JPH0824976A - 板ばねのキャンバー成形装置 - Google Patents
板ばねのキャンバー成形装置Info
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- JPH0824976A JPH0824976A JP6185444A JP18544494A JPH0824976A JP H0824976 A JPH0824976 A JP H0824976A JP 6185444 A JP6185444 A JP 6185444A JP 18544494 A JP18544494 A JP 18544494A JP H0824976 A JPH0824976 A JP H0824976A
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- JP
- Japan
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- finger
- molding
- fingers
- mold
- leaf spring
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/88—Making other particular articles other parts for vehicles, e.g. cowlings, mudguards
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/18—Leaf springs
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Springs (AREA)
- Toys (AREA)
- Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オーダ変更に伴う型の段取り替えに要する時
間を短縮する。 【構成】 門型の本体フレーム21に、移動フレーム2
6が昇降自在に配設される。移動フレーム26に、複数
の上部成形フィンガ30が位置調節自在に配設される。
本体フレーム21の下部に、移動フレーム26と対向す
る固定フレーム52が配設される。固定フレーム52
に、複数の下部成形フィンガ72が位置調節自在に配設
される。本体フレーム21に、上下の成形フィンガ30
の位置調節を行なって、その対向端に所要のキャンバー
形状を形成する型付与装置24が配設される。そして、
上下の成形フィンガ群の間に板ばねを臨ませた状態で、
移動フレーム26を固定フレーム52に近接させること
により、板ばねに所要のキャンバーが付与される。
間を短縮する。 【構成】 門型の本体フレーム21に、移動フレーム2
6が昇降自在に配設される。移動フレーム26に、複数
の上部成形フィンガ30が位置調節自在に配設される。
本体フレーム21の下部に、移動フレーム26と対向す
る固定フレーム52が配設される。固定フレーム52
に、複数の下部成形フィンガ72が位置調節自在に配設
される。本体フレーム21に、上下の成形フィンガ30
の位置調節を行なって、その対向端に所要のキャンバー
形状を形成する型付与装置24が配設される。そして、
上下の成形フィンガ群の間に板ばねを臨ませた状態で、
移動フレーム26を固定フレーム52に近接させること
により、板ばねに所要のキャンバーが付与される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板ばねに付与するキャ
ンバー形状を、短時間で変更可能な可変成形型を備える
キャンバー成形装置に関するものである。
ンバー形状を、短時間で変更可能な可変成形型を備える
キャンバー成形装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】鉄道やトラック等の陸上移動車輛には、図
13に示す如く、複数枚の板ばね10を積層結合してな
る懸架装置が好適に使用されている。この板ばね10
は、所要厚みに圧延された板材に所要の加工、例えば板
材の一端または両端に「目玉」を形成したり、他端部にテ
ーパを形成したりする加工を施した後、全体を加熱した
状態で所要の「そり」すなわちキャンバーが付与される。
このキャンバーは、中央から左右に向かうにつれ、その
曲率が徐々に減少する型式や曲率が徐々に増大する型
式、その他中央部が平坦になる型式等、用途や荷重応力
に応じて種々のものが存在する。
13に示す如く、複数枚の板ばね10を積層結合してな
る懸架装置が好適に使用されている。この板ばね10
は、所要厚みに圧延された板材に所要の加工、例えば板
材の一端または両端に「目玉」を形成したり、他端部にテ
ーパを形成したりする加工を施した後、全体を加熱した
状態で所要の「そり」すなわちキャンバーが付与される。
このキャンバーは、中央から左右に向かうにつれ、その
曲率が徐々に減少する型式や曲率が徐々に増大する型
式、その他中央部が平坦になる型式等、用途や荷重応力
に応じて種々のものが存在する。
【0003】図14は、板ばね10に前記キャンバーを
付与するための従来技術に係る成形装置12の一例を示
し、この成形装置12は、上型14と下型16とから基
本的に構成され、一方の上型14には雌状の型形状が、
また他方の下型16には雄状の型形状が形成されてい
る。そして上型14と下型16との間に、熱間加工温度
にまで加熱した真直の板ばね10を臨ませた後、上型1
4を下型16に向けて強制的に近接させることにより、
板ばね10には、両型14,16の型形状に倣うキャン
バーが付与される。
付与するための従来技術に係る成形装置12の一例を示
し、この成形装置12は、上型14と下型16とから基
本的に構成され、一方の上型14には雌状の型形状が、
また他方の下型16には雄状の型形状が形成されてい
る。そして上型14と下型16との間に、熱間加工温度
にまで加熱した真直の板ばね10を臨ませた後、上型1
4を下型16に向けて強制的に近接させることにより、
板ばね10には、両型14,16の型形状に倣うキャン
バーが付与される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記板ばね10を製造
する方式には、同一形状・同一規格の板ばね10を、
そのグループ毎に連続的に製造する方法(業界用語で「グ
ループ流し」と称する)と、前記懸架装置を構成する親
ばね10および子ばね10を、そのファミリー毎のロッ
トで製造する方法(業界用語で「ファミリー流し」と称す
る)とがある。その何れの方式により製造するかは、ユ
ーザーの用途その他のファクターに応じて、適宜選択し
て行なわれている。この場合において、グループ流しの
製造方式では、同一形状の板ばね10を所要ロット数だ
け多数製造した後、オーダ変更によりキャンバーの形状
が変わった場合にのみ、前記成形装置12の上型14お
よび下型16を交換することになる。この型交換に伴う
段取り時間は、一般に多くの時間を要し、これが板ばね
10のキャンバー成形作業における効率を著しく低下さ
せる要因となっていた。殊に、現今の如く小ロット生産
が頻繁になると、それに伴うオーダ変更に対応する必要
があり、板ばね製造業界では型交換作業における段取り
替え時間の短縮化が極めて重要となっている。
する方式には、同一形状・同一規格の板ばね10を、
そのグループ毎に連続的に製造する方法(業界用語で「グ
ループ流し」と称する)と、前記懸架装置を構成する親
ばね10および子ばね10を、そのファミリー毎のロッ
トで製造する方法(業界用語で「ファミリー流し」と称す
る)とがある。その何れの方式により製造するかは、ユ
ーザーの用途その他のファクターに応じて、適宜選択し
て行なわれている。この場合において、グループ流しの
製造方式では、同一形状の板ばね10を所要ロット数だ
け多数製造した後、オーダ変更によりキャンバーの形状
が変わった場合にのみ、前記成形装置12の上型14お
よび下型16を交換することになる。この型交換に伴う
段取り時間は、一般に多くの時間を要し、これが板ばね
10のキャンバー成形作業における効率を著しく低下さ
せる要因となっていた。殊に、現今の如く小ロット生産
が頻繁になると、それに伴うオーダ変更に対応する必要
があり、板ばね製造業界では型交換作業における段取り
替え時間の短縮化が極めて重要となっている。
【0005】また、前記ファミリー流しの製造方式によ
れば、板ばね10を1本製造する毎に、次の板ばね10
のキャンバーは僅かづつ異なるものであるために、上型
14および下型16を交換しなければならない。従って
これも、極めて煩雑でロスタイムが多くなる欠点を有し
ている。この点において従来の成形装置は、業界の要請
に充分に応えるものではなかった。更に、グループ流し
およびファミリー流しの何れであっても、各種キャンバ
ーの形状に対応する上型14と下型16とが夫々必要と
なり、製造コストが大きく嵩む欠点がある。しかも前記
各型は形状別に保管する必要があり、このため型の保管
に大きなスペースを必要とすると共に、在庫管理が煩雑
になる等の問題も指摘される。更にまた、前記上型14
および下型16を長期に亘って使用していると、その型
形成面が経時的に摩耗して型形状が変形し、板ばね10
に適正なキャンバーを付与し得なくなることがある。こ
の場合には、両型14,16を改修したり交換する必要
