JPH0825405A - 樹脂成形品の取付用ブッシュ - Google Patents
樹脂成形品の取付用ブッシュInfo
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- JPH0825405A JPH0825405A JP18513794A JP18513794A JPH0825405A JP H0825405 A JPH0825405 A JP H0825405A JP 18513794 A JP18513794 A JP 18513794A JP 18513794 A JP18513794 A JP 18513794A JP H0825405 A JPH0825405 A JP H0825405A
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、樹脂一体成形により、樹脂モ
ールドされるボルト穴補強用金属ブッシュにおいて、要
求される性能である、ボルト締付力でつぶれない、抜け
ない、回らないという性能を確保しつつ、プレス打抜と
曲げによって簡単に製造することができ、プレス打抜に
よる寸法精度が悪くても、内径寸法精度が得られる樹脂
成形品の取付用ブッシュを提供する。 【構成】 本発明の取付用ブッシュ10は、左右両端側
に互いに噛み合うような凹凸部11,12,11a,1
2aを設けた金属製の板材を接触面13でオーバーラッ
プさせると共に、凹凸部11,12,11a,12aは
巻いたときに巻き方向先端側に間隙14をおいて形成さ
れており、この取付用ブッシュ10をインサートして樹
脂成形するときに間隙14に樹脂が介在して一体に成形
される。
ールドされるボルト穴補強用金属ブッシュにおいて、要
求される性能である、ボルト締付力でつぶれない、抜け
ない、回らないという性能を確保しつつ、プレス打抜と
曲げによって簡単に製造することができ、プレス打抜に
よる寸法精度が悪くても、内径寸法精度が得られる樹脂
成形品の取付用ブッシュを提供する。 【構成】 本発明の取付用ブッシュ10は、左右両端側
に互いに噛み合うような凹凸部11,12,11a,1
2aを設けた金属製の板材を接触面13でオーバーラッ
プさせると共に、凹凸部11,12,11a,12aは
巻いたときに巻き方向先端側に間隙14をおいて形成さ
れており、この取付用ブッシュ10をインサートして樹
脂成形するときに間隙14に樹脂が介在して一体に成形
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂成形品のインサート
用ブッシュに係り、特に車両用エンジンの吸気時期を制
御する樹脂モールド型モータ,車両暖房用ウオータポン
プモータ装置の樹脂製ポンプケースに関する樹脂モール
ドモータ、樹脂カバーの取付ボルト通し穴にボルトを通
して組み付けられる全ての樹脂部品に好適に用いられる
樹脂成形品の取付用ブッシュに関する。
用ブッシュに係り、特に車両用エンジンの吸気時期を制
御する樹脂モールド型モータ,車両暖房用ウオータポン
プモータ装置の樹脂製ポンプケースに関する樹脂モール
ドモータ、樹脂カバーの取付ボルト通し穴にボルトを通
して組み付けられる全ての樹脂部品に好適に用いられる
樹脂成形品の取付用ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂成型品をねじ止め又は加締め
て固定する場合、直接樹脂を固定するとクリープを生じ
るため、一般にブッシュをインサートして樹脂成形品を
成形し、樹脂成形品のクリープ等を防止している。この
種のブッシュには、ボルト締付力でつぶれない、抜けな
い、回らないという基本性能が要求されているために、
回ったり抜けたりしないように抜け止めや回り止め構造
としている。例えばバス用ウオータポンプに使われてい
るものは、真鍮棒から切削し、ブッシュ形状としたもの
に、外周面に網目ローレット加工を施したものである。
このように、外周面に網目ローレット加工を施したりす
ると加工工数が多くなり製造コスト高となる問題があっ
た。
て固定する場合、直接樹脂を固定するとクリープを生じ
るため、一般にブッシュをインサートして樹脂成形品を
成形し、樹脂成形品のクリープ等を防止している。この
種のブッシュには、ボルト締付力でつぶれない、抜けな
い、回らないという基本性能が要求されているために、
回ったり抜けたりしないように抜け止めや回り止め構造
