JPH08254096A - シールド掘削機のテールシール交換方法 - Google Patents
シールド掘削機のテールシール交換方法Info
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- JPH08254096A JPH08254096A JP7056357A JP5635795A JPH08254096A JP H08254096 A JPH08254096 A JP H08254096A JP 7056357 A JP7056357 A JP 7056357A JP 5635795 A JP5635795 A JP 5635795A JP H08254096 A JPH08254096 A JP H08254096A
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- tail seal
- tail
- shield excavator
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- Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 テールシールの交換位置に制約を受けること
なく、安全にテールシールの交換を行うことのできるシ
ールド掘削機のテールシール交換方法を提供することを
目的とする。 【構成】 テールシール7,7,…を交換するに先立
ち、内外を連通する開孔10aを備えたテールシール交
換用セグメント10,10,…を全周にわたって組み付
け、これがシールド掘削機1の前進により後方の周囲地
盤G2中に露出した後に、テールシール交換用セグメン
ト10,10,…に取り付けた薬液注入管12,12,
…から薬液を注入することによって所定範囲の周囲地盤
G2’を改良し、しかる後にテールシール7,7,…を
交換する構成とした。
なく、安全にテールシールの交換を行うことのできるシ
ールド掘削機のテールシール交換方法を提供することを
目的とする。 【構成】 テールシール7,7,…を交換するに先立
ち、内外を連通する開孔10aを備えたテールシール交
換用セグメント10,10,…を全周にわたって組み付
け、これがシールド掘削機1の前進により後方の周囲地
盤G2中に露出した後に、テールシール交換用セグメン
ト10,10,…に取り付けた薬液注入管12,12,
…から薬液を注入することによって所定範囲の周囲地盤
G2’を改良し、しかる後にテールシール7,7,…を
交換する構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド掘削機で、例
えば地下鉄や下水等、長距離にわたるトンネルを築造す
るに際して用いて好適なシールド掘削機のテールシール
交換方法に関するものである。
えば地下鉄や下水等、長距離にわたるトンネルを築造す
るに際して用いて好適なシールド掘削機のテールシール
交換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、シールド工法を用いてト
ンネルを築造するときには、シールド掘削機で地盤を掘
進しつつ、シールド掘削機の外殻をなすスキンプレート
内でセグメントを所定形状に組み立てることによって、
シールド掘削機の後方にトンネルを築造している。
ンネルを築造するときには、シールド掘削機で地盤を掘
進しつつ、シールド掘削機の外殻をなすスキンプレート
内でセグメントを所定形状に組み立てることによって、
シールド掘削機の後方にトンネルを築造している。
【0003】このようなシールド掘削機は、組み立てた
セグメントの外周面とスキンプレートの内周面との間隙
から、地下水や土砂がシールド掘削機内に流入するのを
防止するため、スキンプレートの後端部にテールシール
を具備している。このテールシールは、例えば地下鉄用
や下水用等、特に長距離にわたってトンネルを築造する
場合に傷むことがあり、テールシールが傷んだ場合には
これを交換する必要があった。
セグメントの外周面とスキンプレートの内周面との間隙
から、地下水や土砂がシールド掘削機内に流入するのを
防止するため、スキンプレートの後端部にテールシール
を具備している。このテールシールは、例えば地下鉄用
や下水用等、特に長距離にわたってトンネルを築造する
場合に傷むことがあり、テールシールが傷んだ場合には
これを交換する必要があった。
【0004】従来、テールシールを交換するには、その
交換作業時に地下水や土砂が前記間隙からシールド掘削
機内に流入しないよう、周囲地盤に薬液を注入する等し
て地盤改良を行って安全を確保した後に、シールド掘削
機内からテールシールを交換していた。
交換作業時に地下水や土砂が前記間隙からシールド掘削
機内に流入しないよう、周囲地盤に薬液を注入する等し
