JPH08252192A - 風呂給湯装置 - Google Patents

風呂給湯装置

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JPH08252192A
JPH08252192A JP7095808A JP9580895A JPH08252192A JP H08252192 A JPH08252192 A JP H08252192A JP 7095808 A JP7095808 A JP 7095808A JP 9580895 A JP9580895 A JP 9580895A JP H08252192 A JPH08252192 A JP H08252192A
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water
bath
bath water
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electrode
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JP7095808A
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English (en)
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Osamu Yoshimoto
修 吉本
Kazuo Okada
和雄 岡田
Minehiro Kamiyama
峰宏 上山
Tama Doi
賜 土居
Tetsuro Tojo
哲朗 東城
Katsutoshi Nanbu
克利 南部
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TOUTAN KAKO KK
Toyo Tanso Co Ltd
Original Assignee
TOUTAN KAKO KK
Toyo Tanso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、浴槽内の浴湯を循環させる型の風
呂給湯装置であって、簡便な手段によって、CO、硫黄
酸化物、窒素酸化物、すすなどを浴湯に混入させない
で、効率良く大量にCOを溶解させた浴湯を供給でき
る風呂給湯装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、浴槽35内の浴湯30を循環させ
る型の風呂給湯装置において、浴湯30を陽極及び陰極
のうち、少なくとも陽極が炭素質電極で構成された水電
解用電極により電解して前記浴湯30に二酸化炭素を溶
解させるCO供給源20を、前記給湯循環系(循環水
路40)の途中に備えていることを特徴とする風呂給湯
装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用から業務用まで
の小型乃至大型の浴槽内の浴湯に、二酸化炭素(C
、炭酸ガス)を溶解させ、促温効果、保温効果、治
癒効果などを発揮させるようにした給湯機や循環風呂な
どの風呂給湯装置であって、浴槽内の浴湯を循環させる
型の風呂給湯装置に係る。
【0002】
【従来の技術】いわゆる炭酸風呂と呼ばれているよう
に、従来から、風呂の浴湯に血流増加作用を持たせて、
促温効果、保温効果、治癒効果などを発揮させるため、
浴湯にCOを溶解させることが行われている。
【0003】この種の風呂給湯装置において、CO
浴湯に溶解させる手段としては、ガスや石油などを燃料
とし、バーナなどで燃焼させて発生する排気ガスを浴湯
(通常は温水)に直接接触させて、排気ガスに含まれる
COを浴湯に溶解させる方法が採られている(特開平
4−257612号、特開平5−137662号な
ど)。さらに詳述すると、例えば、金属片から成る充填
層を有した気水接触室を設け、散水ノズルから散布され
た浴湯と排気ガスとを金属片表面で接触させて、熱交換
を行うと共に、排気ガス中のCOを浴湯に溶解させて
