JPH08254138A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH08254138A JPH08254138A JP7057791A JP5779195A JPH08254138A JP H08254138 A JPH08254138 A JP H08254138A JP 7057791 A JP7057791 A JP 7057791A JP 5779195 A JP5779195 A JP 5779195A JP H08254138 A JPH08254138 A JP H08254138A
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は回転センサの出力信号に基づいて電磁
スピル弁の開閉制御を行う内燃機関の燃料噴射制御装置
に関し、始動時におけるスモーク発生及びクランキング
回転数の低下を防止することを目的とする。 【構成】極低回転時である時、第1の基準パルス(CNIRQ
=3)で電磁スピル弁23を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段
(ステップ302,304)と、1サイクル中の回転変動に拘わ
らず必ず検出される位置に形成さたれ第2の基準歯によ
り発生する第2の基準パルス(CNIRQ=10) のパルス間隔
(TNINT) と、ECU71が算出する燃料噴射量とに基づ
き、極低回転時において前記第2の基準パルス発生時を
基準とした電磁スピル弁23を開弁するスピル弁開弁時間
(TSPST) を算出し、前記第2の基準パルス発生後スピル
弁開弁時間(TSPST) が経過した時に電磁スピル弁23を開
弁する電磁スピル弁開弁手段(ステップ118 〜122)とを
設ける。
スピル弁の開閉制御を行う内燃機関の燃料噴射制御装置
に関し、始動時におけるスモーク発生及びクランキング
回転数の低下を防止することを目的とする。 【構成】極低回転時である時、第1の基準パルス(CNIRQ
=3)で電磁スピル弁23を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段
(ステップ302,304)と、1サイクル中の回転変動に拘わ
らず必ず検出される位置に形成さたれ第2の基準歯によ
り発生する第2の基準パルス(CNIRQ=10) のパルス間隔
(TNINT) と、ECU71が算出する燃料噴射量とに基づ
き、極低回転時において前記第2の基準パルス発生時を
基準とした電磁スピル弁23を開弁するスピル弁開弁時間
(TSPST) を算出し、前記第2の基準パルス発生後スピル
弁開弁時間(TSPST) が経過した時に電磁スピル弁23を開
弁する電磁スピル弁開弁手段(ステップ118 〜122)とを
設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料噴射制御
装置に係り、特に回転センサの出力信号に基づいて電磁
スピル弁の開閉制御を行う内燃機関の燃料噴射制御装置
に関する。
装置に係り、特に回転センサの出力信号に基づいて電磁
スピル弁の開閉制御を行う内燃機関の燃料噴射制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より燃料噴射装置のひとつとして、
エンジン回転に応じて所定のクランク角度で回転信号を
出力する発電式(いわゆる、電磁ピックアップ式)の回
転センサを備えたものがある。この種の回転センサは磁
束の変化を検出する原理であるため、低速回転時にはセ
ンサ内の検出コイルの起電力が小さくなる欠点がある。
従って、例えば低温時やバッテリ電圧低下時にエンジン
を始動した場合、その回転が著しく低くなって回転セン
サからの回転信号が検出できず、回転信号に応じた燃料
噴射制御が実行されずに始動不能になってしまう問題点
が考えられる。
エンジン回転に応じて所定のクランク角度で回転信号を
出力する発電式(いわゆる、電磁ピックアップ式)の回
転センサを備えたものがある。この種の回転センサは磁
束の変化を検出する原理であるため、低速回転時にはセ
ンサ内の検出コイルの起電力が小さくなる欠点がある。
従って、例えば低温時やバッテリ電圧低下時にエンジン
を始動した場合、その回転が著しく低くなって回転セン
サからの回転信号が検出できず、回転信号に応じた燃料
噴射制御が実行されずに始動不能になってしまう問題点
が考えられる。
【0003】そこで、その対策として、例えば特開昭6
1−258951号公報に開示されいるように、燃料噴
射制御が電磁スピル弁を用いて実行される場合におい
て、始動時には回転信号とは関係なく常時電磁スピル弁
をオン状態とし、燃料を常時噴射状態とすることにより
問題解決を図る方法が提案されている。
1−258951号公報に開示されいるように、燃料噴
射制御が電磁スピル弁を用いて実行される場合におい
て、始動時には回転信号とは関係なく常時電磁スピル弁
をオン状態とし、燃料を常時噴射状態とすることにより
問題解決を図る方法が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
制御方法では、始動時に電磁スピル弁を常時閉弁して燃
料ポンプ能力の最大限噴射を行っていたため、燃料噴射
量が過多となる場合が殆どであった。
制御方法では、始動時に電磁スピル弁を常時閉弁して燃
料ポンプ能力の最大限噴射を行っていたため、燃料噴射
量が過多となる場合が殆どであった。
【0005】このように、燃料噴射量が過多となると、
始動時におけるスモークが大となり、またポンプ駆動ト
ルクも過大となるためクランキング回転数が低下し、最
悪の場合にはエンジンの始動が不可能となってしまうと
いう問題点があった。本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、エンジン回転に変動が生じても必ず出力
される特定パルスに基づき電磁スピル弁を開閉するタイ
ミングを設定する構成とすることにより、始動時におけ
るスモーク発生及びクランキング回転数の低下を防止し
た内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的と
する。
始動時におけるスモークが大となり、またポンプ駆動ト
ルクも過大となるためクランキング回転数が低下し、最
悪の場合にはエンジンの始動が不可能となってしまうと
いう問題点があった。本発明は上記の点に鑑みてなされ
たものであり、エンジン回転に変動が生じても必ず出力
される特定パルスに基づき電磁スピル弁を開閉するタイ
ミングを設定する構成とすることにより、始動時におけ
るスモーク発生及びクランキング回転数の低下を防止し
た内燃機関の燃料噴射制御装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の手段
を講じることにより解決することができる。請求項1記
載の発明では、電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプ
と、前記電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプの回転に
同期して回転すると共に基準位置検出用の欠歯が設けら
れた歯車状パルサと、前記歯車状パルサに形成された歯
に対応したパルスを生成する電磁ピックアップとの対で
なる回転検出器と、機関の運転状態に応じて燃料噴射量
を算出する燃料噴射量算出手段とを具備する内燃機関の
燃料噴射制御装置において、極低回転時を検出する極低
回転時検出手段と、前記極低回転時検出手段により機関
状態が極低回転時であると判断された時、前記欠歯近傍
に配設された第1の基準歯により発生する第1の基準パ
ルスで前記電磁スピル弁を閉弁する電磁スピル弁閉弁手
段と、前記パルサの回転方向に対し前記第1の基準歯の
形成位置よりも後に形成されると共に1サイクル中の回
転変動に拘わらず前記回転検出器により必ず検出される
位置に形成さたれ第2の基準歯により発生する第2の基
準パルスのパルス間隔と、前記燃料噴射量算出手段が算
出する燃料噴射量とに基づき、前記極低回転時検出手段
により機関状態が極低回転時であると判断された時に、
前記第2の基準パルス発生時を基準とした前記電磁スピ
ル弁を開弁するスピル弁開弁時間を算出し、前記第2の
基準パルス発生後、前記スピル弁開弁時間が経過した時
に前記電磁スピル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段と
を設けたことを特徴とするものである。
を講じることにより解決することができる。請求項1記
載の発明では、電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプ
と、前記電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプの回転に
同期して回転すると共に基準位置検出用の欠歯が設けら
れた歯車状パルサと、前記歯車状パルサに形成された歯
に対応したパルスを生成する電磁ピックアップとの対で
なる回転検出器と、機関の運転状態に応じて燃料噴射量
を算出する燃料噴射量算出手段とを具備する内燃機関の
燃料噴射制御装置において、極低回転時を検出する極低
回転時検出手段と、前記極低回転時検出手段により機関
状態が極低回転時であると判断された時、前記欠歯近傍
に配設された第1の基準歯により発生する第1の基準パ
ルスで前記電磁スピル弁を閉弁する電磁スピル弁閉弁手
段と、前記パルサの回転方向に対し前記第1の基準歯の
形成位置よりも後に形成されると共に1サイクル中の回
転変動に拘わらず前記回転検出器により必ず検出される
位置に形成さたれ第2の基準歯により発生する第2の基
準パルスのパルス間隔と、前記燃料噴射量算出手段が算
出する燃料噴射量とに基づき、前記極低回転時検出手段
により機関状態が極低回転時であると判断された時に、
前記第2の基準パルス発生時を基準とした前記電磁スピ
ル弁を開弁するスピル弁開弁時間を算出し、前記第2の
基準パルス発生後、前記スピル弁開弁時間が経過した時
に前記電磁スピル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段と
を設けたことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2記載の発明では、前記請求
項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記
電磁スピル弁開弁手段により算出された前記電磁スピル
弁の開弁時間に対し、前記第2の基準歯の形成位置より
も前に形成された所定歯のパルス間隔を反映させる開弁
時間正手段を設けたことを特徴とするものである。
項1記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記
電磁スピル弁開弁手段により算出された前記電磁スピル
弁の開弁時間に対し、前記第2の基準歯の形成位置より
も前に形成された所定歯のパルス間隔を反映させる開弁
時間正手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項3記載の発明では、電磁スピ
ル弁式分配型燃料噴射ポンプと、前記電磁スピル弁式分
配型燃料噴射ポンプの回転に同期して回転すると共に基
準位置検出用の欠歯が設けられた歯車状パルサと、前記
歯車状パルサに形成された歯に対応したパルスを生成す
る電磁ピックアップとの対でなる回転検出器と、機関の
運転状態に応じて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出
手段とを具備する内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、極低回転時を検出する極低回転時検出手段と、前記
極低回転時検出手段により機関状態が極低回転時である
と判断された時、前記欠歯近傍に配設された第1の基準
歯により発生する第1の基準パルスで前記電磁スピル弁
を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段と、1サイクル中の回
転変動に拘わらず前記回転検出器により必ず検出される
前記第2の基準歯の形成位置よりも後の位置に夫々選定
されており、かつ、パルス生成の不可能な回転変動谷部
よりも前の位置に第2の基準歯を設定すると共に前記谷
部よりも後の位置に第3の基準歯を設定し、前記第2の
基準歯により発生する第2の基準パルス発生時から、前
記第3の基準歯により発生する第3の基準パルス発生時
までの時間である基準パルス間時間を演算し、これを記
憶する基準パルス間時間記憶手段と、前記基準パルス間
時間記憶手段に記憶された前回サイクルの基準パルス間
時間と前記燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量と
に基づき前記電磁スピル弁を開弁するスピル弁開弁時間
を算出し、前記スピル弁開弁時間に基づき前記電磁スピ
ル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段とを設けたことを
特徴とするものである。
ル弁式分配型燃料噴射ポンプと、前記電磁スピル弁式分
配型燃料噴射ポンプの回転に同期して回転すると共に基
準位置検出用の欠歯が設けられた歯車状パルサと、前記
歯車状パルサに形成された歯に対応したパルスを生成す
る電磁ピックアップとの対でなる回転検出器と、機関の
運転状態に応じて燃料噴射量を算出する燃料噴射量算出
手段とを具備する内燃機関の燃料噴射制御装置におい
て、極低回転時を検出する極低回転時検出手段と、前記
極低回転時検出手段により機関状態が極低回転時である
と判断された時、前記欠歯近傍に配設された第1の基準
歯により発生する第1の基準パルスで前記電磁スピル弁
を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段と、1サイクル中の回
転変動に拘わらず前記回転検出器により必ず検出される
前記第2の基準歯の形成位置よりも後の位置に夫々選定
されており、かつ、パルス生成の不可能な回転変動谷部
よりも前の位置に第2の基準歯を設定すると共に前記谷
部よりも後の位置に第3の基準歯を設定し、前記第2の
基準歯により発生する第2の基準パルス発生時から、前
記第3の基準歯により発生する第3の基準パルス発生時
までの時間である基準パルス間時間を演算し、これを記
憶する基準パルス間時間記憶手段と、前記基準パルス間
時間記憶手段に記憶された前回サイクルの基準パルス間
時間と前記燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量と
に基づき前記電磁スピル弁を開弁するスピル弁開弁時間
を算出し、前記スピル弁開弁時間に基づき前記電磁スピ
ル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段とを設けたことを
特徴とするものである。
【0009】また、請求項4記載の発明では、前記請求
項3記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記
第1の基準歯の近傍から第2の基準歯までの間に第4,
第5の基準歯を設定すると共に前記第4の基準歯発生時
から前記第5の基準歯の発生時までの時間を演算し、前
回サイクルに於ける前記第4の基準歯発生時から前記第
5の基準歯の発生時までの時間と、今回サイクル於ける
前記第4の基準歯発生時から前記第5の基準歯の発生時
までの時間との関係に基づき、前記スピル弁開弁時間を
補正するスピル弁開弁時間補正手段を設けたことを特徴
とするものである。
項3記載の内燃機関の燃料噴射制御装置において、前記
第1の基準歯の近傍から第2の基準歯までの間に第4,
第5の基準歯を設定すると共に前記第4の基準歯発生時
から前記第5の基準歯の発生時までの時間を演算し、前
回サイクルに於ける前記第4の基準歯発生時から前記第
5の基準歯の発生時までの時間と、今回サイクル於ける
前記第4の基準歯発生時から前記第5の基準歯の発生時
までの時間との関係に基づき、前記スピル弁開弁時間を
補正するスピル弁開弁時間補正手段を設けたことを特徴
とするものである。
【0010】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、前記電磁スピル弁開弁手段は、機関状態
及び前記燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量に基
づき目標スピル弁開弁時期を演算し、前記目標スピル弁
開弁時期を前記回転検出器から出力されるパルス数とそ
の1パルスに満たない余り角を時間換算した余り角時間
として設定すると共に、前記電磁スピル弁開弁手段によ
って算出されたスピル弁開弁時間前に前記パルス数のカ
ウントが終了した時に、前記スピル弁開弁時間を前記余
り角時間に修正する構成を具備し、かつ、前記パルス数
のカウントが終了した時点で、前記極低回転時に設定さ
れる前記スピル弁開弁時間の残り時間を算出し、算出さ
れた前記残り時間と、今回サイクルにおいて前記カウン
トが終了した時点におけるパルスと対応する前回サイク
ルにおけるパルスの次のパルスまでのパルス時間とを比
較し、前記残り時間が前記パルス時間に比べて小さい時
には、前記スピル弁開弁時間の修正を禁止する構成とし
たことを特徴とするものである。
項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、前記電磁スピル弁開弁手段は、機関状態
及び前記燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量に基
づき目標スピル弁開弁時期を演算し、前記目標スピル弁
開弁時期を前記回転検出器から出力されるパルス数とそ
の1パルスに満たない余り角を時間換算した余り角時間
として設定すると共に、前記電磁スピル弁開弁手段によ
って算出されたスピル弁開弁時間前に前記パルス数のカ
ウントが終了した時に、前記スピル弁開弁時間を前記余
り角時間に修正する構成を具備し、かつ、前記パルス数
のカウントが終了した時点で、前記極低回転時に設定さ
れる前記スピル弁開弁時間の残り時間を算出し、算出さ
れた前記残り時間と、今回サイクルにおいて前記カウン
トが終了した時点におけるパルスと対応する前回サイク
ルにおけるパルスの次のパルスまでのパルス時間とを比
較し、前記残り時間が前記パルス時間に比べて小さい時
には、前記スピル弁開弁時間の修正を禁止する構成とし
たことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項6記載の発明では、前記請求
項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、少なくとも前記第2の基準歯に対応する
第2の基準パルスが検出されたなかった時に、全量噴射
を行う全量噴射手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
項1乃至4のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、少なくとも前記第2の基準歯に対応する
第2の基準パルスが検出されたなかった時に、全量噴射
を行う全量噴射手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0012】更に、請求項7記載の発明では、前記請求
項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、前記極低回転時検出手段が前記極低回転
時の判定を行う際に、各サイクルにおいて機関回転速度
の比較的速いクランク角範囲の特定の複数歯のパルス間
隔時間、或いは前記パルス間隔時間から算出される回転
数を用いて極低回転判定を行う構成としたことを特徴と
するものである。
項1乃至5のいずれかに記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、前記極低回転時検出手段が前記極低回転
時の判定を行う際に、各サイクルにおいて機関回転速度
の比較的速いクランク角範囲の特定の複数歯のパルス間
隔時間、或いは前記パルス間隔時間から算出される回転
数を用いて極低回転判定を行う構成としたことを特徴と
するものである。
【0013】
【作用】上記の各手段は下記のように作用する。請求項
1記載の発明によれば、極低回転時検出手段により機関
状態が極低回転時であると判断された場合には、電磁ス
ピル弁閉弁手段により第1の基準パルスが入力した時点
で電磁スピル弁が閉弁される。また、電磁スピル弁開弁
手段により第2の基準パルス発生後、演算された所定の
スピル弁開弁時間が経過した時に電磁スピル弁を開弁す
る。
1記載の発明によれば、極低回転時検出手段により機関
状態が極低回転時であると判断された場合には、電磁ス
ピル弁閉弁手段により第1の基準パルスが入力した時点
で電磁スピル弁が閉弁される。また、電磁スピル弁開弁
手段により第2の基準パルス発生後、演算された所定の
スピル弁開弁時間が経過した時に電磁スピル弁を開弁す
る。
【0014】上記のように、始動時の低回転時に検出さ
れるパルスに基づき、一サイクル中の回転変動におい
て、一般に最も回転が低下し、パルス抜けが最も生じや
すいピストン上死点付近に近い時期にある電磁スピル弁
開弁時期を予測制御するため、従来行われていた全量噴
射制御に比べてスモークの発生を大幅に減少させること
ができる。
れるパルスに基づき、一サイクル中の回転変動におい
て、一般に最も回転が低下し、パルス抜けが最も生じや
すいピストン上死点付近に近い時期にある電磁スピル弁
開弁時期を予測制御するため、従来行われていた全量噴
射制御に比べてスモークの発生を大幅に減少させること
ができる。
【0015】また、電磁スピル弁を閉弁するタイミング
及び電磁スピル弁を開弁するタイミング(燃料噴射停止
タイミング)は、第1及び第2の基準歯が発生する第1
及び第2の基準パルスにより決定される。この第1及び
第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動に拘わらず回
転検出器により必ず検出される位置に夫々形成さてい
る。
及び電磁スピル弁を開弁するタイミング(燃料噴射停止
タイミング)は、第1及び第2の基準歯が発生する第1
及び第2の基準パルスにより決定される。この第1及び
第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動に拘わらず回
転検出器により必ず検出される位置に夫々形成さてい
る。
【0016】従って、1サイクル中の回転変動に伴い回
転検出器により検出されないパルス(いわゆるパルス抜
け)があっても、このパルス抜けが電磁スピル弁を開閉
するタイミングに影響を与えることはなく、よって燃料
噴射量算出手段が算出した燃料噴射量に精度良く対応し
た燃料噴射処理を行うことができる。
転検出器により検出されないパルス(いわゆるパルス抜
け)があっても、このパルス抜けが電磁スピル弁を開閉
するタイミングに影響を与えることはなく、よって燃料
噴射量算出手段が算出した燃料噴射量に精度良く対応し
た燃料噴射処理を行うことができる。
【0017】また、請求項2記載の発明によれば、開弁
時間補正手段により電磁スピル弁の開弁時間は、第2の
基準歯の形成位置よりも前に形成された所定歯のパルス
間隔に基づき補正処理される。一般に、極低回転時にお
いては1サイクルの回転変動パターンは安定しておら
ず、各サイクルで大きく変動する場合もある。従って、
電磁スピル弁の開弁時間を第2の基準パルスのパルス間
隔と燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量とのみに
より決定した場合、上記回転変動が電磁スピル弁の開弁
時間に反映されないため、その精度が低下することが考
えられる。
時間補正手段により電磁スピル弁の開弁時間は、第2の
基準歯の形成位置よりも前に形成された所定歯のパルス
間隔に基づき補正処理される。一般に、極低回転時にお
いては1サイクルの回転変動パターンは安定しておら
ず、各サイクルで大きく変動する場合もある。従って、
電磁スピル弁の開弁時間を第2の基準パルスのパルス間
隔と燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴射量とのみに
より決定した場合、上記回転変動が電磁スピル弁の開弁
時間に反映されないため、その精度が低下することが考
えられる。
【0018】しかるに、電磁スピル弁の開弁時間を第2
の基準歯の形成位置よりも前に形成された所定歯のパル
ス間隔に基づき補正することにより、上記そのサイクル
における実際の回転変動パターンを電磁スピル弁の開弁
時間に反映することができ、現在の機関状態に対応した
電磁スピル弁の開弁時間を設定することが可能となり、
よって燃料噴射制御の精度を向上させることができる。
の基準歯の形成位置よりも前に形成された所定歯のパル
ス間隔に基づき補正することにより、上記そのサイクル
における実際の回転変動パターンを電磁スピル弁の開弁
時間に反映することができ、現在の機関状態に対応した
電磁スピル弁の開弁時間を設定することが可能となり、
よって燃料噴射制御の精度を向上させることができる。
【0019】また、請求項3記載の発明によれば、電磁
スピル弁開弁手段は基準パルス間時間記憶手段に記憶さ
れている前回サイクルの基準パルス間時間と燃料噴射量
算出手段が算出する燃料噴射量とに基づきスピル弁開弁
時間を算出する。スピル弁開弁時間を算出する際に用い
る基準パルス間時間は、前回サイクルにおける第2の基
準歯により発生する第2の基準パルス発生時から第3の
基準歯により発生する第3の基準パルス発生時までの時
間である。第2の基準歯及び第3の基準歯は回転変動に
拘わらず必ず検出される位置に設定されており、かつ、
前記回転変動に伴い発生する回転変動谷部(即ち、パル
ス抜けの発生するおそれがある1サイクルの中で最も回
転数の低下する領域)を挟んで設定されている。従っ
て、前記回転変動に伴いパルス抜けが発生しても、これ
に拘わらず基準パルス間の角度は、対応する基準パルス
間時間として把握できることとなる。
スピル弁開弁手段は基準パルス間時間記憶手段に記憶さ
れている前回サイクルの基準パルス間時間と燃料噴射量
算出手段が算出する燃料噴射量とに基づきスピル弁開弁
時間を算出する。スピル弁開弁時間を算出する際に用い
る基準パルス間時間は、前回サイクルにおける第2の基
準歯により発生する第2の基準パルス発生時から第3の
基準歯により発生する第3の基準パルス発生時までの時
間である。第2の基準歯及び第3の基準歯は回転変動に
拘わらず必ず検出される位置に設定されており、かつ、
前記回転変動に伴い発生する回転変動谷部(即ち、パル
ス抜けの発生するおそれがある1サイクルの中で最も回
転数の低下する領域)を挟んで設定されている。従っ
て、前記回転変動に伴いパルス抜けが発生しても、これ
に拘わらず基準パルス間の角度は、対応する基準パルス
間時間として把握できることとなる。
【0020】また、この基準パルス間時間は実際の機関
状態を反映した値であり、よってこの実際の機関状態を
反映した基準パルス間時間に基づきスピル弁開弁時間を
算出し電磁スピル弁を開弁するタイミングを設定するこ
とにより、マップやテーブルの形で保持されたデータに
基づきスピル弁開弁時間を予測算出する構成に比べ、機
関毎の製造誤差,環境条件及びバッテリー状態等による
バラツキを全て吸収することができ、前記した予測制御
をより精度よく行うことができる。