があるが、この作業には時間が掛かり、これが生産効率
を低下させる原因ともなっていた。
れば、板ばね10を1本製造する毎に、次の板ばね10
のキャンバーは僅かづつ異なるものであるために、上型
14および下型16を交換しなければならない。従って
これも、極めて煩雑でロスタイムが多くなる欠点を有し
ている。この点において従来の成形装置は、業界の要請
に充分に応えるものではなかった。更に、グループ流し
およびファミリー流しの何れであっても、各種キャンバ
ーの形状に対応する上型14と下型16とが夫々必要と
なり、製造コストが大きく嵩む欠点がある。しかも前記
各型は形状別に保管する必要があり、このため型の保管
に大きなスペースを必要とすると共に、在庫管理が煩雑
になる等の問題も指摘される。更にまた、前記上型14
および下型16を長期に亘って使用していると、その型
形成面が経時的に摩耗して型形状が変形し、板ばね10
に適正なキャンバーを付与し得なくなることがある。こ
の場合には、両型14,16を改修したり交換する必要
があるが、この作業には時間が掛かり、これが生産効率
を低下させる原因ともなっていた。
【0006】そこで、前述した各種問題に対処する1つ
の提案が、本件出願人により、発明「板ばねのキャンバ
ー成形方法およびその装置」として出願されている。先
の出願に係る成形装置は、装置本体をなす基枠に保持体
が昇降自在に配設され、該保持体に多数の成形フィンガ
が上下方向に移動自在に配設されている。そして各成形
フィンガは、保持体に対応的に配設した各サーボモータ
およびねじ軸を介して位置調節されて、成形フィンガ群
の開放端に全体として連続する所要のキャンバー形状が
形成されるようになっている。この構成に係る成形装置
によれば、オーダ変更に際して板ばねに付与するキャン
バー形状が変更された場合は、複数の成形フィンガを位
置調節するだけで対応可能であり、段取り替え時間を短
縮化し得る。また、各種形状別の型を用意する必要がな
いので在庫管理が容易になると共に、型の改修や交換を
不要とし得るものである。
の提案が、本件出願人により、発明「板ばねのキャンバ
ー成形方法およびその装置」として出願されている。先
の出願に係る成形装置は、装置本体をなす基枠に保持体
が昇降自在に配設され、該保持体に多数の成形フィンガ
が上下方向に移動自在に配設されている。そして各成形
フィンガは、保持体に対応的に配設した各サーボモータ
およびねじ軸を介して位置調節されて、成形フィンガ群
の開放端に全体として連続する所要のキャンバー形状が
形成されるようになっている。この構成に係る成形装置
によれば、オーダ変更に際して板ばねに付与するキャン
バー形状が変更された場合は、複数の成形フィンガを位
置調節するだけで対応可能であり、段取り替え時間を短
縮化し得る。また、各種形状別の型を用意する必要がな
いので在庫管理が容易になると共に、型の改修や交換を
不要とし得るものである。
【0007】しかし前記成形装置では、前記成形フィン
ガの位置調節を行なうサーボモータを各フィンガと対応
する数だけ配設しているため、コストが嵩むと共に機構
が複雑となる欠点があった。また、成形フィンガにより
板ばねにキャンバーを付与する際には、該成形フィンガ
に大きな負荷が加わるが、このときに該フィンガの位置
調節を行なうためのねじ軸にも負荷が加わって損傷する
おそれがあった。
ガの位置調節を行なうサーボモータを各フィンガと対応
する数だけ配設しているため、コストが嵩むと共に機構
が複雑となる欠点があった。また、成形フィンガにより
板ばねにキャンバーを付与する際には、該成形フィンガ
に大きな負荷が加わるが、このときに該フィンガの位置
調節を行なうためのねじ軸にも負荷が加わって損傷する
おそれがあった。
【0008】
【発明の目的】この発明は、前述した板ばねにキャンバ
ーを成形するに際して内在している前記課題に鑑み、こ
れを好適に解決するべく提案されたものであって、オー
ダ変更に伴う型の段取り替えに要する時間を短縮化し得
る、構成が簡単で安価なキャンバー成形装置を提供する
ことを目的とする。
ーを成形するに際して内在している前記課題に鑑み、こ
れを好適に解決するべく提案されたものであって、オー
ダ変更に伴う型の段取り替えに要する時間を短縮化し得
る、構成が簡単で安価なキャンバー成形装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を克服し、所
期の目的を達成するため本発明は、上下に対向する型を
相互に近接することにより、両型の間に臨ませた板ばね
に所要の型形状を付与するキャンバー成形装置であっ
て、本体フレームに昇降自在に配設した移動フレームに
配設され、前記板ばねの長手方向に延在する上部ガイド
と、前記上部ガイドにその長手方向に沿って移動自在に
配設された多数の上部支持部材と、前記各上部支持部材
における隣接する一方の上部支持部材と対向する側面に
形成した凹溝に昇降自在に嵌合された上部成形フィンガ
と、前記各上部支持部材に配設され、常には凹溝内に臨
む上部成形フィンガに当接して該フィンガの下降を規制
すると共に、解除手段により上部成形フィンガの下降を
許容する位置に移動される規制部材と、前記移動フレー
ムに配設され、前記多数の上部支持部材を相互に圧接す
ることにより、上部成形フィンガ群を移動不能に位置決
め固定する解除自在な上部固定手段とから上部可変成形
型を構成し、前記移動フレームの下方に対向するよう本
体フレームに配設した固定フレームに配設され、前記板
ばねの長手方向に延在する下部ガイドと、前記下部ガイ
ドにその長手方向に沿って移動自在に配設された多数の
下部支持部材と、前記各下部支持部材における隣接する
一方の下部支持部材と対向する側面に形成した凹溝に昇
降自在に嵌合された下部成形フィンガと、前記各下部支
持部材に配設され、常には凹溝内に臨む下部成形フィン
ガに当接して該フィンガの下降を規制すると共に、解除
手段により下部成形フィンガの下降を許容する位置に移
動される規制部材と、前記固定フレームに配設され、前
記多数の下部支持部材を相互に圧接することにより、下
部成形フィンガ群を移動不能に位置決め固定する解除自
在な下部固定手段とから下部可変成形型を構成し、前記
上下の可変成形型における各成形フィンガを、前記本体
フレームに配設した型付与装置により各支持部材に対し
て昇降調節して、上下の成形フィンガ群の対向端に所要
の型形状を付与するようにしたことを特徴とする。
期の目的を達成するため本発明は、上下に対向する型を
相互に近接することにより、両型の間に臨ませた板ばね
に所要の型形状を付与するキャンバー成形装置であっ
て、本体フレームに昇降自在に配設した移動フレームに
配設され、前記板ばねの長手方向に延在する上部ガイド
と、前記上部ガイドにその長手方向に沿って移動自在に
配設された多数の上部支持部材と、前記各上部支持部材
における隣接する一方の上部支持部材と対向する側面に
形成した凹溝に昇降自在に嵌合された上部成形フィンガ
と、前記各上部支持部材に配設され、常には凹溝内に臨
む上部成形フィンガに当接して該フィンガの下降を規制
すると共に、解除手段により上部成形フィンガの下降を
許容する位置に移動される規制部材と、前記移動フレー
ムに配設され、前記多数の上部支持部材を相互に圧接す
ることにより、上部成形フィンガ群を移動不能に位置決
め固定する解除自在な上部固定手段とから上部可変成形
型を構成し、前記移動フレームの下方に対向するよう本
体フレームに配設した固定フレームに配設され、前記板
ばねの長手方向に延在する下部ガイドと、前記下部ガイ
ドにその長手方向に沿って移動自在に配設された多数の
下部支持部材と、前記各下部支持部材における隣接する
一方の下部支持部材と対向する側面に形成した凹溝に昇
降自在に嵌合された下部成形フィンガと、前記各下部支
持部材に配設され、常には凹溝内に臨む下部成形フィン
ガに当接して該フィンガの下降を規制すると共に、解除
手段により下部成形フィンガの下降を許容する位置に移
動される規制部材と、前記固定フレームに配設され、前
記多数の下部支持部材を相互に圧接することにより、下
部成形フィンガ群を移動不能に位置決め固定する解除自
在な下部固定手段とから下部可変成形型を構成し、前記
上下の可変成形型における各成形フィンガを、前記本体
フレームに配設した型付与装置により各支持部材に対し
て昇降調節して、上下の成形フィンガ群の対向端に所要
の型形状を付与するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【実施例】次に、本発明に係る板ばねのキャンバー成形
装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。なお説明の便宜上、「前後」および
「左右」とは、図1においての関係で指称するものとす
る。
装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照し
ながら以下説明する。なお説明の便宜上、「前後」および
「左右」とは、図1においての関係で指称するものとす
る。
【0011】
【全体構成について】図1は、本発明に係るキャンバー
成形装置の好適な実施例を示す概略構成図である。この
キャンバー成形装置20は、図に示す門型の本体フレー
ム21に、上型を構成する上部可変成形型22と、下型
を構成する下部可変成形型23と、両成形型22,23
の対向面に所要の型形状を付与する型付与装置24,2