て地盤改良を行って安全を確保した後に、シールド掘削
機内からテールシールを交換していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のシールド掘削機のテールシール交換方法
には、以下のような問題が存在する。まず、テールシー
ルを交換するためにシールド掘削機の周囲地盤の改良を
行うには、地表面から薬液を注入しなければならないた
め、トンネルへの土被りが大きい場合には、地盤改良の
施工精度が問題となる。この問題は、周囲地盤からの土
圧、地下水圧が高い場所においても同様である。このよ
うな場所において十分な地盤改良を行うには、地盤改良
にかかるコストが多大なものとなってしまう。このよう
な理由から、現状では、テールシールの交換作業は、土
被りが浅く、土圧,地下水圧の低い場所でしか行うこと
ができず、これによってテールシールの交換場所に制約
を受けているという問題があった。また、シールド掘削
機が停止した位置でテールシールを交換する必要がある
場合には、特にシールド掘削機の下側の地盤改良を十分
に行うことができないために、作業の安全性に問題があ
った。本発明は、以上のような点を考慮してなされたも
ので、テールシールの交換位置に制約を受けることな
く、安全にテールシールの交換を行うことのできるシー
ルド掘削機のテールシール交換方法を提供することを目
的とする。
たような従来のシールド掘削機のテールシール交換方法
には、以下のような問題が存在する。まず、テールシー
ルを交換するためにシールド掘削機の周囲地盤の改良を
行うには、地表面から薬液を注入しなければならないた
め、トンネルへの土被りが大きい場合には、地盤改良の
施工精度が問題となる。この問題は、周囲地盤からの土
圧、地下水圧が高い場所においても同様である。このよ
うな場所において十分な地盤改良を行うには、地盤改良
にかかるコストが多大なものとなってしまう。このよう
な理由から、現状では、テールシールの交換作業は、土
被りが浅く、土圧,地下水圧の低い場所でしか行うこと
ができず、これによってテールシールの交換場所に制約
を受けているという問題があった。また、シールド掘削
機が停止した位置でテールシールを交換する必要がある
場合には、特にシールド掘削機の下側の地盤改良を十分
に行うことができないために、作業の安全性に問題があ
った。本発明は、以上のような点を考慮してなされたも
ので、テールシールの交換位置に制約を受けることな
く、安全にテールシールの交換を行うことのできるシー
ルド掘削機のテールシール交換方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シールド掘削機で前方の地盤を掘進しつつ、該シールド
掘削機の外郭をなす略円筒状のスキンプレート内でセグ
メントを組み立てることによってその後方側にトンネル
を築造していくときに、組み立てた前記セグメントの外
周面と前記スキンプレートの内周面との間隙を塞ぐため
に前記スキンプレートのテール部に具備したテールシー
ルを交換するに先立ち、内外を連通する開孔を備えたテ
ールシール交換用セグメントを、先に組み立てた前記セ
グメントに連続して組み付け、さらに掘進を続行して前
記シールド掘削機を前進させることによってその後方の
地盤中に前記テールシール交換用セグメントを露出させ
た後、地盤固化手段によりトンネル内から前記テールシ
ール交換用セグメントの前記開孔を通して周囲地盤を固
化させ、しかる後に前記シールド掘削機内で前記テール
シールを交換することを特徴としている。
シールド掘削機で前方の地盤を掘進しつつ、該シールド
掘削機の外郭をなす略円筒状のスキンプレート内でセグ
メントを組み立てることによってその後方側にトンネル
を築造していくときに、組み立てた前記セグメントの外
周面と前記スキンプレートの内周面との間隙を塞ぐため
に前記スキンプレートのテール部に具備したテールシー
ルを交換するに先立ち、内外を連通する開孔を備えたテ
ールシール交換用セグメントを、先に組み立てた前記セ
グメントに連続して組み付け、さらに掘進を続行して前
記シールド掘削機を前進させることによってその後方の
地盤中に前記テールシール交換用セグメントを露出させ
た後、地盤固化手段によりトンネル内から前記テールシ
ール交換用セグメントの前記開孔を通して周囲地盤を固
化させ、しかる後に前記シールド掘削機内で前記テール
シールを交換することを特徴としている。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1記載のシ
ールド掘削機のテールシール交換方法において、前記地
盤固化手段を、前記テールシール交換用セグメントの開
孔に薬液注入管を挿入し、該薬液注入管から周囲地盤中
に薬液を注入して地盤を改良する構成とすることを特徴
としている。