状態を反映した値であり、よってこの実際の機関状態を
反映した基準パルス間時間に基づきスピル弁開弁時間を
算出し電磁スピル弁を開弁するタイミングを設定するこ
とにより、マップやテーブルの形で保持されたデータに
基づきスピル弁開弁時間を予測算出する構成に比べ、機
関毎の製造誤差,環境条件及びバッテリー状態等による
バラツキを全て吸収することができ、前記した予測制御
をより精度よく行うことができる。
【0021】また、請求項4記載の発明によれば、スピ
ル弁閉弁時間補正手段により電磁スピル弁開弁手段で算
出されるスピル弁開弁時間が補正処理される。前記請求
項3記載の構成において電磁スピル弁開弁手段により算
出されるスピル弁開弁時間は、前回サイクルの基準パル
ス間時間に基づき演算される。しかるに、前述したよう
に極低回転時においては1サイクル中の回転変動は安定
しておらず、大きく変動する場合もある。
ル弁閉弁時間補正手段により電磁スピル弁開弁手段で算
出されるスピル弁開弁時間が補正処理される。前記請求
項3記載の構成において電磁スピル弁開弁手段により算
出されるスピル弁開弁時間は、前回サイクルの基準パル
ス間時間に基づき演算される。しかるに、前述したよう
に極低回転時においては1サイクル中の回転変動は安定
しておらず、大きく変動する場合もある。
【0022】従って、前回サイクルと今回サイクルにお
いて大きく回転変動が生じた場合には、単に前回サイク
ルの回転変動を反映した基準パルス間時間に基づき今回
サイクルに用いるスピル弁開弁時間を算出したのでは、
現在の機関状態に対応した適正な電磁スピル弁の開弁時
間を設定できなくなるおそれがある。
いて大きく回転変動が生じた場合には、単に前回サイク
ルの回転変動を反映した基準パルス間時間に基づき今回
サイクルに用いるスピル弁開弁時間を算出したのでは、
現在の機関状態に対応した適正な電磁スピル弁の開弁時
間を設定できなくなるおそれがある。
【0023】そこで、第1の基準歯近傍から第2の基準
歯までの間に第4,第5の基準歯を設定し、前回サイク
ルに於ける第4の基準歯発生時から第5の基準歯の発生
時までの時間と、今回サイクル於ける第4の基準歯発生
時から第5の基準歯の発生時までの時間との関係に基づ
き、前記スピル弁開弁時間を補正し、これにより前回サ
イクルと今回サイクルとにおいて回転変動があった場合
においても、この回転変動がスピル弁開弁時間に反映さ
れるため、現在の機関状態に適合した電磁スピル弁の開
弁タイミングを設定することが可能となる。
歯までの間に第4,第5の基準歯を設定し、前回サイク
ルに於ける第4の基準歯発生時から第5の基準歯の発生
時までの時間と、今回サイクル於ける第4の基準歯発生
時から第5の基準歯の発生時までの時間との関係に基づ
き、前記スピル弁開弁時間を補正し、これにより前回サ
イクルと今回サイクルとにおいて回転変動があった場合
においても、この回転変動がスピル弁開弁時間に反映さ
れるため、現在の機関状態に適合した電磁スピル弁の開
弁タイミングを設定することが可能となる。
【0024】また、請求項5記載の発明によれば次のよ
うな作用を奏する。電磁スピル弁開弁手段は、極低回転
時以外においては通常時制御を実施する。ここで、通常
制御とは、機関状態及び燃料噴射量算出手段が算出する
燃料噴射量に基づき目標スピル弁開弁時期を演算し、こ
の目標スピル弁開弁時期を回転検出器から出力されるパ
ルス数とその1パルスに満たない余り角を時間換算した
余り角時間として設定し、前記パルス数のカウントが終
了した後、余り角時間が経過した後に電磁スピル弁を開
弁する制御処理をいう。本発明では、この通常時制御が
極低回転時においても極低回転時制御と共に実施される
構成とされており、極低回転時制御により算出されたス
ピル弁開弁時間までに前記パルス数のカウントが終了し
た場合、前記通常制御で算出された余り角時間を前記ス
ピル弁開弁時間に換えてセットする。即ち、パルス抜け
が無い場合には、通常時制御が行われるようになってい
る。
うな作用を奏する。電磁スピル弁開弁手段は、極低回転
時以外においては通常時制御を実施する。ここで、通常
制御とは、機関状態及び燃料噴射量算出手段が算出する
燃料噴射量に基づき目標スピル弁開弁時期を演算し、こ
の目標スピル弁開弁時期を回転検出器から出力されるパ
ルス数とその1パルスに満たない余り角を時間換算した
余り角時間として設定し、前記パルス数のカウントが終
了した後、余り角時間が経過した後に電磁スピル弁を開
弁する制御処理をいう。本発明では、この通常時制御が
極低回転時においても極低回転時制御と共に実施される
構成とされており、極低回転時制御により算出されたス
ピル弁開弁時間までに前記パルス数のカウントが終了し
た場合、前記通常制御で算出された余り角時間を前記ス
ピル弁開弁時間に換えてセットする。即ち、パルス抜け
が無い場合には、通常時制御が行われるようになってい
る。
【0025】しかるに、パルス抜けが1歯だけ発生し、
かつ多少の回転変化があった場合には、極低回転時制御
において電磁スピル弁開弁手段により設定されるスピル
弁開弁時間が経過が経過する直前に、通常時制御時にお
いて実施される前記パルス数のカウントが終了する場合
がある。
かつ多少の回転変化があった場合には、極低回転時制御
において電磁スピル弁開弁手段により設定されるスピル
弁開弁時間が経過が経過する直前に、通常時制御時にお
いて実施される前記パルス数のカウントが終了する場合
がある。
【0026】この場合、前述のように極低回転時制御に
対して通常時制御処理が優先され、よってスピル弁開弁
時間が前記余り角時間に書き換えられてしまう。また、
前記のように1歯だけパルス抜けが発生しているため、
余り角時間が設定されるタイミングは、パルス抜けが発
生していない正常時に対して1パルス分だけ遅れた位置
である(パルス抜けした歯はカウントされないため)。
対して通常時制御処理が優先され、よってスピル弁開弁
時間が前記余り角時間に書き換えられてしまう。また、
前記のように1歯だけパルス抜けが発生しているため、
余り角時間が設定されるタイミングは、パルス抜けが発
生していない正常時に対して1パルス分だけ遅れた位置
である(パルス抜けした歯はカウントされないため)。
【0027】従って、上記のように単に通常時制御と極
低回転時制御とが共に実施される構成において設定され
る電磁スピル弁の開弁タイミングは約1歯の時間分だけ
遅れてしまい、過剰な燃料噴射が行われてしまう。そこ
で、請求項5記載の発明では、通常時制御において行わ
れるパルス数のカウントが終了した時点で、極低回転時
に設定されるスピル弁開弁時間の残り時間を算出する構
成とした。
低回転時制御とが共に実施される構成において設定され
る電磁スピル弁の開弁タイミングは約1歯の時間分だけ
遅れてしまい、過剰な燃料噴射が行われてしまう。そこ
で、請求項5記載の発明では、通常時制御において行わ
れるパルス数のカウントが終了した時点で、極低回転時
に設定されるスピル弁開弁時間の残り時間を算出する構
成とした。
【0028】いま、パルス抜けが発生しておらず全ての
歯がカウントされている場合には、残り時間は比較的長
い時間となっている。これに対しパルス抜けが発生して
いる場合には、パルス数のカウントが終了した時点にお
ける歯は、パルス抜けが発生していない場合における正
規のカウントが終了した時点における歯の次の歯であ
る。このため、パルス抜けが発生している場合の残り時
間は、パルス抜けが発生していない場合の残り時間に対
し、約1歯の時間分だけ短くなっている。
歯がカウントされている場合には、残り時間は比較的長
い時間となっている。これに対しパルス抜けが発生して
いる場合には、パルス数のカウントが終了した時点にお
ける歯は、パルス抜けが発生していない場合における正
規のカウントが終了した時点における歯の次の歯であ
る。このため、パルス抜けが発生している場合の残り時
間は、パルス抜けが発生していない場合の残り時間に対
し、約1歯の時間分だけ短くなっている。
【0029】従って、本発明では今回サイクルにおいて
カウントが終了した時点におけるパルスと対応する前回
サイクルにおけるパルスのパルス時間(1歯分のパルス
時間)を基準とし、前記の残り時間がパルス時間に比べ
て小さい時には、パルス抜けが存在すると判断し、よっ
てこの時には過剰な燃料噴射が行われるおそれがあると
して、極低回転時制御において設定されるスピル弁開弁
時間の経過するのを待って電磁スピル弁を開弁する構成
とした。
カウントが終了した時点におけるパルスと対応する前回
サイクルにおけるパルスのパルス時間(1歯分のパルス
時間)を基準とし、前記の残り時間がパルス時間に比べ
て小さい時には、パルス抜けが存在すると判断し、よっ
てこの時には過剰な燃料噴射が行われるおそれがあると
して、極低回転時制御において設定されるスピル弁開弁
時間の経過するのを待って電磁スピル弁を開弁する構成
とした。
【0030】上記構成とすることにより、パルス抜けに
起因して過剰な燃料噴射が行われてしまうことを確実に
防止することができる。また、請求項6記載の発明によ
れば、全量噴射手段により少なくとも第2の基準歯に対
応する第2の基準パルスが検出されたなかった時には全
量噴射を行う構成とした。
起因して過剰な燃料噴射が行われてしまうことを確実に
防止することができる。また、請求項6記載の発明によ
れば、全量噴射手段により少なくとも第2の基準歯に対
応する第2の基準パルスが検出されたなかった時には全
量噴射を行う構成とした。
【0031】各基準歯は1サイクル中の回転変動に拘わ
らず必ず検出される位置に形成されているが、それでも
なお極めて回転数が小さくなった時等においては基準歯
が検出されないおそれもある。各基準歯は燃料噴射量制
御を行う際の基準となるものであり、この各基準歯が検
出不能となると上記した請求項1乃至4に記載された発
明に係る燃料噴射制御が適正に行えなくなり、始動性が
悪化することが考えられる。
らず必ず検出される位置に形成されているが、それでも
なお極めて回転数が小さくなった時等においては基準歯
が検出されないおそれもある。各基準歯は燃料噴射量制
御を行う際の基準となるものであり、この各基準歯が検
出不能となると上記した請求項1乃至4に記載された発
明に係る燃料噴射制御が適正に行えなくなり、始動性が
悪化することが考えられる。
【0032】そこで、少なくとも電磁スピル弁の開弁時
期(燃料噴射停止時期)を決定する基準となる第2の基
準歯に対応する第2の基準パルスが検出されない時に
は、全量噴射を行うことにより最低限の始動性を確保
し、これにより始動不能が発生することを防止すること
ができる。
期(燃料噴射停止時期)を決定する基準となる第2の基
準歯に対応する第2の基準パルスが検出されない時に
は、全量噴射を行うことにより最低限の始動性を確保
し、これにより始動不能が発生することを防止すること
ができる。
【0033】更に、請求項7記載の発明によれば次のよ
うな作用を奏する。極低回転を検出するのに回転検出器
による機関回転数を用いて、この機関回転数が所定回転
数より低い場合には極低回転時であると判断することが
考えられる。しかし、従来、機関回転数は回転検出器か
らのパルス出力により、4気筒エンジンの場合45°C
A対応パルス数と時間とから回転数を算出し、これを1
80°CA分平均して平均回転数を演算し、これを回転
数として各制御に用いるようになっていた。
うな作用を奏する。極低回転を検出するのに回転検出器
による機関回転数を用いて、この機関回転数が所定回転
数より低い場合には極低回転時であると判断することが
考えられる。しかし、従来、機関回転数は回転検出器か
らのパルス出力により、4気筒エンジンの場合45°C
A対応パルス数と時間とから回転数を算出し、これを1
80°CA分平均して平均回転数を演算し、これを回転
数として各制御に用いるようになっていた。
【0034】しかるに上記従来方法では、パルス抜けが
発生した場合には、45°CA対応パルス数と実際のク
ランク角度が一致しなくなったり、またパルスカウンタ
値がずれたりして、45°CA分の回転数演算が不能と
なるおそれがある。このように、45°CA分の回転数
演算が不能になると、これに基づき演算される平均回転
数の演算も不能となり、極低回転判定において誤判定が
発生することが考えられる。
発生した場合には、45°CA対応パルス数と実際のク
ランク角度が一致しなくなったり、またパルスカウンタ
値がずれたりして、45°CA分の回転数演算が不能と
なるおそれがある。このように、45°CA分の回転数
演算が不能になると、これに基づき演算される平均回転
数の演算も不能となり、極低回転判定において誤判定が
発生することが考えられる。
【0035】請求項7記載の発明では、極低回転時検出
手段が極低回転時の判定を行う際に、各サイクルにおい
て機関回転速度の比較的速い、即ち必ず回転検出器より
出力がされるクランク角範囲の特定の複数歯のパルス間
隔時間、或いは前記パルス間隔時間に基づき極低回転判
定を行う構成とされているため、パルス抜けが発生して
もこの発生位置は極低回転検出を行う領域とは異なる領
域で発生するため、これが極低回転判定に影響を及ぼす
ことはなく、よって極低回転判定を精度よく行うことが
できる。
手段が極低回転時の判定を行う際に、各サイクルにおい
て機関回転速度の比較的速い、即ち必ず回転検出器より
出力がされるクランク角範囲の特定の複数歯のパルス間
隔時間、或いは前記パルス間隔時間に基づき極低回転判
定を行う構成とされているため、パルス抜けが発生して
もこの発生位置は極低回転検出を行う領域とは異なる領
域で発生するため、これが極低回転判定に影響を及ぼす
ことはなく、よって極低回転判定を精度よく行うことが
できる。
【0036】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。図1はこの実施例における過給機付ディーゼルエ
ンジンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図であり、
図2はその分配型燃料噴射ポンプ1を示す断面図であ
る。
する。図1はこの実施例における過給機付ディーゼルエ
ンジンの燃料噴射量制御装置を示す概略構成図であり、
図2はその分配型燃料噴射ポンプ1を示す断面図であ
る。
【0037】燃料噴射ポンプ1はディーゼルエンジン2
のクランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたド
ライブプーリ3を備えている。そして、そのドライブプ
ーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、デ
ィーゼルエンジン2の各気筒(この場合は4気筒)毎に
設けられた各燃料噴射ノズル4に燃料が圧送されて燃料
噴射を行う。
のクランク軸40にベルト等を介して駆動連結されたド
ライブプーリ3を備えている。そして、そのドライブプ
ーリ3の回転によって燃料噴射ポンプ1が駆動され、デ
ィーゼルエンジン2の各気筒(この場合は4気筒)毎に
設けられた各燃料噴射ノズル4に燃料が圧送されて燃料
噴射を行う。
【0038】燃料噴射ポンプ1において、ドライブプー
リ3はドライブシャフト5の先端に取付けられている。
又、そのドライブシャフト5の途中には、ベーン式ポン
プよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開
されている)6が設けられている。
リ3はドライブシャフト5の先端に取付けられている。
又、そのドライブシャフト5の途中には、ベーン式ポン
プよりなる燃料フィードポンプ(この図では90度展開
されている)6が設けられている。
【0039】更に、ドライブシャフト5の基端側には円
板状のパルサ7が取付けられている。このパルサ7の外
周面には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の、即
ちこの場合4個の欠歯が等角度間隔で形成され、更に各
欠歯の間にはクランク角度にして、7.5度毎に突起
(歯)が等角度間隔で形成されている。そして、ドライ
ブシャフト5の基端部は図示しないカップリングを介し
てカムプレート8に接続されている。
板状のパルサ7が取付けられている。このパルサ7の外
周面には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の、即
ちこの場合4個の欠歯が等角度間隔で形成され、更に各
欠歯の間にはクランク角度にして、7.5度毎に突起
(歯)が等角度間隔で形成されている。そして、ドライ
ブシャフト5の基端部は図示しないカップリングを介し
てカムプレート8に接続されている。
【0040】パルサ7とカムプレート8との間には、ロ
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
【0041】パルサ7とカムプレート8との間には、ロ
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
ーラリング9が設けられ、同ローラリング9の円周に沿
ってカムプレート8のカムフェイス8aに対向する複数
のカムローラ10が取付けられている。カムフェイス8
aはディーゼルエンジン2の気筒数と同数だけ設けられ
ている。又、カムプレート8はスプリング11によって
常にカムローラ10に付勢係合されている。
【0042】カムプレート8には燃料加圧用プランジャ
12の基端が一体回転可能に取付けられ、それらカムプ
レート8及びプランジャ12がドライブシャフト5の回
転に連動して回転される。即ち、ドライブシャフト5の
回転力がカップリングを介してカムプレート8に伝達さ
れることにより、カムプレート8が回転しながらカムロ
ーラ10に係合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ
往復駆動される。又、この往復運動に伴ってプランジャ
12が回転しながら同方向へ往復駆動される。
12の基端が一体回転可能に取付けられ、それらカムプ
レート8及びプランジャ12がドライブシャフト5の回
転に連動して回転される。即ち、ドライブシャフト5の
回転力がカップリングを介してカムプレート8に伝達さ
れることにより、カムプレート8が回転しながらカムロ
ーラ10に係合して、気筒数と同数だけ図中左右方向へ
往復駆動される。又、この往復運動に伴ってプランジャ
12が回転しながら同方向へ往復駆動される。
【0043】つまり、カムプレート8のカムフェイス8
aがローラリング9のカムローラ10に乗り上げる過程
でプランジャ12が往動(リフト)され、その逆にカム
フェイス8aがカムローラ10を乗り下げる過程でプラ
ンジャ12が復動される。プランジャ12はポンプハウ
ジング13に形成されたシリンダ14に嵌挿されてお
り、プランジャ12の先端面とシリンダ14の底面との
間が高圧室15となっている。又、プランジャ12の先
端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の
吸入溝16と分配ポート17が形成されている。又、そ
れら吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプ
ハウジング13には分配通路18及び吸入ポート19が
形成されている。
aがローラリング9のカムローラ10に乗り上げる過程
でプランジャ12が往動(リフト)され、その逆にカム
フェイス8aがカムローラ10を乗り下げる過程でプラ
ンジャ12が復動される。プランジャ12はポンプハウ
ジング13に形成されたシリンダ14に嵌挿されてお
り、プランジャ12の先端面とシリンダ14の底面との
間が高圧室15となっている。又、プランジャ12の先
端側外周には、ディーゼルエンジン2の気筒数と同数の
吸入溝16と分配ポート17が形成されている。又、そ
れら吸入溝16及び分配ポート17に対応して、ポンプ
ハウジング13には分配通路18及び吸入ポート19が
形成されている。
【0044】そして、ドライブシャフト5が回転されて
燃料フィードポンプ6が駆動されることにより、図示し
ない燃料タンクから燃料供給ポート20を介して燃料室
21内へ燃料が供給される。又、プランジャ12が復動
されて高圧室15が減圧される吸入行程中に、吸入溝1
6の一つが吸入ポート19に連通することにより、燃料
室21から高圧室15へと燃料が導入される。一方、プ
ランジャ12が往動されて高圧室15が加圧される圧縮
行程中に、分配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル
4へ燃料が圧送されて噴射される。
燃料フィードポンプ6が駆動されることにより、図示し
ない燃料タンクから燃料供給ポート20を介して燃料室
21内へ燃料が供給される。又、プランジャ12が復動
されて高圧室15が減圧される吸入行程中に、吸入溝1
6の一つが吸入ポート19に連通することにより、燃料
室21から高圧室15へと燃料が導入される。一方、プ
ランジャ12が往動されて高圧室15が加圧される圧縮
行程中に、分配通路18から各気筒毎の燃料噴射ノズル
4へ燃料が圧送されて噴射される。
【0045】ポンプハウジング13には、高圧室15と
燃料室21とを連通させる燃料溢流(スピル)用のスピ
ル通路22が形成されている。このスピル通路22の途
中には、高圧室15からの燃料スピルを調整する溢流調
整弁としての電磁スピル弁23が設けられている。この
電磁スピル弁23は常開型の弁であり、コイル24が無
通電(OFF)の状態では弁体25が開放されて高圧室
15内の燃料が燃料室21へスピルされる。又、コイル
24が通電(ON)されることにより、弁体25が閉鎖
されて高圧室15から燃料室21への燃料のスピルが止
められる。
燃料室21とを連通させる燃料溢流(スピル)用のスピ
ル通路22が形成されている。このスピル通路22の途
中には、高圧室15からの燃料スピルを調整する溢流調
整弁としての電磁スピル弁23が設けられている。この
電磁スピル弁23は常開型の弁であり、コイル24が無
通電(OFF)の状態では弁体25が開放されて高圧室
15内の燃料が燃料室21へスピルされる。又、コイル
24が通電(ON)されることにより、弁体25が閉鎖
されて高圧室15から燃料室21への燃料のスピルが止
められる。
【0046】従って、電磁スピル弁23の通電時間を制
御することにより、同弁23が閉弁・開弁制御され、高
圧室15から燃料室21への燃料のスピル調量が行われ
る。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電磁スピル
弁23を開弁させることにより、高圧室15内における
燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が
停止される。つまり、プランジャ12が往動しても、電
磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料
圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行
われない。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル
弁23の閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料
噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される。
御することにより、同弁23が閉弁・開弁制御され、高
圧室15から燃料室21への燃料のスピル調量が行われ
る。そして、プランジャ12の圧縮行程中に電磁スピル
弁23を開弁させることにより、高圧室15内における
燃料が減圧されて、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が
停止される。つまり、プランジャ12が往動しても、電
磁スピル弁23が開弁している間は高圧室15内の燃料
圧力が上昇せず、燃料噴射ノズル4からの燃料噴射が行
われない。又、プランジャ12の往動中に、電磁スピル
弁23の閉弁・開弁の時期を制御することにより、燃料
噴射ノズル4からの燃料噴射量が制御される。
【0047】ポンプハウジング13の下側には、燃料噴
射時期を調整するためのタイマ装置(この図では90度
展開されている)26が設けられている。このタイマ装
置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対するロー
ラリング9の位置を変更することにより、カムフェイス
8aがカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレー
ト8及びプランジャ12の往復駆動時期を変更するため
のものである。
射時期を調整するためのタイマ装置(この図では90度
展開されている)26が設けられている。このタイマ装
置26は、ドライブシャフト5の回転方向に対するロー
ラリング9の位置を変更することにより、カムフェイス
8aがカムローラ10に係合する時期、即ちカムプレー
ト8及びプランジャ12の往復駆動時期を変更するため
のものである。
【0048】このタイマ装置26は油圧により駆動され
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリ
ング31等とから構成されている。そして、タイマピス
トン28はスライドピン32を介してローラリング9に
接続されている。
るものであり、タイマハウジング27と、同ハウジング
27内に嵌装されたタイマピストン28と、同じくタイ
マハウジング27内一側の低圧室29にてタイマピスト
ン28を他側の加圧室30へ押圧付勢するタイマスプリ
ング31等とから構成されている。そして、タイマピス
トン28はスライドピン32を介してローラリング9に
接続されている。
【0049】タイマハウジング27の加圧室30には、
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。又、タイマピストン
28の位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復動タイミングが決定される。
燃料フィードポンプ6により加圧された燃料が導入され
るようになっている。そして、その燃料圧力とタイマス
プリング31の付勢力との釣り合い関係によってタイマ
ピストン28の位置が決定される。又、タイマピストン
28の位置が決定されることにより、ローラリング9の
位置が決定され、カムプレート8を介してプランジャ1
2の往復動タイミングが決定される。
【0050】タイマ装置26の燃料圧力、即ち制御油圧
を調整するために、タイマ装置26にはタイミングコン
トロールバルブ33が設けられている。即ち、タイマハ
ウジング27の加圧室30と低圧室29とは連通路34
によって連通されており、同連通路34の途中にタイミ
ングコントロールバルブ33が設けられている。このタ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によって、プランジャ12のリフトタイミン
グが制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期
が調整される。
を調整するために、タイマ装置26にはタイミングコン
トロールバルブ33が設けられている。即ち、タイマハ
ウジング27の加圧室30と低圧室29とは連通路34
によって連通されており、同連通路34の途中にタイミ
ングコントロールバルブ33が設けられている。このタ
イミングコントロールバルブ33は、デューティ制御さ
れた通電信号によって開閉制御される電磁弁であり、同
