JPH08252155A - 除曇表面鏡 - Google Patents
除曇表面鏡Info
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Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表
面鏡においてその鏡の表面の曇りを短時間で除去すると
共に均一に除去することを可能とする。 【構成】 絶縁性材料で板状に形成されその裏面側に略
全面にわたって導電膜5を一体的に形成した鏡本体部材
1と、この鏡本体部材1の裏面に所定の間隔をあけて設
置されると共に上記導電膜5に接続され電源から電力を
供給される細長薄板状の電極2a,2bと、上記鏡本体
部材1の表面に鏡面となるように形成された反射物質コ
ート3と、この反射物質コート3の表面にその全面を覆
って形成された透明で硬い保護コート11とを組み合わ
せて成り、上記電極2a,2bから鏡本体部材1の導電
膜5に通電することにより該導電膜5を加熱するように
したものである。これにより、上記鏡本体部材1の裏面
側の略全面にわたって形成された導電膜5がヒータとし
て働き、鏡の表面を加温することができ、短時間で鏡の
表面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、その曇
りを均一に除去することができ、且つ感電するおそれが
なく安全である。
面鏡においてその鏡の表面の曇りを短時間で除去すると
共に均一に除去することを可能とする。 【構成】 絶縁性材料で板状に形成されその裏面側に略
全面にわたって導電膜5を一体的に形成した鏡本体部材
1と、この鏡本体部材1の裏面に所定の間隔をあけて設
置されると共に上記導電膜5に接続され電源から電力を
供給される細長薄板状の電極2a,2bと、上記鏡本体
部材1の表面に鏡面となるように形成された反射物質コ
ート3と、この反射物質コート3の表面にその全面を覆
って形成された透明で硬い保護コート11とを組み合わ
せて成り、上記電極2a,2bから鏡本体部材1の導電
膜5に通電することにより該導電膜5を加熱するように
したものである。これにより、上記鏡本体部材1の裏面
側の略全面にわたって形成された導電膜5がヒータとし
て働き、鏡の表面を加温することができ、短時間で鏡の
表面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、その曇
りを均一に除去することができ、且つ感電するおそれが
なく安全である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば浴室又は洗面所
等の水蒸気の多い場所或いは環境温度変化の大きい場所
などに設置された鏡がその表面に水蒸気が凝固結露して
曇るのを加温により除去又は防止する除曇ミラーに関
し、特に鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表面
鏡において該鏡本体部材の裏面側又は肉厚部内を直接的
に加熱し、その鏡の表面の曇りを短時間で除去すると共
に均一に除去することができ且つ安全な除曇表面鏡に関
する。
等の水蒸気の多い場所或いは環境温度変化の大きい場所
などに設置された鏡がその表面に水蒸気が凝固結露して
曇るのを加温により除去又は防止する除曇ミラーに関
し、特に鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表面
鏡において該鏡本体部材の裏面側又は肉厚部内を直接的
に加熱し、その鏡の表面の曇りを短時間で除去すると共
に均一に除去することができ且つ安全な除曇表面鏡に関
する。
【0002】
【従来の技術】浴室又は洗面所等の水蒸気の多い場所或
いは環境温度変化の大きい場所などに設置された鏡に水
蒸気を含んだ空気が接すると、その鏡の表面温度が水蒸
気の露点以下である場合は、上記接した水蒸気が冷却さ
れて凝固結露し、上記鏡の表面が曇る。このような鏡表
面の曇りを除去し又は防止するために、従来から曇り防
止ミラーが提供されている。この種の曇り防止ミラー
は、例えば実開平3-106971号公報に記載されているよう
に、ガラスの裏面に反射物質を付着させた鏡の裏側の一
部に、ニクロム線を蛇行状に形成して絶縁パネル等に貼
着した防曇ヒータを配設して構成されていた。そして、
洗面所等で使用する際は、家庭用電源からスイッチを介
して上記防曇ヒータに通電することにより、ニクロム線
を加熱してこの温度で鏡の表面を加温し、その表面に付
着した結露を蒸発させて曇りを除去するようになってい
た。
いは環境温度変化の大きい場所などに設置された鏡に水
蒸気を含んだ空気が接すると、その鏡の表面温度が水蒸
気の露点以下である場合は、上記接した水蒸気が冷却さ
れて凝固結露し、上記鏡の表面が曇る。このような鏡表
面の曇りを除去し又は防止するために、従来から曇り防
止ミラーが提供されている。この種の曇り防止ミラー
は、例えば実開平3-106971号公報に記載されているよう
