JPH08254105A - 動力回収ラジアルタービンの冷却方法 - Google Patents
動力回収ラジアルタービンの冷却方法Info
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- JPH08254105A JPH08254105A JP5929795A JP5929795A JPH08254105A JP H08254105 A JPH08254105 A JP H08254105A JP 5929795 A JP5929795 A JP 5929795A JP 5929795 A JP5929795 A JP 5929795A JP H08254105 A JPH08254105 A JP H08254105A
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 title claims description 31
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 66
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- 238000005265 energy consumption Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プラントがシャットダウンしたとき、動力回
収ラジアルタービンのラジアルタービンを簡単な回路で
冷却する。 【構成】 プラントシャットダウン信号が入力される制
御器12で吐出管路4に連通するバイパス管路5に介装
されているバイパス弁V5と、ラジアルタービン1に連
通する駆動ガス供給管路7に介装されている遮断弁V7
とを開弁し、プラントシャットダウン信号が入力される
サージ防止調節計13で前記バイパス管路5から分岐し
た放出管路6に介装されているサージ防止弁V6の開度
を調整する構成にすれば、吐出管路4、バイパス管路
5、駆動ガス供給管路7を通して圧縮用ガスを供給して
ラジアルタービン1を冷却することができる。
収ラジアルタービンのラジアルタービンを簡単な回路で
冷却する。 【構成】 プラントシャットダウン信号が入力される制
御器12で吐出管路4に連通するバイパス管路5に介装
されているバイパス弁V5と、ラジアルタービン1に連
通する駆動ガス供給管路7に介装されている遮断弁V7
とを開弁し、プラントシャットダウン信号が入力される
サージ防止調節計13で前記バイパス管路5から分岐し
た放出管路6に介装されているサージ防止弁V6の開度
を調整する構成にすれば、吐出管路4、バイパス管路
5、駆動ガス供給管路7を通して圧縮用ガスを供給して
ラジアルタービン1を冷却することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に設備費とプラント
等シャットダウン時の運転費との削減を可能ならしめる
ようにした動力回収ラジアルタービンの冷却方法に関す
る。
等シャットダウン時の運転費との削減を可能ならしめる
ようにした動力回収ラジアルタービンの冷却方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】動力回収ラジアルタービンの主要構成
は、その模式的系統図の図2に示すように、ラジアルタ
ービン1と、電動機2と、圧縮機3とから構成されてお
り、前記電動機3の一方にラジアルタービン1が、他方
に圧縮機3がそれぞれギヤーを介して連結されている。
このような動力回収ラジアルタービンを起動するに際し
ては、先ず案内翼操作器3bを作動させて圧縮機3の入
口案内翼3aを開け、吐出ガスをプラント等の吐出ガス
供給先側に供給する吐出管路4に連通する、バイパス管
路5から分岐した放出管路6に介装されているサージ防
止弁V6を閉弁し、バイパス管路5を通じて駆動ガス供
給管路7から供給される吐出ガスで定格運転点(定格圧
力、定格流量)に到達させる。その際には、バイパス管
路5の放出管路6の分岐点よりも排ガス戻し管路9側に
介装されているバイパス弁V5は全開、前記吐出管路4
に介装されているプラント側吐出弁V4は全閉されてい
る。
は、その模式的系統図の図2に示すように、ラジアルタ
ービン1と、電動機2と、圧縮機3とから構成されてお
り、前記電動機3の一方にラジアルタービン1が、他方