タイミングコントロールバルブ33の開閉制御によって
加圧室30内の燃料圧力が調整される。そして、その燃
料圧力調整によって、プランジャ12のリフトタイミン
グが制御され、各燃料噴射ノズル4からの燃料噴射時期
が調整される。
【0051】ローラリング9の上部には、電磁ピックア
ップコイルよりなる回転検出センサ35がパルサ7の外
周面に対向して取付けられている(回転検出センサ35
とパルサ7とは協働して回転検出器を構成する)。この
回転検出センサ35は、パルサ7の突起等が横切る際に
変化する磁束の変化を検出してエンジン回転数NEに相
当するタイミング信号、即ち所定のクランク角度毎の回
転角度信号としてのエンジン回転パルスを出力する。
ップコイルよりなる回転検出センサ35がパルサ7の外
周面に対向して取付けられている(回転検出センサ35
とパルサ7とは協働して回転検出器を構成する)。この
回転検出センサ35は、パルサ7の突起等が横切る際に
変化する磁束の変化を検出してエンジン回転数NEに相
当するタイミング信号、即ち所定のクランク角度毎の回
転角度信号としてのエンジン回転パルスを出力する。
【0052】更に、この回転検出センサ35はローラリ
ング9と一体であるため、タイマ装置26の制御動作に
関わりなく、プランジャリフトに対して一定のタイミン
グで基準となるタイミング信号を出力する。尚、この回
転検出センサ35は電磁ピックアップ式であるため、極
低回転時にはセンサ内の検出コイルの起電力が小さくな
り、エンジン回転パルスが出力できなくなることは前記
した通りである。
ング9と一体であるため、タイマ装置26の制御動作に
関わりなく、プランジャリフトに対して一定のタイミン
グで基準となるタイミング信号を出力する。尚、この回
転検出センサ35は電磁ピックアップ式であるため、極
低回転時にはセンサ内の検出コイルの起電力が小さくな
り、エンジン回転パルスが出力できなくなることは前記
した通りである。
【0053】次に、ディーゼルエンジン2について説明
する。このディーゼルエンジン2ではシリンダ41、ピ
ストン42及びシリンダヘッド43によって各気筒毎に
対応する主燃焼室44がそれぞれ形成されている。又、
それら各主燃焼室44が、同じく各気筒毎に対応して設
けられた副燃料室45に連設されている。そして、各副
燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が
供給される。又、各副燃焼室45には、始動補助装置と
しての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けらてい
る。
する。このディーゼルエンジン2ではシリンダ41、ピ
ストン42及びシリンダヘッド43によって各気筒毎に
対応する主燃焼室44がそれぞれ形成されている。又、
それら各主燃焼室44が、同じく各気筒毎に対応して設
けられた副燃料室45に連設されている。そして、各副
燃焼室45に各燃料噴射ノズル4から噴射される燃料が
供給される。又、各副燃焼室45には、始動補助装置と
しての周知のグロープラグ46がそれぞれ取付けらてい
る。
【0054】ディーゼルエンジン2には、吸気管47及
び排気管50がそれぞれ設けられ、その吸気管47には
過給機を構成するターボチャージャ48のコンプレッサ
49が設けられ、排気管50にはターボチャージ48の
タービン51が設けられている。又、排気管50には、
過給圧力PIMを調節するウェイストゲートバルブ52
が設けられている。
び排気管50がそれぞれ設けられ、その吸気管47には
過給機を構成するターボチャージャ48のコンプレッサ
49が設けられ、排気管50にはターボチャージ48の
タービン51が設けられている。又、排気管50には、
過給圧力PIMを調節するウェイストゲートバルブ52
が設けられている。
【0055】周知のようにこのターボチャージャ48
は、排気ガスのエネルギーを利用してタービン51を回
転させ、その同軸上にあるコンプレンサ49を回転させ
て吸入空気を昇圧させる。これによって、密度の高い混
合気を主燃焼室44へ送り込んで燃料を多量に燃焼さ
せ、ディーゼルエンジン2の出力を増大させるようにな
っている。
は、排気ガスのエネルギーを利用してタービン51を回
転させ、その同軸上にあるコンプレンサ49を回転させ
て吸入空気を昇圧させる。これによって、密度の高い混
合気を主燃焼室44へ送り込んで燃料を多量に燃焼さ
せ、ディーゼルエンジン2の出力を増大させるようにな
っている。
【0056】又、ディーゼルエンジン2には、排気管5
0内の排気の一部を吸気管47の吸入ポート53へ還流
させる還流管54が設けられている。そして、その還流
管54の途中には排気の還流量を調節するエキゾースト
ガスリサキュレイションバルブ(EGRバルブ)55が
設けられている。このEGRバルブ55はバキュームス
イッチングバルブ(VSV)56の制御によって開閉制
御される。
0内の排気の一部を吸気管47の吸入ポート53へ還流
させる還流管54が設けられている。そして、その還流
管54の途中には排気の還流量を調節するエキゾースト
ガスリサキュレイションバルブ(EGRバルブ)55が
設けられている。このEGRバルブ55はバキュームス
イッチングバルブ(VSV)56の制御によって開閉制
御される。
【0057】更に、吸気管47の途中には、アクセルペ
ダル57の踏込量に連動して開閉される吸気絞り弁58
が設けられている。又、その吸気絞り弁58に平行して
バイパス路59が設けられ、同バイパス路59にはバイ
パス絞り弁60が設けられている。
ダル57の踏込量に連動して開閉される吸気絞り弁58
が設けられている。又、その吸気絞り弁58に平行して
バイパス路59が設けられ、同バイパス路59にはバイ
パス絞り弁60が設けられている。
【0058】バイパス絞り弁60は、二つのVSV6
1,62の制御によって駆動される二段のダイヤフラム
室を有するアクチュエータ63によって開閉制御され
る。このバイパス絞り弁60は各種運転状態に応じて開
閉制御されるものである。例えば、アイドル運転時には
騒音振動等の低減のために半開状態に制御され、通常運
転時には全開状態に制御され、更に運転停止時には円滑
な停止のために全閉状態に制御される。
1,62の制御によって駆動される二段のダイヤフラム
室を有するアクチュエータ63によって開閉制御され
る。このバイパス絞り弁60は各種運転状態に応じて開
閉制御されるものである。例えば、アイドル運転時には
騒音振動等の低減のために半開状態に制御され、通常運
転時には全開状態に制御され、更に運転停止時には円滑
な停止のために全閉状態に制御される。
【0059】そして、上記のように燃料噴射ポンプ1及
びディーゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁2
3、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ
46及び各VSV56,61,62は電子制御装置(以
下単に「ECU」という)71にそれぞれ電気的に接続
され,、同ECU71によってそれらの駆動タイミング
が制御される。
びディーゼルエンジン2に設けられた電磁スピル弁2
3、タイミングコントロールバルブ33、グロープラグ
46及び各VSV56,61,62は電子制御装置(以
下単に「ECU」という)71にそれぞれ電気的に接続
され,、同ECU71によってそれらの駆動タイミング
が制御される。
【0060】運転状態を検出するセンサとしては、回転
検出センサ35に加えて以下の各種センサが設けられて
いる。即ち、吸気管47にはエアクリーナ64の近傍に
おける吸気温度THAを検出する吸気温センサ72が設
けられている。又、吸気絞り弁58の開閉位置から、デ
ィーゼルエンジン2の負荷に相当するアクセル開度AC
CPを検出するアクセル開度センサ73が設けられてい
る。吸入ポート53の近傍には、ターボチャージャ48
によって過給された後の吸入空気圧力、即ち過給圧力P
IMを検出する吸気圧センサ74が設けられている。
検出センサ35に加えて以下の各種センサが設けられて
いる。即ち、吸気管47にはエアクリーナ64の近傍に
おける吸気温度THAを検出する吸気温センサ72が設
けられている。又、吸気絞り弁58の開閉位置から、デ
ィーゼルエンジン2の負荷に相当するアクセル開度AC
CPを検出するアクセル開度センサ73が設けられてい
る。吸入ポート53の近傍には、ターボチャージャ48
によって過給された後の吸入空気圧力、即ち過給圧力P
IMを検出する吸気圧センサ74が設けられている。
【0061】更に、ディーゼルエンジン2の冷却水温T
HWを検出する水温センサ75、及びディーゼルエンジ
ン2の始動時及び停止時に操作されるイグニションスイ
ッチ78が設けられている。又、ディーゼルエンジン2
のクランク軸40の回転基準位置、例えば特定気筒の上
死点に対するクランク軸40の回転位置を検出するクラ
ンク角センサ76が設けられている。更に、図示しない
トランスミッションには、そのギアの回転によって回さ
れるマグネット77aによりリードスイッチ77bをオ
ン・オフさせて車両速度(車速)SPを検出する車速セ
ンサ77が設けられている。
HWを検出する水温センサ75、及びディーゼルエンジ
ン2の始動時及び停止時に操作されるイグニションスイ
ッチ78が設けられている。又、ディーゼルエンジン2
のクランク軸40の回転基準位置、例えば特定気筒の上
死点に対するクランク軸40の回転位置を検出するクラ
ンク角センサ76が設けられている。更に、図示しない
トランスミッションには、そのギアの回転によって回さ
れるマグネット77aによりリードスイッチ77bをオ
ン・オフさせて車両速度(車速)SPを検出する車速セ
ンサ77が設けられている。
【0062】そして、ECU71には上述した各センサ
72〜77がそれぞれ接続されると共に回転検出センサ
35が接続されている。又、ECU71は各センサ3
5,72〜77から出力される信号に基づいて、電磁ス
ピル弁23、タイミングコントロールバルブ33、グロ
ープラグ46及びVSV56,61,62等を好適に制
御する。
72〜77がそれぞれ接続されると共に回転検出センサ
35が接続されている。又、ECU71は各センサ3
5,72〜77から出力される信号に基づいて、電磁ス
ピル弁23、タイミングコントロールバルブ33、グロ
ープラグ46及びVSV56,61,62等を好適に制
御する。
【0063】次に、前述したECU71の構成につい
て、図3のブロック図に従って説明する。ECU71は
中央処理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及
びマップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)82、CPU81の演算結果等を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)83、予め記憶されたデ
ータを保存するバックアップRAM84、所定のクロッ
ク信号を生成するクロック92等と、これら各部と入力
ポート85及び出力ポート86等とをバス87によって
接続した論理演算回路として構成されている。
て、図3のブロック図に従って説明する。ECU71は
中央処理装置(CPU)81、所定の制御プログラム及
びマップ等を予め記憶した読み出し専用メモリ(RO
M)82、CPU81の演算結果等を一時記憶するラン
ダムアクセスメモリ(RAM)83、予め記憶されたデ
ータを保存するバックアップRAM84、所定のクロッ
ク信号を生成するクロック92等と、これら各部と入力
ポート85及び出力ポート86等とをバス87によって
接続した論理演算回路として構成されている。
【0064】入力ポート85には、前述した吸気温セン
サ72、アクセル角度センサ73、吸気圧センサ74及
び水温センサ75が、各バッファ88,89,90,9
1、マルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して
接続されている。同じく、入力ポート85には、前述し
た回転検出センサ35、クランク角センサ76及び車速
センサ77が、波形整形回路95を介して接続されてい
る。また、イグニションスイッチ78も入力ポート85
に接続されている。
サ72、アクセル角度センサ73、吸気圧センサ74及
び水温センサ75が、各バッファ88,89,90,9
1、マルチプレクサ93及びA/D変換器94を介して
接続されている。同じく、入力ポート85には、前述し
た回転検出センサ35、クランク角センサ76及び車速
センサ77が、波形整形回路95を介して接続されてい
る。また、イグニションスイッチ78も入力ポート85
に接続されている。
【0065】そして、CPU81は入力ポート85を介
して入力される各センサ35,72〜77等の検出信号
を入力値として読み込む。又、出力ポート86には各駆
動回路96,97,98,99,100,101を介し
て電磁スピル弁23、タイミングコントロールバルブ3
3、グロープラグ46及びVSV56,61,62等が
接続されている。
して入力される各センサ35,72〜77等の検出信号
を入力値として読み込む。又、出力ポート86には各駆
動回路96,97,98,99,100,101を介し
て電磁スピル弁23、タイミングコントロールバルブ3
3、グロープラグ46及びVSV56,61,62等が
接続されている。
【0066】そして、CPUI81は各センサ35,7
2〜77から読み込んだ入力値に基づき、電磁スピル弁
23、タイミングコントロールバルブ33、グロープラ
グ46及びVSV56,61,62等を好適に制御す
る。次に、図4乃至図8を用いて、前述したECU71
により実行される燃料噴射量制御処理の第1実施例につ
いて説明する。
2〜77から読み込んだ入力値に基づき、電磁スピル弁
23、タイミングコントロールバルブ33、グロープラ
グ46及びVSV56,61,62等を好適に制御す
る。次に、図4乃至図8を用いて、前述したECU71
により実行される燃料噴射量制御処理の第1実施例につ
いて説明する。
【0067】図4及び図5に示すフローチャートは、E
CU71により実行される第1実施例に係る燃料噴射制
御処理を示している。また、図6は燃料噴射制御処理に
おいて用いるマップを、更に図7及び図8は本実施例に
係る燃料噴射量制御処理の作用・動作を説明するための
タイミングチャートである。
CU71により実行される第1実施例に係る燃料噴射制
御処理を示している。また、図6は燃料噴射制御処理に
おいて用いるマップを、更に図7及び図8は本実施例に
係る燃料噴射量制御処理の作用・動作を説明するための
タイミングチャートである。
【0068】先ず、図4に示される燃料噴射制御処理に
ついて説明する。尚、同図に示される燃料噴射制御処理
は、エンジン回転数NEが出力される毎に実施される処
理(以下、NE割り込み処理という)である。図4に示
される燃料噴射制御処理が開始されると、先ずステップ
100において、ECU71は入力されたエンジン回転
パルスに基づきエンジン回転パルスのパルス間隔(以
下、このパルス間隔をNEパルス間隔TNINTとい
う)を演算すると共に、回転検出センサ35が出力する
エンジン回転パルスのパルス数(以下、このカウント数
をNE割込カウンタCNIRQという)をインクリメン
トする。尚、欠歯検出時にCNIRQはクリアされる。
ついて説明する。尚、同図に示される燃料噴射制御処理
は、エンジン回転数NEが出力される毎に実施される処
理(以下、NE割り込み処理という)である。図4に示
される燃料噴射制御処理が開始されると、先ずステップ
100において、ECU71は入力されたエンジン回転
パルスに基づきエンジン回転パルスのパルス間隔(以
下、このパルス間隔をNEパルス間隔TNINTとい
う)を演算すると共に、回転検出センサ35が出力する
エンジン回転パルスのパルス数(以下、このカウント数
をNE割込カウンタCNIRQという)をインクリメン
トする。尚、欠歯検出時にCNIRQはクリアされる。
【0069】続くステップ102では、ステップ100
でカウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がC
NIRQ=3であるかどうかが判断される。そして、ス
テップ102でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=3であると判断された場合には、ステップ10
4において電磁スピル弁23を閉弁(ON)する。即ち
本実施例におていは、パルサ7に形成されたCNIRQ
=3に対応する歯(突起)は第1の基準歯となるもので
あり、この第1の基準歯に対応するCNIRQ=3のエ
ンジン回転パルスが出力された時に電磁スピル弁23が
ONし、燃料噴射が開始される。
でカウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がC
NIRQ=3であるかどうかが判断される。そして、ス
テップ102でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=3であると判断された場合には、ステップ10
4において電磁スピル弁23を閉弁(ON)する。即ち
本実施例におていは、パルサ7に形成されたCNIRQ
=3に対応する歯(突起)は第1の基準歯となるもので
あり、この第1の基準歯に対応するCNIRQ=3のエ
ンジン回転パルスが出力された時に電磁スピル弁23が
ONし、燃料噴射が開始される。
【0070】この第1の基準歯の設定位置は、欠歯近傍
に配設されている。一般に、電磁スピル弁の閉弁タイミ
ングはこの欠歯近傍に設定される。そこで本実施例で
は、欠歯近傍のCNIRQ=3の位置で電磁スピル弁2
3がONされる構成とした。また、欠歯の形成位置近傍
のクランク角領域は、エンジン回転数の変動において比
較的エンジン回転数が高い領域でもある。よって、欠歯
近傍に設定された第1の基準歯が発生する第1の基準パ
ルスは、エンジン回転数が変動しても必ず検出され、回
転検出センサ35から出力される(尚、上記したステッ
プ102及びステップ104は、前記した電磁スピル弁
閉弁手段を構成する)。
に配設されている。一般に、電磁スピル弁の閉弁タイミ
ングはこの欠歯近傍に設定される。そこで本実施例で
は、欠歯近傍のCNIRQ=3の位置で電磁スピル弁2
3がONされる構成とした。また、欠歯の形成位置近傍
のクランク角領域は、エンジン回転数の変動において比
較的エンジン回転数が高い領域でもある。よって、欠歯
近傍に設定された第1の基準歯が発生する第1の基準パ
ルスは、エンジン回転数が変動しても必ず検出され、回
転検出センサ35から出力される(尚、上記したステッ
プ102及びステップ104は、前記した電磁スピル弁
閉弁手段を構成する)。
【0071】一方、ステップ102で今回入力されたエ
ンジン回転パルスがCNIRQ=3でなかった場合に
は、ステップ104の処理を行うことなく、ステップ1
06に進む。ステップ106では、イグニションスイッ
チ78から出力される始動信号が入力されたかどうかを
判断する。そして、イグニションスイッチ78の始動信
号ががオン(STA ON)となったと判断すると、処
理をステップ108に進め、エンジン回転数(NE)が
150rpm以下かどうか、即ちエンジン回転数が極低
回転時であるかどうかが判断される(尚、このステップ
106及びステップ108は極低回転時検出手段を構成
する)。このステップ106及びステップ108で共に
肯定判断がされ、現在の機関状態が極低回転時であると
判断されると処理はステップ110に進む。
ンジン回転パルスがCNIRQ=3でなかった場合に
は、ステップ104の処理を行うことなく、ステップ1
06に進む。ステップ106では、イグニションスイッ
チ78から出力される始動信号が入力されたかどうかを
判断する。そして、イグニションスイッチ78の始動信
号ががオン(STA ON)となったと判断すると、処
理をステップ108に進め、エンジン回転数(NE)が
150rpm以下かどうか、即ちエンジン回転数が極低
回転時であるかどうかが判断される(尚、このステップ
106及びステップ108は極低回転時検出手段を構成
する)。このステップ106及びステップ108で共に
肯定判断がされ、現在の機関状態が極低回転時であると
判断されると処理はステップ110に進む。
【0072】ステップ110では、ステップ100でカ
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=1であるかどうかが判断される。そして、NE割
込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=1であると判
断された時には、ステップ112において前記ステップ
100で演算されたNEパルス間隔TNINTをTN1
としてRAM83に記憶させる。また、ステップ110
においてCNIRQ=1ではないと判断された場合に
は、ステップ112の処理は実行せずに処理をステップ
114に進める。
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=1であるかどうかが判断される。そして、NE割
込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=1であると判
断された時には、ステップ112において前記ステップ
100で演算されたNEパルス間隔TNINTをTN1
としてRAM83に記憶させる。また、ステップ110
においてCNIRQ=1ではないと判断された場合に
は、ステップ112の処理は実行せずに処理をステップ
114に進める。
【0073】ステップ114では、ステップ100でカ
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=9であるかどうかが判断される。そして、NE割
込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=9であると判
断された時には、ステップ116において前記ステップ
100で演算されたNEパルス間隔TNINTをTN9
としてRAM83に記憶させる。また、ステップ110
においてCNIRQ=9ではないと判断された場合に
は、ステップ116の処理は実行せずに処理をステップ
118に進める。
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=9であるかどうかが判断される。そして、NE割
込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=9であると判
断された時には、ステップ116において前記ステップ
100で演算されたNEパルス間隔TNINTをTN9
としてRAM83に記憶させる。また、ステップ110
においてCNIRQ=9ではないと判断された場合に
は、ステップ116の処理は実行せずに処理をステップ
118に進める。
【0074】ステップ118では、ステップ100でカ
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=10であるかどうかが判断される。ここで、パル
サ7に形成されたCNIRQ=10に対応する歯(突
起)は第2の基準歯となるものである。
ウントされるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=10であるかどうかが判断される。ここで、パル
サ7に形成されたCNIRQ=10に対応する歯(突
起)は第2の基準歯となるものである。
【0075】この第2の基準歯は、パルサ7の回転方向
に対し前記第1の基準歯の形成位置よりも後に形成され
ている。また第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動
に拘わらず、回転検出センサ35により必ず検出される
位置(クランク角度)に設定されている。尚、この回転
検出センサ35により必ず検出される位置(クランク角
度)は、予めエンジン回転変動を調べる実験を行うこと
により容易に求めることができる。
に対し前記第1の基準歯の形成位置よりも後に形成され
ている。また第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動
に拘わらず、回転検出センサ35により必ず検出される
位置(クランク角度)に設定されている。尚、この回転
検出センサ35により必ず検出される位置(クランク角
度)は、予めエンジン回転変動を調べる実験を行うこと
により容易に求めることができる。
【0076】ステップ118で、NE割込カウンタCN
IRQの値がCNIRQ=10であると判断された場合
には、処理はステップ120に進む。ステップ120で
は、CNIRQ=10に対応する第2の基準歯により発
生する第2の基準パルスのNEパルス間隔TNINTを
演算する共に、ステップ116でRAM83に記憶させ
たTN9を読み出す。そして、第2の基準パルスのNE
パルス間隔TNINTが、TN9に所定の定数(本実施
例では、2.5 としている) を乗算した値よりも小さいか
どうかが判断される。
IRQの値がCNIRQ=10であると判断された場合
には、処理はステップ120に進む。ステップ120で
は、CNIRQ=10に対応する第2の基準歯により発
生する第2の基準パルスのNEパルス間隔TNINTを
演算する共に、ステップ116でRAM83に記憶させ
たTN9を読み出す。そして、第2の基準パルスのNE
パルス間隔TNINTが、TN9に所定の定数(本実施
例では、2.5 としている) を乗算した値よりも小さいか
どうかが判断される。
【0077】このステップ120は、CNIRQ=10
として入力した第2の基準パルスが正常なパルスである
かどうかを判定する処理である。上記のように、第2の
基準歯は1サイクル中の回転変動に拘わらず必ず検出さ
れる位置に形成されているが、それでもなお極めて回転
数が小さくなった時(例えば、バッテリーの消耗が激し
い時)等においては、第2の基準歯が検出されないおそ
れもある。
として入力した第2の基準パルスが正常なパルスである
かどうかを判定する処理である。上記のように、第2の
基準歯は1サイクル中の回転変動に拘わらず必ず検出さ
れる位置に形成されているが、それでもなお極めて回転
数が小さくなった時(例えば、バッテリーの消耗が激し
い時)等においては、第2の基準歯が検出されないおそ
れもある。
【0078】後述するように、第2の基準歯により発生
する第2の基準パルスは電磁スピル弁23を開弁する際
の基準となるものであり、この第2の基準歯が検出不能
となると、燃料噴射制御が適正に行えなくなり始動性が
悪化することが考えられる。そこで、本実施例ではステ
ップ120を設け、CNIRQ=10として入力した第
2の基準パルスが正常なパルスであるかどうかを判定す
る構成としている。
する第2の基準パルスは電磁スピル弁23を開弁する際
の基準となるものであり、この第2の基準歯が検出不能
となると、燃料噴射制御が適正に行えなくなり始動性が
悪化することが考えられる。そこで、本実施例ではステ
ップ120を設け、CNIRQ=10として入力した第
2の基準パルスが正常なパルスであるかどうかを判定す
る構成としている。
【0079】また、第2の基準パルスが正常なパルスで
あるかどうかを判定するのに、第2の基準パルスの1歯
前の歯であるCNIRQ=9のNEパルス間隔TN9を
用いたのは、第2の基準パルスの直前のNEパルス間隔
TN9であれば、回転変動の影響が大きく影響していな
いことによる。更に、NEパルス間隔TN9に定数(2.