としている。例えばバス用ウオータポンプに使われてい
るものは、真鍮棒から切削し、ブッシュ形状としたもの
に、外周面に網目ローレット加工を施したものである。
このように、外周面に網目ローレット加工を施したりす
ると加工工数が多くなり製造コスト高となる問題があっ
た。
【0003】これを解消するために、板材をカールする
ことにより形成し外周面に溝を少なくとも1個設けた樹
脂成形品のブッシュが提案されている(実公昭62−4
5886号公報参照)。
ことにより形成し外周面に溝を少なくとも1個設けた樹
脂成形品のブッシュが提案されている(実公昭62−4
5886号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案技術は、外周
面に溝を形成しているために、外周面の溝を加工する工
数が必要となる。また板材をカールしたときの両端の合
わせ目の隙間を零とする必要がある為、カール(巻き)
後の内径寸法を確保するには打ち抜き時の寸法精度が要
求されるという問題点がある。
面に溝を形成しているために、外周面の溝を加工する工
数が必要となる。また板材をカールしたときの両端の合
わせ目の隙間を零とする必要がある為、カール(巻き)
後の内径寸法を確保するには打ち抜き時の寸法精度が要
求されるという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、樹脂一体成形により、樹
脂モールドされるボルト穴補強用金属ブッシュにおい
て、要求される性能である、ボルト締付力でつぶれな
い、抜けない、回らないという性能を確保しつつ、プレ
ス打抜と曲げによって簡単に製造することができ、プレ
ス打抜による寸法精度が悪くても、内径寸法精度が得ら
れる樹脂成形品の取付用ブッシュを提供することにあ
る。
脂モールドされるボルト穴補強用金属ブッシュにおい
て、要求される性能である、ボルト締付力でつぶれな
い、抜けない、回らないという性能を確保しつつ、プレ
ス打抜と曲げによって簡単に製造することができ、プレ
ス打抜による寸法精度が悪くても、内径寸法精度が得ら
れる樹脂成形品の取付用ブッシュを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る樹脂成形品
の取付用ブッシュは、樹脂成形品を固定するために樹脂
成形品と一体に成形されている中空状の取付用ブッシュ
において、該ブッシュは左右両端側に互いに噛み合うよ
うな凹凸部を設けた金属製の板材の凹凸部を上下方向で
オーバーラップさせると共に、凹凸部は巻いたときに巻
き方向先端側に間隙をおいて形成されており、該ブッシ
ュをインサートして樹脂成形するときに前記間隙に樹脂
が介在して一体に成形されることを特徴とする。
の取付用ブッシュは、樹脂成形品を固定するために樹脂
成形品と一体に成形されている中空状の取付用ブッシュ
において、該ブッシュは左右両端側に互いに噛み合うよ
うな凹凸部を設けた金属製の板材の凹凸部を上下方向で
オーバーラップさせると共に、凹凸部は巻いたときに巻
き方向先端側に間隙をおいて形成されており、該ブッシ
ュをインサートして樹脂成形するときに前記間隙に樹脂
が介在して一体に成形されることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の樹脂成形品の取付用ブッシュは、左右
両端側に互いに噛み合うような凹凸部を設けた金属製の
板材の凹凸部を上下方向でオーバーラップさせると共
に、凹凸部は巻いたときに巻き方向先端側に間隙をおい
て形成されているので、取付用ブッシュをインサートし
て樹脂成形するときに前記間隙に樹脂が介在して一体に
成形される。このように隙間に樹脂が流れ込むことによ
り、抜け止めと同時に回り止めとなる。
両端側に互いに噛み合うような凹凸部を設けた金属製の
板材の凹凸部を上下方向でオーバーラップさせると共
に、凹凸部は巻いたときに巻き方向先端側に間隙をおい
て形成されているので、取付用ブッシュをインサートし
て樹脂成形するときに前記間隙に樹脂が介在して一体に
成形される。このように隙間に樹脂が流れ込むことによ
り、抜け止めと同時に回り止めとなる。
【0008】また凹凸部のオーバラップ位置での上下方
向の接触面で、ボルト締付力を垂直に受けとめるため、
ボルトの締付力に対し変形することがない。そして板材
を巻くときに凹凸部の先端側に隙間を設けて形成してい