に圧縮機3がそれぞれギヤーを介して連結されている。
このような動力回収ラジアルタービンを起動するに際し
ては、先ず案内翼操作器3bを作動させて圧縮機3の入
口案内翼3aを開け、吐出ガスをプラント等の吐出ガス
供給先側に供給する吐出管路4に連通する、バイパス管
路5から分岐した放出管路6に介装されているサージ防
止弁V6を閉弁し、バイパス管路5を通じて駆動ガス供
給管路7から供給される吐出ガスで定格運転点(定格圧
力、定格流量)に到達させる。その際には、バイパス管
路5の放出管路6の分岐点よりも排ガス戻し管路9側に
介装されているバイパス弁V5は全開、前記吐出管路4
に介装されているプラント側吐出弁V4は全閉されてい
る。
【0003】ラジアルタービン1のガス入口1aには、
バイパス管路5のバイパス弁V5の介装位置よりも排ガ
ス戻し管路9側で分岐し、遮断弁V7が介装されてなる
駆動ガス供給管路7が連通し、この駆動ガス供給管路7
から供給されるガスでラジアルタービン1が駆動される
と共に冷却される。その後、前記バイパス弁V5を徐々
に閉め、前記プラント側吐出弁V4を徐々に開けていく
ことにより圧縮機1で圧縮された吐出ガスがプラント等
に供給される。最終的には、全ての吐出ガスがプラント
等に供給され、そしてプラント等で生成された排ガスが
駆動ガス供給管路7を通してラジアルタービン1に供給
されることにより動力回収が行われ、電動機3の所要動
力が軽減されるように構成されている。
バイパス管路5のバイパス弁V5の介装位置よりも排ガ
ス戻し管路9側で分岐し、遮断弁V7が介装されてなる
駆動ガス供給管路7が連通し、この駆動ガス供給管路7
から供給されるガスでラジアルタービン1が駆動される
と共に冷却される。その後、前記バイパス弁V5を徐々
に閉め、前記プラント側吐出弁V4を徐々に開けていく
ことにより圧縮機1で圧縮された吐出ガスがプラント等
に供給される。最終的には、全ての吐出ガスがプラント
等に供給され、そしてプラント等で生成された排ガスが
駆動ガス供給管路7を通してラジアルタービン1に供給
されることにより動力回収が行われ、電動機3の所要動
力が軽減されるように構成されている。
【0004】一方、プラント等のシャットダウンで排ガ
ス戻し管路9、駆動ガス供給管路7を通してラジアルタ
ービン1に排ガスが供給されなくなると、ラジアルター
ビン1が冷却されなくなる。そのため、バイパス管路5
のバイパス弁V5と放出管路6の分岐位置との間で分岐
して、前記駆動ガス供給管路7の遮断弁V7の介装位置
よりもラジアルタービン側に連通する並列管路8に介装
されているオン・オフ弁V8を開弁し、前記圧縮機1で
圧縮された吐出ガスをラジアルタービン1に供給するこ
とによりこのラジアルタービン1を冷却するようにして
いる。なお、吐出管路4から分岐した分岐管に設けられ
てなるものは流量伝送器10と圧力伝送器11であり、
排ガス戻し管路9に介装されてなるものは逆止弁V9で
ある。
ス戻し管路9、駆動ガス供給管路7を通してラジアルタ
ービン1に排ガスが供給されなくなると、ラジアルター
ビン1が冷却されなくなる。そのため、バイパス管路5
のバイパス弁V5と放出管路6の分岐位置との間で分岐
して、前記駆動ガス供給管路7の遮断弁V7の介装位置
よりもラジアルタービン側に連通する並列管路8に介装
されているオン・オフ弁V8を開弁し、前記圧縮機1で
圧縮された吐出ガスをラジアルタービン1に供給するこ
とによりこのラジアルタービン1を冷却するようにして
いる。なお、吐出管路4から分岐した分岐管に設けられ
てなるものは流量伝送器10と圧力伝送器11であり、
排ガス戻し管路9に介装されてなるものは逆止弁V9で
ある。
【0005】また、このような動力ラジアルタービンの
回路系統に介装されている各制御弁V6,V7,V8お
よび案内翼操作器3bはサージ防止調節計13、圧力調
節計14で制御されるようになっている。
回路系統に介装されている各制御弁V6,V7,V8お
よび案内翼操作器3bはサージ防止調節計13、圧力調
節計14で制御されるようになっている。
【0006】より詳しくは、遮断弁V7とオン・オフ弁
V8とは制御器12により、サージ防止弁V6は前記流
量伝送器10からの吐出ガスの流量信号が入力されるサ
ージ防止調節計13により、また案内翼操作器3bは前
記圧力伝送器11からの吐出ガスの圧力信号が入力され