5)を乗算しているのは、回転変動が極めて大きい場合を
想定しNEパルス間隔TN9にある程度の余裕を持たせ
るためである。
あるかどうかを判定するのに、第2の基準パルスの1歯
前の歯であるCNIRQ=9のNEパルス間隔TN9を
用いたのは、第2の基準パルスの直前のNEパルス間隔
TN9であれば、回転変動の影響が大きく影響していな
いことによる。更に、NEパルス間隔TN9に定数(2.
5)を乗算しているのは、回転変動が極めて大きい場合を
想定しNEパルス間隔TN9にある程度の余裕を持たせ
るためである。
【0080】ステップ120において、第2の基準歯に
より発生する第2の基準パルスが正常なパルスであると
判断されると、処理はステップ122に進む。ステップ
122では、図5に示される後述するメインルーチンの
ステップ204で求められるスピル弁開弁時間(以下、
電磁スピル弁OFF時間TSPSTという)と現在の時
刻(第2の基準パルスが検出された時刻)とを加算し、
この加算した値をアウトプットコンペアレジスタ(図示
せず)にセットする。
より発生する第2の基準パルスが正常なパルスであると
判断されると、処理はステップ122に進む。ステップ
122では、図5に示される後述するメインルーチンの
ステップ204で求められるスピル弁開弁時間(以下、
電磁スピル弁OFF時間TSPSTという)と現在の時
刻(第2の基準パルスが検出された時刻)とを加算し、
この加算した値をアウトプットコンペアレジスタ(図示
せず)にセットする。
【0081】続いて、ECU71は電磁スピル弁OFF
時間TSPSTが経過するのを待ち、この電磁スピル弁
OFF時間TSPSTが経過した時点で電磁スピル弁2
3を開弁(OFF)する。従って、第2の基準パルスが
出力された後、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが経
過した時点で燃料噴射は停止される。
時間TSPSTが経過するのを待ち、この電磁スピル弁
OFF時間TSPSTが経過した時点で電磁スピル弁2
3を開弁(OFF)する。従って、第2の基準パルスが
出力された後、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが経
過した時点で燃料噴射は停止される。
【0082】尚、上記した電磁スピル弁OFF時間TS
PSTとは、前記の第2の基準パルスの発生時を基準と
し、この第2の基準パルスの発生時から電磁スピル弁2
3を開弁するまでの時間をいう。また、ステップ118
及びステップ122は、協働して前記した電磁スピル弁
開弁手段を構成する。
PSTとは、前記の第2の基準パルスの発生時を基準と
し、この第2の基準パルスの発生時から電磁スピル弁2
3を開弁するまでの時間をいう。また、ステップ118
及びステップ122は、協働して前記した電磁スピル弁
開弁手段を構成する。
【0083】一方、ステップ118で否定判断がされた
場合、即ち今回入力されたパルスがCNIRQ=10で
はない(即ち、第2の基準パルスではない)と判断され
た場合は、ECU71はステップ120及びステップ1
22の処理を実施することなく、処理をステップ124
に進める。
場合、即ち今回入力されたパルスがCNIRQ=10で
はない(即ち、第2の基準パルスではない)と判断され
た場合は、ECU71はステップ120及びステップ1
22の処理を実施することなく、処理をステップ124
に進める。
【0084】また、ステップ120で否定判断がされた
場合、即ち第2の基準パルスが正常ではないと判断され
た場合には、処理はステップ132に進む。ステップ1
32では、ステップ122による電磁スピル弁23の開
弁処理を禁止して、全量噴射を実施する。
場合、即ち第2の基準パルスが正常ではないと判断され
た場合には、処理はステップ132に進む。ステップ1
32では、ステップ122による電磁スピル弁23の開
弁処理を禁止して、全量噴射を実施する。
【0085】前述したように、第2の基準パルスは電磁
スピル弁23の開弁する(燃料噴射を停止する)基準と
なるパルスである。しかるに、この第2の基準パルスが
適正に出力されない場合には、燃料噴射制御が適正に行
えなくなり始動性が悪化するおそれがある。
スピル弁23の開弁する(燃料噴射を停止する)基準と
なるパルスである。しかるに、この第2の基準パルスが
適正に出力されない場合には、燃料噴射制御が適正に行
えなくなり始動性が悪化するおそれがある。
【0086】しかるに上記のように、ステップ120及
びステップ132の処理により、電磁スピル弁23の開
弁時期を決定する基準となる第2の基準歯に対応する第
2の基準パルスが検出されない時には全量噴射を行うこ
とにより、最低限の始動性を確保することが可能となり
始動不能が発生を防止することができる。尚、このステ
ップ120及びステップ132の処理は、協働して前記
した全量噴射手段を構成する。
びステップ132の処理により、電磁スピル弁23の開
弁時期を決定する基準となる第2の基準歯に対応する第
2の基準パルスが検出されない時には全量噴射を行うこ
とにより、最低限の始動性を確保することが可能となり
始動不能が発生を防止することができる。尚、このステ
ップ120及びステップ132の処理は、協働して前記
した全量噴射手段を構成する。
【0087】以上説明してきたステップ110〜ステッ
プ122の処理は、ステップ106及びステップ108
で共に肯定判断がされた時、即ち機関状態が極低回転時
と判断された時に実施される処理である(以下、ステッ
プ110〜ステップ122の処理を極低回転時処理とい
う)。
プ122の処理は、ステップ106及びステップ108
で共に肯定判断がされた時、即ち機関状態が極低回転時
と判断された時に実施される処理である(以下、ステッ
プ110〜ステップ122の処理を極低回転時処理とい
う)。
【0088】しかるに、ステップ106或いはステップ
108で否定判断がされた場合、即ち機関状態が極低回
転状態ではない時には極低回転時処理は実施されずに、
処理はステップ124に進む。ステップ124では、今
回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタCNIRQ
の値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CANGであるか
どうかが判断される。この電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGは、図5を用いて後述するメインルーチンで
算出される値である。尚、電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGの具体的な算出方法については、説明の便宜
上後述するものとする。
108で否定判断がされた場合、即ち機関状態が極低回
転状態ではない時には極低回転時処理は実施されずに、
処理はステップ124に進む。ステップ124では、今
回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタCNIRQ
の値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CANGであるか
どうかが判断される。この電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGは、図5を用いて後述するメインルーチンで
算出される値である。尚、電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGの具体的な算出方法については、説明の便宜
上後述するものとする。
【0089】ステップ124で肯定判断がされると、処
理はステップ126に進む。ステップ126では、図5
を用いて後述する燃料噴射制御のメインルーチンで求め
られる電磁スピル弁OFF余り時間TSPと現在の時刻
とを加算して、この値をアウトプットコンペアレジスタ
にセットする。
理はステップ126に進む。ステップ126では、図5
を用いて後述する燃料噴射制御のメインルーチンで求め
られる電磁スピル弁OFF余り時間TSPと現在の時刻
とを加算して、この値をアウトプットコンペアレジスタ
にセットする。
【0090】またECU71はステップ126において
電磁スピル弁駆動制御処理を行い、アウトプットコンペ
アレジスタに格納されている電磁スピル弁OFF余り時
間TSPに基づき、電磁スピル弁OFFカウンタ値CA
NGに該当するエンジン回転パルスの入力時刻から、電
磁スピル弁OFF余り時間TSPが経過するのを待って
電磁スピル弁23を開弁(OFF)する。尚、上記のス
テップ124及びステップ126は、上記したように機
関状態が極低回転以外の時に実施される処理であるた
め、以下この処理を通常時制御処理という。
電磁スピル弁駆動制御処理を行い、アウトプットコンペ
アレジスタに格納されている電磁スピル弁OFF余り時
間TSPに基づき、電磁スピル弁OFFカウンタ値CA
NGに該当するエンジン回転パルスの入力時刻から、電
磁スピル弁OFF余り時間TSPが経過するのを待って
電磁スピル弁23を開弁(OFF)する。尚、上記のス
テップ124及びステップ126は、上記したように機
関状態が極低回転以外の時に実施される処理であるた
め、以下この処理を通常時制御処理という。
【0091】ステップ126或いはステップ132の処
理が終了すると、またステップ124において否定判断
がされると、処理はステップ128に進む。ステップ1
28及びステップ130は、後述するメインルーチン処
理で用いる基準パルス間隔TSを求める処理である。ス
テップ128では、今回のNE割り込みによるNE割込
カウンタCNIRQの値が、前記した電磁スピル弁OF
Fカウンタ値CANGに1を加算した値(CANG+
1)であるかどうかが判断される。
理が終了すると、またステップ124において否定判断
がされると、処理はステップ128に進む。ステップ1
28及びステップ130は、後述するメインルーチン処
理で用いる基準パルス間隔TSを求める処理である。ス
テップ128では、今回のNE割り込みによるNE割込
カウンタCNIRQの値が、前記した電磁スピル弁OF
Fカウンタ値CANGに1を加算した値(CANG+
1)であるかどうかが判断される。
【0092】そして、今回のNE割込カウンタCNIR
Qの値が、(CANG+1)であると判断された場合に
は、処理はステップ130に進み、ステップ100で求
められたNEパルス間隔TNINTを基準パルス間隔T
Sとして記憶する。尚、ステップ128で今回のNE割
込カウンタCNIRQの値が、(CANG+1)ではな
いと判断された場合には、ステップ130の処理を行う
ことなく燃料噴射制御処理を終了する。
Qの値が、(CANG+1)であると判断された場合に
は、処理はステップ130に進み、ステップ100で求
められたNEパルス間隔TNINTを基準パルス間隔T
Sとして記憶する。尚、ステップ128で今回のNE割
込カウンタCNIRQの値が、(CANG+1)ではな
いと判断された場合には、ステップ130の処理を行う
ことなく燃料噴射制御処理を終了する。
【0093】続いて、本実施例に係る燃料噴射制御処理
のメインルーチンについて図5を用いて説明する。同図
に示すステップ200及びステップ202は、前記した
通常処理において用いる電磁スピル弁OFFカウンタ値
CANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSPを求め
る処理である。
のメインルーチンについて図5を用いて説明する。同図
に示すステップ200及びステップ202は、前記した
通常処理において用いる電磁スピル弁OFFカウンタ値
CANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSPを求め
る処理である。
【0094】ステップ200においては、エンジン回転
数(NE)と吸気絞り弁58の開度(アクセル開度AC
CPと示す)から、最終噴射量QFINを算出する。こ
の最終噴射量QFINは、エンジン回転数NEとアクセ
ル開度ACCPから求められる現在の機関状態に最も適
した燃料噴射量である。尚、本実施例ではエンジン回転
数NEとアクセル開度ACCPから最終噴射量QFIN
を求めているが、これに加えエンジン水温(THW)を
補正項として加える構成としてもよい。 ステップ20
0において最終噴射量QFINが算出されると、続くス
テップ202では、エンジン回転数(NE)とステップ
200で算出された最終噴射量QFINとに基づき最終
スピル角度QANGを算出する。この最終スピル角度Q
ANGは、最終噴射量QFINの燃料を噴射するのに要
するクランク角の回転角度として求められる。
数(NE)と吸気絞り弁58の開度(アクセル開度AC
CPと示す)から、最終噴射量QFINを算出する。こ
の最終噴射量QFINは、エンジン回転数NEとアクセ
ル開度ACCPから求められる現在の機関状態に最も適
した燃料噴射量である。尚、本実施例ではエンジン回転
数NEとアクセル開度ACCPから最終噴射量QFIN
を求めているが、これに加えエンジン水温(THW)を
補正項として加える構成としてもよい。 ステップ20
0において最終噴射量QFINが算出されると、続くス
テップ202では、エンジン回転数(NE)とステップ
200で算出された最終噴射量QFINとに基づき最終
スピル角度QANGを算出する。この最終スピル角度Q
ANGは、最終噴射量QFINの燃料を噴射するのに要
するクランク角の回転角度として求められる。
【0095】上記のように最終スピル角度QANGが算
出されると、これに基づいて電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSPが
算出される。本実施例においては、エンジン回転数パル
スの1パルスに相当するクランク角度は7.5 °CAとさ
れているため、最終スピル角度CANGは、下式のよう
に表すことができる。
出されると、これに基づいて電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSPが
算出される。本実施例においては、エンジン回転数パル
スの1パルスに相当するクランク角度は7.5 °CAとさ
れているため、最終スピル角度CANGは、下式のよう
に表すことができる。
【0096】
【数1】
【0097】上記(1)式においてθREMは余り角で
あり、1パルスのクランク角度(7.5 °CA)に満たな
かった角度である。よって、電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANGは、最終スピル角度QANGを7.5 °CA
で除算した時の整商として求めることができ(下式
(2)に示す)、また余り角θREMは最終スピル角度
QANGを7.5 °CAで除算した時の剰余として求める
ことができる。
あり、1パルスのクランク角度(7.5 °CA)に満たな
かった角度である。よって、電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANGは、最終スピル角度QANGを7.5 °CA
で除算した時の整商として求めることができ(下式
(2)に示す)、また余り角θREMは最終スピル角度
QANGを7.5 °CAで除算した時の剰余として求める
ことができる。
【0098】
【数2】
【0099】但し、(QANG/7.5)は最終スピル角度
QANGを7.5 °CAで除算した時の整商を示すまた、
上記のように求められた余り角θREMは、1パルスに
相当するクランク角度(7.5 °CA)よりも小さいた
め、NE割込カウンタCNIRQを用いた制御はできな
い。このため、余り角θREMを時間変換することによ
り電磁スピル弁OFF余り時間TSPを求め、電磁スピ
ル弁OFFカウンタ値CANGを検出後、電磁スピル弁
OFF余り時間TSPが経過するのを待って電磁スピル
弁23を開弁することにより、最終噴射量QFINの燃
料が噴射されるよう構成している。
QANGを7.5 °CAで除算した時の整商を示すまた、
上記のように求められた余り角θREMは、1パルスに
相当するクランク角度(7.5 °CA)よりも小さいた
め、NE割込カウンタCNIRQを用いた制御はできな
い。このため、余り角θREMを時間変換することによ
り電磁スピル弁OFF余り時間TSPを求め、電磁スピ
ル弁OFFカウンタ値CANGを検出後、電磁スピル弁
OFF余り時間TSPが経過するのを待って電磁スピル
弁23を開弁することにより、最終噴射量QFINの燃
料が噴射されるよう構成している。
【0100】この電磁スピル弁OFF余り時間TSP
は、図4のステップ130で求められる電磁スピル弁O
FFカウンタ値が(CANG+1)の時におけるNEパ
ルス間隔TNINTである基準パルス間隔TSに基づ
き、下式により求めることができる。
は、図4のステップ130で求められる電磁スピル弁O
FFカウンタ値が(CANG+1)の時におけるNEパ
ルス間隔TNINTである基準パルス間隔TSに基づ
き、下式により求めることができる。
【0101】
【数3】
【0102】続くステップ204では、極低速回転時に
おける燃料噴射制御処理において用いる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTを求める。具体的には、この電磁ス
ピル弁OFF時間TSPSTは、図4のステップ112
で求められるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=1である時のNEパルス間隔TN1と、ステップ
116で求められるNE割込カウンタCNIRQの値が
CNIRQ=9である時のNEパルス間隔TN9との比
(TN1/TN9)に基づき、図6に示すマップから求
める。
おける燃料噴射制御処理において用いる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTを求める。具体的には、この電磁ス
ピル弁OFF時間TSPSTは、図4のステップ112
で求められるNE割込カウンタCNIRQの値がCNI
RQ=1である時のNEパルス間隔TN1と、ステップ
116で求められるNE割込カウンタCNIRQの値が
CNIRQ=9である時のNEパルス間隔TN9との比
(TN1/TN9)に基づき、図6に示すマップから求
める。
【0103】ステップ204の処理を行うことにより、
極低速回転時において電磁スピル弁23の開弁時間を示
す電磁スピル弁OFF時間TSPSTは、第2の基準歯
の形成位置よりも前に形成されたCNIRQ=1,9に
対応する歯のパルス間隔T1,T9により補正処理され
ることとなる(このステップ204の処理は、開弁時間
補正手段を構成する)。
極低速回転時において電磁スピル弁23の開弁時間を示
す電磁スピル弁OFF時間TSPSTは、第2の基準歯
の形成位置よりも前に形成されたCNIRQ=1,9に
対応する歯のパルス間隔T1,T9により補正処理され
ることとなる(このステップ204の処理は、開弁時間
補正手段を構成する)。
【0104】一般に、極低回転時においては1サイクル
中の回転変動は安定しておらず、大きく変動する場合も
ある。従って、電磁スピル弁23の開弁時間を第2の基
準パルスのパルス間隔と燃料噴射量とのみにより決定し
た場合、上記回転変動が電磁スピル弁23の開弁時間に
反映されないため、その精度が低下することが考えられ
る。
中の回転変動は安定しておらず、大きく変動する場合も
ある。従って、電磁スピル弁23の開弁時間を第2の基
準パルスのパルス間隔と燃料噴射量とのみにより決定し
た場合、上記回転変動が電磁スピル弁23の開弁時間に
反映されないため、その精度が低下することが考えられ
る。
【0105】しかるに、ステップ204の処理のよう
に、電磁スピル弁23の開弁時間となる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTを第2の基準歯の形成位置よりも前
に形成された所定歯のパルス間隔T1,T9に基づき求
めることにより、上記回転変動を電磁スピル弁OFF時
間TSPSTに反映することができる。よって、ステッ
プ204において算出される電磁スピル弁OFF時間T
SPSTは、現在の機関状態を反映した値となり燃料噴
射制御の精度を向上させることができる。
に、電磁スピル弁23の開弁時間となる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTを第2の基準歯の形成位置よりも前
に形成された所定歯のパルス間隔T1,T9に基づき求
めることにより、上記回転変動を電磁スピル弁OFF時
間TSPSTに反映することができる。よって、ステッ
プ204において算出される電磁スピル弁OFF時間T
SPSTは、現在の機関状態を反映した値となり燃料噴
射制御の精度を向上させることができる。
【0106】尚、図5のメインルーチンには図示されて
いないが、ステップ204で求められる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTの値に、ポンプ特性補正を行う構成
としてもよい。即ち、一般に燃料噴射ポンプ1には、機
器誤差等に起因して若干のポンプ特性に差が生じてい
る。このポンプ特性差は特にエンジン回転数が極低回転
時に大きな影響を及ぼす。このため、精度の高い燃料噴
射制御処理を行うために、電磁スピル弁OFF時間TS
PSTをポンプ特性に応じて補正する構成とすることに
より、ポンプ特性に対応した更に精度の高い電磁スピル
弁OFF時間TSPSTを設定することができる。
いないが、ステップ204で求められる電磁スピル弁O
FF時間TSPSTの値に、ポンプ特性補正を行う構成
としてもよい。即ち、一般に燃料噴射ポンプ1には、機
器誤差等に起因して若干のポンプ特性に差が生じてい
る。このポンプ特性差は特にエンジン回転数が極低回転
時に大きな影響を及ぼす。このため、精度の高い燃料噴
射制御処理を行うために、電磁スピル弁OFF時間TS
PSTをポンプ特性に応じて補正する構成とすることに
より、ポンプ特性に対応した更に精度の高い電磁スピル
弁OFF時間TSPSTを設定することができる。
【0107】上記ステップ200〜204に示した一連
の処理が終了することにより、図5に示される燃料噴射
制御処理のメインルーチンは終了する。続いて、図4及
び図5を用いて説明した燃料噴射制御処理による動作・
作用について図7及び図8を用いて説明する。図7は通
常時制御処理を実施した場合における燃料噴射状態を示
すタイミングチャートであり、また図8は極低回転時処
理を実施した場合における燃料噴射状態を示すタイミン
グチャートである。また、各図において(A)はNE割
込カウンタCNIRQの値を、(B)は電磁スピル弁O
FFカウンタ値CANG及び電磁スピル弁OFF余り時
間TSPを、(C)は電磁スピル弁23の開弁(ON)
及び閉弁(OFF)のタイミングを夫々示している。
の処理が終了することにより、図5に示される燃料噴射
制御処理のメインルーチンは終了する。続いて、図4及
び図5を用いて説明した燃料噴射制御処理による動作・
作用について図7及び図8を用いて説明する。図7は通
常時制御処理を実施した場合における燃料噴射状態を示
すタイミングチャートであり、また図8は極低回転時処
理を実施した場合における燃料噴射状態を示すタイミン
グチャートである。また、各図において(A)はNE割
込カウンタCNIRQの値を、(B)は電磁スピル弁O
FFカウンタ値CANG及び電磁スピル弁OFF余り時
間TSPを、(C)は電磁スピル弁23の開弁(ON)
及び閉弁(OFF)のタイミングを夫々示している。
【0108】図7に示す通常時制御処理においては、エ
ンジン回転が高いため、1サイクル中においてパルサ7
に形成された全ての歯からパルスが出力される。このた
め、ECU71は電磁スピル弁OFFカウンタ値CAN
Gに対応するNE割込カウンタCNIRQの値(同図に
示す例ではCNIRQ=14)のパルスが立ち上がった
時点より電磁スピル弁OFF余り時間TSPが経過する
のを待って電磁スピル弁23を開弁する通常時制御処理
(図4のステップ124及びステップ126)を行う。
ンジン回転が高いため、1サイクル中においてパルサ7
に形成された全ての歯からパルスが出力される。このた
め、ECU71は電磁スピル弁OFFカウンタ値CAN
Gに対応するNE割込カウンタCNIRQの値(同図に
示す例ではCNIRQ=14)のパルスが立ち上がった
時点より電磁スピル弁OFF余り時間TSPが経過する
のを待って電磁スピル弁23を開弁する通常時制御処理
(図4のステップ124及びステップ126)を行う。
【0109】しかるに、この通常時制御処理を極低回転
状態をおいて実施した場合には、前述したようにパルス
抜けに起因して正確な燃料噴射処理を実施できなくな
る。即ち、ECU71は回転検出センサ35からパルス
出力が行われる毎にNE割込カウンタCNIRQの値を
インクリメントするため、パルス抜けが発生した場合に
は実際のNE割込カウンタCNIRQの値に狂いが生じ
てしまう。
状態をおいて実施した場合には、前述したようにパルス
抜けに起因して正確な燃料噴射処理を実施できなくな
る。即ち、ECU71は回転検出センサ35からパルス
出力が行われる毎にNE割込カウンタCNIRQの値を
インクリメントするため、パルス抜けが発生した場合に
は実際のNE割込カウンタCNIRQの値に狂いが生じ
てしまう。
【0110】図8の例では、CNIRQ=12,13に
対応する歯にパルス抜けが発生した状態を示している。
この時、図7で説明した例のように、電磁スピル弁OF
Fカウンタ値CANGがCANG=14であったとする
と、CNIRQ=12,13がパルス抜けとなってカウ