るので、金属製の板材のバネ性を利用し、樹脂成形時に
内径寸法を調整できる。すなわち、板材を巻いて形成す
るときに、内径出来上がり寸法を最終内径寸法より若干
小とし、成形時に、樹脂製品のインサート部である内径
部に入れるインサート用の金型ピンの外径寸法に合わせ
ることができ、これにより板材の打ち抜き精度が悪い場
合でも、インサート用の金型ピンの外径寸法によって取
付用ブッシュの内径寸法精度を出すことができる。
向の接触面で、ボルト締付力を垂直に受けとめるため、
ボルトの締付力に対し変形することがない。そして板材
を巻くときに凹凸部の先端側に隙間を設けて形成してい
るので、金属製の板材のバネ性を利用し、樹脂成形時に
内径寸法を調整できる。すなわち、板材を巻いて形成す
るときに、内径出来上がり寸法を最終内径寸法より若干
小とし、成形時に、樹脂製品のインサート部である内径
部に入れるインサート用の金型ピンの外径寸法に合わせ
ることができ、これにより板材の打ち抜き精度が悪い場
合でも、インサート用の金型ピンの外径寸法によって取
付用ブッシュの内径寸法精度を出すことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
明する。なお、以下に説明する部材,配置等は本発明を
限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変
することができるものである。
【0010】図1乃至図6は本発明の第1実施例を示す
ものであり、図1は樹脂成形品の取付用ブッシュの樹脂
モールド型モータへの使用例を示す斜視図、図2は図1
のA−A断面図、図3は樹脂成形品の取付用ブッシュの
斜視図、図4は図3の巻き加工前の展開形状を示す平面
図、図5は取付雌ねじを備えた金属製取付体にモータを
ボルトにより取り付けた状態を示す一部断面を含む側面
図、図6は図5のボルト取付部を示す断面図である。
ものであり、図1は樹脂成形品の取付用ブッシュの樹脂
モールド型モータへの使用例を示す斜視図、図2は図1
のA−A断面図、図3は樹脂成形品の取付用ブッシュの
斜視図、図4は図3の巻き加工前の展開形状を示す平面
図、図5は取付雌ねじを備えた金属製取付体にモータを
ボルトにより取り付けた状態を示す一部断面を含む側面
図、図6は図5のボルト取付部を示す断面図である。
【0011】本例では、樹脂成形品として樹脂モールド
型モータMを例にして説明する。本例の樹脂モールド型
モータMは、図1で示すように、樹脂ケーシング1の一
端側に取付用のフランジ2が形成され、このフランジ2
には取付孔3が形成され、この取付孔3の中に取付用ブ
ッシュ10(10a,10b,10c)がインサート成
形されている。この取付用ブッシュ10は、樹脂成形品
である樹脂モールド型モータMを固定するために一体成
形されるもので、中空円筒状をしている。なお図1中、
符号4はモータMの出力軸である。
型モータMを例にして説明する。本例の樹脂モールド型
モータMは、図1で示すように、樹脂ケーシング1の一
端側に取付用のフランジ2が形成され、このフランジ2
には取付孔3が形成され、この取付孔3の中に取付用ブ
ッシュ10(10a,10b,10c)がインサート成
形されている。この取付用ブッシュ10は、樹脂成形品
である樹脂モールド型モータMを固定するために一体成
形されるもので、中空円筒状をしている。なお図1中、
符号4はモータMの出力軸である。
【0012】本例の取付用ブッシュ10は、金属製の板
材から形成されており、図4で示すように、巻き方向の
左右両端側には、中央から互いに上下方向に、凹凸部1
1,12,11a,12aを形成しており、取付用ブッ
シュ10を巻いて形成したときに互いに噛み合うように
形成されている。つまり、板材を巻いて中空円筒状の取
付用ブッシュ10に形成するが、このとき取付用ブッシ
ュ10の巻いた方向で中央位置にある凹凸部11,1
2,11a,12aが、上下方向で接触面13において
オーバーラップすると共に、凹凸部11,12,11
a,12aの巻き方向先端側は間隙14が形成される。
材から形成されており、図4で示すように、巻き方向の
左右両端側には、中央から互いに上下方向に、凹凸部1
1,12,11a,12aを形成しており、取付用ブッ
シュ10を巻いて形成したときに互いに噛み合うように
形成されている。つまり、板材を巻いて中空円筒状の取
付用ブッシュ10に形成するが、このとき取付用ブッシ