る圧力調節計14によりそれぞれ制御されるように構成
されている。つまり、サージ防止弁V6の開度の加減に
より管路内の吐出ガスを大気中に放出することにより圧
縮機3をサージから防止すると共に、案内翼操作器3b
の開度の加減によりプラントへ供給する吐出ガスの圧力
を調整するようにしている。
V8とは制御器12により、サージ防止弁V6は前記流
量伝送器10からの吐出ガスの流量信号が入力されるサ
ージ防止調節計13により、また案内翼操作器3bは前
記圧力伝送器11からの吐出ガスの圧力信号が入力され
る圧力調節計14によりそれぞれ制御されるように構成
されている。つまり、サージ防止弁V6の開度の加減に
より管路内の吐出ガスを大気中に放出することにより圧
縮機3をサージから防止すると共に、案内翼操作器3b
の開度の加減によりプラントへ供給する吐出ガスの圧力
を調整するようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記動力回収ラジアル
タービンは有用であって、ラジアルタービンの冷却に対
して格別の問題はない。しかしながら、プラント等のシ
ャットダウンに際してラジアルタービンを冷却するため
の並列管路が必要で、この動力回収ラジアルタービンの
設備費にとって経済的に好ましくないだけでなく、ラジ
アルタービンの冷却に圧縮機で圧縮したガスを利用する
ため、圧縮機のアンロード運転が不可能で、電動機の駆
動エネルギーに関しても経済的に不利にならざるを得な
いという解決すべき課題があった。また、サージ防止に
よってサージ防止弁から管路内のガスが大気中に放出さ
れてしまうので、ラジアルタービンを必ずしも充分に冷
却できないという解決すべき課題もあった。
タービンは有用であって、ラジアルタービンの冷却に対
して格別の問題はない。しかしながら、プラント等のシ
ャットダウンに際してラジアルタービンを冷却するため
の並列管路が必要で、この動力回収ラジアルタービンの
設備費にとって経済的に好ましくないだけでなく、ラジ
アルタービンの冷却に圧縮機で圧縮したガスを利用する
ため、圧縮機のアンロード運転が不可能で、電動機の駆
動エネルギーに関しても経済的に不利にならざるを得な
いという解決すべき課題があった。また、サージ防止に
よってサージ防止弁から管路内のガスが大気中に放出さ
れてしまうので、ラジアルタービンを必ずしも充分に冷
却できないという解決すべき課題もあった。
【0008】従って、本発明の目的とするところは、設
備費とプラント等シャットダウン時の運転費との削減を
可能ならしめると共に、サージ防止によってもラジアル
タービンを確実に冷却することを可能ならしめる動力回
収ラジアルタービンの冷却方法を提供するにある。
備費とプラント等シャットダウン時の運転費との削減を
可能ならしめると共に、サージ防止によってもラジアル
タービンを確実に冷却することを可能ならしめる動力回
収ラジアルタービンの冷却方法を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記実情に鑑み
てなされたものであって、従って本発明の請求項1に係
る動力回収ラジアルタービンの冷却方法の要旨は、電動
機の一方側にラジアルタービンが、他方側に圧縮機が配
設され、前記圧縮機から吐出ガス供給先側に吐出弁が介
装されてなる吐出管路が連通し、該吐出管路に、バイパ
ス弁が介装されると共に、サージ防止弁が介装されてな
る放出管路が分岐したバイパス管路が連通し、該バイパ
ス管路の前記バイパス弁側の他方に前記吐出ガス供給先
側で生成された排ガスを戻す排ガス戻し管路が連通し、
該排ガス戻し管路が駆動ガス供給管路として前記ラジア
ルタービンに連通する動力回収ラジアルタービンの前記
吐出ガス供給先側がシャットダウンしたときに、冷却ガ
スを供給して前記ラジアルタービンを冷却する動力回収
ラジアルタービンの冷却方法において、前記吐出弁を閉
弁し、前記吐出ガス供給先側のシャットダウン信号に基
づいて前記バイパス弁を開弁すると共に、前記サージ防
止弁を前記ラジアルタービンの冷却に要する冷却ガスの
流量と圧力とが得られる開度に開弁することを特徴とす
る。
てなされたものであって、従って本発明の請求項1に係
る動力回収ラジアルタービンの冷却方法の要旨は、電動
機の一方側にラジアルタービンが、他方側に圧縮機が配
設され、前記圧縮機から吐出ガス供給先側に吐出弁が介
