互いにヒンジされている。吹付室前壁の下部パネル
は、各側壁の開口と同一高さに設けられ、これにより下
部パネルは開口に接続された導管の前壁として機能す
る。
本発明のポータブル型粉体吹付室は上述の構成である
ので、その組立が簡単であり、いろいろな分野で使用す
ることができる。例えば、移動コンベアに取付けられた
使い捨ておむつの不織層等の物品を被覆する場合には、
まず吹付室を基部ユニット上に載置する。それから、吹
付室前壁の下部パネルを上方に旋回させた状態で、ロー
ラーをころがして基部ユニットと吹付室とを一体にコン
ベアの所まで移動して、コンベアを吹付室側壁の導管内
に入れる。その後、吹付室前壁の下部パネルを下降させ
て、吹付室を閉鎖し、その後の吹付作業に備えることに
なる。
粉体供給ホッパーが粉体回収基部ユニット上に取付け
られ、粉体を空気流に乗せて粉体スプレーガンに供給す
る。この粉体スプレーガンは物品の移動通路の上方の粉
体被覆室内に取付けられている。基部ユニット内部に配
置された粉体収集室は、基部ユニットの開口を介して粉
体被覆室に連通している。スプレーガンからの過剰吹付
は粉体収集室に収集され移送ポンプによって粉体供給ホ
ッパーに戻される。この粉体供給ホッパーはふるい即ち
スクリーン装置を備えている。このホッパーにスクリー
ン装置を設ける代りに、粉体から汚染物を取り除く独立
の装置を設けてもよく、この場合にはこの独立の装置に
過剰吹付粉体を直接送って汚染物除去後の粉体を供給ホ
ッパーに供給する。別の実施例では、粉体収集室に粉体
ポンプが取付けられ、この粉体ポンプが粉体を直接にス
プレーガンに戻す。これにより供給ホッパーが省略でき
る。
基部ユニットには濾過済空気室が配置され、この濾過
済空気室は互いに離間した一対の開口を除いて粉体収集
室からシールされている。各開口には、カートリッジ型
フィルタが取付けられ、これらのフィルタは粉体収集室
内に延在している。濾過済空気室に配置された送風機
は、濾過済空気室に負圧を生じさせ、これにより吹付室
から空気を吹込み、粉体収集室を介して濾過済空気室に
吸引する。濾過済空気室の開口に設けられた静的フィル
タは、大気中への粉体の放出が無いように、粉体収集室
からの粉体が濾過済空気室に進入することを防止する。
逆吹き装置が周期的に作動してカートリッジ型フィルタ
から粉体を落としてフィルタの清浄を行う。この落下し
た粉体は粉体収集室に収集されて供給ホッパーに再循環
される。
本発明の粉体吹付及び回収装置は、完全に内蔵式であ
り、コンパクトでポータブルタイプ即ち種々の場所に移
動可能なものである。粉体吹付及び回収装置に接続され
た外部ラインとしては、圧縮空気ラインと電源ラインの
みである。基部ユニット内に負圧を生じさせるファンと
粉体供給ホッパーとは基部ユニット及び吹付室ユニット
に一体に構成されている。
本発明は、コンパクトな構成であるので、例えば使い
捨ておむつの製造ラインのような、スペースが制限され
ている場合にも、また大吹付室や送風機又は吹付室の外
部の粉体供給ホッパーが非常に多くのスペースを占める
場合にも使用することができる。更に、異った形状の物
品を吹付ける場合にも、吹付室は、粉体回収基部ユニッ
トの設計や形状を変えることなく、その物品の形状に応
じて容易に特注することができる。
本発明の好適実施例の構造、作用及び利点は、添付の
図面を参照した以下の説明から更に明らかになるであろ
う。
第1図乃至第3図において、本発明に係るポータブル
型の粉体吹付及び回収装置10は、粉体回収基部ユニット
12と取外し可能な吹付室ユニット14とを有する。この基
部ユニット12は、天井16と床18と対向する側壁20、22と
前壁24と後壁26とを有し、これらによって内部空間が形
成される。前壁24は、二つの部分、即ち下部28と上部32
(第2図参照)とから構成され、下部28は頂部縁30を有
し、上部32は底部縁34を有する。上部32は、下部28に対
して基部ユニット12の内部の方へ後退するようにずれて
おり、これにより、互いに離間した一対の水平支持体3
6、38が下部28の頂部縁30と上部32の底部縁34との間に
形成される。後に詳説するように、これらの水平支持体
36と38の間には、開口が形成され、この開口は第4図に
示されたように基部ユニット12の内部の粉体収集室40の
上部を形成している。
第2図に示したように、前壁24の上部32は、矩形開口
42を有し、この開口42は保守修理用パネル44によって部
分的に閉鎖される。このパネル44は開口42の頂部におい
て上部32に蝶番付けされている。頂部パネル46は基部ユ