に、ガラスの裏面に反射物質を付着させた鏡の裏側の一
部に、ニクロム線を蛇行状に形成して絶縁パネル等に貼
着した防曇ヒータを配設して構成されていた。そして、
洗面所等で使用する際は、家庭用電源からスイッチを介
して上記防曇ヒータに通電することにより、ニクロム線
を加熱してこの温度で鏡の表面を加温し、その表面に付
着した結露を蒸発させて曇りを除去するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の曇り防止ミラーにおいては、上記防曇ヒータが鏡の
裏面に別個に付設されていたので、ニクロム線に通電し
て加熱してもその温度はまずガラス裏面に伝導し、次に
厚さ3〜5mm程度のガラス自体を加温した後、鏡の表面
の温度が上昇し始めるものであった。従って、鏡の表面
温度が水蒸気の露点以上に上昇するのに時間がかかり、
鏡表面の曇りが完全に消えるのに例えば5〜6分もかか
ることがあった。これでは鏡の曇りが消えるまで待て
ず、使用者は、タオル等で拭きとるなどしていた。ま
た、上記防曇ヒータは、熱源として蛇行状に形成された
ニクロム線を使用していたので、鏡の裏面をくまなく全
面にわたってカバーすることはできず、通電により加熱
されたニクロム線の部分だけはよく曇りが消えても、そ
の他の部分や鏡の周辺部は曇りがあまり消えず、曇り除
去にムラが生ずることがあった。これでは曇り防止ミラ
ーとしては、十分に機能しているとは言えないものであ
った。さらに、従来の曇り防止ミラーは、鏡本体部材の
表面に鏡面加工を施して成る表面鏡について適用したも
のはなかった。
来の曇り防止ミラーにおいては、上記防曇ヒータが鏡の
裏面に別個に付設されていたので、ニクロム線に通電し
て加熱してもその温度はまずガラス裏面に伝導し、次に
厚さ3〜5mm程度のガラス自体を加温した後、鏡の表面
の温度が上昇し始めるものであった。従って、鏡の表面
温度が水蒸気の露点以上に上昇するのに時間がかかり、
鏡表面の曇りが完全に消えるのに例えば5〜6分もかか
ることがあった。これでは鏡の曇りが消えるまで待て
ず、使用者は、タオル等で拭きとるなどしていた。ま
た、上記防曇ヒータは、熱源として蛇行状に形成された
ニクロム線を使用していたので、鏡の裏面をくまなく全
面にわたってカバーすることはできず、通電により加熱
されたニクロム線の部分だけはよく曇りが消えても、そ
の他の部分や鏡の周辺部は曇りがあまり消えず、曇り除
去にムラが生ずることがあった。これでは曇り防止ミラ
ーとしては、十分に機能しているとは言えないものであ
った。さらに、従来の曇り防止ミラーは、鏡本体部材の
表面に鏡面加工を施して成る表面鏡について適用したも
のはなかった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表面鏡
において該鏡本体部材の裏面側又は肉厚部内を直接的に
加熱し、その鏡の表面の曇りを短時間で除去すると共に
均一に除去することができ且つ安全な除曇表面鏡を提供
することを目的とする。
処し、鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表面鏡
において該鏡本体部材の裏面側又は肉厚部内を直接的に
加熱し、その鏡の表面の曇りを短時間で除去すると共に
均一に除去することができ且つ安全な除曇表面鏡を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による除曇表面鏡は、絶縁性材料で板状に形
成されその裏面側又は肉厚部内に略全面にわたって導電
材料を一体的に形成した鏡本体部材と、この鏡本体部材
の裏面に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導電
材料に接続され電源から電力を供給される細長薄板状の
電極と、上記鏡本体部材の表面に鏡面となるように形成
された反射物質コートと、この反射物質コートの表面に
その全面を覆って形成された透明で硬い保護コートとを
組み合わせて成り、上記電極から鏡本体部材の導電材料
に通電することにより該導電材料を加熱するようにした
ものである。
に、本発明による除曇表面鏡は、絶縁性材料で板状に形
成されその裏面側又は肉厚部内に略全面にわたって導電
材料を一体的に形成した鏡本体部材と、この鏡本体部材
の裏面に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導電
材料に接続され電源から電力を供給される細長薄板状の
電極と、上記鏡本体部材の表面に鏡面となるように形成
された反射物質コートと、この反射物質コートの表面に
その全面を覆って形成された透明で硬い保護コートとを
組み合わせて成り、上記電極から鏡本体部材の導電材料
に通電することにより該導電材料を加熱するようにした
ものである。
【0006】また、上記鏡本体部材は、板状ガラスの裏
面に導電材料を含浸又は膜付けすることにより薄膜状の
導電膜を形成した導電ガラスとしてもよい。