装されてなる吐出管路が連通し、該吐出管路に、バイパ
ス弁が介装されると共に、サージ防止弁が介装されてな
る放出管路が分岐したバイパス管路が連通し、該バイパ
ス管路の前記バイパス弁側の他方に前記吐出ガス供給先
側で生成された排ガスを戻す排ガス戻し管路が連通し、
該排ガス戻し管路が駆動ガス供給管路として前記ラジア
ルタービンに連通する動力回収ラジアルタービンの前記
吐出ガス供給先側がシャットダウンしたときに、冷却ガ
スを供給して前記ラジアルタービンを冷却する動力回収
ラジアルタービンの冷却方法において、前記吐出弁を閉
弁し、前記吐出ガス供給先側のシャットダウン信号に基
づいて前記バイパス弁を開弁すると共に、前記サージ防
止弁を前記ラジアルタービンの冷却に要する冷却ガスの
流量と圧力とが得られる開度に開弁することを特徴とす
る。
【0010】本発明の請求項2に係る動力回収ラジアル
タービンの冷却方法の要旨は、請求項1に記載の動力回
収ラジアルタービンの冷却方法において、前記圧縮機の
入口案内翼を閉作動させることを特徴とする。
タービンの冷却方法の要旨は、請求項1に記載の動力回
収ラジアルタービンの冷却方法において、前記圧縮機の
入口案内翼を閉作動させることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3に係る動力回収ラジアル
タービンの冷却方法の要旨は、請求項1又は2に記載の
動力回収ラジアルタービンの冷却方法において、吐出流
量低下信号および吐出圧上昇信号に基づいて前記バイパ
ス弁を開弁すると共に、前記サージ防止弁を前記ラジア
ルタービンの冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが得
られる開度に開弁することを特徴とする。
タービンの冷却方法の要旨は、請求項1又は2に記載の
動力回収ラジアルタービンの冷却方法において、吐出流
量低下信号および吐出圧上昇信号に基づいて前記バイパ
ス弁を開弁すると共に、前記サージ防止弁を前記ラジア
ルタービンの冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが得
られる開度に開弁することを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係る動力回収ラジアルター
ビンの冷却方法によれば、動力回収ラジアルタービンの
吐出ガス供給先側がシャットダウンしたときは、吐出弁
を閉弁し、前記吐出ガス供給先側のシャットダウン信号
に基づいて前記バイパス弁を開弁すると共に、前記サー
ジ防止弁を前記ラジアルタービンの冷却に要する冷却ガ
スの流量と圧力とが得られる開度に開弁されるので、ガ
ス入口から圧縮機に流入する圧縮用ガスを吐出管路、バ
イパス管路および駆動ガス供給管路を介してラジアルタ
ービンに供給することができる。
ビンの冷却方法によれば、動力回収ラジアルタービンの
吐出ガス供給先側がシャットダウンしたときは、吐出弁
を閉弁し、前記吐出ガス供給先側のシャットダウン信号
に基づいて前記バイパス弁を開弁すると共に、前記サー
ジ防止弁を前記ラジアルタービンの冷却に要する冷却ガ
スの流量と圧力とが得られる開度に開弁されるので、ガ
ス入口から圧縮機に流入する圧縮用ガスを吐出管路、バ
イパス管路および駆動ガス供給管路を介してラジアルタ
ービンに供給することができる。
【0013】本発明の請求項2に係る動力回収ラジアル
タービンの冷却方法によれば、請求項1に記載の動力回
収ラジアルタービンの冷却方法の作用に加えて、圧縮機
の入口案内翼を閉じることにより、圧縮機をアンロード
運転することができる。
タービンの冷却方法によれば、請求項1に記載の動力回
収ラジアルタービンの冷却方法の作用に加えて、圧縮機
の入口案内翼を閉じることにより、圧縮機をアンロード
運転することができる。
【0014】本発明の請求項3に係る動力回収ラジアル
タービンの冷却方法によれば、請求項1又は2に記載の
動力回収ラジアルタービンの作用に加えて、吐出流量低
下信号および吐出圧上昇信号に基づいて前記バイパス弁
を開弁すると共に、前記サージ防止弁を前記ラジアルタ
ービンの冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが得られ
る開度に開弁して、ラジアルタービンに冷却に要する流
