JPH0825171A - 工作機械のノズル装置 - Google Patents

工作機械のノズル装置

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JPH0825171A
JPH0825171A JP18551894A JP18551894A JPH0825171A JP H0825171 A JPH0825171 A JP H0825171A JP 18551894 A JP18551894 A JP 18551894A JP 18551894 A JP18551894 A JP 18551894A JP H0825171 A JPH0825171 A JP H0825171A
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nozzle
tool
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cutting fluid
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JP18551894A
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Koichi Takemura
竹村公一
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 適度の可撓性と回転トルクの伝達性及び切削
液の送給性とに優れた特殊配管により各ノズルユニット
を直列に接続すると共に、任意外径の主軸にも適応して
付設できるノズル装置を提供することを目的とする。 【構成】 工作機械の主軸外周に、複数のノズルユニッ
トNを揺動可能に配置し、上記各ノズルユニットは駆動
給流管11にて直列に連結されると共に、別設の駆動源
SMと切削液供給源Cに連絡され、上記駆動源により各
ノズルの方向を駆動給流管11により一斉に揺動させる
他、切削液供給源からの切削液Cの送給を駆動給流管1
1を介して各ノズルnに供給する工作機械のノズル装置
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械におけるクー
ラントノズルの方向制御装置に関し、特に複数ノズルを
主軸周囲に設置するタイプの連結駆動構成及びその制御
技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の形状寸法の事なる工具を自
動交換するマシニングセンタ等では、その工具に対する
最適位置へのノズル方向を制御させる必要がある。この
工具交換に対応して工具先端にノズル方向を制御する技
術として、特公平1ー34748号に見るものが提案さ
れている。即ち、1つの工具についての加工条件(ノズ
ル方向)をプレイバツク方式により設定記憶すること
で、工具が変わる度に加工条件(ノズル方向)を設定し
なおすようにしたものであり、複数の工具についての加
工条件(ノズル方向)をまず設定記憶し、数値制御装置
からの工具番号信号により該当する工具方向の記憶を読
み出してノズル方向を制御するものである。
【0003】又、実開昭60ー134535号は、工具
長が長いものや工具径の大きなものでは、複数のノズル
を主軸周囲に設定し、各ノズルから噴射される切削液に
より工具を冷却・潤滑させると共に、そのノズル方向を
一斉に調節させる構成になっている。この連動構成は、
1つの駆動モータ等をリングギヤやリンク機構を介在さ
せて各ノズル方向を調節するものであり、各ノズルへの
切削液の供給は、別途配管したパイプにより行ってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記複数のノズルを主
軸周囲に備えたノズル装置においては、各ノズル方向制
御を一斉に行う機構が複雑であるばかりか、主軸周囲に
その取付けスペースを広く必要とする上に、切削液の配
管も別途施さなければならず、これも後付けをするのに
困難ならしめている。特に、主軸外径寸法が異なる場合
は、これに合せた専用設計を行わなければならない問題
点がある。
【0005】又、従来のプレイバック方式のノズル方向
制御装置では、NC制御装置からの工具種別信号を受