面に導電材料を含浸又は膜付けすることにより薄膜状の
導電膜を形成した導電ガラスとしてもよい。
【0007】さらに、上記鏡本体部材は、プラスチック
で板状に形成された部材の裏面に導電材料を含浸又は膜
付けすることにより薄膜状の導電膜を形成した導電プラ
スチックとしてもよい。
で板状に形成された部材の裏面に導電材料を含浸又は膜
付けすることにより薄膜状の導電膜を形成した導電プラ
スチックとしてもよい。
【0008】さらにまた、上記鏡本体部材は、プラスチ
ックで板状に形成された部材の肉厚部内にヒータ線を網
状に埋設したものとしてもよい。
ックで板状に形成された部材の肉厚部内にヒータ線を網
状に埋設したものとしてもよい。
【0009】
【作用】このように構成された除曇表面鏡は、絶縁性材
料で板状に形成されその裏面側又は肉厚部内に略全面に
わたって導電材料を一体的に形成した鏡本体部材の裏面
に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導電材料に
接続された電極から、上記鏡本体部材の導電材料に通電
して該導電材料を加熱することにより、上記鏡本体部材
の裏面側又は肉厚部内の略全面にわたって形成された導
電材料がヒータとして働き、上記鏡本体部材とその表面
の反射物質コートとさらにその表面に全面を覆って形成
された保護コートとの組み合わせから成る鏡の表面を加
温するように動作する。これにより、上記鏡本体部材の
裏面側又は肉厚部内を直接的に加熱し、短時間で鏡の表
面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、その曇り
を均一に除去することができ、且つ感電するおそれがな
く安全である。
料で板状に形成されその裏面側又は肉厚部内に略全面に
わたって導電材料を一体的に形成した鏡本体部材の裏面
に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導電材料に
接続された電極から、上記鏡本体部材の導電材料に通電
して該導電材料を加熱することにより、上記鏡本体部材
の裏面側又は肉厚部内の略全面にわたって形成された導
電材料がヒータとして働き、上記鏡本体部材とその表面
の反射物質コートとさらにその表面に全面を覆って形成
された保護コートとの組み合わせから成る鏡の表面を加
温するように動作する。これにより、上記鏡本体部材の
裏面側又は肉厚部内を直接的に加熱し、短時間で鏡の表
面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、その曇り
を均一に除去することができ、且つ感電するおそれがな
く安全である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による除曇表面鏡の実施
例を示す中央横断面図であり、図2は裏面側から見た状
態を示す斜視説明図である。この除曇表面鏡は、例えば
浴室又は洗面所等の水蒸気の多い場所或いは環境温度変
化の大きい場所などに設置された鏡がその表面に水蒸気
が凝固結露して曇るのを加温により除去又は防止するも
ので、図1に示すように、鏡本体部材1と、電極2a,
2bと、反射物質コート3と、保護コート11とを組み
合わせて成る。
詳細に説明する。図1は本発明による除曇表面鏡の実施
例を示す中央横断面図であり、図2は裏面側から見た状
態を示す斜視説明図である。この除曇表面鏡は、例えば
浴室又は洗面所等の水蒸気の多い場所或いは環境温度変
化の大きい場所などに設置された鏡がその表面に水蒸気
が凝固結露して曇るのを加温により除去又は防止するも
ので、図1に示すように、鏡本体部材1と、電極2a,
2bと、反射物質コート3と、保護コート11とを組み
合わせて成る。
【0011】上記鏡本体部材1は、鏡本体となると共に
その裏面側がヒータとして働くもので、絶縁性材料で板
状に形成されその裏面側に略全面にわたって導電材料が
一体的に形成されている。具体的には、この鏡本体部材
1は、透明で厚さが3〜5mm程度の板状ガラス4の裏面
に、導電材料を含浸又は膜付けすることにより薄膜状の
導電膜5を一体的に形成した導電ガラスから成る。この
ような導電ガラスは、板状ガラス4の片面に、例えばス
ズ(Sn)などの導電性原料を微粉末にして溶融液状に
したものを貼着したり、スプレイコートなどにより塗布
したり、又はロールコート法によって付着させたりして
導電膜5を形成して製造される。あるいは、板状ガラス
の製造工程において、フロートライン上でスズ(Sn)
の水槽上面に溶融ガラスを連続的に流す工程の中でCV
D法(化学的気相成長法)により、板状ガラス4の片面
に極薄の酸化スズ膜(SnOx)からなる導電膜5を一体
的に形成して製造してもよい。この場合は、上記酸化ス
ズ膜からなる導電膜5は、厚さが例えば300〜3000Å程
度でほとんど透明となると共に、安定でかつ均一である
ので、本発明の鏡本体部材1としての導電ガラスとして