ールド掘削機のテールシール交換方法において、前記地
盤固化手段を、前記テールシール交換用セグメントの開
孔に薬液注入管を挿入し、該薬液注入管から周囲地盤中
に薬液を注入して地盤を改良する構成とすることを特徴
としている。
【0008】請求項3に係る発明は、請求項1記載のシ
ールド掘削機のテールシール交換方法において、前記地
盤固化手段を、前記テールシール交換用セグメントの開
孔に凍結管を挿入し、該凍結管によって周囲地盤を凍結
させる構成とすることを特徴としている。
ールド掘削機のテールシール交換方法において、前記地
盤固化手段を、前記テールシール交換用セグメントの開
孔に凍結管を挿入し、該凍結管によって周囲地盤を凍結
させる構成とすることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、テールシールを交換
するに先立ち、内外を連通する開孔を備えたテールシー
ル交換用セグメントを組み付け、シールド機の前進によ
りその後方の地盤中にテールシール交換用セグメントを
露出させた後に、地盤固化手段でトンネル内からテール
シール交換用セグメントの開孔を通して周囲地盤を固化
させ、しかる後にテールシールを交換する構成とした。
このようにして、テールシール交換用セグメントを組み
付けて周囲地盤を固化することによって、周囲地盤を、
地表面からではなくトンネル内から固化することができ
る。このとき、テールシール交換用セグメントをトンネ
ルの全周にわたって組み付けることによって、周囲地盤
を全周にわたって固化することができる。
するに先立ち、内外を連通する開孔を備えたテールシー
ル交換用セグメントを組み付け、シールド機の前進によ
りその後方の地盤中にテールシール交換用セグメントを
露出させた後に、地盤固化手段でトンネル内からテール
シール交換用セグメントの開孔を通して周囲地盤を固化
させ、しかる後にテールシールを交換する構成とした。
このようにして、テールシール交換用セグメントを組み
付けて周囲地盤を固化することによって、周囲地盤を、
地表面からではなくトンネル内から固化することができ
る。このとき、テールシール交換用セグメントをトンネ
ルの全周にわたって組み付けることによって、周囲地盤
を全周にわたって固化することができる。
【0010】請求項2記載の発明では、地盤固化手段
を、テールシール交換用セグメントの開孔に薬液注入管
を挿入し、この薬液注入管から周囲地盤中に薬液を注入
する構成とした。これにより、注入した薬液によって周
囲地盤を改良して固化することができる。
を、テールシール交換用セグメントの開孔に薬液注入管
を挿入し、この薬液注入管から周囲地盤中に薬液を注入
する構成とした。これにより、注入した薬液によって周
囲地盤を改良して固化することができる。
【0011】請求項3記載の発明では、テールシール交
換用セグメントの開孔に凍結管を挿入し、凍結管によっ
て周囲地盤を凍結させる構成とした。これにより、周囲
地盤や地下水を固化させることができる。
換用セグメントの開孔に凍結管を挿入し、凍結管によっ
て周囲地盤を凍結させる構成とした。これにより、周囲
地盤や地下水を固化させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す第一および第二実
施例を参照して説明する。
施例を参照して説明する。
【0013】[第一実施例]まず、ここでは、本発明に
かかるシールド掘削機のテールシール交換方法を適用し
てテールシールを交換するときに、周囲地盤を薬液注入
によって改良する場合の第一実施例を用いて説明する。
図1は、築造中のトンネルTを示すものである。この図
に示すように、トンネルTを築造するためのシールド掘
削機1は、断面視外形円筒状で、掘進方向前方の地盤G
1を掘削するための略円盤状の掘削部2が備えられ、そ
の後方側に、その外殻をなす円筒状のスキンプレート3
が備えられた概略構成となっている。このスキンプレー
ト3内には、掘削部2をその軸線回りに回転駆動させる
ための駆動装置4、掘削したズリを後方に排出するズリ
搬出装置5、築造すべきトンネルTを構成する鉄筋コン
クリート造のセグメントSを所定の形状に組み立てるセ
グメント組立装置(図示なし)、組み立てたセグメント
Sに反力を得てシールド掘削機1を前進させるための油
圧ジャッキ6等が備えられている。
かかるシールド掘削機のテールシール交換方法を適用し
てテールシールを交換するときに、周囲地盤を薬液注入
によって改良する場合の第一実施例を用いて説明する。
図1は、築造中のトンネルTを示すものである。この図
に示すように、トンネルTを築造するためのシールド掘
削機1は、断面視外形円筒状で、掘進方向前方の地盤G
1を掘削するための略円盤状の掘削部2が備えられ、そ
の後方側に、その外殻をなす円筒状のスキンプレート3
が備えられた概略構成となっている。このスキンプレー