いる。従来の浴湯にCOを溶解させるCO供給源
は、このような気水接触室を備えて構成されていた。
【0004】また近年、いわゆる24時間給湯と呼ばれ
る、浴槽内の浴湯を循環させる型の風呂給湯装置が開発
されいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、COを溶
解させた浴湯(以下、CO浴湯ともいう)を供給する
従来の循環型給湯装置では、排気ガスは約800℃とい
う高温ガスなのでCOの溶解効率は極めて低く、また
COの溶解効率を高めるために装置の構造も複雑にな
っていた。さらに、排気ガスにはCO以外に硫黄酸化
物、窒素酸化物、CO、すすなども含まれているため、
COと共に浴湯に混入して悪臭を放ったり、排ガスの
換気に注意を払わないと人体に悪影響を与えたりするこ
ともある。
【0006】そこで本発明は、浴槽内の浴湯を循環させ
る型の風呂給湯装置であって、簡便な手段によって、硫
黄酸化物や窒素酸化物などを混入させないで、効率良く
大量にCO浴湯を供給できる風呂給湯装置を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る第1発明の風呂給湯装置は、浴槽(3
5)内の浴湯(30)を循環させる型の風呂給湯装置に
おいて、浴湯(30)を陽極(1a)及び陰極(1b)
のうち、少なくとも陽極(1a)が炭素質電極で構成さ
れた水電解用電極(1)により電解して前記浴湯にCO
を溶解させるCO供給源を、前記浴湯循環系の途中
に備えていることを特徴とする。
【0008】また、第2発明の装置は、陽極(1a)及
び陰極(1b)が炭素質電極で構成された水電解用電極
(1)に、陽極(1a)及び陰極(1b)の極性を切り
替える手段(10)が介在していることを特徴とする。
【0009】また、第3発明の装置は、陽極(1a)及
び陰極(1b)が炭素質電極で構成された水電解用電極
(1)であって、前記陽極(1a)及び前記陰極(1
b)が板状であり、前記水電解用電極(1)の電流導入
部(11a、11b)から離れるにつれて前記板状陽極
と前記板状陰極との面間隔が漸次小さくなるように配設
していることを特徴とする。
【0010】これらの風呂給湯装置により、上記目的を
達成することができる。
【0011】
【発明の構成及び作用】ところで、水を電解すると、陰
極側に水素、陽極側に酸素が発生するのが通常である
が、その電解によって水のクラスターが小さくなること
が知られている。このようにクラスターが小さくなった
水、いわゆる電子水は、体細胞に与える影響力が強く、
健康に良いと言われている。
【0012】また、炭素質電極を用いて水を電解する
と、陰極側に水素ガスが発生し、陽極側にはCOが生
成してすぐに水に溶解することが知られている。
【0013】本発明に係る風呂給湯装置は、炭素質電極
により水を電解すると陽極側にCOが生成し、すぐに
水に溶け込む現象に基づき、浴湯循環系の途中の浴湯を
炭素質電極を用いて電解することにより、CO浴湯を
調製するものである。この現象によると、極端に高いC
溶解効率になり、また窒素酸化物や硫黄酸化物など
のように人体に悪影響を及ぼす物質がCO浴湯に混入
することはなくなる。また、CO浴湯は、水の電解に
より得られたものなので、クラスターの小さい水になっ
ており、CO浴湯の作用と共に健康に好影響を与える
ことができる。
【0014】炭素質電極となる材料としては、炭素化、
又は黒鉛化された等方性炭素材、異方性炭素材、ガラス
状炭素、あるいは備長炭などの各種木炭、各種活性炭な
どの粉末や成形体からなる炭素質材料を例示できる。
【0015】本発明に係る風呂給湯装置におけるCO
供給源の構成例を表す図2〜図4を参照しながら、本発
明の作用を説明する。
【0016】図2において、第1発明の風呂給湯装置で
は、浴槽(図示せず)から供給された浴湯は、CO
給源20の給水口3から容器又は管6に収容され、陽極
1aと陰極1bのうち、少なくとも陽極1aが炭素質電
極で構成された水電解用電極1により電解される。この
電解により水電解用電極1の陽極1a側にCOが生成
し、すぐに浴湯に溶解してCO給湯になる。このCO
浴湯は、CO供給源20の排水口4から取り出すこ
とができ、浴槽や給湯栓(図示せず)などへ再度供給す
ることが可能になる。このように浴湯は浴槽とCO
給源を循環することによって、浴湯から放出されたCO
を補充することができる。なお、図中矢印は浴湯の流
れの方向を示している。
【0017】また、浴湯を長時間電解すると、浴湯に溶
存しているカルシウム(Ca)やマグネシウム(Mg)
等が陰極表面に付着してしまうため、CO溶解効率は
しだいに低くなってしまう。特に陰極にも炭素質電極を
使用しているときには、開気孔が多数存在していること
から、ステンレス鋼等の金属質電極に比して、その付着
力は極めて強固である。また、この付着物を物理的に除
去すると、電極が折損する場合もある。そこで、第2発
明の装置は、図3の符号を用いて説明すると、水電解用
電極1は、陽極1a及び陰極1bが炭素質電極で構成さ
れており、これに極性を切り替える手段10が介在して
いる。このように装置を構成すると、陽極1aと陰極1
bの極性を切り替えることができ、前記陰極付着物は、
陰極を陽極に切り替えることにより容易に取り除くこと
が可能になると共に、新たに陽極になった電極側にCO
浴湯が得られる。
【0018】また、電解用電極として従来から使用され
ている炭素質電極の電気抵抗率ρは1×10−3Ω・c
m程度であり、銅(ρ=1.7×10−6Ω・cm)や
鉄(ρ=9.7×10−6Ω・cm)等の金属に比して
かなり大きいため、電極内のオーム損も金属質電極より
大きくなってしまう。さらに、電極自体の抵抗により、
電極の電流導入部から離れるにつれて電極内の電圧降下
量も無視できない程に増大するため、陽極と陰極との電
流密度が不均一になってしまう。そのため、陽極と陰極
を平行に配設すると、電極が不均一に消耗し、長寿命化
を図ることが困難になる。そこで、第3発明の装置は、
図4の符号を用いて説明すると、陽極1a及び陰極1b
が炭素質電極で構成された水電解用電極1であって、そ
の陽極1a及び陰極1bは板状にし、且つ、この水電解
用電極1の電流導入部11a,11bから離れるにつれ
て板状陽極と板状陰極との面間隔が漸次小さくなるよう
に配設されている。こうすることにより、極間の電流密
度を一定にし、電極を均一に消耗させることができ、よ
り一層の長寿命化を図ることができる。
【0019】ここで、特開平7−34280号公報記載
のように、炭素質物質50乃至90質量%と樹脂硬化物
10乃至50質量%との組成物から成る炭素質電極を、
少なくとも陽極1aに用いると、CO溶解効率が高く
なり、しかも長寿命の電極として作用するため、第1発
明〜第3発明の風呂給湯装置の炭素質電極として適した
ものになる。その理由を以下に記述する。
【0020】従来から水電解用電極として通常使用され
ていた炭素質電極は、石油系コークスや石炭系コークス
を骨材とし、コールタールピッチ等を結合剤として混
合、成形、焼成及び黒鉛化して得られた黒鉛材料が用い
られていた。このような炭素質電極を陽極として、浴湯
を電解すると、電極表面のみならず、気孔中でも陽極酸
化が生じてしまい、炭素粒子が多量に脱落し、短時間で
浴湯が真っ黒になってしまう。また、熱硬化性樹脂から
調製した、気孔が殆ど存在しないガラス状炭素を陽極と
して電解すると、ピット酸化的な陽極酸化が生じてしま
い、電極表面にはく離が起こり、最後には折損し、電解
不能に陥ってしまう。このように、通常の炭素質電極で
は、比較的短寿命であり、十分にその能力を発揮するこ
とが困難であった。
【0021】そこで、第1発明〜第3発明の風呂給湯装
置の炭素質電極は、炭素質物質50乃至90質量%と樹
脂硬化物10乃至50質量%との組成物から成るものを
用いるのである。以下この組成物から成る炭素質電極
を、特に本電極ともいう。
【0022】本電極が最適である理由を以下に更に詳述
する。CO浴湯調製用に適した電極であるためには、
CO溶解効率が高いという要件の他に浴湯を汚染しな
いという条件が要求される。特に本発明は、浴槽内の浴