は、上記CVD法により製造するのが好ましい。そし
て、このCVD法により製造された導電ガラスの導電膜
5のシート抵抗は、例えば10〜1000Ω/□である。従っ
て、このようなシート抵抗を有する導電膜5に電流を流
すことにより、上記導電膜5は発熱しヒータとして機能
することとなる。
その裏面側がヒータとして働くもので、絶縁性材料で板
状に形成されその裏面側に略全面にわたって導電材料が
一体的に形成されている。具体的には、この鏡本体部材
1は、透明で厚さが3〜5mm程度の板状ガラス4の裏面
に、導電材料を含浸又は膜付けすることにより薄膜状の
導電膜5を一体的に形成した導電ガラスから成る。この
ような導電ガラスは、板状ガラス4の片面に、例えばス
ズ(Sn)などの導電性原料を微粉末にして溶融液状に
したものを貼着したり、スプレイコートなどにより塗布
したり、又はロールコート法によって付着させたりして
導電膜5を形成して製造される。あるいは、板状ガラス
の製造工程において、フロートライン上でスズ(Sn)
の水槽上面に溶融ガラスを連続的に流す工程の中でCV
D法(化学的気相成長法)により、板状ガラス4の片面
に極薄の酸化スズ膜(SnOx)からなる導電膜5を一体
的に形成して製造してもよい。この場合は、上記酸化ス
ズ膜からなる導電膜5は、厚さが例えば300〜3000Å程
度でほとんど透明となると共に、安定でかつ均一である
ので、本発明の鏡本体部材1としての導電ガラスとして
は、上記CVD法により製造するのが好ましい。そし
て、このCVD法により製造された導電ガラスの導電膜
5のシート抵抗は、例えば10〜1000Ω/□である。従っ
て、このようなシート抵抗を有する導電膜5に電流を流
すことにより、上記導電膜5は発熱しヒータとして機能
することとなる。
【0012】上記導電ガラスの導電膜5の面、すなわち
鏡本体部材1の裏面には、電極2a,2bが上記導電膜
5に接続されて設けられている。この電極2a,2b
は、上記導電ガラスの導電膜5に電力を供給するもの
で、例えば銀、銅、アルミニウムなどの導電性材料で細
長い薄板状に形成され、上記導電膜5の面にて所定の間
隔をあけて図2に示すように両側端部に設置されると共
に、図示外の電源から電力を供給されるようになってい
る。このため、図2に示すように、上記電極2a,2b
の端部にはそれぞれリード線6a,6bが接続されてお
り、これらのリード線6a,6bの端部に設けられたプ
ラグ7を例えば交流100V又は240Vなどの商用電源に接
続するようになっている。なお、上記リード線6a又は
6bの途中には、電源投入のためのスイッチ8が設けら
れている。また、上記リード線6a又は6bの途中に
は、前記導電膜5による加熱温度を一定とするためにサ
ーモスタットを付加してもよい。さらに、交流100V又
は240Vなどの商用電源に直結することなく、リード線
6a,6bの途中に変圧器を挿入して電源電圧を昇圧す
るようにしてもよい。さらにまた、上記リード線6a,
6bの途中に電力供給の時間制限用としてのタイマーを
挿入してもよい。
鏡本体部材1の裏面には、電極2a,2bが上記導電膜
5に接続されて設けられている。この電極2a,2b
は、上記導電ガラスの導電膜5に電力を供給するもの
で、例えば銀、銅、アルミニウムなどの導電性材料で細
長い薄板状に形成され、上記導電膜5の面にて所定の間
隔をあけて図2に示すように両側端部に設置されると共
に、図示外の電源から電力を供給されるようになってい
る。このため、図2に示すように、上記電極2a,2b
の端部にはそれぞれリード線6a,6bが接続されてお
り、これらのリード線6a,6bの端部に設けられたプ
ラグ7を例えば交流100V又は240Vなどの商用電源に接
続するようになっている。なお、上記リード線6a又は
6bの途中には、電源投入のためのスイッチ8が設けら
れている。また、上記リード線6a又は6bの途中に
は、前記導電膜5による加熱温度を一定とするためにサ
ーモスタットを付加してもよい。さらに、交流100V又
は240Vなどの商用電源に直結することなく、リード線
6a,6bの途中に変圧器を挿入して電源電圧を昇圧す
るようにしてもよい。さらにまた、上記リード線6a,
6bの途中に電力供給の時間制限用としてのタイマーを
挿入してもよい。
【0013】上記電極2a,2bの設置された導電ガラ
スの導電膜5の面には、図1に示すように、絶縁コート
9が設けられている。この絶縁コート9は、上記導電ガ
ラスの導電膜5による感電の防止を図るもので、例えば
シリコーン、ケイ素樹脂、アクリル系樹脂、ガラス膜な
どの絶縁性材料又は無機質原料などで薄い被膜状に形成
され、上記電極2a,2bの設置された導電ガラスの裏
面にて上記導電膜5及び電極2a,2bの全面を覆って
貼着、塗布などにより設けられている。或いは、絶縁性
フィルムをラミネートしたり又は物理的に組付けて絶縁
コート9を形成してもよい。
スの導電膜5の面には、図1に示すように、絶縁コート
9が設けられている。この絶縁コート9は、上記導電ガ
