JPH0825509A - 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法 - Google Patents

重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法

Info

Publication number
JPH0825509A
JPH0825509A JP6169093A JP16909394A JPH0825509A JP H0825509 A JPH0825509 A JP H0825509A JP 6169093 A JP6169093 A JP 6169093A JP 16909394 A JP16909394 A JP 16909394A JP H0825509 A JPH0825509 A JP H0825509A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
bead core
folded
carcass
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6169093A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yurino
英樹 百合野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP6169093A priority Critical patent/JPH0825509A/ja
Publication of JPH0825509A publication Critical patent/JPH0825509A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ビ−ド部の耐久性に優れた構造のタイヤを製
造不良なく、しかも一層のビ−ド耐久性を向上する様に
部材間の接着を強固にし、また折り返し高さを精度良く
設定して製造することが出来、更に成形能率を高め成形
機の複雑化を防止するタイヤカ−カスの製造方法を提供
する。 【構成】 成形ドラム20上で円筒部材21の中央部を
ビ−ドコア6の外径とほぼ同一高さまで膨張して段差部
25を作り、この段差部にビ−ドコアを圧着して、円筒
部材の両端部27を前記ビ−ドコアの回りに巻回して折
り返し、ビ−ドコアの外周面上及びビ−ドコアの外周面
とほぼ同一平面となった円筒部材の中央部の表面上に前
記円筒部材の両端部を圧着して折り返し部28を形成す
る。そして、該折り返し部の上面にエペックスゴム10
を貼り付けてカ−カス29を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にビ−ド耐久力を向
上する特殊なタイヤビ−ド構造を持つ重荷重用空気入り
ラジアルタイヤのカ−カス成形方法に関する。
【0002】
【従来技術】重荷重用空気入りラジアルタイヤの耐久寿
命を左右する特性の一つとして、カ−カスを構成するコ
−ド補強層の端部がビ−ドコア回りに巻回されて折り返
された折り返し部の端末が、タイヤが長時間の走行に供
された結果疲労し亀裂故障を発生することがある。この
故障の原因としては、使用時にタイヤに負荷される高内
圧と重荷重を受けた時のタイヤサイド部の変形とによっ
て前記折り返し端部が、ビ−ドコアの回りにタイヤ軸方
向の外側から内側にタイヤ成形時とは逆回転の引き抜き
力を受けて該端部に局部的に大きな歪みを発生するため
と考えられている。一方、タイヤの軽量化要求や製造上
の容易さからカ−カスのコ−ド補強層のコ−ドとして軽
量で柔軟なコ−ド、例えばポリエステル繊維や芳香族ア
ラミド繊維などの採用が提案されているが、この場合従
来の剛性の高いスチ−ルコ−ドに比べタイヤのサイド変
形が大きくなることから前記端部の局部的な歪みが一層
増加するという問題があった。この局部的な歪みを低減
する方法として、図1に示す如き新しいビ−ド構造が提
案された。この新しいビ−ド構造においては、柔軟なカ
−カスコ−ド補強層3の両端部即ち折り返し部9が、ビ
−ドコア6の回りに巻回されてビ−ドコア6の外周面上
に貼着されて屈曲し更にカ−カスコ−ド補強層本体8に
沿って上方向(タイヤ径方向外側)に延在している。そ
して、該折り返し部9の上面に断面が三角形状のエペッ
クスゴム10が圧着されている。このために、本構造の
折り返し端部は、ビ−ドコアとエペックスゴム及びカ−
カスコ−ド補強層本体とエペクッスゴムとの間に強く狭
搾されており、タイヤ走行中の内圧荷重の過酷な負荷を
受けて惹起される前述の引き抜き力に対して強い抵抗力
を呈する。従って、前記折り返し端部での局部的な歪み
