JPH08249848A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH08249848A JPH08249848A JP4999095A JP4999095A JPH08249848A JP H08249848 A JPH08249848 A JP H08249848A JP 4999095 A JP4999095 A JP 4999095A JP 4999095 A JP4999095 A JP 4999095A JP H08249848 A JPH08249848 A JP H08249848A
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- gimbal
- magnetic disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スライダの浮上量ばらつきとヘッド位置ずれ
による位置決め誤差を低減し、高速大容量の磁気ディス
ク装置を実現すること。 【構成】 磁気ヘッドを搭載したスライダ1を保持する
スライダスペーサ2と、このスライダスペーサと接触し
ている領域よりも小さい単独の領域でスライダスペーサ
に溶接で固定されたジンバル3と、このジンバルを一端
で保持し他端をガイドアームに接続したロードアーム
と、を具備した磁気ヘッド支持機構を有する磁気ディス
ク装置において、上記スライダスペーサ2の上記ジンバ
ルと接する側に、上記の溶接による固定部4を中心と
し、その周囲を囲むような凹部2bを形成する。
による位置決め誤差を低減し、高速大容量の磁気ディス
ク装置を実現すること。 【構成】 磁気ヘッドを搭載したスライダ1を保持する
スライダスペーサ2と、このスライダスペーサと接触し
ている領域よりも小さい単独の領域でスライダスペーサ
に溶接で固定されたジンバル3と、このジンバルを一端
で保持し他端をガイドアームに接続したロードアーム
と、を具備した磁気ヘッド支持機構を有する磁気ディス
ク装置において、上記スライダスペーサ2の上記ジンバ
ルと接する側に、上記の溶接による固定部4を中心と
し、その周囲を囲むような凹部2bを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報を磁気的に記録・
再生するハードディスクドライブ等のディスク記憶装置
に係り、さらに詳しくは、スライダの浮上量を小さくし
た、高速大容量の磁気ディスク装置に関する。
再生するハードディスクドライブ等のディスク記憶装置
に係り、さらに詳しくは、スライダの浮上量を小さくし
た、高速大容量の磁気ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来実用に供されている磁気ディスク装
置のヘッド支持機構の典型的な例は、特開昭55−22
296号公報(以下、第1従来例と称す)に記載されて
いるものである。この第1従来例においては、磁気ヘッ
ドを搭載したスライダは、ジンバルの舌部の接触する領
域全域を、接着剤等で固定されている。ジンバルは、ス
ライダがディスク面に追従できるように、ディスク面垂
直方向には柔軟な構造となっている。ジンバルには、デ
ィンプルと呼ばれる突起が設けてあり、スライダはディ
ンプルの頂点を支点として自由に回転できる。また、ロ
ードアームはジンバルを保持する剛体部と、ディンプル
を介してスライダに必要な荷重を与えるばね部で構成さ
れている。
置のヘッド支持機構の典型的な例は、特開昭55−22
296号公報(以下、第1従来例と称す)に記載されて
いるものである。この第1従来例においては、磁気ヘッ
ドを搭載したスライダは、ジンバルの舌部の接触する領
域全域を、接着剤等で固定されている。ジンバルは、ス
ライダがディスク面に追従できるように、ディスク面垂
直方向には柔軟な構造となっている。ジンバルには、デ
ィンプルと呼ばれる突起が設けてあり、スライダはディ
ンプルの頂点を支点として自由に回転できる。また、ロ
ードアームはジンバルを保持する剛体部と、ディンプル
を介してスライダに必要な荷重を与えるばね部で構成さ
れている。
【0003】特開昭58−43826号公報(以下、第
2従来例と称す)に記載のフロッピーディスク用の磁気
ヘッド支持機構の例では、固定基台に回転可能に支持さ
れた可動基台を設け、固定基台と可動基台の先端部にジ
ンバルを取り付け、ジンバルの中心に磁気ヘッドを接着
剤等で固定している。さらに、磁気ヘッドのディスク面
鉛直方向の変動を抑制し磁気ヘッドに必要な荷重をかけ
るための、ジンバル背面中心を支える支えピンを設けて
いる。
2従来例と称す)に記載のフロッピーディスク用の磁気
ヘッド支持機構の例では、固定基台に回転可能に支持さ
れた可動基台を設け、固定基台と可動基台の先端部にジ
ンバルを取り付け、ジンバルの中心に磁気ヘッドを接着
剤等で固定している。さらに、磁気ヘッドのディスク面
鉛直方向の変動を抑制し磁気ヘッドに必要な荷重をかけ
るための、ジンバル背面中心を支える支えピンを設けて
いる。
【0004】特開平1−179287号公報(以下、第
3実施例と称す)に記載の例では、放射状に形成される
4本の腕でジンバルを構成している。そのなかで互いに
隣合わない2本の腕の先端部をスライダに固定し、残り
の2本の腕の先端部をロードアームに固定することによ
り、ヘッド支持機構を構成している。また、ジンバルと
スライダの間にスペーサを設ける、もしくはスライダの
ジンバル取付け面に溝を形成することにより、スライダ
の自由度を確保している。
3実施例と称す)に記載の例では、放射状に形成される
4本の腕でジンバルを構成している。そのなかで互いに
隣合わない2本の腕の先端部をスライダに固定し、残り
の2本の腕の先端部をロードアームに固定することによ
り、ヘッド支持機構を構成している。また、ジンバルと
スライダの間にスペーサを設ける、もしくはスライダの
ジンバル取付け面に溝を形成することにより、スライダ
の自由度を確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記第1従来例に開示
されたヘッド支持機構では、スライダはジンバルの舌部
の接触する領域全域を接着剤等で固定されている。この
ため、ジンバルの舌部の初期的なそりやねじれ、あるい
は接着時の応力、荷重や外乱等によるそりやねじれによ
り、スライダが変形しスライダ浮上面のそり・ねじれと
なって、スライダ浮上量がばらついてしまう。逆に、ス