ントされていないため、パルス抜けが発生していない正
常な状態におけるCANG=14に対応するパルスは、
パルス抜けが発生している場合にはECU71はCAN
G=12として判断してしまう(ECU71が誤判断す
るNE割込カウンタCNIRQの値を括弧書で示す)。
対応する歯にパルス抜けが発生した状態を示している。
この時、図7で説明した例のように、電磁スピル弁OF
Fカウンタ値CANGがCANG=14であったとする
と、CNIRQ=12,13がパルス抜けとなってカウ
ントされていないため、パルス抜けが発生していない正
常な状態におけるCANG=14に対応するパルスは、
パルス抜けが発生している場合にはECU71はCAN
G=12として判断してしまう(ECU71が誤判断す
るNE割込カウンタCNIRQの値を括弧書で示す)。
【0111】従って、この場合においてECU71が電
磁スピル弁23を開弁するのは時刻t2であり、正常な
場合の開弁位置(時刻t1)に対して遅れてしまい、過
剰な燃料噴射が行われてしまう。そこで、図4を用いて
説明したように、本実施例ではステップ106及びステ
ップ108において機関状態が極低回転状態であるかど
うかを判断し、極低回転状態であると判断された場合に
は、ステップ118〜ステップ122の極低回転時制御
処理を実施する。
磁スピル弁23を開弁するのは時刻t2であり、正常な
場合の開弁位置(時刻t1)に対して遅れてしまい、過
剰な燃料噴射が行われてしまう。そこで、図4を用いて
説明したように、本実施例ではステップ106及びステ
ップ108において機関状態が極低回転状態であるかど
うかを判断し、極低回転状態であると判断された場合に
は、ステップ118〜ステップ122の極低回転時制御
処理を実施する。
【0112】極低回転時制御処理では、ステップ118
において第2の基準パルス発生したと判断された後、ス
テップ122演算された電磁スピル弁OFF時間TSP
STが経過した時に電磁スピル弁を開弁する。このよう
に極低回転時制御処理では、通常時制御処理と異なり電
磁スピル弁23を開弁する時期を設定するのにNE割込
カウンタCNIRQの値を用いてはおらず、回転数変動
に拘わらず必ず出力される第2の基準歯(CNIRQ=
10に対応する)から出力される第2の基準パルスを基
準として時間制御している。
において第2の基準パルス発生したと判断された後、ス
テップ122演算された電磁スピル弁OFF時間TSP
STが経過した時に電磁スピル弁を開弁する。このよう
に極低回転時制御処理では、通常時制御処理と異なり電
磁スピル弁23を開弁する時期を設定するのにNE割込
カウンタCNIRQの値を用いてはおらず、回転数変動
に拘わらず必ず出力される第2の基準歯(CNIRQ=
10に対応する)から出力される第2の基準パルスを基
準として時間制御している。
【0113】従って、1サイクル中の回転変動によりパ
ルス抜けが発生しても、このパルス抜けが電磁スピル弁
23を開閉するタイミングに影響を与えることはなく、
よって精度の高い燃料噴射処理を行うことができる。ま
た、始動時の低回転時に検出されるパルスに基づき電磁
スピル弁23を開弁する時期を予測制御するため、従来
行われていた全量噴射制御に比べてスモークの発生を大
幅に減少させることができる。
ルス抜けが発生しても、このパルス抜けが電磁スピル弁
23を開閉するタイミングに影響を与えることはなく、
よって精度の高い燃料噴射処理を行うことができる。ま
た、始動時の低回転時に検出されるパルスに基づき電磁
スピル弁23を開弁する時期を予測制御するため、従来
行われていた全量噴射制御に比べてスモークの発生を大
幅に減少させることができる。
【0114】続いて、図9乃至図11を用いて、ECU
71により実行される燃料噴射量制御処理の第2実施例
について説明する。図9及び図10に示すフローチャー
トは、ECU71によりNE割り込みとして実施される
第2実施例に係る燃料噴射制御処理を示しており、また
図11は第2実施例に係る燃料噴射制御処理のメインル
ーチンである。
71により実行される燃料噴射量制御処理の第2実施例
について説明する。図9及び図10に示すフローチャー
トは、ECU71によりNE割り込みとして実施される
第2実施例に係る燃料噴射制御処理を示しており、また
図11は第2実施例に係る燃料噴射制御処理のメインル
ーチンである。
【0115】先ず、図9及び図10に示される燃料噴射
制御処理について説明する。図9及び図10に示される
燃料噴射制御処理が開始されると、先ずステップ300
において、ECU71は入力されたエンジン回転パルス
に基づきNEパルス間隔TNINTを演算し、またNE
割込カウンタCNIRQをインクリメントすると共に、
クランクアングルにして45°CA毎の回転時間T45
(以下、この時間を45°CA回転時間T45という)
を演算する。
制御処理について説明する。図9及び図10に示される
燃料噴射制御処理が開始されると、先ずステップ300
において、ECU71は入力されたエンジン回転パルス
に基づきNEパルス間隔TNINTを演算し、またNE
割込カウンタCNIRQをインクリメントすると共に、
クランクアングルにして45°CA毎の回転時間T45
(以下、この時間を45°CA回転時間T45という)
を演算する。
【0116】具体的には、前回のNE割り込み処理時に
演算された45°CA回転時間T45に、今回のNE割
り込み処理時に演算された上記NEパルス間隔TNIN
Tを加算し、これを今回の45°CA回転時間T45と
して記憶する。ここで、45°CA回転時間T45につ
いて詳述しておく。この45°CA回転時間T45は、
エンジン回転数NEを算出する時に用いるものである。
一般的に行われている回転数演算処理は、後述するメイ
ンルーチン(図11参照)のステップ400に示される
ように、クランクシャフトが180°CA回転するのに
要する時間(以下、180°CA回転時間T180とい
う)を先ず算出し、算出された180°CA回転時間T
180を下式に代入することにより算出する方法が取ら
れている。
演算された45°CA回転時間T45に、今回のNE割
り込み処理時に演算された上記NEパルス間隔TNIN
Tを加算し、これを今回の45°CA回転時間T45と
して記憶する。ここで、45°CA回転時間T45につ
いて詳述しておく。この45°CA回転時間T45は、
エンジン回転数NEを算出する時に用いるものである。
一般的に行われている回転数演算処理は、後述するメイ
ンルーチン(図11参照)のステップ400に示される
ように、クランクシャフトが180°CA回転するのに
要する時間(以下、180°CA回転時間T180とい
う)を先ず算出し、算出された180°CA回転時間T
180を下式に代入することにより算出する方法が取ら
れている。
【0117】
【数4】
【0118】また、180°CA回転時間T180を算
出する方法としては、45°CA回転時間T45を算出
しておき、これを4回分加算処理することにより求めて
いる。よって、45°CA回転時間T45は、エンジン
回転数NEを演算する際の基準となる値となる。
出する方法としては、45°CA回転時間T45を算出
しておき、これを4回分加算処理することにより求めて
いる。よって、45°CA回転時間T45は、エンジン
回転数NEを演算する際の基準となる値となる。
【0119】この45°CA回転時間T45の算出は、
後にステップ332〜ステップ356を用い説明するよ
うに、NE割込カウンタCNIRQの値及びNEパルス
間隔TNINTに基づき演算される構成となっており、
本実施例ではエンジン回転数パルス1パルスに相当する
クランク角度が前記のように 7.5°CAに設定されてい
るため、NE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ
=2,8,14,20の各タイミングで45°CA回転
時間T45は設定される。また、このNE割込カウンタ
CNIRQの値がCNIRQ=2,8,14,20の各
タイミングとなるまでは、ステップ300の処理によ
り、NE割り込みが行われる毎に(即ち、7.5°CA毎
に)NEパルス間隔TNINTの加算処理が行われる。
後にステップ332〜ステップ356を用い説明するよ
うに、NE割込カウンタCNIRQの値及びNEパルス
間隔TNINTに基づき演算される構成となっており、
本実施例ではエンジン回転数パルス1パルスに相当する
クランク角度が前記のように 7.5°CAに設定されてい
るため、NE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ
=2,8,14,20の各タイミングで45°CA回転
時間T45は設定される。また、このNE割込カウンタ
CNIRQの値がCNIRQ=2,8,14,20の各
タイミングとなるまでは、ステップ300の処理によ
り、NE割り込みが行われる毎に(即ち、7.5°CA毎
に)NEパルス間隔TNINTの加算処理が行われる。
【0120】いまCNIRQ=2のタイミングで設定さ
れる45°CA回転時間をT451,CNIRQ=8のタ
イミングで設定される45°CA回転時間をT452,C
NIRQ=14のタイミングで設定される45°CA回
転時間をT453,CNIRQ=20のタイミングで設定
される45°CA回転時間をT454 とする。
れる45°CA回転時間をT451,CNIRQ=8のタ
イミングで設定される45°CA回転時間をT452,C
NIRQ=14のタイミングで設定される45°CA回
転時間をT453,CNIRQ=20のタイミングで設定
される45°CA回転時間をT454 とする。
【0121】即ち、例えば45°CA回転時間T452
の場合には、CNIRQ=3からCNIRQ=8までの
間において、各NE割り込み処理時(6回のNE割り込
み処理時が実施される)に演算されるNEパルス間隔T
NINTを順次加算処理してT45とし、CNIRQ=
8におけるT45の値を45°CA回転時間をT45 2
とする。同様に、45°CA回転時間T453 の場合に
は、CNIRQ=9からCNIRQ=14までの間にお
いて、各NE割り込み処理時(6回のNE割り込み処理
時が実施される)に演算されるNEパルス間隔TNIN
Tを順次加算処理してT45とし、CNIRQ=14に
おけるT45の値を45°CA回転時間をT453 とす
る。他の45°CA回転時間をT451,T454 も上記
と同様の処理により、CNIRQ=2,20の各タイミ
ングにおいて夫々設定される。
の場合には、CNIRQ=3からCNIRQ=8までの
間において、各NE割り込み処理時(6回のNE割り込
み処理時が実施される)に演算されるNEパルス間隔T
NINTを順次加算処理してT45とし、CNIRQ=
8におけるT45の値を45°CA回転時間をT45 2
とする。同様に、45°CA回転時間T453 の場合に
は、CNIRQ=9からCNIRQ=14までの間にお
いて、各NE割り込み処理時(6回のNE割り込み処理
時が実施される)に演算されるNEパルス間隔TNIN
Tを順次加算処理してT45とし、CNIRQ=14に
おけるT45の値を45°CA回転時間をT453 とす
る。他の45°CA回転時間をT451,T454 も上記
と同様の処理により、CNIRQ=2,20の各タイミ
ングにおいて夫々設定される。
【0122】また、NE割込カウンタCNIRQの値が
CNIRQ=2,8,14,20の各タイミングでは、
180°CA回転時間T180も合わせて演算される。
この180°CA回転時間T180は、上記のように設
定された各45°CA回転時間T451 〜T454 を加
算処理することにより求められる。
CNIRQ=2,8,14,20の各タイミングでは、
180°CA回転時間T180も合わせて演算される。
この180°CA回転時間T180は、上記のように設
定された各45°CA回転時間T451 〜T454 を加
算処理することにより求められる。
【0123】
【数5】
【0124】このようにエンジン回転数NEは、45°
CA回転時間をT451 〜T454及び180°CA回
転時間T180に基づき演算される。また、45°CA
回転時間をT451 〜T454 及び180°CA回転時
間T180は、T45に基づいて演算されるため、ステ
ップ300においてはT45の演算処理を行う構成とさ
れている。
CA回転時間をT451 〜T454及び180°CA回
転時間T180に基づき演算される。また、45°CA
回転時間をT451 〜T454 及び180°CA回転時
間T180は、T45に基づいて演算されるため、ステ
ップ300においてはT45の演算処理を行う構成とさ
れている。
【0125】ここで、図9に戻りステップ302以降の
処理について説明する。続くステップ302では、ステ
ップ300でカウントされるNE割込カウンタCNIR
Qの値がCNIRQ=3であるかどうかが判断される。
そして、ステップ302でNE割込カウンタCNIRQ
の値がCNIRQ=3(第1の基準歯)であると判断さ
れた場合には、ステップ304において電磁スピル弁2
3を閉弁(ON)し、よって燃料噴射が開始される。
尚、本実施例においても第1の基準歯の設定位置は、欠
歯近傍でかつエンジン回転数が変動しても必ず検出され
る位置に設定されている。(尚、上記したステップ30
2及びステップ304は、前記した電磁スピル弁閉弁手
段を構成する)。
処理について説明する。続くステップ302では、ステ
ップ300でカウントされるNE割込カウンタCNIR
Qの値がCNIRQ=3であるかどうかが判断される。
そして、ステップ302でNE割込カウンタCNIRQ
の値がCNIRQ=3(第1の基準歯)であると判断さ
れた場合には、ステップ304において電磁スピル弁2
3を閉弁(ON)し、よって燃料噴射が開始される。
尚、本実施例においても第1の基準歯の設定位置は、欠
歯近傍でかつエンジン回転数が変動しても必ず検出され
る位置に設定されている。(尚、上記したステップ30
2及びステップ304は、前記した電磁スピル弁閉弁手
段を構成する)。
【0126】一方、ステップ302で今回入力されたエ
ンジン回転パルスがCNIRQ=3でなかった場合に
は、ステップ304の処理を行うことなく、ステップ3
06に進む。ステップ306では、イグニションスイッ
チ78から出力される始動信号が入力されたかどうかを
判断する。そして、イグニションスイッチ78の始動信
号がオン(STA ON)であると判断すると、処理を
ステップ308に進める。
ンジン回転パルスがCNIRQ=3でなかった場合に
は、ステップ304の処理を行うことなく、ステップ3
06に進む。ステップ306では、イグニションスイッ
チ78から出力される始動信号が入力されたかどうかを
判断する。そして、イグニションスイッチ78の始動信
号がオン(STA ON)であると判断すると、処理を
ステップ308に進める。
【0127】ステップ308では、前記したCNIRQ
=8におけるT45の値である45°CA回転時間をT
452 が所定の時間(本実施例では50ms)以上であ
るかどうか、即ちエンジン回転数が極低回転時であるか
どうかが判断される(尚、このステップ306及びステ
ップ308は極低回転時検出手段を構成する)。
=8におけるT45の値である45°CA回転時間をT
452 が所定の時間(本実施例では50ms)以上であ
るかどうか、即ちエンジン回転数が極低回転時であるか
どうかが判断される(尚、このステップ306及びステ
ップ308は極低回転時検出手段を構成する)。
【0128】ここで、第1実施例では極低回転の判定を
ステップ108においてエンジン回転数NEに基づき行
っていたのに対し、本実施例においては45°CA回転
時間T452 を用いたのは次の理由による。即ち、前記
したように45°CA回転時間T452 は、CNIRQ
=3からCNIRQ=8までの間におけるNEパルス間
隔TNINTを順次加算処理した値、即ちCNIRQ=
3からCNIRQ=8までの時間である。このCNIR
Q=3からCNIRQ=8までの間は、エンジン回転数
の変動において比較的エンジン回転数が高い領域であ
り、エンジン回転数が変動しても必ず検出される領域で
ある。
ステップ108においてエンジン回転数NEに基づき行
っていたのに対し、本実施例においては45°CA回転
時間T452 を用いたのは次の理由による。即ち、前記
したように45°CA回転時間T452 は、CNIRQ
=3からCNIRQ=8までの間におけるNEパルス間
隔TNINTを順次加算処理した値、即ちCNIRQ=
3からCNIRQ=8までの時間である。このCNIR
Q=3からCNIRQ=8までの間は、エンジン回転数
の変動において比較的エンジン回転数が高い領域であ
り、エンジン回転数が変動しても必ず検出される領域で
ある。
【0129】このように、本実施例では極低回転時の判
定を行う際に、各サイクルにおいてエンジン回転速度が
比較的速い(エンジン回転数が高い)、即ち必ず回転検
出センサ35からパルス出力がされるクランク角範囲の
パルス間隔時間を用いて極低回転判定を行うため、極低
回転判定を精度よく行うことができる。
定を行う際に、各サイクルにおいてエンジン回転速度が
比較的速い(エンジン回転数が高い)、即ち必ず回転検
出センサ35からパルス出力がされるクランク角範囲の
パルス間隔時間を用いて極低回転判定を行うため、極低
回転判定を精度よく行うことができる。
【0130】上記したステップ306及びステップ30
8において、共に肯定判断がされ現在の機関状態が極低
回転時であると判断されると処理はステップ310に進
む。ステップ310では、ステップ300でカウントさ
れるNE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=1
0であるかどうかが判断される。ここで、パルサ7に形
成されたCNIRQ=10に対応する歯(突起)は第2
の基準歯となるものである。
8において、共に肯定判断がされ現在の機関状態が極低
回転時であると判断されると処理はステップ310に進
む。ステップ310では、ステップ300でカウントさ
れるNE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=1
0であるかどうかが判断される。ここで、パルサ7に形
成されたCNIRQ=10に対応する歯(突起)は第2
の基準歯となるものである。
【0131】この第2の基準歯は、パルサ7の回転方向
に対し前記第1の基準歯の形成位置よりも後に形成され
ている。また第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動
に拘わらず、回転検出センサ35により必ず検出される
位置(クランク角度)に設定されている。尚、この回転
検出センサ35により必ず検出される位置(クランク角
度)は、予めエンジン回転変動を調べる実験を行うこと
により容易に求めることができる。
に対し前記第1の基準歯の形成位置よりも後に形成され
ている。また第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動
に拘わらず、回転検出センサ35により必ず検出される
位置(クランク角度)に設定されている。尚、この回転
検出センサ35により必ず検出される位置(クランク角
度)は、予めエンジン回転変動を調べる実験を行うこと
により容易に求めることができる。
【0132】ステップ310で、NE割込カウンタCN
IRQの値がCNIRQ=10であると判断された場合
には、処理はステップ312に進む。ステップ312で
は、後述するメインルーチンのステップ428(図11
参照)で求められる電磁スピル弁OFF時間TSPST
と現在の時刻(第2の基準パルスが検出された時刻)と
を加算し、この加算した値をアウトプットコンペアレジ
スタ(図示せず)にセットする。
IRQの値がCNIRQ=10であると判断された場合
には、処理はステップ312に進む。ステップ312で
は、後述するメインルーチンのステップ428(図11
参照)で求められる電磁スピル弁OFF時間TSPST
と現在の時刻(第2の基準パルスが検出された時刻)と
を加算し、この加算した値をアウトプットコンペアレジ
スタ(図示せず)にセットする。
【0133】続いて、ECU71は電磁スピル弁OFF
時間TSPSTが経過するのを待ち、この電磁スピル弁
OFF時間TSPSTが経過した時点で電磁スピル弁2
3を開弁(OFF)する。従って、第2の基準パルス
(CNIRQ=10に対応するパルス)が出力された
後、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが経過した時点
で燃料噴射は停止される。
時間TSPSTが経過するのを待ち、この電磁スピル弁
OFF時間TSPSTが経過した時点で電磁スピル弁2
3を開弁(OFF)する。従って、第2の基準パルス
(CNIRQ=10に対応するパルス)が出力された
後、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが経過した時点
で燃料噴射は停止される。
【0134】尚、本実施例においても電磁スピル弁OF
F時間TSPSTは、第2の基準パルスの発生時を基準
とし、この第2の基準パルスの発生時から電磁スピル弁
23を開弁するまでの時間をいう。また、ステップ31
0及びステップ312は、協働して前記した電磁スピル
弁開弁手段を構成する。
F時間TSPSTは、第2の基準パルスの発生時を基準
とし、この第2の基準パルスの発生時から電磁スピル弁
23を開弁するまでの時間をいう。また、ステップ31
0及びステップ312は、協働して前記した電磁スピル
弁開弁手段を構成する。
【0135】一方、ステップ310で否定判断がされた
場合、即ち今回入力されたパルスがCNIRQ=10で
はない(即ち、第2の基準パルスではない)と判断され
た場合は、ECU71はステップ312の処理を実施す
ることなく、処理をステップ314に進める。
場合、即ち今回入力されたパルスがCNIRQ=10で
はない(即ち、第2の基準パルスではない)と判断され
た場合は、ECU71はステップ312の処理を実施す
ることなく、処理をステップ314に進める。
【0136】ステップ314では、後述するメインルー
チンのステップ412〜ステップ426(図11参照)
において、基準パルス間時間を算出する基礎となるパル
ス分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間TS
PST2を演算する際に用いるパルス間時間TSST1
〜TSST5を設定する。
チンのステップ412〜ステップ426(図11参照)
において、基準パルス間時間を算出する基礎となるパル
ス分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間TS
PST2を演算する際に用いるパルス間時間TSST1
〜TSST5を設定する。
【0137】具体的には、今回のNE割り込み処理がC
NIRQ=11の時には、今回のNE割り込み処理にお
けるステップ300で演算されるNEパルス間隔TNI
NTをパルス間時間TSST1としてRAM83に記憶
する。同様に、今回のNE割り込み処理がCNIRQ=
12の時にはステップ300で演算されるNEパルス間
隔TNINTをパルス間時間TSST2として、今回の
NE割り込み処理がCNIRQ=13の時にはステップ
300で演算されるNEパルス間隔TNINTをパルス
間時間TSST3として、今回のNE割り込み処理がC
NIRQ=14の時にはステップ300で演算されるN
Eパルス間隔TNINTをパルス間時間TSST4とし
て、今回のNE割り込み処理がCNIRQ=15の時に
はステップ300で演算されるNEパルス間隔TNIN
Tをパルス間時間TSST5として、夫々RAM83に
記憶する。
NIRQ=11の時には、今回のNE割り込み処理にお
けるステップ300で演算されるNEパルス間隔TNI
NTをパルス間時間TSST1としてRAM83に記憶
する。同様に、今回のNE割り込み処理がCNIRQ=
12の時にはステップ300で演算されるNEパルス間
隔TNINTをパルス間時間TSST2として、今回の
NE割り込み処理がCNIRQ=13の時にはステップ
300で演算されるNEパルス間隔TNINTをパルス
間時間TSST3として、今回のNE割り込み処理がC
NIRQ=14の時にはステップ300で演算されるN
Eパルス間隔TNINTをパルス間時間TSST4とし
て、今回のNE割り込み処理がCNIRQ=15の時に
はステップ300で演算されるNEパルス間隔TNIN
Tをパルス間時間TSST5として、夫々RAM83に
記憶する。
【0138】前記したように、CNIRQ=10に対応
する第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動に拘わら
ず、回転検出センサ35により必ず検出される位置(ク
ランク角度)に設定されている。また本実施例において
は、CNIRQ=14に対応するパルサ7に形成された
歯(以下、この歯を第3の基準歯という)は、1サイク
ル中の回転変動に拘わらず、回転検出センサ35により
必ず検出される位置(クランク角度)に形成されてい
る。
する第2の基準歯は、1サイクル中の回転変動に拘わら
ず、回転検出センサ35により必ず検出される位置(ク
ランク角度)に設定されている。また本実施例において
は、CNIRQ=14に対応するパルサ7に形成された
歯(以下、この歯を第3の基準歯という)は、1サイク
ル中の回転変動に拘わらず、回転検出センサ35により
必ず検出される位置(クランク角度)に形成されてい
る。
【0139】また、図12及び図13に示されるよう
に、エンジン回転の変動において、エンジン回転数が最
も低くなる回転変動の谷部(図中、矢印Xで示す)は上