4とを備えている。そして、前工程からマニプレータ等
の移載装置(図示せず)により上部可変成形型22と下部
可変成形型23との間に供給された板ばね10には、上
部可変成形型22を下部可変成形型23に向けて強制的
に近接させることにより所要のキャンバーが付与される
ようになっている(図12参照)。
成形装置の好適な実施例を示す概略構成図である。この
キャンバー成形装置20は、図に示す門型の本体フレー
ム21に、上型を構成する上部可変成形型22と、下型
を構成する下部可変成形型23と、両成形型22,23
の対向面に所要の型形状を付与する型付与装置24,2
4とを備えている。そして、前工程からマニプレータ等
の移載装置(図示せず)により上部可変成形型22と下部
可変成形型23との間に供給された板ばね10には、上
部可変成形型22を下部可変成形型23に向けて強制的
に近接させることにより所要のキャンバーが付与される
ようになっている(図12参照)。
【0012】
【上部可変成形型について】前記本体フレーム21にお
ける左右の縦柱21a,21a間には、図2に示す如
く、その上端前面側に張出す状態で横柱21bが配設さ
れ、この横柱21bの長手方向に所定間隔離間して2基
の油圧シリンダ25,25が倒立状態で配設されてい
る。また両縦柱21a,21a間には、横柱21bの下
方に臨む位置に上部可変成形型22を構成する移動フレ
ーム26が昇降自在に配設され、該移動フレーム26の
上端に、前記油圧シリンダ25,25のピストンロッド
25a,25aが接続されている。従って、油圧シリン
ダ25,25を正逆方向に同期付勢すれば、移動フレー
ム26(上部可変成形型22)が縦柱21a,21aに沿
って平行に昇降移動する(図11および図12参照)。な
お油圧シリンダ25,25は、上部可変成形型22を、
型付与装置24による型調節位置に位置決めし得ると共
に、板ばね10の型付与位置まで下降させ得るよう設定
されている。また横柱21bにおける各油圧シリンダ2
5の配設位置より外側に、エアシリンダ27が夫々倒立
配置されて、そのピストンロッド27aを移動フレーム
26に接続してある。両エアシリンダ27,27は、移
動フレーム26の昇降に際してのバランスをとるべく機
能するものである。
ける左右の縦柱21a,21a間には、図2に示す如
く、その上端前面側に張出す状態で横柱21bが配設さ
れ、この横柱21bの長手方向に所定間隔離間して2基
の油圧シリンダ25,25が倒立状態で配設されてい
る。また両縦柱21a,21a間には、横柱21bの下
方に臨む位置に上部可変成形型22を構成する移動フレ
ーム26が昇降自在に配設され、該移動フレーム26の
上端に、前記油圧シリンダ25,25のピストンロッド
25a,25aが接続されている。従って、油圧シリン
ダ25,25を正逆方向に同期付勢すれば、移動フレー
ム26(上部可変成形型22)が縦柱21a,21aに沿
って平行に昇降移動する(図11および図12参照)。な
お油圧シリンダ25,25は、上部可変成形型22を、
型付与装置24による型調節位置に位置決めし得ると共
に、板ばね10の型付与位置まで下降させ得るよう設定
されている。また横柱21bにおける各油圧シリンダ2
5の配設位置より外側に、エアシリンダ27が夫々倒立
配置されて、そのピストンロッド27aを移動フレーム
26に接続してある。両エアシリンダ27,27は、移
動フレーム26の昇降に際してのバランスをとるべく機
能するものである。
【0013】前記移動フレーム26には、図2に示す如
く、一対の上部ガイド28,28が前後に所定間隔離間
して対向的に配設されて、フレーム26の長手方向に沿
って延在している。そしてこの上部ガイド28,28間
に、矩形板状に形成された多数の上部支持部材29が、
上部ガイド28,28の長手方向に沿って摺動自在に配
設されている。前記各上部支持部材29における隣接す
る上部支持部材29と対向する一方の側面(厚み方向の
一側面)に、図3に示す如く、上下方向に延在する凹溝
29aが形成され、この凹溝29aに板状の上部成形フ
ィンガ30が上下方向に摺動自在に嵌合されている。な
お凹溝29aの深さ寸法は、上部成形フィンガ30の厚
み寸法より僅かに浅く設定され、後述する上部油圧シリ
ンダ31,31により多数の上部支持部材29を相互に
圧接した際に、各上部成形フィンガ30を挟持して移動
不能に固定し得るよう構成されている。
く、一対の上部ガイド28,28が前後に所定間隔離間
して対向的に配設されて、フレーム26の長手方向に沿
って延在している。そしてこの上部ガイド28,28間
に、矩形板状に形成された多数の上部支持部材29が、
上部ガイド28,28の長手方向に沿って摺動自在に配
設されている。前記各上部支持部材29における隣接す
る上部支持部材29と対向する一方の側面(厚み方向の
一側面)に、図3に示す如く、上下方向に延在する凹溝
29aが形成され、この凹溝29aに板状の上部成形フ
ィンガ30が上下方向に摺動自在に嵌合されている。な
お凹溝29aの深さ寸法は、上部成形フィンガ30の厚
み寸法より僅かに浅く設定され、後述する上部油圧シリ
ンダ31,31により多数の上部支持部材29を相互に
圧接した際に、各上部成形フィンガ30を挟持して移動
不能に固定し得るよう構成されている。
【0014】前記上部支持部材29には、図8に示す如
く、凹溝29aの形成位置より後側に臨む位置に図示形
状の凹部32が形成され、該凹部32に上部成形フィン
ガ30の移動規制機構が配設されている。凹部32は、
凹溝側に開口する第1収納部32aと、該収納部32a
の上部に連通するよう穿設された縦通孔32bと、第1
収納部32aを挟んで凹溝30aと反対側に形成された
第2収納部32cとから構成される。そして第1収納部
32aに、所要径の円筒体33が収納され、該円筒体3
3は縦通孔32bに収納した圧縮ばね34の弾力作用下
に、常に下方に向けて付勢されるようになっている。ま
た第2収納部32cには、円筒体33の周面に当接可能
なクサビ体35が収納されている。そしてクサビ体35
における円筒体33と対向する面には、上方から下方に
向かうにつれて前記凹溝29aに近接する傾斜が付され
ている。すなわち、前記円筒体33が圧縮ばね34によ
り下方に付勢されている状態では、該円筒体33はクサ
ビ体35の傾斜面35aに沿って凹溝29a側に移動
し、これにより凹溝29aに嵌合されている上部成形フ
ィンガ30の側面に円筒体33が圧接される。この結果
として、上部成形フィンガ30の上部支持部材29に対
する下降が規制されるようになっている。なおこの状態
において、上部支持部材29に対する上部成形フィンガ
30の上昇は自由に許容される。
く、凹溝29aの形成位置より後側に臨む位置に図示形
状の凹部32が形成され、該凹部32に上部成形フィン
ガ30の移動規制機構が配設されている。凹部32は、
凹溝側に開口する第1収納部32aと、該収納部32a
の上部に連通するよう穿設された縦通孔32bと、第1
収納部32aを挟んで凹溝30aと反対側に形成された
第2収納部32cとから構成される。そして第1収納部
32aに、所要径の円筒体33が収納され、該円筒体3
3は縦通孔32bに収納した圧縮ばね34の弾力作用下
に、常に下方に向けて付勢されるようになっている。ま
た第2収納部32cには、円筒体33の周面に当接可能
なクサビ体35が収納されている。そしてクサビ体35
における円筒体33と対向する面には、上方から下方に
向かうにつれて前記凹溝29aに近接する傾斜が付され
ている。すなわち、前記円筒体33が圧縮ばね34によ
り下方に付勢されている状態では、該円筒体33はクサ
ビ体35の傾斜面35aに沿って凹溝29a側に移動
し、これにより凹溝29aに嵌合されている上部成形フ
ィンガ30の側面に円筒体33が圧接される。この結果
として、上部成形フィンガ30の上部支持部材29に対
する下降が規制されるようになっている。なおこの状態
において、上部支持部材29に対する上部成形フィンガ
30の上昇は自由に許容される。
【0015】前記上部支持部材29には、前記凹部32
における第1収納部32aと連通する通孔29bが穿設
され、該通孔29bは後面側に開口している。そして、
後述する解除装置のリリースピン79を該通孔29bに
挿入した際に、図8(b)に示す如く、該ピン79により
前記円筒体33を圧縮ばね34の弾力に抗して上方に移
動させるようになっている。このときには、円筒体33
は前記クサビ体35の傾斜面35aに沿って凹溝29a
から離間する方向に移動し、これにより上部成形フィン
ガ30の下方への移動規制が解除される。なお、前述し
た後側の上部ガイド28は、リリースピン79の通孔2
9bへの挿通を許容する形状に設定されている(図3参
照)。また前記クサビ体35を設けることは必須の要件
ではなく、凹部32内に傾斜面を形成し、この傾斜面に
沿って円筒体33を移動させるようにしてもよい。
における第1収納部32aと連通する通孔29bが穿設
され、該通孔29bは後面側に開口している。そして、
後述する解除装置のリリースピン79を該通孔29bに
挿入した際に、図8(b)に示す如く、該ピン79により
前記円筒体33を圧縮ばね34の弾力に抗して上方に移
動させるようになっている。このときには、円筒体33
は前記クサビ体35の傾斜面35aに沿って凹溝29a
から離間する方向に移動し、これにより上部成形フィン