ライダの初期的なそり・ねじれ、接着時の応力、荷重や
外乱等によるそりやねじれが、ジンバル舌部に影響しス
ライダ初期姿勢角のばらつきとなり、この場合もスライ
ダ浮上量がばらついてしまう。スライダ浮上量が設計値
よりも低くなってしまった場合には、スライダとディス
クが接触しデータが損傷する危険性があるため、十分に
浮上量を下げて記録密度を上げることができず、結果と
して大容量の磁気ディスク装置を実現することができな
い。
されたヘッド支持機構では、スライダはジンバルの舌部
の接触する領域全域を接着剤等で固定されている。この
ため、ジンバルの舌部の初期的なそりやねじれ、あるい
は接着時の応力、荷重や外乱等によるそりやねじれによ
り、スライダが変形しスライダ浮上面のそり・ねじれと
なって、スライダ浮上量がばらついてしまう。逆に、ス
ライダの初期的なそり・ねじれ、接着時の応力、荷重や
外乱等によるそりやねじれが、ジンバル舌部に影響しス
ライダ初期姿勢角のばらつきとなり、この場合もスライ
ダ浮上量がばらついてしまう。スライダ浮上量が設計値
よりも低くなってしまった場合には、スライダとディス
クが接触しデータが損傷する危険性があるため、十分に
浮上量を下げて記録密度を上げることができず、結果と
して大容量の磁気ディスク装置を実現することができな
い。
【0006】また前記第1従来例では、スライダは、デ
ィンプルを介してロードアームによってディスク面に押
し付けられている。しかし、シーク時や暴走時にジンバ
ルがディスク面内半径方向に変形することによりディン
プルに滑りが生じ、ディンプルに発生する摩擦力により
滑りが保持され、スライダとロードアームの先端に位置
ずれが生じる場合がある。これにより、複数のヘッド支
持機構のそれぞれのヘッドに位置ずれが生じ、サーボ面
サーボ方式では位置決め精度が低下し、データ面サーボ
方式では複数のヘッド間でそれぞれに位置決めしなおさ
なければならなくなり、アクセス時間の遅れが生じる。
ィンプルを介してロードアームによってディスク面に押
し付けられている。しかし、シーク時や暴走時にジンバ
ルがディスク面内半径方向に変形することによりディン
プルに滑りが生じ、ディンプルに発生する摩擦力により
滑りが保持され、スライダとロードアームの先端に位置
ずれが生じる場合がある。これにより、複数のヘッド支
持機構のそれぞれのヘッドに位置ずれが生じ、サーボ面
サーボ方式では位置決め精度が低下し、データ面サーボ
方式では複数のヘッド間でそれぞれに位置決めしなおさ
なければならなくなり、アクセス時間の遅れが生じる。
【0007】前記第2従来例に開示された磁気ヘッド支
持機構でも、スライダの上面すべてを用いて固定してい
るため、前述のジンバルとスライダのそり・ねじりの相
互の変形による浮上量ばらつきが発生し、大容量の磁気
ディスク装置を実現することができない。さらに、支え
ピンとジンバルが接触しているため、ジンバルが変形し
た場合に摩擦力によって、第1従来例の場合と同様にヘ
ッド位置ずれが生じる。フロッピーディスクの場合は、
ディスクが1枚で磁気ヘッドは最大2個しかないため、
ヘッド位置がずれたとしてもアクセス時間の大きな遅れ
とはならないが、ディスクが複数枚搭載され磁気ヘッド
が10個以上搭載されることのある磁気ディスク装置
や、複数のヘッドを次々にヘッドチェンジしてデータを
読み書きする動作を有する磁気ディスク装置では、アク
セス時間の遅れは大きな問題となる。
持機構でも、スライダの上面すべてを用いて固定してい
るため、前述のジンバルとスライダのそり・ねじりの相
互の変形による浮上量ばらつきが発生し、大容量の磁気
ディスク装置を実現することができない。さらに、支え
ピンとジンバルが接触しているため、ジンバルが変形し
た場合に摩擦力によって、第1従来例の場合と同様にヘ
ッド位置ずれが生じる。フロッピーディスクの場合は、
ディスクが1枚で磁気ヘッドは最大2個しかないため、
ヘッド位置がずれたとしてもアクセス時間の大きな遅れ
とはならないが、ディスクが複数枚搭載され磁気ヘッド
が10個以上搭載されることのある磁気ディスク装置
や、複数のヘッドを次々にヘッドチェンジしてデータを
読み書きする動作を有する磁気ディスク装置では、アク
セス時間の遅れは大きな問題となる。
【0008】前記第3従来例に開示されたヘッド支持機
構では、前記第1,第2従来例と同様に、そり・ねじり
の影響が出るのに加え、ジンバルのスライダ取付け面が
2か所に分割されるため、特にスライダへの押し付け荷
重により、2か所のスライダ取付け面が引っ張られ、ス
ライダ浮上面のそりが発生しやすい。さらに、スライダ
取付け面間のねじりが、特にスライダの安定浮上に対し
悪影響を及ぼしやすい。一方、摺動部分のディンプルが
ないため前述のヘッド位置ずれは生じないが、逆に摩擦
による減衰もないため振動振幅が大きくなり、位置決め
精度を向上させることが困難である。
構では、前記第1,第2従来例と同様に、そり・ねじり
の影響が出るのに加え、ジンバルのスライダ取付け面が
2か所に分割されるため、特にスライダへの押し付け荷
重により、2か所のスライダ取付け面が引っ張られ、ス
ライダ浮上面のそりが発生しやすい。さらに、スライダ
取付け面間のねじりが、特にスライダの安定浮上に対し
悪影響を及ぼしやすい。一方、摺動部分のディンプルが
ないため前述のヘッド位置ずれは生じないが、逆に摩擦
による減衰もないため振動振幅が大きくなり、位置決め
精度を向上させることが困難である。
【0009】したがって、本発明の解決すべき技術的課
題は、上述した従来技術のもつ問題点を解消することに
あり、その目的とするところは、ジンバルやスライダの
そり・ねじりによる浮上量ばらつきを低減することによ
り、スライダの低浮上量化を達成することにある。
題は、上述した従来技術のもつ問題点を解消することに
あり、その目的とするところは、ジンバルやスライダの
そり・ねじりによる浮上量ばらつきを低減することによ
り、スライダの低浮上量化を達成することにある。
【0010】また、本発明の他の目的とするところは、
ディンプルの摩擦によるヘッド位置ずれを解消し、なお
かつ適度な摩擦減衰を与えることにより、位置決め精度
を向上させて、記録密度を高くしアクセス時間を短縮す
ることによって、高速大容量の磁気ディスク装置を実現
することにある。
ディンプルの摩擦によるヘッド位置ずれを解消し、なお
かつ適度な摩擦減衰を与えることにより、位置決め精度
を向上させて、記録密度を高くしアクセス時間を短縮す
ることによって、高速大容量の磁気ディスク装置を実現