け、これにより記憶されている工具と対応したノズル方
向指令値とを呼び出し、制御部によりそのノズル方向を
目標値と比較して制御するものである。従って、制御部
とNC制御装置とを関連接続しなければならないので、
既存の工作機械へのノズル装置の後付けをするのに、信
号系の接続を合わせないといけないし、工具種別信号か
ら該当する工具とその設定した記憶内容を呼び出すため
の制御系が複雑となる。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、適度の可撓性と回転トルクの伝達性及び切削液の
送給性とに優れた特殊配管により各ノズルユニットを直
列に接続すると共に、任意外径の主軸にも適応して付設
できるノズル装置を提供することを目的とする。
【0007】また、ノズルの方向を、実際の工具先端方
向としてティーチングするか又は、加工図面から主軸に
装着される工具先端を予め計算した角度等としてメモリ
に順次記憶し、ワーク加工による工具交換毎に上記記憶
したノズル方向指令値を工具交換毎に呼び出し、ノズル
方向を制御するノズル装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべく発明の請求項1は、工作機械の主軸外周に、複数
のノズルユニットを揺動可能に配置し、上記各ノズルユ
ニットは駆動給流管にて直列に連結されると共に、別設
の駆動源と切削液供給源に連絡され、上記駆動源により
各ノズルの方向を駆動給流管により一斉に揺動させる
他、切削液供給源からの切削液の送給を駆動給流管を介
して各ノズルに供給することを特徴とする工作機械のノ
ズル装置である。
【0009】又、本発明の請求項2は、複数のノズルユ
ニットを連絡する駆動給流管は、回転力を伝達すること
ができ、且つ流体を通すことが可能な可撓管としたこと
を特徴とする請求項1記載の工作機械のノズル装置であ
る。
【0010】又、本発明の請求項3は、ノズルの方向
を、主軸に装着される工具順に手動操作等によりティー
チングした結果としてメモリに順次記憶し、ワーク加工
による工具交換毎に上記の順序で記憶したノズル方向指
令値を工具交換順に呼び出し、ノズル方向を制御するこ
とを特徴とする工作機械のノズル装置である。
【0011】更に、本発明の請求項4は、ノズルの方向
を、工具寸法から主軸に装着される工具先端を予め計算
した角度としてメモリに順次記憶し、ワーク加工による
工具交換毎に上記記憶したノズル方向指令値を工具交換
毎に呼び出し、ノズル方向を制御することを特徴とする
工作機械のノズル装置としたものである。
【0012】本発明の請求項5はFMSラインにおい
て、中央処理部等からのワーク選択信号を入力する各工
作機械のシーケンサは、入力されたワーク選択信号から
予めメモリされているワーク加工プログラムの1つを呼
び出し、このワーク加工プログラムによって工具交換毎
にノズル方向制御を各々独立して行われることを特徴と
する請求項3,4に記載のノズル装置を適用するFMS
ラインである。
【0013】
【作用】本発明の請求項1によると、主軸外周に配置し
た各ノズルは、駆動給流管によって直列に連絡されてい
るため、この駆動給流管を回転駆動すると各ノズルが一
斉にその方向を制御される。そして、切削液源から切削
液を駆動給流管へ供給すると、各ノズルから一斉に切削
液を噴射する。特に、1つの駆動給流管によりノズル方
向の回動と切削液の供給との2つの機能を発揮する。
【0014】本発明の請求項2によると、適度の可撓性
と回転トルクの伝達性及び切削液の送給性とに優れた駆
動給流管により回動力の伝達と切削液の供給との2つの
作用を行う。特に、回動力の伝達と切削液の供給とが同
心軸上で実施できるため、省スペースと構成のシンプル
化及び任意な主軸外径のものにも適応できる。
【0015】本発明の請求項3によると、主軸外周に配
置した各ノズルは、各工具に対応したノズル方向をティ
ーチング及び記憶し、ワーク加工時には、使用工具順に
工具交換信号を受けてノズル制御をプレイバック制御す
る。特に、この方式によると、工具種別信号により該当
する工具とそのノズル方向指令値とを対比抽出する必要
がなく、処理手段や処理方法が簡単になる。
【0016】本発明の請求項4によると、主軸外周に配
置した各ノズルは、各工具に対応したノズル方向を工具