量と圧力の冷却ガスを供給することができる。
タービンの冷却方法によれば、請求項1又は2に記載の
動力回収ラジアルタービンの作用に加えて、吐出流量低
下信号および吐出圧上昇信号に基づいて前記バイパス弁
を開弁すると共に、前記サージ防止弁を前記ラジアルタ
ービンの冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが得られ
る開度に開弁して、ラジアルタービンに冷却に要する流
量と圧力の冷却ガスを供給することができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例に係る動力回収ラジア
ルタービンの冷却方法を実現するる動力回収ラジアルタ
ービンを、その模式的系統図の図1を参照しながら、上
記従来例と同一のものならびに同一機能を有するものを
同一符号を以て説明する。但し、本実施例が相違すると
ころは回路系の一部と、この回路系に介装されている各
弁類の制御方式の相違にあるから、これら相違点だけの
説明に止める。
ルタービンの冷却方法を実現するる動力回収ラジアルタ
ービンを、その模式的系統図の図1を参照しながら、上
記従来例と同一のものならびに同一機能を有するものを
同一符号を以て説明する。但し、本実施例が相違すると
ころは回路系の一部と、この回路系に介装されている各
弁類の制御方式の相違にあるから、これら相違点だけの
説明に止める。
【0016】図1から良く理解されるように、この動力
回収ラジアルタービンでは、従来例において設けられて
いたオン・オフ弁が介装されてなる並列管路を省略した
回路系統になっている。そして、制御器12、サージ防
止調節計13および圧力調節計14のそれぞれには、プ
ラントシャットダウン信号、サージ防止信号である吐出
圧上昇および吐出流量低下信号が入力されるようになっ
ており、これら制御器12、サージ防止調節計13およ
び圧力調節計14によって、回路系に介装されてなる弁
類の開閉が制御されるように構成されている。
回収ラジアルタービンでは、従来例において設けられて
いたオン・オフ弁が介装されてなる並列管路を省略した
回路系統になっている。そして、制御器12、サージ防
止調節計13および圧力調節計14のそれぞれには、プ
ラントシャットダウン信号、サージ防止信号である吐出
圧上昇および吐出流量低下信号が入力されるようになっ
ており、これら制御器12、サージ防止調節計13およ
び圧力調節計14によって、回路系に介装されてなる弁
類の開閉が制御されるように構成されている。
【0017】より詳しくは、従来は制御器12により遮
断弁V7とオン・オフ弁V8とを制御していたのに対し
て、本実施例では制御器12により遮断弁V7、バイパ
ス弁V5(三方切換弁V31 を介して制御する。)、案
内翼操作器3b(三方切換弁V32 で制御される案内翼
操作器3bにより制御する。)を制御するようにしてい
る。また、従来と同様に、流量伝送器10からの吐出ガ
スの流量信号が入力されるサージ防止調節計13により
サージ防止弁V6を制御すると共に、圧力伝送器11か
らの吐出ガスの圧力信号が入力される圧力調節計14に
より案内翼操作器3bの開度を加減制御するように構成
されている。
断弁V7とオン・オフ弁V8とを制御していたのに対し
て、本実施例では制御器12により遮断弁V7、バイパ
ス弁V5(三方切換弁V31 を介して制御する。)、案
内翼操作器3b(三方切換弁V32 で制御される案内翼
操作器3bにより制御する。)を制御するようにしてい
る。また、従来と同様に、流量伝送器10からの吐出ガ
スの流量信号が入力されるサージ防止調節計13により
サージ防止弁V6を制御すると共に、圧力伝送器11か
らの吐出ガスの圧力信号が入力される圧力調節計14に
より案内翼操作器3bの開度を加減制御するように構成
されている。
【0018】以下、上記構成になる動力回収ラジアルタ
ービンの作用態様を説明すると、この動力回収ラジアル
タービンの通常運転は、従来の場合とほぼ同様に行われ
る。即ち、案内翼操作器3bを作動させることにより圧
縮機3の入口案内翼3aを開け、吐出ガスをバイパス管
路5から分岐した放出管路6に介装されているサージ防
止弁V6を閉弁し、バイパス管路5を通じて駆動ガス供
給管路7から供給される吐出ガスで定格運転点(定格圧
力、定格流量)に到達させる。その際は、バイパス弁V