記したCNIRQ=10とCNIRQ=14との間であ
ることが実験的に求められた。前記したパルス抜けは、
この回転変動の谷部Xにおいて発生する。本実施例にお
いては、第2の基準歯は回転変動の谷部Xよりも前の位
置に設定されており、また第3の基準歯は回転変動の谷
部Xよりも後の位置に設定されている。即ち、上記のよ
うに第2及び第3の基準歯を設定することにより、パル
ス抜けは第2の基準歯と第3の基準歯との間位置におい
て発生する。
に、エンジン回転の変動において、エンジン回転数が最
も低くなる回転変動の谷部(図中、矢印Xで示す)は上
記したCNIRQ=10とCNIRQ=14との間であ
ることが実験的に求められた。前記したパルス抜けは、
この回転変動の谷部Xにおいて発生する。本実施例にお
いては、第2の基準歯は回転変動の谷部Xよりも前の位
置に設定されており、また第3の基準歯は回転変動の谷
部Xよりも後の位置に設定されている。即ち、上記のよ
うに第2及び第3の基準歯を設定することにより、パル
ス抜けは第2の基準歯と第3の基準歯との間位置におい
て発生する。
【0140】尚、図12は前回サイクルにおけるエンジ
ン回転変動と回転検出センサ35から出力されるエンジ
ン回転パルスを示しており、図13は今回サイクルにお
けるエンジン回転変動と回転検出センサ35から出力さ
れるエンジン回転パルスを示している。
ン回転変動と回転検出センサ35から出力されるエンジ
ン回転パルスを示しており、図13は今回サイクルにお
けるエンジン回転変動と回転検出センサ35から出力さ
れるエンジン回転パルスを示している。
【0141】続くステップ316においては、今回のN
E割り込み処理において欠歯が検出されたかどうかを判
断する。そして、ステップ316において今回のNE割
り込み処理において欠歯が検出されたと判断された時に
は、ECU71は処理をステップ318に進め、パルス
抜け数CDNEを設定する。
E割り込み処理において欠歯が検出されたかどうかを判
断する。そして、ステップ316において今回のNE割
り込み処理において欠歯が検出されたと判断された時に
は、ECU71は処理をステップ318に進め、パルス
抜け数CDNEを設定する。
【0142】本実施例では、図7及び図8を用いて説明
したように、エンジン回転数パルス1パルスに相当する
クランク角度が前記のように 7.5°CAであるため、パ
ルス抜けが発生していない時における欠歯直前のNE割
込カウンタCNIRQの値はCNIRQ=20である。
換言すれば、欠歯時のNE割込カウンタCNIRQの値
がCNIRQ=21である場合には、パルス抜けは発生
していないと判断することができる。よって、この時に
はパルス抜け数CDNEに0をセットする(CDNE=
0)。
したように、エンジン回転数パルス1パルスに相当する
クランク角度が前記のように 7.5°CAであるため、パ
ルス抜けが発生していない時における欠歯直前のNE割
込カウンタCNIRQの値はCNIRQ=20である。
換言すれば、欠歯時のNE割込カウンタCNIRQの値
がCNIRQ=21である場合には、パルス抜けは発生
していないと判断することができる。よって、この時に
はパルス抜け数CDNEに0をセットする(CDNE=
0)。
【0143】また、欠歯時のNE割込カウンタCNIR
Qの値がCNIRQ=20である場合には、パルス抜け
が1個発生していると判断することができ、よってこの
時にはパルス抜け数CDNEに1をセットする(CDN
E=1)。以下、同様にして、欠歯時のNE割込カウン
タCNIRQの値がCNIRQ=19である場合には、
パルス抜けが2個発生していると判断しパルス抜け数C
DNEに2をセット(CDNE=2)し、欠歯時のNE
割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=18である
場合には、パルス抜けが3個発生していると判断しパル
ス抜け数CDNEに3をセット(CDNE=3)する。
よって、ステップ318の処理を行うことにより、パル
ス抜け数CDNEのセット状態を判別することにより、
パルス抜けの発生個数を判別することができる。このス
テップ318の処理が終了すると、ステップ319にて
CNIRQをゼロにリセットし、ECU71は処理をス
テップ320に進める。
Qの値がCNIRQ=20である場合には、パルス抜け
が1個発生していると判断することができ、よってこの
時にはパルス抜け数CDNEに1をセットする(CDN
E=1)。以下、同様にして、欠歯時のNE割込カウン
タCNIRQの値がCNIRQ=19である場合には、
パルス抜けが2個発生していると判断しパルス抜け数C
DNEに2をセット(CDNE=2)し、欠歯時のNE
割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=18である
場合には、パルス抜けが3個発生していると判断しパル
ス抜け数CDNEに3をセット(CDNE=3)する。
よって、ステップ318の処理を行うことにより、パル
ス抜け数CDNEのセット状態を判別することにより、
パルス抜けの発生個数を判別することができる。このス
テップ318の処理が終了すると、ステップ319にて
CNIRQをゼロにリセットし、ECU71は処理をス
テップ320に進める。
【0144】以上説明してきたステップ310〜ステッ
プ318の処理は、ステップ306及びステップ308
で共に肯定判断がされた時、即ち機関状態が極低回転時
と判断された時に実施される処理である(以下、ステッ
プステップ310〜ステップ318の処理を極低回転時
処理という)。
プ318の処理は、ステップ306及びステップ308
で共に肯定判断がされた時、即ち機関状態が極低回転時
と判断された時に実施される処理である(以下、ステッ
プステップ310〜ステップ318の処理を極低回転時
処理という)。
【0145】しかるに、ステップ306或いはステップ
308で否定判断がされた場合、即ち機関状態が極低回
転状態ではない時には極低回転時処理は実施されずに、
処理はステップ320に進む。ステップ320では、今
回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタCNIRQ
の値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CANGであるか
どうかが判断される。この電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGは、図11を用いて後述するメインルーチン
で算出される値である。尚、電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANGの具体的な算出方法については説明の便宜
上後述する。
308で否定判断がされた場合、即ち機関状態が極低回
転状態ではない時には極低回転時処理は実施されずに、
処理はステップ320に進む。ステップ320では、今
回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタCNIRQ
の値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CANGであるか
どうかが判断される。この電磁スピル弁OFFカウンタ
値CANGは、図11を用いて後述するメインルーチン
で算出される値である。尚、電磁スピル弁OFFカウン
タ値CANGの具体的な算出方法については説明の便宜
上後述する。
【0146】ステップ320で肯定判断がされると、処
理はステップ322に進む。ステップ322では、ステ
ップ312でアウトプットコンペアレジスタに設定され
た値及び現在の時刻に基づき、電磁スピル弁OFF時間
TSPSTが終了するまでの残り時間ΔTSPSTを算
出する。
理はステップ322に進む。ステップ322では、ステ
ップ312でアウトプットコンペアレジスタに設定され
た値及び現在の時刻に基づき、電磁スピル弁OFF時間
TSPSTが終了するまでの残り時間ΔTSPSTを算
出する。
【0147】続くステップ324では、ステップ320
で算出された残り時間ΔTSPSTが、前回のNE割り
込み処理時にステップ330において設定される基準パ
ルス間隔TSに所定の定数Kを乗算した値よりも大きい
かどうかが判断される。そして、ステップ324におい
て残り時間ΔTSPSTが、基準パルス間隔TSに所定
の定数Kを乗算した値よりも大きいと判断された場合に
は、処理はステップ326に進み、図11を用いて後述
する燃料噴射制御のメインルーチンで求められる電磁ス
ピル弁OFF余り時間TSPと現在の時刻とを加算し
て、この値をアウトプットコンペアレジスタにセットす
る。
で算出された残り時間ΔTSPSTが、前回のNE割り
込み処理時にステップ330において設定される基準パ
ルス間隔TSに所定の定数Kを乗算した値よりも大きい
かどうかが判断される。そして、ステップ324におい
て残り時間ΔTSPSTが、基準パルス間隔TSに所定
の定数Kを乗算した値よりも大きいと判断された場合に
は、処理はステップ326に進み、図11を用いて後述
する燃料噴射制御のメインルーチンで求められる電磁ス
ピル弁OFF余り時間TSPと現在の時刻とを加算し
て、この値をアウトプットコンペアレジスタにセットす
る。
【0148】上記したステップ324で肯定判断が行わ
れた場合の処理は、第1実施例におけるステップ124
及びステップ126の処理と同様の処理であり、通常時
制御処理である。しかるに、ステップ324で、残り時
間ΔTSPSTが基準パルス間隔TSに所定の定数Kを
乗算した値未満であると判断された場合、またステップ
320で今回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタ
CNIRQの値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CAN
Gではないと判断された場合には、ECU71はステッ
プ326の処理を行うことなく処理をステップ328に
進める。
れた場合の処理は、第1実施例におけるステップ124
及びステップ126の処理と同様の処理であり、通常時
制御処理である。しかるに、ステップ324で、残り時
間ΔTSPSTが基準パルス間隔TSに所定の定数Kを
乗算した値未満であると判断された場合、またステップ
320で今回のNE割り込みにおけるNE割込カウンタ
CNIRQの値が電磁スピル弁OFFカウンタ値CAN
Gではないと判断された場合には、ECU71はステッ
プ326の処理を行うことなく処理をステップ328に
進める。
【0149】即ち、本実施例においては、ステップ32
4で残り時間ΔTSPSTが基準パルス間隔TSに所定
の定数Kを乗算した値未満であると判断された場合は、
通常時制御処理に実施される電磁スピル弁OFF余り時
間TSPに基づく制御を禁止し、ステップ312で設定
される電磁スピル弁OFF時間TSPSTが終了するの
を待って電磁スピル弁23を開弁する構成とされてい
る。以下、この理由について図18を用いて説明する。
4で残り時間ΔTSPSTが基準パルス間隔TSに所定
の定数Kを乗算した値未満であると判断された場合は、
通常時制御処理に実施される電磁スピル弁OFF余り時
間TSPに基づく制御を禁止し、ステップ312で設定
される電磁スピル弁OFF時間TSPSTが終了するの
を待って電磁スピル弁23を開弁する構成とされてい
る。以下、この理由について図18を用いて説明する。
【0150】いま、電磁スピル弁OFFカウンタ値CA
NGがCANG=13であるとし、今回のNE割り込み
処理がCNIRQ=13の割り込み処理であったとして
説明する。また、説明を明確にするため、抜け歯が発生
している場合と発生していない場合を区別して説明す
る。
NGがCANG=13であるとし、今回のNE割り込み
処理がCNIRQ=13の割り込み処理であったとして
説明する。また、説明を明確にするため、抜け歯が発生
している場合と発生していない場合を区別して説明す
る。
【0151】先ず、抜け歯が発生していない場合につい
て説明する。抜け歯が発生していない場合におけるNE
割込カウンタCNIRQは、図18に“本来のCNIR
Q”で示す値となる。この場合、ステップ322で演算
される残り時間ΔTSPST(特に、抜け歯が発生して
いない場合の残り時間をΔTSPST1と示す)は、略
1パルス間隔に近い比較的長い時間となっている。
て説明する。抜け歯が発生していない場合におけるNE
割込カウンタCNIRQは、図18に“本来のCNIR
Q”で示す値となる。この場合、ステップ322で演算
される残り時間ΔTSPST(特に、抜け歯が発生して
いない場合の残り時間をΔTSPST1と示す)は、略
1パルス間隔に近い比較的長い時間となっている。
【0152】これに対しパルス抜けが発生している場合
(図では、本来のCNIRQ=11のパルスが抜けてい
る場合を示す)には、ECU71が認識するCANG=
13(括弧書で示す)は、本来のCNIRQの値として
はCANG=14であり、パルス抜けが発生している個
数だけ少ない値となっている。
(図では、本来のCNIRQ=11のパルスが抜けてい
る場合を示す)には、ECU71が認識するCANG=
13(括弧書で示す)は、本来のCNIRQの値として
はCANG=14であり、パルス抜けが発生している個
数だけ少ない値となっている。
【0153】よって、パルス抜けが発生している場合に
おいて、ステップ322で演算される残り時間ΔTSP
ST(特に、抜け歯が発生している場合の残り時間をΔ
TSPST2と示す)は、パルス抜けが発生していない
場合の残り時間ΔTSPST1に対し、約1歯の時間分
だけ短い時間となっている。
おいて、ステップ322で演算される残り時間ΔTSP
ST(特に、抜け歯が発生している場合の残り時間をΔ
TSPST2と示す)は、パルス抜けが発生していない
場合の残り時間ΔTSPST1に対し、約1歯の時間分
だけ短い時間となっている。
【0154】ここで、本実施例のステップ324の処理
を実施しない場合に発生する不都合について説明する。
いま、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが終了する時
刻が本来のCNIRQ=14の立ち上がり時刻であると
仮定する。しかるに、電磁スピル弁OFF時間TSPS
Tは回転変動により若干変動する値であり、いま図18
に示されるように本来のCNIRQ=14の立ち上がり
時刻よりも若干長く設定されたとする。すると、抜け歯
が発生している場合、ECU71がCANG=13であ
ると判断する位置(本来のCNIRQの値としてはCA
NG=14の位置)では、まだ電磁スピル弁OFF時間
TSPSTは経過しておらず、ステップ312の処理に
よっては電磁スピル弁23は開弁されない。
を実施しない場合に発生する不都合について説明する。
いま、電磁スピル弁OFF時間TSPSTが終了する時
刻が本来のCNIRQ=14の立ち上がり時刻であると
仮定する。しかるに、電磁スピル弁OFF時間TSPS
Tは回転変動により若干変動する値であり、いま図18
に示されるように本来のCNIRQ=14の立ち上がり
時刻よりも若干長く設定されたとする。すると、抜け歯
が発生している場合、ECU71がCANG=13であ
ると判断する位置(本来のCNIRQの値としてはCA
NG=14の位置)では、まだ電磁スピル弁OFF時間
TSPSTは経過しておらず、ステップ312の処理に
よっては電磁スピル弁23は開弁されない。
【0155】従って、ステップ324の処理を実施しな
い場合には、直ちにステップ326の処理が行われ、E
CU71はCANG=13であると判断する位置(本来
のCNIRQの値としてはCANG=14の位置)を基
準として電磁スピル弁OFF余り時間TSPを設定す
る。この場合には、図18に破線で示す時間だけ燃料噴
射時間は長くなり、過剰な燃料噴射が行われ正規の燃料
噴射が行えなくなってしまう。
い場合には、直ちにステップ326の処理が行われ、E
CU71はCANG=13であると判断する位置(本来
のCNIRQの値としてはCANG=14の位置)を基
準として電磁スピル弁OFF余り時間TSPを設定す
る。この場合には、図18に破線で示す時間だけ燃料噴
射時間は長くなり、過剰な燃料噴射が行われ正規の燃料
噴射が行えなくなってしまう。
【0156】そこで本実施例では、パルス抜けの発生の
有無により残り時間ΔTSPSTが変化するのを利用
し、ステップ324で残り時間ΔTSPSTが前回のN
E割り込み処理時に設定される基準パルス間隔TSに所
定の定数Kを乗算した値よりも大きいかどうかを判定
し、肯定判断がされた場合にはパルス抜けが発生してい
ないとして電磁スピル弁OFF余り時間TSPを設定す
ることにより通常時制御を実施し、一方ステップ324
で否定判断がされた場合にはパルス抜けが発生している
と判断し、ステップ326による通常時制御を禁止し、
ステップ312で設定される電磁スピル弁OFF時間T
SPSTにより電磁スピル弁23の開弁を行う構成とし
た。この構成とすることにより、パルス抜けに起因して
過剰な燃料噴射が行われてしまうことを確実に防止する
ことができる。
有無により残り時間ΔTSPSTが変化するのを利用
し、ステップ324で残り時間ΔTSPSTが前回のN
E割り込み処理時に設定される基準パルス間隔TSに所
定の定数Kを乗算した値よりも大きいかどうかを判定
し、肯定判断がされた場合にはパルス抜けが発生してい
ないとして電磁スピル弁OFF余り時間TSPを設定す
ることにより通常時制御を実施し、一方ステップ324
で否定判断がされた場合にはパルス抜けが発生している
と判断し、ステップ326による通常時制御を禁止し、
ステップ312で設定される電磁スピル弁OFF時間T
SPSTにより電磁スピル弁23の開弁を行う構成とし
た。この構成とすることにより、パルス抜けに起因して
過剰な燃料噴射が行われてしまうことを確実に防止する
ことができる。
【0157】再び図9に戻り、ステップ328以降の処
理について説明する。ステップ328及びステップ33
0は、前記したステップ324及び後述するメインルー
チン処理で用いる基準パルス間隔TSを求める処理であ
る。ステップ328では、今回のNE割り込みによるN
E割込カウンタCNIRQの値が、前記した電磁スピル
弁OFFカウンタ値CANGに1を加算した値(CAN
G+1)であるかどうかが判断される。
理について説明する。ステップ328及びステップ33
0は、前記したステップ324及び後述するメインルー
チン処理で用いる基準パルス間隔TSを求める処理であ
る。ステップ328では、今回のNE割り込みによるN
E割込カウンタCNIRQの値が、前記した電磁スピル
弁OFFカウンタ値CANGに1を加算した値(CAN
G+1)であるかどうかが判断される。
【0158】そして、今回のNE割込カウンタCNIR
Qの値が、(CANG+1)であると判断された場合に
は、処理はステップ330に進み、ステップ300で求
められたNEパルス間隔TNINTを基準パルス間隔T
Sとして記憶する。尚、ステップ328で今回のNE割
込カウンタCNIRQの値が、(CANG+1)ではな
いと判断された場合には、ステップ330の処理を行う
ことなく処理をステップ332に進める。
Qの値が、(CANG+1)であると判断された場合に
は、処理はステップ330に進み、ステップ300で求
められたNEパルス間隔TNINTを基準パルス間隔T
Sとして記憶する。尚、ステップ328で今回のNE割
込カウンタCNIRQの値が、(CANG+1)ではな
いと判断された場合には、ステップ330の処理を行う
ことなく処理をステップ332に進める。
【0159】ステップ332〜ステップ356は、前述
した45°CA回転時間T451 〜45°CA回転時間
T454 を求める処理である。前述したように、ステッ
プ300の処理によりNE割り込み処理毎にT45は更
新される構成とされており、よってCNIRQ=2,
8,14,20のタイミングにおけるT45の値が45
°CA回転時間T451 〜45°CA回転時間T454
の値となる。
した45°CA回転時間T451 〜45°CA回転時間
T454 を求める処理である。前述したように、ステッ
プ300の処理によりNE割り込み処理毎にT45は更
新される構成とされており、よってCNIRQ=2,
8,14,20のタイミングにおけるT45の値が45
°CA回転時間T451 〜45°CA回転時間T454
の値となる。
【0160】このため、ステップ332では、NE割込
カウンタCNIRQの値がCNIRQ=2であるかどう
かを判断し、CNIRQ=2である場合にはその時にお
けるT45の値を45°CA回転時間T451 として記
憶する。また、ステップ336ではT45をリセットし
て次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、
ステップ332でNE割込カウンタCNIRQの値がC
NIRQ=2ではないと判断された場合には、ステップ
334及びステップ336の処理を行うことなく、処理
をステップ338に進める。
カウンタCNIRQの値がCNIRQ=2であるかどう
かを判断し、CNIRQ=2である場合にはその時にお
けるT45の値を45°CA回転時間T451 として記
憶する。また、ステップ336ではT45をリセットし
て次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、
ステップ332でNE割込カウンタCNIRQの値がC
NIRQ=2ではないと判断された場合には、ステップ
334及びステップ336の処理を行うことなく、処理
をステップ338に進める。
【0161】ステップ338では、NE割込カウンタC
NIRQの値がCNIRQ=8であるかどうかを判断
し、CNIRQ=8である場合には、先ず前回までのN
E割り込み処理において設定されていた45°CA回転
時間T452 の値を前回45°CA回転時間T452 O
LとしてRAM83に記憶する。尚、この前回45°C
A回転時間T452 OLは、図11に示すメインルーチ
ンのステップ428で用いるものである。
NIRQの値がCNIRQ=8であるかどうかを判断
し、CNIRQ=8である場合には、先ず前回までのN
E割り込み処理において設定されていた45°CA回転
時間T452 の値を前回45°CA回転時間T452 O
LとしてRAM83に記憶する。尚、この前回45°C
A回転時間T452 OLは、図11に示すメインルーチ
ンのステップ428で用いるものである。
【0162】続くステップ342では、今回ステップ3
38でCNIRQ=8と判断された時におけるT45の
値を45°CA回転時間T452 として記憶する。ま
た、ステップ344ではT45をリセットして次回の4
5°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ステップ3
38でNE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=
2ではないと判断された場合には、ステップ340〜ス
テップ344の処理を行うことなく、処理をステップ3
46に進める。
38でCNIRQ=8と判断された時におけるT45の
値を45°CA回転時間T452 として記憶する。ま
た、ステップ344ではT45をリセットして次回の4
5°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ステップ3
38でNE割込カウンタCNIRQの値がCNIRQ=
2ではないと判断された場合には、ステップ340〜ス
テップ344の処理を行うことなく、処理をステップ3
46に進める。
【0163】続くステップ346では、NE割込カウン
タCNIRQの値がCNIRQ=14であるかどうかを
判断し、CNIRQ=14である場合にはその時におけ
るT45の値を45°CA回転時間T453 として記憶
する。また、ステップ350ではT45をリセットして
次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ス
テップ346でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=14ではないと判断された場合には、ステップ
348及びステップ350の処理を行うことなく、処理
をステップ352に進める。
タCNIRQの値がCNIRQ=14であるかどうかを
判断し、CNIRQ=14である場合にはその時におけ
るT45の値を45°CA回転時間T453 として記憶
する。また、ステップ350ではT45をリセットして
次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ス
テップ346でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=14ではないと判断された場合には、ステップ
348及びステップ350の処理を行うことなく、処理
をステップ352に進める。
【0164】続くステップ352では、NE割込カウン
タCNIRQの値がCNIRQ=20であるかどうかを
判断し、CNIRQ=20である場合にはその時におけ
るT45の値を45°CA回転時間T454 として記憶
する。また、ステップ354ではT45をリセットして
次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ス
テップ352でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=20ではないと判断された場合には、ステップ
354及びステップ356の処理を行うことなく、図9
及び図10に示される燃料噴射量制御処理を終了する。