寸法により計算される角度を記憶し、ワーク加工時に
は、使用工具の工具交換信号を受けてノズルを方向制御
する。特に、この方式によると、工具種別信号により該
当する工具とそのノズル方向指令値とを対比抽出する必
要がなく、処理手段や処理方法が簡単になる。
【0017】本発明の請求項5によると、加工ワークの
チエンジ等でも使用工具に対応したノズル方向制御が行
え、そのデータ変更は中央処理部CPUからのの一括し
たワーク選択信号を受ける各工作機械のシーケンサが個
々に行う。
【0018】
【実施例】以下、本発明の各請求項に記載する技術を含
んだ図面の実施例で説明する。図1は本発明の全体構成
を示し、工作機械はワークを載せるテーブルと、工具T
を装着した主軸1とその主軸頭2及び各種の工具T1を
交換するATC装置のアーム10を備える。
【0019】上記工作機械の主軸頭2の外周下端個所
に、方向制御できる切削液等のノズルユニットNを複数
組備えている。上記ノズルユニットNは図2,3,4に
示すように、略コ字型のホルダHに回動自在に支持さ
れ、このホルダHを締付バンドBにより主軸頭2の外周
に固定している。そして、上記複数のノズルユニットN
のノズルnを工具T1の外周先端に向けるべく、その方
向に連動して一斉に制御する(詳細は後記)。上記各ノ
ズルnは、例えば、主軸に装着される各工具先端に目測
で向けるティーチング法により予め方向を記憶させ、ワ
ーク加工時に各工具に対応してノズル方向をプレイバッ
ク制御する(詳細は後記)。又は、ノズルの方向を、工
具寸法(工具長、工具外径)から主軸に装着される工具
先端を予め計算した角度としてメモリに順次記憶し、ワ
ーク加工による工具交換毎に上記記憶したノズル方向指
令値を工具交換毎に呼び出し、ノズル方向を制御する
(詳細は後記)。
【0020】即ち、上記各ノズルユニットNは、図1,
2,4に示すように、各ノズルnの方向制御と切削液C
の供給とを一緒に行うべく適度の可撓性と回転トルクの
伝達性及び切削液の送給性とに優れた駆動給流管11に
て直列に連結されている。そして、別設の遠隔操作部で
ある駆動源SM(例えばエンコーダE付きモータ)にフ
レキシブルワイヤF等で連結され、工具交換位置O1に
てアーム10等がリミットスイッチLSを作用させ、こ
の交換信号を受けるシーケンサ100の制御部MCがド
ライブD1を介してモータ(エンコーダE付のサーボモ
ータ等)SMを起動させ、ノズルnを実線で示す工具T
1の先端方向Aに垂下待機位置(O)から回動させる。
更に切削液供給源(図示なし)にも供給管Pを介して連
絡されている。
【0021】続いて、ノズルユニットNの構成,駆動給
流管11の構成,これらの連結構成や駆動源SM及び切
削液供給源との接続関係シーケンサ100の機能を説明
する。先ず、ノズルユニットNの構成は、図4に示すよ
うに、3タイプ用意されており、最もシンプルなノズル
ユニットN1は、ホルダHとの支持用の係合溝12Aを
一対ずつ設けた支持管12の中央部にノズルnを螺着さ
せてなり、両端が駆動給流管11との接続部12Bを構
成する。又、首振り式のノズルユニットN2は、支持管
12の中央部に継具13を螺着し、この球面内に首振り
ノズルn´を嵌入させ、手動操作にてノズル方向を調節
できる。そして、両端に駆動給流管11との接続部12
Bを構成する。
【0022】更に、回転力と切削液とを入力する三番目
のノズルユニットN3は、筒体14を主軸頭2に固定さ
せ、この嵌合孔14Aに嵌通する軸筒15の左外周側に
ノズルnが螺着している。そして、この左端面には、駆
動給流管11との接続部15Aを構成する。上記ノズル
ユニットN3には、駆動給液ユニットKを構成する。即
ち、図4,8のように、筒体14内の軸筒15の外周に
は、ウオームホイール15Bが切設され、これに筒体1
4で支持されたウオーム16が噛み合い、フレキシブル
ワイヤFを介して駆動源SMに連結している。しかし
て、駆動源SMの回転を減速し、軸筒15を低速回転さ
せ、これに付設するノズルnの方向を揺動させる。更
に、上記筒体14には、切削液Cの供給口14Cを付設
し、ここから入る切削液を通孔14Dからウオームホイ
ール15B内の通孔15Dに連絡してノズルに至る経路
を形成する。
【0023】図9は、上記図4,7のノズルユニットN