ガ30の下方への移動規制が解除される。なお、前述し
た後側の上部ガイド28は、リリースピン79の通孔2
9bへの挿通を許容する形状に設定されている(図3参
照)。また前記クサビ体35を設けることは必須の要件
ではなく、凹部32内に傾斜面を形成し、この傾斜面に
沿って円筒体33を移動させるようにしてもよい。
【0016】前記上部成形フィンガ30は、図3に示す
如く、長尺な板体で構成され、その上端には上部支持部
材29の凹溝29aからの抜けを防止するための抜け止
め具36が複数のボルト37を介して取付けられてい
る。また上部成形フィンガ30の下端部近傍には、凹溝
29aの外側に臨む側面に上部側板38が配設され、該
側板38の厚み方向の外面が、隣設する上部成形フィン
ガ30の側面に当接するよう設定されている。また上部
側板38には、上部成形フィンガ30の後側に延出する
係合片38aが一体的に形成され、この係合片38a
に、下部可変成形型23における下部成形フィンガ72
に設けた同様の下部側板73における係合片73aが下
側から当接可能に構成されている。そして、両係合片3
8a,73aが当接した状態で、型付与装置24による
上部成形フィンガ30の位置調節が行なわれるようにな
っている(図9および図10参照)。
如く、長尺な板体で構成され、その上端には上部支持部
材29の凹溝29aからの抜けを防止するための抜け止
め具36が複数のボルト37を介して取付けられてい
る。また上部成形フィンガ30の下端部近傍には、凹溝
29aの外側に臨む側面に上部側板38が配設され、該
側板38の厚み方向の外面が、隣設する上部成形フィン
ガ30の側面に当接するよう設定されている。また上部
側板38には、上部成形フィンガ30の後側に延出する
係合片38aが一体的に形成され、この係合片38a
に、下部可変成形型23における下部成形フィンガ72
に設けた同様の下部側板73における係合片73aが下
側から当接可能に構成されている。そして、両係合片3
8a,73aが当接した状態で、型付与装置24による
上部成形フィンガ30の位置調節が行なわれるようにな
っている(図9および図10参照)。
【0017】前記横柱21bの長手方向中央に位置決め
シリンダ41が倒立配置され、そのピストンロッド41
aは、横柱21bと移動フレーム26との間に臨む上保
持部材40に接続されている。この上保持部材40に
は、図1および図2に示す如く、移動フレーム26に昇
降自在に配設した複数のガイドロッド39の上端が配設
固定されている。また、ガイドロッド39における移動
フレーム26の下側に延出する下端に下保持部材42が
配設固定され、該下保持部材42に、上部成形フィンガ
30の配設位置に対応して上部基準フィンガ43が配設
されている。そして、前記位置決めシリンダ41の付勢
により上部基準フィンガ43を下降させた際に、下部可
変成形型23に設けた下部基準フィンガ44との間で板
ばね10の長手方向中央部を挟持するよう構成される。
シリンダ41が倒立配置され、そのピストンロッド41
aは、横柱21bと移動フレーム26との間に臨む上保
持部材40に接続されている。この上保持部材40に
は、図1および図2に示す如く、移動フレーム26に昇
降自在に配設した複数のガイドロッド39の上端が配設
固定されている。また、ガイドロッド39における移動
フレーム26の下側に延出する下端に下保持部材42が
配設固定され、該下保持部材42に、上部成形フィンガ
30の配設位置に対応して上部基準フィンガ43が配設
されている。そして、前記位置決めシリンダ41の付勢
により上部基準フィンガ43を下降させた際に、下部可
変成形型23に設けた下部基準フィンガ44との間で板
ばね10の長手方向中央部を挟持するよう構成される。
【0018】前記移動フレーム26の左右両側には、図
1に示す如く、前記上部ガイド28,28の配設位置と
対応する位置に上部油圧シリンダ31,31が配設さ
れ、各ピストンロッド31aに配設した押圧ヘッド45
が、上部ガイド28,28の長手方向端部近傍に摺動自
在に配設した押圧体46に当接するよう設定されてい
る。そして、両上部油圧シリンダ31,31を、そのロ
ッド31a,31aを延出する方向に付勢することによ
り、押圧体46,46を介して上部ガイド28,28に配
設されている上部支持部材群が中央に向けて押圧され、
これにより各支持部材29に位置決めした上部成形フィ
ンガ30が移動不能に挟持固定されて、その姿勢を固定
保持し得るよう構成されている(図11参照)。
1に示す如く、前記上部ガイド28,28の配設位置と
対応する位置に上部油圧シリンダ31,31が配設さ
れ、各ピストンロッド31aに配設した押圧ヘッド45
が、上部ガイド28,28の長手方向端部近傍に摺動自
在に配設した押圧体46に当接するよう設定されてい
る。そして、両上部油圧シリンダ31,31を、そのロ
ッド31a,31aを延出する方向に付勢することによ
り、押圧体46,46を介して上部ガイド28,28に配
設されている上部支持部材群が中央に向けて押圧され、
これにより各支持部材29に位置決めした上部成形フィ
ンガ30が移動不能に挟持固定されて、その姿勢を固定
保持し得るよう構成されている(図11参照)。
【0019】前記上部ガイド28,28に摺動自在に配
設された多数の上部支持部材29の内、1つおきに位置
する上部支持部材29には、図4〜図6に示す如く、そ
の移動方向に貫通する複数(実施例では4つ)の通孔47
が穿設されている。この通孔47には、圧縮ばね48が
介装され、当該通孔47が穿設されている上部支持部材
29を挟む両側の上部支持部材29,29を相互に離間
する方向に付勢するよう設定している。すなわち、前記
上部油圧シリンダ31,31による挟圧力を解除した(ロ
ッド31aをバレル内に引込んだ)際に、圧縮ばね48
により相互に隣接する上部支持部材29,29間に積極
的に隙間を画成させて、該支持部材29に配設した上部
成形フィンガ30の位置調節を容易に行なわせ得るよう
構成してある。
設された多数の上部支持部材29の内、1つおきに位置
する上部支持部材29には、図4〜図6に示す如く、そ
の移動方向に貫通する複数(実施例では4つ)の通孔47
が穿設されている。この通孔47には、圧縮ばね48が
介装され、当該通孔47が穿設されている上部支持部材
29を挟む両側の上部支持部材29,29を相互に離間
する方向に付勢するよう設定している。すなわち、前記
上部油圧シリンダ31,31による挟圧力を解除した(ロ
ッド31aをバレル内に引込んだ)際に、圧縮ばね48
により相互に隣接する上部支持部材29,29間に積極
的に隙間を画成させて、該支持部材29に配設した上部
成形フィンガ30の位置調節を容易に行なわせ得るよう
構成してある。
【0020】前記移動フレーム26の後面側には、その
長手方向に離間して一対のラック49,49(図2に一方
のみ図示)が上下方向に延在するよう配設され、各ラッ
ク49に、前記縦柱21a,21a間に回転自在に架設
した支持軸50に一体回転可能に配設したピニオン51
が噛合している。すなわち、このラック49とピニオン
51は、移動フレーム26が昇降する際に、該フレーム
26が長手方向に傾くのを防止するべく機能する。な
お、移動フレーム26の昇降量は、例えば一方の縦柱2
1aに配設したエンコーダのピニオンを、フレーム26
に配設したラックに噛合させることにより検出すること
ができる。
長手方向に離間して一対のラック49,49(図2に一方
のみ図示)が上下方向に延在するよう配設され、各ラッ
ク49に、前記縦柱21a,21a間に回転自在に架設
した支持軸50に一体回転可能に配設したピニオン51
が噛合している。すなわち、このラック49とピニオン
51は、移動フレーム26が昇降する際に、該フレーム
26が長手方向に傾くのを防止するべく機能する。な
お、移動フレーム26の昇降量は、例えば一方の縦柱2
1aに配設したエンコーダのピニオンを、フレーム26
に配設したラックに噛合させることにより検出すること
ができる。
【0021】
【下部可変成形型について】前記本体フレーム21に
は、前記上部可変成形型22と対応する下部可変成形型
23が配設されている。なお、下部可変成形型23の構
成は、基本的には上部可変成形型22と同一であるの
で、異なる部分についてのみ説明する。また、上部可変
成形型22を構成する部材と同一の部材について、主要
な部材については異なる符号を付して示すが、その他の
部材については同一の符号を付して示すものとする。
は、前記上部可変成形型22と対応する下部可変成形型
23が配設されている。なお、下部可変成形型23の構
成は、基本的には上部可変成形型22と同一であるの
で、異なる部分についてのみ説明する。また、上部可変
成形型22を構成する部材と同一の部材について、主要
な部材については異なる符号を付して示すが、その他の
部材については同一の符号を付して示すものとする。
【0022】すなわち、本体フレーム21における両縦
柱21a,21a間の下方位置には図1および図2に示
す如く、前記移動フレーム26と対向する固定フレーム
52が平行に配設固定されている。この固定フレーム5
2の上部に、一対の下部ガイド70,70が平行に配設
され、両ガイド70,70間に摺動自在に配設した複数
の下部支持部材71の夫々に、移動規制機構を介して下
部成形フィンガ72が下降を規制された状態で配設され
ている。そして、下部ガイド70,70の長手方向両端
