JPH08252620A - 伸び率演算方法 - Google Patents
伸び率演算方法Info
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- JPH08252620A JPH08252620A JP7055450A JP5545095A JPH08252620A JP H08252620 A JPH08252620 A JP H08252620A JP 7055450 A JP7055450 A JP 7055450A JP 5545095 A JP5545095 A JP 5545095A JP H08252620 A JPH08252620 A JP H08252620A
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Abstract
ベラー等によって所定の伸び率を付与する場合におい
て、応答性の優れた帯状物等の伸び率演算方法を提供す
る。 【構成】 伸び率を検出するにあたり、伸び率目標値と
伸び率測定値との偏差絶対値の程度に応じて伸び率の単
位測定長さを変更し、該変更された単位測定長さについ
て伸び率を演算する。 【効果】 安価な伸び率検出装置で伸び率検出精度を確
保しながら、伸び率制御の目標値に対する伸び率測定値
の偏差が大きな時の応答性を格段に高めることができ、
伸び率不良部長さを大幅に短縮できる。
Description
ける伸び率演算方法に関し、特に金属等の帯状物等の圧
延機やテンションレベラー等に適用するのに、好適な伸
び率演算方法に関するものである。
レベラー等において帯状物の材質やサイズ等から定める
所定の伸び率が付与される。圧延機やテンションレベラ
ー等における帯状物の伸び率演算は、一般的に当該装置
の前後に配置したブライドルロールあるいはデフレクタ
ーロールの端部に取り付けられたパルス発生装置のパル
ス数を通過する帯状物の定距離(単位測定長さ)毎に測
定し、次式によって計算するようになっている。
に取り付けられたパルス発生装置で同時に長さの計測を
開始し、入り側で計測された長さがlE となったときの
出側で計測された長さをlD とすると、帯状物の伸び率
εは、 ε={(lD −lE )/lE }×100〔%〕 で求められる。通常、lE をある定距離(単位測定長
さ)として伸び率の計測を行なう。
応する誤差を避けることができない。従って、lE を大
きくすればするほど計測誤差は小さくなるが、それに伴
って計測に必要な走向距離(時間)即ちサンプリング間
隔(時間)が長くなって応答性が悪くなるという問題点
がある。
て、伸び率制御の応答性を改善する技術としては、特開
昭60−180615号公報や特開平1−71511号
公報のように帯状物の処理速度に応じて単位測定長さを
変更することにより、低速部の検出時間を短縮する技術
や、特開昭60−148612号公報のように、低速時
のパルス数のカウントを定距離カウントから定時間カウ
ントに切り換える技術や、特開平6−11339号公報
のように帯状物の伸び率検出周期をその伸び率自体によ
り変化させ、伸び率演算の測定精度を向上させる技術が
知られている。
15号公報や特開平1−71511号公報の技術は、低
速時の伸び率検出の応答性は向上するが、伸び率の測定
長さが短くなるため、伸び率検出精度が劣る。特に、低
伸び率材料では、その精度が著しく劣ることになる。
技術は、応答性を改善する方法が異なるが上記と同様の
問題点がある。
伸び率から高伸び率まで伸び率検出の精度は向上し、か
つ高伸び率材料では伸び率検出の応答性が向上する利点
を有するが、同一材料では伸び率検出周期が一定であ
る。一方、伸び率計で検出された伸び率を使用して、伸
び率の制御を行なう場合には、伸び率検出周期が一種の
無駄時間となり、制御系を不安定にする要因となる。と
くに、伸び率の目標値と実際値との偏差が大きい場合に
は、操作量も大きくなるため、操作結果を早くフィード
バックする必要がある。しかしながら、従来の伸び率検
出方法では、前述したように、同一材料では伸び率の検
出周期が一定であるので、特に偏差が大きい場合の応答
性が不十分となるという問題点を有していた。
めになされたもので、伸び率の目標値と実際値との偏差
が大きい場合でも、充分に早い応答性を制御系に与える
ことができ、かつ偏差が小さい場合には、充分な検出精
度を有する伸び率検出方法を提供することを目的とす
る。
ための手段は、伸び率の単位測定長さを、伸び率目標値
と伸び率測定値との偏差絶対値が大きいときには短く、
偏差絶対値が小さいときには長く変更し、変更された単
位測定長さについて、伸び率を演算することを特徴とす
るものである。
大きいときには、伸び率の単位測定長さが短くされるの
で、伸び率が短い間隔で測定され、応答が早くなる。よ
って、系の無駄時間が短くなるので、伸び率制御系の操
作量を大きくしても(サンプリング制御の場合は出力間
隔を短くしても)、安定した制御を実現することができ
る。この場合には、伸び率の検出精度が低下するが、偏
差が大きい部分では伸び率の検出精度は粗くて差し支え
ない。一方、伸び率目標値と伸び率測定値との偏差絶対
値が小さいときには、伸び率制御系の応答が遅くてもそ