ュ10の巻いた方向で中央位置にある凹凸部11,1
2,11a,12aが、上下方向で接触面13において
オーバーラップすると共に、凹凸部11,12,11
a,12aの巻き方向先端側は間隙14が形成される。
【0013】上記取付用ブッシュ10を用いて成形する
ときには、次のように行うことが出来る。すなわち、先
ずSPCC(冷間圧延鋼板)等の板材を打ち抜きプレス
型(不図示)で打ち抜くが、この打ち抜きは、前記した
ように、巻き方向の左右両端側に互いに噛み合うような
凹凸部11,12,11a,12aが形成されるよう
に、予め打ち抜きプレス型によって連続して打ち抜く。
ときには、次のように行うことが出来る。すなわち、先
ずSPCC(冷間圧延鋼板)等の板材を打ち抜きプレス
型(不図示)で打ち抜くが、この打ち抜きは、前記した
ように、巻き方向の左右両端側に互いに噛み合うような
凹凸部11,12,11a,12aが形成されるよう
に、予め打ち抜きプレス型によって連続して打ち抜く。
【0014】次に、打ち抜かれた、板材を曲げ型(図示
せず)によって巻いて取付用ブッシュ10を形成する。
このとき、凹凸部11,12,11a,12aは巻いた
ときに、巻き方向先端側に間隙14をおいて形成され
る。従って曲げ型により、内径出来上がり寸法を最終内
径寸法より若干小さく巻いておいて、成形時に、樹脂製
品である樹脂モールド型モータMの取付孔(即ちインサ
ート部である内径部)3に入れて成形する。このときイ
ンサート部となる成形型の突起ピン(図示せず)に、巻
いた取付用ブッシュ10を固定させて、突起ピンの外径
寸法に合わせることができる。このように、板材を巻く
とき、凹凸部11,12,11a,12aの巻き方向先
端側に間隙14を設けて形成しているので、金属製の板
材のバネ性を利用し、樹脂成形時に内径寸法を調整で
き、これにより板材の打ち抜き精度が悪い場合でも、取
付用ブッシュ10の内径寸法精度を出すことが可能とな
る。
せず)によって巻いて取付用ブッシュ10を形成する。
このとき、凹凸部11,12,11a,12aは巻いた
ときに、巻き方向先端側に間隙14をおいて形成され
る。従って曲げ型により、内径出来上がり寸法を最終内
径寸法より若干小さく巻いておいて、成形時に、樹脂製
品である樹脂モールド型モータMの取付孔(即ちインサ
ート部である内径部)3に入れて成形する。このときイ
ンサート部となる成形型の突起ピン(図示せず)に、巻
いた取付用ブッシュ10を固定させて、突起ピンの外径
寸法に合わせることができる。このように、板材を巻く
とき、凹凸部11,12,11a,12aの巻き方向先
端側に間隙14を設けて形成しているので、金属製の板
材のバネ性を利用し、樹脂成形時に内径寸法を調整で
き、これにより板材の打ち抜き精度が悪い場合でも、取
付用ブッシュ10の内径寸法精度を出すことが可能とな
る。
【0015】また凹凸部11,12,11a,12aを
巻いたときに形成される間隙14に、成形時に樹脂が流
れ込むことにより、上下方向(図2)への抜け止めと同
時に、取付孔3内における回り止めとなる。また図5及
び図6で示すように、ボルト5を用いて取付体(例えば
金属製)6に樹脂モールド型モータMを取り付けるとき
に、取付用ブッシュ10内にボルト5を装着して締結す
るが、凹凸部11,12,11a,12aの上下方向オ
ーバラップ位置の接触面13で、ボルト5の締付力を垂
直に受けとめるため、ボルト5の締付力に対し変形する
ことなく強固に取付が可能となる。
巻いたときに形成される間隙14に、成形時に樹脂が流
れ込むことにより、上下方向(図2)への抜け止めと同
時に、取付孔3内における回り止めとなる。また図5及
び図6で示すように、ボルト5を用いて取付体(例えば
金属製)6に樹脂モールド型モータMを取り付けるとき
に、取付用ブッシュ10内にボルト5を装着して締結す
るが、凹凸部11,12,11a,12aの上下方向オ
ーバラップ位置の接触面13で、ボルト5の締付力を垂
直に受けとめるため、ボルト5の締付力に対し変形する
ことなく強固に取付が可能となる。
【0016】図7及び図8は本発明に係る他の実施例を
示すものであり、図7は樹脂成形品の取付用ブッシュ1
0の斜視図、図8は図7の巻き加工前の展開形状を示す
平面図である。本例では上記実施例の作用と同様作用を
行う部分には同一符号を付してその説明を省略する。
示すものであり、図7は樹脂成形品の取付用ブッシュ1