が極めて小さくなり、タイヤの耐久性能を向上すること
が出来る。しかるに、この新構造のタイヤを従来の製造
法法で製造すると、製造不良の増加と成形能率の低下を
もたらし、実用性のある製造が困難であった。
【0003】
【発明が解決すべき課題】例えば、図4に示す従来の重
荷重用空気入りラジアルタイヤのカ−カス成形において
は、先ず、図4(a)のバンド成形において、円筒状の
バンドドラム110の周囲にインナ−ライナ−シ−トゴ
ム層112を巻回し、更にその上にカ−カスコ−ド補強
層114を巻回して、円筒状のバンド116を作る。次
に、図4(b)の如く、該円筒状のバンド116を拡縮
可能な第1成形ドラム118に挿入して後、該第1成形
ドラムを拡張させて前記円筒状のバンド116の中央部
分を膨張して前記バンド116の両端部との間に段差を
形成する。この時、第1成形ドラム118の該段差部相
当部分は断面が弧状の鋼鉄製のブロックで形成されてお
りその高さは、以下に述べるエペックス付きのビ−ドコ
ア120の断面高さに応じた高い高さに設定されてい
る。次に、この両段差部側面のバンド上に、予め別の工
程でビ−ドコア122の外周面上に三角形状のエペック
スゴム124を載置して一体とされた所謂エペックス付
きビ−ドコア120を、第1成形ドラム118の左右か
ら打ち込んで圧着する。この時、前記の鋼鉄製の円弧状
ブロックが、左右からのビ−ドコア122の打ち込み圧
力に対抗して受け止め部として働き、エペックスゴム1
24の前記バンド116への密着を強固にしている。し
かる後に、前記カ−カスコ−ド補強層114の両端部を
サイドブラダ−126にて折り返して円筒状カ−カスが
成形される。
【0004】しかるに、この従来のカ−カス成形方法を
用いて、本発明が対象とする新構造のタイヤを成形する
場合では、バンドの両側に段差部を作るべく前記第1成
形ドラム118を拡張させると、前述の如く第1成形ド
ラム118の両サイドで段差部を形成する前記断面弧状
の鋼鉄製のブロックがエペックス付きビ−ドコア120
の高さに合わせた高い位置まで一気に拡張するために、
ビ−ドコアの外周面とバンド中央部のカ−カス表面との
間に高い段差が生じ、ビ−ドコアを打ち込みの後カ−カ
スコ−ド補強層の両端部を折り返した場合に折り返し部
がビ−ドコアの外周面上に圧着されず図5のごとくカ−
カスコ−ド補強層の本体のみに圧着されて、ビ−ドコア
とエペックスゴム間に折り返し部を十分に挟搾すること
が出来ずタイヤの耐久性を低下させる上に、場合によっ
てはビ−ドコア上面と折り返し部の下面との間に空隙が
出来この部分に接着不良が発生し、更にタイヤ耐久性を
劣化させる懸念があった。又、このようにビ−ドコア上
への接着が不十分の状態の折り返し部の上部にエペック
スゴムが貼着され、さらに次工程で円環体に変形され、
各種の他のタイヤ部材が追加貼着されて生タイヤ(加硫
前のタイヤ)が成形されると、該生タイヤのサイド部下
方部分の表面がスム−スな形状とならずエペックスゴム
の貼着部で凹凸ができる。この状態で次工程の加硫処理
が行われると加硫金型内でこの凹凸部のゴムの流動が円
滑に成らず製品時にタイヤ表面に微少な亀裂が発生する
という問題があった。また、従来の製法において前記折
り返し部とビ−ドコアとの接着を無理に確保しようとす
ると、成形機の装置を複雑化すると共に成形能率を低下
させるという問題があった。
【0005】従って、本発明の目的は、カ−カスのコ−
ド補強層の折り返し端部での剥離故障を防止してタイヤ
の耐久性を向上する新しいビ−ド構造のタイヤの製造に
おいて、成形時のビ−ドコア上の空隙や加硫時のタイヤ
表面の微少な亀裂などの製造不良を発生することなく、
また成形機の複雑化や成形能率の低下をもたらすことの
ない円筒状カ−カスの成形方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した本発明の目的を
達成するために、本発明の重荷重用空気入りラジアルタ
イヤの製造方法は、特許請求項1に記載の如く、重荷重
用空気入りラジアルタイヤの製造に当って、円筒状のカ
−カスを成形する方法であって、複数本の柔軟なスチ−
ルコ−ド又は有機繊維コ−ドがほぼ軸方向に並列されて
被覆ゴム中に埋設された少なくとも一層以上のコ−ド補
強層を少なくとも一層以上のインナ−ライナ−ゴム層の
上に円筒状に巻回されてなる円筒部材を成形する工程
と、該円筒部材の中央部分を円筒軸に直角方向にビ−ド
コア外径とほぼ同一の高さまで膨張して左右両端部との
間に一対の段差部を作り、該段差部の側面に円筒軸の左
右方向から一対のビ−ドコアを圧着させた後に、前記円
筒部材の両端部を前記ビ−ドコアの周囲に内側から外側