することにある。
【0011】また、本発明の他の目的とするところは、
スライダスペーサをスライダ面に対し、凸型のそりやね
じれをなくし、スライダスペーサとスライダの接着面積
を十分に確保し、スライダ浮上姿勢の確保と接着強度を
確保し、スライダのディスクとの接触や接着強度不足で
発生するヘッドはがれ等によるクラッシュを回避し、信
頼性を確保することにある。
スライダスペーサをスライダ面に対し、凸型のそりやね
じれをなくし、スライダスペーサとスライダの接着面積
を十分に確保し、スライダ浮上姿勢の確保と接着強度を
確保し、スライダのディスクとの接触や接着強度不足で
発生するヘッドはがれ等によるクラッシュを回避し、信
頼性を確保することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するため、磁気ヘッドを搭載したスライダを保持す
るスライダスペーサと、このスライダスペーサと接触し
ている領域よりも小さい単独の領域でスライダスペーサ
に溶接で固定されたジンバルと、このジンバルを一端で
保持し他端をガイドアームに接続したロードアームと、
を具備した磁気ヘッド支持機構を有する磁気ディスク装
置において、上記スライダスペーサの上記ジンバルと接
する側に、上記の溶接による固定部を中心とし、その周
囲を囲むように配置した凹部(例えば、浅溝や窪み)を
形成するように、構成される。
達成するため、磁気ヘッドを搭載したスライダを保持す
るスライダスペーサと、このスライダスペーサと接触し
ている領域よりも小さい単独の領域でスライダスペーサ
に溶接で固定されたジンバルと、このジンバルを一端で
保持し他端をガイドアームに接続したロードアームと、
を具備した磁気ヘッド支持機構を有する磁気ディスク装
置において、上記スライダスペーサの上記ジンバルと接
する側に、上記の溶接による固定部を中心とし、その周
囲を囲むように配置した凹部(例えば、浅溝や窪み)を
形成するように、構成される。
【0013】
【作用】本発明によれば、スライダスペーサとジンバル
の接触している領域よりも小さい、単独の領域でスライ
ダスペーサとジンバルとを固定するので、前述の従来例
よりも互いに変形を伝達しあう領域が減少するため、ジ
ンバルとスライダのそり・ねじりの影響を低減できる。
また、1つの領域で固定するので、第3従来例のよう
に、荷重によりスライダ取付け面が引っ張られジンバル
やスライダが変形を起すこともない。よって、ジンバル
やスライダのそり・ねじりによる浮上量ばらつきを低減
することができる。
の接触している領域よりも小さい、単独の領域でスライ
ダスペーサとジンバルとを固定するので、前述の従来例
よりも互いに変形を伝達しあう領域が減少するため、ジ
ンバルとスライダのそり・ねじりの影響を低減できる。
また、1つの領域で固定するので、第3従来例のよう
に、荷重によりスライダ取付け面が引っ張られジンバル
やスライダが変形を起すこともない。よって、ジンバル
やスライダのそり・ねじりによる浮上量ばらつきを低減
することができる。
【0014】また、スライダスペーサを設けることによ
り、第1従来例のディンプルや第2従来例の支えピンを
設ける必要がないため、第1及び第2従来例で生じる摩
擦力によるヘッド位置ずれは解消される。さらに、ジン
バルとスライダスペーサ間に、互いに接触しているが固
定されてない部分を設けているため、適度な摩擦減衰が
あり、第3従来例のように振動振幅が過度に大きくなる
こともない。よって、ディンプルの摩擦によるヘッド位
置ずれが解消されるとともに、適度な減衰が与えられ、
位置決め精度を向上しアクセス時間を短縮することがで
きる。
り、第1従来例のディンプルや第2従来例の支えピンを
設ける必要がないため、第1及び第2従来例で生じる摩
擦力によるヘッド位置ずれは解消される。さらに、ジン
バルとスライダスペーサ間に、互いに接触しているが固
定されてない部分を設けているため、適度な摩擦減衰が
あり、第3従来例のように振動振幅が過度に大きくなる
こともない。よって、ディンプルの摩擦によるヘッド位
置ずれが解消されるとともに、適度な減衰が与えられ、
位置決め精度を向上しアクセス時間を短縮することがで
きる。
【0015】したがって、ジンバルやスライダのそり・
ねじりによる浮上量ばらつきが解消することにより、ス
ライダを低浮上量化できるとともに、ディンプルの摩擦
によるヘッド位置ずれが解消され、なおかつ適度な摩擦
減衰が与えられることにより、位置決め精度を向上で
き、記録密度が高くなりアクセス時間も短縮されるの
で、高速大容量の磁気ディスク装置が実現できる。
ねじりによる浮上量ばらつきが解消することにより、ス
ライダを低浮上量化できるとともに、ディンプルの摩擦
によるヘッド位置ずれが解消され、なおかつ適度な摩擦
減衰が与えられることにより、位置決め精度を向上で
き、記録密度が高くなりアクセス時間も短縮されるの
で、高速大容量の磁気ディスク装置が実現できる。
【0016】また、スライダスペーサのジンバルと接す
る側に前記の固定部を中心とし、その周囲を囲むように
配置した(例えば、浅溝や窪み)を設け、スライダスペ
ーサとジンバルを溶接で固定することにより、溶接後の
温度低下でスライダスペーサのスライダ接着側で収縮が
起きる。これによって、スライダスペーサのスライダと
の接着面側にのみ窪みを設け、この窪み内でスライダス
ペーサに溶接で固定する場合に問題となった、スライダ
スペーサのジンバル面側の大きな収縮による、スライダ
スペーサのスライダ接着面側の凸変形を回避でき、スラ
イダスペーサのスライダ接着面をほぼ平面か、もしくは
少し凹状とすることができて、面積の多い表面でスライ
ダを接着可能となり、以って、スライダ接着強度を高
め、信頼性を高めることができる。
る側に前記の固定部を中心とし、その周囲を囲むように
配置した(例えば、浅溝や窪み)を設け、スライダスペ
ーサとジンバルを溶接で固定することにより、溶接後の
温度低下でスライダスペーサのスライダ接着側で収縮が
起きる。これによって、スライダスペーサのスライダと
の接着面側にのみ窪みを設け、この窪み内でスライダス
ペーサに溶接で固定する場合に問題となった、スライダ
スペーサのジンバル面側の大きな収縮による、スライダ
スペーサのスライダ接着面側の凸変形を回避でき、スラ
イダスペーサのスライダ接着面をほぼ平面か、もしくは
少し凹状とすることができて、面積の多い表面でスライ
ダを接着可能となり、以って、スライダ接着強度を高