ニット12の天井16に蝶番付けされ、前壁24に接続されて
いる。
第3図に示したように、基部ユニット12と後壁26には
後述するグリル48と電気制御パネル50と空気制御パネル
52とを含む2つの制御パネルが取付けられている。各側
壁20、22にも、第2図及び第3図に示したように保守修
理用パネル54、56が夫々形成されている。基部ユニット
12の保守・修理用パネルはいずれも装置10の修理などの
場合に使用される。
吹付室14は、天井58と対向する側壁62、64と前壁66と
を有し、これらによって形成される吹付室内部空間は、
背後と底とにおいて開口している。前壁66は、下部パネ
ル67と上部パネル69とを有し、この下部パネル67は第4
図に示すように上部パネル69に対して外方へ回動可能に
上部パネル69に蝶番付けされている。第2図に示したよ
うに、天井58は、側壁66に蝶番付けされ、吹付室14の上
面の一部分に延在し側壁62、64上に載置されている。側
壁64にはブラケット68が支持され、このブラケット68に
は公知の紫外光検出器70が取付けられている。この検出
器70は火事の場合に吹付室114への粉体流入をストップ
する。前壁66に蝶番付けされた戸73には監視用窓72が取
付けられ、ここから吹付室14内の吹付作業を観察するこ
とができる。
好適の実施例では、吹付室14の各側壁62、64にはほぼ
矩形の開口74、76が形成されている。また、夫々吹付室
14の側壁62、64の開口74、76には一対の導管78、80が取
付けられ、これらの導管78、80は、側壁62、64から吹付
室14の内部の方へ延在して、これにより吹付作業中に過
剰吹付粉体が吹付室から流出することを防止している。
この過剰吹付粉体の吹付室14からの流出防止の為には、
導管78、80を側壁62、64から外方に延ばすようにしても
よい。図示のように導管78、80は上側パネルと底側パネ
ルと背後パネルとを有するが、吹付室14の前面に面した
前側面は開放している。この導管78、80の前側面は吹付
室14の前壁66の下部パネル67によって閉鎖される。
この図示の実施例では、開口74、76と導管78、80は、
使い捨ておむつの製造に使用される不織材料を支持する
コンベア・ベルト77を収容できるように、矩形形状に構
成されているが、しかしながら、別の分野で、収容すべ
き物体がパイプや棒やチューブ等の種々異った形状であ
る場合にはそれに応じて開口74、76と導管78、80の形状
を変えることができる。
第1図と第2図に明示したように、吹付室14は、基部
ユニット12上に装脱可能即ち取外し可能に取付けること
ができるもので、この取付はまず吹付室14の側壁64、64
を基部ユニット12の前壁24の互いに離間した水平支持体
36、38の上に設置することにより行われる。導管78、80
にはそれぞれフランジ82、84を突設することが好まし
く、これにより基部ユニット12に対して吹付室14の横方
向のずれを防止することができる。上記吹付室14の、支
持体36、38上への設置の後に、この吹付室14を水平支持
体36、38上で後方へ摺動させて、吹付室14の側壁62、64
の後方縁を前壁24の上部32に係合させる。この係合によ
って吹付室14と基部ユニット12との間に、後述の粉体吹
付用の粉体被覆室86として働く制御領域が形成され、そ
の後、吹付室14はボルトや他の固定具(図示せず)によ
って基部ユニット12に取外し可能に固定される。
吹付室14の前壁26の下部パネル67が第4図に想像線で
示したように垂直に持上げられた状態において、基部ユ
ニット12と吹付室14とは組合わされて一体としてコンベ
ア77の方へ回動される。これによりこのコンベア77は、
導管78、80の開放された前側面を通って、基部ユニット
12と吹付室14とにより形成された粉体被覆室86内に進入
する。その後に下部パネル67が鉛直閉鎖位置に回動さ
れ、粉体被覆室86を閉じてその後の吹付作業に備える。
第4図において、基部ユニット12と吹付室14とが組立
てられた状態で基部ユニット12の頂部パネル46は吹付室
14の側壁62、64上に載置される。基部ユニット12の頂部
パネル46と天井16の一部は、抜け口90を有する粉体供給
ホッパー88を支持している。粉体供給ホッパー88には、
ふるい即ちスクリーン装置を付設するか、それともその
代りに粉体から汚染物を取除く独立した装置を供給ホッ
パー88に接続することが望ましい。供給ホッパー88には
一対の粉体ポンプ92、94が接続され、これらのポンプ9
2、94はライン95によって粉体スプレーガン96に接続さ