0の斜視図、図8は図7の巻き加工前の展開形状を示す
平面図である。本例では上記実施例の作用と同様作用を
行う部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0017】前記実施例では、左右の凹凸部11,1
2,11a,12aが上下の一カ所の接触面で当接する
ような形状にしたが、本例では、図8で示すように、巻
き方向の左右端部の一方に、中央突起16を形成し、他
方には中央突起16と係合する凹部17を形成してい
る。そして巻いたときに図7で示すように、中央突起1
6と凹部17とが係合して取付用ブッシュ10を形成す
る。本例においても、巻き方向の先端部には間隙14が
形成されている。従って、前記実施例と同様な作用効果
を奏することができる。なお本例では隙間14が三カ所
で形成されており、樹脂ケーシング1とより一体となり
易く、ボルト5の締付に対する抜け止めと回り止め強度
が増加する。
2,11a,12aが上下の一カ所の接触面で当接する
ような形状にしたが、本例では、図8で示すように、巻
き方向の左右端部の一方に、中央突起16を形成し、他
方には中央突起16と係合する凹部17を形成してい
る。そして巻いたときに図7で示すように、中央突起1
6と凹部17とが係合して取付用ブッシュ10を形成す
る。本例においても、巻き方向の先端部には間隙14が
形成されている。従って、前記実施例と同様な作用効果
を奏することができる。なお本例では隙間14が三カ所
で形成されており、樹脂ケーシング1とより一体となり
易く、ボルト5の締付に対する抜け止めと回り止め強度
が増加する。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、左右両端
側に互いに噛み合うような凹凸部を設けた金属製の板材
の凹凸部を上下方向でオーバーラップさせると共に、凹
凸部は巻いたときに巻き方向先端側に間隙をおいて形成
されているので、取付用ブッシュをインサートして樹脂
成形するときに間隙に樹脂が介在して一体に成形され
る。このため樹脂が流れ込むことにより、抜け止めと同
時に回り止めとなる。また凹凸部のオーバラップ位置で
の上下方向接触面で、ボルトの締付力を垂直に受けとめ
るため、ボルトの締付力に対し変形することがない。
側に互いに噛み合うような凹凸部を設けた金属製の板材
の凹凸部を上下方向でオーバーラップさせると共に、凹
凸部は巻いたときに巻き方向先端側に間隙をおいて形成
されているので、取付用ブッシュをインサートして樹脂
成形するときに間隙に樹脂が介在して一体に成形され
る。このため樹脂が流れ込むことにより、抜け止めと同
時に回り止めとなる。また凹凸部のオーバラップ位置で
の上下方向接触面で、ボルトの締付力を垂直に受けとめ
るため、ボルトの締付力に対し変形することがない。
【0019】また板材を巻くとき凹凸部の巻き方向先端
側に隙間を設けて形成しているので、金属製の板材のバ
ネ性を利用し、樹脂成形時に内径寸法を調整できる。す
なわち、板材を巻いて形成するときに、内径出来上がり
寸法を最終内径寸法より若干小とし、成形時に、樹脂製
品のインサート部である内径部に入れるインサート用の
金型ピンの外径寸法に合わせることができ、これにより
板材の打ち抜き精度が悪い場合でも、インサート用の金
型ピンの外径寸法によって取付用ブッシュの内径寸法精
度を出すことができる。
側に隙間を設けて形成しているので、金属製の板材のバ
ネ性を利用し、樹脂成形時に内径寸法を調整できる。す
なわち、板材を巻いて形成するときに、内径出来上がり
寸法を最終内径寸法より若干小とし、成形時に、樹脂製
品のインサート部である内径部に入れるインサート用の
金型ピンの外径寸法に合わせることができ、これにより
板材の打ち抜き精度が悪い場合でも、インサート用の金
型ピンの外径寸法によって取付用ブッシュの内径寸法精
度を出すことができる。
【0020】以上のように本発明によれば、樹脂一体成
形により、樹脂モールドされるボルト穴補強用金属取付
用ブッシュにおいて、要求される性能である、ボルト締
付力でつぶれない、抜けない、回らないという性能を確
保しつつ、プレス打ち抜きと曲げによって簡単に製造す
ることができ、プレス打ち抜きによる寸法精度が悪くて
も、内径寸法精度が得られる樹脂成形品の取付用ブッシ
ュを提供することができる。
形により、樹脂モールドされるボルト穴補強用金属取付