め、信頼性を高めることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示した各実施例によ
って説明する。
って説明する。
【0018】〈第1実施例〉図1は本発明の第1実施例
に磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構の平面図、図
2は本発明の第1実施例に磁気ディスク装置の磁気ヘッ
ド支持機構の側面図、図3は図1の先端部分の拡大図で
ある。
に磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構の平面図、図
2は本発明の第1実施例に磁気ディスク装置の磁気ヘッ
ド支持機構の側面図、図3は図1の先端部分の拡大図で
ある。
【0019】図1〜図3において、1はスライダ、2は
スライダスペーサ、3はジンバル、5はロードアーム、
6はスペーサ、7はガイドアーム、8はディスク(磁気
ディスク)である。
スライダスペーサ、3はジンバル、5はロードアーム、
6はスペーサ、7はガイドアーム、8はディスク(磁気
ディスク)である。
【0020】図に示すように、磁気ヘッドを搭載したス
ライダ1がスライダスペーサ2に接着で固定され、スラ
イダスペーサ2とジンバル3は、図3に示すように、ス
ライダスペーサ2とジンバル3の接触する領域よりも小
さい、単独の固定領域4(図3において右下がりのハッ
チングを施した領域)で溶接により固定される。ジンバ
ル3は、環状の柔軟部3aと、スライダ取付け部3b
と、ロードアーム固定部3cと、環状柔軟部3aとスラ
イダ取付け部3bを接続する内腕部3dと、環状柔軟部
3aとロードアーム固定部3cを接続する外腕部3eと
を、一体的に形成して構成され、溶接等によりロードア
ーム5に固定される。ロードアーム5は、スペーサ6を
介してガイドアーム7に接続される。
ライダ1がスライダスペーサ2に接着で固定され、スラ
イダスペーサ2とジンバル3は、図3に示すように、ス
ライダスペーサ2とジンバル3の接触する領域よりも小
さい、単独の固定領域4(図3において右下がりのハッ
チングを施した領域)で溶接により固定される。ジンバ
ル3は、環状の柔軟部3aと、スライダ取付け部3b
と、ロードアーム固定部3cと、環状柔軟部3aとスラ
イダ取付け部3bを接続する内腕部3dと、環状柔軟部
3aとロードアーム固定部3cを接続する外腕部3eと
を、一体的に形成して構成され、溶接等によりロードア
ーム5に固定される。ロードアーム5は、スペーサ6を
介してガイドアーム7に接続される。
【0021】図に示した本例の磁気ヘッド支持機構は、
ガイドアーム7の基部を中心にディスク8の半径方向に
回転することにより所定のトラックにアクセスする、イ
ンラインアクセス方式を示している。
ガイドアーム7の基部を中心にディスク8の半径方向に
回転することにより所定のトラックにアクセスする、イ
ンラインアクセス方式を示している。
【0022】上述したように、本発明においては、スラ
イダスペーサ2とジンバル3は従来と比較して限定され
た小さい領域(単独の固定領域4)で固定されているの
で、ジンバル3のスライダ取付け部3bのそり・ねじれ
が、スライダ1の浮上面に影響しにくい構成となってい
る。また、同時にスライダ1やスライダスペーサ2のそ
り・ねじれも、ジンバル3のスライダ取付け部3bに影
響しにくく、ジンバル3の初期姿勢角ばらつきを低減す
ることができる。よって、スライダ1の浮上面の平面度
ばらつきとジンバル3の初期姿勢角ばらつきが低減し、
スライダ1の浮上量ばらつきを低減することができ、結
果として低浮上量化し、高記録密度化することができ
る。
イダスペーサ2とジンバル3は従来と比較して限定され
た小さい領域(単独の固定領域4)で固定されているの
で、ジンバル3のスライダ取付け部3bのそり・ねじれ
が、スライダ1の浮上面に影響しにくい構成となってい
る。また、同時にスライダ1やスライダスペーサ2のそ
り・ねじれも、ジンバル3のスライダ取付け部3bに影
響しにくく、ジンバル3の初期姿勢角ばらつきを低減す
ることができる。よって、スライダ1の浮上面の平面度
ばらつきとジンバル3の初期姿勢角ばらつきが低減し、
スライダ1の浮上量ばらつきを低減することができ、結
果として低浮上量化し、高記録密度化することができ
る。
【0023】スライダスペーサ2とジンバル3の固定領
域は、小さければ小さいほどスライダ1とジンバル3の
変形を抑えることが出来るが、固定領域が小さ過ぎると
固定強度が不足する恐れがあるため、固定領域の面積は
0.07mm2 から0.2mm2 程度が望ましい。
域は、小さければ小さいほどスライダ1とジンバル3の
変形を抑えることが出来るが、固定領域が小さ過ぎると
固定強度が不足する恐れがあるため、固定領域の面積は
0.07mm2 から0.2mm2 程度が望ましい。
【0024】また、単独の固定領域4でスライダスペー
サ2とジンバル3を固定することにより、スライダ1へ
の押し付け荷重が分散することがなくなり、前記第3従
来例のように押し付け荷重により2つの領域間で引っ張
られることがなく、スライダ1やジンバル3が変形を起
しにくく、同時にスライダ1への荷重点が明確になり、
より一層スライダ1の浮上量ばらつきを低減することが
出来る。さらにまた、スライダスペーサ2とジンバル3
のスライダ取付け部3bとは接触しているが、固定され
ていない摩擦領域9(図3において左下がりのハッチン
グを施した領域)で接触・摩擦しており、外乱等で振動
した場合には、摩擦減衰効果があるので振動振幅が過度
に大きくなることがない。これにより、位置決め精度が
向上するとともに、アクセス時間が短縮され、高速・大
容量の磁気ディスク装置が実現できる。
サ2とジンバル3を固定することにより、スライダ1へ
の押し付け荷重が分散することがなくなり、前記第3従
来例のように押し付け荷重により2つの領域間で引っ張
られることがなく、スライダ1やジンバル3が変形を起
しにくく、同時にスライダ1への荷重点が明確になり、
より一層スライダ1の浮上量ばらつきを低減することが
出来る。さらにまた、スライダスペーサ2とジンバル3
のスライダ取付け部3bとは接触しているが、固定され
ていない摩擦領域9(図3において左下がりのハッチン
グを施した領域)で接触・摩擦しており、外乱等で振動
した場合には、摩擦減衰効果があるので振動振幅が過度
に大きくなることがない。これにより、位置決め精度が
向上するとともに、アクセス時間が短縮され、高速・大