5は全開されており、またプラント側吐出弁V4は全閉
されている。その後、前記バイパス弁V5を徐々に閉弁
し、前記プラント側吐出弁V4を徐々に開けていくこと
により、圧縮機1で圧縮された吐出ガスがプラント等に
供給される。最終的には、全ての吐出ガスがプラント等
に供給され、そしてプラント等で生成された排ガスが逆
止弁V9が介装されてなる排ガス戻し管路9、遮断弁V
7が介装されてなる駆動ガス供給管路7を通してラジア
ルタービン1に供給されることにより動力回収が行わ
れ、電動機3の所要動力が軽減される。
ービンの作用態様を説明すると、この動力回収ラジアル
タービンの通常運転は、従来の場合とほぼ同様に行われ
る。即ち、案内翼操作器3bを作動させることにより圧
縮機3の入口案内翼3aを開け、吐出ガスをバイパス管
路5から分岐した放出管路6に介装されているサージ防
止弁V6を閉弁し、バイパス管路5を通じて駆動ガス供
給管路7から供給される吐出ガスで定格運転点(定格圧
力、定格流量)に到達させる。その際は、バイパス弁V
5は全開されており、またプラント側吐出弁V4は全閉
されている。その後、前記バイパス弁V5を徐々に閉弁
し、前記プラント側吐出弁V4を徐々に開けていくこと
により、圧縮機1で圧縮された吐出ガスがプラント等に
供給される。最終的には、全ての吐出ガスがプラント等
に供給され、そしてプラント等で生成された排ガスが逆
止弁V9が介装されてなる排ガス戻し管路9、遮断弁V
7が介装されてなる駆動ガス供給管路7を通してラジア
ルタービン1に供給されることにより動力回収が行わ
れ、電動機3の所要動力が軽減される。
【0019】ところが、吐出ガス供給先側であるプラン
トがシャットダウンされると、プラントからシャットダ
ウン信号が制御器12、サージ防止調節計13および圧
力調節計14のそれぞれに入力される。そして、従来の
動力回収ラジアルタービンと同様に、プラント側吐出弁
V4が閉弁されると共に、制御器12により前記バイパ
ス弁V5と遮断弁V7とが開弁され、そして案内翼操作
器3bの制御により入口案内翼3aが閉じられる一方、
サージ防止調節計13によりサージ防止弁V6がラジア
ルタービン1の冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが
得られる開度になるように制御される。勿論、従来と同
様に、入口案内翼3aを閉じることなく、この圧縮機3
で圧縮したガスをラジアルタービン1に供給して冷却す
ることもできる。
トがシャットダウンされると、プラントからシャットダ
ウン信号が制御器12、サージ防止調節計13および圧
力調節計14のそれぞれに入力される。そして、従来の
動力回収ラジアルタービンと同様に、プラント側吐出弁
V4が閉弁されると共に、制御器12により前記バイパ
ス弁V5と遮断弁V7とが開弁され、そして案内翼操作
器3bの制御により入口案内翼3aが閉じられる一方、
サージ防止調節計13によりサージ防止弁V6がラジア
ルタービン1の冷却に要する冷却ガスの流量と圧力とが
得られる開度になるように制御される。勿論、従来と同
様に、入口案内翼3aを閉じることなく、この圧縮機3
で圧縮したガスをラジアルタービン1に供給して冷却す
ることもできる。
【0020】従って、ガス入口から圧縮機3に流入する
圧縮用ガスが吐出管路4、バイパス管路5、駆動ガス供
給管路7を通してラジアルタービン1に流入するので、
従来のように並列管路を設ける必要がなくなり、回路系
のコストを削減することができる。さらに、上記のとお
り、圧縮機3の入口案内翼3aが閉じられるので、プラ
ントが復帰されるまでの間における圧縮機3のアンロー
ド運転が可能になり、電動機2の駆動エネルギーの削減
も可能になる。
圧縮用ガスが吐出管路4、バイパス管路5、駆動ガス供
給管路7を通してラジアルタービン1に流入するので、
従来のように並列管路を設ける必要がなくなり、回路系
のコストを削減することができる。さらに、上記のとお
り、圧縮機3の入口案内翼3aが閉じられるので、プラ
ントが復帰されるまでの間における圧縮機3のアンロー
ド運転が可能になり、電動機2の駆動エネルギーの削減
も可能になる。
【0021】また、上記のとおり、前記制御器12、サ
ージ防止調節計13および圧力調節計14のそれぞれに
は、サージ防止信号である吐出圧上昇および吐出流量低
下信号も入力される。そのため、従来ではサージ防止に