3において、多量の切削液の供給を可能とすべく2本の
ノズルn,nと2ケ所の切削液Cの供給口14Cを付設
した第二実施例に係るノズルユニットN3の駆動給液ユ
ニットK´を構成する。図4,8と異なる所は、軸筒1
5の右端にも供給口14Cを付設したことと、軸筒15
の左右に2本のノズルn,nとを設けた事で、その他は
同一構成であるから、同一符号を付して説明を省略す
る。尚、この駆動給液ユニットK´を使用した実施例を
図3に示す。
【0024】次に、上記各ノズルユニットN(N1,N
2,N3)間をつなぐ駆動給流管11の構成は、図4,
5,6,7に示すようになっている。即ち、駆動給流管
11は、図6に示すように、折り曲げ及び回転力Tと切
削液Cを伝達することができるスパイラル状の可撓管2
0で中心部を形成し、この可撓管20から漏れる切削液
を外被するために、図5に示す伸縮と折曲げ自在なゴム
性等の材質からなる蛇腹管の被覆管21からなる二重管
構造としたものである。そして、可撓管20や被覆管2
1の両端には上記接続部12Bとの接続部20A,20
A及び21A,21Aを各々持ち、図4のように接続さ
れる。尚、上記被覆管21の蛇腹管の小径部には、切削
液の漏れによる膨張を防ぐためのリング23が嵌められ
ている。
【0025】上記駆動給流管11となる可撓管20は、
図7に示すものも採用可能である。即ち、図7(a)の
可撓管200は、スパイラル(コイル)状に巻き上げた
心材210に、ゴムチューブ220で被覆したものであ
る。又、図7(b)の可撓管200´は、網目状の銅線
210´をゴムチューブ220で被覆したものである。
更に、図5の蛇腹管の被覆管21を変更してた可撓管3
00は、伸縮自在で捻り力にも強い蛇腹管を採用したも
のである。
【0026】しかして、適度の可撓性と回転トルクの伝
達性及び切削液の送給性とに優れた可撓管20,20
0,300により回動力の伝達と切削液の供給との2つ
の作用を行い。特に、1つの可撓管20,200,30
0により回動力の伝達と切削液の供給とが同心軸上で実
施できるため、省スペースと構成のシンプル化及び任意
な主軸外径のものにも適応できる機能効果がある。
【0027】しかして、各ノズルユニットNは、駆動給
流管11と連結され且つ駆動給液ユニットKを介して駆
動源SM及び切削液供給源との接続されているから、駆
動源SMの正逆回転により一斉に方向制御させ、且つ切
削液供給源からの切削液供給で一斉に切削液が噴射す
る。
【0028】上記各部を制御するシーケンサ100を中
心とした制御系を図1により説明する。シーケンサ10
0は、リミットスイッチLSからの工具交換信号やティ
ーチング及びプレイバツクの切換スイッチS1からの切
換信号やティーチングBOXからの「上移動」「下移
動」「メモリ」指令を入力するI/O回路50と、これ
らの指令を受けてメモリMにノズル方向指令値を記憶
し、及びリミットスイッチLSからの工具交換信号で記
憶したノズル方向指令値を順次呼び出してドライブD1
を介して駆動源SMを指令値駆動する制御部MCとを備
えている。
【0029】上記駆動源SMはノズルnの方向制御を、
その旋回角度により調節するためのエンコーダEからの
指令値をティーチング時に、メモリMに各工具に対応し
たノズル方向指令値のデータとして記憶する。そして、
プレイバツク時のノズル方向制御は、リミットスイッチ
LSからの工具交換信号を受けてこのノズル方向指令値
を順次に出力し、駆動源SMを順次に回転制御するだけ
のオープンループ制御によっている。(エンコーダEに
よる比較制御を行わない)。そして、図10に示すよう
に、1つのワーク加工に使用されるすべての工具に対
し、ティーチング時の(ATC動作順NO1,NO2,
・・・)に対応するノズルの傾きθ(θ1,θ2,θ
3,・・・)をメモリMにノズル方向指令値(M1,M
2,M3,・・・)として、順次記憶する。そして、ワ
ーク加工による工具交換を伴ったプレイバツク時には、
ATC動作順NO1,NO2,・・・に対応して作用す
るリミットスイッチLSからの工具交換信号を受けてこ
のノズル方向指令値を順次に出力し、モータSMを順次
に回転制御する。
【0030】勿論、上記メモリMに各工具に対応したノ
ズル方向指令値のデータとして記憶する時、図11に示
すように、工具寸法から主軸に装着される工具先端を予