に配設した下部油圧シリンダ80,80を所要方向に付
勢することにより、各下部支持部材71に位置決めした
下部成形フィンガ72を、その姿勢で固定保持するよう
構成される。また各下部成形フィンガ72の上端部近傍
には、下部側板73が配設され、該側板73には下部成
形フィンガ72の後側に延出する係合片73aが一体的
に形成される。そしてこの係合片73aが、上部成形フ
ィンガ30に設けた上部側板38における係合片38a
に下側から当接するよう設定されている。また前記固定
フレーム52の長手方向中央には、前記上部基準フィン
ガ43と対応する下部基準フィンガ44が立設されてい
る。そして、前工程から移載装置により供給される板ば
ね10は、その長手方向の中央が下部基準フィンガ44
に載置されるようになっている。
柱21a,21a間の下方位置には図1および図2に示
す如く、前記移動フレーム26と対向する固定フレーム
52が平行に配設固定されている。この固定フレーム5
2の上部に、一対の下部ガイド70,70が平行に配設
され、両ガイド70,70間に摺動自在に配設した複数
の下部支持部材71の夫々に、移動規制機構を介して下
部成形フィンガ72が下降を規制された状態で配設され
ている。そして、下部ガイド70,70の長手方向両端
に配設した下部油圧シリンダ80,80を所要方向に付
勢することにより、各下部支持部材71に位置決めした
下部成形フィンガ72を、その姿勢で固定保持するよう
構成される。また各下部成形フィンガ72の上端部近傍
には、下部側板73が配設され、該側板73には下部成
形フィンガ72の後側に延出する係合片73aが一体的
に形成される。そしてこの係合片73aが、上部成形フ
ィンガ30に設けた上部側板38における係合片38a
に下側から当接するよう設定されている。また前記固定
フレーム52の長手方向中央には、前記上部基準フィン
ガ43と対応する下部基準フィンガ44が立設されてい
る。そして、前工程から移載装置により供給される板ば
ね10は、その長手方向の中央が下部基準フィンガ44
に載置されるようになっている。
【0023】
【型付与装置について】前記上下の可変成形型22,2
3の後面側には、上下の成形フィンガ群に所要の型形状
を付与する型付与装置24が2基が配設され、各装置2
4,24は、前記基準フィンガ43,44を挟んで左側に
位置する上下の成形フィンガ群と、右側に位置する上下
の成形フィンガ群とを分担して調節するよう構成してあ
る。なお、型付与装置24,24の構成は同一であるの
で、一方の装置の構成についてのみ説明する。
3の後面側には、上下の成形フィンガ群に所要の型形状
を付与する型付与装置24が2基が配設され、各装置2
4,24は、前記基準フィンガ43,44を挟んで左側に
位置する上下の成形フィンガ群と、右側に位置する上下
の成形フィンガ群とを分担して調節するよう構成してあ
る。なお、型付与装置24,24の構成は同一であるの
で、一方の装置の構成についてのみ説明する。
【0024】前記本体フレーム21における両縦柱21
a,21a間に支持ステー53が架設され、このステー
53の前面側に、図2に示す如く、上下に離間して長手
方向に延在する一対のガイドレール54,54が平行に
配設されている。そしてこのガイドレール54,54
に、支持体55が摺動自在に配設してある。また両ガイ
ドレール54,54の間に、これと平行に第1ボールね
じ56が回動自在に配設されている。この第1ボールね
じ56は、支持体55に配設したナット(図示せず)に螺
挿されている。更に、この第1ボールねじ56の所要位
置に配設したプーリ57と、前記支持ステー53に配設
した第1サーボモータ58の出力軸に配設したプーリ5
9との間にベルト60が巻掛けられている。従って、第
1サーボモータ58を正逆駆動して第1ボールねじ56
を回転することにより、支持体55はガイドレール5
4,54に沿って水平に移動する。なお、プーリ57,5
9およびベルト60は、段付きタイプが使用される。
a,21a間に支持ステー53が架設され、このステー
53の前面側に、図2に示す如く、上下に離間して長手
方向に延在する一対のガイドレール54,54が平行に
配設されている。そしてこのガイドレール54,54
に、支持体55が摺動自在に配設してある。また両ガイ
ドレール54,54の間に、これと平行に第1ボールね
じ56が回動自在に配設されている。この第1ボールね
じ56は、支持体55に配設したナット(図示せず)に螺
挿されている。更に、この第1ボールねじ56の所要位
置に配設したプーリ57と、前記支持ステー53に配設
した第1サーボモータ58の出力軸に配設したプーリ5
9との間にベルト60が巻掛けられている。従って、第
1サーボモータ58を正逆駆動して第1ボールねじ56
を回転することにより、支持体55はガイドレール5
4,54に沿って水平に移動する。なお、プーリ57,5
9およびベルト60は、段付きタイプが使用される。
【0025】前記支持体55には、調節部材61が昇降
自在に配設され、該調節部材61に配設したナット62
に、支持体55に垂直に配設された第2ボールねじ63
が螺挿されている。また支持体55の上部に第2サーボ
モータ64が倒立配置され、該モータ64に第2ボール
ねじ63が連結してある。従って、第2サーボモータ6
4を正逆駆動してボールねじ63を回転することによ
り、調節部材61は垂直に昇降移動する(図9,図10参
照)。調節部材61の下端部には、図7に示す如く、前
面側に延出する固定爪74aと、シリンダ75の正逆付
勢により正逆回動する可動爪74bとから構成される調
節爪74が配設される。そしてこの調節爪74では、上
下の成形フィンガ群の調節に際して両爪74a,74b
により、前記下部成形フィンガ72に配設した下部側板
73の係合片73aを挟持するようになっている。すな
わち、固定爪74aと可動爪74bとにより係合片73
aが挟持された下部成形フィンガ72は、第2サーボモ
ータ64により調節部材61を上下方向に移動させるこ
とにより位置調節がなされる。
自在に配設され、該調節部材61に配設したナット62
に、支持体55に垂直に配設された第2ボールねじ63
が螺挿されている。また支持体55の上部に第2サーボ
モータ64が倒立配置され、該モータ64に第2ボール
ねじ63が連結してある。従って、第2サーボモータ6
4を正逆駆動してボールねじ63を回転することによ
り、調節部材61は垂直に昇降移動する(図9,図10参
照)。調節部材61の下端部には、図7に示す如く、前
面側に延出する固定爪74aと、シリンダ75の正逆付
勢により正逆回動する可動爪74bとから構成される調
節爪74が配設される。そしてこの調節爪74では、上
下の成形フィンガ群の調節に際して両爪74a,74b
により、前記下部成形フィンガ72に配設した下部側板
73の係合片73aを挟持するようになっている。すな
わち、固定爪74aと可動爪74bとにより係合片73
aが挟持された下部成形フィンガ72は、第2サーボモ
ータ64により調節部材61を上下方向に移動させるこ
とにより位置調節がなされる。
【0026】なお型付与装置24では、下部成形フィン
ガ72を調節部材61により上昇させ、その下部側板7
3の係合片73aを対応する上部成形フィンガ30にお
ける上部側板38の係合片38aに当接させ、該下部成
形フィンガ72を介して上部成形フィンガ30の位置調
節を行なった後、下部成形フィンガ72の位置調節を行
なうよう設定されている。そして上下の各成形フィンガ
30,72を調節することにより、図11に示す如く、
各成形フィンガ群の対向端に全体として連続する所要の
キャンバー形状が形成される。
ガ72を調節部材61により上昇させ、その下部側板7
3の係合片73aを対応する上部成形フィンガ30にお
ける上部側板38の係合片38aに当接させ、該下部成
形フィンガ72を介して上部成形フィンガ30の位置調
節を行なった後、下部成形フィンガ72の位置調節を行
なうよう設定されている。そして上下の各成形フィンガ
30,72を調節することにより、図11に示す如く、
各成形フィンガ群の対向端に全体として連続する所要の
キャンバー形状が形成される。
【0027】前記第1サーボモータ58および第2サー
ボモータ64には、該モータ58,64の回転数を検出
して、支持体55および調節爪74の現在位置を検出す
る位置検出器(図示せず)が配設され、これにより常に支
持体55および調節爪74の正確な位置を監視してい
る。この位置検出器からの支持体55および調節爪74
の現在位置に関する信号は、例えばマイクロコンピュー
タを内蔵した制御手段(図示せず)に入力される。従っ
て、予め該制御手段に所望のキャンバーの型形状のデー
タを入力しておくことにより、該データに基づいて各サ
ーボモータ58,64の駆動制御がなされ、前記上下の
各成形フィンガ群に所要の型形状を簡単に付与すること
ができる。
ボモータ64には、該モータ58,64の回転数を検出
して、支持体55および調節爪74の現在位置を検出す
る位置検出器(図示せず)が配設され、これにより常に支
持体55および調節爪74の正確な位置を監視してい
る。この位置検出器からの支持体55および調節爪74
の現在位置に関する信号は、例えばマイクロコンピュー
タを内蔵した制御手段(図示せず)に入力される。従っ
て、予め該制御手段に所望のキャンバーの型形状のデー
タを入力しておくことにより、該データに基づいて各サ