ト3内には、掘削部2をその軸線回りに回転駆動させる
ための駆動装置4、掘削したズリを後方に排出するズリ
搬出装置5、築造すべきトンネルTを構成する鉄筋コン
クリート造のセグメントSを所定の形状に組み立てるセ
グメント組立装置(図示なし)、組み立てたセグメント
Sに反力を得てシールド掘削機1を前進させるための油
圧ジャッキ6等が備えられている。
【0014】スキンプレート3のテール部3aの内周面
には、組み立てたセグメントS,S,…の外周面と、該
テール部3aの内周面の間隙から、周囲地盤G2の地下
水や土砂が流れ込んでくるのを防止するため、複数枚の
テールシール7,7,…が設けられている。
には、組み立てたセグメントS,S,…の外周面と、該
テール部3aの内周面の間隙から、周囲地盤G2の地下
水や土砂が流れ込んでくるのを防止するため、複数枚の
テールシール7,7,…が設けられている。
【0015】このようなシールド掘削機1では、従来と
同様に、掘削部2を駆動装置4で回転駆動させることに
より前方の地盤G1を掘削しつつ、スキンプレート3内
においてセグメント組立装置(図示なし)でセグメント
S,S,…を所定の形状に組み上げている。そして、油
圧ジャッキ6を伸長させて組み上げたセグメントS,
S,…の前端部に反力を得て、シールド掘削機1を図中
矢印(イ)方向に前進させることによって、その後方側
にトンネルTを築造していくようになっている。
同様に、掘削部2を駆動装置4で回転駆動させることに
より前方の地盤G1を掘削しつつ、スキンプレート3内
においてセグメント組立装置(図示なし)でセグメント
S,S,…を所定の形状に組み上げている。そして、油
圧ジャッキ6を伸長させて組み上げたセグメントS,
S,…の前端部に反力を得て、シールド掘削機1を図中
矢印(イ)方向に前進させることによって、その後方側
にトンネルTを築造していくようになっている。
【0016】次に、シールド掘削機1のテールシール
7,7,…が傷んだときに、これを交換する方法につい
て説明する。これには、まず、テールシール7,7,…
を交換する位置Pを決める。そして、トンネルTを築造
していき、この交換位置Pよりも所定寸法手前において
は、鉄筋コンクリート製のセグメントSに替えて、テー
ルシール交換用セグメント10,10,…を用いて、こ
れらを、スキンプレート3内のセグメント組立装置(図
示なし)で、先に組み立てた通常のセグメントS,S,
…に連続させて、トンネルTの全周にわたって組み立て
る。各テールシール交換用セグメント10は、鋼製で、
その周面の所定位置には、内外に連通する開孔10aが
形成された構成となっている。
7,7,…が傷んだときに、これを交換する方法につい
て説明する。これには、まず、テールシール7,7,…
を交換する位置Pを決める。そして、トンネルTを築造
していき、この交換位置Pよりも所定寸法手前において
は、鉄筋コンクリート製のセグメントSに替えて、テー
ルシール交換用セグメント10,10,…を用いて、こ
れらを、スキンプレート3内のセグメント組立装置(図
示なし)で、先に組み立てた通常のセグメントS,S,
…に連続させて、トンネルTの全周にわたって組み立て
る。各テールシール交換用セグメント10は、鋼製で、
その周面の所定位置には、内外に連通する開孔10aが
形成された構成となっている。
【0017】そして、テールシール交換用セグメント1
0,10,…を、例えばトンネルTの長さ方向に2リン
グ分組み立てた後、シールド掘削機1による前方の地盤
G1の掘進を続行し、通常のセグメントSを組み立てて
トンネルTを延長築造する。この後、シールド掘削機1
の前進により、先に組み立てたテールシール交換用セグ
メント10,10,…が、スキンプレート3のテール部
3aよりも後方の周囲地盤G2中に露出した時点で、シ
ールド掘削機1の掘進を一旦停止させる(図1に示した
状態)。
0,10,…を、例えばトンネルTの長さ方向に2リン
グ分組み立てた後、シールド掘削機1による前方の地盤
G1の掘進を続行し、通常のセグメントSを組み立てて
トンネルTを延長築造する。この後、シールド掘削機1
の前進により、先に組み立てたテールシール交換用セグ
メント10,10,…が、スキンプレート3のテール部
3aよりも後方の周囲地盤G2中に露出した時点で、シ
ールド掘削機1の掘進を一旦停止させる(図1に示した
状態)。
【0018】続いて、各テールシール交換用セグメント
10の開孔10aにパッカー11を取り付けた後、薬液
注入管(地盤固化手段)12,12,…を、トンネルT
の内側から、各パッカー11を通して周囲地盤G2中に
差し込む。このとき、所定範囲の周囲地盤G2’が改良
されるように、各薬液注入管12の差し込み角度、差し
込み長さを設定する。
10の開孔10aにパッカー11を取り付けた後、薬液
