JPH0825327A - 板状装飾物付きコンクリート板製造用目地、並び に施工方法 - Google Patents
板状装飾物付きコンクリート板製造用目地、並び に施工方法Info
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- JPH0825327A JPH0825327A JP18976794A JP18976794A JPH0825327A JP H0825327 A JPH0825327 A JP H0825327A JP 18976794 A JP18976794 A JP 18976794A JP 18976794 A JP18976794 A JP 18976794A JP H0825327 A JPH0825327 A JP H0825327A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はコンクリート表面にタイル等の板状
装飾物をコンクリートと一体化させる型枠先付工法、並
びにプレキャストコンクリート板先付工法に使用する目
地に関するものであり、注入される生コンクリートが板
状装飾物の目地から漏れることを防止し、従来行われて
いた板状装飾物へのコンクリート付着物を除去するため
の高水圧ジェット洗浄を削除することを目的とする。 【構成】 JIS,K6767による圧縮硬さが580
g/cm2〜2000g/cm2の硬い発泡体と、50
0g/cm2〜800g/cm2未満の軟らかい発泡体
を接合してなる積層目地であって、しかも軟らかい発泡
体の目地幅が、硬い発泡体の目地幅より全幅で1.0m
m以上大きく、しかも硬い発泡体の硬さが軟らかい発泡
体の硬さより80g/cm2以上大きい積層目地を板状
装飾物目地として使用する。
装飾物をコンクリートと一体化させる型枠先付工法、並
びにプレキャストコンクリート板先付工法に使用する目
地に関するものであり、注入される生コンクリートが板
状装飾物の目地から漏れることを防止し、従来行われて
いた板状装飾物へのコンクリート付着物を除去するため
の高水圧ジェット洗浄を削除することを目的とする。 【構成】 JIS,K6767による圧縮硬さが580
g/cm2〜2000g/cm2の硬い発泡体と、50
0g/cm2〜800g/cm2未満の軟らかい発泡体
を接合してなる積層目地であって、しかも軟らかい発泡
体の目地幅が、硬い発泡体の目地幅より全幅で1.0m
m以上大きく、しかも硬い発泡体の硬さが軟らかい発泡
体の硬さより80g/cm2以上大きい積層目地を板状
装飾物目地として使用する。
Description
【0001】本発明はコンクリート表面にタイル等の板
状装飾物をコンクリートと一体化させる型枠先付工法、
並びにプレキャストコンクリート板先付工法に使用する
目地に関するものであり、更に詳しくは板状装飾物付き
コンクリート板の製造に於いて、生コンクリート打ち込
み前に目地付きタイルを型枠内に先付けしておき、その
上面にコンクリートを打ち込みコンクリート板を製造す
る工程中にコンクリートが目地より漏れてタイルの側
面、並びに表面を汚すことを防止する目地に関すもので
ある。
状装飾物をコンクリートと一体化させる型枠先付工法、
並びにプレキャストコンクリート板先付工法に使用する
目地に関するものであり、更に詳しくは板状装飾物付き
コンクリート板の製造に於いて、生コンクリート打ち込
み前に目地付きタイルを型枠内に先付けしておき、その
上面にコンクリートを打ち込みコンクリート板を製造す
る工程中にコンクリートが目地より漏れてタイルの側
面、並びに表面を汚すことを防止する目地に関すもので
ある。
【0002】
【従来の技術】タイル張りプレキャストコンクリート板
等は特公昭48−39801号、特公昭58−5758
8号にも示されているように上面より注入されたコンク
リートが下面に目地を通じて漏れるために、その漏れを
防止する技術が重要である。従来所定の間隔で整列した
タイルの周囲に格子状に仮目地発泡体であるポリエチレ
ン発泡体を配置し、その上面よりポリエチレン発泡体と
タイルとを粘着材付きフイルムまたは紙を貼りつけ一体
化した仮目地タイルシートをコンクリート打ち込み用型
枠内にフイルム面を下面にして先付け設置し、その表面
に生コンクリートを打ち込み、タイル張りプレキャスト
コンクリート板を製造していた。しかしながらタイルは
製造過程で焼成するため収縮が起こり、タイル寸法は一
定とならず完全にポリエチレン発泡体で、タイルとタイ
ルの隙間を埋めることができなっかた。即ち、生コンク
リートを流し込む時にポリエチレン発泡体とタイルとの
隙間にコンクリートが漏れ出し、更にコンクリートがタ
イルと粘着層にまで流れ込みタイルの側面、並びにタイ
ルの表面を汚す欠点があった。
等は特公昭48−39801号、特公昭58−5758
8号にも示されているように上面より注入されたコンク
リートが下面に目地を通じて漏れるために、その漏れを
防止する技術が重要である。従来所定の間隔で整列した
タイルの周囲に格子状に仮目地発泡体であるポリエチレ
ン発泡体を配置し、その上面よりポリエチレン発泡体と
タイルとを粘着材付きフイルムまたは紙を貼りつけ一体
化した仮目地タイルシートをコンクリート打ち込み用型
枠内にフイルム面を下面にして先付け設置し、その表面
に生コンクリートを打ち込み、タイル張りプレキャスト
コンクリート板を製造していた。しかしながらタイルは
製造過程で焼成するため収縮が起こり、タイル寸法は一
定とならず完全にポリエチレン発泡体で、タイルとタイ
ルの隙間を埋めることができなっかた。即ち、生コンク
リートを流し込む時にポリエチレン発泡体とタイルとの
隙間にコンクリートが漏れ出し、更にコンクリートがタ
イルと粘着層にまで流れ込みタイルの側面、並びにタイ
ルの表面を汚す欠点があった。
【0003】これらの欠点を改良するためポリエチレン
発泡体の硬さを軟らかくし、しかも幅寸法を大きくして
寸法の異なるタイルに於いて完全にシールしようとする
試みもとれたが、発泡体の硬さが軟らかい場合、タイル
とタイルの間に発泡体を挿入する場合や、逆に発泡体の