タCNIRQの値がCNIRQ=20であるかどうかを
判断し、CNIRQ=20である場合にはその時におけ
るT45の値を45°CA回転時間T454 として記憶
する。また、ステップ354ではT45をリセットして
次回の45°CA回転時間の演算処理に備える。尚、ス
テップ352でNE割込カウンタCNIRQの値がCN
IRQ=20ではないと判断された場合には、ステップ
354及びステップ356の処理を行うことなく、図9
及び図10に示される燃料噴射量制御処理を終了する。
【0165】続いて、本実施例に係る燃料噴射制御処理
のメインルーチンについて図11を用いて説明する。メ
インルーチンの処理が起動すると、ステップ400にお
いて180°CA回転時間T180及びエンジン回転数
NEが算出される。180°CA回転時間T180は、
45°CA回転時間T451 〜T454 を加算処理する
ことにより求められる。また、エンジン回転数NEは、
この180°CA回転時間T180に基づき上記した
(4)式により求められる。
のメインルーチンについて図11を用いて説明する。メ
インルーチンの処理が起動すると、ステップ400にお
いて180°CA回転時間T180及びエンジン回転数
NEが算出される。180°CA回転時間T180は、
45°CA回転時間T451 〜T454 を加算処理する
ことにより求められる。また、エンジン回転数NEは、
この180°CA回転時間T180に基づき上記した
(4)式により求められる。
【0166】ステップ400において180°CA回転
時間T180及びエンジン回転数NEが算出されると、
続くステップ402では、エンジン回転数(NE)と吸
気絞り弁58の開度(アクセル開度ACCPと示す)か
ら、最終噴射量QFINを算出する。ステップ402に
おいて最終噴射量QFINが算出されると、続くステッ
プ404では、エンジン回転数(NE)とステップ40
2で算出された最終噴射量QFINとに基づき最終スピ
ル角度QANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSP
を演算する。尚、このステップ404で実施される処理
は、第1実施例におけるステップ202の処理と同一で
あるため、その説明を省略するものとする。
時間T180及びエンジン回転数NEが算出されると、
続くステップ402では、エンジン回転数(NE)と吸
気絞り弁58の開度(アクセル開度ACCPと示す)か
ら、最終噴射量QFINを算出する。ステップ402に
おいて最終噴射量QFINが算出されると、続くステッ
プ404では、エンジン回転数(NE)とステップ40
2で算出された最終噴射量QFINとに基づき最終スピ
ル角度QANG及び電磁スピル弁OFF余り時間TSP
を演算する。尚、このステップ404で実施される処理
は、第1実施例におけるステップ202の処理と同一で
あるため、その説明を省略するものとする。
【0167】続くステップ406とステップ408で
は、図9に示したステップ306及びステップ308と
同様に機関状態が極低回転かどうかが判断される。ステ
ップ406或いはステップ408で否定判断がされた場
合、即ち機関状態が極低回転状態ではないと判断された
時には、ステップ410以降の処理を行うことなくメイ
ンルーチンの処理を終了する。
は、図9に示したステップ306及びステップ308と
同様に機関状態が極低回転かどうかが判断される。ステ
ップ406或いはステップ408で否定判断がされた場
合、即ち機関状態が極低回転状態ではないと判断された
時には、ステップ410以降の処理を行うことなくメイ
ンルーチンの処理を終了する。
【0168】一方、ステップ406及びステップ408
で共に肯定判断がされた場合には、ECU71は処理を
ステップ410に進める。ステップ410では、始動時
噴射量QASTFが演算される。具体的には、始動時噴
射量QASTFは、予めECU71のROM82に格納
されている始動時噴射量定数QASTに、燃料噴射ポン
プ1が有する機器誤差等に起因したポンプ特性に差を補
正するためのポンプ特性補正定数を加算して求められ
る。尚、この始動時噴射量QASTFは、クランク角度
の値として求められる。
で共に肯定判断がされた場合には、ECU71は処理を
ステップ410に進める。ステップ410では、始動時
噴射量QASTFが演算される。具体的には、始動時噴
射量QASTFは、予めECU71のROM82に格納
されている始動時噴射量定数QASTに、燃料噴射ポン
プ1が有する機器誤差等に起因したポンプ特性に差を補
正するためのポンプ特性補正定数を加算して求められ
る。尚、この始動時噴射量QASTFは、クランク角度
の値として求められる。
【0169】続くステップ412〜ステップ423の処
理は、前述した図9のステップ312で用いる電磁スピ
ル弁OFF時間TSPSTを算出するための処理であ
る。本実施例では、電磁スピル弁OFF時間TSPST
を算出するために、前回サイクルにおける第2の基準歯
により発生する第2の基準パルス(CNIRQ=10に
対応)と第3の基準歯により発生する第3の基準パルス
(CNIRQ=14に対応)との間の時間(以下、この
時間を基準パルス間時間という)に基づき算出する構成
としている。
理は、前述した図9のステップ312で用いる電磁スピ
ル弁OFF時間TSPSTを算出するための処理であ
る。本実施例では、電磁スピル弁OFF時間TSPST
を算出するために、前回サイクルにおける第2の基準歯
により発生する第2の基準パルス(CNIRQ=10に
対応)と第3の基準歯により発生する第3の基準パルス
(CNIRQ=14に対応)との間の時間(以下、この
時間を基準パルス間時間という)に基づき算出する構成
としている。
【0170】この基準パルス間時間について図12を用
いて説明する。図12は前回サイクルにおけるエンジン
回転変動と回転検出センサ35から出力されるエンジン
回転パルスを示している。基準パルス間時間は、前回サ
イクルにおける第2の基準パルス(CNIRQ=10)
の発生時刻から第3の基準パルス(CNIRQ=14)
の発生時刻までの時間として定義される。いま、図示さ
れるように前回サイクルにおける始動時噴射量QAST
FがCNIRQ=14とCNIRQ=15との間の位置
にあったとすると、基準パルス間時間は、第2の基準パ
ルスの発生時刻から第3の基準パルス(CNIRQ=1
4)の発生時刻までの時間であり、この時間はパルス分
OFF時間TSPST1としてもちいられ、1パルス時
間に満たない余り角度に相当する時間(この時間を余り
分OFF時間TSPST2という)は、第3の基準パル
スと次のパルスとのパルス間時間を用いて角度時間換算
され求められる。即ち、第2の基準パルスからスピル弁
開弁までの時間TSPSTは、TSPST=TSPST
1+TSPST2として設定される。
いて説明する。図12は前回サイクルにおけるエンジン
回転変動と回転検出センサ35から出力されるエンジン
回転パルスを示している。基準パルス間時間は、前回サ
イクルにおける第2の基準パルス(CNIRQ=10)
の発生時刻から第3の基準パルス(CNIRQ=14)
の発生時刻までの時間として定義される。いま、図示さ
れるように前回サイクルにおける始動時噴射量QAST
FがCNIRQ=14とCNIRQ=15との間の位置
にあったとすると、基準パルス間時間は、第2の基準パ
ルスの発生時刻から第3の基準パルス(CNIRQ=1
4)の発生時刻までの時間であり、この時間はパルス分
OFF時間TSPST1としてもちいられ、1パルス時
間に満たない余り角度に相当する時間(この時間を余り
分OFF時間TSPST2という)は、第3の基準パル
スと次のパルスとのパルス間時間を用いて角度時間換算
され求められる。即ち、第2の基準パルスからスピル弁
開弁までの時間TSPSTは、TSPST=TSPST
1+TSPST2として設定される。
【0171】上記のように定義される基準パルス間時間
は、実際の機関状態(前回サイクルの機関状態)を反映
した値であり、よってこの実際の機関状態を反映した基
準パルス間時間に基づき電磁スピル弁OFF時間TSP
STを算出して電磁スピル弁23を開弁するタイミング
を設定することにより、マップやテーブルの形で保持さ
れたデータに基づきある基準パルスを基準としたスピル
弁開弁時間を予測算出する構成に比べ、機関毎の製造誤
差,環境条件及びバッテリー状態等によるバラツキを全
て吸収することができ、前記した予測制御をより精度よ
く行うことができる。
は、実際の機関状態(前回サイクルの機関状態)を反映
した値であり、よってこの実際の機関状態を反映した基
準パルス間時間に基づき電磁スピル弁OFF時間TSP
STを算出して電磁スピル弁23を開弁するタイミング
を設定することにより、マップやテーブルの形で保持さ
れたデータに基づきある基準パルスを基準としたスピル
弁開弁時間を予測算出する構成に比べ、機関毎の製造誤
差,環境条件及びバッテリー状態等によるバラツキを全
て吸収することができ、前記した予測制御をより精度よ
く行うことができる。
【0172】尚、本実施例において今回サイクルの基準
パルス間時間を用いずに前回サイクルの基準パルス間時
間を用いる構成としたのは、上記した定義から明らかな
ように、今回サイクルの基準パルス間時間は今回サイク
ルにおける燃料噴射が停止された時刻以降でないと設定
できないからである。即ち、今回のサイクルが終了した
時点で始めて今回サイクルのパルス抜け数が把握でき、
第3の基準パルスがどのパルスかが把握できるからであ
る。
パルス間時間を用いずに前回サイクルの基準パルス間時
間を用いる構成としたのは、上記した定義から明らかな
ように、今回サイクルの基準パルス間時間は今回サイク
ルにおける燃料噴射が停止された時刻以降でないと設定
できないからである。即ち、今回のサイクルが終了した
時点で始めて今回サイクルのパルス抜け数が把握でき、
第3の基準パルスがどのパルスかが把握できるからであ
る。
【0173】続いて、前記TSPSTの算出方法につい
て説明する。いま、図12に示される例を用いて説明す
ると、前記した図9に示されるステップ314の処理に
より、CNIRQ=11〜CNIRQ=15までの各パ
ルス間時間TSST1〜TSST5は求められている。
従って、パルス抜けが発生していない場合には、図14
に示されるように、パルス分OFF時間TSPST1は
下式により求められる
て説明する。いま、図12に示される例を用いて説明す
ると、前記した図9に示されるステップ314の処理に
より、CNIRQ=11〜CNIRQ=15までの各パ
ルス間時間TSST1〜TSST5は求められている。
従って、パルス抜けが発生していない場合には、図14
に示されるように、パルス分OFF時間TSPST1は
下式により求められる
【0174】
【数6】
【0175】また、余り分OFF時間TSPST2は、
CNIRQ=14のパルスが立ち上がった後、燃料噴射
が停止されるまでのクランクアングルを角度−時間変換
することにより求めることができる。具体的には、余り
分OFF時間TSPST2は、CNIRQ=14のパル
スが立ち上がった時のクランクアングルを#$E00と
した場合、CNIRQ=15におけるパルス間時間TS
ST5,始動時噴射量QASTFを用いて下式により求
めることができる。
CNIRQ=14のパルスが立ち上がった後、燃料噴射
が停止されるまでのクランクアングルを角度−時間変換
することにより求めることができる。具体的には、余り
分OFF時間TSPST2は、CNIRQ=14のパル
スが立ち上がった時のクランクアングルを#$E00と
した場合、CNIRQ=15におけるパルス間時間TS
ST5,始動時噴射量QASTFを用いて下式により求
めることができる。
【0176】
【数7】
【0177】ここで、#$E00は第3の基準歯(CN
IRQ=14)に相当している。しかるに、前記したよ
うにCNIRQ=10〜CNIRQ=15までの領域
は、CNIRQ=10及びCNIRQ=14,15に対
応する各パルスは回転変動に拘わらず必ず出力されるも
のの、CNIRQ=11〜CNIRQ=13の間に回転
変動の谷部X(図12及び図13参照)が存在すること
によりパルス抜けが発生するおそれがある。
IRQ=14)に相当している。しかるに、前記したよ
うにCNIRQ=10〜CNIRQ=15までの領域
は、CNIRQ=10及びCNIRQ=14,15に対
応する各パルスは回転変動に拘わらず必ず出力されるも
のの、CNIRQ=11〜CNIRQ=13の間に回転
変動の谷部X(図12及び図13参照)が存在すること
によりパルス抜けが発生するおそれがある。
【0178】前記したように、ECU71はパルス抜け
が生じている場合にはNE割込カウンタCNIRQの値
を本来の値に対して誤って認識する。このため、NE割
込カウンタCNIRQの値に基づきステップ314で設
定されるパルス間時間TSST1〜TSST5にもその
影響が生じてしまう。よって、パルス抜けが発生してい
る場合において上記した(6)式及び(7)式に基づき
パルス分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間
TSPST2を算出したのでは、正確な基準パルス間時
間を算出することができなくなってしまう。
が生じている場合にはNE割込カウンタCNIRQの値
を本来の値に対して誤って認識する。このため、NE割
込カウンタCNIRQの値に基づきステップ314で設
定されるパルス間時間TSST1〜TSST5にもその
影響が生じてしまう。よって、パルス抜けが発生してい
る場合において上記した(6)式及び(7)式に基づき
パルス分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間
TSPST2を算出したのでは、正確な基準パルス間時
間を算出することができなくなってしまう。
【0179】そこで、本実施例では図9に示されるステ
ップ318において設定されるパルス抜け数CDNEの
セット状態を見るこによりパルス抜け数を認識できるこ
とを利用して、パルス抜けの発生数毎に基準パルス間時
間を算出する構成としている。以下、図15〜図17を
用いパルス抜けの発生数に応じて実施される基準パルス
間時間の算出処理について説明する。
ップ318において設定されるパルス抜け数CDNEの
セット状態を見るこによりパルス抜け数を認識できるこ
とを利用して、パルス抜けの発生数毎に基準パルス間時
間を算出する構成としている。以下、図15〜図17を
用いパルス抜けの発生数に応じて実施される基準パルス
間時間の算出処理について説明する。
【0180】図15に示すのは、1個のパルス抜けが発
生した例(CDNE=1)を示しており、本来のCNI
RQ=11のパルスがパルス抜けした例を示している。
図示される例の場合、パルス抜けが発生することにより
ステップ314で設定されるパルス間時間はTSST1
〜TSST4である。従って、1個のパルス抜けが発生
した場合におけるパルス分OFF時間TSPST1及び
余り分OFF時間TSPST2は、下式より求めること
ができる。
生した例(CDNE=1)を示しており、本来のCNI
RQ=11のパルスがパルス抜けした例を示している。
図示される例の場合、パルス抜けが発生することにより
ステップ314で設定されるパルス間時間はTSST1
〜TSST4である。従って、1個のパルス抜けが発生
した場合におけるパルス分OFF時間TSPST1及び
余り分OFF時間TSPST2は、下式より求めること
ができる。
【0181】
【数8】
【0182】また、図16に示すのは、2個のパルス抜
けが発生した例(CDNE=2)を示しており、本来の
CNIRQ=11,12のパルスがパルス抜けした例を
示している。図示される例の場合、パルス抜けが発生す
ることによりステップ314で設定されるパルス間時間
はTSST1〜TSST3である。従って、2個のパル
ス抜けが発生した場合におけるパルス分OFF時間TS
PST1及び余り分OFF時間TSPST2は、下式よ
り求めることができる。
けが発生した例(CDNE=2)を示しており、本来の
CNIRQ=11,12のパルスがパルス抜けした例を
示している。図示される例の場合、パルス抜けが発生す
ることによりステップ314で設定されるパルス間時間
はTSST1〜TSST3である。従って、2個のパル
ス抜けが発生した場合におけるパルス分OFF時間TS
PST1及び余り分OFF時間TSPST2は、下式よ
り求めることができる。
【0183】
【数9】
【0184】更に、図17に示すのは、3個のパルス抜
けが発生した例(CDNE=2)を示しており、本来の
CNIRQ=11,12,13のパルスがパルス抜けし
た例を示している。図示される例の場合、パルス抜けが
発生することによりステップ314で設定されるパルス
間時間はTSST1〜TSST2である。従って、3個
のパルス抜けが発生した場合におけるパルス分OFF時
間TSPST1及び余り分OFF時間TSPST2は、
下式より求めることができる。
けが発生した例(CDNE=2)を示しており、本来の
CNIRQ=11,12,13のパルスがパルス抜けし
た例を示している。図示される例の場合、パルス抜けが
発生することによりステップ314で設定されるパルス
間時間はTSST1〜TSST2である。従って、3個
のパルス抜けが発生した場合におけるパルス分OFF時
間TSPST1及び余り分OFF時間TSPST2は、
下式より求めることができる。
【0185】
【数10】
【0186】以上説明してきた内容に基づき、図11の
ステップ412〜ステップ426の処理について説明す
る。ステップ412では、パルス抜け数CDNEがCD
NE=0であるかどうか、即ちパルス抜けが発生してい
ないかどうかが判定される。ステップ412でパルス抜
けが発生していないと判断されると、ステップ414に
おいて前記した(6)式及び(7)式に基づいてパルス
分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間TSP
ST2を算出する。尚、ステップ412で否定判断がさ
れた場合には、処理をステップ416に進める。
ステップ412〜ステップ426の処理について説明す
る。ステップ412では、パルス抜け数CDNEがCD
NE=0であるかどうか、即ちパルス抜けが発生してい
ないかどうかが判定される。ステップ412でパルス抜
けが発生していないと判断されると、ステップ414に
おいて前記した(6)式及び(7)式に基づいてパルス
分OFF時間TSPST1及び余り分OFF時間TSP
ST2を算出する。尚、ステップ412で否定判断がさ
れた場合には、処理をステップ416に進める。
【0187】ステップ416では、パルス抜け数CDN
EがCDNE=1であるかどうか、即ちパルス抜けが1
個発生しているかどうかが判定される。ステップ416
でパルス抜けが1個発生していると判断されると、ステ
ップ418において前記した(8)式及び(9)式に基
づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分OF
F時間TSPST2を算出する。尚、ステップ416で
否定判断がされた場合には、処理をステップ420に進
める。
EがCDNE=1であるかどうか、即ちパルス抜けが1
個発生しているかどうかが判定される。ステップ416
でパルス抜けが1個発生していると判断されると、ステ
ップ418において前記した(8)式及び(9)式に基
づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分OF
F時間TSPST2を算出する。尚、ステップ416で
否定判断がされた場合には、処理をステップ420に進
める。
【0188】ステップ420では、パルス抜け数CDN
EがCDNE=2であるかどうか、即ちパルス抜けが2
個発生しているかどうかが判定される。ステップ420
でパルス抜けが2個発生していると判断されると、ステ
ップ422において前記した(10)式及び(11)式
に基づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分
OFF時間TSPST2を算出する。尚、ステップ42
0で否定判断がされた場合には、処理をステップ424
に進める。
EがCDNE=2であるかどうか、即ちパルス抜けが2
個発生しているかどうかが判定される。ステップ420
でパルス抜けが2個発生していると判断されると、ステ
ップ422において前記した(10)式及び(11)式
に基づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分
OFF時間TSPST2を算出する。尚、ステップ42
0で否定判断がされた場合には、処理をステップ424
に進める。
【0189】ステップ424では、パルス抜け数CDN
EがCDNE=3であるかどうか、即ちパルス抜けが3
個発生しているかどうかが判定される。ステップ424
でパルス抜けが3個発生していると判断されると、ステ
ップ426において前記した(12)式及び(13)式
に基づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分
OFF時間TSPST2を算出する。尚、ステップ42
4で否定判断がされた場合には、処理をステップ428
に進める。
EがCDNE=3であるかどうか、即ちパルス抜けが3
個発生しているかどうかが判定される。ステップ424
でパルス抜けが3個発生していると判断されると、ステ
ップ426において前記した(12)式及び(13)式
に基づいてパルス分OFF時間TSPST1及び余り分
OFF時間TSPST2を算出する。尚、ステップ42
4で否定判断がされた場合には、処理をステップ428
に進める。
【0190】ステップ428は、上記したステップ41
2〜ステップ426で求められたパルス分OFF時間T
SPST1及び余り分OFF時間TSPST2に基づ
き、先ずパルス分OFF時間TSPST1と余り分OF
F時間TSPST2とを加算処理することにより第2の
基準パルスからスピル弁開弁までの時間を求める。
2〜ステップ426で求められたパルス分OFF時間T
SPST1及び余り分OFF時間TSPST2に基づ
き、先ずパルス分OFF時間TSPST1と余り分OF
F時間TSPST2とを加算処理することにより第2の
基準パルスからスピル弁開弁までの時間を求める。
【0191】続いて、求められた第2の基準パルスから
スピル弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST
2)に対し、図10に示されるステップ340及びステ
ップ342で求められた前回45°CA回転時間T45
2 OL及び今回45°CA回転時間T452 を用いて補
正処理を行う。具体的には、第2の基準パルスからスピ
ル弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)に
対し、今回45°CA回転時間T452 と前回45°C
A回転時間T452 OLとの比(T452 /T452 O
L)を乗算し、この値を電磁スピル弁OFF時間TSP
STとする処理を行っている。
スピル弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST
2)に対し、図10に示されるステップ340及びステ
ップ342で求められた前回45°CA回転時間T45
2 OL及び今回45°CA回転時間T452 を用いて補
正処理を行う。具体的には、第2の基準パルスからスピ
ル弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)に
対し、今回45°CA回転時間T452 と前回45°C
A回転時間T452 OLとの比(T452 /T452 O
L)を乗算し、この値を電磁スピル弁OFF時間TSP
STとする処理を行っている。
【0192】このように、第2の基準パルスからスピル
弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)を直
ちに電磁スピル弁OFF時間TSPSTとするのではな
く、今回45°CA回転時間T452 と前回45°CA
回転時間T452 OLとの比により補正を行うのは次の
理由による。
弁開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)を直
ちに電磁スピル弁OFF時間TSPSTとするのではな
く、今回45°CA回転時間T452 と前回45°CA
回転時間T452 OLとの比により補正を行うのは次の
理由による。
【0193】即ち、基準パルス間時間は前回サイクルに
おける第2の基準パルス発生時から第3の基準パルス発
生時までの間で設定される所定時間であり、極低回転時
において回転変動が大きく変動した場合には、パルス間
隔に今回サイクルと前回サイクルとの間で大きな差が発
生することも考えられる。
おける第2の基準パルス発生時から第3の基準パルス発
生時までの間で設定される所定時間であり、極低回転時
において回転変動が大きく変動した場合には、パルス間
隔に今回サイクルと前回サイクルとの間で大きな差が発
生することも考えられる。
【0194】従って、前回サイクルと今回サイクルにお
いて大きく回転変動が生じた場合には、単に前回サイク
ルの回転変動を反映した基準パルス間時間に基づき今回
サイクルに用いる電磁スピル弁OFF時間TSPSTを
算出したのでは、現在の機関状態に対応した適正な電磁
スピル弁23の開弁時間を設定できなくなるおそれがあ
る。
いて大きく回転変動が生じた場合には、単に前回サイク
ルの回転変動を反映した基準パルス間時間に基づき今回
サイクルに用いる電磁スピル弁OFF時間TSPSTを
算出したのでは、現在の機関状態に対応した適正な電磁
