JPH0825449A - 射出成形機の保護装置 - Google Patents

射出成形機の保護装置

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JPH0825449A
JPH0825449A JP19098394A JP19098394A JPH0825449A JP H0825449 A JPH0825449 A JP H0825449A JP 19098394 A JP19098394 A JP 19098394A JP 19098394 A JP19098394 A JP 19098394A JP H0825449 A JPH0825449 A JP H0825449A
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Takahito Shioiri
隆仁 塩入
Takeshi Arai
健 荒井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 停電が発生した場合でも、不用意な状態で樹
脂が高速で噴出する不具合を解消する。 【構成】 両ロッドタイプのピストン3を内蔵した油圧
シリンダ2、例えば、射出シリンダ2i及びこの射出シ
リンダ2iを駆動制御するサーボ弁4を備える射出成形
機Mにおいて、停電を検出する停電検出回路Uaと、こ
の停電検出回路Uaによる停電の検出により、サーボ弁
4に対する指令信号入力ラインLcに、サーボ弁4を中
立位置に制御する中立信号Snを付与する停電時信号付
与回路Ubを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は両ロッドタイプのピスト
ンを内蔵した油圧シリンダ及びこの油圧シリンダを駆動
制御するサーボ弁を備える射出成形機の保護装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、両ロッドタイプのピストンを内蔵
した射出シリンダ及びこの射出シリンダを駆動制御する
サーボ弁を備えた射出成形機は知られている(例えば、
特開平5−50483号公報等参照)。
【0003】図6はこの種の射出成形機の概略構成を示
す。同図中、射出成形機50は射出装置51と型締装置
52を備える。射出装置51はスクリュ53を内蔵する
加熱筒54を備え、この加熱筒54の前端には射出ノズ
ル55を有するとともに、加熱筒54の後部には成形材
料を供給するホッパ56を有する。また、加熱筒54の
後端にはスクリュ53を前後方向に駆動する射出シリン
ダ57を備える。射出シリンダ57は両ロッドタイプの
ピストン58を内蔵し、このピストン58の前端にスク
リュ53の後端を結合する。さらに、射出シリンダ57
の後端にはオイルモータ59を備え、このオイルモータ
59の回転シャフト60はピストン58の後端にスプラ
イン結合する。一方、射出シリンダ57の前油室及び後
油室は四ポートのサーボ弁61を介して圧油供給部62
及びオイルタンク63に接続する。なお、圧油供給部6
2は、油圧ポンプ64、油圧ポンプ64のロード/アン
ロード切換弁65、逆止弁66及びアキュムレータ67
を備える。他方、68はサーボ弁61を制御する制御回
路であり、この制御回路68には電源部69から給電が
行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の射
出成形機50は両ロッドタイプのピストン58を内蔵し
た射出シリンダ57を備え、また、サーボ弁61により
射出シリンダ57を駆動制御するため、スクリュ53に
対する位置制御(停止制御)を容易に行うことができ
る。
【0005】一方、成形品の種類等によっては射出充填
完了前における固化の進行を避けるため、短時間に射出
充填を完了させたい場合があり、通常、圧油供給部62
側にアキュムレータ67を接続するとともに、サーボ弁
61を大容量化することによって、射出速度の高速化を
図っている。
【0006】しかし、このような高速化した射出成形機
50においてスクリュ53に対する位置制御を行った場
合、ピストン58は停止していても、射出シリンダ57
における前油室及び後油室には、常に油圧が付与されて
いる。このため、停電が発生し、図7(A)に示すtp
点で、AC電源電圧が0ボルトに低下した場合、制御回
路68の電源入力電圧E(+E,−E)は図7(B)に
示すように瞬時には低下しないとともに、これに基づい
てサーボ弁61に付与される指令信号Scは、図7
(C)に示す区間Zcにおいて極めて不安定な無制御状
態となる。この不安定な区間Zcは短時間であるため、
一般的な射出成形機の場合にはほとんど問題にならない
が、高速化した射出成形機の場合、0.1秒程度で射出
が完了するため、停電発生時の僅かな時間に射出ノズル