ーボモータ58,64の駆動制御がなされ、前記上下の
各成形フィンガ群に所要の型形状を簡単に付与すること
ができる。
【0028】前記支持体55の側面には、図2に示す如
く、下部可変成形型23における下部支持部材71に穿
設した通孔71b(移動規制機構)と対応する位置に下部
エアシリンダ76が配設され、そのロッドに配設したリ
リースピン77を通孔71bに挿通可能に設定してい
る。また支持体55には、下部エアシリンダ76の配設
位置から上方に所定間隔離間して上部エアシリンダ78
が配設されている。この上部エアシリンダ78は、前記
上部可変成形型22を型調節位置に位置決めした状態
で、上部支持部材29に穿設した通孔29bと対応する
よう設定される。そして、上部エアシリンダ78のロッ
ドに配設したリリースピン79を、通孔29bに挿通可
能に構成している。すなわち、各エアシリンダ78,7
6をそのロッドを延出する方向に付勢することにより、
リリースピン79,77は、図9(c)に示す如く、支持
部材29,71の通孔29b,71bに挿入される。これ
により、前述した如く、成形フィンガ30,72の移動
規制機構における円筒体33,33を、成形フィンガ3
0,72の移動を許容する規制解除位置に移動させるこ
とができる。
く、下部可変成形型23における下部支持部材71に穿
設した通孔71b(移動規制機構)と対応する位置に下部
エアシリンダ76が配設され、そのロッドに配設したリ
リースピン77を通孔71bに挿通可能に設定してい
る。また支持体55には、下部エアシリンダ76の配設
位置から上方に所定間隔離間して上部エアシリンダ78
が配設されている。この上部エアシリンダ78は、前記
上部可変成形型22を型調節位置に位置決めした状態
で、上部支持部材29に穿設した通孔29bと対応する
よう設定される。そして、上部エアシリンダ78のロッ
ドに配設したリリースピン79を、通孔29bに挿通可
能に構成している。すなわち、各エアシリンダ78,7
6をそのロッドを延出する方向に付勢することにより、
リリースピン79,77は、図9(c)に示す如く、支持
部材29,71の通孔29b,71bに挿入される。これ
により、前述した如く、成形フィンガ30,72の移動
規制機構における円筒体33,33を、成形フィンガ3
0,72の移動を許容する規制解除位置に移動させるこ
とができる。
【0029】
【実施例の作用】次に、このように構成したキャンバー
成形装置の作用につき説明する。成形装置20を実働さ
せるのに先立ち、該成形装置20に設けた前記の制御手
段に、予め設定された板ばね10の長さ寸法やキャンバ
ーの型形状等のデータを入力する。また上部可変成形型
22は、型調節位置まで下降して成形フィンガ群の位置
調節を待機している。
成形装置の作用につき説明する。成形装置20を実働さ
せるのに先立ち、該成形装置20に設けた前記の制御手
段に、予め設定された板ばね10の長さ寸法やキャンバ
ーの型形状等のデータを入力する。また上部可変成形型
22は、型調節位置まで下降して成形フィンガ群の位置
調節を待機している。
【0030】前記上部可変成形型22において、前記上
部ガイド28,28の両端部に配設した2基の上部油圧
シリンダ31,31を、そのロッド31a,31aをバレ
ル内に引込む方向に付勢し、前記上部ガイド28,28
に摺動自在に配設した上部支持部材群に対する挟圧力を
解除する。これにより、上部支持部材群における1つお
きの上部支持部材29に配設した複数の圧縮ばね44の
弾力作用下に、隣接する上部支持部材29,29が相互
に離間され、上部成形フィンガ30の調節を許容する状
態となる。また同様に、下部可変成形型23において
も、前記下部ガイド70,70の両端部に配設した2基
の下部油圧シリンダ80,80を、そのロッド80a,8
0aをバレル内に引込む方向に付勢し、前記下部ガイド
70,70に摺動自在に配設した下部支持部材群に対す
る挟圧力を解除する。これにより下部成形フィンガ72
も、その調節が許容された状態となる。
部ガイド28,28の両端部に配設した2基の上部油圧
シリンダ31,31を、そのロッド31a,31aをバレ
ル内に引込む方向に付勢し、前記上部ガイド28,28
に摺動自在に配設した上部支持部材群に対する挟圧力を
解除する。これにより、上部支持部材群における1つお
きの上部支持部材29に配設した複数の圧縮ばね44の
弾力作用下に、隣接する上部支持部材29,29が相互
に離間され、上部成形フィンガ30の調節を許容する状
態となる。また同様に、下部可変成形型23において
も、前記下部ガイド70,70の両端部に配設した2基
の下部油圧シリンダ80,80を、そのロッド80a,8
0aをバレル内に引込む方向に付勢し、前記下部ガイド
70,70に摺動自在に配設した下部支持部材群に対す
る挟圧力を解除する。これにより下部成形フィンガ72
も、その調節が許容された状態となる。
【0031】そして、前記入力データに基づいて機械中
央部を挟んで両側に配設される各型付与装置24の駆動
用のサーボモータ58,64を駆動制御し、前記各支持
部材29,71に支持された成形フィンガ30,72の位
置調節を行なう。
央部を挟んで両側に配設される各型付与装置24の駆動
用のサーボモータ58,64を駆動制御し、前記各支持
部材29,71に支持された成形フィンガ30,72の位
置調節を行なう。
【0032】すなわち、前記第1サーボモータ58を付
勢して支持体55を水平に移動させ、調節すべき下部成
形フィンガ72の後方位置に、該支持体55を位置決め
する。また前記調節部材61の固定爪74aを、下部成
形フィンガ72に配設した下部側板73の係合片73a
の下方に臨ませる。更に、可動爪74bをシリンダ75
の付勢により回動させ、固定爪74aとの間で係合片7
3aを挟持する(図7参照)。そして、支持体55に配設
した下部エアシリンダ76を付勢してリリースピン77
を、図9(b)に示す如く、下部支持部材71の通孔71
bに挿入する。これにより、下部支持部材71に配設さ
れている移動規制機構による下部成形フィンガ72の移
動規制が解除され、該フィンガ72は凹溝71a内を昇
降可能な状態となる。
勢して支持体55を水平に移動させ、調節すべき下部成
形フィンガ72の後方位置に、該支持体55を位置決め
する。また前記調節部材61の固定爪74aを、下部成
形フィンガ72に配設した下部側板73の係合片73a
の下方に臨ませる。更に、可動爪74bをシリンダ75
の付勢により回動させ、固定爪74aとの間で係合片7
3aを挟持する(図7参照)。そして、支持体55に配設
した下部エアシリンダ76を付勢してリリースピン77
を、図9(b)に示す如く、下部支持部材71の通孔71
bに挿入する。これにより、下部支持部材71に配設さ
れている移動規制機構による下部成形フィンガ72の移
動規制が解除され、該フィンガ72は凹溝71a内を昇
降可能な状態となる。
【0033】前述した如く下部成形フィンガ72を下部
支持部材71に対して移動可能な状態に保持したもと
で、前記第2サーボモータ64を付勢して前記係合片7
3aを挟持した調節爪74を上昇させる。これにより、
下部成形フィンガ72は下部支持部材71の凹溝71a
内を摺動し、図9(c)に示す如く、該係合片73aに、
これと対応する上部成形フィンガ30の上部側板38に
おける係合片38aが当接されるに至る。この状態で、
前記支持体55に配設した上部エアシリンダ78を付勢
してリリースピン79を、上部支持部材29の通孔29
bに挿入する。これにより、上部支持部材29に配設さ
れている移動規制機構による上部成形フィンガ30の移
動規制が解除され、該フィンガ30は凹溝29a内を昇
降可能な状態となる。次いで、調節爪74を上部成形フ
ィンガ30の調節位置に向けて移動させることにより、
該フィンガ30は上部支持部材29の凹溝29a内を摺
動し、所定の位置に移動される(図10(a)参照)。上部
成形フィンガ30の調節が完了した段階で、前記通孔2
9bに挿入されていたリリースピン79を抜き外すこと
により、対応の円筒体33が圧縮ばね34およびクサビ
体35の作用によって凹溝29aに臨む上部成形フィン
ガ30の側面に圧接される。これにより、上部成形フィ
ンガ30は上部支持部材29に対して移動が規制された
状態で位置決めされる。
支持部材71に対して移動可能な状態に保持したもと
で、前記第2サーボモータ64を付勢して前記係合片7
3aを挟持した調節爪74を上昇させる。これにより、
下部成形フィンガ72は下部支持部材71の凹溝71a
内を摺動し、図9(c)に示す如く、該係合片73aに、
これと対応する上部成形フィンガ30の上部側板38に
おける係合片38aが当接されるに至る。この状態で、
前記支持体55に配設した上部エアシリンダ78を付勢
してリリースピン79を、上部支持部材29の通孔29
bに挿入する。これにより、上部支持部材29に配設さ
れている移動規制機構による上部成形フィンガ30の移
動規制が解除され、該フィンガ30は凹溝29a内を昇
降可能な状態となる。次いで、調節爪74を上部成形フ
ィンガ30の調節位置に向けて移動させることにより、
該フィンガ30は上部支持部材29の凹溝29a内を摺
動し、所定の位置に移動される(図10(a)参照)。上部
成形フィンガ30の調節が完了した段階で、前記通孔2
9bに挿入されていたリリースピン79を抜き外すこと
により、対応の円筒体33が圧縮ばね34およびクサビ