注入管(地盤固化手段)12,12,…を、トンネルT
の内側から、各パッカー11を通して周囲地盤G2中に
差し込む。このとき、所定範囲の周囲地盤G2’が改良
されるように、各薬液注入管12の差し込み角度、差し
込み長さを設定する。
【0019】トンネルTの全周にわたって薬液注入管1
2,12,…の設置が完了した後、図示しない薬液注入
装置から地盤改良用の薬液を薬液注入管12,12,…
に送り込み、これを周囲地盤G2中に注入する。そし
て、所定量の薬液を注入することによって、所定範囲の
周囲地盤G2’が改良されて固化し、テールシール7,
7,…からの漏水が防止されるとともに、地下水の流動
がなくなる。なお、この薬液の注入量は、所定範囲の周
囲地盤G2’が確実に改良されるよう、土質、地下水量
等に応じて設定するのは言うまでもない。
2,12,…の設置が完了した後、図示しない薬液注入
装置から地盤改良用の薬液を薬液注入管12,12,…
に送り込み、これを周囲地盤G2中に注入する。そし
て、所定量の薬液を注入することによって、所定範囲の
周囲地盤G2’が改良されて固化し、テールシール7,
7,…からの漏水が防止されるとともに、地下水の流動
がなくなる。なお、この薬液の注入量は、所定範囲の周
囲地盤G2’が確実に改良されるよう、土質、地下水量
等に応じて設定するのは言うまでもない。
【0020】このようにして所定範囲の周囲地盤G2’
が十分に改良された後、テールシール交換用セグメント
10,10,…の前方側に組み付けたセグメントS’,
S’,…を取り外して、交換すべきテールシール7,
7,…を露出させる。続いて、これらテールシール7,
7,…を取り外し、これに替えて、新しいテールシール
7,7,…を取り付ける。
が十分に改良された後、テールシール交換用セグメント
10,10,…の前方側に組み付けたセグメントS’,
S’,…を取り外して、交換すべきテールシール7,
7,…を露出させる。続いて、これらテールシール7,
7,…を取り外し、これに替えて、新しいテールシール
7,7,…を取り付ける。
【0021】テールシール7,7,…の交換作業の完了
後は、取り外した前記セグメントS’,S’,…を再び
組み付ける。また、これとともに、テールシール交換用
セグメント10,10,…に差し込んだ薬液注入管1
2,12,…を取り外す。
後は、取り外した前記セグメントS’,S’,…を再び
組み付ける。また、これとともに、テールシール交換用
セグメント10,10,…に差し込んだ薬液注入管1
2,12,…を取り外す。
【0022】そして、この後は、通常と同様にして、シ
ールド掘削機1の掘削部2で前方の地盤G1を掘進しつ
つ、セグメントS,S,…を組み立てていくことによっ
て、トンネルTを築造していく。
ールド掘削機1の掘削部2で前方の地盤G1を掘進しつ
つ、セグメントS,S,…を組み立てていくことによっ
て、トンネルTを築造していく。
【0023】上述したシールド掘削機1のテールシール
7,7,…の交換方法では、テールシール7,7,…を
交換するに先立ち、内外を連通する開孔10aを備えた
テールシール交換用セグメント10,10,…を全周に
わたって組み付け、これがシールド掘削機1の前進によ
り後方の周囲地盤G2中に露出した後に、テールシール
交換用セグメント10,10,…に取り付けた薬液注入
管12,12,…から薬液を注入することによって所定
範囲の周囲地盤G2’を改良して固化させ、しかる後に
テールシール7,7,…を交換する構成とした。このよ
うにして、地表面からではなくトンネルT内から所定範
囲の周囲地盤G2’を改良することができるので、その
深度、場所等にかかわらず、トンネルTの周囲を全周に
わたって十分に地盤改良することができる。したがっ
て、テールシール7,7,…の交換位置Pについて制約
を受けることなく、大深度あるいは土圧や地下水圧が高
い場所など、トンネルTの任意の位置において、テール
シール7,7,…の交換作業を安全に行うことが可能と
なる。また、地表面からではなくトンネルT内から所定
範囲の周囲地盤G2’を改良することによって、使用す
る薬液の量を削減することができ、地盤改良コストを抑
さえることが可能となる。
7,7,…の交換方法では、テールシール7,7,…を
交換するに先立ち、内外を連通する開孔10aを備えた
テールシール交換用セグメント10,10,…を全周に
わたって組み付け、これがシールド掘削機1の前進によ
り後方の周囲地盤G2中に露出した後に、テールシール
交換用セグメント10,10,…に取り付けた薬液注入
管12,12,…から薬液を注入することによって所定
範囲の周囲地盤G2’を改良して固化させ、しかる後に
テールシール7,7,…を交換する構成とした。このよ
うにして、地表面からではなくトンネルT内から所定範
囲の周囲地盤G2’を改良することができるので、その