ラスの導電膜5による感電の防止を図るもので、例えば
シリコーン、ケイ素樹脂、アクリル系樹脂、ガラス膜な
どの絶縁性材料又は無機質原料などで薄い被膜状に形成
され、上記電極2a,2bの設置された導電ガラスの裏
面にて上記導電膜5及び電極2a,2bの全面を覆って
貼着、塗布などにより設けられている。或いは、絶縁性
フィルムをラミネートしたり又は物理的に組付けて絶縁
コート9を形成してもよい。
【0014】前記鏡本体部材1としての導電ガラスの板
状ガラス4側の面、すなわち鏡本体部材1の表面には、
反射物質コート3が鏡面となるように設けられている。
この反射物質コート3は、上記鏡本体部材1の表面に形
成されて鏡の反射面となるもので、例えば硝酸銀などの
銀系物質を膜状に塗ったり、アルミニウムを蒸着膜付け
したりして形成されている。
状ガラス4側の面、すなわち鏡本体部材1の表面には、
反射物質コート3が鏡面となるように設けられている。
この反射物質コート3は、上記鏡本体部材1の表面に形
成されて鏡の反射面となるもので、例えば硝酸銀などの
銀系物質を膜状に塗ったり、アルミニウムを蒸着膜付け
したりして形成されている。
【0015】上記鏡本体部材1の表面に形成された反射
物質コート3の表面は、その全面が透明で硬い保護コー
ト11で覆われている。この保護コート11は、上記板
状ガラス4の表面に形成された反射物質コート3が剥が
れたり、傷付かないように保護するもので、例えば前述
の絶縁コート9と同様の材料から成り、反射物質コート
3上に例えば0.2〜1μm程度の厚さの被膜を形成した後
は透明で或る程度の硬度(例えば鉛筆硬度で8〜9H程
度)を発揮するものとされている。なお、上記保護コー
ト11は、透明で硬ければよく、絶縁性を有する必要は
ない。
物質コート3の表面は、その全面が透明で硬い保護コー
ト11で覆われている。この保護コート11は、上記板
状ガラス4の表面に形成された反射物質コート3が剥が
れたり、傷付かないように保護するもので、例えば前述
の絶縁コート9と同様の材料から成り、反射物質コート
3上に例えば0.2〜1μm程度の厚さの被膜を形成した後
は透明で或る程度の硬度(例えば鉛筆硬度で8〜9H程
度)を発揮するものとされている。なお、上記保護コー
ト11は、透明で硬ければよく、絶縁性を有する必要は
ない。
【0016】このように構成された除曇表面鏡は、図1
において、絶縁コート9を例えば洗面化粧ユニット又は
洗面所ユニット、浴室ユニットにおける取付部位あるい
はその他の適宜の取付部位などの設置面10に面し、反
射物質コート3及び保護コート11が形成された面を矢
印Aのように向いて使用する使用者側に向けて、上記設
置面10に取り付けられる。なお、この場合、上記設置
面10側の安全が確保できるときは、絶縁コート9を省
略してもよい。
において、絶縁コート9を例えば洗面化粧ユニット又は
洗面所ユニット、浴室ユニットにおける取付部位あるい
はその他の適宜の取付部位などの設置面10に面し、反
射物質コート3及び保護コート11が形成された面を矢
印Aのように向いて使用する使用者側に向けて、上記設
置面10に取り付けられる。なお、この場合、上記設置
面10側の安全が確保できるときは、絶縁コート9を省
略してもよい。
【0017】上記のように構成された除曇表面鏡を使用
するには、例えば洗面化粧ユニットなどの設置面10に
取り付けた状態で、温水等の使用により鏡表面が曇った
ら、図2において予めプラグ7が図示外の商用電源に接
続されている状態でスイッチ8をオンとする。すると、
リード線6a,6bを介して電極2a,2bに電力が供
給され、これらの電極2a,2bから図1に示す導電ガ
ラスの裏面側の導電膜5に通電される。これにより、上
記導電膜5の全面に電流が流れ、この導電膜5は発熱し
てヒータとして働く。そして、この導電膜5の温度で鏡
の表面に位置する反射物質コート3及び保護コート11
を加温し、その表面に付着した結露を短時間に蒸発させ
て均一に曇りを除去することができる。このとき、図1
からも明らかなように、矢印Aのように向いて使用する
使用者側には、鏡本体部材1としての導電ガラスの板状
ガラス4側が面しているので、仮に接触したとしても感
電するおそれはなく安全である。なお、上記スイッチ8
を予めオンとして上記導電膜5に常時通電しておけば、
温水等の使用により鏡表面が曇るのを防止することがで
きる。
するには、例えば洗面化粧ユニットなどの設置面10に
取り付けた状態で、温水等の使用により鏡表面が曇った
ら、図2において予めプラグ7が図示外の商用電源に接
続されている状態でスイッチ8をオンとする。すると、
リード線6a,6bを介して電極2a,2bに電力が供
給され、これらの電極2a,2bから図1に示す導電ガ
ラスの裏面側の導電膜5に通電される。これにより、上
記導電膜5の全面に電流が流れ、この導電膜5は発熱し
てヒータとして働く。そして、この導電膜5の温度で鏡
の表面に位置する反射物質コート3及び保護コート11
を加温し、その表面に付着した結露を短時間に蒸発させ
て均一に曇りを除去することができる。このとき、図1
からも明らかなように、矢印Aのように向いて使用する
使用者側には、鏡本体部材1としての導電ガラスの板状
ガラス4側が面しているので、仮に接触したとしても感
電するおそれはなく安全である。なお、上記スイッチ8
を予めオンとして上記導電膜5に常時通電しておけば、
温水等の使用により鏡表面が曇るのを防止することがで
きる。
【0018】図3は本発明の除曇表面鏡における電極2
a,2bの設置状態の変形例を示す裏面説明図である。
図3(a)は、鏡本体部材1の上辺部及び下辺部にそれ
ぞれ電極2a,2bを設置した状態を示す。図3(b)
は、鏡本体部材1の両側辺部から上辺部又は下辺部にか
けて略L字形にそれぞれ電極2a,2bを設置した状態
を示す。図3(c)は、鏡本体部材1の周囲を取り囲む
ように一方の電極2aを設置すると共に、上記鏡本体部
材1の中心部に他方の電極2bを設置した状態を示す。
そして、図3(d)は、例えばドア又は窓と同程度の大
きさの大形ミラーに適用する場合の一例を示しており、
鏡本体部材1の長手方向の側辺部及びこの側辺部の途中
から直角内側に入り込む形状の電極2a,2bを対向状
に配置した状態を示す。このようにすると、大形ミラー
であっても、導電膜5の全面に効果的に電力を供給する
ことができる。
a,2bの設置状態の変形例を示す裏面説明図である。
図3(a)は、鏡本体部材1の上辺部及び下辺部にそれ
ぞれ電極2a,2bを設置した状態を示す。図3(b)
は、鏡本体部材1の両側辺部から上辺部又は下辺部にか
けて略L字形にそれぞれ電極2a,2bを設置した状態
を示す。図3(c)は、鏡本体部材1の周囲を取り囲む
ように一方の電極2aを設置すると共に、上記鏡本体部
材1の中心部に他方の電極2bを設置した状態を示す。
そして、図3(d)は、例えばドア又は窓と同程度の大
きさの大形ミラーに適用する場合の一例を示しており、
鏡本体部材1の長手方向の側辺部及びこの側辺部の途中
から直角内側に入り込む形状の電極2a,2bを対向状
に配置した状態を示す。このようにすると、大形ミラー
であっても、導電膜5の全面に効果的に電力を供給する
ことができる。
【0019】なお、図1に示す本発明の実施例の他の形
態として、鏡本体部材1として、導電ガラスではなく、
図1と同様にプラスチックで板状に形成された部材(板
状ガラス4に相当する)の裏面に導電材料を含浸又は膜
付けすることにより薄膜状の導電膜5を形成した導電プ
ラスチックを用いてもよい。上記鏡本体部材1として
は、必ずしもガラスに限られず、絶縁性材料で板状に形
成できるものならばどのようなものでもよく、加工の容
易なプラスチックは適している。この場合の作用効果
は、図1に示す実施例と全く同様である。
態として、鏡本体部材1として、導電ガラスではなく、
図1と同様にプラスチックで板状に形成された部材(板
状ガラス4に相当する)の裏面に導電材料を含浸又は膜
付けすることにより薄膜状の導電膜5を形成した導電プ
ラスチックを用いてもよい。上記鏡本体部材1として
は、必ずしもガラスに限られず、絶縁性材料で板状に形
成できるものならばどのようなものでもよく、加工の容
易なプラスチックは適している。この場合の作用効果
は、図1に示す実施例と全く同様である。
【0020】図4は本発明の更に他の実施例を示す中央
横断面図である。この実施例は、図1に示す鏡本体部材
1として、導電ガラスではなく、プラスチックで板状に
形成された板状プラスチック12の肉厚部内に、導電材
料としてニクロム線などのヒータ線13を網状に埋設し
たものを用いたものである。そして、この板状プラスチ
ック12の製造時に、その肉厚部の中心部付近に縦横に
網状又はマトリクス状に組まれたヒータ線13を略全面
にわたって埋設する。その後、上記板状プラスチック1
2の裏面に所定の間隔をあけて電極2a,2bを設置す
るときに、上記ヒータ線13の周辺の線材を上記電極2
a,2bに接続すればよい。その他は、図1の実施例と
全く同様である。この場合は、上記電極2a,2bを介
して電力を供給することにより、ヒータ線13に通電さ
れて、このヒータ線13が発熱してヒータとして働く。
従って、図1の実施例と同様に、鏡本体部材1の表面の
保護コート11に付着した結露を短時間に蒸発させて均
一に曇りを除去することができる。この場合も、矢印A
のように向いて使用する使用者側には、鏡本体部材1と
しての板状プラスチック12の表面が面しているので、
仮に接触したとしても感電するおそれはなく安全であ
る。
横断面図である。この実施例は、図1に示す鏡本体部材
1として、導電ガラスではなく、プラスチックで板状に
形成された板状プラスチック12の肉厚部内に、導電材
料としてニクロム線などのヒータ線13を網状に埋設し
たものを用いたものである。そして、この板状プラスチ
ック12の製造時に、その肉厚部の中心部付近に縦横に
網状又はマトリクス状に組まれたヒータ線13を略全面