れている。この粉体スプレーガン96は、ロッド98に沿っ
て可動のブラケット97に取付けられ、このロッド98は、
吹付室14の側壁62、64に取付けられている。粉体ポンプ
92、94は、公知のもので、夫々圧縮空気ライン100と霧
化空気ライン102とを有し、この圧縮空気ライン100は、
粉体を粉体供給ホッパー88から粉体ポンプ92、94に吸込
み、他方霧化空気ライン102はポンプ内で粉体を空気流
に乗せて搬送し粉体スプレーガン96から放出させる。粉
体スプレーガン96は、米国特許第4,543,274号に示され
たタイプのものが望ましく、そのノズル104が吹付室14
の粉体被覆室86内で下方に向いており、吹付室内を通る
物体を吹付ける。
図示の実施例では、コンベア77は吹付室14の側壁62、
64の開口74、76と導管78、80を貫通走行する。このコン
ベア77は、使い捨ておむつの不織部のような物品を支持
し、粉体スプレーガン96の下方を移動して上記物品に粉
体を塗布させる。粉体材料は、その一部がコンベア77上
の物品に塗布され、残りは物品に付着しないで、過剰吹
付粉体となる。この過剰吹付粉体は収集され粉体供給ホ
ッパー88やスプレーガン96に戻されたり又は離れた所に
ある廃物ドラム(図示せず)に送られる。
第4図は、本発明の粉体回収及び粉体濾過装置を示し
たもので、吹付室14の真下の基部ユニット12の底部には
粉体回収ホッパー108が配置されている。この粉体回収
ホッパー108は、過剰吹付粉体を収集する粉体収集室を
形成している。粉体回収ホッパー108は先細りの側壁110
を有し、この側壁110の底部は充気室114の上方に取付け
られた流動化板112に接続されている。またこの充気室1
14は空気ライン115に接続されている。粉体収集室40は
吹付室14に連通しており、吹付室14からの過剰吹付粉体
は保守修理用パネル44の下の基部ユニット12の前壁24に
形成された矩形開口42を通って粉体収集室40に収集され
る。過剰吹付粉体材料は、流動化板112上に集められ、
ここで充気室114によって流動化状態に保持される。
流動化板112の真上には移送ポンプ118が取付けられ、
このポンプ118は、第4図に概略的に示したようにライ
ン119によって粉体供給ホッパー88に接続され、粉体を
この粉体供給ホッパー88に戻す。上述したように粉体供
給ホッパー88にはふるい又はスクリーン装置を付設して
もよいし、又は独立の粉体処理装置を使用してもよい。
この後者の場合にはライン119は供給ホッパー88の代り
にこの独立の装置に接続される。尚、図示例では移送ポ
ンプ118を使用したが、この代りにポンプ92、94のよう
なベンチュリ型の粉体ポンプを使用することもできる。
この場合には粉体ポンプは、流動化板112からの粉体を
粉体供給ホッパー88又は独立の粉体処理装置に戻すので
はなく、直接粉体スプレーガン96に戻すことになる。
第4図の右方に濾過装置を示す。基部ユニット12内に
配置されたT字形の導管120は頭部122と胴部124とから
構成され、濾過済空気室126を形成している導管120の胴
部124は後壁26から離間しており、それとの間に最終段
階フィルタ室128を形成している。他方導管120の頭部12
2は後壁26と前壁24の上部32との間を延在し濾過済空気
室126を粉体収集室40と粉体被覆室86とからシールして
いる。導管120の頭部122には少なくとも2個の開口130
(第4図には1個のみ図示)が形成されている。各開口
130には静的フィルタ132が取付けられ、この静的フィル
タ132はカートリッジ型フィルタである。導管120の胴部
124の基部には送風即ちファン134が取付けられている。
この送風機134は、モーター136によって駆動され、導管
120によって形成された濾過済空気室126内に負圧を生じ
させる。最終段階フィルタ室128には第3のカートリッ
ジ型フィルタ即ち最終段階フィルタ138が取付けられて
いる。基部ユニット12の後側壁26には開口140が形成さ
れ、この開口140はグリル48で覆われると共に上記フィ
ルタ138が取付けられている。
濾過装置が正常に運転されている時には、ファン134
が吹付室内と濾過済空気室126内と粉体収集室40内に負
圧を生じさせる。粉体被覆室86から粉体収集室40に流入
したが自重では収集室40の底に落下しなかった過剰吹付
粉体はファン134によって導管120の頭部122の開口130の
方に吸引される。二個のカートリッジ型フィルタ132は
粉体収集室40内の空気流から過剰吹付粉体材料を濾過