体35の作用によって凹溝29aに臨む上部成形フィン
ガ30の側面に圧接される。これにより、上部成形フィ
ンガ30は上部支持部材29に対して移動が規制された
状態で位置決めされる。
【0034】次に、前記第2サーボモータ64を付勢し
て調節爪74を下部成形フィンガ72の調節位置に向け
て移動させることにより、該フィンガ72は下部支持部
材71の凹溝71a内を摺動し、所定の位置に移動され
る(図10(b)参照)。下部成形フィンガ72の調節が完
了した段階で、図10(c)に示す如く、前記通孔71b
に挿入されていたリリースピン77を抜き外すことによ
り、対応の円筒体33が圧縮ばね34およびクサビ体3
5の作用によって凹溝71aに臨む下部成形フィンガ7
2の側面に圧接される。これにより、下部成形フィンガ
72は下部支持部材71に対して移動が規制された状態
で位置決めされる。
て調節爪74を下部成形フィンガ72の調節位置に向け
て移動させることにより、該フィンガ72は下部支持部
材71の凹溝71a内を摺動し、所定の位置に移動され
る(図10(b)参照)。下部成形フィンガ72の調節が完
了した段階で、図10(c)に示す如く、前記通孔71b
に挿入されていたリリースピン77を抜き外すことによ
り、対応の円筒体33が圧縮ばね34およびクサビ体3
5の作用によって凹溝71aに臨む下部成形フィンガ7
2の側面に圧接される。これにより、下部成形フィンガ
72は下部支持部材71に対して移動が規制された状態
で位置決めされる。
【0035】以上のようにして必要数の上下の成形フィ
ンガ30,72を調節することにより、上下の成形フィ
ンガ群の対向端を結んだ夫々の曲線が、図11に示す如
く、全体として目的の型形状となる。この状態で、前記
各油圧シリンダ31,80をそのロッド40a,80aを
延出する方向に付勢することにより、ガイド28,70
に配設されている支持部材群が相互に近接して成形フィ
ンガ30,72を移動不能に強固に保持する。なお、板
ばね10の端部に形成される「目玉」と対応する上下の成
形フィンガ30,72は、予め板ばね10と干渉しない
位置に退避させておく。
ンガ30,72を調節することにより、上下の成形フィ
ンガ群の対向端を結んだ夫々の曲線が、図11に示す如
く、全体として目的の型形状となる。この状態で、前記
各油圧シリンダ31,80をそのロッド40a,80aを
延出する方向に付勢することにより、ガイド28,70
に配設されている支持部材群が相互に近接して成形フィ
ンガ30,72を移動不能に強固に保持する。なお、板
ばね10の端部に形成される「目玉」と対応する上下の成
形フィンガ30,72は、予め板ばね10と干渉しない
位置に退避させておく。
【0036】次いで、所要温度に加熱された真直な板ば
ね10を、その長手方向中央部を下部基準フィンガ44
に載置すると共に、前記位置決めシリンダ41を付勢し
て上部基準フィンガ43を下降させ、両フィンガ44,
43により該板ばね10の中央を挟持する。
ね10を、その長手方向中央部を下部基準フィンガ44
に載置すると共に、前記位置決めシリンダ41を付勢し
て上部基準フィンガ43を下降させ、両フィンガ44,
43により該板ばね10の中央を挟持する。
【0037】前記本体フレーム21に配設した2基の油
圧シリンダ26,26を付勢し、図12に示す如く、前
記移動フレーム26を縦柱21a,21aに沿って下降
させることにより、該フレーム26に配設されて前記所
要の型形状が付与された上部成形フィンガ群が、板ばね
10の上面に圧接される。このとき、下部可変成形型2
3の下部成形フィンガ群にも型形状が付与されているの
で、該板ばね10は上下の成形フィンガ群により挟持さ
れ、これにより成形フィンガ群と同一の形状のキャンバ
ーが成形される。このキャンバーが成形された板ばね1
0は、前記移動フレーム26を待機状態に戻した後、該
成形装置20から取出して焼入れ等の後工程に回され
る。
圧シリンダ26,26を付勢し、図12に示す如く、前
記移動フレーム26を縦柱21a,21aに沿って下降
させることにより、該フレーム26に配設されて前記所
要の型形状が付与された上部成形フィンガ群が、板ばね
10の上面に圧接される。このとき、下部可変成形型2
3の下部成形フィンガ群にも型形状が付与されているの
で、該板ばね10は上下の成形フィンガ群により挟持さ
れ、これにより成形フィンガ群と同一の形状のキャンバ
ーが成形される。このキャンバーが成形された板ばね1
0は、前記移動フレーム26を待機状態に戻した後、該
成形装置20から取出して焼入れ等の後工程に回され
る。
【0038】次に、オーダ変更に伴いキャンバー形状や
板ばね10の長さ寸法等が変更された場合は、図示しな
い前記制御手段に新たな型形状のデータを入力する。こ
れにより、前記各サーボモータ58,64の駆動制御が
再び行なわれて、型付与装置24,24で上下の成形フ
ィンガ群に所望の形状を形成することにより、成形フィ
ンガ群による全体として連続した所望の形状が形成され
る。すなわち、所望するキャンバーの型形状のデータを
制御手段に入力するだけで、上下の成形フィンガ群に所
望の型形状を形成することができ、オーダ変更に要する
時間を短縮して製造効率の向上を図ることができる。し
かも、上型および下型を、キャンバーの形状に対応して
その数だけ多数準備する必要がなく、製造コストを低減
し得ると共に、煩雑な在庫管理を省き得る利点がある。
また、所要のロットの板ばね10を成形するに際し、成
形後の板ばね10を検査することにより適正な型形状が
付与されていないことが判明した場合は、前記型付与装
置24,24を作動させることにより、極めて短時間で
可変成形型の型形状を修正することができ、生産能率を
向上させ得る。また、下部成形フィンガ72を利用して
上部成形フィンガ30の調節を行なうようにしたので、
型付与装置24の配設数を少なくすることができ、設備
コストを低減し得る利点がある。
板ばね10の長さ寸法等が変更された場合は、図示しな
い前記制御手段に新たな型形状のデータを入力する。こ
れにより、前記各サーボモータ58,64の駆動制御が
再び行なわれて、型付与装置24,24で上下の成形フ
ィンガ群に所望の形状を形成することにより、成形フィ
ンガ群による全体として連続した所望の形状が形成され
る。すなわち、所望するキャンバーの型形状のデータを
制御手段に入力するだけで、上下の成形フィンガ群に所
望の型形状を形成することができ、オーダ変更に要する
時間を短縮して製造効率の向上を図ることができる。し
かも、上型および下型を、キャンバーの形状に対応して
その数だけ多数準備する必要がなく、製造コストを低減
し得ると共に、煩雑な在庫管理を省き得る利点がある。
また、所要のロットの板ばね10を成形するに際し、成
形後の板ばね10を検査することにより適正な型形状が
付与されていないことが判明した場合は、前記型付与装
置24,24を作動させることにより、極めて短時間で
可変成形型の型形状を修正することができ、生産能率を
向上させ得る。また、下部成形フィンガ72を利用して
上部成形フィンガ30の調節を行なうようにしたので、
型付与装置24の配設数を少なくすることができ、設備
コストを低減し得る利点がある。
【0039】更に、所要の型形状を簡単に形成すること
が可能であるので、試作品等のように単品あるいは極め
て少ない本数の板ばね10を成形する場合に、これに対
応する上型および下型を製造する必要はなく、ランニン
グコストを低減することが可能である。また、複数のキ
ャンバーの型形状を予め制御手段に入力しておき、オー
ダ変更に際して所要の設定ボタンを押すだけで、所望の
型形状を選択し得るようにすれば、調節に要する時間を
更に短縮することができる。更にまた、支持部材29,
71に対する成形フィンガ30,72の位置決め手段(移
動規制機構)の構成が簡単であるので、前記油圧シリン
ダ31,80により成形フィンガ群を強固に移動不能に
固定することができ、可変成形型22,23によるキャ
ンバー成形に際し、該機構に負荷が加わって損傷するの
を防止し得る。
が可能であるので、試作品等のように単品あるいは極め
て少ない本数の板ばね10を成形する場合に、これに対
応する上型および下型を製造する必要はなく、ランニン
グコストを低減することが可能である。また、複数のキ
ャンバーの型形状を予め制御手段に入力しておき、オー
ダ変更に際して所要の設定ボタンを押すだけで、所望の
型形状を選択し得るようにすれば、調節に要する時間を
更に短縮することができる。更にまた、支持部材29,
71に対する成形フィンガ30,72の位置決め手段(移
動規制機構)の構成が簡単であるので、前記油圧シリン
ダ31,80により成形フィンガ群を強固に移動不能に
固定することができ、可変成形型22,23によるキャ
ンバー成形に際し、該機構に負荷が加わって損傷するの
を防止し得る。
【0040】なお、実施例では2基の型付与装置により
上下の可変成形型における多数の成形フィンガの位置調
節を行なう場合につき説明したが、本願はこれに限定さ
れるものでなく、1基の型付与装置により全ての成形フ
ィンガの位置調節を行なうようにしてもよく、また型付
与装置を3基以上配設するようにしてもよい。更に、上
部可変成形型の上部成形フィンガと、下部可変成形型の
下部成形フィンガとを夫々専用の型付与装置により調節
するようにしてもよい。
上下の可変成形型における多数の成形フィンガの位置調