にわたって埋設する。その後、上記板状プラスチック1
2の裏面に所定の間隔をあけて電極2a,2bを設置す
るときに、上記ヒータ線13の周辺の線材を上記電極2
a,2bに接続すればよい。その他は、図1の実施例と
全く同様である。この場合は、上記電極2a,2bを介
して電力を供給することにより、ヒータ線13に通電さ
れて、このヒータ線13が発熱してヒータとして働く。
従って、図1の実施例と同様に、鏡本体部材1の表面の
保護コート11に付着した結露を短時間に蒸発させて均
一に曇りを除去することができる。この場合も、矢印A
のように向いて使用する使用者側には、鏡本体部材1と
しての板状プラスチック12の表面が面しているので、
仮に接触したとしても感電するおそれはなく安全であ
る。
【0021】なお、以上の説明においては、鏡本体部材
1の正面形状は総て矩形として示したが、これに限ら
ず、三角形、多角形又は円形等のいずれの形状であって
もよい。さらに、上記鏡本体部材1は、平板状のものに
限らず、凸曲面又は凹曲面などの曲面状、或いは直角な
どの適宜の角度に折り曲げた折曲げ状のものであっても
よい。さらにまた、鏡の用途としては、浴室又は洗面所
等で使用するものに限らず、水分の多い雰囲気中で使用
し水蒸気の凝固結露による曇りの除去又は防止を必要と
するものなら、どのような用途の鏡にも適用することが
できる。
1の正面形状は総て矩形として示したが、これに限ら
ず、三角形、多角形又は円形等のいずれの形状であって
もよい。さらに、上記鏡本体部材1は、平板状のものに
限らず、凸曲面又は凹曲面などの曲面状、或いは直角な
どの適宜の角度に折り曲げた折曲げ状のものであっても
よい。さらにまた、鏡の用途としては、浴室又は洗面所
等で使用するものに限らず、水分の多い雰囲気中で使用
し水蒸気の凝固結露による曇りの除去又は防止を必要と
するものなら、どのような用途の鏡にも適用することが
できる。
【0022】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
絶縁性材料で板状に形成されその裏面側又は肉厚部内に
略全面にわたって導電材料を一体的に形成した鏡本体部
材の裏面に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導
電材料に接続された電極から、上記鏡本体部材の導電材
料に通電して該導電材料を加熱することにより、上記鏡
本体部材の裏面側又は肉厚部内の略全面にわたって形成
された導電材料がヒータとして働き、上記鏡本体部材と
その表面の反射物質コートとさらにその表面に全面を覆
って形成された保護コートとの組み合わせから成る鏡の
表面を加温することができる。これにより、上記鏡本体
部材の裏面側又は肉厚部内を直接的に加熱し、短時間で
鏡の表面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、そ
の曇りを均一に除去することができる。特に、本発明に
おいては、鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表
面鏡について除曇機能を付与することができる。そし
て、その除曇機能を発揮する導電材料は、上記鏡本体部
材の裏面側又は肉厚部内に形成されているので、使用者
が位置する表面側には存在せず、仮に使用者が鏡の表面
に接触しても感電するおそれはなく、安全である。ま
た、鏡面となる反射物質コートの表面にはその全面を覆
って透明で硬い保護コートが形成されているので、上記
反射物質コートが剥がれたり、傷付かないように保護す
ることができる。従って、きれいな鏡面を維持すること
ができる。さらに、本発明の除曇表面鏡は、単に曇り除
去機能を有する鏡としてばかりではなく、鏡本体部材に
一体的に形成された導電材料のヒータ機能を利用して、
この除曇表面鏡を例えば浴室の扉そのもの或いは着換え
室内の姿見などとして用いることにより、着換え室内等
をゆるく暖房する効果を発揮することもできる。
絶縁性材料で板状に形成されその裏面側又は肉厚部内に
略全面にわたって導電材料を一体的に形成した鏡本体部
材の裏面に所定の間隔をあけて設置されると共に上記導
電材料に接続された電極から、上記鏡本体部材の導電材
料に通電して該導電材料を加熱することにより、上記鏡
本体部材の裏面側又は肉厚部内の略全面にわたって形成
された導電材料がヒータとして働き、上記鏡本体部材と
その表面の反射物質コートとさらにその表面に全面を覆
って形成された保護コートとの組み合わせから成る鏡の
表面を加温することができる。これにより、上記鏡本体
部材の裏面側又は肉厚部内を直接的に加熱し、短時間で
鏡の表面の結露を蒸発させて曇りを除去すると共に、そ
の曇りを均一に除去することができる。特に、本発明に
おいては、鏡本体部材の表面に鏡面加工を施して成る表
面鏡について除曇機能を付与することができる。そし
て、その除曇機能を発揮する導電材料は、上記鏡本体部
材の裏面側又は肉厚部内に形成されているので、使用者