間にタイルを挿入する場合、発泡体が変形して、きちん
とタイル間を密閉できず隙間を生じ、生コンクリートが
漏れることや、例え漏れなくても発泡体が傾いて、タイ
ルとタイルの間のコンクリートが傾き外観が悪くなるこ
とがあった。又発泡体が軟らかいため、完全に挿入され
ずタイルとタイルの間のコンクリートの深さが一定とな
らない等の欠点があった。即ち、タイルの幅寸法誤差を
吸収してコンクリートの漏れのない目地はなかった。こ
のためコンクリート型枠よりタイル張りプレキャストコ
ンクリート板を脱型して、目地並びに粘着剤付きフイル
ムを剥離後、タイル表面を高水圧ジェット洗浄法にて洗
浄して、付着コンクリートを除去していた。しかしなが
ら一人、一日せいぜい40m2程度の洗浄がやっとであ
り、大型ビルでは1ビル当たり数万m2のプレキャスト
コンクリート板が必要なだけに、ビル建設上大きな支障
となってた。
発泡体の硬さを軟らかくし、しかも幅寸法を大きくして
寸法の異なるタイルに於いて完全にシールしようとする
試みもとれたが、発泡体の硬さが軟らかい場合、タイル
とタイルの間に発泡体を挿入する場合や、逆に発泡体の
間にタイルを挿入する場合、発泡体が変形して、きちん
とタイル間を密閉できず隙間を生じ、生コンクリートが
漏れることや、例え漏れなくても発泡体が傾いて、タイ
ルとタイルの間のコンクリートが傾き外観が悪くなるこ
とがあった。又発泡体が軟らかいため、完全に挿入され
ずタイルとタイルの間のコンクリートの深さが一定とな
らない等の欠点があった。即ち、タイルの幅寸法誤差を
吸収してコンクリートの漏れのない目地はなかった。こ
のためコンクリート型枠よりタイル張りプレキャストコ
ンクリート板を脱型して、目地並びに粘着剤付きフイル
ムを剥離後、タイル表面を高水圧ジェット洗浄法にて洗
浄して、付着コンクリートを除去していた。しかしなが
ら一人、一日せいぜい40m2程度の洗浄がやっとであ
り、大型ビルでは1ビル当たり数万m2のプレキャスト
コンクリート板が必要なだけに、ビル建設上大きな支障
となってた。
【0004】これらの欠点を解消するため特公昭58−
57588号では膨潤性を有する水溶紙をタイルと接す
るポリエチレン発泡体の側面に貼りつけ、水による膨潤
性を活して隙間を無くしてコンクリートの漏れを防止す
る方法も一部取られている。しかしながら、これらの方
式は高価な膨潤材料を使用する以外に膨潤性を有する水
溶紙を貼り付ける工数がかかり高価につくため、ごく特
殊なタイルを除いて実用化されていない。しかもこれら
の膨潤性を有する水溶紙は一般にポリアクリル酸ソーダ
ー系の電解質からできており、この電解質はコンクリー
ト強度を低下させる作用があり、タイルとコンクリート
の接着を弱くする問題を有している。
57588号では膨潤性を有する水溶紙をタイルと接す
るポリエチレン発泡体の側面に貼りつけ、水による膨潤
性を活して隙間を無くしてコンクリートの漏れを防止す
る方法も一部取られている。しかしながら、これらの方
式は高価な膨潤材料を使用する以外に膨潤性を有する水
溶紙を貼り付ける工数がかかり高価につくため、ごく特
殊なタイルを除いて実用化されていない。しかもこれら
の膨潤性を有する水溶紙は一般にポリアクリル酸ソーダ
ー系の電解質からできており、この電解質はコンクリー
ト強度を低下させる作用があり、タイルとコンクリート
の接着を弱くする問題を有している。
【0005】
【発明を解決しようとする課題】本発明者等は先に特願
平6−103479号で板状装飾物付きコンクリート板
製造用目地、並びに施行方法を提案したが、更に鋭意検
討した結果良好な結果を得たのでここに提案する。本発
明はコンクリートの漏れを防止できても高価で、しかも
コンクリート強度を低下させる膨潤性樹脂を使用するこ
となく、安価な発泡体を用いてコンクリートがタイルと
目地の隙間から漏れて、タイル側面やタイルの表て表面
を汚すことを防止し、コンクリート型枠より脱型後、タ
イル表て表面並びに側面を高水圧ジェット洗浄法で洗浄
する作業を削除する目地材、並びにその施工法を提供す
ることにある。
平6−103479号で板状装飾物付きコンクリート板
製造用目地、並びに施行方法を提案したが、更に鋭意検
討した結果良好な結果を得たのでここに提案する。本発
明はコンクリートの漏れを防止できても高価で、しかも
コンクリート強度を低下させる膨潤性樹脂を使用するこ
となく、安価な発泡体を用いてコンクリートがタイルと
目地の隙間から漏れて、タイル側面やタイルの表て表面
を汚すことを防止し、コンクリート型枠より脱型後、タ
イル表て表面並びに側面を高水圧ジェット洗浄法で洗浄
する作業を削除する目地材、並びにその施工法を提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はJIS,K67
67で規定されている25%圧縮での圧縮硬さが580
g/cm2〜2000g/cm2の硬さを有する硬い発
泡体と500g/cm2〜800g/cm2未満の圧縮
硬さを有する軟らかい発泡体を接合してなる積層目地で
あって、軟らかい発泡体の目地幅は硬い発泡体の目地幅
より全幅で1.0mm以上大きく、しかも硬い発泡物の
硬さが軟らかい発泡物の硬さより80g/cm2以上大
きいことを特徴とする。所定間隔で整列してなる板状装
飾物の周囲に軟らかい発泡体の表面に注入されるコンク
リートに接するように積層目地を格子状に配置して、生
コンクリートを注入させ板状装飾体付きコンクリート板
を製造することにある。
67で規定されている25%圧縮での圧縮硬さが580
g/cm2〜2000g/cm2の硬さを有する硬い発
泡体と500g/cm2〜800g/cm2未満の圧縮
硬さを有する軟らかい発泡体を接合してなる積層目地で
あって、軟らかい発泡体の目地幅は硬い発泡体の目地幅
より全幅で1.0mm以上大きく、しかも硬い発泡物の
硬さが軟らかい発泡物の硬さより80g/cm2以上大
きいことを特徴とする。所定間隔で整列してなる板状装
飾物の周囲に軟らかい発泡体の表面に注入されるコンク
リートに接するように積層目地を格子状に配置して、生
コンクリートを注入させ板状装飾体付きコンクリート板
を製造することにある。
【0007】ここで板状装飾物とはタイル、レンガ、自
然石、人造石、陶板、樹脂板等の総称である。更に具体
的に説明すると、例えばタイルは幅寸法精度が非常に悪
く、従来単品の発泡体ではその寸法誤差を吸収すること
ができなかった。本発明は、硬さの異なる複数の異なる
発砲体を積層となし、それぞれの働きを分担し、軟らか
い発泡体はその柔軟性からタイルの寸法変化に対応して
目地幅が圧縮されてタイルとタイルの隙間を完全に密閉
し、別に硬い発泡体はコンクリートの重さに耐えるこ
と、並びに軟らかい発泡体部分をタイルの間に押し込む
バックアップ材の働きをする。従来、本発明で使用して
いる軟らかい発泡体目地を単独でタイル目地として使用
する試みがなされた。しかしながらずタイルとタイルの
隙間のコンクリートまでの深さが浅くなること、並びに
タイルとタイルとの間の各コンクリートの深さが一定と
ならないこと、並びにタイルの隙間のコンクリートがタ
イルに対して斜めに傾くこと、並びにコンクリートが発
泡体目地の隙間から漏水し、タイルを汚染することが明
らかになっていた。このことはコンクリートの重さに対
して軟らかい発泡体が荷重に対して耐えられなず変形を
おこすのが主たる原因と考えられていた。本発明者等は
この原因について鋭意検討した結果、発泡体が軟らかい
ため所定間隔で整列してなる板状装飾物の間に所定深さ
まで均一に押し込むことが出来ないことを見いだした。
そこで軟らかい発泡体と硬い発泡体とを積層させ軟らか
い発泡体の全目地幅が硬い発泡体の全目地幅より1.0
mm以上大きく、しかも硬い発泡体の硬さが軟らかい発
泡体の硬さより80g/cm2以上大きくさせることに
よって、本積層目地の軟らかい発泡体を硬い発泡体で押
圧してタイルとタイルの隙間に挿入する方法、並びに軟
らかい発泡体を下面にして格子状の積層目地を置き、上
面からタイルを挿入する方法により、タイルとタイルと
の隙間のコンクリートまでの深さが積層目地の厚さと、
ほぼ同一の深さとなること、並びに完全にコンクリート
漏水を防止できることを見いだした。即ち従来の軟らか
い発泡体目地は、タイルとタイルとの隙間に発泡体目地
を挿入する時、目地全体が軟らかさのためタイルの側面
抵抗を受け、側面抵抗抗に負けて完全に、均一に挿入出
来なかったことが原因で、軟らかい発泡体がコンクリー
トの重さに負けるのが最大の原因となる従来の考え方が
誤っていることを見いだし本発明を完成した。ちなみに
コンクリートの嵩密度は1.9g/cm3程度であり、
プレキャストコンクリート板の厚さを20cmとすると
1cm2当たりの発泡体が受ける荷重は約40g/cm
2となる。軟らかい発泡体と、硬い発泡体とを積層させ
更に軟らかい発泡体の全幅を、硬い発泡体の全幅より
1.0mm以上大きくすることにより、前述の問題点を
完全に解決できるとともに軟らかい幅の広い発泡体がタ
イルとタイルとの隙間で圧縮され、摩擦を生じコンクリ
ートの荷重を支えることを見い出し本発明を完成した。
即ち、軟らかい発泡体は板状装飾物の寸法精度からくる
幅寸法誤差を、幅寸法の大きさに応じて容易に圧縮吸収
して、完全に板状装飾物と板状装飾物との隙間を密閉さ
せる。また硬い発泡体と軟らかい発泡体とを一体化して
均一にきちんと板状装飾物と板状装飾物との隙間に押入
れる働きをする。
然石、人造石、陶板、樹脂板等の総称である。更に具体
的に説明すると、例えばタイルは幅寸法精度が非常に悪
く、従来単品の発泡体ではその寸法誤差を吸収すること
ができなかった。本発明は、硬さの異なる複数の異なる
発砲体を積層となし、それぞれの働きを分担し、軟らか
い発泡体はその柔軟性からタイルの寸法変化に対応して
目地幅が圧縮されてタイルとタイルの隙間を完全に密閉
し、別に硬い発泡体はコンクリートの重さに耐えるこ
と、並びに軟らかい発泡体部分をタイルの間に押し込む
バックアップ材の働きをする。従来、本発明で使用して
いる軟らかい発泡体目地を単独でタイル目地として使用
する試みがなされた。しかしながらずタイルとタイルの
隙間のコンクリートまでの深さが浅くなること、並びに
タイルとタイルとの間の各コンクリートの深さが一定と
ならないこと、並びにタイルの隙間のコンクリートがタ
イルに対して斜めに傾くこと、並びにコンクリートが発
泡体目地の隙間から漏水し、タイルを汚染することが明
らかになっていた。このことはコンクリートの重さに対
して軟らかい発泡体が荷重に対して耐えられなず変形を
おこすのが主たる原因と考えられていた。本発明者等は
この原因について鋭意検討した結果、発泡体が軟らかい
ため所定間隔で整列してなる板状装飾物の間に所定深さ
まで均一に押し込むことが出来ないことを見いだした。
そこで軟らかい発泡体と硬い発泡体とを積層させ軟らか
い発泡体の全目地幅が硬い発泡体の全目地幅より1.0
mm以上大きく、しかも硬い発泡体の硬さが軟らかい発
泡体の硬さより80g/cm2以上大きくさせることに
よって、本積層目地の軟らかい発泡体を硬い発泡体で押
圧してタイルとタイルの隙間に挿入する方法、並びに軟
らかい発泡体を下面にして格子状の積層目地を置き、上
面からタイルを挿入する方法により、タイルとタイルと
の隙間のコンクリートまでの深さが積層目地の厚さと、
ほぼ同一の深さとなること、並びに完全にコンクリート
漏水を防止できることを見いだした。即ち従来の軟らか
い発泡体目地は、タイルとタイルとの隙間に発泡体目地
を挿入する時、目地全体が軟らかさのためタイルの側面
抵抗を受け、側面抵抗抗に負けて完全に、均一に挿入出
来なかったことが原因で、軟らかい発泡体がコンクリー
トの重さに負けるのが最大の原因となる従来の考え方が
誤っていることを見いだし本発明を完成した。ちなみに
コンクリートの嵩密度は1.9g/cm3程度であり、
プレキャストコンクリート板の厚さを20cmとすると
1cm2当たりの発泡体が受ける荷重は約40g/cm
2となる。軟らかい発泡体と、硬い発泡体とを積層させ
更に軟らかい発泡体の全幅を、硬い発泡体の全幅より
1.0mm以上大きくすることにより、前述の問題点を
完全に解決できるとともに軟らかい幅の広い発泡体がタ
イルとタイルとの隙間で圧縮され、摩擦を生じコンクリ
ートの荷重を支えることを見い出し本発明を完成した。
即ち、軟らかい発泡体は板状装飾物の寸法精度からくる
幅寸法誤差を、幅寸法の大きさに応じて容易に圧縮吸収
して、完全に板状装飾物と板状装飾物との隙間を密閉さ
せる。また硬い発泡体と軟らかい発泡体とを一体化して
均一にきちんと板状装飾物と板状装飾物との隙間に押入
れる働きをする。
【0008】一般に型枠先付工法、並びにプレキャスト
コンクリート板先付工法に使用する例えばタイルシート
の製造方法としては、所定の間隔に配列してなるタイル
の隙間に格子状に目地を配置したのち、その上面より片
面粘着フイルムを貼りつけ、タイルシートを製作するの
が一般であるが、別に格子状に配置した目地にタイルを
挿入する他の方法もある。しかしながらどちらの方法に
於いても軟らかい発泡体表面は常に注入されるコンクリ
ートと接する側に配置するのが好ましい。特に配置した
タイルの隙間に目地を挿入する場合、発泡体の入れ方を
逆にすると硬い発泡体を軟らかい発泡体で押圧して挿入
するため、軟らかい発泡体が変形して均一に完全挿入さ
れず生コンクリートが漏れたりタイルとタイルの隙間が
浅くなったり、傾いたりして非常に外観の悪いものとな
りやすい。
コンクリート板先付工法に使用する例えばタイルシート
の製造方法としては、所定の間隔に配列してなるタイル
の隙間に格子状に目地を配置したのち、その上面より片
面粘着フイルムを貼りつけ、タイルシートを製作するの
が一般であるが、別に格子状に配置した目地にタイルを
挿入する他の方法もある。しかしながらどちらの方法に
於いても軟らかい発泡体表面は常に注入されるコンクリ
ートと接する側に配置するのが好ましい。特に配置した
タイルの隙間に目地を挿入する場合、発泡体の入れ方を
逆にすると硬い発泡体を軟らかい発泡体で押圧して挿入
するため、軟らかい発泡体が変形して均一に完全挿入さ
れず生コンクリートが漏れたりタイルとタイルの隙間が
浅くなったり、傾いたりして非常に外観の悪いものとな
りやすい。
【0009】本発明に使用する硬い発泡体はポリオレフ
イン発泡体、ポリウレタン発泡体、ゴム発泡体、塩化ビ
ニル発泡体、ポリアクリロニトリル発泡体、ポリエチレ
ン酢酸ビニル発泡体等が使用できるが、好ましくは主に
独立気泡から成り立っているものがタイル隙間への目地
の挿入、並びにコンクリート荷重への耐え硬さの面で良
い。最も最適の発泡体は価格面も加味するとポリエチレ
ン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ゴム発泡体である。
ポリオレフィン発泡体の場合一般には主に独立気泡から
なるポリエチレン発泡体が好ましく、発泡倍率が10倍
以上25倍以下が好ましい。
イン発泡体、ポリウレタン発泡体、ゴム発泡体、塩化ビ
ニル発泡体、ポリアクリロニトリル発泡体、ポリエチレ
ン酢酸ビニル発泡体等が使用できるが、好ましくは主に
独立気泡から成り立っているものがタイル隙間への目地
の挿入、並びにコンクリート荷重への耐え硬さの面で良
い。最も最適の発泡体は価格面も加味するとポリエチレ
ン発泡体、ポリプロピレン発泡体、ゴム発泡体である。
ポリオレフィン発泡体の場合一般には主に独立気泡から
なるポリエチレン発泡体が好ましく、発泡倍率が10倍
以上25倍以下が好ましい。
【0010】本発明に使用する軟らかい発泡体はポリオ
レフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、ゴム発泡体、塩
化ビニル発泡体、ポリアクリロニトリル発泡、ポリエチ
レン酢酸ビニル発泡体等が使用できる。また独立気泡
体、並びに連続気泡体、どちらも使用可能ではあるが連
続気泡体の場合、生コンクリートが気泡内に入り込むた
め生コンクリートに接する側にはフイルムを一体化した
ものが好ましい。ポリオレフィン発泡体の場合、主に独
立気泡からなるポリエチレン発泡体が好ましく、発泡倍
率は一般に15倍以上40倍以下が好ましい。ポリウレ
タン発泡体の場合、主に連続気泡からなるポリウレタン
発泡体が良いが気泡内にコンクリートが浸入するため表
面にポリウレタンフイルムをラミネートしたものが好ま
しい。これらのポリウレタン発泡体は一般のポリエーテ
ル系ウレタンであってもポリエステル系ウレタンであっ
ても使用可能であるが疎水性ポリウレタンと呼ばれる例
えばポリオレフインポリオール系ポリウレタン等が好ま
しく、いわゆる止水性ポリウレタンが好ましい。ゴム発
泡体としては主に連続気泡体が好ましく、例えばE,
P,D,M系連続気泡発泡体が好ましい。塩化ビニル発
泡体、ポリアクリルニトリル発泡体、エチレン酢酸ビニ
ル発泡体は、主に連続気泡体から成り立っている発泡体
が好ましい。硬い発泡体と軟らかい発泡体の組み合わせ
のうち、最も好ましいものは硬い発泡体として主に独立
気泡のポリエチレン発泡体、同様にポリプロピレン発泡
体であり、軟らかい発泡体としては、主に独立気泡の低
密度ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体また
は、連続気泡のポリウレタン発泡体の組み合わせが特に
良い。
レフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、ゴム発泡体、塩
化ビニル発泡体、ポリアクリロニトリル発泡、ポリエチ
レン酢酸ビニル発泡体等が使用できる。また独立気泡
体、並びに連続気泡体、どちらも使用可能ではあるが連
続気泡体の場合、生コンクリートが気泡内に入り込むた
め生コンクリートに接する側にはフイルムを一体化した
ものが好ましい。ポリオレフィン発泡体の場合、主に独
立気泡からなるポリエチレン発泡体が好ましく、発泡倍
率は一般に15倍以上40倍以下が好ましい。ポリウレ
タン発泡体の場合、主に連続気泡からなるポリウレタン
発泡体が良いが気泡内にコンクリートが浸入するため表
面にポリウレタンフイルムをラミネートしたものが好ま
しい。これらのポリウレタン発泡体は一般のポリエーテ
ル系ウレタンであってもポリエステル系ウレタンであっ
ても使用可能であるが疎水性ポリウレタンと呼ばれる例
えばポリオレフインポリオール系ポリウレタン等が好ま
しく、いわゆる止水性ポリウレタンが好ましい。ゴム発
泡体としては主に連続気泡体が好ましく、例えばE,
P,D,M系連続気泡発泡体が好ましい。塩化ビニル発
泡体、ポリアクリルニトリル発泡体、エチレン酢酸ビニ
ル発泡体は、主に連続気泡体から成り立っている発泡体
が好ましい。硬い発泡体と軟らかい発泡体の組み合わせ
のうち、最も好ましいものは硬い発泡体として主に独立
気泡のポリエチレン発泡体、同様にポリプロピレン発泡
体であり、軟らかい発泡体としては、主に独立気泡の低
密度ポリエチレン発泡体、ポリプロピレン発泡体また
は、連続気泡のポリウレタン発泡体の組み合わせが特に
良い。
【0011】本発明に使用される軟らかい発泡体の目地
幅は硬い発泡体の目地幅より全幅で1.0mm以上大き
い必要があり、好ましくは1.0mmから10mm大き
く、更に好ましくは1.0から6mmである。本発明の
目地は積層目地であり、軟らかい発泡体は硬い発泡体の
幅より両側に飛び出ているため、片側の軟らかい発泡体
の飛び出幅は前述の1/2、例えば全幅で2.0mm大
きいと片側は1.0mmとなる。
幅は硬い発泡体の目地幅より全幅で1.0mm以上大き
い必要があり、好ましくは1.0mmから10mm大き
く、更に好ましくは1.0から6mmである。本発明の
目地は積層目地であり、軟らかい発泡体は硬い発泡体の
幅より両側に飛び出ているため、片側の軟らかい発泡体
の飛び出幅は前述の1/2、例えば全幅で2.0mm大
きいと片側は1.0mmとなる。
【0012】本発明の硬い発泡体と軟らかい発泡体の積
層目地は単に重ね合わせたものでもよいが、両者が両面
粘着テープ、また粘着剤等で一体化されたものであって
も又ヒートラミネーション等で積層一体化されたもので
あってもよい。
層目地は単に重ね合わせたものでもよいが、両者が両面
粘着テープ、また粘着剤等で一体化されたものであって
も又ヒートラミネーション等で積層一体化されたもので
あってもよい。
【0013】本発明の硬い発泡体と軟らかい発泡体の厚
さは自由に選択することができるが特に軟らかい発泡体
は厚さが1mm以上好ましく2mm以上が良い。本発明
の積層目地は一般的に硬い発泡体の一層と軟らかい発泡
体の一層との2層が良く、この場合軟らかい発泡体の表
面が生コンクリートに接するように配置するのが好まし
い。また別に中央層が硬い発泡体、両側の層が軟らかい
発泡体の3層構造でも良く本発明に含まれる。また中央
層が軟らかい発泡体、両側の層が硬い発泡体の3層構造
も本発明に含まれる。
さは自由に選択することができるが特に軟らかい発泡体
は厚さが1mm以上好ましく2mm以上が良い。本発明
の積層目地は一般的に硬い発泡体の一層と軟らかい発泡
体の一層との2層が良く、この場合軟らかい発泡体の表
面が生コンクリートに接するように配置するのが好まし
い。また別に中央層が硬い発泡体、両側の層が軟らかい
発泡体の3層構造でも良く本発明に含まれる。また中央
層が軟らかい発泡体、両側の層が硬い発泡体の3層構造
も本発明に含まれる。
【0014】本発明のタイルシート製作に使用する粘着
付きフイルム又は紙の粘着剤としては一般的に使用され
ているもので良く、例えばアクリル系、ゴム系等であ
る。又フイルムはポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルム、並びにポリエステルフイルム等のプラスチ
ックフイルム、並びに紙等であっても目的を達成するこ
ともできる。
付きフイルム又は紙の粘着剤としては一般的に使用され
ているもので良く、例えばアクリル系、ゴム系等であ
る。又フイルムはポリエチレンフイルム、ポリプロピレ
ンフイルム、並びにポリエステルフイルム等のプラスチ
ックフイルム、並びに紙等であっても目的を達成するこ
ともできる。
【0015】
【作用】本発明の作用を説明する前に従来技術について
図1〜図3で説明する。図1は従来使用されていたポリ
エチレン発泡体製の目地例であり、目地2は格子状とな
っている。図2は、タイルシートの製作を説明する図で
あり、木枠4の中にタイル1の表を上にして所定の間隔
で配置する。次に図1に示したポリエチレン発泡体目地
2をタイルとタイルの間に挿入する。タイル目地2は図
1を示すように格子状であっても良く、また紐状目地を
タイルとタイルの間に縦、横に挿入し、結果として格子
状となる方法でも良い。次にポリエチレンフイルムの片
面にアクリル系の粘着剤を塗布した片面粘着テープ3を
タイルとポリエチレン発泡体の表面に貼りタイルシート
が完成する。次に図3はタイル付きプレキャストコンク
リート板の製造方法を説明す物である。図2にて説明し
たタイルシートをプレキャストコンクリート板製造型枠
9の中に一般には、複数個上下逆にして配置する。次に
この上面より注入ホース7より、生コンクリート6を注
入し、養生したのち脱型する。その後、粘着テープと目
地を除去して完成する。この時、図3に示したようにタ
イル1の幅寸法が標準より小さい場合、タイル1と目地
2との間に隙間8を生じる。この隙間8の中に生コンク
リートが注入されタイル1の側面を汚すと同時にタイル
1の表て表面までも汚染することになる。
図1〜図3で説明する。図1は従来使用されていたポリ
エチレン発泡体製の目地例であり、目地2は格子状とな
っている。図2は、タイルシートの製作を説明する図で
あり、木枠4の中にタイル1の表を上にして所定の間隔
で配置する。次に図1に示したポリエチレン発泡体目地
2をタイルとタイルの間に挿入する。タイル目地2は図
1を示すように格子状であっても良く、また紐状目地を
タイルとタイルの間に縦、横に挿入し、結果として格子
状となる方法でも良い。次にポリエチレンフイルムの片
面にアクリル系の粘着剤を塗布した片面粘着テープ3を
タイルとポリエチレン発泡体の表面に貼りタイルシート
が完成する。次に図3はタイル付きプレキャストコンク
リート板の製造方法を説明す物である。図2にて説明し
たタイルシートをプレキャストコンクリート板製造型枠
9の中に一般には、複数個上下逆にして配置する。次に
この上面より注入ホース7より、生コンクリート6を注
入し、養生したのち脱型する。その後、粘着テープと目
地を除去して完成する。この時、図3に示したようにタ
イル1の幅寸法が標準より小さい場合、タイル1と目地
2との間に隙間8を生じる。この隙間8の中に生コンク
リートが注入されタイル1の側面を汚すと同時にタイル
1の表て表面までも汚染することになる。
【0016】本発明は、これらの欠点を除去することを
目的になされたものであり、例えば図4に示すように本
発明の目地(2)は硬い発泡体(2)aと軟らかい発泡
体(2)bの積層体とから成り立っており、両ポリエチ
レン発泡体は熱融着で軽く一体化されている。図5は本
発明の目地(2)を用いて、タイルシートの製造を説明
するものでありタイルシート製作木枠4の中にタイル1
を表を上にして所定の間隔に配置する。次に、図4に説
明した本発明の目地(2)を軟らかい発泡体(2)bが
下側にくるように置いて硬いポリエチレン発泡体(2)
aでタイル1の隙間に上面より押し込む。この場合、本
発明の軟らかい発砲体(2)b単独ではタイル1とタイ
ル1の隙間に挿入すると目地材(2)が変形して、きち
んと水平に押し込むことができないが、硬い発泡体と組
み合わせて押し込むと、軟らかい発泡体(2)bはきち
んと挿入することができる これは、硬いポリエチレン発泡体により均一に上面より
押圧されるものと考えられる。本発明の目地(2)の軟
らかい発泡体(2)bは硬い発泡体(2)aと異なるた
めタイル1とタイル1の隙間の間隔によって、目地幅方
向に圧縮され、完全にタイル1とタイル1の隙間を埋め
ることができる。即ち、軟らかい発泡体(2)bはその
軟らかさによって自由に目地幅方向に圧縮されタイル1
とタイル1の隙間を完全に密閉する。この時タイルの寸
法が小さいとタイル1と硬い発泡体(2)aの間に隙間
8を生じることもある。
目的になされたものであり、例えば図4に示すように本
発明の目地(2)は硬い発泡体(2)aと軟らかい発泡
体(2)bの積層体とから成り立っており、両ポリエチ
レン発泡体は熱融着で軽く一体化されている。図5は本
発明の目地(2)を用いて、タイルシートの製造を説明
するものでありタイルシート製作木枠4の中にタイル1
を表を上にして所定の間隔に配置する。次に、図4に説
明した本発明の目地(2)を軟らかい発泡体(2)bが
下側にくるように置いて硬いポリエチレン発泡体(2)
aでタイル1の隙間に上面より押し込む。この場合、本
発明の軟らかい発砲体(2)b単独ではタイル1とタイ
ル1の隙間に挿入すると目地材(2)が変形して、きち
んと水平に押し込むことができないが、硬い発泡体と組
み合わせて押し込むと、軟らかい発泡体(2)bはきち
んと挿入することができる これは、硬いポリエチレン発泡体により均一に上面より
押圧されるものと考えられる。本発明の目地(2)の軟
らかい発泡体(2)bは硬い発泡体(2)aと異なるた
めタイル1とタイル1の隙間の間隔によって、目地幅方
向に圧縮され、完全にタイル1とタイル1の隙間を埋め
ることができる。即ち、軟らかい発泡体(2)bはその
軟らかさによって自由に目地幅方向に圧縮されタイル1
とタイル1の隙間を完全に密閉する。この時タイルの寸
法が小さいとタイル1と硬い発泡体(2)aの間に隙間
8を生じることもある。
【0017】しかしながら本発明の積層目地について、
軟らかい発泡体の硬さをJIS、K6767で500g
/cm2〜800g/cm2未満の範囲としたが硬さが
800g/cm2以上になると柔軟性に欠けるためタイ
ルの寸法変化に追従出来ない。
軟らかい発泡体の硬さをJIS、K6767で500g
/cm2〜800g/cm2未満の範囲としたが硬さが
800g/cm2以上になると柔軟性に欠けるためタイ
ルの寸法変化に追従出来ない。
【0018】本発明に使用する硬い発泡体は600g/
cm2〜2000g/cm2の範囲としたが、硬さが2
000g/cm2よりも大きいと柔軟性がなく板のよう
でタイルシートの製作作業が困難である。一般に使用す
るタイルの大きさが大きくなるにつれ、本発明の積層目
地の硬さは大きくするのがよい。
cm2〜2000g/cm2の範囲としたが、硬さが2
000g/cm2よりも大きいと柔軟性がなく板のよう
でタイルシートの製作作業が困難である。一般に使用す
るタイルの大きさが大きくなるにつれ、本発明の積層目
地の硬さは大きくするのがよい。
【0019】本発明の軟らかい発泡体は硬い発泡体より
も全目地幅が1.0mm以上大きく、好ましくは1.0
mmから6mmとするのがよい。全目地幅についての硬
い発泡体と、軟らかい発泡体の差はタイルの大きさ、タ
イルとタイルの隙間の大きさに従って大きくななる。目
地幅の差が大きすぎるとタイルとタイルの隙間に挿入す
るのが困難であるばかりか、タイルとタイルの側面の摩
擦抵抗によって軟らかい目地が変形を起こしてタイルと
タイルとの隙間のコンクリート深さが均一にならず、タ
イルとコンクリートのエッヂが直角に仕上がらない外観
の悪い製品となる。
も全目地幅が1.0mm以上大きく、好ましくは1.0
mmから6mmとするのがよい。全目地幅についての硬
い発泡体と、軟らかい発泡体の差はタイルの大きさ、タ
イルとタイルの隙間の大きさに従って大きくななる。目
地幅の差が大きすぎるとタイルとタイルの隙間に挿入す
るのが困難であるばかりか、タイルとタイルの側面の摩
擦抵抗によって軟らかい目地が変形を起こしてタイルと
タイルとの隙間のコンクリート深さが均一にならず、タ
イルとコンクリートのエッヂが直角に仕上がらない外観
の悪い製品となる。
【0020】本発明の軟らかい発泡体の厚さはタイル等
のサイズ、及びタイルとタイルの隙間の大きさ、並びに
隙間の深さ等により、それらが大きくなるに従って大き
くなる傾向にあるが、厚さが1.0mm以上、更に好ま
しくは2.0mm以上である。1.0mm以下ではタイ
ルとタイルの隙間に挿入するとき折り曲がりやすく好ま
しくない。
のサイズ、及びタイルとタイルの隙間の大きさ、並びに
隙間の深さ等により、それらが大きくなるに従って大き
くなる傾向にあるが、厚さが1.0mm以上、更に好ま
しくは2.0mm以上である。1.0mm以下ではタイ
ルとタイルの隙間に挿入するとき折り曲がりやすく好ま
しくない。
【0021】図6は図5で作成した本発明の積層目地を
使ったタイルシートを上下面を逆にして、プレキャスト
コンクリート板製造型枠5の中に複数個配置される。こ
の時タイルの寸法が小さいとタイル1と目地(2)の硬
い発泡体(2)aの間に隙間8が発生することことがあ
るが軟らかい発泡体(2)bにより、タイル1とタイル
1の隙間は完全に密閉される。この時、軟らかい発泡体
(2)bは幅方向に圧縮され、従って軟らかい発泡体
(2)bは当初の硬さより更に硬さを増し、しかも軟ら
かい発泡体(2)bのタイル側面と接する端部はタイル
側面に圧着すれるため、タイルとの間に摩擦を生じコン
クリートの重さでも変形しにくくなる。このタイルシー
トが配置されたプレキャストコンクリート板製造型枠5
の上面より、生コンクリートホース7により生コンクリ
ート6が注入される。この時、本発明の目地(2)は軟
らかい発泡体(2)bによりタイル1の隙間が完全に密
閉され、しかも軟らかい発泡体の端部はタイル1の側面
に押圧されタイル1の間に摩擦力を生じて変形せず、生
コンクリート6は漏れることはない。
使ったタイルシートを上下面を逆にして、プレキャスト
コンクリート板製造型枠5の中に複数個配置される。こ
の時タイルの寸法が小さいとタイル1と目地(2)の硬
い発泡体(2)aの間に隙間8が発生することことがあ
るが軟らかい発泡体(2)bにより、タイル1とタイル
1の隙間は完全に密閉される。この時、軟らかい発泡体
(2)bは幅方向に圧縮され、従って軟らかい発泡体
(2)bは当初の硬さより更に硬さを増し、しかも軟ら
かい発泡体(2)bのタイル側面と接する端部はタイル
側面に圧着すれるため、タイルとの間に摩擦を生じコン
クリートの重さでも変形しにくくなる。このタイルシー
トが配置されたプレキャストコンクリート板製造型枠5
の上面より、生コンクリートホース7により生コンクリ
ート6が注入される。この時、本発明の目地(2)は軟
らかい発泡体(2)bによりタイル1の隙間が完全に密
閉され、しかも軟らかい発泡体の端部はタイル1の側面
に押圧されタイル1の間に摩擦力を生じて変形せず、生
コンクリート6は漏れることはない。
【0022】
【実施例】本発明の目地を次のようにして製作した。2
5%圧縮硬さが1300g/cm2厚さ3mmのポリエ
チレン発泡体を目地幅7.5mmに切断して紐状目地を
製作した。次に硬さ580g/cm2、厚さ3mmのポ
リエチレン発泡体を目地幅9.5mmに切断し、同様に
して紐状目地を製作した。この両目地を両面粘着テープ
にて上下紐状に合わせて両側に軟らかい発泡体が均等に
とびでるように貼り合わせた。次に前述の本発明の積層
目地を使っての実施例を示す。
5%圧縮硬さが1300g/cm2厚さ3mmのポリエ
チレン発泡体を目地幅7.5mmに切断して紐状目地を
製作した。次に硬さ580g/cm2、厚さ3mmのポ
リエチレン発泡体を目地幅9.5mmに切断し、同様に
して紐状目地を製作した。この両目地を両面粘着テープ
にて上下紐状に合わせて両側に軟らかい発泡体が均等に
とびでるように貼り合わせた。次に前述の本発明の積層
目地を使っての実施例を示す。
【実施例1】縦、横、高さがそれぞれ108mm、60
mm、9.5mmのタイルを表を上にしてタイルとタイ
ルの隙間を7.5mmとしてタイルシート製作木枠に配
置し、本発明の積層目地をタイルとタイルの隙間に縦、
横に軟らかい発泡体面を下側にして配置押圧し、更に上
面より片面粘着フイルムを押圧してタイルシートを製作
した。本タイルシートをプレキャストコンクリート板製
造型枠に上下面を逆にして、軟らかい発泡体がコンクリ
ートに接するように配置した後、生コンクリートを15
cmの高さになるよう注入した。2日間養成した後脱型
させ、更に片面粘着フイルム並びに本発明の積層目地を
除去したところタイルの側面にも、表て表面にも全くコ
ンクリートの付着もなくしかもタイルとタイルの隙間の
コンクリートエッヂも直角さが出ており、非常に外観も
良い製品であった。
mm、9.5mmのタイルを表を上にしてタイルとタイ
ルの隙間を7.5mmとしてタイルシート製作木枠に配
置し、本発明の積層目地をタイルとタイルの隙間に縦、
横に軟らかい発泡体面を下側にして配置押圧し、更に上
面より片面粘着フイルムを押圧してタイルシートを製作
した。本タイルシートをプレキャストコンクリート板製
造型枠に上下面を逆にして、軟らかい発泡体がコンクリ
ートに接するように配置した後、生コンクリートを15
cmの高さになるよう注入した。2日間養成した後脱型
させ、更に片面粘着フイルム並びに本発明の積層目地を
除去したところタイルの側面にも、表て表面にも全くコ
ンクリートの付着もなくしかもタイルとタイルの隙間の
コンクリートエッヂも直角さが出ており、非常に外観も
良い製品であった。
【実施例2】実施例1とタイルとタイルの隙間が9mm
に広げた以外は全く同様な方法で作業した。本積層目地
を使ったタイル付きプレキャストコンクリート板は実施
例1と同様に、タイル側面並びに表面もコンクリートの
漏れがなく、外観も良好な製品であった。実施例1並び
に実施例2からわかるように同一積層目地でタイルとタ
イルとの隙間を7.5mmと9mmとしてもコンクリー
トの漏れはなかった。言い換えればタイルの幅が1.5
mm異なっても同一積層目地で完全に漏水を止めること
ができる。
に広げた以外は全く同様な方法で作業した。本積層目地
を使ったタイル付きプレキャストコンクリート板は実施
例1と同様に、タイル側面並びに表面もコンクリートの
漏れがなく、外観も良好な製品であった。実施例1並び
に実施例2からわかるように同一積層目地でタイルとタ
イルとの隙間を7.5mmと9mmとしてもコンクリー
トの漏れはなかった。言い換えればタイルの幅が1.5
mm異なっても同一積層目地で完全に漏水を止めること
ができる。
【0023】
【発明の効果】本発明は以上述べたように目地幅が狭
く、しかも硬さが硬い発泡体と目地幅が広く、しかも硬
さが軟らかい発泡体との積層体を目地として用いること
により、寸法精度の悪いタイルに於いてもタイルとタイ
ルとの隙間を軟らかい発泡体の圧縮柔軟性によって、完
全に密閉することができ、結果として板状装飾物付きコ
ンクリート板製造時に目地の隙間を通じて浸入するコン
クリートを完全に防止することができ、タイルの側面、
並びに表て面を汚染することがない。従って、これまで
行われていた高水圧ジェット洗浄法による高甲水洗の工
程を省くことができるとともに、水洗によるタイルの破
損もなく作業性、並びに経剤性に優れている。またタイ
ルとコンクリートのエッヂが直角にできくるため外観の
良好な板状タイル装飾物付きコンクリート板を提供する
ことができる。
く、しかも硬さが硬い発泡体と目地幅が広く、しかも硬
さが軟らかい発泡体との積層体を目地として用いること
により、寸法精度の悪いタイルに於いてもタイルとタイ
ルとの隙間を軟らかい発泡体の圧縮柔軟性によって、完
全に密閉することができ、結果として板状装飾物付きコ
ンクリート板製造時に目地の隙間を通じて浸入するコン
クリートを完全に防止することができ、タイルの側面、
並びに表て面を汚染することがない。従って、これまで
行われていた高水圧ジェット洗浄法による高甲水洗の工
程を省くことができるとともに、水洗によるタイルの破
損もなく作業性、並びに経剤性に優れている。またタイ
ルとコンクリートのエッヂが直角にできくるため外観の
良好な板状タイル装飾物付きコンクリート板を提供する
ことができる。
【図1】 従来のポリエチレン発泡体製目地の斜視図で
ある。
ある。
【図2】 従来のポリエチレン発泡体製目地を用いての
タイルシート製作箱の断面図である。
タイルシート製作箱の断面図である。
【図3】 プレキャストコンクリート板製作型枠に図2
で製作したタイルシートをセットしたプレキャストコン
クリート板製造断面図である。
で製作したタイルシートをセットしたプレキャストコン
クリート板製造断面図である。
【図4】 本発明の積層目地の1斜視図である。
【図5】 本発明の積層目地を用いてのタイルシート製
作箱の断面図である。
作箱の断面図である。
【図6】 本発明の積層目地を使用したタイルシートを
プレキャストコンクリート製作型枠にセツトしたプレキ
ャストコンクリート板製造断面図である。
プレキャストコンクリート製作型枠にセツトしたプレキ
ャストコンクリート板製造断面図である。
1 タイル 2 従来のポリエチレン発泡体製目地 (2) 本発明の積層目地 (2)a 本発明の積層目地の硬い発泡体 (2)b 本発明の積層目地の軟らかい発泡体 3 片面粘着テープ 4 タイルシート製作用木枠 5 プレキャストコンクリート製作型枠 6 コンクリート 7 生コンクリート注入ホース 8 隙間 9 接合面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B32B 13/04
Claims (3)
- 【請求項1】 JIS,K6767による圧縮硬さが5
80g/cm2〜2000g/cm2の硬さを有する硬
い発泡体と、500g/cm2〜800g/cm2未満
の硬さを有する軟らかい発泡体を接合してなる積層目地
であって、軟らかい発泡体の全目地幅が硬い発泡体の全
目地幅より全幅で1.0mm以上大きく、しかも硬い発
泡体の硬さが軟らかい発泡泡体の硬さより80g/cm
2以上大きいことを特徴とする板状装飾物付きコンクリ
ート板製造用積層目地。 - 【請求項2】 積層目地がポリオレフイン発泡体、ポリ
ウレタン発泡体、ゴム発泡体、塩化ビニル発泡体、ポリ
アクリロニトリル発泡体、ポリエチレン酢酸ビニル発泡
体から組み合わせ選ばれた同種、又は異種の積層目地で
ある請求項1記載の板状装飾物付きコンクリート板製造
用積層目地。 - 【請求項3】 JIS,K6767による圧縮硬さが5
80g/cm2〜2000g/cm2の硬さを有する硬
い発泡と500g/cm2〜800g/cm2未満の硬
さを有する軟らかい発泡体を接合してなる積層目地であ
って、しかも軟らかい発泡体の全目地幅が、硬い発泡体
の全目地幅より1.0mm以上大きく、しかも硬い発泡
体の硬さが軟らかい発泡体の硬さより80g/cm2以
上大きいことを特徴とする積層目地を軟らかい発泡体の
表面が、生コンクリートに接するように所定間隔で整列
してなる板状装飾物の周囲に格子状に配置したのち、生
コンリートを注入してなる板状装飾物付きコンクリート
板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18976794A JPH0825327A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 板状装飾物付きコンクリート板製造用目地、並び に施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18976794A JPH0825327A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 板状装飾物付きコンクリート板製造用目地、並び に施工方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825327A true JPH0825327A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16246852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18976794A Pending JPH0825327A (ja) | 1994-07-11 | 1994-07-11 | 板状装飾物付きコンクリート板製造用目地、並び に施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0825327A (ja) |
-
1994
- 1994-07-11 JP JP18976794A patent/JPH0825327A/ja active Pending
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