容量の磁気ディスク装置が実現できる。
【0025】図4は、図3のA−A線に沿った要部拡大
断面図である。同図に示すように、スライダスペーサ2
におけるスライダ1との接着面側には、固定領域4より
も大きい窪み2aが設けられている。そして、スライダ
スペーサ2とスライダ1とは、接着剤10により接合さ
れている。また、スライダスペーサ2とジンバル3と
は、窪み2a底部にレーザ等を照射することにより溶接
されている。さらに、スライダスペーサ2におけるジン
バル3と接する面側には、前記固定領域4を中心とし、
窪み2aより一回り大きく、その周囲を囲むように配置
したほぼ同心円状のリング溝2bが設けられている。
断面図である。同図に示すように、スライダスペーサ2
におけるスライダ1との接着面側には、固定領域4より
も大きい窪み2aが設けられている。そして、スライダ
スペーサ2とスライダ1とは、接着剤10により接合さ
れている。また、スライダスペーサ2とジンバル3と
は、窪み2a底部にレーザ等を照射することにより溶接
されている。さらに、スライダスペーサ2におけるジン
バル3と接する面側には、前記固定領域4を中心とし、
窪み2aより一回り大きく、その周囲を囲むように配置
したほぼ同心円状のリング溝2bが設けられている。
【0026】本構成によれば、スライダスペーサ2とジ
ンバル3を溶接で固定することにより、小さい固定領域
4で、接着と比べて強度が高く、経時劣化が起こりにく
く、信頼性が高い接合を行うことができる。また、接着
の場合には、接着剤がスライダスペーサ2とスライダス
ペーサ取付部3bの間から流れてはみ出し、環状柔軟部
3aや内腕部3dとブリッジする危険性があるのに対
し、溶接ではこれを回避できる。
ンバル3を溶接で固定することにより、小さい固定領域
4で、接着と比べて強度が高く、経時劣化が起こりにく
く、信頼性が高い接合を行うことができる。また、接着
の場合には、接着剤がスライダスペーサ2とスライダス
ペーサ取付部3bの間から流れてはみ出し、環状柔軟部
3aや内腕部3dとブリッジする危険性があるのに対
し、溶接ではこれを回避できる。
【0027】窪み2aは、固定領域4の溶融突起が、ス
ライダスペーサ2のスライダ接着面からはみ出すのを防
いでいる。これにより、溶融突起のはみ出しが無くな
り、スライダ1とスライダスペーサ2との間の接着剤1
0部の厚さばらつきを低減し、接着に伴うスライダ1の
変形のばらつきを小さくできる。しかし、窪み2aを設
けると、レーザ溶接時の熱応力の発生により、冷却時に
スライダスペーサ2のジンバル面側の収縮増加により、
スライダスペーサ2のスライダ接着面側に凸の変形が生
じ、上記接着剤10部の厚さばらつきの低減を阻害する
場合がある。それに対し、リング溝2bを設けることに
より、溶接時に発生する熱応力によるスライダスペーサ
2のジンバル面側の収縮増加を緩和し、スライダスペー
サ2のスライダ接着面側に凸の変形を生じることが回避
でき、スライダスペーサ2のスライダ接着面側をほぼ平
面か、もしくは少し凹状とすることができ、面積の多い
表面でスライダ1を接着可能となり、以って、スライダ
接着強度を高め、信頼性を確保できる。
ライダスペーサ2のスライダ接着面からはみ出すのを防
いでいる。これにより、溶融突起のはみ出しが無くな
り、スライダ1とスライダスペーサ2との間の接着剤1
0部の厚さばらつきを低減し、接着に伴うスライダ1の
変形のばらつきを小さくできる。しかし、窪み2aを設
けると、レーザ溶接時の熱応力の発生により、冷却時に
スライダスペーサ2のジンバル面側の収縮増加により、
スライダスペーサ2のスライダ接着面側に凸の変形が生
じ、上記接着剤10部の厚さばらつきの低減を阻害する
場合がある。それに対し、リング溝2bを設けることに
より、溶接時に発生する熱応力によるスライダスペーサ
2のジンバル面側の収縮増加を緩和し、スライダスペー
サ2のスライダ接着面側に凸の変形を生じることが回避
でき、スライダスペーサ2のスライダ接着面側をほぼ平
面か、もしくは少し凹状とすることができ、面積の多い
表面でスライダ1を接着可能となり、以って、スライダ
接着強度を高め、信頼性を確保できる。
【0028】図5は、スライダスペーサ2とジンバル3
の溶接に伴う、スライダスペーサ2の変形量と、窪み深
さ及びリング溝深さとの関係を模式的に表した図であ
る。同図において、横軸は、窪み2a深さhをスライダ
スペーサ板厚tで割った量、及び、リング溝2b深さh
1 をスライダスペーサ板厚tで割った量を表わし、縦軸
は、溶接前後のスライダスペーサ2の反りの変化量xを
表している。
の溶接に伴う、スライダスペーサ2の変形量と、窪み深
さ及びリング溝深さとの関係を模式的に表した図であ
る。同図において、横軸は、窪み2a深さhをスライダ
スペーサ板厚tで割った量、及び、リング溝2b深さh
1 をスライダスペーサ板厚tで割った量を表わし、縦軸
は、溶接前後のスライダスペーサ2の反りの変化量xを
表している。
【0029】図5には、窪み2aを設け、かつリング溝
2bを設けた場合と無い場合との結果と、リング溝2b
のみの場合の結果とが、それぞれ示されている。リング
溝2bが無い場合には負の反りが生じており、窪み2a
の深さhが深いほど反りの量xは大きくなるのに対し、
リング溝2bを併せて設けた場合には、窪み2aと同程
度の深さh1 のリング溝2bを設けることにより、反り
量xはほぼゼロにできることがわかる。また、リング溝
2bのみの場合は、溝深さh1 の増加により正の反りを
生じるようになる。
2bを設けた場合と無い場合との結果と、リング溝2b
のみの場合の結果とが、それぞれ示されている。リング
溝2bが無い場合には負の反りが生じており、窪み2a
の深さhが深いほど反りの量xは大きくなるのに対し、
リング溝2bを併せて設けた場合には、窪み2aと同程
度の深さh1 のリング溝2bを設けることにより、反り
量xはほぼゼロにできることがわかる。また、リング溝
2bのみの場合は、溝深さh1 の増加により正の反りを
生じるようになる。
【0030】本実施例を、2mm長スライダに適用した
際のスライダスペーサ2の平面図を図6に示し、図6の
A−A線に沿った断面を図7に示す。本例では、スライ
ダスペーサ2のスライダ1との接着面に、d1=0.2
φでスライダスペーサ2の厚さの半分よりやや深い窪み
2aを設け、かつ、スライダスペーサ2のジンバル3と
接する側に、窪み2aと同程度の深さのリング溝2bを
設けてある。また、リング溝2bの溝内側の径d2を、