れほど問題にならない。この場合には、伸び率の検出精
度の方が重要視されるが、伸び率の単位測定長さが長く
されるので充分な検出精度が得られる。
て説明する。図1は、本発明の伸び率検出方法および伸
び率制御の系統を示す図である。図1において、帯状物
1は、ロール群4a、4b、4cからなる入側ブライド
ルロール4と、ロール群5a、5b、5cからなる出側
ブライドルロール5間で張力を付与されながら、圧延機
のバックアップロール3a、3bにバックアップされた
ワークロール2a、2bにて圧延される。圧延機の入側
ブライドルロール4cの軸には入側パルス発生装置6が
設けられ、入側パルスカウンタ8はその発生パルスをカ
ウントし、伸び率演算装置10に入力する。圧延機の出
側ブライドルロール5aの軸には出側パルス発生装置7
が設けられ、出側パルスカウンタ9はその発生パルスを
カウントし、伸び率演算装置10に入力する。伸び率演
算装置10は伸び率εを演算し出力する。
偏差絶対値演算装置11に入力する。伸び率偏差絶対値
演算装置11は、帯状物の材質やサイズ等から定める伸
び率目標値εaim と伸び率測定値εの偏差Δε=εaim
−εの絶対値Δεabを下記の(1)式から演算し、伸び
率単位測定長さ演算装置12に入力する。
率の偏差絶対値Δεabより伸び率単位測定長Lを演算
し、伸び率演算装置10に出力する。
び率εと伸び率目標値εaim を伸び率制御装置13に入
力し、伸び率偏差に応じて圧延機の圧下装置14や図示
されていない張力制御装置へ信号を入力する。入側ブラ
イドルロール4cに取付けられた入側パルス発生装置6
にて発生したパルスカウンタ8で計数し、カウント値N
E を得る。1回転当たりのパルス数をPE 、ロール径を
DE 、伸び率測定長をLとすると、NE は、下記の
(2)式で表される。
た出側パルス発生装置7にて発生したパルスをカウンタ
9で計数し、カウント値ND を得る。一回転あたりのパ
ルス数をPD 、ロール径をDD とすると、その間に通過
した帯状物長さLD は、下記の(3)式で表される。
のが一般的である。このとき伸び率εは、下記の(4)
式で表される。
(5)式で表される。
定長Lを極力短くすれば良い。なぜなら、伸び率εの演
算結果をより早く知ることができ、圧延機の圧下装置1
4など伸び率制御アクチェータへの出力ピッチを短くで
き、伸び率制御の応答性向上が図られるためである。
伸び率測定値Lを短くすると、NEおよびND の値自体
が小さくなって、NE および/もしくはND の読み取り
誤差(1パルスのカウントミス)の影響が伸び率εの精
度を大きく左右することになる。
な場合、伸び率偏差絶対値の非常に小さなレベルの状態
で要求される伸び率εの検出精度がなくても制御上問題
とならない。すなわち、伸び率偏差の値自体の精度が確
保できる範囲で伸び率偏差絶対値Δεabが大きな場合、
伸び率測定長Lを変更すればパルス数の小さな安価なパ
ルス発生装置においても合理的に応答性を高めることが
でき、伸び率偏差絶対値Δεabをより早く小さなものに
することが可能となる。
例を以下に説明する。この例においては、伸び率偏差絶
対値Δεabに対する伸び率測定長Lの設定は、伸び率偏
差絶対値Δεabのa(が例えば0.05〜0.5)倍以
下の伸び率検出(測定)誤差となるように、後記する
(9)式で伸び率測定長Lを設定している。
出側パルス発生装置7で1パルスカウントミスが発生し
た場合を想定すれば、見掛けの出側通過長さLD'は、下
記の(6)式で表される。
(4)式と同様にして、下記の(7)式で表される。
検出誤差aを、伸び率偏差絶対値Δεabのa倍以下とな
るようするには、下記の(8)式を満足する必要があ
る。
率測定長Lを求めると、下記の(9)式で表される。
Δεabに応じて変更した場合の応答性の向上の度合を、
検出誤差aが10%と20%の場合について図2に破線
で示す。
L0 と定義し、相対評価(応答性をL0 /Lで定義)を
した場合、伸び率偏差絶対値に対する検出誤差aを例え
ば10%〜20%の範囲内に収まるように伸び率測定長
Lを設定した1例を図2における実線で示す。図2にお
いて、伸び率偏差絶対値Δεabが0.10%以下の場合に
は、従来例と同じように伸び率測定長LをL0 とする。
Δεabが0.10%を越えて0.15%以下の場合は、伸び率測
定長Lを5.58mとする。Δεabが0.15%を越えて0.20%
以下の場合は、伸び率測定長Lを4mとする。Δεabが
0.20%を越えて0.275 %以下の場合は、伸び率測定長L
を3mとする。Δεabが0.275 %を越える場合は、伸び
率測定長Lを2mとする。このようにすれば、検出誤差
の伸び率偏差絶対値Δεabに対する割合は、図2に示す
10%と20%の点線の間に入る。そして、応答性を示すL
0 /Lは、伸び率偏差絶対値Δεabの増大と共に増加す
る。
材などにも適用出来るものである。板厚1.0mm、板
幅1,007mmの冷延鋼板について、ライン速度20
0mpm、圧延機入側張力および出側張力一定の条件
で、通常の伸び率制御をかけながら圧延し、圧延途中で
伸び率目標値を1.4%から1.0%に変更した。圧延
に際して、本発明例では、図1に示す装置を用いて、図
2の伸び率偏差絶対値Δεab−伸び率測定長L線図の図
中に表示される本発明の線図に従って、伸び率偏差絶対
値Δεabに応じて伸び率の単位測定長Lを変更しながら
圧延した。伸び率変更前後における圧延荷重の測定値、
伸び率測定値をそれぞれ図3の(a)、(b)に示す。
図3には、比較のために伸び率の単位測定長Lを一定の
条件で圧延した従来技術の例を示す。
ものに比べて、伸び率変更タイミング直後での圧延機の
荷重変更量が大きくなり、結果として伸び率εが伸び率
目標値εaim へ早く収束している。
ロールを配置した圧延機についての場合であるが、前後
にブライドルロールを配置したテンションレベラーの場
合についても同様に本発明を適用することができる。
式の各種のラインにも適用可能である。他に、調質圧延
機、矯正、伸線、磨き加工、押出加工など伸び率を速や
かに所定の値の範囲内に入れるための各種のプロセスに
適用可能である。
で伸び率検出精度を確保しながら、伸び率制御の目標値
に対する伸び率測定値の偏差が大きな時の応答性を格段
に高めることができ、伸び率不良部長さを大幅に短縮で
きる。また、伸び率偏差絶対値が小さな場合、ライン速
度の高低にかかわらず伸び率検出精度を十分に確保で
き、製品品質保証に寄与できる。
示す概略図である。
を説明する図である。
た時の応答性を示すチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 伸び率を検出するにあたり、伸び率の単
位測定長さを、伸び率目標値と伸び率測定値との偏差絶
対値が大きいときには短く、偏差絶対値が小さいときに
は長く変更し、変更された単位測定長さについて、伸び
率を演算することを特徴とする伸び率演算方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055450A JP2959426B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 伸び率演算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055450A JP2959426B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 伸び率演算方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08252620A true JPH08252620A (ja) | 1996-10-01 |
| JP2959426B2 JP2959426B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=12998947
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7055450A Expired - Fee Related JP2959426B2 (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | 伸び率演算方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2959426B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007108036A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nippon Steel Corp | 鋼板の伸び率測定装置および伸び率測定方法 |
| JP2008110377A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Nippon Steel Corp | 金属板の伸び率計測方法及び装置 |
| CN102641900A (zh) * | 2010-12-01 | 2012-08-22 | 上海宝信软件股份有限公司 | 平整机延伸率控制方法及控制设备 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7055450A patent/JP2959426B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007108036A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Nippon Steel Corp | 鋼板の伸び率測定装置および伸び率測定方法 |
| JP2008110377A (ja) * | 2006-10-31 | 2008-05-15 | Nippon Steel Corp | 金属板の伸び率計測方法及び装置 |
| CN102641900A (zh) * | 2010-12-01 | 2012-08-22 | 上海宝信软件股份有限公司 | 平整机延伸率控制方法及控制设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2959426B2 (ja) | 1999-10-06 |
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