に向かって巻回して前記ビ−ドコアの外周面上及び前記
膨張された円筒部材の中央部分上に折り返し貼着して折
り返し部を形成し、更に左右の該折り返し部の外表面か
ら前記膨張された円筒部材の中央部分の表面に亙って、
左右一対の断面三角形状の弾性体を貼着して円筒状のカ
−カスを成形することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の製造方法においては、前記円筒部材の
中央部分が円筒軸に直角方向にビ−ドコア外径とほぼ同
一の高さまで膨張されて左右両端部との間に段差部が作
られ、この段差部にビ−ドコアが打ち込まれる。この状
態においては、ビ−ドコアの外周面上と円筒部材の中央
部分の表面上とは、略同一高さの平面を形成する。次
に、前記円筒部材の左右両端部がビ−ドコア回りに巻回
して折り返されると該折り返し部が前記平面上に平らに
圧着されるためにビ−ドコア外周面上に該折り返し部が
隙間なく密着される。従って、従来の製造方法で問題と
なったビ−ドコアと折り返し端部との間の空隙が形成さ
れることがない。
【0008】また、円筒部材の中央部分の表面と折り返
し端部との間の密着も強固となり、さらに前記中央部分
上に折り返されて平面状となっている折り返し部の上に
三角形状のエペックスゴムが貼着されるのでエペックス
ゴムと該折り返し部との接着も強固になる。従って、こ
のように成形されたカ−カスが次工程で円環状に形成さ
れ、他の各種のタイヤ部材が該カ−カス上に貼着されて
成形された生タイヤでは、そのサイド部の下部に凹凸が
発生せずなめらかな形状が維持されるので、加硫時のゴ
ム流れが円滑となり加硫後製品となったタイヤ表面に従
来製法の如き微少な亀裂が発生しない。
【0009】また、本発明の製法では、折り返し部が前
述の如く直接ビ−ドコア上にまた円筒部材の中央部上に
強固に圧着されるので、従来製法の様に特別に折り返し
部の上面を押圧する必要がなく装置の簡素化が期待でき
ると共に、エペックスゴムは第1成形ドラム上で単体と
して直接折り返し部の上に貼着されるので、従来製法の
如くエペックスゴムとビ−ドコアとを一体にする別工程
が必要でなく成形工程が簡素化され成形能率が向上され
る。
【0010】更に、本発明の製法によって製造されたタ
イヤは、前述の如く、折り返し部が直接ビ−ドコア上に
また円筒部材の中央部上に強固に圧着されしかもその折
り返し部の上にエペックスゴムが密接に圧着されるの
で、折り返し部が、ビ−ドコアとエペックスゴム及びカ
−カス本体とエペックスゴムとの間に強く挟搾されて、
前述した内圧荷重負荷時の引き抜き力に十分に対抗する
ことが出来ると共に、加硫後製品タイヤの折り返し部の
タイヤ径方向の高さが精度良く設定され、タイヤの耐久
性能が著しく向上する。
【0011】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3によって説明
する。実施例に用いたタイヤサイズは1000R20で
ある。その内部構造は、以下に記述する如く構成されて
いる。即ち、本発明になるタイヤ1の横断面図を示す図
1において、カ−カス2は複数の芳香族アラミドコ−ド
が被覆ゴム中に並列されて埋設された1層のコ−ド補強
層3から成り、カ−カスの頭頂部にはこれを補強するベ
ルト層4が貼着されている。ベルト層4は複数のスチ−
ルコ−ドが並列されて被覆ゴム中に埋設された層が4層
積層されて成るものである。ベルト層4の上部タイヤ径
方向の外側には、タイヤの接地面となるトレッドゴム5
が貼着されている。そして、前記1層のコ−ド補強層3
の両端部は、タイヤの左右に配置された一対のビ−ドコ
ア6の周囲にタイヤ軸方向の内側から外側に向かって巻
回されてビ−ドコアの外周面上7に直接折り返されて圧
着され、更にその先端部は屈曲してカ−カスのコ−ド補
強層本体8に添ってタイヤ径方向の上方に延在して該コ
−ド補強層本体に圧着されて折り返し部9を形成してい
る。そして該折り返し部の上面には断面が三角形状のエ
ペックスゴム10が貼着されている。また、該エペック
スゴム10のタイヤ軸方向の外側には、ビ−ド部補強部
材として、ベルト層と異なるスチ−ルコ−ドが並列して
被覆ゴム中に埋設された1層の狭幅のワイヤチェ−ファ
−11とナイロンコ−ドが並列して被覆ゴム中に埋設さ
れた2層の狭幅のナイロンチェ−ファ−12が層状に貼
着されている。そして、タイヤの左右において、前記ト
レッドゴム5の端部からタイヤサイド部のコ−ド補強層
3とエペックスゴム10の上部と前記ビ−ド補強部材の
上面を覆って左右一対のサイドゴム13が貼着されてい
る。
【0012】次に、この様に構成された実施例のタイヤ
のカ−カスを成形する方法について説明する。図2は、
上記実施例のタイヤの成形方法を示す図である。なお、
タイヤの成形状態はタイヤの左右で対象であるので図2
の各図ではその一方の側のみを図示している。
【0013】図2(a)において、スチ−ル製のバンド
成形ドラム20の周上にインナ−ライナ−ゴムと前記コ
−ド補強層3が巻回されて円筒部材21が成形される。
【0014】図2(b)において、前記円筒部材21
が、拡縮ドラム22とサイドブラダ−23とから成る第
1成形機24上に前記拡縮ドラム22が図2(b)上点
線で示す縮小状態において挿入される。次に、拡縮ドラ
ム22が、図2(b)上実線で示す様にビ−ドコア6の
外径とほぼ同一の高さまで拡張して、前記円筒部材21
の中央部分が軸直角方向に膨張し段差部25が形成され
る。
【0015】次に、該段差部25の側面に、第1成形機
24の左右からリング状のビ−ドセッター26上に載置
された一対のビ−ドコア6が打ち込まれて圧着される。
この結果、前記円筒部材21の中央部分の表面とビ−ド
コア6の外周面とはほぼ同一平面となる。
【0016】次に、前記サイドブラダ−23が膨張さ
れ、図2(b)上の矢印の如く第1成形機24の左右外
側から軸方向内側に押圧されることによって、前記円筒
部材21の両端部分27がビ−ドコア回りに巻回されて
ビ−ドコアの外周面上及び前記円筒部材21の中央部分
の表面上に圧着され折り返し部28が形成される。
【0017】この時、前記円筒部材21の中央部分の表
面とビ−ドコア6の外周面とがほぼ同一平面となってい
るので、ビ−ドコア6上への折り返し部28の密着が強
固となり、従来製法のごとく空隙や接着不良を発生する
ことはない。また、ビ−ドコア6上にエペックスゴムが
ないので、前記折り返し部28は、従来製法のごとくエ
ペックスゴムと共にサイドブラダ−23から押圧される
のではなく、折り返し部28のみがサイドブラダ−23
によって直接押圧されるので、折り返し作業が容易にし
かも精度良く行われると共に、カ−カスのコ−ド補強層
本体8への接着が強固となる。
【0018】次に、図2(c)に示す如く、サイドブラ
ダ−23が縮小し、エペックスゴム10がビ−ドコアの
上面の前記段差部25の近辺の折り返し部の表面から前
記円筒部材21の中央部分の表面に亙って貼着される。
この時、前記エペックスゴム10は、前記したビ−ドコ
ア6と前記円筒部材21の中央部分が形成する平面の上
部に貼着されるので前記折り返し部28及び前記円筒部
材21の中央部分への圧着がスム−スにかつ強固に行わ
れる。次に、クッションゴム34がカ−カス29の両肩
部に貼着されて本発明の円筒状のカ−カス29が成形さ
れる。
【0019】上記の様にして成形された本発明に成る円
筒状のカ−カス29は、次に図2(b)上で点線で示さ
れる位置に拡縮ドラム22が縮径されることによって第
1成形機24から取り出されて、次工程に搬送される。
【0020】次工程は、一般に第2成形と呼称されるも
のであって、第1成形で作成されたカ−カス29を円環
状に形成して他のタイヤ部材を貼着して生タイヤを成形
する。
【0021】例えば、第3図(a)の如く、先ず、拡縮
径可能な左右一対のビ−ドリング30と膨張可能な左右
一対のブラダ−31とで構成される第2成形機32の前
記ブラダ−31上にゴムチェ−ファ−33を付着したサ
イドゴム13を巻回貼着し、次に、該サイドゴムの上部
にビ−ド補強部材としての2層のナイロンチェ−ファ−
12を巻回貼着し、更に該ナイロンチェ−ファ−の上部
に1層のワイヤ−チェ−ファ−11を巻回貼着してタイ
ヤの側面に配置される各部材を準備する。
【0022】次に、前述した本発明のカ−カス29を第
2成形機32に挿入して、ビ−ドリング30を拡張して
前記ブラダ−上に貼着準備した各部材をカ−カス29の
ビ−ドコア6の下部に圧着すると共にビ−ドコア6を支
持してカ−カスを図3(a)の如く設置する。
【0023】次に、図3(b)に示す如く、ビ−ドリン
グ30をタイヤの回転軸方向内側(図の矢印方向)に移
動させながらカ−カス29内に内圧を充填してカ−カス
を円環状に膨張させ、更にブラダ−31内に内圧を充填
してブラダ−上の各部材をカ−カス29上に貼りつけ
る。そして、この様にして円環状となったカ−カスの頭
頂部に、別工程で積層されリング状とされたベルト層と
トレッドゴムの一体物35を嵌装して生タイヤ36が成
形される。更に、この生タイヤ36が常法により加硫さ
れて製品タイヤとされる。
【0024】なお、上記実施例では、ビ−ドコアは多数
本の鋼鉄線を束ねたものを使用したが、本発明の主旨か
ら本発明の製法では、この様なビ−ドコアの外周上にビ
−ドコアの横断面以下の小容量のゴムを付着して一体と
した複合体ビ−ドコアを用いることが出来る。また本実
施例では、カ−カスのコ−ド補強層として芳香族アラミ
ド繊維を使用したが、本発明の主旨から、コ−ド補強層
のコ−ド材質としてこの様な有機繊維に限られることな
くスチ−ルコ−ドを使用する場合も本発明が適用出来
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の重荷重用空気入りラジアルタイ
ヤの製造方法を採用することによって、カ−カスのコ−
ド補強層の折り返し端部での剥離故障を防止してタイヤ
の耐久性を向上する新しいビ−ド構造のタイヤの製造に
おいて、成形時のビ−ドコア上の空隙や加硫時のタイヤ
表面の微小な亀裂などの製造不良が防止され、また、カ
−カスの折り返し部がエペックスゴムとビ−ドコア及び
エペックスゴムとコ−ド補強層本体との間に強固に接着
されるためにビ−ド部分各部材が精度良く作り込まれる
と共に折り返し端部の歪みが低減され耐久性能が一段と
向上する。更に、タイヤ成形工程において、カ−カス端
部の折り返し作業性が著しく向上し成形能率が高まると
共に成形機構造の複雑化が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例の製品タイヤの横断面図で
ある。
【図2】本発明に係る実施例のタイヤのカ−カスの製法
を示す図である。 (a)円筒部材の成形を説明する図である。 (b)カ−カスの成形を説明する図である。 (c)カ−カス成形の内、エペックスゴムの貼り付けを
説明する図である。
【図3】本発明に係る実施例の第2成形の一例を説明す
る図である。 (a)第2成形機上で各種の部材を貼り付ける状態を説
明する図である。 (b)第2成形機上で円環体の生タイヤが成形される状
態を示す図である
【図4】従来のカ−カスの製法を示す図である。 (a)円筒部材を成形するバンド成形を示す図である。 (b)カ−カスを成形する第1成形を示す図である。
【図5】従来製法での第1成形機上での折り返し部の状
態を示す図である。
【符号の説明】
1 タイヤ 2 カ−カス 3 コ−ド補強層 4 ベルト層 5 トレッドゴム 6 ビ−ドコア 7 ビ−ドコアの外周面上 8 コ−ド補強層本体 9 折り返し部 10 エペックスゴム 11 ワイヤチェ−ファ− 12 ナイロンチェ−ファ− 13 サイドゴム 20 バンド成形ドラム 21 円筒部材 22 拡縮ドラム 23 サイドブラダ− 24 第1成形機 25 段差部 26 ビ−ドセッタ− 27 (円筒部材の)端部分 28 折り返し部 29 カ−カス 30 ビ−ドリング 31 ブラダ− 32 第2成形機 33 ゴムチェ−ファ− 34 クッションゴム 35 ベルト層とトレッドゴムの一体物 36 生タイヤ 110 バンドドラム 112 インナ−ライナ−ゴム 114 カ−カスコ−ド補強層 116 円筒状のバンド 118 第1成形ドラム 120 エペックス付きビ−ドコア 122 ビ−ドコア 124 エペックスゴム 126 サイドブラダ−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造
    に当って、円筒状のカ−カスを成形する方法であって、
    複数本の柔軟なスチ−ルコ−ド又は有機繊維コ−ドがほ
    ぼ軸方向に並列されて被覆ゴム中に埋設された少なくと
    も一層以上のコ−ド補強層を少なくとも一層以上のイン
    ナ−ライナ−ゴム層の上に円筒状に巻回されてなる円筒
    部材を成形する工程と、該円筒部材の中央部分を円筒軸
    に直角方向にビ−ドコア外径とほぼ同一の高さまで膨張
    して左右両端部との間に一対の段差部を作り、該段差部
    の側面に円筒軸の左右方向から一対のビ−ドコアを圧着
    させた後に、前記円筒部材の両端部を前記ビ−ドコアの
    周囲に内側から外側に向かって巻回して前記ビ−ドコア
    の外周面上及び前記膨張された円筒部材の中央部分上に
    折り返し貼着して折り返し部を形成し、更に左右の該折
    り返し部の外表面から前記膨張された円筒部材の中央部
    分の表面に亙って、左右一対の断面三角形状の弾性体を
    貼着して円筒状のカ−カスを成形することを特徴とする
    重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法。
JP6169093A 1994-07-21 1994-07-21 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法 Pending JPH0825509A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6169093A JPH0825509A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6169093A JPH0825509A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0825509A true JPH0825509A (ja) 1996-01-30

Family

ID=15880197

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6169093A Pending JPH0825509A (ja) 1994-07-21 1994-07-21 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0825509A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213915A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤおよびその成型方法
JP2016112838A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 東洋ゴム工業株式会社 生タイヤの成形方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012213915A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤおよびその成型方法
JP2016112838A (ja) * 2014-12-17 2016-06-23 東洋ゴム工業株式会社 生タイヤの成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4236220B2 (ja) 生タイヤを構成する方法およびその装置としてのドラム
JP3614463B2 (ja) タイヤ製造ドラム上でのタイヤ構成材の組み立て方法、タイヤ製造ドラム、およびタイヤの製造方法
JP2002347135A (ja) タイヤの製造方法
EP0492504B1 (en) Process to manufacture a tyre for vehicle wheels and tyre obtained thereby
US4140165A (en) Reinforced tire and method of manufacturing same
JPH08258179A (ja) タイヤを造るための方法およびこの方法で造られたタイヤ
US5248357A (en) Process for assembling a green tire
EP1211057A2 (en) Method for manufacturing pneumatic tire
US3975490A (en) Method of molding a reinforced tire from two preformed sections
JP4397149B2 (ja) 空気入りタイヤおよびそれの製造方法
US6387311B1 (en) Manufacture of a support
JPH0825509A (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤの製造方法
JP4488792B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JPH07329065A (ja) 空気入りタイヤ及びその製造方法
CN101137495B (zh) 缺气保用轮胎的制造方法
JPH0379401A (ja) 空気入りタイヤ
JP2016185637A (ja) タイヤ加硫用内型
JP3397387B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤの製造方法
US9290062B2 (en) Tyre and tyre building method
JP2004249537A (ja) タイヤの成型方法およびタイヤ
JP3329571B2 (ja) 偏平空気入りラジアルタイヤの成型方法
JP3726085B2 (ja) 建設車両用ラジアルタイヤの製造方法
JPH07228104A (ja) 空気入りタイヤおよびその製造方法
JPH0858319A (ja) 重荷重用空気入りラジアルタイヤ
JPH06297910A (ja) 空気入りラジアルタイヤ