深度、場所等にかかわらず、トンネルTの周囲を全周に
わたって十分に地盤改良することができる。したがっ
て、テールシール7,7,…の交換位置Pについて制約
を受けることなく、大深度あるいは土圧や地下水圧が高
い場所など、トンネルTの任意の位置において、テール
シール7,7,…の交換作業を安全に行うことが可能と
なる。また、地表面からではなくトンネルT内から所定
範囲の周囲地盤G2’を改良することによって、使用す
る薬液の量を削減することができ、地盤改良コストを抑
さえることが可能となる。
【0024】[第二実施例]次に、本発明にかかるシー
ルド掘削機のテールシール交換方法を適用して、薬液注
入のみの地盤改良では不十分で、凍結工法が必要とな
り、かつ地下水流があり凍土の成長が阻害される恐れの
ある地盤中において、テールシールを交換するときに、
薬液注入とともに周囲地盤を凍結させることによって地
盤を固化させる場合の第二実施例を用いて説明する。周
囲地盤G2が、薬液注入のみの地盤改良では不十分で、
凍結工法が必要となり、かつ地下水流があり凍土の成長
が阻害される恐れのある地盤である場合には、まず、前
記第一実施例と同様にして、テールシール7,7,…を
交換すべき位置Pの手前で、テールシール交換用セグメ
ント10,10,…を組み付け、これがシールド掘削機
1の前進により後方の周囲地盤G2中に露出した後に、
薬液注入管12,12,…から所定量の薬液を注入す
る。
ルド掘削機のテールシール交換方法を適用して、薬液注
入のみの地盤改良では不十分で、凍結工法が必要とな
り、かつ地下水流があり凍土の成長が阻害される恐れの
ある地盤中において、テールシールを交換するときに、
薬液注入とともに周囲地盤を凍結させることによって地
盤を固化させる場合の第二実施例を用いて説明する。周
囲地盤G2が、薬液注入のみの地盤改良では不十分で、
凍結工法が必要となり、かつ地下水流があり凍土の成長
が阻害される恐れのある地盤である場合には、まず、前
記第一実施例と同様にして、テールシール7,7,…を
交換すべき位置Pの手前で、テールシール交換用セグメ
ント10,10,…を組み付け、これがシールド掘削機
1の前進により後方の周囲地盤G2中に露出した後に、
薬液注入管12,12,…から所定量の薬液を注入す
る。
【0025】さらに、薬液の注入後に、テールシール交
換用セグメント10,10,…から薬液注入管12,1
2,…を引き抜き、これに替えて、凍結管(地盤固化手
段)13,13,…を挿入する。そして、図示しない凍
結装置によって、凍結管13,13,…を冷却して所定
範囲の周囲地盤G2’中の地下水を凍結させる。
換用セグメント10,10,…から薬液注入管12,1
2,…を引き抜き、これに替えて、凍結管(地盤固化手
段)13,13,…を挿入する。そして、図示しない凍
結装置によって、凍結管13,13,…を冷却して所定
範囲の周囲地盤G2’中の地下水を凍結させる。
【0026】そして、このようにして所定範囲の周囲地
盤G2’を固化した後に、前記第一実施例と同様にし
て、テールシール7,7,…の交換作業を行う。
盤G2’を固化した後に、前記第一実施例と同様にし
て、テールシール7,7,…の交換作業を行う。
【0027】上述したシールド掘削機1のテールシール
7,7,…の交換方法では、周囲地盤G2中が、薬液注
入のみの地盤改良では不十分で、凍結工法が必要とな
り、かつ地下水流があり凍土の成長が阻害される恐れの
ある地盤であっても、テールシール7,7,…の交換に
先立ち、薬液を注入するとともに、凍結管13,13,
…で所定範囲の周囲地盤G2’中の地下水を凍結させる
構成とした。これによって、トンネルTの周囲を全周に
わたって十分に固化させることができるので、前記第一
実施例と同様に、テールシール7,7,…の交換作業
を、その交換位置Pに制約を受けることなく、安全に行
うことが可能となる。
7,7,…の交換方法では、周囲地盤G2中が、薬液注
入のみの地盤改良では不十分で、凍結工法が必要とな
り、かつ地下水流があり凍土の成長が阻害される恐れの
ある地盤であっても、テールシール7,7,…の交換に
先立ち、薬液を注入するとともに、凍結管13,13,
…で所定範囲の周囲地盤G2’中の地下水を凍結させる
構成とした。これによって、トンネルTの周囲を全周に
わたって十分に固化させることができるので、前記第一
実施例と同様に、テールシール7,7,…の交換作業
を、その交換位置Pに制約を受けることなく、安全に行
うことが可能となる。
【0028】なお、上記第一および第二実施例では、周
囲地盤G2を、薬液注入、または薬液注入と凍結の併用
によって固化する例を用いたが、もちろん、十分な地盤
改良が行えるのであれば、凍結管13,13,…で凍結
させるのみとしてもよい。また、シールド掘削機1の各
部については、その構成を限定するものではなく、いか