d2=2×d1=0.4φとし、溝幅を0.1mmと
し、溝外側の径d3をd3=0.5φとしてある。本構
成により、スライダスペーサ2とジンバル3との溶接に
よるスライダスペーサ2の変形をゼロに近付け、平坦な
接着面を達成することができ、スライダ1とスライダス
ペーサ2の接着の際の、接着剤10の厚さのむらやばら
つきを低減し、接着に伴うスライダ1の変形のばらつき
を抑制し、浮上量ばらつきを低減できる。これにより、
低浮上量化が可能となり、大容量の磁気ディスク記憶装
置を実現できる。
際のスライダスペーサ2の平面図を図6に示し、図6の
A−A線に沿った断面を図7に示す。本例では、スライ
ダスペーサ2のスライダ1との接着面に、d1=0.2
φでスライダスペーサ2の厚さの半分よりやや深い窪み
2aを設け、かつ、スライダスペーサ2のジンバル3と
接する側に、窪み2aと同程度の深さのリング溝2bを
設けてある。また、リング溝2bの溝内側の径d2を、
d2=2×d1=0.4φとし、溝幅を0.1mmと
し、溝外側の径d3をd3=0.5φとしてある。本構
成により、スライダスペーサ2とジンバル3との溶接に
よるスライダスペーサ2の変形をゼロに近付け、平坦な
接着面を達成することができ、スライダ1とスライダス
ペーサ2の接着の際の、接着剤10の厚さのむらやばら
つきを低減し、接着に伴うスライダ1の変形のばらつき
を抑制し、浮上量ばらつきを低減できる。これにより、
低浮上量化が可能となり、大容量の磁気ディスク記憶装
置を実現できる。
【0031】なおまた、スライダスペーサ2の窪み2a
とリング溝2bの深さを、スライダスペーサ2の板厚の
半分よりやや深く設定し、スライダスペーサ2を従来と
同じ両面エッチングで加工することにより、上下のマス
クパターンの変更のみで、従来と同じ単一エッチング工
程で加工ができ、低コストで上述した性能を実現でき
る。
とリング溝2bの深さを、スライダスペーサ2の板厚の
半分よりやや深く設定し、スライダスペーサ2を従来と
同じ両面エッチングで加工することにより、上下のマス
クパターンの変更のみで、従来と同じ単一エッチング工
程で加工ができ、低コストで上述した性能を実現でき
る。
【0032】〈第2実施例〉図8は、本発明の第2実施
例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構におけ
るスライダスペーサの断面図である。本実施例は、スラ
イダスペーサ2のリング溝2bの深さを、スライダスペ
ーサ2の板厚の半分以下にした例である。
例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構におけ
るスライダスペーサの断面図である。本実施例は、スラ
イダスペーサ2のリング溝2bの深さを、スライダスペ
ーサ2の板厚の半分以下にした例である。
【0033】このような構成の本実施例は、リング溝2
bが別加工となり、加工工程数が増加するが、スライダ
スペーサ2の断面薄肉化による強度低下を回避でき、ス
ライダ接着時のスライダスペーサ2の変形を小さく押え
ることができる。溶接時の反りの低減に関しては、第1
実施例とほぼ同様の効果がある。
bが別加工となり、加工工程数が増加するが、スライダ
スペーサ2の断面薄肉化による強度低下を回避でき、ス
ライダ接着時のスライダスペーサ2の変形を小さく押え
ることができる。溶接時の反りの低減に関しては、第1
実施例とほぼ同様の効果がある。
【0034】〈第3実施例〉図9は、本発明の第3実施
例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構におけ
るスライダスペーサの断面図である。本実施例は、スラ
イダスペーサ2のリング溝2bと窪み2aの深さとを、
スライダスペーサ2の板厚の半分以下にした例である。
例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構におけ
るスライダスペーサの断面図である。本実施例は、スラ
イダスペーサ2のリング溝2bと窪み2aの深さとを、
スライダスペーサ2の板厚の半分以下にした例である。
【0035】このような構成の本実施例は、窪み2a及
びリング溝2bの加工が別加工となり、加工工程数が増
加するが、窪み2aの加工深さを少なくすることによ
り、溶接による熱応力による変形が小さくできる。ま
た、スライダスペーサ2の断面薄肉化による強度低下を
回避でき、スライダ接着時のスライダスペーサ2の変形
を小さく押えることができる。溶接時の反りの低減に関
しては、第1実施例と同等以上の効果がある。
びリング溝2bの加工が別加工となり、加工工程数が増
加するが、窪み2aの加工深さを少なくすることによ
り、溶接による熱応力による変形が小さくできる。ま
た、スライダスペーサ2の断面薄肉化による強度低下を
回避でき、スライダ接着時のスライダスペーサ2の変形
を小さく押えることができる。溶接時の反りの低減に関
しては、第1実施例と同等以上の効果がある。
【0036】〈第4実施例〉図10は、本発明の第4実
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構の先
端部の断面図である。本実施例は、スライダスペーサ2
のジンバル側にリング溝2bのみを設けた例である。
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構の先
端部の断面図である。本実施例は、スライダスペーサ2
のジンバル側にリング溝2bのみを設けた例である。
【0037】本実施例の構成では、スライダスペーサ2
が、スライダ接着面において僅かに凹の変形を起こすこ
とになるが、固定領域4のスライダ1側への突出量を無
くす又は小さく抑えれば、スライダスペーサ2のスライ
ダ側の全面を接着領域として利用可能となり(広い領域
を接着領域として利用可能となり)、スライダスペーサ
2とスライダ1との接着の際の接着剤10の厚さのむら
やばらつきを低減し、接着強度を確保し、接着に伴うス
ライダの変形のばらつきを抑制し、浮上量ばらつきを低
減できる。これにより、低浮上量化が可能となり、大容
量の磁気ディスク記憶装置を実現できる。
が、スライダ接着面において僅かに凹の変形を起こすこ
とになるが、固定領域4のスライダ1側への突出量を無
くす又は小さく抑えれば、スライダスペーサ2のスライ
ダ側の全面を接着領域として利用可能となり(広い領域
を接着領域として利用可能となり)、スライダスペーサ