スピル弁23の開弁時間を設定できなくなるおそれがあ
る。
【0195】しかるに、今回45°CA回転時間T45
2 と前回45°CA回転時間T45 2 OLとの比(T4
52 /T452 OL)を第2の基準パルスすらスピル弁
開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)に乗算
して電磁スピル弁OFF時間TSPSTとすることによ
り、前回サイクルと今回サイクルとにおいて回転変動が
あった場合においても、この回転変動をスピル弁閉弁時
間に反映させることができ、現在の機関状態に適合した
電磁スピル弁の閉弁タイミングを設定することが可能と
なる。
2 と前回45°CA回転時間T45 2 OLとの比(T4
52 /T452 OL)を第2の基準パルスすらスピル弁
開弁までの時間(TSPST1+TSPST2)に乗算
して電磁スピル弁OFF時間TSPSTとすることによ
り、前回サイクルと今回サイクルとにおいて回転変動が
あった場合においても、この回転変動をスピル弁閉弁時
間に反映させることができ、現在の機関状態に適合した
電磁スピル弁の閉弁タイミングを設定することが可能と
なる。
【0196】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、下記の種々
の効果を実現することができる。請求項1記載の発明に
よれば、始動時の低回転時に検出されるパルスに基づ
き、電磁スピル弁を開弁する時期を予測制御するため、
従来行われていた全量噴射制御に比べてスモークの発生
を大幅に減少させることができる。
の効果を実現することができる。請求項1記載の発明に
よれば、始動時の低回転時に検出されるパルスに基づ
き、電磁スピル弁を開弁する時期を予測制御するため、
従来行われていた全量噴射制御に比べてスモークの発生
を大幅に減少させることができる。
【0197】また、1サイクル中の回転変動に伴いパル
ス抜けが発生しても、このパルス抜けが電磁スピル弁を
開閉するタイミングに影響を与えることはなく、よって
燃料噴射量算出手段が算出した燃料噴射量に精度良く対
応した燃料噴射処理を行うことができる。
ス抜けが発生しても、このパルス抜けが電磁スピル弁を
開閉するタイミングに影響を与えることはなく、よって
燃料噴射量算出手段が算出した燃料噴射量に精度良く対
応した燃料噴射処理を行うことができる。
【0198】また、請求項2記載の発明によれば、開弁
時間補正手段により回転変動を電磁スピル弁の開弁時間
に反映することができるため、現在の機関状態に対応し
た電磁スピル弁の開弁時間を設定することが可能となり
燃料噴射制御の精度を向上させることができる。
時間補正手段により回転変動を電磁スピル弁の開弁時間
に反映することができるため、現在の機関状態に対応し
た電磁スピル弁の開弁時間を設定することが可能となり
燃料噴射制御の精度を向上させることができる。
【0199】また、請求項3記載の発明によれば、実際
の機関状態を反映した基準パルス間時間に基づきスピル
弁開弁時間を算出し電磁スピル弁を開弁するタイミング
を設定するため、マップやテーブルの形で保持されたデ
ータに基づきスピル弁開弁時間を予測する構成に比べ、
機関毎の製造誤差,環境条件及びバッテリー状態等によ
るバラツキを全て吸収することができ、前記した予測制
御をより精度よく行うことができる。
の機関状態を反映した基準パルス間時間に基づきスピル
弁開弁時間を算出し電磁スピル弁を開弁するタイミング
を設定するため、マップやテーブルの形で保持されたデ
ータに基づきスピル弁開弁時間を予測する構成に比べ、
機関毎の製造誤差,環境条件及びバッテリー状態等によ
るバラツキを全て吸収することができ、前記した予測制
御をより精度よく行うことができる。
【0200】また、請求項4記載の発明によれば、前回
サイクルに於ける第4の基準歯発生時から第5の基準歯
の発生時までの時間と、今回サイクル於ける第4の基準
歯発生時から第5の基準歯の発生時までの時間との関係
に基づき、前記スピル弁開弁時間を補正することによ
り、前回サイクルと今回サイクルとにおいて回転変動が
あった場合においてもこの回転変動はスピル弁開弁時間
に反映されるため、現在の機関状態に適合した電磁スピ
ル弁の開弁タイミングを設定することができる。
サイクルに於ける第4の基準歯発生時から第5の基準歯
の発生時までの時間と、今回サイクル於ける第4の基準
歯発生時から第5の基準歯の発生時までの時間との関係
に基づき、前記スピル弁開弁時間を補正することによ
り、前回サイクルと今回サイクルとにおいて回転変動が
あった場合においてもこの回転変動はスピル弁開弁時間
に反映されるため、現在の機関状態に適合した電磁スピ
ル弁の開弁タイミングを設定することができる。
【0201】また、請求項5記載の発明によれば、極低
回転時であっても、パルス抜けがなく目標噴射量相当の
パルス数がカウントされれれば第2の基準パルスを基準
に予測算出されたスピル弁開弁時間に換え、前記パルス
数を越える余り角を時間換算してスピル弁開弁時間とし
て修正設定するものにおいて、パルスが抜けても回転変
動の影響で前記目標噴射量相当のパルス数のカウントが
前記第2の基準パルスを基準に予測算出されたスピル弁
開弁時間より前に終了する場合におけるパルス抜けに起
因した過剰な燃料噴射が行われるのを確実に防止するこ
とができる。
回転時であっても、パルス抜けがなく目標噴射量相当の
パルス数がカウントされれれば第2の基準パルスを基準
に予測算出されたスピル弁開弁時間に換え、前記パルス
数を越える余り角を時間換算してスピル弁開弁時間とし
て修正設定するものにおいて、パルスが抜けても回転変
動の影響で前記目標噴射量相当のパルス数のカウントが
前記第2の基準パルスを基準に予測算出されたスピル弁
開弁時間より前に終了する場合におけるパルス抜けに起
因した過剰な燃料噴射が行われるのを確実に防止するこ
とができる。
【0202】また、請求項6記載の発明によれば、少な
くとも電磁スピル弁の開弁時期(燃料噴射停止時期)を
決定する基準となる第2の基準歯に対応する第2の基準
パルスが検出されない時には全量噴射が行われるため、
最低限の始動性を確保でき始動不能の発生を防止するこ
とができる。
くとも電磁スピル弁の開弁時期(燃料噴射停止時期)を
決定する基準となる第2の基準歯に対応する第2の基準
パルスが検出されない時には全量噴射が行われるため、
最低限の始動性を確保でき始動不能の発生を防止するこ
とができる。
【0203】更に、請求項7記載の発明によれば、極低
回転時検出手段が極低回転時の判定を行う際に、各サイ
クルにおいて機関回転速度の比較的速い、即ち必ず回転
検出器より出力がされるクランク角範囲の特定の複数歯
のパルス間隔時間、或いは前記パルス間隔時間から算出
される回転数を用いて極低回転判定を行う構成とされて
いるため、パルス抜けが発生してもこれが極低回転判定
に影響を及ぼすことはなく、極低回転判定を精度よく行
うことができる。
回転時検出手段が極低回転時の判定を行う際に、各サイ
クルにおいて機関回転速度の比較的速い、即ち必ず回転
検出器より出力がされるクランク角範囲の特定の複数歯
のパルス間隔時間、或いは前記パルス間隔時間から算出
される回転数を用いて極低回転判定を行う構成とされて
いるため、パルス抜けが発生してもこれが極低回転判定
に影響を及ぼすことはなく、極低回転判定を精度よく行
うことができる。
【図1】本発明の一実施例である過給付ディーゼルエン
ジンの燃料噴射量制御装置を説明する概略構成図であ
る。
ジンの燃料噴射量制御装置を説明する概略構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施例に適用する燃料噴射ポンプを
拡大して示す断面図である。
拡大して示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例におけるECUの構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】ECUが実行する燃料噴射制御処理の第1実施
例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)であ
る。
例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)であ
る。
【図5】ECUが実行する燃料噴射制御処理の第1実施
例を示すフローチャート(メインルーチン)である。
例を示すフローチャート(メインルーチン)である。
【図6】燃料噴射制御処理において用いるマップを示す
図である。
図である。
【図7】第1実施例に係る燃料噴射量制御処理による燃
料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図8】第1実施例に係る燃料噴射量制御処理による燃
料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図9】ECUが実行する燃料噴射制御処理の第2実施
例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)であ
る。
例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)であ
る。
【図10】ECUが実行する燃料噴射制御処理の第2実
施例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)で
ある。
施例を示すフローチャート(NE割り込みルーチン)で
ある。
【図11】ECUが実行する燃料噴射制御処理の第2実
施例を示すフローチャート(メインルーチン)である。
施例を示すフローチャート(メインルーチン)である。
【図12】第2実施例に係る燃料噴射量制御処理による
燃料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
燃料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図13】第2実施例に係る燃料噴射量制御処理による
燃料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
燃料噴射動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図14】第2実施例において基準パルス間時間を算出
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けがない場合)。
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けがない場合)。
【図15】第2実施例において基準パルス間時間を算出
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが1歯ある場合)。
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが1歯ある場合)。
【図16】第2実施例において基準パルス間時間を算出
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが2歯ある場合)。
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが2歯ある場合)。
【図17】第2実施例において基準パルス間時間を算出
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが3歯ある場合)。
する方法を説明するためのタイミングチャートである
(パルス抜けが3歯ある場合)。
【図18】残り時間に基づき電磁スピル弁を開弁時期を
選定する方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
選定する方法を説明するためのタイミングチャートであ
る。
1 燃料噴射ポンプ 2 ディーゼルエンジン 4 燃料噴射ノズル 6 燃料フィードポンプ 7 パルサ 8 カムプレート 9 ローラリング 10 カムローラ 12 燃料加圧用プランジャ 21 燃焼室 22 スピル通路 23 電磁スピル弁 26 タイマ装置 35 回転数センサ 40 クランク軸 41 シリンダ 42 ピストン 48 ターボチャージャ 57 アクセルペダル 58 吸気絞り弁 71 ECU 73 アクセル開度センサ 76 クランク角センサ 81 CPU 82 ROM 83 RAM CNIRQ NE割込カウンタ TNINT NEパルス間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 41/12 310 F02M 41/12 310K (72)発明者 藤村 俊夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 木崎 幹士 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 稲葉 孝好 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 山北 宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内
Claims (7)
- 【請求項1】 電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプ
と、 前記電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプの回転に同期
して回転すると共に基準位置検出用の欠歯が設けられた
歯車状パルサと、前記歯車状パルサに形成された歯に対
応したパルスを生成する電磁ピックアップとの対でなる
回転検出器と、 機関の運転状態に応じて燃料噴射量を算出する燃料噴射
量算出手段とを具備する内燃機関の燃料噴射制御装置に
おいて、 極低回転時を検出する極低回転時検出手段と、 前記極低回転時検出手段により機関状態が極低回転時で
あると判断された時、前記欠歯近傍に配設された第1の
基準歯により発生する第1の基準パルスで前記電磁スピ
ル弁を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段と、 前記パルサの回転方向に対し前記第1の基準歯の形成位
置よりも後に形成されると共に1サイクル中の回転変動
に拘わらず前記回転検出器により必ず検出される位置に
形成さたれ第2の基準歯により発生する第2の基準パル
スのパルス間隔と、前記燃料噴射量算出手段が算出する
燃料噴射量とに基づき、前記極低回転時検出手段により
機関状態が極低回転時であると判断された時に、前記第
2の基準パルス発生時を基準とした前記電磁スピル弁を
開弁するスピル弁開弁時間を算出し、前記第2の基準パ
ルス発生後、前記スピル弁開弁時間が経過した時に前記
電磁スピル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段とを設け
たことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、 前記電磁スピル弁開弁手段により算出された前記電磁ス
ピル弁の開弁時間に対し、前記第2の基準歯の形成位置
よりも前に形成された所定歯のパルス間隔を反映させる
開弁時間正手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃
料噴射制御装置。 - 【請求項3】 電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプ
と、 前記電磁スピル弁式分配型燃料噴射ポンプの回転に同期
して回転すると共に基準位置検出用の欠歯が設けられた
歯車状パルサと、前記歯車状パルサに形成された歯に対
応したパルスを生成する電磁ピックアップとの対でなる
回転検出器と、 機関の運転状態に応じて燃料噴射量を算出する燃料噴射
量算出手段とを具備する内燃機関の燃料噴射制御装置に
おいて、 極低回転時を検出する極低回転時検出手段と、 前記極低回転時検出手段により機関状態が極低回転時で
あると判断された時、前記欠歯近傍に配設された第1の
基準歯により発生する第1の基準パルスで前記電磁スピ
ル弁を閉弁する電磁スピル弁閉弁手段と、 1サイクル中の回転変動に拘わらず前記回転検出器によ
り必ず検出される前記第2の基準歯の形成位置よりも後
の位置に夫々選定されており、かつ、パルス生成の不可
能な回転変動谷部よりも前の位置に第2の基準歯を設定
すると共に前記谷部よりも後の位置に第3の基準歯を設
定し、前記第2の基準歯により発生する第2の基準パル
ス発生時から、前記第3の基準歯により発生する第3の
基準パルス発生時までの時間である基準パルス間時間を
演算し、これを記憶する基準パルス間時間記憶手段と、 前記基準パルス間時間記憶手段に記憶された前回サイク
ルの基準パルス間時間と前記燃料噴射量算出手段が算出
する燃料噴射量とに基づき前記電磁スピル弁を開弁する
スピル弁開弁時間を算出し、前記スピル弁開弁時間に基
づき前記電磁スピル弁を開弁する電磁スピル弁開弁手段
とを設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装
置。 - 【請求項4】 請求項3記載の内燃機関の燃料噴射制御
装置において、 前記第1の基準歯の近傍から第2の基準歯までの間に第
4,第5の基準歯を設定すると共に前記第4の基準歯発
生時から前記第5の基準歯の発生時までの時間を演算
し、前回サイクルに於ける前記第4の基準歯発生時から
前記第5の基準歯の発生時までの時間と、今回サイクル
於ける前記第4の基準歯発生時から前記第5の基準歯の
発生時までの時間との関係に基づき、前記スピル弁開弁
時間を補正するスピル弁開弁時間補正手段を設けたこと
を特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の内燃
機関の燃料噴射制御装置において、 前記電磁スピル弁開弁手段は、 機関状態及び前記燃料噴射量算出手段が算出する燃料噴
射量に基づき目標スピル弁開弁時期を演算し、前記目標
スピル弁開弁時期を前記回転検出器から出力されるパル
ス数とその1パルスに満たない余り角を時間換算した余
り角時間として設定すると共に、前記電磁スピル弁開弁
手段によって算出されたスピル弁開弁時間前に前記パル
ス数のカウントが終了した時に、前記スピル弁開弁時間
を前記余り角時間に修正する構成を具備し、 かつ、前記パルス数のカウントが終了した時点で、前記
極低回転時に設定される前記スピル弁開弁時間の残り時
間を算出し、 算出された前記残り時間と、今回サイクルにおいて前記
カウントが終了した時点におけるパルスと対応する前回
サイクルにおけるパルスの次のパルスまでのパルス時間
とを比較し、 前記残り時間が前記パルス時間に比べて小さい時には、
前記スピル弁開弁時間の修正を禁止する構成としたこと
を特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載の内燃
機関の燃料噴射制御装置において、 少なくとも前記第2の基準歯に対応する第2の基準パル
スが検出されたなかった時に、全量噴射を行う全量噴射
手段を設けたことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御
装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の内燃
機関の燃料噴射制御装置において、 前記極低回転時検出手段が前記極低回転時の判定を行う
際に、各サイクルにおいて機関回転速度の比較的速いク
ランク角範囲の特定の複数歯のパルス間隔時間、或いは
前記パルス間隔時間から算出される回転数を用いて極低
回転判定を行う構成としたことを特徴とする内燃機関の
燃料噴射制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057791A JPH08254138A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
| EP96104050A EP0732492A3 (en) | 1995-03-16 | 1996-03-14 | Fuel injection control apparatus for an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7057791A JPH08254138A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08254138A true JPH08254138A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13065721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7057791A Pending JPH08254138A (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0732492A3 (ja) |
| JP (1) | JPH08254138A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7527039B2 (en) | 2006-11-09 | 2009-05-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Fuel injection control apparatus of internal combustion engine |
| US7637249B2 (en) | 2006-11-20 | 2009-12-29 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Fuel injection control device for internal combustion engine |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102011077991A1 (de) | 2011-06-22 | 2012-12-27 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren zum Betreiben einer Kraftstofffördereinrichtung einer Brennkraftmaschine |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60125756A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-05 | Toyota Motor Corp | 分配型燃料噴射ポンプ |
| JPS60228734A (ja) * | 1984-04-25 | 1985-11-14 | Toyota Motor Corp | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射量制御方法 |
| JPS6226340A (ja) * | 1985-07-25 | 1987-02-04 | Toyota Motor Corp | 電子制御デイ−ゼルエンジンの燃料噴射制御装置 |
| JPS6361754A (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のフエイルセイフ装置 |
| WO1995016855A1 (en) * | 1993-12-15 | 1995-06-22 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel injection control method for an internal combustion engine and ultra-low engine speed detecting device |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP7057791A patent/JPH08254138A/ja active Pending
-
1996
- 1996-03-14 EP EP96104050A patent/EP0732492A3/en not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7527039B2 (en) | 2006-11-09 | 2009-05-05 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Fuel injection control apparatus of internal combustion engine |
| US7637249B2 (en) | 2006-11-20 | 2009-12-29 | Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki | Fuel injection control device for internal combustion engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0732492A3 (en) | 1998-09-30 |
| EP0732492A2 (en) | 1996-09-18 |
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