なる形式のシールド掘削機にも上記構成を適用すること
ができる。
囲地盤G2を、薬液注入、または薬液注入と凍結の併用
によって固化する例を用いたが、もちろん、十分な地盤
改良が行えるのであれば、凍結管13,13,…で凍結
させるのみとしてもよい。また、シールド掘削機1の各
部については、その構成を限定するものではなく、いか
なる形式のシールド掘削機にも上記構成を適用すること
ができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るシ
ールド掘削機のテールシール交換方法によれば、テール
シールを交換するに先立ち、内外を連通する開孔を備え
たテールシール交換用セグメントを組み付け、シールド
機の前進によりその後方の地盤中にテールシール交換用
セグメントを露出させた後に、地盤固化手段でトンネル
内からテールシール交換用セグメントの開孔を通して周
囲地盤を固化させ、しかる後にテールシールを交換する
構成とした。このようにして、テールシール交換用セグ
メントを組み付けて地盤固化手段で周囲地盤を固化する
ことによって、周囲地盤を、地表面からではなくトンネ
ル内から十分に固化することができる。このとき、テー
ルシール交換用セグメントをトンネルの全周にわたって
組み付けることによって、周囲地盤を全周にわたって固
化することができる。したがって、テールシールの交換
作業を、その交換位置に制約を受けることなく、安全に
行うことが可能となる。
ールド掘削機のテールシール交換方法によれば、テール
シールを交換するに先立ち、内外を連通する開孔を備え
たテールシール交換用セグメントを組み付け、シールド
機の前進によりその後方の地盤中にテールシール交換用
セグメントを露出させた後に、地盤固化手段でトンネル
内からテールシール交換用セグメントの開孔を通して周
囲地盤を固化させ、しかる後にテールシールを交換する
構成とした。このようにして、テールシール交換用セグ
メントを組み付けて地盤固化手段で周囲地盤を固化する
ことによって、周囲地盤を、地表面からではなくトンネ
ル内から十分に固化することができる。このとき、テー
ルシール交換用セグメントをトンネルの全周にわたって
組み付けることによって、周囲地盤を全周にわたって固
化することができる。したがって、テールシールの交換
作業を、その交換位置に制約を受けることなく、安全に
行うことが可能となる。
【0030】請求項2に係るシールド掘削機のテールシ
ール交換方法によれば、地盤固化手段を、テールシール
交換用セグメントの開孔に薬液注入管を挿入し、この薬
液注入管から周囲地盤中に薬液を注入する構成とした。
これにより、注入した薬液によって周囲地盤を改良して
固化することができる。また、このようにして、地表面
からではなくトンネル内から周囲地盤を改良することに
よって、使用する薬液の量を削減することができ、地盤
改良コストを抑さえることが可能となる。
ール交換方法によれば、地盤固化手段を、テールシール
交換用セグメントの開孔に薬液注入管を挿入し、この薬
液注入管から周囲地盤中に薬液を注入する構成とした。
これにより、注入した薬液によって周囲地盤を改良して
固化することができる。また、このようにして、地表面
からではなくトンネル内から周囲地盤を改良することに
よって、使用する薬液の量を削減することができ、地盤
改良コストを抑さえることが可能となる。
【0031】請求項3に係るシールド掘削機のテールシ
ール交換方法によれば、テールシール交換用セグメント
の開孔に凍結管を挿入し、凍結管によって周囲地盤を凍
結させる構成とした。これにより、周囲地盤や地下水を
固化させることができ、薬液注入のみの地盤改良では不
十分で、凍結工法が必要となり、かつ地下水流があり凍
土の成長が阻害される恐れのある地盤中であっても、テ
ールシールの交換作業を安全に行うことが可能となる。
ール交換方法によれば、テールシール交換用セグメント
の開孔に凍結管を挿入し、凍結管によって周囲地盤を凍
結させる構成とした。これにより、周囲地盤や地下水を
固化させることができ、薬液注入のみの地盤改良では不
十分で、凍結工法が必要となり、かつ地下水流があり凍
土の成長が阻害される恐れのある地盤中であっても、テ
ールシールの交換作業を安全に行うことが可能となる。
【図1】本発明に係るシールド掘削機のテールシール交
換方法の一例を示す立断面図である。
換方法の一例を示す立断面図である。
1 シールド掘削機 3 スキンプレート 10 テールシール交換用セグメント 10a 開孔 12 薬液注入管(地盤固化手段) 13 凍結管(地盤固化手段) S セグメント T トンネル G1 地盤 G2 周囲地盤
Claims (3)
- 【請求項1】 シールド掘削機で前方の地盤を掘進しつ
つ、該シールド掘削機の外郭をなす略円筒状のスキンプ
レート内でセグメントを組み立てることによってその後