よって、サージ防止弁V6から大気中にガスが放出され
てしまうので、ラジアルタービン1を充分に冷却するこ
とができない場合があったが、サージ防止信号に基づく
バイパス弁V5の開弁によりラジアルタービン1に充分
の冷却ガスを供給して冷却することができるようになっ
た。
ージ防止調節計13および圧力調節計14のそれぞれに
は、サージ防止信号である吐出圧上昇および吐出流量低
下信号も入力される。そのため、従来ではサージ防止に
よって、サージ防止弁V6から大気中にガスが放出され
てしまうので、ラジアルタービン1を充分に冷却するこ
とができない場合があったが、サージ防止信号に基づく
バイパス弁V5の開弁によりラジアルタービン1に充分
の冷却ガスを供給して冷却することができるようになっ
た。
【0022】さらに、上記のとおり、サージ防止信号で
ある吐出圧上昇および吐出流量低下信号に基づいてサー
ジ防止弁V6の開度が制御されるので、サージの発生を
確実に防止することができ、またラジアルタービン1の
冷却も充分でプラントの正常復帰に際しての動力回収ラ
ジアルタービンの運転・操作が容易になるという効果も
ある。
ある吐出圧上昇および吐出流量低下信号に基づいてサー
ジ防止弁V6の開度が制御されるので、サージの発生を
確実に防止することができ、またラジアルタービン1の
冷却も充分でプラントの正常復帰に際しての動力回収ラ
ジアルタービンの運転・操作が容易になるという効果も
ある。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る動力回
収ラジアルタービンによれば、ラジアルタービンの冷却
のために従来の回路系で必要であった並列回路を設ける
までもなくラジアルタービンを確実に冷却することがで
きるので、設備費の削減が可能になり、また圧縮機のア
ンロード運転ができるので、電動機の消費エネルギーの
削減に伴うランニングコストの削減が可能になると共
に、さらにサージ防止に際してもラジアルタービンを充
分に冷却することができるという経済性の向上、ならび
に冷却性能向上に係る多大な効果がある。
収ラジアルタービンによれば、ラジアルタービンの冷却
のために従来の回路系で必要であった並列回路を設ける
までもなくラジアルタービンを確実に冷却することがで
きるので、設備費の削減が可能になり、また圧縮機のア
ンロード運転ができるので、電動機の消費エネルギーの
削減に伴うランニングコストの削減が可能になると共
に、さらにサージ防止に際してもラジアルタービンを充
分に冷却することができるという経済性の向上、ならび
に冷却性能向上に係る多大な効果がある。
【図1】本発明の実施例に係る動力回収ラジアルタービ
ンの冷却方法を実現する動力回収ラジアルタービンの模
式的系統図である。
ンの冷却方法を実現する動力回収ラジアルタービンの模
式的系統図である。
【図2】従来例に係る動力回収ラジアルタービンの模式
的系統図である。
的系統図である。
1…ラジアルタービン,1a…ガス入口,2…電動機,
3…圧縮機,3a…入口案内翼,3b…案内翼操作器,
4…吐出管路,5…バイパス管路,6…放出管路,7…
駆動ガス供給管路,9…排ガス戻し管路,10…流量伝
送器,11…圧力伝送器,12…制御器,13…サージ
防止調節計,14…圧力調節計,V31,V32 …三方
切換弁,V4…プラント側吐出弁,V5…バイパス弁,
V6…サージ防止弁,V7…遮断弁,V9…逆止弁。
3…圧縮機,3a…入口案内翼,3b…案内翼操作器,
4…吐出管路,5…バイパス管路,6…放出管路,7…
駆動ガス供給管路,9…排ガス戻し管路,10…流量伝
送器,11…圧力伝送器,12…制御器,13…サージ
防止調節計,14…圧力調節計,V31,V32 …三方
切換弁,V4…プラント側吐出弁,V5…バイパス弁,
V6…サージ防止弁,V7…遮断弁,V9…逆止弁。
Claims (3)
- 【請求項1】 電動機の一方側にラジアルタービンが、
他方側に圧縮機が配設され、前記圧縮機から吐出ガス供
給先側に吐出弁が介装されてなる吐出管路が連通し、該
吐出管路に、バイパス弁が介装されると共に、サージ防
止弁が介装されてなる放出管路が分岐したバイパス管路
が連通し、該バイパス管路の前記バイパス弁側の他方に
前記吐出ガス供給先側で生成された排ガスを戻す排ガス
戻し管路が連通し、該排ガス戻し管路が駆動ガス供給管