節を行なう場合につき説明したが、本願はこれに限定さ
れるものでなく、1基の型付与装置により全ての成形フ
ィンガの位置調節を行なうようにしてもよく、また型付
与装置を3基以上配設するようにしてもよい。更に、上
部可変成形型の上部成形フィンガと、下部可変成形型の
下部成形フィンガとを夫々専用の型付与装置により調節
するようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る板ばね
のキャンバー成形装置によれば、板ばねにキャンバーを
成形する上下の型を多数の支持部材に移動自在に配設し
た成形フィンガからなる可変成形型で構成し、各成形フ
ィンガを型付与装置により位置調節することにより、上
下の可変成形型の対向端に所要の型形状を簡単に形成す
ることができる。従って、オーダ変更に要する段取り替
え時間や、型形状の修正や調節に要する時間を短縮し
て、生産効率を極めて向上させることができる。しか
も、各成形フィンガ毎に調節手段を配設しないので、全
体の構造が簡単になると共に、製造コストを低減し得る
利点がある。また、支持部材に対する成形フィンガの位
置決め機構の構成がシンプルで、成形フィンガ群を強固
に移動不能に固定することができるので、該機構に負荷
が加わって損傷するのを有効に防止し得る。
のキャンバー成形装置によれば、板ばねにキャンバーを
成形する上下の型を多数の支持部材に移動自在に配設し
た成形フィンガからなる可変成形型で構成し、各成形フ
ィンガを型付与装置により位置調節することにより、上
下の可変成形型の対向端に所要の型形状を簡単に形成す
ることができる。従って、オーダ変更に要する段取り替
え時間や、型形状の修正や調節に要する時間を短縮し
て、生産効率を極めて向上させることができる。しか
も、各成形フィンガ毎に調節手段を配設しないので、全
体の構造が簡単になると共に、製造コストを低減し得る
利点がある。また、支持部材に対する成形フィンガの位
置決め機構の構成がシンプルで、成形フィンガ群を強固
に移動不能に固定することができるので、該機構に負荷
が加わって損傷するのを有効に防止し得る。
【0042】更に、上下の可変成形型は、予め入力され
た数値に基づいて自動的に位置決めすることができるの
で、オーダ変更に伴う型形状の変更を短時間で行なうこ
とができる。しかも、調節作業には直接作業者が介在し
ないので、労働軽減と省力化を図り得る。また、1基の
型付与装置により上下の成形フィンガの位置調節を行な
い得るから、設備コストを低廉に抑えることができる。
た数値に基づいて自動的に位置決めすることができるの
で、オーダ変更に伴う型形状の変更を短時間で行なうこ
とができる。しかも、調節作業には直接作業者が介在し
ないので、労働軽減と省力化を図り得る。また、1基の
型付与装置により上下の成形フィンガの位置調節を行な
い得るから、設備コストを低廉に抑えることができる。
【図1】実施例に係る板ばねのキャンバー成形装置の概
略構成を示す正面図である。
略構成を示す正面図である。
【図2】キャンバー成形装置の縦断側面図である。
【図3】上部可変成形型を示す要部概略斜視図である。
【図4】上部可変成形型を一部破断して示す要部平面図
である。
である。
【図5】上部可変成形型における上部支持部材を横断し
て示す要部平面図である。
て示す要部平面図である。
【図6】上部可変成形型における上部支持部材を一部破
断して示す要部側面図である。
断して示す要部側面図である。
【図7】型付与装置における調節爪を示す要部側面図で
ある。
ある。
【図8】上部支持部材に配設した移動規制機構におい
て、上部成形フィンガの下降を規制した状態と解除した
状態とを示す説明図である。
て、上部成形フィンガの下降を規制した状態と解除した
状態とを示す説明図である。
【図9】型付与装置により上部成形フィンガと下部成形
フィンガの位置調節を行なう工程を示す説明図である。
フィンガの位置調節を行なう工程を示す説明図である。
【図10】型付与装置により上部成形フィンガと下部成
形フィンガの位置調節を行なう工程を示す説明図であ
る。
形フィンガの位置調節を行なう工程を示す説明図であ
る。
【図11】上下の可変成形型の間に真直な板ばねを臨ま
せた状態を示す説明図である。
せた状態を示す説明図である。
【図12】上部可変成形型を下部可変成形型に向けて強
制的に近接させることにより板ばねに所要のキャンバー
を付与する状態を示す説明図である。
制的に近接させることにより板ばねに所要のキャンバー
を付与する状態を示す説明図である。
【図13】板ばねを使用した懸架装置を示す説明図であ
る。
る。
【図14】従来技術に係る成形装置を示す説明図であ
る。
る。
10 板ばね 21 本体フレ
ーム 22 上部可変成形型 23 下部可変
成形型 24 型付与装置 26 移動フレ
ーム 28 上部ガイド 29 上部支持
部材 29a 凹溝 30 上部成形
フィンガ 31 上部油圧シリンダ 33 円筒体 38a 係合片 52 固定フレ
ーム 58 第1サーボモータ 64 第2サー
ボモータ 70 下部ガイド 71 下部支持
部材 71a 凹溝 73a 係合片 74 調節爪 77 リリース
ピン 79 リリースピン 80 下部油圧
シリンダ
ーム 22 上部可変成形型 23 下部可変
成形型 24 型付与装置 26 移動フレ
ーム 28 上部ガイド 29 上部支持
部材 29a 凹溝 30 上部成形
フィンガ 31 上部油圧シリンダ 33 円筒体 38a 係合片 52 固定フレ
ーム 58 第1サーボモータ 64 第2サー
ボモータ 70 下部ガイド 71 下部支持
部材 71a 凹溝 73a 係合片 74 調節爪 77 リリース
ピン 79 リリースピン 80 下部油圧
シリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】 上下に対向する型を相互に近接すること
により、両型の間に臨ませた板ばねに所要の型形状を付
与するキャンバー成形装置であって、 本体フレーム(21)に昇降自在に配設した移動フレーム(2
6)に配設され、前記板ばね(10)の長手方向に延在する上
部ガイド(28,28)と、 前記上部ガイド(28,28)にその長手方向に沿って移動自
在に配設された多数の上部支持部材(29)と、 前記各上部支持部材(29)における隣接する一方の上部支
持部材(29)と対向する側面に形成した凹溝(29a)に昇降
自在に嵌合された上部成形フィンガ(30)と、 前記各上部支持部材(29)に配設され、常には凹溝(29a)
内に臨む上部成形フィンガ(30)に当接して該フィンガ(3
0)の下降を規制すると共に、解除手段(79)により上部成
形フィンガ(30)の下降を許容する位置に移動される規制
部材(33)と、 前記移動フレーム(26)に配設され、前記多数の上部支持
部材(29)を相互に圧接することにより、上部成形フィン
ガ群を移動不能に位置決め固定する解除自在な上部固定
手段(31,31)とから上部可変成形型(22)を構成し、 前記移動フレーム(26)の下方に対向するよう本体フレー
ム(21)に配設した固定フレーム(52)に配設され、前記板
ばね(10)の長手方向に延在する下部ガイド(70,70)と、 前記下部ガイド(70,70)にその長手方向に沿って移動自
在に配設された多数の下部支持部材(71)と、 前記各下部支持部材(71)における隣接する一方の下部支
持部材(71)と対向する側面に形成した凹溝(71a)に昇降
自在に嵌合された下部成形フィンガ(72)と、 前記各下部支持部材(71)に配設され、常には凹溝(71a)
内に臨む下部成形フィンガ(72)に当接して該フィンガ(7
2)の下降を規制すると共に、解除手段(77)により下部成
形フィンガ(72)の下降を許容する位置に移動される規制
部材(33)と、 前記固定フレーム(52)に配設され、前記多数の下部支持
部材(71)を相互に圧接することにより、下部成形フィン
ガ群を移動不能に位置決め固定する解除自在な下部固定
手段(80,80)とから下部可変成形型(23)を構成し、 前記上下の可変成形型(22,23)における各成形フィンガ
(30,72)を、前記本体フレーム(21)に配設した型付与装
置(24)により各支持部材(29,71)に対して昇降調節し
て、上下の成形フィンガ群の対向端に所要の型形状を付
与するようにしたことを特徴とする板ばねのキャンバー
成形装置。 - 【請求項2】 前記型付与装置(24)は、上下の成形フィ
ンガ(30,72)を位置決めする調節手段(74)を、サーボ手
段(58,64)により移動制御するよう構成される請求項1
記載の板ばねのキャンバー成形装置。 - 【請求項3】 前記上下の成形フィンガ(30,72)は、両
フィンガ(30,72)を相互に近接させた際に当接する係合
片(38a,73a)を備え、前記型付与装置(24)の調節手段(7
4)を下部成形フィンガ(72)の係合片(73a)に係合させた
状態で、該調節手段(74)を作動させることにより係合片
(38a,73a)を介して下部成形フィンガ(72)に係合する上
部成形フィンガ(30)の位置調節を行ない、次いで下部成
形フィンガ(72)の位置調節を行なうよう構成した請求項
2記載の板ばねのキャンバー成形装置。
Priority Applications (8)
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