が位置する表面側には存在せず、仮に使用者が鏡の表面
に接触しても感電するおそれはなく、安全である。ま
た、鏡面となる反射物質コートの表面にはその全面を覆
って透明で硬い保護コートが形成されているので、上記
反射物質コートが剥がれたり、傷付かないように保護す
ることができる。従って、きれいな鏡面を維持すること
ができる。さらに、本発明の除曇表面鏡は、単に曇り除
去機能を有する鏡としてばかりではなく、鏡本体部材に
一体的に形成された導電材料のヒータ機能を利用して、
この除曇表面鏡を例えば浴室の扉そのもの或いは着換え
室内の姿見などとして用いることにより、着換え室内等
をゆるく暖房する効果を発揮することもできる。
【図1】本発明による除曇表面鏡の実施例を示す中央横
断面図である。
断面図である。
【図2】上記除曇表面鏡を裏面側から見た状態を示す斜
視説明図である。
視説明図である。
【図3】本発明の除曇表面鏡における電極の設置状態の
変形例を示す裏面説明図である。
変形例を示す裏面説明図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す中央横断面図であ
る。
る。
1…鏡本体部材 2a,2b…電極 3…反射物質コート 4…板状ガラス 5…導電膜 9…絶縁コート 10…設置面 11…保護コート 12…板状プラスチック 13…ヒータ線
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁性材料で板状に形成されその裏面側
又は肉厚部内に略全面にわたって導電材料を一体的に形
成した鏡本体部材と、この鏡本体部材の裏面に所定の間
隔をあけて設置されると共に上記導電材料に接続され電
源から電力を供給される細長薄板状の電極と、上記鏡本
体部材の表面に鏡面となるように形成された反射物質コ
ートと、この反射物質コートの表面にその全面を覆って
形成された透明で硬い保護コートとを組み合わせて成
り、上記電極から鏡本体部材の導電材料に通電すること
により該導電材料を加熱するようにしたことを特徴とす
る除曇表面鏡。 - 【請求項2】 上記鏡本体部材は、板状ガラスの裏面に
導電材料を含浸又は膜付けすることにより薄膜状の導電
膜を形成した導電ガラスであることを特徴とする請求項
1記載の除曇表面鏡。 - 【請求項3】 上記鏡本体部材は、プラスチックで板状
に形成された部材の裏面に導電材料を含浸又は膜付けす
ることにより薄膜状の導電膜を形成した導電プラスチッ
クであることを特徴とする請求項1記載の除曇表面鏡。 - 【請求項4】 上記鏡本体部材は、プラスチックで板状
に形成された部材の肉厚部内にヒータ線を網状に埋設し
たものであることを特徴とする請求項1記載の除曇表面
鏡。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8459495A JPH08252155A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 除曇表面鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8459495A JPH08252155A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 除曇表面鏡 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252155A true JPH08252155A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13835017
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8459495A Pending JPH08252155A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 除曇表面鏡 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08252155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103919392A (zh) * | 2014-03-22 | 2014-07-16 | 王兆进 | 一种可排除水蒸气的浴室镜子 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP8459495A patent/JPH08252155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103919392A (zh) * | 2014-03-22 | 2014-07-16 | 王兆进 | 一种可排除水蒸气的浴室镜子 |
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