55から高速の樹脂が噴出してしまう問題があった。
【0007】なお、正常な高速射出では樹脂の飛散防止
のため、パージングカバーを用いてスクリュ53の作動
をインタロックさせ、パージングカバーを閉鎖しなけれ
ばスクリュ53が前進しないようにしているが、無制御
状態にあってはこのような保護対策は無視され、不用意
な状態で樹脂が噴出してしまう。
【0008】本発明はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したものであり、停電が発生した場合であっ
ても、不用意な状態で樹脂が高速で噴出する不具合を確
実に解消することができる射出成形機の保護装置の提供
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る保護装置1
は、両ロッドタイプのピストン3を内蔵した油圧シリン
ダ2、例えば、射出シリンダ2i及びこの射出シリンダ
2iを駆動制御するサーボ弁4を備える射出成形機Mに
おいて、停電を検出する停電検出回路Uaと、この停電
検出回路Uaによる停電の検出により、サーボ弁4に対
する指令信号入力ラインLcに、サーボ弁4を中立位置
に制御する中立信号Snを付与する停電時信号付与回路
Ubを備えてなることを特徴とする。
【0010】この場合、停電時信号付与回路Ubは、指
令信号入力ラインLcと接地ラインG間に接続すること
により、停電検出回路Uaによる停電の検出によって閉
じる開閉スイッチKaを備えて構成できる。また、サー
ボ弁4に対する電源入力ラインL1,L2と接地ライン
G間には、蓄電用のコンデンサC1,C2を接続するこ
とが望ましい。
【0011】他方、油圧シリンダ2iに対して圧油を供
給する送油ラインLには、非停電時に送油ラインLを開
放し、かつ停電により送油ラインLを遮断する制御弁6
を有する停電時遮断回路5を接続することが望ましい。
この際、制御弁6はサーボ弁4を制御する制御回路7に
給電を行う電源部8側からの通電により送油ラインLを
開放し、かつ通電停止により送油ラインLを遮断するよ
うに構成できる。また、送油ラインLには、ピストン3
に結合したスクリュ9の位置制御時に圧油の流量を低減
させる流量低減回路10を設けることが望ましい。
【0012】
【作用】本発明に係る保護装置1によれば、非停電時の
正常な状態においては、停電検出回路Uaは停電を検出
しないため、停電時信号付与回路Ubにおける開閉スイ
ッチKaは開いている。したがって、指令信号入力ライ
ンLcは接地ラインGに対して非接触となるため、指令
信号Scは制御回路7からサーボ弁4にそのまま付与さ
れる。また、制御弁6に対しては電源部8側から通電さ
れるため、制御弁6が切換わり停電時遮断回路5は流通
状態となる。これにより、送油ラインLは開放され、制
御回路7からの指令信号Scによりサーボ弁4が制御さ
れつつ射出シリンダ2iが駆動制御せしめられる通常の
制御が行われる。
【0013】一方、停電が発生した場合には、停電検出
回路Uaにより停電が検出され、これにより、サーボ弁
4の指令信号入力ラインLcには、停電時信号付与回路
Ubからサーボ弁4を中立位置に制御する中立信号Sn
が付与される。即ち、開閉スイッチKaが閉じることに
より、指令信号入力ラインLcと接地ラインG間が接続
され、指令信号入力ラインLcに零電位が付与される。
これにより、サーボ弁4は中立位置に固定され、停電の
発生により指令信号Scが不安定となる不具合は解消さ
れる。
【0014】また、サーボ弁4の電源入力ラインL1,
L2と接地ラインG間には、蓄電用のコンデンサC1,
C2を接続するため、停電が発生してもコンデンサC
1,C2の蓄電作用により、サーボ弁4の電源入力ライ
ンL1,L2には一定時間、本来の電源入力電圧+E,
−Eがそれぞれ付与され、サーボ弁4に対して電源入力
電圧の側面から、指令信号Scの安定化が図られる。
【0015】さらに、制御弁6に対する電源部8側から
の通電も停止し、制御弁6が切換わることにより送油ラ
インLは停電時遮断回路5により遮断される。これによ
り、射出シリンダ2iに対する圧油の供給が停止する。
この場合、制御弁6は電源部8側からの通電により制御
されるため、サーボ弁4を制御する制御回路7が無制御
状態となる前に、射出シリンダ2iに対する圧油の供給
が停止する。なお、送油ラインLに流量低減回路10を
設けることにより、位置制御時における流量を低減させ
ることができ、位置制御時に停電が発生した際の制御弁
6の応答性(閉速度)を高めることができる。
【0016】よって、位置制御時におけるパージングカ
バーが閉鎖されていない状態、即ち、不用意な状態で停
電が発生しても、樹脂が高速で噴出してしまう不具合は
生じない。
【0017】
【実施例】次に、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図
面に基づき詳細に説明する。
【0018】まず、本実施例に係る保護装置1を含む射
出成形機Mの構成について、図3を参照して説明する。
【0019】同図中、射出成形機Mは射出装置11と型
締装置12を備える。射出装置11はスクリュ9を内蔵
する加熱筒13を備え、この加熱筒13の前端には射出
ノズル14を有するとともに、加熱筒13の後部には成
形材料を供給するホッパ15を有する。また、加熱筒1
3の後端にはスクリュ9を前後方向に駆動する射出シリ
ンダ2iを備える。射出シリンダ2iは両ロッドタイプ
のピストン3を内蔵し、このピストン3の前端にスクリ
ュ9の後端を結合する。さらに、射出シリンダ2iの後
端にはオイルモータ16を備え、このオイルモータ16
の回転シャフト17はピストン3の後端にスプライン結
合する。
【0020】一方、射出シリンダ2iの前油室2f及び
後油室2rは四ポートのサーボ弁4のAポート及びBポ
ートにそれぞれ接続する。また、サーボ弁4のPポート
は送油ラインLを介して本実施例に係る保護装置1の一
部を構成する大流量回路21と小流量回路22の並列回
路における流出側に接続するとともに、サーボ弁4のT
ポートはオイルタンク23に接続する。
【0021】大流量回路21にはロジック弁24及びこ
のロジック弁24を制御する制御弁25を備え、制御弁
25をシンボルaに切換えれば、ロジック弁24が閉じ
て大流量回路21を遮断状態にするとともに、制御弁2
5をシンボルbに切換えれば、ロジック弁24が開いて
大流量回路21を流通許容状態にする。
【0022】他方、小流量回路22は逆止弁26、停電
時遮断回路5を構成する制御弁6及び絞り弁27を縦列
に接続して構成する。これにより、制御弁6をシンボル
aに切換えれば、小流量回路22を遮断状態にするとと
もに、制御弁6をシンボルbに切換えれば、小流量回路
22を流通許容状態にする。この場合、制御弁6は逆止
弁を内蔵し、閉じた際の漏洩を完全に遮断するタイプを
用いる。また、制御弁6は通電によりシンボルbに切換
わり、通電が停止したならリターンスプリングによりシ
ンボルaに切換わる。さらに、絞り弁27は流量を低減
させる流量低減回路10を構成する。
【0023】そして、大流量回路21と小流量回路22
の並列回路における流入側は送油ラインLを介して、逆
止弁28の流出側及びアキュムレータ29にそれぞれ接
続するとともに、逆止弁28の流入側はロード/アンロ
ード切換弁30を介して油圧ポンプ31に接続する。な
お、31mはポンプモータを示す。
【0024】一方、7は制御回路であり、サーボ弁4及
び制御弁25を制御する機能を有する。また、制御回路
7には本実施例に係る保護装置1を内蔵する。
【0025】次に、図1を参照して保護装置1の構成に
ついて具体的に説明する。制御回路7は制御回路本体7
mを備え、サーボ弁4はこの制御回路本体7mに対して
四本の信号ライン、即ち、正極側電源入力ラインL1,
負極側電源入力ラインL2,接地ラインG,指令信号入
力ラインLcにより接続する。この場合、正極側電源入
力ラインL1内及び負極側電源入力ラインL2内にはダ
イオードD1及びD2をそれぞれ接続する。また、サー
ボ弁4の電源入力ラインL1,L2と接地ラインG間に
は、例えば、電解コンデンサ等を用いた静電容量の大き
い蓄電用のコンデンサC1,C2をそれぞれ接続する。
【0026】他方、停電を検出する停電検出回路Uaを
設ける。停電検出回路Uaは入力側をAC電源(商用交
流電源)に接続し、停電に基づく電源電圧の低下により
停電を検出するとともに、その検出結果を出力する。ま
た、指令信号入力ラインLcと接地ラインG間には停電
時信号付与回路Ubを構成する開閉スイッチKaを接続
する。開閉スイッチKaは非停電時に開いているが、停
電検出回路Uaが停電を検出することにより閉じ、指令
信号入力ラインLcを接地ラインGに接続する機能を備
える。
【0027】また、8はAC電源が入力する電源部であ
り、この電源部8は制御回路7に対して給電を行うとと
もに、図3に示すように、制御弁6に対する通電を行
う。この場合、制御弁6に対する通電は、停電時にでき
るだけ速やかに制御弁6を閉じることができるように、
電源部8におけるAC電源側の電位を付与することが望
ましい。したがって、AC電源により直接通電してもよ
い。
【0028】次に、本実施例に係る保護装置1の動作に
ついて、図1〜図4を参照して説明する。
【0029】まず、スクリュ9に対する位置制御時以外
の工程では、制御回路7により制御弁25はシンボルb
に切換えられ、ロジック弁24は開いている。また、非
停電時の正常な状態では、制御弁6に対して電源部8か
ら通電するため、図4に示すように、制御弁6はシンボ
ルbに切換わり、停電時遮断回路5は流通状態となる。
よって、大流量回路21と小流量回路22は共に流通許
容状態となり、送油ラインLは開放される。この結果、
制御回路7から付与される指令信号Scによりサーボ弁
4が制御されつつ、射出シリンダ2iが駆動制御せしめ
られる通常の制御(高速制御)が行われる。
【0030】一方、スクリュ9に対する位置制御時に
は、図3に示すように、制御回路7により制御弁25が
シンボルaに切換えられ、ロジック弁24は閉じる。こ
れにより、大流量回路21は遮断状態となり、小流量回
路22のみが流通許容状態となる。よって、小流量回路
22には絞り弁27を含むため、送油ラインLの流量は
低減される。なお、位置制御時には、射出シリンダ2i
における前油室2fと後油室2rの双方に油圧が作用
し、両室2fと2r間の圧力バランスにより位置制御
(停止制御)されるため、流量は小流量で足りる。
【0031】また、非停電時の正常な状態においては、
停電検出回路Uaは停電を検出しないため、停電時信号
付与回路Ubにおける開閉スイッチKaは開いた状態と
なる。したがって、指令信号入力ラインLcは接地ライ
ンGに対して非接触となるため、指令信号Scは制御回
路7からそのままサーボ弁4に付与される。
【0032】他方、このような位置制御時において、図
2(A)に示すtp時点で停電が発生した場合を想定す
る。この場合、停電検出回路Uaにより停電が検出さ
れ、これに基づいて、停電時信号付与回路Ubからサー
ボ弁4の指令信号入力ラインLcに対して中立信号Sn
が付与される。即ち、開閉スイッチKaが閉じることに
より、指令信号入力ラインLcと接地ラインG間が接続
され、指令信号入力ラインLcには、図2(C)に示す
ような零電位(中立信号Sn)が付与される。これによ
り、サーボ弁4は直ちに中立位置に固定され、停電の発
生により指令信号Scが不安定になる不具合は解消され
る。
【0033】また、サーボ弁4の電源入力ラインL1,
L2と接地ラインG間に接続した蓄電用のコンデンサC
1,C2により、停電が発生してもサーボ弁4の電源入
力ラインL1,L2には、図2(B)に示すように、一
定時間、本来の電源入力電圧+E,−Eがそれぞれ付与
され、サーボ弁4に対する電源入力電圧の側面から安定
化が図られる。
【0034】さらに、制御弁6に対する電源部8側から
の通電が停止するため、図3に示すように、制御弁6は
シンボルaに切換わる。この結果、停電時遮断回路5に
より送油ラインLが遮断され、射出シリンダ2iに対す
る圧油の供給が停止する。この際、制御弁6は電源部8
側から通電が行われるため、制御回路7が無制御状態と
なる前に、射出シリンダ2iに対する圧油の供給が停止
せしめられる。よって、位置制御時ににおけるパージン
グカバーが閉鎖されていない状態で停電が発生しても、
樹脂が高速で噴出する不具合は解消される。よって、サ
ーボ弁4に対する圧油供給の側面から安定化が図られ
る。
【0035】なお、送油ラインLに流量低減回路10を
設けることにより、位置制御時における流量を低減させ
ることができ、位置制御時に停電が発生した際の制御弁
6の応答性(閉速度)を高めることができる。
【0036】これにより、位置制御時におけるパージン
グカバーが閉鎖されていない状態で停電が発生しても、
樹脂が高速で噴出する不具合は解消される。
【0037】次に、本発明の変更実施例について、図5
を参照して説明する。なお、図5中、図3と同一部分に
は同一符号を付し、その構成を明確にするとともに、そ
の詳細な説明は省略する。
【0038】変更実施例は図3に示した回路から小流量
回路22を取除き、大流量回路21を停電時遮断回路5
として機能させたものである。したがって、この場合に
は、ロジック弁24が制御弁6を構成するとともに、こ
のロジック弁24と制御弁25が停電時遮断回路5を構
成する。また、図3に示した制御弁6に対して通電する
電源部8の通電ライン8eは制御弁25に対する通電に
使用される。よって、非停電時には、制御弁25がシン
ボルbに切換わり、送油ラインLが開放されるととも
に、停電時には、制御弁25はシンボルaに切換わり、
送油ラインLは遮断され、図3の回路と同様に機能す
る。
【0039】なお、図3の実施例では、送油ラインLに
流量低減回路10が存在することになるため、位置制御
時における流量を低減させることができ、位置制御時に
停電が発生した際の制御弁6の応答性(閉速度)を高め
ることができるが、変更実施例の場合には、大流量をロ
ジック弁24により直接遮断するため、応答性は図3の
実施例よりも低下する。
【0040】以上、実施例について詳細に説明したが、
本発明はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、油圧シリンダ2として射出シリンダ2iを例示
したが、型締シリンダ等の他の油圧シリンダにも同様に
適用できる。また、コンデンサC1,C2は必ずしも接
続することを要しないとともに、大流量回路21及び小
流量回路22も必ずしも設けることを要しない。その
他、細部の構成、形式等において、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で任意に変更できる。
【0041】
【発明の効果】このように、本発明は両ロッドタイプの
ピストンを内蔵した油圧シリンダ及びこの油圧シリンダ
を駆動制御するサーボ弁を備える射出成形機の保護装置
において、停電を検出する停電検出回路と、この停電検
出回路による停電の検出により、サーボ弁に対する指令
信号入力ラインに、サーボ弁を中立位置に制御する中立
信号を付与する停電時信号付与回路を備えてなるため、
停電が発生した場合であっても、不用意な状態で樹脂が
高速で噴出する不具合を確実に解消できるという顕著な
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保護装置の電気回路の構成図、
【図2】同保護装置の各部における電圧波形のタイムチ
ャート、
【図3】本発明に係る保護装置を含む射出成形機の構成
図、
【図4】同保護装置に備える制御弁を切換えた状態の油
圧回路の構成図、
【図5】本発明の変更実施例に係る保護装置に備える油
圧回路の構成図、
【図6】従来の技術に係る射出成形機の構成図、
【図7】同射出成形機の各部における電圧波形のタイム
チャート、
【符号の説明】
1 保護装置 2 油圧シリンダ 2i 射出シリンダ 3 ピストン 4 サーボ弁 5 停電時遮断回路 6 制御弁 7 制御回路 8 電源部 9 スクリュ 10 流量低減回路 M 射出成形機 Ua 停電検出回路 Ub 停電時信号付与回路 Lc 指令信号入力ライン Sn 中立信号 G 接地ライン Ka 開閉スイッチ L1 電源入力ライン L2 電源入力ライン C1 コンデンサ C2 コンデンサ L 送油ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // F15B 9/09 Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両ロッドタイプのピストンを内蔵した油
    圧シリンダ及びこの油圧シリンダを駆動制御するサーボ
    弁を備える射出成形機の保護装置において、停電を検出
    する停電検出回路と、この停電検出回路による停電の検
    出により、サーボ弁に対する指令信号入力ラインに、サ
    ーボ弁を中立位置に制御する中立信号を付与する停電時
    信号付与回路を備えてなることを特徴とする射出成形機
    の保護装置。
  2. 【請求項2】 停電時信号付与回路は、指令信号入力ラ
    インと接地ライン間に接続することにより、停電検出回
    路による停電の検出によって閉じる開閉スイッチを備え
    ることを特徴とする請求項1記載の射出成形機の保護装
    置。
  3. 【請求項3】 サーボ弁に対する電源入力ラインと接地
    ライン間に蓄電用のコンデンサを接続することを特徴と
    する請求項1又は2記載の射出成形機の保護装置。
  4. 【請求項4】 油圧シリンダに対して圧油を供給する送
    油ラインに、非停電時に送油ラインを開放し、かつ停電
    により送油ラインを遮断する制御弁を有する停電時遮断
    回路を接続してなることを特徴とする請求項1記載の射
    出成形機の保護装置。
  5. 【請求項5】 制御弁はサーボ弁を制御する制御回路に
    給電を行う電源部側からの通電により送油ラインを開放
    し、かつ通電停止により送油ラインを遮断することを特
    徴とする請求項4記載の射出成形機の保護装置。
  6. 【請求項6】 送油ラインには、ピストンに結合したス
    クリュの位置制御時に圧油の流量を低減させる流量低減
    回路を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の射
    出成形機の保護装置。
  7. 【請求項7】 油圧シリンダは射出シリンダであること
    を特徴とする請求項1又は4記載の射出成形機の保護装
    置。
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JPS5221394U (ja) * 1975-08-01 1977-02-15
JPH0468203U (ja) * 1990-10-24 1992-06-17
JPH0541751U (ja) * 1991-10-31 1993-06-08 関東自動車工業株式会社 射出成形装置

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