め計算処理した角度としてメモリに順次記憶する方法も
採用される。即ち、主軸1の先端に装着される工具TI
の工具寸法である工具長Lと、工具外径Dとを変数と
し、主軸中心からノズルnまでの半径(距離)Aと、主
軸端からノズルn旋回中心までの距離Bとを定数とす
る。上記定数A,Bをシーケンサ100にパラメータと
して記憶させ、テンキーTKにてL,Dを入力させる
と、内部演算されてノズル旋回角θ(θ1,θ2,θ
3,・・・)をメモリMにノズル方向指令値(M1,M
2,M3,・・・)として、各工具について順次記憶す
る。そして、ワーク加工による工具交換を伴ったプレイ
バツク時には、ATC動作順NO1,NO2,・・・に
対応して作用するリミットスイッチLSからの工具交換
信号を受けてこのノズル方向指令値を順次に出力し、駆
動減SMを順次に回転制御する。
【0031】本発明のノズル装置は、上記のように構成
され、以下のように作用する。先ず、主軸外周に配置し
た各ノズルnは、駆動給流管11によって直列に連絡さ
れているため、この駆動給流管11をモータSMにより
回転駆動すると各ノズルがn一斉にその方向を制御され
る。そして、切削液源から切削液Cを駆動給流管11へ
供給すると、各ノズルから一斉に切削液を噴射する。特
に、1つの駆動給流管によりノズル方向の回動と切削液
の供給との2つの機能を発揮する作用が本発明の特徴に
成っている。
【0032】又、本発明によると、適度の可撓性と回転
トルクの伝達性及び切削液の送給性とに優れた可撓管2
0,200,300である駆動給流管11により、ノズ
ル方向を制御する回動力Tの伝達と切削液Cの供給との
2つの作用を行う。特に、1つの可撓管により回動力の
伝達と切削液の供給とが同心軸上で実施できるため、省
スペースと構成のシンプル化及び任意な主軸外径のもの
にも適応できる作用が本発明の特徴になっている。
【0033】更に、本発明によると、主軸外周2に配置
した各ノズルnは、各工具に対応したノズル方向を目測
にてティーチング及び記憶し、ワーク加工時には、使用
工具順に工具交換信号を受けてノズル制御をプレイバッ
ク制御する。特に、この方式によると、工具種別信号に
より該当する工具とそのノズル方向指令値とを対比抽出
する必要がなく、処理手段や処理方法が簡単に済ませる
特徴になっている。
【0034】又、主軸外周に配置した各ノズルは、各工
具に対応したノズル方向を工具寸法(工具長L,工具外
径D)の入力で、その主軸1とノズルn取付位置との定
数A,Bにより計算処理されたノズル旋回角θを記憶
し、ワーク加工時には、使用工具の工具交換信号を受け
てノズルを方向制御する。特に、この方式によると、工
具を主軸に装着した上で工具先端方向にノズルを微調節
するという手間が全く必要ない。
【0035】尚、本発明は、上記実施例に限定されるこ
となく発明の要旨内での設計変更が自由に出来る。例え
ば、各ワーク加工プログラムと共に、使用工具に対応し
たノズルデータ入力を図1に示すような、ICカードか
ら一括させて行ってもよい。
【0036】更に、上記実施例は1台の工作機械につい
ての説明であるが、これを図12に示すような、FMS
ラインにおいて、中央処理部CPU等にはワーク選択信
号を出力する機能を持たせ、各工作機械M1,M2,M
3へワーク選択信号e1,e2,e3として伝送する。
これで、各機械のシーケンサ100にメモリされている
ワーク加工プログラムの該当する1つを呼び出し、この
プログラムにより、工具交換毎にノズル方向制御を各々
独立して行われる効果がある。
【0037】
【効果】本発明の請求項1は、主軸外周に配置した各ノ
ズルが駆動給流管によって直列に連絡され、この駆動給
流管を回転駆動すると各ノズルが一斉にその方向を制御
され、切削液源から切削液を駆動給流管へ供給すると、
各ノズルから一斉に切削液を噴射する。特に、1つの駆
動給流管によりノズル方向の回動と切削液の供給との2
つの機能を発揮する効果がある。
【0038】本発明の請求項2は、適度の可撓性と回転
トルクの伝達性及び切削液の送給性とに優れた可撓管に
より回動力の伝達と切削液の供給との2つの作用を行
う。特に、1つの可撓管により回動力の伝達と切削液の
供給とが同心軸上で実施できるため、省スペースと構成
のシンプル化及び任意な主軸外径のものにも適応できる