湯を循環させる型の風呂給湯装置に適用されるので、後
者の条件が強く要求される。そこで、特開平7−432
80号公報に実証されているように、CO溶解効率が
極めて高く、且つ表面から脱離する炭素粒子が少ない、
炭素質物質50乃至90質量%と樹脂硬化物10乃至5
0質量%との組成物から成る炭素質電極を用いる。この
範囲を外れた場合、炭素質電極の表面から炭素粒子が脱
離して浴湯を汚染することがあるのであまり好ましくな
い。また、この範囲を外れるとCO溶解効率も低下す
るからである。
【0023】本電極を構成する前記炭素質物質として
は、炭素から実質的に成る又は炭素を主成分とする物質
を包含し、炭素や黒鉛等の天然又は人工の同素体から成
る、例えば各種天然黒鉛、各種人造黒鉛、各種熱分解炭
素、サーマルブラック、ファーネスブラック、ランプブ
ラック、チャンネルブラック等の各種カーボンブラッ
ク、各種活性炭、メソカーボンマイクロビーズやバルク
メソフェーズ等の各種メソフェーズカーボン、石油系や
石炭系の生の又はか焼されたモザイクコークス、ニード
ルコークス、レギュラーコークス、ピッチコークス等の
各種コークス類などが挙げられる。また、前記樹脂硬化
物とは、フラン樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチ
レン樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂等の熱可塑性樹脂な
どの樹脂を硬化させたものあるいは橋かけさせたもので
あり、このうち、耐液性や耐薬品性が優れたフェノール
樹脂、フッ素樹脂等を使用するのが好ましい。
【0024】この本電極は、例えば前記炭素質物質の粉
末と前記樹脂の粉末とを均一に分散混合し、金型に充填
した後、ホットプレス等で加熱加圧成形し、樹脂を硬化
させることにより製造することができる。この際、樹脂
はなるべく十分に硬化させた方が良い。
【0025】炭素質電極の形状は特に制約はなく、通常
は丸棒状や板状のものが使用できる。
【0026】炭素質電極を用いてCO浴湯を調製する
方法としては、陽極及び陰極のうち、少なくとも陽極が
炭素質電極で構成された水電解用電極により、浴湯循環
系の途中の浴湯を電解し、CO浴湯を調製すれば良
い。このときの電解電圧は、電極間の距離、浴湯に含ま
れている不純物量等に左右され、一意的に決定できない
が、上水の浴湯を電解する場合では、通常、電極間距離
が5〜10mmのとき5V以上あれば電解できる。ここ
で、本電極の場合、総電流を作用面積で割った値(電流
密度)が10mA/cm以下の条件で電解を行うのが
好ましい。その理由は、電流密度が10mA/cm
超えると、電極表面が荒れる場合があり、電解効率が悪
化したり短寿命になったりするからである。電解方法
は、陽極又は陰極のうち、少なくとも陽極になる極に炭
素質電極を用い、これを浴湯循環系の途中の浴湯に一部
乃至は全部漬け、直流で電解する。陰極になる極には炭
素質電極以外にもステンレス鋼等の金属製電極を使用す
ることもできる。もちろん、電解は交流で行っても構わ
ないが、電解効率が低下するので、交流電源を用いる場
合には電源と水電解用電極との間に交流−直流変換器を
介して水電解用電極に接続した方が好ましい。
【0027】
【実施例】本発明の風呂給湯装置の実施例を図面を参照
しながら説明する。図1に本発明の風呂供給装置の適用
例、図2〜図4にCO供給源の構成例を示している。
前記本発明の作用の説明と重複する部分もあるが、最初
に図2〜図4の構成例を説明し、次いで図1の適用例を
説明する。なお、図中矢印は浴湯の流れの方向を示して
いる。
【0028】図2は本発明の装置におけるCO供給源
の一つの構成例の模式図である。CO供給源20は浴
湯循環系の途中に設置されている。1は水電解用電極で
あり、その陽極1a及び陰極1bのうち、少なくとも陽
極1aに炭素質電極を用いて構成されている。陽極1a
及び陰極1bは、導電線2により電源5と電流導入部1
1a、11bで接続されており、電極に電圧を加えるこ