し、この結果、濾過済空気が濾過済空気室126に流入し
最終段階フィルタ室128に流れる。粉体集数室40からの
空気は、濾過を完全にするためにもう一度最終段階フィ
ルタ138により濾過された後に、側壁26の開口140を介し
て大気中に放出される。
カートリッジ型フィルタ132に過剰吹付粉体が大量に
付着するとフィルタの濾過効率が低下してしまう。この
ような事態を防ぐために導管120の頭部122の開口130の
真上に逆吹き装置142が設けられ、この逆吹き装置142は
周期的に作動され空気ジェット流をカートリッジ型フィ
ルタ132に吹付けて過剰吹付粉体をこのカートリッジ型
フィルタ132から取除き回収ホッパー108に収集する。逆
吹装置142は公知のもので、例えば米国特許番号第4,40
9,009号に開示されている。
本発明の装置10は、完全に内蔵式のポータブル型ユニ
ットである。第1図および第2図に示したように、外部
導線又はラインは電源ライン144と空気ライン146のみで
あり、その他の外部ラインは必要としない。
以上では、本発明を好適の実施例に関して説明した
が、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱することな
く、種々の変更を加えることもまた部材を均等物に置換
することもできるであろう。更に、特別な材料に対して
もまた特別な分野にも適用できるようにするために本発
明にいろいろな変更を加えることもできる。従って本発
明は、上述の最適の実施例に限定されるものではなく、
特許請求の範囲内の実施例をすべて含むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の粉体吹付及び回収装置が組立てられ
た状態を示した斜視図、 第2図は、第1図と同様の斜視図であるが吹付室ユニッ
トが基部ユニットから分離された状態を示している。 第3図は、粉体吹付及び回収装置の背後の斜視図で、空
気及び電気制御器を示している。 第4図は、第1図の線4−4にほぼ沿った断面図で、粉
体吹付及び回収装置の内部を示している。 10……ポータブル型の粉体吹付及び回収装置、 12……粉体回収基部ユニット、 14……取外し可能な吹付室ユニット、 16……天井、 18……床、 20,22……対向する一対の側壁、 24……前壁、 26……後壁、 28……前壁下部、 32……前壁上部、 34,36……水平支持体、 40……粉体収集室、 42……開口、 74,76……開口、 78,80……導管、 86……粉体被覆室、 88…粉体供給ホッパー、 96……粉体スプレーガン、 108……粉体収集ホッパー、 126……濾過済室、 130……開口、 132……フィルタ、 134……送風機。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポータブル型の粉体吹付及び回収装置にお
    いて、(a)天井と、(b)対向する一対の側壁と、下
    部及びこの下部に対して基部ユニットの中心の方へ、後
    方にずれている上部を有する(c)前壁と、(d)後壁
    と、(e)床とによって形成される(A)内部と、上記
    前壁下部と上記前壁上部との間に延在した(B)水平支
    持体とを含む基部ユニットと、 上記基部ユニットの上記水平支持体上であって上記基部
    ユニットの上記前壁上部に対向するように取外し可能に
    取付けられ、粉体被覆室を形成する小室と、 移動基材を上記粉体被覆室内に収容するために上記小室
    に形成された開口手段と、 上記粉体被覆室内において上記移動基材に粉体を吹付け
    るスプレーガン手段と、 上記粉体被覆室と連通するように上記基部ユニット内に
    配置され、過剰吹付粉体を収集する粉体収集室と、 上記基部ユニット内に配置され、過剰吹付粉体を上記粉
    体収集室から取出し上記スプレーガン手段に戻す再循環
    手段と、 上記基部ユニット内に配置されると共に上記小室と上記
    粉体収集室とからシールされ、上記粉体収集室に通ずる
    少なくとも一個の開口を有する濾過済空気室と、 上記基部ユニット内であって上記濾過済空気室の上記開
    口に配置され、上記濾過済空気室への粉体の侵入を防止
    する静的フィルタ手段と、 上記基部ユニット内に配置され、上記濾過済空気室に負
    圧を生じさせる送風機手段と、 を具備することを特徴とするポータブル型の粉体吹付及
    び回収装置。
  2. 【請求項2】上記小室は天井と対向する一対の側壁と前
    壁とを有し、これらは、背後と底が開口した内部空間を
    形成し、上記小室は、その両側壁が上記背後において上
    記基部ユニットの上記前壁の一部と接触して上記小室の
    天井と対向側壁と前壁と上記基部ユニットの上記前壁一
    部とによって粉体被覆室を形成するように、上記基部ユ
    ニット上に取付けられていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のポータブル型の粉体吹付及び回収
    装置。
  3. 【請求項3】上記開口手段は、上記小室の上記側壁の各
    々に形成された一つの開口と上記各側壁の上記開口に取
    付けられた一つの導管とを有し、この導管は上記側壁か
    ら上記小室の内部の方へ延在していることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項に記載のポータブル型の粉体吹付
    及び回収装置。
  4. 【請求項4】上記小室に接触している上記基部ユニット
    の上記前壁上部には一つの開口が形成され、上記粉体収
    集室はこの開口を介して上記粉体被覆室に連通している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載のポータ
    ブル型の粉体吹付及び回収装置。
  5. 【請求項5】上記基部ユニットの上記床に取付けられ、
    上記基部ユニットと小室とを移動させるローラー手段を
    更に具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載のポータブル型の粉体吹付及び回収装置。
  6. 【請求項6】上記基部ユニットと上記小室との一方に取
    付けられ粉体を上記スプレーガン手段に供給する粉体供
    給ホッパーを更に具備し、この粉体供給ホッパーは上記
    再循環手段に接続されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載のポータブル型の粉体吹付及び回収
    装置。
  7. 【請求項7】ポータブル型の粉体吹付及び回収装置にお
    いて(a)天井と、(b)対向する一対の側壁と、下部
    及びこの下部に対して基部ユニットの中心の方へ、後方
    にずれている上部を有する(c)前壁と、(d)後壁
    と、(e)床とによって形成される(A)内部と、上記
    前壁下部と上記前壁上部との間に延在した(B)水平支
    持体とを含む基部ユニットと、 (a)天井と、(b)対向する一対の側壁と、上部パネ
    ル及びこの上部パネルに蝶番付けされた下部パネルとか
    ら形成された(c)前壁とを有する小室であり、 該小室は、小室の側壁が上記基部ユニットの水平支持体
    上であって上記基部ユニットの上記前壁上部に対向する
    ように設置されていることによって、上記基部ユニット
    に取外し可能に取付けられ、粉体被覆室を形成し、 移動基材を上記粉体被覆室内に収容する為に上記小室の
    各側壁に形成された開口手段と、 上記粉体被覆室内において上記移動基材に粉体を吹付け
    るスプレーガン手段と、 上記粉体被覆室と連通するように上記基部ユニット内に
    配置され、過剰吹付粉体を収集する粉体収集室と、 上記基部ユニット内に配置され、過剰吹付粉体を上記粉
    体収集室から取出し上記スプレーガン手段に戻す再循環
    手段と、 上記基部ユニット内に配置されると共に上記小室と上記
    粉体収集室とからシールされ、上記粉体収集室に通ずる
    少なくとも一個の開口を有する濾過済空気室と、 上記基部ユニット内であって上記濾過済空気室の上記開
    口に配置され、上記濾過済空気室への粉体の侵入を防止
    する静的フィルタ手段と、 上記基部ユニット内に配置され、上記濾過済空気室に負
    圧を生じさせる送風機手段と、 を具備することを特徴とするポータブル型の粉体吹付及
    び回収装置。
  8. 【請求項8】上記開口手段は、上記小室の上記側壁の各
    々に形成された一つの開口と上記各側壁の上記開口に取
    付けられた一つの導管とを有し、上記導管の各々は上壁
    と底壁と背面壁とを有し、 上記小室前壁の上記下部パネルは、高さが上記導管の高
    さと等しく、上記導管の各々の前壁を形成することを特
    徴とする特許請求の範囲第7項に記載のポータブル型の
    粉体吹付及び回収装置。
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