効果がある。
【0039】本発明の請求項3は、主軸外周に配置した
各ノズルは、各工具に対応したノズル方向をティーチン
グ及び記憶し、ワーク加工時には、使用工具順に工具交
換信号を受けてノズル制御をプレイバック制御する。特
に、この方式によると、工具種別信号により該当する工
具とそのノズル方向指令値とを対比抽出する必要がな
く、処理手段や処理方法が簡単になる効果がある。
【0040】本発明の請求項4は、主軸外周に配置した
各ノズルは、各工具に対応したノズル方向を工具寸法か
ら計算した角度にして記憶し、ワーク加工時には、使用
工具の工具交換信号を受けてノズル制御する。特に、こ
の方式によると、工具を主軸に装着した上で工具先端方
向にノズルを微調節するという手間が全く必要なく、処
理手段や処理方法が簡単になる効果がある。
【0041】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明工作機械のノズル装置を示す正面図であ
る。
【図2】本発明工作機械のノズル装置を示す底面図であ
る。
【図3】本発明工作機械の第二実施例のノズル装置を示
す底面図である。
【図4】本発明のノズル装置の要部を拡大して示す展開
断面図である。
【図5】本発明の駆動給流管の外複管の斜視図と部分断
面図である。
【図6】本発明の駆動給流管の断面図である。
【図7】本発明第二,三実施例の駆動給流管の斜視図で
ある。
【図8】本発明の駆動ユニットの断面図である。
【図9】本発明の駆動ユニットの断面図である。
【図10】本発明のノズル方向制御を示すプログラム指
令図である。
【図11】本発明のノズル方向を工具寸法から入力する
方法の説明正面図である。
【図12】本発明をFMSラインに適用したブロック線
図である。
【符号の説明】 1 主軸 2 主軸頭 N ノズルユニット n ノズル 10 アーム 11 駆動給流管 20,200,200´,300 可撓管 K,K´ 駆動給液ユニット C 切削液 SM 駆動モータ A,B 定数 L 工具長 D 工具外径 F フレキシブルワイヤ H ホルダ LS リミットスイッチ 100 シーケンサ θ ノズルの傾き

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工作機械の主軸外周に、複数のノズルユ
    ニットを揺動可能に配置し、上記各ノズルユニットは駆
    動給流管にて直列に連結されると共に、別設の駆動源と
    切削液供給源に連絡され、上記駆動源により各ノズルの
    方向を駆動給流管により一斉に揺動させる他、切削液供
    給源からの切削液の送給を駆動給流管を介して各ノズル
    に供給することを特徴とする工作機械のノズル装置。
  2. 【請求項2】 複数のノズルユニットを連絡する駆動給
    流管は、回転力を伝達することができ、且つ流体を通す
    ことが可能な可撓管としたことを特徴とする請求項1記
    載の工作機械のノズル装置。
  3. 【請求項3】 ノズルの方向を、主軸に装着される工具
    順に手動操作等によりティーチングした結果としてメモ
    リに順次記憶し、ワーク加工による工具交換毎に上記順
    序で記憶したノズル方向指令値を工具交換順に呼び出
    し、ノズル方向を制御することを特徴とする工作機械の
    ノズル装置。
  4. 【請求項4】 ノズルの方向を、工具寸法から主軸に装
    着される工具先端を予め計算した角度としてメモリに順
    次記憶し、ワーク加工による工具交換毎に上記記憶した
    ノズル方向指令値を工具交換毎に呼び出し、ノズル方向
    を制御することを特徴とする工作機械のノズル装置。
  5. 【請求項5】 FMSラインにおいて、中央処理部等か
    らのワーク選択信号を入力する各工作機械のシーケンサ
    は、入力されたワーク選択信号から予めメモリされてい
    るワーク加工プログラムの1つを呼び出し、このワーク
    加工プログラムによって工具交換毎にノズル方向制御を
    各々独立して行われることを特徴とする請求項3,4に
    記載のノズル装置を適用するFMSライン。
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