方側にトンネルを築造していくときに、 組み立てた前記セグメントの外周面と前記スキンプレー
トの内周面との間隙を塞ぐために前記スキンプレートの
テール部に具備したテールシールを交換するに先立ち、 内外を連通する開孔を備えたテールシール交換用セグメ
ントを、先に組み立てた前記セグメントに連続して組み
付け、さらに掘進を続行して前記シールド掘削機を前進
させることによってその後方の地盤中に前記テールシー
ル交換用セグメントを露出させた後、地盤固化手段によ
りトンネル内から前記テールシール交換用セグメントの
前記開孔を通して周囲地盤を固化させ、 しかる後に前記シールド掘削機内で前記テールシールを
交換することを特徴とするシールド掘削機のテールシー
ル交換方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のシールド掘削機のテール
シール交換方法において、前記地盤固化手段を、前記テ
ールシール交換用セグメントの開孔に薬液注入管を挿入
し、該薬液注入管から周囲地盤中に薬液を注入して地盤
を改良する構成とすることを特徴とするシールド掘削機
のテールシール交換方法。 - 【請求項3】 請求項1記載のシールド掘削機のテール
シール交換方法において、前記地盤固化手段を、前記テ
ールシール交換用セグメントの開孔に凍結管を挿入し、
該凍結管によって周囲地盤を凍結させる構成とすること
を特徴とするシールド掘削機のテールシール交換方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056357A JPH08254096A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シールド掘削機のテールシール交換方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7056357A JPH08254096A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シールド掘削機のテールシール交換方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254096A true JPH08254096A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13025003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7056357A Withdrawn JPH08254096A (ja) | 1995-03-15 | 1995-03-15 | シールド掘削機のテールシール交換方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254096A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007169881A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Shimizu Corp | グラウチング方法 |
| JP2009046809A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Kajima Corp | シールド掘進機におけるテールシールの整備方法および装置 |
| CN112360520A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-12 | 中铁隧道局集团有限公司 | 车站施工系统及其施工方法 |
-
1995
- 1995-03-15 JP JP7056357A patent/JPH08254096A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007169881A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Shimizu Corp | グラウチング方法 |
| JP2009046809A (ja) * | 2007-08-13 | 2009-03-05 | Kajima Corp | シールド掘進機におけるテールシールの整備方法および装置 |
| CN112360520A (zh) * | 2020-10-22 | 2021-02-12 | 中铁隧道局集团有限公司 | 车站施工系统及其施工方法 |
| CN112360520B (zh) * | 2020-10-22 | 2021-05-25 | 中铁隧道局集团有限公司 | 车站施工系统及其施工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |