JPH0824959B2 - 金属帯板の反り調整装置 - Google Patents

金属帯板の反り調整装置

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JPH0824959B2
JPH0824959B2 JP2162044A JP16204490A JPH0824959B2 JP H0824959 B2 JPH0824959 B2 JP H0824959B2 JP 2162044 A JP2162044 A JP 2162044A JP 16204490 A JP16204490 A JP 16204490A JP H0824959 B2 JPH0824959 B2 JP H0824959B2
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勝彦 島村
博之 三輪
実 北田
勇 佐藤
明 平井
正広 倉田
正弘 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、コイルから巻戻される金属帯板の反りを調
整するための、金属帯板の反り調整装置に関する。
(2)従来の技術 従来、上記反り調整装置としては、例えば実開昭63−
53314号公報や特公昭52−11659号公報に開示される如
く、コイルから巻戻される金属帯板の移動経路の下側と
上側に、その移動経路に沿って各々並列された複数の下
側ローラと複数の上側ローラを、それらローラが下側と
上側で互いに齟齬するようにそれぞれ配設し、上側ロー
ラの帯板側への圧下量を調整する駆動機構を上側ローラ
に連結した構造のものが既に知られている。
ところで金属帯板の反りは、該帯板がコイル状であっ
た時の巻戻しリールの軸線を中心とする曲率半径に対応
しているため、従来では、前記反りを矯正するにあたっ
てコイルの半径を検出し、その検出半径に応じて前記駆
動機構による上側ローラの圧下量を制御するようにして
いる。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが前記実開昭63−53314号公報に開示のもの
は、上側ローラが、モータに連動する偏心カムローラよ
り構成されているので、モータの回動に伴う該ローラの
下側ローラに対する相対位置が上下方向ばかりか帯板の
移動方向にも少なからず変位して、該偏心カムローラと
下側ローラとの協働による反り矯正に誤差を生じさせる
恐れがあり、また前記特公昭52−11659号公報に開示の
ものは、モータの出力をチェーン伝動機構を介して複数
の上側ローラの支持部に伝達するようにしているから、
チェーンの伸び等に因り上側ローラの帯板に対する圧下
量にずれを来たし、これまた反り矯正に誤差を生じさせ
る恐れがある。
本発明は、上記従来装置の問題を解決して反り矯正を
精度よく的確に行い得るようにした、金属帯板の反り調
整装置を提供することを目的とする。
B.発明の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本発明によれば、コイルか
ら巻戻される金属帯板の移動経路の下側と上側に、その
移動経路に沿って各々並列される複数の下側ローラと複
数の上側ローラを、それらローラが下側と上側で互いに
齟齬するようにそれぞれ配設し、金属帯板の反りを調整
すべく上側ローラを該帯板側に圧下させる駆動機構を上
側ローラに連結してなる、金属帯板の反り調整装置にお
いて、コイルの半径を検出する検出器と、該検出器の検
出値に基づいて目標値を演算する演算器とを備え、前記
駆動機構は、各ローラと平行に配置さえて固定の基台上
に回転自在に支承された回転軸と、この回転軸を回転駆
動すべく前記基台に支持されたモータと、前記回転軸の
端部に連結されるロータリーエンコーダと、上側ローラ
の両端を回転自在に支承する対をなす昇降体と、その両
昇降体にそれぞれ螺合されると共に前記基台上に鉛直軸
線回りに回転自在に立設されて前記回転軸にギヤを介し
て連動回転する一対のねじ棒とを備え、前記演算器は、
前記コイルの半径に応じて前記上側ローラの圧下量を制
御すべく、前記目標値と、前記ロータリエンコーダで検
出した回動量とに基づいて前記モータを作動させるよう
構成される。
(2)作用 上記構成によれば、モータの回転量が回転軸を介してロ
ータリーエンコーダや一対のねじ棒(延いては上側ロー
ラの両端部)に常に精度よくリニアに伝えられ、しかも
上側ローラは、モータの回転に連動してねじ棒に沿い単
純に昇降運動するだけであって、下側ローラとの関係位
置が金属帯板の移動方向に妄りに変位する恐れはないか
ら、上側ローラの目標圧下量とモータの目標作動量とを
精確に対応付けることができるようになり、コイル半径
に応じた上側ローラの圧下量制御を常に精度よく行うこ
とができる。
また上側ローラの両端を個々に圧下駆動すべく一対の
ねじ棒が設置されるにも拘わらず、その両ねじ棒は共通
の回転軸により確実に同調回転し、上側ローラは傾斜す
ることなく適正な水平姿勢に保たれる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明す
る。先ず第1図において、巻戻しリール1には金属板材
3を巻回して成るコイル2が巻装されており、上下一対
のピンチローラから成るデコイラー4が作動するのに応
じて、前記コイル2が回転作動し、金属帯板3がコイル
2から巻戻される。而して前記デコイラー4から送り出
される金属帯板3は、その送り方向7に沿って間隔をあ
けて配置された一対のローラ5,6間のルービングピット
8で下方に撓ませられ、さらにレベラー9で反りを調整
した後、フィーダ10により一定長さずつ間歇的にブラン
キングプレス機11に送り込まれる。またブランキングプ
レス機11では、金属帯板3が所定形状にブランキングさ
れ、得られた金属帯板3′がブランキングプレス機11か
ら搬出コンベア12を介して搬出される。
第2図を併せて参照して、巻戻しリール1は、床面上
の固定位置に配置された基板13上に立設される一対の支
柱14,14の上端部で回転自在に支承されるものである。
また基板13には、コイル2から巻戻される金属帯板3の
両側で一対の支柱15,15が立設されており、この支柱15,
15の上端部間には巻戻しリール1と平行な軸線を有する
回動軸16が回動自在に支承される。しかも該回動軸16の
中間部には、巻戻しリール1に巻装されているコイル2
の外面に先端のローラ17aを摺接させるアーム17の基端1
7bが固定されている。また回動軸16および両支柱14,14
間には、アーム17のローラ17aをコイル2の外面に摺接
させる方向に回動軸16を付勢するばね33,33が介設され
る。
而して回動軸16はコイル2の外周面の最高位置よりも
高い位置で回動軸16に固定されており、したがって金属
帯板3の巻戻しによりコイル2の半径が小さくなるのに
応じてアーム17はローラ17aが下方位置となるように回
動し、それに応じて回動軸16も回動する。
回動軸16の一端は、両支柱15,15の一方に支持されて
いる検出器18としてのロータリーエンコーダに連結され
ており、この検出器18によって回動軸16の回動量が検出
される。而して回動軸16は、上述のようにアーム17の回
動すなわちコイル2の半径変化に応じて回動するもので
あり、検出器18は、回動軸16の回動量すなわちコイル2
の半径を検出することになる。
第3図を併せて参照して、レベラー9は、金属帯板3
のデコイラー4からブランキングプレス機11に至る移動
経路の途中に配設されるものであり、固定位置に配置さ
れて移動経路に沿って互いに並列する複数の下側ローラ
19と、それらの下側ローラ19に対して齟齬するよう千鳥
配置であると共に同じく移動経路に沿って互いに並列す
る、各々昇降可能な複数の上側ローラ20と、その上側ロ
ーラ20を昇降駆動するための駆動機構21とを備え、上側
ローラ20と下側ローラ19との間の間隔すなわち上側ロー
ラ20の圧下量に応じて、金属帯板3の反りが矯正され
る。
各上側ローラ20の両端は、対をなす昇降体22,22にそ
れぞれ回転自在に支承される。而して昇降体22,22が駆
動機構21により昇降駆動されることにより各上側ローラ
20が昇降作動することになる。
駆動機構21は、鉛直線に沿って延びる棒状であって上
部が両昇降体22,22にそれぞれ螺合される一対のねじ棒2
3,23と、各ねじ棒23,23の下端部にそれぞれ設けられた
ウォーム24,24に噛合するウォームギヤ25,25を有しなが
ら水平軸線まわりに回転自在な回転軸26と、該回転軸26