2とスライダ1との接着の際の接着剤10の厚さのむら
やばらつきを低減し、接着強度を確保し、接着に伴うス
ライダの変形のばらつきを抑制し、浮上量ばらつきを低
減できる。これにより、低浮上量化が可能となり、大容
量の磁気ディスク記憶装置を実現できる。
【0038】〈第5実施例〉図11は、本発明の第5実
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるジンバル3と接する面側に、
複数の第2の窪み2cを、スライダスペーサ2のスライ
ダ接着面側に設けた窪み2aを中心に、これを取り囲む
ように同心円状に配置した例である。
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるジンバル3と接する面側に、
複数の第2の窪み2cを、スライダスペーサ2のスライ
ダ接着面側に設けた窪み2aを中心に、これを取り囲む
ように同心円状に配置した例である。
【0039】このような構成をとる本実施例でも、溶接
時の反りの低減に関しては、第1実施例とほぼ同等の効
果がある。
時の反りの低減に関しては、第1実施例とほぼ同等の効
果がある。
【0040】〈第6実施例〉図12は、本発明の第6実
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるジンバル3と接する面側に、
複数の弧状の部分溝2dを、スライダスペーサ2のスラ
イダ接着面側に設けた窪み2aを中心に、これを取り囲
むように同心円状に配置した例である。
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるジンバル3と接する面側に、
複数の弧状の部分溝2dを、スライダスペーサ2のスラ
イダ接着面側に設けた窪み2aを中心に、これを取り囲
むように同心円状に配置した例である。
【0041】このような構成をとる本実施例でも、溶接
時の反りの低減に関しては、第1実施例とほぼ同等の効
果がある。
時の反りの低減に関しては、第1実施例とほぼ同等の効
果がある。
【0042】〈第7実施例〉図13は、本発明の第7実
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるスライダ1を接着する面側
に、その中心を溶接用部位(前記固定領域)とする矩形
窪み2eを設け、スライダスペーサ2におけるジンバル
3と接する面側に、上記の矩形窪み2eを取り囲む矩形
溝2fを設けた例であり、反りの異方性を持たせること
ができる。
施例に係る磁気ディスク装置の磁気ヘッド支持機構にお
けるスライダスペーサの平面図である。本実施例は、ス
ライダスペーサ2におけるスライダ1を接着する面側
に、その中心を溶接用部位(前記固定領域)とする矩形
窪み2eを設け、スライダスペーサ2におけるジンバル
3と接する面側に、上記の矩形窪み2eを取り囲む矩形
溝2fを設けた例であり、反りの異方性を持たせること
ができる。
【0043】このような構成をとる本実施例でも、溶接
時の反りの低減に関しては、第1実施例と同等に効果が
ある。
時の反りの低減に関しては、第1実施例と同等に効果が
ある。
【0044】以上、本発明を図示した実施例によって説
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることは言うまでもなく、例え
ば、前述した各窪み2a,2c,2eおよび各溝2b,
2d,2fの、形状,寸法,位置関係は、スライダサイ
ズや装置使用条件等により適宜に変更可能である。
明したが、当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で
種々の変形が可能であることは言うまでもなく、例え
ば、前述した各窪み2a,2c,2eおよび各溝2b,
2d,2fの、形状,寸法,位置関係は、スライダサイ
ズや装置使用条件等により適宜に変更可能である。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ジンバル
やスライダのそり・ねじりによる浮上量ばらつきが解消
されることにより、スライダを低浮上量化することがで
きるとともに、ディンプルの摩擦によるヘッド位置ずれ
が解消し、なおかつ適度な摩擦減衰が与えることによ
り、位置決め精度が向上し、記録密度を高くすることが
できアクセス時間を短縮することができるので、高速大
容量の磁気ディスク装置を実現することができる。さら
に、スライダスペーサとジンバルとを溶接した際の熱応
力によるスライダスペーサの変形を抑止できるので、ス
ライダとスライダスペーサの接着の際の、接着剤の厚さ
のむらやばらつきを低減し、接着に伴うスライダの変形
のばらつきを抑制し得、浮上量ばらつきを低減できる。
これにより、低浮上量化が可能となり、大容量の磁気デ
ィスク記憶装置を実現できる。
やスライダのそり・ねじりによる浮上量ばらつきが解消
されることにより、スライダを低浮上量化することがで
きるとともに、ディンプルの摩擦によるヘッド位置ずれ
が解消し、なおかつ適度な摩擦減衰が与えることによ
り、位置決め精度が向上し、記録密度を高くすることが
できアクセス時間を短縮することができるので、高速大
容量の磁気ディスク装置を実現することができる。さら
に、スライダスペーサとジンバルとを溶接した際の熱応
力によるスライダスペーサの変形を抑止できるので、ス
ライダとスライダスペーサの接着の際の、接着剤の厚さ
のむらやばらつきを低減し、接着に伴うスライダの変形
のばらつきを抑制し得、浮上量ばらつきを低減できる。
これにより、低浮上量化が可能となり、大容量の磁気デ
ィスク記憶装置を実現できる。
【図1】本発明の第1実施例に係る磁気ディスク装置の
磁気ヘッド支持機構の平面図である。
磁気ヘッド支持機構の平面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る磁気ディスク装置の
磁気ヘッド支持機構の側面図である。
磁気ヘッド支持機構の側面図である。
【図3】図1の磁気ヘッド支持機構の先端部分の拡大図
である。
である。
【図4】図3のA−A線に沿った要部断面図である。
【図5】スライダスペーサの溶接に伴う変形量を示す説
明図である。
明図である。
【図6】本発明の第1実施例によるスライダスペーサを
示す平面図である。
示す平面図である。
【図7】図6のA−A線に沿った断面図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る磁気ディスク装置の
磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの断面図
である。
磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの断面図
である。
【図9】本発明の第3実施例に係る磁気ディスク装置の
磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの断面図
である。
磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの断面図
である。
【図10】本発明の第4実施例に係る磁気ディスク装置
の磁気ヘッド支持機構の先端部の断面図である。
の磁気ヘッド支持機構の先端部の断面図である。
【図11】本発明の第5実施例に係る磁気ディスク装置
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
【図12】本発明の第6実施例に係る磁気ディスク装置
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
【図13】本発明の第7実施例に係る磁気ディスク装置
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
の磁気ヘッド支持機構におけるスライダスペーサの平面
図である。
1 スライダ 2 スライダスペーサ 2a 窪み 2b リング溝 2c 第2の窪み 2d 部分溝 2e 矩形窪み 2f 矩形溝 3 ジンバル 3a 環状柔軟部 3b スライダ取付け部 3c ロードアーム固定部 3d 内腕部 3e 外腕部 4 固定領域 5 ロードアーム 6 スペーサ 7 ガイドアーム 8 ディスク 9 摩擦領域 10 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬越 幸守 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 前田 直起 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 清水 利彦 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 菅原 秀一 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 時末 裕充 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気ヘッドを搭載したスライダを保持す
るスライダスペーサと、このスライダスペーサと接触し
ている領域よりも小さい単独の領域でスライダスペーサ
に溶接で固定されたジンバルと、このジンバルを一端で
保持し他端をガイドアームに接続したロードアームと、
を具備した磁気ヘッド支持機構を有する磁気ディスク装
置において、 上記スライダスペーサの上記ジンバルと接する側に、上
記の溶接による固定部を中心とし、その周囲を囲むよう
に配置した凹部を形成したことを特徴とする磁気ディス
ク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4999095A JPH08249848A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4999095A JPH08249848A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08249848A true JPH08249848A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12846456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4999095A Pending JPH08249848A (ja) | 1995-03-09 | 1995-03-09 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08249848A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6344948B1 (en) * | 1999-09-23 | 2002-02-05 | Seagate Technology Llc | Padded disc head slider having shallow load point for reduced tipping |
| US6399179B1 (en) * | 1998-04-03 | 2002-06-04 | Intri-Plex Technologies, Inc. | Base plate for suspension assembly in hard disk drive with stress isolation |
| JP2015178944A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-08 | 住友精密工業株式会社 | 熱交換器 |
-
1995
- 1995-03-09 JP JP4999095A patent/JPH08249848A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6399179B1 (en) * | 1998-04-03 | 2002-06-04 | Intri-Plex Technologies, Inc. | Base plate for suspension assembly in hard disk drive with stress isolation |
| US6344948B1 (en) * | 1999-09-23 | 2002-02-05 | Seagate Technology Llc | Padded disc head slider having shallow load point for reduced tipping |
| JP2015178944A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-08 | 住友精密工業株式会社 | 熱交換器 |
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