とができる。8及び9は、浴槽(図示せず)からの浴湯
が循環する循環水路の一部を表しており、8はCO
給源20への給水路(通常は管)、9はCO供給源2
0からの搬送路(通常は管)である。浴渇は給水路8を
通じて、CO供給源20の給水口3から容器又は管6
に収容され、この中に配設されている水電解用電極1に
より電解されてCO浴湯が調製される。調製されたC
浴湯は、CO供給源20の排水口4と直結してい
る搬送路9を通じ、浴槽(図示せず)に再度供給され
る。なお、7はCO供給源20に収容された浴湯を示
している。
【0029】図3は本発明の装置におけるCO供給源
のもう一つの構成例の模式図である。図2と同一の構成
要素を同一の符号で表している。本装置では、水電解用
電極1の陽極1aと陰極1bとは炭素質電極から成り、
この水電解用電極1と電源5との間に極性を切り替える
手段10が介在している。必要に応じて電源5と極性切
替手段10との間に直流安定化装置(図示せず)を介し
て構成されていても良い。極性切替手段10により、陽
極1aと陰極1bの極性を反転させ、陰極1bに付着し
た物質を除去すると共に、新たに陽極になった電極側に
CO浴湯が調製される。
【0030】図4は本発明の装置におけるCO供給源
の更にもう一つの構成例の模式図である。図2及び図3
と同一の構成要素を同一の符号で表している。陽極1a
と陰極1bは共に板状の炭素質電極であり、電極間の電
流密度がほぼ一定になるように、各電極の電流導入部1
1a、11bから離れるにつれてその面間隔が漸次小さ
くなるように対向させて配設している。こうすることに
より、電極の消耗を均一にすることができ、長寿命化が
図れる。
【0031】図1は、図2〜図4に示したCO供給源
を含む本発明の風呂給湯装置の一つの適用例の模式概念
図である。図2〜図4と同一の構成要素を同一の符号で
表している。本図で示した例では、循環系が、循環水路
40、浴湯中の塵芥等の浮遊物を分離除去するろ過器3
3、浴湯を強制循環させるための循環ポンプ32及び電
気やガスバーナから得られた熱を循環途中の浴湯に与え
る熱交換器31で構成されている。CO供給源20は
循環水路40の途中、例えば熱交換器31の下流に設け
られており、図2〜図4に示したように陽極及び陰極の
うち、少なくとも陽極が炭素質電極で構成された水電解
用電極により、CO供給源20に供給された浴湯を電
解して、浴湯にCOを溶解させることができ、浴湯か
ら放出されたCOも補充することが可能になる。ま
た、浴湯に溶解しているCO量を検出できる溶存CO
センサー(図示せず)を循環水路40又は浴槽35内
の浴湯に接する位置に設け、CO供給源20の電源と
この溶存COセンサーとを連結させることにより、電
解を制御し、所望のCO濃度に調整することもでき
る。21はCO供給源20から発生した炭素粒子を浴
湯中から分離するためのろ材を備えた炭素粒子除去用ろ
過器であり、CO供給源20の下流に設けられてい
る。本図では、浴槽35内の浴湯30は、塵芥等浮遊物
除去用ろ過器33、循環ポンプ32及び熱交換器31を
介して、CO供給源20を通り、炭素粒子除去用ろ過
器21を通じて、給湯栓34から又は直接浴槽35に戻
る。
【0032】ここで、図1に示した浴湯循環系の各構成
要素のいずれもが必須という訳ではなく、またこれらを
配置する順序や位置にも制約はない。本発明では、浴湯
循環系に前述の類型のCO供給源30を備えているこ
とが必須となっている。
【0033】<極性切替え試験結果>陰極と陽極が炭素
質電極から成る水電解用電極で構成された本発明の風呂
給湯装置を用いて、極性切替えを行わずに浴湯として水
道水(水温40℃)を電解したところ、しばらくすると
陰極側にCa、Mg等の化合物が付着して陰極表面を覆
い始めると共に電解電圧が上昇し、それに伴って電流が
低下し始めた。一方、極性を2時間交代で切り替えて電
解した場合にはこのような現象は認められず、良好にC
浴湯を調製することができた。
【0034】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る風呂給湯装