の一端に歯車列27を介して連結されるモータ28とを備
え、前記回転軸26は各ローラ19,20と平行である。各ね
じ棒23,23の下端部および回転軸26の両端部は、固定の
基台29上に固定的に配設されたギヤボックス30,30によ
りそれぞれ回転自在に支承されており、各ウォーム24お
よび各ウォームギヤ25はそれらのギヤボックス30,30内
に収納される。またモータ28は、たとえば低速から高速
まで回転数を可変のインバータモータであり、通常、該
モータ28は低速で回転作動せしめられる。
レベラー9における上側ローラ20の圧下量、即ち駆動
機構21におけるモータ28の作動量は、演算器31により制
御されるものであり、この演算器31には、検出器18で検
出されたアーム17の回動量すなわちコイル2の半径が入
力される。而して演算器31では、アーム17の回動量すな
わちコイル2の半径に対応したレベラー9の目標値とし
ての圧下量が、金属帯板3の種類すなわち材質および板
厚の相違に応じて第4図の曲線A,Bで示すように予め設
定されており、演算器31は、これに入力されたコイル半
径の検出値に基づいて目標値としての圧下量を演算し、
その圧下量に対応するだけモータ28を作動せしめる。而
して、レベラー9における基台29には、回転軸26の他端
に連結されるロータリーエンコーダ32が配設されてお
り、該ロータリーエンコーダ32で検出される回動量が演
算器31に入力される。したがって演算器31は、ロータリ
ーエンコーダ32で検出される回動量が設定値に達するま
でモータ28を作動せしめることになる。
次にこの実施例の作用について説明すると、金属帯板
3の反りをレベラー9で調整するにあたっては、その金
属帯板3の種類すなわち材質および板厚を演算器31に与
え、金属帯板3の種類に対応する圧下量の設定プログラ
ムを演算器31で選定しておく。
而してデコイラー4の作動により、コイル2から金属
帯板3が巻戻され、該金属帯板3は、フィーダ10の間歇
作動により一定長さずつ間歇的にレベラー9を通過して
ブランキングプレス機11に送り込まれる。しかるに金属
帯板3が反りを有したままブランキングプレス機11に送
り込まれると、ブランキングプレス機11で得られた金属
板材3′も反りを有したままとなる。このため、レベラ
ー9で反りを調整された後の金属帯板3がブランキング
プレス機11に送り込まれるのであるが、その金属帯板3
の反りは、その金属帯板3がコイル状であったときの巻
戻しリール1の軸線を中心とする曲率半径に対応するも
のである。
したがってコイル2の半径を検出器18で常時検出する
ことにより金属帯板3の反りを推定することができ、そ
の検出器18で得られたコイル2の半径に基づいて演算器
31により目標値としての圧下量を定め、その目標圧下量
と、ロータリーエンコーダ32で検出した回動量とに基づ
いてレベラー9の駆動機構21を作動せしめることによ
り、金属帯板3の反りを自動的に調整することが可能と
なり、金属帯板3の反りを調整するために特別に作業員
を配置することが不要となる。
しかもコイル2の半径を検出するのは、金属帯板3の
送り出し条件に左右されるものではなく、金属帯板3の
送りが間歇的であって常時一定のテンションが作用して
いない条件であっても、コイル2の半径を常時検出し
て、金属帯板3の反りを自動的に調整することが可能と
なる。
C.発明の効果 以上のように本発明によれば、上側ローラの駆動機構
が、固定の基台上に回転自在に支承された回転軸と、こ
の回転軸を回転駆動すべく基台に支持されたモータと、
回転軸の端部に連結されるロータリーエンコーダと、上
側ローラの両端を回転自在に支承する対をなす昇降体
と、その両昇降体にそれぞれ螺合されると共に基台上に
鉛直軸線回りに回転自在に立設されて回転軸にギヤを介
して連動回転する一対のねじ棒とを備え、演算器が、コ
イル半径の検出値に基づいて演算された目標値と、ロー
タリーエンコーダの検出回動量とに基づいてモータを作
動させて、コイル半径に応じた上側ローラの圧下量制御
を行うようにしたので、モータの回転量を回転軸を介し
てロータリーエンコーダや一対のねじ棒(延いては上側
ローラの両端部)に常に精度よくリニアに伝えることが
でき、しかも上側ローラは、モータの回転に連動してね