路として前記ラジアルタービンに連通する動力回収ラジ
アルタービンの前記吐出ガス供給先側がシャットダウン
したときに、冷却ガスを供給して前記ラジアルタービン
を冷却する動力回収ラジアルタービンの冷却方法におい
て、前記吐出弁を閉弁し、前記吐出ガス供給先側のシャ
ットダウン信号に基づいて前記バイパス弁を開弁すると
共に、前記サージ防止弁を前記ラジアルタービンの冷却
に要する冷却ガスの流量と圧力とが得られる開度に開弁
することを特徴とする動力回収ラジアルタービンの冷却
方法。 - 【請求項2】 前記圧縮機の入口案内翼を閉作動させる
ことを特徴とする請求項1に記載の動力回収ラジアルタ
ービンの冷却方法。 - 【請求項3】 吐出流量低下信号および吐出圧上昇信号
に基づいて前記バイパス弁を開弁すると共に、前記サー
ジ防止弁を前記ラジアルタービンの冷却に要する冷却ガ
スの流量と圧力とが得られる開度に開弁することを特徴
とする請求項1又は2に記載の動力回収ラジアルタービ
ンの冷却方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5929795A JPH08254105A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 動力回収ラジアルタービンの冷却方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5929795A JPH08254105A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 動力回収ラジアルタービンの冷却方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254105A true JPH08254105A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13109308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5929795A Withdrawn JPH08254105A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | 動力回収ラジアルタービンの冷却方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08254105A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106917646A (zh) * | 2015-12-28 | 2017-07-04 | 镇江润京机电科技有限公司 | 一种汽轮机冷却系统 |
| CN111379895A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-07 | 三菱重工业株式会社 | 蒸汽阀、发电系统及蒸汽阀的检查方法 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP5929795A patent/JPH08254105A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106917646A (zh) * | 2015-12-28 | 2017-07-04 | 镇江润京机电科技有限公司 | 一种汽轮机冷却系统 |
| CN111379895A (zh) * | 2018-12-28 | 2020-07-07 | 三菱重工业株式会社 | 蒸汽阀、发电系统及蒸汽阀的检查方法 |
| CN111379895B (zh) * | 2018-12-28 | 2022-02-08 | 三菱重工业株式会社 | 蒸汽阀、发电系统及蒸汽阀的检查方法 |
| US11384863B2 (en) | 2018-12-28 | 2022-07-12 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Steam valve, power generation system, and inspection method for steam valve |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020604 |