用ブッシュにおいて、要求される性能である、ボルト締
付力でつぶれない、抜けない、回らないという性能を確
保しつつ、プレス打ち抜きと曲げによって簡単に製造す
ることができ、プレス打ち抜きによる寸法精度が悪くて
も、内径寸法精度が得られる樹脂成形品の取付用ブッシ
ュを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂成形品の取付用ブッシュの樹
脂モールド型モータへの使用例を示す斜視図である。
脂モールド型モータへの使用例を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】本発明に係る樹脂成形品の取付用ブッシュの斜
視図である。
視図である。
【図4】図3の巻き加工前の展開形状を示す平面図であ
る。
る。
【図5】取付雌ねじを備えた金属製取付体にモータをボ
ルトにより取り付けた状態を示す一部断面を含む側面図
である。
ルトにより取り付けた状態を示す一部断面を含む側面図
である。
【図6】図5のボルト取付部を示す断面図である。
【図7】他の実施例を示す樹脂成形品の取付用ブッシュ
の斜視図である。
の斜視図である。
【図8】図7の巻き加工前の展開形状を示す平面図であ
る。
る。
1 樹脂ケーシング 2 フランジ 3 取付孔 4 出力軸 5 ボルト 6 取付体 10(10a,10b,10c) 取付用ブッシュ 11,12 凸部 11a,12a 凹部 13 接触面 14 間隙 16 中央突起 17 凹部 M 樹脂モールド型モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂成形品を固定するために樹脂成形品
と一体に成形されている中空状の取付用ブッシュにおい
て、該ブッシュは左右両端側に互いに噛み合うような凹
凸部を設けた金属製の板材の凹凸部を上下方向でオーバ
ーラップさせると共に、凹凸部は巻いたときに巻き方向
先端側に間隙をおいて形成されており、該ブッシュをイ
ンサートして樹脂成形するときに前記間隙に樹脂が介在
して一体に成形されることを特徴とする樹脂成形品の取
付用ブッシュ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18513794A JP2858081B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 樹脂成形品の取付用ブッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18513794A JP2858081B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 樹脂成形品の取付用ブッシュ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0825405A true JPH0825405A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2858081B2 JP2858081B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=16165527
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18513794A Expired - Fee Related JP2858081B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 樹脂成形品の取付用ブッシュ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2858081B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP18513794A patent/JP2858081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2858081B2 (ja) | 1999-02-17 |
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Legal Events
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