じ棒に沿い単純に昇降運動するだけであって、下側ロー
ラとの関係位置が金属帯板の移動方向に妄りに変位する
恐れもなく、以上の結果、上側ローラの目標圧下量とモ
ータの目標作動量とを常に精確に対応付けることが可能
となり、コイル半径に応じた上側ローラの圧下量制御の
精度向上に寄与することができる。
また上側ローラの両端を個々に圧下駆動すべく一対の
ねじ棒が設置されるにも拘わらず、その両ねじ棒を共通
の回転軸により確実に同調回転させることができるか
ら、上側ローラを傾斜させずに適正な水平姿勢に保つこ
とができて、金属帯板に対する圧下を常に的確に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は簡
略化した全体側面図、第2図は巻戻しリールへの装着状
態を示すコイルの斜視図、第3図はレベラーの簡略化し
た縦断正面図、第4図はコイル半径と圧下量との関係を
示す線図である。 2…コイル、3…金属帯板、9…レベラー、18…検出
器、19…下側ローラ、20…上側ローラ、21…駆動機構、
22…昇降体、23…ねじ棒、24;25…ギヤとしてのウォー
ム;ウォームギヤ、26…回転軸、28…モータ、29…基
台、31…演算器、32…ロータリーエンコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平井 明 埼玉県狭山市東三ツ木285―4 (72)発明者 倉田 正広 埼玉県狭山市新狭山2―6―29 広瀬マン ション203号 (72)発明者 山本 正弘 東京都清瀬市竹丘2―9―23―204 (56)参考文献 実開 昭63−53314(JP,U) 特公 昭44−10203(JP,B1) 特公 昭52−11659(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コイル(2)から巻戻される金属帯板
    (3)の移動経路の下側と上側に、その移動経路に沿っ
    て各々並列された複数の下側ローラ(19)と複数の上側
    ローラ(20)を、それらローラ(19,20)が下側と上側
    で互いに齟齬するようにそれぞれ配設し、金属帯板
    (3)の反りを調整すべく上側ローラ(20)を該帯板
    (3)側に圧下させる駆動機構(21)を上側ローラ(2
    0)に連結してなる、金属帯板の反り調整装置におい
    て、 コイル(2)の半径を検出する検出器(18)と、該検出
    器(18)の検出値に基づいて目標値を演算する演算器
    (31)とを備え、 前記駆動機構(21)は、各ローラ(19,20)と平行に配
    置されて固定の基台(29)上に回転自在に支承された回
    転軸(26)と、この回転軸(26)を回転駆動すべく前記
    基台(29)に支持されたモータ(28)と、前記回転軸
    (26)の端部に連結されるロータリーエンコーダ(32)
    と、上側ローラ(20)の両端を回転自在に支承する対を
    なす昇降体(22)と、その両昇降体(22)にそれぞれ螺
    合されると共に前記基台(29)上に鉛直軸線回りに回転
    自在に立設されて前記回転軸(26)にギヤ(24,25)を
    介して連動回転する一対のねじ棒(23)とを備え、 前記演算器(31)は、前記コイル(2)の半径に応じて
    前記上側ローラ(20)の圧下量を制御すべく、前記目標
    値と、前記ロータリエンコーダ(32)で検出した回動量
    とに基づいて前記モータ(28)を作動させるよう構成さ
    れたことを特徴とする、金属帯板の反り調整装置。
JP2162044A 1990-06-20 1990-06-20 金属帯板の反り調整装置 Expired - Fee Related JPH0824959B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5211659A (en) * 1975-07-16 1977-01-28 Toshiba Corp Dehydration equipment
JPH0320012Y2 (ja) * 1986-09-24 1991-04-30

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