置では、次のような効果を奏する。 (1)浴湯を電解するだけでCO浴湯を得られるので
経済的であり、溶解効率も良い。 (2)窒素酸化物や硫黄酸化物が浴湯に溶解することが
なく、悪臭を有する浴湯にならない。 (3)ガスや重油などの燃料を燃焼させる必要がなく、
電気によりCO浴湯を得られるので、すす(煤)、C
O、窒素酸化物、硫黄酸化物などの有害物質が発生せ
ず、クリーンな環境を確保できる。 (4)極性を切り替える手段を設けることにより、陰極
に付着した物質を容易に除去でき、電極の寿命を長くす
るこどができる。 (5)電流導入部から離れるにつれて、陽極と陰極との
面間隔が漸次小さくなるように配設することにより、電
極を均一に消耗させることができ、より一層の長寿命化
を図ることができる。 (6)供給するCO浴湯は、クラスターの小さい水に
なっており、炭酸風呂の効果と共に電子水の効果を相乗
的に発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の風呂給湯装置の適用例を示す模式図で
ある。
【図2】本発明の風呂給湯装置におけるCO供給源の
一つの構成例の模式図である。
【図3】本発明の風呂給湯装置におけるCO供給源の
もう一つの構成例の模式図である。
【図4】本発明の風呂給湯装置におけるCO供給源の
更にもう一つの構成例の模式図である。
【符号の説明】
1 水電解用電極 1a 陽極 1b 陰極 2 導電線 3 給水口 4 排水口 5 電解用電源 6 容器又は管 7 電解される浴湯 8 給水路 9 搬送路 10 極性切替え手段 11a 陽極の電流導入部 11b 陰極の電流導入部 20 二酸化炭素(CO)供給源 21 炭素粒子除去用ろ過器 30 浴湯 31 熱交換器 32 循環ポンプ 33 塵芥等浮遊物除去用ろ過器 34 給水栓 35 浴槽 40 循環水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上山 峰宏 香川県三豊郡財田町財田上宮坂1335−22 東炭化工株式会社内 (72)発明者 土居 賜 香川県三豊郡大野原町大字中姫2181−2 東洋炭素株式会社内 (72)発明者 東城 哲朗 香川県三豊郡大野原町大字中姫2181−2 東洋炭素株式会社内 (72)発明者 南部 克利 大阪府大阪市西淀川区竹島5丁目7番12号 東洋炭素株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の浴湯を循環させる型の風呂給湯
    装置において、 浴湯を陽極及び陰極のうち、少なくとも陽極が炭素質電
    極で構成された水電解用電極により電解して前記浴湯に
    二酸化炭素を溶解させる二酸化炭素供給源を、前記浴湯
    循環系の途中に備えていることを特徴とする風呂給湯装
    置。
  2. 【請求項2】 陽極及び陰極が炭素質電極で構成された
    水電解用電極に、陽極及び陰極の極性を切り替える手段
    が介在していることを特徴とする、請求項1記載の風呂
    給湯装置。
  3. 【請求項3】 陽極及び陰極が炭素質電極で構成された
    水電解用電極であって、前記陽極及び前記陰極が板状で
    あり、前記水電解用電極の電流導入部から離れるにつれ
    て前記板状陽極と前記板状陰極との面間隔が漸次小さく
    なるように配設していることを特徴とする、請求項1又
    は請求項2記載の風呂給湯装置。
JP7095808A 1995-03-15 1995-03-15 風呂給湯装置 Pending JPH08252192A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006141617A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Katsutoshi Masuda 温浴装置用の混合装置
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